JP2004337669A - 攪拌装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価な設備によってスラリーを製造することでコストの軽減を図るとともに、簡易的な設備により、多種多様な現場に導入することができる攪拌装置を提供することを目的としている。また、粉粒体と液体とを満遍無く攪拌させることができ、必要に応じて粉粒体と液体とを投入することで粘性の高いスラリーを製造することができる攪拌装置を提供することを目的としている。
【解決手段】粉粒体と液体とを攪拌させる攪拌装置1であって、粉粒体と液体とを貯留する水槽2と、水槽2内に配置されている攪拌羽根3と、攪拌羽根3を回転させる攪拌羽根駆動機構4と、攪拌羽根3の傾き角度を調節する角度調節手段5とが備えられている。
【選択図】 図4
【解決手段】粉粒体と液体とを攪拌させる攪拌装置1であって、粉粒体と液体とを貯留する水槽2と、水槽2内に配置されている攪拌羽根3と、攪拌羽根3を回転させる攪拌羽根駆動機構4と、攪拌羽根3の傾き角度を調節する角度調節手段5とが備えられている。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート塊を粉砕したときに発生する微粉末やセメント等の粉粒体と水等の液体とを攪拌させて、スラリーを製造する攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、工事現場などでスラリーを製造する場合、コンクリートを粉砕したときに発生する微粉末と、セメントと、水とを攪拌し、簡易的に行う。この場合、混合ミキサーを現場に搬入し、この混合ミキサーによって上記した微粉末、セメント及び水を攪拌してスラリーを製造する。混合ミキサーは、ミキサードラムと、ミキサードラムの上部に設けられたシュートと、ミキサードラムの中間部内に設けられた受け皿と、ミキサードラムの下端部内に設けられた攪拌羽根と、ミキサードラム内に水等の液体を噴射する噴射手段とから構成されている。
【0003】
シュートからセメント等の粉粒体を下端に流出口を有する受け皿に投入し、この受け皿に噴射手段から水等の液体を流入させて粉粒体と液体とを衝突、接触させる一次混合処理を行う。次に、一次混合処理が行われた粉粒体と液体とを流出口から攪拌羽根が備えられたミキサードラムの下端部内に流入させるとともに噴射手段から水等の液体をミキサードラムの下端部内に噴射し、攪拌羽根を回転させて粉粒体と液体とを攪拌して二次混合処理を行い、スラリーを製造する。スラリーは、ミキサードラムの下端部に設けられたエゼクタ管から流出させる。
【0004】
上記した混合ミキサーによれば、一次混合処理および二次混合処理のように段階的に混合しているため、内部にセメントなどが付着、堆積することがない。これによって、スラリーの濃度を均一することができるとともに、大量生産が可能であり、さらに満遍無く攪拌することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−451号公報 (第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したように従来の混合ミキサーを使用してスラリーを製造すると、現場に混合ミキサーを搬入する必要があり、混合ミキサーは機材費用が嵩むためコストが高くなるとともに、混合ミキサーは大掛かりな装置であるため少量のスラリーを製造する場合には過剰設備になるという問題が存在する。
【0007】
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、安価な設備によってスラリーを製造することでコストの軽減を図るとともに、簡易的な設備により、多種多様な現場に導入することができる攪拌装置を提供することを目的としている。また、粉粒体と液体とを満遍無く攪拌させることができ、必要に応じて粉粒体と液体とを投入することで粘性の高いスラリーを製造することができる攪拌装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、粉粒体と液体とを攪拌させる攪拌装置において、前記粉粒体と前記液体とを貯留する水槽と、該水槽内に配置されている攪拌羽根と、該攪拌羽根を回転させる攪拌羽根駆動機構と、前記攪拌羽根の傾き角度を調節する角度調節手段とが備えられていることを特徴としている。
【0009】
このような特徴により、簡易的な構成からなっているため、機材設備の費用は安価なものとなり、また、現場の状況に合わせて適宜装置の形状や大きさは変更される。また、角度調節手段により攪拌羽根の傾きが調節されるため、水槽内の流れ方向は変化する。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記角度調節手段は、前記水槽の上方から該水槽内に垂設されている吊下部材と、該吊下部材に鉛直方向に回転自在に取り付けられているとともに前記攪拌羽根が取り付けられている回転部材と、該回転部材を鉛直方向に回転させる回転部材駆動機構とから構成されていることを特徴としている。
【0011】
このような特徴により、回転部材駆動機構によって回転部材を回転させることで回転部材に取り付けられた攪拌羽根の傾きは調節される。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の攪拌装置において、前記攪拌羽根は長形の前記回転部材の軸方向に移動自在に配置され、該攪拌羽根を前記回転部材に沿って移動させる上下動手段が備えられていることを特徴としている。
【0013】
このような特徴により、水槽内に粉粒体および液体を投入するときに攪拌羽根を水槽内の上部に配置させ、粉粒体および液体の投入が終了したときに攪拌羽根を水槽内の底部に配置させられる。また、水槽が深い場合等に攪拌羽根は水槽内の上部から底部に攪拌状況に応じて配置が変更される。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の攪拌装置において、前記上下動手段は、前記水槽の上方に配置されたウインチと、下端が前記攪拌羽根に取り付けられて上端が前記ウインチに巻装されているワイヤとから構成されていることを特徴としている。
【0015】
このような特徴により、攪拌羽根は、ウインチによってワイヤが巻き取られることで回転部材に沿って上方に移動し、ワイヤを送り出すことで回転部材に沿って下方に移動する。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項2から4のいずれか記載の攪拌装置において、前記攪拌羽根を水平方向に移動させる水平移動手段が備えられていることを特徴としている。
【0017】
このような特徴により、水槽が広い場合等に攪拌羽根は水槽内の任意の位置に配置される。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の攪拌装置において、前記水平移動手段は、前記水槽の上方に配設されている水平方向に延在するガイドレールと、該ガイドレールに沿って移動するとともに前記吊下部材を支持する基台とから構成されていることを特徴としている。
【0019】
このような特徴により、ガイドレールに沿って基台が移動することで吊下部材は移動し、吊下部材に取り付けられた回転部材は吊下部材と共に移動し、回転部材に取り付けられた攪拌羽根は水槽内を水平移動する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る攪拌装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1はセメント等の粉粒体と水等の液体とを攪拌してスラリーを製造する攪拌装置1の平面図であり、図2は攪拌装置1の側面図である。
【0021】
図1、図2に示すように、攪拌装置1は、粉粒体と液体とを貯留する水槽2と、水槽2内に配置されている攪拌羽根3と、攪拌羽根3を回転させる攪拌羽根駆動機構4と、攪拌羽根3の傾き角度を調節する角度調節手段5と、攪拌羽根3を上下方向に移動させる上下動手段6と、攪拌羽根3を水平方向に移動させる水平移動手段7とから構成されている。
【0022】
水槽2は長方形の箱状のタンクであり、中にはコンクリート塊を粉砕したときに発生する微粉末と、セメントと、水が貯留されている。水槽2上部の長辺方向の両端には、水槽2の短辺方向に延在する長形の架台8がそれぞれ架設されている。2本の架台8の間には、水槽2の長辺方向に延在するガイドレール9が2本平行に架設されている。ガイドレール9の上面には軸方向に延在する溝が形成されており、ガイドレール9は例えば溝形鋼からなる部材である。
【0023】
2本のガイドレール9の中間部上面には、矩形の基台10が架設されている。ガイドレール9に対向する基台10の裏面には、ガイドレール9に形成された溝内を転動する複数の図示せぬローラーがそれぞれ備えられており、図示せぬローラーがガイドレール9の溝に沿って転動することで基台10はガイドレール9の軸方向に移動される。また、基台10には、基台10の移動を規制するロック機能が備えられており、基台10は任意の位置で保持される。
【0024】
図3(a)、図3(b)に示すように、基台10の下面には、鉛直方向に延在する長形の吊下部材11が2本垂設されている。2本の吊下部材11は、水槽2の短辺方向に間隔をあけて平行に並べられており、基台10の下面に固定されている。2本の吊下部材11の間には、2本の長形の回転部材12が吊下部材11の内側面にそれぞれ接するように配置されている。2本の回転部材12の下端は吊下部材11の下端部にピン13により回転自在に取り付けられており、回転部材12は鉛直方向にそれぞれ回転自在に取り付けられている。
【0025】
2本の回転部材12の上端部の間には棒状の連結部材14が架設されており、連結部材14の側方には、電動シリンダーからなる回転部材駆動機構15が配置されている。回転部材駆動機構15は筒状のシリンダー本体15aとピストン15bとから構成されており、シリンダー本体15aは吊下部材11から張り出されたブラケットプレート16にピン16aにより回転自在に支持されている。また、ピストン15bの先端は連結部材14に接合されており、ピストン15bが前後に移動することで連結部材14は押し出し、或いは引き戻され、2本の回転部材12はそれぞれ0から40度の角度で傾斜される。
【0026】
2本の回転部材12の間には攪拌羽根駆動機構4が介在されており、攪拌羽根駆動機構4には2本の回転部材12にそれぞれ対向する図示せぬ嵌合部材が付設されている。2本の回転部材12には前記した図示せぬ嵌合部材が嵌合されるとともに回転部材12の軸方向に案内する溝が形成されており、攪拌羽根駆動機構4は回転部材12の軸方向に移動される。攪拌羽根駆動機構4の端部には円形状の攪拌羽根3が配置されており、攪拌羽根駆動機構4は攪拌羽根3を軸回転させる動力を発生させる、例えば電動モータからなるものである。 攪拌羽根3は、十字に形成された羽根部17と、羽根部17の中心に形成されて攪拌羽根駆動機構4からの軸回転の動力を受けて回転する軸部18と、羽根部17の外周を囲う円筒形状の外周部19とから構成されている。
【0027】
一方、図1、図2に示すように、基台10の上面には鉛直方向に回転するワイヤシーブ20が付設されている。また、2本のガイドレール9の端部上面には、矩形の台座21が架設されており、台座21の上面には電動式のウインチ22が付設されている。ウインチ22にはワイヤ23の上端が巻装されており、ワイヤ23の中間はワイヤシーブ20に巻回され、下端は攪拌羽根3に張設された図示せぬブラケットを介して攪拌羽根3に取り付けられている。ウインチ22には、ワイヤ23を巻取り、或いは送り出す機能のほかに、ワイヤ23の巻取り、送り出しを規制するストッパー機能が備えられている。
【0028】
図3(a)、図3(b)に示すように、角度調節手段5は、上記した吊下部材11、回転部材12および回転部材駆動機構15から構成されている。また、図1、図2に示すように、上下動手段6は、上記したウインチ22とワイヤ23とから構成されている。さらに、水平移動手段7は、上記したガイドレール9と基台10とから構成されている。
【0029】
次に、上記した構成からなる攪拌装置1の使用方法について説明する。
【0030】
図4に示すように、まず、コンクリート塊を粉砕したときに発生する微粉末、セメントおよび水を適当な比率で水槽2の中に投入する。このとき、ウインチ22によりワイヤ23を巻取り、攪拌羽根3及び攪拌羽根駆動機構4を水槽2内の上部に配置しておく。また、図3(b)に示す回転部材駆動機構16のピストン15bをシリンダー本体15aの方向に移動させ、攪拌羽根3が真直ぐになるように回転部材12を吊下部材11と重なり合う位置に配置する。
【0031】
次に、ウインチ22によりワイヤ23を送り出すことで、攪拌羽根3および攪拌羽根駆動機構4を回転部材12の軸方向に沿って下降させ、水槽2の底部に配置する。そして、攪拌羽根駆動機構4を作動させ、攪拌羽根3を回転させて微粉末、セメントおよび水を攪拌し、スラリーを製造する。
【0032】
次に、基台10をガイドレール9に沿って移動させることで、攪拌羽根3及び攪拌羽根駆動機構4を水槽2内の適当な位置に配置し、図示せぬロック機能により基台10をガイドレール9上に保持する。攪拌羽根3及び攪拌羽根駆動機構4の水平方向の移動は、水槽2内が満遍無く攪拌されるように配置を変更するものであり、例えば、最初、攪拌羽根3及び攪拌羽根駆動機構4を水槽2内の一端部に配置し、攪拌するとともに水槽2内の一端部から他端部に徐々に移動させる。
【0033】
また、図3(b)に示す回転部材駆動機構16を作動させてピストン15bを斜め下方向に突出させ、ピン13を中心に回転部材12を回転させる。回転部材12が回転することで回転部材12を傾斜させ、回転部材12に設けられた攪拌羽根3の傾きを調節する。攪拌羽根3の傾きは0から40度になるように回転部材駆動機構16を駆動させる。また、必要に応じて水槽2内に、前記した微粉末やセメント、或いは水を入れ、攪拌羽根3を回転させて攪拌し、水槽2内のスラリーの粘性を調節する。
【0034】
上記した構成からなる攪拌装置1によれば、攪拌装置1は簡易的な構成からなっているため、スラリーを製造する際の機材設備の費用は安価なものとされ、コストダウンを図ることができる。また、水槽2は現場の状況に合わせて形状や大きさは変更されるため、いかなる現場でも攪拌装置1を設置することができ、また、製造するスラリーの量によっても大きさを変更することができる。角度調節手段5により攪拌羽根3の傾きが0から40度の範囲で調節されるため、水槽2内の流れ方向は変化し、水槽2内の微粉末とセメントと水とを効率的に攪拌することができるとともに、水槽2底部に微粉末の塊が沈殿することを防止することができる。
【0035】
また、攪拌羽根3を回転部材12に沿って移動させる上下動手段6が備えられているため、水槽2内に微粉末やセメント、水を投入するときに攪拌羽根3を水槽2内の上部に配置させ、微粉末やセメント、水の投入が終了したときに攪拌羽根3を水槽2内の底部に配置させられる。これによって、水槽2の底部に積層される攪拌する前の微粉末やセメントに、攪拌羽根3が埋もれることはなく、弱い動力で攪拌することができる。また、攪拌羽根3は、水槽2内の上部から底部の間を移動するため、攪拌羽根3の配置高さは攪拌状況に応じて変更することができる。
【0036】
また、攪拌装置1には、攪拌羽根3を水平方向に移動させる水平移動手段7が備えられているため、攪拌羽根3は水槽2内の任意の位置に配置される。これによって、水槽2内に貯留された微粉末、セメントおよび水を満遍無く攪拌することができる。
【0037】
以上、本発明に係る攪拌装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、微粉末とセメントと水とを攪拌する場合について説明しているが、本発明は、セメントと水だけでもよく、或いはセメントと水と砂とを攪拌するために攪拌装置1を使用してもよく、水に替えてその他の液体、例えば液状の薬剤を入れてもよく、水とその他の液体を併用してもよい。
【0038】
また、上記した実施の形態では、電動式モーターからなる攪拌羽根駆動機構4を使用しているが、本発明は油圧式モーターを使用してもよい。また、上記した実施の形態では、電動式シリンダーからなる回転部材駆動機構15を使用しているが、本発明は油圧式シリンダーでもよく、また電動式或いは油圧式のモーターでもよい。さらに、上記した実施の形態では、電動式のウインチ22が使用されているが、本発明は油圧式のウインチでもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明した本発明に係る攪拌装置によれば、簡易的な構成からなっているため、機材設備の費用は安価なものとなり、安価な設備によってスラリーを製造することでコストの軽減を図ることができる。また、簡易的な設備であるため、現場の状況に合わせて適宜装置の形状や大きさは変更され、多種多様な現場に導入することができる。さらに、角度調節手段により攪拌羽根の傾きが調節されるため、水槽内の流れ方向は変化し、粉粒体と液体とを満遍無く攪拌させることができ、必要に応じて粉粒体と液体とを投入することで粘性の高いスラリーを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を表す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態を表す断面図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態を表す部分正面図であり、(b)は本発明の実施の形態を表す部分側面図である。
【図4】本発明の実施の形態の使用状態を表す使用状態図である。
【符号の説明】
1 攪拌装置
2 水槽
3 攪拌羽根
4 攪拌羽根駆動機構
5 角度調節手段
6 上下動手段
7 水平移動手段
9 ガイドレール
10 基台
11 吊下部材
12 回転部材
15 回転部材駆動機構
22 ウインチ
23 ワイヤ
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート塊を粉砕したときに発生する微粉末やセメント等の粉粒体と水等の液体とを攪拌させて、スラリーを製造する攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、工事現場などでスラリーを製造する場合、コンクリートを粉砕したときに発生する微粉末と、セメントと、水とを攪拌し、簡易的に行う。この場合、混合ミキサーを現場に搬入し、この混合ミキサーによって上記した微粉末、セメント及び水を攪拌してスラリーを製造する。混合ミキサーは、ミキサードラムと、ミキサードラムの上部に設けられたシュートと、ミキサードラムの中間部内に設けられた受け皿と、ミキサードラムの下端部内に設けられた攪拌羽根と、ミキサードラム内に水等の液体を噴射する噴射手段とから構成されている。
【0003】
シュートからセメント等の粉粒体を下端に流出口を有する受け皿に投入し、この受け皿に噴射手段から水等の液体を流入させて粉粒体と液体とを衝突、接触させる一次混合処理を行う。次に、一次混合処理が行われた粉粒体と液体とを流出口から攪拌羽根が備えられたミキサードラムの下端部内に流入させるとともに噴射手段から水等の液体をミキサードラムの下端部内に噴射し、攪拌羽根を回転させて粉粒体と液体とを攪拌して二次混合処理を行い、スラリーを製造する。スラリーは、ミキサードラムの下端部に設けられたエゼクタ管から流出させる。
【0004】
上記した混合ミキサーによれば、一次混合処理および二次混合処理のように段階的に混合しているため、内部にセメントなどが付着、堆積することがない。これによって、スラリーの濃度を均一することができるとともに、大量生産が可能であり、さらに満遍無く攪拌することができる(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−451号公報 (第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したように従来の混合ミキサーを使用してスラリーを製造すると、現場に混合ミキサーを搬入する必要があり、混合ミキサーは機材費用が嵩むためコストが高くなるとともに、混合ミキサーは大掛かりな装置であるため少量のスラリーを製造する場合には過剰設備になるという問題が存在する。
【0007】
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、安価な設備によってスラリーを製造することでコストの軽減を図るとともに、簡易的な設備により、多種多様な現場に導入することができる攪拌装置を提供することを目的としている。また、粉粒体と液体とを満遍無く攪拌させることができ、必要に応じて粉粒体と液体とを投入することで粘性の高いスラリーを製造することができる攪拌装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、粉粒体と液体とを攪拌させる攪拌装置において、前記粉粒体と前記液体とを貯留する水槽と、該水槽内に配置されている攪拌羽根と、該攪拌羽根を回転させる攪拌羽根駆動機構と、前記攪拌羽根の傾き角度を調節する角度調節手段とが備えられていることを特徴としている。
【0009】
このような特徴により、簡易的な構成からなっているため、機材設備の費用は安価なものとなり、また、現場の状況に合わせて適宜装置の形状や大きさは変更される。また、角度調節手段により攪拌羽根の傾きが調節されるため、水槽内の流れ方向は変化する。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記角度調節手段は、前記水槽の上方から該水槽内に垂設されている吊下部材と、該吊下部材に鉛直方向に回転自在に取り付けられているとともに前記攪拌羽根が取り付けられている回転部材と、該回転部材を鉛直方向に回転させる回転部材駆動機構とから構成されていることを特徴としている。
【0011】
このような特徴により、回転部材駆動機構によって回転部材を回転させることで回転部材に取り付けられた攪拌羽根の傾きは調節される。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の攪拌装置において、前記攪拌羽根は長形の前記回転部材の軸方向に移動自在に配置され、該攪拌羽根を前記回転部材に沿って移動させる上下動手段が備えられていることを特徴としている。
【0013】
このような特徴により、水槽内に粉粒体および液体を投入するときに攪拌羽根を水槽内の上部に配置させ、粉粒体および液体の投入が終了したときに攪拌羽根を水槽内の底部に配置させられる。また、水槽が深い場合等に攪拌羽根は水槽内の上部から底部に攪拌状況に応じて配置が変更される。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の攪拌装置において、前記上下動手段は、前記水槽の上方に配置されたウインチと、下端が前記攪拌羽根に取り付けられて上端が前記ウインチに巻装されているワイヤとから構成されていることを特徴としている。
【0015】
このような特徴により、攪拌羽根は、ウインチによってワイヤが巻き取られることで回転部材に沿って上方に移動し、ワイヤを送り出すことで回転部材に沿って下方に移動する。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項2から4のいずれか記載の攪拌装置において、前記攪拌羽根を水平方向に移動させる水平移動手段が備えられていることを特徴としている。
【0017】
このような特徴により、水槽が広い場合等に攪拌羽根は水槽内の任意の位置に配置される。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項5記載の攪拌装置において、前記水平移動手段は、前記水槽の上方に配設されている水平方向に延在するガイドレールと、該ガイドレールに沿って移動するとともに前記吊下部材を支持する基台とから構成されていることを特徴としている。
【0019】
このような特徴により、ガイドレールに沿って基台が移動することで吊下部材は移動し、吊下部材に取り付けられた回転部材は吊下部材と共に移動し、回転部材に取り付けられた攪拌羽根は水槽内を水平移動する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る攪拌装置の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1はセメント等の粉粒体と水等の液体とを攪拌してスラリーを製造する攪拌装置1の平面図であり、図2は攪拌装置1の側面図である。
【0021】
図1、図2に示すように、攪拌装置1は、粉粒体と液体とを貯留する水槽2と、水槽2内に配置されている攪拌羽根3と、攪拌羽根3を回転させる攪拌羽根駆動機構4と、攪拌羽根3の傾き角度を調節する角度調節手段5と、攪拌羽根3を上下方向に移動させる上下動手段6と、攪拌羽根3を水平方向に移動させる水平移動手段7とから構成されている。
【0022】
水槽2は長方形の箱状のタンクであり、中にはコンクリート塊を粉砕したときに発生する微粉末と、セメントと、水が貯留されている。水槽2上部の長辺方向の両端には、水槽2の短辺方向に延在する長形の架台8がそれぞれ架設されている。2本の架台8の間には、水槽2の長辺方向に延在するガイドレール9が2本平行に架設されている。ガイドレール9の上面には軸方向に延在する溝が形成されており、ガイドレール9は例えば溝形鋼からなる部材である。
【0023】
2本のガイドレール9の中間部上面には、矩形の基台10が架設されている。ガイドレール9に対向する基台10の裏面には、ガイドレール9に形成された溝内を転動する複数の図示せぬローラーがそれぞれ備えられており、図示せぬローラーがガイドレール9の溝に沿って転動することで基台10はガイドレール9の軸方向に移動される。また、基台10には、基台10の移動を規制するロック機能が備えられており、基台10は任意の位置で保持される。
【0024】
図3(a)、図3(b)に示すように、基台10の下面には、鉛直方向に延在する長形の吊下部材11が2本垂設されている。2本の吊下部材11は、水槽2の短辺方向に間隔をあけて平行に並べられており、基台10の下面に固定されている。2本の吊下部材11の間には、2本の長形の回転部材12が吊下部材11の内側面にそれぞれ接するように配置されている。2本の回転部材12の下端は吊下部材11の下端部にピン13により回転自在に取り付けられており、回転部材12は鉛直方向にそれぞれ回転自在に取り付けられている。
【0025】
2本の回転部材12の上端部の間には棒状の連結部材14が架設されており、連結部材14の側方には、電動シリンダーからなる回転部材駆動機構15が配置されている。回転部材駆動機構15は筒状のシリンダー本体15aとピストン15bとから構成されており、シリンダー本体15aは吊下部材11から張り出されたブラケットプレート16にピン16aにより回転自在に支持されている。また、ピストン15bの先端は連結部材14に接合されており、ピストン15bが前後に移動することで連結部材14は押し出し、或いは引き戻され、2本の回転部材12はそれぞれ0から40度の角度で傾斜される。
【0026】
2本の回転部材12の間には攪拌羽根駆動機構4が介在されており、攪拌羽根駆動機構4には2本の回転部材12にそれぞれ対向する図示せぬ嵌合部材が付設されている。2本の回転部材12には前記した図示せぬ嵌合部材が嵌合されるとともに回転部材12の軸方向に案内する溝が形成されており、攪拌羽根駆動機構4は回転部材12の軸方向に移動される。攪拌羽根駆動機構4の端部には円形状の攪拌羽根3が配置されており、攪拌羽根駆動機構4は攪拌羽根3を軸回転させる動力を発生させる、例えば電動モータからなるものである。 攪拌羽根3は、十字に形成された羽根部17と、羽根部17の中心に形成されて攪拌羽根駆動機構4からの軸回転の動力を受けて回転する軸部18と、羽根部17の外周を囲う円筒形状の外周部19とから構成されている。
【0027】
一方、図1、図2に示すように、基台10の上面には鉛直方向に回転するワイヤシーブ20が付設されている。また、2本のガイドレール9の端部上面には、矩形の台座21が架設されており、台座21の上面には電動式のウインチ22が付設されている。ウインチ22にはワイヤ23の上端が巻装されており、ワイヤ23の中間はワイヤシーブ20に巻回され、下端は攪拌羽根3に張設された図示せぬブラケットを介して攪拌羽根3に取り付けられている。ウインチ22には、ワイヤ23を巻取り、或いは送り出す機能のほかに、ワイヤ23の巻取り、送り出しを規制するストッパー機能が備えられている。
【0028】
図3(a)、図3(b)に示すように、角度調節手段5は、上記した吊下部材11、回転部材12および回転部材駆動機構15から構成されている。また、図1、図2に示すように、上下動手段6は、上記したウインチ22とワイヤ23とから構成されている。さらに、水平移動手段7は、上記したガイドレール9と基台10とから構成されている。
【0029】
次に、上記した構成からなる攪拌装置1の使用方法について説明する。
【0030】
図4に示すように、まず、コンクリート塊を粉砕したときに発生する微粉末、セメントおよび水を適当な比率で水槽2の中に投入する。このとき、ウインチ22によりワイヤ23を巻取り、攪拌羽根3及び攪拌羽根駆動機構4を水槽2内の上部に配置しておく。また、図3(b)に示す回転部材駆動機構16のピストン15bをシリンダー本体15aの方向に移動させ、攪拌羽根3が真直ぐになるように回転部材12を吊下部材11と重なり合う位置に配置する。
【0031】
次に、ウインチ22によりワイヤ23を送り出すことで、攪拌羽根3および攪拌羽根駆動機構4を回転部材12の軸方向に沿って下降させ、水槽2の底部に配置する。そして、攪拌羽根駆動機構4を作動させ、攪拌羽根3を回転させて微粉末、セメントおよび水を攪拌し、スラリーを製造する。
【0032】
次に、基台10をガイドレール9に沿って移動させることで、攪拌羽根3及び攪拌羽根駆動機構4を水槽2内の適当な位置に配置し、図示せぬロック機能により基台10をガイドレール9上に保持する。攪拌羽根3及び攪拌羽根駆動機構4の水平方向の移動は、水槽2内が満遍無く攪拌されるように配置を変更するものであり、例えば、最初、攪拌羽根3及び攪拌羽根駆動機構4を水槽2内の一端部に配置し、攪拌するとともに水槽2内の一端部から他端部に徐々に移動させる。
【0033】
また、図3(b)に示す回転部材駆動機構16を作動させてピストン15bを斜め下方向に突出させ、ピン13を中心に回転部材12を回転させる。回転部材12が回転することで回転部材12を傾斜させ、回転部材12に設けられた攪拌羽根3の傾きを調節する。攪拌羽根3の傾きは0から40度になるように回転部材駆動機構16を駆動させる。また、必要に応じて水槽2内に、前記した微粉末やセメント、或いは水を入れ、攪拌羽根3を回転させて攪拌し、水槽2内のスラリーの粘性を調節する。
【0034】
上記した構成からなる攪拌装置1によれば、攪拌装置1は簡易的な構成からなっているため、スラリーを製造する際の機材設備の費用は安価なものとされ、コストダウンを図ることができる。また、水槽2は現場の状況に合わせて形状や大きさは変更されるため、いかなる現場でも攪拌装置1を設置することができ、また、製造するスラリーの量によっても大きさを変更することができる。角度調節手段5により攪拌羽根3の傾きが0から40度の範囲で調節されるため、水槽2内の流れ方向は変化し、水槽2内の微粉末とセメントと水とを効率的に攪拌することができるとともに、水槽2底部に微粉末の塊が沈殿することを防止することができる。
【0035】
また、攪拌羽根3を回転部材12に沿って移動させる上下動手段6が備えられているため、水槽2内に微粉末やセメント、水を投入するときに攪拌羽根3を水槽2内の上部に配置させ、微粉末やセメント、水の投入が終了したときに攪拌羽根3を水槽2内の底部に配置させられる。これによって、水槽2の底部に積層される攪拌する前の微粉末やセメントに、攪拌羽根3が埋もれることはなく、弱い動力で攪拌することができる。また、攪拌羽根3は、水槽2内の上部から底部の間を移動するため、攪拌羽根3の配置高さは攪拌状況に応じて変更することができる。
【0036】
また、攪拌装置1には、攪拌羽根3を水平方向に移動させる水平移動手段7が備えられているため、攪拌羽根3は水槽2内の任意の位置に配置される。これによって、水槽2内に貯留された微粉末、セメントおよび水を満遍無く攪拌することができる。
【0037】
以上、本発明に係る攪拌装置の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、微粉末とセメントと水とを攪拌する場合について説明しているが、本発明は、セメントと水だけでもよく、或いはセメントと水と砂とを攪拌するために攪拌装置1を使用してもよく、水に替えてその他の液体、例えば液状の薬剤を入れてもよく、水とその他の液体を併用してもよい。
【0038】
また、上記した実施の形態では、電動式モーターからなる攪拌羽根駆動機構4を使用しているが、本発明は油圧式モーターを使用してもよい。また、上記した実施の形態では、電動式シリンダーからなる回転部材駆動機構15を使用しているが、本発明は油圧式シリンダーでもよく、また電動式或いは油圧式のモーターでもよい。さらに、上記した実施の形態では、電動式のウインチ22が使用されているが、本発明は油圧式のウインチでもよい。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明した本発明に係る攪拌装置によれば、簡易的な構成からなっているため、機材設備の費用は安価なものとなり、安価な設備によってスラリーを製造することでコストの軽減を図ることができる。また、簡易的な設備であるため、現場の状況に合わせて適宜装置の形状や大きさは変更され、多種多様な現場に導入することができる。さらに、角度調節手段により攪拌羽根の傾きが調節されるため、水槽内の流れ方向は変化し、粉粒体と液体とを満遍無く攪拌させることができ、必要に応じて粉粒体と液体とを投入することで粘性の高いスラリーを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を表す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態を表す断面図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態を表す部分正面図であり、(b)は本発明の実施の形態を表す部分側面図である。
【図4】本発明の実施の形態の使用状態を表す使用状態図である。
【符号の説明】
1 攪拌装置
2 水槽
3 攪拌羽根
4 攪拌羽根駆動機構
5 角度調節手段
6 上下動手段
7 水平移動手段
9 ガイドレール
10 基台
11 吊下部材
12 回転部材
15 回転部材駆動機構
22 ウインチ
23 ワイヤ
Claims (6)
- 粉粒体と液体とを攪拌させる攪拌装置であって、
前記粉粒体と前記液体とを貯留する水槽と、該水槽内に配置されている攪拌羽根と、該攪拌羽根を回転させる攪拌羽根駆動機構と、前記攪拌羽根の傾き角度を調節する角度調節手段とが備えられていることを特徴とする攪拌装置。 - 請求項1記載の攪拌装置において、
前記角度調節手段は、前記水槽の上方から該水槽内に垂設されている吊下部材と、該吊下部材に鉛直方向に回転自在に取り付けられているとともに前記攪拌羽根が取り付けられている回転部材と、該回転部材を鉛直方向に回転させる回転部材駆動機構とから構成されていることを特徴とする攪拌装置。 - 請求項2記載の攪拌装置において、
前記攪拌羽根は長形の前記回転部材の軸方向に移動自在に配置され、該攪拌羽根を前記回転部材に沿って移動させる上下動手段が備えられていることを特徴とする攪拌装置。 - 請求項3記載の攪拌装置において、
前記上下動手段は、前記水槽の上方に配置されたウインチと、下端が前記攪拌羽根に取り付けられて上端が前記ウインチに巻装されているワイヤとから構成されていることを特徴とする攪拌装置。 - 請求項2から4のいずれか記載の攪拌装置において、
前記攪拌羽根を水平方向に移動させる水平移動手段が備えられていることを特徴とする攪拌装置。 - 請求項5記載の攪拌装置において、
前記水平移動手段は、前記水槽の上方に配設されている水平方向に延在するガイドレールと、該ガイドレールに沿って移動するとともに前記吊下部材を支持する基台とから構成されていることを特徴とする攪拌装置。
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