JP2004309051A - Energy saving control device and energy saving control method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は人感センサにより使用者の在不在を検出し電気機器の省エネ制御を実現する制御方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球温暖化防止、CO2増加抑制など環境問題への関心が高まりつつあるが、依然としてエネルギー消費量は増加しつつある。特に家庭用エネルギー消費は産業用に比べて増加率が大きく、省エネの重要性が認識されつつある。ところが、電気機器単体の消費電力の省エネについてはほぼ限界に近づき、今後はシステムとして省エネを図るなど新たな展開が必要となってくる。
【0003】
その為に、従来は対象となる電気機器と商用電源との間に設けた省エネ制御装置で、省エネ制御を行う例があった。その一例を図6に示す。省エネ制御装置1は電気機器2と商用電源3の間に取り付けられ、人感センサ7で人の不在を検出すると、タイマカウンタ8をスタートしタイマが所定の値になるまでの間に人の存在を検出しない場合は赤外線出力6から電気機器2の赤外線受光部9にオフ信号を送信し電気機器2をオフする。即ち、使用者が電気機器を消し忘れたまま別の部屋に行っている場合に自動的に電気機器をオフすることで、省エネを図ることができる。
【0004】
但し、タイマカウント中に在検出がなされる即ち使用者が戻って来ると、タイマカウンタ8はクリアされ停止状態となり、電気機器はオン状態を継続する。
【0005】
このような従来の技術に関しては、人体検知センサが人体を検知しない状態が一定時間経過すると通電をオフにする電機機器が公知となっている。(例えば特許文献1)
【0006】
【特許文献1】
特開平1−193525号公報(第1ページ、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の省エネ制御装置による省エネ制御は、人感センサで使用者の不在が一定時間続き所定の時間経過すると電気機器がオフされるようになるが、オフにされるオフタイマをどんな時間に設定するかは使用者即ち各家庭の生活パターンや好み或いは生活者の意識が省エネ優先か快適さ優先かなどで差がある。それを一律に一定時間に設定すると、短すぎると感じる家庭には不快感を与え、省エネ機能を使わなくなり、結果的に省エネにならない事態が起こりえる。逆に充分長いと感じる家庭においてはよりオフタイマをさらに短くして不在制御を行えばより省エネ効果を高めることができる。
【0008】
また、家族構成や生活パターンや省エネに対する意識が変わったりすると、オフタイマの最適な値も変わると推定されるが、それに合わせてオフタイマ値も変えることができない。
【0009】
本発明は上記従来の課題に鑑み、オフタイマを生活者の生活パターンに合わせて自動的に最適値にする機能および装置を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の省エネ制御装置は、上記課題を解決するために、人感センサと、前記人感センサからの出力に基づいて電気機器の制御信号を出力する制御手段と、前記制御手段により制御されタイマカウントする設定値を変更可能なタイマカウンタとを備え、前記人感センサの出力信号に基づき人が存在しないと判断された場合には前記タイマカウンタをスタートさせ、タイマ値があらかじめ設定した所定値に達した場合に前記制御信号に基づいて前記電気機器を停止状態または省エネ設定状態に変更するものである。さらに、本発明の省エネ制御装置は、停止状態または省エネ設定状態に変更後、この状態が解除された時のタイマカウンタ値を記憶する記憶手段を設け、このタイマカウンタ値に基づいてあらかじめ設定した所定のタイマ値が変更されるものである。
【0011】
また、本発明による省エネ制御装置は、上記課題を解決するために、停止状態または省エネ設定状態が解除された時のタイマ値が、あらかじめ設定した第2の所定値より小さい時のみその時のタイマ値を記憶手段に記憶するようにし、停止状態または省エネ設定状態が解除された時のタイマ値が、前記第2の所定値に達した場合、所定値を更新するものである。
【0012】
また、本発明による省エネ制御方法は、上記課題を解決するために、人感センサからの出力に基づいてタイマカウントをスタートさせるステップと、タイマカウンタ値があらかじめ設定した所定値に達した場合に電気機器を停止状態または省エネ設定状態に変更するステップと、この状態に変更後、この省エネ設定状態が解除された時のタイマカウンタ値に基づいて前記所定値を変更するステップとを有するものである。さらに本発明による省エネ制御装置は、タイマカウンタ値が、停止状態または省エネ設定状態に設定される前にあらかじめ設定した第2の所定値に達したら所定値を減少する方向に更新するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の説明のための図である。図1において、1は電気機器の省エネ制御を行う省エネ制御装置を示す。2は省エネの対象となる電気機器である。3は商用電源入力を示し、ここではAC100Vの例で示している。4は省エネ制御を行う制御手段である。5は使用者が行った電気機器2のリモコン操作を受信するための赤外線受光部である。6は電気機器2の省エネ制御を行うための電気機器への赤外線出力部である。7は人の存在または不在を検出する人感センサである。8は不在時間を計測するタイマカウンタである。9は電気機器2の赤外線受光部である。10は電気機器制御用の赤外線リモコンである。
【0014】
以上のような構成における本実施の形態の動作内容を説明する。なお本実施の形態においては、理解を早めるため、所定値を仮に1分、第2の所定値を仮に10分としているが、これら数値に固執するものではない。
【0015】
まず、使用者が使用している電気機器をオフせずに部屋から出て行き人感センサ7が不在を検出したら、制御手段4はタイマカウンタ8をタイマカウントをスタートさせ、不在時間の計測を開始する。そして不在時間が1分になったら、制御手段4は赤外線出力部6から電気機器2へオフ信号を送信し、電気機器をオフする。このようにして、電気機器2の消し忘れ時の省エネを図る。
【0016】
ところが、使用者の意向として1分程度の不在では電気機器2をオフしたくないということもあり得る。例えば2分弱で使用者が部屋に戻って来て電気機器2を引き続き使用したい場合は、電気機器2がオフしているので使用者が電気機器2をリモコン操作でオンすることになる。この時のタイマカウンタ8の値が2分間であったと仮定すると、制御手段4は2分という値を記憶手段11に記憶する。そして、記憶手段11に記憶されたタイマ値から求めた演算値で所定値を更新するのであるが、ここでは例えば最新のタイマ値に更新するという演算処理を行うこととすると、所定値は2分に更新される。
【0017】
次に本実施の形態の別の所定値の更新方法について説明する。ここでは第1の所定回数分の前記タイマ値の平均値で所定値を更新する。説明を簡単にするために仮に第1の所定回数を3回とし、記憶手段11に記憶されている最新の3回分のタイマ値が70秒、120秒、98秒であったとすると、所定値の更新値は70、120、98の平均値96秒ということになる。
【0018】
さらに、本実施の形態の別の所定値の更新方法について説明する。ここでは最新の第1の所定回数分又は全ての前記タイマ値の最大値で所定値を更新する。説明を簡単にするために仮に第1の所定回数を3回とし、記憶手段11に記憶されている最新の3回分のタイマ値が70秒、120秒、98秒であったとすると、所定値の更新値は70、120、98の最大値で120秒ということになる。
【0019】
なお、記憶させた全てのタイマ値のうちの最大値で所定値を更新する場合は第1の所定回数分のメモリは必要なく、最大値のみを記憶すればよい。
【0020】
さらに、本実施の形態の別の所定値の更新方法について説明する。ここでは大きい方から所定番目までのタイマ値の平均値で所定値を更新する。説明を簡単にするために仮に所定番目を3回とし、記憶手段11に5回分のタイマ値が記憶されていると仮定する。記憶されている5回分のタイマ値が70秒、68秒、65秒、120秒、64秒、98秒であったとすると、所定値の更新値は5つのタイマ値から大きい3つのタイマ値70、120、98を選び出しそれらの平均値から96秒ということになる。またこの場合は、所定番目までのタイマ値を記憶すればいいので、新しいタイマ値が確定した際記憶する段階で既に記憶している最小のタイマ値と比較して、新しいタイマ値の方が大きければ入れ替えるようにしても良い。このようにすれば、メモリ容量を削減できる。
【0021】
また、本実施の形態の別の所定値の更新方法について説明する。ここでは上記説明した所定値を設定するのに求めた値にさらに所定比率を掛けている。これは、所定値を設定するのに求めた値は不在検出してから電気機器を省エネ制御した後で使用者が操作して再度電気機器をオンするまでの時間であり、それを基に求めた演算値(平均値や最大値や前回値)をそのまま所定値にしたのでは、使用者の意向に反して省エネ制御が行われる可能性が大きい。これは使用者に不快感を与える。そこで、演算値の所定比率(例えば1.2)を掛けてマージンを取るようにすれば、使用者に不快感を与えることが減少する。
【0022】
またこの方法とは別に、上記説明した所定値を設定するのに求めた値をさらに加工して所定値を更新する方法について説明する。ここでは、さらに所定の刻み幅を加算しており、所定比率を掛けている代わり所定の刻み幅を加算しているだけで、主旨は同じである。
【0023】
なお、以上で説明した実施例においては、タイマ値が所定値に達し、電機機器の電源がオフされてから使用者にオンされた場合のみ記憶手段にタイマ値が記憶されるので、所定値より短い時間内に使用者が戻ってきた場合には記憶手段に記憶されるタイマ値は変わらず、したがって所定値が変更されることはない。すなわち、上記した実施例では、所定値は、増加する方向にのみ更新される。しかしながら、最適な省エネ制御のためには、所定値は増減双方向に更新されべきであるので、その方法について以下に説明する。
【0024】
図1において、使用者が電気機器を消さずに部屋から出て行き人感センサ7が不在を検出したら、制御手段4はタイマカウンタ8のタイマカウントをスタートさせ不在時間の計測を開始する。そして不在時間が所定値(ここでは仮に1分としている)になったら、制御手段4は赤外線出力部6から電気機器2へオフ信号を送信し、電気機器をオフする。このようにして、電気機器2の消し忘れ時の省エネを図る。そしてこの後、使用者が部屋に戻ってこないかあるいは戻って来ても電気機器2を再投入しないままでいた場合、タイマカウンタ8のタイマ値が第2の所定値(ここでは10分としている)に到達したら、タイマカウンタ8でのタイマカウントによる不在時間の計測を終了する。同時にこの時、所定値を減少させる更新を行う。すなわち、所定値は、使用者の意に反することなく、少なくとも小さすぎるということはない、と判断し、逆にこのように所定値を減少させる更新を行う。
【0025】
このように、所定値を制御して増減することで、所定値を使用者の使用状況に合った最適な値にすることができ、省エネ効果を向上させる事ができる。
【0026】
ここで、具体的には、所定値に所定の比率(例えば0.8)を掛けることで所定値の更新を行う。また、別の所定値の設定方法として、所定値に所定の刻み幅(例えば5秒)を差し引くことで所定値の更新を行う。さらに、所定値の下限値を設けるようにすれば、電機機器をオフにするなどの省エネ制御が実施された後、所定値にタイマカウンタ8が達するまで使用者による電気機器2の再投入が連続してなかった場合、所定値の下限値が極端に小さくなるのを防止するものである。
【0027】
次に、上記に説明してきた動作タイミングとその時の処理内容につき、以下の3つのパターンについて説明する。
【0028】
まず、本発明に関わる処理が行われない場合で図2にそのタイミングチャートを示す。図2は人感センサ7で不在を検出しタイマカウンタ8がタイマカウントをスタートしたが、タイマ値が所定値に到達する前に人感センサ7が再び人の存在を検出した場合である。この場合は電機機器がオフにされることはなく、本発明に関係する処理はない。
【0029】
次に図3は、タイマの所定値が大きくなる方に更新される場合である。図3において、人感センサ7で人の不在を検出し、タイマカウンタ8がタイマカウントをスタートし、タイマ値が所定値に到達して電気機器2がオフされ省エネ制御が実施され、その後使用者がすぐに電気機器2を再投入した場合である。この際は、使用者が電気機器2を再投入するまでのタイマ値T1を基本にして、条件が合えば所定値を増加させる処理が行われる。
【0030】
また、図4はタイマの所定値が小さくなる方に更新される場合であり、人感センサ7で不在を検出しタイマカウンタ8がタイマカウントをスタートし、タイマ値が所定値に到達して電気機器2がオフされ省エネ制御が実施された後、タイマカウンタ8のタイマ値が第2の所定値に到達するまで使用者によって電気機器2が再投入されなかった場合である。この際は、第2の所定値を減少させる処理がなされる。
【0031】
なお、本実施の形態では電気機器2の省エネ制御の方法としては電源をオフすることで説明してきたが、電気機器2が例えばエアコンなどの場合、省エネ制御の方法として、温度設定を省エネ側にシフトする方法でも良い。即ち冷房時には温度設定を数度上げ、暖房時は下げるという方法である。そして、使用者が元に戻す操作を行ったら、不在検出からの時間を計測しておきその時間で所定値を更新する処理を行う。
【0032】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。上記した本発明の実施の形態1では、リモコン或いは赤外線で電気機器2を制御する例で述べたが、リレーなどのスイッチ素子で電気機器2を制御する場合もあり得る。本実施の形態ではそのような実施例について図5を用いて説明する。なお、図5において、実施の形態1と同じ構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。そして図5において、13は使用者が操作するスイッチであり操作した時のみオンするタイプのものである。また、14はリレーであり、制御手段4からオンオフ制御を行う。さらに12はCTであり電気機器2の入力電流を計測することで電気機器2がオンされたことを制御手段4が検出する。なお、電気機器2がオンされたことを検出するにはスイッチ13に2回路独立のスイッチを用いて一方の接点を制御手段に入力しても良い。
【0033】
実施の形態1では、使用者がリモコンで電気機器2をオンする実施例を示したが、本実施の形態ではその代わりにスイッチ13をオン操作する。そして制御手段11は電気機器2の入力電流を検出して電気機器2がオンされたことを検出して、リレー14をオンして、使用者がスイッイ13を離してもオン状態を保持する。省エネ制御のために電気機器2をオフするのは制御手段でスイッチ14をオフすれば良い。
なお、他の動作内容は第1の実施の形態と同じであるので重複する説明を省略する。
【0034】
以上に説明した本発明の実施の形態1および実施の形態2において、省エネ制御装置を電気機器2と別に設ける例で説明してきたが、制御方法を同じにすれば電気機器に内蔵しても良い。むしろその方が制御手段や記憶手段などを電気機器のものと共用できるので、コスト上も有利になる。
【0035】
また、本発明の実施の形態1および実施の形態2によれば、不在時にタイマー制御で電気機器をオフする省エネ制御において、電気機器不在制御後使用者がすぐ電気機器を再投入した場合にタイマーの値を長くするように更新するので、使用者個人の好みに合わせた不在制御時間に自動調整することができる。
【0036】
また、タイマの更新方法として、不在検出後使用者が電気機器を再操作するまでの時間の平均値を使用することとしたので、平均的な時間で更新することができる。
【0037】
また、タイマの更新方法として、不在検出後使用者が電気機器を再操作するまでの時間の最大値を使用することとしたので、以後使用者の意図に反して電気機器が省エネ制御でオフする機会が少なくなる。また、演算処理が簡単で、最大値のみメモリしておけばいいので、メモリ容量も小さくですむ。
【0038】
また、タイマの更新方法として、不在検出後使用者が電気機器を再操作するまでの時間うち大きい方から所定番目までのタイマ値の平均値を使用することとしたので、以後使用者の意図に反して電気機器が省エネ制御でオフする機会が少なくなり、且つ最大値を選択するのに比べてより平均的な値になる。
【0039】
また、タイマの更新方法として、不在検出後使用者が電気機器を再操作するまでの時間から演算によって求めた値に所定比率を掛けた値を使用することとしたので、以後使用者の意図に反して電気機器が省エネ制御でオフする機会が少なくなる。
【0040】
また、タイマの更新方法として、不在検出後電気機器が省エネ制御された後再操作されることがある期間なかった場合に、不在検出後電気機器が省エネ制御されるまでの時間を短くすることとしたので、不在中の電気機器のオン時間を短くし、より省エネ効果か出るようにすることができる。
【0041】
また、タイマの更新方法として、不在検出後電気機器が省エネ制御された後再操作されることがある期間なかった場合に不在検出後電気機器が省エネ制御されるまでの時間を所定比率を掛けて短くすることとしたので、不在中の電気機器のオン時間を短くし、より省エネ効果か出るようにすることができる。
【0042】
また、タイマの更新方法として、不在検出後電気機器が省エネ制御された後再操作されることがある期間なかった場合に不在検出後電気機器が省エネ制御されるまでの時間を刻み幅を差し引いてを掛けて短くすることとしたので、不在中の電気機器のオン時間を短くし、より省エネ効果か出るようにすることができる。且つ演算が簡単になる。
また、所定値に下限値を設けることとしたので、所定値が極端に小さくなることを避けることができる。特に刻み幅を減算して行く場合は、0からマイナスにもなり得るがそれを防止することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明においては、使用者が電機機器の電源オフ忘れなどに対し、自動的に電源をオフにする時間を、使用者の意に反することなく自動的に最適値に設定し、省エネ効果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における省エネ制御装置の全体構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態1における処理の流れを示す第1の図
【図3】本発明の実施の形態1における処理の流れを示す第2の図
【図4】本発明の実施の形態1における処理の流れを示す第3の図
【図5】本発明の実施の形態2における省エネ制御装置の全体構成を示す図
【図6】従来例の省エネ制御装置の全体構成を示す図
【符号の説明】
1 省エネ制御装置
2 電気機器
4 制御手段
7 人感センサ
8 タイマカウンタ
11 記憶手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a control method and apparatus for detecting presence or absence of a user by a human sensor and realizing energy-saving control of an electric device.
[0002]
[Prior art]
In recent years, interest in environmental issues such as prevention of global warming and suppression of CO 2 increase has been increasing, but energy consumption is still increasing. In particular, household energy consumption is increasing at a greater rate than industrial energy consumption, and the importance of energy saving is being recognized. However, the energy saving of the power consumption of an electric device alone has almost reached its limit, and new developments such as energy saving as a system will be required in the future.
[0003]
Therefore, conventionally, there has been an example in which energy saving control is performed by an energy saving control device provided between a target electric device and a commercial power supply. One example is shown in FIG. The energy-saving
[0004]
However, when the presence is detected during the timer counting, that is, when the user returns, the
[0005]
Regarding such a conventional technique, there is known an electric appliance that turns off the power supply when a state in which a human body detection sensor does not detect a human body elapses a predetermined time. (For example, Patent Document 1)
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-1-193525 (
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, the energy-saving control by the above-mentioned conventional energy-saving control device is such that the electric device is turned off when the absence of the user is continued for a predetermined time and a predetermined time elapses with the motion sensor. The setting is different depending on whether the user, that is, the life pattern and taste of each household, or the consciousness of the resident is prioritized for energy saving or comfort. If it is set to a constant time uniformly, it may cause discomfort to a home that feels too short, and may not use the energy saving function, resulting in a situation where the energy is not saved. Conversely, in a home that is felt to be sufficiently long, if the off-timer is further shortened and the absence control is performed, the energy saving effect can be further improved.
[0008]
It is estimated that the optimal value of the off-timer changes when the family structure, life pattern, or awareness of energy saving changes, but the off-timer value cannot be changed accordingly.
[0009]
The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional problems, and has as its object to realize a function and an apparatus for automatically setting an off-timer to an optimum value in accordance with a living pattern of a consumer.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, an energy saving control device according to the present invention includes a human sensor, a control unit that outputs a control signal of an electric device based on an output from the human sensor, and a timer controlled by the control unit. A timer counter capable of changing a set value to be counted, and when it is determined that no person is present based on the output signal of the human sensor, the timer counter is started, and the timer value is set to a predetermined value set in advance. When reaching, the electric device is changed to a stop state or an energy saving setting state based on the control signal. Further, the energy saving control device of the present invention is provided with a storage means for storing a timer counter value when the state is released after the state is changed to the stop state or the energy saving setting state, and a predetermined value set in advance based on the timer counter value is provided. Is changed.
[0011]
Further, in order to solve the above problem, the energy saving control device according to the present invention has a timer value only when a timer value when the stop state or the energy saving setting state is released is smaller than a second predetermined value set in advance. Is stored in the storage means, and when the timer value when the stop state or the energy saving setting state is released reaches the second predetermined value, the predetermined value is updated.
[0012]
According to another aspect of the present invention, there is provided an energy-saving control method, comprising the steps of: starting a timer count based on an output from a human sensor; and setting an electric power when the timer counter value reaches a predetermined value. The method includes a step of changing the device to a stop state or an energy saving setting state, and a step of changing the predetermined value based on a timer counter value at the time when the energy saving setting state is released after the change to this state. Further, the energy saving control device according to the present invention updates the timer counter value in a direction to decrease the predetermined value when the timer counter value reaches a preset second predetermined value before being set to the stop state or the energy saving setting state.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a diagram for explaining
[0014]
The operation of the present embodiment having the above configuration will be described. In the present embodiment, the predetermined value is temporarily set to 1 minute and the second predetermined value is temporarily set to 10 minutes in order to facilitate understanding. However, the present invention is not limited to these numerical values.
[0015]
First, when the user goes out of the room without turning off the electric equipment used and detects the absence of the
[0016]
However, the user may not want to turn off the
[0017]
Next, another method of updating the predetermined value according to the present embodiment will be described. Here, the predetermined value is updated with the average value of the timer values for the first predetermined number of times. For the sake of simplicity, suppose that the first predetermined number is three times, and that the latest three timer values stored in the storage means 11 are 70 seconds, 120 seconds, and 98 seconds, The updated value is an average value of 70, 120 and 98 of 96 seconds.
[0018]
Further, another method of updating the predetermined value according to the present embodiment will be described. Here, the predetermined value is updated by the latest first predetermined number of times or the maximum value of all the timer values. For the sake of simplicity, suppose that the first predetermined number is three times, and that the latest three timer values stored in the storage means 11 are 70 seconds, 120 seconds, and 98 seconds, The updated value is the maximum value of 70, 120 and 98, which is 120 seconds.
[0019]
When the predetermined value is updated with the maximum value of all the stored timer values, a memory for the first predetermined number of times is not required, and only the maximum value needs to be stored.
[0020]
Further, another method of updating the predetermined value according to the present embodiment will be described. Here, the predetermined value is updated with the average value of the timer values from the larger one to the predetermined number. For the sake of simplicity, it is assumed that the predetermined number is three times and that the timer value for five times is stored in the storage unit 11. Assuming that the stored five timer values are 70 seconds, 68 seconds, 65 seconds, 120 seconds, 64 seconds, and 98 seconds, the updated value of the predetermined value is three timer values 70, which are larger than the five timer values. 120 and 98 are selected and 96 seconds from the average value thereof. In this case, since the timer values up to the predetermined number may be stored, when the new timer value is determined, the new timer value is larger than the minimum timer value already stored in the storing step when the new timer value is determined. They may be replaced. In this way, the memory capacity can be reduced.
[0021]
Further, another method of updating the predetermined value according to the present embodiment will be described. Here, a value obtained by setting the above-described predetermined value is further multiplied by a predetermined ratio. This is the time from when the absence of the value determined to set the predetermined value is detected until the user turns on the electric device again by operating the electric device after the energy-saving control of the electric device. If the calculated values (the average value, the maximum value, and the previous value) are directly set to the predetermined values, there is a high possibility that the energy saving control will be performed contrary to the user's intention. This gives the user discomfort. Therefore, if a margin is obtained by multiplying the calculated value by a predetermined ratio (for example, 1.2), it is less likely that the user will feel uncomfortable.
[0022]
In addition to this method, a method of updating the predetermined value by further processing the value obtained to set the above-described predetermined value will be described. Here, the predetermined step width is further added, and instead of multiplying by a predetermined ratio, the predetermined step width is added, and the gist is the same.
[0023]
In the embodiment described above, the timer value is stored in the storage means only when the timer value reaches the predetermined value and the user turns on the electric device after the power is turned off. When the user returns within a short time, the timer value stored in the storage means does not change, and therefore the predetermined value does not change. That is, in the above-described embodiment, the predetermined value is updated only in the increasing direction. However, for optimal energy-saving control, the predetermined value should be updated in both increasing and decreasing directions, and the method will be described below.
[0024]
In FIG. 1, when the user goes out of the room without turning off the electric equipment and goes out of the room and the
[0025]
As described above, by controlling and increasing / decreasing the predetermined value, the predetermined value can be set to an optimum value suitable for the use situation of the user, and the energy saving effect can be improved.
[0026]
Here, specifically, the predetermined value is updated by multiplying the predetermined value by a predetermined ratio (for example, 0.8). As another setting method of the predetermined value, the predetermined value is updated by subtracting a predetermined interval (for example, 5 seconds) from the predetermined value. Furthermore, if the lower limit of the predetermined value is provided, after the energy-saving control such as turning off the electric device is performed, the user repeatedly turns on the
[0027]
Next, the following three patterns will be described with respect to the above-described operation timing and processing contents at that time.
[0028]
First, FIG. 2 shows a timing chart in a case where the processing according to the present invention is not performed. FIG. 2 shows a case where the absence sensor is detected by the
[0029]
Next, FIG. 3 shows a case where the predetermined value of the timer is updated to be larger. In FIG. 3, the absence of a person is detected by the
[0030]
FIG. 4 shows a case where the predetermined value of the timer is updated to a smaller value. The absence sensor is detected by the
[0031]
In the present embodiment, the power saving has been described as a method of energy saving control of the
[0032]
(Embodiment 2)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the first embodiment of the present invention described above, the
[0033]
In the first embodiment, the example in which the user turns on the
Note that the other operation contents are the same as those of the first embodiment, and the duplicated description will be omitted.
[0034]
In
[0035]
Further, according to the first and second embodiments of the present invention, in the energy saving control for turning off the electric device by the timer control when the user is absent, when the user immediately turns on the electric device again after the absence of the electric device control, the timer is stopped. Is updated to be longer, so that the absence control time can be automatically adjusted to the personal preference of the user.
[0036]
Also, as the method of updating the timer, the average value of the time from when the absence is detected until the user operates the electric device again is used, so that the timer can be updated with the average time.
[0037]
Also, as the method of updating the timer, the maximum value of the time until the user re-operates the electric device after the absence is detected is used. Therefore, the electric device is turned off by the energy saving control against the user's intention thereafter. Opportunities are reduced. In addition, since the arithmetic processing is easy and only the maximum value needs to be stored in the memory, the memory capacity is small.
[0038]
In addition, as a method of updating the timer, the average value of the timer values from the larger one to the predetermined number of the time from when the absence is detected until the user re-operates the electric device is used. On the other hand, the chances of turning off the electric device by the energy saving control are reduced, and the average value is more average than when the maximum value is selected.
[0039]
In addition, as a method of updating the timer, a value obtained by multiplying a value obtained by calculation from the time until the user re-operates the electric device after the absence is detected by a predetermined ratio is used. On the contrary, the chances of turning off the electric device by the energy saving control are reduced.
[0040]
In addition, as a method of updating the timer, if there is no period during which the electric device is operated again after the energy-saving control is performed after the absence is detected, the time until the electric device is energy-saving controlled after the absence is detected is shortened. As a result, it is possible to shorten the on-time of the electric device in the absence of the electric device, thereby achieving a more energy-saving effect.
[0041]
In addition, as a method of updating the timer, when there is no period in which the electric device may be re-operated after the absence detection is performed after the energy saving control, the time until the electric device is energy saving controlled after the absence detection is multiplied by a predetermined ratio. Since the time is shortened, it is possible to shorten the on-time of the electric device in the absence of the device, thereby achieving a more energy-saving effect.
[0042]
In addition, as a method of updating the timer, if there is no period during which the electric device is re-operated after the energy-saving control is performed after the absence is detected, the time until the electric device is energy-saving controlled after the absence is detected and the step width is subtracted. , It is possible to shorten the on-time of the electric device in the absence of the electric device, thereby achieving a more energy-saving effect. In addition, the calculation is simplified.
Further, since the lower limit is set for the predetermined value, it is possible to prevent the predetermined value from becoming extremely small. In particular, when the step size is subtracted, the value can be reduced from 0 to minus, but this can be prevented.
[0043]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, when the user forgets to turn off the electric device, the time for automatically turning off the power is automatically set to the optimum value without violating the user's will. It has the effect of saving energy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an overall configuration of an energy saving control device according to a first embodiment of the present invention; FIG. 2 is a first diagram showing a processing flow in the first embodiment of the present invention; FIG. FIG. 4 is a second diagram showing a processing flow in
DESCRIPTION OF
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- 2003-04-09 JP JP2003105055A patent/JP2004309051A/en active Pending
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