JP2005076425A - 建材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製造が容易でコストの低減及び意匠性の向上が図れる建材を提供する。
【解決手段】 透明または半透明の第1フィルム4の裏面に、絵柄5を印刷するか、または絵柄5を印刷した第2フィルム6を貼着し、前記第1フィルム4の表面に装飾溝7を加工し、該装飾溝7に塗装8を施してなる装飾シート3を形成し、該装飾シート3を基材2の表面に貼着してなる。装飾シート3の製造段階で装飾溝7の加工及び装飾溝7への塗装8を行い、その装飾シート3を基材2に貼着するだけで建材1を製造することができるので、建材1の製造が容易にでき、製造コストの低減が図れる。また、装飾溝7により凹凸感が得られると共に、第1フィルム4の裏面または第2フィルムの表面の絵柄5と第1フィルム4の表面の装飾溝7の塗装8との色彩や模様のコントラストにより意匠性の向上が図れる。
【選択図】 図1
【解決手段】 透明または半透明の第1フィルム4の裏面に、絵柄5を印刷するか、または絵柄5を印刷した第2フィルム6を貼着し、前記第1フィルム4の表面に装飾溝7を加工し、該装飾溝7に塗装8を施してなる装飾シート3を形成し、該装飾シート3を基材2の表面に貼着してなる。装飾シート3の製造段階で装飾溝7の加工及び装飾溝7への塗装8を行い、その装飾シート3を基材2に貼着するだけで建材1を製造することができるので、建材1の製造が容易にでき、製造コストの低減が図れる。また、装飾溝7により凹凸感が得られると共に、第1フィルム4の裏面または第2フィルムの表面の絵柄5と第1フィルム4の表面の装飾溝7の塗装8との色彩や模様のコントラストにより意匠性の向上が図れる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、建材に係り、特に製造性の向上を図った床材等の建材に関するものである。
建材例えば床材としては、基材の表面にシートを貼り、そのシートの表面に溝を加工し、その溝に塗装を施してなるものが提案されている。この床材によれば、凹凸感が得られ意匠性の向上が図れる。
なお、関連する技術としては、例えば透明表面層と、プリントが施された基材層とを接着一体化してなる床材が知られている(特開2003−161030号公報参照)。
しかしながら、前記床材においては、基材の表面にシートを貼った後に溝の加工や塗装を施す工程が必要であるため、製造が大変でコストの増大を招く問題がある。
本発明は上記事情を考慮してなされたものであり、製造が容易でコストの低減及び意匠性の向上が図れる建材を提供することを目的とする。
本発明は、透明または半透明の第1フィルムの裏面に、絵柄を印刷するか、または絵柄を印刷した第2フィルムを貼着し、前記第1フィルムの表面に装飾溝を加工し、該装飾溝に塗装を施してなる装飾シートを形成し、該装飾シートを基材の表面に貼着してなることを特徴とする。
本発明によれば、透明または半透明の第1フィルムの裏面に、絵柄を印刷するか、または絵柄を印刷した第2フィルムを貼着し、前記第1フィルムの表面に装飾溝を加工し、該装飾溝に塗装を施してなる装飾シートを形成し、該装飾シートを基材の表面に貼着してなるため、製造が容易でコストの低減及び意匠性の向上が図れる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を基に詳述する。図1は本発明の第1の実施の形態である建材を示す斜視図、図2は同建材の装飾シートの拡大断面図である。
図1において、1は床材等の建材で、この建材1は基材2と、この基材2の表面に例えば接着剤、熱融着等の接着手段により貼着された装飾シート3とから構成されている。前記基材2としては、例えば木質系の基材や樹脂系の基材等が用いられる。木質系の基材としては、例えば天然木、MDF、合板、OSB、IB、HDF等を用いることができる。樹脂系の基材としては、例えば塩化ビニル、アクリル、オレフィン等の合成樹脂材を用いることができる。
前記装飾シート3は、図1にも示すように、透明又は半透明の第1フィルム(薄膜)4の裏面に、表面に例えば木目模様等の所定又は任意の絵柄5を印刷した第2フィルム(薄膜)6を例えば接着剤、熱融着等の接着手段により貼着した後、前記第1フィルム4の表面に例えば断面V字状の装飾溝7を所定又は任意の模様で加工し、該装飾溝7に所定又は任意の色彩の塗装8を施してなる。
前記絵柄5は、第1フィルム4と第2フィルム6との間に挟まれており、第1フィルム4の表面に浮き上がって見える。第1フィルム4の材質としては、例えばオレフィン、塩化ビニル等の合成樹脂が用いられる。第2フィルム6の材質としては、例えばオレフィン、塩化ビニル等の合成樹脂、紙(薄紙)等が用いられる。
前記装飾溝7は、例えば加熱ローラ等により加工されている。前記装飾溝7への塗装8は、例えば装飾溝7内に塗料を垂らし、その塗料を装飾溝7の壁面にすりつけてなる。前記装飾シート3の厚さは、例えば500μm以下であることが好ましい。前記装飾溝7の深さは、例えば30μm以上であることが好ましい。
次に、以上の構成からなる建材1の製造方法及び作用について述べる。先ず、第2フィルム6の表面に絵柄5を印刷した後、該第2フィルム6の表面に第1フィルム4を接着手段により貼着する。次いで、前記第1フィルム4の表面に装飾溝7を加工し、該装飾溝7に所望の塗装8を施すことにより、装飾シート3が完成する。次に、該装飾シート3を基材2の表面に接着手段により貼着することにより床材等の建材1が完成する。
前記建材1によれば、透明または半透明の第1フィルム4の裏面に、絵柄5を印刷した第2フィルム6を貼着し、前記第1フィルム4の表面に装飾溝7を加工し、該装飾溝7に塗装8を施してなる装飾シート3を形成し、該装飾シート3を基材2の表面に貼着してなるため、製造が容易でコストの低減及び意匠性の向上が図れる。すなわち、装飾シート3の製造段階で装飾溝7の加工及び装飾溝7への塗装8を行い、その装飾シート3を基材2に貼着するだけで建材1を製造することができるので、建材1の製造が容易にでき、製造コストの低減が図れる。また、装飾溝7により凹凸感が得られると共に、第1フィルム4の裏面の絵柄5と第1フィルム4の表面の装飾溝7の塗装8との色彩や模様のコントラストにより意匠性の向上が図れる。
図3は本発明の第2の実施の形態である建材を示す斜視図、図4は同建材の装飾シートの拡大断面図である。本実施の形態において、前記実施の形態と同一の部分は同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明を加える。図3において、1は床材等の建材で、この建材1は基材2と、この基材2の表面に例えば接着剤、熱融着等の接着手段により貼着された装飾シート3とから構成されている。
前記装飾シート3は、図4にも示すように、透明又は半透明の第1フィルム(薄膜)4の裏面に、例えば木目模様等の所定又は任意の絵柄5を印刷した後、前記第1フィルム4の表面に例えば断面V字状の装飾溝7を所定又は任意の模様で加工し、該装飾溝7に所定又は任意の色彩の塗装8を施してなる。前記絵柄5は、第1フィルム4の表面に浮き上がって見える。
次に、以上の構成からなる建材1の製造方法及び作用について述べる。先ず、第1フィルム4の裏面に絵柄5を印刷した後、前記第1フィルム4の表面に装飾溝7を加工し、該装飾溝7に所望の塗装8を施すことにより、装飾シート3が完成する。次に、該装飾シート3を基材2の表面に接着手段により貼着することにより床材等の建材1が完成する。
前記建材1によれば、透明または半透明の第1フィルム4の裏面に、絵柄5を印刷し、前記第1フィルム4の表面に装飾溝7を加工し、該装飾溝7に塗装8を施してなる装飾シート3を形成し、該装飾シート3を基材2の表面に貼着してなるため、製造が容易でコストの低減及び意匠性の向上が図れる。すなわち、装飾シート3の製造段階で装飾溝7の加工及び装飾溝7への塗装8を行い、その装飾シート3を基材2に貼着するだけで建材1を製造することができるので、建材1の製造が容易にでき、製造コストの低減が図れる。また、装飾溝7により凹凸感が得られると共に、第1フィルム4の裏面の絵柄5と第1フィルム4の表面の装飾溝7の塗装8との色彩や模様のコントラストにより意匠性の向上が図れる。
本発明の実施の形態ないし実施例を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態ないし実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば,本発明に係る建材としては、床材以外に例えば内壁材(内装材)、外壁材(外装材)、ドア等にも適用可能である。また、装飾溝の断面形状や模様は前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば装飾溝の断面形状としては、U字状等であってもよい。
1 建材
2 基材
3 装飾シート
4 第1フィルム
5 絵柄
6 第2フィルム
7 装飾溝
8 塗装
2 基材
3 装飾シート
4 第1フィルム
5 絵柄
6 第2フィルム
7 装飾溝
8 塗装
Claims (1)
- 透明または半透明の第1フィルムの裏面に、絵柄を印刷するか、または絵柄を印刷した第2フィルムを貼着し、前記第1フィルムの表面に装飾溝を加工し、該装飾溝に塗装を施してなる装飾シートを形成し、該装飾シートを基材の表面に貼着してなることを特徴とする建材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003312204A JP2005076425A (ja) | 2003-09-04 | 2003-09-04 | 建材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003312204A JP2005076425A (ja) | 2003-09-04 | 2003-09-04 | 建材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005076425A true JP2005076425A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34413524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003312204A Pending JP2005076425A (ja) | 2003-09-04 | 2003-09-04 | 建材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005076425A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005163314A (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-23 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧シート及びその製造方法及び床材 |
JP2015523478A (ja) * | 2012-05-16 | 2015-08-13 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 装飾シート |
-
2003
- 2003-09-04 JP JP2003312204A patent/JP2005076425A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005163314A (ja) * | 2003-12-01 | 2005-06-23 | Toppan Printing Co Ltd | 化粧シート及びその製造方法及び床材 |
JP4501420B2 (ja) * | 2003-12-01 | 2010-07-14 | 凸版印刷株式会社 | 化粧シート及びその製造方法及び床材 |
JP2015523478A (ja) * | 2012-05-16 | 2015-08-13 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 装飾シート |
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