JP2005006617A - 汚物採取用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペット散歩時に糞をした場合、その糞を袋を介して直接手で掴まなくても覆い包む事が出来ると共に、持ち運びとして抵抗感の無い小さく軽い器具であり、糞が器具に接触する事無く採取後に洗浄する必要が無い、ことを目的とした。
【解決手段】基本的な手法は、スコップに袋を被せて汚物を掬い取り、袋をスコップから外す時に反転させて袋を綴じる、手順である。
袋をスコップから外す時に反転させる1つの方法としては、スコップに穴部を設け、スコップと一体であり可撓性を有した板状部を撓ませて、袋底部を係止し、袋開口部を掴んで裏返せば、袋が反転出来る様にした。
もう1つの方法は、別体の梃子を備えて、スコップの先端で袋底部を把持しうる様にして、厚みの有る袋でも反転させられる様にした。
更なる方法としては、スコップと2重式の袋を使い、小さい袋にスコップの1部を撓ませて入れ、大きい袋を反転して、小さい袋を介してスコップに糞を掬い取った後、反転した大きい袋を戻して、糞を覆い包む様にした。
【選択図】図1
【解決手段】基本的な手法は、スコップに袋を被せて汚物を掬い取り、袋をスコップから外す時に反転させて袋を綴じる、手順である。
袋をスコップから外す時に反転させる1つの方法としては、スコップに穴部を設け、スコップと一体であり可撓性を有した板状部を撓ませて、袋底部を係止し、袋開口部を掴んで裏返せば、袋が反転出来る様にした。
もう1つの方法は、別体の梃子を備えて、スコップの先端で袋底部を把持しうる様にして、厚みの有る袋でも反転させられる様にした。
更なる方法としては、スコップと2重式の袋を使い、小さい袋にスコップの1部を撓ませて入れ、大きい袋を反転して、小さい袋を介してスコップに糞を掬い取った後、反転した大きい袋を戻して、糞を覆い包む様にした。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明の主たる用途は、ペットを散歩させている時の地上に落ちた糞の採取である。
【0002】
【従来の技術】
従来の汚物取りは、例えば特開2002−153158や特開2002−112658記される様に、採取器具が大きいか、糞が採取器具にも接触する方法のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
袋を介して直接手で掴まなくても糞を覆い包む事が出来ると共に、ペット散歩時の持ち運びとして抵抗感の無い小さく軽い器具であり、糞が器具に接触する事無く採取後に洗浄する必要が無い、ことを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、地上に落ちた後に糞を採取するのにスコップを使用する方法とし、スコップを後で洗わなくても済む様に、スコップ先端で袋を掴み袋を反転させられるか、又は中袋がスコップに被り外袋に糞が収納されるか、の方式とした。
【0005】
【発明の実施の形態】
請求項1では、袋の底部をスコップ穴部と板状部の狭い隙間に係止し、糞を取った後に、袋を難無く反転させられる様にした。
請求項2では、袋の先端をスコップで掴んで袋を反転させ、糞を取った後はスライダーを押し、糞の重みを抵抗として袋を元へ戻して、糞を覆い包む。
請求項3では、スコップを掴んで側壁部を縮めて中袋に入れ、外袋を捲って反転させる。その状態で糞を掬い取り、スコップ側壁部への力を緩めスコップ全体を元の形に広げて中袋への係止状態を生じさせ、反転しておいた外袋を元の形に戻して、糞を覆い包む。
又、上記いずれの場合も糞を掬い取った後で、袋を反転させることもある。
【0006】
【実施例】
請求項1について、図1に本考案の袋とスコップ、図2に袋底部をスコップに係止した、袋を切り欠いた断面図、を示す。
スコップ1には、スコップ1の掬い部1aと、それと離れた位置で板状部1bが設けられている。袋2の底部2aを前記の離れた位置間に入れ、板状部1bの付け根部1cを押して撓ませれば、袋2をスコップ1の穴部1dと板状部1bの隙間に係止する事が出来る。
その状態にて糞を掬い取った後、袋2の開口部2bを掴んで反転させれば、糞が器具に接触する事無く、収納する事が出来る。
【0007】
請求項2について、図3に袋の底部を掴んだ状態、を示す。
スコップ本体3に、梃子4を軸5にて回転可能に備える。その梃子先端には押え部4aが有り、手前には握り部4bが備えられていて、袋2の底部2aを押え部4aとスコップ3の掬い部3aに挟んで、スコップの柄を握れば、袋2は把持されるので、請求項1の場合と同様に、その状態にて糞を掬い取った後、袋2の開口部2bを掴んで反転させれば、糞が器具に接触する事無く、収納する事が出来る。又、図4の状態にして糞を掬い取った後、スコップ掬い部3aの最大寸法を外囲する筒部6aを有するスライダー6を前方へ押せば、糞の重みを抵抗として、袋2を反転させる事が出来る。
【0008】
請求項3について、図4に袋とスコップ、の図を示す。
袋7は外袋部7aと中袋部7bで構成され、スコップ8は、掬い部8aと、スリット部8bにより弾性を付与された側壁部8cで、構成される。
使用に際しては、中袋7bの開口部7cを広げ、スコップ8を握り側壁部8cを撓ませて、中袋7b内へ入れる。
その後、外袋7aを捲って反転させた状態で、糞や汚物を掬い取る。
掬い取った後、側壁部8cの握りを開放してスコップを元の形に戻せば、中袋7bは側壁部8cに係止した状態となるので、反転させておいた外袋7aのみを元に戻すことが出来る。
尚、袋7は外と中の2重式でなくても、図5に示す様な大きい袋と小さい袋が連結され、その連結部が前記した様に、スコップ側壁部8cを撓ませた時に通過出来、スコップを元の形に戻した時に係止しうる大きさの、前後に連結した形でも良い。
【0009】
【発明の効果】
上記発明の採取用具を使えば、袋を介して直接手で糞を掴む不快感を避ける事が出来るし、散歩時の携帯用具としては抵抗感の無い小さい物でもある。
又、掬い取る用具は汚れが付着しないので、後で洗浄する手間も無い。
請求項1の場合の利点は、スコップがより小さくて軽いもので済み、袋は通常市販されている薄手の物なら使用可能である。
請求項2の場合の利点は、袋の先端を押えて把持するので、袋材が厚くても反転時に外れたりする事が無いので、袋の種類を問わず利用出来る。
請求項3の場合は、袋底部を係止又は把持する作業が不要で、袋材の厚みについては請求項2と同様に特に拘る事無く利用出来る利点が有ると同時に、反転作業が円滑に為せる利点が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る市販袋とスコップの図
【図2】請求項1に係る袋底部を係止した図
【図3】請求項2に係る袋底部を係止した図
【図4】請求項3に係る2重袋とスコップの図
【図5】別形状の2重袋の図
【符号の説明】
1 スコップ 1a 掬い部
1b 板状部 1c 付け根部
1d 穴部
2 袋 2a 底部
2b 開口部
3 スコップ本体 3a 掬い部
4 梃子 4a 押え部
4b 握り部
5 軸
6 スライダー 6a 筒部
7 袋 7a 外袋部
7b 中袋部 7c 開口部
8 スコップ 8a 掬い部
8b スリット部 8c 側壁部
【発明が属する技術分野】
本発明の主たる用途は、ペットを散歩させている時の地上に落ちた糞の採取である。
【0002】
【従来の技術】
従来の汚物取りは、例えば特開2002−153158や特開2002−112658記される様に、採取器具が大きいか、糞が採取器具にも接触する方法のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
袋を介して直接手で掴まなくても糞を覆い包む事が出来ると共に、ペット散歩時の持ち運びとして抵抗感の無い小さく軽い器具であり、糞が器具に接触する事無く採取後に洗浄する必要が無い、ことを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、地上に落ちた後に糞を採取するのにスコップを使用する方法とし、スコップを後で洗わなくても済む様に、スコップ先端で袋を掴み袋を反転させられるか、又は中袋がスコップに被り外袋に糞が収納されるか、の方式とした。
【0005】
【発明の実施の形態】
請求項1では、袋の底部をスコップ穴部と板状部の狭い隙間に係止し、糞を取った後に、袋を難無く反転させられる様にした。
請求項2では、袋の先端をスコップで掴んで袋を反転させ、糞を取った後はスライダーを押し、糞の重みを抵抗として袋を元へ戻して、糞を覆い包む。
請求項3では、スコップを掴んで側壁部を縮めて中袋に入れ、外袋を捲って反転させる。その状態で糞を掬い取り、スコップ側壁部への力を緩めスコップ全体を元の形に広げて中袋への係止状態を生じさせ、反転しておいた外袋を元の形に戻して、糞を覆い包む。
又、上記いずれの場合も糞を掬い取った後で、袋を反転させることもある。
【0006】
【実施例】
請求項1について、図1に本考案の袋とスコップ、図2に袋底部をスコップに係止した、袋を切り欠いた断面図、を示す。
スコップ1には、スコップ1の掬い部1aと、それと離れた位置で板状部1bが設けられている。袋2の底部2aを前記の離れた位置間に入れ、板状部1bの付け根部1cを押して撓ませれば、袋2をスコップ1の穴部1dと板状部1bの隙間に係止する事が出来る。
その状態にて糞を掬い取った後、袋2の開口部2bを掴んで反転させれば、糞が器具に接触する事無く、収納する事が出来る。
【0007】
請求項2について、図3に袋の底部を掴んだ状態、を示す。
スコップ本体3に、梃子4を軸5にて回転可能に備える。その梃子先端には押え部4aが有り、手前には握り部4bが備えられていて、袋2の底部2aを押え部4aとスコップ3の掬い部3aに挟んで、スコップの柄を握れば、袋2は把持されるので、請求項1の場合と同様に、その状態にて糞を掬い取った後、袋2の開口部2bを掴んで反転させれば、糞が器具に接触する事無く、収納する事が出来る。又、図4の状態にして糞を掬い取った後、スコップ掬い部3aの最大寸法を外囲する筒部6aを有するスライダー6を前方へ押せば、糞の重みを抵抗として、袋2を反転させる事が出来る。
【0008】
請求項3について、図4に袋とスコップ、の図を示す。
袋7は外袋部7aと中袋部7bで構成され、スコップ8は、掬い部8aと、スリット部8bにより弾性を付与された側壁部8cで、構成される。
使用に際しては、中袋7bの開口部7cを広げ、スコップ8を握り側壁部8cを撓ませて、中袋7b内へ入れる。
その後、外袋7aを捲って反転させた状態で、糞や汚物を掬い取る。
掬い取った後、側壁部8cの握りを開放してスコップを元の形に戻せば、中袋7bは側壁部8cに係止した状態となるので、反転させておいた外袋7aのみを元に戻すことが出来る。
尚、袋7は外と中の2重式でなくても、図5に示す様な大きい袋と小さい袋が連結され、その連結部が前記した様に、スコップ側壁部8cを撓ませた時に通過出来、スコップを元の形に戻した時に係止しうる大きさの、前後に連結した形でも良い。
【0009】
【発明の効果】
上記発明の採取用具を使えば、袋を介して直接手で糞を掴む不快感を避ける事が出来るし、散歩時の携帯用具としては抵抗感の無い小さい物でもある。
又、掬い取る用具は汚れが付着しないので、後で洗浄する手間も無い。
請求項1の場合の利点は、スコップがより小さくて軽いもので済み、袋は通常市販されている薄手の物なら使用可能である。
請求項2の場合の利点は、袋の先端を押えて把持するので、袋材が厚くても反転時に外れたりする事が無いので、袋の種類を問わず利用出来る。
請求項3の場合は、袋底部を係止又は把持する作業が不要で、袋材の厚みについては請求項2と同様に特に拘る事無く利用出来る利点が有ると同時に、反転作業が円滑に為せる利点が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る市販袋とスコップの図
【図2】請求項1に係る袋底部を係止した図
【図3】請求項2に係る袋底部を係止した図
【図4】請求項3に係る2重袋とスコップの図
【図5】別形状の2重袋の図
【符号の説明】
1 スコップ 1a 掬い部
1b 板状部 1c 付け根部
1d 穴部
2 袋 2a 底部
2b 開口部
3 スコップ本体 3a 掬い部
4 梃子 4a 押え部
4b 握り部
5 軸
6 スライダー 6a 筒部
7 袋 7a 外袋部
7b 中袋部 7c 開口部
8 スコップ 8a 掬い部
8b スリット部 8c 側壁部
Claims (3)
- スコップ形状の先端部もしくは先端から中央部に亘って開口部を有し、その開口部に相対して若干小さい寸法の板状部を有した、前記先端部で袋の底部を把持出来る機能の、汚物採取用具。
- スコップ先端部に対応する位置に押え部を有し、手前に握り部を有した梃子を、スコップに軸支した、更には、スコップ掬い部最大寸法を外囲する形状で、スコップの長手方向にスライド可能な筒を備えた、汚物採取用具。
- 外袋又は前袋の底部に底巾より巾の狭い開口部を設け、その開口部を入口部とした中袋又は後袋を開口部で外袋又は前袋と一体化した袋と、弾力性を有した側壁部を縮めた時には前記中袋又は後袋の開口部に挿入することが出来る大きさのスコップとで、構成される汚物採取用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003199492A JP2005006617A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 汚物採取用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003199492A JP2005006617A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 汚物採取用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005006617A true JP2005006617A (ja) | 2005-01-13 |
Family
ID=34100384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003199492A Pending JP2005006617A (ja) | 2003-06-17 | 2003-06-17 | 汚物採取用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005006617A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009532040A (ja) * | 2006-04-04 | 2009-09-10 | ヅィドゥルカ アーノルド | 汚物回収処分具および回収処分方法 |
-
2003
- 2003-06-17 JP JP2003199492A patent/JP2005006617A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009532040A (ja) * | 2006-04-04 | 2009-09-10 | ヅィドゥルカ アーノルド | 汚物回収処分具および回収処分方法 |
US8038190B2 (en) | 2006-04-04 | 2011-10-18 | Arnold Zidulka | Waste retrieval and disposal device and method |
US8632109B2 (en) | 2006-04-04 | 2014-01-21 | Arnold Zidulka | Waste retrieval and disposal device and method |
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