JP2005173962A - メモリ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連写撮影及び動画撮影において一次記憶メモリ制御及びバスパフォーマンスが不十分であるため、1秒間の連写撮像枚数及び動画の解像度に制約があった。
【解決手段】一次記憶メモリ制御にバンク、バンクスケジューリング、バンクモニタを行なうことで、外部入出力処理と内部信号処理の複数並列処理を行なう。これにより連写速度の向上と動画時の解像度を改善することができる。
【選択図】図2
【解決手段】一次記憶メモリ制御にバンク、バンクスケジューリング、バンクモニタを行なうことで、外部入出力処理と内部信号処理の複数並列処理を行なう。これにより連写速度の向上と動画時の解像度を改善することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、CCD(Charge Coupled Device)やMOS(Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子からの画素信号にディジタル信号処理を施して得られた画像データと、ディジタルビデオインターフェースを介して外部から入力された、例えばITU−R656(国際電気通信連合 勧告第656号)規格に準拠した画像データの両データフォーマットに対応した画像情報を記憶と処理するディジタルカメラ装置等のメモリ制御装置に関するものである。
動画や静止画を撮影できる携帯型のディジタルカメラ装置において、CCDやMOSイメージセンサなどの撮像素子からインタレーススキャン方式、及びプログレッシブスキャン方式で得られた画像データは、例えば静止画のJPEG(Joint Picture Experts Group)や動画のMPEG4方式又はJPEG2000に従った符号化により圧縮処理が施された後、磁気テープ、磁気ディスク、光ディスク、及び半導体メモリーカード等の着脱可能な記憶媒体に記録され、またこの記憶媒体から読み出されて、JPEGに従った復号化により伸長処理が施された画像データは、表示に適したサイズまで拡大処理されて、液晶ディスプレイ等でモニタすることができる。
かかるディジタルカメラ装置では、CCDからの入力信号をまずSDRAM等(Synchronous DRAM)のメモリに一時記憶し、次にその一時記憶を読み出し、拡大又は縮小等のズーム処理などの信号処理演算を行い、演算後のデータを一時記憶し、さらにディスプレイ部分に適した表示に変換し、長期保存に適した信号形態に変換するためにDMA(Direct Memory Access)等により高速に一時記憶装置から読み出し、出力されている。
上記の例において明確なように、SDRAMにライト2回とリード2回を行なうことが必要である。一般的にはSDRAMのメモリマップを各システムに合わせて策定し、必要とするメモリ容量をあらかじめ計算しておいて、それぞれの処理を行なう。またCCDなどの撮像素子から入力される信号は順次列で1次元的に配列できるので、SDRAMのバーストモードなどを利用してアクセスタイムを短縮して高速にリードライトできるように工夫されている。
上記の例において明確なように、SDRAMにライト2回とリード2回を行なうことが必要である。一般的にはSDRAMのメモリマップを各システムに合わせて策定し、必要とするメモリ容量をあらかじめ計算しておいて、それぞれの処理を行なう。またCCDなどの撮像素子から入力される信号は順次列で1次元的に配列できるので、SDRAMのバーストモードなどを利用してアクセスタイムを短縮して高速にリードライトできるように工夫されている。
しかしながら、ディジタルカメラのCCDの解像度が高くなったことと、高解像度の静止画をより高速に連写する必要が出てきたことと、高解像度のスムーズな動画までも記録したいという市場要望により、SDRAMのアクセス速度はますます高速化する必然性に迫られている。しかしながら、そこで、メモリ制御回路を高速化することにより、連写速度を改善する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、かかる携帯型ビデオカメラに用いられるディジタル画像符号化装置におけるメモリ制御回路の構成を示すブロック図である。以下、図6を参照して、従来のメモリ制御の構成及び動作について説明する。最初にその構成を説明する。
データEDATはバスバッファ回路24を経由して偶数バッファメモリA30と奇数バッファメモリB31に接続されている。アドレスは、書き込みアドレスカウント回路26と読み出しアドレスカウント回路27により生成されるアドレスをセレクト回路28により選定しアドレスバス29により偶数バッファメモリA30と奇数バッファメモリB31に与えられる。
次にその動作を説明する。連写速度の高速化を目的として、データレートの異なるブロック単位の入力データをアドレスバス及びデータバスをそれぞれ共有している。1つの書き込みアドレスが設定されると偶数バッファメモリA30と奇数バッファメモリB31に順次書き込まれる。このため書き込み時間が短縮され、ひいては機器全体の信号処理速度の向上をはかれる。
特開平5−35587号公報
次にその動作を説明する。連写速度の高速化を目的として、データレートの異なるブロック単位の入力データをアドレスバス及びデータバスをそれぞれ共有している。1つの書き込みアドレスが設定されると偶数バッファメモリA30と奇数バッファメモリB31に順次書き込まれる。このため書き込み時間が短縮され、ひいては機器全体の信号処理速度の向上をはかれる。
上記の従来例は、連写時の信号処理速度を改善することを目的としたものであったが、偶数バッファメモリAと奇数バッファメモリBのアドレスバスとデータバスはいずれも共用されており、あくまでアドレス生成が偶数アドレスと奇数アドレスの生成が1回でできるというだけのメリットだけで、例えば偶数バッファメモリに書き込み中は奇数バッファメモリへの書き込みはできなかった。したがって連写時のパフォーマンス改善はわずかであった。
またバッファメモリAとバッファメモリBの書き込みアドレスカウントと読み出しアドレスカウントはセレクト回路を経由してバッファメモリAとバッファメモリBに接続されているので、バッファメモリAへ書き込み中にバッファメモリBへ同時に書き込むことはできないという問題があった。
またバッファメモリAとバッファメモリBの書き込みアドレスカウントと読み出しアドレスカウントはセレクト回路を経由してバッファメモリAとバッファメモリBに接続されているので、バッファメモリAへ書き込み中にバッファメモリBへ同時に書き込むことはできないという問題があった。
また、バッファメモリAとバッファメモリBは2つの独立したデバイスに分かれていることが必要でコストの面では不利であるという問題があった。
前記の目的を達成するため、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、1つにはバッファメモリを1つのデバイスで構成しつつもパフォーマンスを改善できる手段を提供するものであり、2つめにはバッファメモリを2つ以上で構成する場合には独立バスを用いてパフォーマンスを改善できる手段を提供するものであり、3つめにはバンクとバースト長をモード別にプリセットすることにより信号処理のパフォーマンスを改善できる手段を提供するものであり、4つめには実際に使用されているバンクの使用率をフィードバックして、空きの情報を記憶し、プリセットが近い場合は空きの多いバンク設定にフィードバックされる機能を有することによりパフォーマンスの向上を提供するものである。
本発明の第1の特徴は、撮像モードなどのモードを事前設定するモードプリセット部と、その情報を元にバンクの使用順を決定するバンクスケジューラと、前記バンクスケジューラの情報を元にメモリの制御線及びバス線を制御するバンク制御と、前記バンク制御により制御されるメモリバンクAとメモリバンクBとにより構成されることを特徴とするメモリ制御であって、モードプリセットにより設定されたバンクスケジューラにより、適切なバンクに切り替えてメモリを使用することにより、メモリが使用中で空くまで待つ必要をなくすことにより、メモリアクセスの効率化をはかり、メモリアクセスのパフォーマンスを向上させている。
本発明の第2の特徴は、前記バンク制御の情報を元に実際に使用されているバンクをモニタし、バンクの各単位の使用率を把握し、バンクスケジューラにフィードバックするバンクモニタを付加することを特徴とするメモリ制御であって、解像度と連写速度において使用率の実績データを保持し、最もメモリの空きが多くなる条件をフィードバックして、モードプリセットをさらにメモリ空き領域が多く取れる解像度と連写速度に調整する機能を有する。
本発明の第3の特徴は、前記バンク制御により制御されるメモリバンクがAとBのみでなく、より多くの複数個のメモリバンクにより構成されることを特徴とするメモリ制御であって、撮像処理と信号処理をパイプライン化し、並列処理を増やす場合に3つ以上のバンクを使用してよりパフォーマンスを改善できるという機能を有する。
本発明の第4の発明は、ディジタルカメラの連写モードにおいて、画素数優先プリセットモードと、その際にバースト長を長くしてバンク切り替えを少なく制御を行なうことを特徴とするバンクスケジューラを有するメモリ制御であって、画素数を多く取り入れて解像度を上げたいが、連写速度は若干遅くても良い場合はバースト長を長くしてバンク切り替えを少なくすることによりメモリアクセスの高速化をはかれるという特徴を有する。
本発明の第5の発明は、ディジタルカメラの連写モードにおいて、連写速度優先プリセットモードと、その際にバースト長を短くして、バンクの切り替えを多く制御を行なうことを特徴とするバンクスケジューラを有するメモリ制御であって、連写速度を早くして、画素数を多少下げても良い場合は、バースト長を短くしてバンク切り替えを多くすることによりメモリアクセスの高速化をはかれるという特徴を有する。
本発明の第6の発明は、ディジタルカメラの動画モードにおいて、画素数優先プリセットモードと、その際にバースト長を長くしてバンク切り替えを少なく制御を行なうことを特徴とするバンクスケジューラを有するメモリ制御であって、画素数を多く取り入れて解像度を上げたいが、連写速度は若干遅くても良い場合はバースト長を長くしてバンク切り替えを少なくすることによりメモリアクセスの高速化をはかれるという特徴を有する。
本発明の第7の発明は、ディジタルカメラの動画モードにおいて、動画速度優先プリセットモードと、その際にバースト長を短くして、バンクの切り替えを多く制御を行なうことを特徴とするバンクスケジューラを有するメモリ制御であって、連写速度を早くして、画素数を多少下げても良い場合は、バースト長を短くしてバンク切り替えを多くすることによりメモリアクセスの高速化をはかれるという特徴を有する。
以上説明したように、本発明によれば、連写撮影及び動画撮影においてメモリ制御のパフォーマンスの改善をはかることができ、1秒間の連写枚数を改善でき、また動画撮影で例えば秒30フレームとした場合には解像度を改善できると言う格別な効果を奏する。
(実施例1)
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を説明した一構成例を示すブロック図である。
また、本実施の形態によるメモリ制御は、ディジタルカメラ装置に適用されるものとして説明する。
撮像モードなどのモードを事前設定するモードプリセット1と、その情報を元にバンクの使用順を決定するバンクスケジューラ2と、前記バンクスケジューラの情報を元にメモリの制御線及びバス線を制御するバンク制御14と、前記バンク制御により制御されるメモリバンクA2とメモリバンクB3とにより構成されるメモリ制御である。
最初に各部の機能を説明する。
モードプリセット1は撮像する解像度MN(水平方向M列、垂直方向N行)で連写K枚/秒をあらかじめプリセットするブロックである。バンクスケジューラ2はバンクの大きさをダイナミックに変更する機能とどのバンクをいつ使うかをスケジューリングする。バンク制御14はアドレスバスとデータバスとメモリ制御線を実際に制御する機能を有する。メモリバンクA2はメモリのA番目のバンクで、メモリバンクB3はメモリのB番目のバンクである。なおメモリバンクAとメモリバンクBが同じメモリチップで構成される場合と別チップで構成される場合の2通りがある。
次に動作を説明する。
なおメモリバンクAとメモリバンクBが同じメモリチップで構成される場合を説明する。モードプリセット1において連写速度より解像度を優先する連写撮像モード及び動画フレーム数より解像度を優先する動画撮像モードが設定されている場合は、バンクスケジューラ2にはバンクを少なくし、バースト長を長くする。
逆に解像度よりも連写速度を優先する連写撮像モード及び動画フレーム数を優先する動画撮像モードが設定されている場合はバンクスケジューラ2にはバンクを多くし、バースト長もブロック処理単位になるように少なくする。
このバンクスケジューラ2の指示に従ってバンク制御14はメモリバンクAとメモリバンクBにアクセスする。解像度優先時はバンクサイズを大きくすることで大きな連続した容量を確保する。次に書き込まれたデータを読み出してきてフィルタなどの信号処理を行なう際には、そのサイズで読み出すと水平方向に大きすぎるのでバンクサイズをダイナミックに変えて信号処理に適したバンクとバースト長で読み出す。バンクが垂直方向の読み出しアドレッシングに対応しバースト長が水平方向の読み出しアドレッシングに対応する。これにより従来アドレスカウントして決めていた書き込みアドレスカウント26及び読み込みアドレスカウント27はバンク内のみのカウンタとなる。
メモリバンクAとメモリバンクBが異なるチップで構成される場合でアドレスバスとデータバスが独立して各バンクに与えられている場合を説明する。この場合はメモリバンクAへの書き込みとメモリバンクBからの読み出し又は書き込みを平行して行なうことができる。したがって、すでにメモリバンクBに書き込みを継続しながら、すでに書き込まれたメモリバンクAから読み出して、信号処理ブロックAに与えることができる。またすでに書き込まれたメモリバンクAとメモリバンクBの両方から読み出してきて、それぞれ信号処理ブロックAと信号処理ブロックBに与えて、信号処理後のデータをメモリブロックAとメモリブロックBに書き込むことも可能である。
このようにして、バンクとバーストをメモリ制御の際にダイナミックに変更することにより、信号処理の目的に見合った処理が可能となる。
最初に各部の機能を説明する。
モードプリセット1は撮像する解像度MN(水平方向M列、垂直方向N行)で連写K枚/秒をあらかじめプリセットするブロックである。バンクスケジューラ2はバンクの大きさをダイナミックに変更する機能とどのバンクをいつ使うかをスケジューリングする。バンク制御14はアドレスバスとデータバスとメモリ制御線を実際に制御する機能を有する。メモリバンクA2はメモリのA番目のバンクで、メモリバンクB3はメモリのB番目のバンクである。なおメモリバンクAとメモリバンクBが同じメモリチップで構成される場合と別チップで構成される場合の2通りがある。
次に動作を説明する。
なおメモリバンクAとメモリバンクBが同じメモリチップで構成される場合を説明する。モードプリセット1において連写速度より解像度を優先する連写撮像モード及び動画フレーム数より解像度を優先する動画撮像モードが設定されている場合は、バンクスケジューラ2にはバンクを少なくし、バースト長を長くする。
逆に解像度よりも連写速度を優先する連写撮像モード及び動画フレーム数を優先する動画撮像モードが設定されている場合はバンクスケジューラ2にはバンクを多くし、バースト長もブロック処理単位になるように少なくする。
このバンクスケジューラ2の指示に従ってバンク制御14はメモリバンクAとメモリバンクBにアクセスする。解像度優先時はバンクサイズを大きくすることで大きな連続した容量を確保する。次に書き込まれたデータを読み出してきてフィルタなどの信号処理を行なう際には、そのサイズで読み出すと水平方向に大きすぎるのでバンクサイズをダイナミックに変えて信号処理に適したバンクとバースト長で読み出す。バンクが垂直方向の読み出しアドレッシングに対応しバースト長が水平方向の読み出しアドレッシングに対応する。これにより従来アドレスカウントして決めていた書き込みアドレスカウント26及び読み込みアドレスカウント27はバンク内のみのカウンタとなる。
メモリバンクAとメモリバンクBが異なるチップで構成される場合でアドレスバスとデータバスが独立して各バンクに与えられている場合を説明する。この場合はメモリバンクAへの書き込みとメモリバンクBからの読み出し又は書き込みを平行して行なうことができる。したがって、すでにメモリバンクBに書き込みを継続しながら、すでに書き込まれたメモリバンクAから読み出して、信号処理ブロックAに与えることができる。またすでに書き込まれたメモリバンクAとメモリバンクBの両方から読み出してきて、それぞれ信号処理ブロックAと信号処理ブロックBに与えて、信号処理後のデータをメモリブロックAとメモリブロックBに書き込むことも可能である。
このようにして、バンクとバーストをメモリ制御の際にダイナミックに変更することにより、信号処理の目的に見合った処理が可能となる。
(実施例2)
図2は、実施例1において、前記バンク制御の情報を元に実際に使用されているバンクをモニタし、バンクの各単位の使用率を把握しバンクスケジューラにフィードバックするバンクモニタ16を付加したメモリ制御である。
他の構成は実施例1と同じであるので省略する。
次に動作を説明する。
モードプリセット1によりプリセットされたバンクスケジューラ2により、バンク制御されるが、バンクの状態としてはバンクに何もかかれていない状態30、バンクに書き込み中の状態31、バンクにデータが保持されている状態32、バンクからそのデータを読み出し中の状態33、バンクにはデータはあるが既に読み出されているので消しても良い状態34、但しこれはバンクに何もかかれていない状態30と同じである。バンクにはデータがありすでに読み出されたがさらに読み出す必要があるためデータを保持する状態35、但しこれもバンクにデータが保持されている状態32と同じである。通常は30−>31−>32−>33−>30で動作するが、たとえばメモリバンクBから読み出して低速の外部メモリへ書きこむ場合は、外部メモリにより待たされる。この場合メモリバンクAは使用できる。バンクモニタ16は常にバンクメモリの30、31、32、33の状態をモニタすることにより、メモリバンクAを次に使用するようにバンクスケジューラに指示する。
このようにして、バンクモニタによりメモリバンクをより効率的に制御できる。
図2は、実施例1において、前記バンク制御の情報を元に実際に使用されているバンクをモニタし、バンクの各単位の使用率を把握しバンクスケジューラにフィードバックするバンクモニタ16を付加したメモリ制御である。
他の構成は実施例1と同じであるので省略する。
次に動作を説明する。
モードプリセット1によりプリセットされたバンクスケジューラ2により、バンク制御されるが、バンクの状態としてはバンクに何もかかれていない状態30、バンクに書き込み中の状態31、バンクにデータが保持されている状態32、バンクからそのデータを読み出し中の状態33、バンクにはデータはあるが既に読み出されているので消しても良い状態34、但しこれはバンクに何もかかれていない状態30と同じである。バンクにはデータがありすでに読み出されたがさらに読み出す必要があるためデータを保持する状態35、但しこれもバンクにデータが保持されている状態32と同じである。通常は30−>31−>32−>33−>30で動作するが、たとえばメモリバンクBから読み出して低速の外部メモリへ書きこむ場合は、外部メモリにより待たされる。この場合メモリバンクAは使用できる。バンクモニタ16は常にバンクメモリの30、31、32、33の状態をモニタすることにより、メモリバンクAを次に使用するようにバンクスケジューラに指示する。
このようにして、バンクモニタによりメモリバンクをより効率的に制御できる。
(実施例3)
図3は、本発明の一実施の形態を説明した一構成例を示すブロック図である。
本実施の形態は、バンク制御とメモリバンクの詳細を説明するものである。
まず最初に構成を説明する。メモリバンクA4とメモリバンクB5及びメモリバンクA2のデータを読み出してきて信号処理をする信号処理ブロックA14と、メモリバンクB5のデータを読み出してきて信号処理をする信号処理ブロックB15とからなる。データバス系には、メモリ部外部データバスとメモリ部内部データバスのメモリバンクAに対応したバンクA用データバスバッファ6と、バンクB用メモリバンクBに対応したデータバスバッファ7とで構成される。アドレスバス系には、メモリバンクA4用の書き込みアドレスカウント回路9と読み込みアドレスカウント10とそのいずれかを選択するセレクト回路8と、メモリバンクB5用の書き込みアドレスカウント回路12と読み込みアドレスカウント13とそのいずれかを選択するセレクト回路11とからなり、それぞれメモリバンクAとメモリバンクBに対して独立した書き込みアドレスと読み込みアドレスをバーストで与えることができる。制御バス系には、メモリバンクA4のデータバスバッファ6を制御するバンクA制御35と、メモリバンクAを選択する制御信号と書き込み制御信号と読み出し制御信号を発生するメモリバンク制御36と、メモリバンクB5のデータバスバッファ7を制御するバンク制御37と、メモリバンクB5を選択する制御信号と書き込み制御信号と読み出し制御信号を発生するメモリバンク制御38とで構成される。バンクスケジューラ2は前記バンク制御の時間的な管理を行なう。
次に動作を説明する。
バンクスケジューラ2により、外部データバスからバンクメモリA4に書き込みとバンクメモリB5から信号処理ブロックB15へ読み込みを同時に行なう場合を説明する。
バンクスケジューラ2によりメモリバンクA4が空いているとき、バンク制御からバンク書き込みアドレスカウント9とセレクト回路8に指示を出して、バーストアドレスをメモリバンクAにABUS1としてアドレッシングする。同時にバンク制御36から書き込みイネーブル信号をメモリバンク4に出して、外部データバスから入ってくるデータをバスバッファ6を経由してメモリバンク4に書きこむ。
次にすでにメモリバンクB5に書かれているデータは、バンクスケジューラ2によりバンク制御38に指示を出して、メモリバンクB5を選択する。またバンクスケジューラ2より読み出しアドレスカウント13とセレクト回路11に指示を出してメモリバンクBのアドレッシングを行なう。メモリバンクB5より読み出されたデータは信号処理ブロックBに書き込んで処理できる。
前記メモリバンクA4に対するアクセスと前記メモリバンクB5に対するアクセスを同時に行なうことができる。
なおもし、前記メモリバンクA4にバスバッファ6から書き込まれているときは前記メモリバンクBからバスバッファ7へ読み出すことはできないようにバンクスケジューラが制御している。この間にメモリバンクBは内部バスだけの転送を行なう。この状態が長く続く場合は、外部バスとの転送パフォーマンスが落ちるのでメモリバンクB5の空き領域が少なくなる。それをバンクスケジューラ2で監視して次はメモリバンクAを処理すべきか、それともメモリバンクBを処理すべきかをモードプリセット1と比較することにより判断する。モードプリセット1がメモリバンクAを先に処理すべきと指示しているときはメモリバンクAを処理する。しかし、モードプリセット1に優先順位がないときは、メモリバンクの空き領域の少ないほうを先に処理する。
図3は、本発明の一実施の形態を説明した一構成例を示すブロック図である。
本実施の形態は、バンク制御とメモリバンクの詳細を説明するものである。
まず最初に構成を説明する。メモリバンクA4とメモリバンクB5及びメモリバンクA2のデータを読み出してきて信号処理をする信号処理ブロックA14と、メモリバンクB5のデータを読み出してきて信号処理をする信号処理ブロックB15とからなる。データバス系には、メモリ部外部データバスとメモリ部内部データバスのメモリバンクAに対応したバンクA用データバスバッファ6と、バンクB用メモリバンクBに対応したデータバスバッファ7とで構成される。アドレスバス系には、メモリバンクA4用の書き込みアドレスカウント回路9と読み込みアドレスカウント10とそのいずれかを選択するセレクト回路8と、メモリバンクB5用の書き込みアドレスカウント回路12と読み込みアドレスカウント13とそのいずれかを選択するセレクト回路11とからなり、それぞれメモリバンクAとメモリバンクBに対して独立した書き込みアドレスと読み込みアドレスをバーストで与えることができる。制御バス系には、メモリバンクA4のデータバスバッファ6を制御するバンクA制御35と、メモリバンクAを選択する制御信号と書き込み制御信号と読み出し制御信号を発生するメモリバンク制御36と、メモリバンクB5のデータバスバッファ7を制御するバンク制御37と、メモリバンクB5を選択する制御信号と書き込み制御信号と読み出し制御信号を発生するメモリバンク制御38とで構成される。バンクスケジューラ2は前記バンク制御の時間的な管理を行なう。
次に動作を説明する。
バンクスケジューラ2により、外部データバスからバンクメモリA4に書き込みとバンクメモリB5から信号処理ブロックB15へ読み込みを同時に行なう場合を説明する。
バンクスケジューラ2によりメモリバンクA4が空いているとき、バンク制御からバンク書き込みアドレスカウント9とセレクト回路8に指示を出して、バーストアドレスをメモリバンクAにABUS1としてアドレッシングする。同時にバンク制御36から書き込みイネーブル信号をメモリバンク4に出して、外部データバスから入ってくるデータをバスバッファ6を経由してメモリバンク4に書きこむ。
次にすでにメモリバンクB5に書かれているデータは、バンクスケジューラ2によりバンク制御38に指示を出して、メモリバンクB5を選択する。またバンクスケジューラ2より読み出しアドレスカウント13とセレクト回路11に指示を出してメモリバンクBのアドレッシングを行なう。メモリバンクB5より読み出されたデータは信号処理ブロックBに書き込んで処理できる。
前記メモリバンクA4に対するアクセスと前記メモリバンクB5に対するアクセスを同時に行なうことができる。
なおもし、前記メモリバンクA4にバスバッファ6から書き込まれているときは前記メモリバンクBからバスバッファ7へ読み出すことはできないようにバンクスケジューラが制御している。この間にメモリバンクBは内部バスだけの転送を行なう。この状態が長く続く場合は、外部バスとの転送パフォーマンスが落ちるのでメモリバンクB5の空き領域が少なくなる。それをバンクスケジューラ2で監視して次はメモリバンクAを処理すべきか、それともメモリバンクBを処理すべきかをモードプリセット1と比較することにより判断する。モードプリセット1がメモリバンクAを先に処理すべきと指示しているときはメモリバンクAを処理する。しかし、モードプリセット1に優先順位がないときは、メモリバンクの空き領域の少ないほうを先に処理する。
(実施例4)
図4,図5は、発明の一実施の形態を説明した一構成例を示すブロック図である
本実施の形態は、バンクとバースト長との関係を説明するものである。
図4は従来のバーストモードの例で、画素m列×n行において、YC又はRGB又はCbYCrY等の画像データを水平方向に配置するのが一般的である。これはCCDからのデータをディジタルフィルタなどで1次元処理する際には、アドレッシング計算は複雑ではあるもののバーストモードを有効に利用できた。しかし、近年2次元的な処理、たとえば、1画面の何箇かのデータのみを読み出して別途より高度な信号処理することが行なわれるようになってきた。この際一次元処理だけではバス管理が非常に複雑になり、その信号処理のためにSDRAMのバスパフォーマンスを落としてしまうことがある。図5はあらかじめ2次元処理される単位のバンクサイズを設定しておき、AバンクとBバンクで切り替えることができる。例えば書き込むときは図4の場合はA11、A12,A13・・という順であったが、図5の場合はA11,B11、A12・・と書き込むとしたとき、A12を書き込んでいる時に同時にB11を読み出して内部処理を行なうことができる。
図4,図5は、発明の一実施の形態を説明した一構成例を示すブロック図である
本実施の形態は、バンクとバースト長との関係を説明するものである。
図4は従来のバーストモードの例で、画素m列×n行において、YC又はRGB又はCbYCrY等の画像データを水平方向に配置するのが一般的である。これはCCDからのデータをディジタルフィルタなどで1次元処理する際には、アドレッシング計算は複雑ではあるもののバーストモードを有効に利用できた。しかし、近年2次元的な処理、たとえば、1画面の何箇かのデータのみを読み出して別途より高度な信号処理することが行なわれるようになってきた。この際一次元処理だけではバス管理が非常に複雑になり、その信号処理のためにSDRAMのバスパフォーマンスを落としてしまうことがある。図5はあらかじめ2次元処理される単位のバンクサイズを設定しておき、AバンクとBバンクで切り替えることができる。例えば書き込むときは図4の場合はA11、A12,A13・・という順であったが、図5の場合はA11,B11、A12・・と書き込むとしたとき、A12を書き込んでいる時に同時にB11を読み出して内部処理を行なうことができる。
また図4ではA11からAnmまでデータが書かれているとしたとき、A11とA21の信号処理と、A12とA22の信号処理は平行して行なえないが、図5であればA11とA21の信号処理と、B11とB12の信号処理は平行して行なう。したがって早く信号処理できて空いたバンクは、次のデータの書き込みに当てる。バンクはバンクスケジューラにより管理され、空いたバンクは再スケジュールされる。バンク管理方法に特徴がある。
(実施例5)
実施例5は、発明の一実施の形態を説明した一構成例を示すブロック図である
本実施の形態は、図6を用いてバンクとバースト長との関係を説明するものである。一般にSDRAMメモリは、4Bytes、8Bytes、16Bytes、32Bytes,64Bytes、128Bytes、256Bytes、1024Bytesなどのバーストモードを有する。RASを一回与えると自動的にCASを連続して生成して連続アクセスする。つぎにバンクはRASのMSBから数アドレス線を使用する。この例では4バンクの場合を例とする。
RASのMSBから2bitがバンク制御線である。
実施例5は、発明の一実施の形態を説明した一構成例を示すブロック図である
本実施の形態は、図6を用いてバンクとバースト長との関係を説明するものである。一般にSDRAMメモリは、4Bytes、8Bytes、16Bytes、32Bytes,64Bytes、128Bytes、256Bytes、1024Bytesなどのバーストモードを有する。RASを一回与えると自動的にCASを連続して生成して連続アクセスする。つぎにバンクはRASのMSBから数アドレス線を使用する。この例では4バンクの場合を例とする。
RASのMSBから2bitがバンク制御線である。
撮像素子を有する電子機器に採用されるものであって、今後ますます多くの用途で使用されることになる。
1 モードプリセット
2 バンクスケジューラ
3 バンク制御
4 メモリバンクA
5 メモリバンクB
6 バンクモニタ
7 バスバッファB7
8 セレクト回路A
9 書き込みアドレスカウント
10 読み出しアドレスカウント
11 セレクト回路B
12 書き込みアドレスカウント
13 読み出しアドレスカウント
14 信号処理ブロックA
15 信号処理ブロックB
16 バスバッファA
23 制御信号生成回路
24 バスバッファ回路
25 データバス
26 書き込みアドレスカウント回路
27 読み出しアドレスカウント回路
28 セレクト回路
29 アドレスバス
30 バッファメモリA
31 バッファメモリB
32 シフトレジスタ
35 バンク制御
36 バンク制御
37 バンク制御
38 バンク制御
2 バンクスケジューラ
3 バンク制御
4 メモリバンクA
5 メモリバンクB
6 バンクモニタ
7 バスバッファB7
8 セレクト回路A
9 書き込みアドレスカウント
10 読み出しアドレスカウント
11 セレクト回路B
12 書き込みアドレスカウント
13 読み出しアドレスカウント
14 信号処理ブロックA
15 信号処理ブロックB
16 バスバッファA
23 制御信号生成回路
24 バスバッファ回路
25 データバス
26 書き込みアドレスカウント回路
27 読み出しアドレスカウント回路
28 セレクト回路
29 アドレスバス
30 バッファメモリA
31 バッファメモリB
32 シフトレジスタ
35 バンク制御
36 バンク制御
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Claims (7)
- 撮像モードなどのモードを設定するモードプリセット部と、
前記設定したモードを元にバンクの使用順を決定するバンクスケジューラと、
前記バンクスケジューラの情報を元にメモリの制御線及びバス線を制御するバンク制御と、前記バンク制御により制御される複数のメモリバンクと、
を備えたメモリ制御装置。 - 前記バンク制御の情報を元に実際に使用されているバンクをモニタし、バンクの各単位の使用率を把握しバンクスケジューラにフィードバックするバンクモニタを備えた請求項1に記載のメモリ制御装置。
- 複数のメモリバンクは、2つのバンクであるメモリバンクAとメモリバンクBにより構成されることを特徴とする請求項1に記載のメモリ制御装置。
- 連写モードにおいて、画素数優先プリセットモードを設定した際に、バースト長を長くしてバンク切り替えを少なく制御を行なうことを特徴とするバンクスケジューラを有する請求項1に記載のメモリ制御装置。
- 連写モードにおいて、連写速度優先プリセットモードを設定した際に、バースト長を短くして、バンクの切り替えを多く制御を行なうことを特徴とするバンクスケジューラを有する請求項1に記載のメモリ制御。
- 動画モードにおいて、画素数優先プリセットモードを設定した際に、バースト長を長くしてバンク切り替えを少なく制御を行なうことを特徴とするバンクスケジューラを有する請求項1に記載のメモリ制御装置。
- 動画モードにおいて、連写速度優先プリセットモードを設定した際に、バースト長を短くしてバンクの切り替えを多く制御を行なうことを特徴とする請求項1に記載のバンクスケジューラを有するメモリ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003412975A JP2005173962A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | メモリ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003412975A JP2005173962A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | メモリ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005173962A true JP2005173962A (ja) | 2005-06-30 |
Family
ID=34733238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003412975A Pending JP2005173962A (ja) | 2003-12-11 | 2003-12-11 | メモリ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005173962A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011006436A (ja) * | 2003-12-19 | 2011-01-13 | Clariant Produkte (Deutschland) Gmbh | ジアルキルホスフィン酸塩の製造方法 |
-
2003
- 2003-12-11 JP JP2003412975A patent/JP2005173962A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011006436A (ja) * | 2003-12-19 | 2011-01-13 | Clariant Produkte (Deutschland) Gmbh | ジアルキルホスフィン酸塩の製造方法 |
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