JP2004239344A - Valve device of hydraulic shock absorber - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧緩衝器のバルブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧緩衝器のバルブ装置は、ピストンバルブ装置を構成するピストンやボトムバルブ装置を構成するボトムピース等のバルブ支持体に、押し側流路と引き側流路を備え、該バルブ支持体の両端面でそれらの流路の周辺に円環又は非円環の環状シートを立上げ、該シート上にディスクバルブを配置し、流路に作用する油圧によりディスクバルブを該シートに対し離着座させて該流路を開閉する。
【0003】
バルブ装置では、バルブがシートに離着座を繰り返し、開くときのシートへの貼付き、閉じるときのシートとの叩き音等の異音を生ずる。バルブとシートとの接触面積が大きいとバルブの貼付きや異音を生じ易く、小さいと生じにくくなる。
【0004】
従来のシートのバルブ接触面の巾は0.5mm程度であり、バルブの貼付きや異音を生ずることがあった。
【0005】
そこで、特許文献1に記載の如く、シートをバルブに線接触させ、バルブの貼付きや異音の発生を解消するものが提案されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−79525([0020]、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
シートは、バルブによって常に叩かれる。従って、特許文献1の如くにシートのバルブ接触面積をあまりに小さくすると耐久性が損なわれる。シートの精度が悪いと、バルブとの間に予定外の隙間ができ、減衰特性に悪影響を及ぼす。
【0008】
本発明の課題は、油圧緩衝器のバルブ装置において、バルブが離着座するシートの耐久性を確保しながら、バルブの貼付きや異音の発生を防ぐことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、バルブ支持体の流路周辺に環状シートを立上げ、該シートにバルブを離着座させる油圧緩衝器のバルブ装置において、シートが、立上り方向に縮巾状をなす基部と、バルブが接触する狭巾のバルブ接触面と、基部とバルブ接触面のつながり部分に設ける面取り部とを備えるようにしたものである。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記バルブ接触面の巾が0.3mm〜0.1mmであるようにしたものである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記バルブ支持体が焼結材からなり、前記シートの面取り部が該シートの溝成形時又は最終成形時に、シートの頭部の型押しにて形成されるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は油圧緩衝器を示す半断面図、図2はピストンバルブ装置を示す拡大断面図、図3はボトムバルブ装置を示す拡大断面図、図4をボトムバルブ装置を示す断面図、図5はシート形状を示す断面図、図6は図4のシートを拡大して示す断面図である。
【0013】
図1は、ストラット型サスペンションを構成する複筒型式油圧緩衝器10であり、ダンパチューブ11を外筒12と内筒13からなる二重管としている。油圧緩衝器10は、外筒12に内蔵の内筒13にピストンロッド14を挿入し、ピストンロッド14の上端部に車体側取付ブラケット(不図示)を結合し、外筒12の下端部をナックルブラケット15により車輪側に連結して車両の懸架装置を構成する。
【0014】
油圧緩衝器10は、外筒12の外周の下スプリングシート16と、ピストンロッド14の上端部の取付ブラケットに支持される上スプリングシート(不図示)の間に懸架ばね(不図示)を介装し、車両走行時の衝撃力を吸収する。
【0015】
油圧緩衝器10は、外筒12に内筒13を立設して内蔵するに際し、内筒13の下端部をボトムピース51を介して外筒12の底部にセンタリングして支持し、内筒13の上端部をロッドガイド18を介して外筒12の上端開口部にセンタリングして支持する。そして、油圧緩衝器10は、ロッドガイド18の上部にピストンロッド14が貫通するオイルシール等の軸封部19を備え、外筒12の上端かしめ部により、軸封部19、ロッドガイド18、内筒13、ボトムピース51を外筒12の底部との間に挟持する。
【0016】
油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置(伸び側減衰力発生装置)20と、ボトムバルブ装置(圧側減衰力発生装置)40とを有し、懸架ばねによる衝撃力の吸収に伴うダンパチューブ11とピストンロッド14の伸縮振動を制振する。
【0017】
(ピストンバルブ装置20)
ピストンバルブ装置20は、図2に示す如く、ピストンロッド14にバルブストッパ21、バルブスペーサ22、チェックバルブ23、ピストン24、ディスクバルブ25、バルブスペーサ26、バルブストッパ27を装着し、これらをナット28で固定している。ピストン24は、内筒13の内部をピストン側ダンパ室29Aとロッド側ダンパ室29Bに区画し、両ダンパ室29A、29Bを連通する押し側流路30Aと引き側流路30Bを形成し、押し側流路30Aにチェックバルブ23を、引き側流路30Bにディスクバルブ25を設けてある。
【0018】
油圧緩衝器10の圧縮時には、ピストン側ダンパ室29Aの油が押し側流路30Aを通ってチェックバルブ23をたわみ変形させて開き、ロッド側ダンパ室29Bに導かれる。伸張時には、ロッド側ダンパ室29Bの油が引き側流路30Bを通ってディスクバルブ25をたわみ変形させて開き、ピストン側ダンパ室29Aに流れ、伸び側減衰力を発生する。
【0019】
(ボトムバルブ装置40)
油圧緩衝器10は、外筒12と内筒13の間をリザーバ室41とし、このリザーバ室41の内部を油室とガス室で区画している。ボトムバルブ装置40は、図3に示す如く、外筒12の底部と内筒13の下端部の間に設けたボトムピース51によりピストン側ダンパ室29Aとリザーバ室41とを区画する。
【0020】
ボトムバルブ装置40は、図4に示す如く、焼結粉末を金型に充填して形成する等により作成された焼結成形体であるボトムピース51に、ピストン側ダンパ室29Aとリザーバ室41とを連通する押し側流路52と引き側流路53を形成している。ボトムバルブ装置40は、押し側流路52を開閉するディスクバルブ54をボトムピース51の下面側に設け、引き側流路53を開閉するチェックバルブ55と該チェックバルブ55を弾発するコイルばね56をボトムピース51の上面側に設ける。ボトムバルブ装置40は、ボトムピース51の下面側からディスクバルブ54に挿通したボルト57を挿入し、ボトムピース51の上面側に突出したボルト57の突出端の周囲にチェックバルブ55とコイルばね56を配置し、ボルト57の突出端にナット58に螺着し、チェックバルブ55とコイルばね56がナット58によりセンタリングされて締結される。ナット58は、ボトムピース51の上面に当接する側に、チェックバルブ55とコイルばね56のセンタリングガイド58Aを備える(図4(A))。ナット58の上面に突出したボルト57の端部はかしめ部59とされ、ナット58の回り止めになる。
【0021】
油圧緩衝器10の圧縮時には、ピストン側ダンパ室29Aの油が押し側流路52を通ってディスクバルブ54をたわみ変形させて開き、リザーバ室41に流れ、圧側減衰力を発生する。伸張時には、リザーバ室41の油が引き側流路53を通ってチェックバルブ55をたわみ変形させて開き、ピストン側ダンパ室29Aに導かれる。
【0022】
しかるに、ボトムバルブ装置40にあっては、図4に示す如く、ディスクバルブ54、チェックバルブ55のためのバルブ支持体としてのボトムピース51において、該ボトムピース51の下面の押し側流路52の内側と外側の周辺に、ディスクバルブ54を離着座させるための環状シート61、62を立上げるとともに、該ボトムピース51の上面の引き側流路53の内側と外側の周辺に、チェックバルブ54を離着座させるための環状シート63、64を立上げている。
【0023】
ボトムバルブ装置40は、シート61〜64の耐久性を確保しながら、バルブ54、55が開くときのシート61〜64への貼付きと、バルブ54、55が閉じるときのシート61〜64との叩き音等の異音の発生を防ぐため、以下の構成を備える。尚、シート61〜64は同様の構成を具備するものであるから、シート64をそれらの代表例として説明する。
【0024】
シート64(シート61〜63も同じ)は、図6に示す如く、ボトムピース51の表面から立上る横断面視で、立上り方向に次第に狭巾となる縮巾状をなす、本実施形態では台形状の基部71と、バルブ55(又は54)が着座するときに接触する狭巾のバルブ接触面72と、基部71とバルブ接触面72のつながり部分(バルブ接触面72の両側のつながり部分)に設ける面取り部73とを備える。
【0025】
シート64は面取り部73をR形状(R面取り)とし、基部71とバルブ接触面72を滑らかにつなぐ。シート64はバルブ接触面72の巾wを0.3mm〜0.1mmの範囲内に定める(図6(B))。
【0026】
ボトムピース51は前述した如くの焼結成形体からなり、シート64(シート61〜63も同じ)を以下の手順で成形する。
【0027】
(1)ボトムピース51の成形工程で、台形状のシート64の粗形状を成形する。この後焼結成形して焼き固める。
【0028】
(2)ボトムピース51の矯正工程(サイジング工程)で、シート64に減衰用オリフィスとなる溝を成形する。この溝の成形と同時に、台形状のシート64の頭部を矯正型で型押しし、面取り部73を押しつぶし、基部71、バルブ接触面72及び面取り部73を成形する。
【0029】
(3)ボトムピース51の仕上げ工程(研磨工程)で、基部71、バルブ接触面72及び面取り部73をもつシート64の仕上げ成形を行なう。この仕上げ工程はなくても良い。
【0030】
尚、矯正型によって面取り部73を押しつぶし、基部71、バルブ接触面72及び面取り部73を成形する工程は、上述(2)のサイジング工程によらず、上述(3)の仕上げ工程で行なっても良い。
【0031】
本実施形態によれば以下の作用がある。
(請求項1、2に対応する作用)
▲1▼シート64(シート61〜63も同じ)が平面状をなすバルブ接触面72を備え、バルブ55(又は54)の荷重を面で受けるから、バルブ55に対して叩かれ強くなり、耐久性が良い。シート64とバルブ55の間に予定外の隙間を生ずることがなく、減衰特性を安定化できる。
【0032】
▲2▼シート64の立上り方向に縮巾状をなす、台形状基部71の上面角をR状に面取りし、バルブ接触面72の巾を、例えば0.3mm〜0.1mmの範囲内の狭巾にした。従って、シート64のバルブ接触面72へのバルブ55の貼付きや、バルブ55との叩き音等の異音の発生を防ぐことができる。
【0033】
▲3▼シート64の台形状基部71の上面角をR状面取り部73とすることにより、バルブ接触面72にバリ等の不要な突起の発生を防ぐことができる。
【0034】
(請求項3に対応する作用)
▲4▼ボトムピース51が焼結材からなり、シート64の面取り部73がシート64の溝成形時又は最終成形時に、シート64の頭部の型押しにて形成される。従って、シート64の面取り部73を矯正型で押しつぶし、シート64のバルブ接触面72及び面取り部73を含む頭部の密度が上がるため硬度が上がり、シート64の耐久性も寸法精度も向上する。
【0035】
尚、本発明において、シートに設ける面取り部は上述した如くのR状(図5(A))に限らず、テーパ状(直線状)(図5(B))でも良い。
【0036】
また、シートの基部、バルブ接触面及び面取り部の全体を切削加工により形成しても良い。
【0037】
以上、本発明の実施の形態を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明はピストンバルブ装置において、バルブ支持体としてのピストンに設けられるシートに適用することもできる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、油圧緩衝器のバルブ装置において、バルブが離着座するシートの耐久性を確保しながら、バルブの貼付きや異音の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油圧緩衝器を示す半断面図である。
【図2】図2はピストンバルブ装置を示す拡大断面図である。
【図3】図3はボトムバルブ装置を示す拡大断面図である。
【図4】図4をボトムバルブ装置を示す断面図である。
【図5】図5はシート形状を示す断面図である。
【図6】図6は図4のシートを拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器
51 ボトムピース(バルブ支持体)
52、53 流路
54、55 バルブ
61〜64 シート
71 基部
72 バルブ接触面
73 面取り部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a valve device for a hydraulic shock absorber.
[0002]
[Prior art]
The valve device of the hydraulic shock absorber is provided with a push-side flow path and a pull-side flow path on a valve support such as a piston constituting a piston valve device and a bottom piece constituting a bottom valve device, and both end faces of the valve support. A circular or non-annular annular seat is raised around those flow paths, a disc valve is arranged on the seat, and the disc valve is separated from and seated on the seat by hydraulic pressure acting on the flow path. Open and close the flow path.
[0003]
In the valve device, the valve repeatedly seats on and departs from the seat, causing sticking to the seat when the valve is opened, and generating an unusual sound such as a tapping sound with the seat when the valve is closed. If the contact area between the valve and the seat is large, sticking of the valve and abnormal noise are likely to occur, and if the contact area is small, it is unlikely to occur.
[0004]
The width of the valve contact surface of the conventional seat is about 0.5 mm, which may cause sticking of the valve or abnormal noise.
[0005]
Therefore, as described in Patent Document 1, there has been proposed a device in which a seat is brought into line contact with a valve to eliminate sticking of the valve and occurrence of abnormal noise.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-5-79525 ([0020], FIG. 2)
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
The seat is constantly beaten by the valve. Therefore, if the valve contact area of the seat is made too small as in Patent Document 1, the durability is impaired. If the accuracy of the seat is poor, an unscheduled gap is formed between the seat and the valve, which adversely affects the damping characteristics.
[0008]
An object of the present invention is to prevent sticking of a valve and generation of abnormal noise in a valve device of a hydraulic shock absorber while securing the durability of a seat on which a valve is detached and seated.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a valve device for a hydraulic shock absorber that raises an annular seat around a flow path of a valve support, and detaches and seats a valve on the seat, wherein the seat has a base having a narrow width in the rising direction. , A valve contact surface having a narrow width with which the valve contacts, and a chamfered portion provided at a connecting portion between the base and the valve contact surface.
[0010]
According to a second aspect of the present invention, in addition to the first aspect, the width of the valve contact surface is 0.3 mm to 0.1 mm.
[0011]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect, the valve support is made of a sintered material, and the chamfered portion of the sheet is formed at the time of forming the groove or the last forming of the sheet. It is formed by embossing.
[0012]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
1 is a half sectional view showing a hydraulic shock absorber, FIG. 2 is an enlarged sectional view showing a piston valve device, FIG. 3 is an enlarged sectional view showing a bottom valve device, FIG. 4 is a sectional view showing a bottom valve device, and FIG. FIG. 6 is a sectional view showing the shape of the sheet, and FIG. 6 is an enlarged sectional view showing the sheet of FIG.
[0013]
FIG. 1 shows a double-cylinder hydraulic shock absorber 10 constituting a strut-type suspension, in which a
[0014]
The
[0015]
The hydraulic shock absorber 10 supports the lower end of the
[0016]
The
[0017]
(Piston valve device 20)
As shown in FIG. 2, the
[0018]
When the
[0019]
(Bottom valve device 40)
The hydraulic shock absorber 10 has a
[0020]
As shown in FIG. 4, the
[0021]
When the
[0022]
However, in the
[0023]
The
[0024]
As shown in FIG. 6, the sheet 64 (same for the
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
(1) In the step of forming the
[0028]
(2) In the step of correcting the bottom piece 51 (sizing step), a groove serving as an attenuation orifice is formed in the
[0029]
(3) In the finishing step (polishing step) of the
[0030]
In addition, the process of crushing the chamfered
[0031]
According to the present embodiment, the following operations are provided.
(Action corresponding to claims 1 and 2)
{Circle around (1)} Since the seat 64 (same as the
[0032]
{Circle around (2)} The upper surface angle of the
[0033]
(3) By forming the upper surface angle of the
[0034]
(Action corresponding to claim 3)
{Circle around (4)} The
[0035]
In the present invention, the chamfered portion provided on the sheet is not limited to the R-shape (FIG. 5A) as described above, but may be a tapered (linear) shape (FIG. 5B).
[0036]
Alternatively, the entire base, seat, and chamfer of the seat may be formed by cutting.
[0037]
As described above, the embodiment of the present invention has been described with reference to the drawings. However, the specific configuration of the present invention is not limited to this embodiment, and there are design changes and the like that do not depart from the gist of the present invention. Are also included in the present invention. For example, the present invention can be applied to a seat provided on a piston as a valve support in a piston valve device.
[0038]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, in the valve apparatus of a hydraulic shock absorber, sticking of a valve and generation | occurrence | production of abnormal noise can be prevented, ensuring the durability of the seat to which a valve separates and sits.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a half sectional view showing a hydraulic shock absorber.
FIG. 2 is an enlarged sectional view showing a piston valve device.
FIG. 3 is an enlarged sectional view showing a bottom valve device.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a bottom valve device.
FIG. 5 is a sectional view showing a sheet shape.
FIG. 6 is an enlarged sectional view showing the sheet of FIG. 4;
[Explanation of symbols]
10
52, 53
Claims (3)
シートが、立上り方向に縮巾状をなす基部と、バルブが接触する狭巾のバルブ接触面と、基部とバルブ接触面のつながり部分に設ける面取り部とを備えることを特徴とする油圧緩衝器のバルブ装置。In a valve device of a hydraulic shock absorber that erects an annular seat around a flow path of a valve support and detaches and seats a valve on the seat,
A hydraulic shock absorber, wherein the seat includes a base having a narrow width in the rising direction, a narrow valve contact surface with which the valve contacts, and a chamfer provided at a connection portion between the base and the valve contact surface. Valve device.
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