[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2005024515A - 磁気検知システム - Google Patents

磁気検知システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005024515A
JP2005024515A JP2003270912A JP2003270912A JP2005024515A JP 2005024515 A JP2005024515 A JP 2005024515A JP 2003270912 A JP2003270912 A JP 2003270912A JP 2003270912 A JP2003270912 A JP 2003270912A JP 2005024515 A JP2005024515 A JP 2005024515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
magnetic
detected
detection system
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003270912A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Kishida
邦博 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2003270912A priority Critical patent/JP2005024515A/ja
Publication of JP2005024515A publication Critical patent/JP2005024515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Abstract

【課題】安価な磁気センサで検知でき、かつ外部磁界を発生するために電力供給の必要がない、安価で小型で安定した磁気検知システムを提供する。
【解決手段】磁界発生手段10と磁気検知手段とを備え、磁性材料である金属を含む検知対象の物品が検知すべき場所に存在する場合に、磁気検知手段によって検知される磁界発生手段の外部磁界の大きさが変化するように、磁界発生手段および磁気検知手段を配置し、磁気検知手段によって検知される磁界の大きさによって検知対象の物品の存在を決定する磁気検知システムであって、磁界発生手段が、一直線状に配置された複数の永久磁石11を含み、該永久磁石が、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置され、かつ磁気検知手段が、ホール素子または磁気抵抗素子であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁界発生手段と磁気検知手段とを備え、磁性材料である金属を含む検知対象の物品が検知すべき場所に存在する場合に、磁気検知手段によって検知される磁界発生手段の外部磁界の大きさが変化するように、磁界発生手段および磁気検知手段を配置し、磁気検知手段によって検知される磁界の大きさによって検知対象の物品の存在を決定する磁気検知システムに関する。
磁性材料である金属を含む物品を検知するための検知システムには、従来から様々なシステムが提案されている。
例えば、検知対象の物品が車両であり、駐車場における車両の存在を検知するための検知システムの検知手段として、光学センサまたは超音波センサを用いる検知システムが従来より知られている。
発光手段および光学センサを用いる検知システムでは、車両が存在しない場合には、発光手段から照射された光が車両によって遮られることなく光学センサに入射し、光学センサは大きな光量の光を検知する。一方、車両が存在する場合には、発光手段から照射された光が車両によって遮られ、光学センサは車両が存在しない場合と比べて少ない光量の光を検知する。このように、光学センサによって検知される光量が車両の存在によって変化するように、発光手段および光学センサを駐車場に配置する。
このような検知手段として光学センサを用いる駐車場における車両の検知システムには、以下のようないくつかの問題があった。
構成上、少なくとも発光手段の発光部および光学センサの受光部を外部環境に露出させる必要があるが、特に屋外の場合には、設置環境が、発光手段および光学センサの動作に大きな影響を及ぼすことがある。例えば、降雪、降雨、霧、煤煙、粉塵、泥、および枯葉などが、発光手段の発光部あるいは光学センサの受光部を少なくとも部分的に覆って、発光手段が外部に放射する光量、あるいは光学センサの受光量を低下させることがあった。そのため、このような設置環境の影響を無くすために、保守管理が必要であり大変な手間になっていた。
さらに、光学センサによって検知される光量が車両の存在によって変化するように、発光手段および光学センサを駐車場に配置しなければならないが、駐車場における駐車スペースの有効利用の観点から、これら手段を自由な場所に設置することはできないものであった。そのため、車両との接触によってこれら手段が故障したり、あるいはこれら手段が車両通行の邪魔になる場合もあった。さらに、発光手段は常時発光しなければならないため、発光手段に電力供給する配線が必要であり、また発光手段は常時電力を消費するものであり、低消費電力の観点からは不利な検知システムであった。
また、超音波放射手段および超音波センサを用いる検知システムでは、車両が存在する場所に、超音波放射手段および超音波センサとが隣接して設置される。車両が存在しない場合には、超音波放射手段から照射された超音波が車両によって反射されず、超音波センサにはほとんど超音波が入射されない。一方、車両が存在する場合には、超音波放射手段から照射された超音波が車両によって反射されることによって、超音波センサには大きな強度の超音波が入射される。このように、超音波センサによって検知される超音波の強度によって、車両の存在を検知することができる。
このような検知手段として超音波センサを用いて車両を検知する検知システムは、上述した光学センサを用いる検知システムと同様の問題を有するものであった。
すなわち、外部環境に露出される超音波放射手段よび超音波センサが、設置環境の影響を受け易いという問題、車両との接触によってこれら手段の故障が発生し易いという問題、これら手段によって車両通行を邪魔するという問題、および超音波放射手段への電力供給が必要であるという問題である。
これらの問題を解決する1つの検知システムとして、磁界発生手段と、検知手段として磁気センサとを用いる検知システムが提案されている。このような検知システムでは、磁界発生手段および磁気センサが、外部環境の影響を受け難いという有利な特徴を有するものである。さらに、磁界発生手段および磁気センサを、必ずしも外部環境に露出させる必要はない。そのために、磁気センサを用いる検知システムは、光センサおよび超音波センサを用いる検知システムに固有の上述された様々な問題を解決することができるものである。
このような検知手段として磁気センサを用いて磁性材料である金属を含む物品を検知する第1の検知システムとして、例えば、ループコイルを用いる検知システムが、特開平6−236498号公報に開示されている。
この特許出願に開示される第1の検知システムは、ループコイルを駐車場に埋設して、ループコイルが検出するインダクタンスの変化に基づいて、金属反応すなわち車両の有無を検知するものである。
しかしながら、このようなループコイルを用いる第1の検知システムは、以下のような欠点を有するものであった。
すなわち、ループコイルは外力に対する耐久性が低いので、ループコイルが破損されることを防止のために、ループコイルを地中に埋設する必要がある。そのため、施工コストが高いものとなる。さらに地中に埋設されるため、ループコイルと車両との間隔が長くなり、車両検知感度を確保するためにループコイルのサイズが大きくなる(1m×1m程度)。したがって、このように大きなループコイルの消費電力も大きくなる。また、設置される場所の近くに鉄筋などの金属物体があると、それらの影響によって、ループコイルが検出するインダクタンスのS/N比が十分にとれない。
検知手段として磁気センサを用いて磁性材料である金属を含む物品を検知する他の第2の検知システムとして、例えば、地磁気の検出量を利用する検知システムが、特開平11−144187号公報に開示されている。
この特許出願に開示される第2の検知システムは、高感度磁気センサを、検知対象である車両が駐車される駐車場に設置する。車両が存在しない場合には、高感度磁気センサは一定量の地磁気を検知するが、車両が高感度磁気センサ上を覆って存在する場合には、地磁気が車両によって遮られ、高感度磁気センサは、車両が存在しない場合より少ない強度の地磁気を検知する。このように、高感度磁気センサが検知する地磁気の大きさに基づいて、車両の存在を検知するものである。
しかしながら、このような高感度磁気センサを用いて地磁気を検知する第2の検知システムは、高感度磁気センサによって検知される地磁気の強度が、高感度磁気センサが設置される場所によって影響を受ける問題を有する。すなわち、柱、壁、床などに存在する鉄筋および鉄骨などの周囲環境によって地磁気が遮蔽されたり、または周囲環境に存在する磁性材料からの外部磁界の影響を受けて、高感度磁気センサが検知する磁気の大きさが変化するため、安定した検知を達成することができない問題である。
さらに、検知手段として磁気センサを用いて磁性材料である金属を含む物品を検知する他の第3の検知システムとして、例えば、車両自体から発生する磁界を検知する検知システムが、特開平9−211144号公報に開示されている。
この特許出願に開示される第3の検知システムは、高感度に磁界を検知できるフラックスゲート式磁気検出素子を、検知対象である車両が存在する場所に設置するものであり、車両の鋼板などの磁気を帯び易い金属材料から発生する磁界を、フラックスゲート式磁気検出素子で検知するというものである。
しかしながら、このようなフラックスゲート式磁気検出素子で車両自体から発生する磁界を検知する検知システムは、車両自体から発生する磁界の大きさが非常に弱いために、周囲に存在する磁性材料の影響など周囲の影響を受け易く、誤動作し易いものであった。さらに、このような非常に微弱な磁界を検知しなければならないために、高価なフラックスゲート式磁気検出素子を用いる必要があり、高価なものになっていた。
また、磁気センサを用いて磁性材料である金属を含む物品を検知する他の第4の検知システムとして、例えば、磁界発生手段からの磁界を磁気センサで検知する検知システムが、特開2001−250195号公報に開示されている。
この特許出願に開示される第4の検知システムは、磁界発生手段である送信コイルを設置して、検知対象の物品の存在によって、その送信コイルから発生される磁界が影響を受けて、磁気センサで検知される磁界の大きさが変化することを利用するものである。
しかしながら、送信コイルから磁界を発生させるために送信コイルに電流を流す必要があり、車両を検知するために送信コイルに常時電流を流さなければならず、低消費電力の観点からは不利な検知システムであった。
以上のように、検知手段として磁気センサを用いて駐車場における車両の存在を検知する検知システムは、多数提案されているが、安価で小型で安定した検知システムは存在しなかった。
さらに、磁性材料である金属を含む物品を検知するための別の検知システムとして、検知対象の物品が金属缶であり、自動販売機の金属缶の投入経路における金属缶の通過を検知することに適用することが考えられる。すなわち、補充のために金属缶を自動販売機に投入する際に、投入された金属缶の通過を検知することによって、投入個数を検知して、自動販売機内に保管されている商品である金属缶の数量を管理することを可能にするものである。特に加熱保管される金属缶の場合には、その金属缶に含まれる商品には賞味期限などの保管期限が設定されており、品質管理の観点から、補充による金属缶の投入個数と、販売による金属缶の排出個数とを検知する必要がある。
販売による金属缶の排出個数の検知に関しては、自動販売機において確実に実行することができる。しかしながら自動販売機への金属缶の投入個数の検知に関しては、適切な検知システムが存在しなかった。
金属缶の投入経路に発光手段および光学センサを設置する検知システムでは、補充の際に自動販売機の扉は開放され、外部光が自動販売機に入ることになる。そこで、外部光の光学センサへの影響を低減するための構成が必要であり、検知システムが高価なものになってしまう問題がある。また、機械的なセンサを用いて金属缶の投入を検知するシステムの場合には、速い投入速度(1秒間に数缶の投入速度)に対する十分な応答が得られなかったり、または、速い速度で重い重量の金属缶と接触することになる機械的センサの保守が必要であるという問題がある。
そこで、磁気検知手段によって検知される磁界発生手段の外部磁界の大きさが、金属缶の通過によって変化するように、磁界発生手段および磁気検知手段を金属缶の投入経路に設置し、磁気検知手段によって検知される磁界の大きさによって金属缶の投入経路の通過を検出する検知システムも考えられる。しかしながら、通常の磁界発生手段を用いると、磁界発生手段と磁気センサとの設定可能な距離が短いために、このような検知システムを実現することは困難であった。
特開平6−236498号公報 特開平11−144187号公報 特開平9−211144号公報 特開2001−250195号公報
本発明の目的は、磁性材料である金属を含む物品を検知する磁気検知システムであって、地磁気や微弱な磁界などを検知するものではなく、新規な磁界発生手段からの一定の大きさの外部磁界を、安価な磁気センサで検出するものであり、かつ外部磁界を発生するために電力供給の必要がない、安価で小型で安定した磁気検知システムを提供することにある。
本発明の請求項1に係る磁気検知システムによれば、磁性材料である金属を含む検知対象の物品が検知すべき場所に存在する場合に、磁界発生手段と磁気検知手段とを備え、磁気検知手段によって検知される磁界発生手段の外部磁界の大きさが変化するように、磁界発生手段および磁気検知手段を配置し、磁気検知手段によって検知される磁界の大きさによって検知対象の物品の存在を決定する磁気検知システムであって、
磁界発生手段が、一直線状に配置された複数の永久磁石を含み、該永久磁石が、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置され、かつ磁気検知手段が、ホール素子または磁気抵抗素子であることを特徴とする。
配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置される複数の永久磁石を含む磁界発生手段を用いることによって、磁界を発生させるために電力を供給する必要なく、安定した一定の大きさの外部磁界を長距離にわたって発生することができる。さらに、このような磁界発生手段からの外部磁界は、ホール素子または磁気抵抗素子などの安価で小型の磁気センサを用いて検知することができる。このような磁界発生手段と磁気センサとを用いることによって、安価で小型で安定した磁気検知システムを提供することができる。
本発明の請求項2に係る磁気検知システムによれば、検知対象の物品が車両であり、駐車場における車両の存在を検知することを特徴とする。
本発明の磁気検知システムを、駐車場における車両の検知に用いることによって、設置される駐車場の環境に影響されることなく、車両の存在を検知できる安価で小型で安定している磁気検知システムを提供することができる。
本発明の請求項3に係る磁気検知システムによれば、検知対象の物品が金属缶であり、金属缶を含む自動販売機への金属缶の投入を検知することを特徴とする。
本発明の磁気検知システムを、自動販売機への金属缶の投入の検知に用いることによって、従来困難であった、自動販売機への金属缶の投入個数を検知することができ、自動販売機に保管されている金属缶の数量を管理でき、賞味期限などの自動販売機内の金属缶の保管期限を管理して、金属缶に含まれる商品の品質管理を実現することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の磁気検知システムのより詳細な説明を記載する。
図1は、本発明の磁気検知システムで用いられる磁界発生手段10の一例を示す図である。
図1に示される磁界発生手段10は、一直線状に配置された、例えばネオジウム磁石からなる複数の永久磁石11を含む。これらの永久磁石11は、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置される。図1に示される例では、永久磁石11は、基材12の長手方向に沿って、基材12と反対側にS極を向けて互いに隣接した状態で配置される。すなわち、図1において基材12を向いた永久磁石11の面はN極である。ここで、基材12は、鉄などの透磁率の高い材料である。
一直線状に配置された永久磁石11は、接着剤または機械的固定手段によって基材12に固定され、図示されていないゴムなどの被覆で覆われか、またはアルミニウムなどの非磁性材料のケース内に収容される。図1では見易くする目的で、永久磁石11間の間隔が空けられているが、実際には、永久磁石11はほとんど密接して配置される。
図2Aおよび図2Bに、磁界発生手段10から外部への磁束の模式図を示す。
図2Aは、本発明の磁気検知システムにおいて用いられる磁界発生手段10から外部への磁束を示すものである。また、図2Bは、比較の目的の図であり、永久磁石11が、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に極が交互に入れ替わるように、互いに隣接して配置した場合の磁界発生手段10から外部への磁束の模式図を示すものである。
図2Aにおける磁界発生手段10の場合には、永久磁石11間の境界部近くの磁束が、外部遠方へ延びていることが分かる。図2Aにおいて、磁界発生手段10の表面から外部への磁束の範囲をDで示している。
図2Bにおける磁界発生手段10の場合には、永久磁石11間の境界部近くの磁束は、隣接する反対極の永久磁石11へ進み、外部遠方へ延びる磁束は存在しないことが示されている。図2Bにおいて、磁界発生手段10の表面から外部へ広がる磁束の範囲をD’で示している。
ある例では、同じ永久磁石11を用いて、永久磁石11の配置を上述の図2Aと図2Bとに示されるように変えることで、DをD’の4倍にすることができた。一例では、通常のホール素子である磁気センサが検知できるネオジウム磁石を含む磁界発生手段からの距離を、永久磁石11を配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて互いに隣接して配置することによって、90cmから150cmの範囲にすることが可能であった。
次に、このような磁界発生手段10と磁気検知手段である磁気センサとを用いた磁気検知システムに関して説明する。
図3Aおよび図3Bは、磁性材料である金属を含む検知対象の物品が車両であり、駐車場における車両の存在を検知する検知システムの例を示す図である。ここで、図3Aは、駐車場に車両が存在しない場合を示し、図3Bは、駐車場に車両が存在する場合を示す。
これらの図3Aおよび図3Bにおいて、磁界発生手段が10で示され、磁気検知手段である磁気センサが20で示され、検知対象の物品である車両が30で示されている。
磁界発生手段10は、図1に示されるように、鉄などの基材12上に一直線状に配置された、例えばネオジウム磁石からなる複数の永久磁石11を含む。永久磁石11は、例えば、それぞれ数mmから数cm程度の幅、長さ、および厚みを有することができる。磁界発生手段10には、数個から数百個の永久磁石11が含まれることができる。
図3Aに示されるLは、磁界発生手段10の長さLであり、車両30が存在するか存在しないかを磁気センサ20で検知できるために必要な寸法であり、例えば数十cmから数mの長さである。また、磁界発生手段10の厚みは、可能なかぎり薄いことが望ましい。特に、磁界発生手段10が、駐車場表面から突出する構成で設置される場合には、磁界発生手段10を超えて通過する車両の走行に可能なかぎり影響を与えないことが望ましい。また、磁界発生手段10を、駐車した車両30を拘束するためのフラップに配置することもできる。
図3Aに示されるように、駐車場表面に設置される磁界発生手段10は、電力を供給する必要はなく、また設置環境に影響されず、保守および点検の必要性もほとんどないものである。
磁気センサ20は、例えば、ホール素子または磁気抵抗素子であり、安価で小型の磁気センサである。図3Aに示される例では、この磁気センサ20は、駐車した車両30の側方に立設される部材21に収容される。磁気センサ20と磁界発生手段10との距離は、数十cmから百数十cmである。このように長い距離は、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して複数の永久磁石11が配置された磁界発生手段10によって、初めて達成されるものである。
図3Aに示される状態では、磁界発生手段10からの外部磁界は、車両20によって遮られることなく磁気センサ20で検知される。一方、図3Bに示される状態では、磁界発生手段10上に存在する車両30によって、磁界発生手段10からの外部磁界が遮られ、磁気センサ20によって検知される磁界の大きさが低減される。このように、磁気センサ20によって検知される磁界の大きさに基づき、車両の存在を検知することができることになる。
図4Aおよび図4Bは、検知対象の物品が車両である他の検知システムの例を示す図である。
図4Aおよび図4Bに示される他の検知システムでは、磁界発生手段10が、駐車場表面に設置されるのではなく、部材13に収容される。この部材13は、磁気センサ20が収容される部材21に対面するように立設される。磁界発生手段10と磁気センサ20とが収容される高さは、例えば数十cmであり、磁界発生手段10を収容する部材13と磁気センサ20を収容する部材21との距離は、例えば百数十cmから二百数十cmである。このような長い距離は、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して複数の永久磁石11が配置される磁界発生手段10によって、初めて達成されるものである。
図4Aに示される車両30が存在する場合には、磁界発生手段10からの外部磁界は、車両30によって遮られる。そのため、磁気センサ20によって検知される外部磁界の大きさは低減される。一方、図4Bに示される車両30が存在しない場合には、磁界発生手段10からの外部磁界は、車両30によって遮られることなく、磁気センサ20によって検知される。このように、磁気センサ20によって検知される磁界の大きさに基づき、車両の存在を検知することができることになる。
図3A、図3B、図4A、および図4Bの例では、磁界発生手段10と磁気センサ20との間に車両30が存在して、磁界発生手段10から磁気センサ20への外部磁界を、車両20が遮るような構成を示したが、本発明の磁気検知システムにおける磁界発生手段10と磁気センサ20との配置は、このような構成に限定されるものではない。
例えば、図5Aおよび図5B、あるいは図6Aおよび図6Bに示されるように、車両30が駐車した場合に、車両30が、磁界発生手段10または磁気センサ20の上を覆うように、磁界発生手段10および磁気センサ20を設置する構成も可能である。図5Aおよび図5Bに示される例では、磁界発生手段10および磁気センサ20が駐車場表面に設置されている。車両30が存在しない場合には、磁界発生手段10からの所定の大きさの外部磁界が磁気センサ20によって検知される。一方、車両30が存在する場合には、磁界発生手段10からの外部磁界が、車両30が有する磁性材料である金属によって影響を受けるため、磁気センサ20で検知される磁界の大きさが低減する。このように、磁気センサ20によって検知される磁界の大きさに基づき、車両30の存在を検知することができる。また図6Aおよび図6Bに示される例では、磁界発生手段10および磁気センサ20が、別個の手段として駐車場表面に設置されている。
このように、磁界発生手段10および磁気センサ20の設置方法は、検知対象の物品が存在しない場合と存在する場合とで、磁気センサ20によって検知される磁界の大きさが変化して、物品の存在を検知できれば、どのような設置方法を採用することも可能である。
また、検知対象の物品が存在しないときに、磁気センサ20が検知する磁界の大きさが0になるように磁気センサ20の出力を調整して、磁気センサ20が所定値を超える磁界を検知したときに、検知対象の物品が存在することを決定するように構成することもできる。
さらに、検知対象の物品が存在しない場合と存在する場合とで、検知される磁界の極性が反転するように、磁気センサ20の出力を調整することができる。物品が存在して磁気センサ20によって検知される磁界発生手段10からの外部磁界が低減され、検知される磁界が主に地磁気である場合に、例えば磁気センサ20の出力をN極の0.1mTから0.3mTとし、一方、物品が存在しない場合に検知される磁界が、S極の0.1mTとなるように磁気センサ20の出力を調整することができる。このように調整すると、物品が存在する場合と存在しない場合とで、磁気センサ20によって検知される磁界は、その極性とその大きさとが変わることになる。このような検知される磁界の2つの特性変化に基づいて、物品の存在を検知することができ、より確実で多様な適用が可能となる。
さらに、本発明の磁気検知システムを、他の検知対象である物品に適用することもできる。
例えば、検知対象の物品がスチール缶などの金属缶であり、自動販売機への金属缶の投入経路における金属缶の通過を検知することに、本発明の磁気検知システムを適用することができる。
この場合、自動販売機の金属缶の投入経路に、磁界発生手段と磁気センサとを配置する。磁界発生手段は、図1、図2A、および図2Bを参照して説明したような、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置された複数の永久磁石を含むものである。但し、検知対象の物品が金属缶であるため、その寸法、特に長さは前述の例より小さく、自動販売機への金属缶の投入経路に設置できる程度の寸法である。
動作原理は、前述の駐車場における車両を検知する場合と同じである。金属缶が存在しない場合には、磁気センサは、磁界発生手段からの所定の大きさの外部磁界を検知するが、金属缶が存在する場合には、磁気センサは、金属缶によって遮られることによって低減された大きさの磁界を検知することになる。磁気センサによって検知される磁界の大きさの変化に基づき、投入経路を金属缶が通過したかどうかを決定することができる。
配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置される複数の永久磁石を含む磁界発生手段と、ホール素子または磁気抵抗素子などの磁気センサとを用いることによって、何ら問題なく金属缶の通過を検知することができる。
このような構成によって、前述したような光学センサまたは機械的なセンサを用いて、自動販売機への投入経路における金属の通過を検知するときのような問題はなく、簡単な構成で金属缶の通過を検知することができる。そのため、自動販売機に保管されている金属缶の数量を管理でき、賞味期限などの自動販売機内の金属缶の保管期限を管理して、金属缶に含まれる商品の品質管理を実現することができることになる。
また、本発明の磁気検知システムの自動販売機に関する別の実施形態として、次のような磁気検知システムも考えられる。
すなわち、検知対象の物品が、磁界発生手段からの磁界を内部に誘導することができる磁性材料である金属プレートなどからなる磁界誘導手段であり、磁気検知手段によって、この磁界誘導手段の位置変化を検知する磁気検知システムである。この磁気検知システムでは、自動販売機へ商品が投入されると、磁界誘導手段の位置が変化し、磁気検知手段で磁界誘導手段の位置変化を検知することによって、自動販売機への商品の投入を検知するものである。
このような磁気検知システムは、スチール缶などの金属缶以外の商品である、アルミ缶またはペットボトルなどの他のあらゆる商品の自動販売機への投入を検知することができる。
図1から図2Bを参照して説明したような、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置された複数のネオジウム磁石などの永久磁石を含む磁界発生手段を、鉄などの磁性材料を含む金属プレートからなる磁界誘導手段の一端に配置する。磁界発生手段から外部へ生じる磁界は、磁界誘導手段の金属プレート内部に導かれて、磁界発生手段が配置されていない金属プレートの反対側端部まで延びて、その反対側端部から外部へ磁界が延びることになる。このような磁界誘導手段の一端に従来構成の磁石を配置しても、磁界誘導手段の反対側端部から磁気センサで検知できるような磁界を延ばすことはできなかった。しかしながら、上述のような磁界発生手段を用いることによって、磁界発生手段から十分な磁界を発生させて、その磁界を磁界誘導手段の内部へ誘導させて、かつその磁界誘導手段の反対側端部から外部へと磁界を延ばすことができることになる。
自動販売機に任意の商品が投入されたときに、この磁界誘導手段の金属プレートの反対側端部が位置変化するように、磁界誘導手段を自動販売機の商品の投入経路に設置する。さらに、この金属プレートの反対側端部が位置変化したことを検知できる位置に、ホール素子などの磁気検知手段を配置する。
例えば、金属プレートの反対側端部が初期の位置にあれば、磁気検知手段が、金属プレートの反対側端部から外部へ延びる磁界発生手段からの所定の磁界を検出する。商品が自動販売機に投入されたとき、商品の投入経路に配置されたこの磁界誘導手段の金属プレートの反対側端部が位置変化する。例えば、商品が自動販売機に投入されたときに、磁気誘導手段の金属プレートの反対側端部が、第2の鉄などの金属プレートに接触しまたは接近して、磁気誘導手段の金属プレートから外部へ延びる磁界が第2の金属プレートへ誘導され、磁気誘導手段の金属プレートの周囲へは延びないようにする。その結果、磁気検知手段は、磁気誘導手段の金属プレートからの所定の磁界を検知せず、検知される磁界の大きさまたは極性が変化することになる。この磁気検知手段によって検知される磁界の変化によって、商品の投入を検知することができる。
このような構成によって、スチール缶に限らず自動販売機へ商品が投入されたことを検知することができる磁気検知システムを実現することができる。
なお、本発明の磁気検知システムは、説明された検知対象の物品だけに限定されるものではなく、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置される複数の永久磁石を含む磁界発生手段と、ホール素子または磁気抵抗素子などの磁気センサとを用いて検知できる物品であれば、どのような検知対象にも適用できるものである。
本発明の磁気検知システムでは、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置される複数の永久磁石を含む磁界発生手段を用いることによって、磁界を発生させるために電力を供給する必要なく、安定した一定の大きさの外部磁界を長距離にわたって発生することができる。さらに、このような磁界発生手段からの外部磁界は、ホール素子または磁気抵抗素子などの安価で小型の磁気センサで検知することができる。このような磁界発生手段と磁気センサとを用いることによって、安価で小型で安定した磁気検知システムを提供することができる。
本発明の磁気検知システムを、駐車場における車両の検知に用いることによって、設置される駐車場の環境に影響されることなく、車両の存在を検知できる安価で小型で安定している磁気検知システムを提供することができる。
本発明の磁気検知システムを、自動販売機への金属缶の投入の検知に用いることによって、従来困難であった、自動販売機への金属缶の投入個数を検知することができ、自動販売機に保管されている金属缶の数量を管理でき、賞味期限などの自動販売機内の金属缶の保管期限を管理して、金属缶に含まれる商品の品質管理を実現することができる。
本発明の磁気検知システムで用いられる磁界発生手段の一例を示す。 本発明の磁気検知システムにおいて用いられる磁界発生手段から外部への磁束を示す。 永久磁石が、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に極が交互に入れ替わるように、互いに隣接して配置した場合の磁界発生手段から外部への磁束の模式図を示す。 車両が存在しない場合の検知システムの例を示す。 車両が存在する場合の検知システムの例を示す。 車両が存在する場合の他の検知システムの例を示す。 車両が存在しない場合の他の検知システムの例を示す。 車両が存在しない場合の別の検知システムの例を示す。 車両が存在する場合の別の検知システムの例を示す。 車両が存在しない場合のさらに別の検知システムの例を示す。 車両が存在する場合のさらに別の検知システムの例を示す。
符号の説明
10 磁界発生手段
11 永久磁石
12 基材
13 磁界発生手段を収容する部材
20 磁気センサ
21 磁気センサを収容する部材
30 車両
D、D’ 磁界発生手段の表面から外部へ広がる磁束の範囲
L 磁界発生手段の長さ

Claims (3)

  1. 磁界発生手段と磁気検知手段とを備え、磁性材料である金属を含む検知対象の物品が検知すべき場所に存在する場合に、前記磁気検知手段によって検知される前記磁界発生手段の外部磁界の大きさが変化するように、前記磁界発生手段および前記磁気検知手段を配置し、前記磁気検知手段によって検知される磁界の大きさによって前記検知対象の物品の存在を決定する磁気検知システムであって、
    前記磁界発生手段が、一直線状に配置された複数の永久磁石を含み、該永久磁石が、配置される直線方向に対してほぼ垂直な所定方向に所定の同一極を向けて、互いに隣接して配置され、かつ前記磁気検知手段が、ホール素子または磁気抵抗素子であることを特徴とする磁気検知システム。
  2. 検知対象の物品が車両であり、駐車場における前記車両の存在を検知することを特徴とする、請求項1に記載の磁気検知システム。
  3. 検知対象の物品が金属缶であり、自動販売機への金属缶の投入経路における金属缶の通過を検知することを特徴とする、請求項1に記載の磁気検知システム。
JP2003270912A 2003-07-04 2003-07-04 磁気検知システム Pending JP2005024515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003270912A JP2005024515A (ja) 2003-07-04 2003-07-04 磁気検知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003270912A JP2005024515A (ja) 2003-07-04 2003-07-04 磁気検知システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005024515A true JP2005024515A (ja) 2005-01-27

Family

ID=34190738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003270912A Pending JP2005024515A (ja) 2003-07-04 2003-07-04 磁気検知システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005024515A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294363A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 磁気近接スイッチ
CN100405084C (zh) * 2006-08-11 2008-07-23 武汉理工大学 混合型磁道钉定位导航磁传感器
WO2011040326A1 (ja) 2009-09-29 2011-04-07 電気化学工業株式会社 電子源用ロッド、電子源及び電子機器
CN102722995A (zh) * 2011-03-31 2012-10-10 无锡物联网产业研究院 一种停车位检测方法、系统及停车位被占用概率计算装置
KR20170019174A (ko) * 2015-08-11 2017-02-21 (주)이지인스트루먼트 자동방역시스템
JP7584661B2 (ja) 2020-12-09 2024-11-15 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 車両の少なくとも部分的に自動化された運転のための方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294363A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 磁気近接スイッチ
CN100405084C (zh) * 2006-08-11 2008-07-23 武汉理工大学 混合型磁道钉定位导航磁传感器
WO2011040326A1 (ja) 2009-09-29 2011-04-07 電気化学工業株式会社 電子源用ロッド、電子源及び電子機器
CN102722995A (zh) * 2011-03-31 2012-10-10 无锡物联网产业研究院 一种停车位检测方法、系统及停车位被占用概率计算装置
KR20170019174A (ko) * 2015-08-11 2017-02-21 (주)이지인스트루먼트 자동방역시스템
KR101727277B1 (ko) * 2015-08-11 2017-04-14 (주)이지인스트루먼트 자동방역시스템
JP7584661B2 (ja) 2020-12-09 2024-11-15 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 車両の少なくとも部分的に自動化された運転のための方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4123749A (en) Method and system for determining the presence of objects within a particular surveillance area, in particular for prevention of shoplifting
US4652863A (en) Disarmable magnetic anti-shoplifting marker
CN1149522C (zh) 利用双平面去磁作用的去磁装置
US20240010189A1 (en) Automatic parking system
JP2023022009A (ja) マーカシステム
WO2017187879A1 (ja) 磁気マーカ及び運転支援システム
US20110308330A1 (en) Dynamic Signal Torque Sensor
MX2008015202A (es) Sistema de deteccion adecuado para identificar y rastrear tubos enterrados u otros cuerpos enterrados en el suelo o incrustados en trabajos de ingenieria civil.
US9310231B2 (en) Checking unit and method for calibrating a checking unit
EP1698278A4 (en) POSITION DETECTION SYSTEM IN A SUBJECT
CN101681544A (zh) 电子eas标签检测和方法
CN1669062A (zh) 关于安全和电子商品监视的改进
EP1698265A4 (en) SYSTEM FOR DETECTING A POSITION IN THE BODY OF A SUBJECT
EP2397829A1 (en) Dynamic signal torque sensor
EP3424849A1 (en) Wear detection device for conveyor belt
JP2005024515A (ja) 磁気検知システム
US20210364609A1 (en) Scanning mirror mechanisms for lidar systems, and related methods and apparatus
EP0591853B1 (en) Magnetic tag deactivator for pre-existing check-out counters
US8976026B2 (en) Electronic anti-theft protection system
EP1698266A4 (en) SYSTEM FOR DETECTING A POSITION IN THE BODY OF A SUBJECT
WO2018229882A1 (ja) 磁気センサおよびパチンコ機器の不正検出システム
JP4709835B2 (ja) 移動体とインフラストラクチャの間の相互作用のための運転補助システム
JP2008032538A (ja) 磁性体検知装置、入退場検知装置およびその検知方法
JP4857940B2 (ja) 紙葉類識別装置
JP2002260154A (ja) レーンマーカシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060602

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081015

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081111