【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自治体における道路占有工事の情報を管理し、工事予定の調整を支援するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
路上工事には、電気、電話、ガス、上下水道等のライフラインの新規敷設や交換等に関するもの、また道路自体の舗装、補修等の維持管理に関するもの等が一般的に挙げられる。路上工事は渋滞を引き起こす原因であり、周辺住民にも騒音などで苦渋を強いるものであるため、より計画性を求められる。さらに、公共工事ということで、工事を共同化する等の経費節減も求められている。一方、住民の側からもどこで何のために道路工事が行われるかを知りたいという要望があり、情報公開が求められている。
【0003】
これらの工事は電力会社、ガス会社、行政側の建設局、水道局等その管理元が異なり、事業理由は固有のものであり、管理も様々である。道路工事に関する管理方法はその地域により格差があるが、現在、道路占有に対しての申請は電子申請手続きにより、またその全体的な工事計画は行政側が集められた計画書等を元に、その工事発注元などを集めて会議を行うことで調整が行われている。
【0004】
また、道路工事に関する情報を提供している例としては、現在、特定地域について、工事中、あるいは工事予定の場所とその詳細な内容をホームページ上で検索するシステムが提供されており、一般の人間でも事業者名、工事場所、道路の占有車線幅、工事目的、工事期間、工事費の負担といったものまでを知ることができる。
【0005】
【特許文献】
なし
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の道路工事情報の管理方法では、各発注済の工事事業者から申請されてくる道路工事情報を決定後に管理しており、各工事事業者の工事申請を適切に調整する作業を支援する仕組みは無かった。このため、道路管理者側でこの調整のための部署を立ち上げ、情報を収集して計画を立案し、事業者を召集するなどしてその都度調整を行うなどしなくてはならなかった。また各工事管理元単位では、例えば水道局であれば水道管の材質や耐用年数といったものから配管交換の時期や新規敷設、道路であればアスファルト材質や交通量等といったものから割り出すその耐用年数等から補修の必要時期といった、各管理元が対象としている物に関して、その原因となる事象、位置や時間といったものを各々のデータベースにて管理するシステムを持っており、GISを兼ね備えることによって場所の特定が非常にしやすいシステムを保持しているが、これは個々の事業者が管理しており、将来の工事予定や過去の工事事例を一括して検索し、共同で施行する際の参考事例を探すことは困難であった。
【0007】
本発明の目的は、上記問題を解決し、複数事業体から道路占有工事の申請があった案件を一括管理し、それらの場所と工事時期の調整を支援するシステムを提供することにある。また本発明の他の目的は、過去の工事事例を蓄積し、過去の類似案件を検索することで道路占有工事の計画立案を支援するシステムを提供することにある。さらに他の目的は、道路占有工事の情報を住民に判りやすく提供するシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するために、本発明の道路占有工事情報管理システムは、道路占有工事予定データベースと過去工事事例データベースを備え、他に掘削禁止場所等調整条件のデータベースを備える。道路占有工事情報管理システムは、ネットワークを介して各事業管理元の管理システムから占有工事情報を取得する機能と、取得した情報を項目に対応つけて道路占有工事予定データベースに格納する機能と、その情報と調整条件とを元に事業計画及び調整を支援する情報を作成する機能を備える。
【0009】
各事業管理元が管理している道路占有工事申請を予定する情報は、道路占有工事情報管理システムが必要とするデータ項目に沿った形式で情報を取得する。最低限必要な情報としては、工事事業元、工事目的、工事場所、工事期間があげられる。道路占有工事ということでさらに詳細な調整を行うならば、道路掘削期間、掘削深度等があげられる。これらの情報を道路占有工事予定データベースに格納し、調整処理を開始する。道路占有工事予定データベースには、さらに工事が決定していない新規、決定済で未完了の継続を示す項目と、未調整、調整中、調整済、調整不要等の調整状態を示す項目を備える。
【0010】
道路占有工事情報管理システムは、取得した各事業管理元の情報を元に、道路占有工事予定データベースからまず場所と期間が重複する事業を抽出し、これに調整中フラグを立てる。道路占有工事予定データベースには、工事予定が未定の情報だけでなく、工事予定が決定しかつ工事が終了していない案件の情報も含まれる。これらの案件を出力し、重複している事業の関係者に問い合わせる。関係者に問い合わせる手段としてはメールなどが挙げられるが、メールにてその旨を通知し、そのメールにWebへのリンクを貼り付けるなどしてWeb上で作業を行わせる機能を備えても良い。期間と場所が共に全く重複しない事業に対しては仮認可案件として調整不要のフラグを立てる。
【0011】
調整中フラグの立った事業のうち、重複する事業が共に新規案件である場合は共同施行推進案件として出力する。その重複している事業の管理元に対して問い合わせ、共同施行を提案し、共同施行の調整がついた場合は共同施行案件の仮認可案件として調整済のフラグを立てる。逆に共同施行が不可能である場合は期間変更の調整を管理元に対して行ってもらい、期間調整がついたものから順次仮認可案件として調整済のフラグを立てる。
【0012】
共同施工を行うか否かの判断をするための補助として、過去工事事例データベースに共同施工の過去履歴を蓄積することで、本発明の道路占有工事情報管理システムは、上記重複時の調整支援情報として重複した事業に類似する過去の共同施工履歴を出力する機能を備える。過去履歴に残す項目としては共同施工の組み合わせ、場所、道路施工期間、関係した事業者、費用、共同施工を行ったことによる効果等を列挙する。共同で施行する際の参考事例を検索する場合は、調整者が問い合わせを出す前に参考として検索する場合と、事業者が共同施行できるかどうか判断する材料として検索する場合とがある。
【0013】
共同施工が不可能である場合の支援として、本発明の道路占有工事情報管理システムは、過去工事事例データベースと調整条件データベースとの情報を元に重複解消のシミュレーションを実施する機能を備えても良い。調整者はシミュレーションの結果を元に代替工事予定案を作成し、各事業者に提示する。
【0014】
道路占有工事が終わった事業については、各事業管理元から終了の情報を道路占有工事情報管理システムに送信し、道路占有工事情報管理システムは道路占有工事予定データベースに登録されている事業を削除し、過去工事事例データベースに該事業を追加する。事業調整者側にも道路占有工事情報管理システムから終了を通知する機能を備える。
【0015】
また、本発明の道路占有工事情報管理システムは、案件の一覧表示とリンクしてGISによる地図上の表示を用いる手段を備える。GISのデータは各事業管理元の管理システムが管理しているデータから取得する。GISを利用することで実際の場所を容易に把握することができる。また、案件一覧表示のみの場合だけでなく、共同施行の参考事例等の表示等、あらゆる場所に関する情報が保持してあるものを事業調整者や各管理元の人間が介して知り得る手段としてGISを利用しても良い。そして場所を他者に通知するための情報通知手段として、地図及び必要情報をWeb表示する機能を備えても良い。さらに工事管理のスケジューラを導入し、このスケジューラとGISを連携させる機能を備えても良い。
【0016】
また、本発明の道路占有工事情報管理システムは、道路占有工事予定データベースの情報の内、工事が決定した案件を示す項目が付加された案件について、工事予定情報を上記GISデータと対応付けて、一般利用者に提供する機能を備えても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明を適用した道路占有工事情報管理システムの実施の形態の全体概要図を示したものである。本システムは大きく分類して、本システムの処理制御部である道路占有工事情報管理制御部10と各事業者管理元が本システムとデータ入出力を行う各事業管理元端末20と道路占有工事情報管理システムを操作し、これにより事業調整を行う事業調整者側の端末30と、事業調整者、及び各自業管理元側で操作する者に対して視覚的に支援を行うための表示処理部40と全ての事業のデータを共有する記憶装置50からなる。ここで扱う各事業管理元は行政側のライフラインを管理している水道部、下水道局、や道路舗装工事やその他道路工事を管理する土木課、建設局、都市計画化と、民間側でライフラインを管理しているガス会社、電話会社、電力会社、ネットワーク敷設会社等を指す。
【0019】
各事業管理元端末20は各事業管理元側が所有している端末であり、その各々が今後開発を行う予定の事業等を管理しているシステム等と連携しており、そのシステム形態は各業務により異なる現存のシステムである。各事業管理元端末20は都市計画システムや土木管理システム、水道管管理システム、下水道管理システムといった行政側内部のみで共用することも可能なシステムとの連携と、ガス管管理システム、電話回線管理システム、電線管理システム、その他ネットワーク回線管理システムといった行政外のシステムとの連携の2つに分類することが出来る。各事業管理元端末20は道路施工計画支援処理制御部10とインターネット等のネットワークで結ばれており、データの授受を行う。
【0020】
道路占有工事情報管理制御部10は本発明の中枢をなすシステムであり、道路施工調整を行う事業調整者に対して計画を支援するための制御を行う装置である。道路占有工事情報管理制御部10は事業調整者側端末30を通して操作され、特に共同施行案件を抽出する等して道路施行計画をコンピュータ処理により自動調整することで、結果を調整者側端末に通知し支援を行う事を主目的とする。基本的な動作は、各自業管理元システムから各事業元が管理している今後道路施工を行う事業について各事業管理元端末20から登録処理を行わせ、これを記憶装置50へデータを保存する。このデータを元に道路占有工事情報管理制御部10は適切な計画を導き出して調整者側端末30に示す。また、場合によっては本処理制御部10は各自業管理元端末20にも処理の結果を通知する手段を備える。また、その際に各自業管理元端末20と調整者側端末30で操作する人間に対して視覚的に把握しやすいよう、表示処理部40が処理を行う。
【0021】
道路占有工事情報管理制御部10は以下の処理機能を備える。
【0022】
送受信機能11は各事業管理元端末20と表示処理部40と記憶装置50と調整者側端末30とデータの授受を行う機能であり、そのデータフォーマットを適切な形式に変換する機能も備える。
【0023】
事業登録機能12は各自業管理元端末20から今後予定されている事業の登録手続きを受け付け、登録内容が正しければ記憶装置50に保存、及び更新、削除する機能である。また、登録内容に不備がある場合は各事業管理元に対して修正を求める通知を送る機能を備える。
【0024】
事業検索機能13では、調整者が事業調整を道路占有工事情報管理制御部10にて今後予定されている事業に対して調整を行う際に、場所や期間などで重なりうる事業、もしくは共同施工にするために場所が同じで期間が異なるものを道路占有工事予定データベースである情報共有データベース52から抽出する処理を行う機能である。また、他事行検索機能は現在施行が行われている事業を情報共有データベース52より検索を行う機能と、各事業管理元から登録している予定事業の変更や修正、削除といった更新処理を行いたい時にも情報共有データベースから該当事業を検索する機能を備えている。
【0025】
事業見直し判断機能14では、他事行検索機能13により抽出された期間が重複している事業と全く重複していない単独の事業について一覧表示させ、過去工事事例データベースである過去事業データベース53を事業調整者に対して表示することで共同施行の可否を支援し、事業調整者が各管理元と連絡を取り合いながら期間の調整等を表示処理部40を利用して事業計画を調整していく機能である。
【0026】
過去事業検索機能15では、調整者に共同施工を行うかどうかの判断の支援をするため、過去事業データベース53に保存されている、以前の類似共同施工を抽出し、調整者にその内容を示すことで調整者を支援する処理である。
【0027】
道路掘削禁止機能16は、路面舗装工事等、今後その道路にてある期間内道路施工を行わせないようにするための機能である。今後道路施工を行わせない道路工事が終わった際、これは調整条件のデータベースである掘削禁止場所データベース51に保存される。そして、各管理元端末20からその場所での道路施工予定を受信した際に、これを拒否する通知を送る機能を持つ。また、路面舗装等の今後道路施工を行わせない事業が道路占有工事情報管理システムに登録された際は、各自業管理元システムに今後その場所での道路施工を他事業が予定していないか確認を取る手段と、調整者側にその事業が登録された事を通知する手段とを備える。
【0028】
事業決定機能18は、調整者側端末による操作で今後道路施工が予定されている事業のうち、仮認可案件のものからその案件で調整がついたものを、事業調整者が事業決定を行う処理と、これを各自業管理端末20に通知する手段と、事業終了を各自業管理元端末20から受理し、情報共有データベース52からその登録されている事業を消しこむ処理と、共同施工の場合に過去事業データベース53に登録する処理と、今後道路掘削禁止の事業の終了時においては掘削禁止場所データベース51にその場所での掘削を禁止する情報を登録する機能を備える。
【0029】
表示システム40は事業調整者、及び各事業管理元が本システムを利用する際の視覚的支援として、GIS45とスケジューラ43を導入している。これらのデータは送受信部により適切なデータフォーマットに変換してデータの授受が行われる。
【0030】
GIS45は地図ファイル46と位置情報データベース47と連携し、操作者に対して地理的条件を地図によって把握しやすいようにしている。また、位置情報データベース47の位置情報と、記憶装置50の各データベースが持つ位置情報のマッチングから各データベースが保持する情報を地図ファイル46と共に表示させ、位置を把握しやすくする機能を持つ。
【0031】
スケジューラ43は記憶装置50が保持する工事施工期間を各事業と関連付けて表示する機能である。
【0032】
スケジューラ43とGIS45はGIS−スケジューラ連携44により連携しており、操作者が得たい期間の地図情報を表示させることが可能となっている。また、スケジューラに表示されている事業や期間などの表示されているものと地図上で表示させている情報がリンクされており、双方向にクリック等でGISとスケジューラ表示をさせることが可能となる。
【0033】
Web表示処理42は、各操作者に対してGISやスケジューラ等で処理結果を表示したり、通知したりする際に、各操作者が利用しやすいようWeb表示することを可能とする手段である。
【0034】
記憶装置50は道路占有工事情報管理制御部10の各処理を行わせるためのデータ記憶部であり、道路占有工事情報管理制御部10を通して新規登録、更新削除処理が行われる。また、この記憶装置50に記憶されている情報を元に表示処理部40で情報を時間的、空間的に表示させたり、また事業計画の支援を行わせるためのデータとして利用される。これらのデータの授受は必要に応じてデータ変換処理を行いながら道路施行計画支援システムとデータの授受を行う。
【0035】
記憶装置50内の掘削禁止場所データベース51には道路掘削禁止処理16により登録される道路掘削禁止場所のデータが保持されており、このテーブル例として図3にあるような連番で振っていく項番と、位置情報を保持する場所と、道路掘削禁止期間が終了する期限、他者が見てもその理由がわかるように内容を記述するコメント等の項目が挙げられる。
【0036】
記憶装置50内の共用データベース52は図2に示されるテーブルがあり、連番で振っていく項番と、その事業を行う事業者名を入れる事業管理元と、その事業内容を記入する事業名と、位置情報を入力する場所と、工事の日程期間を入力する工事期間と、共同施行有無に関わらず重複する場所の事業同士でグルーピング、もしくは共同施工決定後に同一グループであることが把握できるために扱うグループ番号としての共同施行コードと、事業調整者が事業調整を行った際に共同施工をさせる事業にフラグを立てるための共同施工フラグと、新規に登録された事業、調整中案件、仮認可案件、施行が開始された現在も施行が行われている事業、といった状態を区分するためのフラグを立てる状態フラグと、コメント欄から成る。
【0037】
記憶装置50内の過去事業データベースは図4に示されるテーブルがあり、連番で振っていく項番、共同施工を行った事業管理元全ての事業管理元組み合わせ、その共同施工を行った位置情報を入力する場所、共同施工が行われた期間、その総費用と、事業調整者が今後の共同施行への良し悪しを判断するための、共同施行ランクと、その理由を記入するコメントから成る。
【0038】
以上図2から図4までテーブル項目を挙げているが、事業管理元名や、事業名といったものの欄には実際は管理元コードや事業コード等と言ったコードで入力されることになる。従って、上記コードと関連付けられている例えば事業名と事業コード、事業管理元コードと事業管理元名といったようなテーブルも存在する。また場所に入力されるものは図に示すとおりの住所だけでなく、ある基準点からの距離を示す数値情報の項目として必須である。
【0039】
次に、各処理が行う処理の流れをフローチャートとその時の画面表示及び遷移を用いて説明していく。
【0040】
図5に図1の事業登録機能12についてのフローチャートを示す。S501では各自業管理元端末20から送られてくるログインデータを受信する。図5には示していないが、もちろんこの際にログイン名が正しいものでなければログイン拒否の情報を送り返し、ログインさせない処理を行う。このログインデータを元にS502によってその事業管理元を道路施行計画支援システムは認識し、図2情報共有データベースの事業管理元名の欄へデータが保持される。S503では事業管理元がこれから新規に予定事業の登録を行うか、以前に入力したものに対して修正等の更新処理を行うかで処理を分岐させる。
【0041】
既に申請済みの案件から事業を修正する場合は処理S515により登録番号のようなもの、例えば図2の項番のようなものを入力し、S516の該当事業検索処理によって該当事業を情報共有データベース52から抽出する。この際、図5には示していないが他の事業管理元の情報を触れないように、他事業管理元のデータを抽出した場合はエラー処理とする。S516で抽出された事業に対して、S517では各管理元が修正処理を行い、処理S518で更新処理を行う。
【0042】
分岐処理S503によって新規事業登録を行う際は処理S504によって各管理元から予定事業の登録申請データを受け付ける。その受信したデータを処理S505によって情報共有データベース52に必須のデータ項目にデータがあるかどうかをチェックする。次に受信したデータが情報共有データベース52に即したデータ項目内容であるかを処理S506においてチェックする。データチェック処理S505とS506においてエラーがないかの分岐処理をS507で行う。分岐処理S507にてエラーが合った場合はS514のエラー処理を行い、このエラー処理ではエラーの内容を入力元の各事業管理元に対して通知し、事業登録処理をS512において終了させる。分岐処理S507でエラーが無かった場合は、処理S508で登録した場所が指定した道路掘削場所であるかどうかのチェックをかける。この処理では、登録を要求された場所に関するデータを掘削禁止場所データベース51に保持してある場所で検索をかけることで、その有無を確かめる。もし、道路掘削禁止場所と一致していた場合は分岐処理S509で処理をS513に送る。処理S513では登録者に対して道路掘削禁止場所である旨の通知を送ることで、事業登録処理をS512処理において終了させる。処理S509にて道路掘削禁止場所でないことが確認できた場合は分岐処理S510において次処理をS510に送る。処理S510では事業登録内容を事業登録者に対して確認のため通知する。そして、事業登録終了処理S512にて本事業登録処理を終了させる。
【0043】
図6に図1の事業判断見直し機能14のフローチャートを示す。調整者側端末30から道路占有工事情報管理システム10へ事業調整者がログインをし、この受付処理をS601にて行う。本ログインを行った後、事業調整者が処理S602にて事業計画支援処理を開始すると、S603にて場所が重複している事業を抽出していく処理が行われる。この処理にて場所が重複する事業が存在した場合は分岐処理S604にて処理S605へ処理がうつされる。S605ではその重複した事業の一部に状態フラグに現在施行が行われている状態のフラグがあるかどうかを判断し、ある場合は処理S606にうつされる。処理S606では抽出された事業を場所単位にグループ分けする。そして、処理S607にて場所ごとに一覧表示させる。ここで事業調整者はそのグルーピングされた場所単位の事業の詳細を見ることにより、確認を行う。その後、処理S608では現在施工中の工事事業者と、重複した施行予定事業の管理元に対して問い合わせをする処理を行う。本処理ではメールなどによる手段を有する。問い合わせの通知を送信した後に現在施工中の事業が共同施行で行われているかどうかを共同施行コードを元に分岐処理S609にて調べる。共同施行コードに共同施行のコードが入力されている場合は処理S610にて現在施工中事業の保持する共同施行コードを施行予定案件の共同施行コードへコピーする。逆に、処理S609にて共同施行で無かった場合は、新規に共同施行コードを処理S613にて割振る。その後、処理S611にて施行予定事業の状態フラグに調整中案件のフラグを立て、処理S612にて事業調整支援処理を終了させる。
【0044】
処理S604にて場所が全く重複する事業がない案件に対しては、図7の処理へ移る。処理701では場所が重複しなかった施行予定の事業案件を一覧にして表示する。そして処理S702にてその事業案件内容を確認したいものを選択する。選択された事業案件を中心とした周辺状況を処理S703にてGISでその施行期間内で表示させる。周辺状況が把握できたことで、調整者により処理S704で影響が全く無く問題がないと判断された事業に対しては処理S705にて状態フラグに仮認可を与える仮認可案件フラグを立てて処理S706にて事業調整処理を終了させる。処理S704にて影響ありと判断された事業に対してはそのままで施行が可能か、もしくは期間の変更を求める問い合わせを対象となる事業管理元に対して問い合わせる処理S707を行う。そして処理S708にて状態フラグに調整中案件である旨のフラグを立て、処理S706にて事業調整処理を終了させる。
【0045】
処理S605にて場所が重複している案件が全て新規事業である場合は図8の処理S801に処理が移る。処理S801で場所が同一である案件に対してグルーピングしていく。グルーピングした後、処理S802において上記各グルーピング単位で、つまり場所単位ごとに抽出された案件を一覧表示する。この時点で抽出された案件は事業調整者により選択されたらそれら案件内容をGISやスケジュールなどで表示させたりする。その後、処理S803にて場所が同じ案件の各事業元に対して共同施行が可能かを問い合わせる処理メール等にて行う。処理S805では状態フラグに調整中案件である旨のフラグを立て、処理S806にて事業調整支援処理を終了させる。
【0046】
ここで、処理S607、処理S701、処理S802といった一覧案件の表示は図11に示す画面1100のような形で表示される。処理S701の場合は各々が単独事業であり場所の重複が無いことから案件毎に表示がされ、その案件ごとにボタン1101があり、このボタン1101を押下することによってGIS−スケジューラ表示にて案件の内容を見ることを可能とする。処理S606や処理S802での一覧表示は図11のとおりであるが、違う点は案件内容1103に既に施工中である事業が示されているかどうかの違いである。その他画面1100内において、1102は場所・機関共に重なっている場所が表示され、その重複している事業の管理元や事業名が1103に表示される。ここで、地図上とスケジューラ上で確認し、修正するためにはGIS−スケジューラ表示ボタン1101を押下すれば、図13のような修正画面へと遷移する。
【0047】
以上において、修正が必要な事業については、図13の道路施工計画支援修正画面1300にて事業調整者が修正処理を行う。本画面1300は、地図の縮尺ツール等のツール群1301と、地図1302と、表示させたい期間を入力する1303と、スケジューラ1304とスケジューラ上で、各事業の施工期間をマウスなどで容易に変更できる個所1305と、共同施工を行わせる場合にチェックする共同施工チェックボックス1306と、共同施工を行うべきかどうかを判断支援するために過去履歴から類似検索を行うためのボタン1307と、全ての変更修正が終了した際に押下する更新ボタン1308からと、地図上に道路施工管理場所を表示させる1309から成り立っている。地図上に表示されているスケジューラ上で表示されているその管理元の事業はリンクされており、マウスのクリックでお互い双方向に表示させることが出来る。また、1303の表示期間は、操作者がある特定期間内の地図上に表示させたい道路施工管理情報を取得するために操作者が期間を入力する個所である。この入力値を変更することで、地図上の情報が変化する。共同施工ラジオボタン1306は、調整者が共同施工が決定した事業に対してチェックを入れておき、本処理が更新された際に、各事業元に共同施工を進めるよう通知し、仮認可案件として事業を進めていく処理に向かわせる。
【0048】
図12は各管理元に事業調整者から通知されてくる共同施行打診の情報や、その他自らが調べたいときに表示させる画面となっている。基本的に画面構成は図13とほぼ同様であるが、本画面ではスケジューラなどにより変更処理はできない。スケジューラ1204では各事業元自身の情報と、事業調整者から共同施行を打診されている他事業者の事業が表示される。本画面からも過去事業類似検索ボタン1207から、各事業管理元が過去事業検索をすることを可能とし、過去事業の共同施行を調べることで、事業調整を考える手段を得る。各共同施行の打診を受けている事業者同士、及び事業調整者とで事業調整を考え、事業の決定後、コメント欄1209に決定内容を各管理元が記述し、再申請ボタン1208を押下することで事業調整者に決定事項を通達する。
【0049】
図9に事業終了時の道路占有工事情報管理システム10のフローチャートを示す。各事業管理元端末20より事業終了時に道路施行計画支援システムに終了の通知を処理S901にて行う。道路占有工事情報管理システム10で処理S901からデータを受信した際に、道路施行終了処理をS902で開始する。終了後に道路掘削禁止になる事業かどうかを処理S903にて分岐処理にて判断する。この分岐のための判断としては図2の情報共有データベースの事業名から判断を行う。例えばこの事業名画路面舗装工事であった場合は予め本工事後は禁止にすると設定しておき、本事業施工後は分岐処理S903にて掘削禁止と判断する。処理S903で終了後掘削禁止の事業であった場合は、処理S904にてその場所と掘削禁止期限を掘削禁止場所データベースに登録し、今後、この場所での道路掘削事業を設定した期間内に禁止区域とする処理を行う。分岐処理S903にて道路施工後終了禁止場所ではない場合は、次の処理S904の処理を飛ばす。次に、その事業が共同施行事業であったかを分岐処理S905にて処理を行う。共同施行事業であった場合は、過去事業データベース53にその共同施行を行った事業者名と、場所と、期間と、総費用と、コメントを登録する。分岐処理S905にて共同施行事業でない事業に対しては、S906の処理を飛ばして次の処理へ進む。以上の処理が終了した時点で、処理S907にて情報共有データベース52に登録されているその事業を消しこむ処理を行う。そして、処理S908にて本終了処理をクローズさせる。
【0050】
事業登録機能12にて、路面舗装事業登録時は図10に示すフローチャートの処理を行う。まず、各自業者管理元端末20から、事業終了後に道路掘削不可となる事業が道路施行計画支援システム10に登録され、その登録受け付け処理S1001を行う。受け付けた処理に対し、処理S1002では全事業管理元と事業調整者に対してその事業が登録された場所と期間を通知する。S1003において道場所での事業が予定有りの回答を受けた場合は調整処理S1004を行い、全く回答がない場合についてはそのまま本事業登録を処理S1005にて受け付け、状態フラグを仮認可案件として登録する。
【0051】
【発明の効果】
以上、行政側で管理する道路占有工事情報を、本発明の道路占有工事情報管理システムによって各事業元からの工事申請を収集し管理することで、各種ライフライン管理のための道路施行計画、路面補修などの道路施行計画等、様々な事業者により管理されている道路施行計画を一元管理でき、各事業管理元の工事申請を予め適切に調整する作業を事業調整者に対して支援することが可能となる。また、過去の工事事例を事業調整者に対して示すことで、共同施工の是非を判断する材料として提供し、事業調整者や各管理元に対して共同施工案や代替案作成の支援を行う事が出来る。さらに本システムをGISとスケジューラと連携させることで、視覚的にも把握しやすく、一般への情報公開も容易なシステムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である道路占有工事情報管理システムの構成概要図である。
【図2】各事業管理元から登録される今後計画している施行予定の事業及び現在施工中の事業も含めた共用のテーブルを示す。
【図3】道路掘削禁止場所となっている情報を格納しているテーブルを示す。
【図4】事業調整者や各管理元に対して、共同施行実施の是非を判断するための過去事業データを保持するテーブルを示す。
【図5】各管理元から今後予定している施行予定事業の登録を受付け、登録に至るまでの処理を示す。
【図6】事業調整者に事業調整を支援する事業判断見直し処理を示しており、特に場所が重複している事業で現在施行中の事業が含まれている場合の処理図である。
【図7】事業調整者に事業調整を支援する事業判断見直し処理を示しており、特に重複する事業が全く内場合の処理図である。
【図8】事業調整者に事業調整を支援する事業判断見直し処理を示しており、特に場所で重複している事業が全て新規事業案件のみの場合の処理図である。
【図9】事業終了時に各事業管理元から事業終了の受付をし、事業調整者が共用データベースから本案件を削除するに至るまでの処理図を示す。
【図10】路面舗装工事等、施行終了後に道路掘削禁止となる場合の登録時の処理図を示す。
【図11】事業判断見直し処理により抽出された場所の重複する事業の一覧表示画面の一例として示す。
【図12】各事業管理元に対して共同施行打診や自ら事業を検索して内容を把握するために用いられる時の画面を示す。
【図13】事業調整者が事業調整を行う際に用いられる画面の一例を示す。
【符号の説明】
10…道路占有工事情報管理制御部、20…各事業管理元端末、30…事業調整者側端末、40…道路占有工事情報管理表示処理部、50…記憶装置、43…スケジューラ、44…GIS−スケジューラ連携、45…GIS、46…地図ファイル、47…位置情報データベース、51…掘削禁止場所データベース、52…情報共有データベース、53…過去事業データベース、1100…一覧表示画面、1101…GIS―スケジューラ表示ボタン、1102…場所名表示欄、1103…重複事業の内容表示欄、1200…事業管理元事業調整支援表示画面、1201…地図情報縮尺等ツールボックス、1202…地図表示欄、1203…表示期間入力欄、1204…スケジューラ、1205…各事業施工期間表示欄、1206…事業調整者への通達コメント欄、1207…過去事業検索ボタン、1208…事業調整者への通達ボタン、1209…本件と関係のない他事業の表示、1300…事業調整者事業調整支援表示画面、1301…地図情報縮尺等ツールボックス、1202…地図表示欄、1203…表示期間入力欄、1204…スケジューラ、1205…各事業施工期間表示欄、1206…共同施行実施ラジオボタン、1207…過去事業検索ボタン、1208…事業調整者への通達ボタン、1209…本件と関係のない他事業の表示。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a system that manages road occupation construction information in a local government and supports adjustment of construction schedules.
[0002]
[Prior art]
The road works generally include those related to new construction and replacement of lifelines such as electricity, telephone, gas, and water and sewage, and those related to maintenance management such as paving and repairing the road itself. Roadside construction is a cause of traffic jams, and the surrounding residents are forced to suffer from noises, so more planning is required. Furthermore, because of public works, it is also required to reduce costs such as joint work. On the other hand, there is a request from the residents to know where and what road construction is performed, and information disclosure is required.
[0003]
These construction works have different management sources, such as power companies, gas companies, administrative construction stations, and water departments. The reason for the business is unique and the management is various. There are disparities in the management methods for road construction depending on the region. Currently, applications for road occupancy are based on electronic application procedures, and the overall construction plan is based on plans collected by the government. Coordination is done by gathering construction ordering parties and holding meetings.
[0004]
In addition, as an example of providing information on road construction, a system for searching on a website for the location and detailed contents of a specific area currently under construction or planned construction is provided. But you can know the name of the company, construction location, road lane width, construction purpose, construction period, and construction cost.
[0005]
[Patent Literature]
None
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional road construction information management method, road construction information applied by each contracted construction company is managed after it is determined, and a mechanism that supports the work of appropriately adjusting the construction application of each construction company There was no. For this reason, the road administrator had to set up a department for this adjustment, collect information, draft a plan, and call for business to make adjustments each time. Also, in each construction management unit, for example, the service life calculated from the pipe replacement time and new laying from the water pipe material and service life in the case of the Waterworks Bureau, etc. from the asphalt material and traffic volume etc. in the road etc. The system that manages the cause, position, time, etc. that cause each management source, such as the time required for repair, etc., in each database, and identifies the location by combining GIS The system is very easy to manage, but this is managed by individual business operators. It will search for future construction schedules and past construction cases in a lump, and look for reference cases for joint implementation. It was difficult.
[0007]
An object of the present invention is to provide a system that solves the above problems, collectively manages projects for which road construction work has been applied by a plurality of business entities, and supports the adjustment of the location and construction time. Another object of the present invention is to provide a system that supports planning of road occupation construction by accumulating past construction examples and searching for past similar projects. Still another object is to provide a system that provides information on road occupation work to residents in an easily understandable manner.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object of the present invention, the road occupation construction information management system of the present invention comprises a road occupation construction schedule database and a past construction example database, and a database of other adjustment conditions such as excavation prohibited locations. Is provided. The road occupation construction information management system has a function for acquiring the occupation construction information from the management system of each business management source via the network, a function for storing the acquired information in the road occupation construction schedule database in association with items, It has a function to create information for supporting business planning and adjustment based on information and adjustment conditions.
[0009]
Information that is planned to be applied for road occupation construction managed by each business management source is acquired in a format according to data items required by the road occupation construction information management system. The minimum necessary information includes the construction company, construction purpose, construction location, and construction period. If more detailed adjustments are made for road occupation work, the road excavation period, excavation depth, etc. can be raised. This information is stored in the road occupation construction schedule database, and adjustment processing is started. The road occupation construction schedule database further includes items indicating new, determined, and incomplete continuations for which construction has not been determined, and items indicating adjustment states such as unadjusted, being adjusted, adjusted, and adjustment unnecessary.
[0010]
The road occupation construction information management system first extracts a project whose location and period overlap from the road occupation construction schedule database based on the acquired information of each business management source, and sets an adjustment in progress flag to this. The road occupation construction schedule database includes not only information on construction schedules to be determined, but also information on projects for which construction schedules have been determined and construction has not been completed. Output these items and contact the people involved in the duplicated business. As a means for inquiring the related person, an e-mail or the like can be mentioned, but a function of notifying the fact by e-mail and pasting a link to the e-mail to perform work on the web may be provided. For projects where the period and location do not overlap at all, a flag that does not require adjustment is set as a provisional authorization project.
[0011]
If the overlapping business is a new project among the projects with the flag under adjustment, it is output as a joint implementation promotion project. Inquire about the management of the duplicated business, propose joint enforcement, and if the joint enforcement is coordinated, set the adjusted flag as a provisional authorization project for joint enforcement. On the other hand, if joint enforcement is impossible, we ask the management source to adjust the period change, and set an adjusted flag as a temporary authorization project in order from the one with the period adjustment.
[0012]
By accumulating the past history of joint construction in the past construction case database as an aid for determining whether or not to perform joint construction, the road occupation construction information management system of the present invention provides the adjustment support information at the time of duplication. It has a function to output past joint construction histories similar to duplicated projects. Items to be recorded in the past history include the combination of joint construction, location, road construction period, related companies, costs, effects of joint construction, etc. When searching for a reference case for joint enforcement, there are a case where the coordinator searches for reference before making an inquiry, and a case where a search is made as a material for determining whether the operator can jointly enforce.
[0013]
As support when joint construction is not possible, the road occupation construction information management system of the present invention may have a function of performing a simulation for deduplication based on information of a past construction case database and an adjustment condition database. . The coordinator creates an alternative construction schedule based on the simulation results and presents it to each operator.
[0014]
For projects for which road occupation work has been completed, the completion information is sent from each business management source to the road occupation construction information management system, and the road occupation construction information management system deletes the projects registered in the road occupation construction schedule database. The project is added to the past construction example database. The business coordinator also has a function to notify the end from the road occupation construction information management system.
[0015]
Further, the road occupation construction information management system of the present invention includes means for using a display on a map by GIS in linkage with a list display of projects. GIS data is obtained from data managed by the management system of each business management source. By using GIS, the actual location can be easily grasped. In addition to the case list display only, GIS can be used as a means for business coordinators and human resources at each management source to know what information about every place, such as the display of joint implementation reference cases, is stored. May be used. A function for displaying a map and necessary information on the Web may be provided as information notification means for notifying others of the location. Furthermore, a scheduler for construction management may be introduced, and a function for linking this scheduler and GIS may be provided.
[0016]
Further, the road occupation construction information management system of the present invention associates the construction schedule information with the GIS data for a case to which an item indicating a work decided on the construction is added in the information of the road occupation construction schedule database, You may provide the function provided to a general user.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0018]
FIG. 1 shows an overall schematic diagram of an embodiment of a road occupation construction information management system to which the present invention is applied. This system is broadly classified into road occupancy work information management control unit 10 that is a processing control unit of this system, each business management source terminal 20 that performs data input and output with this system, and road occupancy work information. A terminal 30 on the side of the business coordinator who operates the management system and thereby adjusts the business, and a display processing unit 40 for providing visual support to the business coordinator and the person operating on the own business management side And a storage device 50 that shares all business data. Each business management source dealt with here is the water department, the sewerage department that manages the lifeline on the administrative side, the civil engineering section that manages road paving work and other road works, the construction department, urban planning, and life on the private side This refers to gas companies, telephone companies, power companies, network laying companies, etc. that manage the line.
[0019]
Each business management source terminal 20 is a terminal owned by each business management source side, and each of them is linked to a system that manages a business that is scheduled to be developed in the future. Depending on the existing system. Each business management source terminal 20 is linked with a system that can be shared only within the government, such as a city planning system, civil engineering management system, water pipe management system, and sewer management system, and a gas pipe management system and a telephone line management system. Can be classified into two types: linkage with non-administrative systems such as electric wire management systems and other network line management systems. Each business management source terminal 20 is connected to the road construction plan support processing control unit 10 via a network such as the Internet, and exchanges data.
[0020]
The road occupation construction information management control unit 10 is a central system of the present invention, and is a device that performs control for supporting a plan for a business coordinator who performs road construction adjustment. The road occupation construction information management control unit 10 is operated through the business coordinator side terminal 30 and, in particular, extracts the joint enforcement project and automatically adjusts the road enforcement plan by computer processing to notify the coordinator side terminal of the result. The main purpose is to provide support. The basic operation is to cause each business management source terminal 20 to perform registration processing for a future road construction project managed by each business source from each own business management system, and store the data in the storage device 50. . Based on this data, the road occupation construction information management control unit 10 derives an appropriate plan and shows it to the coordinator side terminal 30. In some cases, the processing control unit 10 includes means for notifying each self-management terminal 20 of the processing result. Further, at that time, the display processing unit 40 performs processing so that it is easy to visually grasp the person operating at each self-management terminal 20 and the coordinator-side terminal 30.
[0021]
The road occupation construction information management control unit 10 has the following processing functions.
[0022]
The transmission / reception function 11 is a function for exchanging data with each business management source terminal 20, the display processing unit 40, the storage device 50, and the coordinator side terminal 30, and also has a function for converting the data format into an appropriate format.
[0023]
The business registration function 12 is a function for receiving a business registration procedure scheduled in the future from each self-management terminal 20 and saving, updating, and deleting in the storage device 50 if the registered content is correct. In addition, when the registration contents are incomplete, a function for sending a notification requesting correction to each business management source is provided.
[0024]
In the business search function 13, when the coordinator adjusts the business adjustment to the business scheduled for the future in the road occupation construction information management control unit 10, the project can be overlapped in the place or the period, or the joint construction. In order to do this, it is a function of performing processing for extracting items having the same place but different periods from the information sharing database 52 which is a road occupation construction schedule database. The other-affiliation search function searches the information sharing database 52 for businesses that are currently being implemented, and performs update processing such as changing, correcting, and deleting scheduled businesses registered from each business management source. It also has a function to search for a business from an information sharing database whenever necessary.
[0025]
The business review judgment function 14 displays a list of single businesses that do not overlap at all with the projects extracted by the other event search function 13, and the past business database 53 that is a past construction example database is displayed as a business. Function to support the availability of joint enforcement by displaying to the coordinator, and adjust the business plan by using the display processing unit 40 to adjust the period etc. while the business coordinator keeps in touch with each management source It is.
[0026]
In the past business search function 15, in order to assist the coordinator in determining whether or not to perform joint construction, a previous similar joint construction stored in the past business database 53 is extracted and the contents are shown to the coordinator. This is the process of supporting the coordinator.
[0027]
The road excavation prohibition function 16 is a function for preventing road construction within a certain period on the road in the future, such as road surface paving work. When road construction that does not perform road construction is completed in the future, this is stored in the excavation prohibited place database 51 that is a database of adjustment conditions. And when the road construction plan in the place is received from each management origin terminal 20, it has the function to send the notification which refuses this. In addition, when a project that will not be used for road construction in the future, such as road pavement, is registered in the road occupancy construction information management system, whether or not other businesses are planning on road construction at that location in their own management system. Means for confirming, and means for notifying the coordinator that the business has been registered.
[0028]
The business decision function 18 is a process in which a business coordinator makes a business decision on a project that is scheduled to be constructed in the future by an operation on the coordinator side terminal and that has been adjusted in the case from a provisionally approved case. In the case of joint construction, a means for notifying each self-management terminal 20 of this, a process of accepting the end of business from each self-management terminal 20, and deleting the registered business from the information sharing database 52 Processing for registering in the past business database 53 and a function for registering information for prohibiting excavation at the location in the excavation prohibited location database 51 at the end of the business for which road excavation is prohibited in the future are provided.
[0029]
The display system 40 introduces a GIS 45 and a scheduler 43 as visual support when the business coordinator and each business management source use this system. These data are converted into an appropriate data format by the transmission / reception unit and exchanged.
[0030]
The GIS 45 cooperates with the map file 46 and the position information database 47 so that the operator can easily grasp the geographical condition from the map. Further, the information stored in each database is displayed together with the map file 46 based on the matching between the position information in the position information database 47 and the position information held in each database in the storage device 50, and has a function of making it easy to grasp the position.
[0031]
The scheduler 43 has a function of displaying the construction period held by the storage device 50 in association with each business.
[0032]
The scheduler 43 and the GIS 45 are linked by a GIS-scheduler linkage 44 so that map information for a period desired by the operator can be displayed. In addition, what is displayed on the scheduler, such as the business and period displayed, is linked to the information displayed on the map, and it is possible to display the GIS and the scheduler by clicking in both directions. .
[0033]
The Web display processing 42 is a means that enables each operator to display the Web so that the operator can easily use the processing result when the processing result is displayed or notified to each operator using a GIS, a scheduler, or the like. .
[0034]
The storage device 50 is a data storage unit for causing the road occupation construction information management control unit 10 to perform each process, and new registration and update deletion processing is performed through the road occupation construction information management control unit 10. Further, the display processing unit 40 displays the information temporally and spatially based on the information stored in the storage device 50, and is used as data for supporting the business plan. These data are exchanged with the road enforcement plan support system while performing data conversion processing as necessary.
[0035]
The excavation prohibited place database 51 in the storage device 50 holds road excavation prohibited place data registered by the road excavation prohibition processing 16, and as an example of this table, the items are assigned with serial numbers as shown in FIG. Items such as the number, the location where the position information is held, the deadline when the road excavation prohibition period ends, and a comment describing the contents so that the reason can be understood even if others see it.
[0036]
The shared database 52 in the storage device 50 has the table shown in FIG. 2, and includes the item number assigned by serial number, the business manager who enters the name of the business operator, and the business name in which the business content is entered. Because it is possible to grasp that the location where the location information is input, the construction period where the construction schedule period is entered, and the businesses in the overlapping locations regardless of whether joint execution is performed, or the same group after the joint construction decision is made The joint execution code as the group number to be handled, the joint construction flag for flagging the business to be jointly executed when the business coordinator makes a business adjustment, the newly registered business, the project under adjustment, the temporary It consists of a comment flag and a status flag for setting a flag for distinguishing the status of an approved project, a business that has been implemented and is still being implemented.
[0037]
The past business database in the storage device 50 has the table shown in FIG. 4, the item numbers that are assigned consecutively, the business management source combinations of all business management sources that performed joint construction, and the location information that performed the joint construction. It is composed of the place to input the joint construction period, the total cost of the joint construction, the total cost, and the joint enforcement rank for the project coordinator to judge whether it is good or bad for the future joint implementation, and a comment describing the reason.
[0038]
The table items have been described above with reference to FIGS. 2 to 4. In the business management source name and business name fields, codes such as management source code and business code are actually entered. Therefore, there are also tables such as business name and business code, business management source code and business management source name associated with the code. Also, what is input to the place is not only an address as shown in the figure, but is indispensable as an item of numerical information indicating the distance from a certain reference point.
[0039]
Next, the flow of processing performed by each processing will be described using a flowchart and screen display and transition at that time.
[0040]
FIG. 5 shows a flowchart for the business registration function 12 of FIG. In S501, login data sent from each self-management terminal 20 is received. Although not shown in FIG. 5, of course, if the login name is not correct at this time, login refusal information is sent back, and processing for preventing login is performed. Based on this login data, the road management plan support system recognizes the business management source in S502, and the data is stored in the business management source name column of the information sharing database in FIG. In step S503, the process is branched depending on whether the business management source newly registers a planned business from now on or performs update processing such as correction on a previously input business.
[0041]
When modifying a business from a case that has already been applied, a registration number such as the item number in FIG. 2 is input in step S515, and the corresponding business is searched for in the information sharing database 52 by a corresponding business search process in S516. Extract from At this time, although not shown in FIG. 5, when data of another business management source is extracted so as not to touch information of another business management source, error processing is performed. With respect to the business extracted in S516, each management source performs a correction process in S517, and performs an update process in process S518.
[0042]
When new business registration is performed by the branch processing S503, registration application data of the planned business is received from each management source by the processing S504. In step S505, the received data is checked to see if there is data in the essential data item in the information sharing database 52. Next, in step S506, it is checked whether or not the received data has data item contents conforming to the information sharing database 52. In S507, branch processing for checking whether there is an error in the data check processing S505 and S506 is performed. If an error is found in the branch process S507, the error process of S514 is performed. In this error process, the contents of the error are notified to each business management source of the input source, and the business registration process is terminated in S512. If there is no error in the branch process S507, it is checked whether or not the location registered in the process S508 is the designated road excavation site. In this process, the presence / absence of the location requested for registration is confirmed by performing a search at a location held in the excavation prohibited location database 51. If it coincides with the road excavation prohibited place, the process is sent to S513 in the branch process S509. In the process S513, the business registration process is terminated in the S512 process by sending a notice to the registrant that the road excavation prohibited place. If it is confirmed in step S509 that the road excavation prohibited place is not detected, the next process is sent to step S510 in the branch process S510. In process S510, the business registration contents are notified to the business registrant for confirmation. Then, the business registration process is ended in the business registration end process S512.
[0043]
FIG. 6 shows a flowchart of the business decision review function 14 of FIG. The business coordinator logs in from the coordinator side terminal 30 to the road occupation construction information management system 10 and performs this reception process in S601. After the login, when the business coordinator starts the business plan support process in the process S602, a process of extracting a business in which a place is duplicated is performed in a S603. If there is a business whose location overlaps in this process, the process is transferred to process S605 in branch process S604. In S605, it is determined whether a part of the duplicated business includes a status flag that is currently in effect. If there is, the process proceeds to S606. In step S606, the extracted businesses are grouped in units of places. In step S607, a list is displayed for each location. Here, the business coordinator performs confirmation by looking at the details of the business of each grouped place. After that, in process S608, a process of making an inquiry to the construction company currently under construction and the management source of the duplicated scheduled business is performed. This process has means by e-mail or the like. After the notification of the inquiry is transmitted, it is checked in the branch processing S609 based on the joint enforcement code whether the business under construction is being carried out jointly. If the code for joint enforcement is entered in the joint enforcement code, the joint enforcement code held by the business currently under construction is copied to the joint enforcement code for the planned implementation in step S610. On the other hand, if there is no joint enforcement in process S609, a new joint enforcement code is allocated in process S613. Then, the flag of the project under adjustment is set in the status flag of the business to be implemented in process S611, and the business adjustment support process is terminated in process S612.
[0044]
For a case where there is no business whose place overlaps at all in step S604, the process proceeds to the process of FIG. In the process 701, business projects scheduled to be executed whose locations do not overlap are displayed as a list. In step S702, the business item to be confirmed is selected. In step S703, the peripheral situation centered on the selected business project is displayed within the enforcement period by the GIS. If the coordinator determines that there is no effect at step S704 because the coordinator has grasped the surrounding situation, in step S705, a temporary approval case flag that gives temporary approval to the status flag is set and processed. In S706, the business adjustment process is terminated. For the business determined to have an influence in the process S704, the business can be implemented as it is, or the process S707 for inquiring the target business management source for the inquiry for changing the period is performed. In step S708, the status flag is set to indicate that the project is being adjusted, and in step S706, the business adjustment process is terminated.
[0045]
If all the cases whose locations overlap in the process S605 are new projects, the process proceeds to the process S801 in FIG. In step S801, the cases having the same location are grouped. After grouping, in step S802, a list of cases extracted for each grouping unit, that is, for each location unit, is displayed. When the projects extracted at this time are selected by the business coordinator, the contents of the projects are displayed on the GIS or schedule. After that, in processing S803, it is performed by a processing mail or the like that inquires whether or not joint enforcement is possible for each business source of the same place. In process S805, a flag indicating that the project is being adjusted is set in the status flag, and the business adjustment support process is terminated in process S806.
[0046]
Here, the list items such as processing S607, processing S701, and processing S802 are displayed in a form like a screen 1100 shown in FIG. In the case of the process S701, since each is a single business and there is no duplication of place, a display is made for each case, and there is a button 1101 for each case, and pressing this button 1101 displays the case in the GIS-scheduler display. It is possible to see the contents. The list display in the processing S606 and the processing S802 is as shown in FIG. 11, but the difference is whether or not the project already under construction is shown in the project content 1103. In the other screen 1100, 1102 displays the place where both the place and the organization overlap, and the management source and the business name of the duplicated business are displayed in 1103. Here, if the GIS-scheduler display button 1101 is pressed to check and correct on the map and on the scheduler, the screen changes to a correction screen as shown in FIG.
[0047]
In the above, a business coordinator performs a correction process on the road construction plan support correction screen 1300 of FIG. On this screen 1300, a tool group 1301 such as a map scale tool, a map 1302, a period 1303 to be displayed, a scheduler 1304, and the scheduler can easily change the construction period of each business with a mouse or the like. A location 1305, a joint construction check box 1306 to be checked when joint construction is to be performed, a button 1307 for performing a similarity search from the past history to assist in determining whether joint construction should be performed, and all changes and modifications Is composed of an update button 1308 to be pressed when the operation is completed and 1309 for displaying the road construction management place on the map. The business of the management source displayed on the scheduler displayed on the map is linked and can be displayed in both directions with a click of the mouse. A display period 1303 is a place where the operator inputs a period in order to acquire road construction management information to be displayed on a map within a certain period. By changing this input value, the information on the map changes. The joint construction radio button 1306 checks the business for which the co-construction has been decided by the coordinator, and when this processing is updated, notifies each business company to proceed with the joint construction. Let the process proceed with the business.
[0048]
FIG. 12 shows a screen to be displayed when information on the joint enforcement consultation notified from the business coordinator to each management source and other items to be examined by the operator itself. Basically, the screen configuration is almost the same as that shown in FIG. 13, but in this screen, change processing cannot be performed by a scheduler or the like. The scheduler 1204 displays information of each business owner and the business of other business operators that have been consulted for joint implementation by the business coordinator. From this screen, the past business similarity search button 1207 also enables each business management source to search for past business, and obtains a means for considering business adjustment by examining joint enforcement of past business. Considering business adjustments between businesses that have received consultations for each joint implementation and with the business coordinator, after determining the business, each management source describes the decision content in the comment field 1209 and presses the re-apply button 1208 In this way, the decision is made to the business coordinator.
[0049]
FIG. 9 shows a flowchart of the road occupation construction information management system 10 at the end of the project. In step S901, each business management source terminal 20 notifies the road enforcement plan support system of the end when the business ends. When the road occupation construction information management system 10 receives data from the process S901, the road enforcement end process is started in S902. In step S903, it is determined by branch processing whether the business is prohibited from excavating roads after completion. The determination for this branching is based on the business name of the information sharing database in FIG. For example, in the case of this business name road pavement construction, it is set in advance to be prohibited after the main construction, and it is determined that excavation is prohibited in the branching process S903 after the main construction. If the excavation is prohibited after the completion of the process S903, the location and the excavation prohibition period are registered in the excavation prohibited place database in the process S904, and the road excavation business at this place is prohibited in the set period in the future. Process the area. If it is not the forbidden end point after road construction in the branch process S903, the process of the next process S904 is skipped. Next, it is processed in branch processing S905 whether the business is a joint implementation business. If it is a joint implementation project, the name, location, period, total cost, and comment of the company that performed the joint implementation are registered in the past business database 53. For a business that is not a joint implementation business in the branch process S905, the process of S906 is skipped and the process proceeds to the next process. When the above processing is completed, processing for deleting the business registered in the information sharing database 52 is performed in processing S907. In step S908, the end process is closed.
[0050]
The business registration function 12 performs the process of the flowchart shown in FIG. First, a business that cannot be excavated after completion of the business is registered in the road enforcement plan support system 10 from each of the self-management terminal 20 and the registration acceptance process S1001 is performed. In response to the received processing, in step S1002, the location and period in which the business is registered are notified to all business management sources and business coordinators. In S1003, when a response indicating that the project at the road place is scheduled is received, adjustment processing S1004 is performed. When there is no response at all, this business registration is accepted as it is in processing S1005, and the status flag is registered as a provisional authorization case. .
[0051]
【The invention's effect】
As described above, road occupancy work information managed by the government side is collected and managed by the road occupancy work information management system of the present invention to collect and manage road application plans for various lifelines. The road enforcement plan managed by various operators, such as road enforcement plans such as repairs, can be centrally managed, and the project coordinator can be supported in advance to properly adjust the construction application of each business manager It becomes possible. In addition, by showing past construction cases to the project coordinator, it is provided as a material for determining the pros and cons of joint construction, and support for the creation of joint construction plans and alternatives for the project coordinator and each management source. I can do it. Further, by linking this system with the GIS and the scheduler, it is possible to provide a system that can be easily grasped visually and can be easily disclosed to the public.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a road occupation construction information management system according to the present invention.
FIG. 2 shows a shared table including planned projects to be implemented and projects currently under construction that are registered from each business management source.
FIG. 3 shows a table storing information that is a road excavation prohibited place.
FIG. 4 shows a table that holds past business data for determining whether or not joint implementation is to be performed for a business coordinator and each management source.
FIG. 5 shows processing from receiving registration of a planned business to be implemented from each management source to registration.
FIG. 6 shows a business decision review process for supporting business adjustment to a business coordinator, and is a processing diagram in the case where a business that is currently being implemented is included in a business in which a place overlaps.
FIG. 7 shows a business decision review process for supporting business adjustment to a business coordinator, and is a processing diagram in particular when there are no overlapping businesses.
FIG. 8 shows a business judgment review process for supporting business adjustment to a business coordinator, and is a processing diagram in the case where all the businesses duplicated in place are only new business projects.
FIG. 9 is a processing diagram from the time when the business is completed to when the business termination is accepted from each business management source until the business coordinator deletes the case from the shared database.
FIG. 10 shows a processing diagram at the time of registration when road excavation is prohibited after the completion of road pavement work or the like.
FIG. 11 shows an example of a list display screen of businesses with overlapping locations extracted by the business judgment review process.
FIG. 12 shows a screen used when a joint management consultation is performed for each business management source or when a business is searched for and grasped by itself.
FIG. 13 shows an example of a screen used when a business coordinator performs business adjustment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Road occupation construction information management control part, 20 ... Each business management origin terminal, 30 ... Business coordinator side terminal, 40 ... Road occupation construction information management display processing part, 50 ... Memory | storage device, 43 ... Scheduler, 44 ... GIS- Scheduler cooperation, 45 ... GIS, 46 ... map file, 47 ... location information database, 51 ... excavation prohibited place database, 52 ... information sharing database, 53 ... past business database, 1100 ... list display screen, 1101 ... GIS-scheduler display button 1102 ... Location name display field, 1103 ... Duplicate business content display field, 1200 ... Business management source business adjustment support display screen, 1201 ... Map information scale tool box, etc. 1202 ... Map display field, 1203 ... Display period input field, 1204 ... Scheduler, 1205 ... Each business construction period display column, 1206 ... Business coordinator 1207 ... Past business search button, 1208 ... Notification button to business coordinator, 1209 ... Display of other business unrelated to this case, 1300 ... Business coordinator business adjustment support display screen, 1301 ... Map information scale Etc. toolbox, 1202 ... map display field, 1203 ... display period input field, 1204 ... scheduler, 1205 ... each business construction period display field, 1206 ... joint enforcement execution radio button, 1207 ... past business search button, 1208 ... business coordinator Notification button to 1209, display of other business unrelated to this case.