JP2005063534A - Disk recording and/or reproducing device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ディスク状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生が可能とされたディスク記録及び/又は再生装置に関し、特に、ディスク状記録媒体を情報記憶メディアとして使用する撮像装置に用いて好適であって、外装ケース内に発熱源を有するディスク記録及び/又は再生装置に関するものである。 The present invention relates to a disk recording and / or reproducing apparatus capable of recording and / or reproducing information signals with respect to a disk-shaped recording medium, and particularly to an imaging apparatus that uses the disk-shaped recording medium as an information storage medium. The present invention relates to a disk recording and / or reproducing apparatus having a heat source in an outer case.
従来の、ディスク状記録媒体を記憶メディアとして用いるディスク記録及び/又は再生装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、この特許出願人が先に特許出願したもので、冷却用ファンやハードディスク等の防音を考慮した電子機器の冷却構造に関するものが記載されている。
As a conventional disk recording and / or reproducing apparatus using a disk-shaped recording medium as a storage medium, for example, there is one described in
この特許文献1に記載された電子機器の冷却構造は、発熱体及び騒音発生源を筐体内に持つ電子機器において、前記筐体の側面若しくは後面またはそれらの近傍に開設した冷却空気の導入口と、前記冷却空気の導入口からの冷却空気を前記筐体内の前面に導き後面に流す位置には位置した冷却用ファンと、を具備し、前記冷却用ファンにより形成される前記冷却空気の流路に前記発熱体を配置する、ことを特徴としている。
In the electronic device cooling structure described in
このような構成を有する電子機器によれば、筐体内の熱気の排出口が後面やその近傍にあった場合でも、冷却用ファンの配置によって筐体の側面や後面から前面に冷却空気の流路を形成し、冷却空気を前面に導入して前面から後面への空気の流れを作り出すようにしたので、冷却の効果を維持することができるとともに、シャーシの前面もしくはその近傍に開口部分を亡くすことができるため、内部で発生する騒音が前面の外部に漏れるのを軽減することができる、という効果が期待できる。 According to the electronic apparatus having such a configuration, even when the hot air discharge port in the housing is on the rear surface or in the vicinity thereof, the cooling air flow path from the side surface or rear surface of the housing to the front surface by the arrangement of the cooling fan. The cooling air is introduced to the front to create a flow of air from the front to the rear, so that the cooling effect can be maintained and the opening is lost at or near the front of the chassis. Therefore, it can be expected that noise generated inside can be reduced from leaking outside the front surface.
また、従来のこの種のディスク記録及び/又は再生装置の他の例としては、例えば、特許文献2に記載されているようなものもある。特許文献2には、ディスク装置本体内或いは筐体内に配置された光学部品等の熱に弱い部品に電源等の発熱部品の熱が作用しないように、この発熱部品の熱を良好に放熱するようにしたディスク装置における放熱構造及び筐体内の放熱構造に関するものが記載されている。
Another example of this type of conventional disk recording and / or reproducing apparatus is that described in
この特許文献2に記載されたディスク装置における放熱構造は、ディスク装置本体の側方に電源等の発熱部品を配置するための断熱材で形成された煙突状の放熱スペースを形成し、この放熱スペース内の上部側に前記発熱部品を配置し、前記ディスク装置本体の側壁に形成したエアー吸入口からディスク装置本体内を経て前記放熱スペースの内からこの放熱スペースの上部に設けた排気口に向けてエアーが流れるように構成し、前記ディスク装置本体内の光学部品等の熱に弱い部品に、前記発熱部分が発する熱が影響しないように構成した、ことを特徴としている。
The heat radiating structure in the disk device described in
このような構成を有するディスク装置における放熱構造によれば、発熱する部品と熱に弱い部品とを分離することができて、エアーの対流を利用することによって放熱用のファン等を使用することなく良好な放熱を行うことができるとともにコストを抑えることができる、等の効果が期待される(明細書の段落[0015]〜[0019])。 According to the heat dissipation structure in the disk device having such a configuration, it is possible to separate the heat-generating component and the heat-sensitive component without using a heat dissipation fan or the like by using air convection. It is expected that effects such as good heat dissipation and cost reduction can be expected (paragraphs [0015] to [0019] in the specification).
しかしながら、特許文献1に記載の電子機器の冷却構造の場合には、電子機器の筐体に冷却空気の導入口と冷却用ファンを設け、冷却空気を導入口から筐体内に導入して内部の空気と混ぜ合わせ、その混合空気で発熱体から出た熱を奪って外部に排出することにより、発熱体及び筐体内の温度を所定温度以下に保持するものであった。
また、特許文献2に記載のディスク装置における放熱構造の場合には、ディスク装置本体に断熱材で形成された煙突状の放熱スペースを設け、この放熱スペース内に発熱部品を配置し、光学部品等の熱に弱い部品を発熱部品から隔離する構成となっていた。
However, in the case of the electronic device cooling structure described in
Further, in the case of the heat dissipation structure in the disk device described in
このような従来の、電子機器の冷却構造やディスク装置における放熱構造においては、電子機器等の体積が大きい場合や、発熱体とその周りの温度差が大きい場合には、ある程度の効果を期待できるが、放熱スペース等のためにある程度の大きさの空間部を確保する必要があることから、電子機器等の小型化を図ることが困難であった。即ち、電子機器等の体積が小さく、全体が温度の飽和状態になってしまうと、内部のヒートシンクでは冷却効果を期待することができない、という課題があった。 In such a conventional cooling structure of an electronic device or a heat dissipation structure in a disk device, a certain effect can be expected when the volume of the electronic device or the like is large or the temperature difference between the heating element and its surroundings is large. However, since it is necessary to secure a space part of a certain size for a heat radiation space or the like, it is difficult to reduce the size of an electronic device or the like. That is, when the volume of the electronic device or the like is small and the whole is saturated with temperature, there is a problem that the cooling effect cannot be expected with the internal heat sink.
また、ヒートパイプや放熱シート等を設けて発熱体の熱を外装ケースに直接伝達する構成にすると、外装ケースが熱くなり過ぎるおそれがある。この場合に、外装ケースに穴をあけて換気できる構成とすることもできるが、そうすると穴からゴミや水等が入ってしまうために、屋外で使用することが多いビデオカメラレコーダー等の電子機器においては、外装ケースに穴をあけることは不可能であった。
解決しようとする問題点は、プリント基板に実装される電子部品等が動作することによって生ずる発熱に基づいてテーブル回転装置や光学ピックアップ装置等が熱影響を受け、誤動作等を生じるおそれがあると言う点である。 The problem to be solved is that the table rotation device, the optical pickup device, etc. are affected by heat based on the heat generated by the operation of the electronic components mounted on the printed circuit board, which may cause malfunction. Is a point.
本出願の請求項1に記載の発明は、着脱自在に装着されるディスク状記録媒体を回転駆動するテーブル回転装置と、テーブル回転装置により回転駆動されるディスク状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行うピックアップ装置と、テーブル回転装置及びピックアップ装置を駆動制御するための制御回路が搭載されたプリント基板と、テーブル回転装置、ピックアップ装置及びプリント基板が収納される外装ケースと、を備えたディスク記録及び/又は再生装置において、外装ケースに、両端が一面又は二面に開口される流体通路を設けると共に、流体通路内にファンを設けたことを最も主要な特徴とする。
The invention according to
本出願の請求項2に記載の発明は、ディスク記録及び/又は再生装置は、レンズ装置を介して入力される光により被写体に対応した画像が得られる固体撮像素子を有し、固体撮像素子で得られた画像がディスク状記録媒体に記録可能とされた撮像装置であることを特徴とする。
In the invention according to
本出願の請求項3に記載の発明は、撮像装置は、固体撮像素子で得られた画像を表示可能な表示装置を有し、表示装置には、固体撮像素子から供給される画像とディスク状記録媒体から読み出される画像とが選択的に又は分割されて同時に表示可能であることを特徴とする。
In the invention according to
本出願の請求項4に記載の発明は、流体通路は、一端の吸入口を外装ケースの下面に開口すると共に、他端の排出口を外装ケースの上面に開口したことを特徴とする。 The invention according to claim 4 of the present application is characterized in that the fluid passage has an inlet at one end opened at the lower surface of the outer case and an outlet at the other end opened at the upper surface of the outer case.
本出願の請求項5に記載の発明は、流体通路には、排出口から入り込んだ水を吸入口に導いて外部に排出する排水路を設けたことを特徴とする。
The invention according to
本出願の請求項6に記載の発明は、流体通路は、熱の導体からなるダクト部材によって形成したことを特徴とする。
The invention according to
本出願の請求項7に記載の発明は、流体通路の内面又は外面にフィンを設けたことを特徴とする。 The invention described in claim 7 of the present application is characterized in that fins are provided on the inner surface or the outer surface of the fluid passage.
本出願の請求項8に記載の発明は、外装ケースの、流体通路の吸入口の外側には、外面との間に隙間を形成する凹凸部を設けたことを特徴とする。 The invention described in claim 8 of the present application is characterized in that an uneven portion that forms a gap between the exterior case and the outer surface is provided outside the suction port of the fluid passage.
本出願の請求項1に記載の発明によれば、一面又は二面に両端が開口される流体通路を外装ケースに設けると共に、その流体通路内にファンを設ける構成としたため、流体通路を通して外装ケースの外から外へと冷却用の空気を流すことにより、外装ケース内の熱を流体通路から外部に排出することができる。これにより、外装ケース内の発熱源で発生した熱を外部に放熱させ、テーブル回転装置やピックアップ装置が熱影響を受けて高温になるのを防止又は抑制して、テーブル回転装置等が必要以上に高温となって誤動作を生じたり、回転効率が悪くなるのを防止又は抑制することができる。
According to the invention described in
本出願の請求項2に記載の発明によれば、レンズ装置を介して入力される光により被写体に対応した画像が得られる固体撮像素子を設ける構成としたため、ディスク記録及び/又は再生装置を、固体撮像素子で得られた画像をディスク状記録媒体に記録可能な撮像装置として構成することができる。これにより、プリント基板に実装されている電子部品の動作により発生する熱を外部に放熱することができ、テーブル回転装置やピックアップ装置等が熱影響を受けて高温になるのを防止又は抑制し、テーブル回転装置等が必要以上に高温となって誤動作を生じたり、回転効率が悪くなるのを防止又は抑制することができる。
According to the invention described in
本出願の請求項3に記載の発明によれば、撮像装置に表示装置を設ける構成としたため、固体撮像素子から供給される画像とディスク状記録媒体から読み出される画像とを選択的に又は1の画面に分割して同時に表示することができ、それらの画像を視覚で認識して知ることができる。
According to the invention described in
本出願の請求項4に記載の発明によれば、流体通路の吸入口を外装ケースの下面に開口し、排出口を外装ケースの上面に開口する構成としたため、下面の吸入口から冷たい空気を吸い込み、上面の排気口から熱い空気を排出することにより、外装ケース内の発熱源の熱を外部に放熱して発熱源の温度を下げることができる。 According to the invention described in claim 4 of the present application, since the suction port of the fluid passage is opened on the lower surface of the outer case and the discharge port is opened on the upper surface of the outer case, cold air is discharged from the lower surface of the suction port. By sucking and discharging hot air from the exhaust port on the upper surface, the heat of the heat generation source in the outer case can be radiated to the outside and the temperature of the heat generation source can be lowered.
本出願の請求項5に記載の発明によれば、流体通路に排水路を設ける構成としたため、排出口から入り込んだ雨水を排水路から吸入口に導き、自重によって雨水を吸入口から外部に排出することができ、雨水が外装ケース内に入り込むのを防ぐことができる。
According to the invention described in
本出願の請求項6に記載の発明によれば、流体通路を熱の導体であるダクト部材で形成する構成としたため、発熱源の熱をダクト部材を介して流体通路に伝わり易くすることができる。
According to the invention described in
本出願の請求項7に記載の発明によれば、流体通路の内面又は外面にフィンを設ける構成としたため、更に効率良く放熱することができる。 According to invention of Claim 7 of this application, since it was set as the structure which provides a fin in the inner surface or outer surface of a fluid passage, it can thermally radiate still more efficiently.
また、本出願の請求項8に記載の発明によれば、外装ケースの吸入口の外側に凹凸部を設ける構成としたため、撮像装置を三脚に取り付けたり机の上に置いたときにも流体通路による吸気を確保し、放熱することができる。 Further, according to the invention described in claim 8 of the present application, since the uneven portion is provided on the outside of the suction port of the outer case, the fluid passage is provided even when the imaging device is attached to a tripod or placed on a desk. The intake by can be secured and heat can be dissipated.
外装ケース内の発熱源から発生する熱を外部に放熱するという目的を、外装ケースに両端が開口する流体通路を設けると共に、その流体通路内にファンを設けることにより、簡単な構造によって実現した。 The purpose of radiating the heat generated from the heat generation source in the outer case to the outside is realized by a simple structure by providing a fluid passage having both ends opened in the outer case and a fan in the fluid passage.
図1〜図13は、本発明の実施の形態を示すものである。即ち、図1〜図4は本発明のディスク記録及び/又は再生装置の一実施例を示す撮像装置の図、図5は撮像装置の基板側パネルを取り除いた斜視図、図6は撮像装置の中央縦断面図、図7〜図9は撮像装置の仕切り壁とディスクドライブ装置の組立図、図10は仕切り壁の斜視図、図11〜図13はダクト部材を示す図である。 1 to 13 show an embodiment of the present invention. 1 to 4 are diagrams of an imaging apparatus showing an embodiment of the disk recording and / or reproducing apparatus of the present invention, FIG. 5 is a perspective view of the imaging apparatus with the substrate side panel removed, and FIG. FIG. 7 to FIG. 9 are assembly drawings of the partition wall and the disk drive device of the imaging apparatus, FIG. 10 is a perspective view of the partition wall, and FIGS.
図1等に示す撮像装置1は、ディスク記録及び/又は再生装置の一実施例を示すもので、情報記憶メディアであるディスク状記録媒体の一具体例としてDVD(Digital Versatile Disc)を使用し、光学的な画像をCCD(固体撮像素子)で電気的な信号に変換してDVDに記録したり液晶モニタ等の表示装置に表示できるようにしたもの(以下「ディスク式撮像装置」という。)である。しかしながら、本発明のディスク状記録媒体としてはDVDに限定されるものではなく、CD−ROMその他の記録可能な光学ディスクを用いることができることは勿論のこと、例えば光磁気ディスク、磁気ディスク等のように他の記録方式のディスク状記録媒体を適用できるものである。
An
このディスク式撮像装置1は、図1〜図6に示すように、着脱自在に装着されるDVD2を回転駆動して情報信号の記録(書き込み)及び再生(読み出し)を行うディスクドライブ装置3と、このディスクドライブ装置3の駆動制御等を行う制御回路が設けられたプリント基板4と、被写体の像を光として取り込んでCCD5に導くレンズ装置6と、これらディスクドライブ装置3等が収納される外装ケース7と、この外装ケース7に回動自在に取り付けられてディスク収納部8を開閉可能に覆うことができるディスク蓋9と、外装ケース7の内部を2つの室に仕切る仕切り壁10等を備えて構成されている。
As shown in FIGS. 1 to 6, the disk-
外装ケース7は、ディスクドライブ装置3等を両側から挟むように組み合わされるディスク側パネル12及び基板側パネル13と、レンズ装置6の光軸方向の前後に配置されて両パネル12,13と組み合わされるフロントパネル14及びリアパネル15とからなり、これらによって中空の筐体が構成されている。レンズ装置6は外装ケース7の上部に固定されていて、その対物レンズ16がフロントパネル14の上部を前方に貫通して前面に露出されている。外装ケース7の内部において、レンズ装置6の後方にCCD5が配置されており、そのCCD5の後方にビューファインダ17が配置されている。
The outer case 7 is disposed in front of and behind the
ビューファインダ17は外装ケース7の上部に露出されていて、前側を回動中心として後部を上下方向へ回動可能に構成されている。これによりビューファインダ17は、レンズ装置6の光軸と平行をなす水平状態から、後部を上方へ持ち上げた上向き状態まで所定角度範囲内で任意角度に角度調節可能とされている。更に、外装ケース7の上部には、ビデオライトや外付けマイクロホン等が着脱自在に装着されるアクセサリーシュー18がビューファインダ17の前側に取り付けられている。そして、フロントパネル14のレンズ装置6の下側にはステレオ方式のマイクロホン20が内蔵されている。
The
図2及び図4に示すように、外装ケース7のリアパネル15の略中央部には、電源バッテリー21が着脱自在に装着されるバッテリー収納部22が設けられている。バッテリー収納部22は外装ケース7の上面及び背面に開口されていて、電源バッテリー21は後方斜め上方から差し込み及び取り出し可能とされている。更に、リアパネル15には、吊り下げ用ストラップのための2個の取付金具25が設けられている。2個の取付金具25のうち、一方の取付金具25は右サイドの上部に配置され、他方の取付金具25は左サイドの下部に配置されている。
As shown in FIGS. 2 and 4, a
図3及び図4に示すように、外装ケース7の基板側パネル13には、表示装置27が姿勢変更可能に取り付けられている。表示装置27は、平板状の液晶モニタ28と、この液晶モニタ28が収納されたパネルケース29と、このパネルケース29を外装ケース7に対して姿勢変更可能に支持するパネル支持機構30とから構成されている。
As shown in FIGS. 3 and 4, a
パネル支持機構30は、垂直軸を回動中心としてパネルケース29を水平方向に略90度回動可能とした水平回動機能と、水平軸を回動中心としてパネルケース29を前後方向に略180度回動可能とした前後回動機能とを有している。これにより表示装置27は、図3に示す収納状態と、図4に示すパネルケース29を90度回動させて液晶モニタ28を後方へ対向させた状態と、図4の状態からパネルケース29を180度回動させて液晶モニタ28を前方へ対向させた状態とを選択的に取ることができる。
The
更に、基板側パネル13には、パネルケース29によって開閉自在に覆われる多数の操作ボタンからなる内側操作部32と、パネルケース29の上方に配された多数の操作ボタンからなる外側上操作部33と、パネルケース29の前方に配された複数の操作ボタンや操作ダイヤルからなる外側前操作部34が設けられている。図3等に示す符号35は、パネルケース29を閉じ状態でロックするパネルロック機構である。
Further, the
図1に示すように、外装ケース7のディスク側パネル12には、ディスクドライブ装置3の一部を露出させるための開口部からなるディスク収納室8が設けられている。このディスク収納室8の略中央部にはディスクドライブ装置3のテーブル回転装置が配置され、その状態でディスクドライブ装置3が外装ケース7に支持されている。このディスク収納室8はディスク蓋9によって開閉可能に構成されている。
As shown in FIG. 1, the
ディスク蓋9は、ディスク収納室8の形状に見合う形状とされていて、ディスク収納室8の平面側を覆う平面部9aと、この平面部9aの一部に連続してディスク収納室8の側面切欠き部を覆う側面部9bを有している。更に、ディスク蓋9の下端両側部には一対の軸受部9c,9cが設けられており、これらの軸受部9c,9cには支持軸38が回動自在に挿通されている。支持軸38の両端は各軸受部9cから外側に突出されていて、それらの突出端がディスク側パネル12に固定されている。これによりディスク蓋9が、支持軸38を介してディスク側パネル12に回動自在に支持されている。
The
また、支持軸38には捩りバネ39が装着されており、捩りバネ39の一端のバネ片はディスク蓋9に係止され、他端のバネ片はディスク側パネル12に係止されている。これによりディスク蓋9は、捩りバネ39のバネ力によってディスク収納室8を開放する方向に常時付勢されている。更に、ディスク蓋9とディスク側パネル12との間には、ディスク蓋9の開放量を制限するリンク機構40が掛け渡されている。リンク機構40は、ディスク蓋9に回動自在に支持された蓋側リンク41と、ディスク側パネル12に回動自在に支持されたパネル側リンク42とからなり、両リンク41,42の先端部は互いに回動自在に連結されている。
A
ディスク蓋9は、支持軸38から最も離れた部分に配設された蓋ロック装置44により、ディスク収納室8を閉じた状態においてロック可能に構成されている。この蓋ロック装置44は、ディスク蓋9に固定された図に表れないロック部材と、ディスク側パネル12に摺動可能に取り付けられた操作部材51及びスライド部材等を備えて構成されている。ロック部材にはロック爪が設けられている一方、スライド部材にはロック爪に係合可能な爪ストッパが設けられている。スライド部材の爪ストッパは、バネ部材のバネ力によってロック爪の移動軌跡上に配置されている。
The
かくして、ディスク蓋9をディスク側パネル12側に押し付けることにより、爪ストッパに係合されるロック爪がバネ部材のバネ力に抗してスライド部材を後退させる。その結果、爪ストッパがロック爪を乗り越え、爪ストッパとロック爪が互いに係合される。これにより、ディスク収納室8がディスク蓋9によって閉じられ、ディスク蓋9がディスク側パネル12にロックされる。このロックの解除は、バネ部材のバネ力に抗して操作部材51をロック解除方向へスライド動作させることによって行うことができる。
Thus, by pressing the
また、ディスク側パネル12には、ディスク蓋9を囲うようにハンドストラップ60が取り付けられている。ハンドストラップ60は、外装ケース7の把持部とされたディスク蓋9部分を把持するユーザーの手の部分を支えて、ディスク式撮像装置1の取り落とし等を防止するものである。
A
このハンドストラップ60は、両端がディスク側パネル12に固定された支持ベルト61と、この支持ベルト61に装着されてユーザーの手の甲部分に当接される保護パッド62から構成されている。支持ベルト61の一端はディスク側パネル12の前側下部に固定された取付金具63に固定され、他端はディスク側パネル12の後側中途部に設けた貫通穴から内側に挿入されて、その内部に設けられた取付金具に固定されている。
The
図2等に示すように、ディスク側パネル12の後側中途部には、電源スイッチ64と録画ボタン65とモード切換ダイヤル66が配置されている。そして、ディスク側パネル12の後側上部には、シャッタボタン67とズームレバー68が配置されている。ディスク側パネル12のズームレバー68と操作部材51の間には凹部12aが設定されていて、この凹部12a側に開口する排出口70が設けられている。排出口70は後述するダクトの一方の開口をなすものである。この排出口70に対応してディスク側パネル12の下部には、ダクトの他方の開口をなす吸入口71が設けられている(図6参照)。
As shown in FIG. 2 and the like, a
このような構成を有する外装ケース7の材料としては、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)が好適であるが、その他のエンジニアリングプラスチックを適用できることは勿論のこと、合成樹脂以外のアルミニウム合金等の金属を用いることもできる。 As a material of the outer case 7 having such a configuration, for example, ABS (acrylonitrile, butadiene, styrene resin) is preferable, but other engineering plastics can be applied, as well as aluminum alloys other than synthetic resins, etc. These metals can also be used.
図5及び図6に示すように、上述した外装ケース7の内部は仕切り壁10によって左右方向(レンズ装置6の光軸と交差する方向)に仕切られて、ディスクドライブ装置3側の第1の室72とプリント基板4側の第2の室73が設けられている。仕切り壁10は、図10に示すような形状を有しており、板状の部材で形成されていて、外装ケース7の内部にネジ等の固着手段によって締付固定されている。この仕切り壁10はフレームの役割をなすもので、一面側にはディスクドライブ装置3を支持するための支持突起74が複数個(本実施例では4個)設けられ、他面側にはプリント基板4等を支持するための支持片75が多数個設けられている。
As shown in FIGS. 5 and 6, the interior of the exterior case 7 described above is partitioned in the left-right direction (direction intersecting with the optical axis of the lens device 6) by the
更に、仕切り壁10には、重量を軽くするための開口部10aや切欠き10bが複数箇所に設けられている。仕切り壁10の材料としては、例えば、ステンレス鋼(SUS)が好適であるが、スチール鋼、アルミニウム合金その他の金属を適用できることは勿論のこと、金属以外のエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。尚、開口部10a及び切欠き10bの大部分は、第1の室72と第2の室73間を仕切って熱が伝わり難い構造とするため、次に説明する絶縁板11によって塞がれている。
Furthermore, the
即ち、仕切り壁10の一面には、図5及び図7〜図9において格子模様で示すように、仕切り壁10の略全体を覆うように所定の形状及び構造を有する絶縁板11が重ね合わされて一体的に構成されている。更に、第1の室72に配置されるディスクドライブ装置3と第2の室73に配置されるプリント基板4を電気的に接続するため絶縁板11には、フレキシブル配線板が挿通される連通穴76が設けられている。
That is, an insulating
絶縁板11を仕切り壁10に固定する手段としては、例えば、固定ネジを複数個使用してネジ止めする方法が好適であるが、その他にも接着剤による接合、ビス止めによる固定等のように各種の固着手段を用いることができる。絶縁板11の材料としては、例えば、軽くて断熱性に優れたABSが好適であるが、他のエンジニアリングプラスチックを適用できることは勿論のこと、セラミックやニューセラミック等を用いることもできる。
As a means for fixing the insulating
図6に示すように、仕切り壁10の絶縁板11が重ね合わされた面には、弾性体からなるインシュレータ77を介してディスクドライブ装置3が弾性的に支持されている。インシュレータ77は、円筒状に形成されたゴム状弾性体からなり、その外周面の軸方向中途部には周方向に連続する環状溝77aが設けられている。
As shown in FIG. 6, the
このインシュレータ77の所定個数(本実施例では4個)が、ディスクドライブ装置3の導体からなるメカシャーシ80の4箇所のインシュレータ受け部80aやインシュレータ受け片80bに設けた切欠き穴に、それぞれ環状溝77aを嵌合させることによって装着されている。そして、これら4個のインシュレータ77が、仕切り壁10の一面に突設された4個の支持ピン74にそれぞれ嵌合されている。各支持ピン74は、インシュレータ77と同程度の直径を有する支持部74aと、この支持部74aの中央部に突出された突起部74bとからなり、仕切り壁10にそれぞれカシメ等の固着手段により固定されている。
A predetermined number (4 in the present embodiment) of the
この支持ピン74の突起部74bにインシュレータ77の中央穴を嵌合することにより、4個のインシュレータ77が支持ピン74にそれぞれ装着されている。そして、各支持ピン74の突起部74b先端に螺合される取付ネジ78により、それぞれのインシュレータ77の脱落が防止されている。このようなインシュレータ77を介して仕切り壁10に弾性支持されたメカシャーシ80は、十分に大きな強度を有する枠状の部材によって構成されている。そして、仕切り壁10とメカシャーシ80とは、電気の伝導性に優れた図示しないアース部材によって互いに導通されている。
The four
また、メカシャーシ80には、図6及び図7に示すように、DVD2が着脱自在に装着されるテーブル回転装置82と、ピックアップ装置の一具体例を示す光学ピックアップ装置86が搭載されている。テーブル回転装置82は、メカシャーシ80に固定されたスピンドルモータ83と、このスピンドルモータ83の回転部に固定されたターンテーブル84から構成されている。
Further, as shown in FIGS. 6 and 7, the
ターンテーブル84は、DVD2のセンタ穴2aが嵌合される嵌合部84aと、センタ穴2aの周縁部が載置される載置部84bとからなっている。更に、嵌合部84aには、DVD2のセンタ穴2aの周縁部に係合してDVD2を保持する複数個の係合爪85aが周方向に等間隔あけて配置されている。各係合爪85aはスプリング85bによって半径方向外側へ付勢されており、このスプリング85bのバネ力に抗して係合爪85aを後退させることにより、嵌合部84aに対するDVD2の装着動作及び離脱動作が可能となる。尚、載置部84bの面は、メカシャーシ80の面と平行に設定されている。
The
また、光学ピックアップ装置86は、DVD2の情報記録面に対向されるピックアップレンズ87を有する二軸アクチュエータ88と、この二軸アクチュエータ88が搭載されたスライド部材89等を備えて構成されている。スライド部材89は、図に表れない2本のガイド軸にガイドされて移動可能とされている。2本のガイド軸は、スピンドルモータ83を挟んで互いに平行とされており、一方のガイド軸の近傍にピックアップ移動装置90が設けられている。
The
図7に示すように、ピックアップ移動装置90は、スライド部材89に固定された図示しない送りナットに係合される送りネジ軸91と、この送りネジ軸91を回転軸とした送りモータ92とから構成されている。送りネジ軸91は、光学ピックアップ装置86のガイド軸と平行に設定されて、メカシャーシ80に回転自在に支持されている。かくして、送りモータ92を回転駆動することにより、送りネジ軸91の回転方向に応じて光学ピックアップ装置86がターンテーブル84に近づく方向とターンテーブル84から離れる方向とに選択的に移動される。
As shown in FIG. 7, the
前記メカシャーシ80とテーブル回転装置82と光学ピックアップ装置86とピックアップ移動装置90とによってディスクドライブ装置3が構成されている。このディスクドライブ装置3の上面は、ターンテーブル84と光学ピックアップ装置86のための所定領域と送りモータ92の部分を除く大部分が防護カバー93によって覆われている。
The
このような構成を有するディスクドライブ装置3が、図5に示すように仕切り壁10を外装ケース7内の所定位置に取り付けることにより、外装ケース7内を左右方向に仕切る仕切り壁10を介して第1の室72内の所定位置に位置決めされている。このとき、ディスクドライブ装置3のターンテーブル84とその周辺部分がディスク側パネル12のディスク収納室8に臨まれ、ディスク蓋9に対向されている。そして、図6に示すように、ディスクドライブ装置3と仕切り壁10又は絶縁板11との間には、空気層からなる断熱隙間100Aが設定されていて、仕切り壁10からの熱がディスクドライブ装置3に伝わり難い構造とされている。
The
仕切り壁10の絶縁板11と反対側の面の前後方向中途部には、前後方向と交差する上下方向に延在されたダクト部材95がネジ止め等の固着手段によって固定されている。ダクト部材95は、外装ケース7の略中央部において上下方向に貫通する流体の通路(ダクト)を設定するもので、仕切り壁10との間に流体通路96が形成されている。
A
ダクト部材95は、図11〜図13に示すような構成とされている。即ち、ダクト部材95は、上部において前後方向に偏倚されたクランク形状とされていて、その上部に偏移部95aと膨出部95bと台座部95cが設けられている。そして、ダクト部材95の下端にはディスク側パネル12の下面に設けた吸入口71に連通される下端開口部96bが形成され、偏移部95aにはディスク側パネル12の上面に設けた排出口70に連通される上端開口部96aが形成されている。
The
図12A,B,C及びDに示すように、ダクト部材95の中央部は上下方向に延在されていて、上下方向に延びる平面部120aと、この平面部120aの側縁を囲うように一面側に突出して形成された側面部120bとが設けられ、これら平面部120aと側面部120bの内側に流体通路96が形成されている。更に、流体通路96は、図12Dに示すように、上下方向に延在された中仕切り121によって左右方向に仕切られており、これにより排水路122が形成されている。
As shown in FIGS. 12A, 12B, 12C, and 12D, the central portion of the
ダクト部材95の中仕切り121の上部は偏移部95aにつながる隔壁121aとされていて、この隔壁121aにより上端開口部96aから流体通路96内に入り込むことがある雨水を排水路122に導き、下端開口部96bから吸入口71を経て外部に排出するようにしている。図12A,B及び図13Bに示すように、ダクト部材95の台座部95cには外部に開口された第1の開口部98aが設けられ、また、偏移部95aに続く膨出部95bには台座部95c側に開口する第2の開口部98bが設けられている。この台座部95cに、流体通路96に外気(空気)を強制的に流すファン97が弾性体からなるインシュレータを介して取付ネジ97aによる固着手段により締付固定されている。
The upper part of the
ダクト部材95の第1の開口部98aはファン97の吸気口に対向されていると共に、第2の開口部98bはファン97の吐出口に対向されている。これにより、ファン97を回転駆動すると、流体通路96の下端開口部96bに負圧が作用し、外気の冷たい空気が外装ケース7の下面に開口された吸入口71から下端開口部96bを経て流体通路96内に導入される。そして、第1の開口部98aからファン97の吸気口内に入り込み、その空気がファン97の吐出口から第2の開口部98bを経て上端開口部96aに吐出される。更に、上端開口部96aに吐出された空気が、外装ケース7の上面に開口された排出口70から外部に排出される。
The
このような構成を有するダクト部材95には、これを仕切り壁10に固定するために取付ネジが挿入される取付片95dが複数個設けられている。また、図12A等に示す符号95eは、プリント基板4を支持するための支持突起である。ダクト部材95の材料としては、例えば、熱伝導性に優れたアルミニウム合金その他の金属が好適であるが、熱伝導性に優れたエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。
The
また、図6に示すように、外装ケース7の第2の室73内には、複数枚のプリント基板4(図6には3枚のプリント基板4A,4B,4Cを示している。)が配設されている。3枚のプリント基板4A,4B,4Cは互いに適当な隙間をあけて層状に配置されており、隣り合うプリント基板間、及びプリント基板と仕切り壁10又は基板側パネル13との間には空気層からなる断熱隙間100B,100C,100D及び100Eが設定されている。
As shown in FIG. 6, a plurality of printed boards 4 (three printed boards 4 </ b> A, 4 </ b> B, and 4 </ b> C are shown in FIG. 6) in the
例えば、第1のプリント基板4Aは、仕切り壁10に立設された複数の支持片75の先端に取付ネジ99aによって締付固定されており、これにより仕切り壁10との間に断熱隙間100Bが設定されている。第2のプリント基板4Bは、基板側パネル13の内面に固定された複数のブラケット101に取付ネジ99bによって締付固定されていて、これにより第1のプリント基板4Aとの間に断熱隙間100Cが設定されている。
For example, the first printed circuit board 4 </ b> A is fastened and fixed to the tips of a plurality of
更に、第3のプリント基板4Cは、基板側パネル13に設けられた支持突起13aに取付ネジ99cによって締付固定されている。これにより、第3のプリント基板4Cと第2のプリント基板4Bとの間には断熱隙間100Dが設定され、第3のプリント基板4Cと基板側パネル13との間には断熱隙間100Eが設定されている。
Further, the third printed circuit board 4C is fastened and fixed to the
第1のプリント基板4Aに実装された電子部品102(例えば、動作時における発熱の激しいLSIやマイクロプロセッサ等)とダクト部材95との間には、熱伝導性に優れた熱伝導成形体からなる放熱ゴム104Aが介在されている。また、ダクト部材95の膨出部95bの上面には、熱伝導性に優れた放熱板105が取付ネジ106aによって締付固定されている。この放熱板105と第1のプリント基板4Aとの間には放熱ゴム104Bが介在され、放熱板105と第2のプリント基板4Bとの間には放熱ゴム104Cが介在されている。
The
放熱ゴム104A,104B及び104Cとしては、例えば、北川工業株式会社製の「クールプロバイド」を挙げることができる。このクールプロバイドは、熱伝導性を有するシリコーンゲルの成形体からなるもので、優れた柔軟性を有しており、様々な形状に容易に成形することができる。 Examples of the heat radiation rubbers 104A, 104B, and 104C include “Cool Provided” manufactured by Kitagawa Industries Co., Ltd. This cool provide consists of a silicone gel molded body having thermal conductivity, has excellent flexibility, and can be easily molded into various shapes.
クールプロバイドの特長としては、例えば、次のような事項を挙げることができる。クールプロバイドの色は目視にて「グリーン」、熱伝導率は試験方法(QTM法)で2(W/m・K)、比重は1.92、硬度(ASKERC)はJISK6253で20であり、難燃性を有していて試験方法UL94で測定値はV−1であった。更に、クールプロバイドはタック性(物体に貼り付く、又は物体を貼り付ける性質)を有しており、ある程度の重量の物体、部品であれば、ネジ等の固着手段を用いることなく、表面部分の接着力だけで部品等を仮固定することができる。 As features of cool provide, for example, the following matters can be mentioned. The color of Cool Provide is visually “green”, the thermal conductivity is 2 (W / m · K) by the test method (QTM method), the specific gravity is 1.92, and the hardness (ASKERC) is 20 by JISK6253. It had flammability and the measured value was V-1 by the test method UL94. Furthermore, the cool provide has a tack property (a property of sticking to an object or sticking an object). If an object or part of a certain weight is used, the surface portion can be removed without using a fixing means such as a screw. Parts and the like can be temporarily fixed only by the adhesive force.
このような性質を有する放熱ゴム104において、放熱ゴム104Aの一面がダクト部材95の表面に接着され、その他面が第1のプリント基板44Aの一面に接着されている。第1のプリント基板4Aの他面には放熱ゴム104Bの一面が接着され、その他面には放熱板105の一面が接着されている。そして、放熱板105の他面には放熱ゴム104Cの一面が接着され、その他面には第2のプリント基板4Bの一面が接着されている。尚、第3のプリント基板4Cには放熱ゴム104が用いられていないが、その理由は、発熱の著しい電子部品が第3のプリント基板4Cには実装されていないためである。
In the heat radiating rubber 104 having such properties, one surface of the heat radiating rubber 104A is bonded to the surface of the
このような構成としたことにより、実装されている電子部品等の動作によって第1のプリント基板4Aが発熱すると、一方では電子部品102から放熱ゴム104Aを介してダクト部材95に熱が伝導され、他方では放熱ゴム104B及び放熱板105を介してダクト部材95に熱が伝導される。また、電子部品等の動作によって第2のプリント基板4Bが発熱すると、放熱ゴム104C及び放熱板105を介してダクト部材95に熱が伝導される。その結果、放熱ゴム104及び放熱板105のいずれもが熱を良く伝達する導体で形成されているため、第1のプリント基板4A及び第2のプリント基板4Bの熱を効率良くダクト部材95に伝導することができる。
With such a configuration, when the first printed circuit board 4A generates heat due to the operation of the mounted electronic component or the like, heat is conducted from the
更に、ダクト部材95が熱の導体で形成されているばかりでなく、その内部には流体通路96が形成されていて、その流体通路96内にはファン97が設けられているため、ファン97を駆動して流体通路96内に外気を流通させることによりダクト部材95の熱を奪って冷却することができる。そのため、放熱ゴム104、放熱板105及びダクト部材95を介して第1及び第2のプリント基板4A及び4Bの熱を効率良く外部に放出し、第2の室73内の温度が必要以上に高くなるのを防ぐことができる。
Further, not only the
また、図5に示すように、外装ケース7の第2の室73内には、対物レンズ16を外装ケース7外に露出させた状態でレンズ装置6が収納されている。レンズ装置6は、対物レンズ16を含む複数枚のレンズが収納されたレンズ鏡筒110を備えており、このレンズ鏡筒110の背面の光軸上にCCD5が配置されている。図5に示す符号111は、レンズ鏡筒110の上面及び一方の側面を囲う放熱板である。この放熱板111は、レンズ装置6やCCD5等の発熱を抑制してレンズ装置6やCCD5のスムースな動作を確保するためのものである。
Further, as shown in FIG. 5, the
放熱板111は、上面部111aと側面部111bと背面部111cとを有しており、図示しない取付ネジ等の固着手段によってレンズ鏡筒110に固定されている。放熱板111の上面部111a及び側面部111bの各内面にレンズ鏡筒110の外面が接触され、背面部111cの前面にCCD5が固定されている。レンズ装置6等の発熱源としては、例えば、その動作に伴って発熱するズームレンズ用モータやCCD5等の電子部品等を挙げることができる。放熱板111の材料としては、例えば、熱の導体である銅板が好適であるが、他の金属を用いることができることは勿論のこと、熱の導体であればエンジニアリングプラスチックを用いることもできる。
The
このような構成を有するディスク式撮像装置1によれば、外装ケース7の略中央部にダクト部材95によって形成される流体通路96が上下方向へ貫通するように設けられているため、ダクト部材95及び流体通路96を用いて外装ケース7内に内蔵されている発熱の大きな電子部品から発生する熱を外部に効率良く放熱することができる。
According to the disk
即ち、ダクト部材95が熱の導体により形成されていて、図6に示すように、プリント基板44に実装されている発熱の大きな電子部品102等の発熱源の熱がダクト部材95に効率良く集められる構成となっている。そして、ダクト部材95の内部には流体通路96が形成されており、外装ケース7の外面に開口された吸入口71から吸気されて流体通路96を通り、同じく外装ケース7の外面に開口された排出口70から外部に空気が排出される構成となっている。そのため、流体通路96を通る冷たい空気によって外装ケース7内の熱を吸収し、これにより熱くなった空気を流体通路96から外部に排出して、外装ケース7内を冷却することができる。
That is, the
そのため、ディスクドライブ装置3のスピンドルモータ83や二軸アクチュエータ88等の温度が必要以上に高くなるのを防止することができ、これにより、温度上昇によるスピンドルモータ83等の回転不良や誤作動の発生を防ぐことができる。しかも、流体通路96内にはファン97が配設されており、このファン97を駆動することによって流体通路96内に外気を強制的に流通させ、内部装置の冷却効率を高めることができる。更に、流体通路96内にフィンを設けることにより、更に冷却効率を向上させることができる。
Therefore, it is possible to prevent the temperature of the
一方、排出口70がディスク側パネル12の上面に開口されているため、例えば、雨天時の野外撮影等においては、雨水が排出口70から流体通路96内に入り込むことがある。かかる場合にも、流体通路96内に入り込んだ雨水は、隔壁121aによって形成された排水路122から下端開口部96b側に導かれる。しかも、ファン97の吸気口は、中仕切り121によって排水路122と隔てられた台座部95cの第1の開口部98aに対向されているため、上端開口部96a内に入り込んだ雨水がファン97の吸気口内に流れ込むことがない。そのため、ファン97が雨水に接触して錆付くという不具合の発生を防止することができる。
On the other hand, since the
尚、前記実施例においては、流体通路の吸入口及び排出口の2つの開口部を、外装ケース7の上面と下面の二面に設けた例について説明したが、2つの開口部は、例えば、下面或いは上面若しくは側面のように同一面の2箇所に設ける構成としてもよい。その理由は、本発明においては、流体通路内にファンを設ける構成としたため、そのファンで空気を強制的に流通させることにより、同一平面内においても十分に空気を流通させることができるからである。 In addition, in the said Example, although the two opening parts of the inlet and outlet of a fluid passage were demonstrated in two surfaces, the upper surface and the lower surface of the exterior case 7, two openings were, for example, It is good also as a structure provided in two places of the same surface like a lower surface or an upper surface or a side surface. The reason for this is that, in the present invention, since the fan is provided in the fluid passage, air can be sufficiently circulated even in the same plane by forcibly circulating air with the fan. .
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例では、DVDを記録媒体として用いたディスク式撮像装置に適用した例について説明したが、光磁気ディスクや磁気ディスク等の他の記録方式のディスク状記録媒体を用いることができることは勿論である。また、前記実施例では、ディスク記録及び/又は再生装置として再生のみならず、記録も可能な装置に適用したが、再生専用のディスク再生装置や、記録専用のディスク記録装置に適用できることは勿論である。 The present invention is not limited to the embodiment described above and shown in the drawings, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention. For example, in the above-described embodiment, an example in which the present invention is applied to a disk-type imaging device using a DVD as a recording medium has been described. However, it is possible to use a disk-shaped recording medium of another recording system such as a magneto-optical disk or a magnetic disk. Of course. In the above embodiment, the present invention is applied to a device capable of recording as well as reproducing as a disk recording and / or reproducing device. However, the present invention can be applied to a reproducing disk reproducing device and a recording dedicated disk recording device. is there.
1…ディスク撮像装置(ディスク記録及び/又は再生装置)、 2…DVD(ディスク状記録媒体)、 3…ディスクドライブ装置、 4A,4B,4C…プリント基板、 5…CCD(固体撮像素子)、 6…レンズ装置、 7…外装ケース、 8…ディスク収納室、 9…ディスク蓋、 10…仕切り壁、 12…ディスク側パネル、 13…基板側パネル、 27…表示装置、 28…液晶モニタ、 35…パネルロック機構、 50…蓋ロック装置、 72…第1の室、 73…第2の室、 80…メカシャーシ、 82…テーブル回転装置、 84…ターンテーブル、 86…光学ピックアップ装置、 90…ピックアップ移動装置、 95…ダクト部材、 96…流体通路、 104A,104B,104C…放熱ゴム(熱伝導成形体)、 105,111…放熱板
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記テーブル回転装置により回転駆動される前記ディスク状記録媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行うピックアップ装置と、
前記テーブル回転装置及び前記ピックアップ装置を駆動制御するための制御回路が搭載されたプリント基板と、
前記テーブル回転装置、前記ピックアップ装置及び前記プリント基板が収納される外装ケースと、
を備えたディスク記録及び/又は再生装置において、
前記外装ケースに、両端が一面又は二面に開口される流体通路を設けると共に、前記流体通路内にファンを設けたことを特徴とするディスク記録及び/又は再生装置。 A table rotating device that rotationally drives a disk-shaped recording medium that is detachably mounted;
A pickup device for recording and / or reproducing information signals to and from the disk-shaped recording medium rotated by the table rotating device;
A printed circuit board on which a control circuit for driving and controlling the table rotating device and the pickup device is mounted;
An exterior case in which the table rotating device, the pickup device and the printed circuit board are stored;
In a disk recording and / or playback device comprising:
A disk recording and / or reproducing apparatus, wherein a fluid passage having both ends opened on one or two sides is provided in the outer case, and a fan is provided in the fluid passage.
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