JP2004329585A - Sheet for cleaning - Google Patents
Sheet for cleaning Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004329585A JP2004329585A JP2003129982A JP2003129982A JP2004329585A JP 2004329585 A JP2004329585 A JP 2004329585A JP 2003129982 A JP2003129982 A JP 2003129982A JP 2003129982 A JP2003129982 A JP 2003129982A JP 2004329585 A JP2004329585 A JP 2004329585A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- cleaning
- nonwoven fabric
- heat
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドライまたはウェット状態で使用される掃除用シート、特に、業務用あるいは一般家庭用として用いられる使い捨てタイプの掃除用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、使い捨てタイプの掃除用シートとしては、乾式または湿式の不織布あるいはこれらの不織布に熱エンボスを付与したものなどがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−286206号公報(特許請求の範囲)
【0004】
これらの掃除用シートは、表面層における親水性セルロース繊維の量が多いので、湿潤強力に欠けるばかりか、繊維の脱落も多く、また、表面層が緻密過ぎて毛髪や糸くずのようなゴミの捕捉には、不充分である。
さらに、水溶性の汚れについては薬液を含浸したウエットタイプによって清掃可能であるが、皮脂などの脂汚れについては清掃能力が不充分である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の掃除用シートでは拭き取りが不充分であった毛髪や脂汚れにも対応可能で、濡れても強い掃除用シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、清掃面が繊度6〜50dt、繊維長2〜8mmの熱接着性合成繊維からなる、エアレイド法により製造された目付6〜50g/m2の表層部不織布からなり、さらに、該不織布における、下記で表される繊維末端指数(SI値)が18,000〜180,000であることを特徴とする掃除用シートである。
SI値=S×D2
ここで、S=A×9000×2/(D×L×10)
ただし、S:繊維末端数(ケ/cm2)
A:目付(g/m2)
D:繊度(dt)
L:繊維長(mm)
【0007】
また、本発明は、熱接着性合成繊維と親水性繊維とが混合され、該熱接着性合成繊維どうし、おび熱接着性合成繊維と親水性繊維とが熱接着された目付10〜200g/m2の内層部不織布層の両面に、熱接着性合成繊維からなり、かつ該熱接着性合成繊維どうしが熱接着された、清掃面を形成する表層不織布層とが重ね合わせられて形成され、これらの不織布層が熱接着により一体化されており、全体として6〜25g/gの吸水性を有する、請求項1記載の掃除用シートである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0009】
図1は本発明に係る掃除用シートの平面図である。図1において、符号10は、エアレイド法により製造された掃除用シートである。この掃除用シート10は、図2に示すように、表層不織布層11,11と内層部不織布層12とから構成され、これらの不織布層11,12は、熱接着により一体化されている。
【0010】
掃除用シート10を本発明のエアレイド法により製造すると、不織布層11,12を構成している構成繊維がシート面に対して垂直方向に配向されやすく、特に清掃面である不織布層11の表面には細かいブラシ状の繊維末端が多数形成されることから、繊維末端部による汚れの掻き落とし能力が発現し、従来品では清掃が不充分であった毛髪や脂汚れも効果的に清掃することが可能となる。
【0011】
この掃除用シート10は、次の方法により製造される。すなわち、まず熱接着性合成繊維のみを空気流に均一分散させながら搬送して吐出部に設けた細孔を有するスクリーンから吹き出し、その下方に設置された金属またはプラスチックのネット上に堆積させて表層部不織布層を形成し、次に熱接着性合成繊維とパルプ繊維のような親水性繊維との混合物を同様な方法で空気流に均一分散させながら搬送して吐出部に設けた細孔を有するスクリーンから吹き出し、下方に設置された金属またはプラスチックのネット上に堆積された表層部不織布層の上に内層部不織布層として堆積させる。さらに、再度、この上に熱接着性合成繊維のみからなる表層部不織布層を同じ手法により堆積させて掃除用シート10を形成する。空気流はネット下方のサクションにより吸引させる。しかる後に、繊維どうしの接合点を熱接着により結合させると同時に、上下の表層部不織布層11と内層部不織布層12とを熱接着させるのである。その後、例えば各種の界面活性剤、防黴剤、抗菌剤、アルコールなどを添加した水を、不織布に対して150〜350重量%含浸させてウエットワイパーとして使用するか、あるいは例えば流動パラフィンのような粘着剤を付与してドライワイパーとして使用する。
ウエットワイパーとしては、特にアルカリ性電解水を用いると、合成界面活性剤の力を使わずに床面汚れに対して洗浄作用をアップする効果が期待できるので、合成薬剤がもたらす地球環境や人への影響を無くすることになり、特に好ましい。
【0012】
この方法により製造された不織布は、長手方向、幅方向および厚み方向に繊維がランダムに3次元配向されることから掃除用シートとして好適である。ドライの状態で使用する場合、十分な吸水性を有するので床面の汚れた水をきれいに清掃することができるし、あらかじめ水などを含浸させてウエットワイパーとして使用する場合でも十分な水分を保持させることができる。また、均一性が良好なので、掃除用シートとして性能のバラツキも少ない。必要であれば、さらに、カレンダー処理やエンボス処理を施すこともできる。
【0013】
本発明の掃除用シートは、上記のエアレイド法によるものが好適であるが、他の製法による、通気性を有する不織布あるいはネットとの複合体であっても良い。その場合、金属またはプラスチックのネット上に他の不織布あるいはネットを置き,その上に本発明の不織布層をエアレイド法で形成させることができる。
【0014】
内層部不織布層12は、熱接着性合成繊維と親水性繊維との混合物である必要がある。熱接着性繊維は、清掃面となる表層部不織布層との熱接着、および親水性繊維の接着・固定に必要であり、親水性繊維は、ドライタイプワイパーの場合には床面に存在する水性汚れの吸収の役割となり、ウエットワイパーの場合には清掃用水系薬剤の保持に必要である。
親水性繊維としては、パルプ、レーヨン、ビニロンなどが挙げられるが、これらの混合物でも良い。特に、パルプは、性能およびコストの観点から好適である。内層部不織布層12には、必要に応じて高吸水性ポリマーや高吸水性繊維を含有させておいても良い。清掃面を形成する表層部不織布層が表裏に存在しているので、内層部のパルプなどの親水性繊維の脱落を抑えたり、ドライワイパーの場合に吸収した水性汚れによる再汚染を抑えたり、ウエットワイパーの場合に内層部に蓄えられる清掃用水系薬剤の急激な流出を抑えたりするばかりか、表も裏も使えるので効率的である。
【0015】
この清掃用シート10は、清掃面を形成する表層部不織布層11が、下記で表される繊維末端指数(SI値=S×D2)が18,000〜180,000、より好ましくは20,000〜150,000、さらに好ましくは23,000〜140,000であることを特徴とする。
【0016】
ここで、単位面積当たりの繊維末端数(S)は、次式により計算される。
S=A×9,000×2/(D×L×10)
ただし、S:繊維末端数(ケ/cm2)
A:目付(g/m2)
D:繊度(dt)
L:繊維長(mm)
【0017】
繊維末端指数(SI値)が18,000未満の場合は、細繊度過ぎて繊維が柔らかく、繊維末端による毛髪や脂汚れの絡め取りが難しくなったり、また、太繊度であっても繊維間空隙が大き過ぎて毛髪や脂汚れの捕捉がやはり不十分となることを意味する。一方、SI値が180,000を超える場合は、太繊度過ぎて微細なゴミの捕捉が不十分となったり、細繊度であっても繊維末端数が多すぎて繊維間空隙が小さく、毛髪などの入り込む余地が少なくなる状態となり、いずれも好ましくない。
【0018】
つまり、シート構成繊維がシート面に対して垂直方向に配向され、シート面にブラシ状の繊維末端が多数形成されることから、繊維末端による毛髪などの保持効果が発揮されると共に掻き落とし能力が発現し、従来品では掃除が不充分であった油汚れも効果的に掻き落とすことが可能となる。
【0019】
熱接着性合成繊維としては、熱で溶融して相互に結合する繊維であれば、どのような繊維でもよい。この繊維間結合による網目状構造によってパルプ繊維が固定されるが、例えばポリオレフィン類、ポリエステル類、ポリビニルアルコールなどが挙げられる。
【0020】
このうち、ポリオレフィン系熱接着性合成繊維としては、芯鞘型や偏芯サイドバイサイド型の複合繊維が好適である。鞘や繊維外周部を構成するポリオレフィンとしては、ポリエチレンやポリプロピレンなどが挙げられる。芯成分や繊維内層部を構成するポリマーとしては、鞘より高融点であり、加熱接着処理温度で変化しないポリマーが好ましく、ポリプロピレン、ポリエステルなどが挙げられる。特に、ポリエステルの場合には、ペットボトル再生原料を用いればリサイクル関連商品としてさらに好適である。
【0021】
このようなポリマーの組み合わせとしては、例えば、ポリエチレン/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリエステル、ポリプロピレン/ポリエステルなどが挙げられる。これらのポリマーは、本発明の作用・効果を阻害しない範囲で変性されていても差し支えがなく、鞘成分としてパルプ繊維との親和性が大きいポリマーを使った繊維、例えば不飽和カルボン酸類でグラフト化されたポリオレフィン類などが特に好ましい。さらに、フィブリル状繊維であってもよい。例えば、三井化学株式会社のSWPなどが挙げられる。
【0022】
清掃面を形成する表層部不織布に使用される熱接着性合成繊維の繊度としては、6〜50dtが好ましい。特に、8〜30dtが好ましい。繊維の太さが50dtを超えると、パルプ繊維の脱落が抑え切れず好ましくない。一方、6dt未満では、細繊度過ぎて繊維が柔らかく、かつ繊維間空隙が小さく、毛髪などの入り込む余地が少なくなる状態となって繊維末端による毛髪や脂汚れの絡め取りが難しくなる。6dt以上の場合は、特に清掃面との滑り易さが増大するので、清掃作業がスムースにできるという実用上の効果が大きい。
【0023】
熱接着性合成繊維の繊維長としては、2〜8mmが好ましい。繊維長が2mm未満になると、粉末状に近づき、繊維間結合による網目構造が作り難くなり、パルプ繊維の脱落が抑え切れないばかりか不織布としての強力が低くなる。一方、8mmを超えると、不織布の強力が上がるが、不織布製造時の空気輸送中に繊維どうしが絡まり易くなり、繊維塊を増大させるので、好ましくない。特に、好ましいのは3〜5mmである。
【0024】
表層部不織布層11には、熱接着性合成繊維のほかに、レーヨンなどの再生繊維、アセテートなどの半合成繊維、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリアミド、ビニロンなどの合成繊維、あるいはパルプ、コットン、麻などの天然繊維などの他の繊維を含んでも良い。
【0025】
この場合、表層部不織布層11における熱接着性合成繊維の割合は、95〜100重量%が好ましい。95重量%未満の場合は、熱接着性合成繊維どうしの繊維間結合による網目構造が不十分となるために、それ以外の繊維の脱落を抑えることが難しくなる。一方、95重量%以上であれば、繊維脱落防止と共に湿潤強度の低下も少ない。ウエットワイパーの場合には清掃用水系薬剤をあらかじめ含浸して使うので湿潤強力は重要な要素であるし、ドライワイパーの場合にも水性汚れを吸収した場合の強度低下が少ないことは実用上好ましい。どのような場合においても繊維脱落があることはワイパーとして不適格である。
【0026】
表層部不織布層11を形成する熱接着性合成繊維は熱接着されており、この熱接着性合成繊維間結合による網目状構造でパルプ繊維が固定される。目付は、5g/m2を超えて50g/m2までが好ましい。5g/m2以下では耐水性を有する熱接着性合成繊維の量および繊維間の結合点数が少ないので、十分な湿潤強度を確保できないばかりでなく、脱落繊維の増大を招き易い。一方、50g/m2を超えると、耐水性のある熱接着の層が厚くなり過ぎ、水分の吸収が不充分となる。さらに好ましくは、8〜40g/m2である。
【0027】
内層部不織布層12は、熱接着性合成繊維とパルプ繊維とが熱接着により一体化されている。熱接着性合成繊維は、表層部不織布層11と同じ繊維を用いても良いし、異なった繊維を用いても良い。また、パルプ繊維としては、0.2〜5mmの粉砕パルプが好ましい。
【0028】
内層部不織布層12の熱接着性合成繊維とパルプ繊維との混合比率は、熱接着性合成繊維の比率が熱接着性合成繊維とパルプ繊維の合計に対して20重量%未満では、脱落繊維が増加し、強度、特に、湿潤時の強度が低下する。一方、60重量%を超えると、吸収性に寄与するパルプ繊維の量が低下して吸収性に欠けるようになる。
【0029】
内層部不織布層12において、熱接着性合成繊維どうし、また、熱接着性合成繊維とパルプ繊維とは、熱接着されている。この内層部不織布層12の目付は、10〜200g/m2が好ましい。10g/m2未満ではパルプの量が少な過ぎて吸水性が不充分であり、一方、200g/m2を超えると、剛性が増して全体が板状になり取り扱い性に欠ける。さらに好ましくは、15〜150g/m2である。
【0030】
また、不織布全体としては、表層部不織布層11と内層部不織布層12との間も熱接着性合成繊維どうしの熱接着により一体化され、多層構造を形成している。
【0031】
このエアレイド不織布は、タテとヨコの強力の比率が乾燥時および湿潤時ともに0.8〜1.2、より好ましくは0.85〜1.2である必要がある。どららか一方の強度が低ければ、実用上の支障がでる。
【0032】
また、乾燥時強力(D)と湿潤時強力(W)の比率(W/D)は、0.6〜1.1が好ましく、より好ましくは、0.7〜1.1である。0.6未満では、乾燥時に比べて湿潤時の強力が大きく低下する。濡れると弱くなる不織布であり、意図するところから外れ、実用上、問題が生ずる。また、湿潤時には、水分の存在による繊維間の表面張力で強度が上昇し、数値が1を超える場合がある。しかし、別の手段が存在しない限り、数値が1.1を超えることがない。
【0033】
このエアレイド不織布は、適度の水分吸収性が必要であり、水分の吸収性は、6〜25g/gが好ましく、より好ましくは、8〜22g/gである。6g/g未満では水分保持性に欠け、25g/gを超えると、保持する水分量が多すぎて取り扱い性に問題がでる。エアレイド不織布全体の目付は、30〜300g/m2である。好ましくは40〜250g/m2であり、さらには45〜200g/m2が好ましい。目付が30g/m2未満では、清掃用シートとしての強力や取り扱い性に欠けるばかりか、清掃効果も十分には期待できなくなる。一方、300g/m2を超えると、板状となり著しく取り扱い性に欠けるばかりかコストアップとなる。
【0034】
ウエットワイパーに使用する場合に、あらかじめ含浸しておく薬液成分としては、水を主成分として、さらに各種の界面活性剤、防黴剤、抗菌剤、消臭剤、芳香剤、ワックス、洗浄剤、滑剤、アルコールなどを必要に応じて適宜することができる。原水に水溶性の電離性無機物質を少量添加しこれを電気分解することにより得られる陰極水は、アルカリ性を示し洗浄作用があることが知られているが、これをあらかじめ含浸しておけば、合成界面活性剤の力を使わずに床面汚れに対して洗浄作用をアップする効果が期待できるので、地球環境やヒトへの影響を無くすることになり、特に好ましい。このアルカリ性電解水は、原水に水溶性の電離性無機物質、例えば炭酸水素ナトリウム、重炭酸ナトリウムなどを少量添加し、これを電気分解することにより得られ、水素イオン指数(pH)が8〜11が好ましい。8未満では洗浄力に欠け、一方11を超えると人の肌や清掃対象物に悪影響が起きるので好ましくない。特に好ましいのは、9〜10である。
【0035】
この清掃用シートは清掃用具に装着して使用しても良く、直接手で持って使用しても良い。
【0036】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中、部および%は、特に断らないかぎり重量基準である。
【0037】
実施例1〜4,比較例1〜4,従来例
本発明のうち、特にウエットワイパーとしての清掃用シート(本発明1〜4)と比較例および従来例(市販品)について構成、性能などの比較を表1に示す。
【0038】
(1)性能試験方法
▲1▼滑り抵抗
試験装置のワイパーヘッドに試料を装着した後、ワイパーヘッド上に分銅をおいて荷重を加えた状態でテーブルをスライドさせる。そして、テーブルスライド時にワイパーヘッドにかかる力をストレインゲージで測定し、最大値を滑り抵抗値(N)とする。5回づつ試験しそれぞれの最大値の平均値で表した。荷重は400gと1kgで試験した。実施例はいずれも滑り抵抗値が低く、清掃作業が楽に行えることを示している。
・テーブル移動速度:75mm/sec
・テーブルスライド距離:750mm/sec
・ワイパーヘッドへの試料装着方向(図3参照)
・ワイパーヘッドに加える荷重はワイパーヘッドの重量を含んだ値
(テストに用いたワイパーヘッドの重量は400g)
【0039】
▲2▼毛髪保持性能
試験装置のスライドテーブル上に長さ約10cmの毛髪10本を置き、その上に試料を装着したワイパーヘッド(荷重400g)を置いてからスライドテーブルをスライドさせる。1回スライドさせた後、ワイパーヘッドを取り外し、試料に保持されている毛髪を数え、毛髪保持力(本/10本)とする。それぞれにつき3回づつ試験し、その平均値で表した。
なお、テーブル移動速度、テーブルスライド距離、ワイパーヘッドへの試料装着方向は、実施例1の場合と同じ。
実施例はいずれも優れた毛髪保持力を有していることが分かる。
【0040】
▲3▼油脂汚れ落とし性能
市販の料理用牛脂を加熱して溶かし、ガラス板上に5滴滴下(アルファベットのWの頂点部)してから常温にて約1時間放置し、凝固させる。このガラス板を試験装置に取り付け、試料を装着したワイパーに荷重(1kg)を加えた状態にてテーブルをスライドさせる。
なお、テーブル移動速度、テーブルスライド距離、ワイパーヘッドへの試料セット方向は、実施例1の場合と同じ。
結果の表示は次の通り。
○:牛脂がほぼ取れた。
○〜△:一部に牛脂が残ったが、ほぼ取れた。
△:牛脂が取れた部分でも薄く皮膜状に残り、かつ一部に牛脂が残った。
△〜×:一部に牛脂が取れた部分がある。
×:ほとんど取れなかった。
【0041】
【表1】
【0042】
<注>含浸液の組成:水/エチルアルコール=90/10wt%(ただし、実施例4は、pH10のアルカリ電解水を用いた)
【0043】
【発明の効果】
上記のように、本発明のウェットワイパー用シートは、清掃面が繊度6〜50dt、繊維長2〜7mmの熱接着性合成繊維からなる、かつ、エアレイド法により製造された目付8〜50g/m2の不織布で構成されており、さらに、下記で表される繊維末端指数(SI値)が15,000〜150,000である。
SI値=S×D2
ここで、S=A×9000×2/(D×L×10)
ただし、S:繊維末端数(ケ/cm2)
A:目付(g/m2)
D:繊度(dt)
L:繊維長(mm)
【0044】
その結果、シート構成繊維がシート面に対して垂直方向に配向され、シート面にブラシ状の繊維末端が多数形成されることから、繊維末端による毛髪保持力や、汚れの掻き落とし能力が発現し、従来品ではキャッチしにくかったヒトやペットの毛髪も良く保持することができる上,油汚れも効果的に掻き落とすことが可能になった。ウエットワイパーとして使用する場合、水系洗浄液の含浸性も良好であり、ドライワイパーとして使用する場合は床面などの水性汚れの吸収性にも優れており、しかも濡れても強いなど、実用上の特性に大きな特徴を有する。なお、従来品と同様に微細なチリ、ゴミなどを捕捉できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る掃除用シートの平面図である。
【図2】本発明に係る掃除用シートの拡大断面図である。
【図3】性能試験における試料装着方向を示す説明図である。
【符号の説明】
10 掃除用シート
11 表層部不織布層
12 内層部不織布層[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a cleaning sheet used in a dry or wet state, and more particularly to a disposable cleaning sheet used for business or household use.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a disposable cleaning sheet, there is a dry or wet nonwoven fabric or a nonwoven fabric provided with hot embossing (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-10-286206 (Claims)
[0004]
Since these cleaning sheets have a large amount of hydrophilic cellulose fibers in the surface layer, they not only lack wet strength, but also cause a large amount of fiber to drop off, and the surface layer is too dense to remove dust such as hair and lint. Insufficient for capture.
Furthermore, water-soluble stains can be cleaned by a wet type impregnated with a chemical solution, but the cleaning ability of oily stains such as sebum is insufficient.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a cleaning sheet that can cope with hair and greasy stains that have been insufficiently wiped with such a conventional cleaning sheet, and that is strong even when wet.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides a surface layer having a basis weight of 6 to 50 g / m 2 manufactured by an airlaid method, in which a cleaning surface is formed of a thermoadhesive synthetic fiber having a fineness of 6 to 50 dt and a fiber length of 2 to 8 mm. A cleaning sheet comprising a nonwoven fabric, wherein the nonwoven fabric has a fiber end index (SI value) of 18,000 to 180,000 expressed as follows.
SI value = S × D 2
Here, S = A × 9000 × 2 / (D × L × 10)
Where S: number of fiber ends (q / cm 2 )
A: Weight (g / m 2 )
D: Fineness (dt)
L: Fiber length (mm)
[0007]
Further, the present invention provides a heat-bondable synthetic fiber and a hydrophilic fiber which are mixed with each other, and the heat-bondable synthetic fiber and the heat-bondable synthetic fiber and the hydrophilic fiber are heat-bonded with a basis weight of 10 to 200 g / m2. on both sides of the second inner layer nonwoven layer, made of heat-adhesive synthetic fiber, and the heat-adhesive synthetic fibers to each other is thermal bonding, are formed by superimposed and surface nonwoven layer to form a cleaning surface, these 2. The cleaning sheet according to claim 1, wherein the nonwoven fabric layer is integrated by thermal bonding and has a water absorption of 6 to 25 g / g as a whole.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0009]
FIG. 1 is a plan view of a cleaning sheet according to the present invention. In FIG. 1,
[0010]
When the
[0011]
This
Especially when alkaline electrolyzed water is used as a wet wiper, it can be expected to improve the cleaning effect on floor dirt without using the power of a synthetic surfactant. The effect is eliminated, which is particularly preferable.
[0012]
The nonwoven fabric manufactured by this method is suitable as a cleaning sheet because the fibers are randomly and three-dimensionally oriented in the longitudinal direction, the width direction, and the thickness direction. When used in a dry state, it has sufficient water absorption so that dirty water on the floor can be cleaned neatly, and even if it is impregnated with water etc. in advance and used as a wet wiper, it retains sufficient moisture be able to. Further, since the uniformity is good, there is little variation in performance as a cleaning sheet. If necessary, a calendar process or an embossing process can be further performed.
[0013]
The cleaning sheet of the present invention is preferably formed by the airlaid method described above, but may be a nonwoven fabric having air permeability or a composite with a net formed by another manufacturing method. In that case, another nonwoven fabric or net can be placed on a metal or plastic net, and the nonwoven fabric layer of the present invention can be formed thereon by an airlaid method.
[0014]
The inner
Examples of the hydrophilic fiber include pulp, rayon, and vinylon, and a mixture thereof may be used. In particular, pulp is preferred in terms of performance and cost. The inner
[0015]
In the
[0016]
Here, the number of fiber ends per unit area (S) is calculated by the following equation.
S = A × 9,000 × 2 / (D × L × 10)
Where S: number of fiber ends (q / cm 2 )
A: Weight (g / m 2 )
D: Fineness (dt)
L: Fiber length (mm)
[0017]
When the fiber end index (SI value) is less than 18,000, the fibers are too fine and the fibers are soft, making it difficult to entangle hair or greasy stains with the fiber ends. Mean that the hair and greasy stains are still insufficiently captured. On the other hand, when the SI value exceeds 180,000, the fineness is too large to capture fine dust sufficiently, or even if the fineness is too large, the number of fiber ends is too large and the interfiber space is small, and hair and the like are not obtained. In which there is less room to enter.
[0018]
In other words, since the sheet constituent fibers are oriented in the direction perpendicular to the sheet surface, and a large number of brush-like fiber ends are formed on the sheet surface, the effect of holding hair and the like by the fiber ends is exhibited and the scraping ability is improved. It is possible to effectively scrape off oil stains which have been developed and have been insufficiently cleaned with conventional products.
[0019]
As the heat-adhesive synthetic fiber, any fiber may be used as long as it is a fiber that is melted by heat and bonded to each other. The pulp fibers are fixed by the network structure by the inter-fiber bonding, and examples thereof include polyolefins, polyesters, and polyvinyl alcohol.
[0020]
Among them, the core-sheath type or eccentric side-by-side type conjugate fiber is suitable as the polyolefin-based heat-adhesive synthetic fiber. Examples of the polyolefin constituting the sheath and the outer periphery of the fiber include polyethylene and polypropylene. As the polymer constituting the core component or the fiber inner layer portion, a polymer having a higher melting point than the sheath and not changing at the temperature of the heat bonding treatment is preferable, and examples thereof include polypropylene and polyester. In particular, in the case of polyester, the use of recycled PET bottles is more suitable as a recycling-related product.
[0021]
Examples of such a combination of polymers include polyethylene / polypropylene, polyethylene / polyester, and polypropylene / polyester. These polymers may be modified as long as they do not impair the action and effect of the present invention, and may be grafted with a fiber using a polymer having a high affinity for pulp fiber as a sheath component, for example, an unsaturated carboxylic acid. Polyolefins and the like are particularly preferred. Furthermore, fibril-like fibers may be used. For example, SWP of Mitsui Chemicals, Inc. and the like can be mentioned.
[0022]
The fineness of the heat-adhesive synthetic fiber used for the surface nonwoven fabric forming the cleaning surface is preferably 6 to 50 dt. Particularly, 8 to 30 dt is preferable. If the thickness of the fiber exceeds 50 dt, it is not preferable because the pulp fibers cannot be prevented from falling off. On the other hand, if it is less than 6 dt, the fibers are too fine and the fibers are soft, the space between the fibers is small, and there is little room for hair or the like to enter, making it difficult to entangle hair or oily dirt at the fiber ends. In the case of 6 dt or more, the slipperiness particularly with the cleaning surface increases, so that there is a large practical effect that the cleaning operation can be performed smoothly.
[0023]
The fiber length of the heat-adhesive synthetic fiber is preferably 2 to 8 mm. If the fiber length is less than 2 mm, the fiber length approaches powder, making it difficult to form a network structure due to inter-fiber bonding, not only preventing the pulp fibers from falling off, but also lowering the strength as a nonwoven fabric. On the other hand, if it exceeds 8 mm, the strength of the nonwoven fabric is increased, but the fibers tend to become entangled during pneumatic transportation during the production of the nonwoven fabric, which increases the fiber mass, which is not preferable. Particularly preferred is 3-5 mm.
[0024]
In the surface layer
[0025]
In this case, the ratio of the heat-adhesive synthetic fibers in the surface
[0026]
The heat-adhesive synthetic fibers forming the surface layer
[0027]
The inner layer
[0028]
The mixing ratio of the heat-adhesive synthetic fiber and the pulp fiber of the inner layer
[0029]
In the inner layer
[0030]
In addition, as a whole, the
[0031]
In this airlaid nonwoven fabric, the ratio of strength between warp and weft needs to be 0.8 to 1.2, more preferably 0.85 to 1.2, both when dry and when wet. If either one of the strengths is low, practical problems will occur.
[0032]
Further, the ratio (W / D) of the strength at dry (D) to the strength at wet (W) is preferably 0.6 to 1.1, and more preferably 0.7 to 1.1. If it is less than 0.6, the wet strength will be significantly lower than the dry strength. It is a nonwoven fabric that becomes weak when wet, deviates from the intended place, and causes problems in practical use. Also, when wet, the strength increases due to the surface tension between the fibers due to the presence of moisture, and the numerical value may exceed 1. However, the value does not exceed 1.1 unless another means is present.
[0033]
This air-laid nonwoven fabric needs to have an appropriate water absorbability, and the water absorbability is preferably from 6 to 25 g / g, more preferably from 8 to 22 g / g. If it is less than 6 g / g, the water retention property is lacking, and if it is more than 25 g / g, the amount of water to be retained is too large and there is a problem in handleability. The basis weight of the entire air-laid nonwoven fabric is 30 to 300 g / m 2 . Preferably 40~250g / m 2, more preferably 45~200g / m 2. If the basis weight is less than 30 g / m 2 , not only is the cleaning sheet lacking in strength and handleability, but also the cleaning effect cannot be sufficiently expected. On the other hand, if it exceeds 300 g / m 2 , it becomes plate-like and not only lacks in handleability but also increases cost.
[0034]
When used in a wet wiper, the chemical component to be impregnated in advance is water as a main component, and further various surfactants, fungicides, antibacterial agents, deodorants, fragrances, waxes, cleaning agents, Lubricants, alcohol, and the like can be appropriately set as necessary. Cathode water obtained by adding a small amount of a water-soluble ionizable inorganic substance to raw water and electrolyzing it is known to exhibit alkalinity and has a cleaning action, but if this is impregnated beforehand, Since the effect of improving the cleaning effect on the floor surface can be expected without using the power of the synthetic surfactant, the effect on the global environment and humans is eliminated, which is particularly preferable. The alkaline electrolyzed water is obtained by adding a small amount of a water-soluble ionizable inorganic substance, for example, sodium hydrogen carbonate, sodium bicarbonate, or the like to raw water and electrolyzing the water, and has a hydrogen ion index (pH) of 8 to 11. Is preferred. If it is less than 8, the cleaning power is lacking, whereas if it exceeds 11, undesirably adverse effects occur on human skin and objects to be cleaned. Particularly preferred is 9-10.
[0035]
This cleaning sheet may be used by attaching it to a cleaning tool, or may be used directly by hand.
[0036]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
In the examples, parts and% are based on weight unless otherwise specified.
[0037]
Examples 1 to 4, Comparative Examples 1 to 4, Conventional Examples Among the present invention, in particular, the cleaning sheet (the present invention 1 to 4) as a wet wiper, the comparative example and the conventional example (commercially available), The comparison is shown in Table 1.
[0038]
(1) Performance test method (1) After mounting the sample on the wiper head of the slip resistance tester, slide the table while applying a load with a weight on the wiper head. Then, the force applied to the wiper head when the table slides is measured with a strain gauge, and the maximum value is defined as a slip resistance value (N). The test was performed five times, and the average value of the maximum values was expressed. The load was tested at 400 g and 1 kg. In each of the examples, the sliding resistance value is low, indicating that the cleaning operation can be performed easily.
・ Table moving speed: 75mm / sec
・ Table slide distance: 750mm / sec
・ Mounting direction of sample to wiper head (see Fig. 3)
・ The load applied to the wiper head includes the weight of the wiper head (the weight of the wiper head used in the test is 400 g)
[0039]
{Circle around (2)} Ten hairs having a length of about 10 cm are placed on a slide table of a hair holding performance test apparatus, and a wiper head (load: 400 g) on which a sample is mounted is placed thereon, and then the slide table is slid. After sliding once, the wiper head is removed, and the number of hairs held in the sample is counted, and the hair holding power (book / 10 hairs) is determined. Each test was performed three times and expressed as the average value.
The table moving speed, the table sliding distance, and the direction of mounting the sample on the wiper head are the same as those in the first embodiment.
It can be seen that all the examples have excellent hair holding power.
[0040]
{Circle around (3)} Oil and fat dirt removal properties Heat and melt commercially available cooking beef tallow, drop 5 drops (the top of the letter W) on a glass plate, and leave at room temperature for about 1 hour to solidify. The glass plate is attached to a test apparatus, and the table is slid while a load (1 kg) is applied to the wiper on which the sample is mounted.
The table moving speed, the table sliding distance, and the direction of setting the sample on the wiper head are the same as those in the first embodiment.
The display of the result is as follows.
:: Almost all of the tallow was removed.
△ to 牛: Tallow remained partially, but almost completely removed.
Δ: Even in the portion where the tallow was removed, a thin film remained, and the tallow remained in a part.
Δ to ×: There is a part from which beef tallow has been removed.
×: Almost no removal.
[0041]
[Table 1]
[0042]
<Note> Composition of impregnating liquid: water / ethyl alcohol = 90/10 wt% (However, in Example 4, alkaline electrolyzed water of
[0043]
【The invention's effect】
As described above, the sheet for a wet wiper of the present invention has a cleaning surface made of a thermoadhesive synthetic fiber having a fineness of 6 to 50 dt and a fiber length of 2 to 7 mm, and has a basis weight of 8 to 50 g / m manufactured by an air laid method. 2 and a fiber end index (SI value) shown below of 15,000 to 150,000.
SI value = S × D 2
Here, S = A × 9000 × 2 / (D × L × 10)
Where S: number of fiber ends (q / cm 2 )
A: Weight (g / m 2 )
D: Fineness (dt)
L: Fiber length (mm)
[0044]
As a result, the sheet constituent fibers are oriented in the direction perpendicular to the sheet surface, and a large number of brush-like fiber ends are formed on the sheet surface. In addition, the hair of humans and pets, which were difficult to catch with conventional products, can be held well, and oil stains can be effectively scraped off. When used as a wet wiper, it has good impregnation with water-based cleaning liquid, and when used as a dry wiper, it has excellent absorbability for water-based stains such as floors, and has strong practical properties such as being strong even when wet. It has great features. Needless to say, fine dust, dust and the like can be captured similarly to the conventional product.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a cleaning sheet according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged sectional view of a cleaning sheet according to the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a sample mounting direction in a performance test.
[Explanation of symbols]
Claims (3)
SI値=S×D2
ここで、S=A×9,000×2/(D×L×10)
ただし、S:繊維末端数(ケ/cm2)
A:目付(g/m2)
D:繊度(dt)
L:繊維長(mm)Cleaning surface fineness 6~50Dt, a thermally adhesive synthetic fiber having a fiber length of 2 to 8 mm, made from the surface layer portion nonwoven having a basis weight 6~50g / m 2 produced by an air-laid method, further, in the nonwoven fabric, by the following A cleaning sheet having a fiber end index (SI value) of 18,000 to 180,000.
SI value = S × D 2
Here, S = A × 9,000 × 2 / (D × L × 10)
Where S: number of fiber ends (q / cm 2 )
A: Weight (g / m 2 )
D: Fineness (dt)
L: Fiber length (mm)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003129982A JP2004329585A (en) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | Sheet for cleaning |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003129982A JP2004329585A (en) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | Sheet for cleaning |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004329585A true JP2004329585A (en) | 2004-11-25 |
Family
ID=33505635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003129982A Pending JP2004329585A (en) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | Sheet for cleaning |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004329585A (en) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007031856A (en) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Kinsei Seishi Kk | Nonwoven fabric sheet having detergent activity |
WO2007046057A1 (en) * | 2005-10-19 | 2007-04-26 | The Procter & Gamble Company | Disposable multi-layer dusting for floor and wall surfaces |
WO2007080860A1 (en) * | 2006-01-16 | 2007-07-19 | Kinsei Seishi Co., Ltd. | Sheet-like water-disintegratable cleaner |
CN102753075A (en) * | 2010-02-03 | 2012-10-24 | 尤妮佳股份有限公司 | Cleaning tool and cleaning body |
JP2018201576A (en) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 株式会社テラモト | Cleaning sheet and cleaning tool equipped with the same |
-
2003
- 2003-05-08 JP JP2003129982A patent/JP2004329585A/en active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007031856A (en) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Kinsei Seishi Kk | Nonwoven fabric sheet having detergent activity |
JP4671794B2 (en) * | 2005-07-25 | 2011-04-20 | 金星製紙株式会社 | Nonwoven sheet with cleaning action |
WO2007046057A1 (en) * | 2005-10-19 | 2007-04-26 | The Procter & Gamble Company | Disposable multi-layer dusting for floor and wall surfaces |
WO2007080860A1 (en) * | 2006-01-16 | 2007-07-19 | Kinsei Seishi Co., Ltd. | Sheet-like water-disintegratable cleaner |
CN102753075A (en) * | 2010-02-03 | 2012-10-24 | 尤妮佳股份有限公司 | Cleaning tool and cleaning body |
JP2018201576A (en) * | 2017-05-30 | 2018-12-27 | 株式会社テラモト | Cleaning sheet and cleaning tool equipped with the same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW510784B (en) | Cleaning sheet | |
CA3092697C (en) | Cleaning article with differential sized tow tufts | |
JP4908428B2 (en) | Cleaning wipe with variable bulky work surface | |
JPH0614859A (en) | Article for cleaning | |
JP2022008129A (en) | Cleaning sheet | |
CA3092513A1 (en) | Cleaning article with double bonded tow tufts | |
JP4041276B2 (en) | Nonwoven fabric for cleaning | |
EP3681364B1 (en) | Cleaning article with irregularly spaced tow tufts | |
JP2017221272A (en) | Cleaning wet sheet | |
JP2004329585A (en) | Sheet for cleaning | |
JP4808867B2 (en) | Abrasive nonwoven fabric and method for producing the same | |
JP4329766B2 (en) | Makeup skin cleansing sheet | |
JP2001198066A (en) | Cleaning sheet for floor | |
JPH0966014A (en) | Wiper for cleaning | |
JP6118290B2 (en) | Manufacturing method of cleaning sheet | |
JPH0617356A (en) | Bulky sheet | |
JP4061254B2 (en) | Cleaning sheet | |
JP2004236732A (en) | Cleaning sheet | |
JP2004016559A (en) | Sheet for cleaning | |
JP2000210238A (en) | Cleaning sheet | |
JP4179650B2 (en) | Cleaning sheet | |
JP2003164408A (en) | Cleaning sheet | |
JPH0614858A (en) | Article for cleaning | |
EP1423267A1 (en) | Article for cleansing, treating, and/or exfoliating skin | |
JP7359677B2 (en) | wet wiping sheet |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080930 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081008 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |