JP2004517007A - Cryogenic cargo container - Google Patents
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Abstract
船荷コンテナ外殻(3)とこの船荷コンテナ外殻内にジュワー瓶(2)を保持し、このジュワー瓶(3)に耐衝撃および振動性を与えるためのサポートアッセンフリーを備えた船荷コンテナ。このジュワー瓶(3)は試料室(70)を保持する内部容器(13)およびその内部壁と試料室との間にプラスチックフォーム(30)を有している。この試料室(70)は、液体寒剤がそれを経て、プラスチックフォーム(30)内へ通過するのを許容し、気相液体状態にある液体寒剤がプラスチックフォーム(30)からそれへ通過するのを許容し、プラスチックフォームの粒子或いは断片がそれへ進入するのを防ぐためのフィルタとして作用する。A cargo container having a cargo container outer shell (3) and a support assembly for holding the dewar bottle (2) in the cargo container outer shell and imparting shock and vibration resistance to the dewar bottle (3). The dewar (3) has an inner container (13) for holding a sample chamber (70) and a plastic foam (30) between its inner wall and the sample chamber. The sample chamber (70) allows liquid cryogen to pass therethrough and into the plastic foam (30), and allows liquid cryogen in the gaseous liquid state to pass from the plastic foam (30) to it. Allows and acts as a filter to prevent particles or fragments of plastic foam from entering it.
Description
【0001】
発明の分野
本発明は、極低温船荷コンテナの分野に属する。
【0002】
発明の背景
研究および生物工学の(biotechnical)プロセスにおける再現性のある結果を保証するために、今日の科学者および臨床医学従事者(clinical practitioners)は、生細胞を遺伝学的に安定させ、貯蔵および移動のために錯体分子(complex molecules)の完全性を保存することが必要であることを見出した。このことは、極低温が液体窒素或いは気相液体窒素温度(それぞれ77Kおよぞ100K)に或いはその近傍に連続的に維持される容器内にこれらの材料を収容することにより達成される。
【0003】
低温保存技術の進歩は種々の細胞タイプおよび分子の低温維持を許容する方法に導いた。複数の技術は、ウイルスおよびバクテリアの培養物、組織培養における隔離された組織細胞、小多細胞性有機的組織体、酵素、人および動物のDNA、ワクチンを含む医薬、診断用化学基質(diagnostic chemical substrates)、および例えば胚(embryos)、未受精卵母細胞および精子のようなより複雑な有機的組織体の低温保存に有用である。これらの生物学的生成物(biological products)は生存力(viability)を維持するために極低温で凍結状態において移動させられ、或いは船積みされなければならない。このことは10日までの間、極低温環境を維持でき、機械的衝撃や方向面での定位の結果に対して比較的傷がつかないような他の船荷要件を満たす船荷容器を要求している。
【0004】
熱過敏性の生物学的製剤の船積みにおいて引起された既に存在する困難に加えて、国際航空輸送協定(IATA)は、病原菌や潜在的に伝染し易い原因物質(potentially infectious agents)が入っている試料を含む全ての船積みに関し、1995年1月に効力を発した新しい規則を課した。アメリカ運輸省(DOT)により受諾され、そして全ての公的び私的な航空、海上および陸上運送業者にあてはまるこれらの規則は、漏出をおこすことなく、かつ内部の主要な容器(バイアル)の破損を起こすことなく、船積みユニットに多大な物的被害を凌ぐための非常に高められた要求を課している。この規則の遂行は、凍結された生物学的製剤の船積みをさらに複雑にしている。
【0005】
たとえバイオシッパー(bioshippers)が冷媒のような液体窒素を使って現在利用できても、低温輸送用荷造りの設計において殆ど刷新はなされていない。現在のシッパー(shippers)は、日常的な船積み行為の間に出くわす物的被害や方位の変化に対して一般的に脆弱である。さらに、これらのシッパーは、まれに(1995年1月に発効し、その後改正された)IATAの危険品規定に従っている。商業上の供給メーカは、必要な試料容量とユーザの要求を満たす保持時間とを備えた費用効果的な標準化された船積みユニットを開発したり、保証したりはしない。
【0006】
現在のシッパーの主な批判の一つは価格であり、それはユニット当り500.00ドルから1,000.00ドル或いはそれ以上にまで変わる。このことは多くの生物学的製剤の輸送に対するそれらの使用を実質的に制限している。イニシャルコストおよびこれらのコンテナの限定された生産のためにそれらは再利用可能に設計されている。しかしながら、これらの重いコンテナの戻りの船積みコストは深刻で、特に国際マーケットにおいてはそうである。
【0007】
ユーザはまた、現在のドライシッパーに使用されている吸収剤フィルター(absorbent filter)に不平を訴えており、それは連続使用で壊れ、コンテナの内部を汚染している。事実、これらのコンテナの大きな一ユーザは、各使用の後、これらのコンテナの内側から壊れた吸収剤材料をクリーニングすることにその全船積み作業を基本的に集中させている。
【0008】
現在利用されているドライシッパーのユーザにより挙げられているもう一つの問題は、静的な保持時間に対する機能的な保持時間に関係している。静的な保持時間は熱負荷なしで、直立状態で、例えば基本的に非使用状態で完全に充填されたシッパーに関するものである。機能的な保持時間は、使用状態にあって、サンプルを含み、例えば取り扱われ、輸送されている過程にある完全に充填されたシッパーに関するものである。たとえ、静的な保持時間が20日というように高められることがよくあっても、もしもこのコンテナが傾けられ、或いはその側部にて配置されると、保持時間は何日ということに相反して何時間かに減じる。このことは、液体窒素が気(蒸気)相に遷移して、より迅速にガス抜けに帰するからである。液体窒素はまた、コンテナがその側部にて配置されるとそれから容易に漏れる。
【0009】
現在の極低温コンテナは、それらが金属構造からなっている故に、持続するように押し進められている。しかしながら、下手な取扱いはしばしば外殻の破裂やネック部でのひび割れをもたらし、高真空断熱を失うことに帰する。このことはそれらを実用にならないようにする。金属構造はまた、コンテナの重量を増し、それにより実質的に船積みコストを増大させる。
【0010】
したがって、生物学的に安全で、信頼性があり、かつ経済的に船積みするために使用され得る改善された極低温コンテナに対する必要性がある。
【0011】
米国特許6,119,465号は、半使い捨て(semi−disposable)気相液体窒素バイオシッパーに独自の、軽量の、低価格の、耐久性のある複合材料(composites)およびポリマーを使用することによりこの必要性を満たすことを探求している。これは、減ぜられた船積みコスト、高められた信頼性および安全性、そしてより少ない点検要求に帰するであろう本質的に簡単で、信頼性があり、安価な装置において達成されている。
【0012】
本発明は、米国特許6,119,465号により案出された構造を踏み台とし、その開示は言及することによりここに具体的に組み入れられている。このことは、我々のより初期の特許に開示されたものを超えた多くの著しい進歩を有する極低温船荷コンテナの使用により果たされている。その最終結果は、なおも信頼性がありながら、より経済的である大いに改善された極低温コンテナである。
【0013】
発明の概要
本発明は、概ね可搬式断熱性船荷コンテナに指向されている。この船荷コンテナは、船荷コンテナ外殻と、この船荷コンテナ外殻内にジュワー瓶を保持し、そして蒸気ジュワー瓶に耐衝撃および振動性を与えるためのサポートアッセンブリーとを有している。このジュワー瓶は、試料室を保持する内部容器とその内部壁および上記試料室の間にプラスチックフォーム(plastic foam)とを有している。この試料室は液体寒剤がそれを経て上記プラスチックフォームに通過するのを許容し、気相液体状態にある液体寒剤が上記プラスチックフォームからそれへ通過するのを許容し、そして上記プラスチックフォームの粒子或いは断片がそれに進入するのを防止するフィルターとして作用する。上記試料室は極低温適合性のある開放気泡多孔質熱可塑性材料からなるのが好ましく、それがエアレーション(aerated)ポリプロピレンフォームであることが特に好ましい。このプラスチックフォームは開放気泡プラスチックフォームであるのが好ましく、それがフェノール樹脂フォームであることが特に好ましい。
【0014】
本発明の特徴の第1の別個のグループでは、プラスチックフォームは、コンテナの空間的方位に拘わらず乾燥蒸気状態にある液体寒剤の正規の充填量を保持できる。このプラスチックフォームは、臨界高さよりも小さい最大厚さを有する多数のフォームセグメントからなりも各セグメントは細管分離層により分離されている。このフォームセグメントの厚さは、複数のフォームセグメントのヘッド圧力が、その方位が変更させられたときに、液体寒剤をフォームセグメントからしみ出し或いは流出させないように選択されるのが好ましい。この厚さは、約4インチよりも小さくすることができる。このフォームは上記内部容器の内部壁と上記試料室との間の実質的に全容積を占めることができる。細管分離層としての使用に適した材料は、耐水性の処理がなされた紙製品およびスパンボンデッドオレフィンフィルムを含んでいる。
【0015】
本発明の他の別個の特徴では、自己通風式キャップが、上記ジュワー瓶のネック部の内周とともに加圧シールを形成するときに、上記試料室へのアクセスを制限するために使用されている。このキャップは、それが加圧シール状態にあるときに、それを介する一或いはそれよりも多くの屈曲した通路を作り出している。このキャップは第1の複数の開口を備えた下部コンポーネント、第2の複数の開口を有する上部コンポーネント、上記下部および上部コンポーネント間に保持されたシールおよび上記上部コンポーネントに固定された第3コンポーネントから形成される。蒸気通路におけるキャップの上記コンポーネントは、非金属で非導電性の極低温適合性のある材料により形成されるのが特に望ましい。第1チャンバーが上記下部および上部コンポーネント間に形成される一方、第2チャンバーが上記上部および第3コンポーネント間に形成される。蒸気は、上記第1の複数の開口に始まり、そしてそれから上記第1チャンバー、第2の複数の開口、第2チャンバーを経て続き、そしてそれから通風開口から出てゆく多数の屈曲した蒸気通路のいずれかにおいてキャップを経て進むことができる。一或いはそれよりも多くの半透膜が上記ジュワー瓶内に水分(水蒸気)が進入するのを防ぐのに使用され一方、蒸気質極低温寒剤が上記ジュワー瓶から出てゆくのを許容している。
【0016】
本発明のさらに他の別個の特徴では、船荷コンテナは、このコンテナがその側部にて置かれているときに、ジュワー瓶内にリザーバーが形成され、重力がこのリザーバー内の気相液体寒剤をジュワー瓶から押し出さないように構成されている。このリザーバーは、上記コンテナの側壁が平らな平面上に置かれているときに、平らな平面と上記試料室の断面であって、その頂部に最も近い上端から進み、ベースに最も近い下端を経て下方に延びる断面との間に約6度或いはそれよりも大きい角度が存するように上記コンテナを構成することにより形成される。このリザーバーはまた、上記試料室のベースと交差する上記平らな平面に実質的に平行な平面と、上記ジュワー瓶のネック部とともに加圧シールを形成する自己通風式キャップの第1の開口とにより形成され得る。
【0017】
本発明のさらにまた他の別個の特徴では、船荷コンテナは上記ジュワー瓶に添付されたじょうご形容器プレートを有している。この船荷コンテナは、ベース、側壁および頂部壁を有する硬質(rigid)熱可塑性材料により形成される。上記頂部壁は、例えばヒンジやラッチ機構のような可動アクセスアッセンブリーにより上記側壁に結合され、そしてこのラッチ機構はロック(lock)により固定位置(locked position)に保持される。上記側壁は、書類を保持するためのポケットを伴った頂部側壁および上記ジュワー瓶内のジュワー開口にアクセスするための頂部開口を含み、この頂部側壁は上記頂部壁により覆われている。例えば調整可能なバックルのような固定機構(locking mechanism)を備えた安全ストラップは、上記ジュワー瓶の底部に添付され、閉じられた状態で上記ジュワー瓶を取囲み、それはまた上記自己通風式キャップを適所に保持する。ハンドルを伴った極低温適合性のある断熱プラスチックフォームからなる内部プラグは、上記自己通風式キャップと上記試料室との間のネック部に保持される。サポートアッセンブリーは、多数のパーツを有するか、例えば利用可能な空間を満たすために船荷コンテナの外殻内に注入され、或いは注ぎ込まれる材料のような単一片である。
【0018】
本発明のさらなる別個の特徴では、可搬式船荷コンテナは、アメリカ運輸省/国際航空運輸協定(DOT/IATA)の危険品規定を満たすように作られている。
【0019】
したがって、液体寒剤が充填される改善された、可搬式の、断熱性船荷コンテナを提供することが本発明の主たる目的である。
【0020】
この、そしてさらなる目的および利点は、以下に示されている好ましい実施形態の図および詳細な記述に関連して当業者にとって明らかになるであろう。
【0021】
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明の好ましい実施形態は、いくつかの発明を利用している全般的なシステムの一部として使用される。大まかに言えば、全般的な極低温船荷コンテナシステムがある。この船荷コンテナ内には、ジュワー瓶がある。このジュワー瓶内には、試料を保持するための試料室がある。そして、例えば危険品の船荷のような、ある適用においては、試料は収容システム内に保持される。図1から6は大部分以下に記述されているが、図において識別されているエレメントの用語解説は以下の通りである。
【0022】
1 可搬式断熱性船荷コンテナ
2 ジュワー瓶
3 ジュワー瓶2の外部ケーシング
3a 外部ケーシング3の上半分
3b 外部ケーシング3の下半分
4 外部ケーシング3の頂部開口
5 外部ケーシング3と内部ケーシング13との間の吸引可能空間
6 ゲッターパック
7 乾燥剤
8 ニップル
10 超断熱層
11 内部容器13へのジュワー開口
13 ジュワー瓶2の内部容器
13a 内部容器13の上半分
13b 内部容器13の下半分
14 内部容器13の頂部開口
15 内部容器13の内壁
21 ジュワー瓶2のネック部
30 プラスチックフォーム
31 プラスチックフォーム30のフォームセグメント
32 フォーム30の細管分離層
40 船荷コンテナ外殻
41 船荷コンテナ外殻40のベース
42 船荷コンテナ外殻40の側壁
42a 側壁42の頂部側壁
42b 頂部側壁42aに形成された頂部開口
43 船荷コンテナ外殻40の頂部壁
44 船荷コンテナ外殻40に成形されたハンドル
45 船荷コンテナ外殻40に形成された書類用ポケット
46 ヒンジ機構
47 ラッチ機構
48 認証プレートアセッンブリー
48a 認証プレート
48b 認証プレートアセッンブリー48用リベット
48c 船荷コンテナ外殻40における認証プレート用くぼみ
50 ジュワー瓶2用サポートアッセンブリー
51 サポートアッセンブリー50の底部
52 サポートアッセンブリー50の側部リブ部
53 サポートアッセンブリー50の頂部
55 安全ストラップ
56 安全ストラップの調整用バックル
57 ジュワー瓶2の外部底
60 じょうご形容器プレート
61 プレート60用サポート
62 スプレーフォーム
70 試料室
71 試料室70の側壁
72 試料室70のベース
73 試料室70の頂部開口
80 収容システム
81 収容システム80のバッグ
82 収容システム80のハンドル
83 収容システム80の多孔質の構造的カートリッジ
84 収容システム80のサンプル容器
85 収容システム80のカートリッジベース
86 収容システム80のサンプル容器開口
87 収容システム80のカートリッジカバー
88 収容システム80の付加的カートリッジベース
90 内部プラグ
91 内部プラグ90のハンドル
100 自己通風式キャップ
101 自己通風式キャップ100の下部コンポーネント
102 自己通風式キャップ100の上部コンポーネント
102a 上部コンポーネント102の下面
103 自己通風式キャップ100のシール
104 自己通風式キャップ100の第3コンポーネント
105 プレート
106 スクリュー(ねじは図示せず)
107 カバープレート
108 下部コンポーネント101の雌ねじ
111 雄ねじ
112 雌ねじ
113 位置決め装置
114 第2位置決め装置
115 リブ
121 下部コンポーネント101における第1の複数の開口
122 上部コンポーネント102における第2の複数の開口
131 自己通風式キャップ100の第1チャンバー
132 自己通風式キャップ100の第2チャンバー
133 自己通風式キャップ100の通気開口
【0023】
図1は全体的に1で示された極低温船荷コンテナの全ての構成要素を分解された状態で示す組立図で、図2はこれらの構成要素の全てがどのように組立られた状態に共に取付けられるかを示している。図3はジュワー瓶2がどのように組立られるかを示す組立図である。
【0024】
図1に示すように、全体的に2で表されているジュワー瓶はジュワー開口11によりアクセスされる試料室70を有している。船荷コンテナ1が液体寒剤(liquid cryogen)で十分に満たされた後の使用に準備が整うと、サンプル容器がジュワー開口11を介して試料室70内に配置される。図1に示すように、そして図6に関連して非常に詳細に記述されているように、サンプル容器がとり得る一形式は収容システム80で、そこでは多孔質の構造的カートリッジ83がハンドル82を備えたバッグ81内に保持されている。収容システム80が試料室70内に配置された後、内部プラグ90が、ハンドル91とともにジュワー開口11内に配置される。(極低温に適合したポリウレタンフォームにより形成され得る、内部プラグ90はスペーサおよび断熱材の両者として作用する。)次に、自己通風式キャップ100はじょうご形容器プレート60を介してジュワー開口11内に挿入されて、しっかりと締められて加圧シールを作り出す(これは図5Aから5Cに示されている)。この加圧シールが形成された後、安全ストラップ55の調整用バックル56が閉じられ、しっかりと締められる(もしも望むならば、いずれかの適当な別の接続機構がバックルと置換され得る)。安全ストラップ55はウェッビング材(webbing material)により作ることができ、それは接着テープ或いは何らかの他の添付手段(affixation means)によりジュワー瓶2の外部底57に貼られる。安全ストラップ55は、適正に閉じられ、そしてしっかりと締められると、ジュワー瓶2に付加的な完全状態(integrity)をもたらし、自己通風式キャップ100と収容システム80の滅損或いは分離を防ぐのを助ける。
【0025】
ジュワー瓶アッセンブリーは、例えば低密度ポリエチレンのような耐震性および耐衝撃性をもたらすのを助ける軽量の、しかし硬質の材料により作られた船荷コンテナ外殻40内に保持されている。船荷コンテナ外殻40は、船荷である間、ジュワー瓶2を包囲し、取囲む“ベース41”、“側壁42”および“頂部壁43”を有している。定義付けの見地から、コンテナ2が(例えば、地面或いは輸送用乗り物の床のような)平らな平面上に、その意図され、望まれた(換言すれば、側部を下にでなく、上下逆でない)方位に静止しているとき、ベース41は平らな平面上に静止した外殻40の部分で、頂部壁43はコンテナ内へのアクセスを許容するように幾分移動可能なベース41から離れた外殻40の最外部(例えば、箱の頂部蓋)で、側壁42は、ともかくベース41を上部壁43に結合している(例えば、断面正方形の箱或いは矩形は側壁を形成する四つの平面を有している)。
【0026】
ジュワー瓶2はベース41を介して外殻40内に挿入され、そしてベース41は、例えばスクリューのような適当なシーリング手段により側壁42に添付される。船荷の間、外殻40に不正に手を加えたり、コンテナ1の不適当な方位の証拠をもたらすための機構、或いは船荷の間、コンテナ1をトラッキングする手段(例えば、全地球測位システム)がベース41における或いはその近くの外殻40内に収められてもよい。図1に表された船荷コンテナ1の好ましい実施形態では、頂部壁43は(二つのヒンジからなる)ヒンジ機構46およびラッチ機構47により側壁42に取付けられたカバーである。船荷の間、ラッチ機構47は不正に手を加えることに対して防御するための安全装置(lock)(図示せず)によりロックされた状態に保持されるようにしてもよい。(このような関係においては、“安全装置”は、開くためにキー或いは組合せを要するかもしれない従来の安全装置だけでなく、防護バンド(secured band)或いは不正操作防止装置(tamperproof device)或いは不正に手を加えたことが発生したのを知らせるであろう装置をも含み得る。)閉じた状態にある頂部壁43は側壁42の頂部側壁42aを覆っている。頂部側壁42aは、頂部壁43が開いた状態にあり、ラッチ機構47が解かれ、そして自己通風式キャップ100が取り除かれたときにジュワー開口11へアクセスされ得る頂部開口42bを含んでいる。頂部側壁42aもまた、書類(例えば、品目一覧チェックリスト、船荷書類或いは操作指示書)用ポケット45を備えている。ポケット45は、頂部壁43が側壁42に適所にて掛止されていなければアクセスでき、適所にて掛止されているとアクセスできない。ハンドル44は側壁42内に成形してもよい。側壁42は、例えばコンテナのシリアルナンバー、証明書、警告、バーコード等のような重要な情報を添付し、表示するために、認証プレートアッセンブリー48(リベット48bによりくぼみ48cに保持された認証プレート48a)を有することもできる。
【0027】
サポートアッセンブリー50は外殻40内にジュワー瓶2を保持している。特に好ましい実施形態では、サポートアッセンブリー50は、軽量で、衝撃吸収フォーム材のいくつかの異なる断片(pieces)から出来上がっている。サポートアッセンブリー50は、ジュワー瓶2の底を保護するためにベース41に接触している底部51と、ジュワー瓶2の側部を保護するために側壁42に接触している側部リブ部52と、ジュワー瓶2の先端を保護するために頂部53とを有している。側部リブ部52は接着剤或いはテープにより側壁42に取り付けられる。サポートアッセンブリー50の頂部53はリブ部52により適所に保持される。
【0028】
図1に示すように、船荷コンテナ1はじょうご形容器プレート60を含んでいる。プレート60のじょうご形状はジュワー瓶2内への液体寒剤を注ぐのをより容易にしている。それはまた、頂部開口42bを介して外殻40の内部へのアクセスを制限するのを助けている。それはまた位置決め装置114を含み、これは自己通風式キャップ100によりそれを適所にロックし、ジュワー瓶2のネック部21の外周に加圧シールを形成するのを助けるために使用される三つのノブである。(この記述の初めから終りまで、そして添付の請求の範囲において、“周囲(circumference)”或いは“周囲の(circumferential)”は、平面図形の周囲(perimeter)或いは周辺(periphery)に言及するために使用され、それらは円形でもよく、そうでなくてもよい。それ故、一例として、正方形のネック部の内周は正方形の形状を有しているであろう。)容器プレート60は、容器プレート60とネック部21との間に液体或いは蒸気隙間が存在しないように接着剤によりネック部21にそれをシールすることにより適所に保持されている。シールの付加的な安定性はスプレーフォーム61によりもたらされ、そしてサポート61は外殻40の内側にプレート60を位置決めし、支持するのを助けている。容器プレート60は極低温適合性のある材料から作られるべきである。
【0029】
一旦船荷コンテナ1が完全に組立てられると、ジュワー瓶2は固定状態にある外殻40内にしっかりと保持されるべきであり、外殻40とサポート50とはいかなる方位においてもジュワー瓶2に衝撃に対する抵抗性と保護をもたらすべきである。それが正常な、直立した状態にあるとき、即ち、その重量がベース41上にあるとき、試料室71は実質的にベース41に垂直である。これは、例えば窒素のような蒸気状寒剤の物理的特性のため、コンテナ1に対して最適な状態である。気相液体窒素は空気よりも大きい密度を有し、それ故にそれがコンテナ内に閉じ込められると液体と同様にふるまうであろう。気相液体窒素がジュワー瓶内に保持されている限り、生物学的製剤の低温保存のために必要なジュワー瓶内での極低温温度を維持するのを助ける。これは、気相液体窒素の温度が極低温(100K)であるからである。しかしながら、もしもジュワー瓶が上下逆に配置されているならば、気相液体窒素は、気相液体窒素が空気よりも高密度である故、大いに液体のように、ジュワー瓶から出て行くであろう。したがって、ジュワー瓶が直立して配置されているとき、気相液体窒素は、十分な圧力増大がジュワー瓶から過剰気相液体窒素を押し出すまでジュワー瓶内に蓄積するであろう。
【0030】
船荷コンテナ1が液体寒剤で充填されているとき、直立状態に保管され、船で運ばれるのが大いに望ましいが、最近の船荷に関連する現実はそのような結果を常に保証するとは限らない。図1に示す船荷コンテナの好ましい実施形態は、単純かつ経済的に、この現実と取り組もうと努めている。外殻40は、もしもコンテナ1がその側部にて保管され、船で運ばれることになっても、試料室70とジュワー開口11とはリザーバーを作り出す角度に依然として保持されるように設計されている。このリザーバーは気相液体寒剤を保持する効果を有しているであろう。それに対して、もしもリザーバーが存在しなかったら、試料室70とジュワー開口11とは地面に対して実質的に平行な状態に配置されるであろう。斯かる平行な状態は、ひっくり返し、その中身をこぼすグラスの水と同様に容器からの気相液体窒素の流出を生じるであろう。
【0031】
リザーバーを作り出すために、側壁42は、それが平らな平面上にあるとき、試料室70の平坦な断面の上記平らな平面との交差により形成される角度が約6度或いはそれよりも大きくなるように設計されている。このことは、図1に示すコンテナ1に対して、側壁41の六つの平面部を、それらが頂部壁43の近くの最大厚さに到達するまでそれらがベース41から離れて延びてゆくにつれて次第に広くすることにより達成される。正確な角度は設計的事項で、そしてそれはコンテナの全般的な形状と望まれる結果に依るであろう。しかしながら、その角度は機能を果たせるリザーバーを作るのに十分であるべきである。さらに、ネック部21の内周の回りに加圧シールを形成する自己通風式キャップ100の使用はリザーバーの容積を増大させるであろう。
【0032】
“ジュワー瓶”の基本的な設計および機能は周知で、長く確立されている。事実、“ジュワー瓶”という語は、ウェブスターの第3新英語国際大辞書(Webster’s third new international dictionary of the English language, unabridged)(1981)に、“通常、熱伝達を防ぐように真空にされた壁の間の空間を有し、輻射を減少させるために内部に(銀めっきのような)コーティングを有することもあり、特に(液体空気のような)液化された気体を貯え、或いは低温での研究のために使用される少なくとも二つの壁を備えたガラス或いは金属の容器”と定義されている。船荷コンテナにおける使用のための液体寒剤ともにジュワー瓶を使用することを教示した種々の米国特許の例は、2,396,459号、3,298,185号、4,481,779号および4,495,775号を含んでいる。これらの特許に開示されているジュワー瓶および今日船荷コンテナに使用されているジュワー瓶はある共通の特性を共有している。ジュワー瓶に存在するとして以下に明らかにされるであろうこれらの特性は、外部ケーシングと内部容器との間に真空排気可能な空間と内部容器内へのジュワー開口とを形成するネック部により共に結合され、各々頂部に開口部を備えた外部ケーシングと内部容器である。
【0033】
本発明に係るジュワー瓶2の好ましい実施形態は、以下のように構成されている。ネック部21はエポキシにより試料室70にシールされている。液体寒剤(図示せず)を保持するプラスチックフォーム30は細管分離層32により分離された幾つかのセグメント31内に形成されている。プラスチックフォーム30は試料室70を取囲み、そしてこのアッセンブリーは頂部で開口部14とともに内部容器13を形成するために一緒に結合された上半分13aと下半分13bの内側に配置されている。ゲーッターパック6と乾燥剤7とは、それぞれエポキシおよび金属テープにより内部容器13の頂部外側に固定されている。(ゲッターパックおよび乾燥剤の使用は産業界内で周知であり、本発明の創意に富んだ特徴ではない。)次に、超断熱層10がこのアッセンブリーを取囲むために使用されている。製造の容易さおよび節約のために、超断熱層10がらせん状に巻き付けられ、それが単一の構成材(例えば、片側だけに金属被覆されたポリマーフィルム)により構成されているのが特に好ましい。ネック部21の頂部は、それから外部ケーシング3および外部ケーシングと内部容器13との間に真空排気可能な空間5を形成するために下半分3bと一緒に結合されるエポキシにより上半分3aにおける開口4にはめこまれる。一旦ジュワー瓶2が組立てられると、真空排気可能な空間5はニップル8を介してアクセスされ得るだけであり、試料室70はジュワー開口11を介してアクセスされ得るだけで、寒剤は側壁71および試料室70のベース72を介する以外は(液体であろうとガス状態であろうと)試料室70とプラスチックフォーム30の間を通過することはできない。ジュワー瓶を構成するのに有用な特に好ましい材料に関する詳細は米国特許6,119465号に開示されている。
【0034】
プラスチックフォーム30は、極低温適合性のある開放気泡(open−celled)プラスチックフォームであるのが好ましい。プラスチックフォーム30がフェノール樹脂フォーム(このような材料は安価で、一般に生け花用の保水ベースとして使用されている。)であるのが特に好ましい。プラスチックフォーム30は、適所で発泡させられるか、ブロック体に予め製造され、それから断片に区分され、試料室70を取囲む空間内に挿入される。プラスチックフォーム30が内部容器13の内壁15と試料室70との間における容積の実質的に全てを占めるのが特に好ましい。
【0035】
プラスチックフォーム30の開放気泡(open cell)構造は、液体窒素のような液体寒剤を、吸収、吸着および表面張力によりそれがフォーム30を飽和させるので、保持する。(液体窒素のような)液体寒剤およびプラスチックフォーム30の物理的特性は、液体寒剤がプラスチックフォーム30内に止まり、かつプラスチックフォーム30が適正に充填され、正確に寸法取りされたセグメント31からなっているときに試料室70内に移動して戻らないというものである。プラスチックフォーム30は、以前に使用された材料よりも最高6倍速く液体窒素を吸収できる。この特徴はジュワー瓶2を液体寒剤で満たすプロセスを加速する。プラスチックフォーム30が約85%から約95%までの間の空隙率を有しているのが特に好ましい。プラスチックフォーム30は、液体窒素(または、もしも適用可能ならば、および別の液体寒剤)とフォームとの間に存在する高表面張力故、適所に液体窒素寒剤を捕捉し、保持し得る“アゾトフィリック(azotophilic)”吸収剤であるのが好ましい。(“アゾトフィリック”は、如何なる原子価状態の窒素に対して忠実な、即ち相性の良さを有する窒素を意味している。)結果として、本発明の船荷コンテナ1は、液体窒素をこぼし、試料バイアルに直接接触させる危険もなく、上下逆さまを含み、如何なる方位に船積みされ得る。
【0036】
プラスチックフォーム30の多数のセグメント31は、所定のタイプのフォーム材料および寒剤に対して、どの寸法で測定されても、一つの厚さ或いは高さを有し、選択されたフォーム内に保持された液体寒剤が、フォームの方位が変えられたときに、フォームからしみ出さない、即ち流出しないようになっているのが特に好ましい。換言すれば、セグメントの少なくとも一つの長さ寸法は、もしもセグメントが一空間方位に液体寒剤を保持できるが、他のいずれかの方位で寒剤をしみ出させるならば、凌駕されるであろう。また、フォームセグメント31の上記長さ寸法がプラスチックフォーム30(即ち、組合された全てのフォームセグメント31)内に保持された液体寒剤の量を最適化する一方、フォームセグメント31を分離するのに要する細管分離層32を最小にするように選択されるのが特に好ましい。
【0037】
プラスチックフォームの好ましい実施形態は、それが毛管現象(capilarity)即ち毛管作用(capilary action)を促進する微孔性構造を有している故、優れていると信じられている。毛管作用は付着(吸着)と表面張力の結果である。一様な円形の容器(或いは、管或いは微細孔)の壁への液体の付着は、容器の縁での液体に上向きの力を引起す。表面張力は表面を守り、それ故上記縁が上方に動く代わりに、液面全体が上方に引張られる。毛管作用は、液体の壁への付着が液体分子間の凝集力よりも強いときに起こる。毛管作用が一様な円形の管内に液体を保持する高さは表面張力により制限される。毛管作用が流体を持ち上げるであろう高さは流体の重さに依る。ある点で、一方向における毛管作用の力は反対方向の重力(流体の重量)により反対に作用され、そして吊下げられた流体はそれ自身の重量のために落下する。円形毛細管に対しては、この高さは公式h=2Tρrgにより決定され、ここでhは最大高さに等しく、Tは液体の表面張力に等しく、ρは液体の密度(即ち、質量/容積)に等しく、rは毛細管の半径に等しく、“g”は力に対する質量(グラム表示密度)を変えるために必要とされている。
【0038】
本発明のプラスチックフォームが完全な毛細管(即ち、円形の管)により形成されていること、或いは本発明に使用されているプラスチックフォームのセグメントの最大高さが上述した公式により決定されることは必ずしも必要でなく、それに代えて、重要な特徴はプラスチックフォームが強い毛管作用を示すことである。毛管作用は最大寸法高さにより制限され、それは所定の液体寒剤が所定の空間的方位における吸収剤(absorbent)プラスチックフォームの微細孔のような毛細管内で到達するであろう“臨界高さ(critical height)”として以下定義されるであろう。プラスチックフォームがこの高さを超えると、臨界高さを超えたいずれかの付加えたプラスチックフォームは、毛管作用の結果として付加的な液体寒剤をもとの位置に物理的に保持することはできない。プラスチックフォームが毛管作用により液体寒剤を物理的に保持することができないと、それは占有しているボリュメトリック(volumetric)空間内に保持されている液体寒剤の量を最大にするのをし損じる。したがって、プラスチックフォームの所定のセグメントの高さが、対象とする液体寒剤(それは通常液体窒素である)に対するその臨界高さに等しいか、それよりも小さいのが望ましい。同じ法則は、もしもプラスチックフォームがコンテナ内に保持され、そこではそれが、所定の方位におけるプラスチックフォームの高さが臨界高さを超える原因となるであろう他の方位を有するならば、他の寸法に適用可能である。
【0039】
細管分離層32は、特に厚いものである必要はない。代わりに、それらの厚さは、所定のプラスチックフォームおよび対象とする液体寒剤に対してそれらの意図された機能を果たすのに要求される厚さに依存する。細管分離層32は、微細孔のようなその細管の有効な高さを制限するようにプラスチックフォームを封じ込めるために機能し、そしてそれによりプラスチックフォームのセグメントが臨界高さよりも小さい高さを有するのを許容し、そしてそれにより液体寒剤がセグメントから、それらの空間方位が変えられても、しみ出すのを、即ち流出するのを防いでいる。細管分離層32は、例えば表面加工紙、スパンボンデッドの(spunbonded)オレフィンタイベック(登録商標)或いはフルオロエチレンプロピレン(FEP)テフロン(登録商標)のような極低温適合性のある材料から作られるべきである。タイベック(登録商標)の3mmの層はこの機能を良く果たすことが見出されている。実験に基づく結果はここに記述されているプラスチックフォームのタイプに対して約4インチが適当で、最大の臨界高さであることを示しており、そして多数のセグメント31が、約3インチよりも大きい厚さを有するのが特に好ましく、約3.5インチの厚さを有するのが特に好ましい。
【0040】
試料室70が、例えばエアレーションポリプロピレンフォームのような極低温適合性のある開放気泡多孔質熱可塑性材料から作られるのが特に好ましい。試料室70は頂部開口73を有する円柱形状の側壁71に結合されたベース72とともに単一片構造に形成されてもよい。頂部開口73における側壁71の外周は、ネック部21或いは内部容器13の内壁に封じられる。試料室70は、液体寒剤がそれを介してプラスチックフォーム30へと通過するのを許容し、蒸気状態の寒剤が吸収剤フォーム30からそれへ通過するのを許容すべきである。試料室70の熱可塑性材料は、プラスチックフォーム30の粒子、或いは断片が試料室70内に進入するのを防ぐためのフィルタとして作用し、そしてそれはまた液体寒剤のプラスチックフォーム30内への迅速な移動のための吸上げ装置(wicking device)として作用する。その優れた物理的特性に加えて、試料室70は、金属或いは合金からなる以前の試料室よりも軽量で、かつ製造するのにより費用が掛からない。
【0041】
ジュワー瓶2の好ましい実施形態における試料室70とプラスチックフォーム30の組合せは、大いに縮められた充填時間で内部容器13の容積のより効率的な利用をもたらしている。多くの以前のジュワー瓶とは異なり、プラスチックフォーム30は、内部容器13の内部壁15と試料室70との間の実質的に全容積を占め、そして液体寒剤は、側壁71の全長に沿って試料室70からプラスチックフォーム30内へ迅速に通過することができる。ジュワー瓶を液体寒剤により完全に充填するのに要する縮められた時間は試料室70とプラスチックフォーム30の物理的特性に起因している。これらの特性は、船荷コンテナ1の試料室70への液体寒剤の完全な充填の約50%まで注ぐことにより、そしてそれからコンテナ1を上下逆さまに向きを変えることにより実証される。船荷コンテナ1が上下逆さまに向きを変えるまでは、液体寒剤の全てはプラスチックフォーム30により保持され、事実上液体寒剤は放出されないであろう。
【0042】
図4Aおよび4Bはジュワー瓶2とともに使用するための特に好ましい自己通風式キャップ100を示している。斯かるキャップが船荷コンテナ1の特に好ましい適用における機能する態様は図5Aから5Cに示されている。自己通風式キャップ100は四つの主要な構成要素−−第1の複数の開口121を備えた下部コンポーネント101、第2の複数の開口122を備えた上部コンポーネント102、シール103および第3コンポーネント104を有している。これらの四つの主要なコンポーネントの全てが、非金属で非導電性である極低温適合性のある材料から構成されるのが特に好ましい。第1、第2および第4コンポーネントはアセチルのような射出成形可能な材料から形成され得る。下部コンポーネント101の外周はネック部21の内周よりも小さく、そして第1の複数の開口121は、図4Aおよび4Bに示すように、下部コンポーネントの外周の内側に配置されている。
【0043】
自己通風式キャップ100が組立てられると、好ましくはシリコーンゴムから形成されるのがよい、シール103がスナップ、摩擦適合(friction fit)により下部コンポーネント101に取り付けられる。下部コンポーネント101は、二つの異なる手段により上部コンポーネント102および第3コンポーネント104に固定される。
【0044】
第1に、スクリュー(ねじは図示せず)106が下部コンポーネント101における雌ねじ108内にねじ込まれ、プレート105により適所に保持される。カバープレート107(Cryoport社の商標とともに示されている)は、プレート105の頂部とスクリュー106の頭部が保持された第3コンポーネント104におけるチャンバーをカバーしそしてシールする。スクリュー106は、個々の主要な部品が互いに相対的になおも移動可能なキャップアッセンブリー内に四つの主要な構成要素の全てを一緒に保持している。このアッセンブリーでは、第2のコンポーネント102は第1のコンポーネント101と第3のコンポーネント104との間に保持され、シール103は第1のコンポーネント101と第2のコンポーネント102との間に保持されている。
【0045】
第2に、下部コンポーネント101は第3のコンポーネント103の雌ねじ112にねじ込まれる雄ねじ111を有している。雄ねじ111が雌ねじ112に完全にねじ込まれていないと、シール103は雄ねじ111が加圧シール状態に、雌ねじ112に完全にねじ込まれているときにそれが保持される位置(図5C参照)に対してはりつめた状態に保持される(図5B参照)。シール103はクランクトップ(crank top)として機能する第3のコンポーネント104が締付ける方向に回転させられ、ネック部21とともに加圧シールを形成するように下部および上部コンポーネント101と102との間にシール103が圧搾されるようにするときに、図5Bと5Cとの間で位置を変える。(図5Bは加圧シール状態の前にあるキャップ100を示す一方、図5Cは加圧シール状態となってすぐのキャップ100を示している。)第3のコンポーネント104のリブ115は上部コンポーネント102に向かって存し、それはスッパー(stop)として役に立ち、そしてそれにより加圧シール状態において複数の通風開口を作り出している。(図5Cの左半分は、そのような頂部の代わりに明瞭な蒸気通路を示すために僅かに回転させられている。)上部コンポーネント102の下面102a上の(図4Bにおいてくぼみとして示されている)位置決め装置113は(図1において小さな塊として示されている)第2位置決め装置114に係合し、キャップ100が締付けプロセスの間、ぐるぐる回るのを防止している。
【0046】
自己通風式キャップ100が(図5Cに示されているように)ジュワー瓶2のネック部21とともに加圧シールを形成しているとき、内部容器13とジュワー瓶2の外側との間の蒸気流は通風開口133を介して流れなければならない。図5Cは一つのそのような蒸気通路を示している。この通路は、下部および上部コンポーネント101および102の間に配置された第1チャンバー131と第2コンポーネント102および第3コンポーネント104の間に配置された第2チャンバー132とを通る流れを含んでいる。通風開口133は単一の開口でも複数の開口でもよい。図5Cでは、通風開口133は第3コンポーネント104およびプレート60の間に配置されているが、それはもしもプレート60が使用されないならば、第3コンポーネント104およびネック部21の間に配置されてもよい。上部コンポーネント102がネック部21の内周の外側に配置されている上部外周を有している故、通風開口133はネック部21の内周の外側に配置されている。
【0047】
自己通風キャップ100はジュワー瓶用の従来のキャップにまさる多くの長所を備えている。
【0048】
自己通風キャップ100の一長所は、それがジュワー瓶2のネック部21とともに形成する加圧シールの強度である。このシールは、ジュワー瓶2が寒剤で満たされていないときに、ジュワー瓶2の重量を支持するのに十分強いか、より一層強くてよい。この強度の程度は、コンテナ1が打撃或いは衝撃にさらされたときに重要であり、なぜならば、キャップ100が試料室70の内容物およびジュワー瓶2の内側の試料収容システムへのアクセスを制限し、そして効果的にアクセスを封じるからである。
【0049】
自己通風キャップ100のもう一つの長所は、それがジュワー瓶2を排気するための複数の屈曲した蒸気通路を作り出すということである。屈曲した蒸気通路はジュワー瓶から排出したガスが進まなければならないサーマル長さ(thermal length)を増大させる。サーマル長さを増大させることは、ジュワー瓶の熱効率を増大させ、それにより船荷コンテナに対する保持時間(hold time)を増大させる。多数の通風通路は安全性を増大させ、なぜならばそれは単一の通風通路が詰まり、ガスの危険な増加(build−up)に至らしめる可能性を除去するからである。
【0050】
キャップ100の好ましい実施形態では、第1の複数の開口121の各々は第1チャンバー131内に至り、そして第2の複数の開口122の各々は第1チャンバー131から第2チャンバー132に至っている。したがって、ジュワー瓶2の内側の蒸気は、キャップ100が加圧シール状態にあるとき、複数の屈曲した通路内を進むことができる。複数の屈曲した通路はネック部21内で始まり、そしてそれから第1の複数の開口121、第1チャンバー131、第2の複数の開口132、第2チャンバー132を経て上方に、そしてそれから通風開口133から外へと順次進む。さらに、チャンバー131および132の容積のために、ガスは必ずしも同一の一ポイント或いは複数のポイントでチャンバーを去る必要はない。このことは、第1の複数の開口121内で始まり、第1チャンバー131を経て進み、そしてそれから第2の複数の開口122を経て昇る複数のより短い屈曲した通路もまたあることを意味している。
【0051】
第1および第2チャンバー131および132は、複数の開口によりアクセスされ得る空きスペースを供する故、それらは既に注目されているように、多くの異なる蒸気通路を作り出している。しかしながら、それらはまた、ガスが蓄積し、混合し得る空きスペースをももたらす。これは、チャンバーが異なる温度勾配を有することができ、そしてこれらのチャンバーに入り、ここを去るガスが、これらのチャンバー内に含まれるガスとの混合の結果として異なる温度勾配を有することができる故に、さらなる利点を生み出している。チャンバー131および132はまた、キャップ100の外側から内部容器13内へ流入するガスと内部容器13の内側からキャップ100の外側に流れるガスとの間でバッファゾーンとしても作用する。
【0052】
キャップ100はまた、ジュワー瓶内に水分(水蒸気)が進入するのを防止する一方、ジュワー瓶から蒸気寒剤を退出させるのを依然として許容する一またはそれよりも多くの半透膜(図示せず)をも含んでいる。例えば、そのような膜は第1および第2の複数の開口121および122のいずれか、或いは双方を覆うために使用される。(その代わりに、或いは、さらに、半透膜は図5Cに示す蒸気通路のいずれか他の好都合な位置に配置され得るが、それがキャップ100の部分或いは内部キャップ90として都合よく含まれるのが好ましい。キャップ内に半透膜を含むことは、膜により制限される蒸気通路の部分を最小にし、膜に合体(incorporation)および構造的完全性のために好都合な構造的構成要素を与える。)
【0053】
図6は、UNクラス6.2認証の規格(standards of UN Class 6.2 certification)によく耐えるように設計され、構成された(例えば、ポテンシャルバイオハザードの、即ち伝染病の作用物質(agents)のような)危険材料に対して特に有用な収容システムが示している。この収容システムが、図1および2に示されているような特に好ましい船荷コンテナにおいて図4Aおよび4Bに示された自己通風式キャップ100とともに使用されたとき、その結果は、危険な(伝染性の)材料の船荷コンテナに関する厳格な船荷規定(regulations)を満たす経済的かつ優れた船荷コンテナとなる。
【0054】
収容システム80は基本的な多孔質の構造的カートリッジ83とバッグ81に基づいている。図4のステップ1から4に示すように、構造的カートリッジ83はバッグ81内に配置され、バッグ81は収容システム80を完成させるためにシールされており、そしてそれから収容システム80はバッグハンドル82によりジュワー開口11を介して試料室70内に降下させられる。ハンドル82はバッグ81を作るために使用されるポリマーフィルムの輪から形成される。
【0055】
バッグ81は作動させられるときに液体および蒸気に対して密封シールを保証するシーリング機構を備えた極低温適合性のあるポリマーフィルムからなっている。フッ素化エチレンプロピレン樹脂或いはポリイミド(polyimide)フィルムはこの目的のために適していることが発見され、そしてテフロン(登録商標)FEPグレード160或いはカプトン(登録商標)FNフィルムは特に好ましい。
【0056】
テフロン(登録商標)FEPは、FEP−フルオロカーボン型成形(Molding)および押出し成形(Extrusion)材料に対する米国材料試験協会(“ASTM”)の標準仕様D2116−97を満たすフッ素化エチレンプロピレン樹脂である。カプトン(登録商標)FNは、デュポン社から出されている商業的に有用な高品質プラスチックフィルムである。タイベック(登録商標)スパンボンデッドオレフィン、そして特にデュポン社(登録商標)のメディカルグレードのタイベック(登録商標)タイプS−1059−BおよびS−1073Bはまたバッグ81としての使用に適したものでもある。このシーリング機構は、液体または蒸気がバッグ81の内部に入り、ここを去るのを防ぐシールを作り出すべきである。このシーリング機構は、機械的閉鎖(この場合、それが熱膨張係数が異なる二つの材料から構成されるのが特に好ましい)、接着剤接合(adhesive joint)或いはヒートシールでもよい。
【0057】
構造的カートリッジ83が一つのカートリッジよりも多く含むのが特に好ましい。各カートリッジは互いに分離した複数のサンプル容器を保持するための複数のサンプル開口を有している。構造的カートリッジ83の頂部のカートリッジは、ベース85と複数のサンプル容器開口86およびこの複数のサンプル容器開口内に保持されたサンプル容器84(バイアル)を取囲むためにカートリッジベース85と対となるカバー87とを有している。カートリッジベース85の底部はそれがさらなるカートリッジベース88と対になるためのカバー87として機能することができるように設計されている。同じようにしてさらなるカートリッジベースを積み重ねることはカートリッジ83の寸法を増大させる。構造的カートリッジ83の構成要素(即ち、カバー87、ベース85そしてすべてのさらなるベース88)は、ポリプロピレンポリマー化合物から形成されている。各カートリッジは、複数のサンプル容器開口内に保持された複数のサンプル容器の全ての内容物全体を吸収する十分な吸収能力を有している。各カートリッジは、複数のサンプル容器開口内に保持された複数のサンプル容器の全ての内容物全体の2倍を吸収する十分な吸収能力を有するのが特に好ましい。
【0058】
構造的カートリッジ83は、危険品規定(Dangerous Goods Regulations)の二つの基本的な要求を遂行する。その第1の要求、主要な容器の分離は、“単一の二次的輸送容器内に配置された多数の主要な容器は個別に包装され、或いは液体窒素内にて輸送され感染性物質に対して、それらの間での接触を防ぐことを保証するように分離されそして支持されなければならない”と記述されたIATAパッキングインストラクション602により要求されている。カートリッジ83は明らかにこの要求を満たし、そしてまさに吸収性の布のシートに容器をゆるく包むことが普通である技術分野における現行の実務を超えた進歩である。その第2の要求は、“例えば、コットンウールのような吸収性材料(absorbing material)は全ての主要な容器の内容物全体を吸収するのに十分でなければならない”と記述されているIATA 602に見出される。再度、カートリッジ83は、さらなる安全性でもって、このことを果たし、そしてこの技術分野の現行の状態において著しい進歩を示している。
【0059】
前述した詳細な記述は本発明の好ましい実施形態の説明的なものであるが、そのさらなる実施形態は当業者にとって明らかであろうことは理解されるべきである。さらなる修正はまた、発明概念から逸脱することなく別の実施形態において可能でもある。
【0060】
したがって、ここに記述された現実の概念におけるさらなる変更および修正は、請求の範囲により規定されている開示された発明の精神および範囲から逸脱することなく容易になされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】危険材料用収容システムを備えた本発明に係る可搬式断熱性船荷コンテナの好ましい実施形態の分解組立図である。
【図2】可搬式断熱性船荷コンテナの好ましい実施形態の一部破断した平坦な断面図である。
【図3】ジュワー瓶アッセンブリーの好ましい実施形態の組立図である。
【図4】逆方向から描かれた自己通風式キャップの好ましい実施形態の分解組立図である。
【図5A】好ましい自己通風式キャップの結合を示す可搬式断熱性船荷コンテナの好ましい実施形態の平坦な断面図である。
【図5B】好ましい自己通風式キャップの結合を示す可搬式断熱性船荷コンテナの好ましい実施形態の平坦な断面図である。
【図5C】好ましい自己通風式キャップの結合を示す可搬式断熱性船荷コンテナの好ましい実施形態の平坦な断面図である。
【図6】収容システムの好ましい実施形態の組立てを示している。[0001]
Field of the invention
The invention belongs to the field of cryogenic cargo containers.
[0002]
Background of the Invention
To ensure reproducible results in research and biotechnological processes, today's scientists and clinical practitioners seek to stabilize living cells genetically, It has been found that it is necessary to preserve the integrity of the complex molecules for this purpose. This is achieved by housing these materials in a vessel where the cryogenic temperature is continuously maintained at or near liquid nitrogen or gas phase liquid nitrogen temperatures (77 K and 100 K, respectively).
[0003]
Advances in cryopreservation technology have led to methods that allow for cryopreservation of various cell types and molecules. Techniques include viral and bacterial cultures, isolated tissue cells in tissue culture, small multicellular organic tissues, enzymes, human and animal DNA, pharmaceuticals, including vaccines, and diagnostic chemical substrates. Substrates, and for cryopreservation of more complex organic tissues such as, for example, embryos, unfertilized oocytes and sperm. These biological products must be moved or shipped in a frozen state at cryogenic temperatures in order to maintain viability. This requires a cargo container that can maintain a cryogenic environment for up to 10 days and meet other cargo requirements that are relatively intact to mechanical shock and directional localization results. I have.
[0004]
In addition to the already existing difficulties posed in the shipping of heat-sensitive biologics, the International Air Transport Agreement (IATA) contains pathogenic bacteria and potentially infectious agents. A new rule came into force in January 1995 for all shipping, including samples. These regulations, which have been accepted by the United States Department of Transportation (DOT) and apply to all public and private aviation, marine and land carriers, are to ensure that no major leaks occur and that major internal vials break It places very high demands on shipping units to survive significant material damage without causing damage. Enforcing this rule further complicates the shipping of frozen biological products.
[0005]
Even though bioshippers are currently available using liquid nitrogen such as refrigerants, there has been little modernization in the design of cold transport packaging. Current shippers are generally vulnerable to material damage and heading changes encountered during routine shipping operations. In addition, these shippers rarely comply with the IATA Dangerous Goods Code (effective in January 1995 and subsequently amended). Commercial suppliers do not develop or guarantee cost-effective standardized shipping units with the required sample volumes and retention times to meet user requirements.
[0006]
One of the main criticisms of current shippers is price, which varies from $ 500.00 per unit to $ 100,00 or more. This substantially limits their use for the delivery of many biologicals. Due to initial costs and limited production of these containers, they are designed to be reusable. However, the return shipping costs of these heavy containers are significant, especially in the international market.
[0007]
Users have also complained about the absorbent filters used in current dry shippers, which have been broken in continuous use and contaminating the interior of the container. In fact, one large user of these containers has essentially focused their entire shipping operation on cleaning broken absorbent material from inside these containers after each use.
[0008]
Another problem posed by currently used dry shipper users relates to functional hold time versus static hold time. The static holding time refers to a completely filled sipper in an upright state, for example essentially unused, without a thermal load. Functional retention times relate to fully filled sippers in use, containing samples, for example, being handled and transported. Even if the static holding time is often increased to 20 days, if this container is tilted or placed on its side, the holding time is inconsistent with the number of days. Reduce in hours. This is because the liquid nitrogen transitions to the gaseous (vapor) phase and more quickly results in outgassing. Liquid nitrogen also leaks easily from the container when it is placed on its side.
[0009]
Current cryogenic containers are being pushed to last because of their metallic construction. However, poor handling often results in rupture of the shell and cracks in the neck, resulting in loss of high vacuum insulation. This makes them impractical. The metal construction also increases the weight of the container, thereby substantially increasing shipping costs.
[0010]
Thus, there is a need for improved cryogenic containers that are biologically safe, reliable, and can be used for economical shipping.
[0011]
U.S. Pat. No. 6,119,465 teaches the use of lightweight, low cost, durable composites and polymers unique to semi-disposable gas-phase liquid nitrogen bioshippers. We are seeking to meet this need. This has been achieved in an essentially simple, reliable, and inexpensive device that would result in reduced shipping costs, increased reliability and safety, and fewer inspection requirements.
[0012]
The present invention is based on the structure devised by US Pat. No. 6,119,465, the disclosure of which is specifically incorporated herein by reference. This has been accomplished through the use of cryogenic shipping containers with many significant advances over those disclosed in our earlier patents. The end result is a greatly improved cryogenic container that is still reliable but more economical.
[0013]
Summary of the Invention
The present invention is generally directed to a portable, insulated cargo container. The cargo container has a cargo container shell and a support assembly for holding the dewar in the cargo container shell and for providing shock and vibration resistance to the steam dewar. The dewar has an inner container holding the sample chamber and a plastic foam between the inner wall and the sample chamber. The sample chamber allows liquid cryogen to pass therethrough to the plastic foam, liquid cryogen in a gaseous liquid state to pass from the plastic foam to it, and particles of the plastic foam or Acts as a filter to prevent fragments from entering it. The sample chamber is preferably made of a cryogenically compatible open-celled porous thermoplastic material, particularly preferably an aerated polypropylene foam. This plastic foam is preferably an open-cell plastic foam, particularly preferably a phenolic resin foam.
[0014]
In a first distinct group of features of the present invention, the plastic foam can maintain a regular charge of liquid cryogen in a dry vapor state regardless of the spatial orientation of the container. This plastic foam consists of a number of foam segments having a maximum thickness less than the critical height, each segment being separated by a capillary separation layer. The thickness of the foam segment is preferably selected so that the head pressure of the plurality of foam segments does not seep or flow liquid cryogen out of the foam segment when its orientation is changed. This thickness can be less than about 4 inches. The foam may occupy substantially the entire volume between the inner wall of the inner container and the sample chamber. Materials suitable for use as the capillary separation layer include water resistant treated paper products and spunbonded olefin films.
[0015]
In another separate aspect of the invention, a self-venting cap is used to limit access to the sample chamber when forming a pressure seal with the inner circumference of the neck of the dewar. . The cap creates one or more curved passages therethrough when it is in a pressurized seal. The cap is formed from a lower component having a first plurality of openings, an upper component having a second plurality of openings, a seal held between the lower and upper components, and a third component secured to the upper component. Is done. It is particularly preferred that said component of the cap in the steam passage is formed of a non-metallic, non-conductive, cryogenically compatible material. A first chamber is formed between the lower and upper components, while a second chamber is formed between the upper and third components. Steam begins in the first plurality of openings and then continues through the first chamber, the second plurality of openings, the second chamber, and then any of the multiple curved steam passages exiting from the ventilation openings. You can proceed through the cap at One or more semi-permeable membranes are used to prevent moisture (water vapor) from entering the dewar, while allowing vaporous cryogen to exit the dewar. I have.
[0016]
In yet another separate aspect of the present invention, the cargo container has a reservoir formed in the dewar when the container is placed on its side, and gravity causes the gas-phase liquid cryogen in the reservoir to disperse. It is configured not to be pushed out of the dewar. The reservoir is a cross section of the flat surface and the sample chamber, with the side wall of the container lying on a flat surface, proceeding from the upper end closest to the top and through the lower end closest to the base. It is formed by configuring the container such that there is an angle of about 6 degrees or greater between the downwardly extending cross section. The reservoir is also defined by a plane substantially parallel to the flat plane intersecting the base of the sample chamber and a first opening of a self-venting cap that forms a pressure seal with the neck of the dewar. Can be formed.
[0017]
In yet another separate aspect of the invention, a cargo container has a funnel-shaped container plate attached to the dewar. The cargo container is formed of a rigid thermoplastic material having a base, side walls and a top wall. The top wall is coupled to the side wall by a movable access assembly, such as a hinge or latch mechanism, and the latch mechanism is held in a locked position by a lock. The sidewall includes a top sidewall with a pocket for holding a document and a top opening for accessing a dewar opening in the dewar bottle, the top sidewall being covered by the top wall. A safety strap with a locking mechanism, such as an adjustable buckle, is attached to the bottom of the dewar and surrounds the dewar in a closed state, which also secures the self-venting cap. Hold in place. An internal plug of cryogenically compatible insulated plastic foam with a handle is retained in the neck between the self-venting cap and the sample chamber. The support assembly is a single piece, such as a material having multiple parts or being poured or poured into the outer shell of a cargo container to fill available space.
[0018]
In a further separate aspect of the invention, the portable cargo container is made to meet the Dangerous Goods Regulations of the United States Department of Transportation / International Air Transport Agreement (DOT / IATA).
[0019]
Accordingly, it is a primary object of the present invention to provide an improved, portable, insulated shipping container filled with a liquid cryogen.
[0020]
This and further objects and advantages will become apparent to those skilled in the art in connection with the figures and detailed description of the preferred embodiments set forth below.
[0021]
Detailed Description of the Preferred Embodiment
The preferred embodiments of the present invention are used as part of a general system utilizing several inventions. Broadly speaking, there is an overall cryogenic cargo container system. Inside this cargo container is a dewar. The dewar has a sample chamber for holding a sample. And, in some applications, such as dangerous goods shipments, the sample is held in a containment system. While FIGS. 1-6 are described mostly below, a glossary of the elements identified in the figures follows.
[0022]
1 Portable thermal insulation cargo container
2 Jewer Bottle
3 External casing of
3a Upper half of outer casing 3
3b Lower half of outer casing 3
4 Top opening of outer casing 3
5 Suctionable space between outer casing 3 and
6 Getter Pack
7 Desiccant
8 nipples
10 Super insulation layer
11 Dewar opening to
13 Inner container of
13a Upper half of
13b Lower half of
14 Top opening of
15 Inner wall of
21
30 plastic foam
31 Plastic foam 30 foam segment
32 Capillary separation layer of foam 30
40 Cargo container outer shell
41 Base of cargo container shell 40
42 Side wall of cargo container outer shell 40
42a Top side wall of side wall 42
42b Top opening formed in top side wall 42a
43 Top wall of cargo container outer shell 40
44 Handle formed on cargo container outer shell 40
45 Document pockets formed in the cargo container outer shell 40
46 Hinge mechanism
47 Latch mechanism
48 certification plate assembly
48a certification plate
48b Rivets for certification plate assembly 48
48c Indentation for certification plate in cargo container outer shell 40
50 Support Assembly for
51 Bottom of support assembly 50
52 Side rib of support assembly 50
53 Top of support assembly 50
55 Safety Strap
56 Safety strap adjustment buckle
57 External Bottom of
60 Funnel-shaped container plate
61 Support for plate 60
62 spray foam
70 Sample room
71 Side wall of
72 Base of
73 Top Opening of
80 Containment system
81 Bag of containment system 80
82 Handle of containment system 80
83 Porous structural cartridge for containment system 80
84 Sample container for containment system 80
85 Cartridge Base for Storage System 80
86 Sample container opening of containment system 80
87 Cartridge Cover of Storage System 80
88 Additional Cartridge Base for Storage System 80
90 internal plug
91 Handle of internal plug 90
100 Self ventilation cap
101 Lower component of self-venting
102 Top component of self-venting
102a Lower surface of upper component 102
103 Self-venting
104 Third component of self-venting
105 plate
106 screw (screw not shown)
107 cover plate
108 female screw of
111 Male thread
112 female screw
113 Positioning device
114 second positioning device
115 rib
121 first plurality of openings in
122 second plurality of openings in upper component 102
131 First Chamber of Self-venting
132 Second chamber of self-venting
133 Vent opening of self-ventilated
[0023]
FIG. 1 is an exploded view showing all components of the cryogenic cargo container, generally indicated at 1, in an exploded state, and FIG. 2 shows how all of these components are assembled together. Indicates that it can be mounted. FIG. 3 is an assembly diagram showing how the
[0024]
As shown in FIG. 1, a dewar generally designated 2 has a
[0025]
The dewar assembly is held in a cargo container shell 40 made of a lightweight but rigid material that helps provide seismic and impact resistance, such as low density polyethylene. The cargo container shell 40 has a "base 41", a "side wall 42", and a "top wall 43" that surround and surround the
[0026]
The
[0027]
The support assembly 50 holds the
[0028]
As shown in FIG. 1, the cargo container 1 includes a funnel-shaped container plate 60. The funnel shape of plate 60 makes it easier to pour the liquid cryogen into
[0029]
Once the cargo container 1 is fully assembled, the
[0030]
When the cargo container 1 is filled with liquid cryogen, it is highly desirable that it be stored upright and transported by ship, but the reality associated with modern cargo does not always guarantee such results. The preferred embodiment of the cargo container shown in FIG. 1 seeks to address this reality simply and economically. The outer shell 40 is designed such that if the container 1 is stored on its side and is to be transported by ship, the
[0031]
To create the reservoir, the side wall 42 has an angle formed by the intersection of the flat cross-section of the
[0032]
The basic design and function of a "Jewer bottle" are well known and long established. In fact, the term "Jewer bottle" is described in Webster's third international dictionary of the English language, unbridged (1981) as "usually preventing vacuum from transferring heat. It has a space between the walls that have been eroded and may have a coating inside (such as silver plating) to reduce radiation, especially for storing liquefied gas (such as liquid air), or It is defined as a glass or metal container with at least two walls that is used for low temperature studies. Examples of various U.S. patents that teach the use of Jewer bottles with liquid cryogens for use in cargo containers are 2,396,459, 3,298,185, 4,481,779 and No. 495,775. The dewars disclosed in these patents and the dewars used in cargo containers today share certain common characteristics. These properties, which will be clarified below as being present in the dewar, are combined by the neck forming an evacuable space between the outer casing and the inner vessel and a dewar opening into the inner vessel. An outer casing and an inner vessel, each coupled with an opening at the top.
[0033]
A preferred embodiment of the
[0034]
The plastic foam 30 is preferably a cryogenically compatible open-celled plastic foam. It is particularly preferred that the plastic foam 30 is a phenolic foam (such materials are inexpensive and are commonly used as water retention bases for ikebana). The plastic foam 30 is foamed in place or prefabricated into a block, then sectioned into pieces and inserted into the space surrounding the
[0035]
The open cell structure of the plastic foam 30 retains the liquid cryogen, such as liquid nitrogen, as it saturates the foam 30 by absorption, adsorption and surface tension. The physical properties of liquid cryogen (such as liquid nitrogen) and plastic foam 30 consist of correctly sized segments 31 in which liquid cryogen stays within plastic foam 30 and is properly filled with plastic foam 30. When moving, it does not move into the
[0036]
The multiple segments 31 of the plastic foam 30 have a thickness or height, measured in any dimension, for a given type of foam material and cryogen, and are retained in the selected foam. It is particularly preferred that the liquid cryogen does not exude or flow out of the foam when the orientation of the foam is changed. In other words, the length dimension of at least one of the segments will be exceeded if the segments can hold the liquid cryogen in one spatial orientation, but exude the cryogen in any other orientation. Also, the length dimension of the foam segments 31 optimizes the amount of liquid cryogen retained within the plastic foam 30 (ie, all of the combined foam segments 31), while required to separate the foam segments 31. It is particularly preferred that it be selected to minimize the capillary separation layer 32.
[0037]
The preferred embodiment of the plastic foam is believed to be superior because it has a microporous structure that promotes capillary action, or capillary action. Capillary action is the result of adhesion (adsorption) and surface tension. The attachment of liquid to the wall of a uniform circular container (or tube or micropore) causes an upward force on the liquid at the edge of the container. Surface tension protects the surface, so that instead of the edge moving upward, the entire liquid surface is pulled upward. Capillary action occurs when the liquid adheres to the wall more strongly than the cohesive forces between the liquid molecules. The height at which the capillary action holds the liquid in a uniform circular tube is limited by surface tension. The height at which capillary action will lift the fluid depends on the weight of the fluid. At some point, the capillary force in one direction is counteracted by gravity in the opposite direction (the weight of the fluid), and the suspended fluid falls due to its own weight. For circular capillaries, this height is determined by the formula h = 2Trrg, where h is equal to the maximum height, T is equal to the surface tension of the liquid, and ρ is the density (ie, mass / volume) of the liquid. And r is equal to the radius of the capillary, and "g" is required to change the mass to force (gram density).
[0038]
It is not always necessary that the plastic foam of the present invention is formed by a perfect capillary (ie, a circular tube), or that the maximum height of the segment of the plastic foam used in the present invention is determined by the above formula. Although not required, an important feature is that the plastic foam exhibits strong capillary action. Capillary action is limited by the maximum dimensional height, which means that a given liquid cryogen will reach within a capillary, such as the micropores of an absorbent plastic foam in a given spatial orientation, the "critical height". height) ". If the plastic foam exceeds this height, any added plastic foam above the critical height will not be able to physically hold the additional liquid cryogen in place as a result of capillary action . If the plastic foam cannot physically hold the liquid cryogen by capillary action, it fails to maximize the amount of liquid cryogen retained in the occupied volumetric space. Therefore, it is desirable that the height of a given segment of plastic foam be equal to or less than its critical height for the liquid cryogen of interest, which is usually liquid nitrogen. The same rule is that if the plastic foam is held in a container, where it has another orientation that would cause the height of the plastic foam in a given orientation to exceed the critical height, other Applicable to dimensions.
[0039]
The capillary separation layer 32 does not need to be particularly thick. Instead, their thickness depends on the thickness required to perform their intended function for a given plastic foam and liquid cryogen of interest. The capillary separation layer 32 functions to confine the plastic foam to limit the effective height of the capillary, such as micropores, so that segments of the plastic foam have a height less than the critical height. And thereby prevent liquid cryogens from seeping out of the segments, i.e., flowing out, even if their spatial orientation is changed. The capillary separation layer 32 should be made of a cryogenically compatible material such as, for example, surface-treated paper, spunbonded olefin Tyvek® or fluoroethylene propylene (FEP) Teflon®. It is. A 3 mm layer of Tyvek® has been found to perform this function well. Experimental results indicate that about 4 inches is appropriate for the type of plastic foam described herein, and is the maximum critical height, and that a number of segments 31 may have more than about 3 inches. It is particularly preferred to have a large thickness, particularly preferably about 3.5 inches.
[0040]
It is particularly preferred that the
[0041]
The combination of the
[0042]
4A and 4B show a particularly preferred self-venting
[0043]
When the self-venting
[0044]
First, screws (screw not shown) 106 are screwed into
[0045]
Second, the
[0046]
When the self-venting
[0047]
The self-venting
[0048]
One advantage of the self-venting
[0049]
Another advantage of the self-venting
[0050]
In a preferred embodiment of the
[0051]
Because the first and
[0052]
The
[0053]
FIG. 6 is designed and configured (eg, potential biohazard, ie, infectious disease agents) to well withstand the standards of UN Class 6.2 certification. A particularly useful containment system for hazardous materials (such as. When this containment system is used with the self-ventilated
[0054]
The containment system 80 is based on a basic porous structural cartridge 83 and a bag 81. As shown in steps 1 to 4 of FIG. 4, structural cartridge 83 is placed in bag 81, bag 81 is sealed to complete containment system 80, and containment system 80 is then It is lowered into the
[0055]
The bag 81 is made of a cryogenically compatible polymer film with a sealing mechanism that ensures a hermetic seal against liquids and vapors when activated. Fluorinated ethylene propylene resins or polyimide films have been found suitable for this purpose, and Teflon® FEP grade 160 or Kapton® FN films are particularly preferred.
[0056]
Teflon® FEP is a fluorinated ethylene propylene resin that meets the American Society for Testing and Materials (“ASTM”) Standard Specification D2116-97 for FEP-Fluorocarbon Molding and Extrusion materials. Kapton® FN is a commercially useful high quality plastic film from DuPont. Tyvek® spunbonded olefins, and especially DuPont® medical grade Tyvek® types S-1059-B and S-1073B, are also suitable for use as bag 81. . The sealing mechanism should create a seal that prevents liquids or vapors from entering and leaving the interior of bag 81. The sealing mechanism may be a mechanical closure (in this case it is particularly preferred that it is composed of two materials having different coefficients of thermal expansion), an adhesive joint or a heat seal.
[0057]
It is particularly preferred that the structural cartridge 83 contains more than one cartridge. Each cartridge has a plurality of sample openings for holding a plurality of sample containers separated from each other. The top cartridge of the structural cartridge 83 includes a base 85 and a plurality of sample container openings 86 and a cover that mates with the cartridge base 85 to surround the sample containers 84 (vials) held in the plurality of sample container openings. 87. The bottom of the cartridge base 85 is designed such that it can function as a cover 87 for mating with a further cartridge base 88. Stacking additional cartridge bases in the same manner increases the size of the cartridge 83. The components of the structural cartridge 83 (ie, the cover 87, the base 85, and any further bases 88) are formed from a polypropylene polymer compound. Each cartridge has sufficient absorption capacity to absorb all of the contents of the plurality of sample containers held in the plurality of sample container openings. It is particularly preferred that each cartridge has sufficient absorption capacity to absorb twice the entire contents of the plurality of sample containers held in the plurality of sample container openings.
[0058]
The structural cartridge 83 fulfills two basic requirements of Dangerous Goods Regulations. The first requirement, separation of main containers, states that "multiple main containers placed in a single secondary transport container are individually packaged or transported in liquid nitrogen to reduce infectious material. On the other hand, must be separated and supported to ensure that contact between them is prevented ". Cartridge 83 clearly fulfills this need, and is just an advance over current practice in the art where it is common to loosely wrap containers in sheets of absorbent cloth. The second requirement states that IATA 602 states that "absorbing material such as, for example, cotton wool must be sufficient to absorb the entire contents of all major containers." Is found in Again, the cartridge 83 accomplishes this with added security and represents a significant advance in the current state of the art.
[0059]
While the foregoing detailed description is illustrative of the preferred embodiment of the invention, it should be understood that further embodiments thereof will be apparent to those skilled in the art. Further modifications are also possible in other embodiments without departing from the inventive concept.
[0060]
Therefore, further changes and modifications in the actual concepts described herein may be easily made without departing from the spirit and scope of the disclosed invention as defined by the claims.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded view of a preferred embodiment of a portable insulated cargo container according to the invention with a hazardous material storage system.
FIG. 2 is a partially cut away, flat, cross-sectional view of a preferred embodiment of a portable insulated cargo container.
FIG. 3 is an assembly view of a preferred embodiment of the dewar bottle assembly.
FIG. 4 is an exploded view of the preferred embodiment of the self-venting cap drawn from the opposite direction.
FIG. 5A is a flat cross-sectional view of a preferred embodiment of a portable, insulated cargo container showing the preferred self-venting cap coupling.
FIG. 5B is a flat cross-sectional view of the preferred embodiment of the portable insulated cargo container showing the preferred self-venting cap coupling.
FIG. 5C is a flat cross-sectional view of a preferred embodiment of a portable, insulated cargo container showing the preferred self-venting cap coupling.
FIG. 6 shows the assembly of the preferred embodiment of the containment system.
Claims (26)
ベース、このベースに取り付けられた側壁を有する試料室であって、かつ上記ジュワー開口を介してこの試料室内へのアクセスを許容するための頂部開口を有する上記内部容器内に保持された試料室と、
上記内部容器の内部壁と上記試料室との間の上記内部容器内に保持されたプラスチックフォームと、
係合状態のときに上記試料室へのアクセスを制限する自己通風式キャップと、
ベース、このベースに取り付けられ、このベースから上方に延びた側壁、そしてこの側壁に取り付けられて、上記ベースに対向する頂部壁を有する船荷コンテナ外殻であって、上記頂部壁が移動可能なアクセスアッセンブリーを有し、これが、上記自己通風式キャップが係合状態でなく、かつこの移動可能なアクセスアッセンブリーが開いた状態にあるときに上記船荷コンテナ外殻の外側から試料室へアクセスするためのものであるが、上記移動可能なアクセスアッセンブリーが閉じた状態にあるときに係合状態にある上記自己通風式キャップへのアクセスを拒むためのものである船荷コンテナ外殻と、
上記船荷コンテナ外殻内のジュワー瓶を保持し、ジュワー瓶に耐衝撃性および耐振性をもたらすためのサポートアッセンブリーとからなり、
上記試料室が、この試料室を介して上記プラスチックフォーム内に液体寒剤が通過するのを許容し、かつ上記プラスチックフォームから上記試料室に気相液体状態の液体寒剤が通過するのを許容する可搬式断熱性船荷コンテナ。An outer casing and an inner container, each having an opening at their top joined together by a neck forming an evacuable space between the outer casing and the inner container and a dewar opening to the inner container Jewer bottle and
A base, a sample chamber having a side wall attached to the base, and a sample chamber held in the internal container having a top opening to allow access to the sample chamber through the dewar opening; ,
A plastic foam held in the inner container between the inner wall of the inner container and the sample chamber,
A self-venting cap that restricts access to the sample chamber when engaged.
A cargo container shell having a base, a side wall attached to the base and extending upwardly from the base, and a top container attached to the side wall, the top wall facing the base, wherein the top wall is movable. Having an assembly for accessing the sample chamber from outside the cargo container shell when the self-venting cap is not engaged and the movable access assembly is open. A cargo container shell for refusing access to the self-ventilated cap engaged when the movable access assembly is closed,
And a support assembly for holding the dewar in the cargo container outer shell and providing the dewar with impact resistance and vibration resistance,
The sample chamber allows liquid cryogen to pass through the sample chamber into the plastic foam, and allows liquid cryogen in a gaseous liquid state to pass from the plastic foam to the sample chamber. Portable insulated cargo container.
上記側壁が上記容器プレートの最外周よりも小さい頂部側壁開口を含んでいる請求項1に記載の可搬式断熱性船荷コンテナ。And a safety strap with a coupling that forms a closed loop when closed and an open loop when opened, wherein the safety strap is affixed to the outer bottom of the dewar, Is oriented to enclose the dewar, container plate and self-venting cap when closed and the coupling mechanism is accessed through the top opening when the top wall is open. Possible,
2. The portable insulated shipping container of claim 1, wherein the side wall includes a top side wall opening smaller than the outermost periphery of the container plate.
第2の複数の開口、第2チャンバーおよび通風開口を有する上部コンポーネントと、
下部および上部コンポーネントが対となって係合し加圧シール状態にあるときにネック部の回りに加圧シールを形成する下部および上部コンポーネント間に保持されたシールと、
上記下部および上部コンポーネント間に配置された第1チャンバーとを備え、
上記ジュワー瓶内の蒸気が、上記キャップが加圧シール状態にあるとき、複数の屈曲した通路内を進むことができ、この複数の屈曲した通路が、上記ネック部内で始まり、そしてそれから第1の複数の開口、第1チャンバー、第2の複数の開口、第2チャンバーを経て上方に順次進み、そしてそれから通風開口から出てゆくものであるジュワー瓶のネック部用自己通風式キャップ。A lower component having a first plurality of openings;
An upper component having a second plurality of openings, a second chamber and a ventilation opening;
A seal retained between the lower and upper components forming a pressure seal about the neck when the lower and upper components are mated and engaged in a pressure seal;
A first chamber disposed between the lower and upper components;
The vapor in the dewar can travel through a plurality of bent passages when the cap is in a pressurized seal, wherein the plurality of bent passages begin in the neck and then a first passage. A self-venting cap for the neck of a dewar via which a plurality of openings, a first chamber, a second plurality of openings, a second chamber, are sequentially advanced upwardly, and then exit through a vent opening.
上記上部コンポーネントが、上記ネック部に対して固定された位置に配置された第2位置決め装置に係合し得る下面上に位置決め装置を含み、一旦上記第1および第2位置決め装置が係合させられると、締まる方向への第3コンポーネントの回転が上記下部および上部コンポーネント間に圧搾される上記シールに加圧シールを形成させる請求項13に記載の自己通風式キャップ。A third component fixed to the upper component, the third component defining the second chamber and the ventilation opening between the upper and third components;
The upper component includes a locating device on a lower surface that can engage a second locating device disposed in a fixed position with respect to the neck, once the first and second locating devices are engaged. 14. The self-venting cap of claim 13, wherein rotation of the third component in a tightening direction causes the seal squeezed between the lower and upper components to form a pressure seal.
上部外周および第2の複数の開口を有し、この上部外周が上記内周の外側に配置された上部コンポーネントと、
下部および上部コンポーネントが対となって係合し加圧シール状態にあるときにネック部とともに加圧シールを形成する下部および上部コンポーネント間に保持されたシールと、
上記上部コンポーネントに固定された第3コンポーネントとを備え、
上記下部および上部コンポーネントが対になって係合し、加圧シール状態にあるとき、下部および上部コンポーネント間に第1チャンバーが形成され、
上記下部および上部コンポーネントが対になって係合し、加圧シール状態にあるとき、上記上部および第3コンポーネント間に上記上部外周の外側に配置された第2チャンバーと通風開口とが形成され、
上記ジュワー瓶内の蒸気が、上記キャップが加圧シール状態にあるとき、複数の屈曲した通路内を進むことができ、この複数の屈曲した通路が、上記ネック部内で始まり、そしてそれから第1の複数の開口、第1チャンバー、第2の複数の開口、第2チャンバーを経て上方に順次進み、そしてそれから通風開口から出てゆくジュワー瓶のネック部用自己通風式キャップ。A lower component having an outer periphery smaller than the inner periphery of the neck and a first plurality of openings disposed inside the outer periphery;
An upper component having an upper outer periphery and a second plurality of openings, wherein the upper outer periphery is disposed outside the inner periphery;
A seal retained between the lower and upper components forming a pressurized seal with the neck when the lower and upper components are mated and engaged in a pressurized seal;
A third component fixed to the upper component,
A first chamber is formed between the lower and upper components when the lower and upper components are mated and engaged in a pressure seal;
When the lower and upper components are engaged in pairs and are in a pressure-sealed state, a second chamber and a ventilation opening disposed outside the upper periphery are formed between the upper and third components,
The vapor in the dewar can travel through a plurality of bent passages when the cap is in a pressurized seal, wherein the plurality of bent passages begin in the neck and then a first passage. A self-venting cap for the neck of a dewar via a plurality of openings, a first chamber, a second plurality of openings, a sequential upward through the second chamber, and then exiting through the vent opening.
上記内部容器に結合され、上記内部容器内に延び、上記ジュワー開口を経てアクセスされる試料室と、
上記ネック部の内周とともに加圧シールを形成する加圧シール状態にあるときに上記試料室へのアクセスを制限する自己通風式キャップとを備え、
上記ジュワー瓶内の蒸気が、上記キャップが加圧シール状態にあるとき、複数の屈曲した通路内を進むことができ、この複数の屈曲した通路が、上記ジュワー開口内で始まり、そしてそれから第1の複数の開口、第1チャンバー、第2の複数の開口、第2チャンバーを経て上方に順次進み、そしてそれから通風開口から出てゆくものであるキャップされたジュワー瓶アッセンブリー。At the top, having an outer casing and an inner casing, each of which is joined together by a neck forming a vacuum evacuable space between the outer casing and the inner casing and a dewar opening into the inner container. A dewar having an opening;
A sample chamber coupled to the inner container, extending into the inner container, and accessed through the dewar opening;
A self-venting cap for restricting access to the sample chamber when in a pressure seal state forming a pressure seal with the inner periphery of the neck portion,
The vapor in the dewar can travel through a plurality of bent passages when the cap is in a pressurized seal, wherein the plurality of bent passages begin within the dewar opening and then a first A plurality of openings, a first chamber, a second plurality of openings, a capped dewar assembly that proceeds upwardly through the second chamber and then exits through the ventilation opening.
上記内部容器に保持され、上記内部容器内に延び、上記ジュワー開口を経てアクセスされる試料室と、
上記内部容器の内部壁と上記試料室との間の上記内部容器内に保持されたプラスチックフォームとを備え、
上記試料室が、上記プラスチックフォームの粒子或いは断片が上記試料室内に進入するのを防ぐフィルタとして作用する一方、この試料室を介して上記プラスチックフォーム内に液体寒剤が通過するのを許容し、かつ上記プラスチックフォームから上記試料室に気相液体状態の液体寒剤が通過するのを許容するジュワー瓶アッセンブリー。At the top, having an outer casing and an inner casing, each of which is joined together by a neck forming a vacuum evacuable space between the outer casing and the inner casing and a dewar opening into the inner container. A dewar having an opening;
A sample chamber held in the inner container, extending into the inner container, and accessed through the dewar opening;
With a plastic foam held in the inner container between the inner wall of the inner container and the sample chamber,
The sample chamber acts as a filter to prevent particles or fragments of the plastic foam from entering the sample chamber, while allowing liquid cryogen to pass through the sample chamber into the plastic foam; and A dewar assembly that allows liquid cryogen in a gaseous liquid state to pass from the plastic foam to the sample chamber.
複数のサンプル容器を保持し、互いに分離した多孔質の構造的カートリッジとを備え、
この多孔質の構造的カートリッジが、
複数のサンプル容器を保持するための複数のサンプル容器開口と、
複数のサンプル容器開口とこの複数のサンプル容器開口内に保持された全てのサンプル容器を収めるために上記カートリッジベースと対となるカートリッジカバーとを備え、
上記多孔質の構造的カートリッジがバッグ内に保持された極低温に貯蔵される危険品のサンプル用収容システム。A bag comprising a cryogenically compatible polymer film with a sealing mechanism, said sealing mechanism sealing said bag when said bag is activated;
A porous structural cartridge holding a plurality of sample containers and separated from each other;
This porous structural cartridge
A plurality of sample container openings for holding a plurality of sample containers,
A plurality of sample container openings and a cartridge cover that is paired with the cartridge base to store all the sample containers held in the plurality of sample container openings,
A storage system for samples of dangerous goods, wherein the porous structural cartridge is stored at a cryogenic temperature held in a bag.
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