JP2005000547A - Hair dryer - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は温風と冷風を毛髪に同時に吐出するヘアドライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のヘアドライヤは、毛髪に温風を当てることで、寝癖を伸ばしたり、毛髪をカールさせたりする癖付けや、毛髪の乾燥に利用されている。ところでヘアドライヤによって発生させた温風のみを毛髪に当てた場合、温風の熱によって水素結合を切断し毛髪を一時的に癖付けすることは可能ではあるが、このように癖付けした状態の毛髪を十分に固定するには、温風により熱した毛髪に冷風を当てて再び水素結合させることが必要である。また温風だけを毛髪に当てた場合には毛髪が過乾燥状態となり、毛髪がぱさついてまとまりのない状態となってしまい、光が当たった時に乱反射して艶があるように見えず、このような過乾燥を防止する意味でも毛髪に冷風を当てる必要がある。上記従来のヘアドライヤを用いて例えばスイッチを温風から冷風に切り換えて温風で熱した髪に冷風を当てることは可能ではあるが、温風を作るヒータの予熱等によって冷風が速やかに吹き出されず時間がかかってしまい、またスイッチによる温冷風の切換操作が面倒である。
【0003】
上記問題を改善するため近年では温風と冷風とを同時に吐出するヘアドライヤが提供されている。この種のヘアドライヤとしては、境界壁によって仕切られた冷風流路及びヒータを内装した温風流路を有し、冷風用流路の吐出部から冷風を吐出すると共に、この冷風の吐出と同時に温風用流路の吐出部から温風を吐出するファンを設けたものがあり、温風と冷風とを同時に吐出するヘアドライヤを移動させたり、向きを変えたりして毛髪に温風及び冷風を交互に当てていた(例えば特許文献1)。
【0004】
しかしながら上記特許文献1に示すヘアドライアは、冷風流路及び温風流路は境界壁によって仕切られているだけであって流路間が熱的に遮断されておらず、境界壁を介して冷風流路を流れる空気が温風流路を流れる空気の熱により暖められてしまったり、逆に温風流路を流れる空気が冷風流路を流れる空気により冷やされてしまったりして、上記した温風による毛髪の変形や毛髪の乾燥、冷風による毛髪の固定や過乾燥の防止を効率良く行うことができなかった。
【0005】
【特許文献1】
実開昭57−166808号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、隣接する流路間を熱的に遮断して、各流路を流れる空気の温度を適切な温度にでき、温風による毛髪の変形や毛髪の乾燥、冷風による毛髪の固定や過乾燥の防止を効率良く行うことができるヘアドライヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るヘアドライヤは、異なる温度の空気が流れる複数の流路2、3を有し、各流路2、3に流れる空気を毛髪に向けて同時に吐出する送風手段を有し、隣接する流路2、3を仕切る境界壁4を断熱構造とすることを特徴とするものである。
【0008】
このように隣接する流路2、3を仕切る境界壁4を断熱構造とすることで、隣接する流路間を熱的に遮断することができ、これにより各流路2、3を流れる空気はこれと隣接する流路2、3を流れる空気からの熱的影響を受けず、各流路2、3を流れる空気の温度を適切な温度にでき、結果、温風による毛髪の変形や毛髪の乾燥、冷風による毛髪の固定や過乾燥の防止を効率良く行うことが可能となる。
【0009】
また請求項2は請求項1において、上記境界壁4を、合成樹脂製の壁部材5と、壁部材5に積層した断熱部材6とで構成してなることを特徴とするものである。
【0010】
このように境界壁4を、合成樹脂製の壁部材5と、壁部材5に積層した断熱部材6とで構成することで、加工がしやすく安価な合成樹脂からなる壁部材5に断熱部材6を積層するだけで断熱構造を備えた境界壁4を形成することができて、ヘアドライヤ1のコストを削減できる。
【0011】
また請求項3は請求項2において、上記壁部材5と断熱部材6との間に空間28を形成したことを特徴とするものである。
【0012】
このように壁部材5と断熱部材6の間に空間28を形成することで、境界壁4の断熱性を高めることができ、隣接する流路2、3間をより一層熱的に遮断することができる。
【0013】
また請求項4は請求項2又は請求項3において、上記断熱部材6をマイカシートとしたことを特徴とするものである。
【0014】
また請求項5は請求項2又は請求項3において、上記断熱部材6をガラス繊維布としたことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のヘアドライヤはその内部に異なる温度の空気が流れる複数の流路を並設してあり、隣接する流路は境界壁によって仕切られている。複数の流路の上流側には、外部に開口する外気吸込口から外気を吸い込んで夫々の流路に送り、且つ各流路に流れる空気を各流路の吐出部から毛髪に向けて同時に吐出する送風手段を設けている。
【0016】
以下本実施形態の一例を図1〜3に基づいて説明する。図示例のヘアドライヤ1は一方の流路2とこの一方の流路2に隣接する他方の流路3の2つの流路を有しており、一方の流路2は空気の流れる方向から見て他方の流路3に囲まれている。この内側に配された一方の流路2にはヒータ7を内装してあり、外側に配された他方の流路3にはヒータ7を設けず、これにより一方の流路2にはヒータ7により加温された温度の高い方の空気が流れ、他方の流路3にはヒータ7により加温されていない温度の低い方の空気が流れ、結果、両流路2、3に流れる空気の温度を異ならせている。なお本例では一方の流路2を温度の高い方の空気が流れる流路とし、他方の流路3を温度の低い方の空気が流れる流路としたが、逆に一方の流路2を温度の低い方の空気が流れる流路とし、他方の流路3を温度の高い方の空気が流れる流路としても良い。
【0017】
図1及び図2は本例のヘアドライヤ1の具体的構成を示す断面図である。図に示すようにヘアドライヤ1は後端部に後方に開口する外気吸込口8を有すると共に前端部に前方に開口する開口部9を有する略円筒状のハウジング10で装置本体の外殻を構成してあり、ハウジング10の後部にはハンドル部11を下方に一体に突設している。なお、図中12は電源供給用コードである。
【0018】
ハウジング10の内部の後部には上流側の開口が外気吸込口8に連通し且つ軸方向において内径及び外径が略同じである円筒状の整流筒13を設けている。整流筒13には送風手段としてプロペラファンのような軸流型のファン14を内装している。このファン14はハウジング10の内部に設けたモータ15により回転駆動するものであって、同心円上に均一に風を流しやすい特徴を有している。
【0019】
ハウジング10の内部の前部、即ち整流筒13の下流側には、上流側端部の内径が整流筒13の外径よりも大きい円筒状の風洞部16を設けてあり、本例の風洞部16はハンドル部11よりも前側に位置するハウジング10の内周面部により形成してある。
【0020】
風洞部16の内部には上流側の開口が整流筒13の下流側の開口に連通するヒータ7を内装した円筒状の内筒17を設けてあり、内筒17と前述した風洞部16とで二重円筒構造を形成している。内筒17の中心線は風洞部16の中心線上且つ整流筒13の中心線の延長線上に位置し、内筒17の上流側端部の外径は整流筒13の内径と略同じである。内筒17の上流側の端と整流筒13の下流側の端とは軸方向に離してあり、整流筒13の下流側端部及び内筒17の上流側端部の間に、整流筒13の内部及び内筒17と風洞部16の間の空間部19を連通させる隙間Sを形成している。この隙間Sは軸方向の大きさが調整されてあり、これにより空間部19に流れる空気の量と、内筒17の内部に流れる空気の量の比率が調整されている。またこの隙間Sを形成したことに伴って、図2に示すように整流筒13の下流側端部の外側に位置するハウジング10の内周面部には整流筒13とその外側のハウジング10との間の空間部20を閉塞する閉塞部材21を設けてあり、前記隙間Sから流れてくる空気が空間部20に流れ込むことを防止して効率良く空気を流せるようにしている。
【0021】
風洞部16の下流側端部には合成樹脂製の二重円筒構造を有するノズル部材22を設けている。ノズル部材22は、外側ノズル23と、該外側ノズル23の内部に位置する外側ノズル23と一体に設けた内側ノズル24とからなり、内側ノズル24及び外側ノズル23の中心線は内筒17の中心線の延長線上に位置する。外側ノズル23の上流側の開口は風洞部16の下流側の開口(開口部9)に連通接続してあり、内側ノズル24の上流側の開口と内筒17の下流側の開口とはヒータ7の熱や内筒17を流れる温度の高い方の空気によって内側ノズル24の変形や溶けが発生することを防止するために軸方向にやや離している。上記内側ノズル24の内部は内筒17の内部と連通し、外側ノズル23と内側ノズル24との間の空間部25は空間部19に連通している。
【0022】
そして本例では上記ヘアドライヤ1の内筒17の内部及び内筒17の下流側に設けた内側ノズル24の内部とで上記一方の流路2を構成すると共に、空間部19及び空間部25で上記他方の流路3を構成して、内筒17を一方の流路2と他方の流路3を仕切る境界壁4とし、さらには内側ノズル24を一方の流路2を流れる空気の吐出部とすると共に、外側ノズル23を他方の流路3を流れる空気の吐出部としている。
【0023】
上記境界壁4としての内筒17について詳述すると、図1に示すように内筒17は、隣接する流路2、3のうち、他方の流路3側(即ち温度の低い方の空気が流れる流路側)に配設した耐熱性を有する合成樹脂からなる壁部材5と、一方の流路2側(即ち温度の低い方の空気が流れる流路側)に配設した断熱性及び耐熱性を有する断熱部材6とで構成される。断熱部材6は壁部材5の表面に積層してあり、本例の熱伝導度の低い断熱部材6としてはマイカシートを用いている。なお断熱部材6としてはガラス繊維布を用いても良く、また断熱部材6としてはその他の従来から公知の種々の断熱部材を用いても良いものとする。
【0024】
境界壁4(内筒17)の壁部材5は円筒状の本体部26で主体を構成してあり、本体部26の内周面には本体部26の中心に向かって突出する突部27を周方向に複数設けている。各突部27は周方向において等間隔で配され、これら複数の突部27の先端面には壁部材5と同心の円筒状の断熱部材6を積層している。
これにより断熱部材6と壁部材5の本体部26とを径方向に離し、壁部材5と断熱部材6の間に断熱用の空間28を複数形成している。なお本例では断熱部材6と壁部材5との間に断熱用の空間28を形成した例を示したが、該空間28を形成せずに、壁部材5の本体部26の内周面に直接断熱部材6を積層しても良いものとする。
【0025】
このように境界壁4を合成樹脂製の壁部材5と該壁部材5に積層した断熱部材6とで構成したことで、加工がしやすく安価な合成樹脂からなる壁部材5に断熱部材6を積層するだけで断熱構造を備えた境界壁4を形成することができて、ヘアドライヤ1のコストを削減でき、しかも本例では壁部材5よりも耐熱性の優れた断熱部材6を温度の高い方の空気が流れる一方の流路2側に配してあるので、高温の空気、ヒータ7の熱等による壁部材5の変形や溶けを防止できる。
【0026】
次に上記送風手段により各流路2、3の吐出部から温度の高い方の空気と温度の低い方の空気を同時に吐出する場合について説明する。この場合使用者は、図1に示すハンドル部11に設けた電源スイッチ29や、モード切換スイッチ30等の各種操作スイッチからなる操作部を使用者が操作する。操作部を操作することで図示しない制御部はヒータ7をONにすると共にモータ15をONにする。モータ15の駆動によりファン14が回転すると、外気吸込口8から整流筒13内にハウジング10外部の外気を吸い込み、整流筒13内に吸い込んだ空気を一方の流路2と他方の流路3の夫々に送り、一方の流路2ではヒータ7により加熱された空気を一方の流路2の吐出部から吐出し、同時に他方の流路3ではヒータ7による加熱を行わずにそのまま他方の流路3の吐出部から吐出する。
【0027】
しかして一方の流路2の吐出部から吐出される空気である温風と、他方の流路3の吐出部から吐出される空気である前記温風と同時に吐出される冷風とを、毛髪に当てることで、まず毛髪の所望の部位に温風を当てて毛髪の変形や乾燥を行い、この後ヘアドライヤ1を移動させて(又は向きを変えて)、前記毛髪の温風が当たった部分に冷風を当てて毛髪の固定や、過乾燥の防止を行い、以下ヘアドラヤ1を移動させて上記動作を繰り返す。
【0028】
ここで上記のように温度の異なる空気が流れる一方の流路2と他方の流路3を仕切る境界壁4を断熱構造としているので、両流路2、3間を熱的に遮断することができ、従来例のように境界壁4を介して他方の流路3を流れる温度の低い方の空気が一方の流路2を流れる温度の高い方の空気の熱により暖められてしまったり、
一方の流路2を流れる温度の高い方の空気が他方の流路3を流れる温度の低い方の空気の熱により冷やされてしまったりすることを抑制でき、従って適切な温度の冷風及び温風を毛髪に当てることが可能となり、温風による毛髪の変形や毛髪の乾燥、冷風による毛髪の固定や過乾燥の防止を効率良く行うことができる。また壁部材5と断熱部材6の間に断熱用の空間28を形成したこと、境界壁4を壁部材5と該壁部材5に積層した断熱部材6とで構成して二重構造としたこと、さらには耐熱性の高い壁部材5を用いたこと等、によってより一層両流路間2、3を熱的に遮断できる。
【0029】
また本例のヘアドライヤ1は図2に示すように上記各流路2、3の吐出部から吐出される空気の吐出方向と同一方向にマイナスイオンを放出するイオン放出部31を備えている。イオン放出部31は、イオン用流路33と、イオン用流路33の途中に設けたマイナスイオンを発生するイオン発生部34とからなる。イオン用流路33の上流側端部は他方の流路3の途中に連通接続してあり、イオン用流路33の下流側端部には各流路2、3の吐出部から吐出される空気の吐出方向と略同一方向に開口するイオン放出口32を設けている。イオン放出口32は各流路2、3の吐出部近傍に配設してあり、詳しくは空気の流れ方向から見て他方の流路3の吐出部の近傍且つ外側に位置している。また内筒17には上記イオン発生部34に高電圧を印加する高電圧発生部35を内装している。
【0030】
そして操作部を操作することで、イオン放出部31は、上記冷風及び温風を同時に吐出している時に、マイナスイオン発生部34にてマイナスイオンを発生すると共に、該マイナスイオンをイオン用流路33を流れる温度の低い方の空気の流れに乗せてイオン放出口32より毛髪に向かって放出する。イオン放出部7から放出されたマイナスイオンを毛髪に当てることで、毛髪の艶を出すことができ、しかもこのマイナスイオンは過乾燥状態となった毛髪に当てられるのではなく、冷風の効果によりぱさつきのなくなった毛髪に当てられるため、マイナスイオンによる艶出し効果がより一層向上する。ここでは特にマイナスイオンを温度の低い方の空気の流れに乗せて放出することで、マイナスイオンが温度の高い方の空気により加熱され難くて蒸散せず、艶出し効果をさらに向上させている。なおイオン放出部31としてはこれに限定されるものではなく、例えば上記イオン用流路33の上流側端部を他方の流路3に連通させず、イオン発生部34で発生したマイナスイオンを他方の流路3から吹き出される冷風により誘引しても良いし、また一方の流路2又は他方の流路3内にイオン発生部を設け、一方の流路2又は他方の流路3を流れる空気によりマイナスイオンを一方の流路2の吐出部又は他方の流路3の吐出部より吐出するようにしても良い。
【0031】
なお上記の実施例では各流路にヒータ7を設けるか否かにより、複数の流路2、3に流れる空気の温度を夫々異ならせたが、各流路2、3の夫々にヒータを設け、夫々のヒータ7のON/OFFの切り換えや、ヒータ7の出力変化により、複数の流路2、3に流れる空気の温度を夫々異ならせても良い。また上記のヘアドライヤ1は前述した冷風と温風を同時に吐出するモードを有していれば良いものとするが、これに加えて、前述した冷風及び温風に加えてマイナスイオンを放出するモードや、ヒータ7のON/OFF、モータ15のON/OFF、イオン発生部34のON/OFFを予め設定された値に自動的に切り換えるその他のモードを有していても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のヘアドライヤは隣接する流路間を熱的に遮断して、各流路を流れる空気の温度を適切な温度にでき、温風による毛髪の変形や毛髪の乾燥、冷風による毛髪の固定や過乾燥の防止を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すヘアドライヤの側断面図である。
【図2】同上の平面断面図である。
【図3】図1のA―A線断面図である。
【符号の説明】
1 ヘアドライヤ
2 一方の流路
3 他方の流路
4 境界壁
5 壁部材
6 断熱部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hair dryer that simultaneously discharges hot air and cold air to hair.
[0002]
[Prior art]
Conventional hair dryers are used to apply hair that is warm to the hair to stretch the bedclothes or curl the hair, or to dry the hair. By the way, when only hot air generated by a hair dryer is applied to the hair, it is possible to cut the hydrogen bond and heat the hair temporarily with the heat of the hot air. In order to sufficiently fix the hair, it is necessary to apply hydrogen bonding to the hair heated by warm air by applying cold air to the hair. In addition, when only warm air is applied to the hair, the hair becomes overdried, the hair becomes clumsy and uncohered, and it does not appear glossy due to irregular reflection when exposed to light. In order to prevent excessive overdrying, it is necessary to apply cold air to the hair. Although it is possible to apply cold air to hair heated with warm air by switching the switch from warm air to cold air using the conventional hair dryer, cold air is not blown out quickly due to preheating of the heater that creates the warm air. It takes time, and switching between hot and cold air by a switch is troublesome.
[0003]
In recent years, in order to improve the above problem, hair dryers that discharge hot air and cold air simultaneously have been provided. This type of hair dryer has a cool air flow path partitioned by a boundary wall and a warm air flow path with a heater, and discharges cool air from the discharge section of the cool air flow path. Some fans are equipped with a fan that discharges hot air from the discharge section of the flow path, and the hair dryer that discharges hot air and cold air at the same time is moved or changed direction so that hot air and cold air are alternately applied to the hair. (For example, Patent Document 1).
[0004]
However, in the hair dryer shown in
[0005]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 57-166808 [0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and the purpose of the present invention is to thermally shut off adjacent flow paths, and to set the temperature of air flowing through each flow path to an appropriate temperature. An object of the present invention is to provide a hair dryer capable of efficiently performing hair deformation by hot air, hair drying, hair fixation by cold air and prevention of overdrying.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a hair dryer according to the present invention has a plurality of
[0008]
Thus, by making the
[0009]
A second aspect of the present invention is characterized in that, in the first aspect, the
[0010]
Thus, the
[0011]
A third aspect is characterized in that, in the second aspect, a
[0012]
By forming the
[0013]
A fourth aspect is characterized in that, in the second or third aspect, the heat insulating member 6 is a mica sheet.
[0014]
A fifth aspect of the present invention is characterized in that, in the second or third aspect, the heat insulating member 6 is a glass fiber cloth.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the hair dryer of the present invention, a plurality of flow paths through which air of different temperatures flow are arranged in parallel, and adjacent flow paths are partitioned by a boundary wall. On the upstream side of the plurality of channels, outside air is sucked from outside air inlets that are open to the outside and sent to each channel, and the air flowing in each channel is simultaneously discharged from the discharge part of each channel toward the hair. Blowing means is provided.
[0016]
Hereinafter, an example of this embodiment will be described with reference to FIGS. The
[0017]
FIG.1 and FIG.2 is sectional drawing which shows the specific structure of the
[0018]
A
[0019]
A cylindrical
[0020]
Inside the
[0021]
A
[0022]
And in this example, while the said one
[0023]
The
[0024]
The wall member 5 of the boundary wall 4 (inner cylinder 17) is mainly composed of a cylindrical
Thereby, the heat insulating member 6 and the
[0025]
Thus, the
[0026]
Next, the case where the higher temperature air and the lower temperature air are simultaneously discharged from the discharge portions of the
[0027]
Thus, warm air that is air discharged from the discharge portion of one
[0028]
Here, as described above, the
It is possible to prevent the higher temperature air flowing through one
[0029]
Further, as shown in FIG. 2, the
[0030]
By operating the operation unit, the
[0031]
In the above embodiment, the temperature of the air flowing in the plurality of
[0032]
【The invention's effect】
As described above, the hair dryer according to the present invention thermally shuts off the adjacent flow paths so that the temperature of the air flowing through each flow path can be set to an appropriate temperature. It is possible to efficiently fix the hair and prevent overdrying.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view of a hair dryer showing an example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan sectional view of the same.
3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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