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JP2005076716A - 内接噛合遊星歯車機構 - Google Patents

内接噛合遊星歯車機構 Download PDF

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JP2005076716A JP2003306684A JP2003306684A JP2005076716A JP 2005076716 A JP2005076716 A JP 2005076716A JP 2003306684 A JP2003306684 A JP 2003306684A JP 2003306684 A JP2003306684 A JP 2003306684A JP 2005076716 A JP2005076716 A JP 2005076716A
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Abstract

【課題】 外歯歯車3および内歯歯車4の歯面、軸受14等の摺動部に加わる荷重や損失を低減することにより、内接噛合遊星歯車機構の機械効率を向上させるとともに、外歯歯車3および内歯歯車4の耐久性を向上する。
【解決手段】 偏心部1の偏心量αを理論値より大きく設けることにより、(a)外歯歯車3の中心と内歯歯車4の中心との距離が長くなり、軸受14および歯車同士の歯面損失を少なくできる。(b)内歯歯車4と外歯歯車3の噛み合い範囲を狭くでき、圧力角の大きい部分を少なくでき、圧力角が大きいことにより発生する損失を減らすことができる。(c)外歯歯車3と内歯歯車4の噛み合い範囲が狭くなり、滑り接触から転がり接触へと歯車の接触形態が移行する。これによって、滑り接触による損失を減らすことができる。また、滑り接触が減るため、滑り接触による摩耗が防止され、歯車の耐久寿命が向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、減速機や増速機に用いられる内接噛合遊星歯車機構に関するもので、特に内歯歯車の偏心量αに関するものである。
従来の内接噛合遊星歯車機構における内歯歯車の偏心量αは、
(モジュール)×0.5×(内歯歯車と外歯歯車の歯数差)で表される理論値に設定されていた。
即ち、理論値は、
内歯歯車の歯数をM、
外歯歯車の歯数をN、
外歯歯車のピッチ円サークルの直径をφD1 とした場合に、
(φD1 /N)×0.5×(M−N)で表されるものであり、従来の偏心量αはその理論値に設定されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−243486号公報
(a’)内歯歯車と外歯歯車の作動中に、外歯歯車の中心が内歯歯車に対して揺動するように作用し、その揺動方向へ外歯歯車が押されるように作用する。
回転トルクは、(回転半径)×(力)であるため、外歯歯車の中心と内歯歯車の中心との距離を長くした方が揺動方向の力を小さくでき、軸受(偏心部と外歯歯車の間に配置される軸受)に対する荷重、および内歯歯車と外歯歯車の噛合歯面に発生する荷重(面圧)を低減できる。
損失は、(摩擦係数)×(荷重)×(速度)で表されるため、荷重を小さくすることで損失を少なくできる。
しかし、従来の内接噛合遊星歯車機構は、偏心量αが理論値に設定されていたため、内接噛合遊星歯車機構を大型化することなく外歯歯車の中心と内歯歯車の中心との距離を長くして、軸受や歯車同士の歯面の荷重を低減することができない。
(b’)偏心量αを理論値に設定した従来の内接噛合遊星歯車機構は、内歯歯車と外歯歯車の噛み合い範囲が広く、多数の歯面で回転力を伝えるものである。従って、噛み合い範囲の端に向かうに従って、噛み合いの角度(圧力角)が大きくなる。
歯車に加えられた力に対して回転力は、
(歯車に加えられた力)×cos(圧力角)で求められる。即ち、圧力角が大きくなるに従い、加えられた力が回転力にならずに損失となる。
従って、従来の内接噛合遊星歯車機構は、噛み合い範囲が広く、圧力角の大きくなる噛み合い部分が多くなるため、回転力の伝達損失が大きくなってしまう。
(c’)内歯歯車と外歯歯車は、作動中に噛み合い範囲内で滑りながら噛み合い点が変わっていくように接触している。
しかし、従来の内接噛合遊星歯車機構は、噛み合い範囲が広く、滑り接触の範囲が広いため、滑り接触による損失が大きくなってしまう。即ち、滑り接触による損失の発生箇所が多く、回転力の伝達損失が大きくなってしまう。
また、歯車の歯面間に大きな荷重が加わった状態で滑り接触を行うため、滑り接触を行う歯面で激しい摩耗が発生する。この対策のために、歯車に焼き入れ処理を施しているが、焼き入れ処理によって歪みが発生してしまう。
[発明の目的]
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、内歯歯車の偏心量αを理論値より意図的に大きくすることで、内歯歯車と外歯歯車の噛合歯面に発生する荷重(面圧)、軸受等の摺動部に加わる荷重を低減することにより、機械効率を向上させるとともに、歯車の耐久性を向上した内接噛合遊星歯車機構の提供にある。
[請求項1の手段]
請求項1の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、偏心部の偏心量αを理論値より大きく設けたものである。
このように設けることにより、次の効果を得ることができる。
(a)偏心量αを理論値より大きく設けたことにより、内接噛合遊星歯車機構を大型化することなく外歯歯車の中心と内歯歯車の中心との距離を長くできる。
これにより、内歯歯車と外歯歯車の作動中に、外歯歯車の中心が内歯歯車に対して揺動する方向の力を小さくでき、軸受に対する荷重、および内歯歯車と外歯歯車の噛合歯面に発生する荷重(面圧)を低減できる。
損失は、(摩擦係数)×(荷重)×(速度)で表されるため、荷重を小さくすることで、軸受における損失および歯車同士の歯面損失を少なくできる。
(b)偏心量αを理論値より大きく設けたことにより、内歯歯車と外歯歯車の噛み合い範囲が従来よりも狭くなる。このため、内歯歯車と外歯歯車の噛み合い角度(圧力角)が大きい部分を少なくできる。
歯車に加えられた力に対して回転力は、
(歯車に加えられた力)×cos(圧力角)で求められるため、圧力角の大きい部分を少なくできることによって、圧力角が大きいことにより発生する損失を減らすことができる。
即ち、噛み合い範囲を狭くしたことによって、圧力角が大きいことにより発生する損失を減らすことができ、回転力の伝達損失を減らすことができる。
(c)偏心量αを理論値より大きく設けたことにより、内歯歯車と外歯歯車の噛み合い範囲が従来よりも狭くなる。これによって、内歯歯車と外歯歯車との滑り接触から転がり接触へと接触形態が移行し、滑り接触が少なくなる。この結果、滑り接触による損失が低減され、回転力の伝達損失を減らすことができる。
また、滑り接触が減るため、滑り接触による歯面での摩耗が防止され、歯車の耐久寿命を向上できる。
[請求項2の手段]
請求項2の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構の外歯歯車および内歯歯車の歯形形状は、ピッチ円サークルの内側の歯形形状がハイポサイクロイド曲線で設けられるとともに、ピッチ円サークルの外側の歯形形状がエピサイクロイド曲線で設けられるものである。 このように設けることにより、圧力角度を小さくでき、伝達効率を高めることができる。
以下においては、外歯歯車の歯数をN、
外歯歯車のピッチ円サークルの直径をφD1 、
内歯歯車の歯数をM、
内歯歯車のピッチ円サークルの直径をφD2 、
外歯歯車の歯形曲線を形成するハイポサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD1 H、
外歯歯車の歯形曲線を形成するエピサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD1 E、
内歯歯車の歯形曲線を形成するハイポサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD2 H、
内歯歯車の歯形曲線を形成するエピサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD2 Eとして説明する。
[請求項3の手段]
請求項3の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、外歯歯車においてハイポサイクロイド曲線で描かれる部分の歯形に、そのハイポサイクロイド曲線を描くためのピッチ円サークルから内径方向に向かうに従って幅の広がる逃がし部を備えるものである。
[請求項4の手段]
請求項4の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、内歯歯車においてエピサイクロイド曲線で描かれる部分の歯形に、そのエピサイクロイド曲線を描くためのピッチ円サークルから外径方向に向かうに従って幅の広がる逃がし部を備えるものである。
上記請求項3、4の手段を採用することによって、トルク伝達に寄与しない歯先部分の接触による摩耗損失を確実に防止できる。
また、逃がし部をグリース溜まりとして利用できるため、グリースの切れを防止できる。
さらに、エピサイクロイド曲線とハイポサイクロイド曲線とが滑らかに接続できるため、突出した部分の接触による応力集中を緩和でき、歯面の偏摩耗を防止できる。
[請求項5の手段]
請求項5の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、φD1 /N=φD2 /Mの関係を満たすものである。
[請求項6の手段]
請求項6の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、φD1 H>φD1 Eの関係を満たし、且つφD1 H+φD1 E=φD1 /Nの関係を満たすものである。
このように設けられることによって、クリアランスが外歯歯車に形成され、内歯歯車との干渉を回避できる。
[請求項7の手段]
請求項7の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、φD2 H<φD2 Eの関係を満たし、且つφD2 H+φD2 E=φD2 /Mの関係を満たすものである。
このように設けられることによって、クリアランスが内歯歯車に形成され、外歯歯車との干渉を回避できる。
[請求項8の手段]
請求項8の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、
φD1 H>φD1 Eの関係を満たし、
φD1 H+φD1 E=φD1 /Nの関係を満たし、
φD2 H<φD2 Eの関係を満たし、
φD2 H+φD2 E=φD2 /Mの関係を満たし、
φD1 H=φD2 Eの関係を満たし、
φD1 E=φD2 Hの関係を満たすものである。
このように設けられることによって、クリアランスが外歯歯車と内歯歯車の双方に形成され、外歯歯車と内歯歯車の干渉を回避できる。
[請求項9の手段]
請求項9の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構の自転防止手段は、自転が規制された部材(例えば、ハウジングや、出力軸に連結されて自転が規制されたフランジ等)の同一円周上に設けた複数の内ピン穴と、この内ピン穴にそれぞれ遊嵌し、一端が外歯歯車に固定され、この外歯歯車の同一円周上に設けた複数の内ピンとによって構成されるものである。
[請求項10の手段]
請求項10の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構の自転防止手段は、外歯歯車の同一円周上に設けた複数の内ピン穴と、この内ピン穴にそれぞれ遊嵌し、一端が自転が規制された部材に固定され、この自転が規制された部材の同一円周上に設けた複数の内ピンと、によって構成されるものである。
[請求項11の手段]
請求項11の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、複数の内ピン穴を形成するピッチ円サークルの直径φDPCD-holeと、複数の内ピンを形成するピッチ円サークルの直径φDPCD-pin とを、同一寸法に設けたものである。
[請求項12の手段]
請求項12の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、複数の内ピン穴を、その複数の内ピン穴を形成するピッチ円サークルに対して等角度ピッチで設けるとともに、複数の内ピンを、その複数の内ピンを形成するピッチ円サークルに対して等角度ピッチで設けるものである。
[請求項13の手段]
請求項13の手段を採用する内接噛合遊星歯車機構は、内ピン穴の直径φDholeを、偏心部の偏心量α+内ピンの直径φDpin 以上に設けたものである。
このように設けることによって、偏心部の偏心量αに対して内ピン径φDpin と内ピン穴径φDholeとの寸法関係を最適なものとすることができる。このため、内ピンと内ピン穴とのこじりによるトルクムラの発生を防止できる。
最良の形態1は、外歯歯車および内歯歯車の歯形形状がサイクロイド曲線で設けられる内接噛合遊星歯車機構において、偏心部の偏心量αを理論値より大きく設定したものである。
最良の形態2は、外歯歯車および内歯歯車の歯形形状が、ピッチ円サークルの内側の歯形形状がハイポサイクロイド曲線で設けられるとともに、ピッチ円サークルの外側の歯形形状がエピサイクロイド曲線で設けられる内接噛合遊星歯車機構において、偏心部の偏心量αを理論値より大きく設定したものである。
本発明が適用された内接噛合遊星歯車機構を図1〜図17を参照して説明する。なお、この実施例1では、便宜上、図1左側をフロント(前)、右側をリヤ(後)として説明する。
まず、内接噛合遊星歯車機構の概略構造を図1〜図5を参照して説明する。
この実施例1の内接噛合遊星歯車機構は、減速機として用いられるものであり、偏心部1が設けられた第1軸2と、偏心部1の周囲に軸受(後述する第3転がり軸受14)を介して回転自在に配置された外歯歯車3と、この外歯歯車3が内接噛合する内歯歯車4と、外歯歯車3の自転運動を規制する自転防止手段5と、内歯歯車4とノックピン6を介して連結された第2軸7とを備える。
減速機として使用する場合、第1軸2は入力軸であり、フロント側の端部に設けられた第1転がり軸受11と、リヤ側の端部に設けられた第2転がり軸受12とによって回転自在に支持される。
なお、第1転がり軸受11は、第2軸7の後端内側において支持されるものであり、第2転がり軸受12は、リヤハウジング13に支持されるものである。
第1軸2に設けられた偏心部1は、内歯歯車4のピッチ円サークルの中心(第1軸2、第2軸7の中心と同芯)に対して偏心回転して外歯歯車3を揺動回転させる偏心軸であり、偏心部1の外周に配置された第3転がり軸受14を介して外歯歯車3を回転自在に支持するものである。
減速機として使用する場合、第2軸7は出力軸であり、第4転がり軸受15と、第5転がり軸受16を介して回転自在に支持される。
第4転がり軸受15は、フロントハウジング17に支持されるものである。
また、第5転がり軸受16は、リヤハウジング13に支持されて内歯歯車4を回転自在に支持する軸受であるが、内歯歯車4は、第2軸7のリヤ側の端部に設けられたフランジ18とノックピン6を介して連結されているため、第2軸7のリヤ側は、内歯歯車4を介して第5転がり軸受16に支持されるものである。
ここで、連結されたフランジ18と内歯歯車4の前後には、第1、第2スラスト軸受19、20が配置されて、連結されたフランジ18と内歯歯車4の前後方向位置が規制されている。
外歯歯車3は、上述したように、第3転がり軸受14を介して第1軸2の偏心部1に対して回転自在に支持されるものであり、偏心部1の回転によって内歯歯車4に押しつけられた状態で回転するように構成されている。
内歯歯車4は、上述したように、ノックピン6を介して第2軸7のフランジ18に連結されるものであり、第2軸7と一体に回転する。
自転防止手段5は、リヤハウジング13(自転が規制された部材に相当する)の同一円周上に設けた複数の内ピン穴21と、この内ピン穴21にそれぞれ遊嵌し、一端が外歯歯車3に固定され、この外歯歯車3の同一円周上に設けられた複数の内ピン22とを備えて構成される。
なお、この実施例とは異なり、自転防止手段5を、外歯歯車3の同一円周上に設けた複数の内ピン穴21と、この内ピン穴21にそれぞれ遊嵌し、一端がリヤハウジング13に固定され、このリヤハウジング13の同一円周上に設けた複数の内ピン22とを用いて構成しても良い。
複数の内ピン22は、外歯歯車3のリヤ面においてリヤ側に突出する形で設けられている。
複数の内ピン穴21は、リヤハウジング13のフロント側の内壁面に形成されており、内ピン22と内ピン穴21の嵌まり合いによって、外歯歯車3の自転運動が規制されるように構成されている。
次に、図6を参照してサイクロイド曲線の定義を説明する。
サイクロイド曲線は、図6中のa,b,c,a’,b’,c’に示されるように、ピッチ円サークル(基円)の円弧上を外転円もしくは内転円を滑りなく転がしたときの転円の半径方向の一点が描く軌跡である。
このうち、外転円を転がすことで描かれる軌跡が一般にエピサイクロイド曲線(a,b,c)と呼ばれ、内転円を転がすことで描かれる軌跡が一般にハイポサイクロイド曲線(a’,b’,c’)と呼ばれる。
具体的には、軌跡を描く点を転円の内側(半径方向内側)に取ったものがプロレートエピサイクロイド曲線(a)、プロレートハイポサイクロイド曲線(a’)と呼ばれ、軌跡を描く点を転円の外側(半径方向外側)に取ったものがカーテイトエピサイクロイド曲線(c)、カーテイトハイポサイクロイド曲線(c’)と呼ばれる。
そして、軌跡を描く点を転円の円弧上に取ったものは、単にエピサイクロイド曲線(b)、ハイポサイクロイド曲線(b’)と呼ばれる。
ここで、本発明で称しているエピサイクロイド曲線、ハイポサイクロイド曲線は、軌跡を描く点を転円の円弧上に取ったエピサイクロイド曲線(b)、ハイポサイクロイド曲線(b’)を指すものである。
次に、外歯歯車3および内歯歯車4の歯形形状について説明する。
外歯歯車3および内歯歯車4の歯形形状は、ともにピッチ円サークルの内側の歯形形状がハイポサイクロイド曲線で設けられるとともに、ピッチ円サークルの外側の歯形形状がエピサイクロイド曲線で設けられるものである。
具体的な外歯歯車3および内歯歯車4の歯形形状は、
外歯歯車3の歯数をN、
外歯歯車3のピッチ円サークルの直径をφD1 、
内歯歯車4の歯数をM、
内歯歯車4のピッチ円サークルの直径をφD2 、
外歯歯車3の歯形曲線を形成するハイポサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD1 H、
外歯歯車3の歯形曲線を形成するエピサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD1 E、
内歯歯車4の歯形曲線を形成するハイポサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD2 H、
内歯歯車4の歯形曲線を形成するエピサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD2 Eとした場合に、
φD1 /N=φD2 /Mの関係を満し、
φD1 H>φD1 Eの関係を満たし、
φD1 H+φD1 E=φD1 /Nの関係を満たし、
φD2 H<φD2 Eの関係を満たし、
φD2 H+φD2 E=φD2 /Mの関係を満たし、
φD1 H=φD2 Eの関係を満たし、
φD1 E=φD2 Hの関係を満たすように設けられている。
つまり、φD1 /N=φD2 /Mの関係を満たし、
φD1 H>φD1 Eの関係を満たし、
φD1 H+φD1 E=φD1 /Nの関係を満たすことにより、
外歯歯車3の歯形形状が図7中実線Aに示すようになり、図7中実線Bに示すクリアランス0の歯形に対して所定のクリアランスΔxが形成される。
また、φD1 /N=φD2 /Mの関係を満たし、
φD2 H<φD2 Eの関係を満たし、
φD2 H+φD2 E=φD2 /Mの関係を満たすことにより、
内歯歯車4の歯形形状が図7中実線Cに示すようになり、図7中実線Bに示すクリアランス0の歯形に対して所定のクリアランスΔyが形成される。
さらに、φD1 H=φD2 Eの関係を満たし、
φD1 E=φD2 Hの関係を満たすことにより、
外歯歯車3と内歯歯車4にそれぞれ形成されるクリアランスΔx、Δyが等しくなる(Δx=Δy)。
このように設けられることによって、クリアランスが外歯歯車3と内歯歯車4の双方に形成され、外歯歯車3と内歯歯車4の干渉を確実に回避できる。
ここで、外歯歯車3の歯形を示す図7中の実線Aは、ピッチ円サークルの外側のエピサイクロイド曲線(図中A1 参照)と、ピッチ円サークルの内側のハイポサイクロイド曲線(図中A2 参照)とを連続したものであり、内歯歯車4の歯形を示す図7中の実線Cは、ピッチ円サークルの外側のエピサイクロイド曲線(図中C1 参照)と、ピッチ円サークルの内側のハイポサイクロイド曲線(図中C2 参照)とが連続したものである。
図8は、外歯歯車3と内歯歯車4の接触点β(トルク伝達に付与する部分であり、以下接触点βと称す)の説明のための図面であり、外歯歯車3の歯数N=9、内歯歯車4の歯数M=10とした例である。
図8に示すように、接触点βは、外歯歯車3のピッチ円サークルより内径側には、図8中1番上(外歯歯車3と内歯歯車4が径方向に最も接近する部分)の接触点βを除いて存在せず、一番上の接触点βから遠ざかるにつれて接触点βが外歯歯車3の外径方向に近づいてゆき、トルク伝達の影響が小さくなる。そして、図8中の下側では外歯歯車3と内歯歯車4の接触がなくなり、トルク伝達の影響がなくなる。
なお、内歯歯車4に関しては、内歯歯車4のピッチ円サークルより外径方向に接触点βを持つことはない。
ここで、図8中に示す一点鎖線Aは、内歯歯車4のハイポサイクロイド曲線よりなる歯中心と、内歯歯車4のピッチ円サークルの中心とを結ぶ線分である。
また、図8中に示す一点鎖線Bは、外歯歯車3のエピサイクロイド曲線よりなる歯中心と、外歯歯車3のピッチ円サークルの中心とを結ぶ線分である。
さらに、図8中に示す実線Cは、一点鎖線Aと内歯歯車4のピッチ円サークルの交点と、一点鎖線Bと外歯歯車3のピッチ円サークルの交点とを結ぶ線分である。
そして、トルク伝達に付与する接触点βは、実線Cと歯との交点であって、外歯歯車3のピッチ円サークルの中心点が図中時計回り方向に偏心回転する場合、外歯歯車3のピッチ円サークルの中心点と、内歯歯車4のピッチ円サークルの中心点とを通る線分よりも右側のみに存在する。
図9に示されるように、外歯歯車3においてハイポサイクロイド曲線で描かれる部分の歯形には、そのハイポサイクロイド曲線を描くためのピッチ円サークルから内径方向に向かうに従って幅の広がる逃がし部23(図中ハッチングで示す部分)が形成されている。 また、内歯歯車4においてエピサイクロイド曲線で描かれる部分の歯形にも、そのエピサイクロイド曲線を描くためのピッチ円サークルから外径方向に向かうに従って幅の広がる逃がし部24(図中ハッチングで示す部分)が形成されている。
このように外歯歯車3および内歯歯車4の双方に逃がし部23、24を設けることによって、トルク伝達に寄与しない歯先部分の接触による摩耗損失を確実に防止できる。
また、逃がし部23、24をグリース溜まりとして利用できるため、外歯歯車3と内歯歯車4の噛合部分のグリース切れを防止できる。
さらに、エピサイクロイド曲線とハイポサイクロイド曲線とが滑らかに接続できるため、突出した部分の接触による応力集中を緩和でき、歯面の偏摩耗を防止できる。
次に、内ピン穴21と内ピン22の関係を説明する。
内ピン穴21のピッチ円サークルの直径φDPCD-holeと、内ピン22のピッチ円サークルの直径φDPCD-pin とを、同一寸法に設けている(φDPCD-hole=φDPCD-pin )。
また、複数の内ピン穴21を、内ピン穴21のピッチ円サークルに対して等角度ピッチで設けるとともに、複数の内ピン22も、内ピン22のピッチ円サークルに対して等角度ピッチで設けている。
そして、内ピン穴21の直径φDholeを、偏心量α+内ピン22の直径φDpin より大きく設けている(φDhole>α+φDpin )。
以上のように設けることによって、偏心量αに対して内ピン径φDpin と内ピン穴径φDholeとの寸法関係を最適なものとすることができ、内ピン22と内ピン穴21とのこじりによるトルクムラの発生を防止できる。
次に、偏心部1の偏心量αを説明する。
先ず、偏心量αを理論値とした場合を説明する。
ここで、図2の矢印Aの部分の拡大図を図10に示し、図2の矢印Bの部分の拡大図を図11に示す。
第1軸2の回転中心に対する偏心部1の回転中心の偏心量αを、
α={(φD1 /N)/2}×(M−N)
つまり理論値とした場合、外歯歯車3と内歯歯車4が径方向に最も接近する部分(図10参照)における外歯歯車3と内歯歯車4の径方向のクリアランス(Δx+Δy)は、
Δx+Δy=(φD1 H−φD1 E)+(φD2 E−φD2 H)となる。
また、外歯歯車3と内歯歯車4が径方向に最も離れる部分(図11参照)における外歯歯車3と内歯歯車4の最接近距離(Δx+Δy)/2は、
(Δx+Δy)/2={(φD1 H−φD1 E)+(φD2 E−φD2 H)}/2となる。
従って、偏心量αは、
{(φD1 /N)/2}×(M−N)以上、
{(φD1 /N)/2}×(M−N)+2(φD2 E−φD2 H)以下の範囲で設定可能なことが分かる。
次に、図12を用いて歯車(外歯歯車3と内歯歯車4)の作動を説明する。
なお、図12は、モジュール=φD1 /N=1.6、外歯歯車3の歯数N=35、内歯歯車4の歯数M=36、(φD1 H−φD1 E)=(φD2 E−φD2 H)=0.04とし、偏心量α=0.8(理論値)としたものである。
(a)外歯歯車3は、中心線Yと内歯歯車4のピッチ円サークルの交点を中心として、揺動方向Aの方向に回転させられることで、順次噛み合い点がずれていき、回転力の伝達を行うようになっている。この作用は、内歯歯車4と同軸上に設けられた第1軸2が回転することにより起こり、第1軸2に設けられた偏心部1により中心線Yと内歯歯車4のピッチ円サークルの交点を中心として、揺動方向Aの方向に揺動するように外歯歯車3が押されているものである。
簡単にいうと、内歯歯車4の中心点を回転軸として内歯歯車4の中心点から外歯歯車3の中心点の長さ(つまり偏心量α)の腕で、中心線Yと内歯歯車4のピッチ円サークルの交点を中心として外歯歯車3を左右(揺動方向A)に振らせていると考えることができる。
従って、第1軸2があるトルクTで回転した場合に、揺動方向Aに加わる力Fを考えると、トルクTは、
(回転半径)×(力F)であるため、偏心量αを大きくした方が回転半径が大きくなり、揺動方向Aに加わる力Fが小さくなることが分かる。
これは、軸受(第3転がり軸受14)に対する荷重、外歯歯車3と内歯歯車4の噛合歯面に発生する荷重(面圧)、内ピン穴21と内ピン22の摺動部に発生する荷重などが低減されることを意味する。
この結果、(摩擦係数)×(荷重)×(速度)で表現される損失が小さくなることが分かる。
(b)図12では偏心量α=0.8(理論値)とした場合を示した。これに対し、偏心量αを理論値よりも大きいα=0.9に変更した場合を図13に示し、偏心量αを理論値よりもさらに大きいα=1.0に変更した場合を図14に示す。また、噛み合い位置の角度と歯車の圧力角の関係を図15に示す。
図12〜図14に示すように、偏心量αが0.8→0.9→1.0と増えるにつれて、噛み合い範囲が小さくなることが分かる。
ここで、図15に示されるように、噛み合い位置の角度0度の時に圧力角0度となり、噛み合い位置の角度180度の時に圧力角90度となるように、噛み合い位置の角度が増えるにつれて、圧力角が徐々に大きくなる。
外歯歯車3および内歯歯車4に加えられた力に対して回転力は、
(歯車に加えられた力)×cos(圧力角)で求められるものであるため、圧力角が大きい場合は、加えられた力が回転力にならずに失われることを意味している。
従って、偏心量αを理論値の0.8ではなく、意図的に大きくして噛み合い範囲を狭めることで回転力の伝達損失を小さくすることができる。
(c)外歯歯車3と内歯歯車4は、図16、図17に示すように、作動中に噛み合い範囲内で滑りながら噛み合い点が変わっていくように接触している。
そして、偏心量αが大きくなるにつれ、噛み合い範囲が上述したように狭くなり、偏心量αが大きくなるにつれて滑り接触から転がり接触へと接触形態が移っていくととらえることができる。従って、偏心量αが大きいほど、外歯歯車3と内歯歯車4の歯面間で発生する滑りによる損失が低減され、回転力の伝達損失を減らすことができる。
また、滑り接触が減るため、滑り接触による歯面での摩耗が防止され、外歯歯車3および内歯歯車4の耐久寿命を向上できる。このため、従来では、滑り接触を行う歯面で激しい摩耗が発生するために、外歯歯車3および内歯歯車4に焼き入れ処理を施していたが、焼き入れ処理を不要にでき、焼き入れによる歪みの発生を防ぐことができる。
以上に述べた(a)〜(c)をまとめると、偏心量αを理論値より大きくすることにより、次の効果を奏する。
(a)外歯歯車3および内歯歯車4の歯面に発生する荷重、軸受(第3転がり軸受14)にかかるラジアル荷重を低減できる。
(b)外歯歯車3および内歯歯車4の圧力角が小さい位置で噛み合うため、回転力を効率よく伝達できる。
(c)外歯歯車3および内歯歯車4の接触形態が滑り接触から転がり接触へと移っていき、回転力を効率よく伝達できるとともに、外歯歯車3および内歯歯車4の耐久寿命を向上できる。
〔変形例〕
上記の実施例1では、第1軸2を入力軸とし、外歯歯車3の自転を自転防止手段5によって規制し、外歯歯車3の揺動により回転させられる内歯歯車4を第2軸7と連結し、内歯歯車4の回転出力を第2軸7から取り出す減速機とした例を示した。
これに対し、第1軸2を入力軸とし、内歯歯車4を固定し、外歯歯車3と第2軸7との間に設けた自転防止手段5により、外歯歯車3の自転を第2軸7によって規制し、第1軸2に対する外歯歯車3の公転運動のみを第2軸7から取り出す減速機とし、その減速機に本発明を適用しても良い。
上記の実施例1では、第1軸2を入力軸とし、外歯歯車3の自転を自転防止手段5によって規制し、外歯歯車3の揺動により回転させられる内歯歯車4を第2軸7と連結し、内歯歯車4の回転出力を第2軸7から取り出す減速機とした例を示したが、入力軸と出力軸の関係を逆にして増速機とし、その増速機に本発明を適用しても良い。
上記では、変形例の一例として、第1軸2を入力軸とし、内歯歯車4を固定し、外歯歯車3と第2軸7との間に設けた自転防止手段5により、外歯歯車3の自転を第2軸7によって規制し、第1軸2に対する外歯歯車3の公転運動のみを第2軸7から取り出す減速機の例を示したが、この場合も入力軸と出力軸の関係を逆にして増速機とし、その増速機に本発明を適用しても良い。
内接噛合遊星歯車機構の断面図である。 図1のB方向(前側)から見た図である。 図1のA方向(後側)から見た図である。 内接噛合遊星歯車機構を前側から見た分解斜視図である。 内接噛合遊星歯車機構を後側から見た分解斜視図である。 各種サイクロイド曲線の説明図である。 外歯歯車および内歯歯車の歯形形状を示す図である。 外歯歯車と内歯歯車の接触点の説明図である。 外歯歯車および内歯歯車に設けた逃がし部の説明図である。 図2のA部分の拡大図である。 図2のB部分の拡大図である。 偏心量を理論値(α=0.8)とした場合の噛み合い状態を示す図である。 図12のものをモジュール等を変更せずに、偏心量のみを0.9にした場合の噛み合い状態を示す図である。 図12のものをモジュール等を変更せずに、偏心量のみを1.0にした場合の噛み合い状態を示す図である。 噛み合い位置を示す図および噛み合い位置の角度と歯車の圧力角との関係を示したグラフである。 噛み合い位置を示す図である。 図16に示す噛み合い位置における噛み合い点の違いを示した噛合部分の拡大図である。
符号の説明
1 偏心部
2 第1軸
3 外歯歯車
4 内歯歯車
5 自転防止手段
7 第2軸
13 リヤハウジング(自転が規制された部材)
14 第3転がり軸受(偏心部と外歯歯車の間に配置される軸受)
21 内ピン穴
22 内ピン
23 外歯歯車の逃がし部
24 内歯歯車の逃がし部
α 偏心部の偏心量
N 外歯歯車の歯数
M 内歯歯車の歯数
φD1 外歯歯車のピッチ円サークルの直径
φD2 内歯歯車のピッチ円サークルの直径
φD1 H 外歯歯車の歯形曲線を形成するハイポサイクロイド曲線を描くための転円の直径
φD1 E 外歯歯車の歯形曲線を形成するエピサイクロイド曲線を描くための転円の直径φD2 H 内歯歯車の歯形曲線を形成するハイポサイクロイド曲線を描くための転円の直径
φD2 E 内歯歯車の歯形曲線を形成するエピサイクロイド曲線を描くための転円の直径φDPCD-hole 複数の内ピン穴のピッチ円サークルの直径
φDPCD-pin 複数の内ピンのピッチ円サークルの直径
φDhole 内ピン穴の直径
φDpin 内ピンの直径

Claims (13)

  1. 内歯歯車と、
    この内歯歯車のピッチ円サークルの中心に対して偏心回転可能な偏心部と、
    この偏心部の周囲に軸受を介して回転自在に配置され、前記内歯歯車と噛合する外歯歯車とを備え、
    前記外歯歯車および前記内歯歯車の歯形形状がサイクロイド曲線で設けられる内接噛合遊星歯車機構であって、
    前記偏心部の偏心量αは、
    前記内歯歯車の歯数をM、
    前記外歯歯車の歯数をN、
    前記外歯歯車のピッチ円サークルの直径をφD1 とした場合に、
    (φD1 /N)×0.5×(M−N)で表される理論値より大きく設定されたことを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  2. 請求項1に記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記外歯歯車および前記内歯歯車の歯形形状は、ピッチ円サークルの内側の歯形形状がハイポサイクロイド曲線で設けられるとともに、ピッチ円サークルの外側の歯形形状がエピサイクロイド曲線で設けられることを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  3. 請求項2に記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記外歯歯車においてハイポサイクロイド曲線で描かれる部分の歯形は、そのハイポサイクロイド曲線を描くためのピッチ円サークルから内径方向に向かうに従って幅の広がる逃がし部を備えることを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  4. 請求項2または請求項3に記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記内歯歯車においてエピサイクロイド曲線で描かれる部分の歯形は、そのエピサイクロイド曲線を描くためのピッチ円サークルから外径方向に向かうに従って幅の広がる逃がし部を備えることを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記外歯歯車の歯数をN、
    前記外歯歯車のピッチ円サークルの直径をφD1 、
    前記内歯歯車の歯数をM、
    前記内歯歯車のピッチ円サークルの直径をφD2 、
    前記外歯歯車の歯形曲線を形成するハイポサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD1 H、
    前記外歯歯車の歯形曲線を形成するエピサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD1 E、
    前記内歯歯車の歯形曲線を形成するハイポサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD2 H、
    前記内歯歯車の歯形曲線を形成するエピサイクロイド曲線を描くための転円の直径をφD2 Eとした場合に、
    φD1 /N=φD2 /Mの関係を満たすことを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  6. 請求項5に記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    φD1 H>φD1 Eの関係を満たし、且つφD1 H+φD1 E=φD1 /Nの関係を満たすことを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  7. 請求項5に記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    φD2 H<φD2 Eの関係を満たし、且つφD2 H+φD2 E=φD2 /Mの関係を満たすことを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  8. 請求項5に記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    φD1 H>φD1 Eの関係を満たし、
    φD1 H+φD1 E=φD1 /Nの関係を満たし、
    φD2 H<φD2 Eの関係を満たし、
    φD2 H+φD2 E=φD2 /Mの関係を満たし、
    φD1 H=φD2 Eの関係を満たし、
    φD1 E=φD2 Hの関係を満たすことを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記外歯歯車の自転運動を規制する自転防止手段は、
    自転が規制された部材の同一円周上に設けた複数の内ピン穴と、
    この内ピン穴にそれぞれ遊嵌し、一端が前記外歯歯車に固定され、この外歯歯車の同一円周上に設けた複数の内ピンと、
    によって構成されることを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  10. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記外歯歯車の自転運動を規制する自転防止手段は、
    前記外歯歯車の同一円周上に設けた複数の内ピン穴と、
    この内ピン穴にそれぞれ遊嵌し、一端が自転が規制された部材に固定され、この自転が規制された部材の同一円周上に設けた複数の内ピンと、によって構成されることを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  11. 請求項9または請求項10に記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記複数の内ピン穴を形成するピッチ円サークルの直径φDPCD-holeと、
    前記複数の内ピンを形成するピッチ円サークルの直径φDPCD-pin とは、同一寸法であることを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  12. 請求項9または請求項10に記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記複数の内ピン穴は、その複数の内ピン穴を形成するピッチ円サークルに対して等角度ピッチで設けられるとともに、
    前記複数の内ピンは、その複数の内ピンを形成するピッチ円サークルに対して等角度ピッチで設けられることを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
  13. 請求項9〜請求項12のいずれかに記載の内接噛合遊星歯車機構において、
    前記内ピン穴の直径φDholeは、前記偏心部の偏心量α+前記内ピンの直径φDpin 以上に設けられたことを特徴とする内接噛合遊星歯車機構。
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