JP2005149289A - 金券情報管理システム、金券情報管理サーバ及びプリペイドカード付きシート - Google Patents
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Abstract
【課題】プリペイドカードが偽造された場合であっても、偽造されたプリペイドカードの不正使用を防止する。
【解決手段】 本ID3aが印刷されたプリペイドカード2を、本ID3aと対応づけられた仮ID3bが印刷されたシート1に、本ID3aが隠蔽されるように剥離可能に接着した状態で、仮ID3bを店舗端末10−1〜10−nにて読み取ることによって、本ID3aが印刷されたプリペイドカード2を利用可能な状態に設定し、その後、シート1からプリペイドカード2が剥離され、プリペイドカード2に印刷された本ID3aが店舗端末10−1〜10−nにて読み取られることによりプリペイドカード2が利用される構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】 本ID3aが印刷されたプリペイドカード2を、本ID3aと対応づけられた仮ID3bが印刷されたシート1に、本ID3aが隠蔽されるように剥離可能に接着した状態で、仮ID3bを店舗端末10−1〜10−nにて読み取ることによって、本ID3aが印刷されたプリペイドカード2を利用可能な状態に設定し、その後、シート1からプリペイドカード2が剥離され、プリペイドカード2に印刷された本ID3aが店舗端末10−1〜10−nにて読み取られることによりプリペイドカード2が利用される構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、プリペイドカードに付与された金券情報を管理する金券情報管理システム及び金券情報管理サーバ、並びに、金券情報管理システムに用いられるプリペイドカードが剥離可能に接着されてなるプリペイドカード付きシートに関する。
従来より、商品等の販売/購入において、商品等の販売/購入時における金銭の受け渡しの手間を省くために、金額情報が書き込まれたプリペイドカードが利用されている。このプリペイドカードを用いた商品等の販売/購入方法においては、消費者が、決められた金額情報が書き込まれたプリペイドカードを予め購入しておき、消費者が商品等を購入する際にプリペイドカードをレジにて提示すると、プリペイドカードに書き込まれた金額情報がレジにて読み取られ、読み取られた金額情報から消費者が購入する商品等の金額が減算され、減算された金額情報がプリペイドカードに書き込まれる。金額情報が書き換えられたプリペイドカードは、書き込まれている金額情報が“0”となるまで、上述したように利用される。
また、近年においては、消費者がプリペイドカードを購入する際、店舗内に設けられた端末にてプリペイドカードに書き込まれた識別情報を読み込ませるとともに金額を指定することにより、この識別情報に対応づけて金額情報を管理しておき、その後、有料コンテンツを利用する場合に識別情報を指定することにより、この識別情報に対応づけられた金額情報から利用金額を減算していくシステムが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、プリペイドカードにID及びパスワードを含むバーコード情報を予め印刷しておき、消費者がプリペイドカードを購入する際、店舗内に設けられた端末にてプリペイドカードに印刷されたバーコード情報を読み取り、読み取ったバーコード情報をサーバ側に送信することにより、バーコード情報が印刷されたプリペイドカードを利用可能な状態とし、その後、消費者が、電子店舗利用時にID及びパスワードを入力し、入力されたID及びパスワードによって特定されるプリペイドカードが利用可能な状態である場合に、商品等の販売を行う代金決済システムが考えられている(例えば、特許文献2参照。)。
なお、上述したようなプリペイドカードとしては、金額情報や識別情報が書き込まれて単体で販売されるものが一般的であるが、その他に、例えば、表面に印字記入領域を有する印字シートの所定の領域に切込線によってカード部が区画形成され、このカード部における反対側の面に、カード部のサイズよりも大きなサイズの第1のフィルムが接着され、さらに、この第1のフィルムに第2のフィルムが剥離可能に接着され、切込線の切り込みが第1のフィルムまで達するように形成された印字シートも考えられており(例えば、特許文献3参照。)、この印字シートを用いて、カード部をプリペイドカードとして販売することも考えられる。
特開2002−83237号公報
特開平11−203560号公報
特開平8−183277号公報
しかしながら、上述したように、金額情報や、利用可能な状態とするための識別情報が印刷されたプリペイドカードを用いたものにおいては、金額情報が書き込まれたプリペイドカードが偽造されたり、任意の識別情報が印刷されたプリペイドカードが偽造され、このプリペイドカードから識別情報が読み取られてサーバ側に送信され、偽造されたプリペイドカードが利用可能な状態に設定されてしまったりする虞れがあり、その場合、偽造されたプリペイドカードが不正に使用されてしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、プリペイドカードを容易に不正使用することを防止できる金券情報管理システム、金券情報管理サーバ及びプリペイドカード付きシートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
プリペイドカードに付与された金券情報を管理する金券情報管理システムであって、
表面に第1の識別情報が印刷されてなるプリペイドカードが、前記第1の識別情報が隠蔽されるように剥離可能に接着されるとともに、第2の識別情報が印刷されたシートと、
通信回線に接続され、前記第1及び第2の識別情報を読み取り可能な店舗端末と、
通信回線を介して前記店舗端末と接続可能に構成され、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを対応づけて管理しておき、前記店舗端末にて前記第2の識別情報が読み取られた場合に、該第2の識別情報に対応づけられた第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードを利用可能な状態として該プリペイドカードの金券情報を当該第1の識別情報と対応づけて管理しておき、前記店舗端末から前記第1の識別情報及び金額情報が送信されてきた場合に、当該第1の識別情報と対応づけて管理されている前記金券情報を、該第1の識別情報とともに前記店舗端末から送信されてきた前記金額情報を用いて更新する金券情報管理手段とを有することを特徴とする。
プリペイドカードに付与された金券情報を管理する金券情報管理システムであって、
表面に第1の識別情報が印刷されてなるプリペイドカードが、前記第1の識別情報が隠蔽されるように剥離可能に接着されるとともに、第2の識別情報が印刷されたシートと、
通信回線に接続され、前記第1及び第2の識別情報を読み取り可能な店舗端末と、
通信回線を介して前記店舗端末と接続可能に構成され、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを対応づけて管理しておき、前記店舗端末にて前記第2の識別情報が読み取られた場合に、該第2の識別情報に対応づけられた第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードを利用可能な状態として該プリペイドカードの金券情報を当該第1の識別情報と対応づけて管理しておき、前記店舗端末から前記第1の識別情報及び金額情報が送信されてきた場合に、当該第1の識別情報と対応づけて管理されている前記金券情報を、該第1の識別情報とともに前記店舗端末から送信されてきた前記金額情報を用いて更新する金券情報管理手段とを有することを特徴とする。
また、通信回線に接続可能なユーザ端末を有し、
前記プリペイドカードには、第3の識別情報が印刷され、
前記金券情報管理手段は、前記第1の識別情報と前記第3の識別情報とを対応づけて管理しておき、前記ユーザ端末にて前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報が指定された場合に、両者が対応づけて管理されている場合、前記第1の識別情報に対応づけられた金券情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする。
前記プリペイドカードには、第3の識別情報が印刷され、
前記金券情報管理手段は、前記第1の識別情報と前記第3の識別情報とを対応づけて管理しておき、前記ユーザ端末にて前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報が指定された場合に、両者が対応づけて管理されている場合、前記第1の識別情報に対応づけられた金券情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする。
また、通信回線に接続可能に構成され、第1の識別情報が印刷されてなるプリペイドカードに付与された金券情報を管理する金券情報管理サーバであって、
前記第1の識別情報を、該第1の識別情報とは異なる第2の識別情報と対応づけて管理しておき、前記第2の識別情報が通信回線を介して送信されてきた場合に、該第2の識別情報に対応づけられた第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードを利用可能な状態として該プリペイドカードの金券情報を当該第1の識別情報と対応づけて管理しておき、前記第1の識別情報及び金額情報が通信回線を介して送信されてきた場合に、当該第1の識別情報と対応づけて管理されている前記金券情報を、該第1の識別情報とともに通信回線を介して送信されてきた前記金額情報を用いて更新することを特徴とする。
前記第1の識別情報を、該第1の識別情報とは異なる第2の識別情報と対応づけて管理しておき、前記第2の識別情報が通信回線を介して送信されてきた場合に、該第2の識別情報に対応づけられた第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードを利用可能な状態として該プリペイドカードの金券情報を当該第1の識別情報と対応づけて管理しておき、前記第1の識別情報及び金額情報が通信回線を介して送信されてきた場合に、当該第1の識別情報と対応づけて管理されている前記金券情報を、該第1の識別情報とともに通信回線を介して送信されてきた前記金額情報を用いて更新することを特徴とする。
また、前記第1及び第2の識別情報とは異なる第3の識別情報を、前記第1の識別情報と対応づけて管理しておき、通信回線を介して前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報が送信されてきた場合に、両者が対応づけて管理されている場合、前記第1の識別情報に対応づけられた金券情報を通信回線を介して前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報の送信元に送信することを特徴とする。
また、第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードが剥離可能に接着されたプリペイドカード付きシートであって、
前記第1の識別情報が隠蔽されるように前記プリペイドカードが剥離可能に接着されるとともに、前記第1の識別情報と対応づけられた第2の識別情報が印刷されていることを特徴とする。
前記第1の識別情報が隠蔽されるように前記プリペイドカードが剥離可能に接着されるとともに、前記第1の識別情報と対応づけられた第2の識別情報が印刷されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、プリペイドカードの表面には第1の識別情報が印刷されており、このプリペイドカードは、第1の識別情報が隠蔽されるように剥離可能に接着されたシートとして販売されている。このシートには、金券情報管理手段において第1の識別情報と対応づけて管理されている第2の識別情報が印刷されており、シート販売時に、店舗端末においてシートに印刷された第2の識別情報が読み取られる。すると、金券情報管理手段において、店舗端末にて読み取られた第2の識別情報に対応づけられた第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードが利用可能な状態に設定され、このプリペイドカードの金券情報が第1の識別情報と対応づけて管理される。なお、この際、プリペイドカードに印刷された第1の識別情報は、シートによって隠蔽されており、外部から視認不可能な状態となっている。その後、プリペイドカードがシートから剥離され、商品等の購入に利用されると、店舗端末にてプリペイドカードに印刷された第1の識別情報が読み取られ、金券情報管理手段に送信され、金券情報管理手段において、第1の識別情報と対応づけて管理されている金券情報が、第1の識別情報とともに店舗端末から送信されてきた金額情報を用いて更新される。
このように、第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードが、第1の識別情報と対応づけられた第2の識別情報が印刷されたシートに、第1の識別情報が隠蔽されるように剥離可能に接着された状態で、第2の識別情報が店舗端末にて読み取られることによって、第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードが利用可能な状態に設定され、その後、シートからプリペイドカードが剥離され、プリペイドカードに印刷された第1の識別情報が店舗端末にて読み取られることによってプリペイドカードが利用されるので、第1の識別情報及び第2の識別情報の一方が偽造された場合であっても、プリペイドカードが不正に使用されることはない。なお、プリペイドカード販売時は第2の識別情報しか視認可能ではなく、また、プリペイドカード利用時は第1の識別情報しか認識可能ではないので、第1の識別情報と第2の識別情報とが同時に認識されてしまうことはない。
また、プリペイドカードに第3の識別情報を印刷しておき、金券情報管理手段において、第1の識別情報と第3の識別情報とを対応づけて管理しておき、ユーザ端末にて第1の識別情報と第3の識別情報が指定された場合に、両者が対応づけて管理されている場合、第1の識別情報に対応づけられた金券情報をユーザ端末に送信すれば、ユーザ端末を用いてプリペイドカードの金券情報を照会することができる。
以上説明したように本発明においては、第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードが、第1の識別情報と対応づけられた第2の識別情報が印刷されたシートに、第1の識別情報が隠蔽されるように剥離可能に接着された状態で、第2の識別情報が店舗端末にて読み取られることによって、第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードが利用可能な状態に設定され、その後、シートからプリペイドカードが剥離され、プリペイドカードに印刷された第1の識別情報が店舗端末にて読み取られることによってプリペイドカードが利用される構成としたため、第1の識別情報及び第2の識別情報の一方が偽造された場合であっても、プリペイドカードが不正に使用されることはなく、プリペイドカードを容易に不正使用することを防止できる。
また、プリペイドカードに第3の識別情報を印刷しておき、金券情報管理手段において、第1の識別情報と第3の識別情報とを対応づけて管理しておき、ユーザ端末にて第1の識別情報と第3の識別情報が指定された場合に、両者が対応づけて管理されている場合、第1の識別情報に対応づけられた金券情報をユーザ端末に送信するものにおいては、ユーザ端末を用いてプリペイドカードの金券情報を照会することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の金券情報管理システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、表面に第1の識別情報となる本ID3a及び第3の識別情報となるPIN番号3cが印刷されたプリペイドカード2が、本ID3a及びPIN番号3cが隠蔽されるように剥離可能に接着されるとともに、第2の識別情報となる仮ID3b及びPOSコード3dが印刷されたシート1と、本ID3a、仮ID3b及びPOSコード3dを読み取り可能なリーダ12−1〜12−nと、通信回線となる専用回線20及びPOS端末11−1〜11−nにそれぞれ接続され、リーダ12−1〜12−nにて読み取られた本ID3a、仮ID3b及びPOSコード3dを読み込むPOS端末11−1〜11−nと、専用回線20を介してPOS端末11−1〜11−nと接続され、POS端末11−1〜11−nから送信されてくる情報を用いてPOS端末11−1〜11−n及びリーダ12−1〜12−nからなる店舗端末10−1〜10−nが設置された店舗の売上情報をPOS管理データベース31に登録して管理するPOS管理サーバ30と、専用回線20を介してPOS端末11−1〜11−nと接続可能に構成され、本ID3aと仮ID3bとを対応づけて金券情報データベース45に登録して管理しておき、リーダ12−1〜12−nにて仮ID3bが読み取られ、読み取られた仮ID3bがPOS端末11−1〜11−nから専用回線20を介して送信されてきた場合に、送信されてきた仮ID3bに対応づけられた本ID3aが印刷されたプリペイドカードを利用可能な状態とし、金券情報データベース45にてその本IDに利用可能である旨を示すフラグを設定するとともに、仮ID3bとともにPOS端末11−1〜11−nから送られてきた金券情報をその本IDと対応づけて金券情報データベース45に登録して管理しておき、POS端末11−1〜11−nから本ID3a及び金額情報となる利用金額が送信されてきた場合に、送信されてきた本ID3aと対応づけて金券情報データベース45に登録されて管理されている金券情報を、本ID3aとともにPOS端末11−1〜11−nから送信されてきた金額情報を用いて更新する金券情報管理サーバ40と、インターネット50に接続可能なユーザ端末60−1〜60−Nとから構成され、金券情報管理サーバ40は、プリペイドカード2に印刷された本ID3aとPIN番号3cとを金券情報データベース45に対応づけて登録して管理しておき、ユーザ端末60−1〜60−Nにて本ID3aとPIN番号3cが指定された場合に、金券情報データベース45にて両者が対応づけて登録、管理されている場合、その本IDに対応づけられた金券情報が掲載された情報画面を作成し、該情報画面をインターネット50を介してユーザ端末60−1〜60−Nに提供する。また、金券情報管理サーバ40は、リーダ12−1〜12−nにて読み取られ、POS端末11−1〜11−nから送信されてきた本ID3a、仮ID3b、金券情報、金額情報を受け付ける金券情報受付部41と、金券情報受付部41にて受け付けられた情報を金券情報データベース45に登録して管理したり、金券情報受付部41にて受け付けられた情報を用いて金券情報データベース45に登録された情報を更新、管理したりする金券情報管理部42と、金券情報データベース45に登録された金券情報が掲載された情報画面を作成し、この情報画面をインターネット50を介して提供する金券情報提供部43とから構成されている。
図2は、図1に示したシート1の一例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は(a)に示したシート1から剥離されたプリペイドカード2の表面図、(e)は(d)に示したB−B’断面図、(f)は(d)に示したプリペイドカード2の裏面図である。
本例におけるシート1は図2に示すように、カード基材2aの一方の面に本ID3a及びPIN番号3cが印刷され、この面上に粘着剤4aを介して透明のフィルム5aが接着されてなるプリペイドカード2が、ベース基材1aの一方の面に、粘着剤4b及びフィルム5bを介して、フィルム5aとフィルム5bとが擬似接着されることにより剥離可能に接着されて構成されている。また、ベース基材1aの反対側の面には、仮ID3bと、商品管理のためのPOSコード3dとが印刷されている。
このように構成されたシート1においては、ベース基材1aにプリペイドカード2が接着されている状態では、シート1に印刷された仮ID3b及びPOSコード3dは外部から視認可能である一方、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cは、ベース基材1aによって外部から隠蔽されている。また、ベース基材1aからプリペイドカード2を剥離すると、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cが外部から視認可能な状態となる。
以下に、上記のように構成された金券情報管理システムにおける金券情報管理方法について説明する。
まず、店舗端末10−1〜10−nが設置された店舗にてプリペイドカード2が販売された際の処理について、店舗端末10−1が設置された店舗にてプリペイドカード2が販売された際の処理を例に挙げて説明する。
図3は、図1に示した金券情報管理システムにおいて、店舗端末10−1が設置された店舗にてプリペイドカード2が販売された際の処理を説明するためのフローチャートである。
店舗端末10−1が設置された店舗にてプリペイドカード2が販売される場合、プリペイドカード2は図2に示したようにシート1に剥離可能に接着された状態で販売されるため、まず、リーダ12−1によって、シート1に印刷されたPOSコード3d及び仮ID3bが読み取られる(ステップS1)。なお、この際、上述したように、シート1に印刷された仮ID3b及びPOSコード3dは外部から視認可能である一方、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cは、ベース基材1aによって外部から隠蔽されている。また、プリペイドカード2が接着されたシート1は、上部に形成された穴9によって吊り下げられて販売されている。
リーダ12−1によって読み取られたPOSコード3d及び仮ID3bは、POS端末11−1に読み込まれ、POS端末11−1において、読み込まれたPOSコード3cに基づいて、シート1を販売した旨を示す販売情報が送信され(ステップS2)、専用回線20を介してPOS管理サーバ30にて受信される(ステップS3)。POS管理サーバ30においては、POS端末11−1から送信されてきた販売情報がPOS管理データベース31に登録されて管理される(ステップS4)。なお、POS端末11−1からPOS管理サーバ30への販売情報の送信は、上述したようにリアルタイムで行うことに限らず、予め決められた時間毎に行うことも考えられる。
また、POS端末11−1においては、リーダ12−1から読み込まれた仮ID3bと、プリペイドカード2の販売金額とがPOS端末11−1から送信される(ステップS5)。ここで、プリペイドカード2の販売金額は、プリペイドカード2の金券情報となる利用可能金額となっており、シート1に印刷されたPOSコード3dがリーダ12−1によって読み取られることによってPOS端末11−1にて認識される場合や、POS端末11−1に直接入力されること等が考えられる。
POS端末11−1から送信された仮ID3b及び販売金額は、専用回線20を介して金券情報管理サーバ40の金券情報受付部41にて受信される(ステップS6)。
すると、金券情報管理サーバ40の金券情報管理部42において、まず、金券情報データベース45が参照され、金券情報受付部41にて受信された仮ID3bに対応づけて登録、管理されている本IDが検索される(ステップS7)。ここで、金券情報データベース45においては、シート1に印刷されている仮ID3bと、このシート1に接着されて販売されているプリペイドカード2に印刷されている本ID3a及びPIN番号3cとが対応づけて登録されており、また、この本IDが印刷されたプリペイドカードが利用可能な状態であるかどうかを示すフラグが設定されている。
その後、金券情報管理部42において、検索された本IDが印刷されたプリペイドカードが利用可能な状態とされ、金券情報データベース45にてその本IDに利用可能である旨を示すフラグが設定されるとともに、仮ID3bとともにPOS端末11−1から送られてきた販売金額が、プリペイドカード2の利用可能な金額となる金券情報として本IDと対応づけて金券情報データベース45に登録されて管理される(ステップS8)。なお、金券情報データベース45に登録される金券情報においては、仮ID3bとともにPOS端末11−1から送られてきた販売金額に基づいて設定されるのではなく、仮ID3dが印刷されたシート1に接着されたプリペイドカード2の販売価格は決まっているため、仮IDと対応づけて金券情報データベース45に予め登録しておくことも考えられる。
このようにして、店舗端末10−1〜10−nが設置された店舗にてプリペイドカード2が販売されると、シート1に接着されたプリペイドカード2が利用可能な状態となる。シート1を購入した消費者は、プリペイドカード2をベース基材1aから剥離し、そのプリペイドカード2を用いて商品等を購入することになる。なお、ベース基材1aからプリペイドカード2が剥離されると、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cが外部から視認可能な状態となる。
次に、プリペイドカード2を用いて店舗端末10−1〜10−nが設置された店舗にて商品等が販売される際の処理について、プリペイドカード2を用いて店舗端末10−2が設置された店舗にて商品等が販売される際の処理を例に挙げて説明する。
図4は、図1に示した金券情報管理システムにおいて、店舗端末10−2が設置された店舗にてプリペイドカード2を用いて商品等が販売される際の処理を説明するためのフローチャートである。
店舗端末10−2が設置された店舗にて商品等が販売される際、商品等に印刷されたPOSコードがリーダ12−2にて読み取られ、さらに、消費者が提示したプリペイドカード2に印刷された本ID3aがリーダ12−2にて読み取られると(ステップS11)、リーダ12−2にて読み取られたPOSコード及び本ID3aがPOS端末11−2に読み込まれ、POSコードによって認識された、利用金額となる商品等の価格と本ID3aとがPOS端末11−2から送信され(ステップS12)、専用回線20を介して金券情報管理サーバ40の金券情報受付部41にて受信される(ステップS13)。なお、商品等の価格と本ID3aは、POS端末11−2から専用回線20を介し、POS管理サーバ30を経由して金券情報管理サーバ40に送信されることも考えられる。
なお、リーダ12−2にてPOSコードが読み取られると、上述したプリペイドカード2の販売時と同様に、POSコードに基づいて、商品等を販売した旨を示す販売情報がPOS端末11−2から専用回線20を介してPOS管理サーバ30に送信され、POS管理サーバ30において、POS端末11−2から送信されてきた販売情報がPOS管理データベース31に登録されて管理される。
POS端末11−2から送信されてきた利用金額と本IDとが金券情報受付部41にて受信されると、金券情報管理部42において、金券情報データベース45が参照され、金券情報受付部41にて受信された本IDに対応づけられた金券情報が検索され(ステップS14)、金券情報受付部41にて受信された本ID3aが印刷されたプリペイドカード2が利用可能な状態であるかどうかが、利用可能な状態であることを示すフラグが設定されているかどうかを確認することによって判断される(ステップS15)。
金券情報受付部41にて受信された本ID3aが印刷されたプリペイドカード2が利用可能な状態であると判断された場合は、金券情報データベース45から検索された金券情報に基づいて、プリペイドカード2の利用残高と金券情報受付部41にて受信された利用金額とが比較され(ステップS16)、プリペイドカード2の利用残高が金券情報受付部41にて受信された利用金額以上である場合は、プリペイドカード2の利用残高から金券情報受付部41にて受信された利用金額が減算されてプリペイドカード2の利用残高が更新されるとともに(ステップS17)、更新された利用残高が金券情報受付部41から送信され(ステップS18)、専用回線20を介してPOS端末11−2にて受信、表示される(ステップS19)。
一方、ステップS15において、金券情報受付部41にて受信された本ID3aが印刷されたプリペイドカード2が利用可能な状態はないと判断された場合は、プリペイドカード2が利用可能な状態ではない旨が金券情報受付部41から送信され(ステップS20)、専用回線20を介してPOS端末11−2にて受信、表示される(ステップS21)。
また、ステップS16における比較の結果、プリペイドカード2の利用残高が金券情報受付部41にて受信された利用金額未満である場合は、プリペイドカード2の利用残高が足りない旨が金券情報受付部41から送信され(ステップS22)、専用回線20を介してPOS端末11−2にて受信、表示される(ステップS23)。
このようにして、プリペイドカード2を購入した消費者は、プリペイドカード2を用いて商品等を購入することになる。
次に、ユーザ端末60−1〜60−Nにおいて金券情報データベース45に登録されているプリペイドカード2の利用状況を照会する際の処理について、ユーザ端末60−1において金券情報データベース45に登録されているプリペイドカード2の利用状況を照会する際の処理を例に挙げて説明する。
図5は、図1に示した金券情報管理システムにおいて、金券情報データベース45に登録されているプリペイドカード2の利用状況をユーザ端末60−1にて照会する際の処理を説明するためのフローチャートである。
金券情報データベース45に登録されているプリペイドカード2の利用状況を照会するために、金券情報管理サーバ40の金券情報提供部43にて管理される利用状況照会ページにユーザ端末60−1にてアクセスが行われると(ステップS31)、金券情報提供部43から本ID及びPIN番号を入力するための画面が送信され(ステップS32)、ユーザ端末60−1にて受信、表示される(ステップS33)。
ユーザ端末60−1に表示された画面に、利用状況を照会するプリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cが入力され、送信されると(ステップS34)、ユーザ端末60−1に表示された画面に入力された本ID3a及びPIN番号3cが金券情報提供部43にて受信され(ステップS35)、金券情報管理部42において、金券情報提供部43にて受信された本ID及びPIN番号が金券情報データベース45に登録されているかどうかが確認され(ステップS36)、金券情報提供部43にて受信された本ID及びPIN番号が金券情報データベース45に登録されている場合、その本ID及びPIN番号に対応づけられた利用残高が検索される(ステップS37)。なお、金券情報データベース45に、プリペイドカード2の利用残高のみを本ID、仮ID及びPIN番号と対応づけて登録しておくのではなく、プリペイドカード2の利用日時やその時の利用金額等も、プリペイドカード2の本ID、仮ID及びPIN番号と対応づけて登録しておけば、これら全ての情報が利用状況として金券情報データベース45から検索されることになる。
その後、金券情報提供部43において、金券情報データベース45から検索されたプリペイドカード2の利用状況が掲載された利用状況掲載画面が作成され、送信される(ステップS38)。
金券情報提供部43から送信された利用状況掲載画面は、インターネット50を介してユーザ端末60−1にて受信、表示され(ステップS39)、プリペイドカードの利用者は、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cを用いてプリペイドカード2の利用状況を照会することができる。
また、金券情報提供部43にて受信された本ID及びPIN番号が金券情報データベース45に登録されていない場合は、ステップS33にてユーザ端末60−1に表示された画面に入力された本ID及びPIN番号が登録されていない旨が送信され(ステップS40)、ユーザ端末60−1にて受信され、表示される(ステップS41)。
なお、上述したような金券情報管理システムに用いられるシート1においては、図2に示したような構造を有するものに限らず、表面に本ID3aが印刷されてなるプリペイドカード2が、本ID3aが隠蔽されるように剥離可能に接着されるとともに、仮ID3bが外部から視認可能に印刷されていればよく、以下に、他の構造例について説明する。
図6は、図1に示したシート1の他の例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は(a)に示したシート1から剥離されたプリペイドカード2の表面図、(e)は(d)に示したB−B’断面図、(f)は(d)に示したプリペイドカード2の裏面図である。
本例におけるシート1は図6に示すように、ベース基材1aの一方の面の一部に粘着剤4aを介して透明のフィルム5aが接着され、さらに、フィルム5aとフィルム5bとが公知の技術(例えば、特許第2542214号)により擬似接着されて構成されている。また、ベース基材1aのうち、フィルム5aが接着された領域は、ベース基材1aからフィルム5bの表面に達する深さを有する切り込み6が形成されており、接着剤4aによって互いに接着されたベース基材1aとフィルム5aとのうち、この切り込み6によって囲まれた領域がプリペイドカード2となる。このプリペイドカード2においては、ベース基材1のフィルム5aが接着された面に本ID3a及びPIN番号3cが印刷されており、また、フィルム5bにおいては、本ID3aとPIN番号3cと対向する領域に隠蔽部7が形成されている。また、ベース基材1aにおいては、仮ID3bと、商品管理のためのPOSコード3dとが外部から視認可能に印刷されている。なお、フィルム5bに隠蔽部7を形成する以外に、フィルム5bを不透明なものとすることが考えられる。
このように構成されたシート1においては、フィルム5aとフィルム5bとが接着されている状態では、ベース基材1aに印刷された仮ID3b及びPOSコード3dは外部から視認可能である一方、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cは、フィルム5bに形成された隠蔽部7によって外部から隠蔽されている。また、フィルム5aとフィルム5bとを剥離することによりベース基材1aからプリペイドカード2を剥離すると、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cが外部から視認可能な状態となる。
図7は、図1に示したシート1の他の例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は裏面図、(d)は(a)に示したシート1から剥離されたプリペイドカード2の表面図、(e)は(d)に示したB−B’断面図、(f)は(d)に示したプリペイドカード2の裏面図である。
本例におけるシート1は図7に示すように、ベース基材1aの一方の面の全面に、シール基材8及び粘着剤4aからなる剥離可能なシールが貼付されて構成されている。また、ベース基材1aの一部に切り込み6が形成されており、この切り込み6によって囲まれた領域がプリペイドカード2となる。このプリペイドカード2においては、ベース基材1のシールが貼付された面に本ID3a及びPIN番号3cが印刷されており、ベース基材1aにおいては、仮ID3bと、商品管理のためのPOSコード3dとが外部から視認可能に印刷されている。
このように構成されたシート1においては、ベース基材1aの一方の面の全面にシールが貼付されている状態では、ベース基材1aに印刷された仮ID3b及びPOSコード3dは外部から視認可能である一方、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cは、シール基材8によって外部から隠蔽されている。また、ベース基材1aのうち、切り込み6によって囲まれた領域をシールから剥離することによりプリペイドカード2のみをシールから剥離すると、プリペイドカード2に印刷された本ID3a及びPIN番号3cが外部から視認可能な状態となる。
1 シート
1a ベース基材
2 プリペイドカード
2a カード基材
3a 本ID
3b 仮ID
3c PIN番号
3d POSコード
4a,4b 接着剤
5a,5b フィルム
6 切り込み
7 隠蔽部
8 シール基材
9 穴
10−1〜10−n 店舗端末
11−1〜11−n POS端末
12−1〜12−n リーダ
20 専用回線
30 POS管理サーバ
31 POS管理データベース
40 金券情報管理サーバ
41 金券情報受付部
42 金券情報管理部
43 金券情報提供部
45 金券情報データベース
50 インターネット
60−1〜60−N ユーザ端末
1a ベース基材
2 プリペイドカード
2a カード基材
3a 本ID
3b 仮ID
3c PIN番号
3d POSコード
4a,4b 接着剤
5a,5b フィルム
6 切り込み
7 隠蔽部
8 シール基材
9 穴
10−1〜10−n 店舗端末
11−1〜11−n POS端末
12−1〜12−n リーダ
20 専用回線
30 POS管理サーバ
31 POS管理データベース
40 金券情報管理サーバ
41 金券情報受付部
42 金券情報管理部
43 金券情報提供部
45 金券情報データベース
50 インターネット
60−1〜60−N ユーザ端末
Claims (5)
- プリペイドカードに付与された金券情報を管理する金券情報管理システムであって、
表面に第1の識別情報が印刷されてなるプリペイドカードが、前記第1の識別情報が隠蔽されるように剥離可能に接着されるとともに、第2の識別情報が印刷されたシートと、
通信回線に接続され、前記第1及び第2の識別情報を読み取り可能な店舗端末と、
通信回線を介して前記店舗端末と接続可能に構成され、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを対応づけて管理しておき、前記店舗端末にて前記第2の識別情報が読み取られた場合に、該第2の識別情報に対応づけられた第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードを利用可能な状態として該プリペイドカードの金券情報を当該第1の識別情報と対応づけて管理しておき、前記店舗端末から前記第1の識別情報及び金額情報が送信されてきた場合に、当該第1の識別情報と対応づけて管理されている前記金券情報を、該第1の識別情報とともに前記店舗端末から送信されてきた前記金額情報を用いて更新する金券情報管理手段とを有することを特徴とする金券情報管理システム。 - 請求項1に記載の金券情報管理システムにおいて、
通信回線に接続可能なユーザ端末を有し、
前記プリペイドカードには、第3の識別情報が印刷され、
前記金券情報管理手段は、前記第1の識別情報と前記第3の識別情報とを対応づけて管理しておき、前記ユーザ端末にて前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報が指定された場合に、両者が対応づけて管理されている場合、前記第1の識別情報に対応づけられた金券情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする金券情報管理システム。 - 通信回線に接続可能に構成され、第1の識別情報が印刷されてなるプリペイドカードに付与された金券情報を管理する金券情報管理サーバであって、
前記第1の識別情報を、該第1の識別情報とは異なる第2の識別情報と対応づけて管理しておき、前記第2の識別情報が通信回線を介して送信されてきた場合に、該第2の識別情報に対応づけられた第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードを利用可能な状態として該プリペイドカードの金券情報を当該第1の識別情報と対応づけて管理しておき、前記第1の識別情報及び金額情報が通信回線を介して送信されてきた場合に、当該第1の識別情報と対応づけて管理されている前記金券情報を、該第1の識別情報とともに通信回線を介して送信されてきた前記金額情報を用いて更新することを特徴とする金券情報管理サーバ。 - 請求項3に記載の金券情報管理サーバにおいて、
前記第1及び第2の識別情報とは異なる第3の識別情報を、前記第1の識別情報と対応づけて管理しておき、通信回線を介して前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報が送信されてきた場合に、両者が対応づけて管理されている場合、前記第1の識別情報に対応づけられた金券情報を通信回線を介して前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報の送信元に送信することを特徴とする金券情報管理サーバ。 - 第1の識別情報が印刷されたプリペイドカードが剥離可能に接着されたプリペイドカード付きシートであって、
前記第1の識別情報が隠蔽されるように前記プリペイドカードが剥離可能に接着されるとともに、前記第1の識別情報と対応づけられた第2の識別情報が印刷されていることを特徴とするプリペイドカード付きシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003387992A JP2005149289A (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 金券情報管理システム、金券情報管理サーバ及びプリペイドカード付きシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003387992A JP2005149289A (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 金券情報管理システム、金券情報管理サーバ及びプリペイドカード付きシート |
Publications (1)
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ID=34695200
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- 2003-11-18 JP JP2003387992A patent/JP2005149289A/ja active Pending
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