JP2005011180A - Url検索システム及びそれに使用するサーバ並びにurl検索方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、所望のURLを検索結果の中からユーザ自身で探し出す必要のないURL検索システム及びURL検索方法を提供する。
【解決手段】代理検索サーバ200は、ユーザ端末100から受信した情報から検索式を生成する。検索エンジンサーバ300は、代理検索サーバ200から受信した検索式に基づいてURLを抽出し、所定数を越えるURLが抽出された場合には、各URLがどの階層に属するかを示す情報を代理検索サーバ200を経由してユーザ端末100に送信し、ユーザの選択を促す。検索エンジンサーバ300は、先に抽出したURLの中から、ユーザに選択された階層に属するものを選出し、所定数数以下であれば検索結果として代理検索サーバ200を経由してユーザ端末100へ通知する。
【選択図】 図1
【解決手段】代理検索サーバ200は、ユーザ端末100から受信した情報から検索式を生成する。検索エンジンサーバ300は、代理検索サーバ200から受信した検索式に基づいてURLを抽出し、所定数を越えるURLが抽出された場合には、各URLがどの階層に属するかを示す情報を代理検索サーバ200を経由してユーザ端末100に送信し、ユーザの選択を促す。検索エンジンサーバ300は、先に抽出したURLの中から、ユーザに選択された階層に属するものを選出し、所定数数以下であれば検索結果として代理検索サーバ200を経由してユーザ端末100へ通知する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上で公開されている情報のURLを検索するためのシステム及び方法に関し、特に、URLを検索するために用いるキーワードをユーザが創造しなくても良いURL検索システム及びそれに使用するサーバ並びにURL検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信インフラストラクチャが整備されたことにより、インターネットの利用者が増加しており、これに伴って様々な情報がインターネット上で公開されている。
【0003】
インターネット上で公開されている情報の所在は、URL(Uniform Resource Locators)によって特定される。このため、インターネット上で公開されている情報に情報処理端末からアクセスする場合には、その情報のURLを情報処理端末に入力する必要があり、URLが不明な情報に対してアクセスすることはできない。
【0004】
所望の情報のURLを取得するための手法として「キーワード検索」が広く用いられており、一般にこの手法は、URLとキーワードとが関連づけて格納されたデータベースを備えた“検索エンジン”と呼ばれるサーバを利用して行われる。すなわち、ユーザ端末から検索エンジンへキーワードを送信し、検索エンジンにおいてキーワードと関連づけられているURLを抽出してユーザ端末へ通知することで、ユーザ端末がキーワードと関連のあるURLを取得する。
【0005】
キーワード検索を行うためには、ユーザ自身でアクセスしたい情報に関連するキーワードを想定する必要がある。しかし、キーワード検索に精通した者ならいざ知らず、不慣れなユーザの場合には、アクセスしたい情報に関する適切なキーワードを想定できないことも多い。
【0006】
不適切なキーワードを用いてキーワード検索を行った場合、所望する情報に関連するURLが検索エンジンの備えるデータベースから抽出されないため、ユーザ端末が取得するURLは所望する情報とは関係のないものとなってしまう。
この場合には、ユーザは所望の情報にアクセスできないだけでなく、その情報がインターネット上で公開されていないと判断してしまうこともある。
【0007】
ユーザが自身でキーワードを想定しなくともURLの検索を行える従来技術として、特許文献1に開示される「情報検索装置、情報検索プログラム及び記録媒体」や特許文献2に開示される「電子メールを利用した情報検索方法、情報検索システムおよびプログラム」がある。
【0008】
特許文献1に記載の発明は、画像に関連する情報のURLを検索する場合に、ユーザ端末から画像検索エンジンに画像データをアップロードし、画像検索エンジンにおいて画像から特徴データ(輪郭など)を抽出することで何の画像であるかを判断し、その画像に関するキーワードをキーワード検索エンジンに送信してキーワード検索を行うものである。
【0009】
特許文献2に記載の発明は、アクセスしたい情報に関する文章をユーザ端末のユーザが自由な書式で作成し、その文章を検索を実行するための指定のメールアドレスに対して電子メールにて送信する。そして、この電子メールを受信した検索エンジンが文章からキーワードを抽出し、これを用いてキーワード検索を実行するものである。
【0010】
上記各特許文献に記載の発明によれば、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定しなくともURLを検索できるため、キーワード検索に不慣れな者であっても、所望の情報に容易にアクセスできる。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−297648号公報
【特許文献2】
特開2003−76711号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、インターネット上に公開されている情報は膨大な数に上るため、検索条件の設定の仕方によっては、検索エンジンにおいて極めて多数のURLが抽出されることがある。
【0013】
上記特許文献1や特許文献2に記載の発明は、このような場合については何ら考慮されていないため、検索の結果大量のURLがユーザ端末に通知された場合には、検索結果として通知された大量のURLのうちアクセスしたい情報に関連するものをユーザ端末のユーザ自身が探し出さなければならなかった。
【0014】
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザ端末のユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果の中からユーザ自身で探し出す必要のないURL検索システム及びURL検索方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、インターネット網を介して情報を送受信可能なユーザ端末と、インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、該URLデータベース内に格納されているURLの中から検索式に適合するものを抽出する検索装置と、ユーザ端末からの要求に応じて検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するサーバと、がインターネット網を介して接続されたURL検索システムであって、ユーザ端末は、検索式の基となる情報をサーバに送信する手段と、この情報に関連する最大検出数以下のURLを検出結果として通知するようにサーバに要求する手段とを有し、サーバは、ユーザ端末から受信した情報からキーワードを抽出し、検索式を生成する手段と、検索式に適合するURLを検索するように検索装置に要求する手段と、最大検出数を示す情報を検索装置に送信する手段と、検索装置から受信した階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するようユーザ端末に要求する手段と、いずれの階層がユーザ端末においてユーザに選択されたかを示す階層選択情報を、検索装置に送信する手段と、検索装置から受信した検索結果をユーザ端末へ通知する手段とを有し、検索装置は、サーバから受信した検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す階層情報を生成し、サーバに送信する手段と、サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から、階層選択情報によって示される階層に属するものを選出する手段とを有することを特徴とするURL検索システムを提供するものである。
【0016】
上記本発明の第1の態様においては、検索装置は、サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLのうち、階層選択情報によって示される階層に属するURLが最大検出数を超過する場合は、サーバに再度階層情報を送信することが好ましい。また、サーバは、検索式を検索結果と共にユーザ端末に通知することが好ましい。また、サーバは、URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することが好ましい。また、サーバは、音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。また、サーバは、画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。
【0017】
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、ユーザ端末にインターネット網を介して接続され、ユーザ端末からの要求に応じて検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するURL検索のためのサーバであって、インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、ユーザ端末から検索式の基となる情報とその情報に関連する最大検出数を受信する手段と、ユーザ端末から受信した検索式の基となる情報からキーワードを抽出し、検索式を生成する手段と、URLデータベース内に格納されているURLの中から検索式に適合するものを抽出する検索手段と、検索手段が検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す階層情報を生成する手段と、階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するようユーザ端末に要求する手段と、いずれの階層がユーザ端末においてユーザに選択されたかを示す階層選択情報をユーザ端末から取得する手段と、サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から階層選択情報によって示される階層に属するものを選出する手段と、検索手段が検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数以下の場合には、検索手段によって抽出されたURLを、検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数を超過する場合には、その中から選出された階層選択情報によって示される階層に属するURLを検索結果としてユーザ端末へ通知する手段とを有することを特徴とするサーバを提供するものである。
【0018】
上記本発明の第2の態様においては、検索式に基づいて検索手段が抽出したURLのうち、階層選択情報によって示される階層に属するURLが最大検出数を超過する場合は、再度階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するようにユーザ端末に要求することが好ましい。また、検索式を検索結果と共にユーザ端末に通知することが好ましい。また、URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することが好ましい。また、音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。また、画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。
【0019】
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、インターネット網を介して情報を送受信可能なユーザ端末と、インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、該URLデータベース内に格納されているURLの中から検索式に適合するものを抽出する検索装置と、ユーザ端末からの要求に応じて検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するサーバと、がインターネット網を介して接続されたシステムにおいて、検索式の基となる情報をユーザ端末からサーバへ送信し、該検索式の基となる情報に関連する最大検出数以下のURLを検出結果として通知するようにユーザ端末がサーバに要求し、サーバが、ユーザ端末から受信した情報からキーワードを抽出して、検索式を生成し、検索式に適合するURLを検索するようにサーバが検索装置に要求し、最大検出数を示す情報をサーバが検索装置に送信し、サーバから受信した検索式に適合するURLをURLデータベース内に格納されているURLの中から検索装置が抽出し、該抽出したURLの数が最大検出数を超過するか否かを検索装置が判断し、サーバから受信した検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す階層情報を検索装置が生成してサーバに送信し、検索装置から受信した階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するようサーバがユーザ端末に要求し、いずれの階層がユーザ端末において選択されたかを示す階層選択情報を、サーバから検索装置に送信し、サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から、階層選択情報によって示される階層に属するものを検索装置が選出し、最大検出数以下のURLを検索結果として検索装置がサーバへ送信し、該検出結果をサーバがユーザ端末へ通知することを特徴とするURL検索方法を提供するものである。
【0020】
上記本発明の第3の態様においては、サーバから受信した検索式に基づいて検索装置が抽出したURLのうち、階層選択情報によって示される階層に属するURLが最大検出数を超過する場合は、検索装置はサーバに再度階層情報を送信することが好ましい。また、サーバは、検索式を検索結果と共にユーザ端末に通知することが好ましい。また、サーバは、URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することが好ましい。また、サーバは、音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。また、サーバは、画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るURL検索システムを示す。このURL検索システムは、ユーザ端末100(特許請求の範囲におけるユーザ端末)、代理検索サーバ200(特許請求の範囲におけるサーバ)及び検索エンジンサーバ300(特許請求の範囲における検索装置)を有し、これらがインターネット網500を介して接続されて構成される。
【0022】
図2に、ユーザ端末100の構成を示す。ユーザ端末100は、インターネット網500を介して情報を送受信する機能を備えた情報処理装置であり、制御部101、操作部102、送受信部103及び表示部104を有する。
制御部101は、ユーザ端末100の各部の動作を制御する機能部である。操作部102は、ユーザが入力操作を行うためのインタフェースであり、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネルなどである。送受信部103は、ネットワーク網500を介して情報を送受信するための機能部であり、ネットワーク網500へ発信する信号を変調したり、ネットワーク網500から受信する信号を復調するなどの処理を行う。表示部104は、ユーザにメッセージを提示する機能部であり、ディスプレイ、スピーカなどである。
【0023】
図3に代理検索サーバ200の構成を示す。代理検索サーバ200は、ユーザ端末100から取得した情報を解析してキーワードを抽出し、抽出したキーワードを用いたURL検索を検索エンジンサーバ300に依頼するためのサーバである。代理検索サーバ200は、制御部201、文章解析部202、送受信部203、辞書データ204格納部及びユーザ情報205格納部を有する。
制御部201は、代理検索サーバ200の各部の動作を制御する機能部である。文章解析部202は、文章(文字列)を解析してキーワードを抽出し、これを用いた検索式を生成する処理を行う。送受信部203は、ネットワーク網500を介して情報を送受信するための機能部である。辞書データ204格納部には、文章解析部202が文章を解析する処理を行う際に用いるデータ(辞書データ)が格納されている。ユーザ情報格納部205には、ユーザ端末100のユーザを認証する際に用いるための情報が格納されている。
【0024】
図4に、検索エンジンサーバ300の構成を示す。検索エンジンサーバ300は、制御部301、検索処理部302、送受信部303及びURLデータベース304(特許請求の範囲におけるURLデータベース)を有する。
制御部301は、検索エンジンサーバ300の各部の動作を制御する機能部である。検索処理部部302は、代理検索サーバ200から取得したキーワードに関連づけられているURLをURLデータベース304から抽出する処理を行う。URLデータベース304には、各種情報のURLが各々キーワードに関連づけられた上で、階層構造で格納されている。
【0025】
図5に、URLデータベース304内に格納されている情報の構造を示す。URLデータベース304内に格納されている情報は、“音楽”や“車”といった“ジャンル”によって分類されている。それぞれのジャンルは“曲名”や“メーカ”といった“カテゴリ”に分けられており、カテゴリによっては、その中が更に細かいカテゴリ分けられている。このため、各ジャンルに属する情報は全体的に見るとツリー状の階層構造を呈している。
【0026】
なお、ここでは、“音楽”や“車”といった、最も大きな分類を“ジャンル”と定義し、ジャンル内における分類を“カテゴリ”と定義する。また、あるカテゴリが更に細かいカテゴリに分けられている場合には、細分する方を“下位カテゴリ”、内包する方を“上位カテゴリ”と表現する。図5を例に説明すると、“邦楽”というカテゴリは“曲名”というカテゴリに含まれているため、“邦楽”が下位カテゴリ、“曲名”が上位カテゴリとなる。
【0027】
図6に示すように、各URLの情報は、その情報が属するジャンルの中で、そのURLに関連する下位カテゴリが存在しないカテゴリに分類される。例えば、邦楽、洋楽、クラシック・・・のいずれのカテゴリにも属さない音楽の曲名に関する情報の“http://www.xxx.co.jp”というURLは、“音楽”というジャンルの“曲名”というカテゴリに格納される。
【0028】
次に、URL検索システムの動作について説明する。
図7に、ユーザ端末100のユーザが代理検索サーバ200を用いてURL検索を行う場合の動作の流れを示す。
まず、ユーザ端末100のユーザは、操作部103を操作すると、制御部101により接続要求を発生し、送受信部103からインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ接続要求を送信する(ステップS101)。
【0029】
ユーザ端末100からの接続要求を受信した代理検索サーバ200は、ユーザ端末100に対して認証情報の送信を要求する。なお、認証情報としては、ユーザIDとパスワードとの組合せの他、バイオメトリックス認証に用いる情報(指紋、声紋、虹彩など)による情報なども適用可能である。代理検索サーバ200から認証情報を要求されると、ユーザ端末100の制御部101は、表示部104に認証情報の入力を要求するメッセージを表示する。
【0030】
ユーザ端末100のユーザが操作部103を操作して認証情報を入力すると、制御部101は入力された認証情報をインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ送信する。
【0031】
代理検索サーバ200の制御部201は、ユーザ端末100から認証情報を取得すると、取得した認証情報と一致する情報がユーザ情報格納部205に格納されているかを判断する(ステップS102)。ユーザ端末100から受信した認証情報と一致するものがユーザ情報格納部205に格納されていれば、制御部201は、ユーザ端末100に接続を許可する。一方、ユーザ端末100から受信した認証情報と一致するものがユーザ情報格納部205に格納されていない場合には、制御部201はユーザ端末100に接続を許可せず処理を終了する。なお、この場合には、制御部201がユーザ端末100に再度認証情報の送信を要求するようにしても良い。
【0032】
ユーザ端末100の制御部101は、代理検索サーバ200との接続が確立すると、表示部104にメッセージを表示して、検索したい情報に関する文章(検索文)及び最大抽出件数の入力をユーザに要求する。この要求に応じたユーザが操作部102を操作して、検索文及び最大抽出件数を入力すると、制御部101は、検索文及び最大抽出件数を代理検索サーバ200へ送信する(ステップS103)。
【0033】
代理検索サーバ200がユーザ端末100から検索文及び最大抽出件数の情報を受信すると、制御部201は、検索文を文章解析部202に受け渡す。文章解析部202は、辞書データ格納部204に格納されている辞書データを参照して、検索文を形態素に区切り、名詞や動詞、形容詞などをキーワードとして抽出する。さらに、検索文中に“又は”や“あるいは”を意味する語句が含まれている場合には、その語句の前後をor条件とし、“及び”や“且つ”を意味する語句が含まれている場合には、その語句の前後をand条件とする検索式を生成する(ステップS104)。
例えば、ユーザ端末100から取得した検索文が「東京又は横浜にある、おいしいお好み焼き屋。」であれば“東京”、“横浜”、“おいしい”、“お好み焼き屋”が抽出され、“東京”と“横浜”とをor条件とする検索式((東京+横浜)×おいしい×お好み焼き屋)が生成される。なお、ここで“+”はor条件を、“×”はand条件を表す。
文章解析部202が検索文からキーワードを抽出し、検索式を生成すると、制御部201はこの検索文と最大抽出件数に関する情報とをインターネット網500を介して検索エンジンサーバ300へ送信する(ステップS105)。
【0034】
検索エンジンサーバ300が代理検索サーバ200から検索式及び最大抽出件数に関する情報を受信すると、制御部301は受信した検索式を検索処理部302に受け渡す。検索式を受け渡された検索処理部302は、URLデータベース304に格納されているURLの中から検索式に適合するものを選出する(ステップS106)。
なお、検索式と適合するURLがURLデータベース304に格納されていない場合は、制御部301はインターネット網500を介して接続されている他の情報処理装置(インターネットサーバ400)に問い合わせ要求を送信し、検索式に適合するURLを取得する。
【0035】
検索処理部302が選出したURLの数が最大抽出件数以下であった場合(ステップS107/Yes)、制御部301は、抽出されたURLをインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ送信する(ステップS108)。検索エンジンサーバ300からURLを受信した代理検索サーバ200は、受信したURLをインターネット網500を介してユーザ端末100へ送信する。ユーザ端末100が代理検索サーバ200からURLを受信すると、制御部101は受信したURLを表示部104に表示する(ステップS109)。
【0036】
一方、検索処理部302が選出したURLの数が最大検出件数を超える場合(ステップS107/No)、制御部301は、抽出された各URLの上位カテゴリ又はジャンルを取得する(ステップS110)。図6を例に説明すると、http://www.yyy.co.jpというURLの場合には、制御部301は、これが属する“曲名”というカテゴリを示す情報を取得する。また、http://www.bbb.co.jpというURLの場合には、制御部301は、これが属する音楽というジャンルを示す情報を取得する。そして、制御部301は、選出したURLが属するジャンル・カテゴリを示す情報(ジャンル・カテゴリ情報)を代理検索サーバ200に送信する。
【0037】
代理検索サーバ200が検索エンジンサーバ300からジャンル・カテゴリ情報を取得すると、制御部201は、受信したジャンル・カテゴリ情報に含まれるジャンル又はカテゴリの中から任意の数を選択する要求(ジャンル・カテゴリ選択要求)を発生し、送受信部203を経由してジャンル・カテゴリ情報とともにユーザ端末100へ送信する(ステップS111)。
【0038】
ユーザ端末100が代理検索サーバ200からジャンル・カテゴリ情報及びジャンル・カテゴリ選択要求を受信すると、制御部101は、ジャンル・カテゴリ情報によって示されるジャンル・カテゴリの中から任意の数のジャンル又はカテゴリを選択することを要求するメッセージを表示部104に表示して、ユーザにジャンル・カテゴリの選択を要求する。
【0039】
ユーザが操作部102を操作してジャンル・カテゴリを選択すると(ステップS112)、制御部101は、選択されたジャンル・カテゴリにを示す情報(ジャンル・カテゴリ選択情報)を代理検索サーバ200へ送信する(ステップS113)。代理検索サーバ200の送受信部203がユーザ端末100からジャンル・カテゴリ選択情報を受信すると、制御部201は、ジャンル・カテゴリ選択情報を検索エンジンサーバ300に送信する。
【0040】
検索エンジンサーバ300が代理検索サーバ200からジャンル・カテゴリ選択情報を受信すると、制御部301はジャンル・カテゴリ情報を検索処理部302に通知し、キーワード検索によって得たURLの中からジャンル・カテゴリ選択情報によって示されるジャンル・カテゴリに属するものを抽出する(ステップS106)。ジャンル・カテゴリ選択情報に基づいて抽出されたURLの数が最大検出数以下であれば(ステップS107/Yes)、制御部301は、ジャンル・カテゴリ選択情報に基づいて検索処理部302が抽出したURLを代理検索サーバ200へ送信する(ステップS108)。
【0041】
代理検索サーバ200が検索エンジンサーバ300からURLを受信すると、制御部201は、受信したURLをユーザ端末100に送信する。ユーザ端末100が代理検索サーバ200からURLを受信すると、制御部101は受信したURLを表示部104に表示する(ステップS109)。
【0042】
なお、ジャンル・カテゴリ選択情報に応じて検索処理部302が抽出したURLの数が最大検出数を越える場合には(ステップS107/No)、制御部301は、ジャンル・カテゴリ情報を代理検索サーバ200へ再度送信して、ジャンル・カテゴリの選択を要求する(ステップS110、S111)。その後、ジャンル・カテゴリ選択情報に基づいて抽出したURLの数が最大検出数以下となるまで上記同様にステップS106〜S113の処理を繰り返す。
【0043】
図8に、本実施形態に係るURL検索システムの具体的な動作シーケンスの一例を示す。なお、ここに示すシーケンスでは、URL検索システムの利用を希望する者(利用希望者)は、システムを利用する権限を有しているものとする。
ユーザ端末100は、利用希望者の入力操作に応じて代理検索サーバ200へ接続要求を送信する(A101)。ユーザ端末100からの接続要求を受信した代理検索サーバ200は、利用希望者がシステムを利用する権限を有するか否かを判断するために、認証用情報の送信をユーザ端末100に要求する(A102)。利用希望者が認証用情報をユーザ端末100に入力すると(A103)、ユーザ端末100は認証用情報を代理検索サーバ200へ送信する(A104)。ユーザ端末100から認証用情報を受信した代理検索サーバ200は、ユーザ情報格納部205に格納されているユーザ情報に基づいて利用希望者を認証し、ユーザ端末100との接続を確立する(A105)。
【0044】
ユーザ端末100との接続が確立したのち、代理検索サーバ200は、検索式の基となる検索用の情報(検索文)及び最大検出件数を示す情報をユーザ端末100に要求する(A106)。利用希望者がユーザ端100に、検索文及び最大検出件数を入力すると(A107)、ユーザ端末100は、入力された情報を代理検索サーバ200へ送信する(A108)。
【0045】
ユーザ端末100から検索文及び最大検出件数を示す情報を受信した代理検索サーバ200は、検索文を解析してキーワードを抽出し、検索式を生成する(A109)。そして、生成した検索式及び最大検出数を示す情報と共にURL抽出要求を検索エンジンサーバ300に送信する(A110)。URL抽出要求を受信した検索エンジンサーバ300は、これとともに受信した検索式に基づいてURLデータベース304内に格納されている情報を検索し、検索式に適合するURLを抽出する(A111)。なお、ここでは、最大検出数を越えるURLが抽出されるものとする。
【0046】
検索エンジンサーバ300は、最大検出件数を超えるURLが抽出されたため、抽出されたURLが属するジャンル・カテゴリの情報を生成し、ジャンル・カテゴリの選択を要求する情報を代理検索サーバ200へ送信する(A112)。この情報を受信した代理検索サーバ200は、受信した情報をユーザ端末100に送信する(A113)。
【0047】
利用希望者がユーザ端末100を操作してジャンル・カテゴリを選択すると(A114)、ユーザ端末100は、利用希望者に選択されたジャンル・カテゴリを示す情報(ジャンル・カテゴリ選択情報)を代理検索サーバ200へ送信する(A115)。この情報を受信した代理検索サーバ200は、受信した情報を検索エンジンサーバ300に送信する(A116)。
【0048】
ジャンル・カテゴリ選択情報を受信した検索エンジンサーバ300は、キーワード検索によって抽出したURLの中からジャンル・カテゴリ選択情報で指定されたジャンル・カテゴリに属するものを選出する(A117)。なお、ここでは、ジャンル・カテゴリ選択情報に基づいて選出したURLは最大検出数以下であるとする。
【0049】
URLの数が最大検出数以下に絞り込まれたため、検索エンジンサーバ300は、選出したURLを代理検索サーバ200に送信する(A118)。代理検索サーバ200は、検索エンジンサーバ300から受信したURLをユーザ端末100に送信する(A119)。
このようにして、検索文から抽出されたキーワードに基づいて生成された検索式に適合するURLのうち、ユーザが選択したジャンル・カテゴリに属するもののみが検索結果としてユーザ端末100に通知される。
【0050】
このように、本実施形態に係るURL検索システムによれば、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0051】
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0052】
図9に、本実施形態に係るURL検索システムが備えるユーザ端末100の構成を示す。ユーザ端末100は、音声入力部105をさらに有する他は、第1の実施形態と同様である。音声入力部105は、音波を電気信号に変換する音電変換素子を備えており、ユーザから入力された音声を電気信号に変換して音声信号として取得する。
【0053】
図10に、本実施形態に係るURL検索システムが備える代理検索サーバ200の構成を示す。代理検索サーバ200は、音声認識部206及び音声辞書207をさらに有する他は、第1の実施形態と同様である。
音声辞書207には、形態素の音声としての情報が格納されており、音声認識部206は、音声辞書207に格納されている情報に基づいて、音声信号を解析して文字列データに変換する。
【0054】
なお、検索エンジンサーバ300は、第1の実施形態と同様である。
【0055】
次に、URL検索システムの動作について説明する。
図11に、ユーザ端末100のユーザが代理検索サーバ200を用いてURL検索を行う場合の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200がユーザを認証し、接続を確立するまでの動作(ステップS201、S202)の流れは、第1の実施形態と同様である。
【0056】
ユーザ端末100の制御部101は、代理検索サーバ200との接続が確立すると、表示部104にメッセージを表示して、検索したい情報に関する音声及び最大抽出件数の入力をユーザに要求する。この要求に応じたユーザが操作部103を操作して、最大抽出件数を入力し、検索したい情報に関する音声を音声入力部206を介して入力すると、制御部101は、入力された音声及び最大抽出件数を示す情報を代理検索サーバ200へ送信する(ステップS203)。
【0057】
代理検索サーバ200がユーザ端末100から検索したい情報に関する音声及び最大抽出件数の情報を受信すると、制御部201は、検索したい情報に関する音声のデータを音声認識部206に受け渡す。音声認識部206は、音声辞書207に格納されている音声データを参照して、検索したい情報に関する音声を文字列データに変換する(ステップS204)。音声認識部206は、変換した文字列データを文章解析部202に受け渡す。文章解析部202は、音声認識部206から受け渡された文字列データを、辞書データ格納部205に格納されている辞書データを参照し、第1の実施形態と同様に形態素に区切りってキーワードを抽出し、これに基づいた検索式を生成する(ステップS205)。
その後、ステップS206以降の動作は、第1の実施形態のステップS105〜S113と同様の動作が実行される。
【0058】
また、本実施形態に係るURL検索システムの別の動作例について説明する。図12に、本実施形態に係るURL検索システムを用いてURL検索を行う場合の動作の別の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200がユーザを認証し、接続を確立するまでの動作(ステップS251、S252)の流れは、第1の実施形態のステップS201、S202と同様である。
【0059】
ユーザ端末100のユーザは、操作部102を操作して最大検出数を入力するとともに、検索式の基となる情報を文字列として送るのか音声データとして送るのかを指定する。制御部101は、検索式の基となる情報をユーザがどの形式で送るのかを示す情報と最大検出数を示す情報とを代理検索サーバ200へ送信する(ステップS253)。この情報を代理検索サーバ200が受信すると、制御部201は、検索式の基となる情報の送信をユーザ端末100に要求する(ステップS254)。この要求をユーザ端末100が受信すると、制御部101は、検索式の基となる情報の入力を要求するメッセージを表示部104に表示して、ユーザに情報の入力を促す。
ユーザは、検索式の基となる情報を文字列として送信すると指定した場合には操作部102を介した入力操作により、音声として送信すると指定した場合には音声入力部206を用いて検索式の基となる情報をユーザ端末100に入力する。
【0060】
制御部101は、検索式の基となる情報を取得すると、この情報をインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ送信する(ステップS255)。
検索式の基となる情報を代理検索サーバ200が受信すると、制御部201は、そのデータが音声データであれば(ステップS256/Yes)、音声認識を行って文字列に変換する(ステップS257)。制御部201は、ユーザ端末100から受信した文字列、又は音声認識206が音声データから変換した文字列を文章解析部202に受け渡し、キーワードを抽出するとともに、これに基づいた検索式を生成する(ステップS258)。
【0061】
検索式が生成されると、制御部201は、検索式の基となるメッセージが他にあるか否かをユーザ端末100に問い合わせる。この問い合わせをユーザ端末100が受信すると、制御部101は、検索式の基となる情報が他にもあるか否かを問い合わせるメッセージを表示部104に表示させる。
【0062】
ユーザが操作部102を操作して、検索式の基となる情報が他に無いことを選択した場合は(ステップS259/No)、制御部101はその旨を示す情報を代理検索サーバ200に送信する。代理検索サーバ200は、ユーザ端末100から検索式の基となる情報が他には無いことを通知されると、制御部201は、第1の実施形態のステップS106と同様に、最大検出数を示す情報及び検索式を検索エンジンサーバ300へ送信する。その後は、第1の実施形態と同様の処理を実行する。
【0063】
ユーザが操作部102を操作して、検索式の基となる情報が他にもあることを選択した場合は(ステップS259/Yes)、制御部101はその旨を示す情報を代理検索サーバ200へ送信する。代理検索サーバ200がこの情報を受信すると、制御部201は、検索式の基となる情報をどの形式で送信するかを指定するように要求する情報をユーザ端末100に送信する(ステップS260)。
ユーザ端末100がこの情報を受信すると、制御部101は検索式の基となる情報をどの形式で送信するか、及びこの情報に基づいて生成される検索式をor条件とするかand条件とするかの指定を促すメッセージを表示部104に表示させる。このメッセージに応じて、ユーザが操作部102を操作し、検索式の基となる文章をどの形式で送信するか、及びこの情報に基づいて生成される検索式をor条件とするかand条件とするかを指定すると、制御部101は、指定された形式・条件を示す情報を代理検索サーバ200に送信する(ステップS261)。
以降、検索式の基となる情報を全て代理検索サーバ200へ送信し終えるまで以上の手順を繰り返し実行する(ステップS254〜S261)。
その後の動作は、第1の実施形態と同様である。
【0064】
なお、図13に示すように、検索式の基となる情報の全てから検索式を生成した後に、各検索式の組合せ条件を設定するようにしても良い。この場合の動作の流れを以下に説明する。ステップS251’〜S259’の処理は、図12のステップS251〜S259の処理と同様である。
制御部201は、文章解析部202が検索式の基となる情報全てから検索式を生成し終えると(ステップS259’/No)、各検索式の組合せの指定するようにユーザ端末100に要求する。ユーザ端末100がこの要求を受信すると、制御部101は各検索式の組合せを指定するように要求するメッセージを表示部104に表示させる。そして、制御部101は、ユーザが操作部102を操作することによって指定された各検索式の組合せを条件を示す情報を代理検索サーバ200へ送信する。制御部201は、各検索式をユーザ端末100から指定された条件に従って組み合わせる。これにより、制御部201は、ユーザに指定された条件に従って組み合わせた各検索式を検索エンジンサーバ300に送信し、URL検索を依頼する。この後は。第1の実施形態のステップS106以降のと同様の処理を行う。
【0065】
本実施形態においては、検索式の基となる情報を音声として入力することができるため、ユーザは操作部102を用いて検索文を入力する作業を行う必要がない。よって、ユーザが操作部102の操作に不慣れであったり、操作部102が文章を入力するのに不向きなデバイス(ポインティングデバイスなど)であっても、検索式の基となる情報を速やかに入力できる。
また、外国語の単語で正しい綴りが不明であったり、正しい漢字が不明な単語であったとしても、発音さえ判ればこれを基にキーワードを抽出することが可能となる。
【0066】
このように、本実施形態に係るURL検索システムは、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0067】
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0068】
図14に、本実施形態に係るURL検索システムが備えるユーザ端末100の構成を示す。本実施形態においてユーザ端末100は、画像入力部106をさらに有する他は、第1の実施形態と同様である。画像入力部106は、スキャナやデジタルカメラなどの画像データを生成する装置の他、画像データが記録された情報記録媒体から画像データを読み出す装置を適用することも可能である。
【0069】
図15に、本実施形態に係るURL検索システムが備える代理検索サーバ200の構成を示す。本実施形態において、代理検索サーバ200は、画像認識部208及び画像辞書209をさらに有する他は、第1の実施形態と同様である。
画像辞書209には、画像としての特徴データ(輪郭、色調など)と形態素とが関連づけられて格納されている。例えば、“自動車の輪郭”という特徴データと“自動車”という形態素とが関連づけられて格納されている。
画像認識部208は、画像データから特徴データを抽出する機能を有し、抽出した特徴データと一致するものを画像辞書209に格納されている情報の中から選出することで、画像データを文字列データに変換する。
【0070】
なお、検索エンジンサーバ300については、第1の実施形態と同様である。
【0071】
本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する際の動作について説明する。
図16に、ユーザ端末100のユーザが代理検索サーバ200を用いてURL検索を行う場合の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200がユーザを認証し、接続を確立するまでの動作(ステップS301、S302)の流れは、第1の実施形態のステップS101、102と同様である。
【0072】
ユーザ端末100の制御部101は、代理検索サーバ200との接続が確立すると、表示部104にメッセージを表示して、検索したい情報に関する画像及び最大抽出件数の入力をユーザに要求する。この要求に応じたユーザが操作部103を操作して、最大抽出件数を入力し、検索したい情報に関する画像を画像入力部207を介して入力すると、制御部101は、入力された画像及び最大抽出件数を示す情報を代理検索サーバ200へ送信する(ステップS303)。
【0073】
代理検索サーバ200がユーザ端末100から検索したい情報に関する画像及び最大抽出件数の情報を受信すると、制御部201は、検索したい情報に関する画像データを画像認識部208に受け渡す。画像認識部208は、画像辞書209に格納されている画像としての特徴データを参照して、検索したい情報に関する画像を文字列データに変換する(ステップS304)。画像認識部208は、変換した文字列データを文章解析部202に受け渡す。ステップS305以降の動作は、第2の実施形態の第1の動作例のステップS205以降と同様である。
【0074】
なお、本実施形態に係るURL検索システムを用いて、第2の実施形態における第2の動作例と同様の処理を実行することも可能である。すなわち、検索式の基となる情報を画像として代理検索サーバ200に送信するか文字列として代理検索サーバ200へ送信するかをユーザ端末100のユーザが選択することも可能である。
【0075】
本実施形態においては、検索式の基となる情報を画像として入力することができるため、ユーザは操作部102を用いて検索文を入力する作業を行う必要がない。よって、ユーザが操作部102の操作に不慣れであったり、操作部102が文章を入力するのに不向きなデバイス(ポインティングデバイスなど)であっても、検索式の基となる情報を速やかに入力できる。
また、呼称・表記ともに不明なものであっても、画像さえ入手可能であれば、これを基にキーワードを抽出することが可能となる。
【0076】
このように、本実施形態に係るURL検索システムは、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0077】
〔第4の実施形態〕
本発明を好適に実施した第4の実施形態について説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0078】
図17に、本実施形態におけるユーザ端末100の構成を示す。本実施形態においてユーザ端末100は、第1の実施形態と同様の構成に加え、音声入力部105及び画像入力部106をさらに有する。なお、音声入力部105は第2の実施形態と、画像入力部106は第3の実施形態とそれぞれ同様である。
【0079】
また、図18に、本実施形態における代理検索サーバ200の構成を示す。本実施形態において代理検索サーバ200は、第1の実施形態と同様の構成に加え、音声認識部206、音声辞書207、画像認識部208及び画像辞書209をさらに有する。なお、音声認識部206及び音声辞書207は第2の実施形態と、画像認識部208及び画像辞書209は、第3の実施形態とそれぞれ同様である。
【0080】
本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する際の動作について説明する。
図19に、本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する場合の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200がユーザを認証し、接続を確立するまでの動作(ステップS401、S402)の流れは、第2の実施形態の第2の動作例のステップS251、S252と同様である。
【0081】
ユーザ端末100のユーザは、操作部102を操作して最大検出数を入力するとともに、検索式の基となる情報を文字列として送るのか音声データとして送るのか、又は画像データとして送るのかを指定する。制御部102は、検索式の基となる情報をユーザがどの形式で送るのかを示す情報と最大検出数を示す情報とを代理検索サーバ200へ送信する(ステップS403)。この情報を代理検索サーバ200が受信すると、制御部201は、検索式の基となる情報の送信をユーザ端末100に要求する(ステップS404)。この要求をユーザ端末100が受信すると、制御部101は、検索式の基となる情報の入力を要求するメッセージを表示部104に表示して、ユーザに情報の入力を促す。
ユーザは、検索式の基となる情報を文字列として送信すると指定した場合には操作部102を用いて、音声として送信すると指定した場合には音声入力部105を用いて、画像として送信すると指定し場合には画像入力部106を用いて検索式の基となる情報をユーザ端末100に入力する。
【0082】
検索式の基となる情報を取得した制御部101は、この情報をインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ送信する(ステップS405)。検索式の基となる情報を代理検索サーバ200が受信すると、制御部201は、そのデータが音声データであれば(ステップS406/音声)、音声認識を行って文字列に変換する(ステップS407)。また、検索式の基となる情報が画像データであれば(ステップS406/画像)、画像認識を行って文字列に変換する(ステップS408)。制御部201は、ユーザ端末100から受信した文字列、又は音声認識部206が音声データから変換した文字列あるいは画像認識部208が画像データから変換した文字列を文章解析部202に受け渡し、キーワードを抽出したのちに検索式を生成する(ステップS409)。
【0083】
ステップS410〜S412の動作は、第2の実施形態のステップS259〜S261の動作と同様である。
以降、検索式の基となる情報を全て代理検索サーバ200へ送信し終えるまで以上の手順を繰り返し実行する(ステップS404〜S412)。検索式の基となる情報を全て送信し終えた後の動作は、第1の実施形態と同様である。
【0084】
本実施形態においては、検索式の基となる情報を音声又は画像として入力することができるため、ユーザは操作部102を用いて検索文を入力する作業を行う必要がない。よって、ユーザが操作部102の操作に不慣れであったり、操作部102が文章を入力するのに不向きなデバイス(ポインティングデバイスなど)であっても、検索式の基となる情報を速やかに入力できる。
また、検索式の基となる情報は、文字列、音声及び画像のいずれであっても良く、これらを組み合わせることも可能であるため、検索作業に不慣れな者であっても所望のURLをより的確に検出できる。
【0085】
このように、本実施形態に係るURL検索システムは、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0086】
〔第5の実施形態〕
本発明を好適に実施した第5の実施形態に係るURL検索システムについて説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0087】
図20に、本実施形態における代理検索サーバ200の構成を示す。本実施形態において代理検索サーバ200は、第1の実施形態と同様の構成に加え、ジャンル・カテゴリ情報格納部210をさらに有する。
ジャンル・カテゴリ情報格納部210は、検索エンジンサーバ300が備えるURLデータベース304内のデータが、どのような階層構造となっているかを示す情報が格納されている。
【0088】
本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する場合の動作の流れを説明する。
図21に、本実施形態に係るURL検索システムの動作の流れを示す。ステップS501〜S504までの処理は、第1の実施形態のステップS101〜S104までの処理と同様である。
文章解析部202が検索式を生成すると、制御部201は、ジャンル・カテゴリ情報格納部210に格納されている情報を参照し、検索式の中に“ジャンル”と一致するキーワードが含まれるか否かを確認する(ステップS505)。
【0089】
検索式の中にジャンル名と一致するキーワードが含まれる場合(ステップS505/Yes)、制御部201は、そのキーワードが単独で“or検索”のパラメータとなるかを判断する(ステップS506)。ジャンル名と一致するキーワードが単独でor検索のパラメータとなる場合には(ステップS506/Yes)、制御部201は、そのキーワードについては検索式から削除する(ステップS507)。なお、全てのキーワードがジャンル名と一致し、かつ単独でor検索の条件となる場合には、制御部201は別の検索文を送信するようにユーザ端末100に要求する。
【0090】
なお、文章解析部202が抽出したキーワードの中にジャンル名と一致するものが存在しない場合や(ステップS505/No)、ジャンル名と一致するキーワードが検索式に含まれるが、そのキーワードが単独ではor検索のパラメータとならない場合には(ステップS506/No)全てのキーワードが検索式に採用される。
【0091】
この後、制御部201は、検索式を検索エンジンサーバ300へ送信する(S508)。この後の動作は、第1の実施形態のステップS106以降の処理と同様である。
【0092】
ジャンル名と一致するキーワードを単独でor検索のパラメータとして用いてURL検索を実行した場合には、大量のURLが検出される可能性が高いが、本実施形態に係るURL検索システムは、文章解析の結果ジャンル名と一致するキーワードが抽出された場合にそのキーワードを単独ではor検索のパラメータとしては採用しないため、後で絞り込み検索を行わなければならなくなる検索式でのURL検索を回避できる。
なお、ここではジャンル名と一致するキーワードが単独でor検索のパラメータとして検索式に含まれる場合に、そのキーワードを検索式から除去する例を説明したが、上位のカテゴリ名と一致するキーワードが単独でor条件となる場合にも大量のURLが検出される可能性があるため、このようなキーワードが抽出された場合にも上記同様の処理を行うようにしてもよい。
【0093】
このように、本実施形態に係るURL検索システムは、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、大量のURLが検出される条件でのURL検索を回避できる。さらに、検索によって多数のURLが選出されたとしても、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0094】
〔第6の実施形態〕
本発明を好適に実施した第6の実施形態について説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0095】
図22に、本実施形態に係る代理検索サーバ200の構成を示す。本実施形態における代理検索サーバ200は、第4の実施形態と同様の構成に加えて、検索式記憶部211をさらに有する。
検索式格納部211は、検索エンジンサーバ300へ送信する検索式と同じものが格納される。
【0096】
図23に、本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する場合の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200においてキーワードを抽出するまでの処理は(ステップS601からステップS609)、第4の実施形態におけるステップS401〜S409と同様である。ユーザ端末100から受信した検索用データから文章解析部202がキーワードを抽出すると、制御部201は抽出されたキーワードを基に検索式を生成し、生成した検索式を検索式格納部211に格納する(ステップS605)。また、制御部201は、最大検出数を示す情報及び生成した検索式を検索エンジンサーバ300へ送信する(ステップS606)。
【0097】
以降、URLデータベース304に格納されている情報の中から、最大検出数以下のURLを抽出する処理は(ステップS607、S608、S613〜S616)、第1の実施形態のステップS106、S107、S111〜S115の処理と同様である。
【0098】
URLデータベース304に格納されている情報の中から最大検出数以下のURLを抽出したのち、制御部301は抽出したURLを代理検索サーバ200に送信する(ステップS609)。
代理検索サーバ200が検索エンジンサーバ300からURLを受信すると、制御部201は検索式格納部211に格納されている検索式を読み出して取得する(ステップS610)。そして制御部201は、検索エンジンサーバ300から取得したURLと検索式格納部211から読み出した検索式とをユーザ端末100に送信する(ステップS611)。ユーザ端末100が代理検索サーバ200からURL及び検索式を受信すると、制御部101は、検索結果としてURLと共に検索式を表示部104に表示する(ステップS612)。
【0099】
検索式の基となる情報が音声や画像である場合、その音声や画像からユーザが所望する情報に関するキーワードが抽出されない可能性がある。例えば、検索式の基となる情報が音声の場合は同音異句が誤って認識される可能性があるし、検索式の基となる情報が画像の場合には、外観が類似する別の物を示す画像として認識される可能性がある。そして、音声や画像からユーザが意図していないキーワードが抽出された場合には、ユーザがアクセスを希望する情報に関するURLはキーワード検索によっては抽出されない。この場合に、単に抽出されたURLのみを検出結果としてユーザに提示すると、ユーザがアクセスを希望する情報に関連するURLが実際には存在するにも関わらず、存在しないとユーザが誤認する可能性がある。
【0100】
本実施形態においては、検出されたURLに加えて検索式もユーザ端末100に通知されるため、ユーザは、どのような検索式でURLが抽出されたのかを知ることができる。よって、検索によって得られたURLが自身が意図していないキーワードを用いて抽出されたものであった場合には、検索式の基となる情報を変えることで、アクセスしたい情報に関するURLを的確に検索できる。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0101】
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれらに限定されることはない。
例えば、上記各実施形態においては、代理検索サーバ200と検索エンジンサーバ300とがインターネット網を介して接続された別個の構成である場合を例に説明したが、代理検索サーバ200に検索エンジンサーバ300がLAN等のサーバ内ネットワークを介して接続され、サーバ内ネットワークで繋がっている構成でも良い。この場合、インターネット網に接続する送受信部のほかに、LANのインタフェースを個別に設けても良い。さらに、本発明では、代理検索サーバ200と検索エンジンサーバ300とが単一の装置としてこれらの機能を兼ね備える構成であっても良い。
また、URLデータベース400は、上記実施形態のように検索エンジンサーバ300と一体の構成であっても良いし、検索エンジンサーバ300とは別個の構成であっても良い。
また、ユーザ端末100とインターネット網500との接続の形態は、有線通信でも良いし無線通信でも良い。ユーザ端末は、移動体通信網に接続する移動体通信端末でも、あるいは、無線LANやインターネットに接続するコンピュータ端末、他の通信端末であっても良く、その種類は問わない。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
【0102】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザ端末のユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果の中からユーザ自身で探し出す必要のないURL検索システム及びURL検索方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を好適に実施した第1の実施形態にかかるURL検索システムの構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態に係るユーザ端末の構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図4】第1の実施形態に係る検索エンジンサーバの構成を示す図である。
【図5】URLデータベース内に階層構造を形成するジャンル及びカテゴリの関係を示す図である。
【図6】URLを示す情報がキーワードと関連づけられてURLデータベース内に格納されている状態を示す図である。
【図7】第1の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図8】第1の実施形態に係るURL検索システムの具体的な動作シーケンスの一例を示す図である。
【図9】本発明を好適に実施した第2の実施形態に係るユーザ端末の構成を示す図である。
【図10】第2の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図11】第2の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図12】第2の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の別の動作の流れを示す図である。
【図13】第2の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際のさらに別の動作の流れを示す図である。
【図14】本発明を好適に実施した第3の実施形態に係るユーザ端末の構成を示す図である。
【図15】第3の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図16】第3の実施形態に係る代理検索サーバがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図17】本発明を好適に実施した第4の実施形態に係るユーザ端末の構成を示す図である。
【図18】第4の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図19】第4の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図20】本発明を好適に実施した第5の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図21】第5の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図22】本発明を好適に実施した第6の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図23】第6の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【符号の説明】
100 ユーザ端末
101、201、301 制御部
102 操作部
103、203、303 送受信部
104 表示部
105 音声入力部
106 画像入力部
202 文章解析部
204 辞書データ格納部
205 ユーザ情報格納部
206 音声認識部
207 音声辞書データ格納部
208 画像認識部
209 画像辞書データ格納部
210 ジャンル・カテゴリ情報格納部
211 検索式格納部
302 検索処理部
304 URLデータベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット上で公開されている情報のURLを検索するためのシステム及び方法に関し、特に、URLを検索するために用いるキーワードをユーザが創造しなくても良いURL検索システム及びそれに使用するサーバ並びにURL検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信インフラストラクチャが整備されたことにより、インターネットの利用者が増加しており、これに伴って様々な情報がインターネット上で公開されている。
【0003】
インターネット上で公開されている情報の所在は、URL(Uniform Resource Locators)によって特定される。このため、インターネット上で公開されている情報に情報処理端末からアクセスする場合には、その情報のURLを情報処理端末に入力する必要があり、URLが不明な情報に対してアクセスすることはできない。
【0004】
所望の情報のURLを取得するための手法として「キーワード検索」が広く用いられており、一般にこの手法は、URLとキーワードとが関連づけて格納されたデータベースを備えた“検索エンジン”と呼ばれるサーバを利用して行われる。すなわち、ユーザ端末から検索エンジンへキーワードを送信し、検索エンジンにおいてキーワードと関連づけられているURLを抽出してユーザ端末へ通知することで、ユーザ端末がキーワードと関連のあるURLを取得する。
【0005】
キーワード検索を行うためには、ユーザ自身でアクセスしたい情報に関連するキーワードを想定する必要がある。しかし、キーワード検索に精通した者ならいざ知らず、不慣れなユーザの場合には、アクセスしたい情報に関する適切なキーワードを想定できないことも多い。
【0006】
不適切なキーワードを用いてキーワード検索を行った場合、所望する情報に関連するURLが検索エンジンの備えるデータベースから抽出されないため、ユーザ端末が取得するURLは所望する情報とは関係のないものとなってしまう。
この場合には、ユーザは所望の情報にアクセスできないだけでなく、その情報がインターネット上で公開されていないと判断してしまうこともある。
【0007】
ユーザが自身でキーワードを想定しなくともURLの検索を行える従来技術として、特許文献1に開示される「情報検索装置、情報検索プログラム及び記録媒体」や特許文献2に開示される「電子メールを利用した情報検索方法、情報検索システムおよびプログラム」がある。
【0008】
特許文献1に記載の発明は、画像に関連する情報のURLを検索する場合に、ユーザ端末から画像検索エンジンに画像データをアップロードし、画像検索エンジンにおいて画像から特徴データ(輪郭など)を抽出することで何の画像であるかを判断し、その画像に関するキーワードをキーワード検索エンジンに送信してキーワード検索を行うものである。
【0009】
特許文献2に記載の発明は、アクセスしたい情報に関する文章をユーザ端末のユーザが自由な書式で作成し、その文章を検索を実行するための指定のメールアドレスに対して電子メールにて送信する。そして、この電子メールを受信した検索エンジンが文章からキーワードを抽出し、これを用いてキーワード検索を実行するものである。
【0010】
上記各特許文献に記載の発明によれば、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定しなくともURLを検索できるため、キーワード検索に不慣れな者であっても、所望の情報に容易にアクセスできる。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−297648号公報
【特許文献2】
特開2003−76711号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、インターネット上に公開されている情報は膨大な数に上るため、検索条件の設定の仕方によっては、検索エンジンにおいて極めて多数のURLが抽出されることがある。
【0013】
上記特許文献1や特許文献2に記載の発明は、このような場合については何ら考慮されていないため、検索の結果大量のURLがユーザ端末に通知された場合には、検索結果として通知された大量のURLのうちアクセスしたい情報に関連するものをユーザ端末のユーザ自身が探し出さなければならなかった。
【0014】
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザ端末のユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果の中からユーザ自身で探し出す必要のないURL検索システム及びURL検索方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、インターネット網を介して情報を送受信可能なユーザ端末と、インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、該URLデータベース内に格納されているURLの中から検索式に適合するものを抽出する検索装置と、ユーザ端末からの要求に応じて検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するサーバと、がインターネット網を介して接続されたURL検索システムであって、ユーザ端末は、検索式の基となる情報をサーバに送信する手段と、この情報に関連する最大検出数以下のURLを検出結果として通知するようにサーバに要求する手段とを有し、サーバは、ユーザ端末から受信した情報からキーワードを抽出し、検索式を生成する手段と、検索式に適合するURLを検索するように検索装置に要求する手段と、最大検出数を示す情報を検索装置に送信する手段と、検索装置から受信した階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するようユーザ端末に要求する手段と、いずれの階層がユーザ端末においてユーザに選択されたかを示す階層選択情報を、検索装置に送信する手段と、検索装置から受信した検索結果をユーザ端末へ通知する手段とを有し、検索装置は、サーバから受信した検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す階層情報を生成し、サーバに送信する手段と、サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から、階層選択情報によって示される階層に属するものを選出する手段とを有することを特徴とするURL検索システムを提供するものである。
【0016】
上記本発明の第1の態様においては、検索装置は、サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLのうち、階層選択情報によって示される階層に属するURLが最大検出数を超過する場合は、サーバに再度階層情報を送信することが好ましい。また、サーバは、検索式を検索結果と共にユーザ端末に通知することが好ましい。また、サーバは、URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することが好ましい。また、サーバは、音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。また、サーバは、画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。
【0017】
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、ユーザ端末にインターネット網を介して接続され、ユーザ端末からの要求に応じて検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するURL検索のためのサーバであって、インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、ユーザ端末から検索式の基となる情報とその情報に関連する最大検出数を受信する手段と、ユーザ端末から受信した検索式の基となる情報からキーワードを抽出し、検索式を生成する手段と、URLデータベース内に格納されているURLの中から検索式に適合するものを抽出する検索手段と、検索手段が検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す階層情報を生成する手段と、階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するようユーザ端末に要求する手段と、いずれの階層がユーザ端末においてユーザに選択されたかを示す階層選択情報をユーザ端末から取得する手段と、サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から階層選択情報によって示される階層に属するものを選出する手段と、検索手段が検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数以下の場合には、検索手段によって抽出されたURLを、検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数を超過する場合には、その中から選出された階層選択情報によって示される階層に属するURLを検索結果としてユーザ端末へ通知する手段とを有することを特徴とするサーバを提供するものである。
【0018】
上記本発明の第2の態様においては、検索式に基づいて検索手段が抽出したURLのうち、階層選択情報によって示される階層に属するURLが最大検出数を超過する場合は、再度階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するようにユーザ端末に要求することが好ましい。また、検索式を検索結果と共にユーザ端末に通知することが好ましい。また、URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することが好ましい。また、音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。また、画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。
【0019】
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、インターネット網を介して情報を送受信可能なユーザ端末と、インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、該URLデータベース内に格納されているURLの中から検索式に適合するものを抽出する検索装置と、ユーザ端末からの要求に応じて検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するサーバと、がインターネット網を介して接続されたシステムにおいて、検索式の基となる情報をユーザ端末からサーバへ送信し、該検索式の基となる情報に関連する最大検出数以下のURLを検出結果として通知するようにユーザ端末がサーバに要求し、サーバが、ユーザ端末から受信した情報からキーワードを抽出して、検索式を生成し、検索式に適合するURLを検索するようにサーバが検索装置に要求し、最大検出数を示す情報をサーバが検索装置に送信し、サーバから受信した検索式に適合するURLをURLデータベース内に格納されているURLの中から検索装置が抽出し、該抽出したURLの数が最大検出数を超過するか否かを検索装置が判断し、サーバから受信した検索式に基づいて抽出したURLの数が最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す階層情報を検索装置が生成してサーバに送信し、検索装置から受信した階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するようサーバがユーザ端末に要求し、いずれの階層がユーザ端末において選択されたかを示す階層選択情報を、サーバから検索装置に送信し、サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から、階層選択情報によって示される階層に属するものを検索装置が選出し、最大検出数以下のURLを検索結果として検索装置がサーバへ送信し、該検出結果をサーバがユーザ端末へ通知することを特徴とするURL検索方法を提供するものである。
【0020】
上記本発明の第3の態様においては、サーバから受信した検索式に基づいて検索装置が抽出したURLのうち、階層選択情報によって示される階層に属するURLが最大検出数を超過する場合は、検索装置はサーバに再度階層情報を送信することが好ましい。また、サーバは、検索式を検索結果と共にユーザ端末に通知することが好ましい。また、サーバは、URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することが好ましい。また、サーバは、音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。また、サーバは、画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報をユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るURL検索システムを示す。このURL検索システムは、ユーザ端末100(特許請求の範囲におけるユーザ端末)、代理検索サーバ200(特許請求の範囲におけるサーバ)及び検索エンジンサーバ300(特許請求の範囲における検索装置)を有し、これらがインターネット網500を介して接続されて構成される。
【0022】
図2に、ユーザ端末100の構成を示す。ユーザ端末100は、インターネット網500を介して情報を送受信する機能を備えた情報処理装置であり、制御部101、操作部102、送受信部103及び表示部104を有する。
制御部101は、ユーザ端末100の各部の動作を制御する機能部である。操作部102は、ユーザが入力操作を行うためのインタフェースであり、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネルなどである。送受信部103は、ネットワーク網500を介して情報を送受信するための機能部であり、ネットワーク網500へ発信する信号を変調したり、ネットワーク網500から受信する信号を復調するなどの処理を行う。表示部104は、ユーザにメッセージを提示する機能部であり、ディスプレイ、スピーカなどである。
【0023】
図3に代理検索サーバ200の構成を示す。代理検索サーバ200は、ユーザ端末100から取得した情報を解析してキーワードを抽出し、抽出したキーワードを用いたURL検索を検索エンジンサーバ300に依頼するためのサーバである。代理検索サーバ200は、制御部201、文章解析部202、送受信部203、辞書データ204格納部及びユーザ情報205格納部を有する。
制御部201は、代理検索サーバ200の各部の動作を制御する機能部である。文章解析部202は、文章(文字列)を解析してキーワードを抽出し、これを用いた検索式を生成する処理を行う。送受信部203は、ネットワーク網500を介して情報を送受信するための機能部である。辞書データ204格納部には、文章解析部202が文章を解析する処理を行う際に用いるデータ(辞書データ)が格納されている。ユーザ情報格納部205には、ユーザ端末100のユーザを認証する際に用いるための情報が格納されている。
【0024】
図4に、検索エンジンサーバ300の構成を示す。検索エンジンサーバ300は、制御部301、検索処理部302、送受信部303及びURLデータベース304(特許請求の範囲におけるURLデータベース)を有する。
制御部301は、検索エンジンサーバ300の各部の動作を制御する機能部である。検索処理部部302は、代理検索サーバ200から取得したキーワードに関連づけられているURLをURLデータベース304から抽出する処理を行う。URLデータベース304には、各種情報のURLが各々キーワードに関連づけられた上で、階層構造で格納されている。
【0025】
図5に、URLデータベース304内に格納されている情報の構造を示す。URLデータベース304内に格納されている情報は、“音楽”や“車”といった“ジャンル”によって分類されている。それぞれのジャンルは“曲名”や“メーカ”といった“カテゴリ”に分けられており、カテゴリによっては、その中が更に細かいカテゴリ分けられている。このため、各ジャンルに属する情報は全体的に見るとツリー状の階層構造を呈している。
【0026】
なお、ここでは、“音楽”や“車”といった、最も大きな分類を“ジャンル”と定義し、ジャンル内における分類を“カテゴリ”と定義する。また、あるカテゴリが更に細かいカテゴリに分けられている場合には、細分する方を“下位カテゴリ”、内包する方を“上位カテゴリ”と表現する。図5を例に説明すると、“邦楽”というカテゴリは“曲名”というカテゴリに含まれているため、“邦楽”が下位カテゴリ、“曲名”が上位カテゴリとなる。
【0027】
図6に示すように、各URLの情報は、その情報が属するジャンルの中で、そのURLに関連する下位カテゴリが存在しないカテゴリに分類される。例えば、邦楽、洋楽、クラシック・・・のいずれのカテゴリにも属さない音楽の曲名に関する情報の“http://www.xxx.co.jp”というURLは、“音楽”というジャンルの“曲名”というカテゴリに格納される。
【0028】
次に、URL検索システムの動作について説明する。
図7に、ユーザ端末100のユーザが代理検索サーバ200を用いてURL検索を行う場合の動作の流れを示す。
まず、ユーザ端末100のユーザは、操作部103を操作すると、制御部101により接続要求を発生し、送受信部103からインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ接続要求を送信する(ステップS101)。
【0029】
ユーザ端末100からの接続要求を受信した代理検索サーバ200は、ユーザ端末100に対して認証情報の送信を要求する。なお、認証情報としては、ユーザIDとパスワードとの組合せの他、バイオメトリックス認証に用いる情報(指紋、声紋、虹彩など)による情報なども適用可能である。代理検索サーバ200から認証情報を要求されると、ユーザ端末100の制御部101は、表示部104に認証情報の入力を要求するメッセージを表示する。
【0030】
ユーザ端末100のユーザが操作部103を操作して認証情報を入力すると、制御部101は入力された認証情報をインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ送信する。
【0031】
代理検索サーバ200の制御部201は、ユーザ端末100から認証情報を取得すると、取得した認証情報と一致する情報がユーザ情報格納部205に格納されているかを判断する(ステップS102)。ユーザ端末100から受信した認証情報と一致するものがユーザ情報格納部205に格納されていれば、制御部201は、ユーザ端末100に接続を許可する。一方、ユーザ端末100から受信した認証情報と一致するものがユーザ情報格納部205に格納されていない場合には、制御部201はユーザ端末100に接続を許可せず処理を終了する。なお、この場合には、制御部201がユーザ端末100に再度認証情報の送信を要求するようにしても良い。
【0032】
ユーザ端末100の制御部101は、代理検索サーバ200との接続が確立すると、表示部104にメッセージを表示して、検索したい情報に関する文章(検索文)及び最大抽出件数の入力をユーザに要求する。この要求に応じたユーザが操作部102を操作して、検索文及び最大抽出件数を入力すると、制御部101は、検索文及び最大抽出件数を代理検索サーバ200へ送信する(ステップS103)。
【0033】
代理検索サーバ200がユーザ端末100から検索文及び最大抽出件数の情報を受信すると、制御部201は、検索文を文章解析部202に受け渡す。文章解析部202は、辞書データ格納部204に格納されている辞書データを参照して、検索文を形態素に区切り、名詞や動詞、形容詞などをキーワードとして抽出する。さらに、検索文中に“又は”や“あるいは”を意味する語句が含まれている場合には、その語句の前後をor条件とし、“及び”や“且つ”を意味する語句が含まれている場合には、その語句の前後をand条件とする検索式を生成する(ステップS104)。
例えば、ユーザ端末100から取得した検索文が「東京又は横浜にある、おいしいお好み焼き屋。」であれば“東京”、“横浜”、“おいしい”、“お好み焼き屋”が抽出され、“東京”と“横浜”とをor条件とする検索式((東京+横浜)×おいしい×お好み焼き屋)が生成される。なお、ここで“+”はor条件を、“×”はand条件を表す。
文章解析部202が検索文からキーワードを抽出し、検索式を生成すると、制御部201はこの検索文と最大抽出件数に関する情報とをインターネット網500を介して検索エンジンサーバ300へ送信する(ステップS105)。
【0034】
検索エンジンサーバ300が代理検索サーバ200から検索式及び最大抽出件数に関する情報を受信すると、制御部301は受信した検索式を検索処理部302に受け渡す。検索式を受け渡された検索処理部302は、URLデータベース304に格納されているURLの中から検索式に適合するものを選出する(ステップS106)。
なお、検索式と適合するURLがURLデータベース304に格納されていない場合は、制御部301はインターネット網500を介して接続されている他の情報処理装置(インターネットサーバ400)に問い合わせ要求を送信し、検索式に適合するURLを取得する。
【0035】
検索処理部302が選出したURLの数が最大抽出件数以下であった場合(ステップS107/Yes)、制御部301は、抽出されたURLをインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ送信する(ステップS108)。検索エンジンサーバ300からURLを受信した代理検索サーバ200は、受信したURLをインターネット網500を介してユーザ端末100へ送信する。ユーザ端末100が代理検索サーバ200からURLを受信すると、制御部101は受信したURLを表示部104に表示する(ステップS109)。
【0036】
一方、検索処理部302が選出したURLの数が最大検出件数を超える場合(ステップS107/No)、制御部301は、抽出された各URLの上位カテゴリ又はジャンルを取得する(ステップS110)。図6を例に説明すると、http://www.yyy.co.jpというURLの場合には、制御部301は、これが属する“曲名”というカテゴリを示す情報を取得する。また、http://www.bbb.co.jpというURLの場合には、制御部301は、これが属する音楽というジャンルを示す情報を取得する。そして、制御部301は、選出したURLが属するジャンル・カテゴリを示す情報(ジャンル・カテゴリ情報)を代理検索サーバ200に送信する。
【0037】
代理検索サーバ200が検索エンジンサーバ300からジャンル・カテゴリ情報を取得すると、制御部201は、受信したジャンル・カテゴリ情報に含まれるジャンル又はカテゴリの中から任意の数を選択する要求(ジャンル・カテゴリ選択要求)を発生し、送受信部203を経由してジャンル・カテゴリ情報とともにユーザ端末100へ送信する(ステップS111)。
【0038】
ユーザ端末100が代理検索サーバ200からジャンル・カテゴリ情報及びジャンル・カテゴリ選択要求を受信すると、制御部101は、ジャンル・カテゴリ情報によって示されるジャンル・カテゴリの中から任意の数のジャンル又はカテゴリを選択することを要求するメッセージを表示部104に表示して、ユーザにジャンル・カテゴリの選択を要求する。
【0039】
ユーザが操作部102を操作してジャンル・カテゴリを選択すると(ステップS112)、制御部101は、選択されたジャンル・カテゴリにを示す情報(ジャンル・カテゴリ選択情報)を代理検索サーバ200へ送信する(ステップS113)。代理検索サーバ200の送受信部203がユーザ端末100からジャンル・カテゴリ選択情報を受信すると、制御部201は、ジャンル・カテゴリ選択情報を検索エンジンサーバ300に送信する。
【0040】
検索エンジンサーバ300が代理検索サーバ200からジャンル・カテゴリ選択情報を受信すると、制御部301はジャンル・カテゴリ情報を検索処理部302に通知し、キーワード検索によって得たURLの中からジャンル・カテゴリ選択情報によって示されるジャンル・カテゴリに属するものを抽出する(ステップS106)。ジャンル・カテゴリ選択情報に基づいて抽出されたURLの数が最大検出数以下であれば(ステップS107/Yes)、制御部301は、ジャンル・カテゴリ選択情報に基づいて検索処理部302が抽出したURLを代理検索サーバ200へ送信する(ステップS108)。
【0041】
代理検索サーバ200が検索エンジンサーバ300からURLを受信すると、制御部201は、受信したURLをユーザ端末100に送信する。ユーザ端末100が代理検索サーバ200からURLを受信すると、制御部101は受信したURLを表示部104に表示する(ステップS109)。
【0042】
なお、ジャンル・カテゴリ選択情報に応じて検索処理部302が抽出したURLの数が最大検出数を越える場合には(ステップS107/No)、制御部301は、ジャンル・カテゴリ情報を代理検索サーバ200へ再度送信して、ジャンル・カテゴリの選択を要求する(ステップS110、S111)。その後、ジャンル・カテゴリ選択情報に基づいて抽出したURLの数が最大検出数以下となるまで上記同様にステップS106〜S113の処理を繰り返す。
【0043】
図8に、本実施形態に係るURL検索システムの具体的な動作シーケンスの一例を示す。なお、ここに示すシーケンスでは、URL検索システムの利用を希望する者(利用希望者)は、システムを利用する権限を有しているものとする。
ユーザ端末100は、利用希望者の入力操作に応じて代理検索サーバ200へ接続要求を送信する(A101)。ユーザ端末100からの接続要求を受信した代理検索サーバ200は、利用希望者がシステムを利用する権限を有するか否かを判断するために、認証用情報の送信をユーザ端末100に要求する(A102)。利用希望者が認証用情報をユーザ端末100に入力すると(A103)、ユーザ端末100は認証用情報を代理検索サーバ200へ送信する(A104)。ユーザ端末100から認証用情報を受信した代理検索サーバ200は、ユーザ情報格納部205に格納されているユーザ情報に基づいて利用希望者を認証し、ユーザ端末100との接続を確立する(A105)。
【0044】
ユーザ端末100との接続が確立したのち、代理検索サーバ200は、検索式の基となる検索用の情報(検索文)及び最大検出件数を示す情報をユーザ端末100に要求する(A106)。利用希望者がユーザ端100に、検索文及び最大検出件数を入力すると(A107)、ユーザ端末100は、入力された情報を代理検索サーバ200へ送信する(A108)。
【0045】
ユーザ端末100から検索文及び最大検出件数を示す情報を受信した代理検索サーバ200は、検索文を解析してキーワードを抽出し、検索式を生成する(A109)。そして、生成した検索式及び最大検出数を示す情報と共にURL抽出要求を検索エンジンサーバ300に送信する(A110)。URL抽出要求を受信した検索エンジンサーバ300は、これとともに受信した検索式に基づいてURLデータベース304内に格納されている情報を検索し、検索式に適合するURLを抽出する(A111)。なお、ここでは、最大検出数を越えるURLが抽出されるものとする。
【0046】
検索エンジンサーバ300は、最大検出件数を超えるURLが抽出されたため、抽出されたURLが属するジャンル・カテゴリの情報を生成し、ジャンル・カテゴリの選択を要求する情報を代理検索サーバ200へ送信する(A112)。この情報を受信した代理検索サーバ200は、受信した情報をユーザ端末100に送信する(A113)。
【0047】
利用希望者がユーザ端末100を操作してジャンル・カテゴリを選択すると(A114)、ユーザ端末100は、利用希望者に選択されたジャンル・カテゴリを示す情報(ジャンル・カテゴリ選択情報)を代理検索サーバ200へ送信する(A115)。この情報を受信した代理検索サーバ200は、受信した情報を検索エンジンサーバ300に送信する(A116)。
【0048】
ジャンル・カテゴリ選択情報を受信した検索エンジンサーバ300は、キーワード検索によって抽出したURLの中からジャンル・カテゴリ選択情報で指定されたジャンル・カテゴリに属するものを選出する(A117)。なお、ここでは、ジャンル・カテゴリ選択情報に基づいて選出したURLは最大検出数以下であるとする。
【0049】
URLの数が最大検出数以下に絞り込まれたため、検索エンジンサーバ300は、選出したURLを代理検索サーバ200に送信する(A118)。代理検索サーバ200は、検索エンジンサーバ300から受信したURLをユーザ端末100に送信する(A119)。
このようにして、検索文から抽出されたキーワードに基づいて生成された検索式に適合するURLのうち、ユーザが選択したジャンル・カテゴリに属するもののみが検索結果としてユーザ端末100に通知される。
【0050】
このように、本実施形態に係るURL検索システムによれば、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0051】
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0052】
図9に、本実施形態に係るURL検索システムが備えるユーザ端末100の構成を示す。ユーザ端末100は、音声入力部105をさらに有する他は、第1の実施形態と同様である。音声入力部105は、音波を電気信号に変換する音電変換素子を備えており、ユーザから入力された音声を電気信号に変換して音声信号として取得する。
【0053】
図10に、本実施形態に係るURL検索システムが備える代理検索サーバ200の構成を示す。代理検索サーバ200は、音声認識部206及び音声辞書207をさらに有する他は、第1の実施形態と同様である。
音声辞書207には、形態素の音声としての情報が格納されており、音声認識部206は、音声辞書207に格納されている情報に基づいて、音声信号を解析して文字列データに変換する。
【0054】
なお、検索エンジンサーバ300は、第1の実施形態と同様である。
【0055】
次に、URL検索システムの動作について説明する。
図11に、ユーザ端末100のユーザが代理検索サーバ200を用いてURL検索を行う場合の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200がユーザを認証し、接続を確立するまでの動作(ステップS201、S202)の流れは、第1の実施形態と同様である。
【0056】
ユーザ端末100の制御部101は、代理検索サーバ200との接続が確立すると、表示部104にメッセージを表示して、検索したい情報に関する音声及び最大抽出件数の入力をユーザに要求する。この要求に応じたユーザが操作部103を操作して、最大抽出件数を入力し、検索したい情報に関する音声を音声入力部206を介して入力すると、制御部101は、入力された音声及び最大抽出件数を示す情報を代理検索サーバ200へ送信する(ステップS203)。
【0057】
代理検索サーバ200がユーザ端末100から検索したい情報に関する音声及び最大抽出件数の情報を受信すると、制御部201は、検索したい情報に関する音声のデータを音声認識部206に受け渡す。音声認識部206は、音声辞書207に格納されている音声データを参照して、検索したい情報に関する音声を文字列データに変換する(ステップS204)。音声認識部206は、変換した文字列データを文章解析部202に受け渡す。文章解析部202は、音声認識部206から受け渡された文字列データを、辞書データ格納部205に格納されている辞書データを参照し、第1の実施形態と同様に形態素に区切りってキーワードを抽出し、これに基づいた検索式を生成する(ステップS205)。
その後、ステップS206以降の動作は、第1の実施形態のステップS105〜S113と同様の動作が実行される。
【0058】
また、本実施形態に係るURL検索システムの別の動作例について説明する。図12に、本実施形態に係るURL検索システムを用いてURL検索を行う場合の動作の別の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200がユーザを認証し、接続を確立するまでの動作(ステップS251、S252)の流れは、第1の実施形態のステップS201、S202と同様である。
【0059】
ユーザ端末100のユーザは、操作部102を操作して最大検出数を入力するとともに、検索式の基となる情報を文字列として送るのか音声データとして送るのかを指定する。制御部101は、検索式の基となる情報をユーザがどの形式で送るのかを示す情報と最大検出数を示す情報とを代理検索サーバ200へ送信する(ステップS253)。この情報を代理検索サーバ200が受信すると、制御部201は、検索式の基となる情報の送信をユーザ端末100に要求する(ステップS254)。この要求をユーザ端末100が受信すると、制御部101は、検索式の基となる情報の入力を要求するメッセージを表示部104に表示して、ユーザに情報の入力を促す。
ユーザは、検索式の基となる情報を文字列として送信すると指定した場合には操作部102を介した入力操作により、音声として送信すると指定した場合には音声入力部206を用いて検索式の基となる情報をユーザ端末100に入力する。
【0060】
制御部101は、検索式の基となる情報を取得すると、この情報をインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ送信する(ステップS255)。
検索式の基となる情報を代理検索サーバ200が受信すると、制御部201は、そのデータが音声データであれば(ステップS256/Yes)、音声認識を行って文字列に変換する(ステップS257)。制御部201は、ユーザ端末100から受信した文字列、又は音声認識206が音声データから変換した文字列を文章解析部202に受け渡し、キーワードを抽出するとともに、これに基づいた検索式を生成する(ステップS258)。
【0061】
検索式が生成されると、制御部201は、検索式の基となるメッセージが他にあるか否かをユーザ端末100に問い合わせる。この問い合わせをユーザ端末100が受信すると、制御部101は、検索式の基となる情報が他にもあるか否かを問い合わせるメッセージを表示部104に表示させる。
【0062】
ユーザが操作部102を操作して、検索式の基となる情報が他に無いことを選択した場合は(ステップS259/No)、制御部101はその旨を示す情報を代理検索サーバ200に送信する。代理検索サーバ200は、ユーザ端末100から検索式の基となる情報が他には無いことを通知されると、制御部201は、第1の実施形態のステップS106と同様に、最大検出数を示す情報及び検索式を検索エンジンサーバ300へ送信する。その後は、第1の実施形態と同様の処理を実行する。
【0063】
ユーザが操作部102を操作して、検索式の基となる情報が他にもあることを選択した場合は(ステップS259/Yes)、制御部101はその旨を示す情報を代理検索サーバ200へ送信する。代理検索サーバ200がこの情報を受信すると、制御部201は、検索式の基となる情報をどの形式で送信するかを指定するように要求する情報をユーザ端末100に送信する(ステップS260)。
ユーザ端末100がこの情報を受信すると、制御部101は検索式の基となる情報をどの形式で送信するか、及びこの情報に基づいて生成される検索式をor条件とするかand条件とするかの指定を促すメッセージを表示部104に表示させる。このメッセージに応じて、ユーザが操作部102を操作し、検索式の基となる文章をどの形式で送信するか、及びこの情報に基づいて生成される検索式をor条件とするかand条件とするかを指定すると、制御部101は、指定された形式・条件を示す情報を代理検索サーバ200に送信する(ステップS261)。
以降、検索式の基となる情報を全て代理検索サーバ200へ送信し終えるまで以上の手順を繰り返し実行する(ステップS254〜S261)。
その後の動作は、第1の実施形態と同様である。
【0064】
なお、図13に示すように、検索式の基となる情報の全てから検索式を生成した後に、各検索式の組合せ条件を設定するようにしても良い。この場合の動作の流れを以下に説明する。ステップS251’〜S259’の処理は、図12のステップS251〜S259の処理と同様である。
制御部201は、文章解析部202が検索式の基となる情報全てから検索式を生成し終えると(ステップS259’/No)、各検索式の組合せの指定するようにユーザ端末100に要求する。ユーザ端末100がこの要求を受信すると、制御部101は各検索式の組合せを指定するように要求するメッセージを表示部104に表示させる。そして、制御部101は、ユーザが操作部102を操作することによって指定された各検索式の組合せを条件を示す情報を代理検索サーバ200へ送信する。制御部201は、各検索式をユーザ端末100から指定された条件に従って組み合わせる。これにより、制御部201は、ユーザに指定された条件に従って組み合わせた各検索式を検索エンジンサーバ300に送信し、URL検索を依頼する。この後は。第1の実施形態のステップS106以降のと同様の処理を行う。
【0065】
本実施形態においては、検索式の基となる情報を音声として入力することができるため、ユーザは操作部102を用いて検索文を入力する作業を行う必要がない。よって、ユーザが操作部102の操作に不慣れであったり、操作部102が文章を入力するのに不向きなデバイス(ポインティングデバイスなど)であっても、検索式の基となる情報を速やかに入力できる。
また、外国語の単語で正しい綴りが不明であったり、正しい漢字が不明な単語であったとしても、発音さえ判ればこれを基にキーワードを抽出することが可能となる。
【0066】
このように、本実施形態に係るURL検索システムは、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0067】
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0068】
図14に、本実施形態に係るURL検索システムが備えるユーザ端末100の構成を示す。本実施形態においてユーザ端末100は、画像入力部106をさらに有する他は、第1の実施形態と同様である。画像入力部106は、スキャナやデジタルカメラなどの画像データを生成する装置の他、画像データが記録された情報記録媒体から画像データを読み出す装置を適用することも可能である。
【0069】
図15に、本実施形態に係るURL検索システムが備える代理検索サーバ200の構成を示す。本実施形態において、代理検索サーバ200は、画像認識部208及び画像辞書209をさらに有する他は、第1の実施形態と同様である。
画像辞書209には、画像としての特徴データ(輪郭、色調など)と形態素とが関連づけられて格納されている。例えば、“自動車の輪郭”という特徴データと“自動車”という形態素とが関連づけられて格納されている。
画像認識部208は、画像データから特徴データを抽出する機能を有し、抽出した特徴データと一致するものを画像辞書209に格納されている情報の中から選出することで、画像データを文字列データに変換する。
【0070】
なお、検索エンジンサーバ300については、第1の実施形態と同様である。
【0071】
本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する際の動作について説明する。
図16に、ユーザ端末100のユーザが代理検索サーバ200を用いてURL検索を行う場合の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200がユーザを認証し、接続を確立するまでの動作(ステップS301、S302)の流れは、第1の実施形態のステップS101、102と同様である。
【0072】
ユーザ端末100の制御部101は、代理検索サーバ200との接続が確立すると、表示部104にメッセージを表示して、検索したい情報に関する画像及び最大抽出件数の入力をユーザに要求する。この要求に応じたユーザが操作部103を操作して、最大抽出件数を入力し、検索したい情報に関する画像を画像入力部207を介して入力すると、制御部101は、入力された画像及び最大抽出件数を示す情報を代理検索サーバ200へ送信する(ステップS303)。
【0073】
代理検索サーバ200がユーザ端末100から検索したい情報に関する画像及び最大抽出件数の情報を受信すると、制御部201は、検索したい情報に関する画像データを画像認識部208に受け渡す。画像認識部208は、画像辞書209に格納されている画像としての特徴データを参照して、検索したい情報に関する画像を文字列データに変換する(ステップS304)。画像認識部208は、変換した文字列データを文章解析部202に受け渡す。ステップS305以降の動作は、第2の実施形態の第1の動作例のステップS205以降と同様である。
【0074】
なお、本実施形態に係るURL検索システムを用いて、第2の実施形態における第2の動作例と同様の処理を実行することも可能である。すなわち、検索式の基となる情報を画像として代理検索サーバ200に送信するか文字列として代理検索サーバ200へ送信するかをユーザ端末100のユーザが選択することも可能である。
【0075】
本実施形態においては、検索式の基となる情報を画像として入力することができるため、ユーザは操作部102を用いて検索文を入力する作業を行う必要がない。よって、ユーザが操作部102の操作に不慣れであったり、操作部102が文章を入力するのに不向きなデバイス(ポインティングデバイスなど)であっても、検索式の基となる情報を速やかに入力できる。
また、呼称・表記ともに不明なものであっても、画像さえ入手可能であれば、これを基にキーワードを抽出することが可能となる。
【0076】
このように、本実施形態に係るURL検索システムは、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0077】
〔第4の実施形態〕
本発明を好適に実施した第4の実施形態について説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0078】
図17に、本実施形態におけるユーザ端末100の構成を示す。本実施形態においてユーザ端末100は、第1の実施形態と同様の構成に加え、音声入力部105及び画像入力部106をさらに有する。なお、音声入力部105は第2の実施形態と、画像入力部106は第3の実施形態とそれぞれ同様である。
【0079】
また、図18に、本実施形態における代理検索サーバ200の構成を示す。本実施形態において代理検索サーバ200は、第1の実施形態と同様の構成に加え、音声認識部206、音声辞書207、画像認識部208及び画像辞書209をさらに有する。なお、音声認識部206及び音声辞書207は第2の実施形態と、画像認識部208及び画像辞書209は、第3の実施形態とそれぞれ同様である。
【0080】
本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する際の動作について説明する。
図19に、本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する場合の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200がユーザを認証し、接続を確立するまでの動作(ステップS401、S402)の流れは、第2の実施形態の第2の動作例のステップS251、S252と同様である。
【0081】
ユーザ端末100のユーザは、操作部102を操作して最大検出数を入力するとともに、検索式の基となる情報を文字列として送るのか音声データとして送るのか、又は画像データとして送るのかを指定する。制御部102は、検索式の基となる情報をユーザがどの形式で送るのかを示す情報と最大検出数を示す情報とを代理検索サーバ200へ送信する(ステップS403)。この情報を代理検索サーバ200が受信すると、制御部201は、検索式の基となる情報の送信をユーザ端末100に要求する(ステップS404)。この要求をユーザ端末100が受信すると、制御部101は、検索式の基となる情報の入力を要求するメッセージを表示部104に表示して、ユーザに情報の入力を促す。
ユーザは、検索式の基となる情報を文字列として送信すると指定した場合には操作部102を用いて、音声として送信すると指定した場合には音声入力部105を用いて、画像として送信すると指定し場合には画像入力部106を用いて検索式の基となる情報をユーザ端末100に入力する。
【0082】
検索式の基となる情報を取得した制御部101は、この情報をインターネット網500を介して代理検索サーバ200へ送信する(ステップS405)。検索式の基となる情報を代理検索サーバ200が受信すると、制御部201は、そのデータが音声データであれば(ステップS406/音声)、音声認識を行って文字列に変換する(ステップS407)。また、検索式の基となる情報が画像データであれば(ステップS406/画像)、画像認識を行って文字列に変換する(ステップS408)。制御部201は、ユーザ端末100から受信した文字列、又は音声認識部206が音声データから変換した文字列あるいは画像認識部208が画像データから変換した文字列を文章解析部202に受け渡し、キーワードを抽出したのちに検索式を生成する(ステップS409)。
【0083】
ステップS410〜S412の動作は、第2の実施形態のステップS259〜S261の動作と同様である。
以降、検索式の基となる情報を全て代理検索サーバ200へ送信し終えるまで以上の手順を繰り返し実行する(ステップS404〜S412)。検索式の基となる情報を全て送信し終えた後の動作は、第1の実施形態と同様である。
【0084】
本実施形態においては、検索式の基となる情報を音声又は画像として入力することができるため、ユーザは操作部102を用いて検索文を入力する作業を行う必要がない。よって、ユーザが操作部102の操作に不慣れであったり、操作部102が文章を入力するのに不向きなデバイス(ポインティングデバイスなど)であっても、検索式の基となる情報を速やかに入力できる。
また、検索式の基となる情報は、文字列、音声及び画像のいずれであっても良く、これらを組み合わせることも可能であるため、検索作業に不慣れな者であっても所望のURLをより的確に検出できる。
【0085】
このように、本実施形態に係るURL検索システムは、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0086】
〔第5の実施形態〕
本発明を好適に実施した第5の実施形態に係るURL検索システムについて説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0087】
図20に、本実施形態における代理検索サーバ200の構成を示す。本実施形態において代理検索サーバ200は、第1の実施形態と同様の構成に加え、ジャンル・カテゴリ情報格納部210をさらに有する。
ジャンル・カテゴリ情報格納部210は、検索エンジンサーバ300が備えるURLデータベース304内のデータが、どのような階層構造となっているかを示す情報が格納されている。
【0088】
本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する場合の動作の流れを説明する。
図21に、本実施形態に係るURL検索システムの動作の流れを示す。ステップS501〜S504までの処理は、第1の実施形態のステップS101〜S104までの処理と同様である。
文章解析部202が検索式を生成すると、制御部201は、ジャンル・カテゴリ情報格納部210に格納されている情報を参照し、検索式の中に“ジャンル”と一致するキーワードが含まれるか否かを確認する(ステップS505)。
【0089】
検索式の中にジャンル名と一致するキーワードが含まれる場合(ステップS505/Yes)、制御部201は、そのキーワードが単独で“or検索”のパラメータとなるかを判断する(ステップS506)。ジャンル名と一致するキーワードが単独でor検索のパラメータとなる場合には(ステップS506/Yes)、制御部201は、そのキーワードについては検索式から削除する(ステップS507)。なお、全てのキーワードがジャンル名と一致し、かつ単独でor検索の条件となる場合には、制御部201は別の検索文を送信するようにユーザ端末100に要求する。
【0090】
なお、文章解析部202が抽出したキーワードの中にジャンル名と一致するものが存在しない場合や(ステップS505/No)、ジャンル名と一致するキーワードが検索式に含まれるが、そのキーワードが単独ではor検索のパラメータとならない場合には(ステップS506/No)全てのキーワードが検索式に採用される。
【0091】
この後、制御部201は、検索式を検索エンジンサーバ300へ送信する(S508)。この後の動作は、第1の実施形態のステップS106以降の処理と同様である。
【0092】
ジャンル名と一致するキーワードを単独でor検索のパラメータとして用いてURL検索を実行した場合には、大量のURLが検出される可能性が高いが、本実施形態に係るURL検索システムは、文章解析の結果ジャンル名と一致するキーワードが抽出された場合にそのキーワードを単独ではor検索のパラメータとしては採用しないため、後で絞り込み検索を行わなければならなくなる検索式でのURL検索を回避できる。
なお、ここではジャンル名と一致するキーワードが単独でor検索のパラメータとして検索式に含まれる場合に、そのキーワードを検索式から除去する例を説明したが、上位のカテゴリ名と一致するキーワードが単独でor条件となる場合にも大量のURLが検出される可能性があるため、このようなキーワードが抽出された場合にも上記同様の処理を行うようにしてもよい。
【0093】
このように、本実施形態に係るURL検索システムは、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザが自身で想定する必要がないとともに、大量のURLが検出される条件でのURL検索を回避できる。さらに、検索によって多数のURLが選出されたとしても、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果URLの中からユーザ端末のユーザ自身で探し出す必要がない。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0094】
〔第6の実施形態〕
本発明を好適に実施した第6の実施形態について説明する。本実施形態に係るURL検索システムは、第1の実施形態と同様に、ユーザ端末100、代理検索サーバ200及び検索エンジンサーバ300を有し、これらがインターネット網500を介して接続されている。
【0095】
図22に、本実施形態に係る代理検索サーバ200の構成を示す。本実施形態における代理検索サーバ200は、第4の実施形態と同様の構成に加えて、検索式記憶部211をさらに有する。
検索式格納部211は、検索エンジンサーバ300へ送信する検索式と同じものが格納される。
【0096】
図23に、本実施形態に係るURL検索システムを用いてURLを検索する場合の動作の流れを示す。
代理検索サーバ200においてキーワードを抽出するまでの処理は(ステップS601からステップS609)、第4の実施形態におけるステップS401〜S409と同様である。ユーザ端末100から受信した検索用データから文章解析部202がキーワードを抽出すると、制御部201は抽出されたキーワードを基に検索式を生成し、生成した検索式を検索式格納部211に格納する(ステップS605)。また、制御部201は、最大検出数を示す情報及び生成した検索式を検索エンジンサーバ300へ送信する(ステップS606)。
【0097】
以降、URLデータベース304に格納されている情報の中から、最大検出数以下のURLを抽出する処理は(ステップS607、S608、S613〜S616)、第1の実施形態のステップS106、S107、S111〜S115の処理と同様である。
【0098】
URLデータベース304に格納されている情報の中から最大検出数以下のURLを抽出したのち、制御部301は抽出したURLを代理検索サーバ200に送信する(ステップS609)。
代理検索サーバ200が検索エンジンサーバ300からURLを受信すると、制御部201は検索式格納部211に格納されている検索式を読み出して取得する(ステップS610)。そして制御部201は、検索エンジンサーバ300から取得したURLと検索式格納部211から読み出した検索式とをユーザ端末100に送信する(ステップS611)。ユーザ端末100が代理検索サーバ200からURL及び検索式を受信すると、制御部101は、検索結果としてURLと共に検索式を表示部104に表示する(ステップS612)。
【0099】
検索式の基となる情報が音声や画像である場合、その音声や画像からユーザが所望する情報に関するキーワードが抽出されない可能性がある。例えば、検索式の基となる情報が音声の場合は同音異句が誤って認識される可能性があるし、検索式の基となる情報が画像の場合には、外観が類似する別の物を示す画像として認識される可能性がある。そして、音声や画像からユーザが意図していないキーワードが抽出された場合には、ユーザがアクセスを希望する情報に関するURLはキーワード検索によっては抽出されない。この場合に、単に抽出されたURLのみを検出結果としてユーザに提示すると、ユーザがアクセスを希望する情報に関連するURLが実際には存在するにも関わらず、存在しないとユーザが誤認する可能性がある。
【0100】
本実施形態においては、検出されたURLに加えて検索式もユーザ端末100に通知されるため、ユーザは、どのような検索式でURLが抽出されたのかを知ることができる。よって、検索によって得られたURLが自身が意図していないキーワードを用いて抽出されたものであった場合には、検索式の基となる情報を変えることで、アクセスしたい情報に関するURLを的確に検索できる。よって、検索作業に不慣れなユーザであっても、自身がアクセスしたい情報に関するURLを容易に取得できる。
【0101】
なお、上記各実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれらに限定されることはない。
例えば、上記各実施形態においては、代理検索サーバ200と検索エンジンサーバ300とがインターネット網を介して接続された別個の構成である場合を例に説明したが、代理検索サーバ200に検索エンジンサーバ300がLAN等のサーバ内ネットワークを介して接続され、サーバ内ネットワークで繋がっている構成でも良い。この場合、インターネット網に接続する送受信部のほかに、LANのインタフェースを個別に設けても良い。さらに、本発明では、代理検索サーバ200と検索エンジンサーバ300とが単一の装置としてこれらの機能を兼ね備える構成であっても良い。
また、URLデータベース400は、上記実施形態のように検索エンジンサーバ300と一体の構成であっても良いし、検索エンジンサーバ300とは別個の構成であっても良い。
また、ユーザ端末100とインターネット網500との接続の形態は、有線通信でも良いし無線通信でも良い。ユーザ端末は、移動体通信網に接続する移動体通信端末でも、あるいは、無線LANやインターネットに接続するコンピュータ端末、他の通信端末であっても良く、その種類は問わない。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
【0102】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、、アクセスしたい情報に関するキーワードをユーザ端末のユーザが自身で想定する必要がないとともに、検索によって多数のURLが選出された場合でも、アクセスしたい情報に関連するURLを検索結果の中からユーザ自身で探し出す必要のないURL検索システム及びURL検索方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を好適に実施した第1の実施形態にかかるURL検索システムの構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態に係るユーザ端末の構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図4】第1の実施形態に係る検索エンジンサーバの構成を示す図である。
【図5】URLデータベース内に階層構造を形成するジャンル及びカテゴリの関係を示す図である。
【図6】URLを示す情報がキーワードと関連づけられてURLデータベース内に格納されている状態を示す図である。
【図7】第1の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図8】第1の実施形態に係るURL検索システムの具体的な動作シーケンスの一例を示す図である。
【図9】本発明を好適に実施した第2の実施形態に係るユーザ端末の構成を示す図である。
【図10】第2の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図11】第2の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図12】第2の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の別の動作の流れを示す図である。
【図13】第2の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際のさらに別の動作の流れを示す図である。
【図14】本発明を好適に実施した第3の実施形態に係るユーザ端末の構成を示す図である。
【図15】第3の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図16】第3の実施形態に係る代理検索サーバがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図17】本発明を好適に実施した第4の実施形態に係るユーザ端末の構成を示す図である。
【図18】第4の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図19】第4の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図20】本発明を好適に実施した第5の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図21】第5の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【図22】本発明を好適に実施した第6の実施形態に係る代理検索サーバの構成を示す図である。
【図23】第6の実施形態に係るURL検索システムがURLを検索する際の動作の流れを示す図である。
【符号の説明】
100 ユーザ端末
101、201、301 制御部
102 操作部
103、203、303 送受信部
104 表示部
105 音声入力部
106 画像入力部
202 文章解析部
204 辞書データ格納部
205 ユーザ情報格納部
206 音声認識部
207 音声辞書データ格納部
208 画像認識部
209 画像辞書データ格納部
210 ジャンル・カテゴリ情報格納部
211 検索式格納部
302 検索処理部
304 URLデータベース
Claims (18)
- インターネット網を介して情報を送受信可能なユーザ端末と、
インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、
該URLデータベース内に格納されているURLの中から検索式に適合するものを抽出する検索装置と、
前記ユーザ端末からの要求に応じて前記検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するサーバと、がインターネット網を介して接続されたURL検索システムであって、
前記ユーザ端末は、検索式の基となる情報を前記サーバに送信する手段と、
この情報に関連する最大検出数以下のURLを検出結果として通知するように前記サーバに要求する手段とを有し、
前記サーバは、前記ユーザ端末から受信した情報からキーワードを抽出し、検索式を生成する手段と、
前記検索式に適合するURLを検索するように前記検索装置に要求する手段と、
前記最大検出数を示す情報を前記検索装置に送信する手段と、
前記検索装置から受信した階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するよう前記ユーザ端末に要求する手段と、
いずれの階層が前記ユーザ端末においてユーザに選択されたかを示す階層選択情報を、前記検索装置に送信する手段と、
前記検索装置から受信した検索結果を前記ユーザ端末へ通知する手段とを有し、
前記検索装置は、前記サーバから受信した検索式に基づいて抽出したURLの数が前記最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す前記階層情報を生成し、前記サーバに送信する手段と、
前記サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から、前記階層選択情報によって示される階層に属するものを選出する手段とを有することを特徴とするURL検索システム。 - 前記検索装置は、前記サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLのうち、前記階層選択情報によって示される階層に属するURLが前記最大検出数を超過する場合は、前記サーバに再度階層情報を送信することを特徴とする請求項1記載のURL検索システム。
- 前記サーバは、前記検索式を検索結果と共に前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項1又は2記載のURL検索システム。
- 前記サーバは、前記URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、
前記URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが前記検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のURL検索システム。 - 前記サーバは、音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報を前記ユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のURL検索システム。
- 前記サーバは、画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報を前記ユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のURL検索システム。
- ユーザ端末にインターネット網を介して接続され、前記ユーザ端末からの要求に応じて前記検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するURL検索のためのサーバであって、
インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、
前記ユーザ端末から検索式の基となる情報とその情報に関連する最大検出数を受信する手段と、
前記ユーザ端末から受信した検索式の基となる情報からキーワードを抽出し、検索式を生成する手段と、
前記URLデータベース内に格納されているURLの中から前記検索式に適合するものを抽出する検索手段と、
前記検索手段が前記検索式に基づいて抽出したURLの数が前記最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す前記階層情報を生成する手段と、
前記階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するよう前記ユーザ端末に要求する手段と、
いずれの階層が前記ユーザ端末においてユーザに選択されたかを示す階層選択情報を前記ユーザ端末から取得する手段と、
前記サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から前記階層選択情報によって示される階層に属するものを選出する手段と、
前記検索手段が前記検索式に基づいて抽出したURLの数が前記最大検出数以下の場合には、前記検索手段によって抽出されたURLを、前記検索式に基づいて抽出したURLの数が前記最大検出数を超過する場合には、その中から選出された前記階層選択情報によって示される階層に属するURLを検索結果として前記ユーザ端末へ通知する手段とを有することを特徴とするサーバ。 - 前記検索式に基づいて前記検索手段が抽出したURLのうち、前記階層選択情報によって示される階層に属するURLが前記最大検出数を超過する場合は、再度階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するように前記ユーザ端末に要求することを特徴とする請求項7記載のサーバ。
- 前記検索式を検索結果と共に前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項7又は8記載のサーバ。
- 前記URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、
前記URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが前記検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項記載のサーバ。 - 音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報を前記ユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することを特徴とする請求項7から10のいずれか1項記載のサーバ。
- 画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報を前記ユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することを特徴とする請求項7から11のいずれか1項記載のサーバ。
- インターネット網を介して情報を送受信可能なユーザ端末と、
インターネット網上で公開されている情報の所在を示すURLが、各URLごとにキーワードと関連づけられた上で階層構造で格納されたURLデータベースと、
該URLデータベース内に格納されているURLの中から検索式に適合するものを抽出する検索装置と、
前記ユーザ端末からの要求に応じて前記検索装置にURLの検索を要求し、検索結果を該ユーザ端末に通知するサーバと、がインターネット網を介して接続されたシステムにおいて、
検索式の基となる情報を前記ユーザ端末から前記サーバへ送信し、
該検索式の基となる情報に関連する最大検出数以下のURLを検出結果として通知するように前記ユーザ端末が前記サーバに要求し、
前記サーバが、前記ユーザ端末から受信した情報からキーワードを抽出して、検索式を生成し、
前記検索式に適合するURLを検索するように前記サーバが前記検索装置に要求し、
前記最大検出数を示す情報を前記サーバが前記検索装置に送信し、
前記サーバから受信した検索式に適合するURLを前記URLデータベース内に格納されているURLの中から前記検索装置が抽出し、
該抽出したURLの数が前記最大検出数を超過するか否かを前記検索装置が判断し、
前記サーバから受信した検索式に基づいて抽出したURLの数が前記最大検出数を超過する場合に、抽出された各URLがどの階層に属するかを示す前記階層情報を前記検索装置が生成して前記サーバに送信し、
前記検索装置から受信した階層情報によって示される階層の中から少なくとも一つを選択するよう前記サーバが前記ユーザ端末に要求し、
いずれの階層が前記ユーザ端末において選択されたかを示す階層選択情報を、サーバから前記検索装置に送信し、
前記サーバから受信した検索式に基づいて抽出されたURLの中から、前記階層選択情報によって示される階層に属するものを前記検索装置が選出し、
前記最大検出数以下のURLを検索結果として前記検索装置が前記サーバへ送信し、
該検出結果を前記サーバが前記ユーザ端末へ通知することを特徴とするURL検索方法。 - 前記サーバから受信した検索式に基づいて前記検索装置が抽出したURLのうち、前記階層選択情報によって示される階層に属するURLが前記最大検出数を超過する場合は、前記検索装置は前記サーバに再度階層情報を送信することを特徴とする請求項13記載のURL検索方法。
- 前記サーバは、前記検索式を検索結果と共に前記ユーザ端末に通知することを特徴とする請求項13又は14記載のURL検索方法。
- 前記サーバは、前記URLデータベースの階層の構成を示す情報が記憶された記憶手段をさらに有し、
前記URLデータベースの最上位の階層名と一致するキーワードが前記検索式の中に単独でor検索条件として含まれる場合には、そのキーワードを該検索式から除外することを特徴とする請求項13から15のいずれか1項記載のURL検索方法。 - 前記サーバは、音声データを文字列データに変換する音声認識手段さらに有し、検索式の基となる情報を前記ユーザ端末から音声データとして取得した場合には、該音声認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することを特徴とする請求項13から16のいずれか1項記載のURL検索方法。
- 前記サーバは、画像データを文字列データに変換する画像認識手段をさらに有し、検索式の基となる情報を前記ユーザ端末から画像データとして取得した場合には、該画像認識手段において文字列データに変換した後にキーワードを抽出することを特徴とする請求項13から17のいずれか1項記載のURL検索方法。
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