JP2004215358A - Polyphase motor device - Google Patents
Polyphase motor device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004215358A JP2004215358A JP2002380300A JP2002380300A JP2004215358A JP 2004215358 A JP2004215358 A JP 2004215358A JP 2002380300 A JP2002380300 A JP 2002380300A JP 2002380300 A JP2002380300 A JP 2002380300A JP 2004215358 A JP2004215358 A JP 2004215358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- motor device
- coil
- insulating member
- phase motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ステータコイルを簡単な構造で冷却可能な多相モータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータ等の回転電機は、回転磁界を発生させるための複数のコイルを備えた中空円筒状のアウターコアと、当該アウターコアの内側に設けられ、アウターコアによって発生された回転磁界の作用により回転トルクを発生する複数の永久磁石を備えたインナーコアとを含む。一般的な回転電機では、アウターコアがハウジング等に固定されたステータを形成し、当該ステータに対してインナーコアがロータを形成する。
【0003】
たとえば、回転電機が三相構成の場合、コイルは、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルに分類され、各相のコイルの巻始め側には、電力供給を行なう電力ケーブル端子台からのU相電力線、V相電力線およびW相電力線がそれぞれ接続される。一方、各相コイルの巻終り側は、中性点を形成するための中性点バスバーが接続される。
【0004】
このような三相モータにおいて、中性点バスバーを介してU相コイル、V相コイルおよびW相コイルを冷却する冷却機構が特開2000−197311号公報に開示されている。図22は、特開2000−197311号公報に開示されているステータの端面を示す。
【0005】
図22を参照して、ステータ10は、アウターコア12と、コイル16a,16bとを含む。アウターコア12は、中空の円筒形状を有する。コイル16a,16bは、アウターコア12の内周に等間隔で配置されたティース14を跨ぐように配置された回転磁界発生用のコイルである。コイル16a,16bは、ティース14を跨いで隣接するティース14間に形成された略扇型形状のスロットに容易に挿入できるように、別工程で巻き型等を用いて巻回される。そして、コイル16aは、略台形形状の断面形状を有し、コイル16bは、略平行四辺形形状の断面形状を有する。
【0006】
各コイル16a,16bは、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルに分類される。各相コイルの巻始め側(U+,V+,W+)は、それぞれ、U相電力線18a、V相電力線18b、およびW相電力線18cを介して電力供給端子台(図示せず)に接続される。
【0007】
一方、各相コイルの巻終り側(U−,V−,W−)は、略リング状の中性点用バスバー20から突出した接続片20aにビス止め等により電気的に接続され、中性点を形成する。
【0008】
そして、コイル16a,16bおよび中性点用バスバー20を樹脂モールドすることにより、コイル16a,16bを固定する。この場合、樹脂モールドは、コイル16a,16bと中性点用バスバー20との間に挿入され、中性点用バスバー20は、樹脂モールドに接する。
【0009】
一方、中性点用バスバー20は、中空形状から成り、流入口20bおよび流出口20cを有する。そして、オイルタンク(図示せず)からポンプ等を用いて圧送される絶縁オイルは、流入口20bから中性点用バスバー20に流入し、流出口20cから再びオイルタンクに戻される。
【0010】
絶縁オイルは、中性点用バスバー20を通過中に接続片20aに接続されたコイル16a,16bの巻終り側を介してコイル16a,16bで発生した熱を吸収する。その結果、コイル16a,16bは冷却される。また、接続片20a以外の部分でも、樹脂モールドに伝導した熱は、中性点用バスバー20の表面を介して吸収される。そして、熱を吸収した絶縁オイルは、中性点用バスバー20の流出口20cから排出される。
【0011】
このように、特開2000−197311号公報に開示された冷却機構は、中性点用バスバー20中に絶縁オイルを循環させることにより、コイル16a,16bの巻終り側、およびコイル16a,16bに接する樹脂モールドを介してコイル16a,16bを冷却する。
【0012】
【特許文献1】
特開2000−197311号公報
【0013】
【特許文献2】
特開平5−292703号公報
【0014】
【特許文献3】
特開平11−206183号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のコイルの冷却機構では、冷却媒体である絶縁オイルが循環する中性点用バスバーは、コイルの巻終り側および樹脂モールドを介してコイルで発生した熱を吸収するため、冷却機構が複雑になる可能性がある。
【0016】
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、樹脂モールドを使用せずに簡単な構造でコイルを冷却可能な多相モータ装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
この発明によれば、多相モータ装置は、ロータと、ステータと、バスバーと、絶縁部材と、冷却部とを備える。バスバーは、ステータのステータコイルの一方端が接続され、モータ中性点を構成する。そして、バスバーは、リング形状からなる。絶縁部材は、ステータコイルとバスバーとの間に、ステータコイルおよびバスバーに接して設けられる。そして、絶縁部材は、熱伝導性を有する。冷却部は、バスバーを冷却する。
【0018】
好ましくは、冷却部は、バスバーの外面に冷却用流体を供給する流体供給部である。
【0019】
好ましくは、バスバーは、外面に流体の流れを乱す小突起を有する。
好ましくは、小突起のピッチと小突起の高さとの比は、7〜10:1である。
【0020】
好ましくは、バスバーは、ヒートシンク構造から成る。
好ましくは、冷却部は、熱伝導性を有するもう1つの絶縁部材と、冷却水循環部とを含む。そして、バスバーは、もう1つの絶縁部材を介して冷却水循環部に放熱する。
【0021】
好ましくは、冷却部は、当該多相モータの下部に設けられた油たまりと、油たまりに溜められた油とを含む。そして、バスバーは、油たまりに溜められた油に侵っている。
【0022】
好ましくは、冷却部は、バスバーカバーと、冷媒とを含む。バスバーカバーは、バスバーを内包する。冷媒は、バスバーカバー内に供給される。
【0023】
好ましくは、バスバーは、その表面に撥水性物質を塗布され、またはその表面を撥水性物質によってコーティングされる。
【0024】
好ましくは、絶縁部材およびもう1つの絶縁部材は、基準値よりも大きい熱伝導率を有する。
【0025】
この発明によれば、コイルの一方端が接続され、中性点を構成するリング形状のバスバーは、コイルで発生した熱を絶縁部材を介して受ける経路とコイルの一方端から直接流入する経路との2つの経路を持つ。そして、バスバーは、冷却部によって強制冷却されることによってコイルからの熱を放熱する。
【0026】
したがって、この発明によれば、樹脂モールドを使用せずに簡単な構成でコイルを冷却できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0028】
[実施の形態1]
図1を参照して、実施の形態1による多相モータ装置100は、ロータシャフト30と、ロータコア40と、磁石41と、ステータコア50と、コイル51と、ファン60と、熱伝導性絶縁部材70と、バスバー80とを備える。
【0029】
ロータコア40は、ロータシャフト30の周りに固定されている。磁石41は、ロータコア40の外周部に配置される。ステータコア50は、ロータコア40に対向してロータコア40の外側に配置される。そして、ステータコア50は、多相モータ装置100のハウジング(図示せず)に固定される。コイル51は、ステータコア50に巻回される。そして、コイル51は、一方端(端子)51aが圧着端子52に接続され、他方端がバスバー80に接続される。圧着端子52は、電力線(図示せず)を介して電力を受ける。
【0030】
ファン60は、ロータシャフト30の一方端に固定される。そして、ファン60は、ロータシャフト30の回転に伴って回転し、矢印31で示す方向に空気流を発生する。
【0031】
熱伝導性絶縁部材70は、リング形状から成り、コイル51に接して配置される。熱伝導性絶縁部材70は、たとえば、6W/mK程度の熱伝導率を有する。この熱伝導率は、樹脂モールドの熱伝導率(1W/mK)よりも大きい。また、熱伝導性絶縁部材70は、たとえば、0.3〜0.5mmの範囲の厚さを有する。バスバー80は、リング形状から成り、熱伝導性絶縁部材70に接して配置される。そして、バスバー80は、コイル51で発生した熱を熱伝導性絶縁部材70と、中性点を形成するためにバスバー80に接続されたコイル51の銅線とを介して受け、ファン60によって発生された空気流によって強制冷却される。
【0032】
図2は、三相モータのステータの端面を示す。図2を参照して、コイル510〜517は、U相コイルを構成し、コイル520〜527は、V相コイルを構成し、コイル530〜537は、W相コイルを構成する。コイル510〜517,520〜527,530〜537の各々は、略円弧形状から成る。コイル510〜517は、最外周に配置される。コイル520〜527は、コイル510〜517の内側であって、それぞれ、コイル510〜517に対して円周方向に一定距離だけずれた位置に配置される。コイル530〜537は、コイル520〜527の内側であって、それぞれ、コイル520〜527に対して円周方向に一定距離だけずれた位置に配置される。
【0033】
コイル510〜517,520〜527,530〜537の各々は、対応する複数のティースの各々に直列に巻回される。たとえば、コイル510は、ティース1〜5に対応する。そして、コイル510は、ティース1〜5の全体に外周から所定回数巻回されて形成される。
【0034】
コイル511〜517,520〜527,530〜537についても、それぞれ対応するティースにコイル510と同じようにして形成される。
【0035】
コイル510〜513は、直列に接続され、一方端が端子U1であり、他方端が中性点UN1である。コイル514〜517は、直列に接続され、一方端が端子U2であり、他方端が中性点UN2である。
【0036】
コイル520〜523は、直列に接続され、一方端が端子V1であり、他方端が中性点VN1である。コイル524〜527は、直列に接続され、一方端が端子V2であり、他方端が中性点VN2である。
【0037】
コイル530〜533は、直列に接続され、一方端が端子W1であり、他方端が中性点WN1である。コイル534〜537は、直列に接続され、一方端が端子W2であり、他方端が中性点WN2である。
【0038】
図3は、図2に示す結線図の展開図を示す。図2においては、U相コイルを構成するコイル510〜517の2つの端子(U,U)を識別するために、U1,U2とし、V相コイルを構成するコイル520〜527の2つの端子(V,V)を識別するために、V1,V2とし、W相コイルを構成するコイル530〜537の2つの端子(W,W)を識別するために、W1,W2としたが、実際は、1つの端子U,V,Wである。
【0039】
図4は、図1に示す多相モータ装置100をファン60側から見た平面図を示す。直列に接続されたコイル510〜513の一方端U1と、直列に接続されたコイル514〜517の一方端U2とは、端子51Uを構成する。直列に接続されたコイル520〜523の一方端V1と、直列に接続されたコイル524〜527の一方端V2とは、端子51Vを構成する。直列に接続されたコイル530〜533の一方端W1と、直列に接続されたコイル534〜537の一方端W2とは、端子51Wを構成する。そして、端子51U,51V,51Wは、それぞれ、圧着端子52U,52V,52Wに接続される。
【0040】
直列に接続されたコイル510〜513の他方端は、バスバー80に接続され、中性点UN1を構成する。直列に接続されたコイル514〜517の他方端は、バスバー80に接続され、中性点UN2を構成する。
【0041】
直列に接続されたコイル520〜523の他方端は、バスバー80に接続され、中性点VN1を構成する。直列に接続されたコイル524〜527の他方端は、バスバー80に接続され、中性点VN2を構成する。
【0042】
直列に接続されたコイル530〜533の他方端は、バスバー80に接続され、中性点WN1を構成する。直列に接続されたコイル534〜537の他方端は、バスバー80に接続され、中性点WN2を構成する。
【0043】
バスバー80への他方端子の接続は、溶接、半田付け、およびビス止め等のいずれかの方法により行なわれる。
【0044】
つまり、バスバー80は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルの中性点を構成する。
【0045】
U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを構成するコイル510〜517,520〜527,530〜537は、図2に示すように円形に配置されるので、バスバー80は、図4に示すように所定の幅WDを有するリング形状から成る。所定の幅WDは、コイル510〜517,520〜527,530〜537が配置される領域をカバーできるように決定される。
【0046】
再び、図1を参照して、多相モータ装置100が駆動されると、インバータ(図示せず)によってコイル51(U相コイル、V相コイルおよびW相コイルから成る。)に電流が流され、ステータコア50およびコイル51は、回転用磁界を発生する。そして、ロータコア40および磁石41は、ステータコア50およびコイル51からの回転用磁界を受け、ステータコア50の内側で回転する。
【0047】
これにより、ロータシャフト30およびファン60が回転する。そして、ファン60は、空気流を発生し、バスバー80を強制冷却する。バスバー80は、電流が流れることによりコイル51に発生した熱を、熱伝導性絶縁部材70や中性点を形成するためにバスバー80に接続されたコイル51の銅線を介して吸収し、その吸収した熱を空気流によって強制冷却されることにより放出する。
【0048】
このように、多相モータ装置100においては、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルの中性点を構成し、かつ、コイル51で発生した熱を受けるバスバー80を、モータを駆動することにより発生した空気流によって強制冷却する。したがって、樹脂モールドを使用せずに簡単な構成でコイル51を冷却できる。
【0049】
また、多相モータ装置100は、次の特徴を有する。多相モータ装置100においては、コイル51とバスバー80との距離は、熱伝導性絶縁部材70の厚さで決定される。そして、熱伝導性絶縁部材70は、上述したように0.3〜0.5mmの範囲の厚さを有するので、コイル51とバスバー80との距離を小さくでき、また、コイル51とバスバー80との距離を径方向にわたって均一にできるという特徴がある。
【0050】
これに対して、樹脂モールドを使用した場合、バスバーとコイルとの間に樹脂を充填する必要があるため、バスバーとコイルとの距離を小さくすることが困難である。樹脂モールドを使用する場合、バスバーとコイルとを成形器にセットし、樹脂を射出成形する。したがって、バスバーとコイルとの距離を小さくすると、射出成形するときの圧力が大きくなり、成形装置が大型化するなどのコストアップの問題が生じたり、あるいはバスバーとコイルとの位置決めが困難になるという問題が生じ得る。その結果、バスバーとコイルとの距離を、ある程度大きく設定する必要がある。
【0051】
多相モータ装置100においては、樹脂モールドを使用しないので、これらの問題はなく、簡単は構成でコイルを冷却できる。
【0052】
図5は、実施の形態1による多相モータ装置の他の例を示す。図5を参照して、多相モータ装置101は、ロータシャフト30と、ロータコア40と、磁石41と、ステータコア50と、コイル51と、熱伝導性絶縁部材71と、バスバー81とを備える。
【0053】
ロータシャフト30、ロータコア40、磁石41、ステータコア50およびコイル51については上述したとおりである。熱伝導性絶縁部材71は、断面形状が鉤型形状から成り、コイル51の2つの端面に接するように配置される。バスバー81は、断面形状が鉤型形状から成り、熱伝導性絶縁部材71に接するように配置される。そして、バスバー81は、多相モータ装置101の外部に設けられたコンプレッサー90からの空気流を配管91を介して受ける。
【0054】
熱伝導性絶縁部材71およびバスバー81がコイル51に接する面積は、熱伝導性絶縁部材70およびバスバー80がコイル51に接する面積よりも大きいので、多相モータ装置101においては、さらに、コイル51の冷却能力を高くできる。
【0055】
上記においては、バスバー80,81を強制冷却する媒体は、空気流であると説明したが、この発明においては、これに限らず、バスバー80,81は、絶縁オイル等の油によって冷却されてもよい。この場合、ポンプ等の圧送手段を用いて油をバスバー80,81に吹き付ける。
【0056】
[実施の形態2]
図6を参照して、実施の形態2による多相モータ装置102は、多相モータ装置100のファン60を削除し、バスバー80をバスバー82に代えたものであり、その他は、多相モータ装置100と同じである。バスバー82は、その表面に突起物821を有する。突起物821の高さhに対する突起物821のピッチPの比(P/h)は、7〜10の範囲である。7〜10の範囲の比は、流体を矢印32の方向に流した場合に乱流が発生する比である。バスバー82の表面で乱流が発生することにより、バスバー82の冷却効果がさらに向上する。
【0057】
突起物821の断面形状は、三角形、四角形、台形、および鋸歯形のいずれの形状であってもよい。
【0058】
図7は、バスバー82の平面図である。突起物821が同心円状に形成される。
【0059】
再び、図6を参照して、コンプレッサー90からの空気流は、配管91を介してバスバー82の突起物821に吹き付けられる。そして、空気流は、バスバー82の表面で乱流を起こし、バスバー82を強制冷却する。これにより、コイル51は冷却される。
【0060】
空気に代えて絶縁オイル等の油をバスバー82の突起物821に吹き付けてもよい。
【0061】
その他は、実施の形態1と同じである。
[実施の形態3]
図8を参照して、実施の形態3による多相モータ装置103は、多相モータ装置102のバスバー82をバスバー83に代えたものであり、その他は、多相モータ装置102と同じである。
【0062】
バスバー83は、ヒートシンクから成る。コンプレッサー90からの空気流は、配管91を介してバスバー83へ吹き付けられる。そして、空気流は、ヒートシンク状のバスバー83を強制冷却する。
【0063】
また、実施の形態3による多相モータ装置は、図9に示す多相モータ装置104であってもよい。図9を参照して、多相モータ装置104は、多相モータ装置102の熱伝導性絶縁部材70を熱伝導性絶縁部材71に代え、バスバー82をバスバー84に代えたものであり、その他は、多相モータ装置102と同じである。
【0064】
熱伝導性絶縁部材71については上述したとおりである。バスバー84は、略鉤型形状から成り、熱伝導性絶縁部材71の面71a側を多板化した構造を有する。そして、空気流は、バスバー84の多板化した構造部分に吹き付けられる。
【0065】
さらに、実施の形態3による多相モータ装置は、図10に示す多相モータ装置105であってもよい。図10を参照して、多相モータ装置105は、多相モータ装置102のバスバー82をバスバー85に代えたものであり、その他は、多相モータ装置102と同じである。
【0066】
バスバー85は、その表面にフィンを有する。そして、フィンは、四角フィン、三角フィンおよびピンフィンのいずれかであればよい。バスバー85の表面に形成されるフィンの個数は、多相モータ装置105の使用条件に応じて設定される。
【0067】
上述したように、実施の形態3による多相モータ装置103〜105は、中性点を構成するバスバーをヒートシンク化または多板化し、またはバスバーの表面にフィンを形成した。したがって、放熱面積が増加し、コイル51の冷却能力がさらに向上する。
【0068】
その他は、実施の形態1と同じである。
[実施の形態4]
図11を参照して、実施の形態4による多相モータ装置106は、多相モータ装置100のファン60を削除し、熱伝導性絶縁部材72およびウォータージャケット92を追加したものであり、その他は、多相モータ装置100と同じである。熱伝導性絶縁部材72は、円形形状から成り、バスバー80に接して配置される。
【0069】
ウォータージャケット92は、壁921が熱伝導性絶縁部材72に接するように配置される。そして、壁921は、冷却水922によって冷却される。
【0070】
多相モータ装置106においては、コイル51で発生した熱は、熱伝導性絶縁部材70および中性点を形成するためにバスバーに接続された銅線、バスバー80、熱伝導性絶縁部材72、および壁921を介して冷却水922へ伝達される。したがって、コイル51で発生した熱の伝導経路が増加するため、コイル51の冷却能力が向上する。
【0071】
また、実施の形態4による多相モータ装置は、図12に示す多相モータ装置107であってもよい。図12を参照して、多相モータ装置107は、多相モータ装置101に熱伝導性絶縁部材73およびウォータージャケット93を追加したものであり、その他は、多相モータ装置101と同じである。
【0072】
熱伝導性絶縁部材73は、バスバー81の面81aに接して配置される。ウォータージャケット93は、その壁931が熱伝導性絶縁部材73に接するように配置される。そして、壁931は、冷却水932によって冷却される。
【0073】
多相モータ装置107においては、コイル51で発生した熱は、熱伝導性絶縁部材71および中性点を形成するためにバスバーに接続された銅線、バスバー81、熱伝導性絶縁部材73および壁931を介して冷却水932に伝達される。したがって、コイル51で発生した熱の伝導経路が増加するため、コイル51の冷却能力が向上する。
【0074】
このように、実施の形態4による多相モータ装置は、コイル51で発生した熱の伝達経路をウォータージャケットおよび熱伝導性絶縁部材を用いて増加させることによりコイル51の冷却能力を高めることを特徴とする。
【0075】
その他は、実施の形態1と同じである。
[実施の形態5]
図13を参照して、実施の形態5による多相モータ装置108は、多相モータ装置106にヒートパイプ94を追加したものであり、その他は、多相モータ装置106と同じである。
【0076】
ヒートパイプ94は、バスバー80とウォータージャケット92の壁921との間に設けられる。そして、ヒートパイプ94は、コイル51で発生してバスバー80に伝達された熱をウォージャケット92の壁921に伝達する。
【0077】
ヒートパイプ94は、熱輸送量が多いため、多相モータ装置108においては、コイル51の冷却能力がさらに向上する。
【0078】
ヒートパイプ94の数は、多相モータ装置108の使用条件に応じて設定される。すなわち、多相モータ装置108がコイル51での発熱が多い条件で使用される場合、ヒートパイプ94の数は多く設定され、多相モータ装置108がコイル51での発熱が少ない条件で使用される場合、ヒートパイプ94の数は少なく設定される。
【0079】
また、実施の形態5による多相モータ装置は、図14に示す多相モータ装置109であってもよい。図14を参照して、多相モータ装置109は、多相モータ装置107の熱伝導性絶縁部材73を削除し、ヒートパイプ95を追加したものであり、その他は、多相モータ装置107と同じである。
【0080】
ヒートパイプ95は、バスバー81の面81aとウォータージャケット93の壁931との間に設けられる。そして、ヒートパイプ95は、コイル51で発生してバスバー81に伝達された熱をウォージャケット93の壁931に伝達する。なお、ヒートパイプ95の数は、多相モータ装置109の使用条件に応じて決定される。
【0081】
さらに、実施の形態5による多相モータ装置は、図15に示す多相モータ装置110であってもよい。図15を参照して、多相モータ装置110は、多相モータ装置108のヒートパイプ94をヒートパイプ96に代えたものであり、その他は、多相モータ装置108と同じである。
【0082】
ヒートパイプ96は、一方端がバスバー80に接し、他方端がウォータージャケット92の壁921を貫通して冷却水922と接する。したがって、ヒートパイプ96は、冷却水922によって直接冷却されるため、コイル51の冷却能力がさらに向上する。なお、ヒートパイプ96の数は、多相モータ装置110の使用条件に応じて決定される。
【0083】
このように、実施の形態5による多相モータ装置は、バスバーとウォータージャケットとの間にヒートパイプを設けることによりコイルを冷却することを特徴とする。そして、ヒートパイプを用いてバスバーとウォータージャケットを接続する冷却機構は、バスバーとウォータージャケットの壁との距離が長い場合にも有効である。
【0084】
その他は、実施の形態1と同じである。
[実施の形態6]
図16を参照して、実施の形態6による多相モータ装置111は、多相モータ装置101のコイル51、熱伝導性絶縁部材71およびバスバー81の一部が油98に浸漬したものである。油98は、ケース97に溜まる。多相モータ装置111においては、熱伝導性絶縁部材71およびバスバー81は、油98によって直接冷却される。なお、油98は、絶縁油が好適である。
【0085】
ケース97は、たとえば、ギヤ類の潤滑用油溜りである。したがって、熱伝導性絶縁部材71およびバスバー81の一部を油98に浸漬することにより、強制冷却手段を新たに設けなくてもコイル51の冷却能力を高めることができる。
【0086】
多相モータ装置111においては、油98をさらに循環させることも可能である。図17を参照して、油98を循環させる例について説明する。多相モータ装置112は、トランスミッション134内に配置される。そして、トランスミッション134の下部には、オイルパン97Aが設けられる。ギヤ類の潤滑用の油98Aは、オイルパン97Aに溜まる。そして、コイル51、熱伝導性絶縁部材70およびバスバー80の一部は、油98Aに浸漬される。
【0087】
オイルポンプ99は、オイルパン97Aから油98Aをくみ上げ、そのくみ上げた油をポート131〜133から多相モータ装置112内へ吐出する。ポート131,132から吐出された油は、バスバー80を冷却し、ポート133から吐出された油は、ロータシャフトベアリングの潤滑用に用いられる。
【0088】
そして、バスバー80等の冷却または潤滑に用いられた油は、重力によりオイルパン97Aに戻る。このようにしてオイルパン97Aに溜まった油98Aは、循環され、バスバー80の冷却およびロータシャフトベアリングの潤滑用に用いられる。
【0089】
なお、ポート131,132は、径方向に複数設けてもよい。
また、実施の形態6による多相モータ装置は、図18に示す多相モータ装置113であってもよい。図18を参照して、多相モータ装置113は、多相モータ装置111にフィン135を追加したものであり、その他は、多相モータ装置111と同じである。
【0090】
多相モータ装置113においては、油98に浸漬されたバスバー81の表面にフィン135が設けられる。これにより、油98との接触面積が増加し、バスバー81は、さらに冷却される。
【0091】
このように、実施の形態6による多相モータ装置は、コイル51、熱伝導性絶縁部材70,71およびバスバー80,81の一部を油98,98Aに浸漬することによりコイル51の冷却能力をさらに高めることを特徴とする。
【0092】
その他は、実施の形態1と同じである。
[実施の形態7]
図19を参照して、実施の形態7による多相モータ装置114は、多相モータ装置103の熱伝導性絶縁部材70を削除し、バスバーカバー136,137を追加したものであり、その他は、多相モータ装置103と同じである。
【0093】
バスバーカバー136,137は、バスバー83を覆う。そして、バスバーカバー137は、流入口138を有し、バスバーカバー136は、流出口139を有する。また、バスバーカバー136,137は、熱伝導性を有する絶縁部材から成り、コイル51に接する。
【0094】
バスバーカバー136,137は、リング形状から成り、一体的に作製されるが、図19においては説明の便宜上、異なる符号が付されている。また、コイル51の端部は、バスバーカバー136,137を貫通してバスバー83に接続され、中性点を構成する。そして、コイル51の端部がバスバーカバー136,137を貫通する部分はシールされている。
【0095】
冷却油は、流入口138からバスバーカバー137内に入り、バスバー83とバスバーカバー136,137との間隙を循環する。これにより、バスバー83は、冷却油によって冷却される。そして、バスバー83から熱を奪った冷却油は、流出口139から排出される。
【0096】
バスバー83は、ヒートシンクから成るため、冷却油との接触面積が増加する。また、バスバー83は、バスバーカバー136,137によって密閉されるため、コイル51から伝達された熱を冷却油へ効率良く放熱する。その結果、バスバー83に冷却油をかけたり、噴霧する場合に比べ、コイル51の冷却能力がさらに向上する。
【0097】
なお、多相モータ装置114において、流入口138をバスバーカバー136に取付け、流出口139をバスバーカバー137に取付けてもよい。
【0098】
また、実施の形態7による多相モータ装置は、図20に示す多相モータ装置115であってもよい。図20を参照して、多相モータ装置115は、多相モータ装置114のバスバー83をバスバー80に代え、バスバーカバー136,137をバスバーカバー140,141に代えたものであり、その他は、多相モータ装置114と同じである。
【0099】
バスバー80は、コイル51から離れた位置に配置される。バスバーカバー140,141は、ビス145〜148によってステータコア50に固定され、コイル51およびバスバー80を密閉する。そして、バスバーカバー141は、流入口142を有し、バスバーカバー140は、流出口143を有する。
【0100】
バスバーカバー140,141は、リング形状から成り、一体的に作製されるが、図20においては説明の便宜上、異なる符号が付されている。
【0101】
冷却油は、流入口142からバスバーカバー141内に入り、バスバー80とバスバーカバー140,141との間隙を循環する。これにより、バスバー80は、冷却油によって冷却される。そして、バスバー80から熱を奪った冷却油は、流出口143から排出される。
【0102】
コイル51およびバスバー80は、バスバーカバー140,141によって一体的に密閉されるため、コイル51から伝達された熱を冷却油へ効率良く放熱する。その結果、バスバー80に冷却油をかけたり、噴霧する場合に比べ、コイル51の冷却能力がさらに向上する。
【0103】
なお、多相モータ装置115において、流入口142をバスバーカバー140に取付け、流出口143をバスバーカバー141に取付けてもよい。
【0104】
このように、実施の形態7による多相モータ装置は、バスバー83またはバスバー80およびコイル51を密閉することにより、コイル51の冷却能力を高めることを特徴とする。
【0105】
その他は、実施の形態1と同じである。
[実施の形態8]
図21を参照して、実施の形態8による多相モータ装置118は、多相モータ装置100のファン60を削除し、バスバー80をバスバー86に代えたものであり、その他は、多相モータ装置100と同じである。
【0106】
バスバー86は、バスバー80と、撥水性物質155とを含む。撥水性物質155は、バスバー80の表面に塗布またはコーティングされる。そして、撥水性物質155は、ベンジルメルカプタン、オレイン酸、オクタデカンチオールおよびテフロン(R)のいずれかから成る。
【0107】
トランスミッション内のギヤ油等は、高速回転しているギヤによって掻き揚げられたり、オイルポンプによる圧送のために、トランスミッションの空間部分では、蒸気の状態で存在する。したがって、蒸気の状態で存在するギヤ油は、バスバー80の表面に形成された撥水性物質155によって滴状凝縮し易くなる。そして、滴状凝縮の熱伝達係数は、一般的に大きいため、バスバー80を効率的に冷却できる。その結果、コイル51の冷却能力を向上できる。
【0108】
実施の形態8においては、バスバー80に代えてバスバー81〜85のいずれかを用いてバスバー86を構成してもよい。
【0109】
このように、実施の形態8による多相モータ装置は、バスバーの表面に撥水性物質を塗布またはコーティングしてコイルの冷却能力を向上することを特徴とする。
【0110】
その他は、実施の形態1と同じである。
なお、上記の実施の形態1〜実施の形態8においては、3相モータを例にして説明したが、この発明は、3相モータに限らず、6相モータ等であってもよく、一般的には、多相モータであればよい。
【0111】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による多相モータ装置の概略断面図である。
【図2】図1に示す多相モータ装置のステータの平面図である。
【図3】図2に示す結線図の展開図である。
【図4】図1に示す多相モータ装置をファン側から見た平面図である。
【図5】実施の形態1による多相モータ装置の他の概略断面図である。
【図6】実施の形態2による多相モータ装置の概略断面図である。
【図7】図6に示すバスバーの平面図である。
【図8】実施の形態3による多相モータ装置の概略断面図である。
【図9】実施の形態3による多相モータ装置の他の概略断面図である。
【図10】実施の形態3による多相モータ装置のさらに他の概略断面図である。
【図11】実施の形態4による多相モータ装置の概略断面図である。
【図12】実施の形態4による多相モータ装置の他の概略断面図である。
【図13】実施の形態5による多相モータ装置の概略断面図である。
【図14】実施の形態5による多相モータ装置の他の概略断面図である。
【図15】実施の形態5による多相モータ装置のさらに他の概略断面図である。
【図16】実施の形態6による多相モータ装置の概略断面図である。
【図17】実施の形態6による多相モータ装置の応用例を示す概略断面図である。
【図18】実施の形態6による多相モータ装置の他の概略断面図である。
【図19】実施の形態7による多相モータ装置の概略断面図である。
【図20】実施の形態7による多相モータ装置の他の概略断面図である。
【図21】実施の形態8による多相モータ装置の概略断面図である。
【図22】従来のモータにおけるステータの平面図である。
【符号の説明】
1〜5,14 ティース、10 ステータ、16a,16b,51,510〜517,520〜527,530〜537 コイル、18a U相電力線、18b V相電力線、18c W相電力線、20 中性点用バスバー、20a 接続片、20b,138,142 流入口、20c,139,143 流出口、30ロータシャフト、31,32 矢印、40 ロータコア、41 磁石、50 ステータコア、51a,51U,51V,51W 端子、52,52U,52V,52W 圧着端子、60 ファン、70〜72 熱伝導性絶縁部材、71a,81a 面、80〜86 バスバー、90 コンプレッサー、91 配管、92,93 ウォータージャケット、94〜96 ヒートパイプ、97 ケース、97A オイルパン、98,98A 油、99 オイルポンプ、131〜133 ポート、134 トランスミッション、135 フィン、136,137,140,141 バスバーカバー、145〜148 ビス、155 撥水性物質、921,931 壁、922,932 冷却水、100〜115,118 多相モータ装置、821 突起物。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a multi-phase motor device capable of cooling a stator coil with a simple structure.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a rotating electric machine such as a motor has a hollow cylindrical outer core having a plurality of coils for generating a rotating magnetic field, and a rotating magnetic field generated by the outer core, provided inside the outer core. An inner core provided with a plurality of permanent magnets for generating rotational torque. In a general rotating electric machine, an outer core forms a stator fixed to a housing or the like, and an inner core forms a rotor with respect to the stator.
[0003]
For example, when the rotating electric machine has a three-phase configuration, the coils are classified into a U-phase coil, a V-phase coil, and a W-phase coil. The U-phase power line, the V-phase power line, and the W-phase power line are connected respectively. On the other hand, a neutral point bus bar for forming a neutral point is connected to the winding end side of each phase coil.
[0004]
In such a three-phase motor, a cooling mechanism for cooling a U-phase coil, a V-phase coil and a W-phase coil via a neutral point bus bar is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-1973111. FIG. 22 shows an end face of a stator disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-1973111.
[0005]
Referring to FIG. 22,
[0006]
Each of the
[0007]
On the other hand, the winding end side (U − , V − , W − ) Is electrically connected to a
[0008]
Then, the
[0009]
On the other hand, the neutral
[0010]
The insulating oil absorbs heat generated in the
[0011]
As described above, the cooling mechanism disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-1973111 circulates the insulating oil through the neutral
[0012]
[Patent Document 1]
JP-A-2000-1973111
[0013]
[Patent Document 2]
JP-A-5-292703
[0014]
[Patent Document 3]
JP-A-11-206183
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional coil cooling mechanism, the neutral point busbar through which the insulating oil as the cooling medium circulates absorbs the heat generated in the coil through the winding end side of the coil and the resin mold. Can be complicated.
[0016]
Therefore, the present invention has been made to solve such a problem, and an object of the present invention is to provide a polyphase motor device capable of cooling a coil with a simple structure without using a resin mold.
[0017]
Means for Solving the Problems and Effects of the Invention
According to the present invention, a multi-phase motor device includes a rotor, a stator, a bus bar, an insulating member, and a cooling unit. The bus bar is connected to one end of the stator coil of the stator, and forms a motor neutral point. The bus bar has a ring shape. The insulating member is provided between the stator coil and the bus bar in contact with the stator coil and the bus bar. And the insulating member has thermal conductivity. The cooling unit cools the bus bar.
[0018]
Preferably, the cooling unit is a fluid supply unit that supplies a cooling fluid to the outer surface of the bus bar.
[0019]
Preferably, the bus bar has small protrusions on its outer surface that disrupt the flow of fluid.
Preferably, the ratio between the pitch of the small protrusions and the height of the small protrusions is 7 to 10: 1.
[0020]
Preferably, the bus bar has a heat sink structure.
Preferably, the cooling unit includes another insulating member having thermal conductivity and a cooling water circulation unit. Then, the bus bar radiates heat to the cooling water circulation unit via another insulating member.
[0021]
Preferably, the cooling section includes an oil pool provided at a lower portion of the polyphase motor, and oil stored in the oil pool. And the bus bar is affected by the oil stored in the oil pool.
[0022]
Preferably, the cooling unit includes a bus bar cover and a refrigerant. The busbar cover includes the busbar. The coolant is supplied into the bus bar cover.
[0023]
Preferably, the bus bar has its surface coated with a water-repellent substance, or its surface is coated with a water-repellent substance.
[0024]
Preferably, the insulating member and the other insulating member have a thermal conductivity higher than a reference value.
[0025]
According to the present invention, one end of the coil is connected, and the ring-shaped bus bar constituting the neutral point has a path for receiving heat generated by the coil via the insulating member and a path for directly flowing in from one end of the coil. It has two routes. The bus bar radiates heat from the coil by being forcibly cooled by the cooling unit.
[0026]
Therefore, according to the present invention, the coil can be cooled with a simple configuration without using a resin mold.
[0027]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the drawings, the same or corresponding portions have the same reference characters allotted, and description thereof will not be repeated.
[0028]
[Embodiment 1]
Referring to FIG. 1, a
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The heat conductive insulating
[0032]
FIG. 2 shows an end face of the stator of the three-phase motor. Referring to FIG. 2, coils 510 to 517 configure a U-phase coil, coils 520 to 527 configure a V-phase coil, and coils 530 to 537 configure a W-phase coil. Each of the
[0033]
Each of coils 510-517, 520-527, 530-537 is wound in series around each of the corresponding teeth. For example,
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
The
[0037]
The
[0038]
FIG. 3 shows a development of the connection diagram shown in FIG. In FIG. 2, two terminals (U, U) of the
[0039]
FIG. 4 is a plan view of the
[0040]
The other ends of the
[0041]
The other ends of the
[0042]
The other ends of the
[0043]
The connection of the other terminal to the
[0044]
That is, the
[0045]
The
[0046]
Referring to FIG. 1 again, when
[0047]
Thereby, the
[0048]
As described above, in the
[0049]
The
[0050]
On the other hand, when a resin mold is used, it is necessary to fill the resin between the bus bar and the coil, so that it is difficult to reduce the distance between the bus bar and the coil. When using a resin mold, the bus bar and the coil are set in a molding machine, and the resin is injection-molded. Therefore, when the distance between the bus bar and the coil is reduced, the pressure at the time of injection molding increases, which causes a problem of cost increase such as an increase in the size of the molding apparatus, or the difficulty in positioning the bus bar and the coil. Problems can arise. As a result, it is necessary to set the distance between the bus bar and the coil large to some extent.
[0051]
In the
[0052]
FIG. 5 shows another example of the polyphase motor device according to the first embodiment. Referring to FIG. 5,
[0053]
The
[0054]
Since the area where the heat conductive insulating
[0055]
In the above description, the medium for forcibly cooling the bus bars 80 and 81 is described as an air flow. However, the present invention is not limited to this, and the bus bars 80 and 81 may be cooled by oil such as insulating oil. Good. In this case, oil is sprayed onto the bus bars 80 and 81 using a pumping means such as a pump.
[0056]
[Embodiment 2]
Referring to FIG. 6, a
[0057]
The cross-sectional shape of the
[0058]
FIG. 7 is a plan view of the
[0059]
Referring again to FIG. 6, the airflow from
[0060]
Oil such as insulating oil may be sprayed on the
[0061]
The rest is the same as the first embodiment.
[Embodiment 3]
Referring to FIG. 8,
[0062]
The
[0063]
Further, the multi-phase motor device according to the third embodiment may be a
[0064]
The heat conductive insulating
[0065]
Further, the multi-phase motor device according to the third embodiment may be a
[0066]
The
[0067]
As described above, in the
[0068]
The rest is the same as the first embodiment.
[Embodiment 4]
Referring to FIG. 11,
[0069]
The
[0070]
In the
[0071]
Further, the polyphase motor device according to Embodiment 4 may be a
[0072]
Heat conductive insulating
[0073]
In the
[0074]
Thus, the multi-phase motor device according to the fourth embodiment is characterized in that the cooling path of
[0075]
The rest is the same as the first embodiment.
[Embodiment 5]
Referring to FIG. 13, a
[0076]
The
[0077]
Since the
[0078]
The number of
[0079]
Further, the polyphase motor device according to the fifth embodiment may be a
[0080]
The
[0081]
Further, the polyphase motor device according to the fifth embodiment may be a
[0082]
The
[0083]
As described above, the polyphase motor device according to
[0084]
The rest is the same as the first embodiment.
Embodiment 6
Referring to FIG. 16, a
[0085]
The
[0086]
In the
[0087]
The
[0088]
Then, the oil used for cooling or lubrication of the
[0089]
Note that a plurality of
The polyphase motor device according to Embodiment 6 may be a
[0090]
In the
[0091]
As described above, the polyphase motor device according to Embodiment 6 reduces the cooling capacity of
[0092]
The rest is the same as the first embodiment.
Embodiment 7
Referring to FIG. 19,
[0093]
The bus bar covers 136 and 137 cover the
[0094]
The busbar covers 136 and 137 have a ring shape and are integrally manufactured, but are denoted by different reference numerals in FIG. 19 for convenience of explanation. The end of the
[0095]
The cooling oil enters the
[0096]
Since the
[0097]
In the
[0098]
Further, the polyphase motor device according to Embodiment 7 may be a
[0099]
[0100]
The busbar covers 140 and 141 have a ring shape and are integrally formed, but are denoted by different reference numerals in FIG. 20 for convenience of description.
[0101]
The cooling oil enters the
[0102]
Since the
[0103]
In the
[0104]
As described above, the polyphase motor device according to Embodiment 7 is characterized in that the cooling capability of
[0105]
The rest is the same as the first embodiment.
Embodiment 8
Referring to FIG. 21, a
[0106]
The
[0107]
The gear oil or the like in the transmission exists in a vapor state in a space portion of the transmission due to being scooped up by a gear rotating at a high speed or being pumped by an oil pump. Therefore, the gear oil existing in a vapor state is easily dropped and condensed by the water-
[0108]
In the eighth embodiment,
[0109]
As described above, the polyphase motor device according to Embodiment 8 is characterized in that the water repellent substance is applied or coated on the surface of the bus bar to improve the cooling capacity of the coil.
[0110]
The rest is the same as the first embodiment.
In the first to eighth embodiments, a three-phase motor has been described as an example. However, the present invention is not limited to a three-phase motor, and may be a six-phase motor. May be any polyphase motor.
[0111]
The embodiments disclosed this time are to be considered in all respects as illustrative and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description of the embodiments, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic sectional view of a polyphase motor device according to a first embodiment.
FIG. 2 is a plan view of a stator of the multi-phase motor device shown in FIG.
FIG. 3 is a developed view of the connection diagram shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a plan view of the polyphase motor device shown in FIG. 1 as viewed from a fan side.
FIG. 5 is another schematic sectional view of the polyphase motor device according to the first embodiment.
FIG. 6 is a schematic sectional view of a polyphase motor device according to a second embodiment.
FIG. 7 is a plan view of the bus bar shown in FIG. 6;
FIG. 8 is a schematic sectional view of a polyphase motor device according to a third embodiment.
FIG. 9 is another schematic cross-sectional view of the polyphase motor device according to the third embodiment.
FIG. 10 is still another schematic cross-sectional view of the polyphase motor device according to
FIG. 11 is a schematic sectional view of a polyphase motor device according to a fourth embodiment.
FIG. 12 is another schematic cross-sectional view of the polyphase motor device according to the fourth embodiment.
FIG. 13 is a schematic sectional view of a polyphase motor device according to a fifth embodiment.
FIG. 14 is another schematic cross-sectional view of the polyphase motor device according to the fifth embodiment.
FIG. 15 is still another schematic sectional view of the polyphase motor device according to the fifth embodiment.
FIG. 16 is a schematic sectional view of a polyphase motor device according to a sixth embodiment.
FIG. 17 is a schematic sectional view showing an application example of the polyphase motor device according to the sixth embodiment.
FIG. 18 is another schematic sectional view of the polyphase motor device according to the sixth embodiment.
FIG. 19 is a schematic sectional view of a polyphase motor device according to a seventh embodiment.
FIG. 20 is another schematic sectional view of the polyphase motor device according to the seventh embodiment.
FIG. 21 is a schematic sectional view of a polyphase motor device according to an eighth embodiment.
FIG. 22 is a plan view of a stator in a conventional motor.
[Explanation of symbols]
1 to 5, 14 teeth, 10 stator, 16a, 16b, 51, 510 to 517, 520 to 527, 530 to 537 coil, 18a U-phase power line, 18b V-phase power line, 18c W-phase power line, 20 bus bar for neutral point , 20a connecting piece, 20b, 138, 142 inlet, 20c, 139, 143 outlet, 30 rotor shaft, 31, 32 arrow, 40 rotor core, 41 magnet, 50 stator core, 51a, 51U, 51V, 51W terminal, 52, 52U, 52V, 52W crimp terminal, 60 fan, 70 to 72 heat conductive insulating member, 71a, 81a surface, 80 to 86 bus bar, 90 compressor, 91 piping, 92, 93 water jacket, 94 to 96 heat pipe, 97 case , 97A oil pan, 98,98A oil, 99 oil pump, 13 1 to 133 ports, 134 transmissions, 135 fins, 136, 137, 140, 141 busbar covers, 145 to 148 screws, 155 water repellent materials, 921, 931 walls, 922, 932 cooling water, 100 to 115, 118 polyphase motors Device, 821 protrusions.
Claims (10)
ステータと、
前記ステータのステータコイルの一方端が接続され、モータ中性点を構成するリング状のバスバーと、
前記ステータコイルと前記バスバーとの間に、前記ステータコイルおよび前記バスバーに接して設けられた熱伝導性を有する絶縁部材と、
前記バスバーを冷却する冷却部とを備える多相モータ装置。Rotor and
A stator,
One end of a stator coil of the stator is connected, and a ring-shaped bus bar constituting a motor neutral point;
Between the stator coil and the bus bar, an insulating member having thermal conductivity provided in contact with the stator coil and the bus bar,
A multi-phase motor device comprising: a cooling unit that cools the bus bar.
熱伝導性を有するもう1つの絶縁部材と、
冷却水循環部とを含み、
前記バスバーは、前記もう1つの絶縁部材を介して前記冷却水循環部に放熱する、請求項1に記載の多相モータ装置。The cooling unit includes:
Another insulating member having thermal conductivity;
Cooling water circulation section,
The multi-phase motor device according to claim 1, wherein the bus bar radiates heat to the cooling water circulation unit via the another insulating member.
当該多相モータの下部に設けられた油たまりと、
前記油たまりに溜められた油とを含み、
前記バスバーは、前記油たまりに溜められた油に侵っている、請求項1に記載の多相モータ装置。The cooling unit includes:
An oil puddle provided at the lower part of the polyphase motor;
Oil stored in the oil pool,
The multi-phase motor device according to claim 1, wherein the bus bar is affected by oil accumulated in the oil pool.
前記バスバーを内包するバスバーカバーと、
前記バスバーカバー内に供給された冷媒とを含む、請求項1に記載の多相モータ装置。The cooling unit includes:
A busbar cover including the busbar,
The multi-phase motor device according to claim 1, further comprising: a refrigerant supplied into the bus bar cover.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002380300A JP2004215358A (en) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | Polyphase motor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002380300A JP2004215358A (en) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | Polyphase motor device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004215358A true JP2004215358A (en) | 2004-07-29 |
Family
ID=32816565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002380300A Withdrawn JP2004215358A (en) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | Polyphase motor device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004215358A (en) |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197774A (en) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Toyota Motor Corp | Stator of rotary electric machine and rotary electric machine |
WO2009041172A2 (en) | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Stator structure |
JP2009273276A (en) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Nippon Soken Inc | Power converter |
WO2011013809A1 (en) * | 2009-07-30 | 2011-02-03 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Rotating electric machine |
JP2011036093A (en) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | Rotating electric machine |
JP2011109839A (en) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Aisin Seiki Co Ltd | Rotary electric machine |
JP2011244529A (en) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Toyota Motor Corp | Superconducting motor |
JP2012213321A (en) * | 2006-02-22 | 2012-11-01 | Magnetic Applications Inc | Compact high power alternator |
JP2013153649A (en) * | 2013-05-13 | 2013-08-08 | Hitachi Automotive Systems Ltd | Rotary electric machine |
US8686610B2 (en) | 2008-07-01 | 2014-04-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Automotive dynamoelectric stator |
KR101395801B1 (en) | 2012-12-27 | 2014-05-20 | 재단법인 포항산업과학연구원 | Motor cooling device |
KR101512620B1 (en) * | 2013-11-28 | 2015-04-16 | 금오공과대학교 산학협력단 | apparatus for rotary anode type x-ray tube |
CN104584396A (en) * | 2013-01-17 | 2015-04-29 | 日本电产株式会社 | Motor |
JP2016032316A (en) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 株式会社明電舎 | Rotary machine |
JP2017011949A (en) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 株式会社デンソー | Vehicle driving device |
KR101744214B1 (en) * | 2015-04-24 | 2017-06-08 | 주식회사 이노티엠 | Rapid cooling capable heat exchanger for motor |
KR101778020B1 (en) * | 2015-11-10 | 2017-09-14 | 주식회사 포스코 | Cooling apparatus using flat heat pipe, and jig for manufacturing same |
CN107370273A (en) * | 2017-07-28 | 2017-11-21 | 广东威灵电机制造有限公司 | Mode of connection for the wiring mounting bracket assembly of motor, motor and motor |
JP2017229174A (en) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 日産自動車株式会社 | Rotary electric machine |
FR3059172A1 (en) * | 2016-11-21 | 2018-05-25 | Renault S.A.S | COOLING SYSTEM OF AN ELECTRIC MACHINE. |
EP3547508A1 (en) * | 2018-03-28 | 2019-10-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Rotary electric machine |
WO2020031999A1 (en) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 日本電産株式会社 | Motor |
WO2021018337A1 (en) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Electrical machine |
JP7509048B2 (en) | 2021-02-02 | 2024-07-02 | トヨタ自動車株式会社 | Electric vehicles |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002380300A patent/JP2004215358A/en not_active Withdrawn
Cited By (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006197774A (en) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Toyota Motor Corp | Stator of rotary electric machine and rotary electric machine |
JP4645200B2 (en) * | 2005-01-17 | 2011-03-09 | トヨタ自動車株式会社 | Rotating electric machine stator and rotating electric machine |
JP2012213321A (en) * | 2006-02-22 | 2012-11-01 | Magnetic Applications Inc | Compact high power alternator |
JP4661849B2 (en) * | 2007-09-27 | 2011-03-30 | トヨタ自動車株式会社 | Stator structure |
WO2009041172A2 (en) | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Stator structure |
JP2009089456A (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-23 | Toyota Motor Corp | Stator structure |
WO2009041172A3 (en) * | 2007-09-27 | 2009-06-04 | Toyota Motor Co Ltd | Stator structure |
US20100194214A1 (en) * | 2007-09-27 | 2010-08-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Stator structure |
US8575798B2 (en) | 2007-09-27 | 2013-11-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Bus bar cooling unit for stator structure |
JP2009273276A (en) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Nippon Soken Inc | Power converter |
JP5524837B2 (en) * | 2008-07-01 | 2014-06-18 | 三菱電機株式会社 | Rotating electrical machine stator for vehicles |
US8686610B2 (en) | 2008-07-01 | 2014-04-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Automotive dynamoelectric stator |
US9203273B2 (en) | 2009-07-30 | 2015-12-01 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Rotating electrical machine |
JP2011035992A (en) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | Rotating electric machine |
WO2011013809A1 (en) * | 2009-07-30 | 2011-02-03 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | Rotating electric machine |
JP2011036093A (en) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Hitachi Automotive Systems Ltd | Rotating electric machine |
JP2011109839A (en) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Aisin Seiki Co Ltd | Rotary electric machine |
JP2011244529A (en) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Toyota Motor Corp | Superconducting motor |
KR101395801B1 (en) | 2012-12-27 | 2014-05-20 | 재단법인 포항산업과학연구원 | Motor cooling device |
CN104584396A (en) * | 2013-01-17 | 2015-04-29 | 日本电产株式会社 | Motor |
JP2013153649A (en) * | 2013-05-13 | 2013-08-08 | Hitachi Automotive Systems Ltd | Rotary electric machine |
KR101512620B1 (en) * | 2013-11-28 | 2015-04-16 | 금오공과대학교 산학협력단 | apparatus for rotary anode type x-ray tube |
JP2016032316A (en) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 株式会社明電舎 | Rotary machine |
KR101744214B1 (en) * | 2015-04-24 | 2017-06-08 | 주식회사 이노티엠 | Rapid cooling capable heat exchanger for motor |
JP2017011949A (en) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 株式会社デンソー | Vehicle driving device |
KR101778020B1 (en) * | 2015-11-10 | 2017-09-14 | 주식회사 포스코 | Cooling apparatus using flat heat pipe, and jig for manufacturing same |
JP2017229174A (en) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 日産自動車株式会社 | Rotary electric machine |
FR3059172A1 (en) * | 2016-11-21 | 2018-05-25 | Renault S.A.S | COOLING SYSTEM OF AN ELECTRIC MACHINE. |
CN107370273A (en) * | 2017-07-28 | 2017-11-21 | 广东威灵电机制造有限公司 | Mode of connection for the wiring mounting bracket assembly of motor, motor and motor |
EP3547508A1 (en) * | 2018-03-28 | 2019-10-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Rotary electric machine |
CN110323855A (en) * | 2018-03-28 | 2019-10-11 | 本田技研工业株式会社 | Rotating electric machine |
WO2020031999A1 (en) * | 2018-08-07 | 2020-02-13 | 日本電産株式会社 | Motor |
CN112534690A (en) * | 2018-08-07 | 2021-03-19 | 日本电产株式会社 | Motor |
WO2021018337A1 (en) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Electrical machine |
CN114026772A (en) * | 2019-07-29 | 2022-02-08 | 舍弗勒技术股份两合公司 | Electric machine |
CN114026772B (en) * | 2019-07-29 | 2024-03-22 | 舍弗勒技术股份两合公司 | Motor with a motor housing |
US12068649B2 (en) | 2019-07-29 | 2024-08-20 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Electrical machine with improved electrical connection cooling |
JP7509048B2 (en) | 2021-02-02 | 2024-07-02 | トヨタ自動車株式会社 | Electric vehicles |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004215358A (en) | Polyphase motor device | |
US9419499B2 (en) | Rotating electric machine having a cooling device and cooling liquid collection tanks | |
US10454344B2 (en) | Rotating electrical machine utilizing cooling liquid supplied to coil end to cool other components | |
CN107925304B (en) | Motor and method for manufacturing the same | |
US20220166275A1 (en) | High performance electromagnetic machine and cooling system | |
EP2571146A2 (en) | Electric machine module cooling system and assembling method | |
US20160141921A1 (en) | Helical heat exchanger for electric motors | |
JP2010045909A (en) | Rotary electric machine and rotary electric machine cooling system | |
US10038353B2 (en) | Dual-rotor electric rotating machine | |
WO2021236565A1 (en) | Cooling system for electric motors | |
JP2017011949A (en) | Vehicle driving device | |
JP2000197311A (en) | Coil-cooling structure of a rotary electric machine | |
KR101981661B1 (en) | Heat sink apparatus for armature of electric motor and electric motor using the same | |
JPH08205475A (en) | Motor | |
KR20190026013A (en) | Electric motor | |
US20240048020A1 (en) | Motor assembly | |
JP2003143810A (en) | Segment coil motor | |
WO2021154743A1 (en) | System for cooling an electric motor | |
JP2009268327A (en) | Brushless motor | |
JP2007181282A (en) | Dynamo-electric machine | |
JP2003274605A (en) | Dynamo-electric machine | |
JPH09285046A (en) | Dynamo-electric machine and its stator | |
JP2005245155A (en) | Motor cooling structure | |
EP0878897A1 (en) | Electric motor or generator | |
JPH0974716A (en) | Rotor cooling structure of motor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060307 |