JP2005098678A - ガスタービンエンジンのエミッションを低減するための方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、ガスタービンエンジン用の燃焼器を提供する。
【解決手段】 低エミッションタービンは、一般的に主及び二次燃料供給システムを備えた逆流式缶型燃焼器(102)を含み、該主及び二次燃料供給システムは、設計設定点において及び設計設定点以外の条件において低いCO、UHC及びNOxエミッションを発生するように独立して制御することができる。一般的に逆流式缶型燃焼器(102)は、燃焼器内にスワーラ−ミキサ組立体(140)を含み、各スワーラ−ミキサ組立体(140)は、主及び二次燃料供給システムを備えた環状に配置されたスワーラ−ミキサの配列を含み、これら主及び二次燃料供給システムは独立して制御することができる。さらに、本明細書においては、熱シールド(136)の背面に垂直に流体を衝突させる流体通路(142、220)を含む缶型燃焼器を開示する。
【選択図】 図4
【解決手段】 低エミッションタービンは、一般的に主及び二次燃料供給システムを備えた逆流式缶型燃焼器(102)を含み、該主及び二次燃料供給システムは、設計設定点において及び設計設定点以外の条件において低いCO、UHC及びNOxエミッションを発生するように独立して制御することができる。一般的に逆流式缶型燃焼器(102)は、燃焼器内にスワーラ−ミキサ組立体(140)を含み、各スワーラ−ミキサ組立体(140)は、主及び二次燃料供給システムを備えた環状に配置されたスワーラ−ミキサの配列を含み、これら主及び二次燃料供給システムは独立して制御することができる。さらに、本明細書においては、熱シールド(136)の背面に垂直に流体を衝突させる流体通路(142、220)を含む缶型燃焼器を開示する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、総括的にはガスタービンエンジンに関し、より具体的にはガスタービンエンジン用の燃焼器に関する。
マイクロタービンは、典型的にはオンサイト発電のために使用される小型ガスタービンである。マイクロタービンは、ジェットエンジンと同じ原理で作動するが、天然ガス、ディーゼル燃料、バイオディーゼル燃料、ガソリン、灯油、プロパン、メタン、蒸解ガス、改質燃料、ガス化生成物等のような商業的に入手可能な多様な燃料を使用できる。マイクロタービンは、送電線網接続モード、独立モード及びデュアルモードで作動させることができる。一般的に送電線網接続モードは、この装置を送電線網と並列的に作動させて、ベースローディングとピークシェービングとを行うことを可能にする。一般的に独立モードでは、この装置を送電線網から完全に切り離して作動させることが可能になる。デュアルモードでは、装置は上記の2つのモード間で自動的に切り換わることができる。
一般的にマイクロタービンは、事務所、小売店、小規模製造工場、家庭及びその他多くの商業施設のための予備又は補助電源として使用される。これらの施設は、伝統的に電気事業者によって電力配電線網を介して給電されてきた。マイクロタービンを使用することにより、これらの施設は自家発電して、従来の電力送電線網及び事業者のみに依存するのを回避することができる。さらに、マイクロタービンは、電力事業者によって送電線網を介して供給される電力よりも低コスト及び/又は高い信頼性で発電することができる。
大気汚染に対する世界的な関心によって、より厳格な汚染物質排出(エミッション)基準が導入されるようになった。これらの基準は、ガスタービンエンジンの作動の結果発生する窒素酸化物(NOx)、未燃焼炭化水素(UHC)及び一酸化炭素(CO)の排出を規制する。特にNOxは、作動時における高い燃焼器火炎温度によりガスタービンエンジン内で形成される。
従来のマイクロタービンは、一般的に圧縮機、熱回収装置、燃焼器及びタービンを含む。空気は、圧縮機内で加圧され、熱回収装置内で加熱され、燃料と混合され、燃焼器内で燃焼され、次にタービン内で膨張して、タービンを駆動する高温高圧ガスを発生する。タービン排気ガスは、一般的に熱回収装置を通って流されて入口空気に対して熱を伝え、それによって燃焼室内の空気/燃料混合気のエネルギーを増大させる。一般的にガスタービンに使用される燃焼器には、例えば缶型燃焼器及びアニュラ型燃焼器のような2つのタイプがあり、各タイプの燃焼器は、エミッション及び作動性に関連して特徴的な利点と欠点とを有する。
缶型燃焼器は、典型的には遷移部品内に挿入された円筒形缶型ライナで構成され、このライナの前端部には複数の燃料/空気プレミキサが配置される。このシステムは実用的でありかつ組立てが容易であるが、先行技術の缶型燃焼器は、極めて低いエミッションと最大の作動性とを達成するためには、幾つかの固有の欠点を有する。先行技術の缶型燃焼器は、比較的長大であって、燃焼器内滞留時間が長い。低負荷及び/又は低温作動時には、長い燃焼器内滞留時間によりCO及びUHCのレベルは最小になる。しかしながら、高負荷及び/又は高温作動時には、2価の窒素が燃焼中間種(O原子、OHなど)と反応し始め、時間の経過と共にNOxエミッションが増大する。従って、高負荷及び/又は高温作動時には、缶型燃焼器の長い滞留時間により、高いNOxエミッションが生じる。高負荷及び/又は高温作動と対照的に、より低圧力及び同様な火炎温度時には、滞留時間を増大させない限り、COレベルが著しく増大する。このことは、大型機械よりも遙かに低い圧力比(典型的には、ほぼ4.0)を有するマイクロタービンの作動にとっては特に重要である。その結果、熱回収式マイクロタービンに実装する場合には、それに応じて燃焼器を変更する必要がある。
図1は、先行技術の缶型燃焼器を示す。全体を参照符号2で示した缶型燃焼器は、ケーシング4、予混合手段6、空気入口8、缶ライナ10、燃焼室12、任意選択的な遷移部品14及びノズル16を含む。先行技術の缶型燃焼器2の作動時には、燃焼空気が矢印Aの方向に沿って空気入口8を通って流入し、ケーシング4内に入る。燃焼空気は、次に予混合手段6に入り、そこで燃料と混合される。次に燃料/空気混合気は、予混合手段6によって燃焼室12内に噴射され、そこで燃焼される。混合気は、燃焼された後、遷移部品14及びノズル16を通して排出される。上述したように、缶型燃焼器の1つの短所は、その長さである。燃焼生成物は、燃焼室の上流端から燃焼室全体を通って流れ、遷移部品内に流入し、その後ノズルを通って流出する。このことにより、燃焼器内滞留時間が長くなり、従って高温及び/又は高負荷作動時にNOxエミッションレベルが高くなる。しかしながら、長い燃焼器内滞留時間は、この長い時間の間にCO及びUHCが燃え尽きる(すなわち、より完全に酸化する)ことを可能にして、CO及びUHCエミッションレベルを低下させるので、缶型燃焼器は、低温及び/又は低負荷作動時には良好に働く。さらに、特にマイクロタービン燃焼器の場合には、燃焼器出口をスクロール入口と整列させかつシールを使用することによりあらゆる漏れを最少にできるので、通常は遷移部品を必要としない。
アニュラ型燃焼器は、典型的にはタービンノズルの直ぐ上流にあるリング内に環状の形態で配置された複数のプレミキサで構成される。アニュラ型燃焼器は、長さが短く、従って比較的短い燃焼器内滞留時間を有する。高負荷及び/又は高温作動時には、短い環状の燃焼器内での短い滞留時間により、NOxエミッションのレベルは低い。しかしながら、低負荷及び/又は低温作動時には、アニュラ型燃焼器の燃焼器内滞留時間が短く、CO及びUHCの完全燃焼(すなわち、酸化)が可能でないために、一酸化炭素(CO)及び未燃焼炭化水素(UHC)のレベルが高くなる。
図2は、全体を参照符号50で表した先行技術のアニュラ型の燃焼器を示す。図に示すように、典型的なアニュラ型燃焼器50は、それぞれ連続した円形の内側及び外側燃焼器ケーシング52、54内に収容された完全な環状形態の単一の火炎管で構成され、いかなる別個の内部バーナ缶も含まない。この構造は、最も有効な燃料及び空気の混合をもたらし、最適バーナ表面積により、燃焼ガスは最大限に冷却される。アニュラ型燃焼器は、その環状の形状故に、遷移部品を必要としないから、缶型燃焼器よりも遙かに小形化できる。前に述べたように、低圧力比ガスタービンに実装する場合のアニュラ型燃焼器の1つの短所は、この短い長さである。燃焼器内滞留時間が短く、従って低温及び/又は低負荷作動時には、高レベルのCO及びUHCエミッションが生じる。さらに、アニュラ型燃焼器の動作のもう1つの重大な短所は、燃焼システムの多数の音響モード(横方向及び長手方向の)であり、これは、薄い(リーンな)予混合火炎の場合に特に起こり易く、従って一般的に高負荷において、大きな振幅の圧力変動が生じることになる。しかしながら、アニュラ型燃焼器は、短い燃焼器内滞留時間のためにNOxエミッションが増加するのに十分な時間がなく、NOxエミッションのレベルが低くなるので、高温又は高負荷作動時に良好に働く。さらに、マイクロタービンの場合、半径流ターボ機械の使用は普通のことであるが、アニュラ型燃焼器の幾何学的レイアウトは、軸流ターボ機械に最も良く適している。
マイクロタービンエンジンでは、通常はリーンな予混合火炎が使用される。マイクロタービン用の缶型燃焼器では、これは予混合火炎と拡散火炎とを発生させるという二重の作動役割を果たすプレミキサを使用することによって達成される。拡散火炎は、予混合リーン火炎の安定化を達成することが一般的に難しい設計点(全速負荷)以外の条件において使用されるのが普通である。アニュラ型燃焼器では、周方向に一様なプレミキサの配列を使用する。さらに、均一性と良好なパターンファクタを達成するために、全てのプレミキサを同じように作動させる。その結果、いずれのプレミキサ構成(例えば、アニュラ型又は缶型)においても、設計設定点以外の条件において、より高いエミッション(アニュラ型燃焼器の場合におけるようなCO及びUHC又は缶型燃焼器の場合におけるようなNOxのいずれか)が発生し、またいずれのプレミキサ構成においても、異なる燃料比でプレミキサを独立して作動させることができる柔軟性がない。
米国特許6,574,950号公報
米国特許6,584,760号公報
従って、低温及び/又は低負荷作動時と同時に高温又は高負荷作動時におけるエミッション(すなわち、設計設定点におけるエミッションと同時に設計設定点以外の条件におけるエミッション)を最少にする静かな燃焼器に対する必要性がある。
本明細書においては、ガスタービンにおけるエミッションを低減するための方法及び装置を開示する。1つの実施形態では、ガスタービン用の逆流式燃焼器は、細長い円筒形の燃焼器ライナを備えた燃焼器ケーシングを含み、燃焼器ライナは、内部に燃焼室を画成しかつ該ライナとケーシングとの間に逆流流体通路を形成する。本逆流式燃焼器はさらに、燃焼室の上流に配置されたスワーラ−ミキサ組立体を含み、この組立体は、環状に配置されたスワーラ−ミキサを含み、スワーラ−ミキサの各々は、中心体と、中心体に取付けられた内側スワーラと、内側スワーラに取付けられた外側スワーラと、スワーラ−ミキサの各々から燃焼室までの間で延びる環状テーパ壁を備えたシュラウドとを含む。本逆流式燃焼器はさらに、燃焼室とスワーラ−ミキサ組立体との間に介在させたドームプレートを含み、ドームプレートは、環状のエンドボデーを有する熱シールドを含む。本逆流式燃焼器はさらに、4つのスワーラ−ミキサの各々と流体連通した燃料源を備えた主燃料供給システムを含み、主燃料供給システムは、燃料を半径方向に内側及び外側スワーラ内に噴射するようになっている。本逆流式燃焼器はさらに、シュラウドの環状テーパ壁と外側壁とによって形成された流体通路を備えた二次燃料供給システムを含み、この流体通路は、燃料源と流体連通している。主及び二次燃料供給システムは、スワーラ−ミキサの各々に対して独立して制御することができる。
別の実施形態によると、ガスタービン用の逆流式燃焼器は、細長い円筒形の燃焼器ライナを備えた燃焼器ケーシングを含み、燃焼器ライナは、内部に燃焼室を画成しかつ該ライナとケーシングとの間に逆流流体通路を形成し、また燃焼室の主燃焼区域の周りの複数の孔と希釈区域の周りで該ライナ内に半径方向に配置された複数の孔とを含む。本逆流式燃焼器はさらに、燃焼室の上流に配置されたスワーラ−ミキサ組立体と、環状のエンドボデーを有する熱シールドを備えた、燃焼室とスワーラ−ミキサ組立体との間に介在させたドームプレートとを含む。ドームプレートはさらに、複数の流体孔を含み、この複数の流体孔がガスタービンの作動中に熱シールドの背面に衝突する空気流を供給し、また主燃焼区域の周りでライナ内に半径方向に配置された複数の流体孔がガスタービンの作動中に熱シールドの背面に衝突する空気流を供給する。
複数のスワーラ−ミキサ組立体を含む缶型燃焼器を使用したガスタービンにおけるNOxエミッションを低減する方法は、複数のスワーラ−ミキサ組立体のうちの少なくとも1つに対して主燃料供給システムを独立して作動させて、該主燃料供給システムが他のスワーラ−ミキサ組立体とは異なる燃料対空気当量比で作動するように少なくとも1つのスワーラ−ミキサ組立体のスワーラ内に燃料を噴射するようにする段階を含む。本方法はさらに、複数のスワーラ−ミキサ組立体の各々に対して二次燃料供給システムを作動させて、該二次燃料供給システムが複数のスワーラ−ミキサ組立体の各々を囲むシュラウド内に配置された孔を介して燃焼室に燃料を噴射するようにする段階を含む。
上記及びその他の特徴を、以下の詳細な記載及び添付図面によって例示的に説明する。
ここで、同じ要素には同様な符号を付けた図面を参照する。
本明細書において開示するのは、エンジンの負荷及び周囲条件の全作動範囲にわたってCO、NOx及びUHCエミッションのような排気エミッションを許容可能なレベルまで低減するためのガスタービン装置及び方法である。一般的にガスタービン装置は、互いに独立して作動させることができるプレミキサの配列を有する逆流式缶型燃焼器を含む。所定の配列パターンのプレミキサ配列を独立して作動させることにより、リーン予混合火炎を設計点において有利に利用できると共に、設計点以外の条件で有害な排気エミッションを低減するように、燃料当量比、つまりエルゴ火炎温度を制御するために使用することができる。さらに、後述するようにプレミキサ配列を独立して使用することは、プレミキサ配列の独立した作動に関連した特別な自由度により、ガスタービンの動的挙動(ダイナミックス)を向上させる。
次に図3を参照すると、ここに示すのは熱回収式マイクロタービン100の斜視図である。一般的にマイクロタービン100は、逆流式缶型燃焼器組立体102、タービンスクロール104、圧縮機ボリュート106、発電機108及び熱回収装置110を含む。
作動中、高度に加圧された空気が燃焼器組立体102に供給され、燃料と混合されて点火される。燃料は、例えば液体、気体、低BTUなどの任意の種類の燃料とすることができる。燃焼ガスは、次にタービンスクロール104内で膨張して該スクロール内のタービンを駆動し、その後導管を通して熱回収装置110に排出される。膨張した高圧ガスによるタービンの回転は、当業者には広く知られている方法で、発電機108によって電気エネルギーに変換できる。
図4は、図3に示した燃焼器組立体102の断面図を示す。燃焼器組立体102は、圧縮機手段(図示せず)と協働して、該燃焼器組立体102(図示せず)に流体的に結合された(例えば図3のタービンスクロール104内に収納された)ガスタービンを駆動する。燃焼器組立体102は、該燃焼器組立体102に流体を供給するための1つ又はそれ以上の入口を有する円筒形の外側燃焼器ケーシング112を含む。ケーシング112は、互いにボルト止めされるか又はその他の方法で固定されることができる複数のセクション114、116、118で構成されるのが好ましい。後述するように、複数のセクションを用いることは、燃焼器ケーシング112内に配置された構成部品の様々なフランジを当接させて固定するのに使用ことを可能にする。エンドキャップ120(本明細書では、ディフューザキャップとも呼ぶ)は、タービンスクロール104から遠い方に位置する端部において燃焼器ケーシング112の一端部にボルト止めされるのが好ましい。このようにして、以下において一層詳しく述べるように、タービン100の作動中に燃焼器組立体102の逆流(すなわち、カウンタフロー)を発生させることができる。
外側燃焼器ケーシング112内には、円筒形状の燃焼ライナ122が配置され、この燃焼ライナ122は、その中に円筒形状の燃焼室124を画成し、すなわち缶型燃焼器を形成する。図5は、燃焼器ライナ122の側面図を示す。燃焼器ライナ122は、一般的に燃焼火炎が発生する主内部区域と、この主内部区域から下流の希釈区域とを含む。主内部区域を全体的に画成しているライナ122内には、複数の孔142が半径方向に配置され、また希釈孔144が、希釈区域を全体的に画成する燃焼器ライナ122の半径方向周辺に位置している。以下において一層詳しく述べるように、孔142は、作動中に熱シールド136に対する衝突空気を供給する利点がある。その下流においては、希釈孔144により複数の希釈ジェットを供給して平均温度を低下させかつライナ122の壁付近のホットスポットを最少にし、燃焼器ライナ122の出口平面上で許容可能な燃焼パターンファクタを得ることができるようにする。ライナ122を取り巻く複数のリブ146は、熱伝達のためのタービュレータを形成しかつライナに剛性を与える。燃焼器ライナ122はさらに、該ライナ122をケーシング112の環状凹部150(図4参照)内に当接固定するためのフランジ148を含む。燃焼器ライナ122はさらに、点火器、点火器クロスファイア管などのための、例えば符号152で示したような付加的な孔を含むことができる。
図4に示すように、燃焼室124は、上流端126と下流端128とを有する。燃焼室124の下流端128から出る燃焼生成物の流れは、燃焼器ライナ122の一端部に固定されたフラシールとも呼ばれるシール131を介して該燃焼器ライナ122の一端部に重ねられた遷移部品130又はスクロールに入る。遷移部品130は、燃焼器ライナ122の円形断面をノズル(図示せず)を通ってタービン入口(図示せず)の扇形部分へと移行させるために使用され、燃焼生成物の流れがタービンに入ることを可能にして、タービンが該タービンを駆動するために燃焼生成物のエネルギーを利用できるようにする。好ましい実施形態では、燃焼器ライナ122の長さは、低負荷又は低温作動時に燃焼生成物が遷移部品130内に流出する前にCOを十分に燃焼し尽くすことができるほど十分な長さであるべきである。矢印132で表した流体通路が、燃焼器ライナ122とケーシング112との間の空間によって形成される。流体通路132は、タービン100の作動中に空気のような流体の逆流を可能にする。
燃焼器組立体102はさらに、燃焼器ライナ122の上流端126において該燃焼器ライナ122に隣接して配置されたドームプレート134を含む。図6は、ドームプレート134の一層詳細な斜視図を示す。図に示すように、ドームプレート134自体は、全体的に平坦であり、また形状が円形である。ドームプレート134は、燃焼器組立体102の組立て時に燃焼器ライナ122のフランジ148に固定するための貫通孔137を外側フランジ143内に含む。好ましい実施形態では、ドームプレート134は、図に示しかつ本明細書において述べるように、4つの環状に配置された孔135を含み、これら孔の各々は、燃焼器組立体102内で使用されるスワーラ−ミキサ組立体とその数が対応する。しかしながら、本発明は、燃焼器組立体102内で使用されるスワーラ−ミキサ組立体の数に対応した4つの環状に配置された孔に限定することを意図するものではない。2つ以上のスワーラ−ミキサ組立体を使用するのが好ましく、その最大数は空間的制約及びコストによって制限される。さらに、ドームプレート134は、以下において一層詳しく述べるように、燃料及び/又は空気がそれを通って流れることができるような複数の流体通路220を含む。流体通路220は、環状に配置された孔135と比べて比較的小さい。熱シールド136は、ドームプレート134の主要平坦面の1つと一体形であるか又は該主要平坦面の1つに固定取付けされる。熱シールド136は、ドームプレート134内の環状に配置された孔135の各々に固定取付けされたステム部分を有するカップ状であるのが好ましい。次ぎに図4を再び参照すると、熱シールド136は、燃焼室124に面した状態で下流方向に配向され、また全体を符号140で示したスワーラ−ミキサ組立体の環状配列が、その上流に配置される。熱シールド136は、内部主燃焼区域内で燃えている火炎から燃焼器ライナ122を隔離するための環状のエンドボデーを含む。
点火器138は、孔139及び孔141を通して燃焼器ケーシング112及びライナ122を貫通し、熱シールド136の下流に配置される。ドームプレート孔220と燃焼器ライナ孔142とは協働して、作動中にドームプレート孔220と燃焼器ライナ孔142とを通る空気流が、熱シールド136に対してほぼ垂直な角度で該熱シールド136の背面に直接衝突し、シールドの背面に衝突した空気流が、次に燃焼室124内の火炎の下流側の流体流と混合し、それによって当量比を低下させるための第2の手段を構成するようになる。
図7に一層明瞭に示すように、スワーラ−ミキサ組立体140は、プレート162の中心軸線の周りで半径方向に等距離で配置された、全体を符号154、156、158、160で表した4つの環状に配置されたスワーラ−ミキサ組立体を含む。図示したような4つの環状に配置されたスワーラ−ミキサ組立体が好ましいが、所望の燃焼パターンを得るために、その他の環状のスワーラ−ミキサ組立体構成も使用できる。各環状のスワーラ−ミキサ組立体は、それぞれ燃料ノズル164、166、168、170を含み、これらの燃料ノズルを燃料/空気混合気中の主燃料量を調節するように独立して作動させ、それによって例えば全速、全負荷、低負荷、低速、ターンダウンなどの異なる作動状態時における全NOxエミッションを低減させる手段を構成することができる。ノズル164、166、168、170を通しての燃料の供給により、主燃料供給システムが形成される。さらに、燃焼器組立体102は缶型燃焼器ライナを使用しているので、CO及びUHCのエミッションは、アニュラ型燃焼器と比べて燃焼室124内での滞留時間が長いことにより、最少にすることができる。プレート162はさらに、スワーラ−ミキサ組立体140をケーシング112に固定するための貫通孔172を含む。
図8及び図9は、1つのスワーラ及びプレミキサ組立体(例えば、154、156、158、又は160)の平面図及び断面図を示す。各組立体は、その中で燃料と空気の均一な混合を可能にしかつ燃料/空気混合気を燃焼室124内に流すプレミキサカップ174を含む。各プレミキサカップ174は、中心体176と、内側スワーラ178と、外側スワーラ180と、上流側186から下流側188まで延びる対称軸線184とを含む。スワーラ−ミキサ組立体の下流には、シュラウド182、すなわち収束混合ダクトが配置される。例えば符号164で示したような燃料ノズルは、外側スワーラ180を収容した壁内の孔224と流体連通している。このようにして、以下において一層詳しく述べるように、半径方向にまた外側スワーラ180に対してほぼ垂直に、燃料を同時に噴射することができる。
各内側スワーラ178は、中心体176の半径方向外側で該中心体176に固定されており、内側スワーラ178は、前縁190と後縁192とを含む。この固定は、滑り嵌め、スポット溶接、エポキシ結合などを含む任意の手段によって行うことができる。各外側スワーラ180は、内側スワーラ178の半径方向外側で該内側スワーラ178に固定される。外側スワーラ180は、内側スワーラの前縁190が外側スワーラ180の前縁198から上流方向の距離194に位置するように取付けられる。さらに、外側スワーラ180を取付ける時、中心体176は、該中心体の前縁196が内側スワーラの前縁190とほぼ同一平面になりかつ外側スワーラの前縁198から上流方向の距離194に位置するように配置される。中心体176の最前部は、図に示すように円錐形状にするのが好ましい。
内側及び外側スワーラ178、180は、それぞれ各スワーラ内の流れが互いに逆方向に回転するように構成されるのが好ましい。ハブ204が、各内側スワーラ178を各外側スワーラ180から分離する。図8に一層明瞭に示すように、スワーラ178、180は、典型的にはそれぞれ外側旋回ベーン200及び内側旋回ベーン202を有し、これら各旋回ベーンは、スワーラ−ミキサ組立体の中心を通る長手方向軸線184に対して約40°〜約60°の範囲内の角度を成している。内側スワーラ178及び外側スワーラ180内を流れる空気質量の比は、典型的には約1:3である。この空気質量比は、スワーラ178、180の下流のシュラウド182内での燃料と空気の効果的な混合(上述した二重反転旋回により)をもたらし、さらに燃焼器内における適切な火炎安定性にとって十分な残留旋回(外側スワーラのより高い空気質量分に対応する)をも有するようにする。
中心体176は、直線的な円筒形セクションとすることができ、或いはそれに代えて上流端から下流端まで表面がほぼ一様に収束する形状のセクションとすることもできる。中心体176は、組立体の対称軸線184と同軸に配置されるのが好ましい。前述したように、中心体の前縁は、空気流のために円錐形状であるのが好ましい。1つの実施形態では、中心体176は、プレミキサカップ174内に鋳造され、シュラウド182の下流端の直前で終端するような寸法にされる。任意選択的に、中心体176は、二重燃料能力を与えるための液体燃料供給システム(図示せず)を収容することができる。
シュラウド182は、図に示すように該シュラウド182の前端からドームプレート134まで一様に先細になっており、該シュラウド182の内部における流速を増大させる環状テーパ壁208を含むのが好ましい。シュラウド182は収束しているので、該シュラウド182の内部を流れる燃料/空気混合気は加速され、このことが、シュラウド182内に境界層が蓄積するのを最少にし、従ってこれに起因するフラッシュバックを最少にするのを助ける。シュラウド182はさらに、該シュラウドの周りで半径方向に配置された燃料プレナム210を含む。シュラウド182内には、プレナム210から燃焼室124まで延びる複数の燃料通路206が形成される。この特定の構成では、各スワーラ−ミキサ組立体は、8つのそのような燃料通路を含む。燃料プレナム210と該燃料プレナム210から延びる燃料通路206とは、例えば符号216で示したような二次燃料ノズルと流体連通して、二次燃料システムを形成する。
図10は、燃焼器組立体102の一部分の拡大断面図であって、二次燃料供給システムと、熱シールド136の背面に空気を衝突させるためのそれぞれドームプレート134及びライナ122内の孔142及び220とを一層明瞭に示している。さらに、図10は、ドームプレート134に形成した凹部内に捕捉されたL字形フェルール216を示す。フェルール保持部材218は、フェルール216の移動を可能にするように該フェルールを保持するのが好ましい。ドームプレート134とシュラウド182を形成する外壁との間でフェルール216が移動することにより、流体通路132と流体連通した調節可能な流体通路214を形成しながら、これらの構成部品間の相対的な運動を可能にする。このようにして、流体通路132を通って流れる例えば空気のような流体は、フェルール216の移動により制御される通路によって、燃焼領域内に流入することができる。
燃料マニホールドシステム(図示せず)は、燃料ノズル(すなわち、本明細書に記載した主システムの燃料ノズル164、166、168、170と、二次システムの燃料ノズル212、214、216、218)を介して主及び二次燃料供給システムと流体的に連通している。前述したように、主燃料供給システムは、外側スワーラ180に対してほぼ垂直に燃料を供給する。二次燃料供給システムは、シュラウド182内に形成された流体通路206とプレナム210とを介して燃料を供給する。逆流空気は、主に流体通路132を通って燃焼器組立体102内を流れる。二次空気は、流体通路214を通って流れる。主及び二次燃料供給システムの各々は、独立して制御されるのが好ましい。任意選択的に、様々なスワーラ−ミキサ組立体のための主及び二次燃料供給システムの一部分は、独立して制御される。このようにして、スワーラ−ミキサ組立体の全て又は一部分は、異なる火炎温度を個別的に達成できるように、異なる当量比で作動させることができる。その結果、全速及び全負荷状態を含む異なる負荷におけるエミッションを制御することが可能になる。
一般的にマニホールドシステムは、燃料源(図示せず)と上述した様々な燃料ノズルとの間で延びる複数の燃料導管を含む。例えば、燃料ノズル164等は、外側スワーラ180と連通して主燃料供給システムの一部分を形成する。主燃料供給システムは、それぞれ側壁孔224を介して、燃料を半径方向に外側スワーラ180内に噴射する。シュラウド182は、複数の孔142を介して(かつフェルール216によって調節されて)拡散火炎状態で燃料を供給する二次燃料供給システムを有する。燃料ノズル216は、マニホールドと連通して、シュラウド182によって形成された流体通路206内に燃料を注入する。主及び二次燃料供給システムは、総合燃料流が一定の火炎温度に必要な当量比に合致するように、変化させることができる。有利なことには、スワーラ−ミキサ組立体(154、156、158、160)の各々を異なる当量比で作動させて、燃焼器当たりの規制値に適合するエミッションを発生しかつ作動安定性及び低燃焼ダイナミックスを達成するようにすることができる。点火は、燃焼器内で点火器138によって達成される。特定のガスタービンエンジンにおいて複数の燃焼室を必要とする場合には、当業者には公知の通常の方式でクロスファイア管を使用することができる。
作動中、加圧空気は、エンドキャップ120に向かう逆方向流又は順方向流で導かれ、加圧空気は、プレミキサ154、156、158、160を通る燃焼空気と、孔220及び142を通るドームプレート134及び熱シールド136衝突空気と、孔144を通る希釈空気とに分割される。ドームプレート及び熱シールド衝突空気は、空気流に対してほぼ垂直な角度で熱シールド136の背面に衝突し、さらに下流で燃焼ガスと混合する。燃焼空気は、例えばそれぞれ符号178及び180で示したような内側及び外側スワーラによって予混合燃料と予混合されて、火炎前面に供給される。シュラウド182は、シュラウド先端の多数の孔を介して拡散火炎状態でパイロット燃料を供給する二次燃料回路を有する。2つの燃料供給システムは、独立して作動しかつ独立して制御されるのが好ましい。一定の火炎温度に対して、総合燃料流が所要の当量比に合致するように、各スワーラ−ミキサ組立体は独立して作動させることができる。従って、各スワーラ−ミキサ組立体(図には4つ示す)は、燃焼器当たりの規制値に適合するエミッションを発生しかつ作動の安定性と低ダイナミックスを達成するように、異なる当量比で作動させることができる。残りの空気(希釈空気)は、通常高温度で起こるNOxエミッションを最少にするような熱移動のために孔144に向けて導かれる。
燃焼器組立体102に供給される燃料/空気混合気は燃料を完全燃焼させるために必要なよりも多くの空気を含んでおり、また空気は燃焼に先立って燃料と混合されるから、この燃焼器はリーン予混合燃焼器である。従って、燃焼器のための燃料/空気混合気の当量比は、1以下であるのが好ましい。
以下の実施例は、本発明の幾つかの実施形態を説明するために示すものである。この実施例は、如何なる観点においても本発明を限定することを意図するものではない。
実施例1
この実施例では、本発明による缶型燃焼器を使用した図3に示すタービンにおいて、エミッションをモニタした。マイクロタービンの全速及び全負荷(FSFL)作動時に、燃焼器ライナ全体にわたる様々な点においてエミッションをモニタした。図11にグラフで示すように、NOxエミッションは、燃焼器ライナ全域にわたって約3ppmよりも低かった。缶型燃焼器内での滞留時間は、アニュラ型燃焼器と比べて比較的長いが、缶型燃焼器内で使用した独立して作動するプレミキサは、最小NOxエミッション及び最小動圧変動になるような安定かつ強力な処理を行った。FSFLにおける一酸化炭素のレベルは、燃焼器ライナ全体にわたって平均約10ppm以下であった。低負荷及び/又は低温作動時には、小形の火炎構造と長い燃焼器内滞留時間とにより、一酸化炭素(CO)及び未燃焼炭化水素のレベルは最小になると予測される。
この実施例では、本発明による缶型燃焼器を使用した図3に示すタービンにおいて、エミッションをモニタした。マイクロタービンの全速及び全負荷(FSFL)作動時に、燃焼器ライナ全体にわたる様々な点においてエミッションをモニタした。図11にグラフで示すように、NOxエミッションは、燃焼器ライナ全域にわたって約3ppmよりも低かった。缶型燃焼器内での滞留時間は、アニュラ型燃焼器と比べて比較的長いが、缶型燃焼器内で使用した独立して作動するプレミキサは、最小NOxエミッション及び最小動圧変動になるような安定かつ強力な処理を行った。FSFLにおける一酸化炭素のレベルは、燃焼器ライナ全体にわたって平均約10ppm以下であった。低負荷及び/又は低温作動時には、小形の火炎構造と長い燃焼器内滞留時間とにより、一酸化炭素(CO)及び未燃焼炭化水素のレベルは最小になると予測される。
典型的な実施形態を参照しながら本発明を説明してきたが、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更を加え、また実施形態の要素を均等物で置換え得ることは、当業者には明らかであろう。さらに、本発明の本質的な技術的範囲から逸脱することなく、特定の状況又は材料を本発明の教示に合わせるように、多くの変更を加えることも可能である。なお、特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
102 逆流式缶型燃焼器組立体
112 燃焼器ケーシング
120 エンドキャップ
122 燃焼器ライナ
124 燃焼室
130 遷移部品
132 流体通路
134 ドームプレート
135 ドームプレートの孔
136 熱シールド
138 点火器
140 スワーラ−ミキサ組立体
142 燃焼器ライナの孔
144 燃焼器ライナの希釈孔
112 燃焼器ケーシング
120 エンドキャップ
122 燃焼器ライナ
124 燃焼室
130 遷移部品
132 流体通路
134 ドームプレート
135 ドームプレートの孔
136 熱シールド
138 点火器
140 スワーラ−ミキサ組立体
142 燃焼器ライナの孔
144 燃焼器ライナの希釈孔
Claims (10)
- ガスタービン用の逆流式燃焼器(102)であって、
一端部に配置されたエンドキャップ(120)とガスタービンに流体連通した開放端部とを含む円筒形状の燃焼器ケーシング(112)と、
内部に燃焼室(124)を画成しかつ外部に前記ケーシング(112)との間で逆流流体通路(132)を形成するように該ケーシング(112)内に配置された円筒形燃焼器ライナ(122)と、
前記燃焼室(124)の上流に配置されておりかつ環状に配置されたスワーラ−ミキサを含み、前記環状に配置されたスワーラ−ミキサの各々が、中心体(176)と、前記中心体(176)に取付けられた内側スワーラ(178)と、前記内側スワーラ(178)に取付けられた外側スワーラ(180)と、該スワーラ−ミキサの各々と前記燃焼室(124)との間で延びる環状テーパ壁(208)を備えたシュラウド(182)とを含む、スワーラ−ミキサ組立体(140)と、
前記燃焼室(124)と前記スワーラ−ミキサ組立体(140)との間に介在させたドームプレート(134)と、
4つのスワーラ−ミキサの各々と流体連通した燃料源を含み、燃料を半径方向に前記外側スワーラ(180)内に噴射するようになった主燃料供給システムと、
前記シュラウド(182)の環状テーパ壁(208)内に流体通路(206)を含み、前記流体通路(206)が燃料源と流体連通している二次燃料供給システムと、を含み、
前記主及び二次燃料供給システムは、前記スワーラ−ミキサの各々に対して独立して制御することができる、
逆流式燃焼器(102)。 - 前記ドームプレート(134)が、該ドームプレートに取付けられた熱シールド(136)をさらに含み、前記熱シールド(136)が環状のエンドボデーを含む、請求項1記載の逆流式燃焼器(102)。
- 前記ドームプレート(134)が、ガスタービンの作動中に前記熱シールド(136)の背面に衝突する空気流を供給するための複数の流体孔(220)をさらに含む、請求項1及び請求項2のいずれか一項記載の逆流式燃焼器(102)。
- 前記円筒形燃焼器ライナ(122)が、主燃焼区域の周りにガスタービンの作動中に前記熱シールド(136)の背面に衝突する空気流を供給するための複数の孔(142)を含む、請求項1から請求項3のいずれか一項記載の逆流式燃焼器(102)。
- 前記内側スワーラ(178)及び外側スワーラ(180)の各々が、互いに逆方向回転している、請求項1から請求項4のいずれか一項記載の逆流式燃焼器(102)。
- 前記シュラウド(182)が、燃料源から燃料を導入するための燃料ノズル(212)に流体連通したプレナム(210)を含み、前記プレナム(210)が、前記シュラウド(182)の環状テーパ壁(208)内の流体通路(206)と流体連通していいる、請求項1から請求項5のいずれか一項記載の逆流式燃焼器(102)。
- 複数のスワーラ−ミキサ組立体(140)を含む缶型燃焼器を使用したガスタービンにおけるNOxエミッションを低減する方法であって、
主燃料供給システムが他のスワーラ−ミキサ組立体(140)とは異なる燃料対空気当量比で作動するように少なくとも1つのスワーラ−ミキサ組立体(140)のスワーラ(180)内に燃料を噴射するように、前記複数のスワーラ−ミキサ組立体(140)のうちの少なくとも1つに対して該主燃料供給システムを独立して作動させる段階と、
二次燃料供給システムが前記複数のスワーラ−ミキサ組立体(140)の各々を囲むシュラウド(182)内に配置された孔(206)を介して燃焼室(124)に燃料を噴射するように、前記複数のスワーラ−ミキサ組立体(140)の各々に対して該二次燃料供給システムを作動させる段階と、
を含む方法。 - 主燃料供給システムを作動させる段階が、前記複数のスワーラ−ミキサ組立体(140)のスワーラ(180)の各々を通る流体の流れに対してほぼ垂直な角度で該複数のスワーラ−ミキサ組立体(140)内に燃料を噴射する段階を含む、請求項7記載の方法。
- 前記複数のスワーラ−ミキサ組立体(140)に取付けられたドームプレート(134)内に形成された孔(220)及び燃焼器ライナ(122)内に形成された孔(142)を通して、前記ドームプレート(134)に取付けられた環状のエンドボデーを備えた熱シールド(136)に対してほぼ垂直な角度で空気を流す段階をさらに含む、請求項7及び請求項8のいずれか一項記載の方法。
- 前記少なくとも1つスワーラ−ミキサ組立体(140)の各々が、異なる火炎温度で作動する、請求項7から請求項9のいずれか一項記載の方法。
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