JP2004224101A - ステアリングシャフトの取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステアリングサポートブラケットの製造工数を低減する。
【解決手段】インパネレインフォース1のうちステアリングシャフト3側の面をステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面とする。これにより、ステアリングサポートブラケット2を単純な形状とすることができる。したがって、ステアリングサポートブラケット2をプレス加工等の量産に適した加工方法にて製造することが可能となるので、ステアリングサポートブラケット2の製造工数を低減して製造原価を低減することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】インパネレインフォース1のうちステアリングシャフト3側の面をステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面とする。これにより、ステアリングサポートブラケット2を単純な形状とすることができる。したがって、ステアリングサポートブラケット2をプレス加工等の量産に適した加工方法にて製造することが可能となるので、ステアリングサポートブラケット2の製造工数を低減して製造原価を低減することができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリングシャフトの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両幅方向に延びる梁状のインパネレインフォースは、円形又は矩形断面形状を有するパイプ状の部材であった(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−2289号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平9−150754号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ステアリングホィール等の操舵手段が組み付けられたステアリングシャフトは、通常、ステアリングサポートブラケットを介してインパネレインフォースに支持されるが、例えばインパネレインフォースの断面形状が円形である場合には、ステアリングサポートブラケットのインパネレインフォース側取付面をインパネレインフォースの外形状に沿うような曲面形状とする必要があるため、ステアリングサポートブラケットの製造工数を低減することが難しい。
【0006】
また、空調風が流れる空調ダクトは、通常、計器盤(インストルメントパネル)の内側空間のうちインパネレインフォースの上面側に配置されるので、十分な空気通路断面積を確保することが難しく、空調に必要な十分な風量を得ることが困難な場合がある。
【0007】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規なステアリングシャフトの取付構造を提供し、第2には、ステアリングサポートブラケットの製造工数を低減し、第3には、空調ダクトの通路面積を増大させることが可能なステアリングシャフトの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、車両幅方向に延びる梁状の梁部材(1)と、梁部材(1)に固定され、ステアリングシャフト(3)を支持するブラケット(2)とを有し、梁部材(1)のうちブラケット(2)が固定された面は、ステアリングシャフト(3)の軸線に対して略平行な平面であることを特徴とする。
【0009】
これにより、ブラケット(2)を単純な形状とすることができ得る。したがって、ブラケット(2)をプレス加工等の量産に適した加工方法にて製造することが可能となるので、ブラケット(2)の製造工数を低減して製造原価を低減することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、梁部材(1)の上面側には、空調風が流れる空調ダクト(5)が配置されており、さらに、梁部材(1)の上面側のうち少なくとも空調ダクト(5)に面する部位は、空調ダクト(5)の外壁面に対して略平行であることを特徴とする。
【0011】
これにより、円形断面形状を有する従来の梁部材(図3の一点鎖線)に比べて、梁部材(1)の上面位置が下がるので、空調ダクト(5)の通路断面積を増大させることができ得る。
【0012】
したがって、空調に必要な十分な風量を確保することができる空調ダクト(5)を容易に計器盤内に配置することができ、計器盤周りの設計自由度を高めることができ得る。
【0013】
請求項3に記載の発明では、梁部材(1)の断面形状は、長手方向略全域に渡って略同一形状であり、かつ、車両前方側が開いた開断面形状であることを特徴とする。
【0014】
これにより、板材にプレス加工を施すことにより容易に梁部材(1)を製造することができるので、梁部材(1)の製造原価を低減することができる。
【0015】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本実施形態係るステアリングシャフトの取付構造を示すアイソメトリック図であり、図2は本実施形態係るステアリングシャフトの取付構造の特徴を示す説明図である。
【0017】
図1中、インパネレインフォース1は車両幅方向に延びる梁状の梁部材であり、ステアリングサポートブラケット2は、インパネレインフォース1に固定されてステアリングシャフト3を支持する支持部材である。なお、センターブレース1aは、インパネレインフォース1の長手方向略中央部にてインパネレインフォース1を支える支柱部材である。
【0018】
そして、本実施形態では、インパネレインフォース1及びステアリングサポートブラケット2を共に金属製として、リベットやボルト等の機械的締結手段又は溶接等の接合にて両者1、2を固定している。因みに、本実施形態では、インパネレインフォース1及びステアリングサポートブラケット2を共にアルミニウム合金としているが、鉄系の合金としてもよい。
【0019】
なお、ステアリングシャフト3は、通常、鉄系金属の丸棒(丸パイプ)であり、その一端側にはステアリングホィール3a等の操舵手段が組み付けられ、他端側は、ユニバーサルジョイント等を介して前輪等の操舵輪に連結されている。
【0020】
また、インパネレインフォース1は、図2(a)に示すように、ステアリングシャフト3側の面がステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面を有してその断面形状が半円状の閉断形状となっており、ステアリングサポートブラケット2は、インパネレインフォース1のうちステアリングシャフト3側の平面部に固定されている。
【0021】
因みに、本実施形態に係るインパネレインフォース1は、長手方向略全域に渡って略同一の断面形状を有するパイプ状のものであり、引き抜き加工又は押し出し加工にて成形されたものである。
【0022】
また、空調ケーシング4は、ヒータコア、蒸発器及びエアミックスドア等の室内に吹き出す空気の温度を調節する空調手段、並びに室内に吹き出す空気の吹出モードを切り替える吹出モード切替手段等が収納された空調ユニットであり、この空調ケーシング4の吹出口には、図1に示すように、室内に向けて開口する室内吹出口5aに空気を導く樹脂製の空調ダクト5が接続されている。
【0023】
なお、通常、空調ダクト5は、計器盤(インストルメントパネル)の内側空間のうちインパネレインフォース1の上面側に配置されており、空調ダクト5の上面側には、計器盤の上面側壁面が近接配置されている。
【0024】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0025】
従来では、インパネレインフォース1の断面形状が円形であったので、ステアリングサポートブラケット2のインパネレインフォース側取付面を絞り加工にてインパネレインフォース1の外形状に沿うような曲面形状としていたが、本実施形態では、インパネレインフォース1のうちステアリングシャフト3側の面をステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面としているので、ステアリングサポートブラケット2を単純な形状とすることができる。
【0026】
したがって、ステアリングサポートブラケット2をプレス加工等の量産に適した加工方法にて製造することが可能となるので、ステアリングサポートブラケット2の製造工数を低減して製造原価を低減することができる。
【0027】
(第2実施形態)
第1実施形態では、インパネレインフォース1のうち空調ダクト5側は、空調ダクト5側に向けて凸となるような曲面であったが、本実施形態は、図3に示すように、インパネレインフォース1の上面側のうち空調ダクト5に面する部位を空調ダクト5の外壁面に対して略平行な平面としたものである。
【0028】
なお、本実施形態に係るインパネレインフォース1は、長手方向略全域に渡って略同一の三角断面形状を有するパイプ状のものであり、引き抜き加工又は押し出し加工にて成形されたものである。
【0029】
これにより、本実施形態では、円形断面形状を有するインパネレインフォース(図3の一点鎖線)に比べて、インパネレインフォース1の上面位置が下がるので、空調ダクト5の通路断面積を増大させることができ得る。
【0030】
したがって、空調に必要な十分な風量を確保することができる空調ダクト5を容易に計器盤内に配置することができ、計器盤周りの設計自由度を高めることができ得る。
【0031】
(第3実施形態)
本実施形態は、図4に示すように、インパネレインフォース1の断面形状を、長手方向略全域に渡って略同一形状とするとともに、車両前方側が開いた開断面形状としたものである。
【0032】
これにより、板材にプレス加工を施すことにより容易にインパネレインフォース1を製造することができるので、インパネレインフォース1の製造原価を低減することができる。
【0033】
(その他の実施形態)
第1、2実施形態では長手方向略全域に渡って断面形状を略同一としたが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0034】
また、インパネレインフォース1の断面形状は、上述の実施形態に示された形状に限定されるものではなく、少なくともインパネレインフォース1のうちステアリングサポートブラケット2が固定された面をステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面とればよい。
【0035】
また、第2、3実施形態では、インパネレインフォース1の断面形状を略三角状としたが、少なくともインパネレインフォース1のうちステアリングサポートブラケット2が固定された面をステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面とし、インパネレインフォース1の上面側のうち少なくとも空調ダクト5に面する部位を空調ダクト5の外壁面に対して略平行とすればよい。
【0036】
また、第3実施形態のごとく、インパネレインフォース1を開断面形状とする場合には、インパネレインフォース1内の空間を長手方向において仕切るような区画壁を設ければ、インパネレインフォース1の剛性を高めることができる。
【0037】
また、インパネレインフォース1の長手方向端を閉塞するようなプレートを設ければ、インパネレインフォース1の剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態係るステアリングシャフトの取付構造を示すアイソメトリック図である。
【図2】本発明の第1実施形態係るステアリングシャフトの取付構造の特徴を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態係るステアリングシャフトの取付構造の特徴を示す説明図である。
【図4】本発明の第3実施形態係るステアリングシャフトの取付構造の特徴を示す説明図である。
【符号の説明】
1…インパネレインフォース、2…ステアリングサポートブラケット、
3…ステアリングシャフト、4…空調ケーシング、5…空調ダクト。
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステアリングシャフトの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両幅方向に延びる梁状のインパネレインフォースは、円形又は矩形断面形状を有するパイプ状の部材であった(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−2289号公報
【0004】
【特許文献2】
特開平9−150754号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ステアリングホィール等の操舵手段が組み付けられたステアリングシャフトは、通常、ステアリングサポートブラケットを介してインパネレインフォースに支持されるが、例えばインパネレインフォースの断面形状が円形である場合には、ステアリングサポートブラケットのインパネレインフォース側取付面をインパネレインフォースの外形状に沿うような曲面形状とする必要があるため、ステアリングサポートブラケットの製造工数を低減することが難しい。
【0006】
また、空調風が流れる空調ダクトは、通常、計器盤(インストルメントパネル)の内側空間のうちインパネレインフォースの上面側に配置されるので、十分な空気通路断面積を確保することが難しく、空調に必要な十分な風量を得ることが困難な場合がある。
【0007】
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規なステアリングシャフトの取付構造を提供し、第2には、ステアリングサポートブラケットの製造工数を低減し、第3には、空調ダクトの通路面積を増大させることが可能なステアリングシャフトの取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、車両幅方向に延びる梁状の梁部材(1)と、梁部材(1)に固定され、ステアリングシャフト(3)を支持するブラケット(2)とを有し、梁部材(1)のうちブラケット(2)が固定された面は、ステアリングシャフト(3)の軸線に対して略平行な平面であることを特徴とする。
【0009】
これにより、ブラケット(2)を単純な形状とすることができ得る。したがって、ブラケット(2)をプレス加工等の量産に適した加工方法にて製造することが可能となるので、ブラケット(2)の製造工数を低減して製造原価を低減することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、梁部材(1)の上面側には、空調風が流れる空調ダクト(5)が配置されており、さらに、梁部材(1)の上面側のうち少なくとも空調ダクト(5)に面する部位は、空調ダクト(5)の外壁面に対して略平行であることを特徴とする。
【0011】
これにより、円形断面形状を有する従来の梁部材(図3の一点鎖線)に比べて、梁部材(1)の上面位置が下がるので、空調ダクト(5)の通路断面積を増大させることができ得る。
【0012】
したがって、空調に必要な十分な風量を確保することができる空調ダクト(5)を容易に計器盤内に配置することができ、計器盤周りの設計自由度を高めることができ得る。
【0013】
請求項3に記載の発明では、梁部材(1)の断面形状は、長手方向略全域に渡って略同一形状であり、かつ、車両前方側が開いた開断面形状であることを特徴とする。
【0014】
これにより、板材にプレス加工を施すことにより容易に梁部材(1)を製造することができるので、梁部材(1)の製造原価を低減することができる。
【0015】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本実施形態係るステアリングシャフトの取付構造を示すアイソメトリック図であり、図2は本実施形態係るステアリングシャフトの取付構造の特徴を示す説明図である。
【0017】
図1中、インパネレインフォース1は車両幅方向に延びる梁状の梁部材であり、ステアリングサポートブラケット2は、インパネレインフォース1に固定されてステアリングシャフト3を支持する支持部材である。なお、センターブレース1aは、インパネレインフォース1の長手方向略中央部にてインパネレインフォース1を支える支柱部材である。
【0018】
そして、本実施形態では、インパネレインフォース1及びステアリングサポートブラケット2を共に金属製として、リベットやボルト等の機械的締結手段又は溶接等の接合にて両者1、2を固定している。因みに、本実施形態では、インパネレインフォース1及びステアリングサポートブラケット2を共にアルミニウム合金としているが、鉄系の合金としてもよい。
【0019】
なお、ステアリングシャフト3は、通常、鉄系金属の丸棒(丸パイプ)であり、その一端側にはステアリングホィール3a等の操舵手段が組み付けられ、他端側は、ユニバーサルジョイント等を介して前輪等の操舵輪に連結されている。
【0020】
また、インパネレインフォース1は、図2(a)に示すように、ステアリングシャフト3側の面がステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面を有してその断面形状が半円状の閉断形状となっており、ステアリングサポートブラケット2は、インパネレインフォース1のうちステアリングシャフト3側の平面部に固定されている。
【0021】
因みに、本実施形態に係るインパネレインフォース1は、長手方向略全域に渡って略同一の断面形状を有するパイプ状のものであり、引き抜き加工又は押し出し加工にて成形されたものである。
【0022】
また、空調ケーシング4は、ヒータコア、蒸発器及びエアミックスドア等の室内に吹き出す空気の温度を調節する空調手段、並びに室内に吹き出す空気の吹出モードを切り替える吹出モード切替手段等が収納された空調ユニットであり、この空調ケーシング4の吹出口には、図1に示すように、室内に向けて開口する室内吹出口5aに空気を導く樹脂製の空調ダクト5が接続されている。
【0023】
なお、通常、空調ダクト5は、計器盤(インストルメントパネル)の内側空間のうちインパネレインフォース1の上面側に配置されており、空調ダクト5の上面側には、計器盤の上面側壁面が近接配置されている。
【0024】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0025】
従来では、インパネレインフォース1の断面形状が円形であったので、ステアリングサポートブラケット2のインパネレインフォース側取付面を絞り加工にてインパネレインフォース1の外形状に沿うような曲面形状としていたが、本実施形態では、インパネレインフォース1のうちステアリングシャフト3側の面をステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面としているので、ステアリングサポートブラケット2を単純な形状とすることができる。
【0026】
したがって、ステアリングサポートブラケット2をプレス加工等の量産に適した加工方法にて製造することが可能となるので、ステアリングサポートブラケット2の製造工数を低減して製造原価を低減することができる。
【0027】
(第2実施形態)
第1実施形態では、インパネレインフォース1のうち空調ダクト5側は、空調ダクト5側に向けて凸となるような曲面であったが、本実施形態は、図3に示すように、インパネレインフォース1の上面側のうち空調ダクト5に面する部位を空調ダクト5の外壁面に対して略平行な平面としたものである。
【0028】
なお、本実施形態に係るインパネレインフォース1は、長手方向略全域に渡って略同一の三角断面形状を有するパイプ状のものであり、引き抜き加工又は押し出し加工にて成形されたものである。
【0029】
これにより、本実施形態では、円形断面形状を有するインパネレインフォース(図3の一点鎖線)に比べて、インパネレインフォース1の上面位置が下がるので、空調ダクト5の通路断面積を増大させることができ得る。
【0030】
したがって、空調に必要な十分な風量を確保することができる空調ダクト5を容易に計器盤内に配置することができ、計器盤周りの設計自由度を高めることができ得る。
【0031】
(第3実施形態)
本実施形態は、図4に示すように、インパネレインフォース1の断面形状を、長手方向略全域に渡って略同一形状とするとともに、車両前方側が開いた開断面形状としたものである。
【0032】
これにより、板材にプレス加工を施すことにより容易にインパネレインフォース1を製造することができるので、インパネレインフォース1の製造原価を低減することができる。
【0033】
(その他の実施形態)
第1、2実施形態では長手方向略全域に渡って断面形状を略同一としたが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0034】
また、インパネレインフォース1の断面形状は、上述の実施形態に示された形状に限定されるものではなく、少なくともインパネレインフォース1のうちステアリングサポートブラケット2が固定された面をステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面とればよい。
【0035】
また、第2、3実施形態では、インパネレインフォース1の断面形状を略三角状としたが、少なくともインパネレインフォース1のうちステアリングサポートブラケット2が固定された面をステアリングシャフト3の軸線3aに対して略平行な平面とし、インパネレインフォース1の上面側のうち少なくとも空調ダクト5に面する部位を空調ダクト5の外壁面に対して略平行とすればよい。
【0036】
また、第3実施形態のごとく、インパネレインフォース1を開断面形状とする場合には、インパネレインフォース1内の空間を長手方向において仕切るような区画壁を設ければ、インパネレインフォース1の剛性を高めることができる。
【0037】
また、インパネレインフォース1の長手方向端を閉塞するようなプレートを設ければ、インパネレインフォース1の剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態係るステアリングシャフトの取付構造を示すアイソメトリック図である。
【図2】本発明の第1実施形態係るステアリングシャフトの取付構造の特徴を示す説明図である。
【図3】本発明の第2実施形態係るステアリングシャフトの取付構造の特徴を示す説明図である。
【図4】本発明の第3実施形態係るステアリングシャフトの取付構造の特徴を示す説明図である。
【符号の説明】
1…インパネレインフォース、2…ステアリングサポートブラケット、
3…ステアリングシャフト、4…空調ケーシング、5…空調ダクト。
Claims (3)
- 車両幅方向に延びる梁状の梁部材(1)と、
前記梁部材(1)に固定され、ステアリングシャフト(3)を支持するブラケット(2)とを有し、
前記梁部材(1)のうち前記ブラケット(2)が固定された面は、前記ステアリングシャフト(3)の軸線に対して略平行な平面であることを特徴とするステアリングシャフトの取付構造。 - 前記梁部材(1)の上面側には、空調風が流れる空調ダクト(5)が配置されており、
さらに、前記梁部材(1)の上面側のうち少なくとも前記空調ダクト(5)に面する部位は、前記空調ダクト(5)の外壁面に対して略平行であることを特徴とする請求項1に記載のステアリングシャフトの取付構造。 - 前記梁部材(1)の断面形状は、長手方向略全域に渡って略同一形状であり、かつ、車両前方側が開いた開断面形状であることを特徴とする請求項2に記載のステアリングシャフトの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003011921A JP2004224101A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | ステアリングシャフトの取付構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003011921A JP2004224101A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | ステアリングシャフトの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004224101A true JP2004224101A (ja) | 2004-08-12 |
Family
ID=32900682
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JP2003011921A Withdrawn JP2004224101A (ja) | 2003-01-21 | 2003-01-21 | ステアリングシャフトの取付構造 |
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JP (1) | JP2004224101A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008090817A1 (ja) * | 2007-01-24 | 2008-07-31 | Calsonic Kansei Corporation | ステアリング支持部構造 |
-
2003
- 2003-01-21 JP JP2003011921A patent/JP2004224101A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008090817A1 (ja) * | 2007-01-24 | 2008-07-31 | Calsonic Kansei Corporation | ステアリング支持部構造 |
US8118327B2 (en) | 2007-01-24 | 2012-02-21 | Calsonic Kansei Corporation | Structure of steering support portion |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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