JP2005052216A - 食器洗い機 - Google Patents
食器洗い機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005052216A JP2005052216A JP2003206155A JP2003206155A JP2005052216A JP 2005052216 A JP2005052216 A JP 2005052216A JP 2003206155 A JP2003206155 A JP 2003206155A JP 2003206155 A JP2003206155 A JP 2003206155A JP 2005052216 A JP2005052216 A JP 2005052216A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- amount
- heater
- temperature
- tableware
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L15/00—Washing or rinsing machines for crockery or tableware
- A47L15/42—Details
- A47L15/4295—Arrangements for detecting or measuring the condition of the crockery or tableware, e.g. nature or quantity
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L2401/00—Automatic detection in controlling methods of washing or rinsing machines for crockery or tableware, e.g. information provided by sensors entered into controlling devices
- A47L2401/12—Water temperature
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L2401/00—Automatic detection in controlling methods of washing or rinsing machines for crockery or tableware, e.g. information provided by sensors entered into controlling devices
- A47L2401/30—Variation of electrical, magnetical or optical quantities
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
【課題】洗浄水をヒータで加熱してその水温の上昇率により食器の量を判定する食器洗い機において外部要因の低減と検出感度を上げる。
【解決手段】トライアックでヒータを通電通電制御することにより、ヒータの発熱量を一定にし、ヒータ自身のバラツキ及び電源電圧の変動要因を無くす。また、検出感度を上げるため検知時の洗浄水の量を少なくすることにより水温の上昇率を増加させる。
【効果】ヒータに通電する電圧と電流の積すなわち入力を一定に制御しているので、ヒータのバラツキと電圧のバラツキがなくなり食器の量を決める水温の上昇率の閾値は、洗浄槽内の温度のみがパラメータとなり閾値の設定が容易となる。また、洗浄水を洗浄最低水位に設定した状態で食器量の判定を行うので水温の上昇率が大きくなり、温度検知の温度範囲が大きくなってサーミスタによる温度検出感度が良くなる。
【選択図】 図3
【解決手段】トライアックでヒータを通電通電制御することにより、ヒータの発熱量を一定にし、ヒータ自身のバラツキ及び電源電圧の変動要因を無くす。また、検出感度を上げるため検知時の洗浄水の量を少なくすることにより水温の上昇率を増加させる。
【効果】ヒータに通電する電圧と電流の積すなわち入力を一定に制御しているので、ヒータのバラツキと電圧のバラツキがなくなり食器の量を決める水温の上昇率の閾値は、洗浄槽内の温度のみがパラメータとなり閾値の設定が容易となる。また、洗浄水を洗浄最低水位に設定した状態で食器量の判定を行うので水温の上昇率が大きくなり、温度検知の温度範囲が大きくなってサーミスタによる温度検出感度が良くなる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗浄水をヒータで加熱して水温の上昇率を検知して食器の量を判定する食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、洗浄水をヒータで加熱してその水温の上昇率をみて食器の量を判定することは記載されている。しかしながら、ヒータのバラツキ、電源電圧の変動、外気温度の変化等による影響が大きく、これらを考慮して食器の量を判定するには外部要因が多すぎて閾値のプログラムを作成するのに大変時間を要するため外部要因を低減し検出感度を上げる必要がある。
【0003】
【特許文献1】
特許第2523752号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は洗浄水をヒータで加熱してその水温の上昇率により食器の量を判定する食器洗い機において外部要因の低減と検出感度を上げた食器洗い機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は外部要因を低減するためにヒータに流れる電流と電圧を検知して入力が一定になるようにトライアックでヒータを通電制御することによりヒータの発熱量を一定にして、ヒータ自身のバラツキ及び電源電圧の変動要因を無くしている。また、検出感度を上げるため検知時の洗浄水の量を少なくすることにより水温の上昇率を増加させている。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施例である食器洗い機の正面図を示す。前面にはドア開閉用のアーム1があり、このアーム1を押すことによりドアロックが解除され、取っ手2が付いた上扉3と下扉4がほぼ同時に開く。また下部には操作表示部5がありスタートボタン6を押すことにより運転を開始する。操作表示部5の裏側にはコントローラ7が内蔵されている。
【0007】
図2は、本発明の一実施例による食器洗い機の縦断面図を示す。洗浄槽8の下部には、洗浄槽8内に貯溜した洗浄水を吸込み加圧して吐出す洗浄ポンプ9と、加圧された洗浄水を上カゴ10と下カゴ11に向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズルが具備されている。洗浄ノズルは上カゴ10の上部と下カゴ11の下部または横部に取付け、位置及び個数については自由であるが、本発明の一実施例による食器洗い機においては、下カゴ11の下部方向に2個の回転ノズル12、その2個の中央近傍に配置した固定ノズル1個と上カゴ10の上部方向に複数の噴射孔を持つ8個の固定ノズル13が設置されている。本図には示されてはいないが、水流切替え装置により下側の回転ノズル12と固定ノズル13そして上側の固定ノズル13に独立して水流を切替えることが出来る。また、洗浄水位についても洗浄最低水位と通常水位の二ヶ所設定出来るようになっている。洗浄ポンプ9により加圧された洗浄水を洗浄ノズルより食器に噴射することにより食器に付着している汚れを洗浄することにより残菜が洗浄水の中に溶解又は混合し、前記洗浄槽8の底部及び前記洗浄ポンプ9の吸込側途中に設置されている残菜フィルター14により、洗浄した残菜をこし取る方式としている。このように食器洗い機は、洗浄槽8内に貯溜されている洗浄水を洗浄ポンプ9により循環しながら、上カゴ10と下カゴ11に収納されている食器15を洗浄するものであるが、前記残菜フィルター14の下部には洗浄水を加熱するための加熱用のヒータ16がある。洗浄、すすぎが終了すると食器15を乾燥させるための送風を行う乾燥用ファン17と、乾燥用ファン17から送風された風を加熱するための温風用ヒータ18を動作させて食器15を乾燥する。洗浄槽内には洗浄水の水温を検知するためのサーミスタ19がついている。サーミスタ19の固定は、従来は洗浄槽8を成形する時に樹脂で一体成形していたが、温度の検知感度が熱伝導の悪い樹脂層により時間遅れが大きくなるため検出誤差が大きくなるので直接槽内に突き出している構造としている。このため耐食性及び熱伝導が良い材料としてステンレスやセラミックなどで外郭を構成したものを用いている。
【0008】
図3は、本発明の一実施例を示す回路の部分簡略図を示す。電源20に直列に電源スイッチ21が接続されている。ヒータ22には電源の通電率を制御するためのトライアック23と電流検出装置24が接続されている。また、ヒータ22の両端には電圧検知装置25が入っている。これらの情報をマイコン26に取り込んでトライアック23を設定された入力値になるように通電率をマイコン26で制御して一定入力としている。本発明では検知時間内で電力量が同じになればよいのでON―OFFにより電力量を同じに制御しても良い。
【0009】
図4に運転開始から食器量判定までのフローチャートを示す。食器量の検知は、開始後排水動作を実行する。次に給水を行うが最初に洗浄水を洗浄最低水位まで供給した後、給水と槽内の温度差がある場合があるので給水完了後数分間ヒータを入れないでならし運転を行う。ならし運転終了後、洗浄水の温度を測定し、ヒータ加熱を開始する。この時、ヒータには電圧検知装置と電流検知装置により電圧と電流の値をマイコンで取り込み演算処理を行い入力値があらかじめ設定された値と同じになるようにトライアックの通電率を制御する。設定された時間が経過したらサーミスタにより温度情報をマイコンに取り込み温度上昇率を計算して食器量の判定を行う。
【0010】
図5はヒータ22に印加される電圧によって水温上昇率がどの様に変化しているのかを示しており、食器量が少ないとA側になり、食器量が多いとB側になる。これをみると電源の電圧が電圧の許容値の90〜110Vまで変化すると1.5〜2.3(℃/分)変化する。これは、図6に示す食器量に対する水温上昇率のグラフでみると電圧の変化だけでレンジがオーバし電圧補正をしないと食器量の検知が出来ないことを示している。
【0011】
図6は、本発明の一実施例を示すヒータ入力を一定に制御した時の食器量と水温上昇率の関係を示している。これをみると食器量の少ないほうが温度上昇率が大きくなっている。また、洗浄水量が多い場合はDのようになり水温上昇率が低下するが洗浄水量が少ない時はCの様になり水温上昇率が増加する。
【0012】
図7に食器量判定後の各工程を示している。食器量1〜2人前の時は最低洗浄水位のまま洗浄を実行し同時に洗浄時間も短縮する。また、すすぎ工程もすすぎ2は無くし、乾燥時間も短縮している。3〜4人前の時は、洗浄水は最低水位のままで追加はしないで洗浄を行い洗浄時間は標準中とし、すすぎも2回と加熱すすぎを入れて3回とし乾燥時間も標準としている。5〜6人前については、洗浄水の追加を行い洗浄の最高水位とし、すすぎについても加熱すすぎを含め3回とし、乾燥時間については標準より長く設定している。これにより、各工程における最適化を図っている。また、本実施例によると洗いの洗浄水を洗浄最低水位に設定した状態で食器量の判定を行うので、判定時間の短縮と食器の量が少ない時の洗浄水の使用量が低減できる効果がある。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、ヒータに通電する電圧と電流の積すなわち入力を一定に制御しているので、ヒータのバラツキと電圧のバラツキがなくなり食器の量を決める水温の上昇率の閾値は、洗浄槽内の温度のみがパラメータとなり閾値の設定が容易となる効果がある。また、洗浄水を洗浄最低水位に設定した状態で食器量の判定を行うので水温の上昇率が大きくなり、温度検知の温度範囲が大きくなってサーミスタによる温度検出感度が良くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である食器洗い機の正面図を示す。
【図2】本発明の一実施例による食器洗い機の縦断面図を示す。
【図3】本発明の一実施例である回路図の部分簡略図を示す。
【図4】本発明の一実施例である食器量を決めるフローチャートを示す。
【図5】本発明の一実施例である電源電圧と水温上昇率の関係を示す。
【図6】本発明の一実施例である食器量と水温上昇率の関係を示す。
【図7】本発明の一実施例である食器量を決めた後の食器量に対する各工程のフローチャートを示す。
【符号の説明】
1…アーム、2…取っ手、3…上扉、4…下扉、5…操作表示部、6…スタートボタン、7…コントローラ、8…洗浄槽、9…洗浄ポンプ、10…上カゴ、11…下カゴ、12…回転ノズル、13…固定ノズル、14…残菜フィルター、15…食器、16、22…ヒータ、17…乾燥用ファン、18…温風用ヒータ、19…サーミスタ、20…電源、21…電源スイッチ、23…トライアック、24…電流検出装置、25…電圧検知装置、26…マイコン。
【発明の属する技術分野】
本発明は洗浄水をヒータで加熱して水温の上昇率を検知して食器の量を判定する食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、洗浄水をヒータで加熱してその水温の上昇率をみて食器の量を判定することは記載されている。しかしながら、ヒータのバラツキ、電源電圧の変動、外気温度の変化等による影響が大きく、これらを考慮して食器の量を判定するには外部要因が多すぎて閾値のプログラムを作成するのに大変時間を要するため外部要因を低減し検出感度を上げる必要がある。
【0003】
【特許文献1】
特許第2523752号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は洗浄水をヒータで加熱してその水温の上昇率により食器の量を判定する食器洗い機において外部要因の低減と検出感度を上げた食器洗い機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は外部要因を低減するためにヒータに流れる電流と電圧を検知して入力が一定になるようにトライアックでヒータを通電制御することによりヒータの発熱量を一定にして、ヒータ自身のバラツキ及び電源電圧の変動要因を無くしている。また、検出感度を上げるため検知時の洗浄水の量を少なくすることにより水温の上昇率を増加させている。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施例である食器洗い機の正面図を示す。前面にはドア開閉用のアーム1があり、このアーム1を押すことによりドアロックが解除され、取っ手2が付いた上扉3と下扉4がほぼ同時に開く。また下部には操作表示部5がありスタートボタン6を押すことにより運転を開始する。操作表示部5の裏側にはコントローラ7が内蔵されている。
【0007】
図2は、本発明の一実施例による食器洗い機の縦断面図を示す。洗浄槽8の下部には、洗浄槽8内に貯溜した洗浄水を吸込み加圧して吐出す洗浄ポンプ9と、加圧された洗浄水を上カゴ10と下カゴ11に向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズルが具備されている。洗浄ノズルは上カゴ10の上部と下カゴ11の下部または横部に取付け、位置及び個数については自由であるが、本発明の一実施例による食器洗い機においては、下カゴ11の下部方向に2個の回転ノズル12、その2個の中央近傍に配置した固定ノズル1個と上カゴ10の上部方向に複数の噴射孔を持つ8個の固定ノズル13が設置されている。本図には示されてはいないが、水流切替え装置により下側の回転ノズル12と固定ノズル13そして上側の固定ノズル13に独立して水流を切替えることが出来る。また、洗浄水位についても洗浄最低水位と通常水位の二ヶ所設定出来るようになっている。洗浄ポンプ9により加圧された洗浄水を洗浄ノズルより食器に噴射することにより食器に付着している汚れを洗浄することにより残菜が洗浄水の中に溶解又は混合し、前記洗浄槽8の底部及び前記洗浄ポンプ9の吸込側途中に設置されている残菜フィルター14により、洗浄した残菜をこし取る方式としている。このように食器洗い機は、洗浄槽8内に貯溜されている洗浄水を洗浄ポンプ9により循環しながら、上カゴ10と下カゴ11に収納されている食器15を洗浄するものであるが、前記残菜フィルター14の下部には洗浄水を加熱するための加熱用のヒータ16がある。洗浄、すすぎが終了すると食器15を乾燥させるための送風を行う乾燥用ファン17と、乾燥用ファン17から送風された風を加熱するための温風用ヒータ18を動作させて食器15を乾燥する。洗浄槽内には洗浄水の水温を検知するためのサーミスタ19がついている。サーミスタ19の固定は、従来は洗浄槽8を成形する時に樹脂で一体成形していたが、温度の検知感度が熱伝導の悪い樹脂層により時間遅れが大きくなるため検出誤差が大きくなるので直接槽内に突き出している構造としている。このため耐食性及び熱伝導が良い材料としてステンレスやセラミックなどで外郭を構成したものを用いている。
【0008】
図3は、本発明の一実施例を示す回路の部分簡略図を示す。電源20に直列に電源スイッチ21が接続されている。ヒータ22には電源の通電率を制御するためのトライアック23と電流検出装置24が接続されている。また、ヒータ22の両端には電圧検知装置25が入っている。これらの情報をマイコン26に取り込んでトライアック23を設定された入力値になるように通電率をマイコン26で制御して一定入力としている。本発明では検知時間内で電力量が同じになればよいのでON―OFFにより電力量を同じに制御しても良い。
【0009】
図4に運転開始から食器量判定までのフローチャートを示す。食器量の検知は、開始後排水動作を実行する。次に給水を行うが最初に洗浄水を洗浄最低水位まで供給した後、給水と槽内の温度差がある場合があるので給水完了後数分間ヒータを入れないでならし運転を行う。ならし運転終了後、洗浄水の温度を測定し、ヒータ加熱を開始する。この時、ヒータには電圧検知装置と電流検知装置により電圧と電流の値をマイコンで取り込み演算処理を行い入力値があらかじめ設定された値と同じになるようにトライアックの通電率を制御する。設定された時間が経過したらサーミスタにより温度情報をマイコンに取り込み温度上昇率を計算して食器量の判定を行う。
【0010】
図5はヒータ22に印加される電圧によって水温上昇率がどの様に変化しているのかを示しており、食器量が少ないとA側になり、食器量が多いとB側になる。これをみると電源の電圧が電圧の許容値の90〜110Vまで変化すると1.5〜2.3(℃/分)変化する。これは、図6に示す食器量に対する水温上昇率のグラフでみると電圧の変化だけでレンジがオーバし電圧補正をしないと食器量の検知が出来ないことを示している。
【0011】
図6は、本発明の一実施例を示すヒータ入力を一定に制御した時の食器量と水温上昇率の関係を示している。これをみると食器量の少ないほうが温度上昇率が大きくなっている。また、洗浄水量が多い場合はDのようになり水温上昇率が低下するが洗浄水量が少ない時はCの様になり水温上昇率が増加する。
【0012】
図7に食器量判定後の各工程を示している。食器量1〜2人前の時は最低洗浄水位のまま洗浄を実行し同時に洗浄時間も短縮する。また、すすぎ工程もすすぎ2は無くし、乾燥時間も短縮している。3〜4人前の時は、洗浄水は最低水位のままで追加はしないで洗浄を行い洗浄時間は標準中とし、すすぎも2回と加熱すすぎを入れて3回とし乾燥時間も標準としている。5〜6人前については、洗浄水の追加を行い洗浄の最高水位とし、すすぎについても加熱すすぎを含め3回とし、乾燥時間については標準より長く設定している。これにより、各工程における最適化を図っている。また、本実施例によると洗いの洗浄水を洗浄最低水位に設定した状態で食器量の判定を行うので、判定時間の短縮と食器の量が少ない時の洗浄水の使用量が低減できる効果がある。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、ヒータに通電する電圧と電流の積すなわち入力を一定に制御しているので、ヒータのバラツキと電圧のバラツキがなくなり食器の量を決める水温の上昇率の閾値は、洗浄槽内の温度のみがパラメータとなり閾値の設定が容易となる効果がある。また、洗浄水を洗浄最低水位に設定した状態で食器量の判定を行うので水温の上昇率が大きくなり、温度検知の温度範囲が大きくなってサーミスタによる温度検出感度が良くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である食器洗い機の正面図を示す。
【図2】本発明の一実施例による食器洗い機の縦断面図を示す。
【図3】本発明の一実施例である回路図の部分簡略図を示す。
【図4】本発明の一実施例である食器量を決めるフローチャートを示す。
【図5】本発明の一実施例である電源電圧と水温上昇率の関係を示す。
【図6】本発明の一実施例である食器量と水温上昇率の関係を示す。
【図7】本発明の一実施例である食器量を決めた後の食器量に対する各工程のフローチャートを示す。
【符号の説明】
1…アーム、2…取っ手、3…上扉、4…下扉、5…操作表示部、6…スタートボタン、7…コントローラ、8…洗浄槽、9…洗浄ポンプ、10…上カゴ、11…下カゴ、12…回転ノズル、13…固定ノズル、14…残菜フィルター、15…食器、16、22…ヒータ、17…乾燥用ファン、18…温風用ヒータ、19…サーミスタ、20…電源、21…電源スイッチ、23…トライアック、24…電流検出装置、25…電圧検知装置、26…マイコン。
Claims (6)
- 洗浄水をヒータにより加熱し、その水温の温度変化率を検出することにより食器の量を判定している食器洗い機において、電圧検出手段と電流検出手段を備え、ヒータの入力を一定に制御したことを特徴とする食器洗い機。
- 洗浄水供給時に洗浄最低水位としたことを特徴とする前記請求項1記載の食器洗い機。
- 水温検出用サーミスタを洗浄槽内に設置し、その外郭は熱伝導性の良い金属又はセラミックを使用したことを特徴とする前記請求項1記載の食器洗い機。
- 洗浄水の複数個のノズルに対する水流切替え装置を備え、1ノズルのみ使用したことを特徴とする前記請求項1記載の食器洗い機。
- 前記請求項2において、一回の給水量を2リットル〜2.75リットルにしたことを特徴とする食器洗い機。
- 前記請求項1及び請求項2において、水温の温度上昇の均一化を図るため、下ノズルの噴射と上ノズルの噴射を交互に行うことを特徴とする食器洗い機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003206155A JP2005052216A (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | 食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003206155A JP2005052216A (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | 食器洗い機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005052216A true JP2005052216A (ja) | 2005-03-03 |
Family
ID=34363107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003206155A Pending JP2005052216A (ja) | 2003-08-06 | 2003-08-06 | 食器洗い機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005052216A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187893A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Panasonic Corp | 食器洗い機 |
WO2011161942A1 (ja) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | パナソニック株式会社 | 食器洗い機 |
WO2012014441A1 (ja) | 2010-07-29 | 2012-02-02 | パナソニック株式会社 | 食器洗い機 |
DE102012208663A1 (de) * | 2012-05-23 | 2013-11-28 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kalibrieren eines Flüssigkeitsmaßes eines wasserführenden Haushaltsgeräts |
US20170049296A1 (en) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | General Electric Company | Controlling the operation of a dishwashing appliance |
EP3150100A1 (en) * | 2015-10-01 | 2017-04-05 | Whirlpool EMEA S.p.A | Dishwasher with load estimator |
JP2019080604A (ja) * | 2017-10-27 | 2019-05-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 食器洗い機 |
-
2003
- 2003-08-06 JP JP2003206155A patent/JP2005052216A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010187893A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Panasonic Corp | 食器洗い機 |
WO2011161942A1 (ja) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | パナソニック株式会社 | 食器洗い機 |
JP2012005678A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Panasonic Corp | 食器洗い機 |
KR101364825B1 (ko) | 2010-06-25 | 2014-02-19 | 파나소닉 주식회사 | 식기 세척기 |
CN102984985A (zh) * | 2010-06-25 | 2013-03-20 | 松下电器产业株式会社 | 餐具清洗机 |
TWI412347B (zh) * | 2010-07-29 | 2013-10-21 | Panasonic Corp | Tableware cleaning machine |
JP5170327B2 (ja) * | 2010-07-29 | 2013-03-27 | パナソニック株式会社 | 食器洗い機 |
WO2012014441A1 (ja) | 2010-07-29 | 2012-02-02 | パナソニック株式会社 | 食器洗い機 |
KR101375493B1 (ko) | 2010-07-29 | 2014-03-18 | 파나소닉 주식회사 | 식기 세척기 |
DE102012208663A1 (de) * | 2012-05-23 | 2013-11-28 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kalibrieren eines Flüssigkeitsmaßes eines wasserführenden Haushaltsgeräts |
US20170049296A1 (en) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | General Electric Company | Controlling the operation of a dishwashing appliance |
EP3150100A1 (en) * | 2015-10-01 | 2017-04-05 | Whirlpool EMEA S.p.A | Dishwasher with load estimator |
JP2019080604A (ja) * | 2017-10-27 | 2019-05-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 食器洗い機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI412347B (zh) | Tableware cleaning machine | |
EP2374399B1 (en) | Dishwasher and a control method therefor | |
EP3138460B1 (en) | A dishwasher with increased security and the control method thereof | |
JP2005052216A (ja) | 食器洗い機 | |
TWI471112B (zh) | Tableware cleaning machine | |
JP4510357B2 (ja) | 食器洗浄方法および食器洗浄装置 | |
JP2001169990A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP2007181518A (ja) | 食器洗浄機 | |
JP2785976B2 (ja) | 食器洗い機 | |
JP3858874B2 (ja) | 食器洗い機 | |
EP4018901A1 (en) | A dishwasher providing optimization | |
JP2917485B2 (ja) | 食器洗い機 | |
JP2904640B2 (ja) | 食器洗い機 | |
KR940008404Y1 (ko) | 건조유지 기능을 가진 식기세척기 | |
JP2006239274A (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH0759708A (ja) | 食器洗い機 | |
JPH0763442B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH01236030A (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH0739507A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP2005013400A (ja) | 食器洗浄機 | |
JPH08289869A (ja) | 食器洗い機 | |
JP2001112698A (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JPH0771547B2 (ja) | 食器洗い機の制御装置 | |
JPH0824196A (ja) | 食器洗い機 | |
JPH06205735A (ja) | 食器洗い乾燥機 |