JP2005031240A - Panel and device for sound absorption - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸音パネルおよび吸音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、剛壁の前面に所定間隔を介して多数の微細孔を設けた薄板(吸音パネル)を配置して構成される吸音装置が知られている(下記非特許文献1、2、3参照)。
【0003】
【非特許文献1】
Maa Dah−you,”Theory and design of microperforated panel sound−absorbing constructions”,SCIENTIA SINICA,Jan−Feb,1975,pp55−71
【0004】
【非特許文献2】
Maa D−Y,”Potential of microperforatde panel absorber”,J.Acoust.Soc.Am.,104(5),Nov.,1998,pp2861−2866
【0005】
【非特許文献3】
Jinkyo Lee and George W.Swenson,“Compact Sound Absorbers for Low Ferquencies”,Noise Control Engineering Journal,Vol.38,No3,pp109−118
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる構造の吸音装置では、好適な吸音性能を得るために、微細孔はたとえば直径1mm以下という非常に小さなものとし、吸音パネルの板厚をこの微細孔の直径に近い程度に薄くすることが要求される。このことから、吸音パネルに補強リブ等が必要となるが、この補強リブを配置するとその個所に微細孔を設けられないため、吸音性能の低下を招く要因となっていた。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、吸音性能に優れた吸音パネルおよび吸音装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、剛壁の前面に所定間隔を介して配置された吸音パネルであって、その板厚方向について貫通する多数の孔部が設けられ、前記多数の孔部は、前記吸音パネルの少なくとも片面側に大孔部が露出し、前記多数の孔部の板厚方向の少なくとも一部には、前記大孔部より孔断面が狭められた微細孔部が設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
このような吸音パネルによると、吸音パネルの板厚を確保して強度を得ることができるとともに、大孔部と微細孔部の組み合わせにより、優れた吸音性能を得ることができる。特に低周波領域において極めて優れた吸音性能を得ることができる。
【0010】
すなわち、大孔部内の空気が付加質量(マス・リアクタンス)として加わることにより、孔部と背後層によって形成される共鳴型吸音構造の共振周波数を低下させる。このことによって、特に低周波数域において優れた吸音性能を得ることが可能となる。従来のこの種の吸音構造において低周波数域の吸音特性を改善するには、背後空気層を厚くせざるを得なかったが、本発明によれば、背後空気層を厚くせずとも低周波数域の吸音特性を改善することが可能である。また、大径部において発生する若干の粘性抵抗が、共鳴型吸音構造の抵抗成分を若干増加させることが期待され、これによって共振特性が広帯域化されるために吸音特性が広帯域化し、より広い周波数範囲においてより高い吸音性能が得られることも期待される。
【0011】
また、このような吸音パネルにおいては、前記微細孔部が、前記吸音パネルの片面側に露出するように設けられていることが望ましい。
【0012】
このようにすると、大孔部を吸音パネルの片面側にのみ設ければよいので加工が容易にできる。
【0013】
また、このような吸音パネルにおいては、前記微細孔部が、前記吸音パネルの前面側に露出するように設けられていることが望ましい。
【0014】
このようにすると、前面側からの好適な外観を得ることができる。また、孔部から塵埃等が侵入することを軽減できる。
【0015】
また、このような吸音パネルにおいては、前記大孔部は、前記板厚方向について所定深さまで孔断面が一定であることが望ましい。
【0016】
このようにすると、大孔部の加工が容易になるとともに、より優れた吸音性能を得ることができる。
【0017】
また、このような吸音パネルにおいては、前記大孔部の孔断面の相当直径は、前記微細孔部の孔断面の相当直径の1.5倍以上、15倍以下であることが望ましい。
【0018】
このようにすると、好適な吸音性能を得ることができる。
【0019】
なお、本発明において、孔断面の相当直径とは、断面積を周囲長で除した値の4倍をいう。
【0020】
また、本発明にかかる吸音装置は、剛壁と、上記いずれかの吸音パネルと、前記剛壁の前面に所定間隔を介して前記吸音パネルを保持する保持手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0021】
このような吸音装置によると、上記の吸音パネルによる優れた吸音性能を実現することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態にかかる吸音装置10の一部断面斜視図、図2は同吸音装置10の断面説明図である。
【0024】
図1に示すように、この吸音装置10は、音響的に強固な材質からなる剛壁20と、多数の孔部40…が設けられた吸音パネル30と、剛壁20の前面に所定間隔を介した位置に吸音パネル30を保持する保持部材(保持手段)50とを備えている。
【0025】
保持部材50は、剛壁20の前面側に取り付けられ、その前端縁部に吸音パネル30がたとえばネジ止めによって取り付けられるようになっている。剛壁20と吸音パネル30との間隔は、求められる吸音性能等が得られるように適宜設定される。
【0026】
孔部40…は、図2に示すように、吸音パネル30をその板厚方向について貫通しており、吸音パネル30の少なくとも片面側に大孔部41が露出しているとともに、吸音パネル30の板厚方向の少なくとも一部には、前記大孔部41より孔断面が狭められた微細孔部42が設けられている。
【0027】
このように孔部40を大孔部41と微小孔部42とで構成すると、十分に小さな微小孔部42を構成して、微小孔による吸音効果を得ながら、吸音パネル30の板厚を確保して強度を得ることができる。
【0028】
また、後述するように、大孔部41と微細孔部42の組み合わせにより、優れた吸音性能を得ることができる。特に低周波領域において極めて優れた吸音性能を得ることができる。
【0029】
図2の例では、大孔部41は吸音パネル30の前面側、すなわち剛壁20の反対側に、所定深さまで円形の孔断面が一定となるように設けられ、微細孔部42は大孔部41の底面から吸音パネル30の背面側に貫通するように設けられているが、孔部40の形状はこれに限定されるものではない。
【0030】
たとえば、図3(a)に示すように、大孔部41を吸音パネル30の前面側に設け、微細孔部42を背面側に設けても、逆に図3(b)に示すように、大孔部41を背面側に設け、微細孔部42を前面側に設けても、あるいはまた図3(c)に示すように、前面側および背面側の両方に大孔部41,41を設け、吸音パネル30の板厚の中間部に微細孔部42を設けてもよい。
【0031】
これら図3に示すように、大孔部41の孔断面を所定深さまで一定にすると、吸音パネル30に大孔部41を設ける加工が容易になるとともに、より優れた吸音性能を得ることができる。
【0032】
特に、図3(b)のように微細孔部42を、吸音パネル30の前面側に露出するようにすると、前面側からの孔部40が見えにくくなり好適な外観を得ることができる点で好ましい。また、吸音パネル30と剛壁20との間の空気層部分に、孔部40…から塵埃等が侵入することを軽減できる利点もある。
【0033】
また、微細孔42も、図3のような浅い一定断面の孔形状に限定されるものではなく、図4(a)に示すように、大孔部41の底部(孔の先端部)をテーパー状にして、これが吸音パネル30の背面側に貫通した部分を微細孔部42としたり、図4(b)に示すように、微細孔部42の方が大孔部41よりも深くしてもよい。
【0034】
さらにまた、大孔部41の孔断面を深さ方向に一定にすることなく、大孔部41を、図5(a)に示すように、吸音パネル30の一方の面からテーパー状に形成したり、図5(b)に示すように、大孔部41の縦断面が曲線的に変化するラッパ状に構成したり、図5(c)に示すように、吸音パネル30の両方の面からテーパー状に形成してもよい。
【0035】
また、大孔部41および微細孔部42とも、その断面は非円形でもよい。また、一つの大孔部41の中に複数の微細孔部42…を設けるようにしてもよい。
【0036】
以上のような各種形状に構成しうる孔部40は、大孔部41の孔断面の相当直径が、微細孔部42の孔断面の相当直径の1.5倍以上、15倍以下であることが望ましい。この下限側は、さらに3倍以上であることが好適であり、特に4倍以上であることが最適である。上限側は、さらに10倍以下であることが好適であり、特に6倍以下であることが最適である。
【0037】
また、このような微細孔部42の大きさは、その孔断面の相当直径が1mm以下であることが望ましい。
【0038】
また、このような大孔部41の大きさは、その孔断面の相当直径が3mm以上かつ15mm以下であることが望ましい。
【0039】
また、大孔部41の深さ(長さ)は、微細孔部42の孔断面の相当直径に対して、0.2倍以上、50倍以下であることが望ましい。上限側は、さらに15倍以下であることが好適であり、特に10倍以下であることが最適である。
【0040】
また、孔部40のピッチは、微細孔部42の孔断面の相当直径に対して、2.5倍以上、30倍以下であることが望ましい。
【0041】
次に、このような吸音パネル30および吸音装置10の吸音特性を、各種のサイズの孔部40を設定して行った実験に基づいて説明する。
【0042】
図6は、以下の一連の実験に用いた吸音装置10の説明図である。この図6に示すように、この実験では、直径Dの大孔部41が形成された大孔パネル311,312,313と、直径d、深さtの微細孔部42が形成された微細孔パネル32とを適宜重ね合わせることで、前面側の大孔部41の深さT1および背面側の大孔部41の深さT2を任意に設定できる吸音パネル30を構成した。重ね合わせる各パネル311…,32の孔ピッチpは同一である。
【0043】
各実験は、このような吸音パネル30を剛壁20の前面に所定の間隙(空気層の厚さ)Lを介して配置し、音響インピーダンス管(Bruel&Kjar社製4206型)によって、測定規格ASTME1050に従って垂直入射吸音率の測定を行った。
【0044】
図7は、吸音パネル30の前面側にのみ種々の深さの大孔部41を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。具体的に、大孔部41の深さは、1mm、2mm,4mm,5mm,8mm,10mm,13mm,16mmを設定した。その他の条件として、微細孔部42の直径は0.555mm、微細孔部42の深さは0.255mm、大孔部41の直径は、2.595mm、孔部40…のピッチは12mm、空気層の厚さは160mm、吸音パネル30の材質はアルミニウム板(比重2.7)を共通して設定した。
【0045】
なお、以下の各グラフでは、吸音パネル30の前面側に設けた大孔部41の深さは“+”で、背面側に設けた大孔部41の深さは“−”で表現する。
【0046】
この図7に示すように、大孔部41の深さを1mm、2mm…と増加させるにつれて吸音ピーク中心波長は、190Hz、163Hz、138Hz、124Hz、117Hz、111Hzと減少していくことが認められる。大孔部41の深さが16mmになると、測定器の測定可能範囲外になった。
【0047】
この結果から、大孔部41を深く構成することにより、より低周波領域での吸音性能が優れたものが得られることが分かる。
【0048】
なお、この図7に示した実験と同一の大孔部41と微小孔部42とを備えた吸音パネルの吸音率を、理論的に計算した結果を図14に示す。この理論計算は、大孔部41と微小孔部42を異なった直径のストレート管の直列接続とみなし、管端補正は最も直径の小さい部分の直径のみに依存するものと仮定し、それぞれのストレート管の計算方式は、上記従来技術(非特許文献2)で提示したMaaの論文の方式を採用した。
【0049】
この理論計算結果である図14では、実験結果である図7とを比較すると、大孔部41が深くなった場合における吸音率のピーク値の減少が極めて小さく、また吸音ピーク中心波長の減少がほとんど認められない。したがって、本発明にかかる吸音装置の優れた吸音性能は、上記論文では理論的に未解明のメカニズムにより獲得されているものと推察される。
【0050】
上述のように、本発明においては、大孔部の付加質量によって共振周波数を低域へ移動し、共振特性を広帯域化することで吸音性能を改善できる。一方、従来の共鳴型吸音装置では、一般に吸音ピーク周波数を低周波帯に移行するには、空気層厚さを著しく大きくする必要があり、装置の寸法が大きくなって、寸法上の制約から実用が妨げられる場合が多いのであるが、本発明のように同一空気層厚さにおいて吸音ピーク周波数が理論計算値よりも約3分の2オクターブだけ低周波数側に移行するということは、本発明が低周波領域での吸音に優れた性能を有することを明示しているものである。
【0051】
図8は、吸音パネル30の前面側には深さ1mmの大孔部41を設けておき、背面側に種々の深さの大孔部41を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。具体的に、背面側の大孔部41の深さは、1mm、4mm,6mm,8mm,9mmを設定した。その他の条件は図7の実験と同一である。
【0052】
この図8に示すように、背面側に設ける大孔部41であっても、その深さを1mm、4mm…と増加させるにつれて吸音ピーク中心波長は低音側に移行することが認められる。
【0053】
また、前面側に1mm、背面側に9mmの深さの大孔部41を設けた場合、125Hzと250Hzの2箇所において吸音率のピークが認められる。
【0054】
図9は、吸音パネル30の前面側と背面側に比較的深い大孔部を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。
【0055】
具体的には、前面側と背面側にそれぞれ深さ5mmと4mmの大孔部、5mmと6mmの大孔部、および3mmと8mmの大孔部を設けた場合の結果を示している。
【0056】
図10は、上述した図7および図8の実験結果のうち、吸音パネル30の前面側と背面側の大孔部の深さの合計が同じものを合わせてグラフ表示したものである。具体的には、前面側に2mmの大孔部を設けた場合と前面側に1mm、背面側に1mmの大孔部を設けた場合を同時にグラフ表示した。また、前面側に5mmの大孔部を設けた場合と前面側に1mm、背面側に4mmの大孔部を設けた場合を同時にグラフ表示した。また、前面側に10mmの大孔部を設けた場合と前面側に1mm、背面側に9mmの大孔部を設けた場合を同時にグラフ表示した。
【0057】
この図10に示すように、大孔部41の深さの合計が同じ場合には、吸音率の分布はほぼ同一になることが分かる。
【0058】
図11は、吸音パネル30の背面側にのみ種々の深さの大孔部41を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。大孔部41の深さは、1mm、2mm,4mm,8mm,10mm,13mm,16mmを設定した。その他の条件として、微細孔部42の直径は0.645mm、微細孔部42の深さは0.295mm、大孔部41の直径は、2.48mm、孔部40…のピッチは15mm、空気層の厚さは160mm、吸音パネル30の材質はアルミニウム板(比重2.7)を共通して設定した。
【0059】
この図11に示すように、大孔部41の深さを1mm、2mm…と増加させるにつれて吸音ピーク中心波長は、184Hz、162Hz、131Hzと減少していく様子が認められる。大孔部41の深さが8mmになると、測定器の測定可能範囲外になった。
【0060】
この結果から、吸音パネル30の背面側にのみ大孔部41を設ける場合であっても、この大孔部41を深く構成することにより、より低周波領域での吸音性能が優れたものが得られることが分かる。
【0061】
図12は、吸音パネル30の前面側にのみ種々の深さの大孔部41を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。この実験では、図11と同じ微細孔部を有する吸音パネル30を用い、剛壁20と吸音パネル30の間の空気層の厚みを90mmとした。大孔部41の深さは、1mm、8mm,16mmを設定した。
【0062】
この図12に示すように、大孔部41の深さが1mm、8mm、16mmと深くなるにつれ、吸音ピーク中心周波数は、257Hz、158Hz、155Hzと減少することが分かる。
【0063】
次に、孔部40(大孔部)の形状をテーパー状に構成した吸音パネル30および吸音装置10の吸音特性を実験に基づいて説明する。
【0064】
この実験では、図5(a)に示した形状の孔部40…を有する吸音パネル30を用いた。具体的な孔部40の各部のサイズは、大孔部41の開口側の直径は1.73mm、大孔部41の深さは0.52mm、微小孔部42の直径は0.58mm、微小孔部42の深さは0.69mm、孔部40…のピッチは12mm、空気層の厚さは160mm、吸音パネル30の材質はアルミニウム板(比重2.7)とした。
【0065】
図13は、この吸音パネル30を大孔部41を前面側に向けた場合と、背面側に向けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。
【0066】
この図13に示すように、テーパー状の大孔部41とした場合であっても、低周波領域に吸音のピークがあり、低周波領域での吸音性能が優れたものが得られていることが分かる。
【0067】
また、大孔部41を前面側に向けても背面側に向けても本質的な差異のない吸音特性が得られることがわかる。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、本発明にかかる吸音パネルおよび吸音装置によれば、吸音パネルに設けられる多数の孔部は、吸音パネルの板厚方向の少なくとも一部に大孔部より孔断面が狭められた微細孔部が設けられるように構成したため、吸音パネルの板厚を確保して強度を得ることができるとともに、大孔部と微細孔部の組み合わせにより、優れた吸音性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる吸音装置の一部断面斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる吸音装置の断面説明図である。
【図3】吸音パネルに設ける孔部の例を示す断面図である。
【図4】吸音パネルに設ける孔部の例を示す断面図である。
【図5】吸音パネルに設ける孔部の例を示す断面図である。
【図6】一連の実験に用いた吸音装置の説明図である。
【図7】吸音パネルの前面側にのみ種々の深さの大孔部を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。
【図8】吸音パネルの前面側に一定深さの大孔部を設け、背面側に種々の深さの大孔部を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。
【図9】吸音パネルの前面側および背面側に種々の深さの大孔部を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。
【図10】吸音パネルの前面側と背面側の大孔部の深さの合計が同じものを合わせてグラフ表示したものである。
【図11】吸音パネルの背面側にのみ種々の深さの大孔部を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。
【図12】吸音パネルの前面側にのみ種々の深さの大孔部を設けた場合の吸音効果を示す実験結果グラフである。
【図13】テーパー状の大孔部を有する吸音パネルの吸音効果を示す実験結果グラフである。
【図14】大孔部と微小孔部とを備えた吸音パネルの吸音率を、理論的に計算した結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10 吸音装置
20 剛壁
30 吸音パネル
40 孔部
41 大孔部
42 微細孔部
50 保持部材(保持手段)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sound absorbing panel and a sound absorbing device.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there is known a sound absorbing device configured by arranging a thin plate (sound absorbing panel) provided with a large number of fine holes at a predetermined interval on the front surface of a rigid wall (see Non-Patent Documents 1, 2, and 3 below). .
[0003]
[Non-Patent Document 1]
Maa Dah-you, “Theory and design of microperforated panel sound-absorbing constructions”, SCIENTIA SINICA, Jan-Feb, 1975, pp 55-71.
[0004]
[Non-Patent Document 2]
Maa DY, “Potential of microperforated panel absorber”, J. Am. Acoustic. Soc. Am. , 104 (5), Nov. 1998, pp2861-2866.
[0005]
[Non-Patent Document 3]
Jinkyo Lee and George W. Swenson, “Compact Sound Absorbers for Low Frequency”, Noise Control Engineering Journal, Vol. 38, No3, pp109-118
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the sound absorbing device having such a structure, in order to obtain a suitable sound absorbing performance, the fine holes are very small, for example, 1 mm or less in diameter, and the thickness of the sound absorbing panel is made thin enough to be close to the diameter of the fine holes. Is required. For this reason, a reinforcing rib or the like is required for the sound absorbing panel. However, if this reinforcing rib is disposed, a fine hole cannot be provided at that location, which causes a decrease in sound absorbing performance.
[0007]
The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a sound absorbing panel and a sound absorbing device excellent in sound absorbing performance.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a sound absorbing panel disposed on a front surface of a rigid wall at a predetermined interval, wherein a plurality of hole portions penetrating in the plate thickness direction are provided. The large hole portion is exposed on at least one side of the sound absorbing panel, and at least a part of the large number of hole portions in the plate thickness direction is provided with a fine hole portion whose hole cross-section is narrower than the large hole portion. It is characterized by that.
[0009]
According to such a sound absorbing panel, it is possible to obtain the strength by securing the thickness of the sound absorbing panel, and it is possible to obtain excellent sound absorbing performance by combining the large hole portion and the fine hole portion. Particularly excellent sound absorbing performance can be obtained in a low frequency region.
[0010]
That is, the air in the large hole portion is added as an additional mass (mass reactance), thereby lowering the resonance frequency of the resonance type sound absorbing structure formed by the hole portion and the back layer. This makes it possible to obtain excellent sound absorption performance particularly in a low frequency range. In order to improve the sound absorption characteristics in the low frequency range in the conventional sound absorbing structure of this type, it has been necessary to increase the thickness of the back air layer, but according to the present invention, the low frequency range can be achieved without increasing the thickness of the back air layer. It is possible to improve the sound absorption characteristics. In addition, the slight viscous resistance generated in the large-diameter part is expected to slightly increase the resistance component of the resonance type sound absorbing structure. As a result, the resonance characteristic is broadened, so that the sound absorbing characteristic is broadened and a wider frequency range is obtained. It is also expected that higher sound absorption performance can be obtained in the range.
[0011]
Further, in such a sound absorbing panel, it is desirable that the fine hole portion is provided so as to be exposed on one side of the sound absorbing panel.
[0012]
If it does in this way, since a large hole part should just be provided only in the single side | surface side of a sound absorption panel, a process can be performed easily.
[0013]
In such a sound absorbing panel, it is desirable that the fine hole portion is provided so as to be exposed on the front side of the sound absorbing panel.
[0014]
If it does in this way, the suitable external appearance from the front side can be obtained. Moreover, it can reduce that dust etc. penetrate | invade from a hole.
[0015]
In such a sound absorbing panel, it is desirable that the large hole portion has a constant hole cross section up to a predetermined depth in the plate thickness direction.
[0016]
If it does in this way, while processing a large hole part will become easy, more outstanding sound absorption performance can be obtained.
[0017]
In such a sound absorbing panel, it is desirable that the equivalent diameter of the hole cross section of the large hole portion is 1.5 times or more and 15 times or less of the equivalent diameter of the hole cross section of the fine hole portion.
[0018]
If it does in this way, suitable sound absorption performance can be obtained.
[0019]
In the present invention, the equivalent diameter of the hole cross section means four times the value obtained by dividing the cross sectional area by the perimeter.
[0020]
The sound absorbing device according to the present invention includes a rigid wall, any one of the above sound absorbing panels, and holding means for holding the sound absorbing panel on a front surface of the rigid wall at a predetermined interval. To do.
[0021]
According to such a sound absorbing device, excellent sound absorbing performance by the above sound absorbing panel can be realized.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described.
[0023]
FIG. 1 is a partial cross-sectional perspective view of a
[0024]
As shown in FIG. 1, the
[0025]
The holding
[0026]
As shown in FIG. 2, the
[0027]
If the
[0028]
Further, as will be described later, an excellent sound absorbing performance can be obtained by the combination of the
[0029]
In the example of FIG. 2, the
[0030]
For example, as shown in FIG. 3A, even if the
[0031]
As shown in FIG. 3, when the hole cross section of the
[0032]
In particular, when the
[0033]
Further, the
[0034]
Furthermore, without making the hole cross section of the
[0035]
Further, both the
[0036]
In the
[0037]
Further, it is desirable that the size of the
[0038]
The size of the
[0039]
Further, the depth (length) of the
[0040]
The pitch of the
[0041]
Next, the sound absorption characteristics of the
[0042]
FIG. 6 is an explanatory diagram of the
[0043]
In each experiment, such a
[0044]
FIG. 7 is an experimental result graph showing the sound absorbing effect when the
[0045]
In the following graphs, the depth of the
[0046]
As shown in FIG. 7, it is recognized that the sound absorption peak center wavelength decreases to 190 Hz, 163 Hz, 138 Hz, 124 Hz, 117 Hz, and 111 Hz as the depth of the
[0047]
From this result, it can be seen that by forming the
[0048]
FIG. 14 shows the result of theoretical calculation of the sound absorption coefficient of the sound absorbing panel provided with the same
[0049]
In FIG. 14 which is the theoretical calculation result, when compared with FIG. 7 which is the experimental result, the decrease in the peak value of the sound absorption coefficient when the
[0050]
As described above, in the present invention, the sound absorption performance can be improved by moving the resonance frequency to a low band by the additional mass of the large hole portion and broadening the resonance characteristics. On the other hand, in the conventional resonance type sound absorbing device, in general, in order to shift the sound absorption peak frequency to the low frequency band, it is necessary to significantly increase the thickness of the air layer. However, the fact that the sound absorption peak frequency shifts to the lower frequency side by about two-thirds of the octave from the theoretical calculation value at the same air layer thickness as in the present invention. It clearly shows that it has excellent performance in sound absorption in the low frequency region.
[0051]
FIG. 8 is an experimental result graph showing the sound absorption effect when the
[0052]
As shown in FIG. 8, it is recognized that the sound absorption peak center wavelength shifts to the bass side as the depth of the
[0053]
Further, when the
[0054]
FIG. 9 is an experimental result graph showing a sound absorbing effect when a relatively deep large hole is provided on the front side and the back side of the
[0055]
Specifically, the results are shown when a large hole portion having a depth of 5 mm and 4 mm, a large hole portion having a depth of 5 mm and 6 mm, and a large hole portion having a size of 3 mm and 8 mm are provided on the front side and the back side, respectively.
[0056]
FIG. 10 is a graph of the experimental results of FIGS. 7 and 8 described above, in which the total depths of the large holes on the front side and the back side of the
[0057]
As shown in FIG. 10, when the total depth of the
[0058]
FIG. 11 is an experimental result graph showing the sound absorbing effect when the
[0059]
As shown in FIG. 11, it is recognized that the sound absorption peak center wavelength decreases to 184 Hz, 162 Hz, and 131 Hz as the depth of the
[0060]
From this result, even when the
[0061]
FIG. 12 is an experimental result graph showing the sound absorbing effect when the
[0062]
As shown in FIG. 12, it can be seen that the sound absorption peak center frequency decreases to 257 Hz, 158 Hz, and 155 Hz as the depth of the
[0063]
Next, the sound absorbing characteristics of the
[0064]
In this experiment, the
[0065]
FIG. 13 is an experimental result graph showing the sound absorption effect when the
[0066]
As shown in FIG. 13, even in the case of the tapered
[0067]
Moreover, it turns out that the sound absorption characteristic without an essential difference is acquired even if it directs the
[0068]
【The invention's effect】
As described above, according to the sound absorbing panel and the sound absorbing device according to the present invention, a large number of holes provided in the sound absorbing panel have a hole cross-section narrowed at least partially in the plate thickness direction of the sound absorbing panel. Since the fine hole portion is provided, it is possible to obtain the strength by securing the plate thickness of the sound absorbing panel, and it is possible to obtain excellent sound absorption performance by combining the large hole portion and the fine hole portion.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial cross-sectional perspective view of a sound absorbing device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional explanatory view of a sound absorbing device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an example of a hole provided in the sound absorbing panel.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an example of a hole provided in the sound absorbing panel.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing an example of a hole provided in the sound absorbing panel.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a sound absorbing device used in a series of experiments.
FIG. 7 is an experimental result graph showing the sound absorption effect when large holes of various depths are provided only on the front side of the sound absorption panel.
FIG. 8 is an experimental result graph showing a sound absorbing effect when a large hole portion having a certain depth is provided on the front side of the sound absorbing panel and a large hole portion having various depths is provided on the back side.
FIG. 9 is an experimental result graph showing a sound absorbing effect when large holes of various depths are provided on the front side and the back side of the sound absorbing panel.
FIG. 10 is a graph showing a combination of the total depths of the large hole portions on the front side and the back side of the sound absorbing panel.
FIG. 11 is an experimental result graph showing a sound absorbing effect when large holes having various depths are provided only on the back side of the sound absorbing panel.
FIG. 12 is an experimental result graph showing a sound absorbing effect when large holes having various depths are provided only on the front side of the sound absorbing panel.
FIG. 13 is an experimental result graph showing a sound absorbing effect of a sound absorbing panel having a tapered large hole portion.
FIG. 14 is a graph showing the result of theoretical calculation of the sound absorption rate of a sound absorbing panel having large holes and micro holes.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
請求項1〜5のいずれかに記載の吸音パネルと、
前記剛壁の前面に所定間隔を介して前記吸音パネルを保持する保持手段と、
を備えたことを特徴とする吸音装置。A rigid wall,
The sound absorbing panel according to any one of claims 1 to 5,
Holding means for holding the sound absorbing panel on the front surface of the rigid wall at a predetermined interval;
A sound absorbing device comprising:
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