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JP2005087510A - ルーパ駆動装置 - Google Patents

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JP2005087510A
JP2005087510A JP2003325802A JP2003325802A JP2005087510A JP 2005087510 A JP2005087510 A JP 2005087510A JP 2003325802 A JP2003325802 A JP 2003325802A JP 2003325802 A JP2003325802 A JP 2003325802A JP 2005087510 A JP2005087510 A JP 2005087510A
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shaft
needle
sewing machine
bed
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好秀 清水
Tadanori Inoue
忠徳 井上
Takayuki Hayashida
高幸 林田
Itsuo Sakai
逸夫 酒井
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Abstract

【課題】主軸の高速回転時においても、ミシン運転時における騒音の発生やルーパ軸のがたつきを発生することなく針の上下動に同期してルーパを円滑に動作させる。
【解決手段】針の上下動方向に略直交するとともに、被縫製物の送り方向に軸心を有して、ミシンベッドおよびシリンダベッドにわたって設けられたルーパ軸11と、ルーパ軸11の先端にルーパ台12を介して設けられたルーパ13とを備え、主軸15の回転により上下動する針に同期してルーパ軸11を軸心回りに揺動させるとともに、軸心方向に進退させるようにしたルーパ駆動装置において、前記ルーパ軸11が全長にわたって単一の軸心を有し、ミシンベッド内のルーパ軸11に、ルーパ軸11を揺動させるルーパ振り腕20が連結されるとともに、ルーパ軸11を前後方向に進退させるルーパ前後腕24を前後から挟む一対のルーパ軸カラー26が連結されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、筒状の被縫製物、例えば、シャツの袖や首回り、ズボンの脚部などの縫製作業に好適に用いられる筒型ベッドミシンのルーパ駆動装置に関するものである。
一般に、筒状の被縫製物を縫製するミシン、具体的には、偏平縫いミシンや二重環縫いミシンのルーパは、被縫製物の送り面となる針板の下側において、針落ち位置の後側に沿う進出動作と、針落ち位置の前側に沿う退入動作とを針の上下動に同期して行い、進出時に上動する針の後側に形成された針糸のループを捉えて引き出す一方、退入時に自身の後側に形成されたルーパ糸ループおよび各針糸の間を下動する針によって捉えさせ、被縫製物の裏面に針糸とルーパ糸とがルービングされた縫い目を形成するものである。すなわち、ルーパは、針の上下動と略直交する面内において、被縫製物の送り方向と略直交する方向を長軸とし、針落ち位置を中心とする所定幅の楕円軌道に沿って移動するようになっている。
このようなルーパを備えたミシンは、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されている。
まず、このようなミシン100について、図7乃至図9に基づいて説明する。
ミシン100は、ミシンベッド102と、ミシンベッド102の上端部から側方に延設されたミシンアーム103と、ミシンアーム103の下方に位置してミシンベッド102からミシンアーム103と平行に延設されたシリンダベッド104と、から構成され、ミシンアーム103の先端には、針105を設けた針棒106が上下動可能に設けられるとともに、押さえ107を設けた押さえ軸108が上下方向に押え圧力調整自在に設けられている。そして、シリンダベッド104の先端には、針105および押さえ107に対応して、針板109が図示省略したねじによって固着されており、また、シリンダーカバー110が着脱自在に設けられている。また、シリンダベッド104には、ミシンベッド102との間にわたってルーパ軸111が配設されている他、詳細には図示しないが、被縫製物を、針板109のスリット内に介装された送り歯により、シリンダベッド104の根本方向(図7の矢符方向)に送る送り機構もルーパ軸111と平行に設けられている。
一方、シリンダーカバー110の内方には、シリンダベッド104の先端を経てルーパ軸111の先端部が突出されている他、ルーパ軸111の先端部に連結されたルーパ台112およびルーパ台112に設けられたルーパ113が配設されている。
また、ミシンベッド102には、プーリ114を連結した主軸(図示せず)が回転自在に軸支されており、図示しない電動モーターおよびベルトを介してプーリ114および主軸が回転することにより、その回転トルクが、ミシンベッド102内に収容されたルーパ駆動機構(図示せず)を介してルーパ軸111に伝動され、ルーパ113をルーパ軸111回りに揺動させるとともに、ルーパ軸111に沿って前後移動させるものである。この際、主軸の回転によって針105が上下動することから、結局、ルーパ113は、針105の上下動に同期して、針落ち位置を中心とする揺動と前後移動による楕円軌道上を移動するものである。
なお、ルーパ軸111は、図9に示すように、軸本体111aおよび軸本体111aの基端に一体に連結されたコ字状の連結部材111bから形成されており、主軸の回転トルクは、連結部材111bを介して軸本体111aに伝動されるようになっている。
中華民國専利公告第158836号公報 中華民國専利公告第465596号公報
ところで、前述した筒型ベッドミシンにおいては、主軸が1分間当たり3500程度回転するようになっているが、さらに1分間当たり4500回転以上の高速回転が求められている。このような高速回転を行うとき、前述したルーパ駆動機構においては、ルーパ軸が、軸本体およびコ字状の連結部材から形成されており、主軸の回転トルクは、コ字状の連結部材を介して軸本体に伝動される。この際、コ字状の連結部材にわずかな撓みや捩れが発生し、このため、ミシンの運転時における騒音の発生やルーパ軸のがたつきの発生を招くなど、高速回転に不向きであった。
また、コ字状の連結部材の撓み、変形によりルーパ軸の前後動が大きくなり、このためにルーパの楕円運動が前後方向に膨らむこととなる。その結果、針とルーパとの交差時における微妙な交差隙間が大きくなり、目飛びが発生するおそれがあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、主軸の高速回転時においても、ミシン運転時における騒音の発生やルーパ軸のがたつきを発生することなく針の上下動に同期してルーパを円滑に動作させることのできるルーパ駆動装置を提供するものである。
本発明は、針の上下動方向に略直交するとともに、被縫製物の送り方向に軸心を有して、ミシンベッドおよびシリンダベッドにわたって設けられたルーパ軸と、ルーパ軸の先端にルーパ台を介して設けられたルーパとを備え、主軸の回転により上下動する針に同期してルーパ軸を軸心回りに揺動させるとともに、軸心方向に進退させるようにしたルーパ駆動装置において、前記ルーパ軸が全長にわたって単一の軸心を有し、ミシンベッド内のルーパ軸に、ルーパ軸を揺動させるルーパ振り腕が連結されるとともに、ルーパ軸を前後方向に進退させるルーパ前後腕を前後から挟む一対のルーパ軸カラーが連結されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、主軸を回転させることにより、針を上下動させる一方、針の上下動に同期してルーパ軸を、ルーパ振り腕を介して軸心回りに揺動させるとともに、ルーパ前後腕およびルーパ軸カラーを介して軸心方向に進退させる。したがって、針の上下動と略直交する面内において、ルーパを被縫製物の送り方向と略直交する方向を長軸とし、針落ち位置を中心とする所定幅の楕円軌道に沿って移動させる。
ここで、前記ルーパ軸が全長にわたって単一の軸心を有し、ミシンベッド内のルーパ軸に、ルーパ軸を揺動させるルーパ振り腕が連結されるとともに、ルーパ軸を前後方向に進退させるルーパ前後腕を前後から挟む一対のカラーが連結されたことにより、主軸の回転に伴うルーパ軸の揺動およびその軸心方向の進退回動を円滑に行うことができる。
この結果、主軸の高速回転時においても、騒音の発生やルーパ軸のがたつきを発生することなく針の上下動に同期してルーパを円滑に動作させることができる。また、コ字状の連結部材の撓み、変形によりルーパ軸の前後動が大きくならず、ルーパの楕円運動が前後方向に膨らむことがなくなる。その結果、針とルーパとの交差時における微妙な交差隙間が大きくなることもなく、目飛びの発生を防止することができる。
本発明において、前記ルーパ前後腕に、ルーパ軸カラーに当接する角駒が回転自在に軸支されると、ルーパ前後腕が揺動するとき、常に角駒がルーパ軸カラーに面接触することから、ルーパ前後腕の揺動運動を確実にルーパ軸カラー、すなわち、ルーパ軸に伝動することができる。
本発明によれば、主軸の高速回転時においても、ミシン運転時における騒音の発生やルーパ軸のがたつきを発生することなく針の上下動に同期してルーパを円滑に動作させることができる。また、目飛びの発生を防止することができるとともに、ルーパ軸の耐久性の向上を図ることができる、
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1には、本発明のルーパ駆動装置を設けた筒型ベッドミシン1が示されている。
このミシン1も、先に説明したように、ミシンベッド2と、ミシンベッド2の上端部から側方に延設されたミシンアーム3と、ミシンアーム3の下方に位置してミシンベッド2からミシンアーム3と平行に延設されたシリンダベッド4と、から構成され、ミシンアーム3の先端には、針5を設けた針棒6が上下動可能に設けられるとともに、押さえ7を設けた押さえ軸8が上下方向に押え圧力調整自在に設けられている。そして、シリンダベッド4の先端には、針5および押さえ7に対応して、針板9が図示省略したねじによって固着されており、また、シリンダーカバー10が着脱自在に設けられている。また、シリンダベッド4には、ミシンベッド2とにわたってルーパ軸11(図2参照)が配設されている他、詳細には図示しないが、被縫製物を、針板9のスリット内に介装された送り歯によりシリンダベッド4の根本方向(図1の矢符方向)に送る送り機構もルーパ軸11と平行に設けられている。
シリンダーカバー10の内方には、シリンダベッド4の先端を経てルーパ軸11の先端部が突出されている他、ルーパ軸11の先端部に連結されたルーパ台12およびルーパ台12に設けられたルーパ13が配設されている(図2参照)。
また、ミシンベッド2には、プーリ14を連結した主軸15(図2参照)が回転自在に軸支されており、図示しない電動モーターおよびベルトを介してプーリ14、すなわち、主軸15に回転トルクを伝動することができる。
ここで、ルーパ軸11と主軸15とは、それらの方向は、互いに直交している。
ところで、図2および図3に詳細に示すように、主軸15には、ミシンベッド2内において、ルーパ振り偏心環16がネジ止めされている。そして、ルーパ振り偏心環16には、ルーパ振り部材17が回転自在に嵌挿され、また、ルーパ振り部材17の先端部には、連結ピン18を介してルーパ振り継手19が回転自在に軸支されている。さらに、ルーパ軸11には、ミシンベッド2内において、ボール20aを有するルーパ振り腕20がネジ止めされており、ルーパ振り腕20のボール20aが前述したルーパ振り継手19に玉継手を形成して接続されている。
したがって、主軸15が回転するとき、主軸15と一体に回転するルーパ振り偏心環16に嵌挿されたルーパ振り部材17を、ルーパ振り偏心環16の軸心と主軸15の軸心との偏心距離の2倍の距離にわたって上下方向に昇降させる。そして、ルーパ振り部材17が昇降することにより、ルーパー振り継手19が昇降するとともに、ルーパ振り継手19を介してルーパ振り腕20が昇降し、結局、ルーパ振り腕20の昇降範囲にわたってルーパ軸11をその軸心回りに揺動させることができる。
さらに、主軸15には、ミシンベッド2内において、前述したルーパ振り偏心環16から軸心方向に間隔をおいてルーパ前後偏心環21がネジ止めされている。そして、ルーパ前後偏心環21には、ルーパ前後部材22が回転自在に嵌挿され、また、ルーパ前後部材22の先端部には、連結ピン23を介してルーパ前後腕24が連結されている。すなわち、一端がルーパ前後部材22に回転自在に軸支された連結ピン23の他端部がルーパ前後腕24の長穴24aに挿通され、連結ピン23にナットが螺合されて、ルーパ前後腕24の脱落が阻止されている。さらに、ミシンベッド2には、ルーパ前後軸25が回転自在に軸支されており、このルーパ前後軸25に前述したルーパ前後腕24が回転自在に嵌挿されている。また、ルーパ軸11には、ミシンベッド2内において、ルーパ前後腕24の作動部24bが当接可能なルーパ軸カラー26が嵌挿されて、ネジ止めされている。
なお、ルーパ前後軸25からのルーパ前後腕24が脱落するのを防止するため、ルーパ前後軸25には、ルーパ前後軸25に対して位置決めされたルーパ前後腕24を左右から挟み込むルーパ前後軸カラー27が嵌挿されて、ネジ止めされている。
したがって、主軸15が回転するとき、主軸15と一体に回転するルーパ前後偏心環21に嵌挿されたルーパ前後部材22を、ルーパ前後偏心環21の軸心と主軸15の軸心との偏心距離の2倍の距離にわたって前後方向に進退させる。そして、ルーパ前後部材22が進退することにより、ルーパ前後腕24がルーパ前後軸25回りに揺動し、その作動部24bがルーパ軸11に連結されたルーパ軸カラー26を押動させることから、結局、ルーパ前後腕24の揺動範囲にわたってルーパ軸11をその軸心方向に進退させることができる。
ここで、ルーパ振り部材17に軸支された連結ピン18と、ルーパ前後部材22に軸支された連結ピン23とは、それらの方向は、互いに直交している。また、前述したルーパ軸11と、ルーパ振り部材17に軸支された連結ピン18とは、それらの方向は、互いに平行となっている。
一方、ルーパ軸11は、図2に示すように、全長にわたって単一の軸心を有するトルクシャフトで形成され、その先端部付近および中程そして後端部付近には、それぞれルーパ軸11を支持するブッシュ28(計3箇所)が設けられている。
次に、このように構成されたルーパ駆動装置の作動について説明する。
図示しない電動モーターおよびベルトを介してプーリ14に回転動力が伝動されることにより、主軸15が回転し、針5を上下動させると同時に、ミシンベッド2内において、主軸15に連結されたルーパ振り偏心環16およびルーパ前後偏心環21をそれぞれ回転させ、ルーパ振り偏心環16に嵌挿されたルーパ振り部材17を、ルーパ振り偏心環16の軸心と主軸15の軸心との偏心距離の2倍の距離にわたって上下方向に昇降させるとともに、ルーパ前後偏心環21に嵌挿されたルーパ前後部材22を、ルーパ前後偏心環21の軸心と主軸15の軸心との偏心距離の2倍の距離にわたって前後方向に進退させる。
ルーパ振り部材17の昇降は、ルーパ振り部材17に連結されたルーパー振り継手19を昇降させると同時に、ルーパ振り継手19に連結されたルーパ振り腕20を昇降させる。この場合、ルーパ振り腕20は、ルーパ軸11に一体に連結されていることから、ルーパ振り腕20の昇降範囲にわたってルーパ軸11をその軸心回りに揺動させることができる。
また、ルーパ前後部材22の進退は、ルーパ前後部材22に連結されたルーパ前後腕24をルーパ前後軸25回りに揺動させることから、その作動部24bがルーパ軸カラー26を押動させる。この場合、ルーパ軸カラー26は、ルーパ軸11に一体に連結されていることから、ルーパ前後腕24の作動部24aの揺動範囲にわたってルーパ軸11をその軸心方向に進退させることができる。
このように、主軸15が回転することにより、その回転トルクがルーパ軸11に伝動され、ルーパー軸11を、その軸心回りに揺動させるとともに、その軸心方向に前後移動させる。したがって、ルーパ軸11の先端にルーパ台12を介して設けられたルーパ13は、ルーパ軸11回りに揺動するとともに、ルーパ軸11に沿って前後移動し、針5の上下動に同期して、針落ち位置を中心とする揺動と前後移動による楕円軌道上を移動することになる。
ここで、ルーパ軸11は、全長にわたって単一の軸心を有していることから、ルーパ振り腕20によるルーパ軸11の揺動運動およびルーパ前後腕24によるルーパ軸11の進退運動は、騒音を発生させたり、ルーパ軸11をがたつかせることなく円滑に行われる。
この結果、主軸15を高速回転させる場合であっても、騒音の発生やルーパ軸11のがたつきを発生することなく針5の上下動に同期してルーパ13を円滑に動作させることができる。
また、コ字状の連結部材の撓み、変形によりルーパ軸の前後動が大きくならず、ルーパの楕円運動が前後方向に膨らむことがなくなる。その結果、針とルーパとの交差時における微妙な交差隙間が大きくなることもなく、目飛びの発生を防止することができる。
なお、前述した実施形態においては、ルーパ前後腕24の作動部24bをルーパ軸11に連結したルーパ軸カラー26に直接当接させて、ルーパ前後腕24の揺動運動をルーパ軸11の進退運動に変換する場合を説明したが、図5および図6に示すように、ルーパ前後腕24の作動部24bに角駒ピン29を介して角駒30を回転自在に軸支し、角駒30をルーパ軸カラー26に当接させるようにしてもよい。
このような角駒30を採用すると、ルーパ前後腕24の揺動運動の際、常に角駒30をルーパ軸カラー26に面接触させることが可能となり、ルーパ前後腕24の揺動運動を確実にルーパ軸カラー26を介してルーパ軸11に伝動することができる
以上説明したように本発明によれば、主軸の高速回転時においても、ミシン運転時における騒音の発生やルーパ軸のがたつきを発生することなく針の上下動に同期してルーパを円滑に動作させることができることから、主軸を高速回転させて作業効率の高い筒型ベッドミシンを提供することができる。
本発明のルーパ駆動装置を設けた筒型ベッドミシンを示す斜視図である。 図1のルーパ駆動装置の斜視図である。 図2のルーパ駆動装置の分解斜視図である。 図1のルーパ駆動装置を一部省略して示す側面図である。 ルーパ駆動装置の他の実施形態を一部省略して示す分解斜視図である。 図5のルーパ駆動装置を示す側面図である。 従来の筒型ベッドミシンの一例を示す斜視図である。 図7のシリンダベッドの断面図である。 図7のルーパ駆動装置を一部省略して示す分解斜視図である。
符号の説明
1 筒型ベッドミシン
2 ミシンベッド
3 ミシンアーム
4 シリンダベッド
5 針
7 押さえ
11 ルーパ軸
13 ルーパ
15 主軸
16 ルーパ振り偏心環
17 ルーパ振り部材
19 ルーパ振り継手
20 ルーパ振り腕
21 ルーパ前後偏心環
22 ルーパ前後部材
24 ルーパ前後腕
26 ルーパ軸カラー
30 角駒

Claims (2)

  1. 針の上下動方向に略直交するとともに、被縫製物の送り方向に軸心を有して、ミシンベッドおよびシリンダベッドにわたって設けられたルーパ軸と、ルーパ軸の先端にルーパ台を介して設けられたルーパとを備え、主軸の回転により上下動する針に同期してルーパ軸を軸心回りに揺動させるとともに、軸心方向に進退させるようにしたルーパ駆動装置において、前記ルーパ軸が全長にわたって単一の軸心を有し、ミシンベッド内のルーパ軸に、ルーパ軸を揺動させるルーパ振り腕が連結されるとともに、ルーパ軸を前後方向に進退させるルーパ前後腕を前後から挟む一対のルーパ軸カラーが連結されたことを特徴とするルーパ駆動装置。
  2. 前記ルーパ前後腕に、ルーパ軸カラーに当接する角駒が回転自在に軸支されることを特徴とする請求項1記載のルーパ駆動装置。
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