[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2004514181A - フォトクロミックラテックスを得る方法 - Google Patents

フォトクロミックラテックスを得る方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004514181A
JP2004514181A JP2002543555A JP2002543555A JP2004514181A JP 2004514181 A JP2004514181 A JP 2004514181A JP 2002543555 A JP2002543555 A JP 2002543555A JP 2002543555 A JP2002543555 A JP 2002543555A JP 2004514181 A JP2004514181 A JP 2004514181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization
primer
photochromic
mixture
latex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002543555A
Other languages
English (en)
Inventor
ロベール アンヌ
タルデュ パスカル
メゾニエ シルヴェット
カノ ジャン−ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EssilorLuxottica SA
Original Assignee
Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Essilor International Compagnie Generale dOptique SA filed Critical Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
Publication of JP2004514181A publication Critical patent/JP2004514181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/44Polymerisation in the presence of compounding ingredients, e.g. plasticisers, dyestuffs, fillers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

本発明の方法は、(1)C=C基を有するラジカル重合可能な少なくとも1つの有機モノマーZと、少なくとも1つの有機フォトクロミック化合物と、少なくとも1つの界面活性剤と、水と、随意に重合プライマーとを含む混合物を調製する工程と、(2)前記工程(1)で得られた混合物を処理して、水層中に、有機層が50〜500nm、好ましくは50〜300nmの径を有する液滴の形で分散されたミニエマルジョンを作製する工程と、(3)前記工程(1)で重合プライマーを加えなかった場合には、ある量の重合プライマーを添加し、前記工程(1)で重合プライマーを加えた場合にはさらにある量の重合プライマーを添加する工程と、(4)前記工程(3)で得られた反応混合物を重合させる工程と、(5)フォトクロミックラテックスを回収する工程と、を含む。本発明は、フォトクロミックフィルムを作製するのに有用である。

Description

【0001】
本発明は、概してフォトクロミックラテックス、特には光学用途、好ましくは眼鏡レンズ用途のフォトクロミックラテックスを得るための方法に関する。
【0002】
周知の通り、ラテックスは、ポリマーのエマルジョン、特には水溶性のエマルジョンである。
【0003】
これらのラテックスは、従来モノマー類のエマルジョンを重合することで作製されている。
【0004】
エマルジョンの重合は、一般に、少なくとも1つのモノマーもしくはモノマー類の混合物、1つの界面活性剤もしくは界面活性剤の混合物、および開始剤もしくは重合プライマーの使用を必要とする。モノマーもしくはモノマー類の混合物は、界面活性剤もしくは界面活性剤の混合物の補助の下、高いせん断応力で攪拌することで液滴として分散される。モノマーの液滴は、通常1〜10μmの径を有する。
【0005】
従来の方法で得られるラテックスエマルジョンは、不安定で、再現性に欠け、粒子の大きさがばらつくという欠点を有している。
【0006】
これらの欠点を解決するため、既知の大きさおよび濃度のポリマー微粒子を用いてモノマーの液滴をシード(seed)することが提案されている。シード粒子は、モノマーの液滴を接すると、平衡となる大きさまで膨張する。このような方法は、米国特許第4,011,388号公報に開示されている。
【0007】
このシードする手法は、粒子の数および大きさを正確に調節できるが、粒子の膨張速度および膨張度に依存する。
【0008】
また、米国特許5,686,518号公報には、エチレン性の不飽和モノマーもしくはそのようなモノマー類の混合物に1またはそれ以上のポリマーを溶解させることと、モノマー中にポリマーを溶解させたものを水および少なくとも1つの界面活性剤に分散させて平均径が10〜500nmを有する液滴であるミニエマルジョン(miniemulsion)を得て、その後ミニエマルジョンを重合させて最終生成物であるラテックスを得る方法が開示されている。
【0009】
また、乳化重合のためのミニエマルジョンの使用は、仏国特許2,785,904号公報、欧州特許852,239号公報、米国特許5,569,716号公報、5,653,965号公報、国際公開公報98/50436号に開示されている。
【0010】
しかし、フォトクロミックラテックスの調製に関する文献は存在しない。
【0011】
従来フォトクロミックラテックスは、モノマー(類)とフォトクロミック化合物(類)を含む第1の溶液と、分散媒体(通常は水および界面活性剤)を含む第2の溶液と、を調製し、激しく攪拌することで2つの溶液を混合し、プレエマルジョンを得ることにより作製される。プレエマルジョンは、その後反応容器に移され、窒素下で攪拌しながらガス抜きされる。ガス抜き終了時に、重合プライマー(通常は溶媒(一般には水)に溶解されたもの)が導入され、加熱することで重合が行われてラテックスが得られる。
【0012】
得られたラテックスは、その後布を用いて簡単にろ過される。
【0013】
フォトクロミック特性を有するラテックスを得るためのそのような方法は、仏国特許第2,790,264号公報に開示されている。
【0014】
上記した安定性の問題に加えて、従来の方法で得られるフォトクロミックラテックスは、合成時に、フォトクロミック化合物の水層への実質的な移動を起こし、最終的なラテックスフィルムの部分的な、または全体におよぶ劣化を生じる。従来の方法は、結果的にこの移動による損失を補うために高価なフォトクロミック化合物をかなりの量で使用することを要する。
【0015】
したがって、本発明の目的は、合成時にラテックスのフォトクロミック化合物の水層への移動が制限、または阻止されたフォトクロミックラテックスを得る方法を与えることである。
【0016】
本発明によれば、フォトクロミックラテックスを得る方法は、
(1)C=C基を有し、ラジカル重合可能な少なくとも1つの有機モノマーZと、少なくとも1つのフォトクロミック化合物と、水と、随意に重合プライマーと、を含む混合物を調製する工程と、
(2)工程(1)で得られた混合物を処理し、水層中に、有機層が50〜500nm、好ましくは50〜300nmの径を有する液滴の形で分散されたミニエマルジョンを形成する工程と、
(3)工程(1)で重合プライマーを導入しなかった場合には、ミニエマルジョンに重合プライマーを添加し、または工程(1)で重合プライマーを導入した場合には、さらにある量の重合プライマーを添加する工程と、
(4)工程(3)で得られた反応混合物を重合する工程と、
(5)フォトクロミックラテックスを回収する工程と、を含む。
【0017】
本発明の方法の好ましい態様において、工程(1)の混合物にミニエマルジョンの安定化剤が添加される。
【0018】
好ましくは、工程(1)の混合物は、モノマー(類)と、フォトクロミック化合物と、随意に安定化剤を含む溶液Aと、水および界面活性剤を含む溶液Bを別々に調製し、その後2つの溶液AおよびBを混合することで得られる。
【0019】
2つの溶液AおよびBの混合物は、その後、例えばミクロ流動化装置(micro fluidizer)を用いて処理され、有機層の液滴の径が50〜500nm、好ましくは50〜300nm、一般には200nm程度のミニエマルジョンが得られる。
【0020】
ミクロ流動化装置は、高圧衝撃を与える乳化装置である。そのような乳化装置は、米国特許4,533,254号公報に開示され、Microfluidizer Corporation社(Naston,Massachusetts,USA)から販売されている。他のミクロ流動化装置は、Stansted Fluid Power company社から販売されている。端的に説明すると、この装置は、高圧ポンプと、インターアクションチャンバ(interaction chamber)からなり、インターアクションチャンバではエマルジョンが調製される。混合物は、通常35〜105MPaの圧力で乳化装置を通過する。
【0021】
有機層の液滴の径は、混合物の構成要素、適用される圧力、および乳化装置の通過回数の関数により変化する。
【0022】
したがって、圧力70MPaでは、本発明のミニエマルジョンは、有機層の液滴が約200nmの径を有するものとして得られる。
【0023】
また、ミニエマルジョンは、超音波デバイスまたはUltraturaxTMタイプの機械攪拌装置を用いても得ることができる。
【0024】
ミニエマルジョンは、その後通常は直接反応容器に移され、ガス抜きされる。このガス抜き工程は、窒素下で攪拌しながら、室温から90℃までの範囲の温度、好ましくは40〜70℃で実施される。
【0025】
ガス抜き終了後、1またはそれ以上の重合プライマーが、この反応容器に直接添加され、攪拌しながらモノマーの重合が好ましくは室温以上の温度(通常は50〜90℃)で実施される。
【0026】
重合時には、随意に、少量の、通常は開始時のモノマーZの質量に対して10%未満、好ましくは5%未満の、1またはそれ以上のモノマーを、例えばラテックス微粒子の機械特性を改良するために、滴下して加えてもよい。
【0027】
重合反応は、エマルジョンの乾燥抽出物が安定した時点で終了する。
【0028】
この段階で、得られるラテックスと共に、1またはそれ以上の他の重合性モノマーである重合プライマー、例えばアクリレート類またはメタクリレート類、を含めて、微粒子がコア/シェルタイプであるラテックスを得ることができる。
【0029】
得られたラテックスは、従来通り布を用いてろ過することで回収される。
【0030】
得られるラテックスのポリマー微粒子は、50〜400nmの径を有する。
【0031】
好ましいモノマー類Zは、アクリル(メタ)アクリレート型、好ましくはモノ(メタ)アクリレート型のモノマー類である。
【0032】
アルキル基は、好ましくはメチル基、エチル基およびブチル基のような、炭素数1〜10のアルキル基である。
【0033】
好ましいモノマー類について、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレートを挙げることができる。
【0034】
また、これらのモノマー類の混合物、特に炭素数2〜10のアルキルアクリレート類および炭素数1〜3のアルキルメタクリレートモノマー類の混合物も使用することができる。
【0035】
本発明の方法に好適な有機フォトクロミック化合物は、フォトクロミック特性を示すあらゆる有機化合物である。このような化合物は、本願技術分野において公知である。
【0036】
好ましい化合物は、クロメン類およびスピロオキサジン類である。
【0037】
このようなクロメン類は、米国特許第3,567,605号公報、第5,066,818号公報、国際公開公報93/17071号、94/20869号、仏国特許第2,688,782号公報、2,718,447号公報、欧州特許第0,401,958号公報および0,562,915号公報に開示されている。
【0038】
スピロオキサジン類もまた、公知のフォトクロミック化合物である。このような化合物は、米国特許5,114,621号公報、欧州特許0,245,020号公報、特願平3−251,578号公報、国際公開公報96/04590号および仏国特許第2,763,070号公報に開示されている。
【0039】
フォトクロミック化合物は、最終的なラテックスフィルムが所望のフォトクロミック特性を得るのに十分な量が導入される。
【0040】
フォトクロミック化合物の濃度は、通常はラテックス中に存在する重合性モノマー類の質量に対して1〜10質量%であり、好ましくは2〜7質量%である。
【0041】
フォトクロミック化合物の溶解を容易にするため、少量のフォトクロミック化合物の溶媒、例えばクロメンの場合にはN−メチルピロリドン、をこの混合物に加えてもよい。加えられる溶媒の量は、混合物中に存在する重合性モノマー類の質量に対して5質量%以下である。
【0042】
界面活性剤は、イオン性、非イオン性または両性のいずれであってもよい。イオン性界面活性剤に関して、ドデシルスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、スルホン酸ナトリウム、エトキシレート化された脂肪族アルコールの硫酸塩および臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)から作製されるものを挙げることができる。
【0043】
非イオン性界面活性剤に関して、エトキシレート化された脂肪族アルコールから作製されるものを挙げることができる。
【0044】
界面活性剤の混合物も明らかに使用することができる。
【0045】
随意に添加される安定化剤は、エマルジョンを安定化し、ラテックスおよびラテックスから作製されるフィルムの所望の特性を害することがない限りいかなる化合物であってもよい。
【0046】
安定化剤は、n−アルカン、ハロゲン化されたn−アルカン、または脂肪族アルコールもしくは脂肪族アルコールのエステルのような脂肪鎖を含んだ重合性のもしくは重合性ではないモノマーであってよい。
【0047】
好ましい安定化剤は、ヘキサデカン、セチルアルコールおよびステアリルメタクリレートである。
【0048】
特に好ましい安定化剤は、メタクリレート官能基の存在により、ネットワークに組み込まれることから、ステアリルメタクリレートである。
【0049】
混合物中における安定化剤の含量は、混合物中に存在する重合性モノマー類の質量に対して0.1〜10質量%であり、好ましくは2〜6質量%である。
【0050】
重合プライマーは、従来使用されているいずれかのプライマーであってもよい。重合プライマーは、水溶性であってもよく、または有機層に溶解するものであってもよい。
【0051】
本発明の成分の重合で使用される水溶性のプライマーは、少なくとも1つの親水性官能基を有する塩および化合物である。
【0052】
これらの塩および化合物に関して、アルカリ金属の過硫酸塩および過硫酸アンモニウム、特に過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過酸化水素、および2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジハイドロクロライドを挙げることができる。
【0053】
過コハク酸およびt−ブチルヒドロペルオキシドのような弱水溶性(partially water soluble)の過酸化物も使用することができる。
【0054】
第1鉄イオンと組み合わせた過硫酸塩のようなレドックス系も使用することができる。
【0055】
第1鉄イオン、亜硫酸イオンまたは重亜硫酸イオンの存在下で、クミルヒドロペルオキシド、または過酸化水素から作製したものの使用も挙げることができる。
【0056】
有機層に溶解可能なプライマーに関して、アゾビスイソブチルニトリル(AIBN)から作製したものを挙げることができる。
【0057】
ミニエマルジョンの水層は、水のみであってもよく、または水と、例えばフィルムの形成を助けるための適当な溶媒との混合物であってもよい。溶剤が存在する場合、通常水層に対して10質量%以下存在し、好ましくは5質量%未満であり、さらに好ましくは2質量%未満である。
【0058】
好ましくは、水層は水のみからなる。
【0059】
以下の実施例において、別の方法で記載しない場合、全てのパーセントは質量%を表す。
【0060】
実施例1〜5および比較例AおよびB
表1に示す成分の混合物を、重合性モノマーと、安定化剤と、フォトクロミック化合物と、を含む溶液Aと、界面活性剤および水を含む溶液Bとを混合することで調製した。
【0061】
【表1】
Figure 2004514181
【0062】
クロメンBの溶解を容易にするため、モノマーの質量に対して3.8質量%のN−メチルピロリドンを溶液Aに添加した。
【化1】
Figure 2004514181
【0063】
混合物1〜4は、本発明によるミニエマルジョンを得るために処理し(実施例1〜5)、混合物5および6は、通常のエマルジョンを得るために処理した(比較例AおよびB)。
【0064】
本発明によるミニエマルジョンを得るため、混合物は、Stansted Fluid Power社のミクロ流動化装置、モデル番号nm−CEN 7400Hを圧力70MPaで1回通過させて処理した。出口部で回収されたミニエマルジョンの液滴は、225nmの平均径を有していた。
【0065】
通常のエマルジョンは、混合物5および6を単純に機械攪拌することで得た。
【0066】
通常のエマルジョンおよび本発明のミニエマルジョンは、その後、反応容器に移され、250回/分で回転する回転子を用いて攪拌しながら、窒素下60℃で30分間ガス抜きされた。
【0067】
ガス抜き後、本発明によるミニエマルジョンの液滴は、214nmの平均径を有していた。
【0068】
通常のエマルジョンの場合では、液滴は1μm程度の径を有していた。
【0069】
プライマーの溶液は、0.48gの2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロライドを4.8gの水に溶解し、この溶液を103gのエマルジョンまたはミニエマルジョンを含んだ反応容器に加えて重合反応を実施した。ただし、実施例2では、同量のアゾビスイソブチロニトリル(2)を直接添加した。
【0070】
重合は、60℃の温度で実施した。
【0071】
重合終了後(プライマー添加から2時間45分後)、加熱を停止し、混合物を室温(23℃)まで冷却させた。ラテックスは、その後23℃で取り出され、布でろ過された。
【0072】
実施例1〜5のラテックスは、37質量%の乾燥抽出物を有していた。
【0073】
従来の方法で得られた標準的なラテックスは、40質量%の乾燥抽出物を有していた。
【0074】
乾燥抽出物は、ラテックスをデシケータ中で一定質量になるまで乾燥させることで従来通りに測定した。
【0075】
液滴および粒子の平均径は、Zetasizer(MALVERNE)を用いて光散乱法により測定した。
【0076】
先に記載したラテックス類をSigmal(R) ガラス上に遠心析出させ[200回転/分で10秒間、その後1000回転/分で10秒間]、50℃のオーブン中で乾燥させることで厚さ3.7μmの透明なフォトクロミックフィルムを作製した。
【0077】
フィルムは回収され、内標準Kemix No.16の存在下、80℃で10gのアセトニトリルにより抽出された。この抽出は、20分間実施された。溶液は攪拌した後、ろ過され、その後逆相高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて分析された。クロマトグラフィーはKromasil(R) C18カラム(Touzart & Matignon)を用いて実施された。
【0078】
溶出液は、アセトニトリル/水(80/20)混合液であり、溶出は無勾配または傾斜モードで、1ml/分の溶出速度で実施した。使用した検出器は、230nmでのWaters484検出器であった。
【0079】
フォトクロミック化合物の収率は、フィルム中の回収されたフォトクロミック化合物の量と、期待される理論量との比である。
【0080】
結果を表2に示した。
【表2】
Figure 2004514181
【0081】
表2の結果は、本発明の方法が、使用されるフォトクロミック化合物の族とは関係なく、合成時におけるフォトクロミック化合物の損失を減少させ、または阻止していることを示している。
【0082】
実施例6
下記表にその組成を示す混合物を、重合性モノマーと、安定化剤と、フォトクロミック化合物を含む溶液Aと、界面活性剤および水を含む溶液Bとを混合させることで調製した。
【表3】
Figure 2004514181
DISP 3065:DIPONIL A 3065(エトキシレート化された30個の単位を含む脂肪族アルコール混合物)
DIP 0988:DISPONIL FES 0988(C12−14 25−29 (OCH CH 12OSO Na (SIDOBRE SINNOVA社から提供された製品))
【0083】
ガス抜き後、本発明によるミニエマルジョンの液滴は250nmの平均径を有していた。
【0084】
プライマー溶液は、1.9gの水に0.19gの過硫酸ナトリウムを溶解させて、この溶液を96gのミニエマルジョンを含む反応容器に添加して、重合反応させることで調製された。
【0085】
重合は、60℃の温度で実施し、サンプルを一定の間隔で採取し、乾燥抽出物の含量と粒子の平均径を測定した。
【0086】
結果を表3に示した。
【表4】
Figure 2004514181
【0087】
重合終了後(プライマーの添加から2時間45分後)、加熱を停止し、混合物を室温(23℃)まで冷却させた。ラテックスは、その後23℃で取り出し、布を用いてろ過した。
【0088】
ラテックスは、以下の特性を有していた。
乾燥抽出物 : 36質量%
平均粒子径 : 230nm
【0089】
したがって、合成終了時に、フォトクロミック化合物を優れた収率で含んだフォトクロミックラテックスが得られた。

Claims (12)

  1. (1)C=C基を有するラジカル重合可能な少なくとも1つの有機モノマーZと、少なくとも1つの有機フォトクロミック化合物と、少なくとも1つの界面活性剤と、水と、随意に重合プライマーとを含む混合物を調製する工程と、
    (2)前記工程(1)で得られた混合物を処理して、水層中に、有機層が50〜500nm、好ましくは50〜300nmの径を有する液滴の形で分散されたミニエマルジョン(miniemulsion)を作製する工程と、
    (3)前記工程(1)で重合プライマーを含めなかった場合には、前記ミニエマルジョンに重合プライマーを添加し、前記工程(1)で重合プライマーを加えた場合には、前記ミニエマルジョンにさらにある量の重合プライマーを添加する工程と、
    (4)前記工程(3)で得られた反応混合物を重合させる工程と、
    (5)フォトクロミックラテックスを回収する工程と、を含むフォトクロミックラテックスを得る方法。
  2. 前記有機モノマーZは、アルキル(メタ)アクリレート類から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記フォトクロミック化合物は、クロメン類およびスピロオキサジン類から選択されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記モノマーZは、アルキルメタクリレート類から選択され、前記フォトクロミック化合物は、スピロオキサジン類から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記工程(1)の混合物は、さらに安定化剤を含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記安定化剤は、n−アルカン類、ハロゲン化n−アルカン類、脂肪族アルコール類および脂肪族アルコール類のエステルから選択されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記安定化剤は、ヘキサデカン、セチルアルコールおよびステアリルメタクリレートから選択されることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記プライマーは、工程(3)でのみ加えられることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記重合プライマーは、前記水層または前記有機層に可溶性である請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記重合プライマーは、アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−(アミジノプロパン)ジヒドロクロライドまたは過硫酸ナトリウムであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記処理する工程(2)は、前記工程(1)の混合物をミクロ流動化装置(microfluidiser)に通過させることからなる請求項1ないし10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記プライマーを添加する前に、前記ミニエマルジョンをガス抜きすることを含む請求項1ないし11のいずれかに記載の方法。
JP2002543555A 2000-11-17 2001-11-13 フォトクロミックラテックスを得る方法 Pending JP2004514181A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0014903A FR2816950B1 (fr) 2000-11-17 2000-11-17 Procede d'obtention d'un latex photochromique
PCT/FR2001/003549 WO2002040548A1 (fr) 2000-11-17 2001-11-13 Procede d'obtention d'un latex photochromique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004514181A true JP2004514181A (ja) 2004-05-13

Family

ID=8856624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002543555A Pending JP2004514181A (ja) 2000-11-17 2001-11-13 フォトクロミックラテックスを得る方法

Country Status (14)

Country Link
US (1) US6770710B2 (ja)
EP (1) EP1268567B1 (ja)
JP (1) JP2004514181A (ja)
CN (1) CN1153782C (ja)
AT (1) ATE297414T1 (ja)
AU (1) AU780036B2 (ja)
BR (1) BR0107688B1 (ja)
CA (1) CA2397673C (ja)
DE (1) DE60111365T2 (ja)
ES (1) ES2240566T3 (ja)
FR (1) FR2816950B1 (ja)
MX (1) MXPA02006995A (ja)
WO (1) WO2002040548A1 (ja)
ZA (1) ZA200205680B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508535A (ja) * 2009-10-27 2013-03-07 エージェンシー フォー サイエンス, テクノロジー アンド リサーチ 高速応答のフォトクロミックナノ構造コンタクトレンズ
JP2016150961A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 国立大学法人 鹿児島大学 フォトクロミック微粒子の製造方法、及びフォトクロミック微粒子
JP2019026718A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 ユーエムジー・エービーエス株式会社 複合ゴム質重合体、グラフト共重合体および熱可塑性樹脂組成物

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2790264A1 (fr) * 1999-02-26 2000-09-01 Essilor Int Procede de preparation d'un latex a proprietes photochromiques et ses applications, en particulier dans le domaine ophtalmique
FR2816950B1 (fr) 2000-11-17 2003-02-14 Essilor Int Procede d'obtention d'un latex photochromique
US6562466B2 (en) * 2001-07-02 2003-05-13 Essilor International Compagnie Generale D'optique Process for transferring a coating onto a surface of a lens blank
US8563212B2 (en) * 2004-07-16 2013-10-22 Transitions Optical, Inc. Methods for producing photosensitive microparticles, non-aqueous dispersions thereof and articles prepared therewith
US8153344B2 (en) 2004-07-16 2012-04-10 Ppg Industries Ohio, Inc. Methods for producing photosensitive microparticles, aqueous compositions thereof and articles prepared therewith
US8563213B2 (en) * 2004-07-16 2013-10-22 Transitions Optical, Inc. Methods for producing photosensitive microparticles
US20080006368A9 (en) * 2005-02-01 2008-01-10 Peiqi Jiang Process for applying a coating onto a surface of a lens substrate
US20060219347A1 (en) * 2005-04-04 2006-10-05 Essilor International Compagnie Generale D'optique Process for transferring coatings onto a surface of a lens substrate with most precise optical quality
US20070034322A1 (en) * 2005-08-15 2007-02-15 Essilor International Compagnie Generale D'optique System and process for making a coated article
US20070034321A1 (en) * 2005-08-15 2007-02-15 Essilor International Compagnie Generale D'optique System and process for making a coated article
US20070035070A1 (en) * 2005-08-15 2007-02-15 Essilor International Compagnie Generale D'optique Inflatable membrane pressing apparatus for a film or coating application or lamination process
KR100756173B1 (ko) 2006-05-08 2007-09-05 주식회사 엘지화학 산소 차단성이 우수한 광색성 염료-고분자 일체화 입자 및이의 제조방법
US7892387B2 (en) * 2006-05-19 2011-02-22 International Compagnie Generale d'Optique Process and system for applying a coating onto a surface of a lens substrate
US20100096602A1 (en) * 2008-10-21 2010-04-22 Herbert Mosse System and method for improving adhesion and abrasion resistance using a front side transfer process to manufacture multi-coated photochromic optical lenses
US9132594B2 (en) * 2008-11-04 2015-09-15 Essilor International (Compagnie Générale d'Optique) Bi-layer adhesive for lens lamination
US8746879B2 (en) 2009-11-02 2014-06-10 Essilor International (Compagnie Générale d'Optique) Adhesive system for a laminated lens and method for applying same
US9507249B2 (en) 2010-05-11 2016-11-29 Xerox Corporation Non-sticky erasable media with overcoat
FR2996930B1 (fr) 2012-10-11 2017-11-24 Essilor Int Lentille ophtalmique photochromique
EP2902822B1 (en) 2014-01-31 2018-08-08 Essilor International Polarizing structure comprising a glyoxal adhesive system and polarized lens comprising it
CN105259698A (zh) * 2015-11-27 2016-01-20 昆山龙腾光电有限公司 一种液晶显示装置
EP3505562B1 (en) * 2017-12-29 2022-09-14 Essilor International Process for manufacturing light absorbing polymer matrix
US20240115305A1 (en) 2021-02-02 2024-04-11 Artfix Ltd Linear cryocatheter

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3567605A (en) 1966-03-30 1971-03-02 Ralph S Becker Photochemical process
US4011388A (en) 1974-07-02 1977-03-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing emulsions by polymerization of aqueous monomer-polymer dispersions
US4533254A (en) 1981-04-17 1985-08-06 Biotechnology Development Corporation Apparatus for forming emulsions
GB8610709D0 (en) 1986-05-01 1986-06-04 Plinkington Bros Plc Photochromic lenses
CA1340939C (en) * 1987-02-02 2000-03-28 Ryojiro Akashi Photochromic compound
US4931220A (en) * 1987-11-24 1990-06-05 Ppg Industries, Inc. Organic photochromic pigment particulates
DE69015886T2 (de) 1989-06-05 1995-08-03 Tokuyama Corp Fotochromische Verbindung, deren Zusammensetzung und Verwendung.
FR2647790A1 (fr) 1989-06-05 1990-12-07 Essilor Int Composes photochromiques de type indolino-spiro-oxazine, leur procede de preparation, compositions et articles photochromiques contenant de tels composes
JP2856818B2 (ja) 1990-02-26 1999-02-10 株式会社トクヤマ スピロオキサジン化合物及びその製造方法
US5066818A (en) 1990-03-07 1991-11-19 Ppg Industries, Inc. Photochromic naphthopyran compounds
US5238981A (en) 1992-02-24 1993-08-24 Transitions Optical, Inc. Photochromic naphthopyrans
FR2688782A1 (fr) 1992-03-19 1993-09-24 Essilor Int Nouveaux chromenes heterocycliques et leur utilisation dans le domaine de l'optique ophtalmique.
US5605923A (en) 1992-04-02 1997-02-25 Smithkline Beecham Corporation Compounds useful for treating inflammatory diseases and inhibiting production of tumor necrosis factor
WO1994020869A1 (en) 1993-03-12 1994-09-15 Ppg Industries, Inc. Novel benzopyrans
US5686518A (en) * 1993-10-12 1997-11-11 Georgia Tech Miniemulsion polymerization process using polymeric co-surfactant
FR2718447B1 (fr) 1994-04-06 1996-05-24 Essilor Int Chromènes du type 2,2-diphényl hétéroannélés en 6,7 et leur utilisation dans le domaine de l'optique ophtalmique.
JP3464042B2 (ja) 1994-06-02 2003-11-05 出光石油化学株式会社 ゴム組成物
FR2723218A1 (fr) 1994-07-29 1996-02-02 Essilor Internal Cie Gle Optique Composes photochromiques de structure spiro (indoline-(2,3')-benzoxazine) a groupement cyano en 6', et leur utilisation dans le domaine de l'optique ophtalmique
US5653965A (en) 1995-07-21 1997-08-05 Isp Investments Inc. Low VOC, sunscreen spray composition containing a hydrophobic, film-forming polymer
US5731379A (en) * 1997-01-03 1998-03-24 Dow Corning Corporation Copolymers of polyorganosiloxane, polyisobutylene, and alkyl acrylates or methacrylates
US5840813A (en) * 1997-01-03 1998-11-24 Dow Corning Corporation Homopolymerization of acrylate or methacrylate endblocked polydiorganosiloxanes
FR2763070B1 (fr) 1997-05-06 1999-07-02 Essilor Int Nouveaux composes photochromiques spirooxazines, leur utilisation dans le domaine de l'optique ophtalmique
AUPO669697A0 (en) 1997-05-08 1997-06-05 Unisearch Limited Polymerisation reactions under miniemulsion conditions
US5853943A (en) * 1998-01-09 1998-12-29 Xerox Corporation Toner processes
JPH11209750A (ja) * 1998-01-26 1999-08-03 Tokuyama Corp フォトクロミック硬化性組成物
FR2784112A1 (fr) * 1998-09-14 2000-04-07 Lorraine Laminage Procede de preparation d'une emulsion aqueuse a base de polyacrylates pour la protection temporaire contre la corrosion et la prelubrification de surface metallique, et emulsion obtenue
FR2785904B1 (fr) 1998-11-13 2000-12-15 Atochem Elf Sa Polymeres fluores par polymerisation en miniemulsion
FR2790264A1 (fr) * 1999-02-26 2000-09-01 Essilor Int Procede de preparation d'un latex a proprietes photochromiques et ses applications, en particulier dans le domaine ophtalmique
US6342094B1 (en) * 2000-01-31 2002-01-29 Hewlett-Packard Company Miniemulsion techniques for ink jet inks
FR2816950B1 (fr) 2000-11-17 2003-02-14 Essilor Int Procede d'obtention d'un latex photochromique

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013508535A (ja) * 2009-10-27 2013-03-07 エージェンシー フォー サイエンス, テクノロジー アンド リサーチ 高速応答のフォトクロミックナノ構造コンタクトレンズ
JP2016150961A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 国立大学法人 鹿児島大学 フォトクロミック微粒子の製造方法、及びフォトクロミック微粒子
JP2019026718A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 ユーエムジー・エービーエス株式会社 複合ゴム質重合体、グラフト共重合体および熱可塑性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
US20020143088A1 (en) 2002-10-03
ES2240566T3 (es) 2005-10-16
US6770710B2 (en) 2004-08-03
DE60111365D1 (de) 2005-07-14
FR2816950A1 (fr) 2002-05-24
FR2816950B1 (fr) 2003-02-14
AU1836102A (en) 2002-05-27
CA2397673C (fr) 2010-04-27
BR0107688A (pt) 2002-11-19
WO2002040548A1 (fr) 2002-05-23
AU780036B2 (en) 2005-02-24
BR0107688B1 (pt) 2010-09-08
DE60111365T2 (de) 2006-03-16
ZA200205680B (en) 2003-12-31
MXPA02006995A (es) 2004-02-26
EP1268567A1 (fr) 2003-01-02
CA2397673A1 (fr) 2002-05-23
CN1398268A (zh) 2003-02-19
ATE297414T1 (de) 2005-06-15
CN1153782C (zh) 2004-06-16
EP1268567B1 (fr) 2005-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004514181A (ja) フォトクロミックラテックスを得る方法
JP3032562B2 (ja) 中空ラテックスの製造方法
JP4067405B2 (ja) 安定化されたフォトクロミックラテックスを得る方法、該方法で得られたラテックスおよび該ラテックスの眼鏡レンズにおける使用
EP3401341B1 (en) Process for preparing an aqueous dispersion of polymeric microspheres
JP2002537473A5 (ja)
JPH07316208A (ja) アクリルポリマーの製造方法
JP5554428B2 (ja) 塩素化ビニルポリマーからラテックスを調製するための方法
EP0695769A1 (en) Methods of preparing hollow polymeric particles
EP0010424B1 (en) Process for preparing an aqueous dispersion of synthetic resin also containing a cellulose acetate alkylate
JP2021195521A (ja) 成形体及び成形体の製造方法
JP3130437B2 (ja) 大きさの揃った重合体粒子の製造方法
JP3225105B2 (ja) コア・シェル型エマルジョンの製造方法
JPH041763B2 (ja)
JPH11152318A (ja) 球形ポリマー類の製造方法
JPS6320308A (ja) 保護コロイド系アクリルハイドロゾルの製造方法
KR20020025300A (ko) 유화중합에 의한 폴리머 비드의 제조방법
FI106307B (fi) Menetelmä ontelohiukkaslateksipolymeerien valmistamiseksi
JP2549940B2 (ja) 高架橋重合体粒子の製造方法
JP2023137813A (ja) 塩化ビニル系重合体の製造方法
JPH07138441A (ja) 水性樹脂分散液およびその製造方法
JP2005089492A (ja) ポリビニルアルコール系粒子
KR20070050530A (ko) 상전이 현상을 이용한 폴리머 비드의 제조방법
JPS6215081B2 (ja)
JPH11217408A (ja) (メタ)アクリル酸エステル系樹脂中の残存単量体の低減方法
JPS63254104A (ja) 単分散ビニル重合体微粒子の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060713

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20061002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070502

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070803

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080507

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20080618

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080623

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080808

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110725

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111026