JP2004353134A - 幅広ヤーンによるブレイディング組成基材及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸11、12を幅の広い帯状の幅広ヤーンWYにより構成し、前記幅広ヤーンをマンドレルのまわりに幅方向に隙間なくブレイディングして筒状のブレイディング層15を組成してなり、これをマンドレルの軸方向に沿って切り開いてシート状になしたものからなることを特徴とする幅広ヤーンによるブレイディング組成基材。
【選択図】図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ブレイダー装置を用いてブレイディング処理してなる予め樹脂を含浸させたカーボン糸あるいは繊維強化プラスチック(fiber reinforced plastics : 以下、FRPという)などにより組織される繊維織物であって、特に、幅広い帯状の幅広糸(プリプレグスリットヤーン)によってブレイディング組成されるブレイディング組成基材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブレイディングによる繊維織物の製造に関しては、特許文献1に開示の技術が知られている。この特許文献1に記載のFRP用の繊維織物の製造方法およびFRP用のプリプレグの製造方法では、斜向糸供給部3から複数本の斜向糸Sを供給してマンドレル1の外周面上に筒状織物4を織成して、該筒状織物4をマンドレル1の軸芯方向に切り開いて複数の斜向糸Sが配設された長尺の斜向糸繊維織物5を製造するというものである。
【0003】
上記する特許文献1に記載の発明では、斜向糸Sが円形断面の糸(トラプリプレグヤーン)によるものである。このような円形断面の糸によるブレイディング製法によれば、薄く均一なブレイディング組成基材を得ることができない。即ち、この従来のブレイディング製法では、ブレイディング層を均一にしようとする場合、ブレイディング層を複数層重ねなければならず、厚みが増えてしまい、均一で薄い厚みのブレイディング組成基材ができない。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−310393号公報
【特許文献2】
特開2002−249961号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明では、上記する従来技術の問題点を解消すべくなしたものであって、幅の広い帯状の幅広ヤーン(プリプレグスリットヤーン)をマンドレルに隙間なくブレイディングすることにより、薄く均一なブレイディング層でなるブレイディング組成基材を提供しようとするものである。さらに、この発明では、幅広ヤーンの幅を変えるだけで、組糸の本数を変えることなく大型径のマンドレルに対しても対応でき、幅の広いシート状のブレイディング組成基材を効果的に製造する製造方法を提供するものでもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記する目的を達成するにあたって、具体的には、マンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸を幅の広い帯状の幅広ヤーンによって構成し、前記幅広ヤーンをマンドレルのまわりに幅方向に隙間なくブレイディングして筒状のブレイディング層を組成してなり、これをマンドレルの軸方向に沿って切り開いてシート状になしたものからなる幅広ヤーンによるブレイディング組成基材を構成するものである。
【0007】
さらに、この発明は、前記ブレイディング層が、前記マンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸と、軸線に対する角度が0°の中央糸とからなり、前記組糸並びに中央糸が、幅の広い帯状の幅広ヤーンでなる幅広ヤーンによるブレイディング組成基材を構成するものである。
【0008】
さらにまた、この発明は、前記ブレイディング層が、前記マンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸に対して目止め糸を組織してなる幅広ヤーンによるブレイディング組成基材を構成するものである。
【0009】
さらに、この発明は、ブレイダー装置によって、N個のボビンキャリアから解舒供給される幅広い帯状の幅広ヤーンをマンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸として、その幅方向に隙間なくブレイディング組成して筒状のブレイディング層を組成する工程と、該筒状のブレイディング層をマンドレルの軸方向に沿って切り開いてシート状のブレイディング組成基材とする工程とからなる幅広ヤーンによるブレイディング組成基材の製造方法を構成するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明になる幅広ヤーンによるブレイディング組成基材並びにその製造方法について、図面に示す具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、この発明になる幅広ヤーンによるブレイディング組成基材の一例を示す概略的な平面図であり、図2は、この発明になるブレイディング組成基材の製造手順を説明する図であって、図2Aは、マンドレルのまわりに筒状に組成された筒状ブレイディング層の概略的な斜視図であり、図2Bは、これをマンドレルの軸芯に沿って切り開いてシート状のブレイディング組成基材とした状態を示す概略的な斜視図である。一方、図3は、この発明に適用される幅広ヤーンの幅寸法wと組糸の組角度θの関係を説明するための図であって、図3Aは、組糸の組角度θが比較的大きな場合に、幅広ヤーンの幅寸法wが比較的大きな幅w1 であることを示す説明図であり、図3Bは、組糸の組角度θが比較的小さな場合に、幅広ヤーンの幅寸法wが比較的大きな幅w2 であることを示す説明図である。
【0011】
さらに、図4は、この発明になるブレイディング組成基材の異なる構成例を示すものであって、図4Aは、組角度±θ°の一対の組糸によって構成される第1の例になるブレイディング組成基材の概略的な平面図であり、図4Bは、組角度±θ°の一対の組糸に目止め糸を組織した第2の例になるブレイディング組成基材の概略的な平面図であり、図4Cは、組角度±θ°の一対の組糸と中央糸とにより組成した第3の例になるブレイディング組成基材の概略的な平面図である。
【0012】
一方、図5は、ブレイダの基本的構成の一例を示す概略的な正面図であり、図6は、図5に示したブレイダの概略的な側断面図である。まず、この発明になる幅広ヤーンによるブレイディング組成基材を組成するためのブレイダについて、図5および図6にもとづいて詳細に説明する。図に示す例において、ブレイダBRは、ブレイダ本体Bbとマンドレル装置Bmとを含むものからなっている。
【0013】
ブレイダBRにおけるブレイダ本体Bbは、軸線が水平で一側に開口eを有するほぼ円筒状の機台Fb内に配置された曲率半径Rの曲面状の上板Uと、上板Uの周方向に穿設された軌道に沿って走行するボビンキャリアーCと、ボビンキャリアーCを軌道に沿って走行させるための駆動装置Dと、糸条案内装置Gを有している。
【0014】
そして、ボビンキャリアーCに載置されたボビンからボビンの軸線方向に引き出される糸条Yが上板Uのほぼ中心に集合し、また、マンドレル装置Bmに取り付けられたマンドレルmの位置は、マンドレルm上に形成される組物の組み上げ点Pが上板Uの中心に位置するようになっている。マンドレル装置Bmは、マンドレルmを一次元、二次元あるいは三次元的に位置制御することができる。
【0015】
こうして、ボビンキャリアーCが駆動装置Dによって軌道に沿って走行させられるとともに、マンドレルmの位置がマンドレル装置Bmによって制御され、その結果、多数の糸条Yが交錯し、また、必要に応じて、機台FbのフレームFb’にほぼ水平に配置されたボビンキャリアーCから中糸用糸条yが、軌道に沿って走行するボビンキャリアーCから巻き戻され組み上げられる糸条Yに交絡することにより、ブレイディングが行われて種々の形状のマンドレルm上に組物層が組み上げられる。
【0016】
次いで、上記ブレイダによって組成されたブレイディング組成物の基本的な構造例について、図2にもとづいて詳細に説明する。図2に示すブレイディング組成物BCは、円筒状(パイプ状)組成体として組成されるものである。図2Aに示す例において、前記ブレイディング組成物BCは、軸線に対する組角度が±θ°の一対の組糸11、12と、軸線に対する角度が0°の中央糸13によって組織されている。
【0017】
まず、この発明の一実施例において、ブレイディング組成基材1を製造するべくブレイダBRに用いる一対の組糸11、12および中央糸13の一構成例について説明する。この発明において、一対の組糸11、12および中央糸13は、幅の広い帯状の幅広ヤーンWYによって構成されるものであり、該幅広ヤーンWYは、例えば、予め樹脂を含浸してあるカーボンなどの素線糸を平面状に組み合わせて極薄いシート体を形成しておき、このシート体をスリッターにかけて、幅寸法wの幅広ヤーンWYとし、ブレイダBRにセットするべくボビンとして準備される。
【0018】
図3に示すように、この幅広ヤーンWYの幅寸法wは、以下に示すようにして設計される。まず、図3において、縦軸をマンドレルmの周の長さ寸法LC とし(マンドレルの周長LC は、マンドレルmの直径φとしてLC =πφ)横軸をマンドレルmの軸方向寸法LA とした場合、組糸の組角度±θ°が設定でき、それによって、組角度±θ°のピッチ間距離Dが導きだせる。この発明では、複数のキャリアから供給される組角度±θ°の組糸(幅広ヤーンWY)を幅方向に隙間なく組成するものであるので、幅広ヤーンWYの幅寸法wは、w=D/(総キャリア数/2)によって算出されることになる。
【0019】
図3A並びに図3Bに比較して示すように、図3Aのように組糸の組角度θが比較的大きな組角度θ1 である場合には、組角度±θ1 のピッチ間距離D1 により、幅広ヤーンの幅寸法wが比較的大きな幅w1 =D1 /(総キャリア数/2)として算出され、図3Bのように組糸の組角度θが比較的小さな組角度θ2 である場合には、組角度±θ2 のピッチ間距離D2 により、幅広ヤーンの幅寸法wが比較的小さな幅w2 =D2 /(総キャリア数/2)として算出される。これらの実施例において、組角度±θ1 のピッチ間距離D1 は、一対の組糸の組角度が角度±θ1 に設定され、その角度で該組糸をマンドレルmの軸方向長さLA 分だけ、マンドレルmの周長LC にわたって1ピッチの巻き付けから次の1ピッチの巻き付けに至る間の間隔であって、その間に幅寸法w1 の幅広ヤーンが、互いに隙間のない状態で総キャリア数の半分の本数ブレイディングされることを意味する。同様に、組角度±θ2 のピッチ間距離D2 は、一対の組糸の組角度が角度±θ2 に設定され、その角度で該組糸をマンドレルmの軸方向長さLA 分だけ、マンドレルmの周長LC にわたって1ピッチの巻き付けから次の1ピッチの巻き付けに至る間の間隔であって、その間に幅寸法w2 の幅広ヤーンが、互いに隙間のない状態で総キャリア数の半分の本数ブレイディングされることを意味する。この発明では、このようにして幅広ヤーンWYの幅寸法wを変えるだけで、組糸本数を変えることなく、大型径のマンドレルに対する組成に対応することができる。
【0020】
この発明になるブレイディング組成基材1は、図4各図に示すような異なる組成構造のものを含むものからなっている。すなわち、第1の例になるブレイディング組成基材1Aは、図4Aに示すように、組角度±θ°の一対の組糸11A、12Aだけによって構成されているものであり、第2の例になるブレイディング組成基材1Bは、図4Bに示すように、組角度±θ°の一対の組糸11B、12Bに目止め糸14を組織したものからなっており、第3の例になるブレイディング組成基材1Cは、図4Cに示すように、組角度±θ°の一対の組糸11C、12Cと中央糸13とにより組成したものからなっている。図4Bに示す目止め糸14は、ブレイディング処理によって組織された一対の組糸11B、12Bを止めるための糸であって、ブレイディング処理とは異なる工程において処理される糸である。
【0021】
一方、この発明は、上記する幅広ヤーンによるブレイディング組成基材1を製造する製造方法を含むものからなっている。この発明になるブレイディング組成基材1の製造方法では、まず、ブレイダー装置によって、N個のボビンキャリアから解舒供給される幅広い帯状の幅広ヤーンWYをマンドレルmの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸11、12並びに軸線に対する角度0°の中央糸13として、その幅方向に隙間なくブレイディング組成して筒状のブレイディング層15を組成する工程(図2A参照)と、該筒状のブレイディング層15をマンドレルmの軸方向にのびるカットライン16に沿って切り開いてシート状のブレイディング組成基材1とする工程(図2B参照)とによって構成されている。
【0022】
【発明の効果】
以上の構成になるこの発明の幅広ヤーンによるブレイディング組成基材およびその製造方法によれば、幅の広い帯状の糸(プレプリグスリットヤーン)をマンドレルmのまわりに隙間なくブレイディングすることにより、従来の円形断面の糸でブレイディングしたものより、薄く均一なブレイディング組成基材ができる。また、決められた組角度、マンドレル径に対して隙間のない均一なブレイディング組成基材を作ろうとしたとき、従来の円形断面の糸では層を複数重ねなければならず、厚みが増えてしまい均一な薄い基材ができなかったが、この発明によりこの問題が解消される。さらに、この発明では、帯の幅を変えるだけで組糸本数を変えることなく大型径のマンドレルに対しても対応できる。さらにまた、この発明では、中央糸とよばれるマンドレルの軸方向にならぶ帯状の糸を一緒にブレイドすることにより薄く均一なFRPの基材を作ることができる。さらに、この発明になるブレイディング組成基材は、薄く均一なため、複数の層を重ねても均一な厚みのある構造物を提供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる幅広ヤーンによるブレイディング組成基材の一例を示す概略的な平面図である。
【図2】図2は、この発明になるブレイディング組成基材の製造手順を説明する図であって、図2Aは、マンドレルのまわりに筒状に組成された筒状ブレイディング層の概略的な斜視図であり、図2Bは、これをマンドレルの軸芯に沿って切り開いてシート状のブレイディング組成基材とした状態を示す概略的な斜視図である。
【図3】図3は、この発明に適用される幅広ヤーンの幅寸法wと組糸の組角度θの関係を説明するための図であって、図3Aは、組糸の組角度θが比較的大きな場合に、幅広ヤーンの幅寸法wが比較的大きな幅w1 であることを示す説明図であり、図3Bは、組糸の組角度θが比較的小さな場合に、幅広ヤーンの幅寸法wが比較的大きな幅w2 であることを示す説明図である。
【図4】図4は、この発明になるブレイディング組成基材の異なる構成例を示すものであって、図4Aは、組角度±θ°の一対の組糸によって構成される第1の例になるブレイディング組成基材の概略的な平面図であり、図4Bは、組角度±θ°の一対の組糸に目止め糸を組織した第2の例になるブレイディング組成基材の概略的な平面図であり、図4Cは、組角度±θ°の一対の組糸と中央糸とにより組成した第3の例になるブレイディング組成基材の概略的な平面図である。
【図5】図5は、ブレイダの基本構成の一例を示す概略的な正面図である。
【図6】図6は、図5に示したブレイダの概略的な側断面図である。
【符号の説明】
BC ブレイディング組成物
1 ブレイディング組成基材
WY 幅広ヤーン
11、12 軸線に対する組角度が±θ°の一対の組糸
13 軸線に対する角度が0°の中央糸
BR ブレイダ
m マンドレル
14 目止め糸
15 筒状のブレイディング層
16 カットライン
LC マンドレルの周の長さ寸法
LA マンドレルの軸方向寸法
φ マンドレルの直径
D 組角度±θ°のピッチ間距離
w 幅広ヤーンの幅寸法
Claims (4)
- マンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸を幅の広い帯状の幅広ヤーンにより構成し、前記幅広ヤーンをマンドレルのまわりに幅方向に隙間なくブレイディングして筒状のブレイディング層を組成してなり、これをマンドレルの軸方向に沿って切り開いてシート状になしたものからなることを特徴とする幅広ヤーンによるブレイディング組成基材。
- 前記ブレイディング層が、前記マンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸と、軸線に対する角度が0°の中央糸とからなり、前記組糸並びに中央糸が、幅の広い帯状の幅広ヤーンでなることを特徴とする請求項1に記載の幅広ヤーンによるブレイディング組成基材。
- 前記ブレイディング層が、前記マンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸に対して目止め糸を組織してなることを特徴とする請求項1に記載の幅広ヤーンによるブレイディング組成基材。
- ブレイダー装置によって、N個のボビンキャリアから解舒供給される幅広い帯状の幅広ヤーンをマンドレルの軸線に対する組角度±θ°の一対の組糸として、その幅方向に隙間なくブレイディング組成して筒状のブレイディング層を組成する工程と、該筒状のブレイディング層をマンドレルの軸方向に沿って切り開いてシート状のブレイディング組成基材とする工程とからなることを特徴とする幅広ヤーンによるブレイディング組成基材の製造方法。
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