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JP2004517451A - Portable communication device - Google Patents

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JP2004517451A JP2002555500A JP2002555500A JP2004517451A JP 2004517451 A JP2004517451 A JP 2004517451A JP 2002555500 A JP2002555500 A JP 2002555500A JP 2002555500 A JP2002555500 A JP 2002555500A JP 2004517451 A JP2004517451 A JP 2004517451A
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Abstract

本発明は、携帯通信装置に関する。この携帯通信装置は、複数の穴を有するフロント面(3)と、キーアレイ(6)とを備えている。各キーは、スイッチ作動装置と、スイッチ素子と、連結手段とを有する。スイッチ作動装置は、側面に囲まれた上面を備え、アレイ(6)の各キーのスイッチ作動装置は、複数の穴から突き出てユーザが触覚による操作を行うための上面を提供する。これは、他のスイッチ作動装置とは物理的に離接している。連結手段は、ユーザの触覚による上面の操作をスイッチ素子と連結する。The present invention relates to a mobile communication device. This portable communication device includes a front surface (3) having a plurality of holes, and a key array (6). Each key has a switch actuating device, a switch element, and coupling means. The switch actuator has a top surface flanked by sides, and the switch actuator for each key of the array (6) protrudes through a plurality of holes to provide a top surface for a user to perform tactile operation. It is physically separated from other switch actuation devices. The connection means connects the operation of the upper surface by the tactile sense of the user to the switch element.

Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、改良されたキーパッドを有する通信装置に関する。
【0002】
(背景技術)
現在の通信装置のキーは、概して3つの構成部分からなる。第1の部分は、キードームのアレイで、フレキシブルな基板上に設置されている。各ドームが押下されると、電話機のスイッチを作動させることが可能となる。プラスチック製の一部式キーパッドは、キードームのアレイ上に被せられている。キーパッドは、ユーザから見える基板の上に、プラスチック繊維によって相互に連結される突起のアレイを備えるとともに、裏面に対応する突起を備えている。キーパッドは、カバーを使用して正しい位置に保持される。突起が押されると、裏面の対応する突起がキードームを押して、スイッチを作動させる。
こうしたキーパッドが抱える問題は、キーパッドの突起が不適当に押される場合に浮上する。キードームが間違った場所や角度で押されると、対応する突起はキードームを押さないかもしれないし、あるいは、近接するキーの操作に影響を及ぼすかもしれない。そのため、突起が確実に正確に押されることが重要となるであろう。
【0003】
キーパッドを、キーにある程度の遊びがあるように設計しようとすると、問題は深刻化する。これは、キーが押されるときに、実際に動きと作動の感覚があるためである。キーがキードームを押すために動く距離が長ければ長いほど、キーを押す際の些細な誤りはスイッチングの失敗という結果を招きやすい。
この問題は、現在の小型化傾向によってさらに深刻化するかもしれない。キーが小さくなればなるほど、正確にキーを押すことは困難になる。
したがって、上述の問題を解決することによって、通信装置のキーを全体的に改良することが望ましいと考えられる。
【0004】
(発明の開示)
本発明によって提供されるのは、複数の穴を有するフロント面と、キーのアレイとを有する携帯通信装置である。各キーは、スイッチ作動装置とスイッチ素子とを備えている。各スイッチ作動装置はそれぞれ複数の穴の1つから突き出て、ユーザが触覚による操作を行うための上面を提供する。また、ユーザの触覚による上面の操作をスイッチ素子に連結するための連結器も備えられており、この連結器は、スイッチ作動装置と軸の周りの第1ベアリングから伸びる軸を備えている。第1ベアリングは宝石による装飾を施されたベアリングで、第1ベアリングと関連したスイッチ作動装置の縦方向の動きを可能にする。
【0005】
第1ベアリングは耐磨耗性を備えているのが望ましい。そうすれば、例えば20年程度の長期間にわたって、多数の操作に対処できるからである。また、第1ベアリングが耐磨耗性を備えていれば、軸の正確なかみ合わせが提供される。好適な実施例においては、第1ベアリングはルビーなどのコランダム宝石を含む。ルビーベアリングは魅力的である。これは、装置が(例えばサファイアを含む)透明なフロント面を有する場合に、特別な利点となり、ユーザはこの宝石を見ることができる。他の宝石によって装飾を施したベアリングが使用されてもよい。
【0006】
連結手段はさらに、軸を支える第1および第2ベアリングを備えているのが望ましい。これは、これらのベアリングが、キーが動いているときの位置決めを改良するためである。つまり、ベアリングが、軸が動くことのできる軌道を規定するのである。第1ベアリングと第2ベアリングが離隔していればいるほど、キーは操作の際にまっすぐに保持される。これによって、隣接するスイッチ作動装置との接触の可能性がより低くなるほか、こうした接触を防ぐためにキー同士の間にあけられるべき間隔を狭くすることができる。間隔が最大になるのは好適な実施例における場合である。このとき、軸はスイッチ素子を通して伸び、第1ベアリングがスイッチ作動装置とスイッチ素子との間の、スイッチ素子の一方の側面に設置され、また、第2ベアリングがもう一方の側面に設置される。
第2ベアリングは状況に応じて弾力性を備え、それによって衝撃吸収効果を提供する。このベアリングは、例えばPFTEベアリングであってもよい。
【0007】
スイッチ作動装置は、他のキーとは物理的に別個、すなわち分かれているのが望ましい。そうすれば、あるスイッチ作動装置の操作は、別のスイッチ作動装置の操作には干渉しない。したがって、あるキーの操作は、別のキーの操作には干渉しない。さらに、近接するキーのスイッチ作動装置をもっと狭い間隔で設置することが可能になる。
スイッチ素子も物理的に別個であるのが望ましい。そうすれば、1つのスイッチ部材の不正確な操作が、別のスイッチ部材の操作に影響を及ぼすおそれが小さくなるからである。
【0008】
スイッチ素子は、連結手段に応答する接点と機構とを備え、接点を装置の対応する接点と接触させたり離したりしてもよい。ある実施例においては、スイッチ素子はバネ板を備えている。バネ板は、固定端、遊離端、および、遊離端に向けて提供される、装置の対応する接点と接触する接点、を有する。また、固定端と遊離端との間には、弾力性のある舌状部が備えられている。こうした装置においては、連結手段は、ユーザの触覚による上面の操作をバネ板の固定端と連結するように設定されている。
【0009】
アレイは横一列のキーを備えていてもよい。この横列においては、列中の第1および第2の近接したキーが互いに直交している。これは、バネ板とスイッチ作動装置を一列に並べることが物理的に不可能であるような状況において特に利点となる。そうした状況とは、例えば、バネ板が、境を接するスイッチ作動装置よりも長いため、および/またはバネ板に施されたキー軸の穴が中心からずれているために、軸からバネ板の一端までの距離が、軸からスイッチ作動装置の一端までの対応する距離よりも長い場合などである。
【0010】
好適な実施例においては、横一列には2つ以上のキーがある、その場合、代わりのキーのバネ板は全く同じように設置されている。つまり、それらは平行で、同じような方法で設置されている。一列より多くの横列がある場合、例えば3×4の形の英数字キーアレイの場合、各縦列のキーのバネ板は全く同じように設置される。
装置のキーアレイは、横一列以上のキーを備えていてもよい。各キー列は、フロント面の別々の穴を通して突き出る。
【0011】
各列のキーは近接しているのが望ましい。つまり、それらは極めて接近しているということである。これによってフロント板は、キーとキーの間に隙間を埋める合成材料などを備える必要がなくなる。従って、装置の製造も全体的な外面も簡素化される。近接するキーがフロント面の一方の側面から他方の側面へ、フロント面の全域に広がる場合に、この利点はさらに認識される。これは、外側のキーとフロント面の端部との間に何の材料も必要としないためである。例えば、装置がフロント面を取り囲むベゼルを備えている場合、キーはフロント面全域に広がり、外側のキーはベゼルの端部と極めて接近することになる。
【0012】
好適な実施例においては、近接するキーは、フロント面のV字型の穴から突き出る。
近接するキーが、中央キーと、中央キーの左側に位置する左キーと、中央キーの右側に位置する右キーとを含んでいるならば、中央キーはほぼ右キーおよび左キーと近接する。左キーは通例中央キーとのみ近接し、右キーも中央キーとのみ近接する。中央キーは、両側にキーを有している。作動の際に、中央キーが他のキーに影響を及ぼさないことが重要である。したがって、正確な作動を容易にするよう変更された他のキーの間に挟まれたキーを備えることは、特に利点となる。
前記複数のキーの1つが上面の区域内に頂点を有することによって、ユーザも恩恵を受ける。なぜなら、ユーザはこの頂点によって操作すべきキーの正しい位置を判断できるからである。頂点は、操作のための正しい位置表示を視覚および触覚の両方に提供する。
【0013】
頂点は通例、2つの側面部分が接する一点に形成される。頂点は鋭い感触を持っていてもよいし、あるいはV字型の突起であってもよい。その場合、2つの側面部分の間でキーの内側に形成される角は、180度より小さい。頂点は、側面に向かうV字型の窪みの感触を持っていてもよい。その場合、2つの側面部分の間でキーの内側に形成される角は、180度より大きい。キーは、2つの頂点を有するV字型であってもよい。この頂点すなわち各頂点は、あるキーを視覚的におよび感触によって他のキーから識別する手段を提供する。これによって、ユーザに位置決めの基点が提供される。
【0014】
スイッチ作動装置は、カスタマイズ可能な装置の個別部材の一種であってもよい。そうすれば、注文者は自分専用の独自化された商品を生み出すことができる。スイッチ作動装置は金属を含んでいてもよい。この金属は、高価なもの(金、プラチナ、銀など)であってもよいし、ステンレス鋼のように高価でないものであってもよい。また、スイッチ作動装置には表面装飾が施されてもよい。これには例えば、宝石などをちりばめることや、化粧張り、絵柄、彩色、彫刻が含まれる。典型的なスイッチ作動装置の構成は、追加的に一連の石やダイアモンドなどの宝石をちりばめてもよい。
次に、本発明の実施例が、添付の図1乃至25を参照してより詳しく説明される。
【0015】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明の実施例は、以下でより詳細に説明される。ここでは、典型的な材料がこの装置の特定の部材、あるいは個々の部材に使われている。ある部材の材料や化粧張りについて検討される場合、ここで説明される部材の特徴は、本発明に従って独自化された装置の使用者にとっては、選択肢のひとつとなる。さらに、正確な材料や部材の表面装飾は、使用者が各自決定できる。
【0016】
図1に説明される実施例は、高価なケース2を備えた通信装置1である。この装置のケース2は、個人の好みに応じて、高価な材料を使用してカスタマイズできるように設計されている。こうした装置を製作するには、従来の通信装置に比べ、より多くの外部部品がケースの形成に必要となる。
ケース2は、光透過性の平面的なフロント面3を有している。このフロント面3には、ディスプレイ部4からキーアレイ6を含む入力部5にいたるまで、継ぎ目がない。キーアレイ6は、電話番号の入力、テキストメッセージ(SMS)の入力、および(電話番号と関連した)名前の入力などに使用される英数字キー7の第1グループを含んでいる。12個の英数字キーにはそれぞれ、0〜9、#、*の符号が割り当てられている。アルファモードでは、それぞれのキーは、文書編集に使用される文字や特別な印と関連付けられている。キーアレイ6にはさらに、2つのソフトキー8および9と、2つの呼処理キー10および11と、2つのスクロールキー12と、電源キー13とが含まれている。
【0017】
ソフトキー8および9の機能は、通信装置の状態、およびスクロールキー12を使用してアクセスするメニュー内の位置によって異なる。ソフトキー8、9の現在の機能は、すぐ上にあるディスプレイ部4にそれぞれ示される。
2つの呼処理キー10および11は、通話や会議電話の確立、通話の終了や、着信呼を拒否するのに用いられる。
【0018】
図示されたハンドセット中の2つの方向キー、すなわちスクロールキー12は、この通信装置のフロント面中央、つまりディスプレイ部4と一連の英数字キー7の間に位置し、スクロール機能を実行する。
継ぎ目のないフロント面3は、光学的に継ぎ目のない導光板14から形成されている。この導光板14が発する光によって、ディスプレイ部4と、導光板14上のキー表示15が照らされる。表示15はキーアレイ6のそれぞれのキーに対応している。
【0019】
フロント面3にはクッション16が被せられ、これが穴17にスピーカ18からの音を伝達するとともに、ユーザの耳の近くで使用される装置に適切な感触をもたらす。フロント面3は、貴金属から形成されるベゼル19に囲まれている。ベゼル19は、導光板14の端部を保護するとともに、いくつかの実施例においては、ケース2の部材を保護する働きももつ。
この特別な実施例においては、ユーザがキーを感触で察知できるようになっている。設計の面でも、脆い材料、注意深く扱われるべき材料、損壊から保護されるべき材料を含めた、幅広い種類の材料から導光板14を作ることが可能になっている。
【0020】
ケース2は、ベゼル19と、側面フレーム20と、後部カバー21とに囲まれたフロント面3から形成されている。側面フレーム20とベゼル19、および側面フレーム20と後部カバー21の界面は、この実施例においては、レール22と23とによって保護されている。レール22および23は、装置1に耐久性と上品さをもたせると同時に、未加工の端部を隠す役割も果たしている。必要な場合には内部のエンジン24を簡単に更新できるように、ケース2は開けることができる。また、ケース2は、異なる大きさや形のエンジン24が装置に使用できるようにも設計されている。このエンジン24は、装置が使用される限り必要となる。
この設計の他の部材については、後の図面を参照しながら、より詳細に述べられる。前置きとして、機能的な部材を参照して、この装置について簡単に説明する。
【0021】
通信装置1は、キーアレイ6、ディスプレイ25、アンテナ26、受話スピーカ18、多音スピーカ27、マイクロホン28を具備する。通信装置1は、ワイヤレスネットワークなどの無線電気通信網を経由した通信に適応する。しかし、この通信装置は、コードレスネットワーク用にも設計されている。図3は、通信装置1の部材を概略的・機能的に示したものである。マイクロホン28は、ユーザの音声を記録し、それによってアナログ信号が形成される。A/D変換機が、アナログ信号をA/D変換した後、音声がオーディオ部分29において符号化される。符号化された音声信号は、プロセッサ30に伝達される。プロセッサ30は、電話機中のソフトウェアをサポートする。プロセッサ30は、この装置の周辺装置ともインタフェースを形成する。周辺装置には、ランダムアクセスメモリ(RAM)31とフラッシュ読み出し専用メモリ(ROM)32、SIMカード33、ディスプレイ25、キーアレイ6、そしておそらくブラウザアプリケーション34と、ロケーションモジュール35が含まれるであろう。
【0022】
ブラウザアプリケーション34は、インターネットからの情報を要求したり受信したりするときに使用される。ロケーションモジュール35によって、端末1が現在の位置を決定することが可能である。
プロセッサ30は、トランシーバ36と通信する。トランシーバ36は、たとえば電気通信ネットワークにおいて、メッセージの送受信を行うよう調整された回路などである。電気通信ネットワークは、GSMやW−CDMAネットワークであってもよい。しかし、本発明は、任意の他のネットワークとの接続にも適用できる。これには、他の種類の無線ネットワークや様々なコードレス電話システム、あるいはこうしたシステムやネットワークにアクセスするデュアルバンド電話が含まれるが、それらに限定されない。オーディオ部29は、プロセッサ30からD/A変換機を経由して受話スピーカ18に送られる信号を、音声復号化する。
ディスプレイ25は、ケースの永久的な部品であってもよいが、ケースが使用される限りエンジンを更新していくのであれば、交換可能なモジュールであってもよい。部品の交換によって、例えば画像が向上する。
【0023】
以上述べたように、フロント面3は光透過性を持ち、導光板として機能する。この継ぎ目のない導光板は、ディスプレイ領域4と表示15とを照らすが、必要とされる照明部材の数を減らし、継ぎ目のないフロント面を形成している。この光伝達技術を使用し、実施例に示されるように、導光板14を装置1のフロント面とすることを可能にすると、この装置の外面は印象的なものとなる。ディスプレイ領域4から、キーアレイ6が位置する入力領域5にかけては、目に見える変化はない。
【0024】
図1に説明されている実施例は、光透過性のフロント面3を有している。このフロント面は、サファイアやそれに類似の貴石から作られる。プラスチックなど、他のよりフレキシブルな光透過性材料に代わって、サファイアなどの鉱石が使われると、材料のもつ特性との関係上、追加的な問題が現れる。例えば、耐久性のある装置を設計する際、フロント面に脆い材料を使用すると、多くの困難が生じる。図1、2および4乃至6に説明されている実施例のひとつが示すところでは、導光板14は、光学的に継ぎ目のない複合層である。図4に最もはっきりと示されているように、パースペックスやほかの透明および/または半透明の材料から形成されるパースペックス層37は、フロント面3の縦方向全体に広がっている。
【0025】
受話スピーカ18を収容するための切り抜き38があり、スピーカは耳の近くでの使用に適するよう調整されている。ライトパイプ拡散器39を収容する別の切り抜きもある。この切り抜きはクッション16の下に位置し、装置1の横方向に広がっている。クッション16の下にライトパイプ39を設置することで、フロント面の明るい部分が回避され、導光板内の目に見える光は拡散される。LED40および41は、パイプ39の両端にあって、装置の両側面に位置する。LED40と41の発する光は、パイプ39を通って伝達され、拡散される。ライトパイプ39は、反射性材料でコートされている。そのため、光は、LCDディスプレイ25の表面に沿って広がる表層42を通って伝達される。拡散した光は、LCD25にほぼ均一な照明を提供するために、導光板14の主軸に沿って導光板14に伝達される。
【0026】
こうして、光はLCD25の上から、主軸に沿って導光板14へ供給される。ライトパイプ39からの光は、ディスプレイ領域4と入力領域5の照明となる。図15に示されるように、追加のLED67や他の照明部材は、入力領域5のパースペックス層すなわちシート37の端部に沿っており、キーアレイ6の表示15を照らす。パースペックス層すなわちシート37の延在部分78の表層は、隣接するLED67などから、パースペックス層すなわちシート37の主部の上面に向かって光を伝達するように形成されている。これは、入力領域にほぼ均一な光をもたらすことを補助する。追加のLED67などは、ベゼル19によって目に見えないように保護されている。これは、光点が見えないようにするためで、導光板を横切って光が均一に拡散することを回避している。
【0027】
LCD25自体は、エネルギー吸収接着シート45を使ってパースペックスシート37の裏面に接着されている。この技術を使用し、LCD25の前面とパースペックスシート37との間に空気の隙間がないことを保証することで、LCD25を取り付けるための強力な解決策が提供される。LCD25の表層は傷つきやすく、一般的に、離れたところに保護層を必要とする。この表層は、面のひとつに接着されたパースペックス層37によって保護されている。LCD25用のドライバ44は図5に示されている。
【0028】
説明された実施例においては、パースペックス層37はそれぞれのキーの位置を決めるための穴48を備えており、これによってキー軸49をプリント基板50と接触させるために動かすことができる。プリント基板50は、ユーザ入力を登録するためにケース2内に位置している。一般的な概念での使用に適した、それぞれ創意に富んだキー配列については、以下でより詳細に説明される。キー配列は最も永続的な部材のひとつであるため、ケースが将来何を必要とするかも考慮して設計されている。当業者であれば、キー配列は、将来のエンジンへの要求に適応する柔軟性を備える一方で変更もされるということが理解できるであろう。例えば、ジョイスティックやそれに類似の回転式の装置、あるいは多角的なキーは、ノート型パソコンで従来から使用されているほかの入力機構と同様に、入力に利用することが可能である。
【0029】
図4からはっきりとわかるように、合成導光板51の第2層は、部品52乃至58からなる。これは、第2層51に使用される脆い材料は選択可能であるということである。この部材の材料は各種のセラミックであるが、サファイアは、引っかき抵抗性と適切な光透過性という特性を持っており、利用可能である。他に適切な材料としては、ガラス、他の鉱物、貴石および準貴石が挙げられる。しかし、サファイアのように透明な材料が使用される場合には、導光板は装置の外面となる。第2層の配列は、ここで説明された実施例における概念で開示した配列と類似しており、材料が脆くない場合には必要とされない。しかし、当業者には、脆い材料を使用した代替的な配列は明らかである。
【0030】
上に述べたように、サファイアは脆い。こうした材料をどうやって長期的に耐久性を持つべきケース2に使用するかを考えた場合、問題が浮上する。これは、装置1が必然的に衝撃にさらされ、長期にわたって使用される間何度も落とされるということを想定している。実施例においては、サファイアは、製造の簡易化のために、個々の部品52乃至58になる。部品はそれぞれ、複合型アクリル系技術に基づく紫外線硬化型接着剤を使用して、パースペックス層37に接着される。合成導光板14の耐久性を高め、衝撃に対して強くするために、部品52乃至58は、さらにフレキシブルなパースペックス層37に接着される。このパースペックス層37は、横方向に広がる隙間59を残している。これらの隙間59は蝶番のような働きをし、合成層14に縦方向の柔軟性を持たせる。
【0031】
この実施例においては、キーアレイ6の配置はこの隙間に配慮して設計されている。英数字キー7は3つ一組で、合成導光板51の第2層に、横方向に広がるように配置される。機能キー、すなわちソフトキー8および9も、3つ一組で二組が配置される。ソフトキー8および9と、上のスクロールキー12aは、英数字キー7と同様に配置される。呼処理キー10および11と、下のスクロールキー12bとは、他のキーと同様の配置はされず、部材57の下端部と部材56の上端部とを区画する。これによってキーの第2列10、11、12bは独自性をもち、部材52乃至58の製造に関する問題を回避する。キーアレイ6は他にも特徴や利点を備えているが、これについては後で触れる。
【0032】
ここでの実施例は、サファイアなどの脆い材料を使用することを念頭に置いて設計されているが、示される配列は、プラスチックなど、必要とされる光学的特徴を備えるほかの材料からも形成され得る。同様に、開示されているような、創意に富んだ概念から離れることなく、異なるキー配列が使用されることもある。
【0033】
フロント面導光板14に脆い材料を使用する場合、フロント面3を残りのケース部材と接合する際に問題が生じる。この実施例においては、脆い部材52乃至58の端部は、ベゼル19によって保護されている。ベゼル19は面全体の周囲に及んでいる。ベゼル19は、ベゼルサポート60から形成されており、ベゼルサポート60は厚さ0.5ミリの金属板であるベゼルカバー61に覆われている。この金属板61は、プラスチック製のベゼルサポート60に、2液型エポキシ接着剤または2液型アクリル系接着剤などの接着剤を用いて接着されている。金属板61は比較的薄いので、ケース2の重量は軽く保たれ、チタンや金などの貴重な金属を比較的安い費用で使用することを可能にする。ベゼル19は、単一部品であっても良く、および/またはチタンなどの単一材料から形成されても良い。
【0034】
この実施例における透明な面3は、頑丈な機構によって、しっかりと定位置に保持されている。部材52乃至58が接着されているパースペックス層37は、唇状部分や端部62を有する部材によって覆われる領域を超えて広がり、合成導光板14全体に及ぶ。端部62は、フロント面の周囲を区画するベゼル19の下に押し込まれるとともに、ベゼル19と側面フレーム20の間に挟まれて、フロント面3を定位置に保つために使用される。
【0035】
図1に見られるように、ベゼル19はフロント面プロテクタ63を用いて強調されている。フロント面プロテクタ63の機能については、後でより詳しく述べる。フロント面プロテクタ63は、この実施例においては、ケース部材を一緒に留めておくという役割を果たしている。
【0036】
フロント面プロテクタ63は、ベゼル19上に広がる先端部分64と、ベゼル19を通ってプラスチックの側面フレーム20に達する軸65とを有している。軸65は、ナット95を使用してフレーム20に固定される。この場合、ナットはフロント面プロテクタが装置からはずれて落下するのを防止する。ある実施例においては、軸65は一端を先端64に、もう一端を側面フレーム部材20にネジで固定される。固定に関しては、他の方法がとられてもよい。軸65と先端64も、2つではなく1つの部品であってもよい。ベゼル19と透明な面2のパースペックス層37は、図9(b)にみられるように、フロント面プロテクタ63と側面フレーム部材20に収納される。したがって、フロント面プロテクタ63は、側面フレーム20とベゼル19の間に透明な面3をしっかりとグリップする。フロント面プロテクタ63は、キーアレイ6の隣にしか位置しない。透明な面3の周囲を保護するために、追加的なネジ66が、ベゼル19を側面フレーム20に近づけ、定位置で透明な面3を締め付けるために用いられる。ある実施例においては、ネジ66は側面フレーム20を貫通してベゼルサポート60に入り込む。いったんベゼルサポート60が側面フレーム20に固定されると、ベゼル19の外殻61は、はみ出したネジ66の端を隠すためにサポート60に接着される。
【0037】
図に見られるように、さらにフレキシブルな透明基板37は、フロント面プロテクタ63と他のコネクタによって定位置に固定されているベゼル19によって覆われているが、サファイアはベゼル19と離隔して保持されている。これは、接触によってサファイアが削られたり損傷を受けるのを防ぐためである。サファイア部材の端部は、さらに傷つきやすい端部を保護するために、ベゼル19の端部の上には突き出さない。ここで説明される構成においては、透明な面3は、ベゼル19と側面フレーム20との間で定位置にある。しかし、さらにフレキシブルな基板37は、脆いサファイア層を傷つけることなく、他のフレーム部材に対して位置決めするネジや留め具を収納する。ベゼルの材料は選択することができる。特に金、プラチナ、銀、スチールなどの貴金属が適しているであろう。同様のことがフロント面プロテクタの材料についても言える。当業者が適していると認めるこれらの部材は、特にサファイア、ルビー、エメラルド、ダイアモンドなどの貴石や準貴石に覆われている。他の水晶や鉱石と化粧張りも利用することができる。
【0038】
埃や流動体の進入を減らすため、ベゼル19と透明な面3との間には封止剤が用いられる。封止剤を入れる方法の1つは、ベゼル19の底面に下地塗料を塗ることである。乾いていれば、ベゼル19と側面フレームが一緒に引っ張られるときに、透明な導光板14とベゼル19との間が固められる。
【0039】
図6または9にみられるように、第1のレール22は、側面フレーム部材20とフロント面3との界面に位置している。レール22は、部品間の切れ目を隠すとともに、装置1の耐久性を高めるために、傷つきやすい端部を保護する。レール22は断面がT字型になるよう削られた金属で、側面フレーム20の周囲に広がっている。T字68の幹は、側面フレーム部品20とベゼル19が組み立てられて一まとめにされる際に、両者の間に捕らわれている。T字の幹には穴70がある。側面フレーム20上の突起71と対応する穴70は、定位置にあればかみ合うようになっている。T字の先端は、キャリア板として機能する。これには、追加的に押し出された部品72が結合あるいは継ぎ目のないように接着される。T字の幹はプラスチック材料から作られてもよい。
【0040】
この実施例において、側面フレーム部材20は外面カバー74を備えたプラスチックサポート73である。カバー74は貴金属のシートでもよいし、木の化粧張りや皮革のような別の層から作られていてもよい。この層をプラスチックのフレーム部材73に接着するのに最も適した接着剤は、接着される材料によって異なるであろう。金属をプラスチックに接着するのに適した接着剤は、2液型エポキシ樹脂または2液型アクリル系接着剤である。金属を金属に接着する場合には、反応性ポリウレタンフィルムか2液型エポキシ樹脂で接着するのがよい。同様に、この実施例における背面カバー21は、プラスチックフレームを有しており、皮や木材、あるいは金属の化粧張りで覆われている。革などの柔軟性のある化粧張り材料を用いる場合には、フレーム上にぴんと張られるのが望ましい。これは、化粧張りの工程で、従来の技術を用いれば可能である。
【0041】
透明な面3において、ディスプレイ領域4と入力領域5の間には継ぎ目がない。ディスプレイ領域4では、LCD25は透明な面3の背後に、また、入力領域5では、キー機構75が透明な面の背後に位置している。ある実施例においては、キー機構75は、フロント面3を通して見ることができる。しかし、他の実施例においては、パースペックス基板37の内面76は、装置の中が見えないように、不透明な材料でコートされている。他の不透明な層の導入をはじめとして、装置の内部の仕組みを目立たなくする代替的な方法は、当業者には明らかであろう。
【0042】
キー作動機構75がフロント面3を通して見えるような実施例に関しては、プリント回路基板50を見えなくすることが望ましい。
組み立てられたケース2は、エンジン部品24とバッテリ79を擁するプリント回路基板50のハウジングである。装置1が無線電話機である場合、SIMカードホルダ80は、SIMカード81を収容する。いくつかの無線プロトコルのもとでの操作には、これは明らかに必要ではない。
【0043】
一旦装置のフロント部分に戻ってみると、ディスプレイ領域4の上に位置しているのはクッション16である。ユーザが電話をかけるときに耳を置くように設計されたことからこの名がついた。クッション16は、装置の受話口にかぶさっている。上に説明されたように、導光板14のパースペックス基板37には切り抜きがあり、受話口18とクッション16とを収容する。ここで説明される実施例においては、クッション16は受話口18を覆い、パースペックス基板に接着されている。クッション16には、ユーザに音を伝達するための穴17がある。クッション16の特徴は、材料の点からも表面装飾の点からも、当事者によってさまざまであってよい。
【0044】
パースペックスおよびサファイア導光板14は、比較的冷たい感触を持っている。クッション16の材料は選択することができ、触ったときにもっと温かく、透明できらきらする表層よりも目立たないものにすることもできる。特に適していると考えられる材料は、木材や革の化粧張りである。クッション16は、バッテリの容量と信号強度をそれぞれ表示するために使用される、対向する三角部分82および83が形成されるようにLCD25の一部を覆う形状である。
【0045】
ケース2は、その構造を完全にするために、背面カバー21と内部区画84および85を有している。これらはエンジン24とバッテリ79、そして、この実施例においてはSIMカード81を保持するのに適している。ここで説明される装置には、他の多くの無線電話機との共通点があり、バッテリ79を定期的に交換する必要があるとき、バッテリ区画85にアクセスできることを利点としている。エンジン24がバッテリの交換作業の間保護されるように、バッテリ79は、エンジン24とのコネクタを有する区画に保持される。この実施例において、バッテリ区画85の側面に沿っているのは、SIMカードホルダ80である。SIMカード81が加入登録情報を保持するプロトコルのもとでは、ユーザはSIMカード81を取り外したいと考えるかもしれない。このため、バッテリ79とSIMカード81の両方を露出できるように、背面カバー21が取り外し可能になっていると便利である。バッテリ区画85とSIMカードホルダ80とは、側面フレーム20に固定される内部ケース部材87である。ある実施例においては、この区画は、ステンレス鋼などのスタンプ金属シートから作られる。チタンやアルミは、数多くの適切な材料のうちの2つである。
【0046】
バッテリ端子90は、バッテリ79をエンジン24に簡単に接続するために、バッテリポケット85に突き出た形となっている。バッテリ接続は一般的に、電源コネクタ91、アース端子92、2つの信号コネクタ93および94を有しているであろう。
【0047】
バッテリ接続に関してはいくつかの問題がある。その1つは、どの電気抵抗もバッテリ85の効率性を低下させる場合に、コネクタの抵抗を妥当な水準に保つことである。もう1つは、バッテリとの接続を常に維持することである。バッテリが装置のエンジンとの接続を切断すると、多くの場合、初期設定が再入力されなければならず、ユーザは、切断前の装置の使用方法による使用を続けるためには何らかの対応策をとらねばならない。これは、ユーザにとっては腹立たしいことである。また、結果として現在の操作が中断される可能性もある。このことは、装置が無線電話機である場合に特に問題となる。また、バッテリ接続が失われる結果、通話が切断される。
【0048】
コネクタ内の調波共振は案外頻繁に起こっており、例えば装置が叩かれたときや、乗り物での移動などの環境において振動にさらされるときに起こる。これによって、電源やアース端子バッテリコネクタの1つが一時的にバッテリ79との接続を切断され、電源供給が断たれる可能性がある。
【0049】
説明される実施例において、電源コネクタ91a,b,cおよびアース端子コネクタ92a,b,cは、3つに分けられる。これによってバッテリ79とエンジン24の間の抵抗が少なくなる。これは、リードが並列なためである。また、コネクタの調和の取れた共振周波数を受ける結果、エンジン24への出力が失われる可能性も低くなる。なぜなら、エンジン24とバッテリ79の間の回路を補う3つの部分コネクタの少なくとも一部が常に存在しているからである。
【0050】
ケース2は、背面カバー21を側面フレーム20に取り付けることによって完成する。ここで説明される実施例においては、背面カバー21は、3つの部片96、97、98から形成されている。第1の部片96は、アンテナの位置を覆う。この実施例では、多音を発する多音スピーカ27が位置する穴99がる。この追加スピーカ27は、クッション16の下部に位置するスピーカ18のように耳に極めて近い位置で使用されるのには適していない。スピーカ27は、ハンズフリーのスピーカとしてより効果的な機能を発揮すると共に、多岐にわたる呼び出し音を鳴らすことを可能にしている。第1の部片96は、アンテナも覆っているので、その誘電率が適切である。
【0051】
このタイプの装置においては、ケース2は数世代のエンジン24を収納するため、その材料は重要である。ケースは高い耐摩耗性と優れた耐久性を備えたものが望ましく、現在必要とされるよりも長く、数年間にわたってその特質を保持し続けるものがよい。こうした理由から、本発明のいくつかの実施例では、背面カバー21の材料の選択肢として、セラミックが考えられてきた。すでに述べられた金属や貴金属、化粧張りも使用可能である。しかし、セラミックを使用する場合、多くの望ましい特徴を備えているにもかかわらず、こうした部材を含む装置が有するアンテナの近くにおいて、材料の誘電率が望ましい伝送パターンに干渉する。
【0052】
誘電率を過度に高くすることなく材料の望ましい特徴を引き出すには、背面カバー部片96を誘電率の低い物質で形成すればよい。こうした物質には適切な深さの層が挿入されている。この技術と材料は、ケースの他の部材に使用されてもよい。
アンテナを覆う背面ケース部材96は、側面フレーム部材20にネジで固定され、その工程において、第1のレール22と同様、側面フレーム20と背面カバー21の間に第2のレール23を収納する。レール23には穴70があいており、側面フレーム20には突起71が設けられている。これによって、背面カバー21が取り付けられたときに、レール23が確実に定位置に固定される。
【0053】
第2の背面ケース部材97は、バッテリ区画85とSIMカードホルダ80とを覆っている。この部材は、ネジ99を使用して、他のケース部材に対して解放可能なように固定されている。これによって、SIMカード81とバッテリ79へのアクセスが比較的容易になる。好適な実施例においては、ネジ100を90度緩めると、カバー部材97が取り外せる。同じ動きによって、バッテリ79とSIMカード81を取り外すことが可能である。
【0054】
第2の背面ケース部材97は、第1のケース部材について説明したのと同じ方法で、側面フレーム20に取り付けられている。
第3の背面ケース部材98は、多音スピーカ27を覆っている。これは、金などの比較的薄く高価な物質からできている。多音スピーカ27からの音を伝達するための穴102は、ハンズフリーモードで、呼び出し音を鳴らすのに用いられる。
【0055】
ここで説明された実施例において、フロント面3と背面ケース部材96、97、98は、側面フレーム20に固定されている。ベゼル19の底面に提供されたものと類似のシリコン封止剤69が、埃や流動体の不要な進入を防ぐために、背面カバー21の内側の周囲に押し出される。
当業者には、部品の数やその接続方法が、説明されたいくつかの発明的概念と離れることなく変更され得ることは明らかであろう。例えば、他の実施例においては、ケースは他の技術と方法を用いて組み立てられてもよい。
【0056】
不透明な露出端部と同様、レール22および23はオーダーメイドの追加部材である。というのは、これらのレールは、先にベゼルとの関係から説明されたように、多様な材料、つまり金やプラチナなど、色々なタイプの貴金属から作られているからである。T字型の部片全体、あるいは押し出された部材の材料は、貴金属である。これらは、化粧張りされたフレームの傷つきやすい端部が露出して損傷することのないように保護する。この端部は見えないように隠されている。そのため通信装置のケースの全体的な概念と調和しつつ、質と耐久性とが備わることになる。化粧張りの材料が何であれ、これは、すべての部材に耐久性を持たせて定位置に固定するのに都合のいい構成である。
【0057】
図11(b)に示されている代替的な実施例においては、露出端部を保護するために、レール22および23に代わって隣接する端部自体が使用されている。これらの端部は、内側105および106に向けられており、互いに近接して固定されている。この構成には、保護という利点もあり、切れ目を見えないようにしている。
【0058】
光透過性のフロント面を用いたケースによって、新しい可能性が生まれる。ある特定の実施例においては、図12と14を参照して説明されるように、表示15はキーアレイ6のキーと関連性を持っており、パースペックス層37のフロント面37aと背面37bの両方に設置されている。通信装置が洗練されていくに従って、それぞれのキーが多数の異なる機能を持つことは一般的になる。そこで、キーの持つさまざまな機能を視覚的に表示することができれば便利である。特に英数字キー7は、それぞれのキーが1桁の数字と、一連の文字や符号と関連している。これらがはっきりと表示されるのが理想的である。
【0059】
従来、キーはそれに対応した表示を備えている。しかし、装置が小型化するにつれて、表示の文字や数字が小さくなり、それぞれの操作モードごとに異なる表示を識別することが難しくなってきている。ここで説明される実施例においては、キーに対応した表示15は、導光板14の個々の表層上に位置している。この導光板は、装置が傾けられると、装置と一緒に動くか、または角度によっては別々に動く。これによって、表示15同士の間での識別が可能になる。操作モードを識別できるように、表示は異なる表層に設置される。フロント面が光透過性なので、表示は浮いているか、あるいは装置の上にあるように見える。表示を3次元につまりフロント面の厚さに垂直な軸に沿って設置することによって、フロント面には突起が生じる。従って、追加的な次元が、不透明なフロント面に加えられる。
【0060】
この実施例においては、表示15はパースペックス層37aおよび37bの最も外側および最も内側の表面に位置しており、光透過性の層のなかに浮いているように見える。表示15をこの層に設置する方法は、当業者にとっては選択の問題である。ひとつの設置方法は、エッチング処理してインクを流し込んだ板を用いた表層に表示を印刷することである。もう1つの方法は、PVD(物理的気相成長法)を用いた技法で、パースペックス層に直接インクを溶着するというものである。他には、ラベルを貼り付けるという方法ある。
【0061】
この実施例においては、表示15aおよび15bは、パースペックス層37a、37bの対向する層に位置している。これによって、サファイアなどから成る部片52乃至58の1つ1つではなく、パースペックス層37のみに印刷を施すことが可能になる。印刷技術を用いた場合に生じるインクの磨耗という問題も、第2層が、印刷が施された表層を保護することによって解消される。他の実施例において、そして、表示の間隔を大きくして、違う角度から見たときの区別を可能にするためには、表示を37aの最も内側と、合成導光板の最も外側の層51aに設置することが望ましい。磨耗のおそれのある外側の層51aに印刷された表示15を保護するためには、コーティングやその他の保護層が表層の上に設けられてもよい。これは、表示15にPVD技術が用いられるのであれば、必要のない処置である。なぜなら、この技術では、溶着された層と耐磨耗性の基板とが接着されるからである。
【0062】
さらにその他の実施例においては、表示15は、サファイア部材からなる51bの底面と、パースペックス基板37bの最も内側の層に位置している。ここでも、透明な層の外面を避けることによって、表示15の磨耗問題はほとんど回避される。最も外側の表示は、合成導光板14の最上層51によって保護され、最も内側の表示15にはアクセス不可能である。
【0063】
表示を、2つの光透過性の層37および51で挟む場合、2つの層のどちらに表示が設置されているのかは重要ではない。個々の材料が異なっているのであれば、層37bと51bのどちらに表示が施されるかの決定には、それぞれの材料の特性や他の要素も考慮される。光透過性の合成基板を使用すると、存在する層の数が多ければ多いほど、識別できる表示の数も多くなる。例えば、2つの合成層を使用する場合には、表示に利用できる面は3つ存在する。層が3つならば面は4つ存在する、といった具合である。すべての表示が単一のキーの隣に設けられるとすると、機能を識別するのに使用される層の数が多くなり、見分けるのが難しくなるかもしれない。他の実施例では、表示用の面は装置の異なる位置に設置しても良い。そうすれば、あるキーは第1の面に表示を持ち、別のキーは第2の面に表示を持つ、という具合になる。
【0064】
浮いている表示を強調する、すなわち2つの層の違いをよりはっきりさせるためには、表示を有しているそれぞれの層の間に位置する、光透過性の層の厚みを増せばよい。同様に、表示を有している面と面の間の厚みを減らすことによって、これらの特徴は目立たなくすることができる。
使用されるインクや塗料は、大きな効果をもたらすように、当業者が選択することができる。例えば光沢のあるものや蛍光色のもの、黒色、白色のものをはじめ、さまざまな色のインクが用いられる。表示は導光板上にあるので、蛍光色のものや光沢のあるものが用いられれば、より見やすい表示となる。表示の字体、色などの特徴や、表示を保持する部材は、使用者によって選択されてもよい。
【0065】
照明が適切である場合、表示をきちんと目に見えるようにするには、インクや他の目に見える物質を表層に加える技術以外では、層にエッチング処理を施す方法だけである。
光透過性の面でキーに対応した表示の位置を示す実施例は、他の実施例を参照して説明されてきた。他の実施例とは、同時係属出願に主張されている、他のそれぞれ創意に富んだ特徴との関係で説明された実施例を指している。当業者なら、本発明の範囲を逸脱することなく、開示された特徴に多くの変更を加えることができることは分かるだろう。
【0066】
当業者には、装置の特定の部材と関連して上に説明された特徴が、異なる設計にも適応するよう、混合されたり調和させたりすることが可能だということが明らかであろう。
ここで、この装置の入力領域について、主に図9と図15乃至20に関して、さらに詳しく説明する。
【0067】
入力領域5には、すでに説明されたように、キーアレイ6が備えられている。この実施例においては、複数のキー7乃至13がキーアレイを形成している。これらのキーはそれぞれ、スイッチ作動装置(すなわちキーボタン)64と軸49とを備えている。軸49はキーボタン64のほぼ中心から伸びている。上部ベアリング103、Oリング107、小環108、バネ板110、下部ベアリング109は、キーボタン64から伸びる軸49に沿ってそれぞれ設置されている。バネ板110は、PCB118上に位置するバネ板サポート114に支えられる。バネ板は、本体と、金属薄板から形成される舌状部111とを有している。舌状部は金属板の内側部分を打ち抜くことによって作られたもので、2つの側面と端部は金属板の残りの本体から自由である。バネ板には、キー軸49とバネ板サポート114用の穴を開けるために打ち抜かれた部分もある。バネ板の片方の端部113はPCB上の個々の接触領域に接触するための接点を有している。
【0068】
この技術の当業者には明らかなように、この目的のためには単一の接点が用いられるが、接点が2つあったほうが信頼性は増す。バネ板サポート114にはPCB118から直立する3つの部材がある。これらの部材は単一構造であってもよいし、あるいは別々の部材であってもよい。第1の部材は窪み115を有している。これは、バネ板110の一方の端部112を収容し、その端部を定位置に保つ。サポート114の第2の部材は、第1の部材に向かって伸びる唇状部116を有している。この唇状部116は、バネ板110のもう一方の端部113が上方向に動くのを制限する。サポート114の第3の部材は、舌状部の端部を収容するための窪み117を有している。この第3の部材は第2の部材に相対して設置されており、バネ板110の舌状部は窪み117に対応して曲げられなければならない。バネ板サポートは、状況に応じて、第2の部材に向かって伸びる唇状部を有する第4の部材を備えていてもよい。この場合、PCBの接触領域は唇状部の表層に及び、バネ板の接点に近づくようになっている。あるいは、接触領域のベアリング唇状部は、第2の部材の一部として形成されるか、または完全に取り除かれるかもしれない。
【0069】
上に記述されたように、この実施例においては、キーは3つ一組になっていて、それぞれのボタンは合成導光板51の第2層の横いっぱいに広がっている。これが、脆い部材52乃至58の製造を容易にする。英数字キー7、ソフトキー8および9、上のスクロールキー12aのボタンは、それらが属するグループの他のキーのボタンと整列している。しかし、残りのキーのグループについて見ると、下のスクロールキー12bのボタンは、同じグループの他の2つのキーのボタン、つまり呼処理キー10および11と整列してはいない。いずれにせよ、それぞれのグループにおいて、隣接するキーボタンの端部は互いに補い合い、狭い間隔で設置されている。これによって、キーボタンの間を広げるために合成物51や他の充填材を用いる必要がなくなる。また、装置の入力領域の全体的な概観を簡素化するという、ユーザにとっての利点もある。キーアレイ6の更なる特性と利点は、以下に示される。
【0070】
図17および18に特に見られるように、隣接する英数字キー7のバネ板110とサポート114とは、互いに垂直に設置されている。これは、バネ板とキーそのものの位置合わせができないという問題に対する幾何学的に単純な解決策である。ここで説明された実施例におけるこの問題の原因の1つは、外側のキーのバネ板が、対応するそれぞれのキーボタンの平均的な長さよりも長いということである。この余分な長さは、他のどこにも収容できない。これは主に、それぞれの中央キーのバネ板が、対応するキーボタンの平均的な長さよりもほんのわずかしか小さくないためである。また、キーは近接して継ぎ合わせられているため(キー同士の間にはわずか0.245ほどの隙間しかない)、余分な長さを許容できるようなスペースはないのである。さらに、それぞれのキーの軸49がキーボタン64のほぼ中心に位置している一方で、バネ板110のキー軸用の穴は中心を外れている。このことが外側のキーの問題を悪化させ、それぞれの中央キーのバネ板を対応するキーボタンの下のスペースに収容できないという結果を招く。
【0071】
キーが組立てられ、装置の入力領域が以下のように組み立てられる。上部ベアリングが装置のパースペックス層の穴48に挿入される。この目的のためには、ルビーベアリングが選択されるのが望ましい。その主な理由は3つある。第1に、ルビーには耐摩耗性があるので、長期にわたる多数のキー操作に対応できる。第2に、この装置の上部ベアリングは、対応するキーボタンの幅よりも大きい直径をもっている。すなわち、上部ベアリングは装置のフロント面が透明である場合(例えば第2層51がサファイアでできている場合)目に見える。すると、ルビーがユーザの目を楽しませる魅力的な宝石であるという利点が生かされる。第3に、ルビーのような硬い物質を使用することによって、PFTEのような弾力性のある物質を使用する場合とは反対に、装置の中にキーを収める際の精度が大幅に向上する。ダイアモンドやサファイアなど、他の耐磨耗性を備えた貴石が使用されてもよい。上部ベアリング103は、第1ベアリングに対するキーの縦方向の動きを可能にする。すなわち、キーの軸はベアリングの縦軸に対して縦方向に動く。
【0072】
下部ベアリング109はチタン製の板で、PCB118の背面に固定される。下部ベアリング109の内径および外径は上部ベアリング103よりも小さいが、中心は一列に並んでいる。これらは異なる物質から作られるのが望ましい。下部ベアリングの材料は、PFTEのように、衝撃吸収性を備えているとよい。
キー軸49は、上部ベアリング103の内径を通過するのに適当な太さの部分49aを有するように、機械加工されている。第2の部分は、下部ベアリング109の内径を通過するように、細く加工されている。軸49と小環108は、金属の単体から機械加工されてもよい。あるいは、小環108は軸49に取り付けられていてもよい。これらはステンレス鋼から作られるのが望ましい。さらに、Oリング107は、軸49の太いほうの直径部分49a上で小環108に隣接し、水封となる。小環108もOリングも、上部ベアリングの外径よりも小さい外径を有している。そのため、状況によってはユーザからは見えない。しかし、この小環は上部ベアリングの内径よりも十分に大きな外径を持っているので、キーが装置から外れて落ちることはない。
【0073】
キーボタンは望ましい材料から望ましい形に形成される。望ましい材料とは、金やプラチナ、銀、ステンレス鋼といった金属であってもよい。あるいは貴石であってもよい。たとえば、1つのキーボタン、あるいは複数のキーボタンにダイアモンドがちりばめられてもよいし、あるいは貴石がちりばめられてもよい。一度キー軸が上部ベアリングに通されると、キーボタンはベアリングに結合される。これは、従来のブレージング技術を用いても可能である。
【0074】
バネ板サポート114はPCB118上にある。それぞれのバネ板サポート114は単一構造をしているのが望ましく、アルミニウムなどの軽金属から作られるのがよい。サポートは従来の技術を用いてPCBに半田付けされてもよい。バネ板サポート114はバネ板110を支えるように設置され、軸の穴の中心が下部ベアリング109の中心と合う。バネ板接点の接触領域はPCB(すなわち、上に説明された、サポートの第2あるいは第4の部材の唇状部)上にある。
【0075】
バネ板110自体はベリリウム銅のような金属板を打ち抜いて作られる。バネ板110は、サポート114に取り付けられている。バネ板の一方の端部113は、サポート114の第2の部材の唇状部116の下に設置されており、もう一方の端部112はサポート114の第1の部材の窪み115に収められている。舌状部は、その端部がサポート114の第3の部材の窪み117に対応するように曲げられている。定位置にある場合、バネ板110の遊離端113は、抑止効果を持った唇状部116に向かって上向きに自然にバイアスをかけられている。
【0076】
キーのさまざまな部品の寸法と、それらの相対的な位置は、円滑なキー操作にとっては重要である。上部ベアリングと下部ベアリングの間の距離は、両者をバネ板の切換え機構のどちらかの側に設置し、バネ板に軸を通すことによって、最大化される。このような位置にある場合、ベアリングは、キーが操作される際にまっすぐにキーを支え、それによって隣り合うキーボタンとの接触を避けると共に、そうした接触を防ぐためにキーとキーの間隔を広げる必要性もなくなる。これも同様に、高い切換え機能と感触の良さをもたらす。
【0077】
また、キーは、それぞれのキーボタン64の下位層が、バネ板110に余分な圧力がかかる前にパースペックス層37の表面と接触するような寸法である。この実施例においては、小環108は軸に沿って設置されており、キーは、押されていない状態にあるときには、バネ板の上に静かに静止している。さらに、適切な長さを持った軸の太い部分は、通常の状態であれば、キーボタンの下位層とパースペックス層37の表面との間に隙間を有し、その隙間は、バネ板の接点を接触領域に接触させるために小環108が移動しなければならない距離と同じか、またはそれよりも少し長い距離である。このことは、スイッチそのものが動きを止めるならば、バネ板にかかる圧力の潜在的な問題を解決する。
【0078】
キーの寸法は、装置の外観にとっても重要である。キーボタンは、少なくともキーが前述の標準状態にある場合には、合成導光板の第2層51の表層から突出る厚さが望ましい。合成導光板がほぼ透明であれば、キーが浮いているような印象を与え、前述のキー表示15に3次元的な効果をもたらす。さらに、キーボタンは、部分的に合成導光板の第2層まで沈み込むように深くなっているべきであり、少なくとも2つの相対する平面を持っているのが好ましい。この平面は、キーの外旋を防ぐために、第2層の側面に対応している。この装置においては、キーと合成物の第2層との間に約0.1mmの隙間が設けられる。隙間は目には見えないが、キーの外旋防止を補助するのには適している。外旋は、この実施例においては、隣接するキーの側面の鏡のついた傾斜によってさらに妨げられる。
【0079】
キーの部材を正確に相対的に設置するために、パースペックス層37と、PCB118と、チタン板77とは一緒に固定される。この実施例においては、フロント面プロテクタ63と、パースペックス板の突起68における追加的なタップつき突起と、対応する固定手段とによって固定が行われる。一度キーが設置されると、パースペックス層、PCB、チタン板は、突起と固定手段とを用いて一緒に固定される。それによって、キーが定位置に保持され、操作可能なモジュールを形成する。このモジュールは、図9(b)を参照して上に説明されたフロント面プロテクタを使用して、容易に装置の中に組み込むことができる。
【0080】
次に、この装置のキー操作について説明する。ユーザがキーボタンに圧力をかけると、ベアリングとバネ板の軸穴を通って軸が下方向に動く。この結果、小環が軸穴を区画するバネ板の本体部分に圧力をかけることになる。キーボタンへ圧力をかけ続けると、小環がますます強い力をバネ板のこの部分にかける。その結果、小環の周りの本体は変形する。やがて、この変形によって舌状部がオーバーセンターし、その結果、バネ板110の遊離端113は、自然にバイアスされた位置から(抑止効果を持った唇状部分116に向かって上方向に)第2の位置へ軽く動くことになる。第2の位置においては、バネ板の接点はPCBの接触領域と接触する。結果として、そのキーの作動を示す電気的な信号がプロセッサに送られる。この構成は、キーが作動したことをユーザにはっきりと示す明確なクリック音を鳴らす。ユーザがキーボタンに圧力をかけるのをやめると、小環はバネ板110から圧力を取り除く。舌状部は突然通常の位置に戻り、バネ板の遊離端は接触を切断して元のバイアスされた位置に移動する。
【0081】
図20(a)は、図17および18に示されているキーに対する力対距離に関する形状を示したグラフである。この形状は、例えば典型的なキードーム配列に対するキーの触知性を向上させる。キードームは、図20(b)に見られるように、かなり平らな形状を有している。従来のキードーム型の配列を用いると、ユーザはキーが作動する点まで一定の力をかけなければならなかった。その結果、ユーザは、キーが作動しそうな地点に近づいているという触知できる表示を得ることはない。対照的に、図17および18に示された装置を使用する場合には、ユーザは、キーの運動にかける圧力を増すことで、キーが作動しそうな地点に近づいていることを認識できる。さらに、ユーザは作動・非作動を、キーを押すことで発せられる音によってわかる。
【0082】
図1に示された実施例の、中央のV字型のキーボタンは、ユーザが装置の中央縦方向の軸を視覚と触覚から認識することを可能にしている。これは、先端に位置するクッション16によってさらに認識しやすくなっている。結果的にユーザはすばやく求める中央キーを探し当てることができる。それぞれの中央キーボタンの先端も、キーボタンの長さに沿って中心点を認識する。この中心点からキー軸49が延びている。そのため、これらはキーのより正確な沈下を促進する。また、このことは、隣接するキーボタンとの接触を防いだり、そうした接触を回避するためにキー同士の間隔を広げる必要をなくす。
【0083】
同じように、この実施例においては、V字を形成する、近接する外側のキーボタンとフロント面プロテクタとの組み合わせが、ユーザが外側のキーが位置する側面の縦軸の位置を決定することを可能にする。結果として、ユーザはすばやく所望の外側のキーを見つけられる。キー発見プロセスは、この実施例においては促進される。なぜなら、外側のキーボタンが合成物51の第2層とベゼル19の間の界面に及んでいるからである。
【0084】
図1に示されている装置のフロント面は、クッションとフロント面プロテクタ63とによって保護されている。フロント面3はわずかに凸状で、最高点は中央の縦軸に沿っている。そのため、面を下にして置いた場合、装置はこの軸に載っていることになり、表層に傷ができてしまう。時に、合成物の第2層がサファイアやそれに似たものである場合、これが容認できないことは明らかである。図1に示されている装置は、この問題を回避するように設計された。クッション16と面プロテクタ63aは、装置が合成物の第2層の上に載らないようにする。また、上に記述されたように、好適な実施例においては、キーボタンは表面からわずかにはみだしている。そのため、中央キーボタンも合成物の第2層を損壊から保護する働きをする。しかし、クッション16とチンフロント面プロテクタは、フロント表層の十分上に上げるのが望ましい。装置は中央キーボタンの上に載ることもなく、そのためボタンも損壊から保護することができる。
【0085】
この装置は、面の端部が叩かれた場合にもフロント面が保護されるように設計されている。装置の平面図からもわかるように、図21にはベゼルフロント面プロテクタ63bが描かれており、ベゼルとの界面に沿って合成物の第2層の表層をはみ出し、それによって合成物の第2層をその部分における損壊から保護している。これらもまた、叩かれてベゼルが衝撃を受ける危険性を低くしている。さらに、これらは隣接するキーボタンよりも突出ているので、キーボタンをも衝撃から守るようになっている。
【0086】
このフロント面プロテクタのさらなる利点は、特にベゼルが、例えば装置がフロント面を下にして置かれた場合に、キーが偶発的に作動されるのを防ぐような大きさになっていることである。つまり、フロント面プロテクタボタンの最上層は、キーボタンの最上層と同じ高さかそれより高くなっているべきである(たとえば、プロテクタ63bと、隣接する外側のキーボタンとの間の関係のように)。あるいは、キーボタンの最上層よりも低いところにある場合には、プロテクタの最上層とキーボタンとの距離は、キー作動の際に接点からPCBの接触部分に接触するために移動する距離よりも小さくなければならない。
【0087】
図22乃至25は、図1の装置の代替キーおよび/またはフロント面プロテクタの構造を示す。
図22は代替的なキー配列であって、キーを触覚の目印として使用するという創意に富んだ考え方に則っている。キーの形は図1に示される装置の英数字キーアレイのものと類似しているが、キーの側面が、装置の縦軸と位置合わせされている点で異なる。
【0088】
携帯通信装置のケースを製作するためには、指定されたケース部材のリストが存在するであろう。そして、その部材の特徴は、使用者によって選択可能である。この、独自化のための可能な部品のリストは、何よりもコンピュータ上、ウェブサイト上で配布され、あるいは印刷されたリストの形で店頭に置かれてもよい。そうすれば、装置の使用者は、一連の可能な選択肢の中から指定された部材の特徴を選択することができる。別の実施例においては、指定された部材の個々の特徴における独自色の範囲はさらに広くてもよいし、部材の決定は事実上使用者の自由裁量に任されてもよい。エッチングや彫刻による表面装飾などの追加要素や、何より外皮も使用者が決定できる。
【0089】
この工程は全体をコンピュータ化することができるので、装置の選択された特徴は、直ちに、製造場所や、指定された部材の選択された特徴を実現するための場所へ伝達される。これは、将来の使用のために、消費者の仕様を記録する手段を経由して行うことも可能である。また、この手段が、必要とされる部材を作るさまざまな職人の技能を活用し、組立てるそれぞれの部材の配列を調整する。この装置は、特定の部材のために与えられた典型的な材料を用いて、以下に詳しく説明される。材料や化粧張りについて部材との関係において述べられる場合、読者は、ここで説明される部材の特徴は、独自化された装置の使用者に選択肢として提示される複数の特徴のひとつであるということを心に留めておくべきである。さらに、部材の正確な材料や表面装飾は、個々に注文されたものである。別の選択肢としては、注文者の仕様が、すぐに組み立てられるように部材がストックされている場所へ直接伝達される。この実施例においては、使用される部材のそれぞれはまったく可能ではない。あるいは、比較的少数の課題に制限されている。この課題は、彫刻をしたり宝石をちりばめたりするなど、最初と最後の部材が決定された後で実行される。
【0090】
個々の部材がより幅広く使用されるように、部材は別々に設計、加工され、それほど珍しくない部材と一緒に組み立てられる。部材の組み立てに際して特別な技能が必要とされる場合、あるいはその他の理由で、組み立ては別の場所で行われるかもしれない。
組み立てられた品物は、その後ユーザの手に渡る。
【0091】
この発明の持つ特徴は、無線電話機能を参照して検討されてきた。当業者には、これらの特徴が他の携帯通信装置や、あるいは電子手帳など他の機器にも適用できることが明らかであろう。
また、ケースは、従来の一部式ケースや折りたたみ型であってもよい。または、ユーザ入力部材やキーがディスプレイとは異なる面に位置するような、二部式以上のケースであってもよい。二部式の場合には、一方が他方に対して可動性をもつように互いのケース部分が取り付けられているのが一般的である。動かし方は、回転、または横向きである。
【0092】
将来的には、ケースはおそらくほぼ同じ状態に維持されるであろうが、エンジンは、より高い処理能力やより美しい画像などの機能を持ったエンジンと交換されるだろう。エンジンを交換するということは、現在のエンジンを取り外し、新しいものと取り替えるという、比較的単純な方法である。同時にバッテリとケースの内壁が変更されれば、さらに容量の大きいバッテリを組み込むことが可能である。
【0093】
本発明は、ここに示された目新しい特徴あるいは特徴の組み合わせを、はっきりとあるいは総括的に含む。本発明が請求の範囲に記載されている説明と関係するかどうか、あるいは、記載された問題のいずれか又はすべてが軽減されるかどうかは、ここでは論点ではない。
上の記述の観点から、当業者には、本発明の範囲内でさまざまな修正が行われてもよいことが明白になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の一実施例を示す、通信装置の斜視図である。
【図2】
図1の通信装置のフロント面図、背面図、両側面図、および上面図である。
【図3】
本発明の実施例に適した通信装置の略図である。
【図4】
本発明の、一実施例における、キーを除いた状態での通信装置のフロント面の分解図である。
【図5】
導光板の層の1つを示す図である。
【図6】
(a)および(b)は、ディスプレイ領域における、図1の通信装置の断面図である。
【図7】
側面フレーム部材と、ケースを組み立てるために設置されたレールとの斜視図である。
【図8】
バッテリカバーが取り外された状態での、前記装置の背面の斜視図である。
【図9】
(a)および(b)は、バッテリ領域における、図1の通信装置の断面図である。
【図10】
バッテリカバーが取り付けられた状態での、装置の背面の斜視図である。
【図11】
(a)および(b)は、本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図12】
キーに対応した表示の位置を説明する、前記装置の入力領域の一部の斜視図である。
【図13】
前記通信装置の縦断面図である。
【図14】
表示の付着に利用できる表層を説明する、導光板の概略的な断面図である。
【図15】
部分的に組み立てられた、前記装置の入力領域の斜視図である。
【図16】
部分的に組み立てられた、前記装置の入力領域の斜視図である。
【図17】
作動機構を含む前記装置のキーの斜視図である。
【図18】
スイッチ作動装置が取り除かれた状態の、図17に説明されたキーのいくつかを説明する図である。
【図19】
(a)および(b)は、ベゼルの外殻の、フロント面および背面それぞれの斜視図である。
【図20】
(a)および(b)は、図17および18で説明したキーにかかる力を距離と対照して示したグラフと、ドームを使用している従来のキーについての同様のグラフである。
【図21】
(チンフェイスプロテクタが取り除かれた状態での)図1の装置の底面図である。
【図22】
本発明の代替的な実施例によるキー配列の図である。
【図23】
本発明の代替的な実施例によるフロント面プロテクタの図である。
【図24】
本発明の代替的な実施例によるフロント面プロテクタの図である。
【図25】
本発明の代替的な実施例によるフロント面プロテクタの図である。
[0001]
(Technical field)
The present invention relates to a communication device having an improved keypad.
[0002]
(Background technology)
The keys of current communication devices generally consist of three components. The first part is an array of key domes mounted on a flexible substrate. When each dome is depressed, it is possible to activate a switch on the telephone. A plastic partial keypad is overlaid on an array of key domes. The keypad comprises an array of projections interconnected by plastic fibers on a substrate visible to the user, and a corresponding projection on the back. The keypad is held in place using the cover. When a projection is pressed, the corresponding projection on the back pushes the key dome to activate the switch.
The problem with such keypads arises when keypad projections are improperly pressed. If the key dome is pressed at the wrong location or angle, the corresponding protrusion may not press the key dome, or may affect the operation of an adjacent key. Therefore, it will be important to ensure that the projections are pressed accurately.
[0003]
The problem is exacerbated when trying to design the keypad so that the keys have some play. This is because there is actually a sense of movement and actuation when the key is pressed. The longer the key travels to press the key dome, the more likely it is that a minor mistake in pressing the key will result in switching failure.
This problem may be exacerbated by current miniaturization trends. The smaller the key, the more difficult it is to press the key accurately.
Therefore, it would be desirable to improve the overall key of a communication device by solving the above-mentioned problems.
[0004]
(Disclosure of the Invention)
Provided by the present invention is a portable communication device having a front surface having a plurality of holes and an array of keys. Each key has a switch actuating device and a switch element. Each switch actuator protrudes through one of the plurality of holes to provide a top surface for a user to perform tactile operation. There is also provided a coupling for coupling a tactile operation of the upper surface to the switch element, the coupling comprising a switch actuator and a shaft extending from a first bearing about the shaft. The first bearing is a gem-decorated bearing that allows for longitudinal movement of the switch actuator associated with the first bearing.
[0005]
The first bearing desirably has wear resistance. This is because a large number of operations can be dealt with over a long period of time, for example, about 20 years. Also, accurate engagement of the shaft is provided if the first bearing is wear resistant. In a preferred embodiment, the first bearing comprises a corundum gem such as ruby. Ruby bearings are attractive. This is a special advantage if the device has a transparent front surface (eg containing sapphire), so that the user can see the gem. Bearings decorated with other jewelry may be used.
[0006]
Preferably, the coupling means further comprises first and second bearings for supporting the shaft. This is because these bearings improve the positioning when the key is moving. That is, the bearing defines the trajectory on which the shaft can move. The further apart the first and second bearings are, the more the key will be held straight during operation. This reduces the likelihood of contact with adjacent switch actuating devices and reduces the spacing that must be left between the keys to prevent such contact. The maximum spacing is in the preferred embodiment. At this time, the shaft extends through the switch element, a first bearing is installed on one side of the switch element between the switch actuator and the switch element, and a second bearing is installed on the other side.
The second bearing is optionally resilient, thereby providing a shock absorbing effect. This bearing may be, for example, a PFTE bearing.
[0007]
Preferably, the switch actuation device is physically separate, ie separate, from the other keys. Then, the operation of one switch actuator does not interfere with the operation of another switch actuator. Therefore, the operation of one key does not interfere with the operation of another key. Furthermore, it becomes possible to arrange the switch actuation devices of the adjacent keys at smaller intervals.
Preferably, the switch elements are also physically separate. Then, the possibility that an incorrect operation of one switch member affects the operation of another switch member is reduced.
[0008]
The switch element may comprise a contact and a mechanism responsive to the coupling means, for bringing the contact into and out of contact with a corresponding contact on the device. In one embodiment, the switch element comprises a spring plate. The spring plate has a fixed end, a free end, and contacts provided towards the free end that contact corresponding contacts of the device. An elastic tongue is provided between the fixed end and the free end. In such an apparatus, the connecting means is set to connect the operation of the upper surface by the tactile sensation of the user to the fixed end of the spring plate.
[0009]
The array may have a row of keys. In this row, the first and second adjacent keys in the row are orthogonal to each other. This is particularly advantageous in situations where it is physically impossible to align the spring leaf and the switch actuating device. Such a situation may be, for example, that the spring plate is longer than the bordering switch actuating device and / or the keyshaft hole made in the spring plate is off-center, so that one end of the spring plate is off the shaft. Is greater than the corresponding distance from the shaft to one end of the switch actuation device.
[0010]
In a preferred embodiment, there is more than one key in a row, in which case the spring plates of the alternate keys are mounted in exactly the same way. That is, they are parallel and installed in a similar manner. If there are more than one row, for example an alphanumeric key array in the form of a 3x4, the spring plates of the keys in each column are installed exactly the same.
The key array of the device may include one or more rows of keys. Each key row protrudes through a separate hole in the front face.
[0011]
The keys in each row are preferably close. That is, they are very close. This eliminates the need for the front panel to include a synthetic material or the like that fills the gap between the keys. Therefore, both the manufacture of the device and the overall exterior are simplified. This advantage is further recognized when the adjacent keys extend from one side of the front surface to the other, across the front surface. This is because no material is required between the outer key and the end of the front face. For example, if the device has a bezel surrounding the front face, the keys will extend across the front face and the outer keys will be very close to the edges of the bezel.
[0012]
In a preferred embodiment, the adjacent keys protrude through a V-shaped hole in the front face.
If the adjacent keys include a center key, a left key located to the left of the center key, and a right key located to the right of the center key, the center key is approximately adjacent to the right and left keys. The left key is typically only in proximity to the center key, and the right key is also only in proximity to the center key. The center key has keys on both sides. In operation, it is important that the center key does not affect other keys. It would therefore be particularly advantageous to have a key sandwiched between other keys that were modified to facilitate accurate operation.
The user also benefits by having one of the keys having a vertex in the area of the top surface. This is because the user can determine the correct position of the key to be operated based on the vertex. The vertices provide the correct position indication for manipulation, both visual and tactile.
[0013]
The vertex is typically formed at a point where the two side portions meet. The apex may have a sharp feel or may be a V-shaped protrusion. In that case, the angle formed inside the key between the two side parts is less than 180 degrees. The apex may have the feel of a V-shaped depression towards the side. In that case, the angle formed inside the key between the two side parts is greater than 180 degrees. The key may be V-shaped with two vertices. The vertices, or vertices, provide a means of visually and tactilely distinguishing one key from another. This provides the user with a starting point for positioning.
[0014]
The switch actuating device may be a type of individual component of the device that can be customized. That way, the orderer can create their own personalized products. The switch actuator may include metal. The metal may be expensive (gold, platinum, silver, etc.) or less expensive, such as stainless steel. The switch actuating device may be provided with a surface decoration. This includes, for example, studded jewelry, veneering, pictures, coloring, and sculpture. A typical switch actuating arrangement may additionally be engraved with a series of stones or gemstones such as diamonds.
Next, embodiments of the present invention will be described in more detail with reference to the accompanying FIGS.
[0015]
(Best Mode for Carrying Out the Invention)
Embodiments of the present invention are described in more detail below. Here, typical materials are used for specific components or individual components of the device. When considering the material and veneer of a component, the feature of the component described herein is one of the options for the user of the device customized according to the present invention. Further, the exact material and surface decoration of the member can be determined by the user.
[0016]
The embodiment illustrated in FIG. 1 is a communication device 1 having an expensive case 2. The case 2 of this device is designed so that it can be customized using expensive materials according to personal preferences. To manufacture such a device, more external components are required to form the case than conventional communication devices.
The case 2 has a light-transmitting planar front surface 3. The front surface 3 has no seams from the display unit 4 to the input unit 5 including the key array 6. The key array 6 includes a first group of alphanumeric keys 7 used for entering telephone numbers, text messages (SMS), entering names (associated with telephone numbers), and the like. The twelve alphanumeric keys are assigned symbols 0-9, #, and *, respectively. In alpha mode, each key is associated with a character or special indicia used for document editing. The key array 6 further includes two soft keys 8 and 9, two call processing keys 10 and 11, two scroll keys 12, and a power key 13.
[0017]
The functions of the soft keys 8 and 9 depend on the state of the communication device and the position in the menu accessed using the scroll keys 12. The current function of the soft keys 8, 9 is shown on the display unit 4 immediately above, respectively.
The two call processing keys 10 and 11 are used to establish a call or conference call, end a call, or reject an incoming call.
[0018]
Two directional keys, scroll keys 12, in the illustrated handset are located at the center of the front surface of the communication device, ie, between display unit 4 and a series of alphanumeric keys 7, and perform a scroll function.
The seamless front surface 3 is formed from an optically seamless light guide plate 14. The light emitted from the light guide plate 14 illuminates the display unit 4 and the key display 15 on the light guide plate 14. The display 15 corresponds to each key of the key array 6.
[0019]
The front surface 3 is covered with a cushion 16 which transmits sound from the speaker 18 to the hole 17 and provides a suitable feel to the device used near the user's ear. The front surface 3 is surrounded by a bezel 19 formed of a noble metal. The bezel 19 protects the ends of the light guide plate 14 and, in some embodiments, protects the components of the case 2.
In this particular embodiment, the user can feel the key by touch. In terms of design, the light guide plate 14 can be made from a wide variety of materials, including brittle materials, materials that must be handled carefully, and materials that must be protected from damage.
[0020]
The case 2 includes a front surface 3 surrounded by a bezel 19, a side frame 20, and a rear cover 21. The interface between the side frame 20 and the bezel 19 and the interface between the side frame 20 and the rear cover 21 are protected by rails 22 and 23 in this embodiment. The rails 22 and 23 make the device 1 durable and elegant, while also hiding the unprocessed ends. The case 2 can be opened so that the internal engine 24 can be easily updated if necessary. The case 2 is also designed so that different sized and shaped engines 24 can be used in the device. This engine 24 is required as long as the device is used.
Other components of this design will be described in more detail with reference to later figures. As an introduction, this device will be briefly described with reference to functional components.
[0021]
The communication device 1 includes a key array 6, a display 25, an antenna 26, a receiving speaker 18, a multi-tone speaker 27, and a microphone 28. The communication device 1 is adapted for communication via a wireless telecommunication network such as a wireless network. However, this communication device is also designed for cordless networks. FIG. 3 schematically and functionally shows members of the communication device 1. Microphone 28 records the user's voice, thereby forming an analog signal. After the A / D converter A / D converts the analog signal, the audio is encoded in the audio portion 29. The encoded audio signal is transmitted to the processor 30. Processor 30 supports software in the phone. The processor 30 also forms an interface with the peripherals of the device. Peripherals will include a random access memory (RAM) 31 and a flash read only memory (ROM) 32, a SIM card 33, a display 25, a key array 6, and possibly a browser application 34, and a location module 35.
[0022]
The browser application 34 is used when requesting and receiving information from the Internet. The location module 35 allows the terminal 1 to determine the current location.
Processor 30 is in communication with transceiver 36. Transceiver 36 is, for example, a circuit tuned to send and receive messages in a telecommunications network. The telecommunications network may be a GSM or W-CDMA network. However, the invention is also applicable to connection with any other network. This includes, but is not limited to, other types of wireless networks and various cordless telephone systems, or dual band telephones accessing such systems and networks. The audio unit 29 performs audio decoding on a signal sent from the processor 30 to the receiving speaker 18 via the D / A converter.
The display 25 may be a permanent part of the case, but may be a replaceable module as long as the engine is updated as long as the case is used. The replacement of parts, for example, improves the image.
[0023]
As described above, the front surface 3 has light transmittance and functions as a light guide plate. This seamless light guide plate illuminates the display area 4 and the display 15, but reduces the number of illumination members required and forms a seamless front surface. Using this light transmission technique, as shown in the embodiment, allowing the light guide plate 14 to be the front surface of the device 1, the outer surface of the device will be impressive. There is no visible change from the display area 4 to the input area 5 where the key array 6 is located.
[0024]
The embodiment illustrated in FIG. 1 has a light-transmissive front surface 3. This front face is made of sapphire and similar precious stones. The use of ores, such as sapphire, instead of other more flexible light-transmitting materials, such as plastics, presents additional problems due to the properties of the materials. For example, when designing durable equipment, the use of fragile materials for the front surface presents many difficulties. In one of the embodiments described in FIGS. 1, 2 and 4 to 6, the light guide plate 14 is an optically seamless composite layer. As best shown in FIG. 4, a perspex layer 37 made of perspex or another transparent and / or translucent material extends over the entire length of the front face 3.
[0025]
There is a cutout 38 for accommodating the receiving speaker 18, the speaker being tuned for use near the ear. There is another cutout to accommodate the light pipe diffuser 39. This cutout is located below the cushion 16 and extends laterally of the device 1. By installing the light pipe 39 under the cushion 16, a bright portion on the front surface is avoided, and visible light in the light guide plate is diffused. The LEDs 40 and 41 are located at both ends of the pipe 39 and are located on both sides of the device. The light emitted by the LEDs 40 and 41 is transmitted through the pipe 39 and diffused. The light pipe 39 is coated with a reflective material. As such, light is transmitted through a surface layer 42 that extends along the surface of the LCD display 25. The diffused light is transmitted to the light guide plate 14 along the main axis of the light guide plate 14 to provide the LCD 25 with substantially uniform illumination.
[0026]
Thus, light is supplied to the light guide plate 14 from above the LCD 25 along the main axis. Light from the light pipe 39 illuminates the display area 4 and the input area 5. As shown in FIG. 15, additional LEDs 67 and other lighting members are along the perspex layer of the input area 5 or the edge of the sheet 37 and illuminate the display 15 of the key array 6. The surface layer of the extension portion 78 of the perspex layer or sheet 37 is formed so as to transmit light from the adjacent LED 67 or the like to the upper surface of the main portion of the perspex layer or sheet 37. This helps to provide substantially uniform light in the input area. Additional LEDs 67 and the like are protected from view by bezel 19. This is to keep the light spots invisible and to avoid light from diffusing uniformly across the light guide plate.
[0027]
The LCD 25 itself is adhered to the back surface of the perspex sheet 37 using an energy absorbing adhesive sheet 45. Using this technique and ensuring that there is no air gap between the front of the LCD 25 and the Perspex sheet 37 provides a powerful solution for mounting the LCD 25. The surface of the LCD 25 is easily damaged and generally requires a protective layer at a distance. This surface layer is protected by a perspex layer 37 adhered to one of the surfaces. The driver 44 for the LCD 25 is shown in FIG.
[0028]
In the described embodiment, the perspex layer 37 is provided with holes 48 for locating each key so that the key shaft 49 can be moved to contact the printed circuit board 50. The printed circuit board 50 is located in the case 2 for registering a user input. Each inventive key arrangement suitable for use in general concepts is described in more detail below. Since the key layout is one of the most permanent parts, it has been designed with consideration of what the case will need in the future. Those skilled in the art will appreciate that the key arrangement may be changed while providing the flexibility to adapt to future engine demands. For example, a joystick or similar rotary device, or a versatile key, can be used for input, similar to other input mechanisms conventionally used in notebook computers.
[0029]
As can be clearly seen from FIG. 4, the second layer of the composite light guide plate 51 is composed of components 52 to 58. This means that the brittle material used for the second layer 51 can be selected. The material of this member is various ceramics, but sapphire has properties of scratch resistance and appropriate light transmission and can be used. Other suitable materials include glass, other minerals, precious and semi-precious stones. However, when a transparent material such as sapphire is used, the light guide plate becomes the outer surface of the device. The arrangement of the second layer is similar to the arrangement disclosed in the concepts in the embodiments described herein and is not required if the material is not brittle. However, alternative arrangements using brittle materials will be apparent to those skilled in the art.
[0030]
As mentioned above, sapphire is brittle. A problem arises when considering how to use such a material for Case 2 which should have long-term durability. This assumes that the device 1 is inevitably subject to shock and will be dropped many times during prolonged use. In an embodiment, the sapphire is in individual parts 52-58 for ease of manufacture. Each of the components is bonded to the perspex layer 37 using an ultraviolet curable adhesive based on a composite acrylic technology. The components 52 to 58 are bonded to a more flexible perspex layer 37 to increase the durability of the composite light guide plate 14 and to withstand impact. The perspex layer 37 has a gap 59 extending in the lateral direction. These gaps 59 act like hinges, giving the composite layer 14 flexibility in the vertical direction.
[0031]
In this embodiment, the arrangement of the key array 6 is designed in consideration of this gap. The alphanumeric keys 7 are arranged in groups of three and arranged on the second layer of the synthetic light guide plate 51 so as to spread in the horizontal direction. The function keys, that is, the soft keys 8 and 9 are also arranged in two sets of three. The soft keys 8 and 9 and the upper scroll key 12a are arranged similarly to the alphanumeric keys 7. The call processing keys 10 and 11 and the lower scroll key 12b are not arranged in the same manner as the other keys, and partition the lower end of the member 57 and the upper end of the member 56. This makes the second row of keys 10, 11, 12b unique and avoids problems with the manufacture of the members 52-58. The key array 6 has other features and advantages, which will be described later.
[0032]
Although the examples herein are designed with the use of brittle materials such as sapphire, the arrangement shown is also formed from other materials with the required optical characteristics, such as plastic. Can be done. Similarly, different key arrangements may be used without departing from the inventive concept as disclosed.
[0033]
If a brittle material is used for the front surface light guide plate 14, a problem occurs when the front surface 3 is joined to the remaining case members. In this embodiment, the ends of the fragile members 52-58 are protected by the bezel 19. Bezel 19 extends around the entire surface. The bezel 19 is formed of a bezel support 60, and the bezel support 60 is covered by a bezel cover 61, which is a metal plate having a thickness of 0.5 mm. The metal plate 61 is bonded to a plastic bezel support 60 using an adhesive such as a two-component epoxy adhesive or a two-component acrylic adhesive. Since the metal plate 61 is relatively thin, the weight of the case 2 is kept light, and it is possible to use valuable metals such as titanium and gold at relatively low cost. Bezel 19 may be a single piece and / or formed from a single material such as titanium.
[0034]
The transparent surface 3 in this embodiment is held firmly in place by a robust mechanism. The perspex layer 37 to which the members 52 to 58 are adhered extends beyond the area covered by the member having the lip portion and the end portion 62 and extends over the entire synthetic light guide plate 14. The end 62 is pushed under the bezel 19 defining the periphery of the front surface and is sandwiched between the bezel 19 and the side frame 20 and is used to keep the front surface 3 in a fixed position.
[0035]
As can be seen in FIG. 1, the bezel 19 is highlighted using a front face protector 63. The function of the front surface protector 63 will be described later in more detail. In this embodiment, the front surface protector 63 plays a role of holding the case members together.
[0036]
The front face protector 63 has a tip portion 64 that extends over the bezel 19 and a shaft 65 that extends through the bezel 19 to the plastic side frame 20. The shaft 65 is fixed to the frame 20 using a nut 95. In this case, the nut prevents the front face protector from falling off the device. In one embodiment, shaft 65 is screwed at one end to tip 64 and at the other end to side frame member 20. As for the fixing, other methods may be employed. The shaft 65 and the tip 64 may also be one part instead of two. The bezel 19 and the perspex layer 37 of the transparent surface 2 are housed in the front surface protector 63 and the side frame member 20, as shown in FIG. Therefore, the front surface protector 63 firmly grips the transparent surface 3 between the side frame 20 and the bezel 19. The front surface protector 63 is located only next to the key array 6. To protect the perimeter of the transparent surface 3, an additional screw 66 is used to bring the bezel 19 closer to the side frame 20 and tighten the transparent surface 3 in place. In one embodiment, screws 66 extend through side frame 20 and into bezel support 60. Once the bezel support 60 is secured to the side frame 20, the outer shell 61 of the bezel 19 is glued to the support 60 to hide the end of the protruding screw 66.
[0037]
As can be seen, the more flexible transparent substrate 37 is covered by a bezel 19 secured in place by the front face protector 63 and other connectors, while the sapphire is held apart from the bezel 19. ing. This is to prevent sapphire from being scraped or damaged by contact. The end of the sapphire member does not protrude above the end of the bezel 19 to protect the more vulnerable end. In the configuration described here, the transparent surface 3 is in place between the bezel 19 and the side frame 20. However, the more flexible substrate 37 accommodates screws and fasteners that are positioned relative to other frame members without damaging the brittle sapphire layer. Bezel material can be selected. In particular, precious metals such as gold, platinum, silver and steel would be suitable. The same can be said for the material of the front face protector. Those members which the skilled person finds suitable are in particular covered with precious or semi-precious stones such as sapphire, ruby, emerald and diamond. Other crystals and ores and veneers can also be used.
[0038]
A sealant is used between the bezel 19 and the transparent surface 3 to reduce the entry of dust and fluid. One way to add the sealant is to apply a base paint to the bottom surface of the bezel 19. If it is dry, the space between the transparent light guide plate 14 and the bezel 19 is solidified when the bezel 19 and the side frame are pulled together.
[0039]
As shown in FIG. 6 or 9, the first rail 22 is located at the interface between the side frame member 20 and the front surface 3. The rails 22 protect the vulnerable ends in order to hide the cuts between the parts and increase the durability of the device 1. The rail 22 is a metal cut so as to have a T-shaped cross section, and extends around the side frame 20. The stem of the T-shape 68 is trapped between the side frame components 20 and the bezel 19 as they are assembled and brought together. The T-shaped trunk has a hole 70. The holes 70 corresponding to the projections 71 on the side frame 20 are engaged with each other if they are at fixed positions. The T-shaped tip functions as a carrier plate. To this, the additionally extruded part 72 is glued in such a way that it is bonded or seamless. The T-shaped stem may be made from a plastic material.
[0040]
In this embodiment, the side frame member 20 is a plastic support 73 with an outer cover 74. Cover 74 may be a sheet of precious metal or may be made of another layer, such as wood veneer or leather. The most suitable adhesive for bonding this layer to the plastic frame member 73 will depend on the material to be bonded. An adhesive suitable for bonding metal to plastic is a two-part epoxy resin or a two-part acrylic adhesive. When bonding a metal to a metal, it is preferable to bond with a reactive polyurethane film or a two-component epoxy resin. Similarly, the back cover 21 in this embodiment has a plastic frame and is covered with leather, wood, or metal veneer. When a flexible upholstery material such as leather is used, it is desirable that it be stretched on a frame. This is possible in the veneering process using conventional techniques.
[0041]
On the transparent surface 3, there is no seam between the display area 4 and the input area 5. In the display area 4, the LCD 25 is located behind the transparent surface 3, and in the input area 5, the key mechanism 75 is located behind the transparent surface. In one embodiment, key mechanism 75 is visible through front surface 3. However, in other embodiments, the inner surface 76 of the perspex substrate 37 is coated with an opaque material so that the interior of the device is not visible. Alternative ways to obscure the internal workings of the device, including the introduction of other opaque layers, will be apparent to those skilled in the art.
[0042]
For embodiments where the key actuation mechanism 75 is visible through the front surface 3, it is desirable to obscure the printed circuit board 50.
The assembled case 2 is a housing of the printed circuit board 50 containing the engine components 24 and the battery 79. When the device 1 is a wireless telephone, the SIM card holder 80 accommodates a SIM card 81. This is obviously not necessary for operation under some wireless protocols.
[0043]
Returning to the front part of the device, it is the cushion 16 that is located above the display area 4. The name comes from the fact that users were designed to listen when making calls. The cushion 16 covers the earpiece of the device. As described above, the perspex board 37 of the light guide plate 14 is cut out to accommodate the earpiece 18 and the cushion 16. In the embodiment described here, the cushion 16 covers the earpiece 18 and is adhered to the Perspex substrate. The cushion 16 has a hole 17 for transmitting sound to the user. The characteristics of the cushion 16 may vary from party to party, both in terms of material and in terms of surface decoration.
[0044]
The Perspex and sapphire light guide plate 14 has a relatively cool feel. The material of the cushion 16 can be selected and can be warmer to the touch and less noticeable than the clear, shiny surface. Materials that are considered particularly suitable are wood and leather veneers. Cushion 16 is shaped to cover a portion of LCD 25 such that opposed triangular portions 82 and 83 are used to display battery capacity and signal strength, respectively.
[0045]
The case 2 has a back cover 21 and internal compartments 84 and 85 to complete its structure. These are suitable for holding the engine 24, the battery 79 and, in this embodiment, the SIM card 81. The device described here has in common with many other wireless telephones and has the advantage of being able to access the battery compartment 85 when the battery 79 needs to be replaced periodically. The battery 79 is retained in a compartment having a connector to the engine 24 so that the engine 24 is protected during the battery replacement operation. In this embodiment, along the side of the battery compartment 85 is a SIM card holder 80. Under the protocol where the SIM card 81 holds subscription information, a user may wish to remove the SIM card 81. For this reason, it is convenient if the back cover 21 is removable so that both the battery 79 and the SIM card 81 can be exposed. The battery compartment 85 and the SIM card holder 80 are an inner case member 87 fixed to the side frame 20. In one embodiment, the compartment is made from a stamped metal sheet, such as stainless steel. Titanium and aluminum are two of many suitable materials.
[0046]
The battery terminal 90 protrudes into the battery pocket 85 to easily connect the battery 79 to the engine 24. The battery connection will generally have a power connector 91, a ground terminal 92, and two signal connectors 93 and 94.
[0047]
There are several problems with battery connections. One is to keep the resistance of the connector at a reasonable level if any electrical resistance reduces the efficiency of the battery 85. Another is to always maintain the connection with the battery. When the battery disconnects the device from the engine, the initial settings often have to be re-entered and the user must take some precautions to continue using the device prior to disconnection. No. This is annoying for the user. In addition, the current operation may be interrupted as a result. This is particularly problematic when the device is a wireless telephone. Also, the call is disconnected as a result of the loss of battery connection.
[0048]
Harmonic resonances in the connector occur unexpectedly frequently, for example when the device is hit or exposed to vibrations in an environment such as movement in a vehicle. As a result, there is a possibility that one of the power supply and the ground terminal battery connector is temporarily disconnected from the battery 79, and the power supply is cut off.
[0049]
In the embodiment described, the power connectors 91a, b, c and the ground terminal connectors 92a, b, c are divided into three. This reduces the resistance between the battery 79 and the engine 24. This is because the leads are parallel. Also, as a result of the connector receiving a harmonious resonance frequency, the likelihood of loss of output to engine 24 is reduced. This is because at least some of the three partial connectors that supplement the circuit between the engine 24 and the battery 79 are always present.
[0050]
The case 2 is completed by attaching the back cover 21 to the side frame 20. In the embodiment described here, the back cover 21 is formed from three pieces 96, 97, 98. The first piece 96 covers the position of the antenna. In this embodiment, there is a hole 99 in which the multi-tone speaker 27 that emits multiple sounds is located. This additional speaker 27 is not suitable for being used at a position very close to the ear, such as the speaker 18 located below the cushion 16. The speaker 27 exhibits a more effective function as a hands-free speaker, and makes it possible to make various ringing sounds. Since the first piece 96 also covers the antenna, its dielectric constant is appropriate.
[0051]
In this type of device, the material is important because case 2 houses several generations of engines 24. Desirably, the case has high abrasion resistance and excellent durability, is longer than currently required, and retains its characteristics for several years. For this reason, in some embodiments of the present invention, ceramic has been considered as a material choice for the back cover 21. Metals, precious metals and veneers already mentioned can also be used. However, when using ceramic, despite the many desirable features, the dielectric constant of the material interferes with the desired transmission pattern near the antenna of the device containing such a member.
[0052]
To achieve the desired characteristics of the material without excessively increasing the dielectric constant, the back cover piece 96 may be formed of a low dielectric constant material. These materials have layers of appropriate depth inserted. This technique and materials may be used for other components of the case.
The rear case member 96 that covers the antenna is fixed to the side frame member 20 with screws, and in the process, the second rail 23 is housed between the side frame 20 and the rear cover 21 in the same manner as the first rail 22. The rail 23 has a hole 70, and the side frame 20 has a projection 71. As a result, when the rear cover 21 is attached, the rail 23 is securely fixed at the fixed position.
[0053]
The second rear case member 97 covers the battery compartment 85 and the SIM card holder 80. This member is releasably secured to other case members using screws 99. This makes access to the SIM card 81 and the battery 79 relatively easy. In the preferred embodiment, the cover member 97 can be removed by loosening the screw 100 by 90 degrees. By the same movement, the battery 79 and the SIM card 81 can be removed.
[0054]
The second rear case member 97 is attached to the side frame 20 in the same manner as described for the first case member.
The third rear case member 98 covers the multi-speaker 27. It is made of a relatively thin and expensive material such as gold. The hole 102 for transmitting the sound from the multi-tone speaker 27 is used for ringing in the hands-free mode.
[0055]
In the embodiment described here, the front surface 3 and the rear case members 96, 97, 98 are fixed to the side frame 20. A silicone sealant 69, similar to that provided on the bottom of the bezel 19, is extruded around the inside of the back cover 21 to prevent unwanted entry of dust and fluids.
It will be apparent to those skilled in the art that the number of components and the manner in which they are connected can be varied without departing from the described several inventive concepts. For example, in other embodiments, the case may be assembled using other techniques and methods.
[0056]
As with the opaque exposed ends, rails 22 and 23 are custom made additional components. Because these rails are made from a variety of materials, as described earlier in relation to the bezel, various types of precious metals, such as gold and platinum. The material of the entire T-shaped piece or the extruded member is a noble metal. These protect the exposed edges of the upholstered frame from being exposed and damaged. This end is hidden from view. Therefore, quality and durability are provided while harmonizing with the general concept of the case of the communication device. Whatever the upholstery material, this is a convenient configuration to make all parts durable and fixed in place.
[0057]
In an alternative embodiment shown in FIG. 11 (b), adjacent ends themselves are used instead of rails 22 and 23 to protect the exposed ends. These ends are directed toward the inner sides 105 and 106 and are fixed adjacent to each other. This configuration also has the advantage of protection, making the cuts invisible.
[0058]
New possibilities arise with the case using a light-transmitting front surface. In one particular embodiment, as described with reference to FIGS. 12 and 14, the indicia 15 is associated with the keys of the key array 6 and includes both the front surface 37a and the back surface 37b of the perspex layer 37. It is installed in. As communication devices become more sophisticated, it becomes common for each key to have a number of different functions. Therefore, it is convenient if various functions of the key can be visually displayed. In particular, the alphanumeric keys 7 are each associated with a single digit number and a series of characters or symbols. Ideally these should be clearly visible.
[0059]
Conventionally, keys have a corresponding display. However, as the size of the device is reduced, the characters and numbers on the display become smaller, making it difficult to identify a different display for each operation mode. In the embodiment described here, the indicia 15 corresponding to the keys are located on individual surfaces of the light guide plate 14. The light guide plate moves with the device when the device is tilted, or moves separately depending on the angle. Thereby, it is possible to distinguish between the displays 15. The display is placed on a different surface so that the operation mode can be identified. Because the front surface is light transmissive, the display appears floating or on top of the device. By placing the display in three dimensions, that is, along an axis perpendicular to the thickness of the front surface, a projection is created on the front surface. Thus, an additional dimension is added to the opaque front surface.
[0060]
In this embodiment, the indicia 15 is located on the outermost and innermost surfaces of the perspex layers 37a and 37b and appears to float in the light transmissive layer. The manner in which the indicia 15 is placed in this layer is a matter of choice for those skilled in the art. One method of installation is to print the indicia on the surface using a plate that has been etched and filled with ink. Another method is a technique using PVD (Physical Vapor Deposition), in which the ink is directly deposited on the perspex layer. Another method is to attach a label.
[0061]
In this embodiment, the displays 15a and 15b are located on opposite layers of the perspex layers 37a and 37b. This makes it possible to print only on the perspex layer 37, not on each of the pieces 52 to 58 made of sapphire or the like. The problem of abrasion of the ink that occurs when using printing technology is also eliminated by the second layer protecting the printed surface layer. In another embodiment, and in order to increase the spacing between the displays and to allow for distinction when viewed from different angles, the displays are placed on the innermost side of 37a and the outermost layer 51a of the composite light guide plate. It is desirable to install. To protect the indicia 15 printed on the outer layer 51a that may be worn, a coating or other protective layer may be provided on the surface. This is an unnecessary action if the display 15 uses PVD technology. This is because in this technique, the deposited layer and the abrasion resistant substrate are bonded.
[0062]
In still another embodiment, the display 15 is located on the bottom surface of the sapphire member 51b and the innermost layer of the perspex substrate 37b. Again, by avoiding the outer surface of the transparent layer, the wear problem of the display 15 is largely avoided. The outermost display is protected by the uppermost layer 51 of the composite light guide plate 14, and the innermost display 15 is inaccessible.
[0063]
If the display is sandwiched between two light transmissive layers 37 and 51, it does not matter which of the two layers the display is located on. If the individual materials are different, the determination of which of the layers 37b and 51b is to be labeled also takes into account the properties of each material and other factors. When using a light-transmitting synthetic substrate, the more layers that are present, the greater the number of indicia that can be identified. For example, if two composite layers are used, there are three surfaces available for display. If there are three layers, there are four faces, and so on. Given that all indicia are provided next to a single key, the number of layers used to identify the function may be large and difficult to distinguish. In other embodiments, the display surface may be located at a different location on the device. Then one key has an indication on the first side and another key has an indication on the second side, and so on.
[0064]
In order to emphasize the floating display, i.e. to make the difference between the two layers more pronounced, the thickness of the light-transmitting layer located between the respective layers having the display may be increased. Similarly, by reducing the thickness between surfaces having indicia, these features can be made less noticeable.
The inks and paints used can be selected by those skilled in the art to have a great effect. For example, inks of various colors including glossy ones, fluorescent ones, black and white ones are used. Since the display is on the light guide plate, if a fluorescent color or a glossy color is used, the display becomes easier to see. The characteristics such as the font and color of the display and the members holding the display may be selected by the user.
[0065]
When lighting is appropriate, the only way to make the display visible is to etch the layer, other than adding ink or other visible material to the surface.
The embodiment showing the position of the display corresponding to the key in terms of light transmission has been described with reference to other embodiments. Other embodiments refer to embodiments described in the context of the other respective inventive features as claimed in the co-pending application. Those skilled in the art will appreciate that many changes can be made to the disclosed features without departing from the scope of the invention.
[0066]
It will be apparent to those skilled in the art that the features described above in relation to the particular components of the device can be mixed and matched to accommodate different designs.
Here, the input area of this device will be described in more detail mainly with reference to FIGS. 9 and 15 to 20.
[0067]
The input area 5 is provided with a key array 6 as described above. In this embodiment, a plurality of keys 7 to 13 form a key array. Each of these keys has a switch actuating device (or key button) 64 and a shaft 49. The shaft 49 extends from substantially the center of the key button 64. The upper bearing 103, the O-ring 107, the small ring 108, the spring plate 110, and the lower bearing 109 are provided along an axis 49 extending from the key button 64. The spring plate 110 is supported by a spring plate support 114 located on the PCB 118. The spring plate has a main body and a tongue-shaped portion 111 formed of a thin metal plate. The tongue is made by stamping the inner part of the metal plate, the two sides and the ends being free from the remaining body of the metal plate. The spring plate also has a portion punched out to make a hole for the key shaft 49 and the spring plate support 114. One end 113 of the spring plate has contacts for contacting individual contact areas on the PCB.
[0068]
As will be apparent to those skilled in the art, a single contact is used for this purpose, but having two contacts increases reliability. The spring leaf support 114 has three members that stand upright from the PCB 118. These members may be of unitary construction or separate members. The first member has a depression 115. This houses one end 112 of the spring plate 110 and keeps that end in place. The second member of the support 114 has a lip 116 extending toward the first member. The lip 116 restricts the other end 113 of the spring plate 110 from moving upward. The third member of the support 114 has a recess 117 for receiving the end of the tongue. This third member is located opposite the second member, and the tongue of the spring plate 110 must be bent corresponding to the depression 117. The leaf support may optionally include a fourth member having a lip extending toward the second member. In this case, the contact area of the PCB extends to the surface layer of the lip and approaches the contact point of the spring plate. Alternatively, the bearing lips in the contact area may be formed as part of the second member or may be completely removed.
[0069]
As described above, in this embodiment, the keys are in triplicate, with each button extending across the second layer of composite light guide plate 51. This facilitates the manufacture of the fragile members 52-58. The buttons of the alphanumeric keys 7, the soft keys 8 and 9, and the upper scroll key 12a are aligned with the buttons of the other keys of the group to which they belong. However, looking at the remaining group of keys, the buttons of the lower scroll key 12b are not aligned with the buttons of the other two keys of the same group, namely, the call processing keys 10 and 11. In any case, in each group, the ends of the adjacent key buttons complement each other and are arranged at a small interval. This eliminates the need to use compound 51 or other fillers to widen the spacing between key buttons. There is also an advantage for the user, which simplifies the overall view of the input area of the device. Further characteristics and advantages of the key array 6 will be described below.
[0070]
As can be seen particularly in FIGS. 17 and 18, the spring plate 110 and the support 114 of the adjacent alphanumeric key 7 are mounted perpendicular to each other. This is a geometrically simple solution to the problem that the spring plate and the key itself cannot be aligned. One of the causes of this problem in the described embodiment is that the leaf of the outer key is longer than the average length of the corresponding respective key button. This extra length cannot be accommodated anywhere else. This is mainly because the spring plate of each central key is only slightly smaller than the average length of the corresponding key button. Also, because the keys are closely joined (there is only about 0.245 gap between the keys), there is no space to allow for extra length. Further, while the key shaft 49 of each key is located substantially at the center of the key button 64, the hole for the key shaft of the spring plate 110 is off-center. This exacerbates the problem of the outer keys, with the result that the spring plate of each central key cannot be accommodated in the space below the corresponding key button.
[0071]
The keys are assembled and the input area of the device is assembled as follows. The upper bearing is inserted into a hole 48 in the perspex layer of the device. For this purpose, a ruby bearing is preferably selected. There are three main reasons. First, rubies are abrasion resistant and can handle many key operations over long periods of time. Second, the upper bearing of the device has a diameter greater than the width of the corresponding key button. That is, the upper bearing is visible when the front surface of the device is transparent (eg, when the second layer 51 is made of sapphire). This takes advantage of the fact that ruby is an attractive jewel to entertain the user's eyes. Third, the use of a hard material, such as ruby, greatly improves the accuracy of keying in the device, as opposed to using a resilient material, such as PFTE. Other abrasion resistant precious stones, such as diamond and sapphire, may be used. The upper bearing 103 allows for longitudinal movement of the key relative to the first bearing. That is, the axis of the key moves longitudinally with respect to the longitudinal axis of the bearing.
[0072]
The lower bearing 109 is a plate made of titanium and is fixed to the back surface of the PCB 118. The inner diameter and outer diameter of the lower bearing 109 are smaller than those of the upper bearing 103, but the centers are aligned. These are preferably made from different materials. The material of the lower bearing may be shock absorbing, such as PFTE.
The key shaft 49 is machined so as to have a portion 49 a having a thickness appropriate for passing through the inner diameter of the upper bearing 103. The second portion is finely processed so as to pass through the inner diameter of the lower bearing 109. Shaft 49 and collar 108 may be machined from a single piece of metal. Alternatively, the small ring 108 may be attached to the shaft 49. These are preferably made from stainless steel. Further, the O-ring 107 is adjacent to the small ring 108 on the thicker diameter portion 49a of the shaft 49, and becomes a water seal. Both the small ring 108 and the O-ring have an outer diameter smaller than the outer diameter of the upper bearing. Therefore, it is not visible to the user depending on the situation. However, the collar has an outer diameter that is sufficiently larger than the inner diameter of the upper bearing so that the key does not fall off the device.
[0073]
The key buttons are formed from the desired material into the desired shape. Desirable materials may be metals such as gold, platinum, silver, and stainless steel. Alternatively, it may be precious stone. For example, one or more key buttons may be studded with diamonds, or precious stones may be studded. Once the key shaft is threaded through the upper bearing, the key button is coupled to the bearing. This is also possible using conventional brazing techniques.
[0074]
Spring leaf support 114 is on PCB 118. Each leaf support 114 is preferably of unitary construction and may be made of a light metal such as aluminum. The support may be soldered to the PCB using conventional techniques. The spring plate support 114 is installed to support the spring plate 110, and the center of the hole of the shaft is aligned with the center of the lower bearing 109. The contact area of the leaf spring contact is on the PCB (ie, the lip of the second or fourth member of the support, described above).
[0075]
The spring plate 110 itself is made by stamping a metal plate such as beryllium copper. The spring plate 110 is attached to the support 114. One end 113 of the spring plate is located below the lip 116 of the second member of the support 114, and the other end 112 is received in a recess 115 of the first member of the support 114. ing. The tongue is bent such that its end corresponds to the recess 117 of the third member of the support 114. When in place, the free end 113 of the spring plate 110 is naturally biased upwards toward the depressing lip 116.
[0076]
The dimensions of the various parts of the key and their relative positions are important for smooth key operation. The distance between the upper and lower bearings is maximized by placing them on either side of the spring plate switching mechanism and passing the shaft through the spring plate. When in this position, the bearings must support the key straight when the key is operated, thereby avoiding contact with adjacent key buttons and increasing the distance between keys to prevent such contact It loses its character. This also results in a high switching function and good feel.
[0077]
Also, the keys are dimensioned such that the lower layer of each key button 64 contacts the surface of the perspex layer 37 before excessive pressure is applied to the spring plate 110. In this embodiment, the annulus 108 is located along an axis, and the key is quietly resting on the spring leaf when not pressed. Furthermore, the thick portion of the shaft having an appropriate length has a gap between the lower layer of the key button and the surface of the perspex layer 37 in a normal state, and the gap is formed by the spring plate. This is the same distance or a little longer than the small ring 108 must travel to bring the contacts into contact with the contact area. This solves the potential problem of pressure on the leaf if the switch itself stops moving.
[0078]
The size of the key is also important for the appearance of the device. The key button desirably has a thickness protruding from the surface of the second layer 51 of the synthetic light guide plate, at least when the key is in the standard state described above. If the synthetic light guide plate is substantially transparent, it gives the impression that the keys are floating, and provides a three-dimensional effect to the key display 15 described above. Further, the key buttons should be deep enough to partially sink into the second layer of the composite light guide plate, and preferably have at least two opposing planes. This plane corresponds to the side of the second layer to prevent the key from turning outside. In this device, a gap of about 0.1 mm is provided between the key and the second layer of composite. Although the gap is invisible to the eyes, it is suitable to help prevent the key from turning outside. External rotation is further impeded in this embodiment by a mirrored bevel on the side of the adjacent key.
[0079]
The perspex layer 37, the PCB 118, and the titanium plate 77 are fixed together to accurately position the key members relative to each other. In this embodiment, the fixing is effected by the front face protector 63, the additional tapped projections on the projections 68 of the perspex plate, and the corresponding fixing means. Once the key is installed, the perspex layer, PCB, and titanium plate are secured together using protrusions and securing means. Thereby, the keys are held in place and form an operable module. This module can be easily integrated into the device using the front face protector described above with reference to FIG. 9 (b).
[0080]
Next, the key operation of this device will be described. When the user presses on the key button, the shaft moves downward through the shaft hole in the bearing and spring plate. As a result, the small ring applies pressure to the main body of the spring plate that defines the shaft hole. As you continue to apply pressure to the key buttons, the small ring exerts an increasingly strong force on this part of the leaf. As a result, the body around the annulus is deformed. Eventually, this deformation overcenters the tongue, causing the free end 113 of the spring plate 110 to move from its naturally biased position (upward toward the depressing lip 116). It will move lightly to position 2. In the second position, the contacts of the spring plate contact the contact area of the PCB. As a result, an electrical signal indicating the actuation of the key is sent to the processor. This arrangement produces a distinct clicking sound that clearly indicates to the user that the key has been actuated. When the user stops applying pressure to the key button, the collar removes pressure from the leaf spring 110. The tongue suddenly returns to its normal position and the free end of the leaf spring breaks the contact and moves back to its original biased position.
[0081]
FIG. 20 (a) is a graph illustrating the shape of force versus distance for the keys shown in FIGS. This shape improves the tactility of the keys, for example, for a typical key dome arrangement. The key dome has a fairly flat shape, as seen in FIG. Using a conventional key dome arrangement, the user had to apply a constant force to the point where the key was activated. As a result, the user does not get a tactile indication that the key is about to be activated. In contrast, when using the apparatus shown in FIGS. 17 and 18, the user can recognize that the key is approaching a point where it is likely to be activated by increasing the pressure applied to the movement of the key. Further, the user can recognize the activation / deactivation by a sound emitted by pressing a key.
[0082]
The central V-shaped key button in the embodiment shown in FIG. 1 allows the user to visually and tactilely recognize the central longitudinal axis of the device. This is more easily recognized by the cushion 16 located at the tip. As a result, the user can quickly find the desired central key. The tip of each center key button also recognizes the center point along the length of the key button. A key shaft 49 extends from this center point. As such, they promote more accurate subsidence of the key. This also eliminates the need to prevent contact with adjacent key buttons or to increase the spacing between keys to avoid such contact.
[0083]
Similarly, in this embodiment, the combination of the adjacent outer key buttons and the front face protector forming a V-shape allows the user to determine the position of the longitudinal axis of the side on which the outer key is located. enable. As a result, the user can quickly find the desired outer key. The key discovery process is expedited in this embodiment. This is because the outer key buttons extend to the interface between the second layer of composite 51 and the bezel 19.
[0084]
The front face of the device shown in FIG. 1 is protected by a cushion and a front face protector 63. The front surface 3 is slightly convex, with the highest point along the central longitudinal axis. Therefore, when the device is placed face down, the device rests on this shaft, and the surface layer is damaged. At times, if the second layer of composite is sapphire or the like, this is clearly unacceptable. The device shown in FIG. 1 was designed to avoid this problem. The cushion 16 and the face protector 63a prevent the device from resting on the second layer of composite. Also, as described above, in the preferred embodiment, the key buttons are slightly off the surface. Thus, the central key button also serves to protect the second layer of composite from damage. However, it is desirable to raise the cushion 16 and the chin front surface protector sufficiently above the front surface layer. The device does not rest on the central key button, so that the button can also be protected from damage.
[0085]
This device is designed to protect the front surface even if the edge of the surface is tapped. As can be seen from the plan view of the device, FIG. 21 depicts the bezel front face protector 63b, which protrudes the second layer of the composite along the interface with the bezel and thereby the second layer of the composite. The layer is protected from damage in that part. These also reduce the risk of the bezel being impacted by being hit. Furthermore, since they protrude from adjacent key buttons, the key buttons are also protected from impact.
[0086]
A further advantage of this front face protector is that the bezel is particularly sized to prevent accidental activation of the keys, for example when the device is placed face down. . That is, the top layer of the front face protector button should be the same height or higher than the top layer of the key button (e.g., as in the relationship between protector 63b and the adjacent outer key button). ). Alternatively, if it is lower than the top layer of the key buttons, the distance between the top layer of the protector and the key buttons is longer than the distance traveled by the contacts to contact the contact portion of the PCB during key actuation. Must be small.
[0087]
Figures 22 to 25 show the construction of the alternative key and / or front face protector of the device of Figure 1.
FIG. 22 shows an alternative key arrangement, based on the inventive idea of using keys as tactile landmarks. The key shape is similar to that of the alphanumeric key array of the device shown in FIG. 1, except that the sides of the key are aligned with the longitudinal axis of the device.
[0088]
To make a case for a mobile communication device, there will be a list of designated case members. The characteristics of the member can be selected by the user. This list of possible parts for personalization may be distributed above all on a computer, on a website, or stored in the form of a printed list. The user of the device can then select the specified feature of the member from a series of possible options. In another embodiment, the range of unique colors in the individual features of the specified member may be even greater, and the determination of the member may be left to the discretion of the user in effect. The user can determine additional elements such as surface decoration by etching and engraving, and most importantly, the outer skin.
[0089]
Because the process can be entirely computerized, the selected features of the device are immediately transmitted to a manufacturing location or location for implementing the selected features of the designated components. This can also be done via means for recording consumer specifications for future use. This means also utilizes the skills of the various craftsmen to make the required components and adjusts the arrangement of each component to be assembled. This device is described in detail below, using typical materials provided for particular components. When referring to materials and veneers in relation to components, the reader is advised that the feature of the component described here is one of several features offered to the user of the customized device as an option. Should be kept in mind. In addition, the exact materials and surface decoration of the components are individually ordered. As another option, the orderer's specifications are communicated directly to the location where the parts are stocked for ready assembly. In this embodiment, each of the components used is not possible at all. Alternatively, they are limited to a relatively small number of issues. This task is performed after the first and last members have been determined, such as engraving and studding.
[0090]
The components are designed and machined separately and assembled with less uncommon components so that the individual components are used more widely. If special skills are required in assembling the components, or for other reasons, the assembly may take place elsewhere.
The assembled item then passes to the user's hand.
[0091]
The features of the present invention have been discussed with reference to a wireless telephone function. It will be apparent to those skilled in the art that these features may be applied to other portable communication devices or other devices such as electronic organizers.
Further, the case may be a conventional one-part case or a folding type. Alternatively, a two-part or more case in which the user input members and keys are located on a different surface from the display may be used. In the case of a two-part system, the case parts are generally mounted so that one is movable with respect to the other. The way of movement is rotation or sideways.
[0092]
In the future, the case will probably remain about the same, but the engine will be replaced with an engine with more processing power and more beautiful images. Replacing the engine is a relatively simple method of removing the current engine and replacing it with a new one. At the same time, if the battery and the inner wall of the case are changed, a battery with a larger capacity can be incorporated.
[0093]
The invention explicitly or generically includes the novel features or combinations of features described herein. It is not at issue here whether the present invention relates to the claims set forth or whether any or all of the described problems are reduced.
In light of the above description, it will be apparent to one skilled in the art that various modifications may be made within the scope of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG.
1 is a perspective view of a communication device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2
FIG. 2 is a front view, a rear view, both side views, and a top view of the communication device of FIG. 1.
FIG. 3
1 is a schematic diagram of a communication device suitable for an embodiment of the present invention.
FIG. 4
FIG. 3 is an exploded view of a front surface of the communication device without a key according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5
It is a figure which shows one of the layers of a light-guide plate.
FIG. 6
(A) and (b) are sectional views of the communication device of FIG. 1 in a display area.
FIG. 7
It is a perspective view of the side frame member and the rail installed in order to assemble the case.
FIG. 8
FIG. 2 is a perspective view of the back of the device with the battery cover removed.
FIG. 9
(A) and (b) are sectional views of the communication device of FIG. 1 in a battery area.
FIG. 10
FIG. 3 is a perspective view of the back of the device with the battery cover attached.
FIG. 11
(A) And (b) is sectional drawing which shows another Example of this invention.
FIG.
FIG. 3 is a perspective view of a part of an input area of the device for explaining a display position corresponding to a key.
FIG. 13
It is a longitudinal section of the above-mentioned communication device.
FIG. 14
It is a schematic sectional drawing of a light-guide plate explaining the surface layer which can be used for display attachment.
FIG.
FIG. 3 is a perspective view of the input area of the device, partially assembled.
FIG.
FIG. 3 is a perspective view of the input area of the device, partially assembled.
FIG.
FIG. 4 is a perspective view of a key of the device including an operation mechanism.
FIG.
FIG. 18 illustrates some of the keys described in FIG. 17 with the switch actuator removed.
FIG.
(A) and (b) are perspective views of the front surface and the back surface of the outer shell of the bezel.
FIG.
(A) and (b) are graphs showing the force on the key described in FIGS. 17 and 18 against distance and similar graphs for a conventional key using a dome.
FIG. 21
FIG. 2 is a bottom view of the device of FIG. 1 (with the chin face protector removed).
FIG.
FIG. 6 is a diagram of a key arrangement according to an alternative embodiment of the present invention.
FIG. 23
FIG. 4 is an illustration of a front face protector according to an alternative embodiment of the present invention.
FIG. 24
FIG. 4 is an illustration of a front face protector according to an alternative embodiment of the present invention.
FIG. 25
FIG. 4 is an illustration of a front face protector according to an alternative embodiment of the present invention.

Claims (41)

携帯通信装置であって、
複数の穴を有するフロント面と、
各キーがスイッチ作動装置とスイッチ素子とを備えるキーアレイであって、前記各スイッチ作動装置が前記複数の穴からそれぞれ突き出て、ユーザの触覚による操作のための上面を提供するキーアレイと、
ユーザの触覚による上面の操作を前記スイッチ素子と連結するための連結器と、
を備え、
前記連結器は、前記スイッチ作動装置から延びる軸と、前記軸の周りに第1ベアリングとを含み、前記第1ベアリングが、前記第1ベアリングに対する前記スイッチ作動装置の縦方向の動きを可能にし、宝石で装飾されたベアリングであることを特徴とする携帯通信装置。
A mobile communication device,
A front surface having a plurality of holes,
A key array wherein each key comprises a switch actuating device and a switch element, wherein each switch actuating device protrudes from each of the plurality of holes to provide a top surface for user tactile operation;
A coupling for coupling the operation of the upper surface by a user's tactile sense to the switch element;
With
The coupler includes an axis extending from the switch actuator, and a first bearing about the axis, the first bearing allowing longitudinal movement of the switch actuator relative to the first bearing; A portable communication device characterized by a bearing decorated with jewelry.
請求項1に記載の装置において、
前記連結手段が、前記軸を支える第1および第2ベアリングを含むことを特徴とする装置。
The apparatus according to claim 1,
Apparatus, wherein said coupling means includes first and second bearings supporting said shaft.
請求項2に記載の装置において、
前記第1および第2ベアリングが、離隔して設置されていることを特徴とする装置。
The apparatus according to claim 2,
Apparatus, wherein the first and second bearings are spaced apart.
請求項3に記載の装置において、
前記軸がスイッチ素子を通って伸び、前記第1ベアリングが、前記スイッチ作動装置と前記スイッチ素子との間の、前記スイッチ素子の一方の側面に位置し、前記第2ベアリングが、もう一方の側面に位置することを特徴とする装置。
The device according to claim 3,
The shaft extends through the switch element, the first bearing is located on one side of the switch element between the switch actuating device and the switch element, and the second bearing is on the other side. An apparatus characterized by being located in.
請求項1乃至4のいずれかに記載の装置において、
前記第1ベアリングが非弾力的であることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 4,
Apparatus, wherein said first bearing is non-elastic.
請求項1乃至5のいずれかに記載の装置において、
前記第1ベアリングがコランダム宝石を含むことを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 5,
Apparatus, wherein the first bearing comprises a corundum gem.
請求項1乃至6のいずれかに記載の装置において、
前記第1ベアリングがルビーベアリングであることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 6,
Apparatus, wherein said first bearing is a ruby bearing.
請求項2乃至7のいずれかに記載の装置において、
前記第2ベアリングが弾力的であることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 2 to 7,
Apparatus, wherein said second bearing is resilient.
請求項8に記載の装置において、
前記第2ベアリングがPFTEベアリングであることを特徴とする装置。
The apparatus according to claim 8,
Apparatus, wherein said second bearing is a PFTE bearing.
請求項1乃至9のいずれかに記載の装置において、
前記スイッチ作動装置が、前記上面を提供するキーボタンを備えることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 9,
The apparatus according to claim 1, wherein said switch actuating device comprises a key button providing said top surface.
請求項10に記載の装置において、
前記キーボタンが金属を含むことを特徴とする装置。
The device according to claim 10,
The apparatus wherein the key buttons comprise metal.
請求項10または11に記載の装置において、
前記キーボタンが、金、プラチナ、銀などの貴金属を含むことを特徴とする装置。
The device according to claim 10 or 11,
The device wherein the key buttons include a precious metal such as gold, platinum, silver, or the like.
請求項12に記載の装置において、
前記キーボタンが宝石を含むことを特徴とする装置。
An apparatus according to claim 12,
The apparatus wherein the key buttons include a gem.
請求項1乃至13のいずれかに記載の装置において、
前記スイッチ作動装置が、物理的に各々別個のものであることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 13,
The device wherein the switch actuating devices are physically separate.
請求項1乃至14のいずれかに記載の装置において、
前記スイッチ素子が、物理的に各々別個のものであることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 14,
The apparatus wherein the switch elements are physically separate.
請求項1乃至15のいずれかに記載の装置において、
前記スイッチ素子が、前記連結手段に応答する接点と機構とを備え、前記接点を前記装置の対応する接点と接触させたり離したりすることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 15,
Apparatus, wherein said switch element comprises a contact and a mechanism responsive to said coupling means, for bringing said contact into and out of contact with a corresponding contact of said apparatus.
請求項16に記載の装置において、
前記スイッチ素子がバネ板を含むことを特徴とする装置。
The apparatus according to claim 16,
The device wherein the switch element comprises a spring plate.
請求項17に記載の装置において、
前記バネ板が、固定端、遊離端、および、前記遊離端近くに前記装置の対応する接点と接触する接点、を有することを特徴とする装置。
The apparatus according to claim 17,
The apparatus of claim 1, wherein the spring plate has a fixed end, a free end, and a contact near the free end that contacts a corresponding contact of the device.
請求項17に記載の装置において、
前記連結手段が、ユーザの触覚による上面の操作を前記バネ板の固定端に連結するように構成されることを特徴とする装置。
The apparatus according to claim 17,
The apparatus according to any of the preceding claims, wherein the coupling means is configured to couple a tactile upper surface operation of the user to a fixed end of the spring plate.
請求項17乃至19のいずれかに記載の装置において、
前記バネ板が、前記固定端と前記遊離端との間に弾力性の舌状部を備えることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 17 to 19,
Apparatus, wherein the spring plate comprises a resilient tongue between the fixed end and the free end.
請求項17乃至20のいずれかに記載の装置において、
前記アレイが横一列のキーを備え、前記列中の第1および第2の近接したキーのバネ板が互いに直交することを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 17 to 20,
The apparatus wherein the array comprises a row of keys, and wherein the spring plates of first and second adjacent keys in the row are orthogonal to one another.
請求項21に記載の装置において、
前記第2のキーのバネ板に近接する、前記横列における第3のキーの前記バネ板が、前記第2のキーのバネ板と直交することを特徴とする装置。
The device of claim 21,
Apparatus, characterized in that the leaf of the third key in the row, adjacent to the leaf of the second key, is orthogonal to the leaf of the second key.
請求項22に記載の装置において、
前記第3のキーの前記バネ板が、前記第1のキーのバネ板に平行で、且つ同位相であることを特徴とする装置。
An apparatus according to claim 22, wherein
The apparatus of claim 3, wherein the leaf of the third key is parallel and in-phase with the leaf of the first key.
請求項17乃至23のいずれかに記載の装置において、
前記アレイが、縦一列のキーを備え、前記縦列中の少なくとも第1および第2の近接するキーのバネ板が、互いに平行であることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 17 to 23,
Apparatus, wherein the array comprises a column of keys, and wherein spring plates of at least first and second adjacent keys in the column are parallel to each other.
請求項24に記載の装置において、
前記縦列中の第1および第2の近接するキーのバネ板が、同位相であることを特徴とする装置。
The apparatus according to claim 24,
The apparatus of claim 1, wherein the spring plates of the first and second adjacent keys in the column are in phase.
請求項1乃至25のいずれかに記載の装置において、
前記フロント面がほぼ透明であることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 25,
Apparatus, wherein the front surface is substantially transparent.
請求項26に記載の装置において、
前記フロント面が、サファイアなどの高価な材料を含んでいることを特徴とする装置。
The device according to claim 26,
Apparatus, wherein the front surface comprises an expensive material such as sapphire.
請求項1乃至27のいずれかに記載の装置において、
前記アレイが、前記フロント面の単一の穴から突き出るキーの列を備えることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 27,
Apparatus, wherein the array comprises a row of keys protruding from a single hole in the front face.
請求項1乃至28のいずれかに記載の装置において、
前記アレイが、複数の横のキー列を備え、各横のキー列が、前記フロント面の個々の穴から突き出ることを特徴とする装置。
Apparatus according to any of the preceding claims,
Apparatus, wherein the array comprises a plurality of lateral key rows, each lateral key row protruding from an individual hole in the front face.
請求項29に記載の装置において、
前記キーアレイが、3×4の形のアレイであることを特徴とする装置。
The device according to claim 29,
Apparatus, wherein the key array is a 3x4 array.
請求項1乃至30のいずれかに記載の装置において、
前記キーアレイが英数字キーアレイであることを特徴とする装置。
The device according to any one of claims 1 to 30,
Apparatus, wherein the key array is an alphanumeric key array.
請求項1乃至31のいずれかに記載の装置において、
前記複数のキーが、少なくとも一列の横方向に広がる列に配置され、前記列中のキーが近接していることを特徴とする装置。
Apparatus according to any of the preceding claims,
Apparatus, wherein the plurality of keys are arranged in at least one laterally extending row, wherein the keys in the row are in close proximity.
請求項32に記載の装置において、
前記近接するキーが、前記フロント面にある単一のV字型の穴から突き出ることを特徴とする装置。
The device of claim 32,
Apparatus, wherein the adjacent key protrudes through a single V-shaped hole in the front surface.
請求項32または33に記載の装置において、
前記近接するキーが、前記フロント面の一方の側面からもう一方の側面へ、前記フロント面全域に広がることを特徴とする装置。
An apparatus according to claim 32 or 33,
Apparatus, wherein the adjacent keys extend across the front surface from one side of the front surface to the other.
請求項34に記載の装置において、
前記近接するキーが、中央キーと、前記中央キーの左側に位置する左キーと、前記中央キーの右側に位置する右キーとを含み、その結果、前記中央キーが前記左キーおよび右キーと近接し、前記左キーは前記中央キーにのみ近接し、前記右キーは前記中央キーにのみ近接することを特徴とする装置。
The device of claim 34,
The adjacent keys include a center key, a left key located to the left of the center key, and a right key located to the right of the center key, such that the center key is The apparatus, wherein the left key is in proximity to the center key only, and the right key is in proximity to the center key only.
請求項1乃至35のいずれかに記載の装置において、
前記複数のキーの1つが、前記上面内に、触覚操作のための位置を示す頂点を有することを特徴とする装置。
Apparatus according to any of the preceding claims,
The apparatus of claim 1, wherein one of the plurality of keys has a vertex in the top surface indicating a location for a haptic operation.
請求項35に従属する時の請求項36に記載の装置において、
前記中央キーが、前記上面内に頂点を有する前記1つのキーであることを特徴とする装置。
An apparatus according to claim 36 when dependent on claim 35,
Apparatus, wherein the central key is the one key having a vertex in the top surface.
請求項36または37に記載の装置において、
前記キーの少なくとも1つのキーの範囲内にある前記頂点が尖っていないことを特徴とする装置。
The device according to claim 36 or 37,
Apparatus, wherein the apex within at least one of the keys is blunt.
請求項1乃至38のいずれかに記載の装置において、
前記キーの少なくとも1つのキーが、一方の側面に沿ってほぼV字型の部分と境界を有することを特徴とする装置。
An apparatus according to any of claims 1 to 38,
Apparatus, wherein at least one of said keys has a generally V-shaped portion and a border along one side.
請求項1乃至39のいずれかに記載の装置において、
前記キーの少なくとも1つのキーが、一方の側面の第1頂点およびもう一方の側面の第2頂点とほぼV字型の境界を有することを特徴とする装置。
An apparatus according to any of claims 1 to 39,
Apparatus, wherein at least one of said keys has a substantially V-shaped border with a first vertex on one side and a second vertex on the other side.
携帯通信装置であって、
スイッチ作動装置と、スイッチ素子と、宝石で装飾されたベアリングとを有するキーアレイを備え、明細書においてほぼ詳述され、および/または添付図面に示された携帯通信装置。
A mobile communication device,
A portable communication device comprising a key array having a switch actuation device, a switch element, and a jeweled bearing, and is substantially detailed herein and / or shown in the accompanying drawings.
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