JP2004344139A - Joint structure of rod body - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は釣竿を構成する竿体の連結構造、特に、振出形式と呼ばれる竿体同士の連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時の多くの釣竿は、先細りテーパの施された筒状体である竿体を複数本備え、これらの竿体を連結して1本の釣竿となっている。このような竿体の連結手法として「振出形式」と呼ばれるものがある。この振出形式は、穂先側に位置する小径の竿体が順次竿元側に位置する太径の竿体の内部に収納され、且つ、穂先側に小径の竿体が引き出されたときに、小径の竿体の竿元側端部外周と大径の竿体の穂先側端部内周とが嵌着するようなものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような竿体同士が嵌着する部分では、図5に示すように、小径竿体51の竿元側端部の外径を大きくして大径竿体50の穂先側端部の内周面に嵌着可能とするために、小径竿体51の竿元側端部の外周に別素材52を積層するのが一般的である。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−075634号公報
【0005】
【発明の解決しようとする課題】
しかし、上述のように小径竿体51に別素材52を積層すると、この部分の軸方向の曲げ剛性が他の部分に比較して特に大きくなってしまう。即ち、竿体同士を連結すると、上述のような嵌合部分で大径竿体50と小径竿体51とが2重に存在することになり、それだけでも他の部分に比較して嵌合部分の軸方向の曲げ剛性は大きくなる。なおかつ、別素材52を小径竿体51に積層すれば、その軸方向の曲げ剛性の増加はさらに大きくなる。このような釣竿の軸方向における部分的な曲げ剛性の変化は、釣竿全体のなだらかな曲がりを阻害してしまう。
【0006】
本発明の課題は、良好な曲がりを演出できる竿体同士の連結構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る連結構造は、小径竿体を大径竿体の穂先側に出し入れ自在に振出形式で連結する際の竿体の連結構造である。小径竿体は本体部と本体部の竿元側に連続する嵌合雄部とを有し、嵌合雄部は内径及び外径共に竿元側ほど大径化するテーパが施されており且つそのテーパは本体部に比較して急テーパとなっている。大径竿体は本体部と本体部の穂先側に連続する嵌合雄部が嵌着可能な嵌合雌部とを有し、嵌合雌部は内径及び外径共に竿元側ほど大径化するテーパが施されており且つそのテーパは本体部に比較して急テーパである。そして、この大径竿体の本体部の肉厚が小径竿体の本体部の肉厚より厚く、小径竿体の嵌合雄部の肉厚が小径竿体の本体部の肉厚より厚い。
【0008】
ここでは、小径竿体を大径竿体の穂先側に引き出し、嵌合雄部に嵌合雌部を嵌着させることで小径竿体と大径竿体とが相互に連結される。この嵌合雄部及び嵌合雌部は共に内径及び外径共に竿元側ほど大径化するテーパが施されており、従来の一般的な構造に比較して、過剰に嵌合雄部及び嵌合雌部が厚肉化されておらず、嵌合雄部及び嵌合雌部の本体部との軸方向の曲げ剛性の変化が小さい。
【0009】
また、竿元側に位置することになる大径竿体の本体部の肉厚が小径竿体の本体部の肉厚より厚く、大径竿体の本体部と小径竿体の本体部をと比較すれば、大径竿体の剛性が小径竿体の軸方向の曲げ剛性より大きくなる。穂先側に位置する小径竿体が大径竿体に比較して軸方向の曲げ剛性が低下し、穂先側ほどなだらかに屈曲する自然な釣竿の曲がりを演出し易い。
【0010】
なお、小径竿体の嵌合雄部の肉厚が小径竿体の本体部の肉厚より厚く設定されており、大きな負荷が集中し易い小径竿体と大径竿体との連結部分の破損を抑えている。
別の連結構造では、小径竿体の本体部は炭素繊維に合成樹脂を含浸させた第1素材から構成されており、小径竿体の嵌合雄部は第1素材と第1素材の外周に積層された第2素材とから構成されている。そして、本体部の第1素材の肉厚に比較して嵌合雄部の第1素材の肉厚が薄くなっている。
【0011】
竿体を形成するための素材である第1素材は、例えば、軸方向に炭素繊維が引き揃えたうえで合成樹脂を含浸させたもの(「軸方向繊維強化樹脂」という)を含むことが好ましい。このように軸方向の炭素繊維が竿体の軸方向の曲がりによる破断を抑える。このような第1素材が嵌合雄部に本体部と同様に配置されれば、嵌合雄部と嵌合雌部とが重なり合う部分において、大径竿体の軸方向繊維強化樹脂と小径竿体の軸方向繊維強化樹脂との重なり合いにより、嵌合雄部と嵌合雌部とが重なり合う部分において軸方向の曲げ剛性が過剰になる。
【0012】
この小径竿体は、第1素材の肉厚を嵌合雄部においては本体部に比較して肉薄としており、例えば、第2素材として周方向に炭素繊維若しくはガラス繊維が引き揃えられたうえで合成樹脂を含浸させたものを用いることで、小径竿体の嵌合雄部の軸方向の曲げ剛性を小径竿体の本体部に比較して小さくしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態を採用した小径竿体1と大径竿体2とは、大径竿体2の穂先側に小径竿体1が出し入れ自在に、即ち、いわゆる振出形式で連結されている。大径竿体2及び小径竿体1は、釣竿を構成する竿体の一部であり、例えば、大径竿体2が釣竿の最も手元側に位置する元竿であり、小径竿体1が元竿の穂先側に連結される元上竿である。若しくは、大径竿体2が元上竿であり、小径竿体1が元上竿の穂先側に連結される中竿であってもよい。このような、大径竿体2や小径竿体1の周面には、必要に応じて、リールシートや釣糸ガイド,グリップなどの部材が装着されることになる。このような大径竿体2及び小径竿体1は、それぞれ炭素繊維やガラス繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグ素材から構成される先細りテーパの施された筒状部材である。
【0014】
図2及び図3に示すように、大径竿体2は、本体部2aと本体部2aの穂先側に形成される嵌合雌部2bの2つの部分に区分できる。本体部2aは先細りテーパの施された筒状の部分である(例えば、1/1000〜2/1000程度のテーパ)。この本体部2a内に小径竿体1が穂先側から挿入される。
嵌合雌部2bは、本体部2aの穂先側に連続する筒状の部分であり、本体部2aに比較してそのテーパが急テーパとなっている(例えば、2/1000〜4/1000程度のテーパ)。嵌合雌部2bは内径及び外径共にテーパ面となっており、嵌合雌部2bの穂先側端部及び竿元側端部においてはその肉厚はおよそ同一である。その内周面に後述の小径竿体1が嵌着することになる。
【0015】
なお、このような2つの部分を有する大径竿体2aは、例えば、所定の2段のテーパを施した芯材に炭素繊維強化樹脂等を巻回し焼成することで製造可能である。
一方の小径竿体1も、本体部1aとその竿元側に形成される嵌合雄部1bの2つの部分に区分できる。本体部1aは先細りテーパの施された筒状の部分である(例えば、1/1000〜2/1000程度のテーパ)。小径竿体1の穂先側にさらに別の竿体が振出形式で連結される場合には、別の竿体が穂先側からこの本体部1aに挿入されてくる。
【0016】
嵌合雄部1bは、本体部1aの竿元側に連続する筒状の部分であり、本体部1aに比較してそのテーパが急テーパとなっている(例えば、2/1000〜4/1000程度のテーパ)。嵌合雄部1bは内径及び外径共にテーパ面となっており、嵌合雄部1aの穂先側端部及び竿元側端部においてはその肉厚はおよそ同一である。小径竿体1を大径竿体2の穂先側に引き出した際に、その外周面に上述の大径竿体2が嵌着するように、嵌合雄部1bと上述の嵌合雌部2bとの径は調整されている。
【0017】
なお、このような小径竿体1と大径竿体2とにおいては、図3に詳しく示すように、小径竿体1の本体部1aの肉厚(ΔZ)より、大径竿体2の本体部2aの肉厚(ΔX)が厚くなっている。また、小径竿体1の本体部1aの肉厚(ΔZ)より小径竿体1の嵌合雄部1bの肉厚(ΔY)が厚くなっている。
このような小径竿体1と大径竿体2とにおいては、収納時には、小径竿体1を大径竿体2の内部に収納しておく。使用時には、小径竿体1を大径竿体2の穂先側に引き出し、嵌合雄部1bに嵌合雌部2bを嵌着させて、小径竿体1と大径竿体2とが相互に連結される(図2参照)。この嵌合雄部1b及び嵌合雌部2bは共に内径及び外径共に竿元側ほど大径化するテーパが施されており、それぞれの竿体において、それぞれの本体部1a,2aと比較して、その軸方向の曲げ剛性の変化が小さい。従って、不当に、嵌合雄部1bと嵌合雌部2bとの嵌着部分で、軸方向の曲げ剛性が損なわれることが少なくなる。
【0018】
また、竿元側に位置することになる大径竿体2の本体部2aの肉厚(ΔX)が小径竿体1の本体部1aの肉厚(ΔZ)より厚く、大径竿体2の本体部2aと小径竿体1の本体部1aをと比較すれば、大径竿体2の曲げ剛性が小径竿体1の軸方向の曲げ剛性より大きくなる。このような肉厚の設定により、穂先側に位置する小径竿体1が大径竿体2に比較して軸方向の曲げ剛性が低下し、穂先側ほどなだらかに屈曲する自然な釣竿の曲がりを演出し易くなる。
【0019】
さらに、小径竿体1の嵌合雄部1bの肉厚(ΔY)が小径竿体1の本体部1aの肉厚(ΔZ)より厚く設定されており、大きな負荷が集中し易い小径竿体1と大径竿体2との連結部分の破損は防止されている。
[第2実施形態]
第2実施形態として、第1実施形態の変形例を図4に示す。
【0020】
この実施形態でも、大径竿体12の穂先側に小径竿体11が振出形式に連結されている。
大径竿体12は、第1実施形態と同様に、本体部12aと本体部12aの穂先側に形成される嵌合雌部12bの2つの部分に区分できる。そのテーパなどについても第1実施形態と同様である。このような大径竿体12の本体部12aは、軸方向に炭素繊維を引き揃えて配向して合成樹脂を含浸させた軸方向プリプレグから形成されている。例えば、本体部12aは、複数の軸方向プリプレグを積層し焼成して一体化している。最外層及び最内層として、テープ状に裁断したプリプレグテープを螺旋状に巻回してもよい。このようなプリプレグテープを利用する場合、本体部12aの最外及び最内には周方向〜螺旋方向に炭素繊維が配向されることになる。
【0021】
小径竿体11も、第1実施形態と同様に、本体部11aと本体部11aの竿元側に形成される嵌合雄部11bとの2つの部分に区分できる。この本体部11aについては、上記大径竿体12の本体部12aと同様に、軸方向プリプレグから形成されている。一方、嵌合雄部11bも軸方向プリプレグを含むが、本体部11aに比較してその軸方向プリプレグの含有量は少ない(軸方向プリプレグの肉厚が小さい)。そして、嵌合雄部11bにおいては、この軸方向プリプレグの欠損分を補うために、補助プリプレグ30が軸方向プリプレグの外周に積層されている。この補助プリプレグ30は、小径竿体11の周方向若しくは周方向からある程度の角度を有する方向に炭素繊維若しくはガラス繊維が引き揃えられたうえに合成樹脂を含浸させたものである。好ましくは、嵌合雄部11bにおいては、軸方向プリプレグの肉厚を本体部11aに比較して2分の1程度とする。
【0022】
このように小径竿体11の嵌合雄部11bは軸方向プリプレグと補助プリプレグ30とが積層されて形成されているが、その内径及び外径は何れも竿元側ほど大径化するテーパ面である。また、嵌合雄部11bの穂先側〜竿元側にかけてはおよそその肉厚は一定となっている。
なお、その他の事項、例えば、小径竿体11の本体部11a,嵌合雄部11b,大径竿体12の本体部12aの厚さの関係などは、第1実施形態と同様である。
【0023】
このような大径竿体12と小径竿体11においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を得られる。また、小径竿体11の嵌合雄部11bの軸方向の曲げ剛性が小径竿体11の本体部11aに比較してより小さく設定できる。よって、小径竿体11と大径竿体12の穂先側に引き出した状態で、嵌合雄部11bと嵌合雌部11aとの部分において過剰に曲げ剛性が部分的に大きくなってしまうことを抑えられる。
【0024】
なお、この第2実施形態では、小径竿体11の嵌合雄部11bにのみ補助プリプレグ30を配置しているが、大径竿体12の嵌合雌部12bの内周面側にも同様に補助プリプレグ30を配置してもよい。
【0025】
【発明の効果】
本発明の連結構造を採用すれば、竿体同士の連結部分においても、良好な曲がりを演出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した大径竿体2と小径竿体1を示した図。
【図2】図1の大径竿体2と小径竿体1との連結部分を示した図。
【図3】図2の拡大図。
【図4】本発明の第2実施形態を採用した大径竿体12と小径竿体11との図3に相当する図。
【図5】従来の釣竿の竿体同士の連結部分を示した図。
【符号の説明】
1,11 小径竿体
2,12 大径竿体
1b,11b 嵌合雄部
2b,12b 嵌合雌部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a connecting structure of rods constituting a fishing rod, and more particularly, to a connecting structure of rods called a swing type.
[0002]
[Prior art]
In recent years, many fishing rods are provided with a plurality of rods which are cylindrical bodies having a tapered taper, and these rods are connected to form one fishing rod. As a method of connecting such rods, there is a method called a “drawing form”. In this swing type, the small-diameter rod body located on the tip side is sequentially housed inside the large-diameter rod body located on the pole base side, and when the small-diameter rod body is pulled out to the tip side, the small-diameter rod body is pulled out. (See, for example, Patent Document 1).
[0003]
In the portion where such rods fit each other, as shown in FIG. 5, the outer diameter of the rod-side end of the small-
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-075634
[Problems to be solved by the invention]
However, when another
[0006]
An object of the present invention is to provide a connection structure between rod bodies that can produce a good bend.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The connecting structure according to the present invention is a connecting structure of a rod body when a small-diameter rod body is connected to a tip side of a large-diameter rod body in a swingable manner so as to be able to be taken in and out. The small-diameter rod body has a main body portion and a fitting male portion that is continuous on the rod base side of the main body portion, and the fitting male portion is tapered so that both the inner diameter and the outer diameter increase with the rod base side. The taper is sharper than the main body. The large-diameter rod body has a main body and a mating female part to which a mating male part continuous with the tip of the main body can be fitted. And the taper is sharper than the main body. The thickness of the main body of the large-diameter rod is greater than the thickness of the main body of the small-diameter rod, and the thickness of the male fitting portion of the small-diameter rod is greater than the thickness of the main body of the small-diameter rod.
[0008]
Here, the small-diameter rod and the large-diameter rod are connected to each other by pulling out the small-diameter rod toward the tip of the large-diameter rod and fitting the fitted female portion to the fitted male portion. Both the mating male portion and the mating female portion are tapered so that both the inner diameter and the outer diameter increase toward the base of the rod. The fitting female portion is not thickened, and the change in bending rigidity in the axial direction between the fitting male portion and the fitting female portion with respect to the main body portion is small.
[0009]
In addition, the thickness of the main body portion of the large-diameter rod body to be located on the rod base side is larger than the thickness of the main body portion of the small-diameter rod body, and the main body portion of the large-diameter rod body and the main body of the small-diameter rod body are combined. In comparison, the rigidity of the large-diameter rod is greater than the axial bending rigidity of the small-diameter rod. The small-diameter rod body located on the tip side has a lower bending rigidity in the axial direction than the large-diameter rod body, and it is easy to produce a natural fishing rod that bends more gradually toward the tip side.
[0010]
The thickness of the fitting male part of the small-diameter rod is set to be thicker than the thickness of the main body of the small-diameter rod, and the connection between the small-diameter rod and the large-diameter rod is likely to concentrate large loads. Is suppressed.
In another connection structure, the main body of the small-diameter rod is made of a first material in which carbon fiber is impregnated with a synthetic resin, and the fitting male portion of the small-diameter rod is formed on the outer periphery of the first material and the first material. And a laminated second material. The thickness of the first material of the fitting male portion is smaller than the thickness of the first material of the main body.
[0011]
The first material that is a material for forming the rod body preferably includes, for example, a material in which carbon fibers are aligned in the axial direction and impregnated with a synthetic resin (referred to as “axial fiber reinforced resin”). . In this way, the carbon fibers in the axial direction suppress breakage due to the axial bending of the rod body. If such a first material is disposed on the fitting male part in the same manner as the main body part, the axial fiber-reinforced resin of the large-diameter rod body and the small-diameter rod are formed in a portion where the fitting male part and the fitting female part overlap. Due to the overlap of the body with the axial fiber reinforced resin, the bending rigidity in the axial direction becomes excessive at the portion where the fitting male part and the fitting female part overlap.
[0012]
In this small-diameter rod body, the thickness of the first material is thinner in the fitting male portion than in the main body portion. For example, as the second material, carbon fibers or glass fibers are aligned in the circumferential direction. By using a material impregnated with synthetic resin, the bending rigidity in the axial direction of the fitting male portion of the small-diameter rod is reduced as compared with the main body of the small-diameter rod.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[First Embodiment]
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the small-
[0014]
As shown in FIGS. 2 and 3, the large-
The fitting female portion 2b is a cylindrical portion that is continuous with the tip of the
[0015]
The large-
One small
[0016]
The fitting
[0017]
As shown in detail in FIG. 3, the small-
In such a small-
[0018]
In addition, the thickness (ΔX) of the
[0019]
Further, the thickness (ΔY) of the fitting
[Second embodiment]
FIG. 4 shows a modification of the first embodiment as a second embodiment.
[0020]
Also in this embodiment, the small-diameter rod 11 is connected to the tip side of the large-diameter rod 12 in a swinging-out manner.
As in the first embodiment, the large diameter rod body 12 can be divided into two parts, a
[0021]
Similarly to the first embodiment, the small-diameter rod body 11 can be divided into two parts, a
[0022]
As described above, the fitting
Note that other matters such as the relationship between the thickness of the
[0023]
In such a large-diameter rod body 12 and a small-diameter rod body 11, the same operation and effects as those of the first embodiment can be obtained. Further, the bending rigidity in the axial direction of the male
[0024]
In the second embodiment, the
[0025]
【The invention's effect】
If the connecting structure of the present invention is adopted, good bending can be produced even at the connecting portion between the rod bodies.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a large-
FIG. 2 is a view showing a connection portion between a large-
FIG. 3 is an enlarged view of FIG. 2;
FIG. 4 is a view corresponding to FIG. 3 of a large-diameter rod body 12 and a small-diameter rod body 11 employing a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a view showing a connecting portion between rod bodies of a conventional fishing rod.
[Explanation of symbols]
1,11 Small
Claims (2)
前記小径竿体は本体部と前記本体部の竿元側に連続する嵌合雄部とを有し、前記嵌合雄部は内径及び外径共に竿元側ほど大径化するテーパが施されており且つそのテーパは前記本体部に比較して急テーパであり、
前記大径竿体は本体部と前記本体部の穂先側に連続する前記嵌合雄部が嵌着可能な嵌合雌部とを有し、前記嵌合雌部は内径及び外径共に竿元側ほど大径化するテーパが施されており且つそのテーパは前記本体部に比較して急テーパであり、
前記大径竿体の本体部の肉厚が前記小径竿体の本体部の肉厚より厚く、前記小径竿体の嵌合雄部の肉厚が前記小径竿体の本体部の肉厚より厚い、竿体の連結構造。The connecting structure of the rod body when connecting the small-diameter rod body to the tip side of the large-diameter rod body in a freely swingable manner,
The small-diameter rod body has a main body portion and a fitting male portion that is continuous with the rod side of the main body portion, and the fitting male portion has an inner diameter and an outer diameter that are tapered so that the diameter increases toward the rod side. And the taper is a steep taper compared to the main body,
The large-diameter rod body has a main body portion and a female fitting portion to which the male fitting portion continuous with the tip side of the main body portion can be fitted. A taper whose diameter increases toward the side is given, and the taper is a steep taper as compared with the main body,
The thickness of the main body of the large-diameter rod is greater than the thickness of the main body of the small-diameter rod, and the thickness of the male fitting portion of the small-diameter rod is greater than the thickness of the main body of the small-diameter rod. , Rod body connection structure.
前記本体部の第1素材の肉厚に比較して嵌合雄部の第1素材の肉厚が薄い、請求項1に記載の竿体の連結構造。The main body of the small-diameter rod is made of a first material in which carbon fiber is impregnated with a synthetic resin, and a fitting male portion of the small-diameter rod is laminated on the outer periphery of the first material and the first material. And a second material,
The connecting structure of the rod body according to claim 1, wherein the thickness of the first material of the fitting male portion is smaller than the thickness of the first material of the main body portion.
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