JP2004231599A - 新規なリウマチ様関節炎の治療剤 - Google Patents
新規なリウマチ様関節炎の治療剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004231599A JP2004231599A JP2003024389A JP2003024389A JP2004231599A JP 2004231599 A JP2004231599 A JP 2004231599A JP 2003024389 A JP2003024389 A JP 2003024389A JP 2003024389 A JP2003024389 A JP 2003024389A JP 2004231599 A JP2004231599 A JP 2004231599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rheumatoid arthritis
- therapeutic agent
- hereinafter
- present
- referred
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Abstract
【目的】慢性関節リウマチや若年性関節リウマチに対する新規な治療用薬剤を提供することを目的とする。
【構成】主たる有効成分として高度に精製されたラクトフェリンを含み、必要に応じてゼラチン、塩、糖またはアミノ酸などの好適な安定化剤、賦形剤を添加する。
【構成】主たる有効成分として高度に精製されたラクトフェリンを含み、必要に応じてゼラチン、塩、糖またはアミノ酸などの好適な安定化剤、賦形剤を添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本願発明は、医療用医薬品の分野に関する。詳細には、関節リウマチ(Rheumatoid arthritis:以下、RAと称することがある)および若年性リウマチ(Juvenile Rheumatoid arthritis:以下、JRAと称することがある)等のリウマチ様関節炎に対する新規な治療用薬剤に関する。さらに詳細には、ラクトフェリン(以下、LFと称することがある)を本態とする関節リウマチおよび若年性関節リウマチの治療用薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術並びに発明が解決しようとする課題】
関節リウマチや若年性関節リウマチは、通常は免疫学的寛容の状態にある自己の抗原に対して応答するT細胞が何らかの原因で自己の組織内で活性化され、自己の抗原と応答するようになり、これが慢性的な炎症反応となって組織に障害を与えるようになることに起因する。この場合、抗原は自己の関節を構成しているII型コラーゲンである。これらの疾患の患者数は毎年微増の傾向にあるにも拘わらず、有効な治療薬は見出されていない。
現在これらの疾患の治療には、メトトレキシレート、サラゾピリン、6−アミノサリチル酸、アザチオプリン、6−MP、シクロスポリンA等の免疫抑制剤、抗TNF−α抗体投与が対症療法的に使用されている(例えば、非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3、非特許文献4、非特許文献5参照)。しかしながら、これらの薬剤は長期投与した場合、重篤な副作用の原因となり、より安全で、有効な治療法の開発が望まれている。
【0003】
【非特許文献1】
市川陽一ら:慢性関節リウマチにおけるメトトレキサート及びサラゾスルファピリジン長期投与の検討、リウマチ、35巻、p.663−670、(1992)
【非特許文献2】
柏崎禎夫:慢性関節リウマチにおけるオーラノフィンとメトトレキサートによる併用療法の検討、リウマチ、36巻、p.528−544(1996)
【非特許文献3】
古谷武文ら:慢性関節リウマチにおける低用量メトトレキキレート療法の有害事象、リウマチ、36巻、p.746−752、(1996)
【非特許文献4】
八倉隆保:免疫抑制療法・自己免疫疾患の治療、総合臨床、30巻、p.23−58、(1981)
【非特許文献5】
都外川新ら:慢性関節リウマチにおけるメトトレキサート療法の検討−有効性のより高い投与方法を求めて−、リウマチ、37巻、p.681−687(1997)
【0004】
【課題を解決するための手段、発明の構成】
本願発明により提供されるリウマチ様関節炎に対する新規な治療用薬剤は、その主たる構成成分としてラクトフェリンを含有することに特徴がある。
ラクトフェリンは、哺乳動物の乳汁中に含まれる可溶性の鉄結合性の糖タンパク質で、分子量はウシで86,000、ヒトで88,000である。溶液中から鉄イオンを奪うことによって、抗菌活性を示す(今堀和友、山川民夫監修、生化学辞典第3版、p.1457、東京化学同人、1998年)。したがって、治療薬よりもむしろ健康食品の中の成分として利用されてきた。しかしながら、LFの持つ他の作用については明らかになっていなかった。このタンパク質が持つ本来の機能からLFが抗炎症的な作用を有することが想像される。例えばLFは、その抗菌作用から、細菌感染による炎症の惹起を抑制し激しい感染症から生体を防御するという役割を果たしている。
【0005】
本願発明はRAやJRAのような難治性の自己免疫疾患に対して、長期間投与し、生体に害を及ぼすことなく炎症の拡大を抑制し、最終的には治癒をもたらす薬剤に関するものである。本願発明でもたらされる治療用薬剤を投与した場合、免疫抑制剤を投与したときに観られる広範な免疫抑制、例えばT細胞のマイトゲンに対する増殖応答の低下、あるいは肝臓、腎臓などの機能障害は認められない。また乳汁や血液中の成分であることから、他のタンパク質性薬剤のように生物活性を阻害するようなことは少ない。
【0006】
本願発明におけるLFは、ウシ、ヒトの乳汁あるいは遺伝子組換え技術によって発現された産物を含む原液からゲル電気泳動で単一バンドを示すくらいに公知の方法で高度に精製されたものであれば良く、特に調製法及び精製法を限定するものではない。
【0007】
調製されたLFの活性を最大限に維持するために、本願発明の本態であるLFは新鮮であるか、4℃で保存する場合には保存後2ヶ月以内のものが好ましい。また凍結乾燥粉末として保存することもできる。本願発明のLFはゼラチン、塩、糖、糖アルコールまたはアミノ酸などの好適な安定化剤と共に凍結乾燥もしくは液体の状態で保存することができるし、さらには、LF溶液を凍結し保存することも可能である。本願発明では、かかる有効成分としてのLFとその誘導体と公知の賦形剤を組み合わせ、公知の方法で本願発明のRA及びJRAの治療用薬剤とすることができる。また本態となるLFもしくはその誘導体を市販の飲料水に溶解し経口的に摂取することも考えられ得る。薬剤中のLFの含有量については、1回の投与当たり0.1mg〜10g/Kg、好ましくは、1mg〜1g/KgのLFを含有する薬剤が好適である。
【0008】
本願発明の治療用薬剤をRAあるいはJRAの治療に使用する場合、以下のような機構が想定される。本願発明の本態であるLFは、培地から鉄イオンを奪うことによって細菌の増殖を抑制するという抗菌作用を示すことが知られているが、その他にもグラム陰性菌の細胞壁成分であるリポ多糖類(lipopolysaccharide、以下、LPSと略することがある)と結合し、その活性を阻害することで抗炎症作用を発揮する。このような抗炎症作用は、間接的に単球や樹状細胞からの炎症性サイトカインの産生を抑制する。したがって、LFを全身または関節腔に投与することでRA及びJRAの体内で起こっている炎症を抑制し、最終的に疾患の拡大を抑制する、また炎症を抑制することで新たなる自己反応性T細胞の活性化を抑制し疾患の拡大を抑えるものと推測できる。
【0009】
【発明の効果】
本願発明によりもたらされた知見により、他の生物活性を阻害することなく安全性の高い新規なリウマチ様関節炎の治療剤を提供することができる。
【0010】
以下に、実施例に従って本願発明を詳説するが、本願発明はこれら実施例に何等限定されるものではない。
【0011】
【実施例】
実施例1
(LFによるコラーゲン誘導関節炎の発症抑制)
6〜16週齢のDBA/1J雌のマウスに0.15MのNaClを含む50mMトリス塩酸(pH8.0)に溶解したウシII型コラーゲン(コラーゲン技術研修会製、以下CIIと略すことがある)をフロイント完全アジュバント(Freund’s complete adjuvant、以下FCAと略することがある)でエマルジョン化し、1匹当たり200μgの投与量で背部に皮内投与した。その3週間後にCII200μgを溶液状態のままで腹腔内に投与した(ブースター免疫)。以後1週から3ヶ月間飼育することでコラーゲン誘導関節炎(collagen−induced arthritis、以下CIAと略することがある, Trentham,D.E. :Collagen arthritis as a relevant model for rheumatoid arthritis,Arthritis. Rheum. 25:911−916,1982)が発症した。CIAの評価は、四肢の関節の関節炎を重症度に応じて1〜4点でスコア化することにより行なった。CIAの重症度は、各実験群にいて関節炎スコアの合計を個体数で割った値を用いた。
【0012】
CIAは、CIIを腹腔内投与したあと1週間後に四肢の指の関節から発病し始め、10〜14日目にはほぼ100%のマウスが発症した。最初の投与から約4週後にヒトRA及びJRA様の症状を呈するようになり、その後の重症度は次第に上昇していった。このときマウスにLFを2mg/マウスの投与量で腹腔内投与しておいた実験群では、重症度は低く(0.8〜1.1)推移した。これに比べてPBS投与群(None)ではブースター後10日目からの重症度が0.85〜3.8であったので、LFの腹腔内投与によりCIAの重症度が抑制されていることが示された(図1参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】リウマチ様関節炎発症モデルでのラクトフェリンを本態とする薬剤の治療及び発症軽減効果を示す図である。
【産業上の利用分野】
本願発明は、医療用医薬品の分野に関する。詳細には、関節リウマチ(Rheumatoid arthritis:以下、RAと称することがある)および若年性リウマチ(Juvenile Rheumatoid arthritis:以下、JRAと称することがある)等のリウマチ様関節炎に対する新規な治療用薬剤に関する。さらに詳細には、ラクトフェリン(以下、LFと称することがある)を本態とする関節リウマチおよび若年性関節リウマチの治療用薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術並びに発明が解決しようとする課題】
関節リウマチや若年性関節リウマチは、通常は免疫学的寛容の状態にある自己の抗原に対して応答するT細胞が何らかの原因で自己の組織内で活性化され、自己の抗原と応答するようになり、これが慢性的な炎症反応となって組織に障害を与えるようになることに起因する。この場合、抗原は自己の関節を構成しているII型コラーゲンである。これらの疾患の患者数は毎年微増の傾向にあるにも拘わらず、有効な治療薬は見出されていない。
現在これらの疾患の治療には、メトトレキシレート、サラゾピリン、6−アミノサリチル酸、アザチオプリン、6−MP、シクロスポリンA等の免疫抑制剤、抗TNF−α抗体投与が対症療法的に使用されている(例えば、非特許文献1、非特許文献2、非特許文献3、非特許文献4、非特許文献5参照)。しかしながら、これらの薬剤は長期投与した場合、重篤な副作用の原因となり、より安全で、有効な治療法の開発が望まれている。
【0003】
【非特許文献1】
市川陽一ら:慢性関節リウマチにおけるメトトレキサート及びサラゾスルファピリジン長期投与の検討、リウマチ、35巻、p.663−670、(1992)
【非特許文献2】
柏崎禎夫:慢性関節リウマチにおけるオーラノフィンとメトトレキサートによる併用療法の検討、リウマチ、36巻、p.528−544(1996)
【非特許文献3】
古谷武文ら:慢性関節リウマチにおける低用量メトトレキキレート療法の有害事象、リウマチ、36巻、p.746−752、(1996)
【非特許文献4】
八倉隆保:免疫抑制療法・自己免疫疾患の治療、総合臨床、30巻、p.23−58、(1981)
【非特許文献5】
都外川新ら:慢性関節リウマチにおけるメトトレキサート療法の検討−有効性のより高い投与方法を求めて−、リウマチ、37巻、p.681−687(1997)
【0004】
【課題を解決するための手段、発明の構成】
本願発明により提供されるリウマチ様関節炎に対する新規な治療用薬剤は、その主たる構成成分としてラクトフェリンを含有することに特徴がある。
ラクトフェリンは、哺乳動物の乳汁中に含まれる可溶性の鉄結合性の糖タンパク質で、分子量はウシで86,000、ヒトで88,000である。溶液中から鉄イオンを奪うことによって、抗菌活性を示す(今堀和友、山川民夫監修、生化学辞典第3版、p.1457、東京化学同人、1998年)。したがって、治療薬よりもむしろ健康食品の中の成分として利用されてきた。しかしながら、LFの持つ他の作用については明らかになっていなかった。このタンパク質が持つ本来の機能からLFが抗炎症的な作用を有することが想像される。例えばLFは、その抗菌作用から、細菌感染による炎症の惹起を抑制し激しい感染症から生体を防御するという役割を果たしている。
【0005】
本願発明はRAやJRAのような難治性の自己免疫疾患に対して、長期間投与し、生体に害を及ぼすことなく炎症の拡大を抑制し、最終的には治癒をもたらす薬剤に関するものである。本願発明でもたらされる治療用薬剤を投与した場合、免疫抑制剤を投与したときに観られる広範な免疫抑制、例えばT細胞のマイトゲンに対する増殖応答の低下、あるいは肝臓、腎臓などの機能障害は認められない。また乳汁や血液中の成分であることから、他のタンパク質性薬剤のように生物活性を阻害するようなことは少ない。
【0006】
本願発明におけるLFは、ウシ、ヒトの乳汁あるいは遺伝子組換え技術によって発現された産物を含む原液からゲル電気泳動で単一バンドを示すくらいに公知の方法で高度に精製されたものであれば良く、特に調製法及び精製法を限定するものではない。
【0007】
調製されたLFの活性を最大限に維持するために、本願発明の本態であるLFは新鮮であるか、4℃で保存する場合には保存後2ヶ月以内のものが好ましい。また凍結乾燥粉末として保存することもできる。本願発明のLFはゼラチン、塩、糖、糖アルコールまたはアミノ酸などの好適な安定化剤と共に凍結乾燥もしくは液体の状態で保存することができるし、さらには、LF溶液を凍結し保存することも可能である。本願発明では、かかる有効成分としてのLFとその誘導体と公知の賦形剤を組み合わせ、公知の方法で本願発明のRA及びJRAの治療用薬剤とすることができる。また本態となるLFもしくはその誘導体を市販の飲料水に溶解し経口的に摂取することも考えられ得る。薬剤中のLFの含有量については、1回の投与当たり0.1mg〜10g/Kg、好ましくは、1mg〜1g/KgのLFを含有する薬剤が好適である。
【0008】
本願発明の治療用薬剤をRAあるいはJRAの治療に使用する場合、以下のような機構が想定される。本願発明の本態であるLFは、培地から鉄イオンを奪うことによって細菌の増殖を抑制するという抗菌作用を示すことが知られているが、その他にもグラム陰性菌の細胞壁成分であるリポ多糖類(lipopolysaccharide、以下、LPSと略することがある)と結合し、その活性を阻害することで抗炎症作用を発揮する。このような抗炎症作用は、間接的に単球や樹状細胞からの炎症性サイトカインの産生を抑制する。したがって、LFを全身または関節腔に投与することでRA及びJRAの体内で起こっている炎症を抑制し、最終的に疾患の拡大を抑制する、また炎症を抑制することで新たなる自己反応性T細胞の活性化を抑制し疾患の拡大を抑えるものと推測できる。
【0009】
【発明の効果】
本願発明によりもたらされた知見により、他の生物活性を阻害することなく安全性の高い新規なリウマチ様関節炎の治療剤を提供することができる。
【0010】
以下に、実施例に従って本願発明を詳説するが、本願発明はこれら実施例に何等限定されるものではない。
【0011】
【実施例】
実施例1
(LFによるコラーゲン誘導関節炎の発症抑制)
6〜16週齢のDBA/1J雌のマウスに0.15MのNaClを含む50mMトリス塩酸(pH8.0)に溶解したウシII型コラーゲン(コラーゲン技術研修会製、以下CIIと略すことがある)をフロイント完全アジュバント(Freund’s complete adjuvant、以下FCAと略することがある)でエマルジョン化し、1匹当たり200μgの投与量で背部に皮内投与した。その3週間後にCII200μgを溶液状態のままで腹腔内に投与した(ブースター免疫)。以後1週から3ヶ月間飼育することでコラーゲン誘導関節炎(collagen−induced arthritis、以下CIAと略することがある, Trentham,D.E. :Collagen arthritis as a relevant model for rheumatoid arthritis,Arthritis. Rheum. 25:911−916,1982)が発症した。CIAの評価は、四肢の関節の関節炎を重症度に応じて1〜4点でスコア化することにより行なった。CIAの重症度は、各実験群にいて関節炎スコアの合計を個体数で割った値を用いた。
【0012】
CIAは、CIIを腹腔内投与したあと1週間後に四肢の指の関節から発病し始め、10〜14日目にはほぼ100%のマウスが発症した。最初の投与から約4週後にヒトRA及びJRA様の症状を呈するようになり、その後の重症度は次第に上昇していった。このときマウスにLFを2mg/マウスの投与量で腹腔内投与しておいた実験群では、重症度は低く(0.8〜1.1)推移した。これに比べてPBS投与群(None)ではブースター後10日目からの重症度が0.85〜3.8であったので、LFの腹腔内投与によりCIAの重症度が抑制されていることが示された(図1参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】リウマチ様関節炎発症モデルでのラクトフェリンを本態とする薬剤の治療及び発症軽減効果を示す図である。
Claims (5)
- ラクトフェリン(以下、LFと称することがある)を主たる有効成分とする関節リウマチ(Rheumatoid arthritis:以下、RAと称することがある)及び多関節型の若年性関節リウマチ(Juvenile Rheumatoid arthritis:以下、JRAと称することがある)で例示されるリウマチ様関節炎の治療剤。
- 含有されるLFがゲル電気泳動において単一バンドを示す程度に精製されていることを要件とする請求項1記載のリウマチ様関節炎の治療剤。
- 生理学的に許容し得るpH及び許容し得る強度のイオン強度を有する水溶液である請求項1または請求項2のいずれかに記載のリウマチ様関節炎の治療剤。
- 生理学的に許容し得る張度を溶液に与えるに充分な量で、炭水化物、糖、糖アルコールおよびアミノ酸より成る群から選ばれる物質を含有する請求項3記載のリウマチ様関節炎の治療剤。
- 1回投与当たり1μg〜10mg、好ましくは10μg〜1mgのLFを含有する請求項1〜請求項4のいずれかに記載のリウマチ様関節炎の治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003024389A JP2004231599A (ja) | 2003-01-31 | 2003-01-31 | 新規なリウマチ様関節炎の治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003024389A JP2004231599A (ja) | 2003-01-31 | 2003-01-31 | 新規なリウマチ様関節炎の治療剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004231599A true JP2004231599A (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=32952935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003024389A Pending JP2004231599A (ja) | 2003-01-31 | 2003-01-31 | 新規なリウマチ様関節炎の治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004231599A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008214265A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | インターロイキン−11産生促進剤 |
JP2011524181A (ja) * | 2008-06-16 | 2011-09-01 | キャンピナ・ネダーランド・ホールディング・ビー.ブイ. | 熱安定な水性ラクトフェリン組成物並びにその調製及び使用 |
-
2003
- 2003-01-31 JP JP2003024389A patent/JP2004231599A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008214265A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | インターロイキン−11産生促進剤 |
JP2011524181A (ja) * | 2008-06-16 | 2011-09-01 | キャンピナ・ネダーランド・ホールディング・ビー.ブイ. | 熱安定な水性ラクトフェリン組成物並びにその調製及び使用 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7420033B2 (en) | Composition of lactoferrin related peptides and uses thereof | |
WO1994020063A2 (en) | Pharmaceutical tryptophan containing dipeptide compositions and methods of use thereof | |
US5856446A (en) | Method of treating rheumatoid arthritis with low dose type II collagen | |
WO2014019268A1 (zh) | 一种促进神经损伤修复的药物组合物及其应用 | |
RU2744573C2 (ru) | Куркумин-пептидные конъюгаты и их композиции | |
US6096310A (en) | Oral immunotherapy of bacterial overgrowth | |
KR20030070147A (ko) | 염증성 질환 치료 예방제 | |
JP2005514414A5 (ja) | ||
RU2295972C2 (ru) | Композиции на основе белков матрикса зубной эмали для модуляции иммунного ответа | |
JP2004231599A (ja) | 新規なリウマチ様関節炎の治療剤 | |
CN111939179A (zh) | 眼镜蛇蛇毒或其提取物在制备降尿酸和/或抗痛风性关节炎的药物中的应用 | |
CN107982530A (zh) | Semaphrin7A抗体在制备用于治疗心肌炎疾病的药物中的应用及其药物 | |
KR101897121B1 (ko) | 염증성 질환의 예방 또는 치료용 펩타이드 및 이의 용도 | |
WO2023224585A1 (en) | Pharmaceutical agent to prevent the adverse effects of rotavirus nsp4 protein | |
Sepuya et al. | Diffuse lung changes associated with gold therapy | |
JP2004231617A (ja) | リウマチ様関節炎治療剤 | |
Wienert et al. | Local treatment of hemorrhoidal disease and perianal eczema | |
EP2186523A1 (en) | Use of escin for treatment of Type IV hypersensitivity reaction | |
JP2009298702A (ja) | 経口用組成物 | |
US7998476B2 (en) | Method of treatment using Aspergillus oryzae protease | |
CA2751751A1 (en) | Compositions comprising reduced genome bacteria for use in treatment of sepsis | |
JP2008094746A (ja) | 炎症性疾患の治療又は予防剤 | |
WO2015084706A1 (en) | Intra-articular formulations and methods for treatment of osteoarthritis | |
TWI726904B (zh) | 真菌免疫調節蛋白在治療和預防因牙周病所造成的齒槽骨流失上的醫藥用途 | |
CN116139258B (zh) | 刺梨sod在制备用于预防或治疗肠道疾病药物中的用途 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090630 |