JP2004225619A - Internal combustion engine with exhaust gas turbo charger - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は排気ターボチャージャ付き内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術】
排気ターボチャージャを備えた内燃機関が特許文献1に開示されている。この内燃機関では、内燃機関から排出される排気ガスに浄化されるべき成分が含まれていることから、排気ガスを浄化するために、内燃機関が始動された直後に利用される補助的な触媒と、その後の内燃機関の運転中に利用されるメインの触媒とが排気通路内に配置されている。
【0003】
ところで、上記内燃機関において、補助的な触媒は内燃機関の始動直後に利用されるので、内燃機関の始動直後、補助的な触媒の温度が早期に活性温度にまで達するようにすることが必要である。
【0004】
ここで、補助的な触媒を排気ガスの熱によって暖める場合において、排気ターボチャージャの排気タービンを通過した後の排気ガスが補助的な触媒に流入するようになっていると、排気ガスの熱の一部が排気タービンにおいてしまうので、その分だけ、補助的な触媒の温度が活性温度に到達するのが遅れることになる。
【0005】
そこで、上記内燃機関では、排気タービンをバイパスするバイパス通路内に補助的な触媒を配置し、内燃機関の始動直後においては、このバイパス通路内に排気ガスを流入させることによって、補助的な触媒に排気ガスを供給するようにしている。これにより、補助的な触媒の温度が活性温度に到達するまでにかかる時間が短くなり、すなわち、補助的な触媒のいわゆる暖機性が向上する。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−321643号公報
【特許文献2】
特開平11−141332号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記特許文献1の内燃機関では、メインの触媒の温度がその活性温度に達すると、排気ガスを補助的な触媒に流すことをやめ、主に、メインの触媒に排気ガスを流すようになる。このため、補助的な触媒の温度は徐々に低下し、やがては、その活性温度以下になる。
【0008】
したがって、この場合、いったん内燃機関の運転が停止された後に、再び内燃機関が始動された直後においては、補助的な触媒の温度はその活性温度以下になっており、補助的な触媒の排気浄化性能を向上させるという観点では、内燃機関が始動されてからできるだけ早く補助的な触媒の温度をその活性温度にすることが望ましく、こうした点から、上記特許文献1には、補助的な触媒の排気浄化性能を向上させる余地がある。
【0009】
本発明の目的は内燃機関が始動されたときに用いられる排気ガス浄化用の触媒を備えた排気ターボチャージャ付き内燃機関において触媒の排気浄化性能をさらに向上させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、1番目の発明では、排気ターボチャージャと、該排気ターボチャージャの排気タービンをバイパスするように排気通路から分岐して再び排気通路に合流するバイパス通路と、該バイパス通路内に流入する排気ガスの流量と該バイパス通路内に流入せずに排気タービンに向かって排気通路内を流れる排気ガスの流量との割合である排気ガス流量割合を制御するバイパス制御弁とを備えた内燃機関において、上記バイパス通路内に排気ガス浄化用の触媒が配置され、当該内燃機関が始動されてから予め定められた期間においてはバイパス通路内に流入する排気ガスの流量の割合が大きくなるようにバイパス制御弁が制御されると共に、上記予め定められた期間が経過した後においては排気ターボチャージャの過給圧に応じて上記バイパス制御弁が制御される。
2番目の発明では、1番目の発明において、上記触媒下流のバイパス通路の通路面積であるバイパス通路面積が大きくなると排気タービン下流であって上記排気通路とバイパス通路との合流部上流の排気通路の通路面積である排気通路面積が小さくなる一方で上記バイパス通路面積が小さくなると上記排気通路面積が大きくなるようにこれらバイパス通路面積および排気通路面積を同時に制御する通路面積制御弁を備え、バイパス通路内に流入する排気ガスの流量の割合が大きくされたときには上記バイパス通路面積が大きくなるように上記通路面積制御弁を制御する一方でバイパス通路内に流入する排気ガスの流量の割合が小さくされたときには上記バイパス通路面積が零にならない範囲で小さくなるように上記通路面積制御弁を制御する。
3番目の発明では、1または2番目の発明において、上記排気タービン下流であって上記排気通路とバイパス通路との合流部下流にも排気ガス浄化用の触媒が配置され、上記バイパス通路内に配置されている触媒の温度上昇性能が上記合流部下流に配置されている触媒の温度上昇性能よりも高い。
4番目の発明では、3番目の発明において、上記予め定められた期間が上記合流部下流に配置されている触媒の温度が予め定められた温度に達するまでの期間に設定される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図示した実施形態を参照して本発明を説明する。図1は本発明を4ストローク火花点火式の4気筒内燃機関に適用した実施形態を示している。
【0012】
図1において、1は機関本体、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、6は電気制御式燃料噴射弁、7は吸気弁、8は吸気ポート、9は排気弁、10は排気ポート、10aは点火栓を夫々示す。
【0013】
各吸気ポート8は対応する吸気枝管11を介してサージタンク12に連結される。サージタンク12は吸気ダクト13およびインタークーラ14を介して過給機、例えば、排気ターボチャージャ15のコンプレッサ16の出口部に連結される。コンプレッサ16の入口部は空気吸込管17を介してエアクリーナ18に連結され、空気吸込管17内にはステップモータ19により駆動されるスロットル弁20が配置される。
【0014】
また、スロットル弁20上流の空気吸込管17内には、吸入空気の質量流量を検出するための質量流量検出器21が配置される。また、サージタンク12には、サージタンク12内の圧力を検出するためのセンサ12aが取り付けられている。本実施形態では、このセンサ12aの出力値に基づいて、排気ターボチャージャ15の過給圧を推定するので、以下、このセンサ12aを過給圧センサと称する。
【0015】
なお、本明細書では、エアクリーナ18から吸気ポート8までの空気の流れる通路を吸気通路と総称することもある。
【0016】
一方、各排気ポート10は排気マニホルド22を介して排気ターボチャージャ15の排気タービン23の入口部に連結される。排気タービン23の出口部は排気管24を介して触媒コンバータ26に連結される。触媒コンバータ26内には、排気ガス中の複数の特定成分、例えば、一酸化炭素、炭化水素、および、窒素酸化物を浄化可能な触媒(三元触媒)25が配置される。この触媒(以下、メイン触媒と称す)25は、その温度がいわゆる活性温度以上であるときに比較的高い浄化率でもって排気ガス中の複数の特定成分を同時に浄化可能である。
【0017】
触媒コンバータ26には、メイン触媒25の温度を検出するための温度センサ26aが取り付けられている。また、触媒コンバータ26の出口部には排気管28が連結されている。
【0018】
なお、本明細書では、排気ポート10から排気管28までの排気ガスが流れる通路を排気通路と総称することもある。
【0019】
また、排気管28とスロットル弁20下流の空気吸込管17とは、排気管28から空気吸込管17へと排気ガスを再循環させるための排気再循環(以下、EGRと称す)通路29を介して互いに連結される。EGR通路29内には、ステップモータ30によって駆動されるEGR制御弁31が配置される。また、EGR通路29内には、EGR通路29内を流れるEGRガスを冷却するためのインタークーラ32が配置される。図1に示した実施形態では、機関冷却水がインタークーラ32内に導かれ、機関冷却水によってEGRガスが冷却される。
【0020】
また、触媒コンバータ26上流であって排気タービン23上流において排気マニホルド22内には、排気ガスの空燃比を検出するためのセンサ(以下、上流側空燃比センサと称す)27aが配置される。一方、触媒コンバータ26下流において排気管28内にも、排気ガスの空燃比を検出するためのセンサ(以下、下流側空燃比センサと称す)27bが配置される。
【0021】
一方、燃料噴射弁6は燃料供給管33を介して燃料タンク34に連結される。燃料供給管33には、電気制御式の吐出量可変な燃料ポンプ35が配置される。燃料噴射弁6には、この燃料ポンプ35から燃料が供給される。
【0022】
また、排気タービン23上流の排気通路と排気タービン23下流であって触媒コンバータ26上流の排気通路とは、バイパス通路60を介して互いに連結される。別の云い方をすれば、バイパス通路60は、排気ターボチャージャ15の排気タービン23をバイパスするように排気通路から分岐して再び排気通路に合流する。バイパス通路60内には、排気ガス中の複数の特定成分、例えば、一酸化炭素、炭化水素、および、窒素酸化物を浄化可能な触媒(三元触媒)61が配置される。この触媒(以下、サブ触媒と称す)61は、その温度がいわゆる活性温度以上であるときに比較的高い浄化率でもって排気ガス中の複数の特定成分を同時に浄化可能である。
【0023】
また、同一条件においては、サブ触媒61はメイン触媒よりもその温度が上昇しやすい。すなわち、サブ触媒61の温度上昇特性はメイン触媒の温度上昇特性よりも高い。
【0024】
また、排気タービン23上流の排気通路からバイパス通路60が分岐する部位には、バイパス通路60内に流入する排気ガスの流量を制御するバイパス制御弁(いわゆる、ウエストゲートバルブ)62が配置される。別の云い方をすれば、バイパス制御弁62は、バイパス通路60内に流入する排気ガスの流量とバイパス通路60内に流入せずに排気タービン23に向かって排気通路内をそのまま流れる排気ガスの流量との割合を制御するものである。さらに別の云い方をすれば、バイパス制御弁62は、排気タービン23上流の排気通路からバイパス通路60が分岐する部位に到来する排気ガスの流量に対するバイパス通路60内に流入する排気ガスの流量の割合を制御するものである。
【0025】
本実施形態では、バイパス制御弁62の開度が大きくなるほど、バイパス通路60内に流入する排気ガスの流量の割合が大きくなる。別の云い方をすれば、条件が同じであれば、バイパス制御弁62の開度が大きくなるほど、バイパス通路60内に流入する排気ガスの流量が大きくなる。
【0026】
また、バイパス通路60が排気タービン23下流であって触媒コンバータ26上流の排気通路に合流する部位(以下、合流部位と称す)63には、この合流部位63における排気通路の通路面積と同じくこの合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積とを同時に制御する制御弁(以下、通路面積制御弁と称す)64が配置されている。
【0027】
本実施形態では、排気通路の通路面積に着目して表現すると、通路面積制御弁64の開度が大きくなるほど、合流部位63における排気通路の通路面積が大きくなる一方で合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が小さくなる。したがって、バイパス通路60の通路面積に着目して表現すると、通路面積制御弁64の開度が大きくなるほど、合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が大きくなる一方で合流部位63における排気通路の通路面積が小さくなる。
【0028】
また、合流部位63における排気通路の通路面積が大きくなるほど、合流部位63に向かって排気通路内を流れる排気ガスに対する流路抵抗が小さくなり、合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が大きくなるほど、合流部位63に向かってバイパス通路60内を流れる排気通路に対する流路抵抗が小さくなるので、通路面積制御弁64は、合流部位63上流における排気通路内を流れる排気ガスに対する流路抵抗と同じくこの合流部位63上流におけるバイパス通路60内を流れる排気ガスに対する流路抵抗とを同時に制御するものとも言える。
【0029】
また、合流部位63における排気通路の通路面積が大きくなるほど、合流部位63に向かって排気通路内を流れる排気ガスに対する流路抵抗が小さくなって、バイパス通路60内に流入せずにそのまま排気タービン23に向かって流れる排気ガスの流量の割合が大きくなり、合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が大きくなるほど、合流部位63に向かってバイパス通路60内を流れる排気ガスに対する流路抵抗が小さくなって、バイパス通路60内に流入する排気ガスの流量の割合が大きくなるので、通路面積制御弁64は、バイパス制御弁62と同様に、バイパス通路60内に流入する排気ガスの流量とバイパス通路60内に流入せずに排気タービン23に向かって排気通路内をそのまま流れる排気ガスの流量との割合を制御するものとも言える。
【0030】
電子制御ユニット40はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス41によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)42、RAM(ランダムアクセスメモリ)43、CPU(マイクロプロセッサ)44、入力ポート45および出力ポート46を具備する。
【0031】
質量流量検出器21、過給圧センサ12a、上流側空燃比センサ27a、下流側空燃比センサ27b、および、温度センサ26aの出力信号は、夫々対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。
【0032】
アクセルペダル50には、アクセルペダル50の踏込量Lに比例した出力電圧を発生する負荷センサ51が接続され、負荷センサ51の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。
【0033】
また、入力ポート45にはクランクシャフトが例えば30°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ52が接続される。
【0034】
一方、出力ポート46は対応する駆動回路48を介して燃料噴射弁6、点火栓10a、スロットル弁制御用ステップモータ19、EGR制御弁制御用ステップモータ30、燃料ポンプ35、バイパス制御弁62、および、通路面積制御弁64に接続される。
【0035】
次に、バイパス制御弁62の開度制御と通路面積制御弁64の開度制御について説明する。本実施形態では、内燃機関が始動されてからメイン触媒25の温度が予め定められた温度(例えば、メイン触媒25の浄化率が比較的高くなる温度であり、例えば、活性温度)に達するまでを除き、通常運転時制御が実行される。
【0036】
すなわち、この通常運転時制御によれば、バイパス制御弁62の開度は、排気ターボチャージャ15の過給圧に応じて制御される。具体的には、排気ターボチャージャ15の過給圧が予め定められた値よりも高いときには、バイパス制御弁62の開度は大きくされ、一方、排気ターボチャージャ15の過給圧が予め定められた値よりも低いときには、バイパス制御弁62の開度は小さくされる。
【0037】
ここで、排気ターボチャージャ15の過給圧に関する予め定められた値は、機関運転状態に応じて設定される値であって、例えば、図3に示したように、機関回転数Nと機関負荷Lとの関数でもってマップの形で予め求められ、このマップから求められる値Pである。
【0038】
さらに、通常運転時制御によれば、通路面積制御弁64の開度は、合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が予め定められた値よりも小さい値となるように制御される。これによれば、合流部位63に到来する排気ガスに対する流路抵抗が小さくなるので、排気ガスはバイパス通路60内に流入せずに排気タービン23に向かって流れやすくなる。ただし、この場合において、通路面積制御弁64の開度は、合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が零とはならないようになっている。
【0039】
このように、バイパス制御弁62の開度と通路面積制御弁64の開度とが制御されることによって、排気ターボチャージャ15の過給圧が所望の値に維持される。なお、通常運転時制御が実行されているときのバイパス制御弁62および通路面積制御弁64の様子を一例として、図2(A)に示した。図2(A)では、バイパス制御弁62の開度は零とされており、通路面積制御弁64の開度は合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が比較的小さくなる値とされている。
【0040】
一方、本実施形態では、内燃機関が始動されてからメイン触媒25の温度がその活性温度に達するまでは、機関始動時制御が実行される。すなわち、この機関始動時制御によれば、バイパス制御弁62の開度は、予め定められた値よりも大きな値(例えば、最も大きな値)とされる。
さらに、この機関始動時制御によれば、通路面積制御弁64の開度は、合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が予め定められた値よりも大きな値(例えば、最も大きい値)となるように制御され、したがって、合流部位63における排気通路の通路面積が予め定められた値よりも小さい値(例えば、最も小さい値)となるように制御される。これによれば、合流部位63に到来する排気ガスに対する流路抵抗が大きくなるので、排気ガスはバイパス通路60に流入しやすくなる。
【0041】
このように、バイパス制御弁62の開度と通路面積制御弁64の開度とが制御されることによって、サブ触媒61には多くの排気ガスが流入することになり、しかも、サブ触媒61の温度上昇特性は比較的高いので、サブ触媒61は内燃機関が始動されてから比較的早期に予め定められた温度(例えば、活性温度)に到達する。これによれば、内燃機関が始動されてからメイン触媒25の温度がその活性温度に達するまで、サブ触媒61によって排気ガス中の特定成分が高い浄化率でもって浄化されるので、内燃機関全体としての排気浄化性能が高く維持される。なお、機関始動時制御が実行されているときのバイパス制御弁62および通路面積制御弁64の様子を一例として、図2(B)に示した。図2(B)では、バイパス制御弁62の開度は最大値とされており、通路面積制御弁64の開度は合流部位63における排気通路の通路面積が最も小さくなる値とされている。
【0042】
もちろん、メイン触媒25の温度がその活性温度に達すると、サブ触媒61には多量の排気ガスは流入しなくなるが、メイン触媒25の温度がその活性温度に達しており、メイン触媒25によって排気ガス中の特定成分が高い浄化率でもって浄化されるので、内燃機関全体としての排気浄化性能が高く維持される。
【0043】
また、サブ触媒61の温度をできるだけ早く上昇させようとしてサブ触媒61を機関本体1近くの排気通路内に配置した場合、確かに、内燃機関が始動されてからサブ触媒61の温度がその活性温度に達するまでの時間は短くなるが、その後、内燃機関が最大機関負荷でもって運転せしめられ、燃焼室5から非常に高温の排気ガスが排出された場合、サブ触媒61が排気ガスの熱によって劣化してしまう。しかしながら、本実施形態では、内燃機関が最大機関負荷でもって運転せしめられる可能性が高いとき、すなわち、メイン触媒25の温度がその活性温度に達した後において、サブ触媒61に流入する排気ガスの流量は比較的小さく維持されるので、サブ触媒61が排気ガスの熱によって劣化することが抑制される。
【0044】
また、こうした排気ガスの熱によるサブ触媒61の熱劣化を回避しようとしてサブ触媒61を機関本体1から遠い排気通路内に配置した場合、内燃機関が始動されてからサブ触媒61の温度がその活性温度に達するまでの時間が長くなってしまうし、サブ触媒61を排気タービン下流の排気通路内に配置した場合には、排気ガスの熱が排気タービンにて奪われてしまうので、内燃機関が始動されてからサブ触媒61の温度がその活性温度に達するまでの時間がさらに長くなってしまう。
【0045】
また、燃焼室から排出される排気ガスの空燃比をリッチ化し、このリッチ化された排気ガスをサブ触媒61に供給すれば、サブ触媒61の熱劣化を回避することもできるが、これでは、内燃機関全体として燃費が悪くなる。ところが、本実施形態によれば、このように排気ガスの空燃比をリッチ化する必要がないので、内燃機関全体として燃費が高く維持される。
【0046】
また、本実施形態では、内燃機関が始動されてメイン触媒25の温度がその活性温度に達した後、排気ガスはほとんどサブ触媒61に流入しなくなるが、それでもなお、排気ターボチャージャ15の過給圧によっては、バイパス制御弁62が開弁されるので、メイン触媒25の温度がその活性温度に達した後においてもサブ触媒61には排気ガスが流入する。これによれば、サブ触媒61の温度は比較的高く維持されるので、内燃機関の運転がいったん停止された後に、比較的短い期間の経過後に、内燃機関が再び始動されたとき、サブ触媒61の温度は比較的高いままである。したがって、本実施形態によれば、内燃機関が再び始動されてからサブ触媒61の温度がさらに早くその活性温度に達し、内燃機関全体の排気浄化性能がさらに高く維持される。
【0047】
図4は、本発明の実施形態に従ってバイパス制御弁の開度および通路面積制御弁の開度を制御するための制御ルーチンを示している。図4のルーチンでは、初めに、ステップ10において、メイン触媒25の温度Tがその活性温度Tth以下である(T≦Tth)か否かが判別される。
【0048】
ここで、T≦Tthであると判別されたときには、排気ガスをサブ触媒61に流入させてサブ触媒61によって排気ガスを良好に浄化する必要があるので、ルーチンはステップ11に進んで、ここで、上述した機関始動時制御が実行される。具体的には、ステップ11では、バイパス制御弁62の開度が最も大きな値とされると共に、通路面積制御弁64の開度が、合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が最も大きい値となって合流部位63における排気通路の通路面積が最も小さい値となるように、制御される。これによれば、メイン触媒25の温度はその活性温度に達していないものの、排気ガスは温度上昇性能の高いサブ触媒61を通されるので、内燃機関全体として、排気浄化性能が高く維持される。
【0049】
一方、ステップ10において、T>Tthであると判別されたときには、メイン触媒25によって排気ガスを良好に浄化できるので、ルーチンはステップ12に進んで、ここで、上述した機関通常運転時制御が実行される。具体的には、排気ターボチャージャ15の過給圧が予め定められた値よりも高いときには、バイパス制御弁62の開度は大きくされ、一方、排気ターボチャージャ15の過給圧が予め定められた値よりも低いときには、バイパス制御弁62の開度は小さくされる。そして、通路面積制御弁64の開度は、合流部位63におけるバイパス通路60の通路面積が予め定められた値よりも小さい値となるように制御される。これによれば、排気ガスは温度が活性温度に達しているメイン触媒25に通されるので、内燃機関全体として、排気浄化性能が高く維持される。
【0050】
なお、上述した実施形態では、内燃機関が始動されてからメイン触媒の温度が予め定められた温度(例えば、活性温度)に達するまでは機関始動時制御が実行され、メイン触媒の温度が予め定められた温度に達した後は通常運転時制御が実行されるが、メイン触媒の温度に関係なく、単に、内燃機関が始動されてから一定の期間が経過するまでは機関始動時制御を実行し、内燃機関が始動されてから一定の期間が経過した後は通常運転時制御を実行するようにしてもよい。
【0051】
したがって、一般的に言えば、本発明は、内燃機関が始動されてから予め定められた期間(これは、メイン触媒の温度に基づいて設定されてもよいし、単に、一定期間としてもよい)が経過するまでは機関始動時制御を実行し、内燃機関が始動されてから上記予め定められた期間が経過した後は通常運転時制御を実行するものである。
【0052】
また、機関始動時制御において、通路面積制御弁64は、バイパス制御弁62が開弁されているときにバイパス通路60内に排気ガスを流入させやすくする役割を果たすが、少なくとも本発明の目的を達成するためには、必ずしも、通路面積制御弁64は必要ではない。
【0053】
また、上述した実施形態では、温度センサ26aの出力値に基づいてメイン触媒25の温度を検出しているが、その他の手段を利用してメイン触媒25の温度を検出し或いは推定してもよく、例えば、内燃機関を冷却するための冷却水の温度に基づいてメイン触媒25の温度を推定するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】
1番目の発明によれば、内燃機関が始動されてから予め定められた期間が経過した後において、排気ターボチャージャの過給圧に応じてバイパス制御弁が制御されることから、上記予め定められた期間が経過した後であっても、バイパス通路内に配置された触媒に排気ガスが流入することがある。すなわち、内燃機関の運転中、触媒の温度は或る一定温度以上に保たれることとなる。したがって、内燃機関の運転がいったん停止された後に、内燃機関が再び始動されたときに、触媒の温度が比較的高いことから、内燃機関が始動されてから早期に触媒の温度が高くなるので、触媒の排気浄化性能が向上することになる。
2番目の発明によれば、バイパス通路内に流入する排気ガスの流量の割合が大きくされたときにはバイパス通路面積が大きくなるように通路面積制御弁が制御される。すなわち、内燃機関が始動されてから予め定められた期間においてバイパス通路内に流入する排気ガスの流量の割合が大きくなるようにバイパス制御弁が制御されているときに、バイパス通路面積が大きくなるように通路面積制御弁が制御されることになる。したがって、バイパス通路内に排気ガスが流入しやすくなることから、内燃機関が始動されてから早期に触媒の温度が高くなるので、触媒の排気浄化性能がさらに向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の内燃機関の全体図である。
【図2】(A)は通常運転時制御が実行されているときのバイパス制御弁および通路面積制御弁の様子の一例を示す図であり、(B)は機関始動時制御が実行されているときのバイパス制御弁および通路面積制御弁の様子の一例を示す図である。
【図3】排気ターボチャージャの過給圧の目標値を求めるためのマップを示す図である。
【図4】本発明の実施形態に従ってバイパス制御弁の開度および通路面積制御弁の開度を制御するための制御ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1…機関本体
15…排気ターボチャージャ
23…排気タービン
25…メイン触媒
60…バイパス通路
61…サブ触媒
62…バイパス制御弁
64…通路面積制御弁[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an internal combustion engine with an exhaust turbocharger.
[0002]
[Prior art]
An internal combustion engine provided with an exhaust turbocharger is disclosed in
[0003]
By the way, in the above-mentioned internal combustion engine, since the auxiliary catalyst is used immediately after the start of the internal combustion engine, it is necessary to make the temperature of the auxiliary catalyst reach the activation temperature immediately after the start of the internal combustion engine. is there.
[0004]
Here, in the case where the auxiliary catalyst is heated by the heat of the exhaust gas, if the exhaust gas after passing through the exhaust turbine of the exhaust turbocharger flows into the auxiliary catalyst, the heat of the exhaust gas is reduced. Part of it will be in the exhaust turbine, which will delay the temperature of the auxiliary catalyst from reaching the activation temperature.
[0005]
Therefore, in the internal combustion engine, an auxiliary catalyst is disposed in a bypass passage that bypasses the exhaust turbine, and immediately after the internal combustion engine is started, the exhaust gas flows into the bypass passage so that the auxiliary catalyst is formed. Exhaust gas is supplied. This shortens the time required for the temperature of the auxiliary catalyst to reach the activation temperature, that is, improves the so-called warm-up property of the auxiliary catalyst.
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-5-321643
[Patent Document 2]
JP-A-11-141332
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the internal combustion engine of
[0008]
Therefore, in this case, immediately after the operation of the internal combustion engine is stopped and immediately after the internal combustion engine is restarted, the temperature of the auxiliary catalyst is lower than its activation temperature, and the exhaust purification of the auxiliary catalyst is performed. From the viewpoint of improving the performance, it is desirable to set the temperature of the auxiliary catalyst to its activation temperature as soon as possible after the internal combustion engine is started. There is room for improving the purification performance.
[0009]
An object of the present invention is to further improve the exhaust gas purification performance of a catalyst in an internal combustion engine with an exhaust turbocharger provided with an exhaust gas purification catalyst used when the internal combustion engine is started.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, in a first aspect, an exhaust turbocharger, a bypass passage that branches off from an exhaust passage so as to bypass an exhaust turbine of the exhaust turbocharger, and joins the exhaust passage again, A bypass control valve for controlling a ratio of an exhaust gas flow rate which is a ratio between a flow rate of the exhaust gas flowing into the exhaust passage and a flow rate of the exhaust gas flowing through the exhaust passage toward the exhaust turbine without flowing into the bypass passage. In the internal combustion engine, a catalyst for purifying exhaust gas is disposed in the bypass passage, and the flow rate of the exhaust gas flowing into the bypass passage increases in a predetermined period after the internal combustion engine is started. The bypass control valve is controlled as described above, and after the predetermined period has elapsed, the boost pressure of the exhaust turbocharger is reduced. Flip the bypass control valve is controlled.
In the second invention, in the first invention, when the bypass passage area, which is the passage area of the bypass passage downstream of the catalyst, is increased, the exhaust passage downstream of the exhaust turbine and upstream of the junction of the exhaust passage and the bypass passage is formed. A passage area control valve for simultaneously controlling the bypass passage area and the exhaust passage area so that the exhaust passage area is reduced while the bypass passage area is reduced, and When the ratio of the flow rate of the exhaust gas flowing into the bypass passage is increased, the passage area control valve is controlled so that the area of the bypass passage is increased, while the ratio of the flow rate of the exhaust gas flowing into the bypass passage is reduced. The passage area control valve is controlled so that the bypass passage area becomes small as long as it does not become zero.
In a third aspect based on the first or second aspect, a catalyst for purifying exhaust gas is disposed downstream of the exhaust turbine and downstream of a junction between the exhaust passage and the bypass passage, and is disposed in the bypass passage. The temperature rising performance of the catalyst that is set is higher than the temperature rising performance of the catalyst that is disposed downstream of the junction.
In a fourth aspect based on the third aspect, the predetermined period is set to a period until the temperature of the catalyst disposed downstream of the junction reaches a predetermined temperature.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described with reference to the illustrated embodiments. FIG. 1 shows an embodiment in which the present invention is applied to a four-stroke spark ignition type four-cylinder internal combustion engine.
[0012]
In FIG. 1, 1 is an engine body, 2 is a cylinder block, 3 is a cylinder head, 4 is a piston, 5 is a combustion chamber, 6 is an electrically controlled fuel injection valve, 7 is an intake valve, 8 is an intake port, and 9 is exhaust. The
[0013]
Each
[0014]
A mass flow detector 21 for detecting the mass flow of the intake air is disposed in the
[0015]
In this specification, a passage through which air flows from the
[0016]
On the other hand, each
[0017]
The
[0018]
In this specification, a passage through which exhaust gas flows from the
[0019]
The
[0020]
Further, a sensor (hereinafter, referred to as an upstream air-fuel ratio sensor) 27a for detecting the air-fuel ratio of the exhaust gas is disposed in the
[0021]
On the other hand, the fuel injection valve 6 is connected to a
[0022]
The exhaust passage upstream of the
[0023]
Further, under the same conditions, the temperature of the sub-catalyst 61 tends to increase more than that of the main catalyst. That is, the temperature rise characteristics of the sub-catalyst 61 are higher than the temperature rise characteristics of the main catalyst.
[0024]
A bypass control valve (so-called wastegate valve) 62 that controls the flow rate of exhaust gas flowing into the
[0025]
In the present embodiment, as the opening degree of the
[0026]
Further, a portion (hereinafter, referred to as a merging portion) 63 where the
[0027]
In the present embodiment, when focusing on the passage area of the exhaust passage, as the opening degree of the passage
[0028]
In addition, as the passage area of the exhaust passage at the
[0029]
In addition, as the passage area of the exhaust passage at the
[0030]
The
[0031]
The output signals of the mass flow detector 21, the supercharging pressure sensor 12a, the upstream air-
[0032]
A
[0033]
The
[0034]
On the other hand, the
[0035]
Next, the opening control of the
[0036]
That is, according to the control during normal operation, the opening degree of the
[0037]
Here, the predetermined value relating to the supercharging pressure of the
[0038]
Further, according to the normal operation control, the opening degree of the passage
[0039]
By controlling the opening of the
[0040]
On the other hand, in the present embodiment, the engine start-time control is executed after the internal combustion engine is started until the temperature of the
Further, according to the engine start control, the opening degree of the passage
[0041]
By controlling the opening degree of the
[0042]
Of course, when the temperature of the
[0043]
Further, when the sub-catalyst 61 is disposed in the exhaust passage near the
[0044]
When the sub-catalyst 61 is disposed in the exhaust passage far from the
[0045]
Further, if the air-fuel ratio of the exhaust gas discharged from the combustion chamber is enriched and the enriched exhaust gas is supplied to the sub-catalyst 61, thermal degradation of the sub-catalyst 61 can be avoided. The fuel efficiency of the internal combustion engine as a whole deteriorates. However, according to the present embodiment, it is not necessary to enrich the air-fuel ratio of the exhaust gas as described above, so that the fuel efficiency of the entire internal combustion engine is maintained high.
[0046]
Further, in the present embodiment, after the internal combustion engine is started and the temperature of the
[0047]
FIG. 4 shows a control routine for controlling the opening of the bypass control valve and the opening of the passage area control valve according to the embodiment of the present invention. In the routine of FIG. 4, first, at
[0048]
Here, when it is determined that T ≦ Tth, it is necessary to cause the exhaust gas to flow into the sub-catalyst 61 and to purify the exhaust gas by the sub-catalyst 61 satisfactorily. Then, the above-described engine start control is executed. Specifically, in
[0049]
On the other hand, when it is determined in
[0050]
In the above-described embodiment, the engine start-time control is executed until the temperature of the main catalyst reaches a predetermined temperature (for example, the activation temperature) after the internal combustion engine is started, and the temperature of the main catalyst is set in advance. After the temperature reaches the set temperature, the control during normal operation is executed.However, regardless of the temperature of the main catalyst, the engine start control is simply executed until a certain period has elapsed since the internal combustion engine was started. Alternatively, the control during normal operation may be performed after a certain period has elapsed since the start of the internal combustion engine.
[0051]
Therefore, generally speaking, the present invention provides a predetermined period after the internal combustion engine is started (this may be set based on the temperature of the main catalyst or may be simply a fixed period). The engine start-time control is executed until elapses, and the normal operation control is executed after the predetermined period has elapsed since the internal combustion engine was started.
[0052]
In the engine start control, the passage
[0053]
In the above-described embodiment, the temperature of the
[0054]
【The invention's effect】
According to the first aspect, the bypass control valve is controlled according to the supercharging pressure of the exhaust turbocharger after a predetermined period has elapsed since the start of the internal combustion engine. Even after the elapse of the period, the exhaust gas may flow into the catalyst disposed in the bypass passage. That is, during the operation of the internal combustion engine, the temperature of the catalyst is maintained at a certain temperature or higher. Therefore, after the operation of the internal combustion engine is stopped once, when the internal combustion engine is restarted, the temperature of the catalyst is relatively high. The exhaust gas purification performance of the catalyst is improved.
According to the second aspect, when the ratio of the flow rate of the exhaust gas flowing into the bypass passage is increased, the passage area control valve is controlled so that the bypass passage area increases. That is, when the bypass control valve is controlled such that the ratio of the flow rate of the exhaust gas flowing into the bypass passage increases during a predetermined period after the internal combustion engine is started, the bypass passage area increases. Thus, the passage area control valve is controlled. Accordingly, since the exhaust gas easily flows into the bypass passage, the temperature of the catalyst increases immediately after the internal combustion engine is started, and the exhaust gas purification performance of the catalyst is further improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view of an internal combustion engine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2A is a diagram illustrating an example of a state of a bypass control valve and a passage area control valve when control during normal operation is performed, and FIG. 2B is a diagram illustrating control during engine start; It is a figure which shows an example of a state of a bypass control valve and a passage area control valve at the time.
FIG. 3 is a diagram showing a map for obtaining a target value of a supercharging pressure of an exhaust turbocharger.
FIG. 4 is a flowchart of a control routine for controlling the opening of the bypass control valve and the opening of the passage area control valve according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1. Engine body
15 Exhaust turbocharger
23 ... Exhaust turbine
25 ... Main catalyst
60 ... Bypass passage
61 ... Sub catalyst
62 ... Bypass control valve
64: passage area control valve
Claims (4)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003014652A JP2004225619A (en) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | Internal combustion engine with exhaust gas turbo charger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003014652A JP2004225619A (en) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | Internal combustion engine with exhaust gas turbo charger |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004225619A true JP2004225619A (en) | 2004-08-12 |
Family
ID=32902631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003014652A Pending JP2004225619A (en) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | Internal combustion engine with exhaust gas turbo charger |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004225619A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8387385B2 (en) | 2004-08-31 | 2013-03-05 | The United States Of America, As Represented By The Administrator Of The U.S. Environmental Protection Agency | Efficient bypass valve for multi-stage turbocharging system |
-
2003
- 2003-01-23 JP JP2003014652A patent/JP2004225619A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8387385B2 (en) | 2004-08-31 | 2013-03-05 | The United States Of America, As Represented By The Administrator Of The U.S. Environmental Protection Agency | Efficient bypass valve for multi-stage turbocharging system |
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