JP2004224926A - Method for utilizing by-product gas of iron mill - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製鉄所副生ガス、特にコークス炉ガスを有効に利用する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、製鉄所副生ガス、例えばコークス炉ガス(COG)を、水素PSA(Pressure Swing Adsorption )プラントに導入して、コークス炉ガスから燃料電池用に水素を分離する技術は知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
このようなものにおいて、水素PSAプラントにて水素を分離した残りであるオフガスは、一般にCOGに再混入されることで、利用される。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−9934号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のように水素PSAプラントにて水素を分離した残りであるオフガスを、COGに再混入することで、利用するものにあっては、以下のような問題が存在する。
すなわち、COGとオフガスとの混合ガス中の水素濃度がCOGの燃焼性に変化が出ない程度までしかオフガスを混入させることができない。換言すれば、COGの燃焼性に変化が出ない程度までしかCOGから水素を分離することができない。
【0006】
一方、オフガスをそのまま製鉄所の副生ガスとして使用する場合は、以下のような問題が存在する。
すなわち、水素分離後のオフガスは発熱量が大きくなるので、現状の製鉄所副生ガスとは発熱量が異なる。このため、専用の配管網が必要となり、加熱炉など炉設備でバーナ改造が必要となる
【0007】
本発明の技術的課題は、COGから水素を全て分離することが可能で、新たに大規模なオフガス専用配管網を構築する必要がなく、かつオフガスの発生量と使用量の変動を吸収できて、燃料性状の安定化を図ることも可能で、オフガスを製鉄所内燃料ガスの1つとして利用できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る製鉄所副生ガスの利用方法は、製鉄所で使用される各種燃料ガス中に含まれる水素ガスを全てまたは一部分離して水素ガスを製造するとともに、その各種燃料ガスから水素ガスを全てまたは一部分離した残りであるオフガスを、製鉄所内燃料として利用することを特徴としている。
【0009】
また、請求項2に係る製鉄所副生ガスの利用方法は、オフガスを、高炉ガス、コークス炉ガス、転炉ガス、都市ガス、プロパンガス、及び窒素、の中から選択されるガスと混合することを特徴としている。
【0010】
また、請求項3に係る製鉄所副生ガスの利用方法は、オフガスを、製鉄所で使用される各種燃料ガスの中から選択した低カロリーガス、あるいは高カロリーガスと混合し、該混合ガスを製鉄所内燃料として利用することを特徴としている。
【0011】
また、請求項4に係る製鉄所副生ガスの利用方法は、オフガスを、都市ガス、プロパンガス、及びコークス炉ガス、の中から選択される単一または複数種のガスと、あるいは高炉ガスまたは窒素のいずれか一方もしくは両方と、混合することを特徴としている。
【0012】
また、請求項5に係る製鉄所副生ガスの利用方法は、オフガスを、ガスホルダを介在させた配管網を通して製鉄所副生ガスと混合することを特徴としている。
【0013】
また、請求項6に係る製鉄所副生ガスの利用方法は、オフガスを、製鉄所副生ガスと混合する前に昇圧することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図示実施形態に基づき本発明の製鉄所副生ガスの利用方法を説明する。図1は本発明を適用した製銑・製鋼一貫製鉄所における燃料の流れを示す図である。
【0015】
図において、1は操業時に高炉ガス(BFG)1aを副生する高炉、2は操業時にコークス炉ガス(COG)2aを副生するコークス炉、3は操業時に転炉ガス(LDG)3aを副生する転炉である。高炉ガス(BFG)1aは、鉄鉱石を還元する際に発生するCO,CO2,H2,N2から成る約3,350kJ/m3の可燃性ガスであり、ほぼ連続的に発生する。コークス炉ガス(COG)2aは、石炭を乾留する際に発生するH2,CH4,COから成る約20,100kJ/m3の可燃性ガスであり、ほぼ連続的に発生する。COG中には水素が45〜60%含まれている。転炉ガス(LDG)3aは、銑鉄を鋼に改質する際に発生するCO,CO2 から成る約8,400kJ/m3 の可燃性ガスであり、間欠的に発生する。つまり転炉の吹練によりガスの発生がつねに変動する。
【0016】
4aは外部購入燃料である都市ガスまたはプロパンガス(LPG)、5aは窒素(N2) 、6は外部購入燃料である重油6aの供給源である重油タンクである。都市ガスまたはLPGは、主に高炉の休風等により高炉ガスや転炉ガスが発生しない場合に使用され、N2 は高カロリーの都市ガスまたはLPGの希釈に用いられる。重油は発電所の燃料として供給される。
【0017】
11,12,13は各炉で発生する可燃ガス(燃料ガス)を無害化・燃焼放散するための燃焼放散塔すなわちフレアスタックであり、通常は使用しないが、各炉の起動・停止時のガス成分不安定時や、各炉に対応して設けられた後述のホルダの備蓄レベルが上限をオーバーした時などに使用される。
【0018】
21は高炉ガス(BFG)を一時貯蔵しバッファとして機能するBFGホルダ、22はコークス炉ガス(COG)を一時貯蔵しバッファとして機能するCOGホルダ、23は転炉ガス(LDG)を一時貯蔵しバッファとして機能するLDGホルダである。これら各ホルダ21〜23は内部ガス圧力が65kPa と低圧に保持されている。
【0019】
7はCOG配管におけるCOGホルダ22よりも下流側に分岐管を介して接続されたPSA(Pressure Swing Adsorption )からなる水素製造プラントであり、水素を含むガス(COG)を通すと、水素以外の重い分子のもの(余分な成分)が吸着され、軽い水素だけがすり抜けていく、いわゆる吸着分離方式により高純度水素ガス7aを精製する装置である。水素製造プラント7では、水素を分離するために、昇圧(8気圧)の必要があるため、入り口にコンプレッサ51を配置し、コンプレッサ51によってCOGを0.8MPaに昇圧している。一方、COGから水素ガスを全てまたは一部分離した残りであるオフガス7bの圧力は、水素製造プラント7内での圧力損失を除く0.7MPaである。またCOGから水素ガスを全てまたは一部分離した残りであるオフガス7bは、油シールの低圧乾式ホルダからなり7kPaのガス圧に保持されているオフガスホルダ24に一時貯蔵されるようになっている。このため、水素製造プラント7でCOGから水素ガス7aを分離した残りのオフガス7bの圧力を減圧するための膨張タービン52が、水素製造プラント7の出口、つまり水素製造プラント7とオフガスホルダ24をつなぐオフガス配管系内に設置されている。また膨張タービン52は、圧力エネルギを無駄にしないために、動力回収する機能も有している。つまり、膨張タービン52は、図には示していないが圧縮しているコンプレッサ51と連結され、コンプレッサ51の圧縮動作に必要な動力を低減している。なお、発電機で電力回収するなど他の動力回収の手法の採用も可能である。
【0020】
31,32,33はBFG配管、COG配管、及びLDG配管にそれぞれ配置された昇圧機であるブロワで、これらブロワ31〜33は、それぞれのガスの圧力を約65kPa 〜約120kPaに昇圧して後述するガスミキサーに供給するものである。34はオフガス配管網内においてオフガスホルダ24の下流側に直列に配置された昇圧機であるブロワである。ブロワ34を直列に接続したのは、水素製造プラントでは各種燃料ガス(ここではCOG)から水素ガス7aを回収しオフガス7bを発生させるので、オフガスの発生量が一定でなく圧力変動を生じるため、ガス混合器前に昇圧機を配置して、ガスミキサーに供給するオフガス圧力を安定化させる必要があるからである。なお、オフガス7bの発熱量は、水素除去率にもよるが上昇するので、安定的にオフガス7bが供給可能な熱量に相当する鋼材加熱炉のある鋼板工場43、鋼管や条鋼の工場44へは、オフガス7bを直接供給し、ガス搬送動力費用を削減している。
【0021】
8は各ブロワ31〜34により昇圧されたガス(BFG、COG、LDG、オフガス)、都市ガス(又はLPG)および窒素(N2) が送り込まれるガスミキサーであり、発熱量変動を吸収するために、オフガスを、前記ガスの中から選択した低カロリーガス、あるいは高カロリーガスと混合することで燃料性状(▲1▼発熱量、▲2▼ウオッペインデックスW.I.、▲3▼A0/√γ)を安定させたミックスガス(MXG)8aとして製鉄所内の各工場、つまり製銑工場41、製鋼工場42、鋼板工場43、鋼管や条鋼の工場44や発電所45へ供給する機能を有している。つまり、ガスミキサー8は、▲1▼発熱量が一定となるように、オフガスに、低カロリーガス、あるいは高カロリーガスを混合する、又は▲2▼ウオッペインデックスW.I.すなわち(発熱量/√ガス密度)が一定となるように、オフガスに、低カロリーガス、あるいは高カロリーガスを混合する、又は▲3▼A0/√γつまり(理論空気量/√ガス密度)が一定となるように、オフガスに、低カロリーガス、あるいは高カロリーガスを混合することで、燃料性状を安定させる。
【0022】
ここで、製鉄所で使用される各種燃料ガスすなわちBFG、COG、LDG、オフガス、都市ガス(又はLPG)、および窒素(N2) の中から選択される低カロリーガスとは高炉ガス(BFG)または窒素(N2) を指し、高カロリーガスとは都市ガス(又はLPG)またはコークス炉ガス(COG)を指す。したがって、燃料性状を安定させる具体的手法は、オフガスのカロリーに応じて、高炉ガス(BFG)または窒素(N2) のいずれか一方もしくは両方と、あるいは都市ガス(又はLPG)またはコークス炉ガス(COG)のいずれか一方もしくは両方と、混合する形態となる。
【0023】
そして、高カロリーガスとしてコークス炉ガス(COG)を、低カロリーガスとして高炉ガス(BFG)を、優先的に使用することで、外部購入燃料である都市ガス(又はLPG)や窒素(N2)の量を削減することができる。
【0024】
発電所45には、ミックスガス(MXG)8a以外に、高炉ガス(BFG)1a、コークス炉ガス(COG)2a、及び転炉ガス(LDG)3aが直接供給可能になっている。これは各ガスの発生量の変動を吸収するためのもので、ガスミキサー8への供給後に余剰のガスがあった場合、これを発電燃料として使用している。また、外部購入燃料である重油6aも供給可能になっている。そして、各燃料種に応じたバーナを有するボイラ及びタービンが設置されている。つまり、発電所45では、ミックスガス(MXG)の他に、高炉ガス(BFG)、コークス炉ガス(COG)、及び転炉ガス(LDG)を燃料ガスとしているが、通常は不足分として重油を供給して発電している。なお、バーナとして燃料の発熱量変動に耐用性がある管状火炎バーナを採用すれば、使用するバーナの数を減らせることは言うまでもない。
【0025】
本発明のように、COGから水素ガスを分離した残りであるオフガス7bをガスミキサー8に供給することにより、製鉄所燃料として有効利用することができる。そのため、COGから水素ガスを全て分離してもよくなって、燃料電池用の安価な水素供給の実現が可能となる。
【0026】
また、COGから水素ガスを全てまたは一部分離した残りであるオフガス7bを、製鉄所の各副生ガスと組合せて使用することにより、無駄なくエネルギが利用でき、エネルギコスト削減が可能となる。
【0027】
さらに、高炉休風時にオフガス7bを利用することで、都市ガスやLPGの使用量を削減することが可能となる。
【0028】
なお、本実施形態では水素製造プラント7を、水素を45〜60%含むCOGの配管系に接続して、COGから効率よく水素ガス7aを回収し、その水素ガスを分離した残りのオフガス7bを製鉄所燃料として利用するようにしたものを例に挙げて説明したが、これに限るものでなく、水素製造プラント7を、製鉄所で使用される他の種類の水素を含む燃料ガスの配管系に接続して、その燃料ガスから水素ガスを精製し、その水素ガスを分離した残りのオフガスを製鉄所燃料として利用するようにしてもよく、その場合でも所期の目的は達成できる。
【0029】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、製鉄所で使用される各種燃料ガス中に含まれる水素ガスを全てまたは一部分離して水素ガスを製造するとともに、その各種燃料ガスから水素ガスを全てまたは一部分離した残りであるオフガスを、製鉄所内燃料として利用するようにしたので、燃料電池用の安価な水素供給の実現が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製鉄所副生ガスの利用方法を適用した製銑・製鋼一貫製鉄所における燃料の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 高炉
1a 高炉ガス(BFG)
2 コークス炉
2a コークス炉ガス(COG)
3 転炉
3a 転炉ガス(LDG)
4a 都市ガス(又はLPG)
5a 窒素(N2)
7 水素製造プラント
7a 水素ガス
7b オフガス
8 ガスミキサー
8a ミックスガス(MXG)
24 オフガスホルダ(ガスホルダ)
34 ブロワ(昇圧手段)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for effectively utilizing by-product gas from a steel mill, particularly coke oven gas.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a technique is known in which a by-product gas of a steelworks, for example, coke oven gas (COG) is introduced into a hydrogen PSA (Pressure Swing Adsorption) plant to separate hydrogen from coke oven gas for fuel cells. See, for example,
[0003]
In such a case, off-gas remaining after separating hydrogen in the hydrogen PSA plant is generally used by being re-mixed into COG.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-11-9934
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, the off-gas remaining after separating hydrogen in the hydrogen PSA plant is re-mixed into COG, and the following problem is present in the utilization.
That is, the offgas can be mixed only to such an extent that the hydrogen concentration in the mixed gas of the COG and the offgas does not change the flammability of the COG. In other words, hydrogen can be separated from COG only to the extent that the flammability of COG does not change.
[0006]
On the other hand, when off-gas is used as it is as a by-product gas of a steel mill, the following problems exist.
That is, since the off-gas after hydrogen separation has a large calorific value, the calorific value differs from the current steel plant by-product gas. For this reason, a dedicated piping network is required, and a burner needs to be modified in a furnace facility such as a heating furnace.
The technical problem of the present invention is that it is possible to separate all hydrogen from COG, there is no need to construct a new large-scale dedicated offgas piping network, and it is possible to absorb fluctuations in the amount of offgas generated and used. Another object of the present invention is to make it possible to stabilize fuel properties and to use off-gas as one of fuel gases in steelworks.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The method of utilizing by-product gas at a steel mill according to
[0009]
The method of using by-product gas according to claim 2 mixes off-gas with a gas selected from blast furnace gas, coke oven gas, converter gas, city gas, propane gas, and nitrogen. It is characterized by:
[0010]
The method of using by-product gas according to claim 3 is to mix off-gas with a low-calorie gas or a high-calorie gas selected from various fuel gases used in a steel plant, and It is characterized as being used as fuel in steelworks.
[0011]
Further, the method for utilizing by-product gas of a steel mill according to claim 4 is that the off-gas is a single gas or a plurality of gases selected from city gas, propane gas, and coke oven gas, or blast furnace gas or It is characterized by mixing with one or both of nitrogen.
[0012]
The method of using by-product gas of a steel mill according to claim 5 is characterized in that off-gas is mixed with the by-product gas of a steel mill through a piping network having a gas holder interposed.
[0013]
Further, the method of using by-product gas of a steelworks according to
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a method of using the by-product gas of a steel mill according to the present invention will be described based on the illustrated embodiment. FIG. 1 is a diagram showing the flow of fuel in an integrated iron and steelmaking steelworks to which the present invention is applied.
[0015]
In the figure,
[0016]
4a is a city gas or propane gas (LPG) which is an externally purchased fuel, 5a is nitrogen (N 2 ), and 6 is a heavy oil tank which is a supply source of
[0017]
[0018]
21 is a BFG holder that temporarily stores blast furnace gas (BFG) and functions as a buffer, 22 is a COG holder that temporarily stores coke oven gas (COG) and functions as a buffer, and 23 is a buffer that temporarily stores converter gas (LDG). It is an LDG holder that functions as a. Each of the
[0019]
Reference numeral 7 denotes a hydrogen production plant including a PSA (Pressure Swing Adsorption) connected via a branch pipe to a downstream side of the
[0020]
[0021]
Reference numeral 8 denotes a gas mixer into which gas (BFG, COG, LDG, off-gas), city gas (or LPG), and nitrogen (N 2 ) pressurized by each of the
[0022]
Here, various fuel gases used in steel works, that is, low calorie gas selected from among BFG, COG, LDG, off gas, city gas (or LPG), and nitrogen (N 2 ) are blast furnace gas (BFG). or refers to a nitrogen (N 2), refers to a city gas and high-calorie gas (or LPG) or coke oven gas (COG). Therefore, a specific method for stabilizing the fuel property is to use either or both of blast furnace gas (BFG) and nitrogen (N 2 ), or city gas (or LPG) or coke oven gas ( COG) is mixed with either one or both.
[0023]
By preferentially using coke oven gas (COG) as a high-calorie gas and blast furnace gas (BFG) as a low-calorie gas, city gas (or LPG) and nitrogen (N 2 ), which are externally purchased fuels, are used. Can be reduced.
[0024]
In addition to the mixed gas (MXG) 8a, the blast furnace gas (BFG) 1a, the coke oven gas (COG) 2a, and the converter gas (LDG) 3a can be directly supplied to the
[0025]
By supplying the off-
[0026]
In addition, by using the off-
[0027]
Furthermore, by using the off-
[0028]
In this embodiment, the hydrogen production plant 7 is connected to a COG piping system containing 45 to 60% of hydrogen to efficiently recover the hydrogen gas 7a from the COG, and remove the remaining off-
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, hydrogen gas is produced by separating all or part of the hydrogen gas contained in various fuel gases used in steel works, and all or all of the hydrogen gas is separated from the various fuel gases. The remaining off-gas, which has been partly separated, is used as fuel in the steelworks, so that it is possible to realize inexpensive hydrogen supply for fuel cells.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a fuel flow in an integrated iron and steelmaking steelworks to which a method for utilizing by-product gas of a steelworks according to the present invention is applied.
[Explanation of symbols]
1 Blast furnace 1a Blast furnace gas (BFG)
2
3 Converter 3a Converter gas (LDG)
4a City gas (or LPG)
5a Nitrogen (N 2 )
7 Hydrogen production plant
24 Off-gas holder (gas holder)
34 blower (pressurizing means)
Claims (6)
Priority Applications (1)
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JP2003015124A JP2004224926A (en) | 2003-01-23 | 2003-01-23 | Method for utilizing by-product gas of iron mill |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081021 |