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JP2004518749A - 農薬処方物 - Google Patents

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JP2004518749A JP2002567058A JP2002567058A JP2004518749A JP 2004518749 A JP2004518749 A JP 2004518749A JP 2002567058 A JP2002567058 A JP 2002567058A JP 2002567058 A JP2002567058 A JP 2002567058A JP 2004518749 A JP2004518749 A JP 2004518749A
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Abstract

本発明は、a)1つまたはそれ以上のポリカルボン酸のアルキルエステル、およびb)1つまたはそれ以上のALS阻害剤の群に属する農薬物質を含有する液体処方物(製剤)に関する。

Description

【0001】
本発明は、農薬処方物の分野、特にアセトラクテートシンターゼ阻害剤(ALS阻害剤)、例えばスルホニル尿素およびその塩のような農薬活性のある化合物の液体処方物の分野に関する。
【0002】
ALS阻害剤は、農薬において主に除草剤として使用される物質である。その少ない施用量および一般に広範な活性範囲のため、ALS阻害剤は経済的に重要なすべての収穫物で使用される。
【0003】
一般に、農薬活性のある化合物は純粋な物質としては使用されず、使用領域および使用形態の所望の物理的特性に応じて、いくつかの補助剤と組み合わせて使用、すなわち「処方」される。原則として、活性化合物は、普及している生物学的および/または物理化学的パラメータに依存しつつさまざまな方法において処方されることができる。以下は処方物の一般に可能な例である:水和剤(WP)、水中油乳濁剤または油中水乳濁剤(それぞれEWおよびEO)、懸濁剤(SC)、サスポエマルジョン剤(SE)、乳濁剤(EC)、水溶性液剤(SL)、あるいは別に、土壌を施用するためのもしくは散布のための顆粒、または顆粒水和剤(WG)。上記した処方の種類は原則として既知であり、また例えば、Winnacker−Kuechler,“Chemische Technologie”[Chemical Technology], 第7巻, C. Hauser−Verlag, Munich, 第4版, 1986; van Valkenburg,“Pesticide Formulations”, Marcel−Dekker N.Y., 1973; K. Martens,“Spray Drying Handbook”, 第3版, 1979, G. Goodwin Ltd. London に記載されている。
【0004】
処方すべき農薬活性のある化合物が、溶解状態でまたは液体媒体中で化学的に劣化する傾向が一般にある化合物であるならば、湿潤性粉末または顆粒のような固形処方物が通常選好される。このことは、US 4599412およびUS 5731264に記載のように、メトスルフロンメチル、ニコ−またはリムスルフロン、プリミスルフロンメチル、トリア−、プロ−、アミド−またはエトキシスルフロンのようなALS阻害剤の群に属する除草剤としての活性のある化合物についてあてはまる。従って、例えばWO 9910857、WO 9809516、WO 9508265、US 5441923、WO 9423573、JP 05017305、JP 04297404、JP 04297403またはJP 04066509におけるように、これらの除草剤の粉末処方物または顆粒がすでに知られている。
【0005】
このような粉末処方物または顆粒が水で希釈される(噴霧液を調製するために)とき、濃厚物中の不溶画分はしばしば完全に溶解されることができない。つまり、噴霧液は濃厚物の懸濁液である。しかしながら、噴霧液ができるだけ微細に分割されるなら、これによって噴霧ノズルが閉塞する危険が低下し、従って、一般的にかなりの清浄化のための費用が低減するため有利である。また、粉末および顆粒の処方物の調製は、比較的多いエネルギー投入および技術的に複雑な撹拌機によってはじめて可能である。つまり、これらの調製に際してさえかなりの不利がある。
【0006】
懸濁剤の形の上記した種類の除草剤の液体懸濁液はすでに知られている(FR 2576181、EP 0205348、EP 0237292またはEP 0246984)。しかしながら、懸濁液の場合もまた、活性化合物は溶解せず、従って、噴霧液体を施す際に、粉末処方物または顆粒の場合のように、同様な問題に遭遇する。そのうえ、懸濁剤(SC)およびサスポエマルジョン剤(SE)は、物理的保存安定性に限界がある熱力学的に不安定な処方物である。
【0007】
US 4683000、US 4671817およびEP 0245058中にはスルホニル尿素の界面活性剤非含有の水溶性液剤が記載されており、DE 3422824、US 4632693、WO 9608148およびUS 5597778公刊物には水非含有の乳濁剤が記載されている。これらの公刊物はいずれも、処方物の保存安定性をいかに増大するかについてのヒントを与えていない。
【0008】
従って、劣化に対して安定でありまた有利な性能特性を有する農薬処方物を提供するのが本発明の目的である。
この目的は、特定のポリカルボン酸エステルおよび、農薬活性のある化合物としての、例えばスルホニル尿素および/またはその塩のようなALS阻害剤を含むいくつかの液体の活性化合物の処方物によって達成されることが、驚くべきことに現在見いだされている。
【0009】
従って、本発明は、
(a)ポリカルボン酸のアルキルエステルの群に属する1つまたはそれ以上の化合物、好ましくはポリカルボン酸のC〜C20−アルキルエステルの群に属する1つまたはそれ以上の化合物、および
(b)ALS阻害剤の群に属する1つまたはそれ以上の農薬活性のある化合物、特に、1つまたはそれ以上のスルホニル尿素および/またはその塩、例えば、窒素、硫黄または燐をベースとする有機陽イオンおよび/または金属陽イオンのような無機陽イオンとの塩
を含む液体処方物(製剤)を提供する。
【0010】
本発明の液体処方物は、例えば乳濁剤の形の除草剤処方物であるのが好ましい。この処方物は、ポリカルボン酸アルキルエステルa)が溶媒として働く溶解した形のALS阻害剤の群に属する活性化合物を少なくとも1つ含有するのが好ましい。さらに、ただ1つのポリカルボン酸アルキルエステルa)のみを含む処方物が好ましい。
【0011】
本発明の液体処方物は適当であるならば、成分a)およびb)に加えて、別な成分として1つまたはそれ以上の補助剤または添加剤、例えば、
(c)界面活性剤および/または非界面活性剤性のポリマー、
(d)成分(a)とは異なる有機溶媒、
(e)除草剤、殺虫剤、殺菌剤、薬害軽減剤、成長調整剤または肥料のようなALS阻害剤とは異なる農薬、
(f)消泡剤、蒸発防止剤、付臭剤、着色剤、凍結防止剤または保存剤、安定化剤、乾燥剤もしくは増粘剤のような慣用の処方物補助剤、
(g)タンク混合成分、および/または
(h)追加的な水
もまた含有する。
【0012】
本発明に従って成分a)として処方物中に存在するポリカルボン酸アルキルエステルは、溶媒として働きまた、例えば低分子量のジカルボン酸、トリカルボン酸、テトラカルボン酸あるいは別に、官能度のより大きい、好ましくは炭素原子2〜20個を有するカルボン酸である。やはり好適であるのは、好ましくは2000g/モルまでの分子量を有するポリマー性のポリカルボン酸である。ポリカルボン酸の例は、蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、セバシン酸、アゼライン酸、スベリン酸、マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸、メリト酸、トリメリト酸、ポリマレイン酸、ポリアクリル酸およびポリメタクリル酸、そしてまたマレイン酸単位、アクリル酸単位および/またはメタクリル酸単位を含むコポリマーまたはターポリマーである。
【0013】
ポリカルボン酸アルキルエステルa)の好適なアルコール成分は例えば、アルキルアルコール、好ましくは、炭素原子1〜20個を有する1官能性のアルキルアルコールである。このようなアルキルアルコールの例は、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、イソブチルアルコールおよびtert−ブチルアルコールである。
【0014】
ポリカルボン酸アルキルエステルa)は下記の式(I)
γ−O−OC−(CRαβ−CO−O−Rδ (I)
[式中、RαおよびRβは同一であるか異なりそしてH、非置換のもしくは置換されたC〜C20−炭化水素基(例えばC〜C10−アルキル)または、基(CR’R”)−CO−OR’’’ {式中、R’およびR”は同一であるかまたは異なり、そしてHまたは非置換のもしくは置換されたC〜C20−炭化水素基(例えばC〜C10−アルキル)であり、yは0〜10の整数であり、そしてR’’’は非置換のもしくは置換されたC〜C20−炭化水素基(例えばC〜C10−アルキル)である}であり、
γおよびRδは同一であるか異なりそして非置換のまたは置換されたC〜C20−炭化水素基(例えばC〜C10−アルキル)であり、そしてxは0〜20の整数である]
を有する。
【0015】
特に好ましいポリカルボン酸アルキルエステルa)は、下記の式(Ia)
γ−O−OC−(CH−CO−O−Rδ (Ia)
(式中、xは0〜20の整数であり、また互いに独立にRγおよびRδは同一であるか異なるC〜C−アルキル基である)
のジエステルである。
【0016】
ポリカルボン酸アルキルエステルa)の例は、ジメチルオキサレート、ジエチルオキサレート、ジ−n−プロピルオキサレート、ジイソプロピルオキサレートおよびメチルエチルオキサレートのような蓚酸エステル、ジメチルマロネート、ジエチルマロネート、ジ−n−プロピルマロネート、ジイソプロピルマロネートおよびメチルエチルマロネートのようなマロン酸エステル、ジメチルスクシネート、ジエチルスクシネート、ジ−n−プロピルスクシネート、ジイソプロピルスクシネートおよびメチルエチルスクシネートのようなコハク酸エステル、ジメチルグルタレート、ジエチルグルタレート、ジ−n−プロピルグルタレート、ジイソプロピルグルタレートおよびメチルエチルグルタレートのようなグルタル酸エステル、並びにジメチルアジペート、ジエチルアジペート、ジ−n−プロピルアジペート、ジイソプロピルアジペートおよびメチルエチルアジペートのようなアジピン酸エステルである。アジピン酸エステル、特にジメチルアジペートが選好される。
ポリカルボン酸アルキルエステルa)は例えば、遊離のカルボン酸をアルコールと反応させることにより得ることができ、例えばポリカルボン酸無水物またはポリカルボニル(ポリ)クロライドのような「活性化された」ポリカルボン酸を既知のエステル化方法に従ってアルコールと反応させることにより該エステルを得ることができる。
【0017】
成分b)として本発明の処方物中に存在する、ALS阻害剤の群に属する活性化合物は、特にイミダゾリノン、ピリミジニルオキシピリジンカルボン酸誘導体、ピリミジニルオキシ安息香酸誘導体、トリアゾロピリミジンスルホンアミド誘導体またはスルホンアミド、好ましくはスルホニル尿素の群に属する化合物、特に好ましくは式(II):
−SO−NR−CO−(NR−R (II)
(式中、Rは炭化水素基、好ましくは非置換のもしくは置換された、フェニルのようなアリール基、または非置換のもしくは置換された複素環式基、好ましくはピリジル基のようなヘテロアリール基であって、置換基を含む基が炭素原子1〜30個、好ましくは1〜20個を有し、あるいはRはスルホンアミド基のような電子吸引基であるものであり、
は水素原子または非置換のもしくは置換された炭化水素基であり、そして置換基を含めて1〜10個の炭素原子を有し、例えば非置換のもしくは置換されたC〜C−アルキル、好ましくは水素原子またはメチルであり、
は水素原子または、非置換のもしくは置換された炭化水素基であり、そして置換基を含めて1〜10個の炭素原子を有し、例えば非置換のもしくは置換されたC〜C−アルキル、好ましくは水素原子またはメチルであり
xは0または1であり、そして
は複素環式基である)
の群に属する化合物および/またはその塩である。
【0018】
この記載の目的に関して、炭化水素基は直鎖、分枝状または環状の、飽和または不飽和の脂肪族または芳香族の炭化水素基、例えばアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニルまたはアリールであり、アリールは単環、2環または多環の芳香族系、例えばフェニル、ナフチル、テトラヒドロナフチル、インデニル、インダニル、ペンタレニル、フルオレニルなど、好ましくはフェニルである。別記ない限り、炭化水素基は好ましくは1〜40個の炭素原子、一層好ましくは1〜30個の炭素原子を有し、特に好ましくは炭化水素基は炭素原子12個までを有するアルキル、アルケニルもしくはアルキニル、または3、4、5、6もしくは7個の環原子を有するシクロアルキル、またはフェニルである。炭化水素オキシ基は、上記に規定されそして酸素原子を介して結合される炭化水素基である。
【0019】
この記載の目的に関して、複素環式基または環(複素環)は、飽和、不飽和または複素芳香族であってよく、そして非置換のものまたは置換されたものであってよく;好ましくはN、OおよびSの群に属するのが好ましい複素原子を環内に1つまたはそれ以上含み;好ましくは3〜7個の環原子を有する脂肪族複素環基または5または6個の環原子を有する複素芳香族基であり、そして1、2または3個の複素原子を含む。複素環式基は例としては、例えば、少なくとも1つの環が1つまたはそれ以上の複素原子を含む単環、2環または多環の芳香族系、例えばピリジル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、トリアジニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、フリル、ピロリル、ピラゾリルおよびイミダゾリルのような複素芳香族基または環(ヘテロアリール)であってよく、またはオキシラニル、オキセタニル、ピロリジル、ピペリジル、ピペラジニル、ジオキソラニル、モルホリニル、テトラヒドロフリルのような部分的にまたは完全に水素化された基である。置換された複素環式基にとって好適な置換基は、さらに以下に述べる置換基であり、そして追加的にオキソでもある。異なる酸化状態で存在してよいオキソ基は複素環原子のところ、例えばNおよびSに存在する。
【0020】
この記載の目的に関して、置換された炭化水素基、例えば置換されたアルキル、アルケニル、アルキニルまたはアリール(例えばフェニルまたはベンジル)のような置換された炭化水素基、または置換された複素環のごとき置換基は、例えば、非置換の母体化合物から誘導され、置換基が例えば、ハロゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、カルボキシル、シアノ、アジド、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニル、ホルミル、カルバモイル、モノ−およびジアルキルアミノカルボニル、例えばアシルアミノ、モノ−およびジアルキルアミノのような置換アミノ、ならびにアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、そして環状基の場合、やはりアルキルおよびハロアルキル、そして、アルケニル、アルキニル、アルケニルオキシ、アルキニルオキシなどのように上記した飽和炭化水素を含む基に対応する不飽和脂肪族基からなる群に属する1つまたはそれ以上の、好ましくは1、2または3個の基であるものである。炭素原子を有する基のうち、1〜4個、特に1または2個の炭素原子を有するものが選好される。ハロゲン、例えばフッ素および塩素、(C〜C)アルキル、好ましくはメチルまたはエチル、(C〜C)ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル、(C〜C)アルコキシ、好ましくはメトキシまたはエトキシ、(C〜C)ハロアルコキシ、ニトロおよびシアノからなる群に属する置換基が選好される。
【0021】
この記載の目的に関して、アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、アルキルアミノおよびアルキルチオ基のような脂肪族基、および対応する不飽和の基および/または置換された基はそれぞれの場合、炭素骨格が直鎖または分枝鎖であってよく、そして炭素数が3またはそれ以上について、環状であってもよい。これらの基のうち、特記ない限り炭素数の少ない骨格、例えば炭素原子1〜6個を有するもの、または不飽和基の場合、炭素原子2〜6個を有するものが選好される。
【0022】
アルコキシ、ハロアルキルなどのような複合的な意味もあるアルキル基は、例えばメチル、エチル、n−、イソ−、またはシクロプロピル、n−、イソ−、tert−、2−またはシクロブチル、ペンチル、ヘキシル例えばn−ヘキシル、イソ−ヘキシルおよび1,3−ジメチルブチル、ヘプチル例えばn−ヘプチル、1−メチルヘキシル、および1,4−ジメチルペンチルであり;アルケニルおよびアルキニル基はアルキル基に対応して有り得る不飽和基の意味を有し;アルケニルは例えばアリル、1−メチルプロプ−2−エン−1−イル、2−メチル−プロプ−2−エン−1−イル、ブタ−2−エン−1−イル、ブタ−3−エン−1−イル、1−メチル−ブタ−3−エン−1−イルおよび1−メチル−ブタ−2−エン−1−イルであり;アルキニルは例えばプロパギル、ブタ−2−イン−1−イル、ブタ−3−イン−1−イル、1−メチル−ブタ−3−イン−1−イルである。
【0023】
ハロゲンは例えばフッ素、塩素、臭素またはヨウ素である。ハロアルキル、ハロアルケニルおよびハロアルキニルはそれぞれ、ハロゲンによって、好ましくはフッ素、塩素および/または臭素によって、特にフッ素または塩素によって部分的にまたは完全に置換されているアルキル、アルケニルおよびアルキニル、例えばCF、CHF、CHF、CFCF、CHFCHCl、CCl、CHCl、CHCHClであり;ハロアルコキシは例えばOCF、OCHF、OCHF、CFCFO、OCHCFおよびOCHCHClであり;これはハロアルケニルおよび他のハロゲン置換された基に対応的にあてはまる。
【0024】
本発明の目的のために、本発明に従って液体処方物中に成分b)として存在するスルホニル尿素のようなALS阻害剤の群に属する活性化合物には、中性の化合物に加えて、それぞれの場合、無機および/または有機の対イオンとの農薬として好適なそれらの塩もまた含まれる。
【0025】
スルホニル尿素、例えば式(II)のスルホニル尿素は例えば、−SO−NH−基の水素が農薬として好適な陽イオンによって置換されている塩の形であってよい。この塩は例えば金属塩特にアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、特にナトリウム塩およびカリウム塩、あるいは別にアンモニウム塩、スルホニウム塩またはホスホニウム塩である。塩の生成は、例えばアミノおよびアルキルアミノのような塩基性基に酸を付加することによっても起きるであろう。この目的にとって好適な酸は無機および有機の強酸、例えばHCl、HBr、HSOまたはHNOである。
【0026】
無機の対イオンを有する好適な塩は例えば、NH 、SH またはPH 対イオンを有する塩、または例えば、Na、K、1/2Mg2+または1/2Ca2+のようなアルカリ金属またはアルカリ土類金属の対イオンを有する金属塩である。有機対イオンを有する好適な塩は例えば、有機アンモニウム、スルホニウムおよびホスホニウム塩である。式[NR1011、[SR121314もしくは[PR15161718の有機対イオンまたは第4級ピリジニウムイオン[Py−R19、[式中、R〜R19が互いに独立に同一であるか異なり、そしてHまたは、非置換のもしくは置換された(C〜C30)−アルキル、非置換のもしくは置換された(C〜C10)−アルキルアリール、非置換のもしくは置換された(C〜C30)−(オリゴ)アルケニル、非置換のもしくは置換された(C〜C10)−(オリゴ)アルケニルアリール、非置換のもしくは置換された(C〜C30)−(オリゴ)アルキニル、非置換のもしくは置換された(C〜C10)−(オリゴ)アルキニル、アリールまたは非置換のもしくは置換されたアリール、または非置換のもしくは置換された複素環式基、特に非置換のもしくは置換された(C〜C10)−アルキル−複素環アリール、非置換のもしくは置換された(C〜C10)−(オリゴ)アルケニル−複素環アリール、非置換のもしくは置換された(C〜C10)−(オリゴ)アルキニル−複素環アリールまたは非置換のもしくは置換された複素環アリールのような複素環アリールのごとき非置換のもしくは置換された炭化水素基であり、あるいは基R〜R11の少なくとも1つ、基R12〜R14の少なくとも1つそして基R15〜R18の少なくとも1つがHとは異なるとして、2つの基、R/R、R10/R11、R12/R13、R15/R16またはR17/R18は一緒に非置換のもしくは置換された環を形成してよい]が選好される。
【0027】
好ましいALS阻害剤は、スルホニル尿素、例えばピリミジン−またはトリアジニルアミノカルボニル[ベンゼン−、ピリジン−、ピラゾール−、チオフェン−、および(アルキルスルホニル)アルキルアミノ]スルファミドの群に由来する。ピリミジン環またはトリアジン環上の好ましい置換基は、アルコキシ、アルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、ハロゲンまたはジメチルアミノであり、ここですべての置換基は互いに独立に組み合わせられることができる。ベンゼン、ピリジン、ピラゾール、チオフェンまたは(アルキルスルホニル)アルキルアミノ部分中の好ましい置換基は、アルキル、アルコキシ、ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、アシルアミノメチル、ニトロ、アルコキシカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アルコキシアミノカルボニル、ハロアルコキシ、ハロアルキル、アルキルカルボニル、アルコキシアルキル、(アルカンスルホニル)アルキルアミノである。このような好適なスルホニル尿素は例えば、
【0028】
b1)フェニル−およびベンジルスルホニル尿素および関連する化合物、例えば
1−(2−クロロフェニルスルホニル)−3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)尿素(クロロスルフロン)、
1−(2−エトキシカルボニルフェニルスルホニル)−3−(4−クロロ−6−メトキシピリミジン−2−イル)尿素(クロリムロン−エチル)、
1−(2−メトキシフェニルスルホニル)−3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)尿素(メトスルフロン−メチル)、
1−(2−クロロエトキシフェニルスルホニル)−3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)尿素(トリアスルフロン)、
1−(2−メトキシカルボニルフェニルスルホニル)−3−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イル)尿素(スルフメツロン−メチル)、
1−(2−メトキシカルボニルフェニルスルホニル)−3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−3−メチル尿素(トリベヌロン−メチル)、
1−(2−メトキシカルボニルベンジルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素(ベンスルフロン−メチル)、
1−(2−メトキシカルボニルフェニルスルホニル)−3−(4,6−ビス(ジフルオロメトキシ)ピリミジン−2−イル)尿素(プリミスルフロン−メチル)、
3−(4−エチル−6−メトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−(2,3−ジヒドロ−1,1−ジオキソ−2−メチルベンゾ[b]チオフェン−7−スルホニル)尿素(EP−A 0 796 83)、
3−(4−エトキシ−6−エチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−(2,3−ジヒドロ−1,1−ジオキソ−2−メチルベンゾ[b]チオフェン−7−スルホニル)尿素(EP−A 0 079 683)、
3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−(2−メトキシカルボニル−5−ヨードフェニル−スルホニル)尿素(ヨードスルフロンメチルおよびその塩例えばナトリウム塩、WO 92/13845)、
DPX−66037、トリフルスルフロン−メチル(Brighton Crop Prot.Conf.−Weeds−1995、p.853を参照)、
CGA−277476(Brighton Crop Prot.Conf.−Weeds−1995、p.79を参照)、
メチル2−[3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレイドスルホニル]−4−メタンスルホンアミド−メチルベンゾエート(メソスルフロン−メチルおよびその塩例えばナトリウム塩、WO 95/10507)、
N,N−ジメチル−2−[3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレイドスルホニル]−4−ホルミルアミノ−ベンズアミド(ホラムスルフロンおよびその塩例えばナトリウム塩、WO 95/01344);
【0029】
b2)チエニルスルホニル尿素、例えば
1−(2−メトキシカルボニルチオフェン−3−イル)−3−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)尿素(チフェンスルフロン−メチル);
【0030】
b3)ピラゾリルスルホニル尿素、例えば
1−(4−エトキシカルボニル−1−メチルピラゾール−5−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素(ピラゾスルフロン−メチル)、
メチル3−クロロ−5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−1−メチル−ピラゾール−4−カルボキシレート(EP−A 0 282 613)、
メチル5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−1−(2−ピリジル)−ピラゾール−4−カルボキシレート(NC−330、Brighton Crop Prot. Conference“Weeds”1991, Vol.1, p.45以降参照)、
DPX−A8947、アジムスルフロン、(Brighton Crop Prot. Conf. “Weeds”1995, p.65参照);
【0031】
b4)スルホンジアミド誘導体、例えば
3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)−1−(N−メチル−N−メチルスルホニルアミノスルホニル)尿素(アミドスルフロン)およびその構造的類縁体(EP−A 0 131 258およびZ. Pfl.Krankh. Pfl. Schutz, 特別版 XII, 489−497 (1990);
【0032】
b5)ピリジルスルホニル尿素、例えば
1−(3−N,N−ジメチルアミノカルボニルピリジン−2−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素(ニコスルフロン)、
1−(3−エチルスルホニルピリジン−2−イルスルホニル)−3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)尿素(リムスルフロン)、
メチル2−[3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレイドスルホニル]−6−トリフルオロメチル−3−ピリジン−カルボキシレート、ナトリウム塩(DPX−KE 459、フルピルスルフロン、Brighton Crop Prot. Conf. Weeds, 1995, p49参照)、
【0033】
例えばDE−A 40 00 503およびDE−A 40 30 577に記載のようなピリジルスルホニル尿素、好ましくは式
【化1】
Figure 2004518749
[式中、EはCHまたはN、好ましくはCHであり、
20はヨウ素またはNR2526であり、
21は水素、ハロゲン、シアノ、(C〜C)−アルキル、(C〜C)−アルコキシ、(C〜C)−ハロアルキル、(C〜C)−ハロアルコキシ、(C〜C)−アルキルチオ、(C〜C)−アルコキシ−(C〜C)−アルキル、(C〜C)−アルコキシ−カルボニル、モノ−もしくはジ−((C〜C)−アルキル)アミノ、(C〜C)−アルキルスルフィニルもしくはスルホニル、SO−NRまたはCO−NR、特に水素であり、
は互いに独立に水素、(C〜C)−アルキル、(C〜C)−アルケニル、(C〜C)−アルキニルまたは一緒になって−(CH−、−(CH−または−(CH−O−(CH−であり、
nは0、1、2または3、好ましくは0または1であり、
22は水素またはCHであり、
23はハロゲン、(C〜C)−アルキル、(C〜C)−アルコキシ、(C〜C)−ハロアルキル、特にCF、(C〜C)−ハロアルコキシ、好ましくはOCHFまたはOCHCFであり、
24は(C〜C)−アルキル、(C〜C)−ハロアルコキシ、好ましくはOCHFまたは(C〜C)−アルコキシであり、
25は(C〜C)−アルキルであり、
26は(C〜C)−アルキルスルホニルであり、または
25およびR26は一緒になって、式−(CHSO−または−(CHSO−の鎖である]の化合物、例えば3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)−1−(3−N−メチルスルホニル−N−メチルアミノピリジン−2−イル)スルホニル尿素、またはその塩;
【0034】
b6)例えばEP−A 0 342 569に記載のようなアルコキシフェノキシスルホニル尿素、好ましくは式
【化2】
Figure 2004518749
[式中、EはCHまたはN、好ましくはCHであり、
27はエトキシ、プロポキシまたはイソプロポキシであり、
28はハロゲン、NO、CF、CN、(C〜C)−アルキル、(C〜C)−アルコキシ、(C〜C)−アルキルチオまたは(C〜C)−アルコキシ−カルボニルであって、好ましくはフェニル環の6位にあり、
nは0、1、2または3、好ましくは0または1であり、
29は水素、(C〜C)−アルキルまたは(C〜C)−アルケニルであり、
30、R31は互いに独立に、ハロゲン、(C〜C)−アルキル、(C〜C)−アルコキシ、(C〜C)−ハロアルキル、(C〜C)−ハロアルコキシまたは(C〜C)−アルコキシ−(C〜C)−アルキル、好ましくはOCHまたはCHである]の化合物、例えば3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)−1−(2−エトキシフェノキシ)スルホニル尿素、またはその塩;
【0035】
b7)イミダゾリルスルホニル尿素、例えば
MON 37500、スルホスルフロン(Brighton Crop Prot. Conf.“ Weeds”, 1995, p57参照)、および関連する他のスルホニル尿素誘導体およびその混合物。
【0036】
これらの活性化合物の典型的な例は、特に以下に列挙する化合物である:アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロリムロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロン−メチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルピルスルフロン−メチル−ナトリウム、ハロスルフロン−メチル、イマゾスルフロン、メトスルフロン−メチル、ニコスルフロン、オキサスルフロン、プリミスルフロン−メチル、プロスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、リムスルフロン、スルホメツロン−メチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチル、トリフルスルフロン−メチル、ヨードスルフロン−メチルおよびその塩、例えばナトリウム塩(WO 92/13845)、メゾスルフロン−メチルおよびその塩、例えばナトリウム塩(Agrow No. 347, March 3,2000, page 22 (PJB Publications Ltd. 2000))およびホラムスルフロンおよびその塩、例えばナトリウム塩(Agrow No. 338, October 15, 1999, page 26 (PJB Publications Ltd. 2000))。
【0037】
上記に列挙した活性化合物は例えば The Pesticide Manual, 12版 (1999), The British Crop Protection Council または個々の活性化合物の後に挙げる参考文献から知られる。
【0038】
ポリカルボン酸アルキルエステルa)およびALS阻害剤b)の好ましい組み合わせは、好ましいといわれている成分a)およびb)が組み合わされているものである。ポリカルボン酸アルキルエステルa)およびALS阻害剤b)の特に好ましい組み合わせは、ジメチルオキサレート、ジエチルオキサレート、ジ−n−プロピルオキサレート、ジイソプロピルオキサレート、メチルエチルオキサレート、ジメチルマロネート、ジエチルマロネート、ジ−n−プロピルマロネート、ジイソプロピルマロネート、メチルエチルマロネート、ジメチルスクシネート、ジエチルスクシネート、ジ−n−プロピルスクシネート、ジイソプロピルスクシネート、メチルエチルスクシネート、ジメチルグルタレート、ジエチルグルタレート、ジ−n−プロピルグルタレート、ジイソプロピルグルタレート、メチルエチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジエチルアジペート、ジ−n−プロピルアジペート、ジイソプロピルアジペートおよびメチルエチルアジペートからなる群から選択される1つまたはそれ以上の、好ましくは1つのポリカルボン酸アルキルエステルとのアミドスルフロンの組み合わせ、ジメチルオキサレート、ジエチルオキサレート、ジ−n−プロピルオキサレート、ジイソプロピルオキサレート、メチルエチルオキサレート、ジメチルマロネート、ジエチルマロネート、ジ−n−プロピルマロネート、ジイソプロピルマロネート、メチルエチルマロネート、ジメチルスクシネート、ジエチルスクシネート、ジ−n−プロピルスクシネート、ジイソプロピルスクシネート、メチルエチルスクシネート、ジメチルグルタレート、ジエチルグルタレート、ジ−n−プロピルグルタレート、ジイソプロピルグルタレート、メチルエチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジエチルアジペート、ジ−n−プロピルアジペート、ジイソプロピルアジペートおよびメチルエチルアジペートからなる群から選択される1つまたはそれ以上の、好ましくは1つのポリカルボン酸アルキルエステルとのエトキシスルフロンの組み合わせ、ジメチルオキサレート、ジエチルオキサレート、ジ−n−プロピルオキサレート、ジイソプロピルオキサレート、メチルエチルオキサレート、ジメチルマロネート、ジエチルマロネート、ジ−n−プロピルマロネート、ジイソプロピルマロネート、メチルエチルマロネート、ジメチルスクシネート、ジエチルスクシネート、ジ−n−プロピルスクシネート、ジイソプロピルスクシネート、メチルエチルスクシネート、ジメチルグルタレート、ジエチルグルタレート、ジ−n−プロピルグルタレート、ジイソプロピルグルタレート、メチルエチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジエチルアジペート、ジ−n−プロピルアジペート、ジイソプロピルアジペートおよびメチルエチルアジペートからなる群から選択される1つまたはそれ以上の、好ましくは1つのポリカルボン酸アルキルエステルとのヨードスルフロン−メチルおよび/またはそのナトリウム塩の組み合わせ、ジメチルオキサレート、ジエチルオキサレート、ジ−n−プロピルオキサレート、ジイソプロピルオキサレート、メチルエチルオキサレート、ジメチルマロネート、ジエチルマロネート、ジ−n−プロピルマロネート、ジイソプロピルマロネート、メチルエチルマロネート、ジメチルスクシネート、ジエチルスクシネート、ジ−n−プロピルスクシネート、ジイソプロピルスクシネート、メチルエチルスクシネート、ジメチルグルタレート、ジエチルグルタレート、ジ−n−プロピルグルタレート、ジイソプロピルグルタレート、メチルエチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジエチルアジペート、ジ−n−プロピルアジペート、ジイソプロピルアジペートおよびメチルエチルアジペートからなる群から選択される1つまたはそれ以上の、好ましくは1つのポリカルボン酸アルキルエステルとのホラムスルフロンおよび/またはそのナトリウム塩の組み合わせ、およびジメチルオキサレート、ジエチルオキサレート、ジ−n−プロピルオキサレート、ジイソプロピルオキサレート、メチルエチルオキサレート、ジメチルマロネート、ジエチルマロネート、ジ−n−プロピルマロネート、ジイソプロピルマロネート、メチルエチルマロネート、ジメチルスクシネート、ジエチルスクシネート、ジ−n−プロピルスクシネート、ジイソプロピルスクシネート、メチルエチルスクシネート、ジメチルグルタレート、ジエチルグルタレート、ジ−n−プロピルグルタレート、ジイソプロピルグルタレート、メチルエチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジエチルアジペート、ジ−n−プロピルアジペート、ジイソプロピルアジペートおよびメチルエチルアジペートからなる群から選択される1つまたはそれ以上の、好ましくは1つのポリカルボン酸アルキルエステルとのメゾスルフロンメチルおよび/またはそのナトリウム塩の組み合わせである。
【0039】
好ましい別な態様では、本発明の液体処方物は、ジメチルオキサレート、ジエチルオキサレート、ジ−n−プロピルオキサレート、ジイソプロピルオキサレート、メチルエチルオキサレート、ジメチルマロネート、ジエチルマロネート、ジ−n−プロピルマロネート、ジイソプロピルマロネート、メチルエチルマロネート、ジメチルスクシネート、ジエチルスクシネート、ジ−n−プロピルスクシネート、ジイソプロピルスクシネート、メチルエチルスクシネート、ジメチルグルタレート、ジエチルグルタレート、ジ−n−プロピルグルタレート、ジイソプロピルグルタレート、メチルエチルグルタレート、ジメチルアジペート、ジエチルアジペート、ジ−n−プロピルアジペート、ジイソプロピルアジペートおよびメチルエチルアジペートからなる群から選択される1つまたはそれ以上の、好ましくは1つのポリカルボン酸アルキルエステル、好ましくはジメチルアジペートを成分a)として含み、そして2つまたはそれ以上のスルホニル尿素の混合物、例えばアミドスルフロン/ヨードスルフロン−メチル、アミドスルフロン/ヨードスルフロン−メチルナトリウム、ホラムスルフロン/ヨードスルフロン−メチル、ホラムスルフロン/ヨードスルフロン−メチルナトリウム、ホラムスルフロンナトリウム/ヨードスルフロン−メチル、ホラムスルフロンナトリウム/ヨードスルフロン−メチルナトリウム、メゾスルフロン−メチル/ヨードスルフロン−メチル、メゾスルフロン−メチル/ヨードスルフロン−メチルナトリウム、メゾスルフロン−メチルナトリウム/ヨードスルフロン−メチルおよびメゾスルフロン−メチルナトリウム/ヨードスルフロン−メチルナトリウムを成分b)として含む。処方物が薬剤軽減剤例えばメフェンピル−ジエチル、イソキサジフェン−エチルまたはクロキントセット−メキシルを含むこともできる。
【0040】
適切なら本発明の液体処方物は、成分a)およびb)に加えて1つまたはそれ以上の補助剤および添加剤、例えば
(c)分散剤および乳化剤のような界面活性剤および/または非界面活性剤性のポリマー、
(d)成分a)と異なる有機溶媒、
(e)ALS阻害剤と異なる農薬、例えば除草剤、殺虫剤、殺菌剤、薬害軽減剤、成長調整剤または肥料、
(f)消泡剤、凍結防止剤、蒸発防止剤、保存剤、付臭剤、着色剤、安定化剤、乾燥剤または増粘剤
(g)タンク混合成分、および/または
(h)追加的な水
を含有してよい。
【0041】
従って、本発明の液体処方物は例えば1つまたはそれ以上の界面活性剤例えばイオン性、非イオン性またはベタイン性界面活性剤を成分c)として含んでよい。
これらは、モノマー性またはポリマー性のものであってよい(例えばグラフトポリマー)。成分c)の例はトリシロキサン界面活性剤、ポリジメチルシロキサン誘導体および/またはシリコーン油のようなシリコーンをベースとする界面活性剤、またはAtplus(R) 309F(Uniqema)のような糖をベースとする界面活性剤である。成分c)の別な例は、特に脂肪アルコールおよび/または脂肪酸および/または脂肪酸エステルの、例えば分枝状、線状、飽和または不飽和であってよい(C〜C30)−(ポリ)アルキレンオキサイド付加物である。(ポリ)アルキレンオキサイド付加物の例はSoprophor(R) CY8(Rhodia)、Genapol(R) X−060、Genapol(R) X−080、Genapol(R) X−150、Genapol(R) X−200、Sapogenat T(R) 300、Sapogenat T(R) 500、Genapol(R) T200、Genapol T(R) 800およびGenagen(R) MEE(メチルエステルエトキシレート、Clariant)、および末端基としてメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert−ブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはアセチル基を有する末端がキャップされた他の界面活性剤、例えばGenapol(R) X−060メチルエーテルまたはGenapol(R) X−150メチルエーテルである。
【0042】
成分c)の他の例は、処方物の連続相中に不溶である成分、例えばostapur(R)OSB(Clariant)、Netzer(R) IS(Clariant)、Galoryl(R) DT201(CFPI)、Tamol(R)(BASF)またはMorwet(R) D 425(Witco)のような陰イオン界面活性剤である。連続相中に不溶であるあるいは不溶性活性化合物である成分を処方物中に含めることにより分散物が得られる。従って、本発明は分散物もまた含有する。
【0043】
可能な成分c)には、スルホスクシネート例えば、式(III)
【化3】
Figure 2004518749
[式中、R、Rは互いに独立に同一であるか異なり、そして非置換のもしくは置換されたC〜C30−アルキルのようなC〜C30−炭化水素基、または(ポリ)アルキレンオキサイド付加物であり、そして
は陽イオン例えばアルカリ金属陽イオンまたはアルカリ土類金属陽イオンのような金属陽イオン、例えばNH、アルキル−、アルキルアリール−もしくはポリ(アリールアルキル)フェニル−アンモニウム陽イオンのようなアンモニウム陽イオン、もしくはその(ポリ)アルキレンオキサイド付加物、またはアミノ−末端を有する(ポリ)アルキレンオキサイド付加物である]
を有するものが含まれる。
【0044】
本記載の目的に関しては、(ポリ)アルキレンオキサイド付加物は、アルコキシル化されることができる出発物質、例えばアルコール、アミン、脂肪酸のようなカルボン酸、ヒドロキシ−もしくはアミノ−官能性のカルボン酸エステル(例えばヒマシ油をベースとするトリグリセリド)またはカルボキサミドのアルキレンオキサイドとの反応生成物であって、(ポリ)アルキレンオキサイド付加物は、少なくとも1つのアルキレンオキサイド単位を有するが、一般にはポリマー性である。つまり2〜200、好ましくは5〜150のアルキレンオキサイド単位を有する。アルキレンオキサイド単位のうち、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドおよびブチレンオキサイド単位、特にエチレンオキサイド単位が選好される。上記の(ポリ)アルキレンオキサイド付加物は、同一のまたは異なるアルキレンオキサイド、例えば、ブロックにまたは不規則に配置されたプロピレンオキサイドとエチレンオキサイドから構成されてよく、従って、本出願には、このような混合アルキレンオキサイド付加物もまた包含される。
【0045】
可能な成分c)はさらに、非界面活性剤性のポリマー例えばポリビニルアルコール、ポリアクリレート、ポリマレートまたはポリエチレンオキサイドである。
成分c)として存在するポリマーは、無機(例えば珪酸塩、燐酸塩)または有機、陽イオン性、陰イオン性または中性でありそして合成的または天然産であってよい。
【0046】
さらにまた、本発明の液体処方物は、非極性溶媒、極性でプロトン性溶媒もしくは非プロトン性の両極性溶媒およびこれらの混合物のような、成分a)とは異なる様々な有機溶媒を成分d)としてやはり含有してよい。
【0047】
有機溶媒d)の例は、
− 線状または環状であってよいC〜C20−脂肪族化合物、例えば脂肪族または芳香族の炭化水素、例えば鉱油、パラフィンまたはトルエン、キシレンおよびナフタレンの誘導体、特に1−メチルナフタレン、2−メチルナフタレン、例えばSolvesso(R) 100(沸点162〜177℃)、Solvesso(R) 150(沸点187〜207℃)およびSolvesso(R) 200(沸点219〜282℃)の種類があるSolvesso(R)の群(ESSO)のようなC〜C16−芳香族化合物の混合物、ならびに例えばShellsol(R)の群の製品、タイプTおよびK、またはBP−nパラフィン、
− ハロゲン化された脂肪族または芳香族の炭化水素、例えばメチレンクロライドまたはクロロベンゼン、
− エステル、例えばトリアセチン(酢酸トリグリセリド)、ブチロラクトン、プロピレンカーボネート、トリエチルシトレートおよび(C〜C22)アルキルフタレート、特に(C〜C)アルキルフタレート、(C〜C13)アルキルマレエート、
− 線状、分枝状、飽和または不飽和のC〜C20−アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−およびイソプロパノール、n−、イソ−、sec−およびtert−ブタノール、テトラヒドロフルフリルアルコール、そしてまたペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、
− エーテル、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、ジオキサン、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテル、特にDowanol(R) PM(プロピレングリコールモノメチルエーテル)、プロピレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルまたはエチレングリコールモノエチルエーテル、ジグリムおよびテトラグリムのようなアルキレングリコールモノアルキルエーテルおよびジアルキルエーテル、
− アミド、例えばジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセタミド、ジメチルカプリルアミド/ジメチルカプリンアミドおよびN−アルキルピロリドン、
− ケトン、例えば水溶性アセトンのほかに、例えばシクロヘキサノンまたはイソホロンのような水不混合性のケトン、
− ニトリル、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリルおよびベンゾニトリル、
− スルホキシドおよびスルホン、例えばジメチルスルホキシド(DMSO)およびスルホラン、
そしてまた
− 一般の油、例えば鉱油または例えば、トウモロコシ油、亜麻仁油および菜種油のような植物
である。
【0048】
成分d)として本発明の目的にとって好ましい有機溶媒は、菜種油メチルエステルのようなエステル油、およびSolvesso(R)、例えばSolvesso(R) 200またはSolvesso(R) 150のような脂肪族または芳香族炭化水素である。
【0049】
本発明の液体処方物は成分e)として、ALS阻害剤と異なる農薬を含有してよい。これらは例えば、ALS阻害剤と異なる除草剤、例えば、ジクロホップ −メチルまたはキザロホップエステルのような(het)アリールオキシフェノキシプロピオネートの群に属するもの、フェノキサプロプ−エチルまたはクロジナホップ−プロパルギルのようなヘテロアリールオキシフェノキシプロピオネートの群に属するもの、またはアルキルアジンの群に属するもの、あるいは別に薬害軽減剤、肥料、殺虫剤、殺菌剤または殺ダニ剤である。
【0050】
ALS阻害剤と異なる除草剤は、例えばカルバメートの群に属する除草剤、チオカルバメート、ハロアセタニリド、置換されたフェノキシ−、ナフトキシ−、およびフェノキシフェノキシカルボン酸誘導体、そしてまたキノリルオキシ−、キノキサリルオキシ−、ピリジルオキシ−、ベンゾキサゾリルオキシ−およびベンズチアゾリルオキシフェノキシアルカンカルボン酸エステルのようなヘテロアリールオキシフェノキシアルカンカルボン酸誘導体、シクロヘキサンジオン誘導体、そしてまたS−(N−アリール−N−アルキルカルバモイルメチル)ジチオリン酸エステルである。この場合、フェノキシフェノキシ−およびヘテロアリールオキシフェノキシ除草剤、ならびに活性範囲を拡大するためにALS阻害剤(アセトラクテートシンターゼ阻害剤)とともに使用される除草剤、例えばベンタゾン、シアナジン、アトラジン、ジカンバ、ジフルフェニカンまたはブロモキシニルおよびイオキシニルのようなヒドロキシベンゾニトリルおよび他の茎葉除草剤が選好される。
【0051】
成分e)として本発明の処方物中に存在してよい好適な除草剤は例えば、
A) フェノキシフェノキシ−およびヘテロアリールオキシフェノキシカルボン酸誘導体類の除草剤、例えば
【0052】
A1) フェノキシフェノキシ−およびベンジルオキシフェノキシカルボン酸誘導体、例えばメチル2−(4−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェノキシ)プロピオネート(ジクロホップ−メチル)、
メチル2−(4−(4−ブロモ−2−クロロフェノキシ)フェノキシ)プロピオネート(DE−A 26 01 548)、
メチル2−(4−(4−ブロモ−2−フルオロフェノキシ)フェノキシ)プロピオネート(US−A 4,808,750)、
メチル2−(4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキシ)フェノキシ)プロピオネート(DE−A 24 33 067)、
メチル2−(4−(2−フルオロ−4−トリフルオロメチルフェノキシ)フェノキシ)プロピオネート(US−A 4,808,750)、
メチル2−(4−(2,4−ジクロロベンジル)フェノキシ)プロピオネート(DE−A 24 17 487)、
エチル4−(4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)フェノキシ)ペンタ−2−エノエート、
メチル2−(4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)フェノキシ)プロピオネート(DE−A 24 33 067);
【0053】
A2) 「単環式」ヘテロアリールオキシフェノキシアルカンカルボン酸誘導体、例えば
エチル2−(4−(3,5−ジクロロピリジル−2−オキシ)フェノキシ)プロピオネート(EP−A 0 002 925)、
プロパギル2−(4−(3,5−ジクロロピリジル−2−オキシ)フェノキシ)プロピオネート(EP−A 0 003 114)、
メチル2−(4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(EP−A 0 003 890)、
エチル2−(4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(EP−A 0 003 890)、
プロパギル2−(4−(5−クロロ−3−フルオロ−2−ピリジルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(EP−A 0 191 736)、
ブチル2−(4−(5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(フルアジホップ−ブチル);
【0054】
A3) 「2環式」ヘテロアリールオキシフェノキシアルカンカルボン酸誘導体、例えば
メチルおよびエチル2−(4−(6−クロロ−2−キノキサリルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(キザロホップメチルおよびキザロホップエチル)、
メチル2−(4−(6−フルオロ−2−キノキサリルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(J. Pest. Sci. Vol. 10, 61 (1985)参照)、
2−イソプロピリデンアミノオキシエチル2−(4−(6−クロロ−2−キノキサリルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(プロパキザホップ)、
エチル2−(4−(6−クロロベンゾキサゾール−2−イルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(フェノキサプロプ−エチル)、そのD(+)異性体(フェノキサプロプ−P−エチル)およびエチル2−(4−(6−クロロベンゾチアゾール−2−イルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(DE−A 26 40 730)、
テトラヒドロ−2−フリルメチル2−(4−(6−クロロキノキサリルオキシ)フェノキシ)プロピオネート(EP−A 0 323 727);
【0055】
B) クロロアセトアニリド、例えば
N−メトキシメチル−2,6−ジエチル−クロロアセトアニリド(アラクロリン)、
N−(3−メトキシプロプ−2−イル)−2−メチル−6−エチルクロロアセトアニリド(メトラクロール)、
2,6−ジメチル−N−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イルメチル)クロロアセトアニリド、
N−(2,6−ジメチルフェニル)−N−(1−ピラゾリルメチル)クロロアセトアミド(メタザクロール);
【0056】
C) チオカルバメート、例えば
S−エチルN,N−ジプロピルチオカルバメート(EPTC)、
S−エチルN,N−ジイソブチルチオカルバメート(ブチレート);
【0057】
D) シクロヘキサンジオンオキシム、例えば
メチル3−(1−アリルオキシイミノブチル)−4−ヒドロキシ−6,6−ジメチル−2−オキソシクロヘキサ−3−エンカルボキシレート(アロキシジム)、
2−(1−エトキシイミノブチル)−5−(2−エチルチオプロピル)−3−ヒドロキシシクロヘキサ−2−エン−1−オン(セトキシジム)、
2−(1−エトキシイミノブチル)−5−(2−フェニルチオプロピル)−3−ヒドロキシシクロヘキサ−2−エン−1−オン(クロプロキシジム)、
2−(1−(3−クロロアリルオキシ)イミノブチル)−5−(2−エチルチオプロピル)−3−ヒドロキシシクロヘキサ−2−エン−1−オン、
2−(1−(3−クロロアリルオキシ)イミノプロピル)−5−(2−エチルチオプロピル)−3−ヒドロキシシクロヘキサ−2−エン−1−オン(クレトジム)、
2−(1−エトキシイミノブチル)−3−ヒドロキシ−5−(チアン−3−イル)シクロヘキサ−2−エノン(シクロキシジム)、
2−(1−エトキシイミノプロピル)−5−(2,4,6−トリメチルフェニル)−3−ヒドロキシシクロヘキサ−2−エン−1−オン(トラルクオキシジム(tralkoxydim);
【0058】
E) ベンゾイルシクロヘキサンジオン、例えば
2−(2−クロロ−4−メチルスルホニルベンゾイル)シクロヘキサン−1,3−ジオン(SC−0051、EP−A 0 137 963)、
2−(2−ニトロベンゾイル)−4,4−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジオン(EP−A 0 274 634)、
2−(2−ニトロ−3−メチルスルホニルベンゾイル)−4,4−ジメチルシクロヘキサン−1,3−ジオン(WO 91/13548);
【0059】
F) S−[N−(4−クロロフェニル)−N−イソプロピルカルバモイルメチル]O,O−ジメチルジチオホスフェート(アニロホス)のようなS−(N−アリール−N−アルキルカルバモイルメチル)ジチオホスホネート;
【0060】
G) 例えばWO−A 97/08156、WO−A−97/31904、DE−A−19826670、WO−A−98/15536、WO−A−98/15537、WO−A−98/15538、WO−A−98/15539そしてまたDE−A−19828519、WO−A−98/34925、WO−A−98/42684、WO−A−99/18100、WO−A−99/19309、WO−A−99/37627およびWO−A−99/65882中に記載のようなアルキルアジン、好ましくは式(E)
【化4】
Figure 2004518749
(式中、Rは(C〜C)−アルキルまたは(C〜C)−ハロアルキルであり、
は(C〜C)−アルキル、(C〜C)−シクロアルキルまたは(C〜C)−シクロアルキル−(C〜C)−アルキルであり、そして
Aは−CH−、−CH−CH−、−CH−CH−CH−、−O−、−CH−CH−O−、−CH−CH−CH−O−であり、特に式E1〜E7
【0061】
【化5】
Figure 2004518749
【0062】
【化6】
Figure 2004518749
が好ましい)
を有するアルキルアジン。
【0063】
群A〜Gの除草剤は例えば、上記した公刊物から、そして“The Pesticide Manual”, The British Crop Protection Council, 第12版, 2000 (PMと略記)、W.T.Thompson著、“Agricultural Chemicals Book II−Herbicides−”、Thompson Publications, Fresno CA, USA 1990 および“Farm Chemicals Handbook’90”, Meister Publishing Company, Willoughby OH, USA, 1990から知られる。
【0064】
以下の化合物の群は成分e)として、本発明の処方物中に、例えば薬害軽減剤として存在してよい:
a)ジクロロフェニルピラゾリン−3−カルボン酸(S1)類の化合物、好ましくはエチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(エトキシカルボニル)−5−メチル−2−ピラゾリン−3−カルボキシレート(S1−1)のような化合物、およびWO 91/07874およびPMの594〜595ページに記載されている関連する化合物(メフェンピル−ジエチル(mefenpyr−diethyl)のようなメフェンピルジ(C〜C15−アルキル)エステル)、
【0065】
b)ジクロロフェニルピラゾールカルボン酸の誘導体、好ましくはエチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−メチルピラゾール−3−カルボキシレート(S1−2)、エチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−イソプロピルピラゾール−3−カルボキシレート(S1−3)、エチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(1,1−ジメチルエチル)ピラゾール−3−カルボキシレート(S1−4)、エチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−フェニルピラゾール−3−カルボキシレート(S1−5)のような化合物、ならびにEP−A−33 3 131およびEP−A−269 806に記載の関連する化合物、
【0066】
c)トリアゾールカルボン酸(S1)類の化合物、好ましくはフェンクロラゾールのような化合物、つまりエチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−トリクロロメチル−(1H)−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキシレート(S1−6)および関連する化合物(EP−A−174 562およびEP−A−346 620参照);
【0067】
d)5−ベンジル−または5−フェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボン酸、または5,5−ジフェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボン酸類の化合物、好ましくはエチル5−(2,4−ジクロロベンジル)−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート(S1−7)またはエチル5−フェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート(S1−8)のような化合物およびWO 91/08202中に記載の関連する化合物、またはドイツ特許出願(WO−A−95/07897)に記載のエチル5,5−ジフェニル−2−イソキサゾリンカルボキシレート(S1−9、イソキサジフェン−エチル)もしくはn−プロピルエステル(S1−10)もしくはエチル5−(4−フルオロフェニル)−5−フェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート(S1−11)、
【0068】
e)8−キノリンオキシ酢酸(S2)類の化合物、好ましくは1−メチルヘキサ−1−イル、(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−1、クロキントセット−メキシル(cloquintocet−mexyl)、例えばPM(195〜196ページ))、
1,3−ジメチルブタ−1−イル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−2)、
4−アリルオキシブチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−3)、
1−アリルオキシプロパ−2−イル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−4)、
エチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−5)、
メチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−6)、
アリル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−7)、
2−(2−プロピリデンイミノキシ)−1−エチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−8)、
2−オキソプロパ−1−イル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(S2−9)、
ならびに、EP−A−86 750、EP−A−94 349およびEP−A−191 736またはEP−A−0 492 366に記載の関連する化合物、
【0069】
f)(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロン酸類の化合物、好ましくはジエチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロネート、
ジアリル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロネート、メチルエチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロネートのような化合物およびEP−A−0 582 1 98に記載の関連する化合物、
【0070】
g)例えば、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(エステル)(2,4−D)、
4−クロロ−2−メチルフェノキシプロピオンエステル(メコプロプ)、M CPAまたは
3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸(エステル)(ジカンバ)のようなフェノキシ酢酸もしくは−プロピオン酸誘導体または芳香族カルボン酸類の活性化合物、
【0071】
h)例えば、播種されるコメ中のプレチラクロールのための毒性緩和剤として知られる「フェンクロリム」(PM386〜387ページ)(=4,6−ジクロロ−2−フェニルピリミジン)のようなコメにおいて土壌に作用する薬害軽減剤として使用されるピリミジン類の活性化合物、
【0072】
i)例えば、「ジクロルミド(dichlormid)」(PM、270〜271ページ)(=N,N−ジアリル−2,2−ジクロロアセトアミド)、
「R−29148」(Staufferから入手される3−ジクロロアセチル−2,2,5−トリメチル−1,3−オキサゾリドン)、
「ベノキサコル(benoxacor)」(PM、74〜75ページ)(=4−ジクロロアセチル−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2H−1,4−ベンゾキサジン)、
「PPG−1292」(PPG Industriesから入手されるN−アリル−N−[(1,3−ジオキソラン−2−イル)メチル]ジクロロアセトアミド)、
「DK−24」(Sagro−Chemから入手されるN−アリル−N−[(アリルアミノカルボニル)メチル]ジクロロアセトアミド)、
「AD−67」または「MON 4660」(=NitrokemiaまたはMonsantoから入手される3−ジクロロアセチル−1−オキサ−3−アザ−スピロ[4,5]デカン)、
「ジクロノン(diclonon)」または「BAS145138」または「LAB145138」(=BASFから入手される3−ジクロロアセチル−2,5,5−トリメチル−1,3−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナン)および
「フリラゾル(furilazol)」または「MON 13900」(PM、482〜483ページ参照)(=(RS)−3−ジクロロアセチル−5−(2−フリル)−2,2−ジメチルオキサゾリドン)、
のような発生前処理薬害軽減剤(土壌に作用する薬害軽減剤)として頻用されるジクロロアセトアミド類の活性化合物、
【0073】
j)例えば、トウモロコシ用の薬害軽減剤として知られる「MG 191」(CAS−Reg.No.96420−72−3)(=Nitrokemiaから入手される2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン)のようなジクロロアセトン誘導体類の活性化合物、
【0074】
k)例えば、メトラクロールの傷害に対する種子粉衣薬害軽減剤として知られる「オキサベトリニル(oxabetrinil)」(PM、689ページ)(=(Z)−1,3−ジオキソラン−2−イルメトキシ)イミノ(フェニル)アセトニトリル)、メトラクロールの傷害に対する種子粉衣薬害軽減剤として知られる「フルクソフェニム(fluxofenim)」(PM, 467〜468ページ)(=1−(4−クロロフェニル)−2,2,2−トリフルオロ−1−エタノンO−(1,3−ジオキソフラン−2−イルメチル)オキシム)および、メトラクロールの傷害に対する種子粉衣薬害軽減剤として知られる「シオメトリニル(cyometrinil)」または「−CGA−43089」(PM、983ページ)(=(Z)−シアノメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル)のような種子粉衣として知られるオキシイミノ化合物類の活性化合物、
【0075】
l)例えばアラクロールの傷害およびメトラクロールの傷害に対する種子粉衣薬害軽減剤として知られる「フルラゾール(flurazol)」(PM、450〜451ページ(=ベンジル2−クロロ−4−トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシレート)のような種子粉衣として知られるチアゾールカルボン酸エステル類の活性化合物
【0076】、
m)例えば、トウモロコシについてチオカルバメート除草剤の傷害に対する種子粉衣薬害軽減剤として知られる「ナフタル酸無水物」(PM、1009〜1010ページ)(=1,8−ナフタレンジカルボン酸無水物)のような種子粉衣として知られるナフタレンジカルボン酸誘導体類の活性化合物、
【0077】
n)例えば、トウモロコシについてイミダゾリノンの傷害に対する薬害軽減剤として知られる「CL 304415」(CAS−Reg.No.31541−57−8)(=American Cyanami dから入手される2−84−カルボキシクロマン−4−イル酢酸)のようなクロマン酢酸誘導体類の活性化合物、
【0078】
o)例えば、コメについて除草剤のモリネートの傷害に対する薬害軽減剤として知られる「ジメピペレート」または「MY−93」(PM、302〜303ページ)(S−1−メチル−1−フェニルエチルピペリジン−1−チオカルボキシレート)、
コメについて除草剤のイマゾスルフロンの傷害に対する薬害軽減剤として知られる「ダイムロン」または「SK 23」(PM、247ページ)(=1−(1−メチル−1−フェニルエチル)−3−p−トリル尿素)、
コメについていくつかの除草剤の傷害に対する薬害軽減剤として知られる「クミルロン」=「JC−940」(=3−(2−クロロフェニルメチル)−1−(1−メチル−1−フェニルエチル)尿素、JP−A−60087254参照)、
コメについていくつかの除草剤の傷害に対する薬害軽減剤として知られる「メトキシフェノン」または「NK 049」(=3,3−ジメチル−4−メトキシベンゾフェノン)、
「CSB」(=1−ブロモ−4−(クロロメチルスルホニル)ベンゼン)(K umiaiから入手されるCAS−Reg.No.54091−06−4)のような、有害植物に対する除草作用に加え、作物植物(例えばコメ)における薬害軽減作用も有する活性化合物。
好ましい薬害軽減剤はメフェンピル−ジエチル、イソキサジフェン−エチルおよびクロキントセット−メキシルである。
【0079】
本発明の液体処方物には、消泡剤、凍結防止剤、蒸発防止剤、保存剤、付臭剤、着色剤、安定化剤、乾燥剤または増粘剤のような慣用の処方物補助剤が、成分f)として存在してよい。好ましい処方物補助剤は、例えば2〜10重量%の量の凍結防止剤およびグリセロールのような蒸発防止剤であり、そして保存剤例えばMergal(R) K9N(Riedel)またはCobate(R) Cである。
【0080】
本発明の処方物は、成分g)としてタンク混合成分も含有してよい。この例は、タンク混合補助剤、例えば、Telmion(R)(Hoechst)またはActirob B(R)(Novance)もしくはHasten(R)(Victorian Chemicals)のような植物油、肥料のような無機化合物、例えば硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、硫酸水素アンモニウム、尿素またはハイドロトロピックである。
本発明の処方物は、成分h)として追加の水もまた含有してよい。
【0081】
本発明の液体処方物は、例えば液剤、乳濁液濃厚物または、エマルジョン剤もしくは懸濁剤のような分散体の形で存在してよい。この場合、ALS阻害剤の群に属する好ましくは少なくとも1つの活性化合物、好ましくは少なくとも1つのスルホニル尿素は、溶解した形で存在する。さらに好ましい態様では、すべての活性化合物の構成分が溶解される。
【0082】
成分a)およびb)そして適切ならば成分c)、d)、e)、f)およびg)を含有する本発明の溶液を、水を添加することによりマイクロエマルジョン剤および/またはマクロエマルジョン剤または液剤へと転換することができる。従って、ポリカルボン酸アルキルエステルa)および/または有機溶媒中の液剤に加えて、本発明には、マイクロエマルジョン剤およびマクロエマルジョン剤(例えばEWおよびEO処方物)のような水を含有する処方物が包含される。
【0083】
連続相中に不溶である活性の化合物または成分を処方物中に含ませることにより、分散体が得られる。従って、本発明はこのような分散体も包含する。水での希釈に際して、本発明の処方物は分散体あるいはまた水を含有する液剤が得られ、これらもまた本発明に包含される。
【0084】
本発明の処方物中の活性化合物の含有率は一般に、0.001重量%〜60重量%であってよく、個々の場合に、特に複数の活性化合物が使用されるときに、より大きい装荷量が可能である。ALS阻害剤は著しく有効な活性化合物であるので、好ましい施用量は通常、1ヘクタールあたり活性化合物1〜1000g、好ましくは500g、好ましくは1〜100gである。一般に、本発明のポリカルボン酸誘導体の含有率は0.01〜99.9%、好ましくは0.1〜99%であるが、この含有率は個々の場合により多くなっても少なくなってもよい。
【0085】
本発明の液体処方物中の、特に乳濁剤中の成分a)およびb)の好ましい重量比は、0.1:1〜1000:1、好ましくは1:1〜500:1、特に1:1〜200:1である。成分a)の重量が成分b)に比べて過剰であるのが特に好ましく、例えば大体2:1、3:1、5:1、6:1、7:1、10:1、50:1、100:1、200:1、300:1、400:1および500:1である。
【0086】
例えば界面活性剤および溶媒のような本発明の処方物を製造するのに使用することができる補助剤および添加剤は、原則的に既知であり、また例えば McCutcheon’s “Detergents and Emulsifiers Annual”,MC Publ. Corp., Ridgewood N.J.; Sisley および Wood,“Encyclopedia of Surface Active Agents”, Chem. Publ. Co. Inc., N.Y. 1964; Schonfeldt,“Grenzflaechenaktive Aethylenoxidaddukte”[Surface−Active Ethylene Oxide Adducts], Wiss. Verlagsgesellschaft, Stuttgart 1976; Winnacker−Kuechler,“Chemische Technologie”[Chemical Technology], 7巻, C. Hauser−Verlag, Munich, 第4版 1986中に記載されている。
【0087】
本発明の液体処方物は、既知の慣用の方法によって、つまり例えば、撹拌機、震盪機または(スタティック)ミキサーの助けをかりて異なる成分を混合することにより製造されることができる。適切なら短時間の加熱が有利であろう。塩様のALS阻害剤の場合、この簡単な方法は、例えば非イオン性界面活性剤、好ましくは中和がなされていないものを使用することにより、対応するALS阻害剤塩をイン サイチュで調製することを可能にする。
【0088】
従って本発明は、本発明に従う液体処方物を製造するために記載した方法もまた包含する。この方法は特に製造に関連する有利性で際立っている。
好ましい態様において、スルホニル尿素のような使用されるALS阻害剤は、相間移動特性を有する対イオンを有する阻害剤である。このような対イオンは例えば有機アンモニウム、スルホニウムまたはホスホニウムイオンのような有機対イオンである。このような対イオンは、それが例えば非イオン性の追加的な処方物成分と混合して存在するなら、特に簡単な方法で処方物中に含められることができる。従って、本発明は対イオンを処方物中に含めることもまた包含する。
【0089】
本発明の液体処方物は、
(a)0.01〜99.9重量%、好ましくは0.1〜60重量%のポリカルボン酸アルキルエステル、
(b)0.001〜50重量%、好ましくは0.1〜15重量%の、ALS阻害剤の群に属する、好ましくはスルホニル尿素および/またはその塩の群に属する除草剤活性のある化合物、
(c)0〜60重量%、好ましくは0.1〜50重量%の界面活性剤および/または非界面活性剤性ポリマー、
(d)0〜90重量%、好ましくは1〜30重量%の、成分a)と異なる有機溶媒、
(e)0〜50重量%、好ましくは0〜30重量%のALS阻害剤と異なる農薬、
(f)0〜20重量%、好ましくは0〜10重量%の慣用の処方物補助剤、および
(h)0〜50重量%、好ましくは0〜10重量%の追加の水
を含有するのが好ましい。
【0090】
特に好ましい液体処方物は、
a)0.01〜99重量%のジアルキルジカルボキシレート、例えば構造:
(C−C)アルキル−O−OC−(CH0−10−CO−O−(C−C)アルキル
のもの、
b)0.001〜30重量%のスルホニル尿素および/またはその塩、
【0091】
c1) 場合によっては、0.5〜40重量%の非イオン性界面活性剤、例えば式
R−(EO)(PO)(EO)−R’
(式中、RはHまたはジ−もしくはトリスチリルフェノール、モノ−、ジ−もしくはトリ−(C〜C10)アルキル−アリールオキシまたは(C〜C20)アルキル−(ポリ)アルケニルオキシ、好ましくは(C〜C18)−アルキルオキシまたはモノ−、ジ−もしくはトリ−(C〜C10)アルキルフェニルオキシのようなC〜C30−炭化水素オキシ基であり、
R’はH、COH、CO−(C〜C)アルキル、CO(C〜C)アルコキシまたは(C〜C)アルキルであり、そしてx、yおよびzは0〜200の整数であり、ただし4≦x+y+z≦200、好ましくは6≦x+y+z≦100であり、特にxは6〜200、好ましくは8〜100の整数であり、そしてy=z=0であるのが好ましい)
のもの、
【0092】
c2)場合によっては、0.5〜60重量%の式(IIIa)
IIIC−CH−CH(SOM)−COIV (IIIa)
(式中、RIIIおよびRIVは同一であるか異なりそして、(C〜C10)アルキル(例えば2−エチルヘキシル)であり、そして
Mは金属陽イオン例えばNaまたはKのようなアルカリ金属イオンである)のスルホスクシネート。
これらの特に好ましい組み合わせもまた、それ独自で処方物であり得、あるいは別に、完成形の処方物のための基礎をなすことができる。
【0093】
本発明の処方物を使用することにより、スルホニル尿素および/またはその塩のようなALS阻害剤の貯蔵安定性のある液剤、そしてまた少なくとも1つのスルホニル尿素および/またはその塩が中に溶解されている液体処方物も得ることができる。
【0094】
スルホニル尿素および/またはこれから誘導される塩が、成分a)中に溶解されるなら、界面活性剤そして適切ならさらなる補助剤を添加することにより対応する液体処方物を得ることができる。
本発明の液体処方物は、例えば好ましくない植生を制圧するために例えば作物植物において使用することができる。このために、有効量の本発明の処方物が、必要に応じて水で希釈の後、種子、植物、植物の一部分または処理すべき地区、例えば耕作下の地区に施用される。
【0095】
本発明の処方物は、物理的および化学的に安定であり、そして水での希釈に際して有利な物理的性能特性を有する噴霧液を与える処方物である。加えて本発明の処方物は有利な生物学的特性を有し、また例えば好ましくない植生を制圧するために広範に使用されることができる。
【0096】
【実施例】
実施例1
ヨードスルフロン−メチルナトリウム1.1gをジメチルアジペート98.9gに添加し、そして全部の活性化合物が溶解するまで混合物を撹拌する。40℃で、処方物は2カ月より長い保存安定性を有した。
【0097】
実施例2
メゾスルフロン−メチル1.05gをジメチルアジペート98.95gに添加し、そして全部の活性化合物が溶解するまで混合物を撹拌する。40℃で、処方物は2カ月より長い保存安定性を有した。
【0098】
実施例3
ヨードスルフロン−メチルナトリウム1.05gをジメチルアジペート88.95gに攪拌しながら溶解する。ヨードスルフロン−メチルが溶解してすぐに、Genapol(R) X−060メチルエーテル10gを添加する。透明な処方物が得られるまで混合物を撹拌する。40℃で、処方物は2カ月より長い保存安定性を有した。
【0099】
実施例4
ヨードスルフロン−メチルナトリウム5.38g、Hostapur(R) SAS 93 G 10gおよびジメチルアジペート84.62gをUltraturaxを使用して均質化する。次に、ガラスビーズを混合物に添加し、均質な分散体を得るまでそれをビーズミル内で粉砕する。40℃で、処方物は2カ月より長い保存安定性を有した。
【0100】
実施例5
ヨードスルフロン−メチルナトリウム1.54g、メフェンピル−ジエチル4.46gおよび2−(1−シクロブチル−4−フェニルプロピル)アミノ−4−アミノ−6−(1−フルオロ−1−メチルエチル)−1,3,5−トリアジン(E1)8.02gを、ジメチルアジペート58.46g、Triton(R) GR−7M E 15.00gおよびEdenor(R) ME SU 3.0gに添加する。全部の活性化合物が溶解するまで混合物を撹拌する。次に、Genapol(R) X−060メチルエーテル9.52gを添加する。透明な処方物が得られるまで混合物を撹拌する。40℃で、処方物は2カ月より長い保存安定性を有した。

Claims (11)

  1. a)ポリカルボン酸のアルキルエステルの群に属する1つまたはそれ以上の化合物およびb)ALS阻害剤の群に属する1つまたはそれ以上の農薬活性のある化合物を含む液体処方物。
  2. 成分a)として式(I)
    γ−O−OC−(CRαβ−CO−O−Rδ (I)
    [式中、RαおよびRβは同一であるか異なり、そしてH、非置換のもしくは置換されたC〜C20−炭化水素基(例えばC〜C10−アルキル)または、基(CR’R”)−CO−OR’’’{式中、R’およびR”は同一であるかまたは異なり、そしてHまたは非置換のもしくは置換されたC〜C20−炭化水素基(例えばC〜C10−アルキル)であり、yは0〜10の整数であり、そしてR’’’は非置換のもしくは置換されたC〜C20−炭化水素基(例えばC〜C10−アルキル)である}であり、
    γおよびRδは同一であるか異なり、そして非置換のまたは置換されたC〜C20−炭化水素基(例えばC〜C10−アルキル)であり、そしてxは0〜20の整数である]
    の化合物を1つまたはそれ以上含む請求項1に記載の液体処方物。
  3. 成分(b)としてスルホニル尿素および/またはその塩を1つまたはそれ以上含む請求項1または2に記載の液体処方物。
  4. ALS阻害剤とは異なる農薬の1つまたはそれ以上と組み合わせて、ALS阻害剤の群に属する活性化合物を1つまたはそれ以上成分(b)として含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体処方物。
  5. (a)ポリカルボン酸のアルキルエステルの群に属する1つまたはそれ以上の化合物、
    (b)ALS阻害剤の群、好ましくはスルホニル尿素および/またはその塩の群に属する1つまたはそれ以上の活性化合物を含み、そして、また
    (c)界面活性剤および/または非界面活性剤性のポリマー、
    (d)成分(a)と異なる有機溶媒、
    (e)ALS阻害剤と異なる農薬、
    (f)慣用の処方補助剤、
    (g)タンク混合成分、および/または
    (h)水
    からなる群から選択される1つまたはそれ以上のさらなる成分も含む、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体処方物。
  6. (a)ポリカルボン酸のアルキルエステルの群に属する1つまたはそれ以上の化合物0.1〜80重量%、
    (b)ALS阻害剤の群、好ましくはスルホニル尿素および/またはその塩の群に属する1つまたはそれ以上の活性化合物0.001〜50重量%
    (c)界面活性剤および/または非界面活性剤性のポリマー0〜60重量%、
    (d)成分(a)と異なる有機溶媒0〜90重量%、
    (e)ALS阻害剤と異なる農薬0〜50重量%、
    (f)慣用の処方補助剤0〜20重量%、および/または
    (g)水0〜50重量%
    を含む請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体処方物。
  7. (a)ポリカルボン酸のアルキルエステルの群に属する1つまたはそれ以上の化合物10〜60重量%、
    (b)ALS阻害剤の群、好ましくはスルホニル尿素および/またはその塩の群に属する1つまたはそれ以上の活性化合物1〜15重量%、
    (c)界面活性剤および/または非界面活性剤性のポリマー0〜50重量%
    (d)成分(a)と異なる有機溶媒0〜30重量%、
    (e)ALS阻害剤と異なる農薬0〜50重量%、および/または
    (f)慣用の処方補助剤0〜10重量%
    を含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の液体処方物。
  8. 溶液、分散体または乳濁液濃厚物の形態の請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体処方物。
  9. 成分を互いに混合することからなる請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体処方物を製造する方法。
  10. 混合の後、成分を粉砕する請求項9に記載の方法。
  11. 種子、植物、植物の一部分、または処理すべき地域に、請求項1〜8のいずれか1項に記載の処方物を有効量施すことからなる好ましくない植生を防除する方法。
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