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JP2005057609A - カメラ - Google Patents

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Ayumi Ito
歩 伊藤
Masaru Sawada
勝 沢田
Naotaka Kishida
直高 岸田
Tomoyuki Terada
知之 寺田
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Abstract

【課題】 大容量の記憶手段を設けることなく、トリガ信号が発せられたときの画像をより多く保存すること。
【解決手段】 監視カメラ1の撮像部11は、画像を撮影して画像データを出力可能に構成され、記憶部40は撮影機能部10から出力される画像データを記録するものである。制御部30は残り容量検知部31としての機能を有しており、記憶部40の残り記憶容量を検知する。撮影機能部10において所定フレームレートでの動画撮影が実行されているときに、残り容量検知部31が、記憶部40の残り記憶容量が所定値以下になったことを検知すると、制御部30は、動画記録から静止画記録に記録処理を切り換えるように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像を撮影して電子画像を記憶できるカメラに関する。
従来、侵入者等を検知して動画像を記録する監視カメラにおいて、侵入者等が検知されたことを示すトリガ信号が発せられたときにフレームレートを上げ、トリガ信号が発せられないときにはフレームレートを下げるものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−262273号公報
しかし、従来の監視カメラでは、トリガ信号が頻繁に発せられると、フレームレートの高い動画像の記録処理が頻繁に行われるため、動画像を記憶する記憶手段の記憶容量が比較的早期に満たされてしまうことになる。そのため、その後にトリガ信号が発生しても動画像を記録することができないという問題があった。
特に、最初の数回のトリガ信号が誤検知によるものであり、最後のトリガ信号が侵入者を検知したものである場合、従来の監視カメラでは最後のトリガ信号に基づく侵入者の映像を何ら記憶保存できない事態が生じうる。
この問題を解決するためには、監視カメラの内部にハードディスク装置等の大容量の記憶手段を設けることも考えられるが、監視カメラは一般に小型化が要請されており、大容量の記憶手段を内蔵することは、設計上及びコスト上で難しい状況となっている。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、大容量の記憶手段を設けることなく、トリガ信号が発せられたときの画像をより多く保存することのできるカメラを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、カメラであって、画像を撮影して画像データを出力可能な撮像手段と、前記撮像手段によって得られる画像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段の残り記憶容量を検知する検知手段と、前記撮像手段によって所定フレームレートでの動画撮影が実行されている場合において、前記検知手段によって前記記憶手段の残り記憶容量が所定値以下になったことが検知されたときに、静止画を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、を備えて構成されるものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、前記制御手段が、前記撮像手段によって所定フレームレートでの動画撮影が実行されている場合において、前記検知手段によって前記記憶手段の残り記憶容量が第1の値以下になったことが検知されたときに、動画像のフレームレートを低下させて前記記憶手段に記憶させ、さらに前記記憶手段の残り記憶容量が前記第1の値よりも小さな第2の値以下になったことが検知されたときに、静止画を前記記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のカメラにおいて、前記撮像手段による撮影動作に連動して、音声を取得して音声信号を生成する音声信号生成手段をさらに備え、前記制御手段が、静止画を前記記憶手段に記憶させるとき、該静止画とともに、該静止画の撮影時に取得された音声信号を前記記憶手段に記憶させることを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、撮像手段によって所定フレームレートでの動画撮影が実行されている場合において、検知手段によって記憶手段の残り記憶容量が所定値以下になったことが検知されたときに、静止画を記憶手段に記憶させるので、記憶手段の残り記憶容量が比較的早い段階でなくなってしまうことを防止できる。そのため、大容量の記憶手段を設けることなく、トリガ信号が頻繁に発せられたときでも、多くのトリガ信号に対応した画像を保存することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、撮像手段によって所定フレームレートでの動画撮影が実行されている場合において、検知手段によって記憶手段の残り記憶容量が第1の値以下になったことが検知されたときに、動画像のフレームレートを低下させて記憶手段に記憶させ、さらに記憶手段の残り記憶容量が第1の値よりも小さな第2の値以下になったことが検知されたときに、静止画を記憶手段に記憶させるので、記憶手段の残り記憶容量が少なくなる段階に応じて記憶手段に記憶させるデータ量を低減させることができる。したがって、より多くのトリガ信号に対応した画像を保存できる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、静止画を記憶手段に記憶させるとき、静止画とともに、その静止画の撮影時に取得された音声信号を記憶手段に記憶させるので、より多くの情報を保存しておくことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態にかかる監視カメラ1の構成を示す図である。監視カメラ1は、ある監視領域の画像を動画像として常時撮影しておき、それによって得られる動画像に基づいて監視領域内に動体(侵入者等)が検知されたときに、その動体が検知される前後の画像を記録保存するものである。
図1に示すように、監視カメラ1は、監視領域の画像を撮影する撮影機能部10と、音声信号を取得する音声信号取得部20と、撮影機能部10及び音声信号取得部20を制御する制御部30と、半導体メモリ等で構成される記憶部40とを備えて構成される。
撮影機能部10は、撮像部11、画像圧縮部12、リングバッファ13、フレーム間引き部14及び動体検知部19を備えて構成される。
撮像部11は撮影レンズを介して入射する光像を光電変換して電子的な画像を生成するものであり、連続的に撮影動作を繰り返すことによって、例えば1秒間に30フレームの動画像撮影を行うものである。撮像部11において生成される動画像は、画像圧縮部12及び動体検知部19のそれぞれに与えられる。
画像圧縮部12は撮像部11から入力する画像をフレーム単位で圧縮し、フレーム毎の画像をリングバッファ13に出力する。リングバッファ13は、画像圧縮部12から出力されるフレーム画像を逐次入力し、過去数秒間〜数十秒間程度の動画像を記憶しておくものである。そのため、リングバッファ13は、あたらしいフレーム画像を入力すると、その時点で最も古いフレーム画像を消去することによって、常に最新の複数フレーム分の動画像を記憶できるようになっている。
動体検知部19は撮像部11から順次出力される動画像を逐次入力し、時系列に連続する動画像に基づいて監視領域に動体が存在するか否かを判断する。そして動体が検知された場合には、動体検知を示すトリガ信号を発生させ、そのトリガ信号をリングバッファ13に与えるようになっている。よって、このトリガ信号は、監視領域への侵入者等を検知したことを示す異常検知信号に相当する。
動体検知部19において動体検知を行う手法については、多くの公知技術が存在し、それらのうちのいずれを採用しても構わない。一例を挙げると、時系列に入力する2つのフレーム画像間で画素毎の差分値を求めることによって差分画像を生成し、該差分画像において差分値が所定値以上になる画素が、ある閾値よりも多く含まれている場合に、動体が存在すると判断することができる。
リングバッファ13は、画像圧縮部12から入力する動画像を所定時間分、一時的に記憶するものであり、動体検知部19から入力するトリガ信号に応答してトリガ信号入力前後の動画像をフレーム間引き部14に対して送出する。例えば、トリガ信号が発せられる前にリングバッファ13に格納されていた過去の画像(数秒〜数十秒の一定時間分)と、トリガ信号が発せられた後に画像圧縮部12から入力する画像(数秒〜数十秒の一定時間分)とを、後段のフレーム間引き部14に対して出力する。
フレーム間引き部14は、制御部30によって制御されるものであり、制御部30からの指令に応じてリングバッファ13から得られる動画像のフレーム間引き処理を実行する。また、フレーム間引き部14は、制御部30から間引き指令が与えられていない場合、リングバッファ13から入力する動画像のフレーム間引きを行わずに、そのまま出力するように構成される。
音声信号取得部20は、マイク等の音声信号生成部21と、リングバッファ22とを備えて構成される。音声信号生成部21は、撮影機能部10における動画撮影と連動して監視領域周辺の音声を取得して音声信号とし、リングバッファ22に音声信号を送出する。リングバッファ22は音声信号生成部21から音声信号を逐次入力すると、過去数秒間〜数十秒間程度の音声信号を記憶しておくものである。
制御部30はマイクロコンピュータ等によって構成され、撮影機能部10と音声信号取得部20とを制御するとともに、記憶部40への画像及び音声信号の記録処理を制御する。
また、制御部30は残り容量検知部31としての機能を有しており、記憶部40において画像の記録可能な領域の残り記憶容量を検知するようになっている。そして制御部30は記憶部40の残り記憶容量が所定値よりも少なくなったか否かを判断し、残り記憶容量が所定値よりも少なくなった場合、フレーム間引き部14を機能させ、フレーム間引き部14に対して間引き指令を送出する。
このため、フレーム間引き部14は、記憶部40の残り記憶容量が所定値よりも多く、十分な記憶容量が残されている場合には、リングバッファ13から入力する動画像をそのままの状態で記憶部40に出力する。これに対し、記憶部40の残り記憶容量が所定値よりも少なくなった場合には、リングバッファ13から入力する動画像のフレーム間引きを行って、記憶部40に出力する。
本実施形態では、制御部30に、例えば記憶部40の残り記録容量を管理する2つの値TH1,TH2(TH1>TH2)が設定されており、記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1以下となったときに、フレーム間引き部14に対して第1段階目のフレーム間引きを行うように指令し、その後さらに記憶部40の残り記憶容量が第2の値TH2以下となったときに、フレーム間引き部14に対して第2段階目のフレーム間引きを行うように指令する。
第1段階目のフレーム間引き処理は、例えば1秒間に30フレームある動画像から2秒毎に1フレームの画像を抽出して、2秒間隔の静止画像を出力するものである。また、第2段階目のフレーム間引き処理は、例えば1秒間に30フレームある動画像のうちから、10秒毎に1フレームの画像を抽出して、第1段階よりも取得間隔の長い、静止画像を出力するものである。故に、フレーム間引き部14は、制御部30から上記のような指令を与えられると、その指令内容に応じた時間間隔で静止画を順次出力する。
また、撮影機能部10の動体検知部19においてトリガ信号が発せられ、リングバッファ13が動画像の出力を開始すると、制御部30は、それに応答して音声信号取得部20のリングバッファ22に対しても音声信号の出力指令を送出する。そして撮影機能部10から出力される画像と、音声信号取得部20から出力される音声信号とのそれぞれを対応づけて記憶部40に記憶させる。撮影機能部10で得られる動画像の各フレーム画像と、音声信号取得部20で取得される音声信号との同期は、例えば制御部30から各部に与えられるクロック信号(時刻信号)によって保たれることになる。
以上のように本実施形態の監視カメラ1は、監視領域で侵入者等を検知した場合などの異常発生時に、記憶部40に異常発生前後の画像を記録するように構成されており、かつ、記憶部40の残り記憶容量が所定値よりも少なくなった場合には動画記録から静止画記録に切り換えるように構成されている。
次に、上記のような構成の監視カメラ1における具体的な動作について説明する。図2乃至図5は、監視カメラ1において異常が検知された場合に、記憶部40に記録される画像の記録概念を示す図である。各図においては、異常が検知された場合に、一定の記録時間TRの画像を記憶部40に記録する場合を例示している。
まず、図2は、動画像を記憶部40に記録する間、記憶部40の残り記憶容量が十分にある場合における記録形態を示すものである。時刻T0に、動体検知部19によって動体が検知され、トリガ信号が発生したとすると、リングバッファ13は記録時間TR分の動画像をフレーム間引き部14に出力する。制御部30は、記憶部40の残り記憶容量を常時監視し続け、画像記録処理の進行に伴って記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1及び第2の値TH2よりも少なくなったかを判断する。一方、フレーム間引き部14は、制御部30から間引き指令が与えられるまでは、リングバッファ13から入力する動画像をそのままの状態で出力する。図2の場合には、撮影機能部10から動画像が順次出力され、記憶部40に対する動画像の記録が進行しても、記憶部40の残り記憶容量は十分に存在することから、記録時間TRに相当する動画像が記憶部40に記録される。また、動画像には記録時間TR分の音声信号が対応づけられて、記憶部40に記録される。
次に、図3は、動画像の記録中に、記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1よりも少なくなった場合の記録形態を示すものである。図2の場合と同様に、時刻T0において、動体検知部19によって動体が検知され、トリガ信号が発生したとすると、リングバッファ13は記録時間TR分の動画像をフレーム間引き部14に出力する。制御部30は、記憶部40の残り記憶容量を常時監視し続け、画像記録処理の進行に伴って、時刻T1に記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1よりも少なくなったことを検知したとする。すると、制御部30はフレーム間引き部14に対して時刻T1に第1段階目の間引き指令を送出し、フレーム間引き部14はその指令に応答して動画像をそのまま通過させるスルー処理から第1段階目のフレーム間引き処理に切り換える。この結果、記憶部40には、図3に示すように、記録時間TR分の画像のうち、時刻T0からT1までの画像として動画像が記録され、時刻T1以降の画像として2秒間隔で取得された静止画像が記録される。
また、図3の場合、記憶部40には、時刻T0からT1までの動画像に対して、各フレームに対応した音声信号が対応づけられて記録されるとともに、時刻T1以降の静止画のそれぞれに対して、所定時間分の音声信号が対応づけられて記録される。このとき、静止画像に対応づけられる音声信号の取得時間を、静止画像の取得間隔に一致させれば、音声信号は連続した状態で記録できる。例えば、静止画像に対して2秒分の音声信号を対応づけるようにすれば、時刻T1以降の記録画像は2秒間隔で取得された静止画になるが、音声信号は連続した状態で記録できる。
次に、図4は、記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1よりも少ないときにトリガ信号が発生した場合であって、その後さらに記憶部40の残り記憶容量が第2の値TH2よりも少なくなった場合の記録形態を示すものである。図2及び図3の場合と同様に、時刻T0において、動体検知部19によって動体が検知され、トリガ信号が発生したとすると、リングバッファ13は記録時間TR分の動画像をフレーム間引き部14に出力する。このとき制御部30は既に記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1よりも少ないことを検知しているので、フレーム間引き部14に対して第1段階目の間引き指令を送出する。よって、フレーム間引き部14はトリガ信号が発せられた時刻T0の直後から第1段階目のフレーム間引き処理を行い、2秒間隔での静止画出力を行う。よって、トリガ信号に応答して記憶部40には静止画が順次記録されていく。
そして制御部30は、記憶部40の残り記憶容量を常時監視し続け、画像記録処理の進行に伴って、時刻T2に記憶部40の残り記憶容量が第2の値TH2よりも少なくなったことを検知したとする。すると、制御部30はフレーム間引き部14に対して時刻T2に第2段階目の間引き指令を送出し、フレーム間引き部14はその指令に応答して第1段階目のフレーム間引き処理から第2段階目のフレーム間引き処理に切り換える。
この結果、記憶部40には、図4に示すように、記録時間TR分の画像のうち、時刻T0からT2までの画像として2秒間隔の静止画像が記録され、時刻T2以降の画像として10秒間隔で取得された静止画像が記録される。
また、図4の場合、記憶部40には、静止画のそれぞれに対して、所定時間分の音声信号が対応づけられて記録される。そして上述したように、静止画像に対応づけられる音声信号の取得時間を、静止画像の取得間隔に一致させれば、音声信号は連続した状態で記録できる。
次に、図5は、動画像の記録中に、記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1よりも少なくなり、さらにその後、第2の値TH2よりも少なくなった場合の記録形態を示すものである。図2乃至図4の場合と同様に、時刻T0において、動体検知部19によって動体が検知され、トリガ信号が発生したとすると、リングバッファ13は記録時間TR分の動画像をフレーム間引き部14に出力する。制御部30は、記憶部40の残り記憶容量を常時監視し続け、画像記録処理の進行に伴って、時刻T3に記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1よりも少なくなったことを検知したとする。すると、制御部30はフレーム間引き部14に対して時刻T1に第1段階目の間引き指令を送出し、フレーム間引き部14はその指令に応答して動画像をそのまま通過させるスルー処理から第1段階目のフレーム間引き処理に切り換える。その後、制御部30は時刻T4に記憶部40の残り記憶容量が第2の値TH2よりも少なくなったことを検知したとすると、制御部30はフレーム間引き部14に対して時刻T4に第2段階目の間引き指令を送出する。その指令に応答して、フレーム間引き部14は第1段階目のフレーム間引き処理から第2段階目のフレーム間引き処理に切り換える。この結果、記憶部40には、図5に示すように、記録時間TR分の画像のうち、時刻T0からT3までの画像として動画像が記録され、時刻T3からT4までの画像として2秒間隔で取得された静止画像が記録される。そしてさらに、時刻T4以降の画像として10秒間隔で取得された静止画像が記録される。
また、図5の場合、記憶部40には、時刻T0からT3までの動画像に対して、各フレームに対応した音声信号が対応づけられて記録されるとともに、時刻T3以降の静止画のそれぞれに対して、所定時間分の音声信号が対応づけられて記録される。静止画像に対応づけられる音声信号の取得時間を、静止画像の取得間隔に一致させれば、音声信号は連続した状態で記録できる。
なお、記憶部40に動画像が記録される場合のファイル形式は例えばMPEGやモーションJPEG等の動画フォーマットに対応したファイル形式であり、動画像に音声信号が対応づけられる場合には、動画像のデータファイルに音声信号が含まれる形式となる。また、記憶部40に静止画像が記録される場合のファイル形式は例えばJPEG等の静止画フォーマットに対応したファイル形式である。
以上のように、本実施形態の監視カメラ1は、撮影機能部10において所定フレームレートでの動画撮影が行われており、トリガ信号に応答して、トリガ信号の前後に取得された画像を記録する際、記憶部40の残り記憶容量が所定値以下になったことが検知されると、動画記録から静止画記録に切り換えて、静止画を記憶部40に記憶するように構成される。そのため、記憶部40の残り記憶容量が少なくなってきたときには、トリガ信号に応答して記録すべき画像を静止画として記録でき、記憶部40の記憶容量が早期に満たされてしまうことを防止できる。よって、トリガ信号が頻繁に発せられたときでも、それぞれのトリガ信号に対応した画像をより多く記録できる。換言すれば、トリガ信号に応答した画像が記憶部40に記録されなくなる可能性を低減できる。
また、制御部30は、記憶部40の残り記憶容量を段階的に検知して各段階に応じて静止画像の取得間隔を変化させることにより、トリガ信号に応答して画像の記録保存を行う際、記憶部40の残り記憶容量に応じた記録処理が実現される。具体的には、記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1以下になったことが検知されたときに、動画像のフレームレートを低下させることによって得られる個々のフレーム画像を静止画として記憶部40に記憶させ、さらに記憶部40の残り記憶容量が第1の値TH1よりも小さな第2の値TH2以下になったことが検知されたときに、さらにフレームレートを低下させて得られる個々のフレーム画像を静止画として記憶部40に記憶させる。このような処理により、残り記憶容量の減少に従って静止画の取得間隔が長くなり、記憶部40の残り記憶容量を有効に活用できる。
また、制御部30は、画像とともに、その画像に同期して取得された音声信号を対応づけて記憶部40に記憶させる。特に、静止画を記憶部40に記憶させるときには、静止画とともに、その静止画の撮影時に取得された所定時間分の音声信号を記憶部40に記憶させるようになっている。一般に静止画だけでは監視領域の瞬間的な状態しか確認できないが、静止画に所定時間分の音声信号が対応づけられることにより、音声によって監視領域の状態を所定時間分確認できるという利点がある。
次に、図6は、図1とは異なる構成の監視カメラ1aを示す図である。図6の監視カメラ1aが図1の監視カメラ1と異なる点は、監視領域における侵入者等を検知するための検知センサ100が監視カメラとは別に設けられる点である。
検知センサ100は、ドアセンサ、マットセンサ、赤外線センサ等によって構成され、侵入者等を検知するとトリガ信号を発生させて監視カメラ1aのリングバッファ13に送出するようになっている。
そして監視カメラ1aは検知センサ100から入力するトリガ信号に応答して画像の記録処理を開始する。そして、記憶部40の残り記憶容量に応じて動画像記録から静止画記録に記録処理の内容を切り換える。
このような構成でも上述した内容と同様の作用効果を奏することができる。また、検知センサ100は監視カメラ1aの内部機能として設けられるものであってもよい。
次に、図7もまた、図1とは異なる構成の監視カメラ1bを示す図である。図7の監視カメラ1bが図1の監視カメラ1と異なる点は、監視領域における侵入者等を検知するための音声検知ユニット200が監視カメラとは別に設けられる点である。
音声検知ユニット200は、マイク210と音圧判定部220とトリガ信号発生部230とを備え、マイク210によって感知された音声が電気信号に変換され、音圧判定部220がその音圧レベルが所定レベルよりも高いか否かを判定する。そして入力音声の音圧レベルが所定レベルよりも高いと判定されると、音圧判定部220はトリガ信号発生部230に対してその旨を伝達し、トリガ信号発生部230は監視カメラ1bのリングバッファ13に与えるトリガ信号を発生させる。
そして監視カメラ1bは音声検知ユニット200から入力するトリガ信号に応答して画像の記録処理を開始する。そして、記憶部40の残り記憶容量に応じて動画像記録から静止画記録に記録処理の内容を切り換える。
このような構成でも上述した内容と同様の作用効果を奏することができる。また、音声検知ユニット200は監視カメラ1bの内部機能として設けられるものであってもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、監視カメラ1,1a,1bを一例に挙げて説明したが、監視カメラ以外のカメラであっても、上記の技術を適用することができる。すなわち、動画像を撮影可能なカメラであって、撮影動作によって得られる動画像を一定の記憶容量を有する記憶部に対して記録保存するものであれば、本実施形態の技術内容を適用して上述した作用効果を得ることができる。
また、上述した実施形態では、音声信号取得部20によって撮影動作と同期した音声信号の取得が行われる場合を例示したが、音声を記録保存する必要がないものに対しては、特に音声信号取得部20を設ける必要はない。
また、上述した実施形態では、トリガ信号が発せられたときに、トリガ信号の発生前後の画像を記憶部40に記録する場合を例示したが、トリガ信号の発生後の画像のみを記録するだけであれば、特にリングバッファ13を設ける必要はない。また、その場合において、図6のように検知センサ100によって異常を検知する場合には、撮影機能部10が常時動画像撮影を行う必要もなく、トリガ信号が発生してから撮影動作を開始するものであっても構わない。
また、上述した実施形態では、制御部30がフレーム間引き部14を制御することによって動画記録から静止画記録に記録処理を切り換える場合を例示したが、これに限定されるものでもない。例えば、撮像部11の撮影動作を動画撮影モードから静止画撮影モードに切り換えることによって、撮影機能部10から出力される画像を動画像から静止画像に切り換えるものであっても構わない。
監視カメラの構成を示す図である。 監視カメラにおいて異常が検知された場合の画像記録概念の一例を示す図である。 監視カメラにおいて異常が検知された場合の画像記録概念の一例を示す図である。 監視カメラにおいて異常が検知された場合の画像記録概念の一例を示す図である。 監視カメラにおいて異常が検知された場合の画像記録概念の一例を示す図である。 図1とは異なる構成の監視カメラを示す図である。 図1及び図6とは異なる構成の監視カメラを示す図である。
符号の説明
1,1a,1b 監視カメラ
10 撮影機能部
11 撮像部(撮像手段)
12 画像圧縮部
13,22 リングバッファ
14 フレーム間引き部
20 音声信号取得部
21 音声信号生成部(音声信号生成手段)
30 制御部(制御手段)
31 残り容量検知部(検知手段)
40 記憶部(記憶手段)

Claims (3)

  1. 画像を撮影して画像データを出力可能な撮像手段と、
    前記撮像手段によって得られる画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段の残り記憶容量を検知する検知手段と、
    前記撮像手段によって所定フレームレートでの動画撮影が実行されている場合において、前記検知手段によって前記記憶手段の残り記憶容量が所定値以下になったことが検知されたときに、静止画を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
    を備えるカメラ。
  2. 請求項1に記載のカメラにおいて、
    前記制御手段は、前記撮像手段によって所定フレームレートでの動画撮影が実行されている場合において、前記検知手段によって前記記憶手段の残り記憶容量が第1の値以下になったことが検知されたときに、動画像のフレームレートを低下させて前記記憶手段に記憶させ、さらに前記記憶手段の残り記憶容量が前記第1の値よりも小さな第2の値以下になったことが検知されたときに、静止画を前記記憶手段に記憶させることを特徴とするカメラ。
  3. 請求項1又は2に記載のカメラにおいて、
    前記撮像手段による撮影動作に連動して、音声を取得して音声信号を生成する音声信号生成手段をさらに備え、
    前記制御手段は、静止画を前記記憶手段に記憶させるとき、該静止画とともに、該静止画の撮影時に取得された音声信号を前記記憶手段に記憶させることを特徴とするカメラ。
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