JP2004215166A - ホワイトバランスの機能を有する電子カメラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の電子カメラは、次のような撮像部、外光測色部、操作部材、測色演算部、およびホワイトバランス調整部を備える。すなわち、撮像部は、撮影レンズを透過した光を撮像し、カラーの画像データを生成する。外光測色部は、撮影レンズを介さずに外光を測色する。操作部材は、ユーザーから外光の測色タイミングの指示を受け付ける。測色演算部は、測色タイミングにおける外光測色部の測色結果を取得し、測色結果を無彩色に近づける色利得値を求め、色利得値を記憶する。ホワイトバランス調整部は、測色演算部に記録される色利得値を用いて、画像データのホワイトバランス調整を実施する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリセットホワイトバランスの機能を有する電子カメラに関する。
なお、本願のプリセットホワイトバランスは、『本撮影とは別タイミングで光源色などを測色し、その測色結果を基準に本撮影のホワイトバランスを決定する機能』を意味する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子カメラにおいて、プリセットホワイトバランス(マニュアルホワイトバランスともいう)という機能が知られている。このプリセットホワイトバランスは、白紙や無彩色被写体などの予備撮影時の色情報を基準にして、本撮影時のホワイトバランスを決定するモードである。このようなプリセットホワイトバランスとして、下記の特許文献1が知られている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−156869号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現行の電子カメラでは、次のような手順でプリセットホワイトバランスが実施されている。
(1)ユーザーは、電子カメラで白い被写体を撮影する(予備撮影)。
(2)電子カメラ内において、予備撮影された画像データは、本撮影と同様に画像処理が実施され、記録媒体に圧縮記録される。
(3)ユーザーは、電子カメラのメニュー画面を操作して、記録媒体中の画像ファイルの中から、予備撮影した画像データを選択する。
(4)電子カメラは、選択された画像データのホワイトバランスデータを取得し、本撮影時のホワイトバランス調整に使用する。
【0005】
このような数段階に及ぶ操作手順からも分かるように、現行のプリセットホワイトバランスは手間がかかる。そのため、プリセットホワイトバランスの操作のたびに、ユーザーは撮影の流れを一々中断しなければならず、電子カメラの操作性を大きく損なうという問題点があった。
【0006】
また、数段階の操作手順を必要とする上、もともと使用頻度の少ない機能であるため、なかなか操作に習熟できない。そのため、いざというときにプリセットホワイトバランスを操作できないという問題が懸念される。
【0007】
そこで、本発明では、プリセットホワイトバランスを簡単な操作で実施するための技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
《請求項1》
請求項1の電子カメラは、撮像部、外光測色部、操作部材、測色演算部、およびホワイトバランス調整部を備える。
撮像部は、撮影レンズを透過した光を撮像し、カラーの画像データを生成する。
外光測色部は、撮影レンズを介さずに外光を測色する。
操作部材は、ユーザーから外光の測色タイミングの指示を受け付ける。
測色演算部は、測色タイミングに同期して外光測色部の測色結果を取得し、測色結果を無彩色に近づける色利得値を求め、色利得値を記憶する。
ホワイトバランス調整部は、測色演算部に記録される色利得値を用いて、画像データのホワイトバランス調整を実施する。
【0009】
《請求項2》
請求項2の電子カメラは、請求項1に記載の電子カメラにおいて、測色演算部が、撮像部と外光測色部の分光特性の違いを補正データとして保持している。測色演算部は、この補正データに従って、ホワイトバランス調整に生じる誤差を補正する。
【0010】
《請求項3》
請求項3の電子カメラは、請求項1または請求項2に記載の電子カメラにおいて、測色演算部は、『外光の測色結果』と『その測色結果に基づいて実施されるホワイトバランス調整の適否』との対応関係を記憶している。測色演算部は、この対応関係に照合して外光測色部の測色結果が不適切である場合、『外光に基づくホワイトバランス調整の中止』および/または『外光がホワイトバランス調整に適さない旨の警告』を実施する。
【0011】
《請求項4》
請求項4の電子カメラは、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、撮像部に入射する光の輝度を測定するTTL測光部を備える。測色演算部は、外光測色部で受光する外光の輝度と、撮像部に入射する光の輝度とを比較する。その結果、双方の輝度の違いが所定の閾値以上である場合、測色演算部は、『外光に基づくホワイトバランス調整の中止』および/または『外光がホワイトバランス調整に適さない旨の警告』を実施する。
【0012】
《請求項5》
請求項5の電子カメラは、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、撮像部に入射する光を測色するTTL測色部を備える。測色演算部は、外光測色部で受光する外光の測色結果と、撮像部における測色結果とを比較する。その結果、双方の測色結果の違いが所定の閾値以上である場合、測色演算部は、『外光に基づくホワイトバランス調整の中止』および/または『外光がホワイトバランス調整に適さない旨の警告』を実施する。
【0013】
《請求項6》
請求項6の電子カメラは、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、測色演算部は、外光測色部から外光の測色結果を複数取得して、複数の測色結果の平均値を求める。測色演算部は、この平均値に基づいてホワイトバランス調整用の色利得値を求める。
以下、本発明について説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明にかかる電子カメラの実施形態を説明する。
【0015】
[本実施形態の構成説明]
図1は、本実施形態の電子カメラ11の構成を示す概略図である。
図1において、電子カメラ11には、撮影レンズ12が装着される。この撮影レンズ12の像空間には撮像素子13の撮像面が配置される。電子カメラ11の筐体前面には、斜め上方を向いた外光測色部Aが配置される。この外光測色部Aは、拡散板15A,IRカットフィルタ16A、および測色センサ17Aを備えて構成される。(なお、外光測色部Aの代わりに、被写体方向を向いた外光測色部Bを配置してもよい。)
また、電子カメラ11の筐体背面には、操作部材18および表示部19が設けられる。さらに、電子カメラ11のファインダブロックには、TTL測光部20が配置される。
【0016】
図2は、電子カメラ11の信号処理系統を示す機能ブロック図である。
図2において、撮像素子13から出力される画像データは、A/D変換部21においてデジタル化された後、信号処理部22において欠陥画素補正や黒レベル補正などの信号処理が施される。その後、画像データは、ホワイトバランス調整部23においてホワイトバランス調整が施され、画像メモリ24にバッファ記憶される。この画像メモリ24にはバス25が接続される。
このバス25には、色補間などを行う画像処理部、画像データを圧縮する画像圧縮部、圧縮後の画像データをメモリカード28aに記録する記録部28、システムコントロール用のマイクロプロセッサ29、および表示部19なども接続される。
このマイクロプロセッサ29には、外光測色部A、操作部材18、TTL測光部20、レリーズ釦30,および不揮発メモリ29aが接続される。
【0017】
[発明との対応関係]
以下、発明と本実施形態との対応関係について説明する。なお、ここでの対応関係は、参考のために一解釈を例示するものであり、本発明を徒らに限定するものではない。
請求項記載の撮像部は、撮像素子13およびA/D変換部21に対応する。
請求項記載の外光測色部は、外光測色部Aに対応する。
請求項記載の操作部材は、操作部材18に対応する。
請求項記載の測色演算部は、マイクロプロセッサ29および不揮発メモリ29aに対応する。
請求項記載のホワイトバランス調整部は、ホワイトバランス調整部23に対応する。
請求項記載のTTL測光部は、TTL測光部20に対応する。
請求項記載のTTL測色部は、TTL測光部20の測色機能に対応する。
請求項記載の「補正データ」は、不揮発メモリ29aに格納される色変換マトリクスMに対応する。
請求項記載の「対応関係」は、不揮発メモリ29aに格納されるテーブルデータTに対応する。
【0018】
[プリセットホワイトバランスの事前準備]
本実施形態の動作説明に先立って、不揮発メモリ29aに予め格納される色変換マトリクスMおよびテーブルデータTの設計手法について説明する。
まず、無彩色の階調パターンなどを種々の光源i(太陽、蛍光灯、電球など)で照明して、外光測色部Aの測色結果Si=(Ris,Gis,Bis)と、撮像素子13の平均出力Ei=(Rie,Gie,Bie)とをそれぞれ求める。
このように求めた多数の測定データに基づいて、下記の評価値Dを最小とする色変換マトリクスMの要素m11〜m33を決定する。
【数1】
このように決定された色変換マトリクスMは、後述するプリセットホワイトバランスに使用するため、不揮発メモリ29aに格納される。
続いて、この色変換マトリクスMを使用して、光源iごとに下記の偏差Diを計算する。
【数2】
この偏差Diは、測色結果Siに基づくホワイトバランス調整の適否を示す値である。この偏差Diと、測色結果Siの色度座標(Ris/Gis,Bis/Gis)とを関係づけることにより、テーブルデータTが作成される。このテーブルデータTは、後述するプリセットホワイトバランスに使用するため、不揮発メモリ29aに格納される。
【0019】
図3は、このように作成されるテーブルデータTの一例を示す図である。このテーブルデータTは、後の判断処理を簡略化できるよう、偏差Diを段階評価した数値0〜10が記録されている。
【0020】
[本実施形態の動作説明]
続いて、本実施形態の動作を説明する。図4は、電子カメラ11が実施するプリセットホワイトバランス処理を示す流れ図である。以下、この図4に示すステップ番号に沿って説明する。
【0021】
ステップS1: マイクロプロセッサ29は、ユーザーによって予め選択設定されたホワイトバランスモードを判別する。
プリセットホワイトバランスモードが設定されている場合、マイクロプロセッサ29はステップS2に動作を移行する。
一方、その他のホワイトバランスモード(オートホワイトバランスモードや光源選択モードなど)が選択設定されている場合、マイクロプロセッサ29は、該当するホワイトバランスモードの処理ルーチンに動作を移行する。
【0022】
ステップS2: マイクロプロセッサ29は、前回のプリセットホワイトバランスで使用した色利得値を不揮発メモリ29aから読み出し、ホワイトバランス調整部23の内部レジスタに初期値としてセットする。
【0023】
ステップS3: マイクロプロセッサ29は、操作部材18のスイッチ状態を判別する。
ここで、操作部材18が押圧されている場合、マイクロプロセッサ29は、ユーザーから外光の測色タイミングが指示されたと判断し、ステップS4に動作を移行する。
一方、操作部材18が押圧されていない場合、マイクロプロセッサ29は、ステップS4以降の測色動作を実施せず、ステップS11に動作を移す。
【0024】
ステップS4: 外光測色部Aに入射する外光は、拡散板15Aの拡散作用によって平均化され、光源色を反映した外光となる。この外光は、IRカットフィルタ16Aによって赤外線が除去された後、測色センサ17Aに入射する。この測色センサ17Aは、RGB3色の測色値Rs,Gs、Bsを、測色結果Sとして出力する。
マイクロプロセッサ29は、この測色結果S=(Rs,Gs、Bs)をデータ取得し、マイクロプロセッサ29内の内部メモリに記憶する。
【0025】
ステップS5: マイクロプロセッサ29は、操作部材18の押圧状態が解除されたか否かを判定する。
操作部材18の押圧状態が継続している場合、マイクロプロセッサ29はステップS4に動作を戻し、外光の測色動作を再び繰り返す。この動作により、操作部材18の押圧期間中に、複数の測色結果Sが内部メモリに順次蓄積される。
一方、操作部材18の押圧が解除された場合、マイクロプロセッサ29はステップS6に動作を移行する。
【0026】
ステップS6: 操作部材18の1回の押圧期間にわたる複数の測色結果Sを平均化する。
【0027】
ステップS7: マイクロプロセッサ29は、平均化した測色結果Sの色度座標(Rs/Gs,Bs/Gs)を、不揮発メモリ29a内のテーブルデータTに照合し、偏差Diの評価値を得る。
この評価値が所定の許容値(例えば4)以内の場合、今回の測色結果Sはプリセットホワイトバランスに適していると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ29は、ステップS9に動作を移行する。
一方、この評価値が所定の許容値(例えば4)を超えた場合、今回の測色結果Sはプリセットホワイトバランスに不適切であると判断できる。この場合、マイクロプロセッサ29は、ステップS8に動作を移行する。
【0028】
ステップS8: このステップS8は、外光の測色結果Sが不適切と判断されたケースである。この場合、マイクロプロセッサ29は『外光がホワイトバランス調整に適さない旨』の警告を表示部19に表示する。続いて、マイクロプロセッサ29は、今回の測色結果Sに基づくホワイトバランス調整を中止するため、ステップS3に動作を戻す。
【0029】
ステップS9: マイクロプロセッサ29は、不揮発メモリ29a内の色変換マトリクスMを読み出し、下式の計算を実行する。
【数3】
この計算により、測色結果S=(Rs,Gs、Bs)は補正され、撮像素子の分光特性に合わせた測色結果E=(Re,Ge、Be)に変換される。マイクロプロセッサ29は、この測色結果Eを内部メモリに蓄積する。
【0030】
ステップS10: 本実施形態では、後述するように、レリーズ操作を行うまでの期間、操作部材18を何度でも押圧操作(プリセット)することができる。
そこで、ステップS10では、マイクロプロセッサ29が、現在の押圧操作(プリセット)が2回目以降であるか否かを判定する。
ここで、現在の押圧操作が2回目以降の場合、マイクロプロセッサ29は、複数回分の測色結果Eを加重平均するため、ステップS11に動作を移行する。
一方、押圧操作が1回目の場合、ステップS12に動作を移行する。
【0031】
ステップS11: マイクロプロセッサ29は、内部メモリに記憶される各回の測色結果Eを読み出し、各回の測色結果Eごとに輝度Yを求める。
Y=0.3Re+0.6Ge+0.1Be ・・・式4
なお、この式4の係数値は、撮像素子13(または外光測色部A)のRGB成分の比視感度の比率に準じて決定することが好ましい。
マイクロプロセッサ29は、各測光結果Eの輝度Yを重み係数として、各測色結果EのRGB色成分を加重平均する。
この加重平均により、各回の測色結果Eを反映した総合的な測色結果が算出される。マイクロプロセッサ29は、この総合的な測色結果を測色結果Eに代入して、ステップS12に動作を移行する。
【0032】
ステップS12: マイクロプロセッサ29は、測色結果E=(Re,Ge、Be)を無彩色に近づける色利得値を算出する。下式は、このような色利得値の算出式の一例である。
R利得値=Ge/Re
B利得値=Ge/Be ・・・式5
マイクロプロセッサ29は、求めた色利得値をホワイトバランス調整部23に伝達する。ホワイトバランス調整部23は、内部レジスタに保持する古い色利得値を、この最新の色利得値に書き換える。
また、マイクロプロセッサ29は、求めた色利得値を次回のプリセットホワイトバランスの初期値に使用できるよう、不揮発メモリ29a内の古い色利得値を最新の色利得値に書き換える。
【0033】
ステップS13: マイクロプロセッサ29は、レリーズ釦30が操作(全押し)されたか否かを判定する。
ここで、レリーズ釦30が操作された場合、マイクロプロセッサ29はステップS14の撮像動作に移行する。
一方、レリーズ釦30が操作されていない場合、マイクロプロセッサ29はステップS3に動作を戻す。この動作により、レリーズ操作を行うまでの期間、測色動作(プリセット)を複数回にわたって実行することができる。
【0034】
ステップS14: マイクロプロセッサ29は、TTL測光部20の測光輝度に基づいて露出条件を決定する。マイクロプロセッサ29は、ミラーアップ後、この露出条件に従って撮像素子13を駆動制御する。
【0035】
ステップS15: マイクロプロセッサ29は、『TTL測光部20の測光輝度』と『測色結果Eの輝度Y』との輝度差を求める。
さらに、マイクロプロセッサ29は、『TTL測光部20の測色結果』と『測色結果E』の色度差を求める
【0036】
ステップS16: マイクロプロセッサ29は、輝度差および色度差をそれぞれ大小判別する。
ここで、輝度差が許容値Th1以上か、あるいは色度差が許容値Th2以上の場合、マイクロプロセッサ29は、ステップS17に動作を移行する。
一方、輝度差が許容値Th1内に収まり、かつ色度差が許容値Th2内に収まる場合、マイクロプロセッサ29は、ステップS18に動作を移行する。
なお、ここでの許容値Th1,Th2は、プリセットホワイトバランス調整の失敗率がユーザーの許容する範囲に収まるように決定することが好ましい。
【0037】
ステップS17: このステップS17では、外光の測色結果Eの輝度または色度が現実の撮像画像とかけ離れているため、プリセットホワイトバランス調整に不適切であると判断される。この場合、マイクロプロセッサ29は、『外光がホワイトバランス調整に適さない旨』の警告を表示部19に表示する。続いて、マイクロプロセッサ29は、プリセットホワイトバランスを中止して、オートホワイトバランスの処理を実行する。なお、オートホワイトバランスの動作については公知であるため、ここでの説明を省略する。
【0038】
ステップS18: このステップS18では、外光の測色結果Eの輝度または色度が撮像画像と極端に違わないため、プリセットホワイトバランス調整に支障なしと判断できる。この場合、ホワイトバランス調整部23は、内部レジスタの色利得値に従って、撮像された画像データにホワイトバランス調整を施す。
上述した動作の後、ホワイトバランス調整された画像データは、色補間処理や画像圧縮処理を経て、記録部28によってメモリカード28aに記録される。
【0039】
[本実施形態の効果など]
本実施形態の電子カメラ11は、外光測色部Aを備えるので、TTL(Through The Lens)方式の測色動作に比べて、測色タイミングの制約が少ない。したがって、従来例よりも自由なタイミングで測色動作を実行できる。
【0040】
また、本実施形態の電子カメラ11は、外光測色部Aを備えるので、従来例の予備撮影が必要なく、予備撮影された画像の処理動作や記録動作を省くことができる。
【0041】
さらに、本実施形態の電子カメラ11は、従来例とは異なり、予備撮影された画像データを記録する必要がない。そのため、メモリカード28aの空き容量を不必要に消費しない。
【0042】
また、本実施形態の電子カメラ11は、プリセット専用の操作部材18を備えるので、ユーザーは外光測色部Aを適当な方向に向けて操作部材18を押圧するだけの簡易操作で、測色動作を実行することができる。
【0043】
さらに、本実施形態の電子カメラ11は、補正データである色変換マトリクスMを使用して、外光測色部Aの測色結果を、撮像素子13の分光特性に合わせて補正する。したがって、外光測色部Aと撮像素子の分光特性の違いに起因するホワイトバランス調整の誤差を適切に補正することができる。その結果、撮像素子13とは別の測色手段を使用しながらも、高精度なプリセットホワイトバランス調整を実現できる。
【0044】
また、本実施形態の電子カメラ11は、テーブルデータTに『外光の測色結果』と『その測色結果に基づいて実施されるホワイトバランス調整の適否』との対応関係を予め記憶する。そのため、このテーブルデータTに測色結果を照合することにより、測色結果がホワイトバランスに適しているか否かを即座に判定することができる。その結果、特定色に偏った外光を基準にしたホワイトバランス調整を未然に警告または防止することが可能になる。
【0045】
さらに、本実施形態の電子カメラ11は、外光測色部Aで受光する外光の輝度と、撮像素子13に入射する輝度(TTL測光輝度)とを比較することにより、プリセットホワイトバランスの適否を決定している。その結果、撮像する被写体像と極端にかけ離れた外光を基準にして、ホワイトバランス調整を実施するといった事態を警告または防止することが可能になる。
【0046】
その上、本実施形態の電子カメラ11は、外光測色部Aの測色結果と、撮像素子13に入射する光の測色結果とを比較することにより、プリセットホワイトバランスの適否を決定している。その結果、撮像する被写体像と極端にかけ離れた外光を基準にして、ホワイトバランス調整を実施するといった事態を警告または防止することが可能になる。
【0047】
また、本実施形態の電子カメラ11は、複数の測色結果Sを取得し、その平均値を計算する。このように平均化された測色結果Sはノイズが少なく、高精度なプリセットホワイトバランス調整が可能になる。
【0048】
さらに、本実施形態の電子カメラ11は、操作部材18の操作期間にわたって、複数の測色結果Sを継続的に取得する。したがって、ユーザーは操作部材18の操作期間を変更することにより、測色結果Sのサンプル数をコントロールすることができる。その結果、暗い環境下において、操作部材18の操作期間を引き延ばして、測色結果のノイズを強力に低減するといった動作が簡単に行える。
【0049】
また、本実施形態の電子カメラ11は、複数回のプリセット操作に応じて、各回の測色結果を輝度値の重みで加重平均する。そのため、カクテル照明や、窓辺(太陽光と室内光の混合)のような複雑な照明条件において、多点測色を実施することが可能になる。さらに、多点の測色結果を輝度の重みで加重平均することにより、複数光源の光量バランスを考慮した適切な測色結果を得ることができる。その結果、複数光源下におけるプリセットホワイトバランスの精度を一段と高めることが可能になる。
【0050】
さらに、本実施形態の電子カメラ11は、外光測色部Aが被写体方向の斜め上方を向いている。したがって、被写体の上方に存在する光源光を適切に測色することが可能になり、適切なプリセットホワイトバランスを実施できる可能性が高くなる。
【0051】
また、本実施形態の電子カメラ11は、外光測色部Aに代えて外光測色部Bを使用することにより、被写体からの光をダイレクトに測色することも可能になる。この場合も適切なプリセットホワイトバランスを実施できる可能性が高くなる。
【0052】
[本実施形態の補足事項]
なお、上述した実施形態では一眼レフタイプの電子カメラについて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、コンパクトタイプの電子カメラに本発明を適用してもよい。
【0053】
このようなコンパクトタイプの電子カメラでは、モニタ表示用、AF制御用、または露出制御用といった用途の画像データ(以下『モニタ画像』という)を定期的に撮像する。この場合、『モニタ画像の平均輝度』と『外光の測色結果の輝度換算値』の比較により、プリセットホワイトバランスの適否を判断することができる。このような適否判断により、撮像する被写体像と極端にかけ離れた外光を基準にして、ホワイトバランス調整を実施するといった事態を警告または防止することが可能になる。
【0054】
また、『モニタ画像の平均色』と『外光の測色結果』の比較により、プリセットホワイトバランスの適否を判断することもできる。このような適否判断により、撮像する被写体像と極端にかけ離れた外光を基準にして、ホワイトバランス調整を実施するといった事態を警告または防止することが可能になる。
【0055】
さらに、上述した実施形態において、操作部材18の操作を検出すると、その他のホワイトバランスモードをプリセットホワイトバランスモードに強制的に切り換える手段を設けてもよい。この場合、プリセットホワイトバランスモード以外のモード状態においても、操作部材18の操作によって即座に外光測色を開始し、かつプリセットホワイトバランスをそのまま実行することが可能になる。その結果、プリセットホワイトバランスの操作を一段と簡単にすることができる。
【0056】
なお、このような強制的なモード変更を行った場合は、1回または所定回の本撮影の後(または所定時間の経過の後)、元のホワイトバランスモードに復帰させることが好ましい。このようなカメラ側の動作により、ユーザーは撮影意図に合わせてプリセットホワイトバランスを随時に使用することが非常に簡単になる。
【0057】
また、複数回の測色動作によってフリッカを検出することもできる。このフリッカの程度が大きい場合(明暗振幅が所定の閾値よりも大きいなど)には、外光によるプリセットホワイトバランス調整を中止するか警告することが好ましい。また、このフリッカ(例えば明暗周期など)から蛍光灯照明などを識別して、蛍光灯照明に合わせたホワイトバランス調整を実施してもよい。
【0058】
【発明の効果】
本発明の電子カメラは、外光測色部を備えるので、TTL測色などに比べて測色タイミングの制約が少なく、より自由なタイミングで測色動作を実行できる。さらに、本発明の電子カメラは、プリセット測色用の操作部材を備える。そのため、ユーザーは外光測色部を適当な方向に向けた状態で操作部材を操作するだけで、手軽に測色動作を実行することができる。
このようにして、本発明の電子カメラでは、プリセットホワイトバランスを簡単な操作でいつでも実施することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電子カメラ11の構成を示す概略図である。
【図2】電子カメラ11の信号処理系統を示す機能ブロック図である。
【図3】テーブルデータTの一例を示す図である。
【図4】プリセットホワイトバランス処理の流れ図である。
【符号の説明】
A 外光測色部
B 外光測色部
11 電子カメラ
12 撮影レンズ
13 撮像素子
15A 拡散板
16A IRカットフィルタ
17A 測色センサ
18 操作部材
19 表示部
20 TTL測光部
21 A/D変換部
23 ホワイトバランス調整部
24 画像メモリ
25 バス
29 マイクロプロセッサ
29a 不揮発メモリ
30 レリーズ釦
Claims (6)
- 撮影レンズを透過した光を撮像し、カラーの画像データを生成する撮像部と、
前記撮影レンズを介さずに外光を測色する外光測色部と、
ユーザーから前記外光の測色タイミングの指示を受け付ける操作部材と、
前記測色タイミングに同期して前記外光測色部の測色結果を取得し、前記測色結果を無彩色に近づける色利得値を求め、前記色利得値を記憶する測色演算部と、
前記測色演算部に記録される前記色利得値を用いて、前記画像データのホワイトバランス調整を実施するホワイトバランス調整部と
を備えたことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記測色演算部は、
前記撮像部と前記外光測色部の分光特性の違いを補正データとして保持し、前記補正データに従って前記ホワイトバランス調整の誤差を補正する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1または請求項2に記載の電子カメラにおいて、
前記測色演算部は、
『外光の測色結果』と『その測色結果に基づいて実施されるホワイトバランス調整の適否』との対応関係を予め記憶し、
前記対応関係に照合して前記外光測色部の前記測色結果が不適切である場合、『前記外光に基づく前記ホワイトバランス調整の中止』および/または『前記外光が前記ホワイトバランス調整に適さない旨の警告』を実施する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
前記撮像部に入射する光の輝度を測定するTTL測光部を備え
前記測色演算部は、
前記外光測色部で受光する前記外光の輝度と、前記撮像部に入射する光の輝度とを比較し、双方の輝度差が所定の閾値以上の場合、『外光に基づくホワイトバランス調整の中止』および/または『外光がホワイトバランス調整に適さない旨の警告』を実施する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
前記撮像部に入射する光を測色するTTL測色部を備え
前記測色演算部は、
前記外光測色部で受光する前記外光の測色結果と、前記撮像部に入射する光の測色結果とを比較し、双方の測色結果の差が所定の閾値以上の場合、『外光に基づくホワイトバランス調整の中止』および/または『外光がホワイトバランス調整に適さない旨の警告』を実施する
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
前記測色演算部は、
前記外光測色部から前記外光の測色結果を複数取得し、前記複数の測色結果の平均値を求め、前記測色結果の平均値に基づいてホワイトバランス調整用の色利得値を求める
ことを特徴とする電子カメラ。
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