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JP2004218547A - High pressure fuel pump - Google Patents

High pressure fuel pump Download PDF

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Publication number
JP2004218547A
JP2004218547A JP2003007471A JP2003007471A JP2004218547A JP 2004218547 A JP2004218547 A JP 2004218547A JP 2003007471 A JP2003007471 A JP 2003007471A JP 2003007471 A JP2003007471 A JP 2003007471A JP 2004218547 A JP2004218547 A JP 2004218547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
discharge
fuel
pressure relief
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003007471A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Takeo Kushida
丈夫 串田
Hideya Kikuchi
英弥 菊地
Takeshi Nagaki
剛 長岐
Keisuke Matsumoto
圭右 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Automotive Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Automotive Systems Corp filed Critical Bosch Automotive Systems Corp
Priority to JP2003007471A priority Critical patent/JP2004218547A/en
Publication of JP2004218547A publication Critical patent/JP2004218547A/en
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Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To easily perform adjustment of an injection-valve opening pressure of a pressure relief valve 22 by incorporating the pressure relief valve 22 to a discharge valve 25 part of a high pressure fuel pump, and to enable reduction in size and weight of the entire high pressure fuel pump. <P>SOLUTION: An attention is paid that the pressure relief valve 22 is not mounted to a common rail 8 (accumulator) but is integrated into the discharge valve 25 of the high pressure fuel pump. The high pressure fuel pump comprises: a plunger 33 which sucks fuel from an intake valve 31 into a pump chamber 46 and discharges the fuel as a high pressure from the discharge valve 25 to the accumulator 8; and a solenoid valve 14 for controlling opening/closing of the intake valve 31. In this high pressure fuel pump, the pressure relief valve 22 capable of controlling a pressure of the accumulator 8 is arranged inside a discharge valve housing 49 of the discharge valve 25. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は高圧燃料ポンプにかかるもので、とくに内燃機関の燃焼室内にガソリンその他の燃料を直接噴射する筒内直接噴射式燃料噴射装置などに装備される高圧燃料ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の高圧燃料ポンプについて、図11にもとづき概説する。
図11は、高圧燃料ポンプ5を備えた燃料噴射装置1の概略回路図であって、燃料噴射装置1は、燃料タンク2と、フィードポンプ3(低圧ポンプ)と、低圧レギュレーター4と、可変容量タイプの高圧燃料ポンプ5と、高圧配管6に設けたオリフィス7と、コモンレール8(蓄圧器)と、圧力リリーフ弁9と、複数本のインジェクター10と、を有する。
【0003】
フィードポンプ3は、電動モーター(図示せず)などによりこれを駆動し、ガソリンなどの燃料を高圧燃料ポンプ5に供給する。
低圧レギュレーター4は、フィードポンプ3による燃料の圧力を制御する。
【0004】
高圧燃料ポンプ5は、フィルター11と、低圧ダンパー12と、高圧ポンプ部13と、を有する。
高圧ポンプ部13には、電磁弁14を一体に設けている。
【0005】
こうした構成の燃料噴射装置1および高圧燃料ポンプ5において、高圧燃料ポンプ5により高圧化された燃料を高圧配管6およびオリフィス7を介してコモンレール8に供給し、インジェクター10からの燃料噴射に応じてコモンレール8内の圧力を所定範囲内に維持するように高圧燃料ポンプ5を運転するとともに、コモンレール8内の異常高圧については、安全弁としての圧力リリーフ弁9を開弁して、高圧燃料ポンプ5(高圧ポンプ部13)の低圧側に圧力を開放して圧力制御する。
【0006】
従来の、たとえば特許文献1などにおける高圧ポンプにおいては、このような圧力リリーフ弁(安全弁)をポンプハウジングに設けている。
しかしながら、圧力リリーフ弁9がポンプハウジングに設けられているため、その分ポンプハウジングが大型化するとともに、圧力リリーフ弁の開弁圧力調整が困難であるなどの問題がある。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−230025号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、高圧燃料ポンプないしそのポンプハウジング部分を大型化することなく、圧力リリーフ弁を組み込んだ高圧燃料ポンプを提供することを課題とする。
【0009】
また本発明は、圧力リリーフ弁の開弁圧の調整を容易に行うことができる高圧燃料ポンプを提供することを課題とする。
【0010】
また本発明は、圧力リリーフ弁を高圧燃料ポンプの吐出弁部分に組み込んで、全体の小型化および軽量化を可能とした高圧燃料ポンプを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、圧力リリーフ弁をコモンレール(蓄圧器)に取り付けるのではなく、高圧燃料ポンプの吐出弁に一体化することに着目したもので、燃料タンクからの燃料を吸入弁からポンプ室に吸い込むとともにこの燃料を高圧として吐出弁から蓄圧器に吐出するプランジャと、上記吸入弁を開閉制御する電磁弁と、を有する高圧燃料ポンプであって、上記吐出弁の吐出弁ハウジング内に、上記蓄圧器の圧力を制御可能な圧力リリーフ弁を設けたことを特徴とする高圧燃料ポンプである。
【0012】
上記吐出弁ハウジング内に隔壁を設けることにより、上記吐出弁を組み込み可能な吐出弁取付け空間と、上記圧力リリーフ弁を組み込み可能な圧力リリーフ弁取付け空間と、上記蓄圧器に連通可能なポート連通路と、を画成することができる。
【0013】
上記圧力リリーフ弁は、上記吐出弁直後の圧力を制御可能とすることができる。
【0014】
本発明による高圧燃料ポンプにおいては、圧力リリーフ弁を高圧燃料ポンプの吐出弁に一体化するようにしたので、コモンレールに圧力リリーフ弁を設けることなく、燃料噴射装置ないしその高圧燃料ポンプ全体の小型化および軽量化を実現することができるとともに、圧力リリーフ弁による制御圧力をできるだけ平坦にすることができる。
さらに、吐出弁の部分において圧力リリーフ弁の開弁圧の調整を容易に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明の実施の形態による高圧燃料ポンプを図1ないし図7にもとづき説明する。ただし、図11と同様の部分には同一符号を付し、その詳述はこれを省略する。
図1は、当該高圧燃料ポンプを備えた燃料噴射装置20の概略回路図であって、燃料噴射装置20においては、図11の燃料噴射装置1と同様に、燃料タンク2と、フィードポンプ3と、低圧レギュレーター4と、可変容量タイプの高圧燃料ポンプ21と、高圧配管6に設けたオリフィス7と、コモンレール8と、複数本のインジェクター10と、を有するが、圧力リリーフ弁22を高圧燃料ポンプ21に組み込んでいる。
【0016】
図2は、高圧燃料ポンプ21の断面図であって、高圧燃料ポンプ21は、そのポンプハウジング23に吸入ポート24と、吐出弁25および吐出ポート26と、を設けるとともに、低圧ダンパー27と、高圧ポンプ部28と、を有する。
低圧ダンパー27は、燃料供給通路29に対向させてこれを設け、燃料供給通路29と燃料吐出通路30との間に高圧ポンプ部28を設けてある。
【0017】
高圧ポンプ部28は、前記電磁弁14と、吸入弁31と、プランジャバレル32と、プランジャ33と、を有する。
【0018】
電磁弁14は、その非励磁状態で吸入弁31を「開」とするノーマルオープンタイプ、およびその非励磁状態で吸入弁31を「閉」とするノーマルクローズタイプの二種があり、いずれを採用してもよく、図2に示す電磁弁14は、ノーマルクローズタイプのものであって、バルブケース34と、ソレノイド35と、アーマチュア36および一体のロッド部37と、リターンスプリング38と、ボール39およびそのボール固定部40と、バルブシート41と、を有し、ソレノイド35オンによってバルブケース34にアーマチュア36が吸引される。
アーマチュア36の先端部(ロッド部37の先端部37A)に臨んで上記吸入弁31を設けている。
【0019】
吸入弁31は、バルブボディ42と、バルブスプリング43と、バルブストッパー44と、を有する。
バルブシート41には、吸入通路45を形成してあり、吸入弁31のバルブボディ42がバルブシート41の下面からリフト、および同下面にシートすることにより、吸入通路45を開閉可能とする。
プランジャバレル32は、プランジャ33を軸方向に往復摺動可能に収容しているとともに、燃料吐出通路30および吸入弁31に連通するポンプ室46をプランジャ33の頂部との間に形成している。プランジャ33の下方部にはプランジャスプリング47を設けている。なお、バルブストッパー44にはポンプ室46に連通する連通口48を形成してある。
プランジャ33は、エンジンのカム(図示せず)により駆動されて、ポンプ室46における燃料圧縮作用を行う。
【0020】
図3は、圧力リリーフ弁22、吐出弁25および吐出ポート26部分の拡大断面図であって、吐出弁25における、燃料吐出通路30から吐出ポート26に至る吐出弁ハウジング49内を隔壁50により、吐出弁取付け空間51と、圧力リリーフ弁取付け空間52と、ポート連通路53と、に画成している。
吐出弁取付け空間51には、当該吐出弁25として、バルブシート54と、バルブボディ55と、バルブスプリング56と、スプリングシート57と、を設ける。
圧力リリーフ弁取り付け空間52には、圧力リリーフ弁22として、ボールバルブシート58と、ボールバルブ59と、可動スプリングシート60および固定スプリングシート61と、バルブスプリング62と、開弁圧調整用ボール63と、を設け、ボールバルブ59のボールバルブシート58からのリフトにより、スプリングシート57の連通窓64および吐出弁ハウジング49の低圧側連通窓65を互いに連通可能とし、低圧側連通窓65から、吐出弁ハウジング49とポンプハウジング23との間の低圧側連通路66を通って燃料供給通路29に連通可能として、低圧側に圧力を逃がすようになっている。
なお、吐出弁ハウジング49とポンプハウジング23との間にはシール部材としてOリング67を設けている。
【0021】
こうした構成の燃料噴射装置20、高圧燃料ポンプ21およびそのノーマルクローズタイプの電磁弁14による燃料の吸入および吐出の作用を説明する。
プランジャ33によりポンプ室46への燃料の吸入およびポンプ室46からの吐出作用を行い、電磁弁14のオンオフにより燃料の吐出のタイミングを制御して、燃料の吐出容量を可変とすることができる。
図4は、前記カムのリフト、電磁弁14への信号、吸入弁31(バルブボディ42)の動き、および燃料の吐出を示すタイミングチャート図であって、電磁弁14のソレノイド35がオフの非励磁状態では、リターンスプリング38の付勢力によりアーマチュア36はバルブケース34から離れていて、そのロッド部37の頂部がボール39に突き当たって、ロッド部37がバルブシート41の下面から内方に位置し、吸入弁31のバルブボディ42をバルブスプリング43の付勢力(およびプランジャ33による圧縮工程においてはポンプ室46の高圧)によって吸入通路45を「閉」状態としている。
したがって、ソレノイド35のオフ状態で、プランジャ33が上昇し、ポンプ室46から燃料吐出通路30を介して吐出弁25への燃料の吐出動作を行うことができる。
【0022】
ソレノイド35がオン状態となって、アーマチュア36がバルブケース34の上面に当接するまでリフト(下降)すると、ロッド部37の先端部37Aがわずかに吸入弁31側に突出し、吸入弁31のバルブボディ42をバルブスプリング43の付勢力に抗して吸入通路45をわずかに「開」状態とし、低圧スピルを可能とするスピル通路を形成可能である。
この低圧スピル状態とは、プランジャ33の燃料圧縮作用にともなってポンプ室46から低圧側に燃料が漏れ出るように供給される状態をいう。したがって、電磁弁14が正常な状態で作動しているときには、コモンレール8側が高圧となっているため、吐出弁25を開くことなく、吸入弁31(吸入通路45)側から吸入ポート24ないし燃料タンク2側に燃料をスピルする。一方、電磁弁14がソレノイド35オフのまま故障した場合には、インジェクター10による燃料噴射にともなってコモンレール8内がより低圧となり、吐出弁25を開いてスピル通路を形成し、コモンレール8側に低圧燃料を供給可能であるため、エンジン停止という事態を回避することができる。
さらにソレノイド35をオンからオフに切り替えて、吸入弁31を「閉」とし、プランジャ33の下死点からの上昇にともなって、燃料の吐出を開始する。以後、同様の燃料吸入および吐出作用を行う。
なお、電磁弁14をオフにするタイミングを変えることにより、吐出の開始時点を制御し、燃料吐出量を可変とすることができる。
【0023】
かくして、吸入工程では、ソレノイド35のオンオフにかかわらず、プランジャ33が下降すると、バルブボディ42はバルブストッパー44に突き当たるまで最大限に開弁する。
吐出工程では、その前段として、ソレノイド35がオンでは、アーマチュア36がリターンスプリング38の付勢力に抗してバルブケース34の上方突出部34Aに吸引されているため、バルブボディ42はアーマチュア36のロッド部37に突き当たっていて、バルブボディ42が開弁しているので吐出が行われず、低圧側に燃料をスピルする。
さらにソレノイド35がオフで、リターンスプリング38によりアーマチュア36が閉弁方向に保持されており、バルブボディ42はバルブシート41の下面に突き当たり、吸入弁31が閉弁状態となって燃料の吐出が始まる。
【0024】
図5および図6は、圧力リリーフ弁22の作動時の様子を示すグラフであって、図5は、時間に対する圧力の関係を示し、図6は、同グラフの要部を拡大して示している。
図5に示すように、ポンプ室46内の圧力(図中点線)は、プランジャ33の往復動により変化し、吐出弁25の直後であって圧力リリーフ弁22直前の圧力(図中実線)は、圧力リリーフ弁22の開弁圧を周期的にこえて変化し、圧力リリーフ弁22の作用により、コモンレール8内の圧力(図5中太い点線)はほぼ一定となる。
すなわち、圧力リリーフ弁22を従来のように(図11参照)、コモンレール8に直接取り付ける場合に比較して、圧力リリーフ弁22を吐出弁25と一体的にその直後に設けることにより、吐出弁25からの吐出流量の大小にかかわらず、ポンプ室46における高圧変動を直ちに低圧側にリークしてこれを制御可能である。
とくに図6に拡大して示すように、吐出弁25の直後に位置している圧力リリーフ弁22が直ちに高圧部分を制御することができるので、コモンレール8内の圧力を、より平坦に制御可能である。
【0025】
図7は、高圧燃料ポンプ21による流量に対する制御圧力の関係を示すグラフである。
図7に示すように、高圧燃料ポンプ21の低流量域では、ポンプ室46におけるプランジャ33のオーバーシュートが小さいため、吐出弁25直後の吐出弁取付け空間51ないしはポート連通路53内の圧力と、コモンレール8内の圧力とは互いに大きな差はない。
しかして、高圧燃料ポンプ21の大流量域になるほど、ポンプ室46におけるプランジャ33のオーバーシュートが大きくなって、従来のように(図11参照)圧力リリーフ弁22をコモンレール8に装着した場合には、図7中点線で示すように、吐出弁25直後の圧力変動が大きくなり、制御圧力が上昇してしまう可能性がある。
一方、本発明のように、圧力リリーフ弁22を吐出弁25に一体化するとともにそのの直後に取り付けた場合には、圧力リリーフ弁22を取り付ける圧力リリーフ弁取付け空間52における圧力変動がコモンレール8部分より大きいので、高圧燃料ポンプ21の流量が増加して吐出弁25直後の圧力変動が大きくなっても、吐出弁取付け空間51のとなりの圧力リリーフ弁取り付け空間52に位置している圧力リリーフ弁22が直ちに圧力を制御可能であり、制御圧力が減少し、図7中実線で示すように、コモンレール8の制御圧力を平坦にし、望ましい圧力制御特性を得ることができる。
かくして、流量に対して平坦な制御圧力を得て、コモンレール8内の圧力を下がり気味にし、インジェクター10の異常噴射時などにも早めに減圧可能であるとともに、この異常時にあたって修理工場までの運搬時にも安全である。
【0026】
なお、圧力リリーフ弁22の開弁圧は、吐出ポート26から操作可能な開弁圧調整用ボール63の圧入量によりこれを調節可能であり、圧力調整が容易である。
【0027】
また、吐出弁25における吐出弁ハウジング49内の余分な空間を活用して吐出弁取付け空間51、圧力リリーフ弁取り付け空間52、ポート連通路53等を画成し、圧力リリーフ弁取り付け空間52に圧力リリーフ弁を設けるようにしたので、全体を小型軽量化および低コスト化することができる。
【0028】
さらに、吐出弁25の部分に圧力リリーフ弁22を設けない場合には、吐出弁ハウジング49とポンプハウジング23との間のシールを行うOリング67は、これを高圧シールとする必要があったが、本発明のように吐出弁25と圧力リリーフ弁22とを一体化することにより、Oリング67は、これを低圧シールとすることができる。
すなわち、吐出弁ハウジング49内が異常高圧になっても、圧力リリーフ弁22が開弁して圧力調整を行うため、吐出弁ハウジング49とポンプハウジング23との間のシールを高圧タイプにすることなく低圧タイプですむもので、燃料の外部漏れにかかわる部分を、すべて低圧タイプとすることができる。
【0029】
本発明においては、電磁弁14の構成は任意であるとともに、吐出弁25と圧力リリーフ弁22との一体構造、ないしは吐出弁25における圧力リリーフ弁22の取付け構造は任意の形態を採用可能である。
たとえば、図8は、吐出弁25への圧力リリーフ弁22の取付け形態の第1の変形例を示す要部断面図であって、この形態では、隔壁50に直交する第2の隔壁68を設けて、ここに吐出弁25のスプリングシート57および圧力リリーフ弁22のバルブスプリング62をシートさせている。
吐出弁25の開弁方向と圧力リリーフ弁22の開弁方向とは互いに逆方向であり、吐出弁25側からの高圧をポート連通路53を介して圧力リリーフ弁22のボールバルブ59が受けることになる。
なお、圧力リリーフ弁22の開弁圧は、ボールバルブシート58の圧入量によりこれを調節することができる。
【0030】
図9は、圧力リリーフ弁22の取付け形態の第2の変形例を示した要部断面図であって、この形態では、圧力リリーフ弁22を吐出弁ハウジング49の中央から偏心した位置に設けるとともに、ポート連通路53を複数本形成している。
【0031】
図10は、圧力リリーフ弁22の取付け形態の第3の変形例を示した要部断面図であって、この形態では、圧力リリーフ弁22を吐出弁ハウジング49の中央位置に設けるとともに、そのまわりに複数本のポート連通路53を放射状に形成している。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、吐出弁内に圧力リリーフ弁を一体化したので、全体を小型軽量化および低コスト化可能とするとともに、圧力リリーフ弁の交換も容易で、圧力制御ないしその調整も適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による高圧燃料ポンプ21を備えた燃料噴射装置20の概略回路図である。
【図2】同、高圧燃料ポンプ21の断面図である。
【図3】同、圧力リリーフ弁22、吐出弁25および吐出ポート26部分の拡大断面図である。
【図4】同、カムのリフト、電磁弁14への信号、吸入弁31(バルブボディ42)の動き、および燃料の吐出を示すタイミングチャート図である。
【図5】同、圧力リリーフ弁22の作動時の様子を示すグラフであって、時間に対する圧力の関係を示す。
【図6】同、圧力リリーフ弁22の作動時の様子を示すグラフであって、図5のグラフの要部を拡大して示す。
【図7】同、高圧燃料ポンプ21による流量に対する制御圧力の関係を示すグラフである。
【図8】同、吐出弁25への圧力リリーフ弁22の取付け形態の第1の変形例を示す要部断面図である。
【図9】同、圧力リリーフ弁22の取付け形態の第2の変形例を示した要部断面図である。
【図10】同、圧力リリーフ弁22の取付け形態の第3の変形例を示した要部断面図である。
【図11】従来の高圧燃料ポンプ5を備えた燃料噴射装置1の概略回路図である。
【符号の説明】
1 燃料噴射装置(図11)
2 燃料タンク
3 フィードポンプ(低圧ポンプ)
4 低圧レギュレーター
5 高圧燃料ポンプ
6 高圧配管
7 オリフィス
8 コモンレール(蓄圧器)
9 圧力リリーフ弁
10 インジェクター
11 フィルター
12 低圧ダンパー
13 高圧ポンプ部
14 電磁弁
20 燃料噴射装置(図1)
21 高圧燃料ポンプ(実施の形態、図2)
22 圧力リリーフ弁
23 ポンプハウジング
24 吸入ポート
25 吐出弁
26 吐出ポート
27 低圧ダンパー
28 高圧ポンプ部
29 燃料供給通路
30 燃料吐出通路
31 吸入弁
32 プランジャバレル
33 プランジャ
34 バルブケース
34A バルブケース34の上方突出部
35 ソレノイド
36 アーマチュア
37 アーマチュア36のロッド部
37A ロッド部37の先端部
38 リターンスプリング
39 ボール
40 ボール固定部
41 バルブシート
42 バルブボディ
43 バルブスプリング
44 バルブストッパー
45 吸入通路
46 ポンプ室
47 プランジャスプリング
48 連通口
49 吐出弁ハウジング
50 隔壁
51 吐出弁取付け空間
52 圧力リリーフ弁取り付け空間
53 ポート連通路
54 バルブシート
55 バルブボディ
56 バルブスプリング
57 スプリングシート
58 ボールバルブシート
59 ボールバルブ
60 可動スプリングシート
61 固定スプリングシート
62 バルブスプリング
63 開弁圧調整用ボール
64 連通窓
65 低圧側連通窓
66 低圧側連通路
67 Oリング
68 第2の隔壁(図8)
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a high-pressure fuel pump, and more particularly to a high-pressure fuel pump provided in a direct injection fuel injection device for directly injecting gasoline or other fuel into a combustion chamber of an internal combustion engine.
[0002]
[Prior art]
A conventional high-pressure fuel pump will be outlined based on FIG.
FIG. 11 is a schematic circuit diagram of the fuel injection device 1 including the high-pressure fuel pump 5. The fuel injection device 1 includes a fuel tank 2, a feed pump 3 (low-pressure pump), a low-pressure regulator 4, and a variable displacement. It has a high-pressure fuel pump 5 of a type, an orifice 7 provided in a high-pressure pipe 6, a common rail 8 (pressure accumulator), a pressure relief valve 9, and a plurality of injectors 10.
[0003]
The feed pump 3 is driven by an electric motor (not shown) or the like, and supplies fuel such as gasoline to the high-pressure fuel pump 5.
The low pressure regulator 4 controls the pressure of the fuel by the feed pump 3.
[0004]
The high-pressure fuel pump 5 has a filter 11, a low-pressure damper 12, and a high-pressure pump unit 13.
An electromagnetic valve 14 is provided integrally with the high-pressure pump unit 13.
[0005]
In the fuel injection device 1 and the high-pressure fuel pump 5 having such a configuration, the fuel pressurized by the high-pressure fuel pump 5 is supplied to the common rail 8 through the high-pressure pipe 6 and the orifice 7, and the common rail 8 is supplied according to the fuel injection from the injector 10. The high-pressure fuel pump 5 is operated so as to maintain the pressure in the common rail 8 within a predetermined range, and the abnormal pressure in the common rail 8 is opened by opening the pressure relief valve 9 as a safety valve, and the high-pressure fuel pump 5 (high-pressure fuel pump 5) is opened. The pressure is released to the low pressure side of the pump section 13) to control the pressure.
[0006]
In a conventional high-pressure pump, for example, in Patent Document 1, such a pressure relief valve (safety valve) is provided in a pump housing.
However, since the pressure relief valve 9 is provided in the pump housing, there are problems that the pump housing is correspondingly enlarged and it is difficult to adjust the opening pressure of the pressure relief valve.
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-11-230025
[Problems to be solved by the invention]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above problems, and has as its object to provide a high-pressure fuel pump incorporating a pressure relief valve without increasing the size of a high-pressure fuel pump or its pump housing.
[0009]
Another object of the present invention is to provide a high-pressure fuel pump that can easily adjust the valve opening pressure of a pressure relief valve.
[0010]
It is another object of the present invention to provide a high-pressure fuel pump in which a pressure relief valve is incorporated in a discharge valve portion of a high-pressure fuel pump so that the whole can be reduced in size and weight.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
That is, the present invention focuses on integrating the pressure relief valve into the discharge valve of the high-pressure fuel pump instead of attaching it to the common rail (accumulator), and sucks the fuel from the fuel tank from the suction valve into the pump chamber. A high-pressure fuel pump having a plunger that discharges the fuel at a high pressure from a discharge valve to a pressure accumulator, and an electromagnetic valve that controls opening and closing of the suction valve, wherein the pressure accumulator is disposed in a discharge valve housing of the discharge valve. And a pressure relief valve capable of controlling the pressure of the fuel pump.
[0012]
By providing a partition in the discharge valve housing, a discharge valve mounting space in which the discharge valve can be incorporated, a pressure relief valve mounting space in which the pressure relief valve can be incorporated, and a port communication passage capable of communicating with the pressure accumulator. And can be defined.
[0013]
The pressure relief valve can control the pressure immediately after the discharge valve.
[0014]
In the high-pressure fuel pump according to the present invention, since the pressure relief valve is integrated with the discharge valve of the high-pressure fuel pump, the fuel injection device or the whole high-pressure fuel pump can be reduced in size without providing a pressure relief valve on the common rail. In addition to achieving weight reduction, the control pressure by the pressure relief valve can be made as flat as possible.
Further, it is possible to easily adjust the valve opening pressure of the pressure relief valve at the discharge valve portion.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, a high-pressure fuel pump according to an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. However, the same parts as those in FIG. 11 are denoted by the same reference numerals, and the detailed description thereof is omitted.
FIG. 1 is a schematic circuit diagram of a fuel injection device 20 provided with the high-pressure fuel pump. In the fuel injection device 20, like the fuel injection device 1 of FIG. , A low-pressure regulator 4, a variable-pressure high-pressure fuel pump 21, an orifice 7 provided in the high-pressure pipe 6, a common rail 8, and a plurality of injectors 10. Incorporated in.
[0016]
FIG. 2 is a sectional view of the high-pressure fuel pump 21. The high-pressure fuel pump 21 has a pump housing 23 provided with a suction port 24, a discharge valve 25 and a discharge port 26, a low-pressure damper 27, and a high-pressure fuel pump 21. And a pump unit 28.
The low-pressure damper 27 is provided facing the fuel supply passage 29, and a high-pressure pump 28 is provided between the fuel supply passage 29 and the fuel discharge passage 30.
[0017]
The high-pressure pump unit 28 includes the electromagnetic valve 14, a suction valve 31, a plunger barrel 32, and a plunger 33.
[0018]
The solenoid valve 14 is classified into a normally open type in which the suction valve 31 is "open" in the non-excited state and a normally closed type in which the suction valve 31 is "closed" in the non-excited state. The solenoid valve 14 shown in FIG. 2 is of a normally closed type, and includes a valve case 34, a solenoid 35, an armature 36 and an integral rod 37, a return spring 38, a ball 39, The armature 36 is sucked into the valve case 34 when the solenoid 35 is turned on, having the ball fixing portion 40 and the valve seat 41.
The suction valve 31 is provided facing the tip of the armature 36 (the tip 37A of the rod 37).
[0019]
The suction valve 31 has a valve body 42, a valve spring 43, and a valve stopper 44.
A suction passage 45 is formed in the valve seat 41, and the valve body 42 of the suction valve 31 lifts from the lower surface of the valve seat 41 and seats on the lower surface, so that the suction passage 45 can be opened and closed.
The plunger barrel 32 accommodates the plunger 33 so as to be reciprocally slidable in the axial direction, and forms a pump chamber 46 communicating with the fuel discharge passage 30 and the suction valve 31 between the plunger 33 and the top. A plunger spring 47 is provided below the plunger 33. The valve stopper 44 has a communication port 48 communicating with the pump chamber 46.
The plunger 33 is driven by a cam (not shown) of the engine to perform a fuel compression operation in the pump chamber 46.
[0020]
FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view of the pressure relief valve 22, the discharge valve 25, and the discharge port 26. In the discharge valve 25, the inside of the discharge valve housing 49 from the fuel discharge passage 30 to the discharge port 26 is formed by a partition wall 50. A discharge valve mounting space 51, a pressure relief valve mounting space 52, and a port communication passage 53 are defined.
In the discharge valve mounting space 51, a valve seat 54, a valve body 55, a valve spring 56, and a spring seat 57 are provided as the discharge valve 25.
In the pressure relief valve mounting space 52, as the pressure relief valve 22, a ball valve seat 58, a ball valve 59, a movable spring seat 60 and a fixed spring seat 61, a valve spring 62, and a valve opening pressure adjusting ball 63 The communication window 64 of the spring seat 57 and the low pressure side communication window 65 of the discharge valve housing 49 can be communicated with each other by the lift of the ball valve 59 from the ball valve seat 58. The low pressure side communication passage 66 between the housing 49 and the pump housing 23 can communicate with the fuel supply passage 29 so that pressure is released to the low pressure side.
An O-ring 67 is provided between the discharge valve housing 49 and the pump housing 23 as a seal member.
[0021]
The operation of fuel intake and discharge by the fuel injection device 20, the high-pressure fuel pump 21, and the normally closed type solenoid valve 14 having such a configuration will be described.
The plunger 33 performs a suction operation of the fuel into the pump chamber 46 and a discharge operation from the pump chamber 46, and controls the timing of the fuel discharge by turning on and off the solenoid valve 14, thereby making the fuel discharge capacity variable.
FIG. 4 is a timing chart showing the lift of the cam, the signal to the solenoid valve 14, the movement of the suction valve 31 (valve body 42), and the discharge of fuel. In the excited state, the armature 36 is separated from the valve case 34 by the urging force of the return spring 38, the top of the rod 37 abuts against the ball 39, and the rod 37 is positioned inward from the lower surface of the valve seat 41. The suction passage 45 is closed by the urging force of the valve spring 43 (and the high pressure of the pump chamber 46 in the compression step by the plunger 33) of the valve body 42 of the suction valve 31.
Therefore, with the solenoid 35 turned off, the plunger 33 moves up, and the operation of discharging fuel from the pump chamber 46 to the discharge valve 25 via the fuel discharge passage 30 can be performed.
[0022]
When the solenoid 35 is turned on and the armature 36 is lifted (down) until it comes into contact with the upper surface of the valve case 34, the distal end portion 37A of the rod portion 37 slightly projects toward the suction valve 31, and the valve body of the suction valve 31 The suction passage 45 is slightly "opened" against the urging force of the valve spring 43 so that a spill passage that enables low-pressure spill can be formed.
The low pressure spill state refers to a state in which fuel is supplied from the pump chamber 46 to the low pressure side due to the fuel compression action of the plunger 33. Therefore, when the solenoid valve 14 is operating in a normal state, the common rail 8 side is at a high pressure, so that the discharge valve 25 is not opened and the suction port 31 or the fuel tank is moved from the suction valve 31 (suction passage 45) side. Spill fuel on two sides. On the other hand, if the solenoid valve 14 fails while the solenoid 35 is off, the pressure in the common rail 8 becomes lower due to the fuel injection by the injector 10, the discharge valve 25 is opened to form a spill passage, and the low pressure is applied to the common rail 8 side. Since the fuel can be supplied, it is possible to avoid a situation in which the engine is stopped.
Further, the solenoid 35 is switched from on to off, the suction valve 31 is closed, and the discharge of fuel is started with the rise of the plunger 33 from the bottom dead center. Thereafter, the same fuel suction and discharge operations are performed.
By changing the timing at which the electromagnetic valve 14 is turned off, the start point of the discharge can be controlled, and the fuel discharge amount can be made variable.
[0023]
Thus, in the suction process, regardless of whether the solenoid 35 is on or off, when the plunger 33 is lowered, the valve body 42 is opened to the maximum until it comes into contact with the valve stopper 44.
In the discharge step, as a preceding stage, when the solenoid 35 is turned on, the armature 36 is attracted to the upper protruding portion 34A of the valve case 34 against the urging force of the return spring 38, so that the valve body 42 is connected to the rod of the armature 36. Since the valve body 42 is in contact with the portion 37 and the valve body 42 is open, discharge is not performed and fuel is spilled to the low pressure side.
Further, the solenoid 35 is turned off, the armature 36 is held in the valve closing direction by the return spring 38, the valve body 42 abuts against the lower surface of the valve seat 41, the suction valve 31 is closed, and fuel discharge starts. .
[0024]
5 and 6 are graphs showing the state of the pressure relief valve 22 at the time of operation. FIG. 5 shows the relationship between time and pressure, and FIG. 6 shows an enlarged part of the graph. I have.
As shown in FIG. 5, the pressure in the pump chamber 46 (dotted line in the figure) changes due to the reciprocating motion of the plunger 33, and the pressure immediately after the discharge valve 25 and immediately before the pressure relief valve 22 (solid line in the figure) is The pressure in the common rail 8 (thick dotted line in FIG. 5) becomes substantially constant by the action of the pressure relief valve 22.
That is, as compared with the conventional case where the pressure relief valve 22 is directly attached to the common rail 8 as shown in FIG. Irrespective of the magnitude of the discharge flow rate from the pump, high-pressure fluctuations in the pump chamber 46 can be immediately leaked to the low-pressure side and controlled.
In particular, as shown in an enlarged manner in FIG. 6, the pressure relief valve 22 located immediately after the discharge valve 25 can immediately control the high pressure portion, so that the pressure in the common rail 8 can be controlled more flatly. is there.
[0025]
FIG. 7 is a graph showing the relationship between the flow rate of the high-pressure fuel pump 21 and the control pressure.
As shown in FIG. 7, in the low flow rate region of the high-pressure fuel pump 21, since the overshoot of the plunger 33 in the pump chamber 46 is small, the pressure in the discharge valve mounting space 51 immediately after the discharge valve 25 or the port communication passage 53 and There is no significant difference from the pressure in the common rail 8.
However, the overshoot of the plunger 33 in the pump chamber 46 increases as the flow rate of the high-pressure fuel pump 21 increases, and when the pressure relief valve 22 is mounted on the common rail 8 as in the related art (see FIG. 11). As shown by the dotted line in FIG. 7, there is a possibility that the pressure fluctuation immediately after the discharge valve 25 becomes large and the control pressure rises.
On the other hand, when the pressure relief valve 22 is integrated with the discharge valve 25 and is mounted immediately after the pressure relief valve 22 as in the present invention, the pressure fluctuation in the pressure relief valve mounting space 52 in which the pressure relief valve 22 is mounted causes the pressure fluctuation in the common rail 8 portion. Therefore, even if the flow rate of the high-pressure fuel pump 21 increases and the pressure fluctuation immediately after the discharge valve 25 increases, the pressure relief valve 22 located in the pressure relief valve mounting space 52 next to the discharge valve mounting space 51 Can immediately control the pressure, the control pressure decreases, and as shown by the solid line in FIG. 7, the control pressure of the common rail 8 can be flattened, and desired pressure control characteristics can be obtained.
In this way, a flat control pressure is obtained with respect to the flow rate, the pressure in the common rail 8 is gradually lowered, and the pressure can be reduced promptly even when the injector 10 is abnormally injected. Sometimes safe.
[0026]
The valve opening pressure of the pressure relief valve 22 can be adjusted by the amount of press-fit of the valve opening pressure adjusting ball 63 operable from the discharge port 26, and the pressure adjustment is easy.
[0027]
Further, a discharge valve mounting space 51, a pressure relief valve mounting space 52, a port communication passage 53, and the like are defined by utilizing an extra space in the discharge valve housing 49 of the discharge valve 25, and a pressure is applied to the pressure relief valve mounting space 52. Since the relief valve is provided, the whole can be reduced in size and weight and cost can be reduced.
[0028]
Further, when the pressure relief valve 22 is not provided in the portion of the discharge valve 25, the O-ring 67 for sealing between the discharge valve housing 49 and the pump housing 23 needs to be a high-pressure seal. By integrating the discharge valve 25 and the pressure relief valve 22 as in the present invention, the O-ring 67 can be used as a low-pressure seal.
In other words, even if the pressure inside the discharge valve housing 49 becomes abnormally high, the pressure relief valve 22 opens to adjust the pressure, so that the seal between the discharge valve housing 49 and the pump housing 23 does not have to be a high pressure type. A low-pressure type is sufficient, and all parts relating to external leakage of fuel can be of a low-pressure type.
[0029]
In the present invention, the configuration of the solenoid valve 14 is arbitrary, and the integral structure of the discharge valve 25 and the pressure relief valve 22 or the mounting structure of the pressure relief valve 22 in the discharge valve 25 can adopt any form. .
For example, FIG. 8 is a cross-sectional view of a main part showing a first modification of the mode of attaching the pressure relief valve 22 to the discharge valve 25. In this mode, a second partition 68 orthogonal to the partition 50 is provided. Here, the spring seat 57 of the discharge valve 25 and the valve spring 62 of the pressure relief valve 22 are seated.
The opening direction of the discharge valve 25 and the opening direction of the pressure relief valve 22 are opposite to each other, and the ball valve 59 of the pressure relief valve 22 receives high pressure from the discharge valve 25 side via the port communication passage 53. become.
The valve opening pressure of the pressure relief valve 22 can be adjusted by the amount of press-fit of the ball valve seat 58.
[0030]
FIG. 9 is a cross-sectional view of a principal part showing a second modification of the mounting mode of the pressure relief valve 22. In this embodiment, the pressure relief valve 22 is provided at a position eccentric from the center of the discharge valve housing 49. , A plurality of port communication passages 53 are formed.
[0031]
FIG. 10 is a cross-sectional view of a principal part showing a third modification of the mounting mode of the pressure relief valve 22. In this embodiment, the pressure relief valve 22 is provided at a central position of the discharge valve housing 49, and around the same. A plurality of port communication paths 53 are formed radially.
[0032]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the pressure relief valve is integrated into the discharge valve, the whole can be reduced in size and weight and the cost can be reduced, and the pressure relief valve can be easily replaced. Adjustments can also be made appropriately.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic circuit diagram of a fuel injection device 20 including a high-pressure fuel pump 21 according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a sectional view of the high-pressure fuel pump 21;
FIG. 3 is an enlarged sectional view of a pressure relief valve 22, a discharge valve 25, and a discharge port 26 in the same manner.
FIG. 4 is a timing chart showing a lift of a cam, a signal to an electromagnetic valve 14, movement of a suction valve 31 (valve body 42), and discharge of fuel.
FIG. 5 is a graph showing a state when the pressure relief valve 22 is actuated, showing a relationship between time and pressure.
FIG. 6 is a graph showing the state of the pressure relief valve 22 during operation, and shows a main part of the graph of FIG. 5 in an enlarged manner.
FIG. 7 is a graph showing a relationship between a control pressure and a flow rate by the high-pressure fuel pump 21;
FIG. 8 is a cross-sectional view of a main part showing a first modified example of an attachment form of the pressure relief valve 22 to the discharge valve 25.
FIG. 9 is a cross-sectional view of a main part showing a second modified example of the mounting form of the pressure relief valve 22.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a main part showing a third modified example of the mounting form of the pressure relief valve 22.
FIG. 11 is a schematic circuit diagram of a fuel injection device 1 including a conventional high-pressure fuel pump 5.
[Explanation of symbols]
1. Fuel injection device (Fig. 11)
2 Fuel tank 3 Feed pump (low pressure pump)
4 Low pressure regulator 5 High pressure fuel pump 6 High pressure pipe 7 Orifice 8 Common rail (accumulator)
9 Pressure relief valve 10 Injector 11 Filter 12 Low pressure damper 13 High pressure pump unit 14 Solenoid valve 20 Fuel injection device (FIG. 1)
21 High-pressure fuel pump (embodiment, FIG. 2)
22 Pressure relief valve 23 Pump housing 24 Suction port 25 Discharge valve 26 Discharge port 27 Low pressure damper 28 High pressure pump unit 29 Fuel supply passage 30 Fuel discharge passage 31 Suction valve 32 Plunger barrel 33 Plunger 34 Valve case 34A Upper projection of valve case 34 35 Solenoid 36 Armature 37 Rod part 37A of armature 36 Tip part 38 of rod part 37 Return spring 39 Ball 40 Ball fixing part 41 Valve seat 42 Valve body 43 Valve spring 44 Valve stopper 45 Suction passage 46 Pump chamber 47 Plunger spring 48 Communication port 49 Discharge valve housing 50 Partition wall 51 Discharge valve mounting space 52 Pressure relief valve mounting space 53 Port communication passage 54 Valve seat 55 Valve body 56 Valve spring G 57 spring seat 58 ball valve seat 59 ball valve 60 movable spring seat 61 fixed spring seat 62 valve spring 63 valve opening pressure adjustment ball 64 communication window 65 low pressure side communication window 66 low pressure side communication passage 67 O-ring 68 second partition (FIG. 8)

Claims (3)

燃料タンクからの燃料を吸入弁からポンプ室に吸い込むとともにこの燃料を高圧として吐出弁から蓄圧器に吐出するプランジャと、
前記吸入弁を開閉制御する電磁弁と、を有する高圧燃料ポンプであって、
前記吐出弁の吐出弁ハウジング内に、前記蓄圧器の圧力を制御可能な圧力リリーフ弁を設けたことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
A plunger that draws fuel from a fuel tank from a suction valve into a pump chamber and discharges the fuel as high pressure from a discharge valve to a pressure accumulator;
An electromagnetic valve that controls the opening and closing of the suction valve.
A high-pressure fuel pump, wherein a pressure relief valve capable of controlling the pressure of the accumulator is provided in a discharge valve housing of the discharge valve.
前記吐出弁ハウジング内に隔壁を設けることにより、
前記吐出弁を組み込み可能な吐出弁取付け空間と、
前記圧力リリーフ弁を組み込み可能な圧力リリーフ弁取付け空間と、
前記蓄圧器に連通可能なポート連通路と、を画成することを特徴とする請求項1記載の高圧燃料ポンプ。
By providing a partition in the discharge valve housing,
A discharge valve mounting space in which the discharge valve can be incorporated,
A pressure relief valve mounting space in which the pressure relief valve can be incorporated,
The high-pressure fuel pump according to claim 1, wherein a port communication passage that can communicate with the pressure accumulator is defined.
前記圧力リリーフ弁は、前記吐出弁直後の圧力を制御可能であることを特徴とする請求項1記載の高圧燃料ポンプ。The high pressure fuel pump according to claim 1, wherein the pressure relief valve is capable of controlling a pressure immediately after the discharge valve.
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