JP2005055687A - 画像表示方法および画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】蛍光体の残光時間が他の2色よりも短いBに対しては、検出した動き量を増大して使用するか、または大きな動き量が検出されるように設定された動き量検出器を用いることで、他の2色よりも補正の度合いを強めるものである。これにより、階調性と動画疑似輪郭のバランスを取りながら、全体として最適な補正を行うことができる。
【選択図】図1
Description
図13で説明した動画疑似輪郭の発生原理は各サブフィールドの点灯・消灯が理想的に行われた場合であり、実際には、蛍光体の残光があり、光量は維持放電終了後に指数関数的に減少していくため、図14のような発光状態となる。すなわちP1とP2の画素では第7サブフィールドの発光終了後、蛍光体の残光が残っている。したがって、視線がB1−B2方向に移動しても、図13の説明のように階調レベルが完全に0としては観測されず、蛍光体の残光特性に依存した輝度が観測される。蛍光体の残光時間が長いほど明るく見えるので、動画疑似輪郭は小さくなる。
本発明の実施の形態1による構成を図1に示す。図1において、1はコンポーネント入力映像信号、2はコンポーネント入力映像信号1をRGB映像信号に変換するためのマトリクス変換部、3はコンポーネント映像信号1のうち輝度信号(Y)から各画素における第1動き量を求める動き量検出部、4は第1動き量を所定の割合で増大させた第2動き量を求めるための第2動き量算出部、5〜7は第1動き量または第2動き量に基づいて、動画疑似輪郭を抑制するために映像信号を補正する信号補正部、8は信号補正部5〜7により補正された映像信号を表示するためのプラズマディスプレイである。
R=1.164(Y−16)+1.596(Cr−128)
G=1.164(Y−16)−0.391(Cb−128)−0.813(Cr−128)
B=1.164(Y−16)+2.018(Cb−128)
次に、動き量検出部3は、画像中の動いている部分を検出する方法として、フィールド間の差分値を近似的に動き量として用いる方法や、動きベクトルを用いる方法など種々の方法が報告されているが、ここでは動き検出の一例として、画像の輝度傾斜とフィールド間差分により動き量を求める方法を用いる。
次に、本発明の実施の形態2について、図10を用いて説明する。実施の形態1では、輝度信号Yから動き検出を行っていたが、輝度信号におけるBの寄与は非常に少ない(Y=0.3R+0.6G+0.1B)ので、Bの画像で動きがあっても検出漏れとなる場合が多い。つまり、画面中で青い物体が動いた場合、対応する輝度信号Yが小さいので、フィールド間差分が小さくなり、静止と判定されてしまう。Bの動きを捕らえていない動き量を拡大して第2動き量を算出しても、Bでの動画疑似輪郭を最適に抑制できない。そこで、本実施の形態では、RGBのそれぞれにおいて動き量を検出し、それらを用いて信号補正を行い、動画疑似輪郭を抑制する。
2 マトリクス変換部
3 動き量検出部
4 第2動き量算出部
5〜7 信号補正部
8 プラズマディスプレイ
11 傾斜検出部
12 フィールドメモリ
13 差分検出部
14 動き量算出部
21 入力映像信号
22 加算器
23〜26 ルックアップテーブル
27 動き量
28 セレクタ
29 減算器
30〜33 遅延回路
34〜37 乗算器
38 出力信号
41〜44 ルックアップテーブル
45 ディザ信号
46 セレクタ
47 セレクタ
51〜53 動き量検出部
Claims (11)
- サブフィールド法を用いて表示を行う画像表示方法において、3原色の色毎に入力映像信号を補正する際に、3原色のうちのいずれか1つの色の信号に対する補正の度合いを他の2色より強めるように制御することを特徴とする画像表示方法。
- 入力画像の各画素位置における動き量を検出し、前記動き量に応じた複数段階の補正を行うように構成し、3原色のうちのいずれか1つの色に対しては検出した前記動き量を増大させた第2動き量に応じた前記複数段階の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示方法。
- 入力画像の各画素位置における動き量を3原色のそれぞれにおいて検出し、前記動き量に応じた複数段階の補正を前記入力画像の3原色のそれぞれに対して行うように構成し、3原色のうちのいずれか1つの色に対しては他の2色よりも大きい動き量が検出されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の画像表示方法。
- 補正は、表示に使用する階調の数を制限し、不足した階調を階調補完処理により補うものである請求項1に記載の画像表示方法。
- 3原色のうちのいずれか1つの色とは、表示装置において使用されている3原色に対応した蛍光体のうち、最も残光時間が短い蛍光体の蛍光色であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示方法。
- 入力映像信号の3原色のそれぞれに対して補正を行う3つの信号補正部を有し、前記信号補正部により補正された映像信号をサブフィールド法を用いて表示する画像表示装置であって、前記3つの信号補正部のうち、いずれか1つは他の2つよりも強い補正度合いで補正を行うように構成したことを特徴とする画像表示装置。
- 補正の度合いを強める信号補正部は、表示装置において使用されている3原色に対応した蛍光体のうち、最も残光時間が短い蛍光体に対応する信号を処理する信号補正部であることを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
- 入力画像の3原色それぞれに対して動き量を検出する3つの動き量検出部と、前記動き量に応じて複数段階の補正を3原色のそれぞれに対して施す3つの信号補正部とを有し、前記信号補正部により補正された信号をサブフィールド法により表示する画像表示装置であって、前記3つの動き量検出部のうち、いずれか1つは他の2つよりも大きな動き量を出力するように構成したことを特徴とする画像表示装置。
- 大きな動き量を出力するように構成した動き量検出部は、表示装置において使用されている3原色に対応した蛍光体のうち、最も残光時間が短い蛍光体に対応する信号を処理する動き量検出部であることを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
- 動き量を所定の規則で増大させた第2動き量を算出する第2動き量算出部を設け、大きな動き量を出力するように構成したことを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
- 信号補正部は、動き量により選択され入力画像を入力画像以下の階調数を持つ画像へと変換するための複数のルックアップテーブルと、前記変換後に減少した階調を補うための階調補完部とを有することを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2003
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