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JP2005185378A - チップ包装体 - Google Patents

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JP2005185378A JP2003428303A JP2003428303A JP2005185378A JP 2005185378 A JP2005185378 A JP 2005185378A JP 2003428303 A JP2003428303 A JP 2003428303A JP 2003428303 A JP2003428303 A JP 2003428303A JP 2005185378 A JP2005185378 A JP 2005185378A
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

【課題】製造が容易で、省スペース化に有効なチップ包装体を提供すること。
【解決手段】チップ包装体6は、生体表面を穿刺する鋭利な針先511を先端に備える穿刺針5と、穿刺針5を収納し、生体表面の針先511による穿刺部位から採取された血液(体液)と反応する試薬を保持するケーシング3とを備えるチップ1と、ケーシング3の先端部に装着された蓋体8と、蓋体8に設けられたブロック状の乾燥剤9とが、包材2内に収納された構成となっている。また、蓋体8は、チップ1が装着される側と反対側で開放する凹部85を有し、この凹部85内に乾燥剤9の全てが収納されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、チップ包装体に関する。
近年、糖尿病患者の増加に伴い、日常の血糖値の変動を患者自身がモニターする自己血糖測定が推奨されてきている。
この血糖値の測定では、まず患者が穿刺針や小刀を備えた穿刺装置を用いて指先の皮膚を穿刺して血液を出させる。その後、例えば血中のブドウ糖量に応じて呈色する試験紙に血液を供給、展開して呈色させ、その呈色の度合いを光学的に測定(測色)することにより、血糖値を定量化することが行われている。
現在の血糖測定では、穿刺針と試験紙がチップに一体化され、このチップを血糖測定装置に装着して、自動的に測定することが行われている。
ところが、湿気の多い状態(環境)でチップを保管した場合、試験紙に含まれる試薬の変質、劣化や、水分の存在等により測定誤差が生じたりするおそれがある。したがって、血糖値の測定を行う直前まで、このチップ(保管対象物)を、湿気の少ない状態で保管することが重要となる。
このような保管対象物を低湿度の状態で保管する方法として、例えば、特許文献1〜4に記載のように、乾燥剤とともに包装しておく方法が提案されている。
例えば、特許文献1、2では、保管対象物を収納するスペースと連通するスペースに乾燥剤を収納する方法が開示されている。
ところが、この場合、乾燥剤を収納するスペースが必要なことから、省スペース化に不利となる問題がある。
また、例えば、特許文献3、4では、保管対象物の一部に乾燥剤を混合する方法が開示されている。
ところが、この場合、保管対象物の一部に乾燥剤を均一に混合する必要があることから、前記保管対象物の構成材料の選択の幅が狭くなったり、材料の調整に時間と手間とを要するという問題がある。
特公平5−81266号公報 特開2000−314711号公報 特開平7−20125号公報 特表2000−505892号公報
本発明の目的は、製造が容易で、省スペース化に有効なチップ包装体を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(12)の本発明により達成される。
(1) 生体表面を穿刺する鋭利な針先を先端に備える穿刺針と、該穿刺針を収納し、生体表面の前記針先による穿刺部位から採取された体液と反応する試薬を保持するケーシングとを備えるチップと、
前記ケーシングの先端部に装着された蓋体と、
該蓋体に設けられたブロック状の乾燥剤と、
前記チップと前記蓋体と前記乾燥剤とを収納する包材とを有するチップ包装体。
(2) 前記ケーシングは、前記穿刺針の少なくとも針先が通過可能な開口部を有し、該開口部を塞ぐように、前記蓋体が前記チップに装着されている上記(1)に記載のチップ包装体。
(3) 前記蓋体は、その一部が前記ケーシングの前記開口部内に挿入され、嵌合により装着されている上記(1)または(2)に記載のチップ包装体。
(4) 前記蓋体は、前記乾燥剤を収納する凹部を有し、前記乾燥剤は、その全てが前記凹部内に収納されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のチップ包装体。
(5) 前記凹部は、前記蓋体の前記チップに装着する側と反対側で開放している上記(4)に記載のチップ包装体。
(6) 前記蓋体は、前記乾燥剤を前記凹部に固定するための固定手段を有する上記(4)または(5)に記載のチップ包装体。
(7) 前記固定手段は、前記凹部の内面に形成されたリブで構成され、
前記リブは、前記凹部の開口縁部に向かって、その縦断面積が漸減する部分を有する上記(6)に記載のチップ包装体。
(8) 前記リブは、前記凹部の開口縁部に対してほぼ垂直に設けられている上記(7)に記載のチップ包装体。
(9) 前記乾燥剤は、合成ゼオライト、天然ゼオライト、アルカリ土類金属の塩化物および粘度鉱物のうちの少なくとも1種を主とするものである上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のチップ包装体。
(10) 前記包材は、水蒸気バリア性を有するものである上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のチップ包装体。
(11) 前記包材は、一対のシート材をシール部でシールしてなるものであり、前記シート材の少なくとも一方は、可撓性を有するものである上記(1)ないし(10)のいずれかに記載のチップ包装体。
(12) 一方の前記シート材のいずれか一方は、前記チップの形状に対応して形成されたものである上記(11)に記載のチップ包装体。
本発明によれば、乾燥剤をチップに装着される蓋体に設ける構成としたことにより、包材に乾燥剤を収納するスペースを別途設ける必要がないので、省スペース化が可能で、かつ、簡易な工程での製造が可能となる。
また、乾燥剤を蓋体に収納し得るような構成にすることにより、使用者は、直接乾燥剤に手を触れることなく、蓋体をチップから取り外すことができるので、乾燥剤の粉末が発生するのを好適に防止することができる。これにより、針先に乾燥剤の粉末が付着するのを確実に防止することができるので、穿刺針による生体表面の穿刺に際して、乾燥剤の粉末の生体内への侵入を防止でき、安全性が高い。
以下、本発明のチップ包装体の好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のチップ包装体の実施形態を示す分解斜視図、図2は、図1に示すチップの分解斜視図、図3は、図1中A−A線断面図、図4は、図1中B−B線断面図、図5は、蓋体の部分断面図である。
なお、以下では、図1〜図5中、左側を「先端」、右側を「基端」として、図1、図2、図4および図5中、上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」として、図3中、紙面手前側を「上」または「上方」、紙面奥側を「下」または「下方」として説明する。また、図1では、試験紙を省略して示した。
同図に示すように、チップ包装体6は、チップ1と、チップ1の先端部に装着された蓋体8と、蓋体8に設けられた乾燥剤9とが収納された構成となっている。
チップ1は、穿刺手段を備えるとともに、生体表面(皮膚)を介して採取された体液中の所定成分を測定(検出)することができる成分測定装置に装填(装着)されるものである。
使用者は、体液中の所定成分を測定する際に、チップ包装体6を開封してチップ1を取り出す。次に、このチップ1の先端部に装着されている蓋体8を取り外した後、チップ1を成分測定装置に装填して使用する。
ここで、チップ1から蓋体8を取り外すのは、チップ1を成分測定装置に装填した後でも構わない。
生体表面の体液の採取に関与する部位(体液採取部位)は、好ましくは指であるが、この他、例えば、手(手の平、手の甲、手の側部)、腕、大腿、耳たぶ等であってもよい。
以下では、体液として血液を、所定成分としてブドウ糖を、体液採取部位として指先(指)を、それぞれ代表に説明する。
まず、包材2について説明する。
包材2は、一対のシート材、すなわち、第1シート材28と第2シート材29とで構成されている。図1に示すように、これらの第1シート材28および第2シート材29の平面形状(平面視形状)は、ほぼ同形状をなし、いずれも略四角形状をなしている。これに対応して、包材2の平面形状も、略四角形状をなしている。
包材2は、第1シート材28と第2シート材29とを重ね、これらの縁部を融着(熱融着、高周波融着、超音波融着等)または接着(接着剤や溶剤による接着)によりシールして、袋状としたものである。図1では、シールされた部分をシール部21として、網掛けを付して示す。同図に示すように、シール部21は、包材2の外周部に沿って、帯状に形成されている。
図1および図4に示すように、第2シート材29は、平坦な形状に成形(形成)されている。これに対し、第1シート材28は、チップ1および蓋体8を収納可能な突出形状(ブリスター形状)に、成形(形成)されている。換言すれば、第1シート材28は、チップ1および蓋体8の形状、大きさに対応した膨らみを有している。そして、この膨らみの内部(以下、「収納空間22」という)に、チップ1と蓋体8とが収納される。
この収納空間22は、第1シート材28と第2シート材29とシール部21とで囲まれており、外部から隔離されている。したがって、収納空間22内に収納されたチップ1および蓋体8は、後述する構成材料のシート材を用いた場合、使用時まで好適に防湿性および無菌状態が保たれる。
この包材2の少なくとも一つの角部には、シート材をシールしないことにより形成したピールタブ(開封部)211が設けられている。このピールタブ211で例えば第2シート材29を第1シート材28から離間する方向に引っ張ることにより、シール部21を剥離し、包材2を開封することができる。
この第2シート材29は、可撓性を有するシート材であるのが好ましい。これにより、第1シート材28と第2シート材29とを離間する際に、容易に前記シール部21を剥離することができる。
また、包材2(好ましくは包材2全体)は、水蒸気バリヤー性を有するのが好ましい。ここで、水蒸気バリヤー性とは、水蒸気透過度が、好ましくは30g/m2・24hrs・25μm厚・40℃・90%RH以下、より好ましくは10g/m2・24hrs・25μm厚・40℃・90%RH以下、さらに好ましくは1g/m2・24hrs・25μm厚・40℃・90%RH以下であることを言う。この水蒸気透過度は、JIS K7129(A法)に記載の方法により測定される。
このように包材2が水蒸気バリヤー性を有することにより、包材2の外部からの水蒸気の進入が防止できる。その結果、収納空間22内の防湿性を保つことができ、また、乾燥剤9により後述する試験紙73の吸湿をより確実に防止すること(試験紙73の乾燥状態をより確実に保持すること)ができる。これにより、試験紙73に含まれる試薬の変質や劣化を好適に防止して、精度の高い血糖測定を行うことができる。
包材2を構成するシート材(フィルム)、すなわち、前記水蒸気バリヤー性を有するシート材としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、これらポリオレフィン樹脂のブレンド樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体等の単層フィルム、これらのフィルムにアルミニウム、シリカ等を蒸着したもの、アルミニウムフィルム、アルミニウムラミネートフィルム等の金属箔または金属箔を含むフィルムを使用することができる。さらには、これら各フィルムを2層以上積層したものを用いることもできる。
具体的には、このようなシート材としては、例えば、
[1]1種のポリオレフィン樹脂で構成される単層フィルム、
[2]2種以上の互いに相溶しないポリオレフィン樹脂のブレンド樹脂より構成される単層フィルム、
[3]ポリオレフィン樹脂もしくはポリエステル樹脂の多層フィルム、等が挙げられる。
より高い水蒸気バリヤー性を得るには、例えば、
[4]外層がポリ塩化ビニリデンをコーティングしたポリオレフィンまたはポリエステルフィルム等で構成される多層フィルム、
[5]外層がアルミ蒸着もしくはシリカ蒸着されたポリオレフィンフィルムまたはポリエステルフィルム等で構成される多層フィルム、が挙げられる。
さらに、極めて高い水蒸気バリヤー性を得るには、例えば、
[6]中間層がアルミニウムフィルム、最外層がポリエステルフィルム等で構成される多層フィルム、
[7]中間層がナイロンフィルム、最外層がアルミ蒸着もしくはシリカ蒸着されたポリオレフィンまたはポリエステルフィルム等で構成される多層フィルム、が挙げられる。この場合、対向する一対のシート材のうちの一方を不透明なアルミニウムフィルム、他方をシリカ蒸着フィルム等の透明な水蒸気バリヤー性フィルムとすれば、包材2の内容物の視認による確認を行うことができる。なお、アルミニウムフィルムは、必要に応じその一部もしくは全部が剥離除去可能であってもよい。
包材2を構成するシート材(単層または多層積層体)の厚さは、その層構成や用いる素材の特性(柔軟性、強度、水蒸気透過性、耐熱性等)等に応じて適宜決定され、特に限定されるものではないが、通常は、60〜700μm程度であるのが好ましく、100〜500μm程度であるのがより好ましい。
このような包材2を構成するシート材は、例えば、インフレーション法、Tダイ法、ブロー成型法、ドライラミネート法、ホットメルトラミネート法、共押出インフレーション法、共押出Tダイ法、ホットプレス法等の種々の方法により製造することができる。
また、本実施形態では、一方のシート材が、平坦な形状に成形(形成)され、他方のシート材が、チップ1および蓋体8を収納可能な突出形状に、成形されているブリスター包装で包装する構成について説明したが、チップ1および蓋体8をラミネート包装およびフィルム包装等により包装する構成としてもよいし、成型容器を用いて包装する構成としてもよい。
次に、包材2に収納される、チップ1、蓋体8および乾燥剤9について説明する。
チップ1は、ケーシング3と、穿刺針5と、検出ユニット7とを有している。
穿刺針5は、針体51と、この針体51に固着(固定)されたハブ52とで構成されている。
針体51は、中空部材または中実部材で構成され、その先端には、鋭利な針先(刃先)511が形成されている。この針先511により、指先の表面(皮膚)を穿刺して、穿刺部位から血液(体液)を出させる(出血させる)。
針体51には、針先511が突出するようにしてハブ52が固定(固着)され、ハブ52は、先端側のほぼ円柱状をなす円柱状部53と、基端側のほぼ直方体状をなす直方体状部54とで構成されている。そして、円柱状部53の外径(直径)と直方体状部54の高さとは、ほぼ等しくなるよう設定されている。
円柱状部53の先端部には、円柱状部53の外径に対して拡径した嵌合部531が形成されている。この嵌合部531は、後述するケーシング3の嵌合部35に嵌合する。
直方体状部54の先端部には、一対の突部541が側方に突出して形成されている。各突部541は、それぞれ、後述するケーシング3の段差部34に当接する。
また、直方体状部54の基端部には、成分測定装置が備える穿刺手段の先端部(ホルダ部)の形状に対応した形状の連結部542が形成されている。チップ1を成分測定装置に装填した状態(以下、「チップ装填状態」と言う。)で、この連結部542がホルダ部に嵌合(嵌入)することにより、穿刺針5が穿刺手段に連結される。
このような穿刺針5は、ケーシング3が有する内腔部33内に移動可能に設けられている。ケーシング3は、ほぼ直方体形状の部材で構成され、その先端および基端には、それぞれ内腔部33が開放する先端開口(開口部)31および基端開口32が形成されている。穿刺針5が備える針体51(少なくとも針先511)は、先端開口31を通過して、ケーシング3(チップ1)の先端から突出する。
内腔部33は、図3に示すように、先端側の第1内腔部331と、基端側の第2内腔部332とで構成されている。
第1内腔部331は、ほぼ円柱状をなし、その横断面積がハブ52の嵌合部531の横断面積(最大)とほぼ等しいか、または、若干大きくなるよう設定されている。また、第2内腔部332は、ほぼ直方体状をなし、その横断面積が直方体状部54(突部541の部分)の横断面積(最大)とほぼ等しいか、または、若干大きくなるよう設定されている。
そして、穿刺針5がケーシング3に対して移動する際に、ハブ52の嵌合部531が第1内腔部331の内面に沿って移動し、ハブ52の突部541の部分が第2内腔部332の内面に沿って移動する。
このように穿刺針5が、ケーシング3に対して移動する際に、ハブ52の嵌合部531と突部541との2箇所で支持されるため、ケーシング3に対して円滑に移動することができるとともに、ケーシング3に対するブレが防止され、高い直進性をもって先端方向に移動する。これにより、針体51の針先511のブレに伴う患者の苦痛の増大を好適に防止することができる。
また、ケーシング3には、第1内腔部331と第2内腔部332の境界部に段差部34が形成されている。このため、穿刺針5が先端方向に移動すると、ハブ52の突部541が段差部34に当接する。これにより、穿刺針5の移動が停止し、穿刺針5の針先511のケーシング3からの突出長さが規制される。これにより、指(体液採取部位)を必要以上に深く穿刺することを防止することができる。
また、第1内腔部331の基端部には、第1内腔部331の内径に対して縮径した嵌合部35が形成されている。この嵌合部35には、穿刺針5の嵌合部531が嵌合する。これにより、穿刺針5がケーシング3に対して固定される。
本実施形態のチップ1では、穿刺針5のケーシング3に対する固定が使用前後においてなされるよう構成されている。例えば、使用後のチップ1において、穿刺針5がケーシング3に対して固定される構成とすると、使用後の穿刺針5により誤って皮膚等を傷つけてしまうことや、血液が飛散して周囲を汚染すること等を防止することができ、安全性が高い。
また、ケーシング3の先端部には、その両側面に、一対のフランジ39が突出して形成されている。各フランジ39は、それぞれ、チップ装填状態で、成分測定装置に当接する。また、チップ1を成分測定装置から取り外す際に、成分測定装置に設けられたイジェクト機構を操作すると、これが備えるイジェクトピンが先端方向へ移動して、その先端がフランジ39を先端方向に押圧する。これにより、チップ1が成分測定装置から取り外される。
また、ケーシング3の上面には、対向する一対の壁部40と、壁部41と、突起42とが形成されている。壁部40は、ケーシング3の先端側の両側部に沿って立設され、壁部41は、ケーシング3の長手方向の途中に、長手方向とほぼ直交するように立設されている。これらの壁部40、41で囲まれる部分に、後述する検出ユニット7が装着される。
壁部40の内側には、壁部40に接触して一対の突起42が立設されている。各突起42は、それぞれ、検出ユニット7のカバー72に形成された凹部723に挿入される。これにより、検出ユニット7がチップ1に対して、位置決め、固定される。なお、この状態では、検出ユニット7の先端位置とケーシング3の先端位置とが、ほぼ一致している。
検出ユニット7は、血液(体液)中のブドウ糖(所定成分)を検出するものである。この検出ユニット7は、ベース71と、このベース71に接合されるカバー72と、カバー72に設けられた試験紙(検出部)73とを有している。
ベース71は、平板状をなす部材で構成されている。このベース71には、上面に開放する溝711が形成されている。この溝711は、ほぼ一直線状に、かつ、ベース71の長手方向に沿って形成されている。また、溝711は、ベース71の先端で開放している。
カバー72は、ほぼ直方体状をなす部材で構成されている。カバー72の下面には、その長手方向に沿って凹部724が形成されている。この凹部724内に、ベース71が固着(固定)されている。
このカバー72の上面には、その基端部に試験紙73が設置される試験紙設置部721が形成されている。試験紙設置部721は、平面視での形状がほぼ円形(試験紙73に対応した平面形状)をなす凹部で構成され、その底面の中央部には、凹部724に連通する貫通孔722が形成されている。
カバー72の凹部724内にベース71が固着された状態で、これらの間に形成される空間と、カバー72に形成された貫通孔722とにより、血液(体液)を移送する血液移送路(体液移送路)74が構成される。
この血液移送路74は、検出ユニット7の先端に開放する血液流入口741と、検出ユニット7の上部(上方)に開放する血液流出口742とを有する。
血液移送路74の血液流入口741に接触した血液は、毛細管現象により血液移送路74内を移送され、血液流出口742を介して試験紙設置部721に設置された試験紙73の中央部に供給される。
また、ベース71には、血液移送路74内に突出する凸部743が形成されている。この凸部743は、血液流出口742の近傍に設けられている。これにより、血液流入口741側に対して血液流出口742側の血液移送路74の横断面積を小さくすることができ、血液移送路74内における毛細管現象による血液移送をより促進することができる。
試験紙73は、血液中のブドウ糖を検出し得るものであり、例えば、血液を吸収可能な担体(吸収体)に、試薬(酵素と発色試薬)を担持(含浸)してなるものである。この担体は、好ましくは多孔性膜で構成されている。この場合、多孔性膜は、血液中の赤血球を濾過できる程度の孔径を有するものが好ましい。
多孔性膜による担体を用いることにより、含浸させる試薬が特にオキシダーゼ反応のように大気中の酸素を基質として反応する過程を含む試薬系の場合に、血液が試験紙73上に展開後、血液受容側が血液で覆われた状態でも、反応側より大気中の酸素が供給されるので、反応を迅速に進ませることができ、よって、血液を除去することなく発色状態を検出することができる。
試験紙73の担体としては、多孔性膜の他に、例えば、不織布、織布、延伸処理したシート等のシート状多孔質基材が挙げられる。
担体(多孔性膜)に含浸する試薬としては、血糖値測定用の場合、グルコースオキシダーゼ(GOD)と、ペルオキシダーゼ(POD)と、例えば4−アミノアンチピリン、N−エチルN−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−m−トルイジンのような発色剤(発色試薬)とが挙げられ、さらにリン酸緩衝液のような緩衝剤が含まれていてもよい。なお、試薬の種類、成分については、これらに限定されないことは言うまでもない。
前記ケーシング3および穿刺針5のハブ52の構成材料としては、嵌合により滅菌状態を維持できる機能を有するものであれば特に限定されない。好ましくは熱可塑性樹脂である。
このようなチップ1は、その先端部にケーシング3の内腔部33を塞ぐように蓋体8が装着されている。この蓋体8は、使用前のチップ1(未使用のチップ1)に装着されており、チップ1の使用時には、取り外されるものである。
蓋体8は、本体部81と嵌合部82とを有している。
嵌合部82は、ほぼ円柱状をなし、その外径がケーシング3の先端開口31の内径とほぼ等しいか、または、若干大きく設定されている。
嵌合部82が、ケーシング3の先端開口31(第1内腔部331の先端部)に挿入され、嵌合する。これにより、蓋体8は、ケーシング3(チップ1)に装着される。なお、嵌合部82は、その基端部の縁部がテーパ形状とされており、これにより、嵌合部82をケーシング3の第1内腔部331内により容易に挿入することができる。
また、チップ1は、未使用時には、ケーシング3の嵌合部35とハブ52(穿刺針5)の嵌合部531とが嵌合しており、蓋体8の嵌合部82がケーシング3の先端部に嵌合により装着されると、ケーシング3の第1内腔部331、すなわち、ケーシング3の内腔部33において針体51(穿刺針5)の針先511が位置する部分の封止性が確保されるよう構成されている。これにより、第1内腔部331内への菌の侵入が防止される。したがって、蓋体8がチップ1から取り外されるまでは、チップ1に施された滅菌処理による滅菌状態が維持される。
ここで、「第1内腔部331の封止性が確保される」とは、細菌が実質的に第1内腔部331に侵入し得ない状態のことを言い、第1内腔部331は、気密性が確保されるのが好ましいが、必ずしも気密性が確保されていなくてもよく、前記効果が好適に発揮される程度であれば十分である。
本体部81と嵌合部82との間には、嵌合部82の外径に対して拡径した拡径部83が形成されている。蓋体8をチップ1に装着すると、拡径部83の基端面がケーシング3の先端面に当接し、蓋体8のチップ1に対する位置決めがなされる。
また、この蓋体8には、その長手方向に沿って、基端から本体部81と拡径部83との境界付近まで延在する穴部84が形成されている。この穴部84は、少なくとも針体51(穿刺針5)の針先511を収納可能な空間であり、穴部84の中心軸と針体51の中心軸とがほぼ一致するように形成されている。これにより、蓋体8をケーシング3に装着した状態で、穿刺針5が不本意に先端方向に移動した場合(誤発射された場合)でも、針体51は、この穴部84内に収納されるので、針先511の変形や破損が防止される。したがって、ハブ52の嵌合部531とケーシング3の嵌合部35とが嵌合する状態に復帰させることにより、再度、未使用状態とすることができるので、無駄に廃棄されるチップ1の数を削減できる。
また、本体部81(蓋体8)には、穴部84に連通しない凹部85が形成されている。凹部85は、蓋体8の先端、すなわち、蓋体8がチップ1に装着されるのと反対側で開放している。これにより、蓋体8の先端には、開口851が形成されている。
この開口851を介して、凹部85内にブロック状の乾燥剤9が挿入され、収納される。これにより、蓋体8は、乾燥剤9の保護部材として機能して、外部応力が蓋体8に加わった場合でも、乾燥剤9のひび割れや破損等を好適に防止することができる。
また、本実施形態では、凹部85内に乾燥剤9の全てが収納されるよう構成されている。これにより、乾燥剤9が蓋体8の外部に突出しないことから、使用者は、乾燥剤9に直接手を触れることなく、蓋体8をチップ1から取り外すことができる。また、包材2と乾燥剤9との接触が妨げられる。このため、乾燥剤9の粉末の発生が防止される。
また、この凹部85の内面には、蓋体8の長手方向に沿って、すなわち、開口851の縁部に対してほぼ垂直になるように、複数(本実施形態では、8個)のリブ86が突出形成されている。
乾燥剤9を凹部85内に収納した状態では、各リブ86に乾燥剤9が当接(圧接)することにより、乾燥剤9は蓋体8に対して固定される。すなわち、本実施形態では、各リブ86により、乾燥剤9を凹部85に固定するための固定手段が構成されている。
このようなリブ86(固定手段)を設けることにより、例えばチップ包装体6の持ち運びの際等に、振動が加えられても、乾燥剤9を凹部85内により確実に固定(保持)することができるので、乾燥剤9を蓋体8から脱落するのを防止することができる。
また、各リブ86は、ほぼ等間隔に設けられている。これにより、乾燥剤9は、その全体が均等に凹部85に対して保持され、より安定した状態で凹部85に対して固定される。
また、各リブ86は、蓋体8の長手方向に対してほぼ垂直または所定角度で傾斜するように設けてもよいが、本実施形態のように蓋体8の長手方向に沿って設けることにより、乾燥剤9を凹部85内に収納する際には、乾燥剤9を凹部85内に容易に挿入することができる。
各リブ86は、開口851の縁部に向かって、その先端部の縦断面積(本実施形態では、幅および高さの双方)が漸減する形状(テーパ形状)とされている。これにより、乾燥剤9を凹部85内に収納する際には、乾燥剤9を凹部85内により容易かつ確実に挿入(案内)することができる。
なお、このリブ86の構成は、図示のものに限定されず、例えばその幅および高さのいずれか一方が開口851の縁部に向かって漸減する構成であってもよい。また、リブ86は、その全体(全長)にわたって、テーパ形状をなすものであってもよく、部分的にテーパ形状をなすものであってもよい。
さらに、本実施形態では、蓋体8の開口851は、蓋体8の先端に形成されているが、蓋体8の側面、すなわち、長手方向に平行な4面のうち、例えば、1面あるいは対向する2面に形成されていてもよい。
蓋体8の構成材料としては、ケーシング3との嵌合によって滅菌状態が維持でき、乾燥剤9を挿入および保持するのに適度な可撓性を有する材質であれば限定されない。好ましくは熱可塑性樹脂である。
上述したケーシング3、穿刺針5のハブ52、ベース71およびカバー72の構成材料で挙げたものと同様のものを用いることができる。
このような蓋体8の凹部85には、ブロック状の乾燥剤9が収納されている。この乾燥剤9は、試験紙73の吸湿を防止する機能、すなわち、試験紙73の乾燥状態を保持する機能を有するものである。
この乾燥剤9としては、各種のものが使用可能であるが、例えば、シリカ、アルミナ、モレキュラーシーブスのような合成ゼオライト、モルデナイト、エリオナイトのような天然ゼオライト、塩化カルシウム、塩化マグネシウムのようなアルカリ土類金属の塩化物、パーライト、活性白土のような粘土鉱物からなる群より選択される少なくとも1種を用いるのが好ましい。このものは、吸湿性(吸収性)に優れる。このため、乾燥剤9としてこれらのものを用いることにより、仮に収納空間22に水分が混入した場合においても、収納空間22内から確実に水分を除去することができる。これにより、試験紙73に含まれる試薬の変質や劣化を好適に防止して、精度の高い血糖測定を行うことができる。また、これらのものは、ブロック状に容易に形成することができるという利点、入手が容易であるという利点もある。
以上説明したようなチップ包装体6では、乾燥剤9をチップ1に装着される蓋体8に収納する構成としたことにより、包材2に乾燥剤9を収納するスペースを別途設ける必要がないので、省スペース化が可能で、かつ、簡易な工程での製造が可能である。
また、使用者は、直接乾燥剤9に手を触れることなく、蓋体8をチップ1から取り外すことができるので、乾燥剤9の粉末が発生するのを好適に防止することができる。
さらに、蓋体8によって乾燥剤9が覆われることにより、外部応力による乾燥剤9の破損が防御され、破損によって生じる粉末の発生が防止できる。
これらにより、針先511に乾燥剤9の粉末が付着するのを確実に防止することができるので、穿刺針5による生体表面の穿刺に際して、乾燥剤9の粉末の生体内への侵入を防止でき、安全性が高い。
以上、本発明のチップ包装体を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものに置換することができる。
前記実施形態では、乾燥剤は、その全てが蓋体に設けられた凹部に収納される構成で説明したが、本発明では、乾燥剤の一部が前記凹部に収納される構成であってもよい。
また、前記実施形態では、試薬は、担体に担持(含浸)された状態でケーシングに保持される構成であったが、本発明では、試薬は、一対の電極の端部が露出する凹部内に収納された状態でケーシングに保持される構成であってもよい。この場合、凹部内に採取された体液中の所定成分との反応により発生する電流量の変化を電気的に検出することができる。また、この場合、試薬には、酸化還元酵素と電気受容体を適宜組み合わせたものを用いることができる。
なお、前記実施形態では、包材を、一方のシート材が平坦な形状に成形(形成)され、他方のシート材がチップおよび蓋体を収納可能な突出形状に成形された2枚のシート材を重ね、その外周部全周を融着(または接着)したものとして説明したが、本発明では、包材は、例えば、筒状に成形されたシート材(インフレーションシート材)の両端部を融着(または接着)し、袋状としたもの、平坦なシート材の中央部を折り曲げ三方を融着(または接着)し、袋状にしたものであってもよい。
本発明のチップ包装体の実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示すチップの分解斜視図である。 図1中A−A線断面図である。 図1中B−B線断面図である。 蓋体の部分断面図である。
符号の説明
1 チップ
2 包材
21 シール部
211 ピールタブ
22 収納空間
28 第1シート材
29 第2シート材
3 ケーシング
31 先端開口
32 基端開口
33 内腔部
331 第1内腔部
332 第2内腔部
34 段差部
35 嵌合部
39 フランジ
40、41 壁部
42 突起
5 穿刺針
51 針体
511 針先
52 ハブ
53 円柱状部
531 嵌合部
54 直方体状部
541 突部
542 連結部
6 チップ包装体
7 検出ユニット
71 ベース
711 溝
72 カバー
721 試験紙設置部
722 貫通孔
723 凹部
724 凹部
73 試験紙
74 血液移送路
741 血液流入口
742 血液流出口
743 凸部
8 蓋体
81 本体部
82 嵌合部
83 拡径部
84 穴部
85 凹部
851 開口
86 リブ
9 乾燥剤

Claims (7)

  1. 生体表面を穿刺する鋭利な針先を先端に備える穿刺針と、該穿刺針を収納し、生体表面の前記針先による穿刺部位から採取された体液と反応する試薬を保持するケーシングとを備えるチップと、
    前記ケーシングの先端部に装着された蓋体と、
    該蓋体に設けられたブロック状の乾燥剤と、
    前記チップと前記蓋体と前記乾燥剤とを収納する包材とを有するチップ包装体。
  2. 前記ケーシングは、前記穿刺針の少なくとも針先が通過可能な開口部を有し、該開口部を塞ぐように、前記蓋体が前記チップに装着されている請求項1に記載のチップ包装体。
  3. 前記蓋体は、その一部が前記ケーシングの前記開口部内に挿入され、嵌合により装着されている請求項1または2に記載のチップ包装体。
  4. 前記蓋体は、前記乾燥剤を収納する凹部を有し、前記乾燥剤は、その全てが前記凹部内に収納されている請求項1ないし3のいずれかに記載のチップ包装体。
  5. 前記蓋体は、前記乾燥剤を前記凹部に固定するための固定手段を有する請求項4に記載のチップ包装体。
  6. 前記固定手段は、前記凹部の内面に形成されたリブで構成され、
    前記リブは、前記凹部の開口縁部に向かって、その縦断面積が漸減する部分を有する請求項5に記載のチップ包装体。
  7. 前記乾燥剤は、合成ゼオライト、天然ゼオライト、アルカリ土類金属の塩化物および粘度鉱物のうちの少なくとも1種を主とするものである請求項1ないし6のいずれかに記載のチップ包装体。
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