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JP2005184595A - リングネットワークシステム、およびその通信制御方法 - Google Patents

リングネットワークシステム、およびその通信制御方法 Download PDF

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JP2005184595A JP2003424216A JP2003424216A JP2005184595A JP 2005184595 A JP2005184595 A JP 2005184595A JP 2003424216 A JP2003424216 A JP 2003424216A JP 2003424216 A JP2003424216 A JP 2003424216A JP 2005184595 A JP2005184595 A JP 2005184595A
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Abstract

【課題】 ルーティング・テーブルを低コストで生成できるIPパケット伝送リングネットワークシステムを提供する。
【解決手段】 リングネットワークを構成する各ノード1は、定期的又は自ノードに新しい端末が接続された時に、自ノードに接続している端末のMACアドレスとノードアドレスを組にしたアドレス情報を同報パケットにより他のノード1に通知する。各ノード1は、他のノード1からパケットを受信すると、そのパケットにより提供されるアドレス情報を記憶すると共に、中継カウント数を学習して記憶する。各ノード1は、アドレス情報より得られる端末のMACアドレスを記憶するMACアドレステーブルMと、学習した最小中継カウント数を記憶する方路テーブルDをルーティング・テーブルとして具備する。そしてこれらのルーティング・テーブルを参照することによりノードに接続された端末間のIPパケットの伝送経路を設定してパケットを送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IPパケットを伝送するリングネットワークシステム、およびその通信制御方法に関する。
IP(Internet Protocol)通信によるネットワークの高速化に伴い、高信頼性のネットワークが要望されている。高信頼性のIP通信は、冗長性を持つリングトポロジーを持つネットワークとの親和性が高く、そのリングネットワークにはルータ機能を持つノードが接続されている。
そのノードは、パケット毎の送信元や宛先のアドレス情報を解読してパケット伝送を制御し、自ノードに接続された端末装置の間のIP通信を制御する。
図10は、リングトポロジーを用いたIP通信を行うリングネットワークの一例を示す図である。
図10において、リングネットワークは、リング状に接続された第1の経路41と、第2の経路42によって構成され、この第1の経路41および第2の経路42に接続されたノード1x(#1〜#N)から構成される。各ノード1x(#1〜#N)は、内部にルーティング・テーブルRを備え、ホスト2x、又はパーソナルコンピュータ3x等が端末として接続されている。
もし、ノード1x(#1)に接続されているパーソナルコンピュータ3xがノード1x(#3)のホスト2xにアクセスしようとする場合、パーソナルコンピュータ3xからノード1x(#1)にパケットを送信する。すると、ノード1x(#1)は、宛先端末であるホスト2xのMACアドレスをそのパケットから判読する。そして、そのMACアドレスによってルーティング・テーブルRを検索して、ホスト2xが接続されているノード1x(#3)を探し出す。
そして、ノード1x(#3)とノード1x(#1)との間の通信経路を設定して、パーソナルコンピュータ3xとホスト2xとの間でパケットが送受信出来るようにする。
これを実現するために、各ノード1x(#1〜#N)のルーティング・テーブルRには、通信経路設定に必要な情報として、どのノードにどの端末が接続されているかのMACアドレス情報、およびパケットを伝送するノード間の経路情報が記憶、保持されている。
このルーティング・テーブルRを生成するのに「スタティック・ルーティング」と「ダイナミック・ルーティング」の2つの方法がある。
「スタティック・ルーティング」は、通信経路設定に必要な情報がオペレータの入力操作によって手動で設定される。従って、経路情報を交換するための処理やノード間のトラフィックは発生しないが、ノードまたは端末等に変更が有ると、その変更内容を修正するために膨大な作業時間が掛かる。
「ダイナミック・ルーティング」は、経路情報を自動的に探し出して設定するルーティング・プロトコルにより、ルーティング・テーブルRの内容を設定する方法である(例えば、非特許文献1参照。)。
この方法は管理に要する手間が省けるが、各ノードにルーティング・プロトコルを搭載するため高価なものとなるばかりか、ノードのCPUの負荷が増える問題がある。
この様に、従来もリングネットワークでは、パケットを伝送する経路を設定するために参照するルーティング・テーブルを生成するのにコストが掛かる問題や、負荷を増大させる問題があった。
IETF(Internet Engineering Task Force)RFC(Request For Comments)1058。
リングネットワークでルーティング・テーブルを生成する方法は、従来はルーティング・テーブルの管理の手間が膨大となる「スタティック・ルーティング」を用いるか、または、その管理の手間を軽減するために「ダイナミック・ルーティング」を用いるとノードのCPUのオーバーヘッド負担が大きくなりルーティング・テーブルの生成にコストがかかる問題があった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、低コストで生成できるルーティング・テーブルを用いたリングネットワークシステム、およびその通信制御方法を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、本発明のリングネットワークシステムは、第1の方路でパケットを伝送する第1の伝送路と、前記第1の方路と反対の第2の方路でパケットを伝送する第2の伝送路とからなるリング伝送路と、前記第1及び第2の伝送路に接続される複数のノードと、前記複数のノード内に設けられ、前記各ノードのノードアドレスと前記各ノードに接続されている端末のMACアドレスとが対応して記憶されるMACアドレステーブルと、前記複数のノード内に設けられ、他のノードのノードアドレスに対応して、前記他のノードから前記第1の伝送路を用いて受信したリングパケットに含まれる中継カウント情報を更新した第1の中継カウント数、前記他のノードから前記第2の伝送路を用いて受信した前記リングパケットに含まれる中継カウント情報を更新した第2の中継カウント数、および自ノードから前記他のノードに送信する時に使用する前記第1又は第2の伝送路が記憶される方路テーブルとを具備することを特徴とする。
また、本発明のリングネットワークシステムの通信制御方法は、第1の方路でパケットを伝送する第1の伝送路と、前記第1の方路と反対の第2の方路でパケットを伝送する第2の伝送路とからなるリング伝送路と、前記第1及び第2の伝送路に接続される複数のノードとからなるリングネットワークシステムの通信制御方法であって、前記複数の各ノードは、前記各ノードのノードアドレスと前記各ノードに接続されている端末のMACアドレスとが対応して記憶されるMACアドレステーブルと、他のノードのノードアドレスに対応して、前記他のノードから前記第1の伝送路を用いて受信したリングパケットに含まれる中継カウント情報を更新した第1の中継カウント数、前記他のノードから前記第2の伝送路を用いて受信した前記リングパケットに含まれる中継カウント情報を更新した第2の中継カウント数、および自ノードから前記他のノードに送信する時に使用する前記第1又は第2の伝送路が記憶される方路テーブルとを具備し、前記第1のノードに接続された第1の端末から第2のノードに接続された第2の端末へパケットを送信する場合、前記第1の端末からの送信パケットを受信した前記第1のノードは、前記送信パケットから送信先の前記第2の端末のMACアドレスを判読し、自ノードの前記MACアドレステーブルと照合して前記第2の端末が接続されている前記第2のノードのノードアドレスを取得し、前記第2のノードのノードアドレスと自ノードの前記方路テーブルを照合して前記第2のノードへ送信する前記第1又は第2の伝送路を設定し、宛先ノードアドレスに前記第2のノードのノードアドレスを設定すると共に、送信元ノードアドレスに前記第1のノードのノードアドレスを設定した情報を前記送信パケットに付加してカプセル化したリングパケットを生成し、前記設定された前記第1又は第2の伝送路に前記リングパケットを送信することを特徴とする。
本発明によれば、リングネットワークのノードそれぞれが同じリングネットワーク上の各ノードに接続された端末のMACアドレスやノード間の最短経路を複雑なルーティング・プロトコルによることなく探し出して学習・記憶するので、リングネットワークのルーティング・テーブルを低コストで生成、運用できるリングネットワークシステムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明に係るリングネットワークシステムの実施例を示す構成図である。
図1において、リングネットワークシステム(以下、リングネットワークと呼ぶ。)は、リング状に接続された第1の伝送路2aと第2の伝送路2bと、この第1および第2の伝送路2a、2bに接続される複数のノード1(図では、#A〜#Cを図示する。)とから構成される。
第1の伝送路2aは時計方向に送信する伝送経路であり、第2の伝送路2bは反時計方向に送信する伝送経路である。以下の説明では、第1の伝送路2aの伝送方向を「方路R」、第2の伝送路2bの伝送方向を「方路L」と呼ぶ。
各ノード1(#A〜#C)は、内部にルーティング・テーブルであるMACアドレステーブルMと方路テーブルDを備えている。また、各ノード1(#A〜#C)には、端末P1〜端末P7としてホストやパーソナルコンピュータ等が接続されている。ここで、各ノード1(#A〜#C)へ接続されている端末P1〜P7に付与されている「P1」〜「P7」は、各端末のMACアドレスを示している。
また、各ノード1(#A〜C)には、更に端末との間でパケットを送受信する端末インタフェース6と、第1および第2の伝送路2a、2bとの間でパケットを送受信するネットワークインタフェース5と、これらのインタフェースとバス接続されているCPU7と、CPU7で実行されるプログラムやMACアドレステーブルMなどを記憶する内部メモリ4などで構成されている。そしてCPU7は、内部メモリ4に記憶されるルーティング・テーブルMを検索しながら上記インタフェースの監視制御を行ってパケットの送受信制御を実行する。
第1および第2の伝送路2a、2bとネットワークインタフェース5、端末P1〜P7と端末インタフェース6の間の信号の物理的制御、および各インタフェースとCPU7との間の監視制御動作は、従来のリングネットワークと同様である。本発明は、ルーティング・テーブルとして具備したMACアドレステーブルMと方路テーブルDを参照してパケットの送受信制御を処理するものである。
以下では、各ノード1(#A〜#C)がMACアドレステーブルMと方路テーブルDからパケット送受信制御に必要な情報を記憶又は探索する動作を説明する。
図2は、実施例のリングネットワーク上で伝送されるIPパケットの構成を示す図である。
図2(a)は、ノード1(#A〜#C)と端末との間で送受信されるパケットの構成を示し、端末間パケットと呼ばれる。
図2(a)において、端末間パケットは、パケットの種別やその他の伝送制御に補助的な情報を示すオプションフィールドOp、宛先の端末MACアドレスを示す宛先MACアドレスフィールドDA(ここでは、各端末のMACアドレスは「P1」〜「P7」である。)、送信元の端末MACアドレスSAを示す送信元MACアドレスフィールドSA、およびメッセージ本体のメッセージフィールドmf等とからなる。
また図2(b)は、端末間パケットをリングネットワーク上の第1の伝送路2a、又は第2の伝送路2bを介して伝送するときの、ノード1(#A)、(#B)、(#C)の間で送受信するパケットの構成を示している。このパケットをリングパケットと呼ぶ。
リングパケットは、上記の端末間パケットにリング内の宛先ノードのノードアドレス(ここでは、ノードアドレスを「#A」〜「#C」とする。)が設定される宛先ノードアドレスフィールドDNと、リング内の送信元ノードの送信元ノードアドレスが設定される送信元ノードアドレスフィールドSNと、中継カウントフィールドTTLとからなるリングヘッダが追加された構成を有する端末間パケットをカプセル化したパケットである。
ここで中継カウントフィールドTTLは、リングパケットがノード1(#A〜#C)を中継される毎に+1ずつ加算される中継の回数(カウント数)を示すフィールドである。
図3は、各ノード1(#A〜C)に接続された端末のMACアドレスをリストにしたMACアドレステーブルMを示す。
例えば、ノード1(#A)の端末P1からノード1(#C)の端末P5へメッセージを送信したい場合、送信元ノード1(#A)は、このMACアドレステーブルMを参照してリングパケットの宛先ノードフィールドDNに宛先端末P5が接続された送信先ノード1(#C)のノードアドレス「#C」、送信元ノードフィールドSNに送信元ノード(#A)のノードアドレス「#A」がそれぞれ設定される。
また、図4は、各ノード1(#A〜#C)間におけるリングパケットを送信する方路を示す方路テーブルDである。
方路テーブルDは、各ノード相互間を最小中継数で送信する方路を記憶するもので、各ノード毎に異なる情報が記憶される。例えば、図4(a)はノード1(#A)の方路テーブルDを示している。即ち、ノード1(#A)がノード1(#B)から「方路R」でパケットを受信するときは、受信したリングパケットから読み出した「方路Rの中継カウント数」に1回の中継で受信したことを記憶し、「方路L」でパケットを受信するときは「方路Lの中継カウント数」に2回の中継で受信したことを記憶する。
図4(a)の「方路Lの中継数」は、ノード1(#C)にパケットを送信する時ノード1(#C)に到着するまでの中継数で、ここでは1回である。そして、ノード1(#A)からノード1(#B)に送信する方路を示す「送信方路」には、中継カウント数の多い方、即ち、送信する時には最小の中継数になる「方路L」が設定される。同様に、ノード1(#A)がノード1(#C)から「方路R」でパケットを受信するときは、「方路Rの中継カウント数」に2回の中継で受信したことを記憶し、「方路L」でパケットを受信するときは「方路Lの中継カウント数」に1回の中継で受信したことを記憶する。そして、ノード1(#A)からノード1(#C)に送信する方路を示す「送信方路」には、中継数が少ない方の「方路R」が設定される。また、図4(b)、図4(c)は、それぞれノード1(#B)、ノード1(#C)の方路テーブルDを示している。
次に、本実施例の概略動作を図1乃至図5を参照して説明する。図5は、本実施例のリングネットワークシステムの動作を説明するフローチャートである。図5において、中央の2つのルーチンはノード1(#A)、左側のルーチンはノード1(#C)、右側のルーチンはノード1(#B)の動作を表す。
例えば、ノード1(#A)に接続された端末P1がノード1(#C)に接続された端末P6にパケットを送信する場合のリングネットワークの動作を以下に説明する。
各ノード1(#A〜#C)のMACアドレステーブルMには、図3に示す各ノードのアドレス「#A」〜「#C」と、端末のMACアドレス「P1」〜「P6」が既に設定・記憶されているものとする。
送信データとともにヘッダの送信元MACアドレスフィールドSAに送信元MACアドレス「P1」と、宛先MACアドレスフィールドDAに宛先MACアドレス「P6」とが設定された端末間パケットが端末P1から送信されノード1(#A)がこれを受信する(ステップs1)。ノード1(#A)は、その端末間パケットの宛先MACアドレスフィールドDAを判読して(ステップs2)、MACアドレステーブルMを検索する(ステップs3)。
そして、MACアドレステーブルMからMACアドレス「P6」の端末P6がノード1(#C)に接続されていることを検出する(ステップs4がYes)。
次に、ノード1(#A)は、当該パケットをノード1(#C)へ送信するため、2系統あるリングネットワークの第1の伝送路2a又は第2の伝送路2bのどちらを用いて伝送するかを方路テーブルDを参照して調べる。例えば、図4(a)の方路テーブルDを参照すると、ノード1(#A)からノード1(#C)へリングパケットを送信するには「方路R」(即ち、第1の伝送路2a)を使用すれば良いことが分かる(ステップs5)。
そして、ヘッダ部の宛先ノードアドレスフィールドDNにノードアドレス「#C」を、また、送信元ノードアドレスフィールドSNにノードアドレス「#A」を付加したリングパケットを生成して、第1の伝送路2aから時計回りの「方路R」に送信する(ステップs6)。
ノード1(#C)は、第1の伝送路2aを介して送信された上記リングパケットを受信すると、ヘッダ部の宛先ノードアドレスフィールドDNからノードアドレス「#C」、又は後述の同報アドレス「ff」を判読して自ノード宛のパケットと判断する(ステップs7がYes)。また、宛先端末のMACアドレスフィールドDA「P6」を判読する(ステップs7−1)と、自ノードの端末P6のMACアドレス「P6」であると判断して(ステップs8のYes)、送信元ノードアドレス「#A」と送信元端末アドレス「P1」をペアにしてMACアドレステーブルMに記憶すると共に、当該端末P6(サーバ)へ復元した端末間パケットを送信する(ステップs9)。
一方、ステップs4において、ノード1(#A)が端末P1から受信した端末間パケットにMACアドレステーブルMに記憶されていない宛先端末のMACアドレス(例えば、MACアドレス「P7」とする。)を判読したとする(ステップs4がNo)。
この場合、ノード1(#A)は、MACアドレステーブルMに登録されていない端末がノード1(#B)、(#C)に接続されている可能性があると判断して、その探索と探索結果に基づく端末間パケットの送信を実行する。
そこでまず、ノード1(#A)は、全てのノード1(#B)、(#C)に対して当該端末間パケットをカプセル化したリングパケットを同報モードで送信する。即ち、宛先ノードアドレスフィールドDNに同報のためのアドレス記号(ここでは、「ff」とする。)を設定し、また、送信元ノードアドレスフィールドSNにノードアドレス「#A」を設定したリングパケットを生成する。そして、第1の伝送路2a又は第2の伝送路2bのいずれかを介してそのリングパケットを送信する(ステップs10)。例えば、第2の伝送路2bを用いてリングパケットを送信した場合、最初にノード1(#B)がこれを受信する。
ノード1(#B)は、このリングパケットを受信すると宛先MACアドレスフィールドDAを判読し(ステップs11)する。その判読により、MACアドレス「P7」の端末宛てのメッセージであると認識するが、その端末P7は自ノード1(#B)に接続されていないことを判定する(ステップs12がNo)。したがって、ノード1(#B)は、送信元ノードアドレス「#A」と送信元端末アドレス「P1」をペアにしてMACアドレステーブルMに記憶するだけで端末間パケットを内部に取り込まずに、再び同報アドレスを設定した元のリングパケットにして第2の伝送路2bに送信する(ステップs13)。
ノード1(#C)は、第2の伝送路2bを介して送信されたノード1(#B)からのリングパケットを受信すると、同様に宛先MACアドレスフィールドDAを判読し(ステップs7)する。そして、判読したMACアドレス「P7」を持つ端末P7が自ノードに接続されていること判定する(ステップ8がYES)。よって、ノード1(#C)は端末間パケットを取り込み、送信元ノードアドレス「#A」と送信元端末アドレス「P1」をペアにしてMACアドレステーブルMに記憶すると共に、端末P7に送出する(ステップs9)。
ステップs8で、ノード1(#C)にもMACアドレス「P7」を持つ端末P7が接続されていなければ、ノード1(#C)は、送信元ノードアドレス「#A」と送信元端末アドレス「P1」をペアにしてMACアドレステーブルMに記憶するだけで端末間パケットを取り込まずに再び同報アドレスを設定したリングパケットに組み立てて第2の伝送路2bに送信する(ステップs8−1)。
また、ステップs12で、ノード1(#B)にMACアドレス「P7」を持つ端末P7が接続されている場合(ステップs12がYes)、ノード1(#B)は、送信元ノードアドレス「#A」と送信元端末アドレス「P1」をペアにしてMACアドレステーブルMに記憶すると共に、その端末P7に端末間パケットを送信する。
ノードの数が多い場合、この動作を同様に繰り返し実行し、同報アドレスで送信されたリングパケットが送信元のノード1(#A)に戻るまで、順番にリングパケットを受信し、MACアドレステーブルMへの記憶、次のノードへ送信する中継動作を繰り返す。
以上の動作によって、宛先のMACアドレス「P7」を有する端末P7がノード1(#A)のMACアドレステーブルMに記憶されていない場合でも、ノード1(#A)から送信された端末間パケットを、ノード1(#C)に接続されている端末P7に送信することが出来る。
なお、ステップs7がNo、即ち、同報でなく自ノード宛でないのパケットを受信した時は、ノード1(#C)は端末間パケットを取り込まずにそのまま第2の伝送路2bによって次のノードへ送信する(ステップs7−2)。同様に、ステップs11がNo、の同報でなく自ノード宛でないのパケットを受信した時は、ノード1(#B)は端末間パケットを取り込まずにそのまま受信した時と同じ方路の伝送路に送信する(ステップs11−2)。
図6は、実施例のリングネットワークがリングパケットの中継動作手順とMACアドレステーブルMを生成する動作手順を示すフローチャートである。以下、図1乃至図4、及び図6を参照してMACアドレステーブルMを生成する動作を説明する。
図6において、各ノード1(#A〜#C)は、自ノードに接続されている端末のMACアドレスをMACアドレステーブルMに学習記憶させる。
例えば、ノード1(#C)が他ノードから第1の伝送路2aを介して送信されたメッセージのリングパケットを受信すると(ステップs61)、そのリングパケットの送信元ノードアドレスフィールドSNを判読する。そして、リングパケットの送信元ノードアドレスが自ノードアドレスで有れば(ステップs62がYes)、自ノードが送信したリングパケットであるので、そのまま廃棄する(ステップs60)。
また、自ノードアドレスではないリングパケットであった場合(ステップs62がNo)、ノード1(#C)は中継カウントフィールドTTLの中継カウント数を+1加算する(ステップs63)。そして、加算した中継カウント数がリング内のノード合計数、もしくは予め設定された上限数(ここでは、「3」とする)を超えていない場合(ステップs64がNo)、リングパケットの送信元のノードアドレスフィールドDNに設定されているノードアドレス(例えば、ノードアドレス(#A)とする。)と送信元端末のMACアドレスフィールドに設定されているMACアドレス(例えば、MACアドレス「P1」とする。)を組にして、ノード1(#C)のMACアドレステーブルMに記憶する(ステップs65)。なお、ノード1(#C)のMACアドレステーブルMにそのアドレス情報の組が既に記憶されていた場合でも、MACアドレステーブルMに上書きして記憶内容を更新する。
また、ステップs64で、中継カウント数がリング内のノード合計数、もしくは予め設定された上限数を超えている場合(ステップs64がYes)、ノード1(#C)は受信したリングパケットを廃棄する(ステップs60)。
次にノード1(#C)は、宛先ノードアドレスフィールドDNを判読して同報アドレス又は自ノードアドレスが設定されているかを判定する(ステップs66)。そして、例えば自ノードアドレスが設定されていれば、宛先端末のMACアドレスが自ノードに接続されている端末(例えば、端末P6のMACアドレス)に対するものであるかを判定する(ステップS67)。自ノードに接続された端末である場合、そのMACアドレス「P6」の端末P6に端末間パケットを送信する(ステップs68)。
そして、ノード1(#C)は以上の処理を終えると、当該リングパケットを第1の伝送路2aを介して次のリングノード(ここでは、ノード1(#B)。)へ送信する(ステップs69)。
また、ステップs66で受信したリングパケットの宛先ノードアドレスが、自ノード宛のアドレスでない場合(ステップs66がNo)、又はステップs67で自ノードに接続された端末に対するパケットでない場合(ステップs67がNo)、ノード1(#C)はそのリングパケットを第1の伝送路2aを介して次のノードに送信する(ステップs69)。
この様にリングパケットに設定されている送信元ノードアドレスと送信元端末のMACアドレスを各ノードが判読することによって、例えばノード1(#A)にMACアドレス「P1」の端末P1が接続されていることがノード1(#B、#C)で判読して、各ノードのMACアドレステーブルMにそれぞれ記憶される。
各ノード1(#A〜#C)に接続されている端末のそれぞれのMACアドレスは、各ノード1(#A〜#C)の初期設定、又は、端末からのパケット受信により各MACアドレステーブルMに記憶されている。そして、例えば、初期設定後に端末が追加接続されて送信元端末のMACアドレス(例えば、MACアドレス「P7」)が各MACアドレステーブルMに記憶されていない場合があっても、追加接続された端末P7からIPパケットを送信する時に、ノードアドレスとMACアドレスのペア情報が各MACアドレステーブルMに記憶される。
しかし、上記の手順だけではノードに接続された端末(例えば、MACアドレス「P7」とする。)が受信専用の端末である場合には、各MACアドレステーブルMにMACアドレス「P7」が記憶させることが出来ない。
そこで次に、ノードに追加接続された端末のMACアドレスを各MACアドレステーブルMに記憶させる方法について説明する。
図7は、実施例のリングネットワークのMACアドレステーブルMに、例えばMACアドレス「P7」を持つ端末P7の登録情報を追加記憶する動作手順を示すフローチャートである。
図7において、例えば、ノード1(#C)は、MACアドレスを通知する方路探索情報を送信する時間(例えば、所定周期毎)に到達すると(ステップs70がYes)、宛先ノードアドレスフィールドDNに同報アドレス「ff」を設定し、オプションフィールドOpにMACアドレス情報を通知する方路探索情報で有ることを示す識別コード(例えば、「1111」)を設定し、送信元ノードアドレスフィールドSNに送信元ノードアドレス(「#C」)を設定し、宛先端末のMACアドレスフィールドDAには同報を示すアドレス(「ff」)を設定し、送信元端末のMACアドレスフィールドSAには追加された端末P7のMACアドレス「P7」を設定したリングパケットを生成する。そして、その生成したリングパケットを第1の伝送路2a又は第2の伝送路2bのいずれかを用いてリングネットワークに接続されている全てのノードに送信する(ステップs71)。
そして、ノード1(#C)以外のノード1(#A)、(#B)は、このリングパケットを受信するとオプションフィールドOpから「1111」を判読することによって方路探索情報であることを認識し、その後、図6に示された手順の動作を実行する。
その結果、ノード1(#A)、(#B)は自ノード内のMACアドレステーブルMにMACアドレス「P7」とノードアドレス「(#C)」のペア情報を記憶する。
なお、この端末のMACアドレスを追加する方法は、一定の周期でなくてもノードに端末が追加接続された時に図7の手順を実行して、各MACアドレステーブルMに最新のMACアドレス情報が記憶される様にしてもよい。
このように、各ノード1(#A〜#C)が自ノードに接続された端末のMACアドレスを通知するパケットを送信するので、受信専用の端末がノードに接続される場合であってもその端末のMACアドレスとノードアドレスのペア情報をリングネットワーク上の各ノードに通知することが出来る。
さて、実施例ではリングネットワークの構成が変わった(増設等)場合や回線の障害が発生しネットワーク中継路の最短経路に変更があった場合、この情報を自動的に短い時間で認識するための手順を設けている。
図8は、実施例のリングネットワークが構成変更を自動認識し方路テーブルDを生成する動作手順を示すフローチャートであって、この図8を用いて、特定のノードから上記方路探索情報(ルーティング情報)を搭載したリングパケットをリングネットワークに送信するときの動作を説明する。
図8において、例えば、ノード1(#C)は方路探索情報の送信タイミングになると(ステップs80のYes)、中継カウント数フィールドTTLに「0」を設定し、宛先ノードアドレスフィールドDNに同報を示す識別コード「ff」を設定し、送信元ノードアドレスフィールドSNに送信元のノードアドレス「#C」を設定し、オプションフィールドOpに方路探索情報であることを示すコード「1111」を設定したリングパケットを生成する。なお、このリングパケットは、宛先MACアドレスフィールドDA、および送信元MACアドレスフィールドSAには、いずれも「00」が設定される。そして、このリングパケットを第1の伝送路2a及び第2の伝送路2bを介して同時に送信する(ステップs81)。なお、上記送信タイミングとは、予め設定された一定の周期時間、ノードが追加された後、もしくはノードが削減される前である。
図9は、方路探索情報(ルーティング情報)を搭載したリングパケットを受信したときのノードの動作を示すフローチャートである。
図9において、例えば、ノード1(#B)は、第1の伝送路2a(「方路R」)を介してノード1(#C)から送信された方路探索情報を搭載したリングパケットを受信すると(ステップs91)、そのオプションフィールドOpから「1111」を判読して方路探索情報(ルーティング情報)であることを判定する。
ノード1(#B)は、そのリングパケットの送信元ノードアドレスフィールドSNから送信元ノードアドレスを判読して、自ノードが送信した同報リングパケットであれば(ステップs92がYes)、そのリングパケットを廃棄(ステップs99)する。また、そのリングパケットが他ノードから送信されたもので有れば(ステップs92がNo)、中継カウントフィールドTTLの中継カウント数を+1加算する(ステップs93)。
そして、加算後の中継カウント数がリングネットワーク内のノード合計数、もしくは予め設定された上限数(ここでは「3」とする。)以上であった場合(ステップs94がYes)、ノード1(#B)はそのリングパケットを廃棄する(ステップs99)。
一方、ステップs94で中継カウント数が上記の条件を超えていなければ、ノード1(#B)は自ノード内の方路テーブルDの当該リングパケットの送信ノードアドレスに対応する「方路Rの中継カウント数」に加算後の中継カウント数を設定する(ステップs95)。
同様にして、ノード1(#B)は、第2の伝送路2b(「方路L」)を介してノード1(#C)から送信された方路探索情報を搭載したリングパケットを受信すると、ステップs91〜ステップs94の処理を実行する。そして、ノード1(#B)は自ノード内の方路テーブルDの当該リングパケットの送信ノードアドレスに対応する「方路Lの中継カウント数」に加算後の中継カウント数を設定する(ステップs95)。この第2の伝送路2bを介してリングパケットを受信した場合、ノード1(#A)を経由していることから「方路Lの中継カウント数」が「2」が設定される(ステップs95)。即ち、ノード1(#B)のメモリには図4(b)に示す方路テーブルDが作成される。
こうして、ノード1(#B)はノード1(#C)とのデータ伝送に際し、2つの伝送路を介して受信した方路探索情報を搭載したリングパケットにより設定された「方路Rの中継カウント数(「1」)」と「方路Lの中継カウント数(「2」)」とを比較し、多い方の第2の伝送路2bをノード1(#C)に送信する方路として選択し、方路テーブルDの「送信方路」に「方路L」を設定する(ステップs96)。
そして、この動作がリングネットワーク上の各ノード1(#A〜#C)で同報のリングパケットが送信元であるノード1(#C)にて受信されるまで、全てのノード1(#A〜#C)にて方路テーブルDが更新される。
この様にして、例えば、ノード1(#A)では端末MACアドレス「P7」の端末P7がノード1(#C)に接続されていることが分かると、方路テーブルDを参照して最短の送信伝送路である第1の伝送路2aの情報を得て、その第1の伝送路2aを介してノード1(#C)に端末間パケットを送信することができる。
以上、本発明のリングネットワークでは、リングネットワーク上の各ノードに接続された端末間の通信を行いながら、各ノードに設けられるMACアドレステーブルや方路テーブルなどのルーティング・テーブルに端末のMACアドレス、最短伝送路を記憶することができる。このルーティング・テーブルの生成や管理方法は、プロトコルヘッダを大きくすることなく、方路や端末のMACアドレス等の経路情報を学習するので、ルーティング・テーブルへの初期設定を最小にしても良く、リングネットワークを低コストで提供することが出来る。
本発明の実施例に係るリングネットワークシステムの構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係るリングネットワークシステム上で伝送されるIPパケットの構成を示す図。 本発明の実施例に係るリングネットワークシステムのMACアドレステーブルを示す図。 本発明の実施例に係るリングネットワークシステムの方路テーブルを示す図。 本発明の実施例に係るリングネットワークシステムの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係るリングネットワークシステムのMACアドレステーブルを生成する動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係るリングネットワークシステムのMACアドレステーブルにMACアドレスを追加する動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係るリングネットワークシステムの方路テーブルの生成動作を示すフローチャート。 本発明の実施例に係るリングネットワークシステムの方路テーブルの生成動作を示すフローチャート。 従来のリングネットワークシステムの構成を示すブロック図。
符号の説明
1 ノード
2a 第1の伝送路(「方路R」)
2b 第2の伝送路(「方路L」)
4 内部メモリ
5 ネットワークインタフェース
6 端末
P1〜P7 端末のMACアドレス
DA 宛先の端末MACアドレスフィールド
SA 送信元の端末MACアドレスフィールド
DN 宛先ノードアドレスフィールド
SN 送信元ノードアドレスフィールド
TTL 中継カウント数フィールド
Op オプションフィールド
mf メッセージフィールド

Claims (9)

  1. 第1の方路でパケットを伝送する第1の伝送路と、前記第1の方路と反対の第2の方路でパケットを伝送する第2の伝送路とからなるリング伝送路と、
    前記第1及び第2の伝送路に接続される複数のノードと、
    前記複数のノード内に設けられ、前記各ノードのノードアドレスと前記各ノードに接続されている端末のMACアドレスとが対応して記憶されるMACアドレステーブルと、
    前記複数のノード内に設けられ、他のノードのノードアドレスに対応して、前記他のノードから前記第1の伝送路を用いて受信したリングパケットに含まれる中継カウント情報を更新した第1の中継カウント数、前記他のノードから前記第2の伝送路を用いて受信した前記リングパケットに含まれる中継カウント情報を更新した第2の中継カウント数、および自ノードから前記他のノードに送信する時に使用する前記第1又は第2の伝送路が記憶される方路テーブルと
    を具備することを特徴とするリングネットワークシステムの通信制御方法。
  2. 第1の方路でパケットを伝送する第1の伝送路と、前記第1の方路と反対の第2の方路でパケットを伝送する第2の伝送路とからなるリング伝送路と、
    前記第1及び第2の伝送路に接続される複数のノードとからなるリングネットワークシステムの通信制御方法であって、
    前記複数の各ノードは、
    前記各ノードのノードアドレスと前記各ノードに接続されている端末のMACアドレスとが対応して記憶されるMACアドレステーブルと、
    他のノードのノードアドレスに対応して、前記他のノードから前記第1の伝送路を用いて受信したリングパケットに含まれる中継カウント情報を更新した第1の中継カウント数、前記他のノードから前記第2の伝送路を用いて受信した前記リングパケットに含まれる中継カウント情報を更新した第2の中継カウント数、および自ノードから前記他のノードに送信する時に使用する前記第1又は第2の伝送路が記憶される方路テーブルとを具備し、
    第1のノードに接続された第1の端末から第2のノードに接続された第2の端末へパケットを送信する場合、
    前記第1の端末からの送信パケットを受信した前記第1のノードは、
    前記送信パケットから送信先の前記第2の端末のMACアドレスを判読し、自ノードの前記MACアドレステーブルと照合して前記第2の端末が接続されている前記第2のノードのノードアドレスを取得し、
    前記第2のノードのノードアドレスと自ノードの前記方路テーブルを照合して前記第2のノードへ送信する前記第1又は第2の伝送路を設定し、
    宛先ノードアドレスに前記第2のノードのノードアドレスを設定すると共に、送信元ノードアドレスに前記第1のノードのノードアドレスを設定した情報を前記送信パケットに付加してカプセル化したリングパケットを生成し、
    前記設定された前記第1又は第2の伝送路に前記リングパケットを送信する
    ことを特徴とするリングネットワークシステムの通信制御方法。
  3. 前記リングパケットを受信した前記各ノードは、
    前記リングパケットから送信元の前記第1のノードのノードアドレスと、送信元の前記第1の端末のMACアドレスを判読し、
    前記第1のノードのノードアドレスと前記第1の端末のMACアドレスとをペアにして自ノード内の前記MACアドレステーブルに記憶する
    ことを特徴とする請求項2記載のリングネットワークシステムの通信制御方法。
  4. 前記第1のノードの前記MACアドレステーブルに前記第2の端末のMACアドレスが記憶されていない時は、
    前記宛先ノードアドレスに同報アドレスを設定した同報リングパケットを生成して前記第1又は第2の伝送路へ送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のリングネットワークシステムの通信制御方法。
  5. 前記同報リングパケットを受信した前記各ノードは、
    前記同報リングパケットから前記第2の端末のMACアドレスを判読し、
    送信元の前記第1のノードのノードアドレスと送信元の前記第1の端末のMACアドレスとをペアにして自ノードの前記MACアドレステーブルに記憶し、
    前記第2の端末を自ノードに接続していると判読した場合、受信したパケットを前記第2の端末に送信する
    ことを特徴とする請求項4記載のリングネットワークシステムの通信制御方法。
  6. 新たに端末が接続された前記ノードは、
    宛先MACアドレスに同報アドレスを設定し、送信元MACアドレスに自ノードに接続されている端末のMACアドレスを設定し、前記新たに端末が接続されたことを通報する方路探索情報の識別子をヘッダ情報に設定した同報リングパケットを生成し、
    前記同報リングパケットを前記第1又は第2の伝送路に送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のリングネットワークシステムの通信制御方法。
  7. 前記同報リングパケットを受信した前記各ノードは、
    前記同報リングパケットの送信元ノードアドレスと送信元MACアドレスを判読し、
    その判読した送信元ノードアドレスと送信元MACアドレスとを自ノードの前記MACアドレステーブルに記憶する
    ことを特徴とする請求項6記載のリングネットワークシステムの通信制御方法。
  8. 前記各ノードは所定の時間毎に、
    宛先ノードアドレスに同報アドレスを設定し、送信元ノードアドレスに自ノードアドレスを設定し、中継カウント数に0を設定し、前記中継カウント数を調べる方路探索情報の識別子をヘッダ情報に設定した同報試験リングパケットを生成し、
    前記同報リングパケットを前記第1及び第2の伝送路に送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のリングネットワークシステムの通信制御方法。
  9. 前記試験リングパケットを受信した前記各ノードは、
    前記第1の伝送路から受信した前記試験リングパケットの送信元ノードアドレスと前記中継カウント数を判読し、前記中継カウント数を更新して自ノードの前記方路テーブルに記憶し、
    前記第2の伝送路から受信した前記試験リングパケットの送信元ノードアドレスと前記中継カウント数を判読し、前記中継カウント数を更新して自ノードの前記方路テーブルに記憶し、
    更新された前記2つの中継カウント数を比較して多い方の伝送路を送信元のノードとの伝送路として自ノードの前記方路テーブルに記憶し、
    前記中継カウント数を更新した前記試験リングパケットを前記第1及び第2の伝送路に送信する
    ことを特徴とする請求項8記載のリングネットワークシステムの通信制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005354598A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Fujitsu Access Ltd 二重リング型伝送装置
US8559453B2 (en) 2007-09-05 2013-10-15 Fujitsu Limited Routing apparatus
JP2017022455A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 株式会社デンソー 中継装置

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