JP2005016243A - Mounting structure of underlayer steel member for mounting alc panel - Google Patents
Mounting structure of underlayer steel member for mounting alc panel Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005016243A JP2005016243A JP2003185439A JP2003185439A JP2005016243A JP 2005016243 A JP2005016243 A JP 2005016243A JP 2003185439 A JP2003185439 A JP 2003185439A JP 2003185439 A JP2003185439 A JP 2003185439A JP 2005016243 A JP2005016243 A JP 2005016243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- alc panel
- base steel
- steel material
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、建物の外壁、屋根、床等をALCパネルで構成する際のALCパネル取付用下地鋼材の取付構造に係り、特に厚さが1.6mmを超えるALCパネル取付用下地鋼材を鉄骨躯体の柱または梁に固定する場合の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ALCパネルを建築物の鉄骨躯体の柱や梁に取付けて外壁、屋根、床等を構成する際には、ALCパネルを建築物の鉄骨躯体(柱や梁)に直接取付けるのではなく、ALCパネルを精度よく簡単に取付けできるように、予めALCパネル取付用下地鋼材を鉄骨躯体に取付け、その下地鋼材にALCパネルを所定の取付金具等により取付けるのが一般的である。
【0003】
通常、前記ALCパネル取付用下地鋼材には長尺の山形鋼が用いられ、これと鉄骨躯体の取付構造は図5に示すように、鉄骨躯体2のフランジ2−1にALCパネル取付用下地鋼材1が重合され、そのその重ね合わさった部分の表側と裏側を600mm間隔で各々50mmと30mmの長さずつ溶接した構造と、図6に示すように、鉄骨躯体2のフランジ2−1とALCパネル取付用下地鋼材1とをボルト5とナット6により固定した構造がある。さらに、図7(A)(B)に示すように、下地鋼材1の所定の位置に裏面まで貫通する下孔1−1を設け、該下地鋼材1を発射打込み鋲3により鉄骨躯体2に取付けた構造(A)や、打鋲を妨げない低度に薄く加工した下地鋼材1を発射打込み鋲3により鉄骨躯体2に取付けた構造(B)がある(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2003−96955号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のALCパネル取付用下地鋼材の取付構造には、以下に記載する問題点があった。
すなわち、図5に示す溶接による取付構造は、▲1▼抵抗機などの使用機材が大型で、作業準備に多くの手間と時間がかかる、▲2▼技量により品質にバラツキが生じやすい、▲3▼スラグ落としと防錆処理が必要である、▲4▼電源が必要でかつ発電機からの排気ガスが発生する、▲5▼雨天時には施工できない、▲6▼火花養生が必要である、▲7▼施工効率が悪い、▲8▼工事費が高くつく等、多くの問題点を有する。
【0006】
また、図6に示すボルト・ナットによる取付構造は、鉄骨躯体と下地鋼材にボルト貫通用の下孔を予め工場加工しておく必要があり、事前の細かな打合せなど準備のための作業が別途必要となり、建物毎に形状や寸法が異なる条件下では標準化することが難しく、コストが高くつくという問題がある。
【0007】
さらに、図7(A)(B)に示す発射打込み鋲3による取付構造は、下地鋼材1に対し、所定の位置に裏面まで貫通する下孔1−1や、打鋲を妨げない程度に厚みを薄くする等の加工を予め工場で行う必要がある上、この場合もボルト・ナットによる取付構造と同様、建物毎に形状や寸法が異なる条件下では標準化することが難しいことから、コストが高くつくという問題がある。
【0008】
一方、下孔を設けずもしくは厚みを薄く加工することなく、厚さ1.6mmを超える下地鋼材を従来の発射打込み鋲により鉄骨躯体に取付けた構造の場合は、打込み時の跳ね返りにより鋲の周辺において鋼材が外部に盛り上がるため、図8に示すように下地鋼材1と鉄骨躯体2の間に隙間7が生じ、がたつきまたは施工精度を損なうという問題があった。
【0009】
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、特に厚さが1.6mmを超える厚肉のALCパネル取付用下地鋼材を簡易迅速に、しかも効率よく、かつ低コストで鉄骨躯体や梁に取付けることができるALCパネル取付用下地鋼材の取付構造を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るALCパネル取付用下地鋼材の取付構造は、厚さが1.6mmを超えるALCパネル取付用下地鋼材を鉄骨躯体の柱または梁に固定する取付構造であって、前記ALCパネル取付用下地鋼材および、鉄骨躯体の柱または梁に下孔または加工を施すことなく、軸部に金属製や硬質の樹脂製の円盤状ストッパー部材を有する発射打ち込み鋲によりALCパネル取付用下地鋼材を隙間なく固定することによって構成したことを特徴とするものである。
【0011】
本発明において、軸部に円盤状ストッパー部材を有する発射打ち込み鋲を用いたのは、ALCパネル取付用下地鋼材の厚さが1.6mmを超える場合においても、円盤状ストッパー部材により打鋲時の衝撃による跳ね返りから下地鋼材および鉄骨躯体の鋲周辺の盛り上がりを抑制するためである。この円盤状ストッパー部材は、軸部のほぼ中間部に嵌め込んで複数か所を当該軸部に溶接等により仮止めするか、あるいは少しきつめに嵌め込んで固定する。この円盤状ストッパー部材の肉厚、外径はそれぞれ1〜3mm、10〜30mmが好ましい。すなわち、肉厚が1mm未満では強度が弱く、ストッパーの機能をはたせず、他方、3mmを超える厚さは強度上必要ないためである。また、外径が10mm未満ではストッパーの機能をはたせず、他方、30mmを超える大きさは実用的でないためである。なお、材質は特に限定するものではないが、打鋲時の衝撃により破損しないものであればよく、例えばステンレス、鉄、アルミ等の金属、または強化プラスチック等の硬質の樹脂等である。さらに、この発射打ち込み鋲は、耐食性を考慮して亜鉛めっきされた鋲を使用するのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る発射打ち込み鋲の一例を示す正面図、図2は本発明の第1実施例を示し、(A)は下地鋼材取付構造部を示す断面図、(B)は(A)のb−b矢視図、(C)は下地鋼材取付構造部を拡大して示す断面図、図3は同じく第2実施例の一次取付工程を示し、(A)は一次下地鋼材取付構造部を示す断面図、(B)は(A)のb−b矢視図、(C)は一次下地鋼材取付構造部の一部を拡大して示す断面図、図4は図3に示す第2実施例の二次取付工程を示し、(A)は二次下地鋼材の取付構造部を示す断面図、(B)は(A)のb−b矢視図、(C)は二次下地鋼材取付構造部の一部を拡大して示す断面図である。
【0013】
図1に示す発射打ち込み鋲3は、軸部3−1と、頭部3−2および軸部に外嵌固定した円盤状ストッパー部材3−3とからなり、軸部3−1とフランジ部3−2は亜鉛メッキが施されている。円盤状ストッパー部材3−3は、軸部3−1のほぼ中間部に溶接等による仮止め、あるいは少しきつめに嵌め込んで固定されているので、打鋲すると容易にスライドして頭部3−2に押しつけられてスペーサーとなる。円盤状ストッパー部材3−3は鋲頭部側に凸状となるように湾曲した形状とすることにより、打鋲時にばね性を持たすことができる。
【0014】
次に、上記発射打ち込み鋲3を用いたALCパネル取付用下地鋼材の取付構造例を図2〜図4に基づいて説明する。
図2に示す第1実施例は、ALCパネルで縦使いの外壁を構成する際のALCパネル取付用下地鋼材の取付構造例であり、まず鉄骨躯体2の梁フランジ2−1上に厚さが1.6mmを超える山形鋼からなる長尺のALCパネル取付け用下地鋼材1を工具(図示せず)を用いて仮固定する。この時、ALCパネル外壁面の仕上がり位置から一定の距離となるようにALCパネル取付け用下地鋼材1の位置調整を完了しておく。続いて、図1に示す円盤状ストッパー部材付きの発射打ち込み鋲(例えば、頭部径10mm、軸部径4.5mm、軸長22mm)3を専用鋲打ち機(図示せず)にセットし、重なり合ったALCパネル取付け用下地鋼材1と梁フランジ2−1の幅中央部にこの発射打ち込み鋲3をALCパネル取付用下地鋼材1側から打込む(図2A)。この時、発射打ち込み鋲3の軸部3−1が下地鋼材1とフランジ2−1を貫通すると同時に円盤状ストッパー部材3−3が頭部3−2側へ移動し該頭部3−2に押さえつけられてスペーサーとなることにより、打鋲時の衝撃による跳ね返りから下地鋼材1および梁フランジ2−1の鋲周辺の盛り上がりが抑制されるため、図2(C)に示すように下地鋼材1および梁フランジ2−1は隙間なく固定される。そして、この作業を下地鋼材1の長さ方向に所望の間隔(例えば600mm)を隔てて行い(図2B)、ALCパネル取付け用下地鋼材1の取付けを完了する。
なお、下地鋼材取付後は、従来通り所定の取付金具を用いてALCパネルを縦使いで前記下地鋼材1に1枚ずつ取付け、ALCパネル間のシーリング工事、ALCパネル表面の仕上げ工事を行い外壁工事を完了する。
【0015】
図3、図4に示す第2実施例は、ALCパネルで横使いの外壁を構成する際のALCパネル取付用下地鋼材の取付構造例であり、まず鉄骨躯体2の他方の梁フランジ2−1下面の両サイドに前記と同じ厚さが1.6mmを超える山形鋼からなる短尺(例えば長さ100mm)の一次ALCパネル取付け用下地鋼材(以下説明の便宜上「一次ファスナー」と称する)11を工具を用いて仮固定する。この時は、ALCパネル取付用の二次下地鋼材(長尺)12が取付くことを考慮して、一次ファスナー11の左右方向(パネル長手方向)の位置調整を完了しておく。そして、前記と同様、円盤状ストッパー部材付きの発射打ち込み鋲3を専用鋲打ち機(図示せず)にセットし、重なり合った一次ファスナー11とフランジ2−1の幅中央に前記発射打ち込み鋲3を一次ファスナー11側から打込む(図3A)。この時も前記と同様、発射打ち込み鋲3の軸部3−1が一次ファスナー11とフランジ2−1を貫通すると同時に円盤状ストッパー部材3−3の作用により、打鋲時の衝撃による跳ね返りから一次ファスナー11および梁フランジ2−1の鋲周辺の盛り上がりが抑制されるため、図3(C)に示すように一次ファスナー11および梁フランジ2−1は隙間なく固定される。この場合は、一次ファスナー11の回転を防止するために2ヵ所で止め付ける。そして、この作業を下地鋼材1の長さ方向に所望の間隔(例えば900mm)を隔てて行い、一次ファスナー11の取付けを完了する。
【0016】
次に、図4に示すように、先に取付けた一次ファスナー11に前記図2と同様厚さが1.6mmを超える山形鋼からなる長尺のALCパネル取付用二次下地鋼材12を工具(図示せず)を用いて仮固定した状態で、前記と同様の方法で発射打ち込み鋲3を二次下地鋼材12側から打込む(図4A)。この時は、発射打ち込み鋲3の軸部3−1が二次下地鋼材12と一次ファスナー11を貫通すると同時に円盤状ストッパー部材3−3の作用により、打鋲時の衝撃による跳ね返りから二次下地鋼材12と一次ファスナー11の鋲周辺の盛り上がりが抑制されるため、図4(C)に示すように一次ファスナー11と二次下地鋼材12は隙間なく固定される。なお、この場合は1ヵ所づつの止め付けとする。そして、この作業を二次下地鋼材12の長さ方向に一次ファスナー11毎に行い、ALCパネル取付け用下地鋼材の取付けを完了する。
その後は、前記と同様、従来通り所定の取付金具を用いてALCパネルを横使いで前記下地鋼材12に1枚ずつ取付け、ALCパネル間のシーリング工事、ALCパネル表面の仕上げ工事を行い外壁工事を完了する。
【0017】
なお、本発明における発射打ち込み鋲3のサイズ、すなわち軸部3−1の軸径、頭部3−2の厚さおよび大きさ、円盤状ストッパー部材3−3の厚さおよび大きさ等は、ALCパネル取付け用下地鋼材1、一次ファスナー11、二次下地鋼材12および鉄骨躯体2のフランジ2−1の肉厚により選定されることはいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したごとく、本発明に係るALCパネル取付用下地鋼材の取付構造は、ALCパネル取付け用下地鋼材の厚さが1.6mmを超える場合においても、発射打ち込み鋲の軸部に予め外嵌した金属製の円盤状ストッパー部材の作用により、打鋲時の衝撃による跳ね返りから下地鋼材および鉄骨躯体の鋲周辺の盛り上がりを抑制することができるため、下地鋼材取付けのための下孔が不要なまま隙間なく取付けが可能であり、また溶接による取付構造に比べ、▲1▼作業準備が短時間で済む、▲2▼技量によらず一定の品質を確保できる、▲3▼防錆処理が不要である、▲4▼排気ガスを発生しない、▲5▼天候に左右されない、▲6▼火花養生が不要である、等の利点が多く、施工効率が著しく向上するため工事コストを削減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発射打ち込み鋲の一例を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示し、(A)は下地鋼材取付構造部を示す断面図、(B)は(A)のb−b矢視図、(C)は下地鋼材取付構造部を拡大して示す断面図である。
【図3】同じく第2実施例の一次取付工程を示し、(A)は一次下地鋼材取付構造部を示す断面図、(B)は(A)のb−b矢視図、(C)は一次下地鋼材取付構造部の一部を拡大して示す断面図である。
【図4】図3に示す第2実施例の二次取付工程を示し、(A)は二次下地鋼材の取付構造部を示す断面図、(B)は(A)のb−b矢視図、(C)は二次下地鋼材取付構造部の一部を拡大して示す断面図である。
【図5】本発明の対象とする従来の施工例(溶接による方法)を示し、(A)は断面図、(B)は(A)のb−b矢視図である。
【図6】同じく従来の他の施工例(ボルト・ナットによる方法)を示し、(A)は断面図、(B)は(A)のb−b矢視図である。
【図7】同じく従来の別の施工例(鋲止め方法)を示し、(A)は下地鋼材に下孔を設けて鋲止めした構造を示す断面図、(B)は下地鋼材を薄く加工して鋲止めした構造を示す断面図である。
【図8】同じく従来の施工例(鋲止め方法)による下地鋼材の取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ALCパネル取付用下地鋼材
2 鉄骨躯体
2−1 梁フランジ
3 発射打ち込み鋲
3−1 軸部
3−2 頭部
3−3 円盤状ストッパー部材
11 一次ファスナー
12 二次下地鋼材[0001]
[Field of the Invention]
The present invention relates to a mounting structure of a base steel material for mounting an ALC panel when an outer wall, a roof, a floor, etc. of a building is configured with an ALC panel, and in particular, a base steel material for mounting an ALC panel having a thickness exceeding 1.6 mm is a steel frame. It is related with the attachment structure in the case of fixing to a pillar or beam.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, when an ALC panel is attached to a pillar or beam of a steel frame of a building to form an outer wall, roof, floor, etc., the ALC panel is not directly attached to the steel frame (column or beam) of a building. In order to easily and accurately attach the ALC panel, it is common to attach a base steel material for ALC panel mounting to a steel frame in advance and attach the ALC panel to the base steel material with a predetermined mounting bracket or the like.
[0003]
Normally, a long angle steel is used for the ALC panel mounting base steel, and the mounting structure of this steel frame is shown in FIG. 5, and the ALC panel mounting base steel is attached to the flange 2-1 of the
[0004]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2003-96955
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional mounting structure of the base steel material for mounting an ALC panel has the following problems.
That is, in the mounting structure by welding shown in FIG. 5, (1) the equipment to be used such as a resistor is large, and it takes a lot of time and labor to prepare for the work, (2) the quality tends to vary depending on the skill, (3) ▼ Slag removal and rust prevention treatment is required, ▲ 4 ▼ Power is required and exhaust gas is generated from the generator, ▲ 5 ▼ Cannot be constructed in rainy weather, ▲ 6 ▼ Spark curing is necessary, ▲ 7 ▼ There are many problems such as poor construction efficiency and 8 high construction costs.
[0006]
In addition, the bolt / nut mounting structure shown in FIG. 6 requires that the steel frame and the base steel material be prefabricated in advance for bolt penetration, and preparation work such as detailed meetings in advance is separately performed. There is a problem that it is difficult to standardize under the condition that the shape and dimensions differ from building to building, and the cost is high.
[0007]
7A and 7B, the mounting structure using the launching
[0008]
On the other hand, in the case of a structure in which a base steel material with a thickness of more than 1.6 mm is attached to a steel frame by a conventional launching rod without providing a pilot hole or processing a thin thickness, In FIG. 8, since the steel material swells to the outside, a
[0009]
The present invention has been made to solve such problems of the prior art, and in particular, a base steel material for mounting a thick ALC panel having a thickness exceeding 1.6 mm can be simply and quickly, and efficiently. It is intended to propose a mounting structure for an ALC panel mounting base steel that can be mounted on a steel frame or beam at low cost.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
A mounting structure for an ALC panel mounting base steel according to the present invention is a mounting structure for fixing an ALC panel mounting base steel having a thickness exceeding 1.6 mm to a column or beam of a steel frame, and for mounting the ALC panel. The base steel for mounting the ALC panel without gaps in the base steel and the steel frame column or beam without using a pilot hole or machining, with a metal or hard resin disk-shaped stopper member on the shaft. It is characterized by being configured by fixing.
[0011]
In the present invention, the launching rod having a disk-shaped stopper member in the shaft portion is used because the disk-shaped stopper member is used for the hammering even when the thickness of the ALC panel mounting base steel material exceeds 1.6 mm. This is to suppress the bulge around the base steel material and the steel frame body from rebounding due to impact. The disc-shaped stopper member is fitted into the substantially middle portion of the shaft portion, and a plurality of locations are temporarily fixed to the shaft portion by welding or the like, or are fitted and fixed slightly tightly. The thickness and outer diameter of the disc-shaped stopper member are preferably 1 to 3 mm and 10 to 30 mm, respectively. That is, if the thickness is less than 1 mm, the strength is weak and does not function as a stopper, while the thickness exceeding 3 mm is not necessary for strength. Further, when the outer diameter is less than 10 mm, the stopper function is not achieved, and on the other hand, the size exceeding 30 mm is not practical. The material is not particularly limited, but may be any material as long as it is not damaged by impact at the time of striking, for example, a metal such as stainless steel, iron or aluminum, or a hard resin such as reinforced plastic. Furthermore, it is preferable to use a galvanized kite in consideration of corrosion resistance.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 is a front view showing an example of a launching rod according to the present invention, FIG. 2 shows a first embodiment of the present invention, (A) is a sectional view showing a base steel material mounting structure portion, and (B) is (A) Bb is a cross-sectional view of the base steel material mounting structure, FIG. 3 shows the primary mounting process of the second embodiment, and (A) is the primary base steel material mounting structure. (B) is a bb arrow view of (A), (C) is an enlarged sectional view of a part of the primary base steel material mounting structure, and FIG. 4 is a first view shown in FIG. The secondary attachment process of 2 Example is shown, (A) is sectional drawing which shows the attachment structure part of secondary foundation steel materials, (B) is a bb arrow line view of (A), (C) is a secondary foundation. It is sectional drawing which expands and shows a part of steel material attachment structure part.
[0013]
1 includes a shaft portion 3-1, a head portion 3-2, and a disk-like stopper member 3-3 that is externally fixed to the shaft portion, and the shaft portion 3-1 and the
[0014]
Next, a mounting structure example of the base steel material for mounting the ALC panel using the launching
The first embodiment shown in FIG. 2 is an example of a mounting structure of a base steel material for mounting an ALC panel when a vertical outer wall is configured with an ALC panel. First, the thickness is set on the beam flange 2-1 of the
After installing the base steel, install the ALC panels vertically on the
[0015]
The second embodiment shown in FIG. 3 and FIG. 4 is an example of the mounting structure of the base steel material for mounting the ALC panel when the lateral wall is configured with the ALC panel. First, the other beam flange 2-1 of the
[0016]
Next, as shown in FIG. 4, a secondary
After that, as before, the ALC panel is mounted on the
[0017]
In addition, the size of the launching
[0018]
【The invention's effect】
As described above, the mounting structure of the ALC panel mounting base steel material according to the present invention is preliminarily fitted to the shaft portion of the launching rod even when the thickness of the ALC panel mounting base steel material exceeds 1.6 mm. Due to the action of the metal disk-shaped stopper member, it is possible to suppress the bulge of the base steel and the steel frame around the heel from rebounding due to impact at the time of hammering, so there is no need for a pilot hole for mounting the base steel Compared with the mounting structure by welding, (1) preparation for work can be completed in a short time, (2) a certain quality can be secured regardless of skill, and (3) rust prevention treatment is unnecessary. (4) Does not generate exhaust gas, (5) Does not depend on the weather, (6) Does not require spark curing, and the construction efficiency is remarkably improved, so construction costs can be reduced. It is a function.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an example of a launching rod according to the present invention.
FIGS. 2A and 2B show a first embodiment of the present invention, where FIG. 2A is a cross-sectional view showing a base steel material mounting structure, FIG. 2B is a cross-sectional view taken along the line bb in FIG. It is sectional drawing which expands and shows a structure part.
FIG. 3 also shows a primary attachment process of the second embodiment, wherein (A) is a cross-sectional view showing a primary base steel material attachment structure, (B) is a view taken along the line bb in (A), and (C) is an illustration. It is sectional drawing which expands and shows a part of primary base steel material attachment structure part.
4 shows a secondary attachment process of the second embodiment shown in FIG. 3, (A) is a sectional view showing an attachment structure portion of a secondary base steel material, and (B) is a view taken along the line bb of (A). FIG. 4C is a cross-sectional view showing an enlarged part of the secondary base steel material mounting structure.
FIGS. 5A and 5B show a conventional construction example (a method by welding) that is an object of the present invention, in which FIG. 5A is a cross-sectional view, and FIG. 5B is a view taken along the line bb in FIG.
FIG. 6 shows another conventional construction example (method using bolts and nuts), where (A) is a cross-sectional view and (B) is a view taken along the line bb of (A).
FIG. 7 shows another conventional construction example (fastening method), in which (A) is a cross-sectional view showing a structure in which a base steel is provided with a pilot hole and fastened, and (B) is a thinly processed base steel material. FIG.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a base steel material mounting structure according to a conventional construction example (fastening method).
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (1)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003185439A JP2005016243A (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Mounting structure of underlayer steel member for mounting alc panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003185439A JP2005016243A (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Mounting structure of underlayer steel member for mounting alc panel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005016243A true JP2005016243A (en) | 2005-01-20 |
Family
ID=34184891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003185439A Pending JP2005016243A (en) | 2003-06-27 | 2003-06-27 | Mounting structure of underlayer steel member for mounting alc panel |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005016243A (en) |
-
2003
- 2003-06-27 JP JP2003185439A patent/JP2005016243A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005016243A (en) | Mounting structure of underlayer steel member for mounting alc panel | |
CN100400778C (en) | Method of reinforcing opening of steel frame girder | |
JP2006161846A (en) | Damping panel | |
JP2007255045A (en) | Reinforcing structure of existing alc vertical wall panel | |
JP2555111B2 (en) | Anchor bolt fixing device | |
JP2011214310A (en) | Attachable/detachable guide jig and placing method for steel pipe pile | |
JP2003096955A (en) | Structure for mounting wall panel | |
JP4571878B2 (en) | Reinforcement method for underwater foundation of existing structure | |
CN218233128U (en) | T-shaped steel embedded in concrete for railway bridge | |
JP2008196199A (en) | Mounting structure and method for wall panel | |
JP4859118B2 (en) | Reinforcement method for existing steel structural members | |
KR100647219B1 (en) | The hook bolt of safety fence for building construction | |
JP2000226938A (en) | Earthquake resistance repair method for existing building | |
JPH074120A (en) | Building whose framework is made up of tubes and construction thereof | |
JP4993487B2 (en) | Clay concrete construction method of building using outer wall panel and steel foundation | |
JPH08170327A (en) | Method of unifying construction of defective section of steel sheet pile ring | |
JP5014825B2 (en) | Wall panel mounting structure and mounting method | |
JP2004324129A (en) | Method of reinforcing column-beam joint part of existing building | |
WO2001055519A1 (en) | Earthquake-proofing reinforcing metal fitting | |
JP3208879U (en) | Wall foundation | |
JP4296548B2 (en) | Exterior wall structure | |
JPH07127163A (en) | Attaching method for multiple fireproof panel | |
JPH06241216A (en) | Method for connecting metal plate to metallic structural material and connecting member | |
JPH083563Y2 (en) | Panel mounting bracket | |
JPH10153012A (en) | Wide flange shape steel or aseismatic member and its fitting structure |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050615 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20051102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20051102 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20060222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070402 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070719 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071109 |