JP2004311919A - スルーホールフィル方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板に形成したスルーホール内にめっきによって金属を充填し、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成し得るスルーホールフィル方法を提供する。
【解決手段】絶縁性材料から成る基板20に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填する際に、該スルーホールとして、縦断面形状が鼓状のスルーホール26を基板20に形成し、次いで、スルーホール26の内壁面の全面に金属から成るシード層28を形成した後、スルーホール26の横断面積が最小となる最狭部分26aから金属を充填するように、シード層28を給電層とする電解めっきを施すことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】絶縁性材料から成る基板20に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填する際に、該スルーホールとして、縦断面形状が鼓状のスルーホール26を基板20に形成し、次いで、スルーホール26の内壁面の全面に金属から成るシード層28を形成した後、スルーホール26の横断面積が最小となる最狭部分26aから金属を充填するように、シード層28を給電層とする電解めっきを施すことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスルーホールフィル方法に関し、更に詳細には絶縁性材料から成る基板に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填するスルーホールフィル方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置等の電子部品には、図6に示す多層配線基板が用いられている。図6に示す多層配線基板は、セラミックや樹脂等の絶縁性材料から成るコア基板100の両面側に形成された配線パターン102,102・・と、樹脂等の絶縁性材料から成る絶縁層12,12・・に形成された配線パターン14,14・・とは、コア基板100を貫通して形成されたヴィア104,104・・及び絶縁層12,12・・に形成されたヴィア18,18・・によって電気的に接続されている。
かかるコア基板100の製造方法は、例えば下記に示す特許文献1に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−16357号公報
([0034]〜[0047]、図2,図3)
【0004】
上記特許文献1に記載されたコア基板100の製造方法を図7によって説明する。
先ず、ドリル等によってコア基板100に形成した貫通孔106の内壁面を含むコア基板100の全表面に、無電解めっきによって形成した金属層108を給電層とする電解めっきによって、厚付した金属層110を形成する[図7(a),(b)]。
更に、金属層108,110が内壁面に形成された貫通孔106に、その両開口部に傘状部112aが形成できるように樹脂112を充填した後[図7(c)]、傘状部112aをマスクとして、金属層110にエッチングを施して薄くして薄金属層110aとする[図7(d)]。
次いで、傘状部112aは研磨等によって除去し、樹脂112の露出面も薄金属層110aと同一面とした後[図7(e)]、無電解めっきによって薄金属層110a及び樹脂112の露出面に金属層114を形成することによって、コア基板100を貫通するヴィア104を形成できる。「[図7(f)]。
その後、金属層108,薄金属層110a及び金属層114から成る金属層にパターニングを施して所望形状の配線パターン102,102・・を形成し[図7(g)]、図6に示すコア基板100を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図6及び図7に示すコア基板100によれば、ヴィア104,104・・の両端部上に配線パターン102を形成でき、配線パターン102の設計上の自由度を向上できる。
しかし、コア基板100のヴィア104は、電気特性が大きく異なる金属と樹脂とから構成されているため、インピーダンス等の電位特性の向上を図るには限界がある。
【0006】
一方、基板にヴィアを形成する際に、予め絶縁材料から成る基板に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填してヴィアを形成することも考えられる。
このヴィアの形成方法では、先ず、図8(a)に示す様に、絶縁材料から成る基板にスルーホール202を形成した後、図8(b)に示す様に、スルーホール202の内壁面を含む基板200の表面に無電解めっきによって金属から成るシード層204を形成する。
次いで、シード層204を給電層とする電解めっきを施し、シード層204上にめっき金属層206を形成する。このめっき金属層206は、図8(c)に示す様に、スルーホール202の開口部の角部に形成された部分が、スルーホール202の内側部に形成された部分よりも厚くなる。
更に、電解めっきを継続すると、図8(d)に示す様に、スルーホール202を金属で充填してヴィアに形成できると共に、めっき金属層206を所望の厚さとすることができる。
その後、このめっき金属層206にパターニングを施すことによって基板200の両面の各々に所望の配線パターンを形成でき、かかる配線パターンに両端の各々が接続されて成るヴィアが形成された配線基板を得ることができる。
しかし、形成されたヴィア内には、図8(d)に示す如く、内部にボイド208が形成され易い。
【0007】
この様に、図8に示す方法では、スルーホール内にめっきによって金属を充填して形成したヴィアには、ボイド等の欠陥が存在していた。
しかし、図8に示す方法では、スルーホール202の開口部の角部近傍に、めっき金属層206が他の部分よりも成長することを防止できれば、ボイド等の欠陥のないヴィアをめっきによって形成できるものと考えられる。
そこで、本発明の課題は、基板に形成したスルーホール内にめっきによって金属を充填し、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成し得るスルーホールフィル方法を提供することにある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は前記課題を解決すべく検討を重ねた結果、基板に縦断面形状が鼓状のスルーホールを形成した後、スルーホールの内壁面に無電解めっきによって金属から成るシード層を形成し、次いで、このシード層を給電層とする電解めっきを施すことにより、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、絶縁性材料から成る基板に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填する際に、該スルーホールとして、横断面積が最小となる最狭部分を具備するスルーホールを前記基板に形成した後、前記スルーホールの内壁面の全面に金属から成るシード層を形成し、次いで、前記スルーホールの両開口部を開口した状態で前記基板を電解めっき液に浸漬して、前記スルーホールの最狭部分から金属を充填するように、前記シード層を給電層とする電解めっきを施すことを特徴とするスルーホールフィル方法にある。
【0009】
かかる本発明において、スルーホールとして、縦断面形状が鼓状のスルーホールを基板に形成することによって、スルーホールの開口部の角部近傍に、めっき金属層が他の部分よりも成長することを効果的に防止できる。
また、スルーホールの内壁面に形成するシード層を、無電解めっきによって形成することによって、スルーホールの内壁面全面にシード層を容易に形成できる。
このシード層は、スルーホールの内壁面を含む基板の全面に形成することによって、電解めっきによって、スルーホール内に金属を充填すると共に、配線パターンを形成する所望厚さのめっき金属層を形成できる。
更に、スルーホールの最狭部分を電解めっきによる金属で閉塞して凹部を形成した後、前記凹部内に電解めっきによって金属を充填することによって、凹部の底部近傍のめっき液を充分に流動でき、凹部内に充分に金属を充填でき、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成できる。
かかる電解めっきを、ヴィアフィリング用のめっき液を用いて行うことによって、スルーホール内への金属の充填を効率よく行うことができる。
この電解めっきを、めっき液に浸漬した基板に対して、前記めっき液を噴射しつつ行うことにより、スルーホール内に気泡等が残存することに因るボイド等の発生を防止できる。
【0010】
本発明に係るスルーホールフィル方法で採用するスルーホールは、横断面積が最小となる最狭部分を具備する。このため、スルーホールの内壁面に形成したシード層を給電層とする電解めっきの際に、スルーホールの最狭部分に電流密度が集中し、この最狭部分のめっき金属層の厚さが他の部分よりも厚くなって、最狭部分を閉塞する。かかる最狭部分が閉塞されたとき、基板の両面側の各々に開口する凹部の深さは、スルーホールの長さよりも浅いため、めっき液を攪拌等することによって、凹部の底部近傍のめっき液を充分に流動できる。
このため、スルーホール内に、めっきによって充分に金属を充填でき、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明では、先ず、絶縁性材料から成る基板に、横断面積が最小となる最狭部分を具備するスルーホールとして、縦断面形状が鼓状のスルーホールを形成する。
この基板を形成する絶縁性材料としては、ガラス、セラミックや樹脂等の従来から基板に用いられている絶縁性材料を採用できる。
かかる基板に、縦断面形状が鼓状のスルーホールを形成する例を、図1によって説明する。図1に示す基板20は、感光性ガラスによって形成されているものである。この感光性ガラスは、例えば主成分とするSiO2及びLi2O中に、少量のCeO2とAl2O3とが添加され、且つ感光性金属としての少量のAu,Ag及びCuが添加されているものである。
かかる感光ガラスから成る基板20の一面側に、図1(a)に示す様に、スルーホールを形成する部分に貫通孔が形成されたマスク板22を載置し、紫外線24を照射した後、マスク板22を除去して基板20に加熱処理を施す。かかる紫外線24の照射及び加熱処理によって、紫外線24が照射された感光性ガラスの部分では、アモロファス構造中に結晶が混在する構造となり、一方、紫外線24が照射されなかった非照射部分ではアモロファス構造である。このため、フッ酸を含有する水溶液に基板20を浸漬処理して、基板20の両面にエッチング処理を施すと、紫外線24の照射部分はエッチングされ、図1(b)に示す様に、縦断面形状が鼓状のスルーホール26が形成される。
更に、スルーホール26の内壁面を含む基板20の全面に、図1(c)に示す様に、ニッケル(Ni)又は銅(Cu)等の金属から成る、厚さ3〜5μmのシード層28を形成する。このシード層28は、無電解めっきにより容易に形成できる。
尚、シード層28は、スパッタ等によって基板20の表面にシード層28を形成した後、スルーホール26の内壁面のシード層28を無電解めっきによって形成してもよい。
【0012】
次いで、スルーホール26の内壁面を含む基板20の全面に形成したシード層28を給電層とする電解めっきを施す。この電解めっきは、ヴィアフィリング用のめっき液を用いて行うことが好ましい。ヴィアフィリング用のめっき液を用いることによって、めっき液の流動が激しい箇所、例えばスルーホール26の開口部近傍では、金属の析出が抑制されるが、めっき液の流動が抑制される箇所、例えばスルーホール26の内部では、金属の析出が促進される。かかるヴィアフィリング用のめっき液としては、例えば硫酸銅めっき浴として、硫酸銅五水塩(100〜150g/L)、硫酸(170〜200g/L)、塩素(60〜80ppm)、ブライトナー(0.6〜1.0mL/L)及びキャリア(20〜30mL/L)の組成のめっき浴を挙げることができる。
この様な電解めっきでは、その電流密度を0.25〜1.5A/dm2(好ましくは0.5〜1.0A/dm2)とすることが、スルーホール26内に金属を更に均一に充填できる。
【0013】
図1(c)に示す様に、縦断面形状が鼓状のスルーホール26内に形成したシード層28を給電層とする電解めっきによれば、図2(a)に示す様に、スルーホール26の横断面積が最小となる最狭部分26a及びその近傍に形成されためっき金属層30が、その他の部分に形成されるめっき金属層30よりも厚くなる。最狭部分26aは、スルーホール26の内方に内壁面が環状に突出する部分であるため、電流密度が集中し易くなっているからである。
更に、電解めっきを継続すると、図2(b)に示す様に、スルーホール26の中途部に形成された最狭部分26aが閉塞され、基板20の両面に各々開口する凹部32,32が形成される。この凹部32,32の各深さは、スルーホール26の長さに比較して浅く、めっき液を攪拌することによって、凹部32,32内のめっき液の流動を充分に行うことができる。
このため、電解めっきによって凹部32,32内に金属を充填でき、図3に示す様に、スルーホール26内に金属を充填できる。
更に、基板20の表面上にも、図3に示す様に、所定厚さのめっき金属層30が形成され、かかるめっき金属層30にパターニングを施すことによって、所望の配線パターンを形成できる。
ところで、図3に示すめっき金属層30には、浅い凹部33,33が残存しているが、かかる凹部33,33は、めっき金属層30に簡単な研磨を施すことによって容易に除去できるものであり、凹部33,33を残存させて多層配線基板を形成しても、実質的に問題は発生しない。又、絶縁性樹脂を基板20表面に被覆した後、ビルドアップ工法などで多層化することも可能である。
尚、図3に示すめっき金属層30は、経時に伴なって形成される層を図示したものである。
【0014】
本発明で採用する電解めっきは、めっき液を充分に攪拌しつつ行うことが好ましく、攪拌機によってめっき液を攪拌して電解めっきを施してもよいが、図4に示すめっき装置を好適に用いることができる。
図4に示すめっき装置には、めっき槽40に貯留されためっき液50に浸漬され、電源(図示せず)の陰極に接続された陰極部材48に保持された基板20の両面側の各々に、複数個のノズル42a,42a・・が形成された絶縁体から成る供給配管42が配設されている。この供給配管42の各ノズル42aからは、基板20の一面と直交する方向にめっき液流が噴出される。かかる供給配管42のノズル42a,42a・・と基板20との間には、基板20側に多孔の絶縁体から成る整流板44がめっき槽40に固着されており、供給配管42のノズル42a側に電源の陽極に接続された多孔の陽極板46が配設されている。
尚、供給配管42,42には、めっき槽40内のめっき液50の一部をポンプ(図示せず)で昇圧しためっき液が供給され、陰極部材48は基板20を保持した状態で遥動可能に設けられている。
【0015】
図4に示すめっき装置によって基板20に形成されたスルーホール26,26・・に電解めっきを施す際には、供給配管42,42のノズル42a,42a・・から基板20の各面に直交する方向に噴出されためっき液流は、多孔の陽極板46を通過した後、多孔の整流板44を通過して基板20の一面に略直角に突き当る。
この様に、図4に示すめっき装置では、基板20の各面には、供給配管42,42の各ノズル42aから噴出されためっき液流が略直角に突き当る。
しかも、基板20は、電解めっき中に陰極部材48によって遥動することができる。
このため、電解めっきの際に、基板20のスルーホール26内或いは凹部32[図2(b)]内のめっき液を充分に流動させることができ、基板20のスルーホール26或いは凹部32の内部に気泡が残存することに起因するボイド等の発生を防止できる。その結果、基板20の各スルーホール26内に均一に金属が充填されたヴィアを得ることができる。
【0016】
ところで、特開2002−280743号公報には、図9に示すヴィアの形成方法が提案されている。
先ず、基板300の一面側に、所望の配線パターン302,302・・を形成した後、基板300の一面側に熱硬化性樹脂を塗布し硬化して絶縁層304を形成する。形成した絶縁層300には、図9(a)に示す様に、レーザ光306を照射し、底面が配線パターン302によって形成された凹部状であって、縦断面形状が鼓状のヴィアホール308(以下、単にヴィアホール308と称することがある)を形成する。このレーザ光306は、その焦点1306aが絶縁層304の中間に位置するように設定されている。
次いで、形成したヴィアホール308の内壁面を含む絶縁層304の表面の全面に、図7(b)に示す様に、無電解めっきによって金属から成るシード層310を形成する。
更に、シード層310を給電層とする電解めっきによって、ヴィアホール308内に金属を充填しつつ、絶縁層304の表面上に所望厚さのめっき金属層312を形成する。
この様に、図9に示すヴィアの形成方法は、開口部一箇所の凹部状のヴィアホール(ブラインドホール)308に電解めっきによって金属を充填するヴィアの形成方法であって、両端が開口されたスルーホール内に電解めっきによって金属を充填するヴィアの形成方法とは相異する。
また、図9に示す如く、縦断面形状が鼓状のヴィアホール308内に電解めっきによって金属を充填する際に、アンダーカット部に形成されているヴィアホール308の底面部近傍にボイドが形成され易く、得られたヴィアのインピーダンス等の電気特性が設計値と相違するおそれがある。
【0017】
図1〜図4の説明では、基板20に形成したスルーホール26の縦断面形状は、中央部の内壁面が環状に内方に突出した鼓状形状であるが、図5(a)に示す様に、下方側又は上方側の内壁面が環状に内方に突出する鼓状形状であってもよい。
更に、図5(b)に示す様に、スルーホール26の縦断面形状が、その横断面面積が開口部の一方側から他方側に徐々に狭くなる、いわゆるテーパ状形状であってもよい。かかるテーパ状形状のスルーホール26は、図1(a)に示す紫外線24の照射時間等を調整することによって形成できる。
また、基板20として、感光性ガラスから成る基板を用いたが、シリコンや樹脂から成る基板を用いてもよい。シリコンや樹脂から成る基板に、縦断面形状が鼓状形状のスルーホールを形成するには、焦点を基板の中間に位置するように調整したレーザ光を照射することによって形成でき。一方、図5(b)に示すテーパ状形状のスルーホール26を、シリコンや樹脂から成る基板に形成する場合には、基板の一方側から照射するレーザ光の焦点を基板の他方側とすることによって形成できる。
【0018】
【実施例】
厚さ300μmの感光性ガラスから成る基板(HOYA(株)製)の一面側にマスク板を載置し、紫外線を照射してから熱処理を施した基板を、フッ酸含有の水溶液に浸漬して基板の両面側からエッチングを施した。
得られたスルーホールは、中央部が最狭部分に形成された縦断面形状が鼓状形状のものである。かかるスルーホールの開口部の開口径は60μmであり、中央部の最狭部分の開口径は50μmであった。
次いで、無電解めっきによって、スルーホールの内壁面に厚さ3μmの銅から成るシード層を形成した後、シード層を給電層とする電解めっきを施した。
この電解めっきは、硫酸銅(200g/L)、硫酸(100g/L)及び塩素50mg/Lの組成のめっき液を攪拌翼で攪拌しつつ、電流密度が0.5〜1.0A/dm2となるように調整して行った。
電解めっき終了後、形成されたヴィアの縦断面形状を顕微鏡観察したところ、ボイド等の欠陥が見当たらず銅がスルーホール内に充分に充填されていることが判った。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、基板に形成したスルーホール内にめっきによって金属を充填し、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成できる。このため、ヴィアのインピーダンス等の電気特性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスルーホールフィル方法の前工程を説明する工程図である。
【図2】本発明に係るスルーホールフィル方法の後工程を説明する工程図である。
【図3】本発明に係るスルーホールフィル方法で金属が充填されたスルーホールの状態を説明する部分断面図である。
【図4】本発明に係るスルーホールフィル方法で採用し得る電解めっき装置の概要を説明する説明図である。
【図5】本発明に係るスルーホールフィル方法で形成し得るスルーホール形状を説明する部分断面図である。
【図6】多層配線基板の一例を説明する部分断面図である。
【図7】従来のヴィアフィル方法を説明する説明図である。
【図8】従来のスルーホールフィル方法を説明する説明図である。
【図9】特開2002−280743号公報に掲載されたヴィアの形成方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
20 基板
16 ヴィア
26 スルーホール
26a 最狭部分
28 シード層
30 めっき金属層
32,33 凹部
【発明の属する技術分野】
本発明はスルーホールフィル方法に関し、更に詳細には絶縁性材料から成る基板に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填するスルーホールフィル方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置等の電子部品には、図6に示す多層配線基板が用いられている。図6に示す多層配線基板は、セラミックや樹脂等の絶縁性材料から成るコア基板100の両面側に形成された配線パターン102,102・・と、樹脂等の絶縁性材料から成る絶縁層12,12・・に形成された配線パターン14,14・・とは、コア基板100を貫通して形成されたヴィア104,104・・及び絶縁層12,12・・に形成されたヴィア18,18・・によって電気的に接続されている。
かかるコア基板100の製造方法は、例えば下記に示す特許文献1に記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−16357号公報
([0034]〜[0047]、図2,図3)
【0004】
上記特許文献1に記載されたコア基板100の製造方法を図7によって説明する。
先ず、ドリル等によってコア基板100に形成した貫通孔106の内壁面を含むコア基板100の全表面に、無電解めっきによって形成した金属層108を給電層とする電解めっきによって、厚付した金属層110を形成する[図7(a),(b)]。
更に、金属層108,110が内壁面に形成された貫通孔106に、その両開口部に傘状部112aが形成できるように樹脂112を充填した後[図7(c)]、傘状部112aをマスクとして、金属層110にエッチングを施して薄くして薄金属層110aとする[図7(d)]。
次いで、傘状部112aは研磨等によって除去し、樹脂112の露出面も薄金属層110aと同一面とした後[図7(e)]、無電解めっきによって薄金属層110a及び樹脂112の露出面に金属層114を形成することによって、コア基板100を貫通するヴィア104を形成できる。「[図7(f)]。
その後、金属層108,薄金属層110a及び金属層114から成る金属層にパターニングを施して所望形状の配線パターン102,102・・を形成し[図7(g)]、図6に示すコア基板100を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図6及び図7に示すコア基板100によれば、ヴィア104,104・・の両端部上に配線パターン102を形成でき、配線パターン102の設計上の自由度を向上できる。
しかし、コア基板100のヴィア104は、電気特性が大きく異なる金属と樹脂とから構成されているため、インピーダンス等の電位特性の向上を図るには限界がある。
【0006】
一方、基板にヴィアを形成する際に、予め絶縁材料から成る基板に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填してヴィアを形成することも考えられる。
このヴィアの形成方法では、先ず、図8(a)に示す様に、絶縁材料から成る基板にスルーホール202を形成した後、図8(b)に示す様に、スルーホール202の内壁面を含む基板200の表面に無電解めっきによって金属から成るシード層204を形成する。
次いで、シード層204を給電層とする電解めっきを施し、シード層204上にめっき金属層206を形成する。このめっき金属層206は、図8(c)に示す様に、スルーホール202の開口部の角部に形成された部分が、スルーホール202の内側部に形成された部分よりも厚くなる。
更に、電解めっきを継続すると、図8(d)に示す様に、スルーホール202を金属で充填してヴィアに形成できると共に、めっき金属層206を所望の厚さとすることができる。
その後、このめっき金属層206にパターニングを施すことによって基板200の両面の各々に所望の配線パターンを形成でき、かかる配線パターンに両端の各々が接続されて成るヴィアが形成された配線基板を得ることができる。
しかし、形成されたヴィア内には、図8(d)に示す如く、内部にボイド208が形成され易い。
【0007】
この様に、図8に示す方法では、スルーホール内にめっきによって金属を充填して形成したヴィアには、ボイド等の欠陥が存在していた。
しかし、図8に示す方法では、スルーホール202の開口部の角部近傍に、めっき金属層206が他の部分よりも成長することを防止できれば、ボイド等の欠陥のないヴィアをめっきによって形成できるものと考えられる。
そこで、本発明の課題は、基板に形成したスルーホール内にめっきによって金属を充填し、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成し得るスルーホールフィル方法を提供することにある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者は前記課題を解決すべく検討を重ねた結果、基板に縦断面形状が鼓状のスルーホールを形成した後、スルーホールの内壁面に無電解めっきによって金属から成るシード層を形成し、次いで、このシード層を給電層とする電解めっきを施すことにより、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、絶縁性材料から成る基板に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填する際に、該スルーホールとして、横断面積が最小となる最狭部分を具備するスルーホールを前記基板に形成した後、前記スルーホールの内壁面の全面に金属から成るシード層を形成し、次いで、前記スルーホールの両開口部を開口した状態で前記基板を電解めっき液に浸漬して、前記スルーホールの最狭部分から金属を充填するように、前記シード層を給電層とする電解めっきを施すことを特徴とするスルーホールフィル方法にある。
【0009】
かかる本発明において、スルーホールとして、縦断面形状が鼓状のスルーホールを基板に形成することによって、スルーホールの開口部の角部近傍に、めっき金属層が他の部分よりも成長することを効果的に防止できる。
また、スルーホールの内壁面に形成するシード層を、無電解めっきによって形成することによって、スルーホールの内壁面全面にシード層を容易に形成できる。
このシード層は、スルーホールの内壁面を含む基板の全面に形成することによって、電解めっきによって、スルーホール内に金属を充填すると共に、配線パターンを形成する所望厚さのめっき金属層を形成できる。
更に、スルーホールの最狭部分を電解めっきによる金属で閉塞して凹部を形成した後、前記凹部内に電解めっきによって金属を充填することによって、凹部の底部近傍のめっき液を充分に流動でき、凹部内に充分に金属を充填でき、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成できる。
かかる電解めっきを、ヴィアフィリング用のめっき液を用いて行うことによって、スルーホール内への金属の充填を効率よく行うことができる。
この電解めっきを、めっき液に浸漬した基板に対して、前記めっき液を噴射しつつ行うことにより、スルーホール内に気泡等が残存することに因るボイド等の発生を防止できる。
【0010】
本発明に係るスルーホールフィル方法で採用するスルーホールは、横断面積が最小となる最狭部分を具備する。このため、スルーホールの内壁面に形成したシード層を給電層とする電解めっきの際に、スルーホールの最狭部分に電流密度が集中し、この最狭部分のめっき金属層の厚さが他の部分よりも厚くなって、最狭部分を閉塞する。かかる最狭部分が閉塞されたとき、基板の両面側の各々に開口する凹部の深さは、スルーホールの長さよりも浅いため、めっき液を攪拌等することによって、凹部の底部近傍のめっき液を充分に流動できる。
このため、スルーホール内に、めっきによって充分に金属を充填でき、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明では、先ず、絶縁性材料から成る基板に、横断面積が最小となる最狭部分を具備するスルーホールとして、縦断面形状が鼓状のスルーホールを形成する。
この基板を形成する絶縁性材料としては、ガラス、セラミックや樹脂等の従来から基板に用いられている絶縁性材料を採用できる。
かかる基板に、縦断面形状が鼓状のスルーホールを形成する例を、図1によって説明する。図1に示す基板20は、感光性ガラスによって形成されているものである。この感光性ガラスは、例えば主成分とするSiO2及びLi2O中に、少量のCeO2とAl2O3とが添加され、且つ感光性金属としての少量のAu,Ag及びCuが添加されているものである。
かかる感光ガラスから成る基板20の一面側に、図1(a)に示す様に、スルーホールを形成する部分に貫通孔が形成されたマスク板22を載置し、紫外線24を照射した後、マスク板22を除去して基板20に加熱処理を施す。かかる紫外線24の照射及び加熱処理によって、紫外線24が照射された感光性ガラスの部分では、アモロファス構造中に結晶が混在する構造となり、一方、紫外線24が照射されなかった非照射部分ではアモロファス構造である。このため、フッ酸を含有する水溶液に基板20を浸漬処理して、基板20の両面にエッチング処理を施すと、紫外線24の照射部分はエッチングされ、図1(b)に示す様に、縦断面形状が鼓状のスルーホール26が形成される。
更に、スルーホール26の内壁面を含む基板20の全面に、図1(c)に示す様に、ニッケル(Ni)又は銅(Cu)等の金属から成る、厚さ3〜5μmのシード層28を形成する。このシード層28は、無電解めっきにより容易に形成できる。
尚、シード層28は、スパッタ等によって基板20の表面にシード層28を形成した後、スルーホール26の内壁面のシード層28を無電解めっきによって形成してもよい。
【0012】
次いで、スルーホール26の内壁面を含む基板20の全面に形成したシード層28を給電層とする電解めっきを施す。この電解めっきは、ヴィアフィリング用のめっき液を用いて行うことが好ましい。ヴィアフィリング用のめっき液を用いることによって、めっき液の流動が激しい箇所、例えばスルーホール26の開口部近傍では、金属の析出が抑制されるが、めっき液の流動が抑制される箇所、例えばスルーホール26の内部では、金属の析出が促進される。かかるヴィアフィリング用のめっき液としては、例えば硫酸銅めっき浴として、硫酸銅五水塩(100〜150g/L)、硫酸(170〜200g/L)、塩素(60〜80ppm)、ブライトナー(0.6〜1.0mL/L)及びキャリア(20〜30mL/L)の組成のめっき浴を挙げることができる。
この様な電解めっきでは、その電流密度を0.25〜1.5A/dm2(好ましくは0.5〜1.0A/dm2)とすることが、スルーホール26内に金属を更に均一に充填できる。
【0013】
図1(c)に示す様に、縦断面形状が鼓状のスルーホール26内に形成したシード層28を給電層とする電解めっきによれば、図2(a)に示す様に、スルーホール26の横断面積が最小となる最狭部分26a及びその近傍に形成されためっき金属層30が、その他の部分に形成されるめっき金属層30よりも厚くなる。最狭部分26aは、スルーホール26の内方に内壁面が環状に突出する部分であるため、電流密度が集中し易くなっているからである。
更に、電解めっきを継続すると、図2(b)に示す様に、スルーホール26の中途部に形成された最狭部分26aが閉塞され、基板20の両面に各々開口する凹部32,32が形成される。この凹部32,32の各深さは、スルーホール26の長さに比較して浅く、めっき液を攪拌することによって、凹部32,32内のめっき液の流動を充分に行うことができる。
このため、電解めっきによって凹部32,32内に金属を充填でき、図3に示す様に、スルーホール26内に金属を充填できる。
更に、基板20の表面上にも、図3に示す様に、所定厚さのめっき金属層30が形成され、かかるめっき金属層30にパターニングを施すことによって、所望の配線パターンを形成できる。
ところで、図3に示すめっき金属層30には、浅い凹部33,33が残存しているが、かかる凹部33,33は、めっき金属層30に簡単な研磨を施すことによって容易に除去できるものであり、凹部33,33を残存させて多層配線基板を形成しても、実質的に問題は発生しない。又、絶縁性樹脂を基板20表面に被覆した後、ビルドアップ工法などで多層化することも可能である。
尚、図3に示すめっき金属層30は、経時に伴なって形成される層を図示したものである。
【0014】
本発明で採用する電解めっきは、めっき液を充分に攪拌しつつ行うことが好ましく、攪拌機によってめっき液を攪拌して電解めっきを施してもよいが、図4に示すめっき装置を好適に用いることができる。
図4に示すめっき装置には、めっき槽40に貯留されためっき液50に浸漬され、電源(図示せず)の陰極に接続された陰極部材48に保持された基板20の両面側の各々に、複数個のノズル42a,42a・・が形成された絶縁体から成る供給配管42が配設されている。この供給配管42の各ノズル42aからは、基板20の一面と直交する方向にめっき液流が噴出される。かかる供給配管42のノズル42a,42a・・と基板20との間には、基板20側に多孔の絶縁体から成る整流板44がめっき槽40に固着されており、供給配管42のノズル42a側に電源の陽極に接続された多孔の陽極板46が配設されている。
尚、供給配管42,42には、めっき槽40内のめっき液50の一部をポンプ(図示せず)で昇圧しためっき液が供給され、陰極部材48は基板20を保持した状態で遥動可能に設けられている。
【0015】
図4に示すめっき装置によって基板20に形成されたスルーホール26,26・・に電解めっきを施す際には、供給配管42,42のノズル42a,42a・・から基板20の各面に直交する方向に噴出されためっき液流は、多孔の陽極板46を通過した後、多孔の整流板44を通過して基板20の一面に略直角に突き当る。
この様に、図4に示すめっき装置では、基板20の各面には、供給配管42,42の各ノズル42aから噴出されためっき液流が略直角に突き当る。
しかも、基板20は、電解めっき中に陰極部材48によって遥動することができる。
このため、電解めっきの際に、基板20のスルーホール26内或いは凹部32[図2(b)]内のめっき液を充分に流動させることができ、基板20のスルーホール26或いは凹部32の内部に気泡が残存することに起因するボイド等の発生を防止できる。その結果、基板20の各スルーホール26内に均一に金属が充填されたヴィアを得ることができる。
【0016】
ところで、特開2002−280743号公報には、図9に示すヴィアの形成方法が提案されている。
先ず、基板300の一面側に、所望の配線パターン302,302・・を形成した後、基板300の一面側に熱硬化性樹脂を塗布し硬化して絶縁層304を形成する。形成した絶縁層300には、図9(a)に示す様に、レーザ光306を照射し、底面が配線パターン302によって形成された凹部状であって、縦断面形状が鼓状のヴィアホール308(以下、単にヴィアホール308と称することがある)を形成する。このレーザ光306は、その焦点1306aが絶縁層304の中間に位置するように設定されている。
次いで、形成したヴィアホール308の内壁面を含む絶縁層304の表面の全面に、図7(b)に示す様に、無電解めっきによって金属から成るシード層310を形成する。
更に、シード層310を給電層とする電解めっきによって、ヴィアホール308内に金属を充填しつつ、絶縁層304の表面上に所望厚さのめっき金属層312を形成する。
この様に、図9に示すヴィアの形成方法は、開口部一箇所の凹部状のヴィアホール(ブラインドホール)308に電解めっきによって金属を充填するヴィアの形成方法であって、両端が開口されたスルーホール内に電解めっきによって金属を充填するヴィアの形成方法とは相異する。
また、図9に示す如く、縦断面形状が鼓状のヴィアホール308内に電解めっきによって金属を充填する際に、アンダーカット部に形成されているヴィアホール308の底面部近傍にボイドが形成され易く、得られたヴィアのインピーダンス等の電気特性が設計値と相違するおそれがある。
【0017】
図1〜図4の説明では、基板20に形成したスルーホール26の縦断面形状は、中央部の内壁面が環状に内方に突出した鼓状形状であるが、図5(a)に示す様に、下方側又は上方側の内壁面が環状に内方に突出する鼓状形状であってもよい。
更に、図5(b)に示す様に、スルーホール26の縦断面形状が、その横断面面積が開口部の一方側から他方側に徐々に狭くなる、いわゆるテーパ状形状であってもよい。かかるテーパ状形状のスルーホール26は、図1(a)に示す紫外線24の照射時間等を調整することによって形成できる。
また、基板20として、感光性ガラスから成る基板を用いたが、シリコンや樹脂から成る基板を用いてもよい。シリコンや樹脂から成る基板に、縦断面形状が鼓状形状のスルーホールを形成するには、焦点を基板の中間に位置するように調整したレーザ光を照射することによって形成でき。一方、図5(b)に示すテーパ状形状のスルーホール26を、シリコンや樹脂から成る基板に形成する場合には、基板の一方側から照射するレーザ光の焦点を基板の他方側とすることによって形成できる。
【0018】
【実施例】
厚さ300μmの感光性ガラスから成る基板(HOYA(株)製)の一面側にマスク板を載置し、紫外線を照射してから熱処理を施した基板を、フッ酸含有の水溶液に浸漬して基板の両面側からエッチングを施した。
得られたスルーホールは、中央部が最狭部分に形成された縦断面形状が鼓状形状のものである。かかるスルーホールの開口部の開口径は60μmであり、中央部の最狭部分の開口径は50μmであった。
次いで、無電解めっきによって、スルーホールの内壁面に厚さ3μmの銅から成るシード層を形成した後、シード層を給電層とする電解めっきを施した。
この電解めっきは、硫酸銅(200g/L)、硫酸(100g/L)及び塩素50mg/Lの組成のめっき液を攪拌翼で攪拌しつつ、電流密度が0.5〜1.0A/dm2となるように調整して行った。
電解めっき終了後、形成されたヴィアの縦断面形状を顕微鏡観察したところ、ボイド等の欠陥が見当たらず銅がスルーホール内に充分に充填されていることが判った。
【0019】
【発明の効果】
本発明によれば、基板に形成したスルーホール内にめっきによって金属を充填し、ボイド等の欠陥のないヴィアを形成できる。このため、ヴィアのインピーダンス等の電気特性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスルーホールフィル方法の前工程を説明する工程図である。
【図2】本発明に係るスルーホールフィル方法の後工程を説明する工程図である。
【図3】本発明に係るスルーホールフィル方法で金属が充填されたスルーホールの状態を説明する部分断面図である。
【図4】本発明に係るスルーホールフィル方法で採用し得る電解めっき装置の概要を説明する説明図である。
【図5】本発明に係るスルーホールフィル方法で形成し得るスルーホール形状を説明する部分断面図である。
【図6】多層配線基板の一例を説明する部分断面図である。
【図7】従来のヴィアフィル方法を説明する説明図である。
【図8】従来のスルーホールフィル方法を説明する説明図である。
【図9】特開2002−280743号公報に掲載されたヴィアの形成方法を説明する説明図である。
【符号の説明】
20 基板
16 ヴィア
26 スルーホール
26a 最狭部分
28 シード層
30 めっき金属層
32,33 凹部
Claims (7)
- 絶縁性材料から成る基板に形成したスルーホール内に、めっきによって金属を充填する際に、
該スルーホールとして、横断面積が最小となる最狭部分を具備するスルーホールを前記基板に形成した後、前記スルーホールの内壁面の全面に金属から成るシード層を形成し、
次いで、前記スルーホールの両開口部を開口した状態で前記基板を電解めっき液に浸漬して、前記スルーホールの最狭部分から金属を充填するように、前記シード層を給電層とする電解めっきを施すことを特徴とするスルーホールフィル方法。 - スルーホールとして、縦断面形状が鼓状のスルーホールを基板に形成する請求項1記載のスルーホールフィル方法。
- スルーホールの内壁面に形成するシード層を、無電解めっきによって形成する請求項1又は請求項2記載のスルーホールフィル方法。
- スルーホールの最狭部分を電解めっきによる金属で閉塞して凹部を形成した後、前記凹部内に電解めっきによって金属を充填する請求項1〜3のいずれか一項記載のスルーホールフィル方法。
- 電解めっきを、ヴィアフィリング用のめっき液を用いて行う請求項1〜4のいずれか一項記載のスルーホールフィル方法。
- シード層を、スルーホールの内壁面を含む基板の全面に形成する請求項1〜5のいずれか一項記載のスルーホールフィル方法。
- 電解めっきを、めっき液に浸漬した基板に対して、前記めっき液を噴射しつつ行う請求項1〜6のいずれか一項記載のスルーホールフィル方法。
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