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JP2004510455A - Cleaning sheet to minimize residue remaining on the surface - Google Patents

Cleaning sheet to minimize residue remaining on the surface Download PDF

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JP2004510455A
JP2004510455A JP2001515793A JP2001515793A JP2004510455A JP 2004510455 A JP2004510455 A JP 2004510455A JP 2001515793 A JP2001515793 A JP 2001515793A JP 2001515793 A JP2001515793 A JP 2001515793A JP 2004510455 A JP2004510455 A JP 2004510455A
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Abstract

クリーニング用シートは、クリーニングされる表面上に残存する残留物の量を最小限にしながら、表面からの粒状物質のピックアップおよび保持を強化するために選択される添加剤を含む。クリーニング用シート上の添加剤の種類および添加剤のレベルが注意深く選択されない場合、シートにクリーニングされる表面上に残留物が残り、その結果、消費者に許容不可能な皮膜形成および条痕形成が生じる。添加剤は、好ましくは蝋、油およびそれらの混合物から成る群から選択される。The cleaning sheet includes additives selected to enhance the pick-up and retention of particulate matter from the surface while minimizing the amount of residue remaining on the surface to be cleaned. If the type of additive and the level of additive on the cleaning sheet are not carefully selected, residues will remain on the surface to be cleaned of the sheet, resulting in unacceptable filming and streaking to the consumer. Occurs. The additives are preferably selected from the group consisting of waxes, oils and mixtures thereof.

Description

【0001】
[技術分野]
本発明は、特に埃、糸屑、毛髪、砂、食物屑、ガラス等の除去および取り込みに適したクリーニング用シートに関する。
【0002】
[発明の背景]
ドライダスト型クリーニング用不織布シートの使用は、当業界で既知である。このようなシートは、典型的には繊維が接着剤により、絡ませることによりまたはその他の力によって結合されている繊維の複合体を普通利用する。例えば、米国特許第3,629,047号および米国特許第5,144,729号参照。耐久性ワイピングシートを提供するために、補強手段が、連続フィラメントまたは網状構造の形態のステープルファイバーと組合されてきた。例えば、米国特許第4,808,467号、米国特許第3,494,821号および米国特許第4,144,370号参照。さらにワイピング過程の苛酷さに耐え得る製品を提供するために、従来の不織布シートは、前述のものの1つまたはそれ以上によって、強力に結合された繊維を用いていた。このようなクリーニング用シートは、ヒートシール線を介してベースシートに結合される連続フィラメントを利用する欧州特許出願EP774,229A2およびEP777,997A2に記載されている。耐久性物質が得られるが、しかしこのような強力な結合は粒状汚れをピックアップして保持するこの物質の能力に悪影響を及ぼし得る。この問題を処理するための努力において、鉱油から成る添加剤が、相対的に高レベル(即ち、クリーニング用シートの5重量%より高いレベル)でこのようなクリーニング用シートに適用されてきた。しかしながら鉱油添加剤は、このような高レベルでこのようなクリーニング用シートに適用した場合、このようなクリーニング用シートで拭われる表面上に不愉快な残留物を残す傾向があり、これは消費者には許容され得ない。
【0003】
米国特許第5,599,550号(Kohlruss等、1997年2月4日発行)は、生分解性蝋含浸ダストクロスを記載する。しかしながら、Kohlrussにより開示されたダストクロスは、天然繊維および相対的高レベルの蝋を利用し、これらはともにダストクロスの静電特性を排除する一因となる。
【0004】
したがって、クリーニング用シートの静電特性を維持し、このようなクリーニング用シートで拭われる表面に残存する残留物の量を最小限にしながら、粒状汚れを有効にピックアップし、保持する能力を有するクリーニング用シートを開発することが当業者の願いであった。さらに、クリーニング用シートのクリーニング性能を改良するクリーニング方法を開発することも求められてきた。
【0005】
[発明の概要]
本発明は、クリーニング用シートで拭った後に表面に残存する残留物の量を最小限にしながら、表面から埃、糸屑、毛髪、砂、食物屑、ガラス等のような粒状物質を除去および保持するためのクリーニング用シートに関する。本発明のクリーニング用シートは、表面に残存する残留物が最小限にされる一方で、粒状物質をピックアップして保持するクリーニング用シートの能力が改良されるよう、その種類およびレベルが選択された添加剤を含む。添加剤は、好ましくは蝋、油およびそれらの混合物から成る群から選択される。蝋のみの添加剤または油のみの添加剤が用いられ得るが、好ましい添加剤は蝋および油の混合物である。
【0006】
本発明のクリーニング用シートは、典型的には少なくとも約20g/m、好ましくは少なくとも約40g/m、さらに好ましくは少なくとも約60g/mの総集合体坪量を有する。本発明のクリーニング用シートの総集合体(アグリゲート)坪量は、典型的には約275g/m以下、好ましくは約200g/m以下、さらに好ましくは約150g/m以下である。
【0007】
本発明のクリーニング用シートは、織または不織工程を用いて、あるいは形成体(フォーム)上に、特にベルト状の形成体上に敷設された溶融化物質を用いる成形作業により、および/またはフィルム上で実行される機械的動作/改質を包含する成形作業により製造され得る。構造体は、所望の特徴が既知であれば、多数の方法(例えばスパン結合、溶融吹込、樹脂結合、熱接着、エアスルー結合等)のいずれによっても作製される。しかしながら、好ましい構造体は、不織布、特に非常に望ましい目の粗い構造を提供するので、当業界で周知のように、ヒドロエンタングルメント(水流絡合、hydroentanglement)および/または熱接着により作られたものである。したがって、好ましいクリーニング用シートは、本明細書中に記載した特徴を有する不織布構造である。本発明の好ましい不織布クリーニング用シートを形成するのに特に適している物質としては、例えば、合成物、例えばポリオレフィン(例えばポリエチレンおよびポリプロピレン)、ポリエステル、ポリアミドおよびそれらのブレンド物が挙げられる。天然繊維、例えば天然セルロース、例えば綿またはそのブレンド物、合成セルロース系材料(例えばレーヨン(登録商標))のような種々のセルロース系供給源から得られるものも有用であるが、しかしながら、これらは好ましくない。本発明のクリーニング用シートを作製するのに好ましい出発物質は、カード処理、スパン結合、溶融吹込、エアレイドまたはその他の構造の形態であり得る合成物質である。合成物質または繊維を含むクリーニング用シートは、典型的には望ましい静電特性を有し、これが好ましい。特に好ましいのは、ポリエステル、特にカード処理ポリエステル繊維である。繊維の疎水性または親水性の程度は、除去される汚れの種類、提供される添加剤の種類、生分解性、利用可能性およびこのような要件の組合せに関して、シートの所望の目的によって最適化される。概して、生分解性の物質ほど親水性であるが、しかしより有効な物質は疎水性である傾向がある。
【0008】
本発明は、柄部および本発明のクリーニング用シートを包含するクリーニング用具も包含する。
本発明はさらに、「スタンピング」段階を包含する改良型クリーニング方法、ならびにこのような方法を伝える情報表示を含有する製品に関する。
【0009】
[発明の詳しい説明]
I.定義
本明細書中で用いる場合、「〜を含む」という用語は、種々の構成成分、配合剤または過程が本発明の実施において連帯して用いられ得ることを意味する。したがって、「〜を含む」という用語は、より制限的用語である「本質的に〜から成る」および「〜から成る」を包含する。
本明細書中で用いる場合、「水流絡合」という用語は一般的に、目の粗い繊維性物質(例えばポリエステル)の層が、開口パターン部材上に支持され、そして個々の繊維を機械的に絡ませて布帛を提供するのに十分大きい水圧差に付される、物質の製造方法を意味する。開口パターン部材は、例えば織布スクリーン、孔あき金属プレート等から形成され得る。
【0010】
本明細書中で用いる場合、「Z次元」という用語は、本発明のクリーニング用シートまたはその構成成分の長さおよび幅と直交する次元を指す。Z次元は、通常はシートの厚みに対応する。
本明細書中で用いる場合、「X−Y次元」という用語は、クリーニング用シートまたはその構成成分の厚みに直交する平面を指す。XおよびY次元はそれぞれ、通常はシートまたはシート構成成分の長さおよび幅に対応する。
【0011】
本明細書中で用いる場合、「層」という用語は、その主次元がX−Yである、即ちその長さおよび幅に沿ったクリーニング用シートの部材または構成成分を指す。層という用語は、物質の単一の層またはシートに必ずしも限定されない、と理解されるべきである。したがって、層は、必要な種類の物質のいくつかのシートまたはウェブの積層物(ラミネート)または組合せを含むことができる。したがって、「層」という用語は、「複数の層」および「層化された」という用語を含む。
【0012】
本発明の目的のために、クリーニング用シートの「上部」層は、クリーニングされるべき表面から相対的にさらに離れた(即ち、用具情況では、使用中に用具の柄部に相対的により近い)層である。「下部」層という用語は、クリーニング用シートの、クリーニングされるべき表面に相対的により近い(即ち、用具情況では、使用中に用具の柄部から相対的にさらに離れる)層を意味する。
【0013】
本明細書中で用いる場合、「総集合体坪量」という用語は、シート全体として見た場合、クリーニング用シート全部の平均坪量を指す。
本明細書中で用いられるパーセンテージ、比および割合はすべて、別記しない限り重量を単位とする。引用された参考文献はすべて、別記しない限り参照により本明細書中に援用される。
【0014】
II.クリーニング用シート
本発明は、クリーニングされる表面に残存する残留物の量を最小限にする一方で、表面からの粒状物質のピックアップおよび保持を強化するために選択される添加剤を含むクリーニング用シートを包含する。クリーニング用シート上の添加剤の種類および添加剤のレベルが注意深く選択されない場合、シートは、クリーニングされる表面に残留物を残し、消費者に許容不可能な表面の皮膜形成および条痕形成を生じる。
【0015】
本発明のクリーニング用シートは、典型的には少なくとも約20g/m、好ましくは少なくとも約40g/m、さらに好ましくは少なくとも約60g/mの総集合体坪量を有する。本発明のクリーニング用シートの総集合体坪量は、典型的には約275g/m以下、好ましくは約200g/m以下、さらに好ましくは約150g/m以下である。
【0016】
本発明のクリーニング用シートは、織または不織工程を用いて、あるいは形成体上に、特にベルト状の形成体に敷設された溶融化物質を用いる成形作業により、および/またはフィルム上で実行される機械的動作/改質を包含する成形作業により製造され得る。構造体は、所望の特徴が既知であれば、多数の方法(例えばスパン結合、溶融吹込、樹脂結合、熱接着、エアスルー結合等)により作製される。しかしながら、好ましい構造体は、不織布、特に、非常に望ましい目の粗い構造を提供するために、当業界で周知のように、水流絡合および/または熱接着により形成されたものである。したがって、好ましいクリーニング用シートは、本明細書中に記載の特徴を有する不織布構造体である。本発明の好ましい不織布クリーニング用シートを形成するのに特に適している物質としては、例えば天然セルロース系材料、ならびに合成物、例えばポリオレフィン(例えばポリエチレンおよびポリプロピレン)、ポリエステル、ポリアミド、合成セルロース系材料(例えばレーヨン(登録商標))ならびにそれらのブレンド物が挙げられる。天然繊維、例えば綿またはそのブレンド物、および種々のセルロース系供給源から得られるものも有用であるが、しかしながら、これらは好ましくない。本発明のクリーニング用シートの製造に好ましい出発物質は、カード処理、スパン結合、溶融吹込、エアレイドまたはその他の構造の形態であり得る合成物質である。合成物質または繊維を含むクリーニング用シートは、典型的には望ましい静電特性を有し、これが好ましい。特に好ましいのは、ポリエステル、特にカード処理ポリエステル繊維である。繊維の疎水性または親水性の程度は、除去される汚れの種類、提供される添加剤の種類、生分解性、利用可能性およびこのような要件の組合せのいずれもに関して、シートの所望の目的によって最適化される。概して、生分解性の物質ほど親水性であるが、しかしより有効な物質は疎水性である傾向がある。
【0017】
クリーニング用シートは単一繊維性層から形成され得るが、しかし好ましくは少なくとも2つの別個の層の複合体である。前記のように、本発明における好ましいクリーニング用シートは、種々のクリーニング用シート構造、例えば熱接着性クリーニング用シートおよび/または水流絡合化クリーニング用シートを含む。
【0018】
本発明のクリーニング用シートは、添加剤を含む。添加剤の種類およびレベルは、クリーニング用シートの静電特性を維持し、クリーニング用シートで拭われる表面に残存する残留物を最小限にする一方で、粒状物質を有効にピックアップし、保持する能力をクリーニング用シートが有するよう選択される。
【0019】
本発明に有用なクリーニング用シートとしては、同時係属中米国特許出願第09/082,349号(Fereshtehkhou等、1998年5月20日提出(ケース6664M))、同時係属中米国特許出願第09/082,396号(Fereshtehkhou等、1998年5月20日提出(ケース6798M))、米国特許第5,525,397号(Shizuno等、1996年6月11日発行)、欧州特許出願第774,229A2号(1997年5月21日公開)、欧州特許出願第777,997A2号(1997年6月11日公開)、ならびにJP09−224,895(1997年9月2日公開)、JP09−313,416(1997年12月9日公開)(これらの記載内容は全て、参照により本明細書中に援用される)に記載されたものが挙げられるが、これらに限定されない。
【0020】
A.好ましい熱接着性クリーニング用シート
本発明の好ましい熱接着性クリーニング用シートは、好ましくは異なる坪量の少なくとも2つの別(distinct)領域を有する。好ましい実施形態では、本発明のクリーニング用シートは、異なる坪量の2つの別領域を有し、また相対的高坪量の第1の坪量領域および相対的低坪量の第2の坪量領域を包含する。相対的高坪量の第1の領域は、典型的には少なくとも約80g/m、好ましくは少なくとも約130g/m、さらに好ましくは少なくとも約170g/m、さらにより好ましくは少なくとも約200g/m、そして典型的には約300g/m以下、好ましくは約275g/m以下、さらに好ましくは約250g/m以下、さらにより好ましくは約240g/m以下の坪量を示す。相対的高坪量のこの第1の領域は、好ましくは、図5に示されているように、Y次元で、クリーニング用シートの中央に位置する。相対的高坪量の第1の領域は、典型的にはクリーニング用シートの面積の少なくとも30%、好ましくは少なくとも約40%、さらに好ましくは少なくとも約45%、さらにより好ましくは少なくとも約50%を占める。相対的高坪量のこの第1の領域は、典型的にはクリーニング用シートの面積の約90%以下、好ましくは約80%以下、さらに好ましくは約70%以下、さらにより好ましくは約60%以下も占める。クリーニング用シートはまた、好ましくは相対的低坪量の第2の領域を有し、これは、典型的には図5に示されたようにシートの両側面の間で分けられ、典型的には約70%以下の、好ましくは約60%以下、さらに好ましくは約55%以下、さらにより好ましくは約50%以下の、そして典型的には少なくとも約10%、好ましくは少なくとも約20%、さらに好ましくは少なくとも約30%、さらにより好ましくは少なくとも約40%のものである。本発明の別の態様では、より高い坪量物質を含む肉眼的(巨視的)な坪量領域が1つだけ存在する。
【0021】
本発明のクリーニング用シートは、好ましくは図5に示したクリーニング用シートに図示されているような、そして図6に示した工程に図示されているような刷毛状フィラメントを包含する。刷毛状フィラメントは、クリーニング用シートに取り付けられて、粒状物質のピックアップおよび保持に役立つ。刷毛状フィラメントは、好ましくはポリエステル連続フィラメントの束から形成される。
本明細書中に記載したような柄部とともに用いるためのクリーニング用シートに関しては、相対的高坪量の領域は、好ましくは、クリーニング用シートにより表面を拭うことによる典型的なクリーニング方法中で、クリーニングされる表面に相対的高坪量の領域が接触するように、シート上に配置される。相対的低坪量の領域は、好ましくは柄部のヘッド部に配置された保持手段/把持手段に相対的低坪量の領域がかみ合わされるように、シート上に配置される。
【0022】
好ましい熱接着性クリーニング用シートの製造方法
本発明に有用な熱接着性クリーニング用シートの製造方法は、図6に図示されている。この工程中、210mmの幅および30g/mの坪量を有するポリプロピレン製の連続一次ウェブ310は、略図に示されているように左から右に連続的に供給される。同時に、各々2〜30デニールの2,000〜100,000のポリエステル連続フィラメント315の束を構成するトウ312は、図に示したように左から右に連続的に供給される。トウ312は、一組の延長ロール311により開かれ、繊維化(フィブリル化、fibrillate)されて、所望の幅を有する連続二次ウェブを形成し、その後、一次ウェブ310上に置かれる。一次ウェブ310および二次ウェブ312は、加熱型押し機320に送られて、そこでそれらは加熱下で一緒に圧縮され、それにより形成された横方向に延びるヒートシール線316に沿って、一体的にヒートシールされ、連続複合三次ウェブ321が形成される。ヒートシール線316は、三次ウェブの縦方向に測定して距離dだけ互いに間隔をあけるように、即ち三次ウェブ321の縦方向に間欠的に整列されるよう提供される。その後、二次ウェブ312は、隣接ヒートシール線316の各対に平行して、またその間を延びる中線に沿って、第1の切断機325により2つに切断される。次に一次ウェブ310が第2の切断機326で所望の長さに切断される。このようにして、個々のクリーニング用シート1が三次ウェブ321から得られる。この工程では、個々のベースシート10は、一次ウェブ310から得られ、刷毛状フィラメント11は二次ウェブ312から得られ、刷毛状フィラメント11の個々のフィラメント15は連続フィラメント315から得られ、そして定着部分16はヒートシール線316により提供される。好ましくは、ヒートシール線316の各々は2〜10mmの幅を有し、20〜200mmの距離dだけ隣接ヒートシール線との間隔がある。刷毛状フィラメント11または二次ウェブもしくはトウ312は、これらの刷毛状フィラメント11の形成前に、本工程の適切な過程で本明細書中に記載したような添加剤を噴霧されるかまたはロール塗りされる。第2の切断機326により切断される一次ウェブ310のセクションでは、隣接ヒートシール線316の各対の間の距離Dは、距離dより長く寸法取りされて、クリーニング用シート1がホルダー2上に載せやすくなる相対的大きい辺縁領域7を得てもよい。この場合、距離Dだけ互いに間隔を置いた2つの隣接ヒートシール線の間に画定されるセクションは、相対的に長い刷毛状フィラメント11を必然的に提供し、これらの刷毛状フィラメント11は残りの刷毛状フィラメント11に応じた長さに切断されねばならない。図示した方法によれば、定着部分16から垂れ下がる各フィラメント15の長さは、距離dの約1/2〜約9/10に相当する。所望により、隣接ヒートシール線316の各対の間に画定された一次ウェブ310のセクションに供給される二次ウェブ312の長さは、距離dの1/2より長いフィラメント15を得るために、距離dより長いような寸法にされ得る。
【0023】
本発明による熱接着性クリーニング用シートの製造方法では、ベースシート10および刷毛状フィラメント11として用いられる特定種類の物質は、それらが相互にヒートシール可能である限り、重要でない。しかしながら、これらの構成成分のための材料として熱可塑性合成樹脂を用いるのが一般的に好ましい。さらに、熱可塑性合成樹脂から製造される一次ウェブ310および二次ウェブ312は、それらが20重量%を超えない限り、レーヨンのような非ヒートシール可能フィラメントと混合されてもよい。このような非ヒートシール可能フィラメントは、それぞれのヒートシール線316に沿ってヒートシールされた物質中に包埋され、それに固定される。さらに、一次ウェブ310としての非不織布のために、連続プラスチックフィルムが用いられ得る。
【0024】
本方法は、ヒートシール可能フィラメントおよびヒートシール性のベースシートを構成するトウまたはウェブは、一緒にヒートシールされて、その後にトウまたはウェブは横方向に切断されて、前記のクリーニング用シートの刷毛状フィラメントを形成するので、トウおよびウェブを構成するフィラメントの数を単に増大することによりベースシート上に植設される刷毛状フィラメントの密度を容易に改良k能にする。
【0025】
好ましい水流絡合化シート
水流絡合化クリーニング用シートは、表面から粒状物質を有効にピックアップして保持するそれらの能力のために、本発明に特に有用である。水流絡合化クリーニング用シートは織布または不織布であり得るが、しかしながら本発明の好ましい水流絡合化シートは不織布である。
【0026】
本発明は、広範な種々の構造の水流絡合化クリーニング用シートを包含する。クリーニング用シートは、シートの全面積を通して比較的均一な坪量を有し得るし、あるいはクリーニング用シートは異なる坪量の個別(discrete)領域を有し得る。さらにクリーニング用シートは比較的平坦な表面を有し得るし、あるいはクリーニング用シートは肉眼的三次元性を示し得る。
【0027】
本発明の水流絡合化クリーニング用シートの一体性を強化するためには、例えば熱または接着剤のような化学的手段を介した積層法によって、水流絡合によって、繊維状物質で整列された高分子ネット(本明細書中では「スクリム」物質と呼ばれる)を含むのが好ましい。本明細書中で有用なスクリム物質は、米国特許第4,636,419号(この記載内容は、参照により本明細書中に援用される)に詳細に記載されている。スクリムは、押出ダイで直接成形されてもよく、あるいは繊維化により、または型押化とその後の延伸または分割によって押出フィルムから得ることができる。スクリムは、ポリオレフィン、例えばポリエチレンまたはポリプロピレン、それらのコポリマー、ポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン6、ナイロン66等から得られ得る。スクリム物質は、種々の商業的供給元から入手可能である。本発明に有用な好ましいスクリム物質は、Conwed Plastics(Minneapolis, MN)から入手可能なポリプロピレンスクリムである。
【0028】
本発明に適した水流絡合化クリーニング用シートとしては、同時係属中米国特許出願第09/082,349号(Fereshtehkhou等、1998年5月20日提出(ケース6664M))、同時係属中米国特許出願第09/082,396号(Fereshtehkhou等、1998年5月20日提出(ケース6798M))、米国特許第5,525,397号(Shizuno等、1996年6月11日発行)に記載されたものが挙げられる。
【0029】
i.任意の多坪量
本発明に有用な水流絡合化クリーニング用シートは、坪量により区別される少なくとも2つの領域を有することができる。特に、クリーニング用シートは、約30〜約120g/m(好ましくは約40〜約100g/m、さらに好ましくは約50〜約90g/m、さらにより好ましくは約60〜約80g/m)の坪量を有する1つまたはそれ以上の高坪量領域と、1つまたはそれ以上の低坪量領域とを含み得るが、この場合、低坪量領域(単数または複数)は高坪量領域(単数または複数)の坪量の約80%以下である坪量を有する。この点で好ましいクリーニング用シートは、連続高坪量領域と、連続高坪量領域に取り囲まれた複数の不連続領域とを包含し、この場合、不連続領域は、非無作為反復パターンで配置され、連続領域の坪量の約80%以下の坪量を有する。
【0030】
好ましくは、クリーニング用シートの低坪量領域(単数または複数)は、高坪量領域(単数または複数)の坪量の約60%以下、さらに好ましくは約40%以下、さらにより好ましくは約20%以下の坪量を有する。クリーニング用シートは、好ましくは約20〜約110g/m、さらに好ましくは約40〜約100g/m、さらにより好ましくは約60〜約90g/mの集合体坪量を有する。低坪量領域(単数または複数)に関しては、肉眼的開口部が存在するように、このような領域においては坪量はゼロでないのが好ましい。これは、汚れがクリーニング用シートの中に完全に染み込み可能となって、そこに保持されないためである。言い換えれば、シートの閉じ込めレベルは、このような情況では最適化されない。
【0031】
連続高坪量領域が個別低坪量領域を取り囲む実施形態では、クリーニング用シートの総表面積の少なくとも約5%が低坪量領域であるのが好ましい。さらに好ましくはクリーニング用シートの総表面積の少なくとも約10%、さらにより好ましくは少なくとも約15%、さらにより好ましくは少なくとも約20%、さらにより好ましくは少なくとも約30%は低坪量領域である。個別高坪量領域が連続低坪量領域に取り囲まれる実施形態では、クリーニング用シートの総表面積の少なくとも約5%が個別高坪量領域であるのが好ましい。さらに好ましくはクリーニング用シートの総表面積の少なくとも約10%、さらにより好ましくは少なくとも約15%、さらにより好ましくは少なくとも約20%、さらにより好ましくは少なくとも約30%が高坪量領域である。
【0032】
個別低坪量領域を取り囲む連続高坪量領域を有する好ましい実施形態では、個別低坪量領域はXおよびY方向のいずれかまたは両方に、互い違いに配列され得るか、あるいは整列され得る。好ましくは、高坪量の本質的に連続した網状構造は、個別低坪量領域の周辺にパターン化網状構造を形成するが、しかし、記載のように、小さい移行領域が収容されてもよい。
【0033】
高坪量領域(単数または複数)の坪量と低坪量領域(単数または複数)の坪量との中間の坪量を有する小移行領域が存在してもよく、この移行領域はそれ自体、いずれかの隣接領域の坪量とは区別可能な坪量を構成するものとして考えられるには十分有意な面積でなくてもよいことは、当業者には明らかである。このような移行領域は、本発明による構造物の製造における既知の且つ固有の正常な製造変更内である。所定領域(高坪量であれ、低坪量であれ)内では、このような所定領域が、ある坪量を有すると考えられる場合、普通の且つ予測される坪量の変動および変更が起こってよい、とも理解されるであろう。例えば、顕微鏡レベルでは、繊維間の隙間の坪量が測定される場合、ゼロという見掛けの坪量が生じるが、その場合、実際には、このような領域の坪量はゼロより大きい。やはりこのような変動および変更は、製造過程の普通の且つ予期される結果である。
【0034】
図7は、個別低坪量領域を取り囲む連続高坪量領域を有する本発明の好ましい不織布シートの一部の写真である。番号を付してはいないが、高坪量連続領域は明るい網状構造のように見えるし、低坪量領域は暗色の個別領域である。図8は、図7に示したシートのこの態様をさらに描写するための、不織布シート10の一部の平面図である。特に、図8では、不織布シート10は連続高坪量領域12および個別低坪量領域14を有する。この代表的説明図では、任意のスクリム物質は示されていない。低坪量領域14は本質的に同一サイズで且つ単一の明確な形状を有するよう図示されているが、これらの領域は、種々のサイズおよび形状の粒子の取り込みを容易にするために、異なるサイズのものであってもよい。さらに、低坪量領域14の形状、したがって連続高坪量領域12の形状は、構造全体に亘って変わり得る、とも認識されるであろう。
【0035】
少なくとも20%という高および低坪量領域12および14間の坪量の差(同一構造10内)は有意であると考えられ、本開示の目的のために別の領域を定義する。領域12および14の各々における坪量の定量的確定の、それゆえこのような領域12および14間の坪量の差の定量的確定のために、米国特許第5,277,761号(Phan等、1994年1月11日発行)(この記載内容は、参照により本明細書中に援用される)に開示されたようなソフトX線の画像分析のような定量的方法が用いられ得る。この方法は、高および低坪量の領域が連続/個別のパターンで整列されない場合にも適用可能である。
【0036】
低坪量領域および高坪量領域の相対面積は、同時係属中の米国特許出願第09/082,349号(Fereshtehkhou等、1998年5月20日提出(事件番号6664M))(この記載内容は、参照により本明細書中に援用される)に記載されているような画像分析技法を用いて定量的に測定され得る。
【0037】
ii.任意の肉眼的三次元性
一実施形態では、クリーニング用シートはまた肉眼的に三次元でもある。これらのシートは、好ましくは、例えば紙タオルに比して相対的に開放構造である。このような好ましい一実施形態では、肉眼的三次元クリーニング用シートは、第1の表面および第2の表面を有し、またスクリムまたはその他の収縮性物質を含む。このような好ましい一実施形態では、クリーニング用シートは第1の外部表面および第2の外部表面を有し、収縮性(好ましくはスクリム)物質を含むが、この場合、少なくとも1つの外部表面の平均頂点−頂点距離は好ましくは少なくとも約1mmであり、その表面(単数または複数)の表面トポグラフィー指数は好ましくは約0.01〜約5である。平均頂点−頂点距離および平均高さ差の測定方法は、同時係属中の米国特許出願第09/082,349号(Fereshtehkhou等、1998年5月20日提出(ケース番号6664M))(この記載内容は、参照により本明細書中に援用される)に詳細に記載されている。
【0038】
クリーニング用シートの形状にかかわらず、少なくとも1つの外部表面の平均頂点−頂点距離は、好ましくは少なくとも約1mm、さらに好ましくは少なくとも約2mm、さらにより好ましくは少なくとも約3mmである。一実施形態では、平均頂点−頂点距離は、約1〜約20mm、特に約3〜約16mm、さらに特に約4〜約12mmである。少なくとも1つの外部表面の表面トポグラフィー指数は、好ましくは約0.01〜約10、好ましくは約0.1〜約5、さらに好ましくは約0.2〜約3、さらにより好ましくは約0.3〜約2である。少なくとも1つの外部表面は、好ましくは少なくとも約0.5mm、さらに好ましくは少なくとも約1mm、さらにより好ましくは少なくとも約1.5mmの平均高さ差を有する。少なくとも1つの外部表面の平均高さ差は、典型的には約0.5〜約6mm、さらに典型的には約1〜約3mmである。
C.その他のクリーニング用シート
本発明に有用なその他のクリーニング用シートとしては、スパン結合、溶融吹込みおよびエアレイドされたもの等が挙げられる。
【0039】
D.添加剤
本発明のいずれのクリーニング用シートのクリーニング性能は、シートへの汚れの付着を強化する種々の添加剤(界面活性剤または滑剤を含む)のいずれかでシートの繊維を処理することにより、特に表面処理によって、さらに強化することができる。利用する場合、このような添加剤は、汚れを付着するシートの能力を強化するのに十分なレベルでクリーニング用シートに添加される。しかしながら、添加剤のレベルおよび種類は、クリーニング用シートによりクリーニングされる表面上に残存する残留物の量を最小限にするよう選択されねばならない。このような添加剤は、好ましくは少なくとも約0.01重量%、さらに好ましくは少なくとも約0.1重量%、さらに好ましくは少なくとも約0.5重量%、さらに好ましくは少なくとも約1重量%、さらにより好ましくは少なくとも約3重量%、さらにより好ましくは少なくとも約4重量%の付加レベルでクリーニング用シートに適用される。典型的には付加レベルは、乾燥クリーニング用シートの重量の約0.1〜約25%、さらに好ましくは約0.5〜約20%、さらに好ましくは約1〜約15%、さらにより好ましくは約2〜約10%、さらにより好ましくは約4〜8%、最も好ましくは約4〜6%である。添加剤のレベルおよび種類は、本発明のクリーニング用シートを用いて拭われる表面に残される残留物を最小限にして、消費者に視覚的に許容可能な表面を残すよう注意深く選択されねばならない。
【0040】
好ましい添加剤は、蝋または油(例えば鉱油等)と蝋の混合物である。適切な蝋としては、種々の種類の炭化水素、ならびにある種の脂肪酸のエステル(例えば飽和トリグリセリド)および脂肪アルコールが挙げられる。それらは、天然供給源(即ち、動物、植物または鉱物)から得られ得るし、または合成され得る。これらの種々の蝋の混合物も用いられ得る。本発明に用いられ得るいくつかの代表的な動物および植物蝋としては、蜜蝋、カルナウバ蝋、鯨蝋、ラノリン、セラック蝋、カンデリラ蝋等が挙げられる。本発明に用いられ得る鉱物供給源からの代表的蝋としては、石油ベースの蝋、例えばパラフィン、ペトロラタムおよび微晶質蝋、ならびに化石または地蝋、例えば白色セレシン蝋、黄色セレシン蝋、白色オゾケライト蝋等が挙げられる。本発明に用いられ得る代表的合成蝋としては、エチレン系ポリマー、例えばポリエチレン蝋、塩素化ナフタレン、例えばFischer−Tropsch synthesisにより製造された炭化水素型蝋である「ハロワックス」等が挙げられる。その他の好ましい添加剤は、ペトロラタムのような蝋および油の混合物として供給される。このような添加剤は、それ自体で、または他の蝋および油と組合せて用いられ得る。
【0041】
クリーニング用シートで拭われる表面に残存する残留物の量を最小限にする一方で、表面から粒状物質をピックアップし、保持するクリーニング用シートの能力を強化するので、好ましい添加剤は蝋および無機油の混合物である。無機油および蝋の混合物が利用される場合、構成成分は、油対蝋が好ましくは約1:99〜約7:3、より好ましくは約1:99〜約3:2、さらにより好ましくは約1:99〜約2:3の重量比で混合される。特に好ましい実施形態では、油対蝋の比は、約1:1の重量比であり、添加剤は約5重量%の付加レベルで適用される。好ましい混合物は、無機油およびパラフィン蝋の1:1混合物である。
【0042】
蝋単独、例えばパラフィン蝋は、本発明のクリーニング用シートへの添加剤として利用され得る。蝋が唯一の添加剤である場合、クリーニング用シートが依然として静電特性を維持して、粒状物質ピックアップおよび保持の増強を提供し得るよう、クリーニング用シートは好ましくは合成繊維で構成される。いかなる場合でも、クリーニング用シートが天然および/または合成繊維を含む場合には、本質的に蝋から成る添加剤は、典型的にはクリーニング用シートの重量の約4%以下、好ましくは約3%以下、より好ましくは約2%以下、さらにより好ましくは約1%以下の付加レベルで本発明のクリーニング用シートに適用される。蝋添加剤がより高いレベルでクリーニング用シートに適用される場合には、シートの静電特性は典型的には低減され、したがってシートの全体的クリーニング性能を低減するため、これらのレベルが好ましい。
【0043】
鉱油単独も本発明のクリーニング用シートへの添加剤として利用され得る。しかしながら、鉱油のみが用いられる場合には、クリーニング用シートで拭われる表面に残存する残留物を最小限にして消費者に視覚的に許容可能な表面を残すために、それは相対的に低い付加レベルでなければならない。本質的に鉱油から成る添加剤は、典型的にはクリーニング用シートの重量の約4%以下、好ましくは約3%以下、さらに好ましくは約2%以下、さらにより好ましくは約1%以下の付加レベルで本発明のクリーニング用シートに適用される。
【0044】
これらの低レベルは、添加剤が有効レベルで、かつ好ましくは実質的に均一の方法でシートの少なくとも1つの個別連続面積に適用される場合、特に望ましい。特にシートへの汚れの付着を改良する添加剤の好ましい低レベルの使用は、驚くほど良好なクリーニング、空気中の埃抑制、好ましい消費者印象、特に触覚的印象を提供し、そしてさらに、香料、害虫制御成分、抗微生物剤、例えば殺真菌剤、および多数のその他の有益な成分、特に添加剤中で可溶性または分散性であるもののホストを混入し、接触するための手段を提供し得る。これらの利点は、単なる例として挙げたものである。低レベルの添加剤は、添加剤が処理された表面に視覚的残留物を残し得る場合には、特に望ましい。その結果、選択される添加剤のレベルおよび種類は、典型的には、クリーニング用シートで拭われた表面に残存する残留物の量を最小限にしながら、クリーニング用シートの粒状物ピックアップおよび保持特性を強化するために重要である。
【0045】
これらの添加剤のための適用手段は、好ましくは、シート構造の「内側」であるシート上の点で少なくとも実質量の添加剤を適用する。処理される皮膚および/または表面、および/またはパッケージと接触する添加剤の量は、そうでなければ損害を生じるか、または他の表面の機能を妨げる物質が限定された副作用を引き起こすだけであるか、または副作用を全く生じないことが、三次元構造および/または多重坪量の特別な利点である。構造内部の添加剤の存在は、構造内部に付着する汚れが、その後の拭い動作によって実に多く除去されそうにないと言う点で非常に有益である。
【0046】
好ましくは、添加剤はクリーニング用シートの静電特性を有意に減少しない。本発明のクリーニング用シートは、粒状物質、特に微細な埃の粒状物質のピックアップおよび保持を促すために、静電特性を有するのが好ましい。
添加剤は、種々の適用方法により本発明のクリーニング用シートに適用され得る。このような方法としては、手動ローリング、機械的ローリング、スロッティング、超音波噴霧、加圧噴霧、ポンプ噴霧、浸漬などが挙げられる。クリーニング用シートへの添加剤の適用の好ましい方法は、超音波噴霧による。添加剤は、好ましくはクリーニング用シート上に均一に噴霧される。
【0047】
クリーニング用シートへの添加剤の適用の別の好ましい方法は、機械的ローリングによる。クリーニング用シートの製造過程において、シートは、適用される添加剤で被覆された一組のローラーを通して供給される。ローラーは、添加剤を含入する浅槽または液溜めにおいて、回転することにより添加剤で被覆され得る。シートがローラーを通して供給されるので、添加剤はローラーからクリーニング用シートに移される。添加剤が蝋および鉱油の混合物であり、特に蝋対鉱油の比が1:1である場合、流体状態に添加剤を維持するために、添加剤を含入する浅槽または液溜めは、好ましくは約32℃〜約98℃、好ましくは約40℃〜約65℃の温度に加熱される。このような状態では、好ましくは、ローラはまた流体状態の熱添加剤の温度と同様の温度に加熱される。典型的には、添加剤ミックスおよびローラの温度は、添加剤混合物の融点よりも少なくとも約5℃〜約10℃高く維持される。
本発明のクリーニング用シートの小規模製造のためには、添加剤はまた、手動ローリングによってもクリーニング用シートに適用され得るが、これは、手持ち式ローラーを採用し、添加剤でローラーを被覆して、クリーニング用シートの表面全体にローラーを回転させることを包含する。
【0048】
III.クリーニング用具
別の実施形態では、本発明は、上記のクリーニング用シートを包含するクリーニング用具に関する。一態様では、クリーニング用具は、以下の:
a.柄部、および
b.本明細書中に上記したような添加剤を含む着脱式クリーニング用シート
を包含する。
上記のように、本発明のこの態様では、クリーニング用具のクリーニング用シートは、坪量に関して異なる個別領域を取り囲む連続領域を有することができる。好ましいのは、連続領域が個別領域より相対的に高い坪量を有する場合である。用具のシート態様はまた、肉眼的三次元性も示し得る。
本発明の用具と、別々の本発明のクリーニング用シートとは、すべての硬質表面支持体、例えば木材、ビニル、リノリウム、ノーワックス床、セラミック、フォルミカ(登録商標)、ポーセレン等と適合性であるよう設計される。
【0049】
クリーニング用具の柄部は、人間工学的に実用的なクリーニングを提供しうる如何なる延長式耐久性物質をも包含する。柄部の長さは、用具の最終用途により指図される。
柄部は、好ましくは、クリーニング用シートが解除可能的に取り付けられ得る支持ヘッドを一端に含む。使用し易さを促すために、支持ヘッドは、既知の接合アセンブリーを用いて、柄部に回転可能に取り付けられ得る。クリーニング用シートがクリーニング過程中では付加されたままでありさえすれば、支持ヘッドにクリーニング用シートを取り付けるための如何なる適切な手段もが利用され得る。適切な締結手段の例としては、クランプ、フック&ループ(例えばベルクロ(登録商標))等が挙げられる。好ましい実施形態では、支持ヘッドは、クリーニングの苛酷な仕業中はシートがヘッド部に機械的に取り付けられたままであるよう、その上部表面にシートを把持するための手段を包含しうる。しかしながら、把持手段は、便利な取外しおよび使い捨てのためにシートを容易に解除する。
本発明のクリーニング用具に有用なクリーニング用シートは、上記の通りである。
【0050】
IV.使用方法および製品
本発明はさらに、本明細書中に記載の添加剤を用いる場合または用いない場合の、クリーニング用シートを用いた表面のクリーニング方法を包含する。表面のクリーニング方法は一般に、本明細書中に記載のようなクリーニング用シートを上記表面に接触することを包含する。表面は、通常は表面をクリーニング用シートで拭うこと(ワイピング)により接触される。ワイピングは、クリーニングされる表面を前後に拭う動作を用いて、または下記のV.B節に示すようにS字パターンで実行され得る。クリーニング用シートは、人の手を用いて(好ましくは手による埃取りのために)、または本明細書中に記載したクリーニング用具のような柄部を用いて(好ましくは床クリーニングまたは手の届きにくい表面、例えば天井および壁のクリーニングのために)、表面を拭われ得る。このような方法は、表面から埃/粒状物質を有効に除去する。
【0051】
大型粒状物質、例えばパン屑、砂、小石、ガラス等は、ビニル、リノリウム、硬木、セラミックなどのような床を含めた表面からピックアップし、除去するのがより難しい傾向がある。本明細書中のクリーニング用シートは表面からの大型粒状物質の除去に有効であるが、しかしそれらの有効性は、クリーニング方法に「スタンピング」段階を用いることにより改善され得る。クリーニング用シートは、クリーニングされる表面で拭われるので、クリーニング用シートにより収集されない粒状物質を堆積物にすることができる。次にクリーニング用シートは表面から持ち上げられ、そして粒状物質の堆積物に押しつけられる(即ち、「スタンピング」段階)。圧力は、それが堆積物に押しつけられる時に、クリーニング用シートに付加されて、クリーニング用シート中に粒状物質が少なくとも部分的に包埋する。好ましくは、クリーニング用シートに付加される圧力は、以下のものに起因する:クリーニング用シートおよび/または用具それ自体の重量;クリーニング用シートおよび/または用具への手の圧力の付加;人の足によるクリーニング用シートおよび/または用具上への踏み降ろし等。付加される圧力の量は、好ましくは約1.5g/cm〜約200g/cm、より好ましくは約5g/cm〜約170g/cm、さらに好ましくは約7g/cm〜約75g/cm、さらに好ましくは約10g/cm〜約20g/cmの範囲である。「スタンピング」段階後、クリーニング用シートは次に、粒状物質の堆積物から持ち上げられる。この「スタンピング」段階は、本明細書中に記載した方法を用いて表面からの大型粒状物質の有効な除去を改良する。「スタンピング」段階は、クリーニング用シートが本明細書中に記載したような添加剤を含む場合にさらに有効であることができる。
【0052】
クリーニング用シートのクリーニング性能改善を消費者が経験するために、上記のようなクリーニング方法に「スタンピング」段階を利用するよう、クリーニング用シートの消費者に教えることは重要である。このようなものとして、本発明はさらに、消費者に使用の利点および方法を伝達するために、容器中に包装されたクリーニング用シートならびに該容器および/またはクリーニング用シートに関連した情報表示を含む製品に関する。本明細書中で用いる場合、「〜関連した」という語句は、商品の消費者に使用説明を伝達するために、使用説明書が容器それ自体に直接印刷されているか、あるいはパンフレット、印刷広告、電子広告および/または話し言葉による伝達を含めたこれらに限定されない異なる様式で示されることを意味する。
【0053】
本発明の製品のための適切な容器としては、プラスチック製フローラップパウチ、スリット様開口部を有する再シール可能でない柔軟性パウチ、板紙カートン、厚紙カートン等が挙げられる。好ましくは、容器は、同時係属中の米国特許出願第09/374,715号(Hardy、1999年8月13日提出(P&Gケース番号7717))(この記載内容は、参照により本明細書中に援用される)に記載されたような板紙または厚紙カートンである。
【0054】
容器および/またはクリーニング用シートに関連した情報表示は、本明細書中の方法および本明細書中の方法を実行するための段階の利点を伝達する一組の言葉で表現した使用説明書、一連の絵文字(即ちアイコンまたはロゴ)等であり得る。好ましくは、情報表示は、本明細書中に記載したような添加剤を用いてまたは用いずに、粒状物質を含有する表面をクリーニング用シートと接触させ;該表面を該クリーニング用シートで拭って、上記粒状物質を堆積物にして;上記クリーニング用シートを粒状物質の上記堆積物への押しつけ(または「スタンプし」);そして、上記クリーニング用シートを粒状物質の該堆積から持ち上げるための使用説明を包含する一組の使用説明書である。好ましい一組の使用説明書はさらに、粒状物質の上記堆積物から上記クリーニング用シートを持ち上げた後に、上記クリーニング用シートを処分するための使用説明書を含む。「スタンピング」段階を実行するよう消費者に指図することにより、消費者は、彼または彼女がそうでない場合には達成し得ないクリーニング性能の改良を成し遂げ得る。典型的には「スタンピング」段階を利用することにより成し遂げられるクリーニング性能改良は、粒状化物質ピックアップのパーセンテージに関して「スタンピング」段階を利用しないクリーニング用シートの性能の少なくとも2倍である。クリーニング性能改良は、粒状化物質ピックアップのパーセンテージに関して「スタンピング」段階を用いずに成し遂げられた性能の4または6倍の高さであり得る。
【0055】
V.試験方法
A.皮膜形成および条痕形成に関する残留物試験
クリーニング用シートで拭われる表面に残存する残留物の程度は、下記の試験方法により皮膜形成および/または条痕形成に関して測定される。この試験方法は、以下の段階を実行することにより実施される:
1.可視的汚れまたは条痕がなくなるまで、市販のガラスクリーナー、例えばシンチ(Cinch)(登録商標)で、その後にイソプロパノールで透明ガラス表面の両側面を予備クリーニングする。ガラス表面を4つに分けて、およそ幅28cmx長さ18cmの4つの等試験面積を作る。
2.試験されるべき第一クリーニング用シートを8つに折り畳む。一貫した圧力および速度を用いて、全試験面積を水平に4回、垂直に7回、折り畳んだシートで試験面積を拭う。折り畳んだシートをひっくり返して、シートの未使用区分をガラス上に置き、拭う速度および圧力を一貫させながら、同一試験表面積上で水平に4回、垂直に7回を反復する。
3.ガラス表面を裏側にひっくり返す。折り畳んでないシートを1回(半分に折り畳んだままにして)、そしてそれを再び折り畳んで、シートの2つの未使用1/4部分を露呈する。同一試験面積の裏表面上で段階2を繰り返す。
4.他のガラス試験面積上でさらに3枚までのシートに関して、段階2および3を反復する。
5.暗室中で単一青色光でガラス表面を一通り調べることにより、0.125の増分を用いて、各試験面積を視覚的に0〜4スケールに等級分けする。ガラス表面の皮膜形成および/または条痕形成の量を、以下のスケールにより視覚的に等級分けする:
0=皮膜/条痕なし
1=軽度の皮膜/条痕
2=中度の皮膜/条痕
3=重度の皮膜/条痕
4=極重度の皮膜/条痕
この結果は、試験を3回繰り返した平均であり、下記の表1の「残留物等級」の項目名の欄に示される。
【0056】
B.粒状ピックアップ性能試験
以下の試験方法により、表面から粒状物質をピックアップするクリーニング用シートの能力を測定する。この試験方法は、以下の段階を実行することにより実施される:
1.家具表面に典型的に見出される粒状物質を模倣するように、汚れを調製する。この試験に用いられる汚れは、以下のものから成る:0.50gの電気掃除機の汚れ(即ち、電気掃除機袋から収集される埃)0.50gの綿埃(微細寸断セルロースおよび真空クリーニング機埃の50/50ミックスで構成される)、および0.02gのペットの毛。
2.次に、20%イソプロパノール溶液でビニル床を予備クリーニングし、ビニル床の表面を磨いて乾燥することによって、試験用に約1.5mx21mのビニル床試験表面領域を調製する。表面の乾燥後、市販のスウィファー(商標)用具および清潔なスウィファー(商標)シートで表面をクリーニングして、表面の静電荷を標準化する。
3.汚れ(上記)を、計量し、次に約1.5mx21mの試験表面領域の予備クリーニング済みビニル床の表面に、均一に分散する。
4.試験されるべきクリーニング用シートを計量し、次にモップの柄部およびパッドを用いて用具、例えばスウィファー(商標)用具に取り付ける。次にビニル床の表面を以下のパターンでクリーニングする:上下のS字パターンを用いて、床を拭う。床の幅の最初の2/3を、左前面で出発して、右2/3側面で終わるようにクリーニングする。サイクルの半分でモップヘッドを回転させて、前縁を前から後ろに変える。前縁/後縁を切り換えた後、汚れはシートから落ちる(fall off)。これが、落ちた汚れの上をモップが掛けられる場合には、上下S字パターンを継続する。表面の端に到達したら、試験表面の右後ろ角に行くまで、モップを真っ直ぐ前方に押す。モップヘッドを左に回転させて、幅木の裏全体を押し続け、後ろ1/3をクリーニングする。隅に達したら、モップヘッドを左に回して、床の長さにわたってそれを押す。表面の端に達したら、モップヘッドを右に回して、汚れ堆積物を床の中央に運ぶ。このクリーニングパターンを図示すると以下のようになる:
【0057】
【表1】

Figure 2004510455
【0058】
6.段階1および2を完了後に、モップヘッドを床から放して、注意深くそれを汚れ堆積物の上に直接載せる。中等度の圧力で、汚れ堆積物の上に押しつけ、持ち上げる。
7.化学天秤でクリーニング用シートを再計量し、シート重量を記録する。
8.次式を用いてデータを算定し、報告する:
シートピックアップ%=(最終シート重量−初期シート重量)/1.05g×100
この試験方法の結果(3回の反復の平均)を、下記の表1の「粒状物ピックアップ」の項目名の欄に示す。
以下は、本発明のクリーニング用シートの実施例であるが、これらに限定されない。
【0059】
[実施例]
以下で、本発明のクリーニング用シートを例証する。表1は、例示的クリーニング用シートに関する「皮膜形成および条痕形成に関する残留物試験」、ならびに「粒状物ピックアップ性能試験」の結果を提示する。
【0060】
実施例シートA
本実施例は、図2の略図に示したようなクリーニング用シートの製造方法を説明する。この過程中、幅210mmおよび坪量30g/mのポリプロピレン製の連続一次ウェブ310は、略図に示したように左から右に連続的に供給される。同時に、各々2〜30デニールの2,000〜100,000のポリエステル連続フィラメント315の束で構成されるトウ312は、図に示したように左から右に連続的に供給される。トウ312は、一組の延長ロール311により開かれるか、または繊維化されて、所望の幅を有する連続二次ウェブを形成し、その後、一次ウェブ310上に置かれる。一次ウェブ310および二次ウェブ312は、加熱型押し機320に送られて、そこでそれらは加熱下で一緒に圧縮され、一緒に一体的にヒートシールされ、それにより横切って延びるヒートシール線316を形成して、連続複合三次ウェブ321を形成する。ヒートシール線316は、三次ウェブの縦方向に測定して距離dだけ、一方をもう一方から間隔をあけるように、即ち三次ウェブ321の縦方向に間欠的に整列されるよう提供される。その後、二次ウェブ312は、隣接ヒートシール線316の各対に平行に、その間を延びる中線に沿って第一切断機325によって2つに切断される。次に一次ウェブ310が第二切断機326で所望の長さに切断される。このようにして、個々のクリーニング用シート1が三次ウェブ321から得られる。この過程では、個々のベースシート10は、一次ウェブ310から得られ、刷毛状フィラメント11は二次ウェブ312から得られ、刷毛状フィラメント11の個々のフィラメント15は連続フィラメント315から得られ、そして定着部分16はヒートシール線316により提供される。好ましくは、ヒートシール線316の各々は2〜10mmの幅を有し、20〜200mmの距離だけ隣接ヒートシールから離れている。刷毛状フィラメント11または二次ウェブまたはトウ312は、これらの刷毛状フィラメント11の形成前に、本過程の適切な段階で表1中に記載したような添加剤を塗られる。第二切断機326により切断される一次ウェブ310のセクションでは、隣接ヒートシール線316の各対間の距離Dは、相対的に大きい辺縁領域7を得るために距離dより長い寸法にされて、クリーニング用シート1をホルダー2上に載せ易くする。この場合、距離Dにより互いに間隔を置いた2つの隣接ヒートシール線の間に画定されるセクションは、相対的に長い刷毛状フィラメント11を必然的に提供し、これらの刷毛状フィラメント11は残りの刷毛状フィラメント11に応じた長さに切断されねばならない。図示した方法によれば、定着部分16から垂れ下がる各フィラメント15の長さは、距離dの約1/2に対応する。所望により、隣接ヒートシール線316の各対間に限定された一次ウェブ310のセクションに供給される二次ウェブ312の長さは、距離dの1/2より長いフィラメント15を得るために、距離dより長い寸法にされ得る。
この方法から得られるクリーニング用シートを、図5に示す。
【0061】
実施例シートB
本実施例は、本発明の水流絡合化クリーニング用シートを製造するためのカード処理ウェブおよびスクリム(即ちポリプロピレンフィラメントの網状構造)の組合せを説明する。間にスクリムを有する2つのカード処理ポリエステル繊維ウェブを調製する。次に2つのカード処理ウェブおよびスクリムの組合せを、開口形成ベルト(23C矩形波。Albany International, Engineered Fabrics Division, Appleton, WIから入手可能)の上部に載せて、水流絡合化し、乾燥する。絡合法は、繊維を絡み合わせ、繊維を離して動かしながらスクリムとも絡み合わさせ、2つの個別坪量領域を提供する。乾燥段階中、水流絡合化シートは、ポリエステル不織布に比してポリプロピレンスクリムが縮む結果として、「キルト化」するようになる(即ち、より大きい三次元性が達成される)。次に不織布クリーニング用シートを、表1に記載した添加剤で被覆する。
【0062】
好ましい任意段階として、絡み合った不織布シートに、例えば成形機で180℃で10秒間、さらに加熱を施し得る(この加熱は表面処理の前または後に実施され得るが、好ましくは添加剤の適用前に実行される)。これは、三次元性のさらなる強化さえも提供する。
この方法から得られるクリーニング用シートを、図7および8に図示する。
【0063】
【表2】
Figure 2004510455
クリーニング用シートの総集合体坪量。
【0064】
上記結果は、クリーニング用シートに適用される添加剤の種類およびレベルの選択が、クリーニング用シートにより拭われた表面に残存する視覚的残留物の量を最小限にしながらクリーニング用シートの粒状物ピックアップを改良するために重要であることを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱接着クリーニング用シートの第一の実施形態を示す透視図である。
【図2】図1の線III−IIIに沿って得られる断面図である。
【図3】図1により示された実施形態とは異なるクリーニング用シートの第二の実施形態を示す斜視図である。
【図4】図1により示された実施形態とは異なるクリーニング用シートの第三の実施形態を示す斜視図である。
【図5】刷毛状フィラメントを包含するクリーニング用シートの第四の実施形態を示す斜視図のデジタル写真である。
【図6】図5に示したようなクリーニング用シートの製造方法を説明する略図である。
【図7】本発明の水流絡合化クリーニング用シートの写真(倍率12倍)であり、これは高坪量連続領域および複数の低坪量個別領域を示す。
【図8】シートの坪量差の考察を促すために、図7に示した水流絡合化クリーニング用シートの平面図である。[0001]
[Technical field]
The present invention relates to a cleaning sheet particularly suitable for removing and taking in dust, lint, hair, sand, food debris, glass and the like.
[0002]
[Background of the Invention]
The use of dry dust cleaning nonwoven sheets is well known in the art. Such sheets typically utilize a composite of fibers, where the fibers are typically bonded by an adhesive, entanglement, or other force. See, for example, U.S. Patent Nos. 3,629,047 and 5,144,729. Reinforcing means have been combined with staple fibers in the form of continuous filaments or networks to provide a durable wiping sheet. See, for example, U.S. Patent Nos. 4,808,467, 3,494,821, and 4,144,370. In order to further provide a product that can withstand the rigors of the wiping process, conventional nonwoven sheets have used fibers that have been strongly bonded by one or more of the foregoing. Such cleaning sheets are described in European patent applications EP 774,229 A2 and EP 777,997 A2 which utilize continuous filaments which are bonded to a base sheet via a heat seal line. A durable material is obtained, but such a strong bond can adversely affect the material's ability to pick up and retain particulate soil. In an effort to address this problem, additives consisting of mineral oil have been applied to such cleaning sheets at relatively high levels (ie, levels greater than 5% by weight of the cleaning sheet). However, mineral oil additives, when applied to such cleaning sheets at such high levels, tend to leave unpleasant residues on surfaces that are wiped with such cleaning sheets, which is a concern for consumers. Is not acceptable.
[0003]
U.S. Patent No. 5,599,550 (Kohlruss et al., Issued February 4, 1997) describes a biodegradable wax impregnated dust cloth. However, the dust cloth disclosed by Kohlruss utilizes natural fibers and relatively high levels of wax, both of which contribute to eliminating the dust cloth's electrostatic properties.
[0004]
Therefore, a cleaning sheet that has the ability to effectively pick up and retain particulate soil while maintaining the electrostatic properties of the cleaning sheet and minimizing the amount of residue remaining on the surface wiped with such a cleaning sheet. It was the desire of those skilled in the art to develop a sheet for use. Further, it has been required to develop a cleaning method for improving the cleaning performance of the cleaning sheet.
[0005]
[Summary of the Invention]
The present invention removes and retains particulate matter such as dust, lint, hair, sand, food debris, glass, etc. from the surface while minimizing the amount of residue remaining on the surface after wiping with a cleaning sheet. To a cleaning sheet for cleaning. The cleaning sheet of the present invention was selected in its type and level to improve the cleaning sheet's ability to pick up and retain particulate matter while minimizing residue remaining on the surface. Contains additives. The additives are preferably selected from the group consisting of waxes, oils and mixtures thereof. A wax-only additive or an oil-only additive may be used, but a preferred additive is a mixture of wax and oil.
[0006]
The cleaning sheet of the present invention typically has at least about 20 g / m2. 2 , Preferably at least about 40 g / m 2 , More preferably at least about 60 g / m 2 Has a total aggregate basis weight of The total basis weight of the cleaning sheet of the present invention is typically about 275 g / m2. 2 Or less, preferably about 200 g / m 2 Or less, more preferably about 150 g / m 2 It is as follows.
[0007]
The cleaning sheet of the present invention may be formed by using a woven or non-woven process, or by a molding operation using a fusible substance laid on a formed body, especially a belt-shaped formed body, and / or a film. It can be manufactured by a molding operation that includes mechanical operations / modifications performed above. The structure can be made by any of a number of methods (e.g., spun bonding, melt blowing, resin bonding, thermal bonding, air through bonding, etc.) provided the desired characteristics are known. However, preferred structures provide non-woven fabrics, especially those that are made by hydroentanglement and / or thermal bonding, as is well known in the art, as they provide a highly desirable open structure. It is. Accordingly, a preferred cleaning sheet is a non-woven structure having the features described herein. Materials that are particularly suitable for forming the preferred nonwoven cleaning sheets of the present invention include, for example, synthetics such as polyolefins (eg, polyethylene and polypropylene), polyesters, polyamides, and blends thereof. Also useful are natural fibers, such as natural celluloses, such as cotton or blends thereof, and those obtained from various cellulosic sources such as synthetic cellulosic materials (eg, Rayon®), however, these are preferably Absent. Preferred starting materials for making the cleaning sheets of the present invention are synthetic materials which may be in the form of carding, spun bonding, melt blowing, air laid or other structures. Cleaning sheets comprising synthetic materials or fibers typically have desirable electrostatic properties, which are preferred. Particularly preferred are polyesters, especially carded polyester fibers. The degree of hydrophobicity or hydrophilicity of the fibers is optimized according to the desired purpose of the sheet with respect to the type of soil removed, the type of additive provided, the biodegradability, the availability and the combination of such requirements Is done. In general, biodegradable materials are more hydrophilic, but more effective materials tend to be hydrophobic.
[0008]
The present invention also includes a cleaning tool including the handle and the cleaning sheet of the present invention.
The present invention further relates to an improved cleaning method that includes a "stamping" step, as well as products containing informational indicators conveying such a method.
[0009]
[Detailed description of the invention]
I. Definition
As used herein, the term "comprising" means that the various components, ingredients, or processes can be used jointly in the practice of the present invention. Thus, the term "comprising" encompasses the more restrictive terms "consisting essentially of" and "consisting of."
As used herein, the term "hydroentanglement" generally refers to a layer of open fibrous material (e.g., polyester) supported on an apertured pattern member and mechanically separating individual fibers. A method of making a material that is subjected to a water pressure difference large enough to provide a fabric that is entangled. The aperture pattern member can be formed, for example, from a woven screen, a perforated metal plate, or the like.
[0010]
As used herein, the term "Z dimension" refers to a dimension orthogonal to the length and width of the cleaning sheet of the present invention or its components. The Z dimension usually corresponds to the thickness of the sheet.
As used herein, the term "XY dimension" refers to a plane perpendicular to the thickness of the cleaning sheet or its components. The X and Y dimensions, respectively, typically correspond to the length and width of the sheet or sheet component.
[0011]
As used herein, the term “layer” refers to a member or component of a cleaning sheet whose major dimension is XY, ie, along its length and width. It should be understood that the term layer is not necessarily limited to a single layer or sheet of material. Thus, a layer may comprise a laminate or combination of several sheets or webs of the required type of material. Thus, the term “layer” includes the terms “layers” and “layered”.
[0012]
For purposes of the present invention, the "top" layer of the cleaning sheet is relatively further away from the surface to be cleaned (i.e., in the tool context, relatively closer to the handle of the tool during use). Layer. The term "lower" layer refers to the layer of the cleaning sheet that is relatively closer to the surface to be cleaned (i.e., in the tool context, relatively further away from the handle of the tool during use).
[0013]
As used herein, the term "total aggregate basis weight" refers to the average basis weight of all cleaning sheets when viewed as a whole sheet.
All percentages, ratios and proportions used herein are by weight unless otherwise indicated. All references cited are incorporated herein by reference unless otherwise indicated.
[0014]
II. Cleaning sheet
The present invention includes a cleaning sheet that includes additives selected to enhance the pickup and retention of particulate matter from the surface while minimizing the amount of residue remaining on the surface being cleaned. . If the type of additive and the level of additive on the cleaning sheet are not carefully selected, the sheet will leave residue on the surface being cleaned, resulting in surface filming and streaking that is unacceptable to the consumer. .
[0015]
The cleaning sheet of the present invention typically has at least about 20 g / m2. 2 , Preferably at least about 40 g / m 2 , More preferably at least about 60 g / m 2 Has a total aggregate basis weight of The total aggregate basis weight of the cleaning sheet of the present invention is typically about 275 g / m2. 2 Or less, preferably about 200 g / m 2 Or less, more preferably about 150 g / m 2 It is as follows.
[0016]
The cleaning sheet of the invention can be carried out using a woven or non-woven process or on a forming body, in particular by a molding operation using a fusible substance laid on a belt-like forming body, and / or on a film. Can be produced by a molding operation that includes mechanical operation / modification. The structure can be made by any number of methods (e.g., spun bonding, melt blowing, resin bonding, thermal bonding, air through bonding, etc.) if the desired characteristics are known. However, preferred structures are nonwovens, particularly those formed by hydroentanglement and / or thermal bonding, as is well known in the art, to provide a highly desirable open structure. Accordingly, a preferred cleaning sheet is a nonwoven structure having the features described herein. Materials that are particularly suitable for forming the preferred nonwoven cleaning sheets of the present invention include, for example, natural cellulosic materials and synthetics, such as polyolefins (eg, polyethylene and polypropylene), polyesters, polyamides, synthetic cellulosic materials (eg, Rayon (registered trademark)) and blends thereof. Natural fibers, such as cotton or blends thereof, and those obtained from various cellulosic sources are also useful, however, they are not preferred. Preferred starting materials for the manufacture of the cleaning sheet of the present invention are synthetic materials which may be in the form of carding, spun bonding, melt blowing, air laid or other structures. Cleaning sheets comprising synthetic materials or fibers typically have desirable electrostatic properties, which are preferred. Particularly preferred are polyesters, especially carded polyester fibers. The degree of hydrophobicity or hydrophilicity of the fibers depends on the type of soil to be removed, the type of additive provided, the biodegradability, the availability and any combination of such requirements and the desired purpose of the sheet. Optimized by In general, biodegradable materials are more hydrophilic, but more effective materials tend to be hydrophobic.
[0017]
The cleaning sheet may be formed from a single fibrous layer, but is preferably a composite of at least two separate layers. As noted above, preferred cleaning sheets in the present invention include various cleaning sheet structures, such as, for example, thermal adhesive cleaning sheets and / or hydroentangled cleaning sheets.
[0018]
The cleaning sheet of the present invention contains an additive. The type and level of additive will maintain the electrostatic properties of the cleaning sheet and minimize the residue remaining on the surface that is wiped by the cleaning sheet, while effectively picking up and retaining particulate matter Is selected to be included in the cleaning sheet.
[0019]
Cleaning sheets useful in the present invention include co-pending U.S. patent application Ser. No. 09 / 082,349 (Fereshtekhhou et al., Filed May 20, 1998 (case 6664M)); No. 082,396 (Fereshtehkou et al., Filed May 20, 1998 (case 6798M)); US Pat. No. 5,525,397 (Shizuno et al., Issued June 11, 1996); European Patent Application No. 774,229A2. (Published May 21, 1997), European Patent Application No. 777,997A2 (published June 11, 1997), and JP09-224,895 (published September 2, 1997), JP09-313,416. (Released on December 9, 1997) (all of these descriptions are incorporated herein by reference. Include those described in the), but not limited thereto.
[0020]
A. Preferred thermal adhesive cleaning sheet
Preferred thermoadhesive cleaning sheets of the present invention have at least two distinct regions, preferably of different basis weights. In a preferred embodiment, the cleaning sheet of the present invention has two separate areas of different basis weights, and a first basis weight area with a relatively high basis weight and a second basis weight with a relatively low basis weight. Region. The first region of relative high basis weight is typically at least about 80 g / m 2 , Preferably at least about 130 g / m 2 , More preferably at least about 170 g / m 2 And even more preferably at least about 200 g / m 2 And typically about 300 g / m 2 Or less, preferably about 275 g / m 2 Or less, more preferably about 250 g / m 2 Below, even more preferably about 240 g / m 2 The following basis weights are shown. This first region of relative high basis weight is preferably located at the center of the cleaning sheet in the Y dimension, as shown in FIG. The first region of relatively high basis weight typically comprises at least 30%, preferably at least about 40%, more preferably at least about 45%, and even more preferably at least about 50% of the area of the cleaning sheet. Occupy. This first region of relative high basis weight is typically less than about 90%, preferably less than about 80%, more preferably less than about 70%, even more preferably less than about 60% of the area of the cleaning sheet. Also occupies: The cleaning sheet also has a second region, preferably of relatively low basis weight, which is typically divided between both sides of the sheet as shown in FIG. Is less than about 70%, preferably less than about 60%, more preferably less than about 55%, even more preferably less than about 50%, and typically at least about 10%, preferably at least about 20%, Preferably at least about 30%, and even more preferably at least about 40%. In another aspect of the invention, there is only one gross (macroscopic) basis weight region that includes a higher basis weight material.
[0021]
The cleaning sheet of the present invention preferably includes brush-like filaments as illustrated in the cleaning sheet illustrated in FIG. 5 and as illustrated in the process illustrated in FIG. The brush-like filaments are attached to a cleaning sheet to help pick up and retain particulate matter. The brush-like filaments are preferably formed from a bundle of polyester continuous filaments.
For cleaning sheets for use with the handle as described herein, areas of relatively high basis weight are preferably in a typical cleaning method by wiping the surface with a cleaning sheet. The relatively high basis weight area is placed on the sheet so that it contacts the surface to be cleaned. The region of relatively low basis weight is preferably arranged on the sheet such that the region of relatively low basis weight is engaged with the holding means / holding means arranged at the head of the handle.
[0022]
Method for producing preferred heat-adhesive cleaning sheet
A method of making a thermoadhesive cleaning sheet useful in the present invention is illustrated in FIG. During this step, a width of 210 mm and 30 g / m 2 A continuous primary web 310 made of polypropylene having a basis weight of is supplied continuously from left to right as shown schematically. At the same time, the tow 312, comprising a bundle of 2,000-100,000 polyester continuous filaments 315, each of 2-30 denier, is fed continuously from left to right as shown. The tow 312 is opened by a set of extension rolls 311 and fibrillated to form a continuous secondary web having a desired width, and then laid on the primary web 310. The primary web 310 and the secondary web 312 are sent to a heated stamper 320, where they are compressed together under heating, and along a transversely extending heat seal line 316 formed thereby, together. To form a continuous composite tertiary web 321. The heat seal lines 316 are provided to be spaced apart from each other by a distance d measured in the longitudinal direction of the tertiary web, ie, to be intermittently aligned in the longitudinal direction of the tertiary web 321. Thereafter, the secondary web 312 is cut in two by a first cutter 325, parallel to each pair of adjacent heat seal lines 316 and along a midline extending therebetween. Next, the primary web 310 is cut to a desired length by a second cutter 326. In this way, individual cleaning sheets 1 are obtained from the tertiary web 321. In this step, the individual base sheets 10 are obtained from the primary web 310, the brush-like filaments 11 are obtained from the secondary web 312, the individual filaments 15 of the brush-like filaments 11 are obtained from the continuous filaments 315, and are fixed. Portion 16 is provided by heat seal wire 316. Preferably, each of the heat seal lines 316 has a width of 2-10 mm and is spaced from adjacent heat seal lines by a distance d of 20-200 mm. Prior to formation of these brush-like filaments 11, the brush-like filaments 11 or secondary webs or tows 312 may be sprayed or rolled with additives as described herein in a suitable course of the process. Is done. In the section of the primary web 310 cut by the second cutting machine 326, the distance D between each pair of adjacent heat seal lines 316 is dimensioned to be longer than the distance d so that the cleaning sheet 1 is placed on the holder 2. A relatively large peripheral area 7 that can be easily mounted may be obtained. In this case, the section defined between two adjacent heat-sealing lines spaced apart from each other by a distance D necessarily provides a relatively long brush-like filament 11, which brush-like filament 11 remains. It must be cut to a length corresponding to the brush filament 11. According to the illustrated method, the length of each filament 15 depending from the anchoring portion 16 corresponds to about 1/2 to about 9/10 of the distance d. If desired, the length of the secondary web 312 supplied to the section of the primary web 310 defined between each pair of adjacent heat seal lines 316 may be adjusted to obtain a filament 15 that is longer than 1/2 of the distance d. It can be dimensioned to be longer than the distance d.
[0023]
In the method for producing a heat-adhesive cleaning sheet according to the present invention, the particular type of material used as the base sheet 10 and the brush-like filaments 11 is not critical as long as they can be heat-sealed to one another. However, it is generally preferred to use a thermoplastic synthetic resin as the material for these components. Further, the primary web 310 and the secondary web 312 made of thermoplastic synthetic resin may be mixed with non-heat-sealable filaments such as rayon as long as they do not exceed 20% by weight. Such non-heat-sealable filaments are embedded in and fixed to the heat-sealed material along respective heat-sealing lines 316. Further, for non-woven fabrics as the primary web 310, a continuous plastic film can be used.
[0024]
The method comprises the steps of: heat-sealable filaments and a tow or web comprising a heat-sealable base sheet are heat-sealed together, after which the tow or web is cut transversely to form a brush on said cleaning sheet. Since the filaments are formed, the density of brush-like filaments implanted on the base sheet can easily be improved by simply increasing the number of filaments making up the tow and web.
[0025]
Preferred hydroentangled sheet
Hydroentangled cleaning sheets are particularly useful in the present invention because of their ability to effectively pick up and retain particulate matter from surfaces. The hydroentangled cleaning sheet can be a woven or nonwoven fabric, however, the preferred hydroentangled sheet of the present invention is a nonwoven fabric.
[0026]
The present invention encompasses a wide variety of structures for hydroentangled cleaning sheets. The cleaning sheet may have a relatively uniform basis weight throughout the area of the sheet, or the cleaning sheet may have discrete areas of different basis weights. Further, the cleaning sheet may have a relatively flat surface, or the cleaning sheet may exhibit macroscopic three-dimensionality.
[0027]
To enhance the integrity of the hydroentangled cleaning sheet of the present invention, the fibrous material is aligned by hydroentanglement, for example, by lamination via chemical means such as heat or an adhesive. It preferably includes a polymeric net (referred to herein as a "scrim" material). Scrim materials useful herein are described in detail in U.S. Pat. No. 4,636,419, which is incorporated herein by reference. The scrim may be formed directly in an extrusion die or may be obtained from an extruded film by fiberization or by embossing and subsequent drawing or splitting. The scrim can be obtained from a polyolefin such as polyethylene or polypropylene, copolymers thereof, poly (butylene terephthalate), polyethylene terephthalate, nylon 6, nylon 66, and the like. Scrim materials are available from various commercial sources. A preferred scrim material useful in the present invention is a polypropylene scrim available from Conwed Plastics (Minneapolis, MN).
[0028]
Suitable hydroentangled cleaning sheets for the present invention include co-pending U.S. patent application Ser. No. 09 / 082,349 (Fereshtehkou et al., Filed May 20, 1998 (case 6664M)). No. 09 / 082,396 (Fereshtehkou et al., Filed May 20, 1998 (case 6798M)) and US Pat. No. 5,525,397 (Shizuno et al., Issued June 11, 1996). Things.
[0029]
i. Any weight
The hydroentanglement cleaning sheet useful in the present invention can have at least two regions distinguished by basis weight. In particular, the cleaning sheet has a weight of about 30 to about 120 g / m2. 2 (Preferably about 40 to about 100 g / m 2 , More preferably about 50 to about 90 g / m 2 And even more preferably from about 60 to about 80 g / m 2 )), And may include one or more high basis weight regions and one or more low basis weight regions, where the low basis weight region (s) has a high basis weight It has a basis weight that is no more than about 80% of the basis weight of the region (s). Preferred cleaning sheets in this regard include a continuous high basis weight area and a plurality of discontinuous areas surrounded by the continuous high basis weight area, wherein the discontinuous areas are arranged in a non-random repeating pattern. And has a basis weight of about 80% or less of the basis weight of the continuous region.
[0030]
Preferably, the low basis weight area (s) of the cleaning sheet is about 60% or less, more preferably about 40% or less, even more preferably about 20% or less of the basis weight of the high basis weight area (s). % Basis weight. The cleaning sheet preferably has a weight of about 20 to about 110 g / m2. 2 , More preferably about 40 to about 100 g / m 2 And even more preferably from about 60 to about 90 g / m 2 Of the aggregate. For the low basis weight region (s), the basis weight is preferably non-zero in such regions so that a macroscopic opening is present. This is because dirt can completely penetrate into the cleaning sheet and is not retained there. In other words, the confinement level of the sheet is not optimized in such a situation.
[0031]
In embodiments where the continuous high basis weight area surrounds the individual low basis weight areas, it is preferred that at least about 5% of the total surface area of the cleaning sheet is the low basis weight area. Even more preferably, at least about 10%, even more preferably at least about 15%, even more preferably at least about 20%, and even more preferably at least about 30% of the total surface area of the cleaning sheet is a low basis weight region. In embodiments where the individual high basis weight areas are surrounded by continuous low basis weight areas, it is preferred that at least about 5% of the total surface area of the cleaning sheet is the individual high basis weight areas. Even more preferably, at least about 10%, even more preferably at least about 15%, even more preferably at least about 20%, even more preferably at least about 30% of the total surface area of the cleaning sheet is the high basis weight area.
[0032]
In preferred embodiments having a continuous high basis weight area surrounding the individual low basis weight areas, the individual low basis weight areas may be staggered or aligned in either or both the X and Y directions. Preferably, the high basis weight, essentially continuous network forms a patterned network around the individual low basis weight regions, but as noted, smaller transition regions may be accommodated.
[0033]
There may be a small transition region having a basis weight intermediate between the basis weight of the high basis weight region (s) and the basis weight of the low basis weight region (s), which transition region is itself a It will be apparent to those skilled in the art that the area need not be significant enough to be considered as constituting a basis weight that can be distinguished from the basis weight of any adjacent region. Such transition areas are within known and inherent normal manufacturing changes in the manufacture of structures according to the present invention. Within a given area (whether high or low basis weight), if such a given area is considered to have a certain basis weight, normal and predicted basis weight fluctuations and changes occur. It will be understood that it is good. For example, at the microscopic level, if the basis weight of the gap between the fibers is measured, an apparent basis weight of zero occurs, in which case the basis weight of such a region is actually greater than zero. Again, such variations and modifications are a normal and expected result of the manufacturing process.
[0034]
FIG. 7 is a photograph of a portion of a preferred nonwoven sheet of the present invention having a continuous high basis weight area surrounding an individual low basis weight area. Although not numbered, the high basis weight continuous area looks like a bright net-like structure, and the low basis weight area is a dark individual area. FIG. 8 is a plan view of a portion of the nonwoven sheet 10 to further depict this aspect of the sheet shown in FIG. In particular, in FIG. 8, the nonwoven sheet 10 has a continuous high basis weight area 12 and individual low basis weight areas 14. In this representative illustration, any scrim material is not shown. Although the low basis weight regions 14 are illustrated as being essentially the same size and having a single well-defined shape, these regions are different to facilitate the incorporation of particles of various sizes and shapes. It may be of a size. Further, it will be appreciated that the shape of the low basis weight region 14, and thus the shape of the continuous high basis weight region 12, may vary throughout the structure.
[0035]
A basis weight difference between the high and low basis weight regions 12 and 14 of at least 20% (within the same structure 10) is considered significant and defines another region for the purposes of this disclosure. No. 5,277,761 (Phan et al.) For quantitative determination of basis weight in each of regions 12 and 14, and therefore for quantitative determination of the basis weight difference between such regions 12 and 14. , Issued January 11, 1994), which is incorporated herein by reference, may employ quantitative methods such as soft X-ray image analysis as disclosed. This method is also applicable where high and low basis weight areas are not aligned in a continuous / separate pattern.
[0036]
The relative areas of the low basis weight region and the high basis weight region are described in co-pending U.S. patent application Ser. No. 09 / 082,349 (Fereshtehkhou et al., Filed May 20, 1998 (case no. 6664M)). , Quantitatively measured using image analysis techniques as described in US Pat.
[0037]
ii. Arbitrary macroscopic three-dimensionality
In one embodiment, the cleaning sheet is also visually three-dimensional. These sheets are preferably of a relatively open construction, for example as compared to paper towels. In one such preferred embodiment, the macroscopic three-dimensional cleaning sheet has a first surface and a second surface and includes a scrim or other contractile material. In one such preferred embodiment, the cleaning sheet has a first outer surface and a second outer surface and includes a shrinkable (preferably scrim) material, wherein the average of at least one outer surface is The vertex-to-vertex distance is preferably at least about 1 mm, and the surface (s) of the surface (s) is preferably from about 0.01 to about 5. Methods for measuring average vertex-to-vertex distance and average height difference are described in co-pending U.S. patent application Ser. Are hereby incorporated by reference).
[0038]
Regardless of the shape of the cleaning sheet, the average vertex-vertex distance of the at least one outer surface is preferably at least about 1 mm, more preferably at least about 2 mm, and even more preferably at least about 3 mm. In one embodiment, the average vertex-vertex distance is about 1 to about 20 mm, especially about 3 to about 16 mm, and more particularly about 4 to about 12 mm. The surface topography index of the at least one outer surface is preferably from about 0.01 to about 10, preferably from about 0.1 to about 5, more preferably from about 0.2 to about 3, and even more preferably from about 0.1 to about 3. 3 to about 2. The at least one exterior surface preferably has an average height difference of at least about 0.5 mm, more preferably at least about 1 mm, and even more preferably at least about 1.5 mm. The average height difference of the at least one outer surface is typically from about 0.5 to about 6 mm, more typically from about 1 to about 3 mm.
C. Other cleaning sheets
Other cleaning sheets useful in the present invention include spun bonded, melt blown and air laid.
[0039]
D. Additive
The cleaning performance of any of the cleaning sheets of the present invention can be improved by treating the sheet fibers with any of a variety of additives (including surfactants or lubricants) that enhance the adhesion of dirt to the sheet, especially at the surface. Processing can further enhance. When utilized, such additives are added to the cleaning sheet at a level sufficient to enhance the sheet's ability to deposit dirt. However, the level and type of additive must be selected to minimize the amount of residue remaining on the surface cleaned by the cleaning sheet. Such additives are preferably at least about 0.01% by weight, more preferably at least about 0.1% by weight, more preferably at least about 0.5% by weight, even more preferably at least about 1% by weight, even more so. Preferably applied to the cleaning sheet at an additional level of at least about 3% by weight, even more preferably at least about 4% by weight. Typically, the level of addition is from about 0.1 to about 25%, more preferably from about 0.5 to about 20%, more preferably from about 1 to about 15%, even more preferably from about 0.1 to about 25% by weight of the dry cleaning sheet. About 2 to about 10%, even more preferably about 4 to 8%, and most preferably about 4 to 6%. The level and type of additive must be carefully selected to minimize residues left on surfaces wiped with the cleaning sheet of the present invention and leave a visually acceptable surface for the consumer.
[0040]
Preferred additives are waxes or mixtures of oils such as mineral oils and waxes. Suitable waxes include various types of hydrocarbons, as well as esters of certain fatty acids (eg, saturated triglycerides) and fatty alcohols. They can be obtained from natural sources (ie, animals, plants or minerals) or can be synthetic. Mixtures of these various waxes can also be used. Some representative animal and vegetable waxes that can be used in the present invention include beeswax, carnauba wax, spermaceti, lanolin, shellac wax, candelilla wax, and the like. Representative waxes from mineral sources that can be used in the present invention include petroleum based waxes such as paraffin, petrolatum and microcrystalline wax, and fossil or ground waxes such as white ceresin wax, yellow ceresin wax, white ozokerite wax And the like. Representative synthetic waxes that can be used in the present invention include ethylene-based polymers, such as polyethylene wax, chlorinated naphthalenes, such as "Halowax," which is a hydrocarbon-type wax manufactured by Fischer-Tropsch synthesis. Other preferred additives are provided as a mixture of a wax and an oil, such as petrolatum. Such additives may be used on their own or in combination with other waxes and oils.
[0041]
Preferred additives are waxes and mineral oils, as they enhance the cleaning sheet's ability to pick up and retain particulate matter from the surface while minimizing the amount of residue remaining on the surface that is wiped with the cleaning sheet Is a mixture of If a mixture of inorganic oil and wax is utilized, the component is preferably oil to wax, from about 1:99 to about 7: 3, more preferably from about 1:99 to about 3: 2, and even more preferably about 1: 99 to about 3: 2. It is mixed in a weight ratio of 1:99 to about 2: 3. In a particularly preferred embodiment, the oil to wax ratio is about a 1: 1 weight ratio and the additives are applied at an additional level of about 5% by weight. A preferred mixture is a 1: 1 mixture of mineral oil and paraffin wax.
[0042]
Wax alone, for example paraffin wax, can be utilized as an additive to the cleaning sheet of the present invention. If wax is the only additive, the cleaning sheet is preferably composed of synthetic fibers so that the cleaning sheet can still maintain electrostatic properties and provide enhanced particulate pickup and retention. In any case, if the cleaning sheet comprises natural and / or synthetic fibers, the additive consisting essentially of wax will typically comprise no more than about 4%, preferably about 3%, by weight of the cleaning sheet. Below, more preferably at an additional level of about 2% or less, even more preferably about 1% or less, applied to the cleaning sheet of the present invention. If the wax additive is applied to the cleaning sheet at higher levels, these levels are preferred because the electrostatic properties of the sheet are typically reduced, thus reducing the overall cleaning performance of the sheet.
[0043]
Mineral oil alone can also be utilized as an additive to the cleaning sheet of the present invention. However, when only mineral oil is used, it is necessary to use a relatively low additional level to minimize the residue remaining on the surface wiped with the cleaning sheet and leave a visually acceptable surface for the consumer. Must. Additives consisting essentially of mineral oil typically comprise no more than about 4%, preferably no more than about 3%, more preferably no more than about 2%, and even more preferably no more than about 1% of the weight of the cleaning sheet. The level is applied to the cleaning sheet of the present invention.
[0044]
These low levels are particularly desirable when the additives are applied to at least one discrete continuous area of the sheet at an effective level and preferably in a substantially uniform manner. The preferred low level use of additives, especially to improve the adhesion of soil to the sheet, provides surprisingly good cleaning, dust control in the air, a favorable consumer impression, especially a tactile impression, and furthermore, a perfume, It may provide a means for incorporating and contacting pest control ingredients, antimicrobial agents such as fungicides, and a host of a number of other beneficial ingredients, especially those that are soluble or dispersible in the additive. These advantages are given by way of example only. Low levels of additives are particularly desirable if the additives can leave a visual residue on the treated surface. As a result, the level and type of additive selected will typically reduce the particulate pick-up and retention characteristics of the cleaning sheet while minimizing the amount of residue remaining on the surface wiped with the cleaning sheet. It is important to strengthen.
[0045]
The application means for these additives preferably applies at least a substantial amount of the additive at a point on the sheet that is "inside" the sheet structure. The amount of additive that comes into contact with the skin and / or surface to be treated and / or the package will otherwise cause damage or other substances that interfere with the function of the surface will only cause limited side effects It is a particular advantage of the three-dimensional structure and / or multiple basis weight that it produces no or no side effects. The presence of the additives inside the structure is very beneficial in that dirt adhering to the inside of the structure is not likely to be removed much by subsequent wiping operations.
[0046]
Preferably, the additives do not significantly reduce the electrostatic properties of the cleaning sheet. The cleaning sheet of the present invention preferably has an electrostatic property in order to promote the pick-up and holding of particulate matter, especially fine dust particulate matter.
The additive can be applied to the cleaning sheet of the present invention by various application methods. Such methods include manual rolling, mechanical rolling, slotting, ultrasonic spraying, pressurized spraying, pump spraying, dipping, and the like. A preferred method of applying the additive to the cleaning sheet is by ultrasonic spraying. The additives are preferably sprayed uniformly onto the cleaning sheet.
[0047]
Another preferred method of applying the additive to the cleaning sheet is by mechanical rolling. During the manufacturing process of the cleaning sheet, the sheet is fed through a set of rollers coated with the applied additives. The roller may be coated with the additive by rotating in a shallow bath or sump containing the additive. As the sheet is fed through the roller, the additives are transferred from the roller to the cleaning sheet. If the additive is a mixture of wax and mineral oil, especially where the ratio of wax to mineral oil is 1: 1, a shallow tank or sump containing the additive is preferably used to maintain the additive in a fluid state. Is heated to a temperature of about 32C to about 98C, preferably about 40C to about 65C. In such a situation, the rollers are preferably also heated to a temperature similar to that of the thermal additive in the fluid state. Typically, the temperature of the additive mix and the rollers is maintained at least about 5C to about 10C above the melting point of the additive mixture.
For small-scale production of the cleaning sheet of the present invention, the additive can also be applied to the cleaning sheet by manual rolling, which employs a hand-held roller and coats the roller with the additive. And rotating the roller over the entire surface of the cleaning sheet.
[0048]
III. Cleaning tools
In another embodiment, the present invention relates to a cleaning implement including the cleaning sheet described above. In one aspect, the cleaning implement comprises:
a. Handle, and
b. Detachable cleaning sheet containing an additive as described herein above
Is included.
As mentioned above, in this aspect of the invention, the cleaning sheet of the cleaning implement may have a continuous area surrounding individual areas that differ in terms of basis weight. Preferred is when the continuous area has a relatively higher basis weight than the individual areas. The sheet aspect of the device may also exhibit macroscopic three-dimensionality.
The tool of the present invention and a separate cleaning sheet of the present invention are compatible with all hard surface supports such as wood, vinyl, linoleum, wax-free floors, ceramic, Formica, porcelain and the like. Designed as
[0049]
The handle of the cleaning implement includes any extendable, durable material that can provide ergonomically practical cleaning. The length of the handle is dictated by the end use of the device.
The handle preferably includes at one end a support head to which the cleaning sheet can be releasably attached. To facilitate ease of use, the support head may be rotatably mounted on the handle using a known joining assembly. As long as the cleaning sheet remains applied during the cleaning process, any suitable means for attaching the cleaning sheet to the support head may be utilized. Examples of suitable fastening means include clamps, hooks and loops (eg, Velcro®), and the like. In a preferred embodiment, the support head may include means for gripping the sheet on its upper surface such that the sheet remains mechanically attached to the head during the harsh cleaning task. However, the gripping means easily releases the sheet for convenient removal and disposable.
The cleaning sheet useful for the cleaning tool of the present invention is as described above.
[0050]
IV. Usage and products
The present invention further encompasses a method of cleaning a surface using a cleaning sheet with or without the additives described herein. A method of cleaning a surface generally involves contacting a cleaning sheet as described herein with the surface. The surface is usually contacted by wiping the surface with a cleaning sheet (wiping). Wiping may be performed using an action of wiping the surface to be cleaned back and forth, or as described in It can be performed with an S-shaped pattern as shown in section B. The cleaning sheet may be applied using human hands (preferably for dust removal by hand) or using a handle such as the cleaning tools described herein (preferably floor cleaning or access). Difficult surfaces, such as for cleaning ceilings and walls, can be wiped. Such a method effectively removes dust / particulate matter from the surface.
[0051]
Large particulate matter, such as breadcrumbs, sand, pebbles, glass, etc., tends to be more difficult to pick up and remove from surfaces including floors such as vinyl, linoleum, hardwood, ceramics, and the like. The cleaning sheets herein are effective in removing large particulate matter from surfaces, but their effectiveness can be improved by using a "stamping" step in the cleaning method. Since the cleaning sheet is wiped with the surface to be cleaned, particulate matter not collected by the cleaning sheet can be deposited. The cleaning sheet is then lifted off the surface and pressed against the particulate matter deposit (ie, a "stamping" step). Pressure is applied to the cleaning sheet as it is pressed against the sediment to at least partially embed the particulate matter in the cleaning sheet. Preferably, the pressure applied to the cleaning sheet is due to: the weight of the cleaning sheet and / or the tool itself; the application of hand pressure to the cleaning sheet and / or the tool; Stepping down on the cleaning sheet and / or the tool by the user. The amount of pressure applied is preferably about 1.5 g / cm 2 ~ 200g / cm 2 , More preferably about 5 g / cm 2 ~ About 170g / cm 2 , More preferably about 7 g / cm 2 ~ About 75g / cm 2 , More preferably about 10 g / cm 2 ~ 20g / cm 2 Range. After the "stamping" step, the cleaning sheet is then lifted from the particulate matter deposit. This "stamping" step improves the effective removal of large particulate matter from surfaces using the methods described herein. The "stamping" step can be more effective when the cleaning sheet includes additives as described herein.
[0052]
It is important to teach the cleaning sheet consumer to utilize a "stamping" step in such a cleaning method in order for the consumer to experience improved cleaning performance of the cleaning sheet. As such, the present invention further includes a cleaning sheet packaged in a container and an informational indicator associated with the container and / or cleaning sheet to convey the benefits and methods of use to the consumer. About the product. As used herein, the phrase "related" means that the instructions for use are printed directly on the container itself, or in a brochure, printed advertisement, to communicate the instructions to the consumer of the product. It is meant to be presented in different ways, including but not limited to electronic advertising and / or spoken communication.
[0053]
Suitable containers for the products of the present invention include plastic flow wrap pouches, non-resealable flexible pouches with slit-like openings, paperboard cartons, cardboard cartons, and the like. Preferably, the container is made of co-pending US patent application Ser. No. 09 / 374,715 (Hardy, filed August 13, 1999 (P & G case number 7717)), the disclosure of which is incorporated herein by reference. Paperboard or cardboard carton as described in U.S. Pat.
[0054]
The informational label associated with the container and / or cleaning sheet may include a set of verbal instructions that convey the benefits of the methods herein and steps for performing the methods herein. (Eg, an icon or a logo). Preferably, the information labeling comprises contacting the surface containing the particulate material with a cleaning sheet, with or without additives as described herein; wiping the surface with the cleaning sheet. Instructions for pressing (or "stamping") the cleaning sheet against the sediment of the particulate material; and lifting the cleaning sheet from the sediment of the particulate material. Is a set of instructions for use. A preferred set of instructions further includes instructions for disposing of the cleaning sheet after lifting the cleaning sheet from the deposit of particulate matter. By directing the consumer to perform a "stamping" step, the consumer may achieve an improvement in cleaning performance that he or she would otherwise not be able to achieve. The cleaning performance improvement typically achieved by utilizing the "stamping" step is at least twice the performance of the cleaning sheet without the "stamping" step in terms of the percentage of granulated material pickup. The cleaning performance improvement can be as high as four or six times the performance achieved without the "stamping" step in terms of the percentage of granulated material pickup.
[0055]
V. Test method
A. Residue testing for film and streak formation
The extent of residue remaining on the surface to be wiped with the cleaning sheet is measured for film formation and / or streak formation by the following test method. This test method is performed by performing the following steps:
1. Pre-clean both sides of the clear glass surface with a commercially available glass cleaner, such as Cinch®, followed by isopropanol until there is no visible stain or streaks. Divide the glass surface into four to make four equal test areas approximately 28 cm wide by 18 cm long.
2. Fold the first cleaning sheet to be tested into eight. Using consistent pressure and speed, wipe the test area with the folded sheet four times horizontally and seven times vertically. The folded sheet is turned over and the unused section of the sheet is placed on the glass and repeated four times horizontally and seven times vertically on the same test surface area, consistent with wiping speed and pressure.
3. Turn the glass surface upside down. Unfold the sheet once (leaving it folded in half) and refold it to reveal the two unused quarters of the sheet. Step 2 is repeated on the back surface of the same test area.
4. Steps 2 and 3 are repeated for up to three more sheets on the other glass test area.
5. Each test area is visually graded on a 0-4 scale using 0.125 increments by scanning the glass surface with a single blue light in the dark. The amount of film formation and / or streak formation on the glass surface is visually graded according to the following scale:
0 = No film / streak
1 = Mild film / streak
2 = Medium film / streak
3 = Severe film / streak
4 = Extremely heavy film / streak
The result is an average of three times of the test and is shown in the column of "Residue Grade" in Table 1 below.
[0056]
B. Granular pickup performance test
The following test method measures the ability of the cleaning sheet to pick up particulate matter from the surface. This test method is performed by performing the following steps:
1. Soil is prepared to mimic the particulate material typically found on furniture surfaces. The soil used in this test consisted of the following: 0.50 g of vacuum cleaner soil (ie dust collected from the vacuum cleaner bag) 0.50 g of cotton dust (microshred cellulose and vacuum cleaner) Consisting of a 50/50 mix of dust), and 0.02 g of pet hair.
2. Next, a vinyl floor test surface area of about 1.5 mx 21 m is prepared for testing by pre-cleaning the vinyl floor with a 20% isopropanol solution and polishing and drying the vinyl floor surface. After drying the surface, the surface is cleaned with a commercial Swifer ™ tool and a clean Swifer ™ sheet to normalize the surface electrostatic charge.
3. The soil (described above) is weighed and then evenly distributed on the surface of the pre-cleaned vinyl floor in a test surface area of about 1.5mx21m.
4. The cleaning sheet to be tested is weighed and then attached to a tool, such as a Swifer ™ tool, using the handle and pad of the mop. The surface of the vinyl floor is then cleaned with the following pattern: The floor is wiped using an upper and lower S-shaped pattern. Clean the first two thirds of the floor width starting at the left front and ending at the right two third sides. Rotate the mop head in half the cycle to change the leading edge from front to back. After switching between the leading and trailing edges, the dirt falls off the sheet. When the mop is applied to the fallen dirt, the upper and lower S-shaped pattern is continued. When the edge of the surface is reached, push the mop straight forward until it reaches the right rear corner of the test surface. Rotate the mop head to the left and keep pushing the entire back of the baseboard to clean the back third. When you reach the corner, turn the mop head to the left and push it over the length of the floor. When the edge of the surface is reached, turn the mop head to the right to carry the dirt deposits to the center of the floor. This cleaning pattern is illustrated as follows:
[0057]
[Table 1]
Figure 2004510455
[0058]
6. After completing steps 1 and 2, release the mop head from the floor and carefully place it directly on the soil deposit. Press and lift on soil deposits at moderate pressure.
7. Re-weigh the cleaning sheet with an analytical balance and record the sheet weight.
8. Calculate and report data using the following formula:
Sheet pickup% = (final sheet weight−initial sheet weight) /1.05 g × 100
The results of this test method (average of three repetitions) are shown in the column of "Particle Pickup" in Table 1 below.
The following are examples of the cleaning sheet of the present invention, but are not limited thereto.
[0059]
[Example]
Hereinafter, the cleaning sheet of the present invention will be exemplified. Table 1 presents the results of the "residue test for film formation and streaking", and the "particulate pick-up performance test" for an exemplary cleaning sheet.
[0060]
Example sheet A
Example 2 This example describes a method of manufacturing a cleaning sheet as shown in the schematic diagram of FIG. During this process, width 210 mm and basis weight 30 g / m 2 The continuous primary web 310 made of polypropylene is continuously supplied from left to right as shown in the schematic diagram. At the same time, tow 312, consisting of a bundle of 2,000-100,000 polyester continuous filaments 315, each of 2-30 denier, is fed continuously from left to right as shown. The tow 312 is opened or fiberized by a set of extension rolls 311 to form a continuous secondary web having a desired width and then laid on the primary web 310. The primary web 310 and the secondary web 312 are sent to a heated embosser 320, where they are compressed together under heat and heat sealed together, thereby forming a heat seal line 316 extending across. Forming to form a continuous composite tertiary web 321. Heat seal lines 316 are provided so that one is spaced from the other by a distance d measured in the longitudinal direction of the tertiary web, ie, intermittently aligned in the longitudinal direction of the tertiary web 321. The secondary web 312 is then cut in two by a first cutter 325 along a midline extending between and parallel to each pair of adjacent heat seal lines 316. Next, the primary web 310 is cut to a desired length by the second cutting machine 326. In this way, individual cleaning sheets 1 are obtained from the tertiary web 321. In this process, the individual base sheets 10 are obtained from the primary web 310, the brush-like filaments 11 are obtained from the secondary web 312, the individual filaments 15 of the brush-like filaments 11 are obtained from the continuous filaments 315, and are fixed. Portion 16 is provided by heat seal wire 316. Preferably, each of the heat seal lines 316 has a width of 2-10 mm and is separated from adjacent heat seals by a distance of 20-200 mm. Prior to formation of these brush-like filaments 11, the brush-like filaments 11 or secondary webs or tows 312 are coated with additives as described in Table 1 at the appropriate stage of the process. In the section of the primary web 310 cut by the second cutting machine 326, the distance D between each pair of adjacent heat seal lines 316 is dimensioned to be greater than the distance d to obtain a relatively large marginal area 7. This makes it easier to place the cleaning sheet 1 on the holder 2. In this case, the section defined between two adjacent heat seal lines spaced apart from each other by a distance D necessarily provides a relatively long brush-like filament 11, which brush-like filament 11 remains. It must be cut to a length corresponding to the brush-like filament 11. According to the method shown, the length of each filament 15 depending from the anchoring portion 16 corresponds to about 1/2 of the distance d. If desired, the length of the secondary web 312 supplied to the section of the primary web 310 defined between each pair of adjacent heat seal lines 316 may be increased by a distance of It can be dimensioned longer than d.
FIG. 5 shows a cleaning sheet obtained by this method.
[0061]
Example sheet B
This example illustrates the combination of a carded web and a scrim (ie, a network of polypropylene filaments) to produce the hydroentangled cleaning sheet of the present invention. Prepare two carded polyester fiber webs with a scrim in between. The combination of the two carded webs and scrim is then placed on top of an aperture forming belt (23C square wave; available from Albany International, Engineered Fabrics Division, Appleton, WI), hydroentangled and dried. The entanglement method entangles the fibers and entangles them with the scrim while moving the fibers apart, providing two distinct basis weight regions. During the drying stage, the hydroentangled sheet becomes “quilted” (ie, greater three-dimensionality is achieved) as a result of the shrinking of the polypropylene scrim relative to the polyester nonwoven. Next, the nonwoven fabric cleaning sheet is coated with the additives described in Table 1.
[0062]
As a preferred optional step, the entangled nonwoven sheet may be further heated, for example, at 180 ° C. for 10 seconds on a molding machine (this heating may be performed before or after the surface treatment, but is preferably performed before application of the additives. Is done). This provides even further enhancement of three-dimensionality.
The cleaning sheet obtained from this method is illustrated in FIGS.
[0063]
[Table 2]
Figure 2004510455
1 The total weight of the cleaning sheet aggregate.
[0064]
The above results show that the selection of the type and level of additive applied to the cleaning sheet minimizes the amount of visual residue remaining on the surface wiped by the cleaning sheet while the particulate pick-up of the cleaning sheet. It is important to improve.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment of a thermal adhesive cleaning sheet of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view taken along the line III-III in FIG. 1;
FIG. 3 is a perspective view showing a second embodiment of a cleaning sheet different from the embodiment shown in FIG. 1;
FIG. 4 is a perspective view showing a third embodiment of a cleaning sheet different from the embodiment shown in FIG. 1;
FIG. 5 is a digital photograph of a perspective view showing a fourth embodiment of a cleaning sheet including brush-like filaments.
FIG. 6 is a schematic diagram illustrating a method for manufacturing a cleaning sheet as shown in FIG.
FIG. 7 is a photograph (12 × magnification) of the hydroentanglement cleaning sheet of the present invention, showing a high basis weight continuous area and a plurality of low basis weight individual areas.
FIG. 8 is a plan view of the hydroentangled cleaning sheet shown in FIG. 7 to facilitate consideration of the difference in basis weight of the sheet.

Claims (20)

蝋、好ましくはパラフィン蝋、微晶質蝋、ペトロラタムおよびそれらの混合物から成る群から選択される蝋と、油、好ましくは鉱油と、を含有する添加剤を含むことを特徴とするクリーニング用シートであって、少なくとも120g/mの総集合体坪量を有するクリーニング用シート。A cleaning sheet comprising an additive containing a wax, preferably a wax selected from the group consisting of paraffin wax, microcrystalline wax, petrolatum and mixtures thereof, and an oil, preferably a mineral oil. And a cleaning sheet having a total aggregate basis weight of at least 120 g / m 2 . 前記添加剤は前記クリーニング用シートの重量の0.01%〜25%のレベルで前記クリーニング用シートに適用される請求項1記載のクリーニング用シート。The cleaning sheet according to claim 1, wherein the additive is applied to the cleaning sheet at a level of 0.01% to 25% of the weight of the cleaning sheet. 前記添加剤は1:99〜7:3の前記油対前記蝋比を含有する請求項2記載のクリーニング用シート。3. The cleaning sheet according to claim 2, wherein said additive contains said oil to said wax ratio of 1:99 to 7: 3. 前記クリーニング用シートの重量の4%以下、好ましくは3%以下の、油を含有する添加剤を含むことを特徴とするクリーニング用シートであって、20g/m〜275g/m、好ましくは30g/m〜150g/mの総集合体坪量を有するクリーニング用シート。A cleaning sheet containing an oil-containing additive in an amount of 4% or less, preferably 3% or less of the weight of the cleaning sheet, wherein the cleaning sheet has an amount of 20 g / m 2 to 275 g / m 2 , preferably cleaning sheet having a total aggregate basis weight of 30g / m 2 ~150g / m 2 . 異なる坪量の少なくとも2つの別領域を包含し、第1の坪量領域が80g/m〜300g/mの坪量を有し、第2の坪量領域が30g/m〜130g/mの坪量を有する、請求項4記載のクリーニング用シート。It includes at least two separate regions of different basis weights, the first basis weight region has a basis weight of 80 g / m 2 to 300 g / m 2, a second basis weight regions 30g / m~130g / m The cleaning sheet according to claim 4, having a basis weight of 2 . 前記第1の坪量領域は、前記クリーニング用シートの少なくとも片側に取り付けられた複数の刷毛状フィラメントを包含する請求項5記載のクリーニング用シート。The cleaning sheet according to claim 5, wherein the first basis weight area includes a plurality of brush-like filaments attached to at least one side of the cleaning sheet. 30g/m〜120g/mの坪量を有する高坪量連続領域、および前記の高坪量連続領域に取り囲まれた複数の別個の低坪量不連続領域を包含し、前記低坪量不連続領域は非無作為反復パターンで配置され、前記高坪量連続領域の前記坪量の80%以下の坪量を有する、請求項4記載のクリーニング用シート。It includes a plurality of discrete low basis weight discrete regions surrounded high basis weight continuous region having a basis weight of 30g / m 2 ~120g / m 2 , and the high basis weight continuous region of the low basis weight The cleaning sheet according to claim 4, wherein the discontinuous areas are arranged in a non-random repeating pattern, and have a basis weight of 80% or less of the basis weight of the high basis weight continuous area. 以下の:
(a)異なる坪量の少なくとも2つの別領域であって、第1の坪量領域が80g/m〜300g/mの坪量を有し、第2の坪量領域が30g/m〜130g/mの坪量を有する領域と、
(b)前記クリーニング用シートの重量の0.01%〜25%、好ましくは5%以下のレベルの、蝋、好ましくはパラフィン蝋、微晶質蝋、ペトロラタムおよびそれらの混合物から成る群から選択される蝋並びに、油、好ましくは鉱油を含有する添加剤と、
を含むことを特徴とする該クリーニング用シートであって、60g/m〜275g/mの総集合体坪量を有するクリーニング用シート。
below:
(A) at least two separate regions of different basis weights, the first basis weight region has a basis weight of 80 g / m 2 to 300 g / m 2, a second basis weight regions 30 g / m to An area having a basis weight of 130 g / m 2 ;
(B) selected from the group consisting of waxes, preferably paraffin waxes, microcrystalline waxes, petrolatum, and mixtures thereof, at a level of 0.01% to 25%, preferably 5% or less, by weight of the cleaning sheet. Wax, and additives containing oils, preferably mineral oils;
A said cleaning sheet comprising a cleaning sheet having a total aggregate basis weight of 60g / m 2 ~275g / m 2 .
前記クリーニング用シートの少なくとも片側に取り付けられた複数の刷毛状フィラメントをさらに包含する請求項8記載のクリーニング用シート。9. The cleaning sheet according to claim 8, further comprising a plurality of brush-like filaments attached to at least one side of the cleaning sheet. 前記添加剤は1:99〜7:3、好ましくは1:1の前記油対前記蝋比を含有する請求項9記載のクリーニング用シート。The cleaning sheet according to claim 9, wherein the additive comprises the oil to the wax ratio of 1:99 to 7: 3, preferably 1: 1. クリーニング用シートの重量の15%以下の、蝋、好ましくはパラフィン蝋、微晶質蝋、ペトロラタムおよびそれらの混合物から成る群から選択される蝋を含有する添加剤を含むことを特徴とするクリーニング用シートであって、20g/m〜275g/mの総集合体坪量を有するクリーニング用シート。Cleaning agent characterized by comprising an additive containing up to 15% by weight of the cleaning sheet of a wax, preferably a wax selected from the group consisting of paraffin wax, microcrystalline wax, petrolatum and mixtures thereof. a sheet, a cleaning sheet having a total aggregate basis weight of 20g / m 2 ~275g / m 2 . 合成繊維を含む請求項11記載のクリーニング用シート。The cleaning sheet according to claim 11, comprising a synthetic fiber. 以下の:
(a)ベースシートと、
(b)前記ベースシートに取り付けられた複数の刷毛状フィラメントと、
(c)蝋、好ましくはパラフィン蝋並びに、油、好ましくは鉱油を含有する添加剤であって、クリーニング用シートの重量の15%以下のレベルで前記クリーニング用シートに適用される添加剤と、
を包含することを特徴とするクリーニング用シートであって、60g/m〜275g/mの総集合体坪量を有するクリーニング用シート。
below:
(A) a base sheet;
(B) a plurality of brush-like filaments attached to the base sheet;
(C) an additive comprising a wax, preferably a paraffin wax, and an oil, preferably a mineral oil, wherein the additive is applied to the cleaning sheet at a level of 15% or less by weight of the cleaning sheet;
A cleaning sheet characterized in that it comprises a cleaning sheet having a total aggregate basis weight of 60g / m 2 ~275g / m 2 .
前記添加剤は1:99〜7:3、好ましくは1:1の前記油対前記蝋比を含有する請求項13記載のクリーニング用シート。14. The cleaning sheet according to claim 13, wherein the additive contains the oil to the wax ratio of 1:99 to 7: 3, preferably 1: 1. ベースシート、該ベースシートの少なくとも片側に取り付けられた複数の刷毛状のフィラメントおよび添加剤を含むクリーニング用シートの製造方法であって、以下の:
(a)ヒートシール可能物質を包含する前記ベースシート用一次ウェブを連続的に供給する過程と、
(b)ヒートシール可能連続フィラメントを包含する二次ウェブを、その縦方向に連続的に前記一次ウェブ上に供給する過程と、
(c)前記一次および二次ウェブを一体的に包含する連続複合三次ウェブを得るように、前記一次および二次ウェブを横方向に延び、そして前記一次および二次ウェブの縦方向に断続的に整列されたヒートシール線を前記一次および二次ウェブに提供する過程と、
(d)隣接切断線の各対間の長さの半分に対応する前記二次ウェブの長さが前記刷毛状フィラメントを画定するように、隣接ヒートシール線の各対に平行にそして、その間に延びる中線に沿って前記二次ウェブをその横断方向に切断し、
(e)好ましくは蝋および油を含有する添加剤を前記一次および/または二次ウェブ上に、好ましくは前記一次および二次ウェブの重量の15%以下のレベルで、噴霧またはロール塗りする過程と、
(f)前記一次ウェブを所望の長さに切断して、前記クリーニング用シートを得る過程と、
を包含することを特徴とする方法。
A method for producing a cleaning sheet comprising a base sheet, a plurality of brush-like filaments attached to at least one side of the base sheet and an additive, comprising:
(A) continuously supplying the base sheet primary web containing a heat-sealable substance;
(B) providing a secondary web comprising heat-sealable continuous filaments on the primary web continuously in the machine direction;
(C) extending the primary and secondary webs laterally to obtain a continuous composite tertiary web that integrally includes the primary and secondary webs, and intermittently in the longitudinal direction of the primary and secondary webs. Providing an aligned heat seal line to the primary and secondary webs;
(D) parallel to and between each pair of adjacent heat seal lines such that the length of the secondary web corresponding to half the length between each pair of adjacent cut lines defines the brush-like filaments; Cutting the secondary web transversely along an extending midline;
(E) spraying or rolling an additive, preferably containing wax and oil, onto said primary and / or secondary web, preferably at a level of not more than 15% by weight of said primary and secondary web; ,
(F) cutting the primary web to a desired length to obtain the cleaning sheet;
A method comprising:
前記添加剤は音波噴霧により前記一次および二次ウェブ上に噴霧される請求項15の方法。16. The method of claim 15, wherein said additive is sprayed onto said primary and secondary webs by sonic spraying. 請求項15記載の方法により製造されるクリーニング用シート。A cleaning sheet manufactured by the method according to claim 15. ベースシート、該ベースシートの少なくとも片側に取り付けられた複数の刷毛状のフィラメントおよび添加剤を含むクリーニング用シートの製造方法であって、以下の:
(a)ヒートシール可能物質を包含する前記ベースシート用一次ウェブを連続的に供給する過程と、
(b)ヒートシール可能連続フィラメントを包含する二次ウェブをその縦方向に連続的に前記一次ウェブ上に供給する過程と、
(c)前記一次および二次ウェブを一体的に包含する連続複合三次ウェブを得るように、前記一次および二次ウェブを横方向に延び、そして前記一次および二次ウェブの縦方向に断続的に整列されたヒートシール線を、前記一次および二次ウェブに提供する過程と、
(d)隣接切断線の各対間の長さの半分に対応する前記二次ウェブの長さが前記刷毛状フィラメントを画定するように、隣接ヒートシール線の各対に平行にそして、その間に延びる中線に沿って前記二次ウェブをその横断方向に切断する過程と、
(e)前記一次および二次ウェブを、添加剤の溶液または分散液中に浸漬した後、乾燥する過程と、
(f)前記一次ウェブを所望の長さに切断して、前記クリーニング用シートを得る過程と、
を包含する方法。
A method for producing a cleaning sheet comprising a base sheet, a plurality of brush-like filaments attached to at least one side of the base sheet and an additive, comprising:
(A) continuously supplying the base sheet primary web containing a heat-sealable substance;
(B) providing a secondary web comprising heat-sealable continuous filaments on the primary web continuously in its longitudinal direction;
(C) extending the primary and secondary webs laterally to obtain a continuous composite tertiary web that integrally includes the primary and secondary webs, and intermittently in the longitudinal direction of the primary and secondary webs. Providing an aligned heat seal line to the primary and secondary webs;
(D) parallel to and between each pair of adjacent heat seal lines such that the length of the secondary web corresponding to half the length between each pair of adjacent cut lines defines the brush-like filaments; Cutting the secondary web transversely along an extending midline;
(E) dipping the primary and secondary webs in a solution or dispersion of an additive, and then drying;
(F) cutting the primary web to a desired length to obtain the cleaning sheet;
A method that includes:
粒状物質を含有する表面をクリーニングするための製品において、クリーニングシート、好ましくは約20g/m〜約275g/mの集合体坪量を有し、任意に、容器中に包装された添加剤、好ましくは蝋および油添加剤、ならびに前記容器に関連した情報表示を含むクリーニング用シートを包含することを特徴とする製品であって、前記情報表示は、前記表面を横切って前記クリーニング用シートで拭うことにより前記粒状物質の堆積物を形成し、そして前記クリーニング用シートを粒状物質の堆積上に押しつけることにより前記表面をクリーニングするための使用説明書を含有する、当該製品。In products for cleaning a surface containing particulate matter, the cleaning sheet preferably has a collection basis weight of about 20 g / m 2 ~ about 275 g / m 2, optionally packaged additive into the vessel A cleaning sheet, preferably including a wax and oil additive, and an informational indicator associated with the container, wherein the informational indicator is on the cleaning sheet across the surface. The article of manufacture comprising instructions for forming the particulate matter deposit by wiping and cleaning the surface by pressing the cleaning sheet onto the particulate matter deposit. 前記情報表示は一組の使用説明書、一連の絵文字およびそれらの組合せから成る群から選択される請求項19記載の製品。20. The product of claim 19, wherein the information display is selected from the group consisting of a set of instructions, a series of pictograms, and combinations thereof.
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