JP2004233403A - コネクタ及びそのコネクタ着脱工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コネクタプラグ抜去用係合部には、ラッチがアダプタ係合部に配置される際にスライダが応力部材等による付勢に抗して後退する距離以上の遊び空隙が設けられていることを特徴とする。さらにコネクタ着脱工具には、コネクタプラグに押込み力を作用させてコネクタプラグをアダプタの開口部に挿入するための挿入応圧片が配置されている。このため、コネクタ着脱工具を用いてコネクタプラグの抜き差しを行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、着脱工具を使用してコネクタプラグを相手側アダプタから抜去または相手側アダプタに装着させることが可能なコネクタ及びそのコネクタプラグをアダプタに装着及び抜去することが可能なコネクタ抜去工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、高密度に実装された通信ユニット等のスペースに取り付けられるコネクタ及びそのコネクタを着脱する様々な着脱工具が開発されている。
特に、単心係のSC2やMUコネクタ用のものが各種市場に流通している。
【0003】
従来、この種の一例としてコネクタプラグをアダプタに挿入した後、特殊工具を使用しないと抜去できないものが提案されている(例えば、特許文献1)
【0004】
この特許文献に記載されたものは、図11〜図15に示すようなものである。同図、特に図14、図15において、1は一端2に開口部3を備えその内部に接続端4を備えたアダプタ、5は内部に前記接続端4と接続される他方の接続端6を備え、且つ一端7が前記開口部3に挿入されるコネクタプラグ、8は前記コネクタプラグ5の外側に配置されコネクタプラグ5の前後に移動可能に配置され、且つスプリングなどによる応力部材9によりコネクタプラグ5に抗してアダプタ配置側に付勢された筒状のスライダである。
【0005】
コネクタプラグ5の外側にはその一端7側にアダプタ係合突起10及び段差11とによるアダプタ係合部12が形成され、前記アダプタ1の一端2には、コネクタプラグ5が挿入される際に前記応力部材9による付勢に抗してスライダ8を後退(図面右側に移動)させ、且つその一端2の内側には、拡径しながらアダプタ係合突起10を乗り越えてアダプタ係合部12に配置されるラッチ13が形成されている。
【0006】
前記スライダ8のアダプタ1配置側の一端は、ラッチ13がアダプタ係合部12に配置された際にラッチ13の外部を被うように形成され、更にスライダ8の外周にはコネクタプラグ抜去用係合部14とを備えている。
【0007】
そしてアダプタ1の開口部に挿入されたコネクタプラグ5を抜去する場合は、図11〜13に示すコネクタ着脱工具15を用いて、以下のように行う。
【0008】
即ち、コネクタ着脱工具15の先端に形成された抜去用フック16を前記スライダ8の外周に形成された貫通孔又は段差で構成されたコネクタプラグ抜去用係合部14に引っ掛けて、アダプタ1から離れる方向にスライダ8に対して応力を印加することにより、スライダ8は応力部材9の力に抗してコネクタプラグ5の外周上でアダプタ1から離れる方向に移動する。
【0009】
すると、今までスライダ8の端部がラッチ13の外周を被ってラッチ13がアダプタ係合部12から抜け出るのを制限していたが、上述の動作によりその制限が解除され、ラッチ13部分がアダプタ係合突起10を乗り越えてコネクタプラグ5から離れることにより、コネクタプラグ5をアダプタ1から抜去することができる。
【0010】
なお、図において、17は光ファイバ心線、18はコネクタプラグ5の後端に配置されたブーツであり、ブーツ18はコネクタプラグ5の後端から延出した光ファイバ心線17を保護するためのものである。
【0011】
【特許文献1】
特開2002‐228873号公報。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記コネクタは、スライダ8に形成されたコネクタプラグ抜去用係合部14に、抜去用フック16が配置されるだけのスペースしか無いので、コネクタプラグ抜去用係合部14に抜去用フック16を配置させた状態でコネクタ着脱工具15をアダプタ1側に移動させても、スライダ8がアダプタ係合部12を塞ぐため、ラッチ13をアダプタ係合部に配置することができず、このため、コネクタプラグ5をアダプタ1内に挿入することができない。
このため、前記コネクタはコネクタプラグ5を手で持つなどしてアダプタ1の開口部3に差し込まなければならず、高密度に配置されたコネクタ配置位置にコネクタプラグを差し込むことが容易でなかった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、コネクタ着脱工具を用いて、アダプタからコネクタプラグを抜去できるだけでなく、同じコネクタ着脱工具を用いて挿入も行えるようにしたコネクタ及びその着脱工具を提供するものである。
【0014】
そのための本発明は、一端に開口部を備えその内側に接続端を備えたアダプタと、
内部に前記接続端と接続される他方の接続端を備え、且つ一端が前記開口部に挿入されるコネクタプラグと、
前記コネクタプラグの外側に配置されコネクタプラグの前後に(軸心方向に)移動可能に配置され、且つ応力部材によりアダプタ配置側に付勢された筒状のスライダとで構成され、
アダプタに挿入される側のコネクタプラグの外側にはアダプタ係合突起及び段差とによるアダプタ係合部が形成され、
前記アダプタの開口部の端部はコネクタプラグが挿入される際に前記応力部材による付勢に抗してスライダを後退させ、且つその端部内側には拡張してアダプタ係合突起を乗り越えアダプタ係合部に配置されるラッチが形成され、
前記スライダのアダプタ配置側の一端はラッチがアダプタ係合部に配置された際に前記ラッチの外部を被うように形成され、更にスライダの外周にはコネクタプラグ抜去用係合部とを備え、
更にコネクタプラグ抜去用係合部にはラッチがアダプタ係合部に配置される際にスライダが前記付勢に抗して後退する距離以上の遊び空隙が設けられていることを特徴とする。
【0015】
本発明の他の特徴点は、上記本発明のコネクタのアダプタとコネクタプラグとを着脱するコネクタ着脱工具であって、
取手部の一端にコネクタプラグ抜去用係合部に係合する抜去用フックが形成され、
前記取手部の他の位置には、コネクタプラグに押込み力を作用させてコネクタプラグをアダプタの開口部に挿入するための挿入応圧片が配置され、
且つ前記挿入応圧片がコネクタプラグに押込み力を作用させた際に、アダプタ係合部に配置される際にスライダが前記付勢に抗して後退する距離以上の遊び空隙がコネクタプラグ抜去用係合部に確保されるように、抜去用フックと挿入応圧片が配置されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
コネクタプラグは、多心のMTフェルール「JISC5981」で構成された接続端が収納された「JISC5982」で制定されているF13型多心光ファイバコネクタのようなスライドロック構造、プッシュオン構造を備えたコネクタである。
これに接続されるためのアダプタは、バックプレーン用などに用いられる隣接するアダプタ同士が峡ピッチで多数配置され、且つ通信装置内に配置された基板等に固定される。
【0017】
コネクタプラグ内に配置される接続端は上記のように光ファイバの接続でなく、電気的な接続であっても良い。
【0018】
【実施例】
以下、本発明を図示した一実施例を基づき説明する。
図1において、1〜13は図11〜15と同様に、1はアダプタ、2はその一端、3はその開口部、5はコネクタプラグ、7はその一端、8はスライダ、9は応力部材、10はアダプタ係合突起、11は段差、12はアダプタ係合部、13はラッチである。また、18はブーツである。これらはいずれも図11〜15に示したものとほぼ同様の機能を成すものである。
【0019】
図1において、20は本発明の特徴点の一つであるコネクタプラグ抜去用係合部である。このコネクタプラグ抜去用係合部20には、ラッチ13がアダプタ係合部12に配置される際に、スライダ8がコネクタプラグの挿入方向と前記付勢に抗して相対的に後退する長さ以上の遊び空隙(スペース)20’が設けられている。このため、以下に記載のように、コネクタプラグ5をアダプタ1に挿入する際に、抜去用フック32がスライダ8の前記後退を妨げることがない。
【0020】
図1において、30はコネクタ着脱工具であり、取手部31、その取手部31の先端に配置された抜去用フック32及びその取手部31の内側に配置された挿入応圧片33とで形成されている。
【0021】
コネクタ着脱工具30は、通常、図3等に図示されているように、一対の取手部31を抜去用フック32が形成されていない側の端部で相互にU字状に連結して構成される。この相互に連結された取手部31の作成は、通常、板ばね用鋼板を折り曲げ加工等によりU字状に屈曲成型するなどして製造される。
【0022】
このため、このU字状に形成された取手部31は、その両者の取手部31・31の外側を手で押さえて把持力を印加することにより、材料の弾性変形により抜去用フック32・32間の間隔が縮まり、またその把持力を解除することにより再び元の間隔に戻ることができる。また、取手部31は後で詳述するコネクタプラグ5をアダプタ1内に押し込む際に屈曲してしまわない程度の鋼性が必要である。
【0023】
取手部31は上記のように手で扱ったときに抜去用フック32・32間の間隔を変化でき且つ、コネクタプラグ挿入時に屈曲してしまわないものであればどのような材料でも採用することができる。
【0024】
抜去用フック32は、スライダ8に形成されたコネクタプラグ抜去用係合部20に係合してコネクタプラグ5をアダプタ1から抜去するためのもので、従来における抜去用フック16と同様の動作をする。この図1に示された抜去用フック32は、本実施例においては、別途、その先端がカギ状に変形されたものを取手部31の先端部に溶接などにより固着された例が示されている。
【0025】
挿入応圧片33は、本発明の特徴点の一つであり、従来において達成できなかったコネクタプラグ5のアダプタ1への挿入を助成するものである。この挿入応圧片33は、本実施例においては、取手部31の先端を絞り加工又は曲げ加工などにより先端が内側に突設させて構成された例が示されている。勿論、別途作成したものを把持具31の適切な箇所に取り付けるようにしても良い。
【0026】
以下、本挿入応圧片33の動作を含め、コネクタプラグ5をアダプタ1に挿入する際の手順を図6〜図8によって更に詳しく説明する。
【0027】
始めぬく5のアダプタ1への挿入に先立ち、図1に示すように、コネクタの取手部の間隔を狭めて、スライダ8のコネクタプラグ抜去用係合部20にコネクタ着脱工具30の抜去用フック32を嵌め込み、ブーツ18の外周部を挿入応圧片で挟みこみ、コネクタ着脱工具30でコネクタプラグ5を保持する。
【0028】
この状態で、コネクタプラグ5をアダプタ1の開口部に誘導し、挿入を開始する。挿入の開始においてはコネクタプラグ5の後端と挿入応圧片の先端には通常僅かな隙間が発生している。しかし、アダプタ1への挿入の途中で、コネクタプラグ5がラッチ13と接触したり、ラッチ13がアダプタ係合突起10に突き当たったりして、挿入の抵抗が発生すると、挿入応圧片がブーツの外表面上を摺動しながら、挿入応圧片の先端(図面において左端)がコネクタプラグ5の後端(図面において右端)と接触する。
【0029】
ここで更にコネクタ着脱工具30を押し込むと、図6に示すように、ラッチ13が拡径しながらアダプタ係合突起10に乗り上がり、ラッチ13の先端がスライダ8の先端《図面において左端》と接触する。
コネクタ着脱工具30を更に押し込むと、スライダ8は図7に示すようにコネクタプラグ5と相対的に移動してコネクタプラグ5のみがアダプタ1に挿入される。この際、抜去用フック32はコネクタプラグ抜去用係合部20に設けられたスペース20’内を移動し、スライダ8の後方側への移動を妨げることがない。
【0030】
コネクタプラグ5が更に押し込まれると、図8に示すように、ラッチ13はコネクタプラグ5のアダプタ係合部12内に収納される。このとき、これと同時に、スライダ8はスプリング等による応力部材9の付勢によりアダプタ1の配置側に戻り、ラッチ13部分を覆って、コネクタプラグ5がアダプタ1から抜け出るのをロックされ、コネクタプラグ5の挿入作業が完了する。
【0031】
又、コネクタプラグ5をアダプタから抜き出す際は、図9に示すように(従来の動作と同じ)、コネクタプラグ抜去用係合部20に抜去用フック32を配置して、コネクタプラグ5の引きぬき方向(図面において右方向)にコネクタ着脱工具30を引き出すことにより、スライダが応力部材による付勢に抗して後退してラッチ13のロックが解除される。
【0032】
この状態で更にコネクタ着脱工具30をコネクタプラグ5の引きぬき方向(図面において右方向)に引き出すことにより、図10に示すように、ラッチ13がアダプタ係合突起10を乗り越えて移動し、コネクタプラグ5をアダプタから引き抜くことができる。
【0033】
図2において、34はコネクタプラグガイドであり、抜去用フック32を構成する材料が後部(図面右側)において断面がコの字状に成形され、コネクタプラグ5の後端部上下の一部及び片側面を覆う構造を成している。このコネクタプラグガイド34は一対の取手部31のそれぞれに、コの字状の開口面が互いに対向するように配置され、これら一対のコネクタプラグガイド34によりコネクタプラグ5の後端部全体を包み込む構造を成している。従って、このコネクタプラグガイド34により、抜去用フック32をコネクタプラグ抜去用係合部20に係合させるに先立ち、ブーツ18の後方側からコネクタをこのコネクタプラグガイド34・34で形成される空間内に導くことにより、簡単に抜去用フック32をコネクタプラグ抜去用係合部20に案内させることができる。
【0034】
図3は、本発明にかかるコネクタ着脱工具30の他の例を示すものであり、取手部31の先端部の外側にコネクタプラグガイド34が、内側に挿入応圧片33が形成されたものが示され、コネクタプラグガイド34の先端(図面左端)に抜去用フック32が溶着などにより取り付けられたものが示されている。
【0035】
図4は、本発明に係るコネクタ着脱工具30の更に他の例を示すものであり、取手部31の先端部の外側にコネクタプラグガイド34が、その内側に挿入応圧片33がそれぞれ別途、溶着などにより取り付けられ、コネクタプラグガイド34の先端部が抜去用フック32に成形されたものが示されている。
【0036】
これら図3及び図4の構成においても、図1及び図2に示したと同様に動作するものであるので、その動作の詳細な説明は省略する。
【0037】
図5のイ、ロは図1〜2等に示すスライダ8の構造を示すもので、イは一部断面説明図、ロはその平面図である。図5のハ、ニは前記イ、ロと異なる他のスライダ8の構造を示すもので、イは一部断面説明図、ロはその平面図である。イ、ロに示すスライダ8のコネクタプラグ抜去用係合部20は、スライダ8の側壁を貫通した貫通穴に形成されているのに対して、ロ、ハに示すものは、段差によってコネクタプラグ抜去用係合部20が形成されている点で両者は異なっている。本発明はロ、ハに示される構造のものであっても同様に適用可能である。
【0038】
【効果】
本発明は上述のように、コネクタプラグ抜去用係合部にラッチがアダプタ係合部に配置される際に、スライダが応力部材等による付勢に抗して後退する距離以上の遊び空隙が設けられていることを特徴とする。さらにコネクタ着脱工具には、コネクタプラグに押込み力を作用させてコネクタプラグをアダプタの開口部に挿入するための挿入応圧片が配置されている。このため、コネクタ着脱工具を用いてコネクタプラグの抜き差しを行うことができる。特に、指先で着脱作業ができないほどの狭いスペースしかない場所に配置されたコネクタに特に顕著な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ及びコネクタ着脱工具を組み合わせたときの要部断面図。
【図2】図1のコネクタ着脱工具の要部平面図。
【図3】本発明のコネクタ着脱工具に係わる他の実施例を示す説明図。
【図4】本発明のコネクタ着脱工具に係わる更に他の実施例を示す説明図。
【図5】本発明の互いに異なる2種のスライダを示す説明図。
【図6】本発明のコネクタプラグ挿入時の動作を説明するための説明図。
【図7】本発明のコネクタプラグ挿入時の動作を説明するための説明図。
【図8】本発明のコネクタプラグ挿入時の動作を説明するための説明図。
【図9】本発明のコネクタプラグ抜去時の動作を説明するための説明図。
【図10】本発明のコネクタプラグ抜去時の動作を説明するための説明図。
【図11】従来の一例を示した斜視図。
【図12】図11の詳細を示した斜視図。
【図13】従来のコネクタ着脱工具の一例を示した斜視図。
【図14】従来のコネクタを示した斜視図。
【図15】図14のコネクタを示した一部断面側面図。
【符号の説明】
1 アダプタ
2 一端
3 開口部
4 接続端
5 コネクタプラグ
6 接続端
7 一端
8 スライダ
9 応力部材
10 アダプタ係合突起
11 段差
12 アダプタ係合部
13 ラッチ
17 光ファイバ心線
18 ブーツ
20 コネクタプラグ抜去用係合部
30 コネクタ着脱工具
31 取手部
32 抜去用フック
33 挿入応圧片
Claims (6)
- 一端に開口部を備えその内側に接続端を備えたアダプタと、
内部に前記接続端と接続される他方の接続端を備え、且つ一端が前記開口部に挿入されるコネクタプラグと、
前記コネクタプラグの外側に配置されコネクタプラグの前後に移動可能に配置され、且つ応力部材によりアダプタ配置側に付勢された筒状のスライダとで構成され、
アダプタに挿入される側のコネクタプラグの外側にはアダプタ係合突起及び段差によるアダプタ係合部が形成され、
前記アダプタの開口部の端部はコネクタプラグが挿入される際に前記応力部材による付勢に抗してスライダを後退させ、且つその端部内側には拡張してアダプタ係合突起を乗り越えアダプタ係合部に配置されるラッチが形成され、
前記スライダのアダプタ配置側の一端はラッチがアダプタ係合部に配置された際に前記ラッチの外部を被うように形成され、更にスライダの外周にはコネクタプラグ抜去用係合部とを備え、
更にコネクタプラグ抜去用係合部にはラッチがアダプタ係合部に配置される際にスライダが前記付勢に抗して後退する距離以上の遊び空隙が設けられていることを特徴とするコネクタ。 - コネクタプラグの外周にその中心軸に沿って位置決め用のガイド溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
- 請求項1に記載のコネクタのアダプタとコネクタプラグとを着脱するコネクタ着脱工具であって、
取手部の一端にコネクタプラグ抜去用係合部に係合する抜去用フックが形成され、
前記取手部の他の位置には、コネクタプラグに押込み力を作用させてコネクタプラグをアダプタの開口部に挿入するための挿入応圧片が配置され、
且つ前記挿入応圧片がコネクタプラグに押込み力を作用させた際に、アダプタ係合部に配置される際にスライダが前記付勢に抗して後退する距離以上の遊び空隙がコネクタプラグ抜去用係合部に確保されるように、抜去用フックと挿入応圧片が配置されていることを特徴とするコネクタ着脱工具。 - 一対の取手部がU字状に連結されたことを特徴とする請求項4に記載のコネクタ着脱工具。
- 一対の取手部を把持することによりコネクタプラグの外周を狭持する保持具を備えたことを特徴とする請求項4に記載のコネクタ着脱工具。
- 一対の取手部の内側には、コネクタプラグの側面を狭持した際に、コネクタプラグの側面に形成された位置決め用ガイド溝に嵌め込まれその溝に沿って移動可能な位置決めガイドが形成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のコネクタ着脱工具。
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