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JP2005142066A - 雌端子金具 - Google Patents

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JP2005142066A JP2003378424A JP2003378424A JP2005142066A JP 2005142066 A JP2005142066 A JP 2005142066A JP 2003378424 A JP2003378424 A JP 2003378424A JP 2003378424 A JP2003378424 A JP 2003378424A JP 2005142066 A JP2005142066 A JP 2005142066A
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Taisaku Maeda
泰作 前田
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Abstract


【課題】 本体部が開き変形することを防止する。
【解決手段】 本体部11は、導電性の金属板を幅方向に折り曲げることで前後方向に延びる箱形に形成され、その底壁11Cには相手側の雄タブ30に対して弾性的に接触することで底壁11C側へ撓み可能な弾性接触片17が設けられている。弾性接触片17の前方には底壁11Cと連続する保護壁22が雄タブ30の進入する隙間を余して設けられている。保護壁22の立ち上がり方向の両側縁にはその両側縁と対向する本体部11の前端側縁に設けられた被引掛け部24を引掛け係止する引掛け部23が設けらている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、弾性接触片を備えた雌端子金具に関する。
この種の雌端子金具は、図8及び図9に示すように、金属板材を所定の展開形状に切断したあと幅方向に折り曲げ等することで前後方向に延びる略角筒状に形成された本体部1を備える(例えば、以下の特許文献1を参照)。本体部1の底壁2には相手側の雄タブ3と導通接触をとるための撓み可能な弾性接触片4が設けられている。弾性接触片4は、底壁2の後端側に設けられた基部5から斜め前方へ延設されており、その中央部分が底壁2側へ弧状に回曲された折り返し部4Aとされ、さらにそこから戻り方向に延びて底壁2に当接する脚部4Bが連なっている。そして、折り返し部4A付近には雄タブ3と接触可能な突起4Eが設けられている。また、本体部1の前面には弾性接触片4の折り返し部4Aを覆うようにして底壁2の前端部から連続する形態の保護壁6が立ち上げて設けられ、この保護壁6が雄タブ3の挿入を許容する隙間を余して本体部1の前端開口部を塞ぐような構成となっている。
特開2000−133355公報
ところで、雌端子金具の本体部1に雄タブ3を挿入して弾性接触片4の突起4Eに接触させると、弾性接触片4が押し下げられて底壁2側へ撓み変形されることになる。そうすると、底壁2に過大な力がかかるから、本体部1の箱形状を維持しようとする力のバランスが崩れて本体部1が折り返しの縁部7から開き変形することが懸念される。
このような本体部1の開き変形を防止するための対策として、本体部1の底壁2を二重に折り重ねることにより、その部分の強度を高めて本体部1の箱形状を維持できるようにすることも考えられる。しかるに、この場合には底壁2を二重にした分だけ金属板材を余分に確保しなければならないから、材料取りが悪くなってコスト高となり得策とは言い難い。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、本体部が開き変形することを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、導電性の金属板を幅方向に折り曲げることで前後方向に延びる箱形に形成された本体部を備え、この本体部の底壁には相手側の雄タブに対して弾性的に接触することで前記底壁側へ撓み可能な弾性接触片が設けられ、この弾性接触片の前方には前記底壁と連続する保護壁が立ち上げて設けられ、この保護壁が前記雄タブの進入を許容する隙間を残して前記本体部の前端開口を塞いでいる雌端子金具において、前記保護壁の立ち上がり方向の側縁にはその側縁に対向する前記本体部の前端側縁に設けられた被引掛け部を引掛け係止する引掛け部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記引掛け部は、前記保護壁の立ち上がり方向の先端部の両側縁から側方へ突出して設けられ、前記被引掛け部は、前記引掛け部を前方から受け入れて同引掛け部と係合可能なように前記本体部の前端両側縁を切り欠いて設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記弾性接触片は、前記本体部内において前記底壁を基端として斜め前方へ延出され前記雄タブに対する接点となる接点部を形成したあと前記底壁側へ折り返して前記底壁と当接する脚部を形成してなるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
本体部に雄タブを挿入すると弾性接触片が雄タブにより押圧されて本体部の底壁側へ撓み変形するが、このとき、保護壁の引掛け部が本体部の被引掛け部を引掛け係止するようになっているから、本体部の箱形状が維持されて本体部が折り返しの縁部から開き変形することを防止できる。
<請求項2の発明>
引掛け部が保護壁の立ち上がり方向の先端部の両側縁から側方へ突出して設けられているから、本体部において開き動作の支点となる折り返しの縁部にできるだけ近い高さ位置で引掛け部が被引掛け部を引掛け係止することとなり、本体部が折り返しの縁部から開き変形することを一層確実に防止できる。また、被引掛け部が本体部の前端両側縁を切り欠いて設けられ、引掛け部を前方から受け入れて同引掛け部と係合するようになっているから、保護壁の形成にともない引掛け部と被引掛け部とによる係止構造も形成でき、組付け容易で作業性に優れる。
<請求項3の発明>
雄タブが接点部に接触して弾性接触片が底壁側へ押されたときに、その雄タブの挿入にともなう力の作用点から近い位置で引掛け部が被引掛け部を引掛け係止するようになっているから、本体部の箱形状を維持する効果をより有効に期待できる。
本発明の実施形態を図1ないし図7によって説明する。本実施形態に係る雌端子金具10は、導電性の金属板からなる素材を図5に示す展開形状に切断したあと所定形状に折り曲げ加工などを施すことにより全体として前後方向に細長い形状に成形したものである。なお、前後方向とは、雌端子金具10の挿抜方向と同義である。
雌端子金具10は、その前端側に相手側の雄端子金具の雄タブを挿入可能な本体部11が設けられるとともに、本体部11の後方に図示しない被覆電線の芯線の端末にかしめられるワイヤバレル部12が一体に連設され、ワイヤバレル部12の後方に被覆の端末にかしめられるインシュレーションバレル部13が一体に連設されている。ワイヤバレル部12及びインシュレーションバレル部13は、夫々、軸芯を挟んで対向状に配された1対の圧着片12A,13Aを備えている(図5参照)。
本体部11は、図3に示すように、天井壁11Aから左右の両側壁11Bを直角曲げして構成し、この両側壁11Bのうちの一方の側壁11B(図3に示す右側の側壁11B)の自由端を他方の側壁11Bの自由端側へ向けて直角曲げして底壁11Cを構成することにより、全体として前後を開放した箱形となるように組み上げられている。
他方の側壁11Bの自由端からは底壁11Cよりも下位に突出するようなスタビライザ14が設けられている。雌端子金具10が挿入される図示しないコネクタハウジングのキャビティにはスタビライザ14に対応して案内溝が形成されており、キャビティ内に雌端子金具10を挿入するときに雌端子金具10が逆方向に誤って挿入されるのを防止できるとともにスタビライザ14が案内溝に嵌入することで雌端子金具10の姿勢が安定するようにしてある。そして、天井壁11Aのほぼ中央部には前後方向に沿って切り起こされることで側方から視て略台形状をなす突起15が設けられており、この突起15も前記スタビライザ14と同様に雌端子金具10の姿勢の安定と誤組付け防止に寄与している。
また、本体部11の底壁11Cにはロック孔16が設けられており(図6参照)、このロック孔16の他側の縁部からスタビライザ14が突設されている。ロック孔16には雌側のコネクタハウジングのキャビティに設けられたランスが弾性的に係合可能とされており、もって雌端子金具10がキャビティから抜け止めされた状態で係止されるようになっている。
そして、本体部11には底壁11Cの後端部から本体部11内に折り返されるようにして撓み変形可能な弾性接触片17が設けられている。詳しくは弾性接触片17は、底壁11Cから本体部11内へ向けて底上げされた基部11Gより斜め前方へ向けて舌片状に延設されたあとその頂点付近で相手側の雄端子金具の雄タブ30に対する接点となる接点部17Aを形成し、そこから回曲された折り返し部17Bを介して戻り方向に延びる脚部17Cを形成している。脚部17Cの先端は底壁11Cに対して斜めに当接する当接部17Gとされ、ここで弾性接触片17のバネ力が受けとめられるようになっている。
弾性接触片17の接点部17Aは、天井壁11A側への叩き出しにより突曲面状をなし、天井壁11Aから本体部11内へ向けて突き出た接触突部11Sとの間に雄タブ30の挿入路を構成している。自然状態にある弾性接触片17の接点部17Aと天井壁11Aの接触突部11Sとの間の離間距離は雄タブ30の厚さ寸法よりも少し小さく設定されている。したがって、接点部17Aと接触突部11Sとの間に雄タブ30が挿入されると、弾性接触片17が底壁11C側へ弾性撓みされた状態で雄タブ30が接点部17Aと接触突部11Sとの間で挟持され、雌雄の両端子金具が電気的に接続される。
また、弾性接触片17において接点部17Aの形成位置とほぼ同じ高さ位置の両端縁には、図2乃至図4に示すように、幅方向外方へ突出する形態で1対の係合片18が設けられている。本体部11の両側壁11Bにおいて係合片18と対応する位置には係合片18を遊嵌しつつ弾性接触片17が過度撓みしたときに係合片18を係止して該過度撓みを規制する係合孔19が設けられている。さらに、弾性接触片17における基部11G側の他端縁には、図2に示すように、幅方向側方へ突出する形態の係止片20が設けられている。本体部11の他方の側壁11Bにおいて係止片20と対応する位置には係止片20を挿通係合することで弾性接触片17が基部11Gから浮き上がるのを規制する係止孔21が設けられている。
さて、弾性接触片17の前方に位置して本体部11の前面部を構成する部分には保護壁22が設けられている。保護壁22は、図4に示すように、底壁11Cの前縁部から天井壁11Aへ向けて直角曲げして立ち上げ形成され、その立ち上がり方向の先端縁と対向する天井壁11Aとの間に雄タブ30挿入用の隙間を余した状態で本体部11の前面開口を概ね下半分だけ塞ぐような構成とされている。これにより、本体部11の前面開口に向かう異物は保護壁22と干渉して本体部11内への侵入が規制されるから、本体部11内に配された弾性接触片17が保護されて所定のバネ性能を保持することが可能となる。
そして、本実施形態では特に、保護壁22の立ち上がり方向の先端部の両側縁に幅方向外方へ突出する略方形状の引掛け部23が設けられるとともに、この引掛け部23と対向する本体部11の前端両側縁に被引掛け部24が設けられている。被引掛け部24は、保護壁22を折り曲げ加工する際に前方から引掛け部23を受け止めて同引掛け部23と係合可能なように、本体部11の前端両縁部における引掛け部23との対応部位を略コの字に切り欠いて設けられている。
また、保護壁22の立ち上がり方向の基端部、つまり保護壁22の折り曲げ縁部22Aは、保護壁22の厚み寸法と対応する分だけ本体部11の前端縁から少し奥に入った位置に形成され、折り曲げが容易となるように対向する両側壁11Bの下端が切り欠かれている。これにより、保護壁22は、正面を視ると全体として略Tの字形をなし(図3参照)、側面を視ると略垂直に切り立った状態でその前端縁が本体部11の前端縁とほぼ面一となるようにしてある(図2参照)。なお、両側壁11Bと天井壁11Aの双方の前端縁部は、図4に示すように、内外両面が全縁に亘って面取りされた案内面11Tとなっており、このうち内側の案内面11Tが雄タブ30の挿入案内となる一方、外側の案内面11Tが雌端子金具10のキャビティへの挿入案内となる。
次に、本実施形態の作用を説明する。まず、図示しない雌側のコネクタハウジングをこれも図示しない雄側のコネクタハウジングのフード部内に嵌入していくと、雄側のコネクタハウジングに収容された雄端子金具の雄タブ30が雌側のコネクタハウジングに収容された雌端子金具10の本体部11内に前方から進入する。
図7に示すように、雄タブ30が接点部17Aと接触突部11Sとの間に押し入れられると、弾性接触片17は底壁11C側へ押し下げられ、基部11Gと当接部17Gの2点を支点として撓み変形する。このとき、弾性接触片17の折り返し部17Bは曲率半径を小さくするようにして弾性撓し、その弾性復元力により脚部17Cには折り返し部17B側から下方へ変位させようとする力が作用する。当接部17G側は底壁11Cに当たっているから、前後方向への変位が規制されており、脚部17Cが突っ張った状態となって底壁11Cに過大な力を受け止めさせる。一方、基部17G側では折り返し部17Bの弾性撓みにともない弾性接触片17を浮き上げようとする力が作用する。そうすると、本体部11全体の箱形状を維持しようとする力のバランスが崩れる可能性があるから、本体部11の両側壁11Bの自由端側が天井壁11A側の折り返しの縁部11R(図4参照)を基端として開いてしまう懸念がある。しかるに、本発明においては、本体部11の被引掛け部24が保護壁22の引掛け部23に引掛け係止されるようになっているから、この掛止作用によって本体部11の折り返しの縁部11Rからの開き動作が規制される。
このように、本実施形態によれば、雄タブ30の挿入に起因して本体部11がその箱形状を維持することが困難な状況となっても、保護壁22の引掛け部23が本体部11の被引掛け部24を引掛け係止することにより、本体部11の箱形状を維持するようになっているから、本体部11が折り返しの縁部11Rから開き変形することを防止できる。また、引掛け部23が被引掛け部24を引掛け係止することにより、保護壁22自体の変形も防止できるから、弾性接触片17に対する保護機能の信頼性も高まる。
さらに、引掛け部23が保護壁22の立ち上がり方向の先端部の両側縁から側方へ突出して設けられているから、本体部11において開き動作の支点となる折り返しの縁部11Rになるべく近い高さ位置で引掛け部23が被引掛け部24を引掛け係止することとなり、開き動作を有効に抑えることができる。その結果、本体部11が折り返しの縁部11Rから開き変形することを一層確実に防止できる。そして、被引掛け部24が本体部11の前端側縁を切り欠いて設けられ、引掛け部23を前方から受け入れて同引掛け部23と係合するようになっているから、保護壁22を形成するのにともない引掛け部23と被引掛け部24とによる係止構造も形成でき、組付け容易で作業性に優れる。
さらにまた、雄タブ30が接点部17Aに接触して弾性接触片17が底壁11C側へ押し下げられたときに、その雄タブ30の挿入にともなう力の作用点に近い位置で引掛け部23が被引掛け部24を引掛け係止するようになっているから、本体部11の箱形状を維持する効果を一層有効に期待できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、保護壁の両側縁から幅方向外方へ突出する引掛け部が設けられていたが、本発明においては、保護壁の両側縁から幅方向外方へ突出する張出部を設けるとともにこの張出部の先端から本体部の両側壁に沿う方向に突出する押え部を設け、これら張出部と押え部とにより全体を平面視すると略Lの字形をなす引掛け部を構成しても構わない。こうすると、本体部の両側壁の開き動作が押え部により抑えられるから、本体部の開き変形をより確実に防止できる。
(2)上記実施形態では、保護壁の両側縁の夫々に1対の引掛け部が設けられていたが、本発明においては、両側縁のうちのいずれかの側縁に1つの引掛け部が設けられているだけでもよい。この場合でも、引掛け部と被引掛け部との間で掛止作用が有効に発揮されれば、本体部の開き変形を防止できる。
(3)上記実施形態では、保護壁の側縁から被引掛け部側へ突出して引掛け部が設けられ、本体部の前端側縁を切り欠いて被引掛け部が設けられていたが、本発明においては、これとは逆に、保護壁の側縁を切り欠いて引掛け部が設けられ、本体部の前端側縁から引掛け部側へ突出して被引掛け部が設けられていても構わない。
(4)上記実施形態では、保護壁の立ち上がり方向の先端部に引掛け部が設けられていたが、本発明においては、保護壁の立ち上がり方向の途中に引掛け部が設けられていても構わない。
本発明の実施形態に係る雌端子金具の右側面図 その左側面図 その正面図 その要部拡大斜視図 その展開図 雄タブが挿入される前の状態を示す断面図 雄タブが挿入された後の状態を示す断面図 従来の雌端子金具の正面図 その図6相当図
符号の説明
10…雌端子金具
11…本体部
11A…天井壁
11B…側壁
11C…底壁
17…弾性接触片
17A…接点部
22…保護壁
23…引掛け部
24…被引掛け部

Claims (3)

  1. 導電性の金属板を幅方向に折り曲げることで前後方向に延びる箱形に形成された本体部を備え、この本体部の底壁には相手側の雄タブに対して弾性的に接触することで前記底壁側へ撓み可能な弾性接触片が設けられ、この弾性接触片の前方には前記底壁と連続する保護壁が立ち上げて設けられ、この保護壁が前記雄タブの進入を許容する隙間を残して前記本体部の前端開口を塞いでいる雌端子金具において、
    前記保護壁の立ち上がり方向の側縁にはその側縁に対向する前記本体部の前端側縁に設けられた被引掛け部を引掛け係止する引掛け部が設けられていることを特徴とする雌端子金具。
  2. 前記引掛け部は、前記保護壁の立ち上がり方向の先端部の両側縁から側方へ突出して設けられ、前記被引掛け部は、前記引掛け部を前方から受け入れて同引掛け部と係合可能なように前記本体部の前端両側縁を切り欠いて設けられていることを特徴とする請求項1に記載の雌端子金具。
  3. 前記弾性接触片は、前記本体部内において前記底壁を基端として斜め前方へ延出され前記雄タブに対する接点となる接点部を形成したあと前記底壁側へ折り返して前記底壁と当接する脚部を形成してなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の雌端子金具。
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