JP2004323253A - Ceramic plate, method of manufacturing the same and all-around type burner - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックプレートと、その製造方法と、それを利用した全周型バーナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】筒状の全周型バーナが知られている。全周型バーナのバーナ筒には多数の炎孔群が形成されている。バーナ筒の炎孔群から空気とガスの混合気が噴出し、バーナ筒の全周で混合気が燃焼する。全周型バーナは、温度分布が均一であり、温水暖房機等の熱交換器を加熱するのに適している。
特許文献1には、耐熱鋼板製の円筒状バーナが記載されている。耐熱鋼板製の円筒状バーナは、金属プレートを曲げて筒状に形成できることから放射状に伸びる炎孔群を形成しやすいものの、耐熱性に課題を残している。
特許文献2には、セラミックプレートを組合わせてバーナ筒を形成する技術が開示されている。セラミックプレートを組合わせてバーナ筒を形成すると、高い耐熱性を得ることができる。しかしながら下記のように、従来の技術では、放射状に伸びる炎孔群を形成することができない。
【0003】
【特許文献1】
実公昭42−22144号公報
【特許文献2】
実公昭44−2634号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】耐熱鋼板製の筒状バーナは、耐熱鋼板とはいうものの、耐熱性に課題を残している。
全周型バーナで多量のガスを燃焼する場合には、バーナプレートの温度はむしろ低くなっている。火力が強い場合には、バーナプレートの炎孔から噴出する混合気の勢いが強いので、燃焼炎とバーナプレートの距離が離れるからである。火力を弱めると、燃焼炎がバーナプレートに接近し、バーナプレートの温度はむしろ高くなってしまう。耐熱鋼板製のバーナプレートを用いた全周型バーナで燃焼火力を弱くすると、耐熱鋼板とはいうものの耐熱鋼板が過熱されて変形することから、バーナプレート自体や炎孔が変形してしまう。耐熱鋼板製の全周型バーナでは火力を充分に弱くすることができず、火力の調整範囲が狭い。このために、例えば温水暖房機等の熱交換器を加熱して水を目標温度に加熱する場合に、目標温度に対するオーバーシュートとアンダーシュートが大きくなる。このため、熱交換器の出口の湯温が目標温度を中心にして大きくばらついてしまう。
【0005】
セラミックの耐熱温度は、耐熱鋼板よりも高い。このため、セラミック製の全周型バーナでは、火力を充分に弱くすることができ、火力の調整範囲が広い。このために、例えば温水暖房機等の熱交換器を加熱して水を目標温度に加熱する場合に、目標温度に対するオーバーシュートとアンダーシュートを小さくすることができる。熱交換器の出口の湯温を目標温度を中心とする小さな温度範囲内に維持することが可能となる。
セラミック製の筒状バーナを一体に製造することが不可能ではないにしてもひどく生産性が悪い。複数枚のセラミックプレートを組合わせて筒状バーナを形成したほうが生産性が高い。
組合わせることによって筒状バーナを形成するセラミックプレートには、多数の炎孔が形成されているが、その炎孔の軸(穴の延びている方向)同士は平行に揃っている。組合わせることによって筒状バーナを形成するためには、円弧状に湾曲したセラミックプレートを用いることが有利であるが、円弧状に湾曲したセラミックプレートに対して放射状に伸びる炎孔群を形成することはひどく難しい。
【0006】
炎孔群を有するセラミックプレートを製造するためには、焼成前のプレート状のセラミック素材に炎孔群を形成しておかなければならない。このとき、炎孔群の軸同士が平行で揃っていれば、炎孔群を成形した型を焼成前のセラミック素材から抜くことができ、生産性が高い。しかしながら、炎孔群(穴群)の伸びている方向が場所によって変化していると、例えば炎孔群の伸びている方向が放射状に広がっているセラミックプレートを生産性よく製造しようとすると、途端に難しくなる。型を利用して存在場所によって伸びている方向が変化している穴群を成形すると、炎孔群を成形した型を焼成前のセラミック素材から抜くことができなくなってしまう。一方、軸同士が平行に揃って伸びる炎孔群を成形した焼成前のセラミック素材を曲げることによって放射状に広がる炎孔群を製造しようとすると、焼成前のセラミック素材を曲げる際にひびが入ってしまう。
【0007】
炎孔群を有するセラミックプレートを組合わせて全周型のバーナを製造する場合、特許文献2に記載されているように、平行に伸びる炎孔群(存在位置が変わっても伸びる方向が変わらない炎孔群)を持つプレートに分割し、それを組合わせて全周型のバーナを製造している。
なお、湾曲したセラミックプレートを製造すること自体は可能であり、特許文献3,4等に記載されているが、1枚の湾曲したセラミックプレートに形成されている炎孔群は平行に伸びており、穴の存在位置が変わっても穴の伸びる方向は変わらない(さもなければ従来の技術では製造できない)。
【0008】
【特許文献3】
実開昭56−28533号公報
【特許文献4】
実開昭58−10528号公報
【0009】
平行に伸びる炎孔群を持つセラミックプレートを組合わせて形成した全周型バーナの燃焼炎は、周方向に一様にならず、特定方向に向かって集中する。例えば、4枚のセラミックプレートから構成される全周型バーナでは、4方向に向かって燃焼炎が集中し、セラミックプレート間の境界部近傍では燃焼炎が形成されない。セラミック製の全周型バーナでは、耐熱性が高いものの、燃焼炎の周方向の分布が不均一になる。全周型バーナの燃焼炎の周方向の分布が不均一であると、全周型バーナの周りに配置される熱交換器に加熱されない部分が生じてしまい、熱交換効率が悪くなる。
【0010】
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、耐熱鋼板で全周型バーナを形成すると、周方向の温度分布が均一化されるものの火力調整幅が狭いという問題と、セラミックプレートで全周型バーナを形成すると、火力調整幅を広く確保できるものの、周方向の温度分布を均一化できないという問題を同時に解決し、火力調整幅を広く確保しながら周方向の温度分布を均一化できる技術を創作したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用と効果】請求項1に記載のセラミックプレートの製造方法では、存在位置によって穴の伸びている方向が変化しているセラミックプレートを製造する。その製造方法は、プレート状のセラミック素材に同一方向に伸びている穴群を形成する工程と、そのセラミック素材を曲げ変形させながら焼成する工程とを含んでいる。
上記のセラミックプレートの製造方法では、焼成前のセラミック素材に対して同一方向に平行に伸びている穴群を形成する。同一方向に平行に伸びている穴群であれば生産性よく製造することができる。穴群が形成されたそのセラミック素材は曲げ変形させながら焼成される。
そうして製造されたセラミックプレートの穴群は、その存在位置によって伸びる方向が変化している。例えば湾曲したセラミックプレートを製造すると、放射状に伸びる穴群が形成される。このセラミックプレートを用いて全周型バーナを製造すると、火力調整幅を広く確保でき、しかも周方向の温度分布を均一化できる。
なおここでいう穴は、炎孔等の貫通穴であることもあれば、底が閉じた穴であることもある。また、曲げ変形されたセラミックプレートが結果として湾曲していることか否かは様々であり、湾曲する表面を研削することによって平面化されていたり、焼成前のセラミック素材を湾曲させておき、それを曲げ変形することによって平面化されていることもある。存在位置によって穴の伸びている方向が変化していることが重要であり、本方法によると、穴の存在位置によって伸びている方向が変化している穴群を有するセラミックプレートを生産性よく製造することができる。
【0012】
穴群を形成したセラミック素材をその形状を保ったまま1次焼成し、1次焼成されたセラミックプレートを曲げ変形させながら2次焼成することが好ましい(請求項2)。
1次焼成されたセラミックプレートを曲げ変形させながら2次焼成すると、セラミックプレートに割れが入りにくくなる。
【0013】
1次焼成されたセラミックプレートを型に倣わせることによって2次焼成中に曲げ変形させることが好ましい(請求項3)。
1次焼成されたセラミックプレートを2次焼成中に型に倣わせることによって曲げ変形させると、製造されたセラミックプレートの形状を精度良く仕上げることができる。
【0014】
型に倣わせるにあたっては、下型と上型の間に1次焼成されたセラミックプレートを置き、2次焼成中に上型によってセラミックプレートを下型に倣わせることが好ましい(請求項4)。
下型と上型の間に1次焼成されたセラミックプレートを置き、2次焼成中に上型によってセラミックプレートを下型に倣わせると、大きく湾曲したセラミックプレートの形状を精度良く仕上げることができる。
下型に倣わせる力は、上型の自重によることが好ましい。この場合、型構造が簡単化される。2次焼成の温度をコントロールすることによってセラミックプレート自体の自重で変形するようにできることから、上型の存在を省略できることもある。
【0015】
本発明は、一様の曲率で湾曲しているセラミックプレートを製造するときに特に有効である(請求項5)。
この製造方法によれば、一様の曲率で湾曲しているとともに、放射状の穴群が形成されたセラミックプレートを製造することができる。
【0016】
本発明では、複数の平板部が連なるセラミックプレートを製造することもできる(請求項6)。
この製造方法によれば、複数の平板部が連なるセラミックプレートを製造することができる。この場合、各平板部の穴同士は平行に伸びているが、複数の平板部の全体を通して観察すると、穴群が放射状に広がっている。
【0017】
セラミック素材を曲げ変形する場合、セラミック素材の一方の面は引伸ばされる側となり、他方の面は圧縮される側となる。この場合、横断面が厚み方向に一様な穴を形成しておいてセラミックプレートを曲げ変形すると、穴の横断面は引伸ばされる側において引伸ばされ、製造されたセラミックプレートに形成された穴の横断面は厚み方向に一様にならない。
そこで、平坦なセラミック素材の曲げ変形によって引伸ばされる側の面に向かって横断面が縮小しているテーパー状の貫通穴を形成しておき、その素材を焼成することによって横断面が厚み方向に一様な貫通穴を有するセラミックプレートを製造することが好ましい(請求項7)。
上記の製造方法によると、曲げ変形にもかかわらず、貫通穴の横断面が厚み方向に一様なセラミックプレートを製造することができる。
【0018】
セラミック素材を曲げ変形する場合、セラミック素材の一方の面は引伸ばされる側となり、他方の面は圧縮される側となる。この場合、セラミック素材の引伸ばされる側の面に真円状に開口する貫通穴を形成しておいてセラミックプレートを曲げ変形すると、セラミックプレートが引伸ばされた側の面において貫通穴の開口が引伸ばされ、真円状の開口を得ることができない。
そこで、平坦なセラミック素材の曲げ変形によって引伸ばされる側の面において扁平円状に開口する貫通穴を形成しておき、それを曲げ変形することによって真円状に開口する貫通穴を有するセラミックプレートを製造することが好ましい(請求項8)。
上記の製造方法によると、曲げ変形にもかかわらず、真円状に開口する貫通穴を有するセラミックプレートを製造することができる。
【0019】
本発明によって、存在位置によって貫通穴の伸びている方向が変化しているセラミックプレートが得られ、そのセラミックプレートを組合わせることによってバーナが形成できる(請求項9)。
このバーナは耐熱性が高く、大火力から小火力までの広い範囲で燃焼量が調整でき、湯温等を細かく調整でき、しかも周方向に均一な燃焼が可能になる。
【0020】
全周型のバーナに用いるセラミックプレートは、一様な曲率で湾曲しているとともに、放射状に伸びる貫通穴群が形成されていることが好ましい(請求項10)。
このセラミックプレートによると、燃焼炎が放射状に広がり、燃焼炎が特定方向に集中することが防止される。
【0021】
一様な曲率で湾曲しているセラミックプレートは、曲率中心角が180度以下であることが好ましい(請求項11)。
セラミックプレートの曲率中心角が180度以下であると、曲げ変形に用いる型構成が簡単化され、曲げ変形後のセラミックプレートを簡単に離型することができる。
【0022】
複数の平板部が連なっているとともに、各平板部に面直角方向に伸びる貫通穴群が形成されているセラミックプレートによって全周型のバーナを形成することもできる(請求項12)。
1枚のセラミックプレート自体が屈曲していると、少ない枚数のセラミックプレートを組合わせることによって、頂点数の多い多角形断面の筒状バーナを形成することが可能となる。筒状バーナの頂点数の多いほど、燃焼炎の周方向の均一性が向上する。
【0023】
バーナ用のセラミックプレートでは、表面に形成されている凹部に貫通穴が連なっていることが好ましい(請求項13)。
この場合、燃焼音が静粛化される。
【0024】
バーナ用のセラミックプレートでは、セラミックプレートの端面同士を合わせたときに、一方のセラミックプレートの表面を他方のセラミックプレートに向けて延長した面と、他方のセラミックプレートの表面が一致することが好ましい(請求項14)。
このようなセラミックプレートによれば、セラミックプレート同士を組合せた場合に、その表面がスムーズに連続する。また、セラミックプレートの端面同士を直接に接触させることができ、間にシール材等を配置する必要がない。
【0025】
本発明はまた新規な全周型バーナを提供する。この全周型バーナは、組合わされた複数のセラミックプレートを備えており、各セラミックプレートには、存在位置によって伸びている方向が変化している貫通穴群が形成されている。
この全周型バーナは、高い耐熱性を有し、燃焼量の調整範囲が広く、燃焼炎が特定方向に集中することがない。
【0026】
複数のセラミックプレートを組合せた全周型バーナの場合、各セラミックプレートが湾曲していることが好ましい(請求項16)。湾曲している代わりに、屈曲していてもよい(請求項17)。組合わされた複数のセラミックプレートによって円筒ないし断面が楕円や扁平円や多角形の筒が形成されていることが好ましい(請求項18)。
【0027】
【発明の実施の形態】後述する実施例の主要な特徴を記載する。
(形態1) バーナは全周型である。円筒状のバーナ本体は、それぞれが湾曲している4枚のセラミックプレートを組合せて構成されている。
(形態2) 円筒状のバーナ本体に形成されている炎孔は、外表面に対して直角に伸びている。即ち、放射状に伸びている。
(形態3)セラミックプレートの軸方向の端面が、分布管に固定されている基部押えプレートと端部押えプレートによって挟持されることによって、複数のセラミックプレートの組合せ状態が保持されて円筒状のバーナ本体が形成されている。
(形態4)セラミックプレートの製造に当たっては、最初に平板状のセラミック素材に面直角方向に伸びる貫通穴を形成する。続いて、平板状を維持したままセラミック素材を1次焼成する。最後に2次焼成型にセットしたセラミック素材を2次焼成して2次焼成型の形状に倣わせる。
【0028】
【実施例】本発明のバーナ10に係る一実施例について、図面を参照しながら説明する。バーナ10は、全周型である。
図1に示されているように、バーナ10は、バーナ取付プレート12、基部押えプレート22、バーナ本体14、分布管16、端部押えプレート18等から構成されている。
図2は、図1のバーナ10から、バーナ本体14と端部押えプレート18を取外した状態を示している。バーナ取付プレート12は、図3に良く示されているように円盤状であり、4つの貫通穴12aを有している。貫通穴12aは、バーナ10を熱交換器30に固定するためのものである(熱交換器30については、後述にて詳細に説明する)。バーナ取付プレート12には、外周部にフランジ22aが形成された基部押えプレート22が、スポット溶接23によって固定されている。
【0029】
図2に示されているように、分布管16には、多数の分布孔16dが形成されている。分布管16の基部は、バーナ取付プレート12の中央部分に形成されている開口12bによって外部と連通している。なお、図2では、分布孔16dは一様の密度で配置されているが、その配置密度を調整することにより、バーナ本体14の燃焼強さの分布を調整することができる。バーナ取付プレート12の開口から分布管16内にガスと空気の混合気を供給すると、分布孔16dからの噴出は、分布管16の基部よりも端部の方がより強い傾向を示す。分布管16の端部は行き止まりになっているので、内部の圧力がより高くなるからである。そこで、分布孔16dの分布密度を端部で低くし、基部で高くすることにより、分布管16から噴出する混合気の分布を均一にすることができる。分布管16から噴出する混合気の分布を均一にすることができると、バーナ本体14の燃焼強さの分布も均一になる。
【0030】
図3に示されているように、分布管16の軸直角方向から見た形状は方形状である。分布管16の基部(バーナ取付プレート12側)には、外方に向いた4枚の基部取付片16aが形成され、端部(端部押えプレート18側)には、内方に向いた4枚の端部取付片16bが形成されている。分布管16の基部取付片16aは、基部押えプレート22に形成された方形状の開口22bに入り込んで配置される。そして、分布管16は、その基部取付片16aがバーナ取付プレート12にスポット溶接24で固定されることにより、バーナ取付プレート12に取付けられる。端部取付片16bのそれぞれには、スクリュウ穴16cが1つずつ形成されている。
【0031】
バーナ本体14は、図4に示すセラミック製の4つのセラミックプレート26を、図5に示すように組合せることによって構成されている。セラミックプレート26には、図1に示されている多数の炎孔26aが開口しているが、図4、図5では、それらの炎孔26aを省略している。炎孔26aは、セラミックプレート26の外表面に対して直角に伸びるように形成されている。なお、炎孔26aは、セラミックプレート26の全面に亘って開口しているが、図1では、その一部のみを図示している。セラミックプレート26をどのようにして製造するかについては、後述にて詳細に説明する。
【0032】
図1、図6に示されているように、セラミックプレート26が組合わされたバーナ本体14は、基部押えプレート22と端部押えプレート18の間に配置される。端部押えプレート18は、スクリュウ28によって分布管16の端部取付片16bに取付けられる。端部押えプレート18を分布管16に取付けると、端部押えプレート18と基部押えプレート22が、バーナ本体14をその軸方向に押え付ける。このため、バーナ本体14のセラミックプレート26は、組合わされた状態に保持される。
端部押えプレート18と基部押えプレート22は、バーナ本体14の端部開口を閉じる機能を有している。分布管16は、バーナ本体14内に混合気を供給するためのものである。端部押えプレート18、基部押えプレート22、分布管16は、従来の全周型バーナにおいても存在している。すなわち、本実施例のバーナ10は、従来から存在する基部押えプレート22、端部押えプレート18、分布管16を利用して、セラミックプレート26の組合せを保持している。このため、セラミックプレート26の組合せ状態を保持するための部材を別に設ける必要がない。このため、構成が単純である。また、セラミックプレート26の組合せ状態を保持するための部材をバーナ本体14の外周外に配置する必要がなく、燃焼炎の周方向の均一性を乱すことがない。
【0033】
基部押えプレート22と端部押えプレート18は、それぞれフランジ22a、18aを有している。フランジ22a、18aの内径と、バーナ本体14の外径との間には隙間がある。フランジ22a、18aが設けられていることにより、セラミックプレート26を組合せて装着するときに、その作業を容易に行うことができる。
なお、分布管16、端部押えプレート18、基部押えプレート22によるセラミックプレート26の保持は、バーナ本体14を軸方向に押え付けることによって行われるものに限られない。例えば、端部押えプレート18のフランジ18aと、基部押えプレート22のフランジ22aよって、バーナ本体14の端部外周部を締め付けることによってセラミックプレート26の組合せ状態を保持することもできる。
【0034】
図7は、熱交換器30を模式的に示している。熱交換器30は、外筒32、バーナ10、凝縮パイプ34、加熱パイプ36、第1ヘッダー37、第2ヘッダー38、第3ヘッダー40等から構成されている。
外筒32は円筒状であり、一方の端部に円盤状の端部プレート32aが設けられており、他方の端部に排気口32bが開口している。また、外筒32の排気口32b側の底部には、ドレイン32cが設けられている。外筒32の端部プレート32a側の半分は加熱室32dとされており、排気口32b側の半分は凝縮室32eとされている。加熱室32dと凝縮室32eは、外筒32の内面に形成された円盤状の仕切板32fによって仕切られている。
凝縮パイプ34は、2本が束になった螺旋状であり、凝縮室32e内に配置されている。凝縮パイプ34の一端は第1ヘッダー37に接続されており、他端は第2ヘッダー38に接続されている。加熱パイプ36も2本が束になった螺旋状であり、バーナ10を取り巻くようにして加熱室32d内に配置されている。加熱パイプ36の一端は第2ヘッダー38に接続されており、他端は第3ヘッダー40に接続されている。
【0035】
バーナ10にはガスと空気の混合気が供給され、バーナ本体14の炎孔26aから噴出する。図8に示されているように、炎孔26aから噴出した混合気は、燃焼して燃焼炎42を形成する。燃焼炎42は、バーナ本体14の周りで放射状に燃焼する。仕切板32fが設けられていることにより、燃焼ガスが加熱パイプ36を通過してから、凝縮室32eに入るようにされている。
第1ヘッダー37には、水道水等の冷水が供給される。第1ヘッダー37に供給された冷水は、凝縮パイプ34を通過する。また、バーナ10で混合気が燃焼することによって発生する燃焼ガスは、凝縮室32eと排気口32bを通過して外部に排出される。燃焼ガスには、水蒸気が含まれている。このため、凝縮室32eを通過する燃焼ガス中の水蒸気は、凝縮パイプ34を通過している水道水によって潜熱が回収されて凝縮水44になる。凝縮水44は、ドレイン32cから外部に排出される。一方、水蒸気から潜熱を回収した水道水は、温度が上昇してから第2ヘッダー38に流入する。
【0036】
2本の凝縮パイプ34を通過してから第2ヘッダー38に流入する水道水の温度は、それぞれの凝縮パイプ34で差がある。この温度差は、第2ヘッダー38内で水道水が混合することによって均一になる。温度が均一になった水道水は、加熱パイプ36を通過する。加熱パイプ36を通過する水道水は、バーナ10で燃焼している燃焼炎42によって加熱され、高温の温水になる。温水は、第3ヘッダー40で混合して均一な温度になり、熱交換器30の外部に送水される。温水温度は、コントローラ(図示省略)によってバーナ10の燃焼強さが制御されることによって所定温度に維持される。温水は、暖房等に用いられる。
【0037】
本実施例のバーナ本体14を構成するセラミックプレート26は、セラミック製である。このため、バーナ本体14の耐熱性は、それを耐熱鋼製とした場合よりも高い。このため、耐熱鋼製のバーナ本体よりも、燃焼炎42とバーナ本体14の距離(図8の「d」)を近づけることができる。よって、より弱い燃焼が可能になる。図9は、この効果を例示している。
図9の横軸はTDR(Turn Down Ratio、絞り比)であり、縦軸はバーナの温度である。耐熱鋼製バーナのTDR範囲の下限は、耐熱鋼の許容温度から、30%程度である。これに対して、セラミック製バーナの場合には、TDR範囲の下限を10%程度まで引き下げることができる。バーナ10で弱く燃焼を行うことができると、図10に示されているように、熱交換器30を出る温水温度のバラツキを小さくすることができる。より弱く燃焼を行うことができると、燃焼強さの調整や、燃焼のオン/オフを行うときの制御上のオーバーシュートやアンダーシュートが小さくなるからである。
【0038】
また、上述したように、本実施例のセラミックプレート26の炎孔26aは、セラミックプレート26の外表面に対して直角に伸びるように形成されている。このため、燃焼炎42は、放射状に燃焼する。従って。バーナ本体14を取り巻くように配置される加熱パイプ36を均等に効率良く加熱することができる。
【0039】
セラミックプレート26をどのようにして製造するのかについて説明する。
まず最初に、図11に示されているように、互いに軸が並行な2本の回転ローラ50で粘土状のセラミック素材52(例えば、コージライト)を取り込む。回転ローラ50に取り込まれたセラミック素材52は平板状になる。平板状になったセラミック素材52は、カッター54によって切り出され、長方形状のセラミック素材56になる。
次に、図12に示されているように、セラミック素材56を下型58にセットする。下型58の断面は凹状であり、底面58aには、それに対して垂直な複数の下型穴58bが形成されている。下型穴58bの軸直角方向断面は真円状である。
そして、図13に示されているように、セラミック素材56の上に、押え板60をセットする。押え板60には、押え板穴60aが形成されている。押え板穴60aは、下型58の下型穴58bよりも径が大きいとともに、軸が下型穴58bと一致するように配置されている。
【0040】
続いて、図14に示されているように、下型58の上に上型62をセットする。上型62には、下方を向く複数のピン64が設けられている。ピン64のピン下部64bの径は、下型58の下型穴58bのそれよりも僅かに小さい寸法とされている。ピン64のピン上部64aの径は、押え板60の押え板穴60aのそれよりも僅かに小さい寸法とされている。ピン下部64bとピン上部64aの間には、テーパー部64cが形成されている。ピン64の軸は、下型穴58bと押え板穴60aの軸と一致するように配置されている。
そして、図15に示されているように、上型62を下降させ、ピン64によってセラミック素材56に面直角方向に貫通する炎孔26aを形成する。ピン64によって押し出されたセラミック素材56の断片56aは、下方に落下する。
図16は、炎孔26aが形成されたセラミック素材56を図示している。炎孔26aの皿穴部26bは、ピン64のテーパー部64cに対応して形成されている。
【0041】
次に、炎孔26aが形成された平板状のセラミック素材56に1次焼成を施す。1次焼成として好ましい温度は、1000℃程度である。1次焼成に間は、平板状のセラミック素材56の形状を拘束しない。
続いて、図17に示されているように、炎孔26aの皿穴部26bを下側にした状態で1次焼成したセラミック素材56を焼成下型70にセットする。焼成下型70の成形面70aは、1/4円弧の凹状に形成されている。そして、図18に示されているように、セラミック素材56の上に焼成上型72を載置する。焼成上型72の成形面72aは、円弧状に形成されている。
この状態で2次焼成を施す。2次焼成として好ましい温度は、1320℃程度である。図19に示されているように、2次焼成を施すと、柔らかくなったセラミック素材56は、焼成上型72の重量によって変形しながら、焼成下型70と焼成上型72に倣って成形される。図20は、成形されたセラミックプレート26を示している。このようにして成形を行ったので、セラミックプレート26の炎孔26aは、放射状に伸びている。即ち、炎孔26aの伸びる方向は、放射状に広がっている。なお、炎孔26aの皿穴部26bは、その深さを調整して燃焼炎42のリフト(燃焼炎42とセラミックプレート26外表面との距離)を変化させる機能を有している。この部分の形状は皿状に限られるものではなく、単なる凹状であってもよい。
【0042】
図21に示されているように、2次焼成において、焼成上型72を用いずに、焼成下型70のみによって曲げ変形させることもできる。焼成下型70のみを用いても、2次焼成するとセラミック素材56がそれ自体の重量によって焼成下型70の成形面70aに倣う。
また、焼成用の型を用いずに曲げ変形させることもできる。例えば、セラミック素材56の短手方向の両端を支持部材上に載置し、その状態で2次焼成をする。このようにすると、セラミック素材56はそれ自体の重量によって曲げ変形される。
図22に示されているように、セラミック素材56を平板部が連なる屈曲形状に成形することもできる。
以上説明したようにしてセラミックプレート26を成形すると、成形後の形状がどのようなものであっても、炎孔26aは、面直角方向に対して伸びる。このため、炎孔26aから吹き出す燃焼炎42の方向が特定方向に集中しない。
【0043】
図23に示されているように、2次焼成中にセラミック素材56を曲げ変形させ、2次焼成後に平面研削することもできる。図24は、平面研削したセラミック素材56を図示している。曲げ変形と、表面加工を組合わせると、外表面に対して炎孔26aが伸びる方向を自由に設定することができる。
焼成前のセラミック素材に、平行して伸びる炎孔群を形成し、2次焼成中に曲げ変形して平坦化することもできる。このようにしても、図24に示したように、放射状に広がる炎孔群を有するフラットなセラミックプレートを製造することができる。
【0044】
図25に示すように、曲げ変形前のセラミック素材56にテーパー状の炎孔26aを設けておき、その後に曲げ変形することによって、図26に示すように、横断面(軸直角断面)が厚み方向に一様な炎孔26aを形成してもよい。逆に、曲げ変形前のセラミック素材56に横断面が厚み方向に一様な炎孔26aを設けておき、その後に曲げ変形することによってテーパー状の炎孔26aを形成することもできる。
【0045】
図27に示すように、曲げ変形前のセラミック素材56の曲げ変形によって引伸ばされる側の面において扁平円(楕円)状に開口する貫通穴26aを形成しておくこともできる。このようにすると、その後に曲げ変形することによって、図28に示すように、真円状に開口する貫通穴を有するセラミックプレートを製造することができる。炎孔26aの開口が真円状であると、燃焼効率が高められ、燃焼騒音が静粛化される。
【0046】
セラミックプレート26の組合わせに用いる端面の形状を平面でなく、複数の面から構成することもできる。例えば、図29に示されているように、端面78を3つの平面から構成する。このようにすると、セラミックプレート26を組合わせる際に、互いの位置決めが容易になる。本実施例では、セラミックプレートの端面同士を合わせたときに、一方のセラミックプレートの表面を他方のセラミックプレートに向けて延長した面と、他方のセラミックプレートの表面が一致する。全体として滑らかに連続する筒状バーナを形成することができる。
【0047】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
従って、例えば、以下に記載するように構成することができる。
【0048】
(1)バーナ本体は、筒状に限られるものではない。例えば、半球状のセラミック同士を組合せ、中空球状のバーナ本体とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るバーナの側面図。
【図2】実施例に係る分布管の側面図。
【図3】図2のIII−III線矢視図。
【図4】実施例に係るセラミックプレートの組合せ前の状態を示す模式的斜視図。
【図5】実施例に係るセラミックプレートを組合せた状態を示す模式的斜視図。
【図6】図1のVI−VI線矢視図。
【図7】実施例に係る熱交換器の模式図構造図。
【図8】実施例に係るバーナの燃焼状態の説明図。
【図9】実施例に係る耐熱鋼製とセラミック製のバーナのTDR範囲を比較するグラフ。
【図10】実施例に係る耐熱鋼製とセラミック製のバーナで温水温度のバラツキを比較するグラフ。
【図11】実施例に係るセラミック素材をローラ成形している状態の模式的斜視図。
【図12】実施例に係るセラミック素材を下型にセットした状態の断面図。
【図13】実施例に係る下型にセットしたセラミック素材に押え板を載置した状態の断面図。
【図14】実施例に係る下型に上型をセットした状態の断面図。
【図15】実施例に係る上型が下降した状態の断面図。
【図16】実施例に係る炎孔が形成されたセラミック素材の断面図。
【図17】実施例に係るセラミック素材を焼成下型にセットした状態の断面図。
【図18】実施例に係る焼成下型にセットしたセラミック素材に焼成上型を載置した状態の断面図。
【図19】実施例に係る焼成下型と焼成上型でセラミック素材を曲げ変形させた状態の断面図。
【図20】実施例に係る曲げ変形されたセラミックプレートの断面図。
【図21】実施例に係るセラミック素材を焼成下型のみで曲げ変形させた状態の断面図。
【図22】実施例に係る焼成下型と焼成上型でセラミック素材を屈曲曲げ変形させた状態の断面図。
【図23】実施例に係る曲げ変形したセラミック素材の断面図。
【図24】実施例に係る曲げ変形後に切断したセラミック素材の断面図。
【図25】実施例に係るテーパー状の炎孔を形成したセラミック素材の断面図。
【図26】実施例に係るテーパー状の炎孔を形成してから曲げ変形させたセラミック素材の断面図。
【図27】実施例に係る扁平円状の炎孔を形成したセラミック素材の斜視図。
【図28】実施例に係る扁平円状の炎孔を形成してから曲げ変形させたセラミック素材の斜視図。
【図29】実施例に係るセラミックプレートの組合せ面の形状を例示する図。
【符号の説明】
10:バーナ
12:バーナ取付プレート、12a:貫通穴
14:バーナ本体
16:分布管、16a:基部取付片、16b:端部取付片、16c:スクリュウ穴、16d:分布孔
18:端部押えプレート、18a:フランジ
22:基部押えプレート、22a:フランジ、22b:開口
23、24:スポット溶接
26:セラミックプレート、26a:炎孔、26b:皿穴部
28:スクリュウ
30:熱交換器
32:外筒、32a:端部プレート、32b:排気口、32c:ドレイン、32d:加熱室、32e:凝縮室、32f:仕切板
34:凝縮パイプ
36:加熱パイプ
37:第1ヘッダー
38:第2ヘッダー
40:第3ヘッダー
42:燃焼炎
50:回転ローラ
52:セラミック素材
54:カッター
56:セラミック素材
58:下型、58a:底面、58b:下型穴
60:押え板、60a:押え板穴
62:上型
64:ピン、64a:ピン上部、64b:ピン下部、64c:テーパー部
70:焼成下型、70a:成形面
72:焼成上型、72a:成形面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a ceramic plate, a method of manufacturing the same, and an all-peripheral burner using the same.
[0002]
2. Description of the Related Art A cylindrical full-circle type burner is known. Many burner holes are formed in the burner cylinder of the full circumference burner. A mixture of air and gas is blown out from a group of flame holes of the burner cylinder, and the mixture burns over the entire circumference of the burner cylinder. The full circumference type burner has a uniform temperature distribution and is suitable for heating a heat exchanger such as a hot water heater.
Patent Literature 1 describes a cylindrical burner made of a heat-resistant steel plate. A cylindrical burner made of a heat-resistant steel plate can be formed into a cylindrical shape by bending a metal plate, so that it is easy to form a group of radially extending flame holes, but has a problem in heat resistance.
Patent Literature 2 discloses a technique for forming a burner cylinder by combining ceramic plates. When a burner cylinder is formed by combining ceramic plates, high heat resistance can be obtained. However, as described below, it is not possible to form a radially extending flame hole group by the conventional technique.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 42-22144
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 44-2634
[0004]
The tubular burner made of heat-resistant steel sheet has a problem in heat resistance, though it is a heat-resistant steel sheet.
When a large amount of gas is burned by the full-circle type burner, the temperature of the burner plate is rather low. This is because when the thermal power is strong, the air-fuel mixture ejected from the flame holes of the burner plate has a strong momentum, so that the distance between the combustion flame and the burner plate increases. When the heating power is reduced, the combustion flame approaches the burner plate, and the temperature of the burner plate becomes rather high. When the combustion heat is weakened by a full-circumferential type burner using a burner plate made of a heat-resistant steel plate, the heat-resistant steel plate is overheated and deformed even though it is a heat-resistant steel plate, so that the burner plate itself and the flame holes are deformed. With the all-circumferential type burner made of heat-resistant steel sheet, the heating power cannot be sufficiently reduced, and the adjustment range of the heating power is narrow. For this reason, for example, when heating a heat exchanger such as a hot water heater to heat water to a target temperature, overshoot and undershoot relative to the target temperature increase. For this reason, the hot water temperature at the outlet of the heat exchanger varies greatly around the target temperature.
[0005]
The heat-resistant temperature of ceramics is higher than that of heat-resistant steel sheets. For this reason, with a ceramic all-peripheral burner, the heating power can be sufficiently reduced, and the adjustment range of the heating power is wide. For this reason, for example, when heating a heat exchanger such as a hot water heater to heat water to a target temperature, overshoot and undershoot with respect to the target temperature can be reduced. The temperature of the hot water at the outlet of the heat exchanger can be maintained within a small temperature range around the target temperature.
It is extremely difficult, if not impossible, to produce a ceramic tubular burner in one piece, which leads to a very poor productivity. The productivity is higher when a cylindrical burner is formed by combining a plurality of ceramic plates.
A ceramic plate that forms a cylindrical burner when combined has a large number of flame holes, and the axes of the flame holes (the direction in which the holes extend) are aligned in parallel. In order to form a cylindrical burner by combination, it is advantageous to use a ceramic plate curved in an arc shape, but to form a group of flame holes extending radially with respect to the ceramic plate curved in an arc shape. Is terribly difficult.
[0006]
In order to manufacture a ceramic plate having a group of flame holes, the group of flame holes must be formed in a plate-shaped ceramic material before firing. At this time, if the axes of the flame holes are parallel and aligned, the mold in which the flame holes are formed can be removed from the ceramic material before firing, and the productivity is high. However, if the direction in which the groups of flame holes (hole groups) extend varies depending on the location, for example, if it is attempted to produce a ceramic plate in which the direction in which the groups of flame holes extend radially is to be manufactured with high productivity, there is a problem. At the end it gets harder. When a hole group whose direction of extension is changed depending on the location is formed using a mold, the mold in which the flame hole group is formed cannot be removed from the ceramic material before firing. On the other hand, when trying to manufacture a flame hole group that spreads radially by bending a ceramic material before firing that has formed a group of flame holes that extend in parallel with each other, cracks occur when bending the ceramic material before firing. I will.
[0007]
In the case of manufacturing an all-peripheral burner by combining ceramic plates having a group of flame holes, as described in Patent Document 2, a group of flame holes extending in parallel (the extending direction does not change even if the position of the flame holes changes). The plate is divided into plates having a group of flame holes, and these are combined to produce an all-around burner.
Note that it is possible to manufacture a curved ceramic plate itself, and it is described in Patent Documents 3 and 4, etc., but the flame holes formed in one curved ceramic plate extend in parallel. Even if the position of the hole changes, the direction in which the hole extends does not change (otherwise, it cannot be manufactured by the conventional technique).
[0008]
[Patent Document 3]
Japanese Utility Model Publication No. 56-28533
[Patent Document 4]
Japanese Utility Model Publication No. 58-10528
[0009]
The combustion flame of the all-peripheral burner formed by combining ceramic plates having a group of flame holes extending in parallel is not uniform in the circumferential direction, but is concentrated in a specific direction. For example, in an all-peripheral burner composed of four ceramic plates, the combustion flame concentrates in four directions, and no combustion flame is formed near the boundary between the ceramic plates. In a ceramic full-circle burner, although the heat resistance is high, the distribution of the combustion flame in the circumferential direction is not uniform. If the circumferential distribution of the combustion flame of the full-circumferential burner is not uniform, the heat exchanger disposed around the full-circular burner may have a portion that is not heated, resulting in poor heat exchange efficiency.
[0010]
The present invention has been made in order to solve such a problem, and when a full-circumferential type burner is formed from heat-resistant steel sheets, the temperature distribution in the circumferential direction is uniformed, but the thermal power adjustment width is narrow, and the ceramic plate has a problem. By forming a full-circle type burner, it is possible to secure a wide range of thermal power adjustment, but at the same time solve the problem that the temperature distribution in the circumferential direction cannot be made uniform. It is a technology that can be created.
[0011]
According to a first aspect of the present invention, there is provided a method for manufacturing a ceramic plate in which the direction in which a hole extends varies depending on the location of the ceramic plate. The manufacturing method includes a step of forming a group of holes extending in the same direction in a plate-shaped ceramic material, and a step of firing while bending and deforming the ceramic material.
In the above-described method for manufacturing a ceramic plate, a group of holes extending in the same direction and parallel to the ceramic material before firing is formed. A group of holes extending in parallel in the same direction can be manufactured with high productivity. The ceramic material in which the holes are formed is fired while being bent and deformed.
The direction of extension of the hole group of the ceramic plate manufactured in this manner changes depending on the position of the hole. For example, when a curved ceramic plate is manufactured, a group of holes extending radially is formed. When a full-circle type burner is manufactured using this ceramic plate, a wide range of thermal power adjustment can be secured, and the temperature distribution in the circumferential direction can be made uniform.
The hole referred to here may be a through hole such as a flame hole or a hole with a closed bottom. Also, whether or not the bent and deformed ceramic plate is curved as a result is various, and it is flattened by grinding the curved surface, or the ceramic material before firing is curved, May be flattened by bending deformation. It is important that the direction in which the hole extends varies depending on the location of the hole. According to this method, a ceramic plate having a group of holes whose direction of extension varies depending on the location of the hole is manufactured with high productivity. can do.
[0012]
It is preferable that the ceramic material in which the hole group is formed be subjected to primary firing while maintaining its shape, and then be subjected to secondary firing while bending and deforming the primary fired ceramic plate.
When secondary firing is performed while bending and deforming the primary fired ceramic plate, the ceramic plate is less likely to crack.
[0013]
It is preferred that the primary fired ceramic plate be bent and deformed during the secondary firing by imitating the mold.
When the primary fired ceramic plate is bent and deformed by being made to follow a mold during the secondary firing, the shape of the manufactured ceramic plate can be finished with high accuracy.
[0014]
In order to imitate the mold, it is preferable to place a primary fired ceramic plate between the lower mold and the upper mold, and to imitate the ceramic plate by the upper mold during the secondary firing. ).
If the primary fired ceramic plate is placed between the lower mold and the upper mold, and the ceramic plate is made to follow the lower mold by the upper mold during the secondary firing, the shape of the large curved ceramic plate can be accurately finished. it can.
The force imitating the lower mold is preferably based on the weight of the upper mold. In this case, the mold structure is simplified. Since the ceramic plate itself can be deformed by its own weight by controlling the temperature of the secondary firing, the presence of the upper mold may be omitted in some cases.
[0015]
The present invention is particularly effective when manufacturing a ceramic plate which is curved with a uniform curvature (claim 5).
According to this manufacturing method, it is possible to manufacture a ceramic plate that is curved with a uniform curvature and has a group of radial holes.
[0016]
According to the present invention, a ceramic plate in which a plurality of flat plate portions are connected can be manufactured (claim 6).
According to this manufacturing method, a ceramic plate in which a plurality of flat plate portions are continuous can be manufactured. In this case, the holes in each flat plate portion extend in parallel, but when viewed through the plurality of flat plate portions, the holes are radially spread.
[0017]
When a ceramic material is bent and deformed, one surface of the ceramic material is a stretched side and the other surface is a compressed side. In this case, if the ceramic plate is bent and deformed while forming a uniform cross section in the thickness direction, the cross section of the hole is stretched on the stretched side, and the hole formed in the manufactured ceramic plate is formed. Is not uniform in the thickness direction.
Therefore, a tapered through hole whose cross section is reduced toward the surface that is stretched by the bending deformation of the flat ceramic material is formed in advance, and the cross section is reduced in the thickness direction by firing the material. It is preferable to produce a ceramic plate having uniform through holes (claim 7).
According to the above manufacturing method, a ceramic plate having a uniform cross section in the thickness direction can be manufactured despite the bending deformation.
[0018]
When a ceramic material is bent and deformed, one surface of the ceramic material is a stretched side and the other surface is a compressed side. In this case, when a through hole that opens in a perfect circle is formed on the surface on the stretched side of the ceramic material and the ceramic plate is bent and deformed, the opening of the through hole on the surface on the stretched side of the ceramic plate is opened. It is stretched and a perfect circular opening cannot be obtained.
Therefore, a flat plate is formed with a through-hole that opens in a flat circular shape on the surface that is stretched by bending deformation of a flat ceramic material, and a ceramic plate having a through-hole that opens in a perfect circular shape by bending and deforming it. Is preferably produced (claim 8).
According to the above-described manufacturing method, a ceramic plate having a through hole that opens in a perfect circular shape can be manufactured despite bending deformation.
[0019]
According to the present invention, it is possible to obtain a ceramic plate in which the direction in which the through-hole extends varies depending on the location, and a burner can be formed by combining the ceramic plates (claim 9).
This burner has high heat resistance, the amount of combustion can be adjusted in a wide range from a large thermal power to a small thermal power, the temperature of hot water can be finely adjusted, and uniform combustion in the circumferential direction is possible.
[0020]
It is preferable that the ceramic plate used for the all-peripheral burner is curved with a uniform curvature and has a group of through holes extending radially.
According to this ceramic plate, the combustion flame spreads radially, and the combustion flame is prevented from being concentrated in a specific direction.
[0021]
The ceramic plate that is curved with a uniform curvature preferably has a center angle of curvature of 180 degrees or less (claim 11).
When the center angle of curvature of the ceramic plate is 180 degrees or less, the configuration of the mold used for bending deformation is simplified, and the ceramic plate after bending deformation can be easily released.
[0022]
The entire circumference type burner can be formed by a ceramic plate in which a plurality of flat plate portions are connected and a through-hole group extending in a direction perpendicular to the plane is formed in each flat plate portion.
When one ceramic plate itself is bent, a cylindrical burner having a polygonal cross section with a large number of vertices can be formed by combining a small number of ceramic plates. The greater the number of vertices of the cylindrical burner, the better the uniformity of the combustion flame in the circumferential direction.
[0023]
In the ceramic plate for a burner, it is preferable that a through hole is continuous with a concave portion formed on the surface (claim 13).
In this case, the combustion noise is reduced.
[0024]
In a ceramic plate for a burner, when the end surfaces of the ceramic plates are aligned with each other, it is preferable that the surface of one ceramic plate extending toward the other ceramic plate coincides with the surface of the other ceramic plate ( Claim 14).
According to such a ceramic plate, when the ceramic plates are combined with each other, the surface thereof is smoothly continuous. Further, the end faces of the ceramic plate can be brought into direct contact with each other, and there is no need to arrange a sealing material or the like between them.
[0025]
The present invention also provides a novel full circumference burner. The all-peripheral burner includes a plurality of combined ceramic plates, and each ceramic plate is formed with a group of through holes whose extending direction changes depending on the existing position.
This all-peripheral burner has high heat resistance, has a wide range of adjustment of the amount of combustion, and does not concentrate the combustion flame in a specific direction.
[0026]
In the case of an all-peripheral burner in which a plurality of ceramic plates are combined, it is preferable that each ceramic plate is curved. Instead of being curved, it may be bent (claim 17). It is preferable that a cylinder or a cylinder having an ellipse, a flat circle, or a polygonal cross section is formed by the plurality of ceramic plates combined (claim 18).
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The main features of the embodiment described later will be described.
(Mode 1) The burner is a full circumference type. The cylindrical burner body is configured by combining four curved ceramic plates.
(Mode 2) The flame holes formed in the cylindrical burner main body extend at right angles to the outer surface. That is, they extend radially.
(Mode 3) A cylindrical burner is held by holding an end face in the axial direction of a ceramic plate between a base holding plate and an end holding plate fixed to a distribution tube, so that a combined state of a plurality of ceramic plates is maintained. A body is formed.
(Mode 4) In manufacturing a ceramic plate, first, a through hole extending in a direction perpendicular to the plane is formed in a flat ceramic material. Subsequently, the ceramic material is first fired while maintaining the flat shape. Finally, the ceramic material set in the secondary firing mold is secondary fired so as to follow the shape of the secondary firing mold.
[0028]
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS One embodiment of a
As shown in FIG. 1, the
FIG. 2 shows a state in which the
[0029]
As shown in FIG. 2, the
[0030]
As shown in FIG. 3, the shape of the
[0031]
The
[0032]
As shown in FIGS. 1 and 6, the
The
[0033]
The
The holding of the
[0034]
FIG. 7 schematically shows the
The
The condensing
[0035]
A mixture of gas and air is supplied to the
Cold water such as tap water is supplied to the
[0036]
The temperature of tap water flowing into the
[0037]
The
The horizontal axis in FIG. 9 is TDR (Turn Down Ratio, aperture ratio), and the vertical axis is the burner temperature. The lower limit of the TDR range of the heat-resistant steel burner is about 30% from the allowable temperature of the heat-resistant steel. On the other hand, in the case of a ceramic burner, the lower limit of the TDR range can be reduced to about 10%. If the
[0038]
Further, as described above, the flame holes 26 a of the
[0039]
How to manufacture the
First, as shown in FIG. 11, a clay-like ceramic material 52 (for example, cordierite) is taken in by two
Next, as shown in FIG. 12, the
Then, as shown in FIG. 13, the holding
[0040]
Subsequently, the
Then, as shown in FIG. 15, the
FIG. 16 illustrates the
[0041]
Next, primary firing is performed on the flat
Subsequently, as shown in FIG. 17, the
The secondary firing is performed in this state. A preferred temperature for the secondary firing is about 1320 ° C. As shown in FIG. 19, when the secondary firing is performed, the softened
[0042]
As shown in FIG. 21, in secondary firing, bending deformation can be performed only by the lower firing die 70 without using the upper firing die 72. Even if only the
Further, it is also possible to perform bending deformation without using a firing mold. For example, both ends in the short direction of the
As shown in FIG. 22, the
When the
[0043]
As shown in FIG. 23, the
Flame holes that extend in parallel can be formed in the ceramic material before firing, and can be bent and flattened during the secondary firing to flatten. Even in this case, as shown in FIG. 24, a flat ceramic plate having a group of flame holes spreading radially can be manufactured.
[0044]
As shown in FIG. 25, the
[0045]
As shown in FIG. 27, a through-
[0046]
The shape of the end face used for the combination of the
[0047]
As mentioned above, although the specific example of this invention was demonstrated in detail, these are only illustrations and do not limit a claim. The technology described in the claims includes various modifications and alterations of the specific examples illustrated above.
Further, the technical elements described in the present specification or the drawings exert technical utility singly or in various combinations, and are not limited to the combinations described in the claims at the time of filing. The technology illustrated in the present specification or the drawings achieves a plurality of objects at the same time, and has technical utility by achieving one of the objects.
Therefore, for example, it can be configured as described below.
[0048]
(1) The burner main body is not limited to a cylindrical shape. For example, hemispherical ceramics may be combined to form a hollow spherical burner body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a burner according to an embodiment.
FIG. 2 is a side view of the distribution tube according to the embodiment.
FIG. 3 is a view taken along line III-III in FIG. 2;
FIG. 4 is a schematic perspective view showing a state before the combination of the ceramic plates according to the embodiment.
FIG. 5 is a schematic perspective view showing a state where the ceramic plates according to the embodiment are combined.
FIG. 6 is a view taken along line VI-VI of FIG. 1;
FIG. 7 is a schematic structural diagram of a heat exchanger according to an embodiment.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a combustion state of a burner according to the embodiment.
FIG. 9 is a graph comparing the TDR ranges of heat-resistant steel and ceramic burners according to an example.
FIG. 10 is a graph comparing the variation in hot water temperature between a heat-resistant steel burner and a ceramic burner according to the example.
FIG. 11 is a schematic perspective view showing a state in which the ceramic material according to the example is roller-formed.
FIG. 12 is a sectional view of a state in which the ceramic material according to the example is set in a lower mold.
FIG. 13 is a cross-sectional view showing a state in which a pressing plate is placed on a ceramic material set in a lower mold according to the embodiment.
FIG. 14 is a cross-sectional view of a state in which an upper mold is set on a lower mold according to the embodiment.
FIG. 15 is a cross-sectional view illustrating a state in which the upper mold according to the embodiment is lowered.
FIG. 16 is a cross-sectional view of a ceramic material having a flame hole according to an example.
FIG. 17 is a sectional view of a state in which the ceramic material according to the example is set in a firing lower mold.
FIG. 18 is a cross-sectional view of a state in which the upper firing mold is placed on the ceramic material set in the lower firing mold according to the example.
FIG. 19 is a cross-sectional view showing a state in which the ceramic material is bent and deformed by the lower firing die and the upper firing die according to the example.
FIG. 20 is a sectional view of a bent ceramic plate according to an example.
FIG. 21 is a cross-sectional view showing a state in which the ceramic material according to the example is bent and deformed only by a lower firing die.
FIG. 22 is a cross-sectional view showing a state in which the ceramic material is bent and bent by the lower firing die and the upper firing die according to the example.
FIG. 23 is a cross-sectional view of a bent and deformed ceramic material according to an example.
FIG. 24 is a cross-sectional view of the ceramic material cut after bending deformation according to the example.
FIG. 25 is a cross-sectional view of a ceramic material having tapered flame holes according to an example.
FIG. 26 is a cross-sectional view of a ceramic material according to an example, which is formed by forming a tapered flame hole and then bending and deforming it.
FIG. 27 is a perspective view of a ceramic material having a flat circular flame hole according to an example.
FIG. 28 is a perspective view of a ceramic material which is formed by forming a flat circular flame hole and bending-deforming it according to an example.
FIG. 29 is a view exemplifying the shape of the combination surface of the ceramic plate according to the example.
[Explanation of symbols]
10: Burner
12: Burner mounting plate, 12a: Through hole
14: Burner body
16: distribution tube, 16a: base mounting piece, 16b: end mounting piece, 16c: screw hole, 16d: distribution hole
18: end holding plate, 18a: flange
22: base holding plate, 22a: flange, 22b: opening
23, 24: Spot welding
26: ceramic plate, 26a: flame hole, 26b: countersink
28: Screw
30: Heat exchanger
32: outer cylinder, 32a: end plate, 32b: exhaust port, 32c: drain, 32d: heating chamber, 32e: condensation chamber, 32f: partition plate
34: Condensing pipe
36: Heating pipe
37: First header
38: Second header
40: Third header
42: Combustion flame
50: rotating roller
52: Ceramic material
54: Cutter
56: Ceramic material
58: Lower die, 58a: Bottom surface, 58b: Lower die hole
60: holding plate, 60a: holding plate hole
62: Upper type
64: pin, 64a: upper pin, 64b: lower pin, 64c: tapered portion
70: lower firing mold, 70a: molding surface
72: firing upper mold, 72a: molding surface
Claims (18)
プレート状のセラミック素材に同一方向に伸びている穴群を形成する工程と、
そのセラミック素材を曲げ変形させながら焼成する工程、
とを含むセラミックプレートの製造方法。A method of manufacturing a ceramic plate in which the direction in which a hole extends varies depending on the location,
Forming a group of holes extending in the same direction in the plate-shaped ceramic material,
Firing the ceramic material while bending and deforming it,
And a method for producing a ceramic plate.
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