JP2005050192A - 情報記録システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 情報処理装置主導のもとに、通信線を介して自動的に情報記録装置内のフラッシュメモリ記録媒体に記録されたファイルを安全にバックアップしつつ、フラッシュメモリ記録媒体の記録能力を復元することを目的とする。
【解決手段】 通信線106を介して情報処理装置101と情報記録装置105とを接続してなり、情報処理装置101は、通信線を介して情報記録装置105内のフラッシュメモリ記録媒体に記録されたファイルをバックアップし、ファイルのバックアップ状況を示す情報を通信線106を介して情報記録装置105内のフラッシュメモリ記録媒体に記録し、情報記録装置105は、情報処理装置106によってフラッシュメモリ記録媒体に記録されたバックアップ状況を示す情報を読み出し、読み出されたバックアップ状況を示す情報に応じてファイルを消去することを特徴としたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 通信線106を介して情報処理装置101と情報記録装置105とを接続してなり、情報処理装置101は、通信線を介して情報記録装置105内のフラッシュメモリ記録媒体に記録されたファイルをバックアップし、ファイルのバックアップ状況を示す情報を通信線106を介して情報記録装置105内のフラッシュメモリ記録媒体に記録し、情報記録装置105は、情報処理装置106によってフラッシュメモリ記録媒体に記録されたバックアップ状況を示す情報を読み出し、読み出されたバックアップ状況を示す情報に応じてファイルを消去することを特徴としたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通信線を介して接続された情報処理装置と情報記録装置とからなる情報記録システムに関する。
一般的にユーザはデジタルカメラやデジタルビデオカメラ等でコンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、マルチメディアカード、メモリスティック、SDメモリカード等フラッシュメモリを使用したフラッシュメモリカードや、モバイル用途の小型ハードディスクドライブ(HDD)等のディスク記録媒体に撮影記録した画像ファイルはいつまでもそのままにせず、パソコンのHDDやCD−R/RW、DVD−RAM、DVD−R/RWのようなもっと大容量で安価な記録媒体にバックアップし、フラッシュメモリカードやディスク記録媒体内の不必要となったファイルを削除することで記録容量を増やし、再度このフラッシュメモリカードやディスク記録媒体を撮影に用いるものである。このフラッシュメモリカードやディスク記録媒体内のファイルのバックアップ方法として、従来から、デジタルカメラとパソコンをUSB(Universal Sirial Bus)等のインターフェースで接続し、デジタルカメラ中のフラッシュメモリカードやディスク記録媒体内のファイルをパソコンに取り込む方法がある。たとえば、マスストレージクラスのようなUSBインターフェースの規格で定められた機能を使用し、パソコンがデジタルカメラをあたかもリムーバブルメディアとして認識して操作する方法と、ベンダーユニークなコマンドを用いてパソコンとデジタルカメラ間で操作しあう方法等がある(例えば特許文献1参照。)。
また、昨今、普及してきているフラッシュメモリカードを記録媒体として搭載したデジタルカメラ等記録装置において、ファイルの作成・消去を頻繁に行うことにより発生するフラグメンテーション(断片化)による記録速度の低下が深刻な問題になっている。
フラッシュメモリカードにはフロッピー(登録商標)ディスクやハードディスクドライブのようなディスク記録媒体と違って、記録ヘッドのシークや回転待ちのような機械的なオーバーヘッドは無い。しかし、フラッシュメモリの記録領域は、一度データを書いたところにはブロック単位でERASEを行わないと再度データを書き込むことができないという特性を持ち、このERASEがオーバーヘッドを生む。フラッシュメモリの上記の特性は、記録領域へ1から0への書込みはビット単位で行えるものの、0から1への書込みはブロック単位でしか行えないというものである。この0から1へのブロック単位の書込みをERASEと言い、ERASEを行える単位ブロックをERASEブロックという。このERASEは1から0への書込みに比べてきわめて低速である。さらに、通常、パソコン等情報処理装置でフラッシュメモリカード内のファイルを消去した場合、そのファイルの管理情報は消去されるが、そのファイルに割り当てられていた記録領域は、割り当てが開放されるだけで実際のデータの消去は行われないのがほとんどである。従って、再度その開放された領域を使用する際に、ERASEが実行される。このようなことから、上記のようなフラグメンテーションによる記録速度の低下の問題が発生する。この問題は、記録領域の未使用領域をあらかじめERASE処理することで解消されることは言うまでも無い。
特開2001−069296号公報(第3−8頁、第5図)
しかしながら、上記従来の技術においては、デジタルカメラ中のフラッシュメモリカード内の画像ファイルを安全にバックアップしつつ、フラッシュメモリカードの記録能力を復元するには、以下のような問題点がある。
パソコンからUSBのマスストレージの機能を使用し、デジタルカメラ内のフラッシュメモリカードの中のファイルをバックアップしつつ、そのフラッシュメモリカード内の不要となった画像ファイルを削除することはできる。しかし、フラッシュメモリカードの未使用状態となった領域をERASEするには、デジタルカメラを直接操作しなければならず、ユーザにわずらわしさを感じさせてしまう。また、ファイルの消去途中にUSBケーブルが端子から抜けたり、パソコンの電源が切れたり、と言った要因から、突然パソコンとデジタルカメラ間の接続が切断されることがある。そうすると、デジタルカメラ内のフラッシュメモリカード中のデータに破綻が発生してしまい、以後そのフラッシュメモリカードをそのまま正常に使用することができなくなる。また、特許文献1に示すように、デジタルカメラが主導となって操作を行うには、パソコンのUSBドライバにベンダーユニークなコマンドを受信する機能を追加しなければならなくなる。
そこで本発明は、パソコンのUSBドライバに特別な機能を追加することなく、パソコン主導のもとに、自動的にデジタルカメラ中のフラッシュメモリカード内の画像ファイルを安全にバックアップしつつ、フラッシュメモリカードの記録能力を復元する情報記録システムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の情報記録システムは、通信線を介して情報処理装置と情報記録装置とを接続してなり、情報記録装置は、情報処理装置によって通信線を介して情報記録装置の記録媒体に記録された情報を読み出し、読み出した情報に応じて所定の処理を行うことを特徴としたものである。
また、本発明の情報記録システムは、通信線を介して情報処理装置と情報記録装置とを接続してなり、情報処理装置は、通信線を介して情報記録装置内の記録媒体中のファイルをバックアップし、ファイルのバックアップ状況を示す情報を通信線を介して情報記録装置内の記録媒体に記録し、情報記録装置は、情報処理装置によって記録媒体に記録されたバックアップ状況を示す情報を読み出し、読み出されたバックアップ状況を示す情報に応じて記録媒体中のファイルを消去することを特徴としたものである。
さらに、バックアップ状況を示す情報は、対応するファイルが未バックアップとバックアップ中とバックアップ済みのいずれかの状況であることを示す情報であることを特徴としたものである。
またさらに、情報記録装置は、記録媒体にファイルの消去状況を示す情報を書き込むことを特徴としたものである。
またさらに、ファイル消去状況を示す情報は、対応するファイルが未消去と消去中と消去済みのいずれかの状況であることを示す情報であることを特徴としたものである。
またさらに、情報記録装置の記録媒体はフラッシュメモリ記録媒体であることを特徴としたものである。
またさらに、情報記録装置は、フラッシュメモリ記録媒体中の未使用領域をERASEする機能を有することを特徴としたものである。
またさらに、情報記録装置は、ファイルが消去されることによりフラッシュメモリ記録媒体中の記録領域がERASEブロック単位で未使用状態となったときに、この未使用状態となったERASEブロックをERASEすることを特徴としたものである。
またさらに、記録媒体にひとつのコンテンツを構成する複数のファイルが記録されている場合、バックアップ状況を示す情報がそのコンテンツを構成するファイルすべてがバックアップ済みであるときに、これらのファイルを消去することを特徴としたものである。
またさらに、情報記録システムはバックアップ状況を示す情報と/またはファイルの消去状況を示す情報を記録媒体中の所定の管理ファイルに統一して記録することを特徴としたものである。
またさらに、情報記録装置は、バックアップ状況を示す情報が所定の時間記録更新されていなかった場合、所定の管理ファイルを消去することを特徴としたものである。
またさらに、通信線はUSB(Universal Serial Bus)であることを特徴としたものである。
以上のように、本発明の情報記録システムによれば、情報処理装置のUSB等汎用インターフェースに特別な機能を追加することなく、情報処理装置主導のもと、ユーザにわずらわしさを感じさせること無く自動的にかつ安全に情報記録装置内のバックアップしたデータを消去し、メモリ記録媒体の未使用領域をERASEすることで、メモリ記録媒体の記録能力を復元することができる。
以下に、本発明の情報処理システムの実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施例におけるデジタルビデオカメラシステムの構成図を示すものである。図1において、パソコン101は着脱可能なフラッシュメモリカードを記録媒体としたデジタルビデオカメラ105とUSBケーブル106で接続されている。またパソコン101には、ユーザの操作入力手段であるキーボード103、マウス104と、パソコン101の操作結果及び操作状況等を表示するディスプレイ102が接続される。
図1は本発明の第1の実施例におけるデジタルビデオカメラシステムの構成図を示すものである。図1において、パソコン101は着脱可能なフラッシュメモリカードを記録媒体としたデジタルビデオカメラ105とUSBケーブル106で接続されている。またパソコン101には、ユーザの操作入力手段であるキーボード103、マウス104と、パソコン101の操作結果及び操作状況等を表示するディスプレイ102が接続される。
図2は本発明が実施されうるデジタルビデオカメラシステムの、パソコンのソフトウェアとハードウェアの構成を示す図である。図2において210はハードウェアであり、220はハードウェア210の上で動作するデバイスドライバ、オペレーティングシステム(OS)、ミドルウェア等下層ソフトウェアであり、230は下層ソフトウェア220の上で動作する上層ソフトウェアである。なおハードウェア210と下層ソフトウェア220を構成するブロックのうち構成用件として当然含まれるが本発明の実施例を説明する上で直接必要としないブロックに関しては図示していない。そのような図示していないブロックの例としてハードウェアとしてはCPU、メモリ、下層ソフトウェアとしてはメモリ管理システム等がある。図2において221は出力デバイス管理システムであり上層ソフトウェアがハードウェアを直接制御することなくディスプレイ102への出力画像の描画が行えるようにする機能がある。212は出力デバイス管理システム221がディスプレイ102に描画を行うための表示部インターフェースである。222は入力デバイス管理システムであり、上層ソフトウェアがハードウェアを直接制御することなくユーザの入力を受け取ることができるようにする機能がある。213は入力デバイス管理システム222がキーボード103やマウス104の入力を受け取るための操作入力部インターフェースである。223はファイルシステムであり、上層ソフトウェアが記録デバイスのデータをファイルとして扱えるようにする機能がある。211はファイルやデータを格納するハードディスクドライブ(HDD)、224はディスクドライバであり、ファイルシステム223がハードウェアを直接制御することなくHDD中のデータの入出力が行えるようにする機能がある。214はディスクドライバ224がHDD211の読み書きを行うためのディスクIOインターフェースである。225はUSBドライバであり、USB機器を使用するときのホストとなるUSBホストシステムを実現する一般的な機能を含み、ファイルシステムがハードウェアを直接制御することなく、USBケーブル106を介してデジタルビデオカメラ105のフラッシュメモリカード内のデータを読み込むまたはフラッシュメモリカード内へデータを書き込めるようにする機能がある。215はUSBドライバ225がUSBケーブル106を介してデジタルビデオカメラ105と画像データ等のやり取りを行うためのUSBインターフェースである。231は画像データを管理・記憶する、ホストアプリケーションであり、USBドライバ225を通して215のUSBインターフェースに接続されたデジタルビデオカメラ105と画像データ等のやりとりを行うことができる。
図3は本発明が実施されうるデジタルビデオカメラシステムの、デジタルビデオカメラのソフトウェアとハードウェアの構成を示す図である。図3において310はハードウェアであり、320はハードウェア310の上で動作するデバイスドライバ、オペレーティングシステム(OS)、ミドルウェア等下層ソフトウェアであり、330は下層ソフトウェア320の上で動作する上層ソフトウェアである。なおハードウェア310と下層ソフトウェア320を構成するブロックのうち構成用件として当然含まれるが本発明の実施例を説明する上で直接必要としないブロックに関しては図示していない。そのような図示していないブロックの例としてハードウェアとしてはCPU、メモリ、カメラ部、下層ソフトウェアとしてはメモリ管理システム部、カメラ制御部等がある。図3において、321は操作部管理システムであり上層ソフトウェアがハードウェアを直接制御することなくユーザの入力を受け取ることができるようにする機能がある。312は操作部管理システム321がユーザからの操作入力を受け取るための操作入力部である。322はファイルシステムであり、上層ソフトウェアが記録デバイスのデータをファイルとして扱えるようにする機能がある。311はカメラ部(図示していない)で撮影され量子圧縮化された画像データ等を格納する着脱可能なフラッシュメモリカードである。323はカードドライバであり、ファイルシステム322及びUSBケーブル106を介したパソコン101のファイルシステム223がハードウェアを直接制御することなくフラッシュメモリカード311内のファイルの読み書き及び削除が行えるようにする機能がある。さらに、カードドライバ323はフラッシュメモリカード311の記録領域をブロック単位でERASEする機能がある。313はカードドライバ323がフラッシュメモリカード311の読み書き及びERASEを行うためのカードIOインターフェースである。324はUSBドライバであり、パソコン101のファイルシステム223がハードウェアを直接制御することなく、USBケーブル106を介してフラッシュメモリカード311のデータを読み出せるまたはフラッシュメモリカード311へデータを書き込める機能がある。314はUSBドライバ324がUSBケーブル106を介してパソコン101と画像データ等のやり取りを行うためのUSBインターフェースである。331はフラッシュメモリカード311内の画像ファイル等の管理をするデジタルビデオカメラアプリケーションであり、パソコン101によりバックアップの完了したファイルの削除を行うことができる。
本システムでは、パソコン101ホストアプリケーション231により、USBケーブル106を介しデジタルビデオカメラ105のフラッシュメモリカード311から画像ファイルを読み出し、読み出された画像データをパソコン101のハードディスク211にバックアップする。また、デジタルビデオカメラアプリケーション331により、フラッシュメモリカード311内のバックアップ済みファイルを削除し、フラッシュメモリカード311の未使用状態となった領域をERASEする機能を提供する。
始めに、本発明での画像ファイルの管理処理する第一の実施例について説明する。まず、本実施例における各画像ファイルのバックアップ状況を管理する方法について説明する。第1の実施例では、各画像ファイル内にそのファイル自身がパソコン101にバックアップされたかの状況を示す情報を記憶するフィールドとファイルの消去を管理するフィールドを設ける。図4に本実施例におけるファイルの内部構成を示す。図4に示すように、画像ファイルは大きく分けて付帯データ401と画像データ404からなっており、付帯データ401には、バックアップ状況情報402及びファイル消去情報403が含まれる。なお、付帯データには、撮影日時、映像サイズ、圧縮方式等の情報も含まれるが、本実施例に直接に関係しないので図に明記はしない。バックアップ状況情報402には、そのファイルがパソコンにバックアップされた場合は00b、バックアップ中である場合は01b、バックアップを希望しまだバックアップされていない場合は11bが、バックアップを希望しない場合は10bに設定される。このバックアップ状況情報402は、通常はバックアップを希望しない状態10bに記録されており、ユーザの操作により11bに記録することでホストアプリケーション231によってバックアップが実行されるものとする。ファイル消去情報403には、そのファイルが消去可能である場合は11b、消去を禁止する場合は10bが設定される。このファイル消去状況情報は、管理ファイルが生成されたときに消去を禁止する状態10bに記録されており、ユーザの操作により11bに記録することでホストアプリケーション231によって消去されるものとする。
次に、本実施例におけるパソコン101の画像ファイルのバックアップ方法について説明する。
まず、あらかじめデジタルビデオカメラ105のフラッシュメモリカード311に記録されている画像ファイルのバックアップ状況情報402ならびにファイル消去情報403を、デジタルビデオカメラ105の操作入力部312を介して設定しておく。そして、デジタルビデオカメラ105をUSBケーブル106でパソコン101に接続し、バックアップモードで電源をONする。そしてパソコン101もホストアプリケーション231を起動する。図5にホストアプリケーション231の起動後の処理の流れを示す。まず、ステップ1でフラッシュメモリ中のすべてのファイルのバックアップ状況情報を調査する。例えば、図6に示すようなファイル/ディレクトリ構造であった場合、図7に示すようなバックアップリストを作成する。図7に示すように、バックアップリストは、各ファイルのパスとファイル名、バックアップ状況情報を持つ。次に、ステップ2では、バックアップリストの中から11bのバックアップ状況情報を持つファイルを探す。すなわち、フラッシュメモリカード311の中にバックアップを必要とするファイルがあるかどうか判別する。もし、11bのバックアップ状況情報を持つファイルが無ければ、ホストアプリケーション231の処理は終了する。11bのバックアップ状況情報を持つファイルが存在すれば、ステップ3に処理を移す。ステップ3では、フラッシュメモリカード311中の今からバックアップを開始するファイルのバックアップ状況情報402を01bに書き換える。同時にバックアップリスト中の該当する情報も01bに書き換える。次に、ステップ3ではフラッシュメモリカード311から該当するファイルを読み出し、パソコン101のHDD211の所定のディレクトリにバックアップする。バックアップする際のHDD211上のディレクトリは、ホストアプリケーション231がデフォルトで用意したディレクトリもしくは、ユーザがあらかじめ用意したディレクトリであり、バックアップされるファイルはフラッシュメモリカード311上で構築されたファイル/ディレクトリツリー構造を前記ディレクトリの下に構築し、バックアップされるものとする。該当するファイルのバックアップが終了すれば、ステップ5に処理を移す。ステップ5では、フラッシュメモリカード311中のバックアップが終了したファイルのバックアップ状況情報402を00bに書き換える。同時に、バックアップリスト中の該当する情報も00bに書き換える。そして、再びステップ2に処理を移し、バックアップ状況情報が11bのファイルすべてのバックアップを行う。
次に、本実施例におけるデジタルビデオカメラ105の画像ファイルの消去及びフラッシュメモリカード311の記録領域のERASE方法について説明する。デジタルビデオカメラ105をバックアップモードで電源ONすると、デジタルビデオカメラアプリケーション331が起動する。図8にデジタルビデオカメラアプリケーション331の起動後の処理の流れを示す。まず、ステップ1では、ある一定時間間隔が経過することによるイベント、またはUSBドライバ225がパソコンからのフラッシュメモリカード311への記録処理を検出したときに発行されるイベントを待機する。イベントを受け取るとステップ2へ処理を移す。ステップ2では、フラッシュメモリカード中のファイルのバックアップ状況情報を調べる。次にステップ3では、バックアップ状況情報が00bのファイルがあるかどうか判断する。バックアップ状況情報が00bのファイルが存在すればステップ4へ処理を移し、存在しなければステップ5へ処理を移す。ステップ4では、バックアップ状況情報が00bかつファイル消去情報が11bのファイルをフラッシュメモリカードから消去し、このファイルに割り当てられていたフラッシュメモリカード中の記録領域をERASEする。ここで、ファイルを消去することによって割り当てを開放された領域が存在するERASEブロックに、他のファイルによって割り当てられている領域が含まれる場合がある。この場合、ファイルシステム322またはカードドライバ323で、他のファイルによって割り当てられている領域のデータを一時退避し、このERASEブロックをERASEした後、退避したデータを書き戻す処理を行うことにより、消去されたファイルに割り当てられていた領域のERASEを行う。そして、ステップ5へ処理を移す。ステップ5では、バックアップ状況情報が11bもしくは01bのファイルがあるかどうか判断し、存在すれば再びステップ1へ処理を移し、存在しなければデジタルビデオカメラアプリケーション331の処理を終了する。
以上のように、本実施例においては、パソコン101上で動作するホストアプリケーション231がUSBケーブル106を介してデジタルビデオカメラ105のフラッシュメモリカード211にバックアップ状況情報を記録することにより、デジタルビデオカメラ105上で動作するデジタルビデオカメラアプリケーション331はフラッシュメモリカード211に記録されたバックアップ状況情報を読み出し、バックアップ済みのファイルを消去する。したがって、処理途中にパソコンとデジタルビデオカメラ間の接続が切断されても、まだバックアップされていないファイルがフラッシュメモリカードから削除されることはない。またファイル削除途中に切断されても、デジタルビデオカメラ自身でファイルを削除しているため削除処理が途中で中断されることはなく、ファイルが破綻することは無い。また、自動的にフラッシュメモリカードの未使用領域をERASEするために、ユーザの手を煩わせることなく、フラッシュメモリカードの記録能力を復元することができる。
(実施の形態2)
デジタルビデオカメラで撮影記録される映像コンテンツの中には、図9に示すように情報部と実データ部を別々のファイルに持つものがある。情報部を持つファイル910には、この映像コンテンツの撮影日時、再生時間等の情報や、実データファイル920のファイル名、インデックス情報等が記録されており、実データファイル920には、この映像コンテンツを構成するVideoデータ及び音声データが記録されている。この映像コンテンツを再生するためには、これら両方のファイルが存在しなければならない。処理途中にパソコンとデジタルビデオカメラとの接続が切断され、一方のファイルのみがフラッシュメモリカードに残った状態になると、そのコンテツはパソコンとデジタルビデオカメラの両方に分断されることになり、そのコンテンツは再生できなくなる。
デジタルビデオカメラで撮影記録される映像コンテンツの中には、図9に示すように情報部と実データ部を別々のファイルに持つものがある。情報部を持つファイル910には、この映像コンテンツの撮影日時、再生時間等の情報や、実データファイル920のファイル名、インデックス情報等が記録されており、実データファイル920には、この映像コンテンツを構成するVideoデータ及び音声データが記録されている。この映像コンテンツを再生するためには、これら両方のファイルが存在しなければならない。処理途中にパソコンとデジタルビデオカメラとの接続が切断され、一方のファイルのみがフラッシュメモリカードに残った状態になると、そのコンテツはパソコンとデジタルビデオカメラの両方に分断されることになり、そのコンテンツは再生できなくなる。
第2の実施例では、複数のファイルで構成されるコンテンツがデジタルビデオカメラのフラッシュメモリカード内に記録されている場合においても、安全にこれらのファイルをバックアップする。
なお、本実施例の機器構成は第1の実施例と特に変わらない。
なお、本実施例の機器構成は第1の実施例と特に変わらない。
第1の実施例のデジタルビデオカメラアプリケーション331のステップ4のファイルの消去処理において、バックアップ状況情報が00bかつファイル消去情報が11bのファイルを消去する前に、このファイルによって構成される映像コンテンツの他の構成ファイルが存在するか、存在するならそのファイルのバックアップ状況情報が00bかつファイル消去情報が11bであるかどうかを調べ、そうでなければ消去を見送る。そして、その映像コンテンツを構成するファイルすべてがバックアップされ、消去可能であれば初めてそれらのファイルを消去することができ、その映像コンテンツがパソコンとデジタルビデオカメラに分断されることを防ぐことができる。
以上のように、本実施例においては、複数のファイルで構成されるコンテンツがデジタルビデオカメラのフラッシュメモリカード内に記録されている場合においても、安全にファイルを消去することができる。
(実施の形態3)
第3の実施例では、ファイルを消去したことによって未使用状態となったフラッシュメモリカード内の記録領域を効率的にERASEする機能を提供する。
なお、本実施例の機器構成は第1の実施例と特に変わらない。
第3の実施例では、ファイルを消去したことによって未使用状態となったフラッシュメモリカード内の記録領域を効率的にERASEする機能を提供する。
なお、本実施例の機器構成は第1の実施例と特に変わらない。
第1の実施例のデジタルビデオカメラアプリケーション331のステップ4でファイルの消去後、未使用領域をERASEする処理において、そのファイルを消去したことによって未使用状態となった領域を含むERASEブロックにまだ他のファイルに割り当てられている領域が存在する場合、その領域のERASEを見送る。そして、そのERASEブロックの領域がすべて未使用状態になったときにERASEブロック単位でERASEを行う。また、ステップ5において、バックアップ状況情報が11bもしくは01bのファイルが存在しないと判断されたとき、ERASEされずに残っている未使用領域をERASEする。
以上のように、本実施例においては、デジタルビデオカメラアプリケーション331がフラッシュメモリカード中の未使用領域のERASEをERASEブロック単位で行うことにより、ERASEブロックの部分的な領域のERASEによるオーバーヘッドを減少させることができ、処理スピードが向上する。
また、本実施例においては、フラッシュメモリカードへの書き込み回数を減少させることによりフラッシュメモリカードの寿命を延ばすことができる。
(実施の形態4)
第4の実施例では、各画像ファイルのバックアップ状況を示す情報及び消去状況を示す情報を管理する管理ファイルを作成し、それによりすべてのファイルのバックアップ状況及び消去状況を一括して管理する。
なお、本実施例の機器構成は第1の実施例と特に変わらない。
第4の実施例では、各画像ファイルのバックアップ状況を示す情報及び消去状況を示す情報を管理する管理ファイルを作成し、それによりすべてのファイルのバックアップ状況及び消去状況を一括して管理する。
なお、本実施例の機器構成は第1の実施例と特に変わらない。
図11に図10のようなファイル/ディレクトリ構成で記録されたフラッシュメモリカード311のファイルの管理ファイルを示す。管理ファイルには、管理するファイルへのパスとファイル名、バックアップ状況を示す情報、ファイルの消去状況を示す情報がテーブル形式で設けられている。バックアップ状況情報には、そのファイルがパソコンにバックアップされた場合は00b、バックアップ中である場合は01b、バックアップを希望しまだバックアップされていない場合は11b、バックアップを希望しない場合は10bが設定される。このバックアップ状況情報は、管理ファイルが生成されたときにバックアップを希望しない状態10bに記録されており、ユーザの操作により11bに記録することでホストアプリケーション231によってバックアップが実行されるものとする。ファイル消去状況情報には、そのファイルが消去された場合は00b、消去中である場合は01b、消去を希望しまだ消去されていない場合は11b、消去を希望しない場合は10bが設定される。このファイル消去状況情報は、管理ファイルが生成されたときに消去を希望しない状態10bに記録されており、ユーザの操作により11bに記録することでホストアプリケーション231によって消去されるものとする。
次に、本実施例におけるパソコン101の画像ファイルのバックアップ方法について説明する。
図12にホストアプリケーション231の起動後の処理の流れを示す。まず、ステップ1において、フラッシュメモリカード311から管理ファイルのみ読み出し、バックアップリストを作成する。次に、ステップ2では、バックアップリストの中から11bのバックアップ状況情報を持つファイルを探す。すなわち、フラッシュメモリカード311の中にバックアップを必要とするファイルがあるかどうか判別する。もし、11bのバックアップ状況情報を持つファイルが無ければ、ホストアプリケーション231の処理は終了する。11bのバックアップ状況情報を持つファイルが存在すれば、ステップ3に処理を移す。ステップ3では、フラッシュメモリカード311中のバックアップを開始するファイルに該当する管理ファイル中のバックアップ状況情報を01bに書き換える。同時にバックアップリスト中の該当する情報も01bに書き換える。次に、ステップ3ではフラッシュメモリカード311から該当するファイルを読み出し、パソコン101のHDD211の所定のディレクトリにバックアップする。該当するファイルのバックアップが終了すれば、ステップ5に処理を移す。ステップ5では、フラッシュメモリカード311中のバックアップが終了したファイルに該当する管理ファイル中のバックアップ状況情報を00bに書き換える。同時に、バックアップリスト中の該当する情報も00bに書き換える。そして、再びステップ2に処理を移し、バックアップ状況情報が11bのファイルすべてのバックアップを行う。
次に、本実施例におけるデジタルビデオカメラ105の画像ファイルの消去及びフラッシュメモリカード311の記録領域のERASE方法について説明する。
図13にデジタルビデオカメラアプリケーション331の起動後の処理の流れを示す。まず、ステップ1では、管理ファイルを生成し、管理ファイルにフラッシュメモリカード中のすべてのファイルのバックアップ状況情報ならびにファイル消去状況情報を反映する。次に、ステップ2では、ある一定時間間隔が経過することによるイベント、またはUSBドライバ225がフラッシュメモリカード311への記録処理を検出したときに発行されるイベントを待機する。イベントを受け取るとステップ3へ処理を移す。ステップ3では、フラッシュメモリカード中の管理ファイルのバックアップ状況情報を調べる。次にステップ4では、バックアップ状況情報が00bのファイルがあるかどうか判断する。バックアップ状況情報が00bのファイルが存在すればステップ5へ処理を移し、存在しなければステップ6へ処理を移す。ステップ5では、バックアップ状況情報が00bかつファイル消去状況情報が11bのファイルをフラッシュメモリカードから消去し、このファイルに割り当てられていたフラッシュメモリカード中の記録領域をERASEする。ここで、ファイル消去は、まずファイル消去を行うファイル消去状況情報を11bから01bに設定する。そして、ファイル消去を実行し、消去が終了すればファイル消去状況情報を01bから00bに設定する。そして、ステップ6へ処理を移す。ステップ6では、バックアップ状況情報が11bもしくは01bのファイルがあるかどうか判断し、存在すれば再びステップ2へ処理を移し、存在しなければステップ7へ処理を移す。ステップ7では、管理ファイルの中のバックアップ状況情報を消去されていない各ファイルに反映し、管理ファイルを消去する。そして、デジタルビデオカメラアプリケーション331の処理を終了する。
以上のように、本実施例においては、各画像ファイルのバックアップ状況を示す情報及び消去状況を示す情報を管理する管理ファイルを作成し、それによりすべてのファイルのバックアップ状況及び消去状況を一括して管理することで、デジタルビデオカメラアプリケーション331が何度もフラッシュメモリカード中の全ファイルを調査することが無くなり、デジタルビデオカメラアプリケーション331処理のスピードが向上する。
(実施の形態5)
第4の実施例において、処理途中にパソコン101とデジタルビデオカメラ105の接続が何らかの要因で切断されたとしても、デジタルビデオカメラ105のフラッシュメモリカード311のファイルに破綻が発生することは無い。すでにバックアップ済みの画像ファイルはパソコン101のHDD211に存在し、バックアップ途中の画像ファイル及びまだバックアップされていないファイルはデジタルビデオカメラ105のフラッシュメモリカード311の中に存在する。したがって、第5の実施例では、処理途中にパソコン101とデジタルビデオカメラ105の接続が何らかの要因で切断された場合、デジタルビデオカメラアプリケーション331はそこで処理は一旦終了されたと判断し、管理ファイルを消去する。
第4の実施例において、処理途中にパソコン101とデジタルビデオカメラ105の接続が何らかの要因で切断されたとしても、デジタルビデオカメラ105のフラッシュメモリカード311のファイルに破綻が発生することは無い。すでにバックアップ済みの画像ファイルはパソコン101のHDD211に存在し、バックアップ途中の画像ファイル及びまだバックアップされていないファイルはデジタルビデオカメラ105のフラッシュメモリカード311の中に存在する。したがって、第5の実施例では、処理途中にパソコン101とデジタルビデオカメラ105の接続が何らかの要因で切断された場合、デジタルビデオカメラアプリケーション331はそこで処理は一旦終了されたと判断し、管理ファイルを消去する。
第4の実施例のデジタルビデオカメラアプリケーション331のステップ6において、判断条件に管理ファイルのバックアップ状況情報が所定時間更新されていないかどうかを付け加える。この所定の時間とは、パソコン101が画像ファイルをバックアップするのに十分な時間であり、その所定の時間内にバックアップ状況情報が更新されなければ、パソコン101とデジタルビデオカメラ105の接続は切断されたと判断する。ステップ6において、バックアップ状況情報が11bもしくは01bのファイルがしないか、もしくは管理ファイルのバックアップ状況情報が所定時間更新されていなければ、ステップ7に処理を移す。ステップ7では、管理ファイルのバックアップ状況情報が00bになったものだけを消去されていないファイルに対して反映し、管理ファイルを消去し、フラッシュメモリ記録媒体中の未使用状態となった領域をERASEして、デジタルビデオカメラアプリケーション331の処理を終了する。
以上のように、本実施例においては、フラッシュメモリカード中の管理ファイルのバックアップ状況情報が所定時間更新されない場合、パソコン101とデジタルビデオカメラ105の接続は切断されたと判断し、管理ファイルを消去してデジタルビデオカメラアプリケーション331の処理を終了することで、パソコン101とデジタルビデオカメラ105の接続が切断されても、安全にデジタルビデオカメラアプリケーション331の処理を終了することができる。
なお、実施例1から5で、バックアップ状況を示す情報及びファイルの消去状況を示す情報を00bから11bの4ビットの値で示したが、これら状況を表しうる他の数値形態でも同様に実施可能である。
また、実施例1から5で、パソコン101とデジタルビデオカメラ105をUSB106で接続して説明したが、IEEE1394等のデータ転送可能な汎用インターフェースによって接続されていても同様に実施可能である。
本発明にかかる情報記録システムは、情報処理装置のUSB等汎用インターフェースに特別な機能を追加することなく、情報処理装置主導のもと、ユーザにわずらわしさを感じさせること無く自動的にかつ安全に情報記録装置内のバックアップしたデータを消去し、メモリ記録媒体の未使用領域をERASEすることで、メモリ記録媒体の記録能力を復元することができ、通信線を介して接続された情報処理装置と情報記録装置とからなる情報記録システムとして有用である。
101 パソコン
102 ディスプレイ
103 キーボード
104 マウス
105 デジタルビデオカメラ
106 USBケーブル
210 ハードウェア
211 HDD
212 表示部インターフェース
213 操作入力部インターフェース
214 ディスクIOインターフェース
215 USBインターフェース
220 下層ソフトウェア
221 出力デバイス管理システム
222 入力デバイス管理システム
223 ファイルシステム
224 ディスクドライバ
225 USBドライバ
230 上層ソフトウェア
231 デジタルビデオカメラ上層ソフトウェア
310 ハードウェア
311 フラッシュメモリカード
312 操作入力部
313 カードIOインターフェース
314 USBインターフェース
320 下層ソフトウェア
321 操作部管理システム
322 ファイルシステム
323 カードドライバ
324 USBドライバ
330 上層ソフトウェア
331 デジタルビデオカメラアプリケーション
401 付帯データ
402 バックアップ状況情報
403 ファイル消去情報
404 画像データ
910 情報ファイル
920 実データファイル
102 ディスプレイ
103 キーボード
104 マウス
105 デジタルビデオカメラ
106 USBケーブル
210 ハードウェア
211 HDD
212 表示部インターフェース
213 操作入力部インターフェース
214 ディスクIOインターフェース
215 USBインターフェース
220 下層ソフトウェア
221 出力デバイス管理システム
222 入力デバイス管理システム
223 ファイルシステム
224 ディスクドライバ
225 USBドライバ
230 上層ソフトウェア
231 デジタルビデオカメラ上層ソフトウェア
310 ハードウェア
311 フラッシュメモリカード
312 操作入力部
313 カードIOインターフェース
314 USBインターフェース
320 下層ソフトウェア
321 操作部管理システム
322 ファイルシステム
323 カードドライバ
324 USBドライバ
330 上層ソフトウェア
331 デジタルビデオカメラアプリケーション
401 付帯データ
402 バックアップ状況情報
403 ファイル消去情報
404 画像データ
910 情報ファイル
920 実データファイル
Claims (20)
- 通信手段を介して情報処理装置と情報記録装置とを接続してなる情報記録システムにおいて、前記情報処理装置は、前記通信手段を介して前記情報記録装置の記録媒体に記録されている情報を読み出す第1読み出し手段と、前記通信手段を介して前記記録媒体に情報を書き込む第1記録手段と、を有し、前記情報記録装置は、前記記録媒体に記録された情報を読み出す第2読み出し手段と、前記記録媒体に情報を書き込む第2記録手段と、を有し、更に、前記情報記録装置は、前記第1記録手段によって前記記録媒体に記録された情報を前記第2読み出し手段で読み出し、前記読み出した情報に応じて所定の処理を行う制御手段を有することを特徴とした情報記録システム。
- 通信手段を介して情報処理装置と情報記録装置とを接続してなる情報記録システムにおいて、前記情報処理装置は、第1記録媒体と、前記通信手段を介して前記情報記録装置の第2記録媒体に記録されているファイルを読み出す第1読み出し手段と、前記第1読み出し手段より読み出されたファイルを前記第1記録媒体にバックアップするバックアップ手段と、前記通信手段を介して前記情報記録装置の第2記録媒体に前記ファイルのバックアップ状況を示す情報を書き込む第1記録手段と、を有し、前記情報記録装置は、前記第2記録媒体に記録された前記バックアップ状況を示す情報を読み出す第2読み出し手段と、前記第2記録媒体に情報を書き込む第2記録手段と、を有し、更に、前記情報記録装置は、前記第2読み出し手段により読み出された前記バックアップ状況を示す情報に応じて前記第2記録媒体中のファイルを消去する制御手段を有することを特徴とした情報記録システム。
- 前記バックアップ状況を示す情報は、対応するファイルが未バックアップとバックアップ中とバックアップ済みのいずれかの状況であることを示す情報であることを特徴とした請求項2に記載の情報記録システム。
- 前記第2書込み手段は、前記制御手段によるファイルの消去状況を示す情報を書き込む手段を含むことを特徴とした請求項2乃至3のいずれかに記載の情報記録システム。
- 前記ファイル消去状況を示す情報は、対応するファイルが未消去と消去中と消去済みのいずれかの状況であることを示す情報であることを特徴とした請求項4に記載の情報記録システム。
- 前記第2記録媒体はフラッシュメモリ記録媒体であることを特徴とした請求項1乃至5のいずれかに記載の情報記録システム。
- 前記情報記録装置は、前記フラッシュメモリ記録媒体中の未使用領域をERASEするERASE手段を有することを特徴とした請求項6に記載の情報記録システム。
- 前記ERASE手段は、前記制御手段によってファイルが消去されることにより前記フラッシュメモリ記録媒体中の記録領域がERASEブロック単位で未使用状態となったときに、前記未使用状態となったERASEブロックをERASEすることを特徴とした請求項7に記載の情報記録システム。
- 前記第2記録媒体にひとつのコンテンツを構成する複数のファイルが記録されている場合、前記制御手段は、前記第2読み出し手段により読み出されたバックアップ状況を示す情報が前記コンテンツを構成するファイルすべてがバックアップ済みであるときに、これらのファイルを消去することを特徴とした請求項2乃至8のいずれかに記載の情報記録システム。
- 前記第1記録手段と/または前記第2記録手段は、バックアップ状況を示す情報と/またはファイルの消去状況を示す情報を前記第2記録媒体中の所定の管理ファイルに統一して記録することを特徴とした請求項2乃至9のいずれかに記載の情報記録システム。
- 前記第2読み出し手段によって所定の管理ファイルから読み出された前記バックアップ状況を示す情報が所定の時間記録更新されていなかった場合、前記制御手段は前記所定の管理ファイルを消去することを特徴とした請求項10に記載の情報記録システム。
- 前記通信手段はUSB(Universal Serial Bus)であることを特徴とした請求項1乃至11のいずれかに記載の情報記録システム。
- 通信線を介して情報処理装置と情報記録装置とを接続してなる情報記録システムの情報処理方法であって、前記情報処理装置が前記通信線を介して前記情報記録装置の記録媒体に記録されている情報を読み出す第1読み出し工程と、前記情報処理装置が前記通信線を介して前記記録媒体に情報を書き込む第1記録工程と、前記情報記録装置が前記記録媒体に記録された情報を読み出す第2読み出し工程と、前記情報記録装置が前記記録媒体に情報を書き込む第2記録工程と、を有し、前記情報記録装置が、前記第1記録工程によって前記記録媒体に記録された情報を前記第2読み出し工程で読み出し、前記読み出した情報に応じて所定の処理を行う制御工程を有することを特徴とした情報記録システムの情報処理方法。
- 通信線を介して情報処理装置と情報記録装置とを接続してなる情報記録システムの情報処理方法であって、前記情報処理装置が前記通信線を介して前記情報記録装置の第2記録媒体に記録されているファイルを読み出す第1読み出し工程と、前記情報処理装置が前記第1読み出し工程より読み出されたファイルを情報処理装置が有する第1記録媒体にバックアップするバックアップ工程と、前記情報処理装置が前記通信線を介して前記情報記録装置の第2記録媒体に前記ファイルのバックアップ状況を示す情報を書き込む第1記録工程と、前記情報記録装置が第2記録媒体に記録された前記バックアップ状況を示す情報を読み出す第2読み出し工程と、前記情報記録装置が前記第2記録媒体に情報を書き込む第2記録工程と、を有し、前記情報記録装置が、前記第1記録工程によって前記第2記録媒体に記録されたバックアップ状況を示す情報を前記第2読み出し工程で読み出し、前記第2読み出し工程で読み出された前記バックアップ状況を示す情報に応じて第2記録媒体中のファイルを消去する制御工程を有することを特徴とした情報記録システムの情報処理方法。
- 前記第2書込み工程は、前記制御工程によるファイルの消去状況を示す情報を書き込む工程を含むことを特徴とした請求項14に記載の情報記録システムの情報処理方法。
- 前記第2記録媒体はフラッシュメモリ記録媒体であり、前記情報記録装置が前記フラッシュメモリ記録媒体中の未使用領域をERASEするERASE工程を有することを特徴とした請求項14乃至15のいずれかに記載の情報記録システムの情報処理方法。
- 前記ERASE工程は、前記制御工程によってファイルが消去されることにより前記フラッシュメモリ記録媒体中の記録領域がERASEブロック単位で未使用状態となったときに、前記未使用状態となったERASEブロックをERASEすることを特徴とした請求項16に記載の情報記録システムの情報処理方法。
- 前記第2記録媒体にひとつのコンテンツを構成する複数のファイルが記録されている場合、前記制御工程は、前記第2読み出し工程により読み出されたバックアップ状況を示す情報が前記コンテンツを構成するファイルすべてがバックアップ済みであるときに、これらのファイルを消去することを特徴とした請求項14乃至17のいずれかに記載の情報記録システムの情報処理方法。
- 前記第1記録工程と/または前記第2記録工程は、バックアップ状況を示す情報と/またはファイルの消去状況を示す情報を前記第2記録媒体中の所定の管理ファイルに統一して記録することを特徴とした請求項14乃至18のいずれかに記載の情報記録システムの情報処理方法。
- 前記第2読み出し工程によって所定の管理ファイルから読み出された前記バックアップ状況を示す情報が所定の時間記録更新されていなかった場合、前記制御工程は前記所定のファイルを消去することを特徴とした請求項19に記載の情報記録システムの情報処理方法。
Priority Applications (1)
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JP2003282623A JP2005050192A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 情報記録システム |
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JP2003282623A JP2005050192A (ja) | 2003-07-30 | 2003-07-30 | 情報記録システム |
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Country | Link |
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Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2007265299A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Brother Ind Ltd | 通信システム及びそれに使用する周辺装置 |
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2003
- 2003-07-30 JP JP2003282623A patent/JP2005050192A/ja active Pending
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