JP2004236900A - 蒸し器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ショーケース内の温度管理を設定目標値に対し上下のブレを極めて少なくして一定範囲に管理するとともに湿度も追従して設定目標値に管理することができる蒸し器を提供することを目的とする。
【解決手段】上面に蒸気噴出孔9を有し、内部に水蒸気発生手段3を収納するベース2と、ベース2上に設置するショーケース12とから蒸し器1を構成する。ショーケース12内には、食品棚14を配置する。食品棚14の上方に、傾斜板15にて排出孔17を有する蒸気貯まり室16を設ける。ショーケース12内には温度センサー18を設置するとともに温度センサー18で検出されるショーケース12内の温度をPID制御により目標温度に追従して一定範囲内に管理するPID制御器11を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】上面に蒸気噴出孔9を有し、内部に水蒸気発生手段3を収納するベース2と、ベース2上に設置するショーケース12とから蒸し器1を構成する。ショーケース12内には、食品棚14を配置する。食品棚14の上方に、傾斜板15にて排出孔17を有する蒸気貯まり室16を設ける。ショーケース12内には温度センサー18を設置するとともに温度センサー18で検出されるショーケース12内の温度をPID制御により目標温度に追従して一定範囲内に管理するPID制御器11を設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ショーケース内の温度を一定範囲内に管理することができる蒸し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、蒸し器は、コンビニエンスストア、ファーストフード店、飲食店などで使用されている。この蒸し器には、あんまん・肉まん・等の食品を複数の食品棚に載せ、この棚をショーケース内に収納して、その下方より水蒸気発生手段により水蒸気を発生して蒸すように構成されている。
【0003】
しかし、ショーケース内の温度・湿度を一定範囲に管理することが難しく、食品の風味に影響を及ぼす。
【0004】
この問題をを解決するためにいろいろの試みがなされている。(例えば、特許文献1参照)。これらは、いずれも、ショーケース内に設置した温度センサー、湿度センサーでショーケース内の温度・湿度を検知して水蒸気発生手段のヒーターの作動とショーケース内の温度ヒーターの作動をON・OFF作動して目標温度に制御するものである。
【0005】
しかしながら、各センサーで温度・湿度の設定目標値を検知すると、各ヒーターのスイッチをON・OFF作動して各々の設定目標値に制御するために、実際には、各々の設定目標値に対しオーバーシュートして各設定目標値に対する上下のブレが大きい。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−19482号(全頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の蒸し器は、ショーケース内の温度管理を設定目標値に対し上下のブレを極めて少なくして一定範囲に管理するとともに湿度も追従して設定目標値に管理することができる蒸し器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の蒸し器は、ショーケース内の温度管理をPID制御により目標温度に追従して一定範囲内に管理する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の蒸し器は、ショーケース内に温度センサーを設置するとともに温度センサーで検出されるショーケース内の温度をPID制御により目標温度に追従して一定範囲内に管理するPID制御器を設ける。
【0010】
【実施例】
図1は、本発明の蒸し器の一実施例を示す斜視図。図2は、その一部を断面した側面図である。1は、蒸し器。2は、ベースで、水蒸気発生手段3を収納する。水蒸気発生手段3は、内側に蒸気発生槽4とその外側に貯水槽5とを空間6を設けた隔壁7で仕切って構成する貯水タンク8と、その底部に取付けたヒーターHとからなる。ベース2の上面には水蒸気の噴出口9を設ける。ベース2の前面には各種の操作盤10を取付ける。そしてその裏側にはPID制御器11を装着する。
【0011】
12は、ショーケースで、全体を略ガラスで構成する。その前側には扉13を取付ける。内部には複数の食品棚14を上下に適正間隔をおいて設置する。食品棚14は、後下がり勾配をつけて設置するとショーケース12後ろ側がコンビにストアなどにおいては、お客側となり客側から食品が見やすい。食品棚14の最上部の上方には傾斜板15により、蒸気貯まり室16を形成する。傾斜板15の勾配は食品棚14と同様に後下がりとする。そしてショーケース12の上部で、扉13の上方位置に排出孔17を設ける。傾斜板15の平面大きさはショーケース12の内壁と隙間ができる程度とする。ショーケース12内の上部には前記PID制御器11に連携する温度センサー18を設置する。ショーケース12は、ベース2上に設置する。こうして蒸し器1が構成される。
【0012】
本発明の蒸し器を作動させるには、図示しないメインスイッチをONするとヒーターHが作動して貯水タンクの蒸気発生槽4を加熱して水蒸気を発生させる。発生した水蒸気はベース2上面の水蒸気の噴出口9よりショーケース12内に噴出して各食品棚14に置かれた食品を蒸し、かつ、保温する。この状態で、前記温度センサー18に連携するPID制御器11により設定温度に追従してショーケース内の温度を上下のブレを最小に一定範囲に管理するとともに追従して湿度も適正湿度範囲に管理することができる。なお、ショーケース内の設定温度は摂氏80度にすると湿度は、飽和状態に管理することができ、食品の風味が落ちない。
【0013】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の蒸し器は、PID制御により、設定温度に追従してショーケース内の温度を上下のブレを最小に一定範囲に管理するとともに追従して湿度も適正湿度範囲に管理することができるので食品の風味を良好に保てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸し器の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の蒸し器の一部を断面した側面図。
【符号の説明】
1 蒸し器
2 ベース
3 水蒸気発生手段
8 貯水タンク
9 水蒸気の噴出口
11 PID制御器
12 ショーケース
18 温度センサー
H ヒーター
【発明が属する技術分野】
本発明は、ショーケース内の温度を一定範囲内に管理することができる蒸し器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、蒸し器は、コンビニエンスストア、ファーストフード店、飲食店などで使用されている。この蒸し器には、あんまん・肉まん・等の食品を複数の食品棚に載せ、この棚をショーケース内に収納して、その下方より水蒸気発生手段により水蒸気を発生して蒸すように構成されている。
【0003】
しかし、ショーケース内の温度・湿度を一定範囲に管理することが難しく、食品の風味に影響を及ぼす。
【0004】
この問題をを解決するためにいろいろの試みがなされている。(例えば、特許文献1参照)。これらは、いずれも、ショーケース内に設置した温度センサー、湿度センサーでショーケース内の温度・湿度を検知して水蒸気発生手段のヒーターの作動とショーケース内の温度ヒーターの作動をON・OFF作動して目標温度に制御するものである。
【0005】
しかしながら、各センサーで温度・湿度の設定目標値を検知すると、各ヒーターのスイッチをON・OFF作動して各々の設定目標値に制御するために、実際には、各々の設定目標値に対しオーバーシュートして各設定目標値に対する上下のブレが大きい。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−19482号(全頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の蒸し器は、ショーケース内の温度管理を設定目標値に対し上下のブレを極めて少なくして一定範囲に管理するとともに湿度も追従して設定目標値に管理することができる蒸し器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の蒸し器は、ショーケース内の温度管理をPID制御により目標温度に追従して一定範囲内に管理する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の蒸し器は、ショーケース内に温度センサーを設置するとともに温度センサーで検出されるショーケース内の温度をPID制御により目標温度に追従して一定範囲内に管理するPID制御器を設ける。
【0010】
【実施例】
図1は、本発明の蒸し器の一実施例を示す斜視図。図2は、その一部を断面した側面図である。1は、蒸し器。2は、ベースで、水蒸気発生手段3を収納する。水蒸気発生手段3は、内側に蒸気発生槽4とその外側に貯水槽5とを空間6を設けた隔壁7で仕切って構成する貯水タンク8と、その底部に取付けたヒーターHとからなる。ベース2の上面には水蒸気の噴出口9を設ける。ベース2の前面には各種の操作盤10を取付ける。そしてその裏側にはPID制御器11を装着する。
【0011】
12は、ショーケースで、全体を略ガラスで構成する。その前側には扉13を取付ける。内部には複数の食品棚14を上下に適正間隔をおいて設置する。食品棚14は、後下がり勾配をつけて設置するとショーケース12後ろ側がコンビにストアなどにおいては、お客側となり客側から食品が見やすい。食品棚14の最上部の上方には傾斜板15により、蒸気貯まり室16を形成する。傾斜板15の勾配は食品棚14と同様に後下がりとする。そしてショーケース12の上部で、扉13の上方位置に排出孔17を設ける。傾斜板15の平面大きさはショーケース12の内壁と隙間ができる程度とする。ショーケース12内の上部には前記PID制御器11に連携する温度センサー18を設置する。ショーケース12は、ベース2上に設置する。こうして蒸し器1が構成される。
【0012】
本発明の蒸し器を作動させるには、図示しないメインスイッチをONするとヒーターHが作動して貯水タンクの蒸気発生槽4を加熱して水蒸気を発生させる。発生した水蒸気はベース2上面の水蒸気の噴出口9よりショーケース12内に噴出して各食品棚14に置かれた食品を蒸し、かつ、保温する。この状態で、前記温度センサー18に連携するPID制御器11により設定温度に追従してショーケース内の温度を上下のブレを最小に一定範囲に管理するとともに追従して湿度も適正湿度範囲に管理することができる。なお、ショーケース内の設定温度は摂氏80度にすると湿度は、飽和状態に管理することができ、食品の風味が落ちない。
【0013】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明の蒸し器は、PID制御により、設定温度に追従してショーケース内の温度を上下のブレを最小に一定範囲に管理するとともに追従して湿度も適正湿度範囲に管理することができるので食品の風味を良好に保てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸し器の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の蒸し器の一部を断面した側面図。
【符号の説明】
1 蒸し器
2 ベース
3 水蒸気発生手段
8 貯水タンク
9 水蒸気の噴出口
11 PID制御器
12 ショーケース
18 温度センサー
H ヒーター
Claims (1)
- 上面に蒸気噴出孔を有し、内部に水蒸気発生手段を収納するベースと、ベース上に設置するショーケースとからなり、ショーケース内には、食品棚を配置し、食品棚の上方に、傾斜板にて排出孔を有する蒸気貯まり室を設けた蒸し器において、ショーケース内には温度センサーを設置するとともに温度センサーで検出されるショーケース内の温度をPID制御により目標温度に追従して一定範囲内に管理するPID制御器を設けたことを特徴とする蒸し器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003030199A JP2004236900A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 蒸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003030199A JP2004236900A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 蒸し器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004236900A true JP2004236900A (ja) | 2004-08-26 |
Family
ID=32957145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003030199A Pending JP2004236900A (ja) | 2003-02-07 | 2003-02-07 | 蒸し器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004236900A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100778288B1 (ko) | 2006-06-23 | 2007-11-22 | 주식회사 대상테크 | 유비쿼터스 진열장 |
-
2003
- 2003-02-07 JP JP2003030199A patent/JP2004236900A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100778288B1 (ko) | 2006-06-23 | 2007-11-22 | 주식회사 대상테크 | 유비쿼터스 진열장 |
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