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JP2005066080A - 立体観察装置 - Google Patents

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JP2005066080A JP2003301108A JP2003301108A JP2005066080A JP 2005066080 A JP2005066080 A JP 2005066080A JP 2003301108 A JP2003301108 A JP 2003301108A JP 2003301108 A JP2003301108 A JP 2003301108A JP 2005066080 A JP2005066080 A JP 2005066080A
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Abstract

【課題】この発明は、構成簡易にして、観察像の高精度な視認を実現したうえで、取扱い操作性の向上を図り得るようにすることにある。
【解決手段】鏡体部10を三次元的に移動・固定可能な架台11による鏡体部10の移動・固定に連動して、該鏡体部10で観察される観察像を三次元/二次元に変更して選択的に取得し得るように構成したものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば外科手術等において微細な術部を観察するのに用いられる立体観察装置に関する。
一般に、微細な手術部位を観察し、その処置等を施す場合には、手術用顕微鏡や立体内視鏡等の立体観察装置が用いられている。これらの手術用顕微鏡若しくは立体内視鏡は、手術部位を様々な角度から観察するため、いずれも移動・固定可能に保持する保持手段に装着されて使用に供される(例えば、特公昭53−23168号、特開2001−258903号参照。)。
例えば、手術用顕微鏡は、術者が接眼レンズを覗いた状態で、手術部位を拡大観察しながら移動操作を行うため、顕微鏡本体を移動させる際、その接眼レンズからの顕微鏡観察像を見失わないように、顕微鏡本体からの射出瞳が大きいことが望まれている。そこで、観察光学系の結像位置にレンチキュラー光学部材を挿脱可能に組合わせ配置し、射出瞳の拡大を容易に実現するようにした物が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。このように射出瞳を大きくすることにより、顕微鏡本体の移動時にも術者は、頭(眼)を接眼レンズに正確に追従させることがなくても、立体観察が可能となり、操作性の向上が図れる。
一方、上記立体内視鏡においては、内視鏡装置で撮影した観察像を、ヘッドマウントディスプレイやモニター等の表示部に表示して観察する方法が採られるために、射出瞳を拡大して観察し易くしている(例えば、特許文献4参照。)。
このような立体観察装置は、術者に拡大された瞳を射出することで、術者の頭(眼)が射出瞳から多少ずれたとしても、術者の瞳孔が射出瞳内にあることで、常に、いわゆるケラレが無く立体観察が可能となる。
しかしならが、上記立体観察装置では、術者が手術作業を行うために、手術中、射出瞳に対して頭(眼)を固定して観察することが難しく、特に顕微鏡本体や表示部を移動させる場合、「ずれ」が生じ易いという不都合を有する。即ち、観察時に術者の頭(眼)に「ずれ」が起こると、例えば図7(a)に示すように左右で視差の付いた観察像A1,A2(通常術者が観察できる現実世界の立体像)が、同図(b)に示すように傾いた観察像A1′,A2′となるため、正常な立体像として認識(融像)することができず、強い疲労感を受けるという不都合が生じる。
ところで、立体観察を行う場合には、通常、左右の観察像のフォーカス、倍率等を同一にする必要があり、さらに、取得した観察像を、モニター等の表示部を用いて観察する場合には、左右像の表示タイミング、つまり同期を合わせる必要がある。そこで、立体観察装置にあっては、眼のチラツキよりも小さい周波数(約1/30〜1/60秒)で表示を制御する制御手段を備えて、厳密に左右像の表示タイミングを合わせることにより、例えば移動中においても観察像を正常に立体観察する可能に構成したものも提案されている(例えば、特許文献5参照。)。
ところが、上記立体観察装置では、タイミング制御用の制御手段を備えると、構成が複雑となり、高価となるうえ、その取扱い性を含む操作性が低下されるよいう不都合を有する。
また、上記立体観察装置においては、通常、手術部位を拡大観察するための変倍光学系が設けられている。この変倍光学系は、装置の小形化や光学上の制限条件により、一定の範囲、例えば顕微鏡であれば1.2〜20倍前後、内視鏡であれば0.5〜2倍前後と、使用される範囲を網羅すべく1本(左右一組)が備えられる。
ところが、上記変倍光学系では、実際の手術場面において、低倍率で手術部位全体を把握し、高倍率に切り替えて詳細手術部位を処置するという作業が繰り返されるため、手術中において、術者が、例えばフットスイッチ等の操作手段を、繰り返し操作して倍率を設定しなければならないことで、その操作が非常に煩雑であるという不都合を有する。
特公昭53−023168号公報 特開2001−258903号公報 特開平6−208060号公報 特開2000−365589号公報 特開平9−015531号公報
以上述べたように、従来の立体観察装置では、観察形態に応じて観察像の高精度な視認が困難となるものであったり、構成が複雑で、その取扱い操作性が劣るという不都合を有する。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、構成簡易にして、観察像の高精度な視認を実現し得、且つ、取扱い操作性の向上を図り得るようにした立体観察装置を提供することを目的とする。
この発明は、術部を立体観察可能な立体光学系を有する立体観察手段と、前記立体観察手段を三次元的に移動・固定可能な保持手段と、前記保持手段による前記立体観察手段の移動・固定に連動して、該立体観察手段で観察される観察像を立体/非立体像に変更する変更手段とを備えて立体観察装置を構成した。
上記構成によれば、立体観察手段が保持手段により、移動・固定されると、この移動・固定に連動して、変更手段が立体観察手段で観察される観察像を、立体/非立体像に変更する。これにより、例えば立体観察手段の固定時、観察像を立体像に設定し、移動時、観察像を非立体像に設定することで、違和感を感じることなく、使用状況に応じた観察像の高精度な視認が実現されることにより、その取扱い操作性の向上が図れる。
以上述べたように、この発明によれば、構成簡易にして、観察像の高精度な視認を実現し得、且つ、取扱い操作性の向上を図り得るようにした立体観察装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、この発明の第1の実施の形態に係る立体観察装置を示すもので、立体観察手段として顕微鏡を用いて構成される。即ち、顕微鏡を構成する鏡体部10は、三次元的に移動・固定可能な保持手段を構成する架台11に保持され、該架台11を介して三次元空間に移動・固定される。この架台11には、その可動部に図示しない電磁ブレーキ等の制動部が設けられ、この制動部(図示せず)は、制御部12を介して選択的にロック/フリー状態に動作制御されて架台11の移動・固定を可能とする。
上記鏡体部10には、操作用グリップ部13が設けられ、このグリップ部13を術者Sが手で保持して架台11を三次元的に移動させて鏡体部10を所望の位置に移動させる。このグリップ部13には、変更手段を構成するロック/フリースイッチ14が設けられ、このロック/フリースイッチ14は、ケーブル141を介して第1の制御部15の入力端に接続される。この第1の制御部15は、ケーブル151を介して、上記制御部12に接続され、上記ロック/フリースイッチ14がオン/オフ操作されると、ケーブル141を介してオン/オフ切替信号が入力される。すると、第1の制御部15は、オン/オフ切替信号をケーブル151を介して制御部12に出力し、該制御部12を介して上記架台11の電磁ブレーキ(図示せず)をオン/オフ切換制御する。
また、上記グリップ部13には、後述する変倍切替手段を切替操作する変倍切替スイッチ16が設けられる。この変倍切替スイッチ16は、ケーブル161を介して第2の制御部17に接続され、この第2の制御部17及びケーブル171を介して、上記鏡体部10に内蔵された後述するモーター18(図2参照)に接続される。
さらに、上記第1の制御部15には、ケーブル152を介して上記鏡体部10に内蔵されたプリズム挿脱手段を駆動する図示しない駆動部が接続され、該駆動部(図示せず)に選択的に駆動信号を出力する。
ここで、上記鏡体部10の詳細について、図2を参照して詳細に説明する。
鏡体部10には、その先端部に対物レンズ101が設けられ、この対物レンズ101には、レンズ間隔を変化させることにより観察倍率を変化させる左右光路を構成する一対の第1の変倍光学系102が対向配置される。そして、この第1の変倍光学系102には、一対の結像レンズ103が対向配置され、この結像レンズ103の結像点近傍には、一対の透過型光拡散デバイス104が対向配置される。この透過型光拡散デバイス104には、一対の接眼レンズ105が対向配置される。
上記結像レンズ103及び第1の変倍光学系102の間には、空間部106が設けられ、この空間部106には、スライド部材107が挿脱自在に収容配置される。このスライド部材107は、上記ロック/フリースイッチ14の切換操作に連動し、図示しない駆動手段により選択的に移動されて空間部106に挿脱される。このスライド部材107には、上記結像レンズ103のそれぞれの光軸に一致した位置に配置されて、対物レンズ101及び第1の変倍光学系102からの光束を分割するビームスプリッター108及び該ビームスプリッター108からの光束を上記結像レンズ103に出射するための反射プリズム109が取付けられる。
また、鏡体部10には、上記モーター18が内装され、このモーター18の回転軸には、ギヤ181が嵌着される。そして、このギヤ181には、変倍支持部100に回転自在に嵌着された図示しないギアが噛合される。この変倍支持部100には、上記第1の変倍光学系102が支持され、その周壁には、上記ギヤ181に歯合されるギア1001(図3参照)が設けられ、上記ギヤ181の回転により、鏡体部10に対して回動駆動される。
ここで、上記変倍支持部100には、図3に示すように一対の第1の変倍光学系102に対して一対の第2の変倍光学系1002が略直交するように収容配置される。この第2の変倍光学系1002は、上記第1の変倍光学系102とは異なる、例えば低い変倍範囲を有し、上記モーター18に嵌着されたギヤ181の回動位置に応じて第1の変倍光学系102と交換式に光路上に移動配置される。
上記構成において、術部Pを発した光は、対物レンズ101、第1の変倍光学系102、結像レンズ103により結像される。この結像レンズ103に結像された術部Pの観察像は、透過型光拡散デバイス104を介して接眼レンズ105に導かれ、該接眼レンズ105を通して術者Sにより観察される。この時、接眼レンズ105から出射される射出瞳は、透過型光拡散デバイス104の作用により拡大されて術者Sに観察される。これにより、術者Sは、接眼レンズ105に対し、多少、頭(眼)が「ずれ」た状態でも視認性に優れた観察が実現される。
次に、術者Sが術部Pを異なる角度から観察すべく鏡体部10を移動させるには、術者Sはグリップ部13を保持し、ロック/フリースイッチ14を押し込み操作してオンさせる。すると、第1の制御部15は、ロック/フリースイッチ14のオン信号を架台11の制御部12に出力する。制御部12は、オン信号に応動して架台11の上記電磁ブレーキ(図示せず)をオフ制御し、ここに、架台11が三次元的に移動可能となり鏡体部10が所望の位置に移動される。
同時に、第1の制御部15は、ロック/フリースイッチ14のオンに連動して駆動信号をケーブル152を介して鏡体部10に内蔵されたプリズム挿脱手段を駆動する上記駆動部(図示せず)に出力して該駆動部(図示せず)を駆動制御し、上記スライド部材107を鏡体部10の空間部106に挿入する(図中破線で示す位置)。すると、術部Pを発した光は、対物レンズ101、第1の変倍光学系102、ビームスプリッター108により2分割され、一方の光束が結像レンズ103、透過型光拡散デバイス104、接眼レンズ105を介して術者Sにより観察される。
また、もう一方の光束は、反射プリズム109、結像レンズ103、透過型光拡散デバイス104、接眼レンズ105を介して術者Sにより観察される。ここで、術者Sは、接眼レンズ105を介して瞳拡大された非立体像である二次元の観察像が観察される。そして、術者Sがロック/フリースイッチ14をオフすると、オフ操作に連動し、スライド部材107が空間部106から脱出され、上述したように瞳拡大された立体像である三次元の観察像が観察される。
また、例えば微細な作業をする場合、術者Sは、第1の変倍光学系102を操作し、作業しやすい倍率にすべく、上記フットスイッチ等の操作手段(図示せず)により所望の倍率に第1の変倍光学系102のレンズ間隔を変更し観察する。次に、術者Sは、術部P全体の観察像を観察する場合(例えば、広い観察視野が必要な糸を結ぶ作業の場合等)、グリップ部13に設けられた変倍切替スイッチ16を押し込みオンさせる。すると、第2の制御部17は、変倍切替スイッチ16からのオン信号がケーブル161を介して入力され、このオン信号に応動して駆動信号をケーブル152を介してモーター18に出力する。モーター18は、駆動信号に応動して回転駆動され、そのギヤ281で、ギア1001を回転駆動し、変倍支持部100を、鏡体部10に対して回動させる。この変倍支持部100の回動量は、第1の変倍光学系102と第2の変倍光学系1002との位置が入れ替わるように、第2の制御部17により制御される。ここで、術者Sは、上記第1の変倍光学系102よりも低い観察倍率を有する第2の変倍光学系1002を介して取り込まれる術部P全体の観察像が観察される。
次に、術者Sは、作業しやすい、上記第1の変倍光学系102を介して得られる倍率よりも低い倍率に設定すべく、上記フットスイッチ等の操作手段(図示せず)により所望の倍率に第2の変倍光学系1002のレンズ間隔を変更して観察する。このように術者Sは、上述の操作を繰り返しながら、微細な作業と、広い観察視野が必要な作業を繰り返し行う。
このように、上記立体観察装置は、鏡体部10を三次元的に移動・固定可能な架台11による鏡体部10の移動・固定に連動して、該鏡体部10で観察される観察像を三次元/二次元に変更して選択的に取得し得るように構成した。
これによれば、鏡体部10が架台11により、移動・固定されると、この移動・固定に連動して、鏡体部10で観察される観察像を、三次元/二次元像に選択的に変更することにより、例えば鏡体部10の固定時、観察像を三次元像に設定し、移動時、観察像を二次元像に設定することで、違和感を感じることなく、使用状況に応じた観察像の高精度な視認が実現されることにより、その取扱い操作性の向上が図れる。具体的には、鏡体部10を移動操作するためのグリップ部13に配したロック/フリースイッチ14のオン・オフ操作に連動してビームスプリッター108及び反射プリズム109を選択的に光路上に挿脱するようにして、観察像を三次元/二次元像に切替設定することで、鏡体部10を移動させる際に、頭(眼)が接眼レンズ105に対し移動した状態で観察像を観察し続けても違和感がなく、常に、術部Pの観察が可能であるため手術が効率的に行うことが可能となる。
また、上記立体観察装置は、異なる倍率範囲を有する第1及び第2の変倍光学系102、1002を設け、変倍切替スイッチ16の操作により、第1及び第2の変倍光学系102、1002を選択的に光路上に挿脱するように構成した。これによれば、例えば微細な作業と、広い観察範囲を必要とする作業を交互に行う場合において、所望の倍率を選択する際に、例えば従来の手術用顕微鏡で行われていたような長時間フットスイッチ等の変倍操作手段を操作することがなくなることで、手術時間の短縮化が図れることで、術者の疲労軽減にも寄与することができる。
(第2の実施の形態)
図4は、この発明の第2の実施の形態に係る立体観察装置を示すもので、立体観察手段が立体内視鏡20を用いて構成される。即ち、立体内視鏡20には、図示しない対物レンズ、リレー光学系、変倍光学系、接眼レンズ及び撮像手段である後述する一対のテレビジョン(TV)カメラ21,22が設けられる、保持手段を構成する移動・固定可能な保持機構部23に着脱自在に取付けられる。
この保持機構部23は、その可動部を介して三次元的に移動・固定自在に設けられ。この可動部が図示しない電磁ブレーキ等の制動部を介してロック/フリー状態に動作制御される。また、保持機構部23には、例えばその先端部にロック/フリースイッチ24及び倍率変更スイッチ25がそれぞれ操作自在に配され、このロック/フリースイッチ24及び倍率変更スイッチ25は、ケーブル241,251を介して画像制御部26に電気的に接続される。
上記立体内視鏡20には、その基端部に上記TVカメラ21,22が所定の間隔を有して取付けられる。このTVカメラ21,22には、カメラコントロールユニット27,28がそれぞれケーブル29を介して電気的に接続され、このカメラコントロールユニット27,28には、上記画像制御部26がケーブル271,281を介して電気的に接続される。この画像制御部26には、上記立体内視鏡20の変倍光学系(図示せず)の位置を少なくとも2箇所記憶する図示しない記憶手段が設けられており、上記倍率変更スイッチ25の操作により倍率が少なくとも2通り選択可能に構成される。
また、画像制御部26には、ケーブル30を介して公知の瞳拡大が可能な立体表示装置31が電気的に接続される。この立体表示装置31には、TVカメラ21,22で撮像された観察像が、カメラコントロールユニット27,28を介して電気信号に変換されて、画像制御部26に入力され、該画像制御部26で映像信号が生成されて、ロック/フリースイッチ24及び倍率変更スイッチ25のオン/オフ操作に応動して選択に入力されて観察像が表示される。
上記構成において、術部Pから発した光は、立体内視鏡20で取り込まれてTVカメラ21,22に術部Pの観察像として撮像される。TVカメラ21,22に撮像された観察像は、カメラコントロールユニット27,28、ケーブル271,281を介して、画像制御部26に出力される。
ここで、画像制御部26は、ロック/フリースイッチ24がオフである場合、ケーブル271,281からの観察像の映像信号を、ケーブル30を介して立体表示装置31に出力する。これにより、術者Sは、立体表示装置31を見ることで、術部Pの観察像を立体観察することができる。
次に、術者Sは、保持機構部23先端を手で保持し、ロック/フリースイッチ24を押しながら立体内視鏡20を所望な位置に移動させる。この際、TVカメラ21,22に撮像された観察像は、カメラコントロールユニット27,28、ケーブル271,281を介して、画像制御部26に入力される。
ここで、画像制御部26は、ロック/フリースイッチ24からのオン信号がケーブル241を介して入力されていことで、立体内視鏡20が移動していることが認識される。これにより、画像制御部26は、TVカメラ21,22の何れか一方の映像信号を遮断し、例えばTVカメラ21の画像のみを立体表示装置31に出力する。ここで、術者Sは、術部Pの観察像が二次元像として観察される。
そして、立体内視鏡20が所望に位置に移動されて、術者Sの手がロック/フリースイッチ24から離されると、TVカメラ21,22に撮像された観察像が立体表示装置31に出力され、この立体表示装置31を見ることで立体観察が可能となる。
また、術者Sが微細な作業をする場合には、立体内視鏡20に内蔵された変倍光学系(図示せず)を操作し、作業しやすい倍率にすべく、図示しないスイッチ等の操作手段により所望の倍率に変更して観察する。この際、変倍光学系(図示せず)の位置が倍率変更スイッチ25を押すことにより、上述したように画像制御部26に設けられた上記記憶手段(図示せず)に記憶される。
次に、術者Sは、術部Pの全体を観察するために、同様に上記スイッチ等の操作手段(図示せず)により所望の倍率に変倍光学系の位置を変更し、倍率変更スイッチ25を押すことで、同様に前記記憶手段(図示せず)に記憶させる。
また、手術中において、微細な作業を行う場合には、倍率変更スイッチ25を押すことで、立体表示装置31に図5(a)に示すような拡大された術部の観察像が表示されて観察される。そして、術部P全体を観察する場合には、再度、倍率変更スイッチ38を押すと、立体表示装置31に図5(b)に示すように術部全体の観察像が表示されて観察される。この際、画像制御部26は、例えば図5(a)で表示される画像範囲を記憶し、図5(b)に示される観察像に観察範囲311を表示する。
このように第2の実施の形態においては、術者Sが、立体内視鏡20を移動する、つまりロック/フリースイッチ24をオンすると同時に、画像制御部26から立体表示装置31に出力される観察像を、TVカメラ21もしくは22の何れか一方を選択し、例えば手術作業時、三次元の観察像を表示し、立体内視鏡20を移動する際に、二次元の観察像を表示させるように構成した。これによれば、術者Sは、立体内視鏡20を移動させる際に、頭(眼)が立体表示装置31に対し移動した状態で、観察像を観察し続けても違和感がなく、常に、術部Pの観察が可能となることにより、手術を効率的に行うことが可能となる。
また、異なる倍率を記憶する記憶手段(図示せず)を画像制御部26に設け、倍率変更スイッチ25の切替操作により、自動で異なる2種類の倍率が選択可能に構成した。これによれば、微細な作業と、広い観察範囲を必要とする作業を交互に行うことが要求される手術において、所望の倍率を選択するのに、長時間変倍光学系を操作するスイッチの操作を行う必要がなく、手術時間が短縮されることにより、術者の疲労軽減に寄与することが可能となる。
更に、低倍率に、高倍率の観察範囲311を重ねて表示するように構成していることで、術者Sは、倍率変更スイッチ25を操作する際に、観察可能な範囲が瞬時に把握することが可能であるため、観察に必要な部位を予め観察範囲311内部に納めることで、変倍により観察像を見失ってしまうこともなくなり、その取扱い操作性の向上が図れる。
(第3の実施の形態)
図6は、この発明の第3の実施の形態に係る立体観察装置を示すもので、顕微鏡を用いて立体観察手段が構成される。但し、図6においては、上記図1と同一部分について同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
即ち、鏡体部40には、その先端部に対物レンズ401が収容配置され、この対物レンズ401の光軸を挟んで観察倍率を変化させる一対の第1の変倍光学系402、一対の第1の結像レンズ403、撮像手段である一対の第1のCCD404が収容配置される。また、鏡体部40には、上記第1の変倍光学系402よりも倍率が低い変倍範囲を有する第2の変倍光学系405、第2の結像レンズ406及び撮像手段である第2のCCD407が上記対物レンズ401の光軸上に順に収容配置される。
上記第1及び第2のCCD404,407には、第1及び第2のカメラコントロールユニット41,42が接続され、この第1及び第2のカメラコントロールユニット41,42には、画像制御部43が接続される。この画像制御部43には、モニター駆動部44が接続され、このモニター駆動部44には、上記鏡体部40に配される一対の第1のモニター408が接続される。そして、この一対の第1のモニター408には、一対の接眼レンズ409が対向配置され、この接眼レンズ409を通して一対の第1のモニター408が可視される。
また、上記画像制御部43には、上記鏡体部40に設けられた移動操作用のグリップ部45に配される変更手段を構成するロック/フリースイッチ46が接続され、このロック/フリースイッチ46のオン・オフ信号が入力される。このロック/フリースイッチ46は、上述した第1の実施の形態と略同様に、そのオン/オフ操作に連動して上記架台11(上記図1参照)の電磁ブレーキ(図示せず)をオン/オフ切換制御して、架台11の移動・固定を可能とする。
上記構成において、術部Pを発した光は、対物レンズ401、第1の変倍光学系402、第2の結像レンズ406により結像されて観察像として第1のCCD404に導かれる。この術部Pの観察像は、第1のCCD404により電気信号に変換され、第1のカメラコントロールユニット41で映像信号が生成され、この映像信号が画像制御部43に入力される。
同時に、術部Pを発した光は、対物レンズ401、第2の変倍光学系405、第2の結像レンズ406により結像されて、上記第1の変倍光学系402とは異なる観察倍率である観察像として、第2のCCD407に導かれる。この術部Pの観察像は、第2のCCD407により電気信号に変換され、この電気信号に基づいて第2のカメラコントロールユニット42で映像信号が生成され、この映像信号が上記画像制御部43に入力される。
ここで、画像制御部43は、ロック/フリースイッチ46がオフ状態において、第1のカメラコントロールユニット41からの観察像を第1のモニター408にそれぞれ、左右の相関を取った状態で表示する。これにより、術者Sは、接眼レンズ409を通して術部Pの立体観察が行われる。
そして、術者Sが鏡体部40を移動するために、ロック/フリースイッチ46をオンさせると、画像制御部43は、第2のカメラコントロールユニット42の画像をモニター駆動部44を介して第1のモニター408に出力して表示する。ここで、術者Sは、接眼レンズ409を通して術部Pの二次元観察画像が観察される。この際、第2の変倍光学系405を通過した観察像を観察することとなるが、第2の変倍光学系405は、第1の変倍光学系402よりも低い倍率に設定されていることで、第1のカメラコントロールユニット41で得られる観察像よりも、広い観察範囲を観察することができる。
このように第3の実施の形態においては、上記第1の実施の形態と略同様に鏡体部40を移動操作するグリップ部45に配したロック/フリースイッチ46のオン操作に連動して、異なる倍率範囲を有する第2の変倍光学系405を介した第2のCCD407により撮像された観察像を切替え表示するようにして、観察像を、手術作業時に適する三次元像、鏡体部40の移動時、二次元像に切替ることで、鏡体部40を移動させる際に、頭(眼)が接眼レンズ409に対し移動した状態で観察像を観察し続けても違和感がなく、常に術部Pの観察が可能であるため手術が効率的に行うことが可能となる。
また、第3の実施の形態では、第2の変倍光学系405及び第2のCCD407を対物レンズ401の中心部に配置したため、第1の実施の形態と比較して、三次元像に切替えた場合、視差による観察範囲の「ずれ」が少なく、容易に所望な部位が観察可能となり、さらに有効な効果が期待される。
さらに、第3の実施の形態においては、ロック/フリースイッチ46のオン・オフ操作に連動して、画像を切り替える例を開示したが、電動で視野が移動できる顕微鏡に用いても適用可能で、略同様な効果が得られる。
よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
また、この発明は、上記各実施の形態によれば、次のような構成を得ることもできる。
(付記1)
術部を立体観察可能な立体光学系を有する立体観察手段と、前記立体観察手段を三次元的に移動・固定可能な保持手段を有する立体観察装置において、
前記立体観察手段の移動・固定に連動して、前記立体観察手段で観察される観察像を立体/非立体像に変更する変更手段を設けたことを特徴とする立体観察装置。
(付記2)
前記立体観察手段が、左右光路が互いに独立し、互いに異なる視差を有する2つの中間像を形成し、前記中間像の位置に透過型拡散デバイスが設けられている実態顕微鏡であることを特徴とする付記1記載の立体観察装置。
(付記3)
前記立体観察手段が、左右光路が互いに独立し、互いに異なる視差を有する2つの観察画像が撮像可能な画像顕微鏡であることを特徴とする付記1記載の立体観察装置。
(付記4)
前記立体観察手段が、左右光路が互いに独立し、互いに異なる視差を有する2つの観察画像が撮像可能な立体内視鏡であることを特徴とする付記1記載の立体観察装置。
(付記5)
前記変更手段が、左右の独立した光路に挿脱可能なビームスプリッター及び反射プリズムであることを特徴とする付記1又は2記載の立体観察装置。
(付記6)
前記変更手段が、左右の独立した観察画像の何れか一つを選択する画像制御手段であることを特徴とする付記1、3、4のいずれか記載の立体観察装置。
(付記7)
前記変更手段が、第3の観察光学系により撮像された観察像を表示する表示手段からなることを特徴とする付記1、3、4のいずれか記載の立体観察装置。
(付記8)
術部を拡大観察する一対の第1の変倍光学系と、前記第1の変倍光学系からの観察像を観察する観察手段を有する立体観察手段において、
前記第1の変倍光学系とは異なる変倍範囲を有する第2の変倍光学系と、前記第2の変倍光学系からの観察像を前記観察手段から観察すべく、前記第1の変倍光学系と前記第2の変倍光学系を移動させる移動手段からなることを特徴とする立体観察装置。
(付記9)
術部を拡大観察する一対の第1の変倍光学系と、前記第1の変倍光学系からの観察像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段から得らる観察像を観察する観察手段を有する立体観察手段において、
前記第1の変倍光学系とは異なる変倍範囲を有する第2の変倍光学系と、前記第2の変倍光学系で撮像される観察像と、切り替えて表示する画像選択手段を有していることを特徴とする立体観察装置。
(付記10)
前記第2の変倍光学系が一対の変倍光学系からなることを特徴とする付記8記載の立体観察装置。
(付記11)
前記第2の変倍光学系が前記第1の変倍光学系の中間位置に配置されていることを特徴とする付記9記載の立体観察装置。
この発明の第1の実施の形態に係る立体観察装置の構成を示した構成図である。 図1の鏡体部を取り出して示した断面図である。 図2の変倍光学系の配置状態を示した配置説明図である。 この発明の第2の実施の形態に係る立体観察装置の構成を示した構成図である。 図4の観察像の切替表示状態を説明するために示した図である。 この発明の第2の実施の形態に係る立体観察装置の要部を取り出して示した構成図である。 従来の問題点を説明するために示した図である。
符号の説明
10…鏡体部、101…対物レンズ、102…第1の変倍光学系、103…結像レンズ、104…透過型光拡散デバイス、105…接眼レンズ、106…空間部、107…スライド部材、108…ビームスプリッタ、109…反射プリズム、1002…第2の変倍光学系、11…架台、12…制御部、13…グリップ部、14…ロック/フリースイッチ、141…ケーブル、15…第1の制御部、151、152…ケーブル、16…切替スイッチ、161…ケーブル、17…第2の制御部、171…ケーブル、18…モーター、181…ギア、20…立体内視鏡、21、22…TVカメラ、23…保持機構部、24…ロック/フリースイッチ、241…ケーブル、25…倍率変更スイッチ、251…ケーブル、26…画像制御部、27,28…カメラコントロールユニット、271,281…ケーブル、30…ケーブル、31…立体表示装置、311…観察範囲、40…鏡体部、401…対物レンズ、402…第1の変倍光学系、403…結像レンズ、404…第1のCCD、405…第2の変倍光学系、406…第2の結像レンズ、407…第2のCCD、408…モニター、409…接眼レンズ、41,42…カメラコントローラ、43…画像制御部、44…モニター駆動部、45…グリップ部、46…ロック/フリースイッチ。

Claims (3)

  1. 術部を立体観察可能な立体光学系を有する立体観察手段と、
    前記立体観察手段を三次元的に移動・固定可能な保持手段と、
    前記保持手段による前記立体観察手段の移動・固定に連動して、該立体観察手段で観察される観察像を立体/非立体像に変更する変更手段と
    を具備することを特徴とする立体観察装置。
  2. 前記立体観察手段は、左右光路が互いに独立し、互いに異なる視差を有する2つの中間像を形成し、前記中間像の位置に透過型拡散デバイスを設けた実態顕微鏡であることを特徴とする請求項1記載の立体観察装置。
  3. 前記立体観察手段は、左右光路が互いに独立し、互いに異なる視差を有する2つの観察画像が撮像可能な画像顕微鏡であることを特徴とする請求項1記載の立体観察装置。
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