JP2005186099A - Laser beam machining device and method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複数のレーザビームを重畳できるレーザ加工装置およびこのレーザ加工装置を用いてレーザ加工を行うレーザ加工方法にする。 The present invention provides a laser processing apparatus capable of superimposing a plurality of laser beams and a laser processing method for performing laser processing using the laser processing apparatus.
従来のレーザ装置では、レーザ発振器から出射した光をミラーや光ファイバー等を用いて、複数本のレーザビームを任意の方向から出射させ、出射させたレーザビームを被加工物のある一点に向けて照射することで、レーザ加工を行っている(例えば、特許文献1、2参照)。
しかしながら、照射点の移動方向と全レーザビームの被加工物への入射角の関係が常に一定でないため、移動方向により被加工物のレーザ吸収特性が変化してしまう。このため、均一な加工品質を得るためには、特定の一方向にしかレーザビームを走査することができないという問題がある。 However, since the relationship between the moving direction of the irradiation point and the incident angle of the entire laser beam to the workpiece is not always constant, the laser absorption characteristic of the workpiece changes depending on the moving direction. For this reason, in order to obtain uniform processing quality, there is a problem that the laser beam can be scanned only in one specific direction.
また、光強度分布が光軸を回転軸とした回転対称体となっていないため、でフォーカスすると著しく強度分布が変化する。このため、従来の焦点深度という観念が成り立たず、厳しく加工点位置を管理しなければならないという問題がある。 Further, since the light intensity distribution is not a rotationally symmetric body with the optical axis as the rotation axis, the intensity distribution changes significantly when focused on. For this reason, the conventional concept of depth of focus does not hold, and there is a problem that the processing point position must be strictly managed.
本発明は、上記点に鑑み、複数のレーザビームを重畳できるレーザ加工装置およびレーザ加工方法において、均一な加工品質が得られるようにすることを第1の目的とする。また、複数のレーザビームを重畳できるレーザ加工装置およびレーザ加工方法において、焦点深度の観念に基づいてレーザ加工が行えるようにすることを第2の目的とする。 In view of the above points, it is a first object of the present invention to obtain uniform processing quality in a laser processing apparatus and a laser processing method capable of superimposing a plurality of laser beams. Another object of the present invention is to provide a laser processing apparatus and a laser processing method capable of superimposing a plurality of laser beams so that laser processing can be performed based on the concept of depth of focus.
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、穴付反射面(4b、4c、5b、5c)と穴(4a、5a)とが設けられた穴付ミラー(4、5)を複数有していると共に、複数の穴付ミラー(4、5)における穴付反射面(4b、4c、5b、5c)のぞれぞれに向けて断面リング状のビーム(13、14、20、21、32、33)を形成する複数のリング状ビーム形成部(6、7)とを有し、複数の穴付ミラー(4、5)が被加工物(9)を設置する位置から順に並べられて構成され、複数の穴付ミラー(4、5)のうち被加工物(9)から遠い位置に配置されるもの(5)の穴付反射面(5b、5c)で反射された光が、それよりも近い位置に配置されるもの(4)の穴(4a)内を通過されて焦点に向けて集光させられるようになっていることを特徴としている。 In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, a mirror with a hole (4, 5) provided with a reflecting surface with a hole (4b, 4c, 5b, 5c) and a hole (4a, 5a) is provided. A plurality of beams having a ring-shaped cross section (13, 14, 20) toward each of the reflecting surfaces with holes (4b, 4c, 5b, 5c) in the plurality of mirrors with holes (4, 5). 21, 32, 33) and a plurality of ring-shaped beam forming portions (6, 7), and the plurality of mirrors with holes (4, 5) are arranged in order from the position where the workpiece (9) is installed. Light reflected by the reflecting surfaces with holes (5b, 5c) of the mirrors (5) arranged side by side and arranged at a position far from the workpiece (9) among the plurality of mirrors with holes (4, 5) However, it is passed through the hole (4a) of the thing (4) arranged closer than that and condensed toward the focal point. It is characterized that it is.
このような構成によれば、複数本のレーザビームを重ね合わせることができると共に、各レーザビームの焦点をほぼ一致させられる。このため、各レーザビームが同じ加工点に向かうようにすることができる。したがって、各レーザビームの被加工物(9)への入射角の関係が一定となり、移動方向によって被加工物(9)のレーザ吸収特性が変化しないようにすることができ、均一な加工品質とすることが可能となる。 According to such a configuration, a plurality of laser beams can be superimposed and the focal points of the respective laser beams can be made substantially coincident. For this reason, each laser beam can be directed to the same processing point. Therefore, the relationship of the incident angle of each laser beam to the workpiece (9) is constant, the laser absorption characteristics of the workpiece (9) can be prevented from changing depending on the moving direction, and uniform machining quality and It becomes possible to do.
具体的には、請求項2又は3に示すように、近い位置に配置されるものを第1穴付ミラー(4)、その穴付反射面および穴を第1穴付反射面(4b、4c)および第1の穴(4a)とすると共に、遠い位置に配置されるものを第2穴付ミラー(5)、その穴付反射面および穴を第2穴付反射面(5b、5c)および第2の穴(5a)とし、複数のリング状ビーム形成部(6、7)のうち、第1穴付ミラー(4)に向けるビームを形成するものを第1リング状ビーム形成部(6)、これにより形成されるビームを第1ビーム(13、20、32)とすると共に、複数のリング状ビーム形成部(6、7)のうち、第2穴付ミラー(5)に向けるビームを形成するものを第2リング状ビーム形成部(7)、これにより形成されるビームを第2ビーム(14、21、33)とし、第2穴付ミラー(5)によって第2ビーム(14、21、33)が反射されると、その反射光が第1穴付ミラー(4)に形成された第1の穴(4a)を通じ、焦点に向けて集光させられるようにされる。
Specifically, as shown in
例えば、請求項4に示すように、第1リング状ビーム形成部(6)は、円錐外面ミラー(6a)と、円錐内面ミラー(6b)とを有して構成され、第1レーザビーム出射部(1)から出射されたレーザビーム(10)から第1ビーム(13)を形成し、第1穴付ミラー(4)は、集光ミラー(4b)を有した構成とされることができる。
For example, as shown in
また、請求項5に示すように、第1リング状ビーム形成部(6)は、円錐外面ミラー(6a)と、環状集光ミラー(6c)とを有して構成され、第1レーザビーム出射部(1)から出射されたレーザビーム(10)から第1ビーム(20)を形成し、第1穴付ミラー(4)は、平面ミラー(4c)を有して構成されることができる。 According to a fifth aspect of the present invention, the first ring-shaped beam forming section (6) includes a conical outer surface mirror (6a) and an annular condenser mirror (6c), and emits a first laser beam. The first beam (20) is formed from the laser beam (10) emitted from the section (1), and the first holed mirror (4) can be configured to have a plane mirror (4c).
さらに、請求項6に示されるように、第1リング状ビーム形成部(6)は、コーン型集光ミラー(6d)と、円錐内面ミラー(6b)とを有して構成され、第1レーザビーム出射部(1)から出射されたレーザビーム(10)から第1ビーム(32)を形成し、第1穴付ミラー(4)は、平面ミラー(4c)を有して構成されることができる。 Furthermore, as shown in claim 6, the first ring-shaped beam forming section (6) includes a cone-type condensing mirror (6d) and a conical inner surface mirror (6b), and the first laser is formed. The first beam (32) is formed from the laser beam (10) emitted from the beam emitting unit (1), and the first holed mirror (4) is configured to include a plane mirror (4c). it can.
これらの場合、請求項7に示されるように、第1レーザビーム出射部(1)が出射したレーザビーム(10)が、第1穴付ミラー(4)における穴(4a)を通過してから第1リング状ビーム形成部(6)に入射されるようにしても良い。
In these cases, as shown in
一方、請求項8に示すように、例えば、第2リング状ビーム形成部(7)は、円錐外面ミラー(7a)と、円錐内面ミラー(7b)とを有して構成され、第2レーザビーム出射部(2)から出射されたレーザビーム(11)から第2ビーム(14)を形成し、第2穴付ミラー(5)は、集光ミラー(5b)を有して構成される構成とすることができる。 On the other hand, as shown in claim 8, for example, the second ring-shaped beam forming section (7) includes a conical outer surface mirror (7a) and a conical inner surface mirror (7b). The second beam (14) is formed from the laser beam (11) emitted from the emission part (2), and the second holed mirror (5) has a condensing mirror (5b). can do.
また、請求項9に示すように、第2リング状ビーム形成部(7)は、円錐外面ミラー(7a)と、環状集光ミラー(7c)とを有して構成され、第2レーザビーム出射部(2)から出射されたレーザビーム(11)から第2ビーム(21)を形成し、第2穴付ミラー(5)は、平面ミラー(5c)を有して構成されることもできる。 According to a ninth aspect of the present invention, the second ring-shaped beam forming section (7) includes a conical outer surface mirror (7a) and an annular condensing mirror (7c), and emits a second laser beam. The second beam (21) can be formed from the laser beam (11) emitted from the section (2), and the second holed mirror (5) can be configured to have a plane mirror (5c).
さらに、請求項10に示すように、第2リング状ビーム形成部(7)は、コーン型集光ミラー(7d)と、円錐内面ミラー(7b)とを有して構成され、第2レーザビーム出射部(2)から出射されたレーザビーム(11)から第2ビーム(33)を形成し、第2穴付ミラー(5)は、平面ミラー(5c)を有して構成されることもできる。
Furthermore, as shown in
これらの場合、請求項11に示されるように、第2レーザビーム出射部(2)が出射したレーザビーム(11)が、第2穴付ミラー(5)における穴(5a)を通過してから第2リング状ビーム形成部(7)に入射されるようにしても良い。
In these cases, as shown in
請求項12に記載の発明では、被加工物(9)を設置する位置から見て、第2穴付ミラー(5)よりも遠い位置にレーザビームを出射する第3レーザビーム出射部(3)と、第2穴付ミラー(5)と第3レーザビーム出射部(3)との間に備えられた集光レンズ(8)とを備えていることを特徴としている。このように、第3レーザビーム出射部(3)を備え、そこからのレーザビーム(12)が集光レンズ(8)によって集光されるようにしても良い。
In the invention described in
請求項13に記載の発明では、被加工物(9)を設置する位置から見て、第2穴付ミラー(5)よりも遠い位置から被加工物(9)を設置する位置まで伸びる溶接棒(50)が備えられていることを特徴としている。このように、溶接棒(50)と組み合わされるレーザ加工装置とすることも可能である。
In the invention according to
請求項14に記載の発明では、レーザビーム(10、11)を出射する第1、第2レーザビーム出射部(1、2)を備え、第1、第2リング状ビーム形成部(6、7)は、円錐外面ミラー(6a、7a)と、円錐内面ミラー(6b、7b)とを有して構成され、第1、第2レーザビーム出射部(1、2)から出射されたレーザビームから第1、第2ビームを形成するようになっており、第1穴付ミラー(4、5)は、平面ミラー(4c、5c)を有して構成されており、さらに、第1穴付ミラー(4)と被加工物(9)を設置する位置との間に集光レンズ(40)が備えられ、第1、第2穴付ミラー(4、5)で反射されたビームが集光レンズによって集光されるようになっていることを特徴としている。このような構成としても、請求項1に示したように、各レーザビームを重ね合わせることが可能である。
The invention according to
請求項15に記載の発明は、請求項1ないし14のいずれか1つに記載のレーザ加工装置を用いて被加工物(9)をレーザ加工することで製品を製造するレーザ加工方法であって、各穴付ミラー(4、5)での反射光の焦点位置を調整するステップと、焦点位置に被加工物(9)を配置するステップと、反射光を被加工物(9)の加工部分に照射するステップと、を有することを特徴としている。 A fifteenth aspect of the present invention is a laser processing method for manufacturing a product by laser processing a workpiece (9) using the laser processing device according to any one of the first to fourteenth aspects. The step of adjusting the focal position of the reflected light at the mirrors with holes (4, 5), the step of arranging the workpiece (9) at the focal position, and the processed portion of the workpiece (9) with the reflected light And irradiating to.
このように、上記請求項1ないし14のいずれか1つに記載のレーザ加工装置を用いて、被加工物(9)のレーザ加工を行うことで、製品を製造することが可能である。
Thus, a product can be manufactured by performing laser processing of the workpiece (9) using the laser processing apparatus according to any one of
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。 In addition, the code | symbol in the bracket | parenthesis of each said means shows the correspondence with the specific means as described in embodiment mentioned later.
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following embodiments, the same or equivalent parts are denoted by the same reference numerals in the drawings.
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態が適用されたレーザ加工装置について説明する。図1に、本実施形態におけるレーザ加工装置の概略図を示し、この図に基づいて説明する。
(First embodiment)
Hereinafter, a laser processing apparatus to which an embodiment of the present invention is applied will be described. FIG. 1 shows a schematic diagram of a laser processing apparatus according to this embodiment, and a description will be given based on this figure.
本実施形態におけるレーザ加工装置は、3本のレーザビームを重ね合わせるものである。図1に示されるように、レーザ加工装置には、複数のレーザビーム出射部1、2、3と、第1、第2穴付ミラー部4、5、第1、第2リング状ビーム形成部6、7および集光レンズ8が備えられている。これらの構成により、レーザ加工装置は、被加工物9の加工を行うことで、製品の製造を行うようになっている。
The laser processing apparatus in this embodiment superimposes three laser beams. As shown in FIG. 1, the laser processing apparatus includes a plurality of laser
複数のレーザビーム出射部1〜3は、第1〜第3レーザビーム出射部1〜3という3個から構成され、例えば複数のレーザ発振器もしくは単体のレーザ発振器から分割された光や光ファイバー等からなり、ほぼ直線状のレーザビーム10〜12を出射する。
The plurality of laser
第1、第2穴付ミラー4、5は、その中央部に穴4a、5aが形成されている。各穴付ミラー4、5に形成された穴4a、5aは、同一のサイズであっても良いが、本実施形態では、被加工物9からの距離に応じて異なるサイズとされ、距離が近いほど大きなサイズとされている。これら第1、第2穴付ミラー4、5は、それぞれに設けられた穴4a、5aにより、第1、第2レーザビーム出射部1、2から出射されたレーザビーム10、11を通過させられるように構成されている。
The first and
また、第1、第2穴付ミラー4、5は、例えば放物面を構成する集光ミラー4b、5bを有し、後述するように第1、第2リング状ビーム形成部6、7によって形成されたリング状ビーム13、14を反射集光するようになっている。この反射集光により、レーザビームの進行方向に直行する断面が徐々に小さくされ、その光強度分布が焦点に至るまで徐々に強められるようになっている。
The first and
第1、第2リング状ビーム形成部6、7は、円錐外面ミラー6a、7aと円錐内面ミラー6b、7bとを組み合わせた構成となっている。円錐外面ミラー6a、7aは、円錐の外面状に反射面を有し、その円錐軸と平行に円錐頂点に入射されたレーザービーム10、11を、円錐軸と垂直な平面と平行に全方位にわたるように反射してディスク状ビーム15、16とする。円錐内面ミラー6b、7bは、円錐の内面状に反射面を有し、この反射面が円錐外面ミラー6a、7aに対向するように配置された構成となっている。この円錐内面ミラー6b、7bは、ディスク状ビーム15、16を反射してリング状ビーム13、14とする。
The first and second ring-shaped
なお、円錐外面ミラー6a、7aと円錐内面ミラー6b、7bとは、図示しない位置調整機構によって、円錐軸方向に相対移動できるように構成されている。 The conical outer surface mirrors 6a and 7a and the conical inner surface mirrors 6b and 7b are configured to be relatively movable in the direction of the conical axis by a position adjusting mechanism (not shown).
集光レンズ8は、例えば凸面レンズによって構成され、第3レーザビーム出射部3から出射されたレーザビーム12を集光して集光ビーム17とし、被加工物9に照射する。
The condensing lens 8 is composed of, for example, a convex lens, condenses the
次に、図1に示すレーザ加工装置を用いて、被加工物の加工部分を加工、例えば溶接加工する方法について説明する。 Next, a method for processing, for example, welding, a processed portion of the workpiece using the laser processing apparatus shown in FIG. 1 will be described.
第1レーザビーム出射部1から出射されたレーザビーム10を第1穴付ミラー4の穴4a内を通過させたのち、第1リング状ビーム形成部6における円錐外面ミラー6aに入射する。このとき、出射された光の中央位置が円錐外面ミラー6aの頂点とほぼ一致するようにする。これにより、入射されたレーザビーム10は、円錐外面ミラー6aによって円錐軸と垂直な平面と平行に全方位にわたり反射され、ディスク状ビーム15となる。
The
そして、ディスク状ビーム15は、円錐外面ミラー6aに対向する円錐内面ミラー6bに入射される。そして、円錐内面ミラー6bによって反射され、リング状(円筒状)ビーム13となって第1穴付ミラー4に照射される。
The disk-shaped
このリング状ビーム13は、第1穴付ミラー4に備えられた集光ミラー4bによって反射集光され、集光ビーム18とされる。そして、この集光ビーム18がほぼ焦点となる位置で被加工物9の加工部分に照射される。
The ring-shaped
一方、第2レーザビーム出射部2から出射されたレーザビーム11に関しても上記と同様であり、第2穴付ミラー5の穴5a内を通過させたのち、第2リング状ビーム形成部7における円錐外面ミラー7aに入射する。これにより、入射されたレーザビーム11は、円錐外面ミラー7aによって円錐軸と垂直な平面と平行に全方位にわたり反射され、ディスク状ビーム16となる。
On the other hand, the
そして、ディスク状ビーム16は、円錐外面ミラー7aに対向する円錐内面ミラー7bに入射される。そして、円錐内面ミラー7bによって反射され、リング状(円筒状)ビーム14となって第2穴付ミラー5に照射される。
The disk-shaped
このリング状ビーム14は、第2穴付ミラー5に備えられた集光ミラー5bによって反射集光され、集光ビーム19とされる。そして、この集光ビーム19が第1穴付ミラー4の穴4a内を通過したのち、ほぼ焦点となる位置で被加工物9の加工部分に照射される。
The ring-shaped
また、第3レーザビーム出射部3から出射されたレーザビーム12に関しては、集光レンズ8によって集光されて集光ビーム17となり、集光されながら第1、第2穴付ミラー4、5における各穴4a、5a内を通過したのち、ほぼその焦点位置で被加工物9の加工部分に照射される。
Further, the
このようにすれば、第1〜第3レーザビーム出射部1〜3から出射された各レーザビーム10〜12がすべて第1、第2穴付ミラー4、5およびリング状ビーム形成部6、7によって構成される集光手段により集光されたとき、それぞれの焦点と被加工物9の加工部分とをほぼ一致させることができる。
In this way, the
そして、以上のように各レーザビーム10〜12が被加工物9の加工部分に照射された状態で、被加工物9を所望の方向に移動させる。これにより、被加工物9の加工部分の溶接加工を行うことができる。
Then, the workpiece 9 is moved in a desired direction in a state where the
なお、上記した溶接加工を行うに先立ち、第1、第2リング状ビーム形成部6、7それぞれの円錐内面ミラー6b、7bと円錐外面ミラー6a、7aの相対位置を位置調整機構にて調整することにより、被加工物9の加工条件に最適な照射光が得られるようにする。すなわち、ディスク状ビーム15、16に対する円錐内面ミラー6b、7bの反射位置を調整してくことで、被加工物9の加工条件に最適なものとすることができる。
Prior to performing the above-described welding process, the relative positions of the conical inner surface mirrors 6b and 7b and the conical outer surface mirrors 6a and 7a of the first and second ring-shaped
例えば、図1の場合、第1リング状ビーム形成部6においては、円錐内面ミラー6bに対して円錐外面ミラー6bが比較的深い位置まで挿入されるようにすることで、円錐内面ミラー6bの浅い位置でディスク状ビーム15が反射するようにし、リング状ビーム13の径が広くなるようにしておく。また、第2リング状ビーム形成部7においては、円錐内面ミラー7bに対して円錐外面ミラー7aが比較的浅い位置まで挿入されるようにすることで、円錐内面ミラー7bの深い位置でディスク状ビーム16が反射するようにし、リング状ビーム16の径が第1リング状ビーム形成部6の場合よりも狭くなるようにしておく。このようにすれば、各リング状ビーム形成部6、7それぞれで、最適な照射光を得ることが可能となる。
For example, in the case of FIG. 1, in the first ring-shaped beam forming portion 6, the cone
以上説明したように、本実施形態に示したレーザ加工装置によれば、複数本のレーザビーム10〜12を重ね合わせることができると共に、各レーザビーム10〜12の焦点をほぼ一致させられる。このため、各レーザビーム10〜12が同じ加工点に向かうようにすることができる。したがって、各レーザビーム10〜12の被加工物9への入射角の関係が一定となり、移動方向によって被加工物9のレーザ吸収特性が変化しないようにすることができ、均一な加工品質とすることが可能となる。
As described above, according to the laser processing apparatus shown in the present embodiment, a plurality of
また、光強度分布が光軸を回転軸とした回転対称体となることから、被加工物9の加工部分と各レーザビーム17〜19の焦点がずれたりするデフォーカスが生じても、著しく光強度分布が変わらないようにすることができる。このため、焦点深度の観点に基づいた加工を行うことが可能となり、厳しい加工点位置の管理も必要にならないという効果も得られる。
Further, since the light intensity distribution is a rotationally symmetric body with the optical axis as the rotation axis, even if defocusing occurs in which the processed portion of the workpiece 9 and the focal points of the
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図2は、本実施形態におけるレーザ加工装置の全体構成を示している。以下、図2に基づき本実施形態のレーザ加工装置について説明するが、図1に示した第1実施形態のレーザ加工装置とほぼ同様の構成であるため、異なる部分についてのみ説明する。
(Second Embodiment)
A second embodiment of the present invention will be described. FIG. 2 shows the overall configuration of the laser processing apparatus in the present embodiment. Hereinafter, the laser processing apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG. 2. However, since the configuration is substantially the same as that of the laser processing apparatus according to the first embodiment shown in FIG. 1, only different portions will be described.
本実施形態では、第1実施形態に対して、第1、第2リング状ビーム形成部6、7の円錐内面ミラー6b、7bが環状集光ミラー6c、7cに代えられている点、および、第1、第2穴付ミラー4、5の集光ミラー4b、5bが平面ミラー4c、5cに代えられている点が異なる。
In the present embodiment, the conical inner surface mirrors 6b and 7b of the first and second ring-shaped
第1、第2リング状ビーム形成部6、7は、円錐外面ミラー6a、7aと環状集光ミラー6c、7cで構成されている。環状集光ミラー6c、7cは、曲面(例えば放物線)を円環状に構成した環状放物面からなる放物面ミラーを有し、その放物面ミラーを集光ミラーとして、断面リング状の円錐外面ミラー6a、7aで反射されたディスク状ビーム15、16を反射集光し、集光ビーム20、21とするようになっている。この反射集光によって、集光ビーム20、21の進行方向に直行する断面が徐々に小さくなり、その断面における光強度分布が、焦点に至るまで徐々に強められるようになっている。
The first and second ring-shaped
また、第1、第2穴付ミラー4、5の平面ミラー4c、5cは、第1、第2リング状ビーム形成部6、7によって集光されつつある集光ビーム20、21の進行方向を変更する。これにより、第1、第2穴付ミラー4、5にて例えば90°角度を変えられた集光ビーム22、23が、被加工物9の加工部分に照射されるようになっている。
Further, the plane mirrors 4c and 5c of the first and
以上説明したように、第1、第2リング状ビーム形成部6、7にレーザビーム10、11を集光する機能を持たせ、第1、第2穴付ミラー4、5では集光ビーム20、21の角度調整のみが行われるようにすることも可能である。
As described above, the first and second ring-shaped
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図3は、本実施形態におけるレーザ加工装置の全体構成を示している。以下、図3に基づき本実施形態のレーザ加工装置について説明するが、図1に示した第1実施形態のレーザ加工装置とほぼ同様の構成であるため、異なる部分についてのみ説明する。
(Third embodiment)
A third embodiment of the present invention will be described. FIG. 3 shows the overall configuration of the laser processing apparatus in the present embodiment. Hereinafter, the laser processing apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG. 3. However, since the configuration is substantially the same as that of the laser processing apparatus according to the first embodiment shown in FIG. 1, only different portions will be described.
本実施形態では、第1実施形態に対して、第1、第2リング状ビーム形成部6、7の円錐外面ミラー6a、7aがコーン型集光ミラー6d、7dに代えられている点、および、第1、第2穴付ミラー4、5の集光ミラー4b、5bが平面ミラー4c、5cに代えられている点が異なる。
In the present embodiment, the conical outer surface mirrors 6a and 7a of the first and second ring-shaped
第1、第2リング状ビーム形成部6、7は、コーン型集光ミラー6d、7dと円錐内面ミラー6b、7bで構成されている。コーン型集光ミラー6d、7dは、曲面(例えば放物線)を円環状に構成した放物面からなる放物面ミラーを有し、その放物面ミラーを集光ミラーとして、第1、第2レーザビーム照射部1、2からのレーザビーム10、11を反射して集光ビーム30、31とするようになっている。この反射された集光ビーム30、31が円錐内面ミラー6b、7bによって反射されることで、進行方向の角度が変えられる。これにより、断面リング状の集光ビーム32、33が形成され、レーザビームの進行方向に直行する断面が徐々に小さくなり、その断面における光強度分布が、焦点に至るまで徐々に強められるようになっている。
The first and second ring-shaped
また、第1、第2穴付ミラー4、5の平面ミラー4c、5cは、第1、第2リング状ビーム形成部6、7によって集光されつつある集光ビーム32、33の進行方向を変更する。これにより、第1、第2穴付ミラー4、5にて例えば90°角度を変えられた集光ビーム34、35が、被加工物9の加工部分に照射されるようになっている。
Further, the plane mirrors 4c and 5c of the first and
以上説明したように、第1、第2リング状ビーム形成部6、7にレーザビーム10、11を集光する機能を持たせ、第1、第2穴付ミラー4、5では集光ビーム32、33の角度調整のみが行われるようにすることも可能である。
As described above, the first and second ring-shaped
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図4は、本実施形態におけるレーザ加工装置の全体構成を示している。以下、図4に基づき本実施形態のレーザ加工装置について説明するが、図1に示した第1実施形態のレーザ加工装置とほぼ同様の構成であるため、異なる部分についてのみ説明する。
(Fourth embodiment)
A fourth embodiment of the present invention will be described. FIG. 4 shows the overall configuration of the laser processing apparatus in the present embodiment. Hereinafter, the laser processing apparatus according to the present embodiment will be described with reference to FIG. 4. However, since the configuration is substantially the same as that of the laser processing apparatus according to the first embodiment illustrated in FIG. 1, only different portions will be described.
本実施形態では、第1実施形態に対して、第1、第2穴付ミラー4、5の集光ミラー4b、5bが平面ミラー4c、5cに代えられている点、および、第3レーザビーム照射部3からのレーザビーム12を集光するための集光レンズ8に代えて第1〜第3レーザビーム照射部1〜3すべてのレーザビーム10〜12を集光するための集光レンズ40を備えた点が異なる。
In the present embodiment, in contrast to the first embodiment, the condensing mirrors 4b and 5b of the first and
第1、第2穴付ミラー4、5の平面ミラー4c、5cは、第1、第2リング状ビーム形成部6、7によって形成されたリング状ビーム13、14の進行方向を変更する。これにより、第1、第2穴付ミラー4、5にて例えば90°角度を変えられたリング状ビーム41、42とされる。
The plane mirrors 4c and 5c of the first and
また、集光レンズ40は、第1穴付ミラー4の平面ミラー4cと被加工物9との間に配置され、例えば凸レンズによって構成されている。この集光レンズ40により、第1、第2穴付ミラー4、5によって進行方向が変更されたリング状ビーム41、42および第3レーザビーム照射部3からのレーザビーム12が集光され、集光された集光ビーム43、44、45がほぼ焦点の位置で被加工物9の加工部分に照射されるようになっている。
Moreover, the condensing
以上説明したように、第1、第2リング状ビーム形成部6、7および第1、第2穴付ミラー4、5にはレーザビーム10、11を集光する機能を持たせず、これらによって形成されるリング状ビーム41、42が1つの集光レンズ40によって集光されるようにすることも可能である。
As described above, the first and second ring-shaped
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、第1、第2穴付ミラー4、5という2つの穴付ミラーを備えた構成としているが、これらは単なる例示であり、2つ以上の構成とすることも可能である。すなわち、複数の穴付ミラーそれぞれで集光させたレーザビームが各穴付ミラーの穴を通過するような構成とすれば、光学部品などの製作可能寸法の許す限り、いくらでも環状ビームを重畳させることができる。
(Other embodiments)
(1) In each of the above embodiments, the first and second mirrors with
(2)上記第1〜第4実施形態では、第1、第2レーザビーム照射部1、2から出射されたレーザビーム10、11が第1、第2穴付ミラー4、5の穴内を通過するような構成としているが、必ずしもそのような構成とする必要はない。
(2) In the first to fourth embodiments, the
例えば、第1実施形態を図5のように構成することが可能となる。すなわち、第1実施形態では、第1、第2レーザビーム照射部1、2が共に、第1、第2穴付ミラー4、5の集光ミラー4b、5bの裏面側に配置され、円錐外面ミラー6a、7aの反射面と円錐内面ミラー6b、7bの反射面とが共に第1、第2レーザビーム照射部1、2側を向くような構成となっている。しかしながら、図5に示されるように、第1、第2レーザビーム照射部1、2を第1、第2穴付ミラー4、5の集光ミラー4b、5bの正面側に配置し、円錐外面ミラー6a、7aの反射面を第1、第2レーザビーム照射部1、2側に向け、さらに、円錐内面ミラー6b、7bの反射面が第1、第2レーザビーム照射部1、2の反対側を向くような構成とすることも可能である。なお、ここでは、第1〜第4実施形態すべてについて、図5に示されるような他の変形例について説明しないが、これら各実施形態すべてについて、図5と同様の構成とすることが可能である。
For example, the first embodiment can be configured as shown in FIG. That is, in the first embodiment, the first and second laser
もちろん、各集光手段すべてを図5に示されるような構成とする必要はなく、上記第1〜第4実施形態で示した集光手段と図5に示されるような構成を併用することも可能である。 Of course, it is not necessary for all the light collecting means to have the configuration shown in FIG. 5, and the light collecting means shown in the first to fourth embodiments may be used in combination with the configuration shown in FIG. Is possible.
(3)第1〜第3実施形態では、各穴付ミラー4、5の最後尾に集光レンズ8を設けるようにしたが、集光レンズ8以外の集光手段、例えば集光ミラーによってレーザビームを集光するようにしても良いし、最後尾に集光手段を設けなくても良い。
(3) In the first to third embodiments, the condensing lens 8 is provided at the tail of each of the
(4)第1〜第3実施形態では、穴付ミラー4、5と溶接棒との組み合わせも可能である。図6に、穴付ミラー4、5と溶接棒50との組み合わせ例を示す。
(4) In the first to third embodiments, the combination of the mirrors with
この図に示されるように、各穴付ミラー4、5の最後尾から各穴付ミラー4、5の穴4a、5a内を通過するように溶接棒50を差し込み、各穴付ミラー4、5を介して集光される集光ビーム18、19と溶接棒50によるアーク放電との組み合わせにより、被加工物の溶接を行うことも可能である。
As shown in this figure, the
なお、従来においても溶接棒を用いた溶接装置が存在する。この装置は、図7(a)に示されるもので、レーザ60の伝搬方向に対して斜め横に傾けられた溶接棒61を用い、斜め横からアーク62を供給している。本来ならば、レーザ60によって形成されるキーホール63内に、そのアーク62の全エネルギーを供給し、キーホール63内の電子密度を高め、安定したキーホール63を維持させるのが理想的であるが、斜め横に溶接棒61が配置されているために、被加工物64が遮蔽となり、アークエネルギーの大部分が被加工物64を溶融するためだけに消費されてしまう。
Conventionally, there is a welding apparatus using a welding rod. This apparatus is shown in FIG. 7A, and uses a
これに対し、上記のような構成のレーザ加工装置によれば、図7(b)に示されるように、キーホール9aの直上に溶接棒50を配置できるために、アーク51のエネルギーのほとんどを直接キーホール9a内に供給でき、安定したレーザ加工が見込める。
On the other hand, according to the laser processing apparatus having the above-described configuration, as shown in FIG. 7B, the
(5)上記各実施形態では、各レーザビーム10、11の集光手段(第1、第2集光手段)が、第1実施形態では円錐外面ミラー6a、7aおよび円錐内面ミラー6b、7bを有する第1、第2リング状ビーム形成部6、7と集光ミラー4b、5bを有する第1、第2穴付ミラー4、5、第2実施形態では円錐外面ミラー6a、7aおよび環状集光ミラー6c、7cを有する第1、第2リング状ビーム形成部6、7と平面ミラー4c、5cを有する第1、第2穴付ミラー4、5、第3実施形態ではコーン型集光ミラー6d、7dおよび円錐内面ミラー6b、7bを有する第1、第2リング状ビーム形成部6、7と平面ミラー4c、5cを有する第1、第2穴付ミラー4、5で構成されている。すなわち、各実施形態ごとに同じ集光手段が採用され、第1リング状ビーム形成部6および第1穴付ミラー4と第2リング状ビーム形成部7および第2穴付ミラー5が同じ構成のものとされている。しかしながら、これらも例示であり、第1リング状ビーム形成部6および第1穴付ミラー4と第2リング状ビーム形成部7および第2穴付ミラー5が異なる構成のものであっても構わない。
(5) In the above embodiments, the condensing means (first and second condensing means) for the
(6)上記第1〜第3実施形態では、第1穴付ミラー4と第1リング状レーザ形成部6もしくは第2穴付ミラー5と第2リング状レーザ形成部7に備えられた3つの組からなるミラーのうちいずれか1つに集光機能を持たせるようにしているが、いずれか2つもしくは3つに集光機能を持たせることも可能である。
(6) In the first to third embodiments, three mirrors provided in the first holed
1〜3…第1〜第3レーザビーム出射部、4、5…第1、第2穴付ミラー部、4a、5a…穴、4b、5b…集光ミラー、4c、5c…平面ミラー、6、7…第1、第2リング状ビーム形成部、6a、7a…円錐外面ミラー、6b、7b…円錐内面ミラー、6c、7c…環状集光ミラー、6d、7d…コーン型集光ミラー、8、40…集光レンズ、50…溶接棒。
1 to 3... First to third laser
Claims (15)
前記複数の穴付ミラー(4、5)における前記穴付反射面(4b、4c、5b、5c)のぞれぞれに向けて断面リング状のビーム(13、14、20、21、32、33)を形成する複数のリング状ビーム形成部(6、7)とを有し、
前記複数の穴付ミラー(4、5)が被加工物(9)を設置する位置から順に並べられて構成され、
前記複数の穴付ミラー(4、5)のうち前記被加工物(9)から遠い位置に配置されるもの(5)の前記穴付反射面(5b、5c)で反射された光が、それよりも近い位置に配置されるもの(4)の前記穴(4a)内を通過されて焦点に向けて集光させられるようになっていることを特徴とするレーザ加工装置。 While having a plurality of mirrors with holes (4, 5) provided with reflective surfaces with holes (4b, 4c, 5b, 5c) and holes (4a, 5a),
Beams (13, 14, 20, 21, 32) having a ring-shaped cross section toward each of the reflecting surfaces with holes (4b, 4c, 5b, 5c) in the mirrors with holes (4, 5). 33) a plurality of ring-shaped beam forming sections (6, 7),
The plurality of mirrors with holes (4, 5) are arranged in order from the position where the workpiece (9) is installed,
Of the plurality of mirrors with holes (4, 5), the light reflected by the reflective surface with holes (5b, 5c) of the one (5) arranged at a position far from the workpiece (9) A laser processing apparatus characterized in that the laser processing apparatus is configured to pass through the hole (4a) of a thing (4) disposed closer to the center and to be focused toward the focal point.
前記遠い位置に配置されるものを第2穴付ミラー(5)、その穴付反射面および穴を第2穴付反射面(5b、5c)および第2の穴(5a)とし、
前記複数のリング状ビーム形成部(6、7)のうち、前記第1穴付ミラー(4)に向ける前記ビームを形成するものを第1リング状ビーム形成部(6)、これにより形成される前記ビームを第1ビーム(13、20、32)とすると共に、
前記複数のリング状ビーム形成部(6、7)のうち、前記第2穴付ミラー(5)に向ける前記ビームを形成するものを第2リング状ビーム形成部(7)、これにより形成される前記ビームを第2ビーム(14、21、33)とし、
前記第2穴付ミラー(5)によって前記第2ビーム(14、21、33)が反射されると、その反射光が前記第1穴付ミラー(4)に形成された前記第1の穴(4a)を通じ、前記焦点に向けて集光させられるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。 The first hole-equipped mirror (4) is disposed at the close position, the reflective surface with holes and the holes are the first reflective surfaces with holes (4b, 4c) and the first holes (4a),
The second hole mirror (5) is disposed at the far position, the reflection surface with holes and the holes are the second hole reflection surfaces (5b, 5c) and the second hole (5a),
Of the plurality of ring-shaped beam forming portions (6, 7), the one that forms the beam directed toward the first holed mirror (4) is formed by the first ring-shaped beam forming portion (6). The beam is a first beam (13, 20, 32),
Of the plurality of ring-shaped beam forming portions (6, 7), the second ring-shaped beam forming portion (7), which forms the beam directed toward the second holed mirror (5), is formed thereby. The beam is a second beam (14, 21, 33),
When the second beam (14, 21, 33) is reflected by the second holed mirror (5), the reflected light is reflected in the first hole (4) formed in the first holed mirror (4). The laser processing apparatus according to claim 1, wherein the laser beam is focused toward the focal point through 4a).
第2穴付反射面(5b、5c)と第2の穴(5a)とが設けられた第2穴付ミラー(5)と、
前記第1穴付ミラー(4)における前記第1穴付反射面(4b、4c)に向けて断面リング状の第1ビーム(13、20、32)を形成する第1リング状ビーム形成部(6)と、
前記第2穴付ミラー(5)における前記第2穴付反射面(5b、5c)に向けて断面リング状の第2ビーム(14、21、33)を形成する第2リング状ビーム形成部(6)とを有し、
前記第1穴付ミラー(4)によって前記第1ビーム(13、20、32)が反射されると、その反射光が焦点に向けて集光させられるようになっていると共に、
前記第2穴付ミラー(5)によって前記第2ビーム(14、21、33)が反射されると、その反射光が前記第1穴付ミラー(4)に形成された前記第1の穴(4a)を通じ、前記焦点に向けて集光させられるようになっていることを特徴とするレーザ加工装置。 A first holed mirror (4) provided with a first holed reflective surface (4b, 4c) and a first hole (4a);
A second holed mirror (5) provided with a second holed reflecting surface (5b, 5c) and a second hole (5a);
A first ring-shaped beam forming section (13, 20 and 32) for forming a ring-shaped first beam (13, 20, 32) toward the first holed reflecting surface (4b, 4c) of the first holed mirror (4). 6) and
A second ring-shaped beam forming section (2) for forming a second beam (14, 21, 33) having a ring-shaped cross section toward the reflecting surface (5b, 5c) with the second hole in the mirror (5) with the second hole. 6)
When the first beam (13, 20, 32) is reflected by the first holed mirror (4), the reflected light is condensed toward the focal point,
When the second beam (14, 21, 33) is reflected by the second holed mirror (5), the reflected light is reflected in the first hole (4) formed in the first holed mirror (4). A laser processing apparatus characterized in that light is condensed toward the focal point through 4a).
前記第1リング状ビーム形成部(6)は、円錐外面ミラー(6a)と、円錐内面ミラー(6b)とを有して構成され、前記第1レーザビーム出射部(1)から出射されたレーザビーム(10)から前記第1ビーム(13)を形成するようになっており、
前記第1穴付ミラー(4)は、集光ミラー(4b)を有して構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のレーザ加工装置。 A first laser beam emitting section (1) for emitting a laser beam (10);
The first ring-shaped beam forming section (6) includes a conical outer surface mirror (6a) and a conical inner surface mirror (6b), and is a laser beam emitted from the first laser beam emitting section (1). Forming the first beam (13) from a beam (10);
The laser processing apparatus according to claim 2 or 3, wherein the first holed mirror (4) includes a condensing mirror (4b).
前記第1リング状ビーム形成部(6)は、円錐外面ミラー(6a)と、環状集光ミラー(6c)とを有して構成され、前記第1レーザビーム出射部(1)から出射されたレーザビーム(10)から前記第1ビーム(20)を形成するようになっており、
前記第1穴付ミラー(4)は、平面ミラー(4c)を有して構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のレーザ加工装置。 A first laser beam emitting section (1) for emitting a laser beam (10);
The first ring-shaped beam forming part (6) includes a conical outer mirror (6a) and an annular condenser mirror (6c), and is emitted from the first laser beam emitting part (1). The first beam (20) is formed from a laser beam (10);
The laser processing apparatus according to claim 2 or 3, wherein the first holed mirror (4) includes a plane mirror (4c).
前記第1リング状ビーム形成部(6)は、コーン型集光ミラー(6d)と、円錐内面ミラー(6b)とを有して構成され、前記第1レーザビーム出射部(1)から出射されたレーザビーム(10)から前記第1ビーム(32)を形成するようになっており、
前記第1穴付ミラー(4)は、平面ミラー(4c)を有して構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のレーザ加工装置。 A first laser beam emitting section (1) for emitting a laser beam (10);
The first ring-shaped beam forming section (6) includes a cone type condensing mirror (6d) and a conical inner surface mirror (6b), and is emitted from the first laser beam emitting section (1). The first beam (32) is formed from the laser beam (10),
The laser processing apparatus according to claim 2 or 3, wherein the first holed mirror (4) includes a plane mirror (4c).
前記第2リング状ビーム形成部(7)は、円錐外面ミラー(7a)と、円錐内面ミラー(7b)とを有して構成され、前記第2レーザビーム出射部(2)から出射されたレーザビーム(11)から前記第2ビーム(14)を形成するようになっており、
前記第2穴付ミラー(5)は、集光ミラー(5b)を有して構成されていることを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1つに記載のレーザ加工装置。 A second laser beam emitting section (2) for emitting a laser beam (11);
The second ring-shaped beam forming section (7) includes a conical outer surface mirror (7a) and a conical inner surface mirror (7b), and the laser emitted from the second laser beam emitting section (2). Forming the second beam (14) from a beam (11);
The laser processing apparatus according to any one of claims 2 to 7, wherein the mirror with the second hole (5) includes a condensing mirror (5b).
前記第2リング状ビーム形成部(7)は、円錐外面ミラー(7a)と、環状集光ミラー(7c)とを有して構成され、前記第2レーザビーム出射部(2)から出射されたレーザビーム(11)から前記第2ビーム(21)を形成するようになっており、
前記第2穴付ミラー(5)は、平面ミラー(5c)を有して構成されていることを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1つに記載のレーザ加工装置。 A second laser beam emitting section (2) for emitting a laser beam (11);
The second ring-shaped beam forming part (7) includes a conical outer mirror (7a) and an annular condenser mirror (7c), and is emitted from the second laser beam emitting part (2). The second beam (21) is formed from a laser beam (11);
The laser processing apparatus according to any one of claims 2 to 7, wherein the mirror with the second hole (5) includes a plane mirror (5c).
前記第2リング状ビーム形成部(7)は、コーン型集光ミラー(7d)と、円錐内面ミラー(7b)とを有して構成され、前記第2レーザビーム出射部(2)から出射されたレーザビーム(11)から前記第2ビーム(33)を形成するようになっており、
前記第2穴付ミラー(5)は、平面ミラー(5c)を有して構成されていることを特徴とする請求項2ないし7のいずれか1つに記載のレーザ加工装置。 A second laser beam emitting section (2) for emitting a laser beam (11);
The second ring-shaped beam forming section (7) includes a cone-type condensing mirror (7d) and a conical inner surface mirror (7b), and is emitted from the second laser beam emitting section (2). The second beam (33) is formed from the laser beam (11).
The laser processing apparatus according to any one of claims 2 to 7, wherein the mirror with the second hole (5) includes a plane mirror (5c).
前記第2穴付ミラー(5)と前記第3レーザビーム出射部(3)との間に備えられた集光レンズ(8)とを備えていることを特徴とする請求項2ないし11のいずれか1つに記載のレーザ加工装置。 A third laser beam emitting section (3) for emitting a laser beam to a position farther than the second holed mirror (5) when viewed from the position where the workpiece (9) is installed;
The condensing lens (8) provided between the mirror with the second hole (5) and the third laser beam emitting part (3) is provided. The laser processing apparatus as described in any one.
前記第1、第2リング状ビーム形成部(6、7)は、円錐外面ミラー(6a、7a)と、円錐内面ミラー(6b、7b)とを有して構成され、前記第1、第2レーザビーム出射部(1、2)から出射されたレーザビームから前記第1、第2ビームを形成するようになっており、
前記第1、第2穴付ミラー(4、5)は、平面ミラー(4c、5c)を有して構成されており、
さらに、前記第1穴付ミラー(4)と前記被加工物(9)を設置する位置との間に集光レンズ(40)が備えられ、前記第1、第2穴付ミラー(4、5)で反射されたビームが前記集光レンズによって集光されるようになっていることを特徴とする請求項2または3に記載のレーザ加工装置。 Comprising first and second laser beam emitting sections (1, 2) for emitting laser beams (10, 11);
The first and second ring-shaped beam forming units (6, 7) include conical outer surface mirrors (6a, 7a) and conical inner surface mirrors (6b, 7b). The first and second beams are formed from the laser beams emitted from the laser beam emitting portions (1, 2),
The first and second mirrors with holes (4, 5) are configured to have plane mirrors (4c, 5c),
Further, a condenser lens (40) is provided between the first holed mirror (4) and the position where the workpiece (9) is installed, and the first and second holed mirrors (4, 5). 4. The laser processing apparatus according to claim 2, wherein the beam reflected at () is condensed by the condenser lens.
前記各穴付ミラー(4、5)での反射光の焦点位置を調整するステップと、
前記焦点位置に前記被加工物(9)を配置するステップと、
前記反射光を前記被加工物(9)の加工部分に照射するステップと、を有することを特徴とするレーザ加工方法。
A laser processing method for manufacturing a product by laser processing a workpiece (9) using the laser processing apparatus according to any one of claims 1 to 14,
Adjusting the focal position of the reflected light at each of the mirrors with holes (4, 5);
Placing the workpiece (9) at the focal position;
Irradiating the processed portion of the workpiece (9) with the reflected light.
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