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JP2004364392A - リニアモータ、及びこれを備えるステージ装置、露光装置並びにデバイス製造方法 - Google Patents

リニアモータ、及びこれを備えるステージ装置、露光装置並びにデバイス製造方法 Download PDF

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JP2004364392A
JP2004364392A JP2003158597A JP2003158597A JP2004364392A JP 2004364392 A JP2004364392 A JP 2004364392A JP 2003158597 A JP2003158597 A JP 2003158597A JP 2003158597 A JP2003158597 A JP 2003158597A JP 2004364392 A JP2004364392 A JP 2004364392A
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Abstract

【課題】角筒環状コイルを持つリニアモータにおいて、主駆動軸以外の方向への駆動制御を可能にし、リニアモータの主駆動軸方向以外の他成分の位置制御を可能とし、より高精度の位置決めを可能にする。
【解決手段】主駆動軸まわりに角筒環状に固定子ヨーク5に巻線されたY環状コイル3と、Y環状コイル3に所定間隙を持って平面的に対向配置されるY可動子マグネット6と、Y環状コイル3に絶縁部材2を介して固定されたX環状コイル11と、X環状コイル11に所定間隙を持って平面的に対向配置されるX可動子マグネット12とを有し、Y環状コイル3を励磁することによりY可動子マグネット6を主駆動軸方向に駆動可能とすると共に、X環状コイル11を励磁することによりX可動子マグネット12を主駆動軸に対して直交する方向に駆動可能とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、3次元方向(XYZ軸方向)の少なくとも1軸方向に物体を駆動するためのアクチュエータとして用いられるリニアモータ、及びこれを備えるステージ装置、露光装置並びにデバイス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10(a)は従来の環状リニアモータの内部構成を示すXZ平面から見た図であり、図10(b)は図10(a)の環状リニアモータの内部構成をYZ平面から見た図である。図11は図10(b)に対応した図であり、特にY環状コイル3とX環状コイル11に通電するための制御回路を示す図である。
【0003】
図10及び図11において、101は支持部材で、固定子全体を支持する構造体である。102は絶縁部材で、Y環状コイル103と固定子ヨーク105とが電気的にショートすることを防ぐと共に、Y環状コイルを位置決めする役割を果たしている。Y環状コイル103は略四辺形の外形になるようにマグネットワイヤーを巻線した角筒環状のコイルである。
【0004】
104はコイル冷却用の冷却媒体流路で、支持部材101の略中心をくり貫いて形成され、Y環状コイル103の励磁時に発生する熱を冷却する。冷却媒体流路104は、図示のように支持部材101の略中央に一本設けた構造であっても良いし、複数本形成した構造の場合もある。105は可動子の一部であるマグネット固定板107に固定されたY可動子マグネット106に対向配置された固定子ヨークであり、磁気ヒステリシス及び渦電流の発生によって可動子の動きを妨げたり、渦電流損失の発生を防止するために、積層された保磁力の低い軟鉄系部材、例えばパーマロイ鋼板やケイ素鋼板、微粒子ケイ素鋼板等で構成されている。
【0005】
Y環状コイル103は、上記支持部材101に接合された固定子ヨーク105に更に接合された絶縁部材102に接合されている。
【0006】
リニアモータ可動子を構成するY可動子マグネット106は、複数の永久磁石を紙面と垂直方向に、所謂ハルバッハ配列で、略角筒状に連結されたマグネット固定板107内部に2周期の略サイン波磁界を発生させるように取り付けられている。4個のY可動子マグネット106は、4面よりなるマグネット固定板107の各々の内面に固定され、マグネット固定板107の1つの外面に接続された可動子腕108が半導体製造装置に搭載されるウエハステージ等に連結されてローレンツ力によるアクチュエータの駆動力が取り出される。
【0007】
上記従来構造では、可動子側に永久磁石を設けた、所謂ムービングマグネットタイプのリニアモータを示したが、可動子側にコイルを設けたムービングコイルタイプのリニアモータとして構成される場合もある。
【0008】
109はY可動子マグネット106の可動位置に応じて、励磁すべきY環状コイル103を選定する機能を持つコイルスイッチング回路で、コイルを励磁する駆動電流はモータドライバ110から供給される。
【0009】
なお、特許文献1には、同一平面内で直交するコイルと、コイルに対応してマトリックス状に配交した可動マグネット及びヨークとを持つ構成が開示されている。また、特許文献2及び3には、円筒リニアモータと、そのコイルの冷却に関に関する記載がある。
【0010】
【特許文献1】
特開平7−131966号公報
【特許文献2】
特開2001−086725号公報
【特許文献3】
特開2001−061269号公報。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の円筒或いは角筒環状コイルを持つリニアモータでは、主駆動軸であるY軸方向の駆動のみ可能であって、主駆動軸以外の方向の駆動はできない構造であるため、駆動方向の自由度が極めて限定的であるという不都合がある。
【0012】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、角筒環状コイルを持つリニアモータにおいて、主駆動軸以外の方向への駆動制御を可能にし、リニアモータの主駆動軸方向以外の他成分の位置制御が可能になり、より高精度の位置決めを可能にすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明の態様1に係るリニアモータは、第1の駆動軸まわりに環状に形成された第1の固定子と、当該第1の固定子に所定間隙を持って平面的に対向配置される第1の可動子とを有し、当該第1の固定子と第1の可動子のいずれかを励磁することにより前記第1の可動子を前記主駆動軸方向に駆動する第1の駆動手段と、前記第1の固定子に固定された第2の固定子と、当該第2の固定子に所定間隔を持って平面的に対向配置される第2の可動子とを有し、当該第2の固定子と第2の可動子のいずれかを励磁することにより前記第2の可動子を前記主駆動軸に対して略直交する第2の方向に駆動する第2の駆動手段とを具備する。
【0014】
また、本発明の態様2に係るリニアモータは、上記態様1において、前記第1の固定子に固定された第3の固定子と、当該第3の固定子に所定間隔を持って平面的に対向配置される第3の可動子とを有し、当該第3の固定子と第3の可動子のいずれかを励磁することにより前記第3の可動子を前記主駆動軸及び第2の方向に対して略直交する第3の方向に駆動する第3の駆動手段を更に備える。
【0015】
また、本発明の態様3に係るリニアモータは、上記態様1又は2において、前記第1の固定子は、前記第1の駆動軸まわりに環状に巻線された第1のコイルと、当該第1のコイルに通電する第1の通電手段とを有し、前記第1の可動子は、前記第1のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第1の永久磁石と、当該第1の永久磁石を保持する固定部とを有する。
【0016】
また、本発明の態様4に係るリニアモータは、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記第2の固定子は、前記第1のコイルに略一体的に固定された第2のコイルと、当該第2のコイルに通電する第2の通電手段とを有し、前記第2の可動子は、前記第2のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第2の永久磁石と、当該第2の永久磁石を保持する固定部とを有する。
【0017】
また、本発明の態様5に係るリニアモータは、上記態様2から4のいずれかにおいて、前記第3の固定子は、前記第1の固定子に略一体的に固定された第3のコイルと、当該第3のコイルに通電する第3の通電手段とを有し、前記第3の可動子は、前記第3のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第3の永久磁石と、当該第3の永久磁石を保持する固定部とを有する。
【0018】
また、本発明の態様6に係るリニアモータは、上記態様4又は5において、前記第2及び第3のコイルは環状コイルであり、前記第2のコイルは前記主駆動軸に対して略平行な直線部を持ち、第2の方向に沿って互いに略平行に対向するように配置され、前記第3のコイルは前記主駆動軸に対して略平行な直線部を持つように配置されている。
【0019】
また、本発明の態様7に係るリニアモータは、上記態様4又は5において、前記固定部は、前記第1乃至第3の永久磁石を共通に支持する。
【0020】
また、本発明の態様8に係るリニアモータは、上記態様1又は2において、前記第1の可動子は、前記第1の駆動軸まわりに環状に巻線された第1のコイルと、当該第1のコイルに通電する第1の通電手段とを有し、前記第1の固定子は、前記第1のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第1の永久磁石と、当該第1の永久磁石を保持する固定部とを有する。
【0021】
また、本発明の態様9に係るリニアモータは、上記態様1から3のいずれかにおいて、好ましくは、前記第2の可動子は、前記第1のコイルに略一体的に固定された第2のコイルと、当該第2のコイルに通電する第2の通電手段とを有し、前記第2の固定子は、前記第2のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第2の永久磁石と、当該第2の永久磁石を保持する固定部とを有する。
【0022】
また、本発明の態様10に係るリニアモータは、上記態様2から4のいずれかにおいて、前記第3の可動子は、前記第1のコイルに略一体的に固定された第3のコイルと、当該第3のコイルに通電する第3の通電手段とを有し、前記第3の固定子は、前記第3のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第3の永久磁石と、当該第3の永久磁石を保持する固定部とを有する。
【0023】
また、本発明に係るステージ装置は、上記態様1から10のいずれかのリニアモータと、前記リニアモータにより駆動されるステージとを備える。
【0024】
また、本発明に係る露光装置は、上記態様11のステージ装置によって基板または原版あるいはその双方を位置決めすることを特徴とする。
【0025】
また、本発明に係るデバイス製造方法は、上記態様12の露光装置によってデバイスを製造する工程を有するデバイス製造方法。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0027】
[第1の実施形態]
図1は本発明に係る第1の実施形態の環状リニアモータの内部構成を示すXZ平面から見た図である。図2は図1の環状リニアモータの内部構成をYZ平面から見た図であり、特にY環状コイル3とY可動子マグネット6の位置関係を示す図である。また、図3(a)は図1に対応した図であり、特にX環状コイル11とX可動子マグネット12の位置関係を部分的に示す図であり、図3(b)は図2に対応した図であり、特にX環状コイル11とX可動子マグネット12の位置関係を示す図である。更に、図4(a)は図3(a)に対応した図であり、図4(b)は図2に対応した図であり、特にY環状コイル3とX環状コイル11に通電するための制御回路を示す図である。
【0028】
尚、以下の説明により明らかになるが、符号”X”が付された要素はX方向への可動に関与する要素を意味し、同様に、符号”Y”が付された要素はY方向への可動に関与する要素を意味している。
【0029】
図1において、1は支持部材で、固定子全体を支持する構造体である。102は絶縁部材で、隣接するコイル間(隣接するY環状コイル3間やY環状コイル3とX環状コイル11間)とこれらコイルと固定子ヨーク5とが電気的にショートすることを防ぐと共に、各々のコイルを位置決めする役割を果たしている。なお、通常のマグネットコイルはその外周面に絶縁皮膜を持つので、特に絶縁部材を設ける必要がない場合もある。Y環状コイル3は略四辺形の外形になるようにマグネットワイヤーを巻線した環状のコイルである。
【0030】
4はコイル冷却用の冷却媒体流路で、支持部材1の略中心をくり貫いて形成され、Y環状コイル3やX環状コイル11の励磁時に発生する熱を冷却する。冷却媒体流路4は、図示のように支持部材1の略中央に一本設けた構造であっても良いし、複数本形成した構造であっても良い(図6参照)。5は可動子の一部であるマグネット固定板7に固定されたY可動子マグネット6及びX可動子マグネット12に所定間隙(X方向及びY方向に略一定の間隙、並びにY方向及びZ方向に略一定の間隙)を持って平面的に対向配置されて磁場を発生する磁性を有する固定子ヨークであり、磁気ヒステリシス及びうず電流の発生によって可動子の動きを妨げたり、渦電流損失の発生を防止するために、積層された保磁力の低い軟鉄系部材、例えばパーマロイ鋼板やケイ素鋼板等で構成されている。固定子ヨークは可動子マグネットと磁気回路を構成し、可動子マグネットに対して磁気回路を閉じさせる目的で可動子マグネットが移動してヨークに対向したときに磁性を持つ。
【0031】
Y環状コイル3は、上記支持部材1に接合された固定子ヨーク5に更に接合された絶縁部材2に接合されている。
【0032】
リニアモータ可動子を構成するY可動子マグネット6は、複数の永久磁石を紙面と垂直方向に、所謂ハルバッハ配列で、略角筒状に連結されたマグネット固定板7内部に2周期の略サイン波磁界を発生させるように取り付けられている。4個のY可動子マグネット6は、4面よりなるマグネット固定板7の各々の内面に固定され、マグネット固定板7の1つの外面に接続された可動子腕8が半導体製造装置に搭載されるウエハステージ等に連結されてローレンツ力によるアクチュエータの主駆動軸方向(Y方向)の駆動力が取り出される。
【0033】
9はY可動子マグネット6の可動位置に応じて、励磁すべきY環状コイル3を選定する機能を持つコイルスイッチング回路で、コイルを励磁する駆動電流はモータドライバ10から供給される。
【0034】
X環状コイル11は、Y環状コイル3の外面の角隅部に絶縁部材2を介して接合された空芯コイルであり、図3に示すように、主駆動軸に平行な直線部11aを設けた形状を有する。
【0035】
12はX可動子マグネットで、上記X環状コイル11に所定間隙(X方向及びY方向に略一定の間隙)を持って平面的に対向配置され、Y可動子マグネット6に隣接する両側部においてXY平面に平行なマグネット固定板7の2面に固定されている。
【0036】
図4に示すように、13はX環状コイル11を励磁する駆動電流を供給するXモータドライバ13で、X環状コイル11に駆動電流を供給することにより、主駆動軸方向に対して略直交する±X方向にマグネット固定板7、つまり可動子腕8が駆動される。
【0037】
上記構造では、可動子側に永久磁石を設けた、所謂ムービングマグネットタイプのリニアモータを示したが、可動子側にコイルを設けたムービングコイルタイプのリニアモータとしても構成可能である。
【0038】
なお、ムービングコイルタイプとして構成する場合(後述する第2及び第3の実施形態でも同様に適用できる)には、マグネット固定板7及びそれに支持された部材を固定子とし、固定子ヨーク5及びそれに支持された部材を可動子とする方法のほか、Y環状コイル3、冷却媒体流路4、固定子ヨーク5、X環状コイル11をマグネット固定板7側に設けて可動子とし、Y可動子マグネット6及びX可動子マグネット12を上記各要素の位置関係を保持したまま固定された支持体に固定して固定子として構成すれば良い。
【0039】
[第2の実施形態]
図5は本発明に係る第2の実施形態の環状リニアモータの内部構成を示すXZ平面から見た図である。
【0040】
上記第1の実施形態では、主駆動軸に対して略直交する±X方向に可動子を駆動する駆動手段としてX環状コイル11及びX可動子マグネット12を設けたが、第2の実施形態は、更に主駆動軸及びX方向に対して略直交する±Z方向にも駆動手段を設け、主駆動軸に対して互いに直交する2方向(X方向及びZ方向)への駆動を可能にして3軸方向に駆動可能とした構成である。
【0041】
詳細には、図5に示すように、空芯コイルであるZ環状コイル14をY環状コイル3の外面の角隅部に絶縁部材2を介して接合し、Z可動子マグネット15を上記Z環状コイル11に所定間隙(Y方向及びZ方向に略一定の間隙)を持って平面的に対向配置させてY可動子マグネット6に隣接する両側部においてYZ平面に平行なマグネット固定板7の2面に固定して構成される。
【0042】
上記構成において、Z環状コイル14とZ可動子マグネット15との相互作用によってローレンツ力による駆動力を発生し、±Z方向に推力が発生する。つまり、Z環状コイル14を励磁する駆動電流を供給するZモータドライバ(不図示)で、Z環状コイル14に駆動電流を供給することにより、主駆動軸及びX方向に対して略直交する±Z方向にマグネット固定板7、つまり可動子腕8が駆動され、3軸方向への駆動が可能となる。
【0043】
その他の構成については、図1乃至図4と同一又は同一の用途や機能を有する部材には同一の符号を付して説明を省略する。
【0044】
[第3の実施形態]
図6は本発明に係る第3の実施形態の環状リニアモータの内部構成を示すXZ平面から見た図である。
【0045】
上記第1及び第2の実施形態では、主駆動軸のY可動子マグネット6を可動子としてのマグネット固定板7の4面の各々に設けたが、第3の実施形態では、図6に示すように、支持部材16、Y環状コイル17、固定子ヨーク19、Y可動子マグネット20、及びマグネット固定板21における、XY平面に平行な長さをYZ平面に平行な長さより長い形状とし、Y可動子マグネット20をマグネット固定板21における各長辺方向に長い形状とした。
【0046】
そして、Y可動子マグネット20をマグネット固定板21の長辺の2面に固定し、X環状コイル22をY環状コイル17の外面の角隅部に絶縁部材を介して接合し、X可動子マグネット23を上記X環状コイル22に所定間隙を持って平面的に対向配置させてY可動子マグネット20に隣接する両側部に固定して構成される。
【0047】
上記構成において、コイル17,22とマグネット20,23との相互作用によってローレンツ力による駆動力を発生し、±X,±Z方向に推力が発生する。つまり、コイル17、22を励磁する駆動電流を供給する各モータドライバ(不図示)で、コイル17,22に駆動電流を供給することにより、主駆動軸及びX方向にマグネット固定板21、つまり可動子腕8が駆動され、2軸方向への駆動が可能となる。
【0048】
更に、上記構成において、図1乃至図4で説明したように±Y方向に駆動する要素のみで構成しても良いし、図5で説明したように±Z方向に駆動する構成を加えて主駆動軸に対して互いに直交する2方向(X方向及びZ方向)への駆動を可能に構成することも可能である。
【0049】
上記構成により、Y可動子マグネット20のY方向への有効長やX可動子マグネット23のX方向への有効長を長くすることができるため、各方向への可動子の可動範囲を大きくすることができる。
【0050】
更に、支持部材16をX方向に長い長方形となるので、冷却媒体流路18を複数(例えば、3本)設けることができ、コイルの冷却性を高めることができる。
【0051】
その他の構成については、図1乃至図5と同一又は同一の用途や機能を有する部材には同一の符号を付して説明を省略する。
【0052】
[応用例]
上記実施形態のリニアモータは、例えば、半導体デバイス製造用の露光装置に搭載されるステージ装置の駆動手段として用いられる。ステージ装置は、上述したリニアモータの可動子腕8に接続されたステージを備え、ステージを基準面であるステージ定盤上において3次元方向(XYZ軸方向)の少なくとも1軸方向に駆動して、基板(ウエハ)又は原版(レチクルやマスク)、或いはその双方を相対的に位置決めする。
【0053】
図7は本実施形態のリニアモータをステージ装置に搭載した構成例を示し、ステージ装置は、ステージ可動部であるスライダ31を、クロスバー32によりXY平面内で移動させる。スライダ31はウエハWを保持し、クロスバー32は4面に配置したリニアモータ33により駆動される。例えば、主駆動軸(Y)方向以外のZ駆動手段を、スライダのZ駆動等に用いる。X駆動に関しては、原版ステージの主駆動軸(Y)と直交方向(X)の駆動補正を行う際に用いる。
また、露光装置は上記ステージ装置を備え、スライダのチャック上に基板(ウエハ)を保持し、原版(レチクルやマスク)に対して相対的に3次元方向(XYZ軸方向)の少なくとも1軸方向に駆動して位置決めし、露光光を照射して原版の回路パターンをウエハに転写する。
【0054】
図8は、上記ステージ装置をウエハステージ44とする半導体デバイス製造用の露光装置40を示し、半導体集積回路等の半導体デバイスや、マイクロマシン、薄膜磁気ヘッド等の微細なパターンが形成されたデバイスの製造に利用され、原版であるレチクルを介して基板としての半導体ウエハ上に照明系ユニット41からの露光エネルギーとしての露光光(この用語は、可視光、紫外光、EUV光、X線、電子線、荷電粒子線等の総称である)を投影系としての縮小投影レンズ43(この用語は、屈折レンズ、反射レンズ、反射屈折レンズシステム、荷電粒子レンズ等の総称である)を介して照射することによって、原版としてのレチクル上に形成されたパターンをウエハ上に投影露光する。レチクルステージ42は、アライメントスコープ46による計測結果に基づいて、レチクルをウエハに対して相対的に位置決めする。
【0055】
露光装置40は、露光装置本体45内に設けられたステージ定盤47上に可動ガイド48と上述のリニアモータ49が固設されている。リニアモータ49は、をリニアモータ固定子とリニアモータ可動子とを備え、リニアモータ固定子は多相電磁コイルを、リニアモータ可動子は永久磁石群をそれぞれ有している。リニアモータ可動子を可動部として、移動ステージ50を可動ガイド48に接続し、リニアモータの駆動によって可動ガイド48をXY方向に移動させる。可動ガイド48は、ステージ定盤47の上面を基準面として静圧軸受で支持される。
【0056】
移動ステージ50は静圧軸受によって支持され、上記リニアモータ49によって駆動され、可動ガイド48を基準としてXY方向に移動する。移動ステージ50の動きは、ステージ50に固設されたミラー及びレーザ干渉計を用いて計測する。
【0057】
移動ステージ50に搭載したチャック上に基板であるウエハを保持し、照明系ユニット41及び縮小投影レンズ43によって、原版であるレチクルのパターンをウエハ上の各領域にステップアンドリピートもしくはステップアンドスキャンで縮小転写する。
【0058】
なお、本発明のリニアモータは、マスクを使用せずに半導体ウエハ上に回路パターンを直接描画してレジストを露光するタイプの露光装置にも、同様に適用できる。
【0059】
[デバイス製造方法]
次に、この露光装置を利用した半導体デバイスの製造プロセスを説明する。
【0060】
図9は半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ステップS1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップS2(マスク作製)では設計した回路パターンに基づいてマスクを作製する。一方、ステップS3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップS4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記のマスクとウエハを用いて、上記の露光装置によりリソグラフィ技術を利用してウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップS5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップS5によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップS6(検査)ではステップS5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、ステップS7でこれを出荷する。
【0061】
上記ステップS4のウエハプロセスは以下のステップを有する。ウエハの表面を酸化させる酸化ステップ、ウエハ表面に絶縁膜を成膜するCVDステップ、ウエハ上に電極を蒸着によって形成する電極形成ステップ、ウエハにイオンを打ち込むイオン打ち込みステップ、ウエハに感光剤を塗布するレジスト処理ステップ、上記の露光装置によって回路パターンをレジスト処理ステップ後のウエハに転写する露光ステップ、露光ステップで露光したウエハを現像する現像ステップ、現像ステップで現像したレジスト像以外の部分を削り取るエッチングステップ、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除くレジスト剥離ステップ。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、角筒環状コイルを持つリニアモータにおいて、主駆動軸以外の方向への駆動制御を可能にし、リニアモータの主駆動軸方向以外の他成分の位置制御が可能になり、より高精度の位置決めを可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態の環状リニアモータの内部構成を示すXZ平面から見た図である。
【図2】図1の環状リニアモータの内部構成をYZ平面から見た図であり、特にY環状コイル3とY可動子マグネット6の位置関係を示す図である。
【図3】(a)は図1に対応した図であり、特にX環状コイル11とX可動子マグネット12の位置関係を部分的に示す図であり、(b)は図2に対応した図であり、特にX環状コイル11とX可動子マグネット12の位置関係を示す図である。
【図4】(a)は図3(a)に対応した図であり、(b)は図2に対応した図であり、特にY環状コイル3とX環状コイル11に通電するための制御回路を示す図である。
【図5】本発明に係る第2の実施形態の環状リニアモータの内部構成を示すXZ平面から見た図である。
【図6】本発明に係る第3の実施形態の環状リニアモータの内部構成を示すXZ平面から見た図である。
【図7】本実施形態のリニアモータをステージ装置に搭載した構成例を示す図である。
【図8】図7のステージ装置をウエハステージとする半導体デバイス製造用の露光装置を示す図である。
【図9】半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。
【図10】(a)は従来の環状リニアモータの内部構成を示すXZ平面から見た図であり、(b)は(a)の環状リニアモータの内部構成をYZ平面から見た図である。
【図11】図10(b)に対応した図であり、特にY環状コイル103に通電するための制御回路を示す図である。
【符号の説明】
1 支持部材
2 絶縁部材
3 Y環状コイル
4 冷却媒体流路
5 固定子ヨーク
6 Y可動子マグネット
7 マグネット固定板
8 可動子腕
9 コイルスイッチング回路
10 Yモータドライバ
11 X環状コイル
12 X可動子マグネット
13 Xモータドライバ
14 Z環状コイル
15 Z可動子マグネット
16 支持部材
17 Y環状コイル
18 冷却媒体流路
19 固定子ヨーク
20 Y可動子マグネット
21 マグネット固定板
22 X環状コイル
23 X可動子マグネット
31 スライダ
32 クロスバー
33 リニアモータ
40 露光装置
41 照明系ユニット
42 レチクルステージ
43 縮小投影レンズ
45 露光装置本体
46 アライメントスコープ
47 ステージ定盤
48 可動ガイド
49 リニアモータ
50 移動ステージ
W ウエハ

Claims (13)

  1. 第1の駆動軸まわりに環状に形成された第1の固定子と、当該第1の固定子に所定間隙を持って平面的に対向配置される第1の可動子とを有し、当該第1の固定子と第1の可動子のいずれかを励磁することにより前記第1の可動子を前記主駆動軸方向に駆動する第1の駆動手段と、
    前記第1の固定子に固定された第2の固定子と、当該第2の固定子に所定間隔を持って平面的に対向配置される第2の可動子とを有し、当該第2の固定子と第2の可動子のいずれかを励磁することにより前記第2の可動子を前記主駆動軸に対して略直交する第2の方向に駆動する第2の駆動手段とを具備することを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記第1の固定子に固定された第3の固定子と、当該第3の固定子に所定間隔を持って平面的に対向配置される第3の可動子とを有し、当該第3の固定子と第3の可動子のいずれかを励磁することにより前記第3の可動子を前記主駆動軸及び第2の方向に対して略直交する第3の方向に駆動する第3の駆動手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記第1の固定子は、前記第1の駆動軸まわりに環状に巻線された第1のコイルと、当該第1のコイルに通電する第1の通電手段とを有し、前記第1の可動子は、前記第1のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第1の永久磁石と、当該第1の永久磁石を保持する固定部とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のリニアモータ。
  4. 前記第2の固定子は、前記第1のコイルに略一体的に固定された第2のコイルと、当該第2のコイルに通電する第2の通電手段とを有し、
    前記第2の可動子は、前記第2のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第2の永久磁石と、当該第2の永久磁石を保持する固定部とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  5. 前記第3の固定子は、前記第1の固定子に略一体的に固定された第3のコイルと、当該第3のコイルに通電する第3の通電手段とを有し、
    前記第3の可動子は、前記第3のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第3の永久磁石と、当該第3の永久磁石を保持する固定部とを有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  6. 前記第2及び第3のコイルは環状コイルであり、前記第2のコイルは前記主駆動軸に対して略平行な直線部を持ち、第2の方向に沿って互いに略平行に対向するように配置され、
    前記第3のコイルは前記主駆動軸に対して略平行な直線部を持つように配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のリニアモータ。
  7. 前記固定部は、前記第1乃至第3の永久磁石を共通に支持することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  8. 前記第1の可動子は、前記第1の駆動軸まわりに環状に巻線された第1のコイルと、当該第1のコイルに通電する第1の通電手段とを有し、前記第1の固定子は、前記第1のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第1の永久磁石と、当該第1の永久磁石を保持する固定部とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のリニアモータ。
  9. 前記第2の可動子は、前記第1のコイルに略一体的に固定された第2のコイルと、当該第2のコイルに通電する第2の通電手段とを有し、
    前記第2の固定子は、前記第2のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第2の永久磁石と、当該第2の永久磁石を保持する固定部とを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  10. 前記第3の可動子は、前記第1のコイルに略一体的に固定された第3のコイルと、当該第3のコイルに通電する第3の通電手段とを有し、前記第3の固定子は、前記第3のコイルに所定間隙を持って対向配置される複数の第3の永久磁石と、当該第3の永久磁石を保持する固定部とを有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のリニアモータと、前記リニアモータにより駆動されるステージとを備えることを特徴とするステージ装置。
  12. 請求項11に記載のステージ装置によって基板または原版あるいはその双方を位置決めすることを特徴とする露光装置。
  13. 請求項12記載の露光装置によってデバイスを製造する工程を有するデバイス製造方法。
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