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JP2004337356A - 医療機器システム - Google Patents

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JP2004337356A JP2003137481A JP2003137481A JP2004337356A JP 2004337356 A JP2004337356 A JP 2004337356A JP 2003137481 A JP2003137481 A JP 2003137481A JP 2003137481 A JP2003137481 A JP 2003137481A JP 2004337356 A JP2004337356 A JP 2004337356A
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Abstract

【課題】無線伝送方式における従来の欠点を克服して場所をとらず円滑な信号伝送を行うことができる医療機器システムを提供する。
【解決手段】患部を撮像して得られた映像信号を操作者の生体電流に重畳可能に送信する送信手段(出力電極21)を有する第1の医療機器(内視鏡)1と、第1の医療機器(内視鏡)1の送信手段(出力電極21)から送信された映像信号が重畳された生体電流を受信可能な受信手段(受信装置26)を有する第2の医療機器(ビデオプロセッサ)23とを具備する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は医療機器システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療機器システムでは、内視鏡からの映像信号を電波や赤外線などを使用して無線伝送することが行われている。無線伝送方式では、有線伝送方式のようなケーブルを手術室の床に引き回す等の煩わしさがないので術者は手術に集中できるという長所がある。特開2001−46334号は無線伝送方式の一例として、内視鏡からの映像信号を電波により受信装置へ伝送する技術を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら電波を使用する方式は、電波法の規制により実用レベルの出力が得られずほとんど実用に供することができなかった。また、内視鏡手術には高周波電流を使用した処置具が併用されるため高周波の漏れ電流がノイズとなり鮮明な画像を得ることができないという不具合があった。
【0004】
一方、赤外線を使用する方式は上記のような問題点はないが術者、助手等の身体が障害物となる場合があり、これが原因で信号伝送が途絶えるという不具合があった。
【0005】
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、無線伝送方式における従来の欠点を克服して場所をとらず円滑な信号伝送を行うことができる医療機器システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、第1の発明は医療機器システムに関し、第1の医療機器に設けられ、電気信号を操作者の生体電流に重畳可能に送信する送信手段と、第2の医療機器に設けられ、前記電気信号が重畳された生体電流を受信可能な受信手段とを具備する。
【0007】
また、第2の発明は医療機器システムに関し、患部を撮像するための撮像手段と、この撮像手段により撮像された映像信号を操作者の生体電流に重畳可能に送信する送信手段を有する内視鏡装置と、前記内視鏡装置の前記送信手段から送信された前記映像信号が重畳された生体電流を生体映像信号として受信して、前記生体映像信号から必要な周波数帯域の映像信号を取り出す受信手段を有するビデオプロセッサと、前記ビデオプロセッサの前記受信手段により取り出された映像信号を表示する表示装置とを具備する。
【0008】
また、第3の発明は第2の発明に係る医療機器システムに関し、前記内視鏡装置は、前記撮像手段により撮像された映像信号を操作者の生体電流に重畳して送信する前にFM変調するFM変調部を有し、前記ビデオプロセッサの受信手段は、前記送信手段から送信されたFM変調された映像信号を受信してFM復調を行うFM復調部を含む。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態を詳細に説明する。本実施形態は、バッテリを電源として駆動され、照明光を患部に照射するビデオ内視鏡において、ビデオ内視鏡からの映像信号をモニタする医療機器システムに関している。
【0010】
図1は第1実施形態に係る第1の医療機器としてのビデオ内視鏡の外観斜視図である。図2は第1実施形態に係るビデオ内視鏡の断面図である。図1及び図2に示すように、内視鏡1は、細長の挿入部2と、この挿入部2の基端側の端部に形成された操作部3とを備えた内視鏡本体1Aと、この内視鏡本体1Aの操作部3側部に着脱自在に接続される後述の略T字形状でランプとバッテリを配設した水密構造のバッテリ型光源4とで構成されている。
【0011】
前記挿入部2は先端に設けられた先端部5とこの先端部5の後部に設けられた湾曲自在の湾曲部6とこの湾曲部6の後部に設けられた長尺で可撓性を有する軟性部7とからなる。前記操作部3の挿入部2側には内視鏡1を把持するための把持部3aが設けられている。この把持部3aの上側には吸引装置を操作するための吸引ボタン8やその吸引ボタン8の近傍に画像静止用としてのレリーズスイッチ9が操作部3の長手方向の中心軸に対して直交して設けられ、左手で内視鏡1の把持部3aを把持した際に人差し指で容易に操作できる位置に配置されている。吸引ボタン8を適宜操作することによって吸引チャンネル、吸引口金を介して体腔内の体液などを吸引することが出来る。吸引ボタンやレリーズスイッチ9の右隣面の操作部3の外面上には湾曲部6を湾曲操作する湾曲操作レバー10が設けられており、この湾曲操作レバー10を回動操作することによって湾曲部6が湾曲動作するようになっている。操作部3の頂上面には電源スイッチ11が円筒部12を介して設けられている。この電源スイッチ11はバッテリ型光源4のランプをオン・オフするためのものであり、内視鏡1の把持部3aを把持して内視鏡1を操作する際に容易には押下操作出来ないように、且つ吸引ボタン8及びレリーズスイッチ9を操作する容易性より困難な位置として内視鏡本体1Aの長手方向の中心軸上であって、操作部3の頂上面に円筒部12を介して配置している。
【0012】
前記バッテリ型光源4はランプ13の光をレンズ14で集光されてライトガイドファイバ15の光入射端面に供給され、導光される。このライトガイドファイバ15の後端側から導光された照明光を挿入部2の先端部5の照明窓に固定された配光レンズ16から出射される。照明された患部などの被写体像は照明窓に隣接して先端面に設けられた観察窓に取付けた対物レンズ17によりその結像位置に結像される。
【0013】
この結像位置には、撮像手段であるCCD等の固体撮像素子18が配設され、被写体像は光電変換されて電気信号(映像信号)になり、この固体撮像素子18の裏面に配置されたFM変調回路19で変調され、その信号が増幅回路20により増幅される。
【0014】
そして増幅された映像信号は送信手段としての出力電極21に供給される。
【0015】
出力電極21は術者(操作者)が把持部3aを把持したとき術者の手指が位置するところに設けられている。
【0016】
出力電極21の出力レベルは身体が触れたときに電波法で規制される微弱電力(500μV/M)以下となるように設定されている。
【0017】
一方、前記ライトガイドファイバ15の基端側は操作部3内の図示しないライトガイド口金に固定され、バッテリ型光源4からの照明光を導光している。バッテリ型光源4はランプ13とバッテリ(以下、電源)22とを配設したランプ部と、バッテリとを有してなり、内視鏡本体1Aの側部に略T字形状で着脱自在に取付けられている。このバッテリ型光源4は電源スイッチ11とランプ13及び電源22とで直列回路を構成している。この直列回路は内視鏡本体1Aの操作部3の側部とバッテリ型光源4との接続部に接点で接続されている。従って、この電源11を押下操作してオフすると、ランプ13は消灯し、電源22の消耗がなくなり、多くの患者の診断または内視鏡の操作時間を延長することが出来る。
【0018】
図3は内視鏡1からの映像信号が入力される第2の医療機器としてのビデオプロセッサ23を示すものである。ビデオプロセッサ23の外面には図1で説明した増幅回路20で増幅された映像信号が供給される入力電極24が設けられている。入力電極24には図4に示すケーブル101を取り付けるネジ孔25が設けられている。
【0019】
このケーブル101は一端に雄ネジ部を有する端子電極29に信号線30が取付けられた構成になっている。この信号線30の一端は術者の手指に接触巻きつけられることができるようになっている。上記端子電極29を入力電極24のネジ孔25に螺着した後、術者が一方の手指で内視鏡1を把持すると出力電極21に触れ、術者の他方の手指はケーブル101を介して入力電極24に触れたことになる。このような手順により、内視鏡1からの映像信号は術者の生体電流に重畳された形態でビデオプロセッサ23の入力電極24に入力されることになる。
【0020】
ビデオプロセッサ23内部には入力電極24に入力された信号のうち必要な周波数帯のみを取り出すための選択回路27と、映像信号のFM復調回路28とが設けられている。上記した入力電極24、FM復調回路28、選択回路27は受信手段である受信装置26を構成する。
【0021】
術者が前記出力電極21と入力電極24とをタッチすると、内視鏡1からの映像信号が術者の人体を介してビデオプロセッサ23側に送信される。これは、人体はそのほとんどが塩分を含んだ水からなる導電体であり両手間の直流抵抗は500kΩから2.3MΩの値であるため映像信号を送信する送信ケーブルの役割を十分に果たすことができるからである。
【0022】
入力電極24は不潔域にあるので術者の手指が直接触れることができない。従って前記ケーブル101を使用しないときは、オートクレーブ等で滅菌した金属板を入力電極24上に接続し、術者はこの金属板に触れることで映像信号を入力することができる。
【0023】
受信装置26の復調回路28からの信号は、輝度信号処理回路31によって輝度信号成分Yが取り出され、この輝度信号Yはエンコーダ32に入力されるとともに、ローパスフィルタ(LPF)39に入力される。このLPF39は輝度信号成分Yから狭帯域の輝度信号Yを取り出して各減算回路36,37に入力する。
【0024】
一方、前記受信装置26の出力は色信号復調回路33にも入力され、この色信号復調回路33によってR(赤色信号)とB(青色信号)の色信号が取り出されるようになっている。前記各色信号R、Bは、各々可変利得増幅回路34,35によって振幅を変更された後、それぞれ減算回路36,37に入力される。
【0025】
各減算回路36,37では色信号R、Bから前記狭帯域の輝度信号Yが減算されて色差信号R−Y、B−Yが生成されるようになっている。前記色差信号R−Y、B−Yは前記エンコーダ32に入力され、このエンコーダ32によって輝度信号Y、色差信号R−Y、B−Yの3つの信号及び同期信号から、例えばNTSC方式の複合映像信号が生成され、図示しないモニタに出力されるようになっている。
【0026】
前記可変利得増幅回路34,35は、CPU40から出力される5〜7ビット程度のデジタルデータD、Dの値に比例して利得が変化する増幅回路になっている。
【0027】
そして、ホワイトバランスが調整されている状態では無彩色の被写体を撮像した時に色差信号R−Y、B−Yが殆ど0になるように前記可変利得増幅回路34,35の利得が設定されるようになっている。また、前記色差信号R−Y、B−Yは、それぞれコンパレータ41,42の各非反転入力端に印加されるようになっている。この各コンパレータ41,42の反転入力端は設置されている。前記コンパレータ41,42の出力は前記CPU40に入力されるようになっている。このCPU40は前記コンパレータ41の出力が論理0(ローレベル)の時は前記デジタルデータDの値を1だけ増加させ、前記コンパレータ41の出力が論理1(ハイレベル)の時は前記デジタルデータDの値を保持するようになっている。同様に、前記CPU40はコンパレータ42の出力が論理0の時は前記デジタルデータDの値を1だけ増加させ、前記コンパレータ42の出力が論理1の時はデジタルデータDの値を保持するようになっている。
【0028】
また、CPU42にはホワイトバランスセット用スイッチ44が接続され、CPU40はホワイトバランスセット用スイッチ44をオンにするとホワイトバランス調整動作を始めるようになっている。また、前記CPU40にはこのCPU40を動作させるためのプログラムが記憶されたROM45と作業用エリアとしてのRAM46とホワイトバランス調整後前記データD、Dの値が書き込まれるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory:電気的消去及びプログラム可能な読み出し専用メモリ)47とがバスラインを介して接続されている。前記EEPROM47は一般のROMと同様に電源を切っても記憶内容が消去しないメモリでありながら、その記憶内容を電気信号によって書き換えることが出来るものである。
【0029】
ホワイトバランス調整を行う場合は使用者が白い被写体を撮像しながらホワイトバランスセット用スイッチ44を一度オンにする。CPU40はホワイトバランスセット用スイッチ44がオンされたことを検知し、データDを最小値にし、R用の可変利得増幅回路34の利得を最小にする。すると、可変利得増幅回路34のR信号出力は最小になるので減算器36から出力される色差信号R−Yはマイナス側になる。従って、前記色差信号R−Yが入力されるコンパレータ41の出力は論理0になる。このコンパレータ41の出力はCPU40に入力される。このCPU40は前記コンパレータ41の出力が論理0なので前記データDの値を1だけ増加させる。すると、色差信号R−Yは増加してそれまでより少しプラス寄りになる。前記コンパレータ41の出力が論理0である間は以上の動作を繰り返していくが、前記色差信号R−Yがマイナスからプラスに転ずるとコンパレータ41の出力が論理1になり、この時点でCPU40はデータDの増加を停止しその値に保持する。CPU40は以上と同様な動作を色差信号B−Yについても行う。その結果、色差信号R−Y、B−Yは共に殆どゼロに近い状態、即ちホワイトバランスが取れた状態になる。
【0030】
図5は内視鏡の変形例を示す図である。ここでは、前記バッテリ型光源4を内視鏡1に取り付け患部を照射するのではなく、ユニバーサルコード48にライトガイドファイバ束を内蔵し外部光源からの光束を患部に照射できるようにしたことを特徴とする。
【0031】
このユニバーサルコード48には通常映像信号をビデオプロセッサ23に送信するケーブルが内蔵されているがこの実施形態のものは第1実施形態と同様に把持部3aに出力電極21が設けられ、この出力電極21から手指を介しビデオプロセッサ23に送信できるようになっているのでユニバーサルコード48の外形が細くなり、術者が内視鏡1を容易に操作することができるという効果を有するものである。
【0032】
図6は、術者が処置(手術)をするとき手術用ゴム手袋をはめて内視鏡1を操作すると、術者の身体はゴム手袋で絶縁され映像信号を送信することができなくなることを解決するための実施形態を示すものである。
【0033】
ゴム手袋49は絶縁性ゴムで形成されている。このゴム手袋49は術者がこれを手指に嵌め、内視鏡1の把持部3aを把持したときに出力電極21/入力電極24に接する部位を導電性ゴム50で形成したものである。このことにより術者の手指は導電性ゴム50を介して出力電極21/入力電極24と導通がとれるので映像信号をビデオプロセッサ23に送信することができる。
【0034】
尚、図4のケーブル101と図6のゴム手袋49の組み合わせは術者が内視鏡1を操作するのに一番やりやすい組み合わせをすることができるよう選択できる。
【0035】
以下に本発明の第2実施形態を説明する。図7は、本発明の第2実施形態に係る医療機器システムの構成を示す図である。高周波焼灼装置200は、読み取り手段206と、特性比較部204と、特性測定装置205と、操作パネル202と、制御部203と、表示部201とを備えている。高周波焼灼装置200はケーブル250を介して処置具300に接続されている。処置具300の本体部302には処置具300の特性情報が記憶されたICチップ301が取付けられている。処置具300の把持部303において、術者が把持部303を把持したときに術者の手指に接触する位置には、ICチップ301と接続する送信手段としての端子A(304)が取付けられている。
【0036】
このような構成において、術者は一方の手で処置具300の把持部303を把持し、他方の手指で高周波焼灼装置200の端子B(207)に接触すると、ICチップ301に記憶された処置具300の特性情報は、端子A(304)→人体400→受信手段としての端子B(207)を経由し、術者の生体電流と重畳された形態で高周波焼灼装置200に入力される。読み取り手段206はこの特性情報を読み取って特性比較部204に送る。特性比較部204は、読み取られた特性情報と、特性測定装置205に予め記憶された特性情報とを比較して比較結果を制御部203に入力する。制御部203は比較結果に基づいて処置具300を駆動するための駆動エネルギを発生してケーブル250を介して処置具300側に送る。
【0037】
上記した第1実施形態では、内視鏡1が送信手段を有する第1の医療機器に相当し、ビデオプロセッサ23が受信手段を有する第2の医療機器に相当している。また、第2の実施形態では、処置具300が送信手段を有する第1の医療機器に相当し、高周波焼灼装置200が受信手段を有する第2の医療機器に相当している。これに対して、内視鏡に設けられるCCDや各種センサの駆動信号を生成して出力するビデオプロセッサ23や高周波焼灼装置200側を第1の医療機器とし、CCDや各種センサが設けられていて、前記駆動信号を受信する内視鏡1や処置具300側を第2の医療機器とすることも可能である。すなわち、本発明の医療機器を用いて術者の生体電流を重畳させる電気信号は第1実施形態で説明したような映像信号や第2実施形態で説明したようなICチップの特性情報に限らず、例えば内視鏡先端部に設けられた各種センサからの電気信号も重畳することが可能である。
【0038】
上記した第1、第2実施形態によれば、無線伝送方式における従来の欠点を克服して場所をとらず円滑な信号伝送を行うことができる。また、本実施形態の信号伝送では内視鏡装置の消費電力を小さくできるので、特にバッテリ式内視鏡に有効な信号伝送装置を提供できる。
【0039】
(付記)
1.先端に固体撮像素子を有する内視鏡からの映像信号を操作者の生体電流に重畳可能に送信する送信手段と、
ビデオプロセッサに設けられ、前記映像信号が重畳された生体電流を受信可能な受信手段と、
前記ビデオプロセッサからのビデオ信号を表示する表示装置と
を具備することを特徴とする医療機器システム。
【0040】
2.前記内視鏡からの映像信号はFM変調が施された後に送信され、前記受信手段側でFM復調されることを特徴とする1.記載の医療機器システム。
【0041】
3.患部を撮像するための撮像手段と、この撮像手段により撮像された映像信号を操作者の生体電流に重畳可能に送信する送信手段を有する内視鏡装置と、
前記内視鏡装置の前記送信手段から送信された前記映像信号が重畳された生体電流を生体映像信号として受信して、前記生体映像信号から必要な周波数帯域の映像信号を取り出す受信手段を有するビデオプロセッサと、
前記ビデオプロセッサの前記受信手段により取り出された映像信号を表示する表示装置と、
を具備することを特徴とする医療機器システム。
【0042】
4.前記内視鏡装置は、前記撮像手段により撮像された映像信号を操作者の生体電流に重畳して送信する前にFM変調するFM変調部を有し、前記ビデオプロセッサの受信手段は、前記送信手段から送信されたFM変調された映像信号を受信してFM復調を行うFM復調部を含む3.に記載の医療機器システム。
【0043】
5.前記内視鏡装置は、その操作部に着脱自在に接続され、患部を照射するための照明光を発生するバッテリ型光源を含むことを特徴とする3.又は4.に記載の医療機器システム。
【0044】
6.前記内視鏡装置は、ユニバーサルコードを介して外部光源からの照射光を取り入れて患部を照射することを特徴とする3.又は4.に記載の医療機器システム。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、無線伝送方式における従来の欠点を克服して場所をとらず円滑な信号伝送を行うことができる医療機器システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るビデオ内視鏡の外観斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るビデオ内視鏡の断面図である。
【図3】内視鏡1からの映像信号が入力されるビデオプロセッサ23の構成を示す図である。
【図4】ケーブル10の概略構成を示す図である。
【図5】内視鏡の変形例を示す図である。
【図6】絶縁性ゴムのゴム手袋49に導電性ゴム50を形成したようすを示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る医療機器システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
1…内視鏡、1A…内視鏡本体、2…挿入部、3…操作部、3a…把持部、4…バッテリ型光源、5…先端部、6…湾曲部、7…軟性部、8…吸引ボタン、9…レリーズスイッチ、10…湾曲操作レバー、11…電源スイッチ、12…円筒部、13…ランプ、14…レンズ、15…ライトガイドファイバ、16…配光レンズ、17…対物レンズ、18…固体撮像素子、19…FM変調回路、20…増幅回路、21…出力電極、22…電源、23…ビデオプロセッサ、24…入力電極、25…ネジ孔、26…受信装置、27…選択回路、28…FM復調回路、29…端子電極、30…信号線、31…輝度信号処理回路、32…エンコーダ、33…色信号復調回路、34…可変利得増幅回路、35…可変利得増幅回路、36…減算回路、37…減算回路、39…ローパスフィルタ、40…CPU、41…コンパレータ、42…コンパレータ、44…ホワイトバランスセット用スイッチ、45…ROM、46…RAM、47…EEPROM、48…ユニバーサルコード、49…ゴム手袋、50…導電性ゴム、101…ケーブル。

Claims (3)

  1. 第1の医療機器に設けられ、電気信号を操作者の生体電流に重畳可能に送信する送信手段と、
    第2の医療機器に設けられ、前記電気信号が重畳された生体電流を受信可能な受信手段と
    を具備することを特徴とする医療機器システム。
  2. 患部を撮像するための撮像手段と、この撮像手段により撮像された映像信号を操作者の生体電流に重畳可能に送信する送信手段を有する内視鏡装置と、
    前記内視鏡装置の前記送信手段から送信された前記映像信号が重畳された生体電流を生体映像信号として受信して、前記生体映像信号から必要な周波数帯域の映像信号を取り出す受信手段を有するビデオプロセッサと、
    前記ビデオプロセッサの前記受信手段により取り出された映像信号を表示する表示装置と、
    を具備することを特徴とする医療機器システム。
  3. 前記内視鏡装置は、前記撮像手段により撮像された映像信号を操作者の生体電流に重畳して送信する前にFM変調するFM変調部を有し、前記ビデオプロセッサの受信手段は、前記送信手段から送信されたFM変調された映像信号を受信してFM復調を行うFM復調部を含む請求項2記載の医療機器システム。
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