JP2005085543A - 薄型バッテリーパック - Google Patents
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Abstract
【課題】薄型電池の両面を金属板でカバーして、全体を薄くしながら両面の強度を向上する。金属板が落下等の衝撃で変形するのを有効に防止うる。
【解決手段】薄型バッテリパックは、薄型電池1と、この薄型電池1の外周縁に沿って配設されるプラスチック製の絶縁枠体4と、この絶縁枠体4と薄型電池1の両面をカバーする金属板5とを備える。絶縁枠体4は、薄型電池1の両側面に位置する一対の縦枠4Aの両端部を横枠4Bで連結した構造であって、金属板5の表面よりも外側に突出する突出部14を備える。
【選択図】図9
Description
本発明は、ポリマー電池等のラミネート電池や外装缶を金属ケースとする薄型電池を内蔵する薄型バッテリパックに関する。
非常に薄くできるラミネート電池としてポリマー電池が開発されている。このラミネート電池は、電極の両面に外装フィルムを積層し、両面の外装フィルムを電極の周縁で気密に密着して製作される。この構造のラミネート電池は、金属製の外装缶に電極を挿入している電池に比較すると、薄くて大きくできる特長がある。しかしながら、ラミネート電池は、金属製の外装缶がないための欠点もある。外装フィルムの強度が金属缶に比較すると弱いので、表面に損傷を受けやすいことである。この弊害を解消するために、ラミネート電池を外装ケースに入れている薄型バッテリパックが開発されている(特許文献1参照)。この公報に記載される薄型バッテリパックは、図1と図2に示すように、上下ケース22にラミネート電池21を収納している。上下ケース22は、プラスチック枠23に金属板24をインサートして製作している。
特開平11−111250号公報
以上の構造のパック電池は、ラミネート電池の両面を金属板で保護できるが、全体が厚くなる欠点がある。それは、ラミネート電池の厚みに対して、金属板をインサート成形してなるプラスチック枠の厚みが大きくなるからである。ラミネート電池は、薄くできることが大切なことであるから、全体が厚くなるとせっかくの優れた特長が失われてしまう。したがって、ラミネート電池を内蔵する薄型バッテリパックは、いかに薄くできるかが特に大切である。
本発明者は、この欠点を解決するために、図3に示す構造の薄型バッテリパックを開発した。この薄型バッテリパックは、ラミネート電池31をプラスチック枠32の内側に嵌入すると共に、このラミネート電池31の両面に第1金属板33及び第2金属板34を積層し、これらの金属板の表面にラベル35を接着して被覆している。この構造の薄型バッテリパックは、ラミネート電池31を嵌入したプラスチック枠32の両面に金属板を積層するので、プラスチック枠32の厚みをラミネート電池31の厚みとほぼ等しくして、全体を薄くしながら両面の強度を向上できる。しかしながら、この構造の薄型バッテリパックは、表面を被覆している金属板が落下等の衝撃によって変形しやすい欠点がある。とくに、薄型バッテリパックの周縁部であって、プラスチック枠32の周縁に沿って折曲された部分が衝撃を受けやすく、この部分が変形しやすくなる。困ったことに、金属板は変形すると元の形状には復元されないので、変形した部分がそのままの形状に保持されて外観が悪くなってしまう。さらに、薄型バッテリパックは、電気機器に装着した状態で電力を供給するために、プラスチック枠32に出力端子36を表出させる電極窓37を開口しているが、この部分をカバーする金属板が大きく変形すると、電気機器の装着部に正確に装着できなくなる弊害もある。装着部に正しく装着されない薄型バッテリパックは、出力端子36が接触不良となり電気機器に電力を供給できなくなる。
本発明は、以上のような問題点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、薄型電池の両面を金属板でカバーして、全体を薄くしながら両面の強度を向上できると共に、金属板が落下等の衝撃で変形するのを有効に防止できる薄型バッテリパックを提供することにある。
本発明の薄型バッテリパックは、薄型電池1と、この薄型電池1の外周縁に沿って配設されるプラスチック製の絶縁枠体4と、この絶縁枠体4と薄型電池1の両面をカバーする金属板5とを備える。絶縁枠体4は、薄型電池1の両側面に位置する一対の縦枠4Aの両端部を横枠4Bで連結した構造であって、金属板5の表面よりも外側に突出する突出部14を備える。
突出部14は、絶縁枠体4の角部に、あるいは角部と角部の中間に設けることができる。突出部14は、電気機器取り付け用の嵌合凸ツメ14Aとすることができる。さらに、薄型バッテリパックは、出力端子8を配設する電極カバー枠4aを絶縁枠体4に設けて、この電極カバー枠4aに電気機器取り付け用の嵌合凸ツメ14Aを突出して設けることができる。
さらに、薄型バッテリパックは、金属板5の表面にラベル17を接着すると共に、このラベル17に、嵌合凸ツメ14Aを突出させる切欠部17Aを設けて、この切欠部17Aに嵌合凸ツメ14Aを挿通することができる。さらに、ラベル17の切欠部17Aは、挿通部分における嵌合凸ツメ14Aの断面積よりも大きく開口して、この開口部に水没判定ラベル18を配設することができる。
本発明の薄型バッテリパックは、薄型電池の両面を金属板でカバーして、全体を薄くしながら両面の強度を向上できると共に、金属板が落下等の衝撃で変形するのを有効に防止できる特長がある。それは、本発明の薄型バッテリパックが、薄型電池の外周縁に沿って配設されるプラスチック製の絶縁枠体と薄型電池の両面を金属板でカバーしており、絶縁枠体に、金属板の表面よりも外側に突出する突出部を設けているからである。この構造の薄型バッテリパックは、誤って落下させたときに、金属板の表面から外側に突出する突出部の方が、金属板よりも衝撃を受ける確率が高くなる。したがって、落下等により、金属板が直接受ける衝撃を少なくして、金属板が変形するのを極減できる。とくに、金属板が落下の衝撃を受けて変形すると元に戻ることはないが、プラスチック製の絶縁枠体に設けられる突出部は、衝撃を受けて一瞬変形しても元の形状に復元される。したがって、突出部が落下の衝撃を直接受けても、絶縁枠体が大きく変形することもない。このように、本発明の薄型バッテリパックは、落下等により金属板の変形を有効に防止できるので、電気機器の装着部に常に正しく装着でき、出力端子の接触不良等が生じるのを有効に防止できる。
本発明の請求項2の薄型バッテリパックは、絶縁枠体の角部に突出部を設けているので、誤って落下させたときに、角部の突出部で確実に衝撃を受けとって、金属板が変形するのを有効に防止できる。しかも、絶縁枠体の角部は、突出部が衝撃を受ける方向に縦枠と横枠を連結しているので、突出部の衝撃に対する強度を向上できる特長もある。
本発明の請求項3の薄型バッテリパックは、絶縁枠体の角部と角部の中間に突出部を設けているので、落下の衝撃で変形しやすい部分である角部と角部の中間部分が直接衝撃を受けて変形するのを有効に防止できる。
本発明の請求項4の薄型バッテリパックは、突出部を電気機器取り付け用の嵌合凸ツメとしているので、電気機器に正しく装着する部材である嵌合凸ツメを金属板の変形防止に併用できる特長がある。とくに、本発明の請求項5の薄型バッテリパックは、嵌合凸ツメを電極カバー枠に設けているので、薄型バッテリーパック全体の外形を大きくすることなく、位置決め用の嵌合凸ツメをしっかりと強靭な構造で設けることができる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための薄型バッテリーパックを例示するものであって、本発明は薄型バッテリーパックを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図4ないし図12に示す薄型バッテリパックは、薄型電池1をケーシング6に収納している。ケーシング6は、薄型電池1の外周縁に沿って配設される絶縁枠体4と、この絶縁枠体4と薄型電池1の両面をカバーする金属板5とを備えている。金属板5と絶縁枠体4とで形成されるケーシング6内に薄型電池1を収納して薄型バッテリパックとしている。図の薄型バッテリパックは、2枚の金属板5からなる第1金属板5Aと第2金属板5Bを絶縁枠体4に連結している。ただ、本発明の薄型バッテリパックは、1枚の金属板を折曲して絶縁枠体の両面をカバーすることもできる。
図に示す薄型バッテリパックは、薄型電池1としてラミネート電池1Xを使用している。本発明の薄型バッテリパックは、両面を金属板でカバーして保護するので、薄型電池として、金属製の外装缶のないラミネート電池を理想的に収納できる。ただ、本発明は、薄型電池をラミネート電池に特定しない。本発明は、金属製の外装缶を有する薄型電池を収納することもできる。金属製の外装缶を備える薄型電池は、全体の厚みを薄くするために、外装缶を薄く製作される。したがって、これらの薄型電池を収納する薄型バッテリパックも、両面を金属板でカバーして薄型電池を保護できる。金属製の外装缶を備える薄型電池は、リチウムイオン電池、ニッケル−水素電池、ニッケル−カドミウム電池等の充電できる二次電池とすることができる。とくに、薄型電池にリチウムイオン電池を使用すると、薄型バッテリパック全体の容量に対する充電容量を大きくできる特長がある。
以下、薄型電池をラミネート電池とする実施例について詳述する。
以下、薄型電池をラミネート電池とする実施例について詳述する。
2枚の金属板5を備える薄型バッテリパックは、薄型電池1であるラミネート電池1Xの第1外装フィルム1A側に積層している第1金属板5Aと、第2外装フィルム1B側に積層している第2金属板5Bとを備える。絶縁枠体4は、四角形で外周面に金属板5を連結している。さらに、図の薄型バッテリパックは、ラミネート電池1Xのラップ部1aに回路基板2を配設しており、この回路基板2とラップ部1aとの間に基板ホルダー3を配設している。
ラミネート電池1Xは、第1外装フィルム1Aと第2外装フィルム1Bの間に電極を挟んで、第1外装フィルム1Aと第2外装フィルム1Bを電極の外周でラップし、このラップ部1aを結合して内部に電極を内蔵している。図のラミネート電池1Xはポリマー電池である。ただ、本発明は、ラミネート電池をポリマー電池に特定しない。ラミネート電池には、電極を外装フィルムでラミネートしている他の全ての電池が使用できる。図のラミネート電池1Xは、四角形で、その両側と一方の端部で外装フィルムのラップ部1aを設け、ラップ部1aで第1外装フィルム1Aと第2外装フィルム1Bとを、接着や溶着等の方法で気密に結合している。図のラミネート電池1Xは、1枚の外装フィルムを電極のひとつの辺で折り返して、電極の一方の面をカバーする部分を第1外装フィルム1Aとし、電極の他方の面をカバーする面を第2外装フィルム1Bとしている。この構造のラミネート電池1Xは、電極の1辺に沿って外装フィルムを折り返すので、ひとつの辺にはラップ部がなく、3辺がラップ部1aとなる。図示しないが、ラミネート電池は、4辺の外周にラップ部を設けた構造とすることもある。このラミネート電池は、電極の両面に分離された2枚の外装フィルムを重ね、電極周囲の4辺のラップ部で結合して製作される。さらに、ラミネート電池は、電極が四角形であっても、出力リードの取り出し方やラップ部の折り返し方によっては、外形が四角形と異なる形状となることもある。したがって、ラミネート電池は、外形を四角形以外の形状、たとえば、多角形状、長円形状、部分的に湾曲部を有する多角形状とすることもできる。
図に示すラミネート電池1Xは、第1外装フィルム1Aを平面状としている。第1外装フィルム1Aを平面状とするために、第2外装フィルム1Bは電極の周囲に沿って折曲され、ラップ部1aで第1外装フィルム1Aに密着状態で結合される。このラミネート電池1Xは、図12の断面図に示すように、ラップ部1aの片方にのみ基板ホルダー3と回路基板2を設けて、ラップ部1aを電極収納部1bと同じ厚さにできる。
図9と図10のラミネート電池1Xは、電極の両側に位置する一対の折曲ラップ部1asを、第2外装フィルム1BをU曲するように折り曲げて、電極の両面に沿うように折曲している。一対の折曲ラップ部1asの間に位置する突出ラップ部1atは、電極の側面に沿って折曲することなく電極表面に平行な平面状として電極から突出している。電極から突出する突出ラップ部1atと、突出ラップ部1atの両側にある折曲ラップ部1asとは互いにコ字状に連結される形状となって、突出ラップ部1atと折曲ラップ部1asとで溝形に折曲されてなる溝形突出部1cとしている。
図10の断面図に示すラミネート電池1Xは、電極両側に設けている折曲ラップ部1asの幅を電池の厚さよりも狭くして、表面に段差スペース部7を設けている。図の絶縁枠体4は、段差スペース部7に突出するように、絶縁枠体4の内周に沿って伸びるリブ15を内側に突出するように絶縁枠体4に一体的に成形して設けて、リブ15をラミネート電池1Xの段差スペース部7に配設している。図に示すように、電極両側の折曲ラップ部1aを電極に沿って折曲しているラミネート電池1Xは、両側の折曲ラップ部1asを両側に突出させないので全体の幅を狭くできる。また、図9に示すように、両側の折曲ラップ部1asが、出力端子8を設ける突出ラップ部1atが曲がるのを阻止する補強リブの作用をして、この部分を補強できる。さらに、絶縁枠体4の内面に無駄な隙間ができないように装着できる特長もある。
ラミネート電池1Xは、出力端子8を設けている突出ラップ部1atに正負の出力リード9を設けている。出力リード9は、図示しないが、第1外装フィルムと第2外装フィルムとの間に気密に挟着されて外部に引き出される。出力リード9は、保護素子10を介して薄型バッテリパックの出力端子8に接続される。このラミネート電池1Xは、両面を開口している四角形である絶縁枠体4の内部に嵌入される。
絶縁枠体4は、全体をプラスチックで四角形の枠形に成形している。この絶縁枠体4は、枠の内形を、回路基板2と基板ホルダー3を装着しているラミネート電池1Xを嵌入できる大きさとしている。さらに、絶縁枠体4は、これを設けることで薄型バッテリパックが厚くならないように、嵌入されるラミネート電池1Xの表面と同一ないしほぼ同一面となり、あるいはラミネート電池1Xの表面よりも低くなる厚さに成形される。ただ、絶縁枠体は必ずしも四角形の枠形とする必要はなく、ラミネート電池を嵌入できる種々の形状、たとえば、多角形や部分的に湾曲部を設けた多角形状とすることもできる。さらに、絶縁枠体は、必ずしも内形と外形を同一形状とする必要はなく、これらを異なる形状とすることもできる。たとえば、絶縁枠体は、内形を四角形として、外形を部分的に湾曲部を設けた多角形状とすることもできる。この絶縁枠体は、ケーシングの外形を薄型バッテリパックが装着される電気機器の外形に沿う形状とすることができる。
図9の絶縁枠体4は、ラミネート電池1Xの両側面に位置する一対の縦枠4Aの両端部を一対の横枠4Bで連結した構造である。一対の横枠4Bは、出力端子8を配設している電極カバー枠4aと、この電極カバー枠4aと反対側に設けられた底枠4bとを備えている。電極カバー枠4aは、四角形のひとつの辺であって、四角形の他の3辺の部分よりも幅が広く、出力端子8を外部に表出させる電極窓16を開口している。図の絶縁枠体4は、電極カバー枠4aに複数の出力端子8を表出させる電極窓16を開口している。出力端子8は回路基板2に固定されて、電極窓16から外部に表出される。
さらに、絶縁枠体4は、両面をカバーする金属板5の表面よりも外側に突出する突出部14を備える。図の薄型バッテリパックは、角部で絶縁枠体4を外部に表出させる構造としている。絶縁枠体4は角部に突出部14を設けて、この突出部14を金属板5の表面よりも外側に突出させている。図の薄型バッテリパックは、四隅でプラスチック製の絶縁枠体4を外部に突出させるように、絶縁枠体4の四隅部に突出部14を設けている。金属板5は、角部の突出部14を表出できる形状としている。
さらに、絶縁枠体4は、角部と角部の中間に突出部14を設けることもできる。図に示す絶縁枠体4は、角部と角部の中間に設ける突出部14として、電極カバー枠4aに電気機器取り付け用の嵌合凸ツメ14Aを設けている。嵌合凸ツメ14Aは、電極カバー枠4aの側面であって、絶縁枠体4における端面から突出して設けている。この位置に嵌合凸ツメ14Aを設ける構造は、絶縁枠体4の厚さを大きくすることなく、いいかえると絶縁枠体4を薄くしながら嵌合凸ツメ14Aを設けることができる。ただ、電気機器取り付け用の嵌合凸ツメは、電極カバー枠の表面側に多少突出する状態で設けることもできる。この構造は、絶縁枠体の表面側に突出する嵌合凸ツメで、表面側の金属板を保護できる特長がある。
図の薄型バッテリーパックは、絶縁枠体4の電極カバー枠4aにふたつの嵌合凸ツメ14Aを突出させている。嵌合凸ツメ14Aは、ひとつ設けることも、また3つ以上設けることもできる。嵌合凸ツメ14Aは、電気機器に設けている嵌合凹部(図示せず)に嵌合されて、薄型バッテリーパックを電気機器に装着する方向を特定する。したがって、嵌合凸ツメ14Aは、電極カバー枠4aの側面に、左右または上下に非対称な形状あるいは配列で設けられる。図7の薄型バッテリーパックは、先端に向かって下り勾配に傾斜するように嵌合凸ツメ14Aを設けている。
さらに、図4と図8に示す薄型バッテリーパックは、電極カバー枠4aの反対側の底枠4bの角部と角部の中間にも、突出部14として中間凸ツメ14Bを設けている。この中間凸ツメ14Bは、嵌合凸ツメ14Aよりも突出量が小さく、電気機器に装着される状態で、電気機器に設けている嵌合凹部(図示せず)に案内される。このように、電極カバー枠4aと底枠4bの両方に、突出部14として形状が異なる嵌合凸ツメ14Aと中間凸ツメ14Bとを設けている薄型バッテリーパックは、電気機器に装着する方向をより正確にして、逆挿入を確実に阻止できる特長がある。
電極カバー枠4aや底枠4bに突出部14を設けている薄型バッテリーパックは、落下等で突出部14に衝撃が加えられることがある。突出部14が電極カバー枠4aや底枠4bの角部でなくて、角部の中間に設けている薄型バッテリーパックは、突出部14の衝撃で絶縁枠体4の内部に収納している部材に衝撃が加えられることがある。薄型バッテリーパックの外形をできるかぎり小さくするために、電極カバー枠4aや底枠4bを、突出部14の衝撃で全く変形できないように、太く強靭な構造にはできないからである。この弊害を少なくするために、図8と図9に示す絶縁枠体4は、角部に突出部14を設けている。絶縁枠体4の角部は、電極カバー枠4aや底枠4bの横枠4Bに、突出部14が衝撃を受ける方向に縦枠4Aを連結しているので、突出部14の衝撃に対する強度を縦枠4Aで向上できる。さらに、中間の突出部14の両側に位置する角部を突出させている薄型バッテリーパックは、落下するときに、突出している角部の突出部14にも衝突する確率が高くなる。このため、薄型バッテリーパックが落下するとき、中間の突出部14のみでなくて、角部の突出部14にも衝撃を受ける確率が高くなり、衝撃が中間の突出部14と角部の突出部14に分散して、耐衝撃強度を向上できる。
さらに、四角形の絶縁枠体4は、対向する外周面に、外周に沿って伸びる係止溝11を設けている。図9と図10の絶縁枠体4は、縦枠4Aの外周面に係止溝11を設けており、ここに第1金属板5Aと第2金属板5Bの先端縁に設けた係止折曲片12を入れて連結している。係止溝11は、第1金属板5Aと第2金属板5Bの先端縁に設けている係止折曲片12を入れることができる幅としている。さらに、図9と図10の絶縁枠体4は、第1金属板5Aと第2金属板5Bの両方を1列の係止溝11に入れている。この構造は、1列の係止溝11に第1金属板5Aと第2金属板5Bを入れるので、絶縁枠体4の形状を簡単にできる。ただ、本発明の薄型バッテリパックは、図示しないが、第1金属板と第2金属板とを別々に入れるように2列の係止溝を平行に設けることもできる。
さらに、図8と図9に示す薄型バッテリーパックは、金属板5を固定する状態で、ラベル17を接着している。ラベル17は、一方の金属板5の全面に接着され、さらに周縁部を他方の金属板5の表面にも接着している。このラベル17は、嵌合凸ツメ14Aと中間凸ツメ14Bを挿通して外部に突出させるために、嵌合凸ツメ14Aと中間凸ツメ14Bの位置を切欠部17Aとしている。また、ラベル17の切欠部17Aは、挿通部分における嵌合凸ツメ14Aの断面積よりも開口面積を大きくしており、切欠部17Aと嵌合凸ツメ14Aとの間にできる開口部に水没判定ラベル18を配設している。この薄型バッテリーパックは、水没判定ラベル18を接着するために、専用の切欠部17Aを設ける必要がない。強度を持たせているラベル17は、切欠部17Aを大きくすると、どんどん強度が低下する。嵌合凸ツメ14Aを挿通する切欠部17Aに水没判定ラベル18を接着すると、水没判定ラベル用に切欠部を設ける必要がなく、ラベル17の強度低下を少なくして、水没判定ラベル18を設けることができる。
以上の薄型バッテリパックは、図9において絶縁枠体4の下面に第1金属板5Aを固定し、上面に第2金属板5Bを固定している。第1金属板5Aは、ラミネート電池1Xの第1外装フィルム1A側に積層されて、ラミネート電池1Xの表面を保護し、第2金属板5Bは、第2外装フィルム1Bの表面に積層されてラミネート電池1Xの裏面を保護する。第1金属板5Aと第2金属板5Bは弾性変形できる金属板である。第1金属板5Aと第2金属板5Bは、厚さを0.1mmとするSUS304のステンレス板である。この金属板5は、薄くて極めて強靭な特長がある。ただし、金属板は、さらに薄くあるいは厚くすることもできる。たとえば、厚さを0.05〜0.3mmとすることもできる。金属板は、ステンレスに代わって、鉄や鉄合金、あるいはアルミニウムやアルミニウム合金等とすることもできる。
第1金属板5Aと第2金属板5Bは、絶縁枠体4の表面をカバーするように、絶縁枠体4の表面に沿って内側に折曲され、さらに折曲された先端縁を係止溝11に向かって内側に折曲して係止折曲片12としている。第1金属板5Aと第2金属板5Bは、対向する辺に係止折曲片12を設けている。図9に示す薄型バッテリパックは、第1金属板5Aと第2金属板5Bの対向する側縁に係止折曲片12を設けている。この薄型バッテリパックは、第1金属板5Aと第2金属板5Bを絶縁枠体4にしっかりと外れないように連結できる。ただし、本発明の薄型バッテリパックは、図示しないが、第1金属板と第2金属板の3〜4辺に係止折曲片を設けて、これを絶縁枠体に連結することもできる。
さらに、図の薄型バッテリパックは、第2金属板5Bに、出力端子8を外部に表出させる電極表出切欠部5bを設けている。電極表出切欠部5bは、絶縁枠体4の電極表出部分を外部に表出させるので、電極表出部分を表出できる形状としている。図の電極表出部分は、全ての電極窓16を外部に表出させるように、全ての電極窓16の開口部を含む大きさとしている。第1金属板5Aは、一方の嵌合凸ツメ14Aをカバーする、嵌合凸ツメカバー部5cを有する。嵌合凸ツメカバー部5cは、L字状に折曲されて、電極カバー枠4aの側面と表面をカバーする。さらに、嵌合凸ツメ14Aを挿通するために貫通孔5dを設けている。
第1金属板5Aと第2金属板5Bは、弾性変形できる金属板5であるから、金属板5を弾性変形させて係止折曲片12を係止溝11に入れることができる。第1金属板5Aと第2金属板5Bは、弾性変形する復元力で、係止折曲片12を係止溝11に入れる状態に保持する。この構造の薄型バッテリパックは、図13に示すように、収納しているラミネート電池1Xが膨れるように変形して、第1金属板5Aと第2金属板5Bの中央が矢印Aで示されるように押圧されて変形すると、第1金属板5Aと第2金属板5Bの外周縁は、矢印Bで示す方向に引っ張られる。矢印Bで示す力は、係止折曲片12を係止溝11に引き込ませる方向であるから、この方向に作用する力が、係止折曲片12を係止溝11から外すことはなく、反対に係止折曲片12を係止溝11に食い込ませる力が作用して、第1金属板5Aと第2金属板5Bは、さらにしっかりと絶縁枠体4に連結される。とくに、薄型バッテリパックの絶縁枠体4は非常に薄いので、第1金属板5Aと第2金属板5Bを内側に折曲している部分の幅は極めて狭く、第1金属板5Aと第2金属板5Bが矢印Bで示す方向に引っ張られても、折曲部が変形することがない。したがって、係止折曲片12を係止溝11に入れて第1金属板5Aと第2金属板5Bを絶縁枠体4に連結する薄型バッテリパックは、第1金属板5Aと第2金属板5Bを弾性変形させることにより、簡単かつ容易に、しかも迅速に能率よく第1金属板5Aと第2金属板5Bを絶縁枠体4に連結して安価に多量生産でき、さらに連結した状態では第1金属板5Aと第2金属板5Bとを外れないようにしっかりと絶縁枠体4に固定できる特長がある。
第1金属板5Aと第2金属板5Bを絶縁枠体4に連結する前工程で、ラミネート電池1Xのラップ部1aに回路基板2と基板ホルダー3が配設される。回路基板2は、出力端子8を設けるために薄型バッテリパック全体を厚くしないように、ラミネート電池1Xのラップ部1aに配設される。ラップ部1aが電極収納部1bよりも低くなって凹部となっているので、このスペースを有効に利用して出力端子8を配設する。この回路基板2は絶縁基板で、上面に薄型バッテリパックの出力端子8を固定している。出力端子8は、絶縁枠体4の電極カバー枠4aに設けている電極窓16から外部に表出される。この出力端子8は、薄型バッテリパックを装着する電気機器の端子に弾性的に押圧される。押圧力に対して出力端子8をしっかりと保持するために、出力端子8を設けている回路基板2は、基板ホルダー3とラップ部1aと第1金属板5Aで支持する。さらに、出力端子8を第2外装フィルム1Bと同一面に接近させるために、背面に基板ホルダー3を配設している。
回路基板2は、出力端子8に加えて、ラミネート電池1Xの保護回路を実現する電子部品を実装することができる。この電子部品は、回路基板2の裏面に突出するように固定される。裏面の電子部品は、基板ホルダー3の上面に凹部3Cを設けてここに配置できる。保護回路は、ラミネート電池1Xを過充電や過放電から防止するために充放電電流を制御する回路、過電流を検出して電流を遮断する回路、ラミネート電池1Xが異常に高い温度になると電流を遮断する回路等である。回路基板2は、ラミネート電池1Xのラップ部1aに配置できる幅と長さの細長い形状である。図の回路基板2は、ラップ部1aに嵌入できる長方形である。
基板ホルダー3は、全体をプラスチックで成形している。基板ホルダー3は、回路基板2の裏面とラミネート電池1Xのラップ部1aとの間に配設されて、回路基板2の出力端子8を第2外装フィルム1Bの表面と同一面に接近させる。図9の基板ホルダー3は、周壁3Aと凸部3Bを設けて、実質的な厚さを大きくして、出力端子8を第2外装フィルム1Bと同一平面に位置させる。凸部3Bは中央部分に設けてあり、周壁3Aは両端と一方の側縁に沿って設けている。凸部3Bは、図9に示すように、中央部分に幅広く設け、あるいは図示しないが、中央部分に複数設けることができる。凸部3Bと周壁3Aの間に凹部3Cができるので、図の薄型バッテリパックは、この凹部3Cに保護素子10を配設している。保護素子10は、PTC、ブレーカ、ヒューズ等である。さらに、保護回路を実現する電子部品を実装する回路基板2は、電子部品を基板ホルダー3の上面にできる凹部3Cに配設する。基板ホルダー3は、ラミネート電池1Xのラップ部1aに嵌着できる外形に成形される。図の基板ホルダー3は、長方形に成形している。
1…薄型電池 1X…ラミネート電池
1A…第1外装フィルム 1B…第2外装フィルム
1a…ラップ部 1b…電極収納部
1c…溝形突出部
1as…折曲ラップ部 1at…突出ラップ部
2…回路基板
3…基板ホルダー 3A…周壁 3B…凸部
3C…凹部
4…絶縁枠体 4A…縦枠 4B…横枠
4a…電極カバー枠 4b…底枠
5…金属板 5A…第1金属板 5B…第2金属板
5b…電極表出切欠部 5c…嵌合凸ツメカバー部
5d…貫通孔
6…ケーシング
7…段差スペース部
8…出力端子
9…出力リード
10…保護素子
11…係止溝
12…係止折曲片
14…突出部 14A…嵌合凸ツメ 14B…中間凸ツメ
15…リブ
16…電極窓
17…ラベル 17A…切欠部
18…水没判定ラベル
21…ラミネート電池
22…上下ケース
23…プラスチック枠
24…金属板
31…ラミネート電池
32…プラスチック枠
33…第1金属板
34…第2金属板
35…ラベル
36…出力端子
37…電極窓
1A…第1外装フィルム 1B…第2外装フィルム
1a…ラップ部 1b…電極収納部
1c…溝形突出部
1as…折曲ラップ部 1at…突出ラップ部
2…回路基板
3…基板ホルダー 3A…周壁 3B…凸部
3C…凹部
4…絶縁枠体 4A…縦枠 4B…横枠
4a…電極カバー枠 4b…底枠
5…金属板 5A…第1金属板 5B…第2金属板
5b…電極表出切欠部 5c…嵌合凸ツメカバー部
5d…貫通孔
6…ケーシング
7…段差スペース部
8…出力端子
9…出力リード
10…保護素子
11…係止溝
12…係止折曲片
14…突出部 14A…嵌合凸ツメ 14B…中間凸ツメ
15…リブ
16…電極窓
17…ラベル 17A…切欠部
18…水没判定ラベル
21…ラミネート電池
22…上下ケース
23…プラスチック枠
24…金属板
31…ラミネート電池
32…プラスチック枠
33…第1金属板
34…第2金属板
35…ラベル
36…出力端子
37…電極窓
Claims (6)
- 薄型電池(1)と、この薄型電池(1)の外周縁に沿って配設されるプラスチック製の絶縁枠体(4)と、この絶縁枠体(4)と薄型電池(1)の両面をカバーする金属板(5)とを備える薄型バッテリーパックであって、
絶縁枠体(4)は、薄型電池(1)の両側面に位置する一対の縦枠(4A)の両端部を横枠(4B)で連結した構造であって、金属板(5)の表面よりも外側に突出する突出部(14)を備えることを特徴とする薄型バッテリーパック。 - 絶縁枠体(4)の角部に突出部(14)を設けている請求項1に記載される薄型バッテリパック
- 絶縁枠体(4)の角部と角部の中間に突出部(14)を設けている請求項1に記載される薄型バッテリパック。
- 突出部(14)が、電気機器取り付け用の嵌合凸ツメ(14A)である請求項1に記載される薄型バッテリパック。
- 絶縁枠体(4)が出力端子(8)を配設している電極カバー枠(4a)を備えており、この電極カバー枠(4a)に、電気機器取り付け用の嵌合凸ツメ(14A)を突出して設けている請求項4に記載される薄型バッテリーパック。
- 金属板(5)の表面にラベル(17)を接着しており、ラベル(17)は嵌合凸ツメ(14A)を突出させる切欠部(17A)を設けて、切欠部(17A)に嵌合凸ツメ(14A)を挿通しており、さらに、ラベル(17)の切欠部(17A)は、挿通部分における嵌合凸ツメ(14A)の断面積よりも大きく開口すると共に、この開口部に水没判定ラベル(18)を配設している請求項1に記載される薄型バッテリパック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003314515A JP2005085543A (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | 薄型バッテリーパック |
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JP2003314515A JP2005085543A (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | 薄型バッテリーパック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005085543A true JP2005085543A (ja) | 2005-03-31 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003314515A Pending JP2005085543A (ja) | 2003-09-05 | 2003-09-05 | 薄型バッテリーパック |
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Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2016534529A (ja) * | 2013-09-10 | 2016-11-04 | エルジー・ケム・リミテッド | 二次電池フレーム及びそれを含むバッテリーパック |
-
2003
- 2003-09-05 JP JP2003314515A patent/JP2005085543A/ja active Pending
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