JP2005184431A - Multiplexer - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、デジタル信号からなるパケットデータ、特に映像、音声等を符号化して生成されるパケットデータについて、複数の符号化パケットデータをパケット単位で多重して伝送するための多重化装置に係り、特に多重化時の遅延ゆらぎによるパケットデータ中の時刻参照情報の揺らぎを抑制できる多重化装置に関する。 The present invention relates to a multiplexing apparatus for multiplexing and transmitting a plurality of encoded packet data in packet units for packet data composed of digital signals, particularly packet data generated by encoding video, audio, etc. In particular, the present invention relates to a multiplexing apparatus that can suppress fluctuations in time reference information in packet data due to delay fluctuations during multiplexing.
従来の多重化装置は、受信したパケットデータ中の時刻参照情報の値を多重化装置内のカウンタに初期値として設定し、上記時刻参照情報を含むパケットデータを多重出力する際に時刻参照情報の値をカウンタの値に置き換えて多重出力することでパケットデータ多重化時の揺らぎを補正している。(例えば、特許文献1参照)
次に、本発明の使用形態を明らかにするため、特許文献1と本願発明の使用形態の違いを図面を用いて説明する。図3は特許文献1の図3の概要図である。映像・音声符号化装置500では、クロック生成部504で生成したクロックを基準として映像符号化部501と音声符号化部502でそれぞれ映像信号と音声信号の符号化を行う。
Next, in order to clarify the usage pattern of the present invention, differences between the
また、時刻参照情報符号化部503ではクロック生成部504のクロックをカウンタ情報として符号化する。映像・音声符号化装置500は、上記映像・音声符号化データと時刻参照情報符号化データを多重して出力する。一方、映像・音声復号化装置520では受信した時刻参照情報を時刻参照情報復号化部523で復号し、この値をもとにして符号化装置側で使用しているクロックをクロック再生部524にてPLL等の方法を用いて再生し、再生されたクロックを基準にして映像復号化部521、音声復号化部522にてそれぞれ映像信号と音声信号の復号を行っている。
Further, the time reference
伝送路510の揺らぎ等により、時刻参照情報が映像・音声復号化装置520に到着するタイミングに揺らぎが生じると再生されるクロックが揺らぐことになり正しく映像や音声を復号できなくなるという問題が生じる。このため時刻参照情報を揺らぎなく復号化装置に伝送することは映像・音声等の符号化データを配信するサービスを安定して行うために非常に重要な要素であり、特許文献1は本課題を解決している。
If fluctuations occur in the timing at which the time reference information arrives at the video /
また、図4は本発明の対象となる多重化装置の説明図である。伝送路の伝送帯域が広い場合には1台の映像・音声符号化装置で符号化したパケットデータだけを伝送するのではなく、図4に示すように複数の映像・音声符号化装置で符号化した映像・音声パケットデータを多重化装置で多重化し、あるいは更にその後段にも多重化装置を設置することで伝送帯域を効率良く使用する運用形態が用いられる。多重化装置は同時に複数の映像・音声符号化装置からのパケットデータを多重しこれを時分割多重するため、多重化装置内での処理遅延分だけ時刻参照情報の値が揺らぐことになり、これを補正するための処理が必要となる。 FIG. 4 is an explanatory diagram of a multiplexing apparatus that is an object of the present invention. When the transmission bandwidth of the transmission path is wide, not only packet data encoded by one video / audio encoding device is transmitted, but encoding is performed by a plurality of video / audio encoding devices as shown in FIG. An operation mode is used in which the video / audio packet data is multiplexed by a multiplexing device, or a multiplexing device is installed at a subsequent stage to efficiently use the transmission band. Since the multiplexer simultaneously multiplexes packet data from a plurality of video / audio encoders and time-division multiplexes them, the value of the time reference information fluctuates by the processing delay in the multiplexer. A process for correcting the error is required.
特許文献1の図1に示す多重化装置は、図4に示す1段目の多重化装置620及び621としては有効に動作する。しかしながら、2段目に設置される多重化装置630のように、同一回線上に多重して複数種類の時刻参照情報が含まれるパケットを受信した場合にすべての時刻参照情報を正しく補正することができないという課題を有する。
The multiplexing apparatus shown in FIG. 1 of
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、受信したパケットに含まれる時刻参照情報が1種類の場合はもちろん、異なる複数種類の時刻参照情報が含まれるパケットを受信した場合にもパケット多重化時の時刻参照情報の揺らぎを補正することが可能な多重化装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in order to solve the above-described problems, and received a packet including a plurality of different types of time reference information as well as one type of time reference information included in the received packet. Even in such a case, an object is to provide a multiplexing apparatus capable of correcting fluctuations in time reference information during packet multiplexing.
この発明に係る多重化装置は、入力した時刻参照情報パケットの時刻参照情報を受信時刻参照情報として保持する受信時刻参照情報バッファと、上記多重化装置に独自に設けた時刻参照情報用カウンタと、上記受信時刻参照情報バッファに受信時刻参照情報を保持した時の時刻参照情報用カウンタ値を入力時刻参照情報として保持する入力時刻参照情報バッファと、上記書き換えた時刻参照情報パケットを出力する時の時刻参照情報用カウンタ値を出力時刻参照情報として保持する出力時刻参照情報バッファと、上記出力時刻参照情報から入力時刻参照情報を差分し、その差分値を受信時刻参照情報に加算して上記独自に書き換えた時刻参照情報パケットを出力する時刻参照情報パケット生成部とを備えたものである。 A multiplexing device according to the present invention includes a reception time reference information buffer that holds time reference information of an input time reference information packet as reception time reference information, a time reference information counter uniquely provided in the multiplexing device, An input time reference information buffer that holds the time reference information counter value when the reception time reference information is held in the reception time reference information buffer as input time reference information, and a time when the rewritten time reference information packet is output The output time reference information buffer that holds the counter value for reference information as output time reference information, and the input time reference information is subtracted from the output time reference information, and the difference value is added to the reception time reference information and rewritten independently. And a time reference information packet generator for outputting the time reference information packet.
この発明によれば、多重化装置は、時刻参照情報パケット生成部が出力時刻参照情報から入力時刻参照情報を差分し、その差分値を受信時刻参照情報に加算して独自に書き換えた時刻参照情報パケットを出力するので、同一回線上で異なる複数種類の時刻参照情報が含まれるパケットを受信した場合にもデータパケット多重化時の時刻参照情報の揺らぎを補正することが可能となる。 According to the present invention, in the multiplexing apparatus, the time reference information packet generator generates a time reference information that is uniquely rewritten by subtracting the input time reference information from the output time reference information and adding the difference value to the reception time reference information. Since the packet is output, it is possible to correct the fluctuation of the time reference information when the data packet is multiplexed even when a packet including a plurality of different types of time reference information is received on the same line.
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に示す多重化装置の構成図である。図において、300はこの発明に係る多重化装置であり、パケット入力1に対する入力処理部321、パケット入力2に対する入力処理部322、パケット入力nに対する入力処理部32n、入力処理部321〜入力処理部32nから出力されるパケットを多重出力するチャネル多重処理部331より構成される。
1 is a block diagram of a multiplexing apparatus shown in
以下、入力処理部321について更に詳細に説明する。301は受信したパケットから多重するパケットのみを抽出するパケット抽出部、302はパケット抽出部301で抽出されたパケットのパケット識別情報を変更するパケット識別情報変更部、303はパケット識別情報変更部302から出力されたパケットの中から時刻参照情報が含まれるパケット(以下、時刻参照情報パケットと称す)を検出する時刻参照情報検出部、304は時刻参照情報パケット以外のパケットを一時的に保持するバッファ部、305は時刻参照情報検出部303で検出した時刻参照情報を一時的に保持する受信時刻参照情報バッファ部である。
Hereinafter, the input processing unit 321 will be described in more detail.
また、306は独自に時刻参照情報パケットを生成する時刻参照情報パケット生成部、307は時刻参照情報パケット生成用の時刻参照情報用カウンタ、308は時刻参照情報用カウンタ307を動作させるためのクロック信号を供給するクロック生成部、309は時刻参照情報検出部303にて受信パケットから時刻参照情報が含まれるパケットを検出したタイミングでの時刻参照情報用カウンタ307のカウント値を保持する入力位相時刻参照情報バッファ部である。
Further,
また、310は後述の多重制御部312が時刻参照情報パケット生成部306で生成する時刻参照情報パケットの多重を選択したタイミングで、時刻参照情報用カウンタ307のカウント値を保持する出力位相時刻参照情報バッファ部、311はバッファ部304からのパケットと時刻参照情報情報パケット生成部306からの時刻参照情報パケットを多重するパケット多重処理部、312はパケット多重処理部311に対してバッファ部304からのパケットと時刻参照情報パケット生成部306からの時刻参照情報パケットのいずれを多重するかを制御する多重制御部である。
Reference numeral 310 denotes output phase time reference information that holds the count value of the time
次に動作について説明するが、図1の多重化装置300は大別してn個の入力処理部(入力処理部321〜入力処理部32n)と多重出力部331より構成される。このうち入力処理部321〜入力処理部32nはすべて同一構成となるため、入力処理部321の動作を代表して詳細に説明する。
Next, the operation will be described. The
パケット抽出部301は受信したパケット信号のうち、多重化装置300で多重すべきパケットのみを抽出するものである。例えば受信したパケットのうちスタッフ用パケットや多重する必要のないパケットはパケット抽出部301で削除し、それ以外の必要なパケットのみを出力する。
The
パケット識別情報変更部302は、パケット抽出部301にて抽出したパケットについて必要に応じてパケット識別情報の変更を行う。通常、パケットにはパケット種別を特定するための識別情報が付加されているが、多重化装置300は例えばパケット入力1と図示した同一回線上に複数種類のパケットを多重して入力することが可能となっている。これはパケット入力2〜パケット入力nでも同様のため、識別情報が他パケット入力からのパケットと重複するパケットを受信した場合にはその識別情報を変更する。これにより、チャネル多重処理部331からの多重出力時における識別情報の重複を避けている。
The packet identification
時刻参照情報検出部303は、パケット識別情報変更部302より入力したパケットの中から時刻参照情報パケットを検索し、その時刻参照情報値を受信時刻参照情報バッファ305に格納するとともに、時刻参照情報用カウンタ307のカウント値を入力位相時刻参照情報バッファ部309に格納させる。また、時刻参照情報パケット以外のパケットをバッファ304に格納する。
The time reference
また、時刻参照情報パケット生成部306は多重化装置300内で独自に時刻参照情報パケットを生成する。パケット多重処理部311はバッファ部304からのパケットと時刻参照情報パケット生成部306からの時刻参照情報パケットの多重出力処理を行う。多重制御部312はバッファ部304からのパケットと時刻参照情報パケット生成部306からの時刻参照情報パケットのいずれを多重するか制御するものであり、時刻参照情報パケット生成部306からの時刻参照情報パケットを選択したタイミングで時刻参照情報用カウンタ307のカウント値を出力位相時刻参照情報バッファ310に格納する。
In addition, the time reference information
時刻参照情報パケット生成部306にて生成する時刻参照情報値は、受信時刻参照情報バッファ部305、入力位相時刻参照情報バッファ309および出力位相時刻参照情報バッファ部310からの値を読み出して生成する。具体的には、入力位相時刻参照情報バッファ309に格納されている時刻参照情報値と出力位相時刻参照情報バッファ310に格納されている時刻参照情報値の差分値を受信時刻参照情報バッファ305が保持する時刻参照情報値に加算するものである。チャネル多重処理部331は入力処理部321〜入力処理部32nからのパケットを多重して出力する。
The time reference information value generated by the time reference information
次に、時刻参照情報パケット生成部306による時刻参照情報パケット生成動作を詳細に説明する。図5は複数種類のパケットを入力して多重化する多重化装置の構成図である。図5において701および702は映像、音声信号を符号化してパケットデータを生成する映像・音声符号化装置である。703は映像・音声符号化装置701および映像・音声符号化装置702からのパケットデータを時分割で多重出力する多重化装置であり、特許文献1の図1に示す多重化装置に相当する。また、704は本発明の説明に用いる多重化装置である。
Next, the time reference information packet generation operation by the time reference information
映像・音声符号化装置701と映像・音声符号化装置702はそれぞれ独立する時刻参照情報パケットPCRaおよびPCRbで動作しているものとする。また、図6は従来の多重化装置の動作例を示す説明図である。つまり、図5における多重化装置704の構成を多重化装置703と同等とした場合、図5に示す映像・音声符号化装置701および映像・音声符号化装置702から出力される時刻参照情報パケットを多重化装置703および多重化装置704で多重した場合の動作例を示したものである。
It is assumed that the video /
映像・音声符号化装置701は映像パケットVae(e=1,2,3・・・)、音声パケットAaf(f=1,2,3・・・)、時刻参照情報パケットPCRag(g=1,2,3・・・)のパケットを出力する。映像・音声符号化装置702はVbh(h=1,2,3・・・)、音声パケットAbj(j=1,2,3・・・)、時刻参照情報パケットPCRbk(k=1,2,3・・・)のパケットを出力する。多重化装置703は映像・音声符号化装置701および映像・音声符号化装置702から出力される上記パケットを時分割にて多重出力する。図6中のT1は多重化装置703内での処理遅延を、T2は多重化装置704内での処理遅延を示す。
The video /
多重化装置703と同等(以下、従来と称す)の多重化装置704は、時刻参照情報パケットから時刻参照情報を抽出し、これを特許文献1の図1に示すカウンタ2(以下、従来カウンタと称す)の初期値としている。即ち、図6に示す時刻参照情報パケットPCRa1を受信するとその時刻参照情報を従来カウンタへ初期値としてセットする。次に、時刻参照情報パケットPCRb1を受信するとその時刻参照情報を従来カウンタへ初期値として上書きセットする。
A
一方、従来の多重化装置704から独自に時刻参照情報パケットPCRa1を出力する場合、時刻参照情報パケットPCRa1をバッファから読み出したタイミングで従来カウンタのカウント値を読み出し、その値を時刻参照情報パケットPCRa1の時刻参照情報値と置き換えて出力する。しかし、この時従来カウンタは、既に時刻参照情報パケットPCRb1から入力した時刻参照情報値をもとにカウント動作を行っており、正しい補正が出来なくなっている。
On the other hand, when the time reference information packet PCRa1 is independently output from the
上記に関し、より具体的に説明するため、時刻参照情報として我々が日常的に使用している時刻情報を当てはめることとし、映像・音声符号化装置701および702からは10秒ごとに時刻参照情報すなわち時刻情報を時刻参照情報パケットに挿入して出力することとする。映像・音声符号化装置701と映像・音声符号化装置702の時刻参照情報は独立していることから、例えば映像・音声符号化装置701が出力する時刻参照情報パケットPCRa1は11時29分30秒を示し、時刻参照情報パケットPCRa2は11時29分40秒を示しているとする。一方、映像・音声符号化装置702が出力する時刻参照情報パケットPCRb1は07時05分15秒を、時刻参照情報パケットPCRb2は07時05分25秒を示しているとする。
In order to explain more specifically with respect to the above, the time information that we routinely use is applied as the time reference information. From the video /
従来の多重化装置704は、時刻参照情報パケットPCRa1を受信すると従来カウンタの値を11時29分30秒にセットし、直後に時刻参照情報パケットPCRb1を受信すると従来カウンタの値を07時05分15秒に新たにセットする。このため時刻参照情報パケットPCRa1を出力するタイミングでは、本来あるべき(11時29分30秒+T3)ではなく、(07時05分15秒+T4)の値が時刻参照情報パケットPCRa1に挿入されることになり、時刻参照情報が正しく補正されないことになる。
When receiving the time reference information packet PCRa1, the
次に図5における多重化装置704を本発明に係る図1に示す多重化装置300とした場合の動作例を図7に示す。図7は本発明の多重化装置の動作例を示す説明図である。
Next, FIG. 7 shows an operation example when the
多重化装置300は、時刻参照情報検出部303が受信パケット中に時刻参照情報を検出したタイミングおよび時刻参照情報パケット生成部306が時刻参照情報パケットを多重出力するタイミングで時刻参照情報用カウンタ307のカウント値を入力位相時刻参照バッファ309及び出力位相時刻参照バッファ310に保持する。また、受信パケット中に含まれる時刻参照情報を受信時刻参照情報バッファ305に保持することにより、時刻参照情報パケット生成部306で独自に時刻参照情報パケットを生成する。
図7の例は多重化装置704から出力する時刻参照情報パケットの再送間隔として、映像・音声符号化装置701からの時刻参照情報パケットPCRan(n=1,2,3・・・)については5パケット間隔にて、映像・音声符号化装置702からの時刻参照情報パケットPCRbm(m=1,2,3・・・)については7パケット間隔にて、いずれも受信した間隔とは異なる間隔で出力する場合の動作例を示したものである。
In the example of FIG. 7, the time reference information packet PCRan (n = 1, 2, 3...) From the video /
例えば、時刻参照情報パケットPCRa0を受信したタイミングでは、時刻参照情報パケットPCRa0に含まれる時刻参照情報(11時29分20秒)を受信時刻参照情報バッファ309に保持するとともに、時刻参照情報パケットPCRa0を受信したタイミングでの時刻参照情報用カウンタ307のカウント値(21時29分52秒)を入力位相時刻参照情報バッファ309に保持しておく。
For example, at the timing when the time reference information packet PCRa0 is received, the time reference information (11:29:20) included in the time reference information packet PCRa0 is held in the reception time
次に、時刻参照情報パケット生成部306が独自に時刻参照情報パケットPCRa0を生成・出力するタイミングでは、本タイミングでの時刻参照情報用カウンタ307のカウント値(21時30分06秒)を出力位相時刻参照情報バッファ310に保持する。これにより、その差分値(14秒)を、先に受信し受信時刻参照情報バッファ305に保持した時刻参照情報(11時29分20秒)に加算し、時刻参照情報パケットの時刻参照情報値を11時29分34秒に設定する。
Next, at the timing at which the time reference information
映像・音声符号化装置702に関する時刻参照情報パケットPCRbm(m=0,1,2・・・)についても同様に補正を行うこととする。尚、受信時刻情報参照バッファ305、入力位相時刻参照バッファ309及び出力位相時刻参照バッファ310を用いて上述の動作を実現するためには、各々のバッファ数を各々識別情報が異なる複数種類のパケット数分設け、時刻参照情報パケット生成部306が独自に書き換える時刻参照情報パケットを生成する場合は、上記各々のバッファが保持した識別情報毎の受信時刻参照情報、入力時刻参照情報及び出力時刻参照情報を抽出して演算することが必要となるが、この方法は容易に実施可能なので詳細な説明を省略する。
The time reference information packet PCRbm (m = 0, 1, 2,...) Related to the video /
以上のように、本発明に係る多重化装置300では、時刻参照情報の補正を行うにあたって、本装置内部に設ける時刻参照情報用カウンタ307は受信した時刻参照情報の値を初期値としてセットするのではなく、時刻参照情報を含むパケットを受信したタイミングと時刻参照情報を含むパケットを出力するタイミングの差分時間を測定する手段として用いる。また、時刻参照情報パケット生成部306が出力時刻参照情報から入力時刻参照情報を差分し、その差分値を受信時刻参照情報に加算して独自に書き換えた時刻参照情報パケットを出力するので、同一回線上で異なる複数種類の時刻参照情報が含まれるパケットを受信した場合にもデータパケット多重化時の時刻参照情報の揺らぎを補正することが可能となる。
As described above, in the
また、受信したパケット中の時刻参照情報を他のパケットから分離して保持することにより、受信パケットにおける時刻参照情報の多重タイミングとは独立したタイミングで時刻参照情報の多重出力が可能となる。さらに、受信時刻参照情報バッファ305が保持する時刻参照情報を更新する場合は、識別情報毎の時刻参照情報パケットを所定数入力する度に1度更新することで、更新前までの時刻参照情報の揺らぎを補正できるようになり、より揺らぎ補正の精度が向上する。 Further, by separating the time reference information in the received packet from other packets and holding it, it is possible to multiplex output of the time reference information at a timing independent of the multiplexing timing of the time reference information in the received packet. Furthermore, when updating the time reference information held in the reception time reference information buffer 305, it is updated once every time a predetermined number of time reference information packets for each piece of identification information are input. The fluctuation can be corrected, and the fluctuation correction accuracy is further improved.
なお、図1では入力処理部321〜入力処理部32nの各々に時刻参照情報用カウンタとクロック生成部を設けているが、図2に示すようにすべての入力処理部共通に時刻参照情報用カウンタ407とクロック生成部408を設けてもよい。
In FIG. 1, each of the input processing unit 321 to the input processing unit 32n is provided with a time reference information counter and a clock generation unit. However, as shown in FIG. 2, the time reference information counter is common to all input processing units. 407 and a
この発明の活用例として、デジタル放送サービスや映像配信システムにおいて複数の番組を多重して多チャンネル放送を行う場合、個々の番組に関する映像・音声を符号化する符号化装置からの出力を複数多重する多重化装置に利用できる。 As an application example of the present invention, when multi-channel broadcasting is performed by multiplexing a plurality of programs in a digital broadcasting service or a video distribution system, a plurality of outputs from an encoding device that encodes video / audio related to each program are multiplexed. It can be used for multiplexing equipment.
300、400 多重化装置
301、401 パケット抽出部
302、402 パケット識別情報変更部
303、403 時刻参照情報検出部
304、404 バッファ
305、405 受信時刻参照情報バッファ
306、406 時刻参照情報パケット生成部
307、407 時刻参照情報用カウンタ
308、408 クロック生成部
309、409 入力位相時刻参照情報バッファ
310、410 出力位相時刻参照情報バッファ
311、411 パケット多重処理部
312、412 多重制御部
321〜32n、421〜42n 入力処理部
331、431 チャネル多重処理部
300, 400
Claims (3)
上記入力した時刻参照情報パケットの時刻参照情報を受信時刻参照情報として保持する受信時刻参照情報バッファと、
上記多重化装置に独自に設けた時刻参照情報用カウンタと、
上記受信時刻参照情報バッファに受信時刻参照情報を保持した時の時刻参照情報用カウンタ値を入力時刻参照情報として保持する入力時刻参照情報バッファと、
上記書き換えた時刻参照情報パケットを出力する時の時刻参照情報用カウンタ値を出力時刻参照情報として保持する出力時刻参照情報バッファと、
上記出力時刻参照情報から入力時刻参照情報を差分し、その差分値を受信時刻参照情報に加算して上記独自に書き換えた時刻参照情報パケットを出力する時刻参照情報パケット生成部とを備えたことを特徴とする多重化装置。 In a multiplexing device that inputs a plurality of types of packets with different identification information multiplexed externally on the same line, and rewrites and outputs the input time reference information packet uniquely,
A reception time reference information buffer for holding the time reference information of the input time reference information packet as reception time reference information;
A time reference information counter uniquely provided in the multiplexer;
An input time reference information buffer that holds, as input time reference information, a counter value for time reference information when the reception time reference information is held in the reception time reference information buffer;
An output time reference information buffer for holding the time reference information counter value when outputting the rewritten time reference information packet as output time reference information;
A time reference information packet generating unit for subtracting input time reference information from the output time reference information, adding the difference value to the reception time reference information, and outputting the uniquely rewritten time reference information packet. A multiplexing device characterized.
Priority Applications (1)
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