JP2004211815A - Resin boot for constant velocity joint, and its manufacturing method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車用のトリポードタイプの等速ジョイント用樹脂ブーツなど、異形外周面を有する部位にも取り付け可能な、熱可塑性樹脂からなるブーツおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば図6に示す自動車等の等速ジョイントをカバーする等速ジョイント用樹脂ブーツは知られている。
図は、上記等速ジョイント用樹脂ブーツを示す図であり、(A)は、樹脂ブーツの縦断面図、(B)は、樹脂ブーツの下面図である。
図において、1は、樹脂ブーツであり、この樹脂ブーツ1は、図における上端側に径小側取付部2を備え、下端側に径大側取付部3を備え、この径小側取付部2と、径大側取付部3を接続する蛇腹部4を備えている。
上記自動車等の等速ジョイント用樹脂ブーツは、円形外周面を有するアウターケースの外周部と、上記アウターケース内に設置される屈曲機構に接続されたシャフト外周部に、それぞれ金属製バンドにて締結することによって取り付けられ、上記屈曲機構の防塵し、また、グリス切れを防止するものである。
上記等速ジョイント用樹脂ブーツ1は、一般に、ブロー成形により形成される(特許文献1、特許文献2参照。)。
【0003】
近年、自動車等の等速ジョイントにおいては、等速ジョイントの軽量コンパクト化を目的として、アウターケースの外周面を異形状としたものがあり、特に、トリポードタイプの等速ジョイントが開発されている。このトリポードタイプの等速ジョイントに取り付けられる樹脂ブーツ(トリポードブーツと呼称される)が開発されている(特許文献3参照。)。
【0004】
上記のような外周異形状を有するアウターケースに対応した樹脂ブーツ、例えば図7に示されるような樹脂ブーツ(トリポードブーツ)は、一般に、図8および以下に説明するような製造方法にて製造される。
図7は、従来のトリポードブーツを示す図であり、(A)は、トリポードブーツの縦断面図、(B)は、トリポードブーツの下面図である。
図において、5は、トリポードブーツであり、このトリポードブーツ5は、図における下端側に外周異形状を有するアウターケースに対応した厚肉部6aを有する径大側取付部6を備えている。
なお、説明を簡略化するため、以下の説明において、先に説明した部位と同様の部位には同じ符号を付すものとする。
図8は、図7に示すトリポードブーツの所謂インジェクションブロー製法による製造工程を簡略に示す、製造工程説明図である。製造方法の説明を目的としているため、その他の機構、例えば成型機の駆動機構や樹脂の射出機構などは省略している。また、これらは図7に示すa−a断面矢視図で説明する。
【0005】
図において、7は、左右方向に2分割された移動可能に形成されたパリソン用割型であり、8は、図示せぬブローノズルを備えたコア金型、9は、溶融させた樹脂をキャビティに注入する注入孔をそなえた注入ノズル、10は、左右方向に2分割移動可能に形成され、内表面に蛇腹部の表面形状を備えたブロー型である。
インジェクションブロー製法による製造工程としては、まず、(A)パリソン成形時のパリソン用割型7、コア金型8によってキャビティ11を形成し、上記注入ノズル9から溶融させた樹脂をキャビティ11に注入して、パリソン12をインジェクション成形して得る。
(B)次に、パリソン用割型7を開いてブロー型10に交換し、蛇腹部に相当するキャビティ13を形成する。
(C)次に、コア金型8に設けられているブローノズルからエアを吹き込んでブロー成形を行い、ブロー型10の内表面を転写して蛇腹部を形成し、(D)取り出し可能な程度まで樹脂を冷却して取り出し、径小側取付部のバリを除去してトリポードブーツ5を得る。
【0006】
【特許文献1】
特開昭56−69127号公報
【特許文献2】
特開昭60−172519号公報
【特許文献3】
欧州特許EP0915264A2号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
外周異形状を有するアウターケースに対応した樹脂ブーツ、例えばトリポードブーツは、一般のブロー成形では、ブロー部分がほぼ均等厚になるため、径大側取付部の厚肉部を成形することが難しいので、上記のインジェクションブロー製法を使用する必要がある。
しかしながら、インジェクションブロー製法は、パリソンを金型で形成するため、一定環境条件下にて連続大量生産する場合には向くが、インジェクション成形される径大側取付部とブロー成形される蛇腹部との境目や、蛇腹部分の肉厚をブロー後に均等に成形できるパリソン用型の寸法条件の決定が難しく、金型を修正しながら、トライアンドエラーを繰り返す必要があり、金型設定までに大変な工数と費用を要するものであった。
さらに、製造時には、常に、温度や湿度、樹脂材料の均一性等の製造環境を一定に保つ必要があり、製造環境維持設備などの環境調整コストが非常にかかるなどの問題があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、異形外周形状を有するアウターケースに適合可能な等速ジョイント用樹脂ブーツでありながら、調整が容易で、重大な環境維持設備や調整コストを必要としない等速ジョイント用樹脂ブーツの提供にある。
また、通常の樹脂ブーツ用ブロー成形装置をほとんど変更することなしに製造可能である、異形外周形状を有するアウターケースに適合可能な等速ジョイント用樹脂ブーツの製造方法の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、異形外周面を有するアウターケースの外周に取り付けられる軸方向一端側の径大側取付部と、上記アウターケース内に設置される屈曲機構に接続されたシャフトに取り付けられる径小側取付部と、上記両取付部間の蛇腹部とからなり、上記径大側取付部は、内周が略円形状の径大側取付基部に、上記アウターケース外周に対応した内周非円形形状を有するグロメットを上記径大側取付基部の内周面に接合して一体となしたこととしたものである。
さらに、請求項2記載の発明は、異形外周面を有するアウターケースの外周に取り付けられる軸方向一端側の径大側取付部と、上記アウターケース内に設置される屈曲機構に接続されたシャフトに取り付けられる径小側取付部と、上記両取付部間の蛇腹部とからなる樹脂ブーツであって、略筒状に押出形成したパリソンの一端部を拡径し、別途、型成形により上記アウターケースの外周に応じた内周面を備えたグロメットを上記拡径されたパリソンの一端部に嵌挿し、上記パリソンを樹脂ブロー成形により、上記径小側取付部、上記蛇腹部、および上記径大側取付部の外形を形成すると同時に、上記グロメットを一体に接合したこととしたものである。
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の構成に加えて、上記グロメットの外周面、および/または、上記径大側取付基部の内周面に係合部を設け、上記径大側取付基部の内周面と、上記グロメットの外周面を接合させて一体となしたこととしたものである。
【0010】
本発明において、径大側取付基部とは、径大側取付部において、グロメットを接合する接合面を有する部位である。
本発明にかかる径大側取付部の内周面に接合するグロメットは、別途型成形するので、径小側取付部、蛇腹部、径大側取付部と異なる材質を使用することができる。これは、等速ジョイント用樹脂ブーツにおいては、屈曲変形に適正な材質を使用するが、グロメットは、アウターケースと径大側取付部を接続し保持すればいいので、蛇腹部のように耐屈曲性は要求されないので、保持性に適する材料や適する硬度を有する材料を使用することができる。
【0011】
また、上記グロメットは、上述のように機能に適する材質を使用することができるが、径大側取付部を構成する樹脂と同質の材質が好ましい。これは、接着剤などを使用しない場合で、特に溶着接合する場合には、相溶性が良いため、より強い接合力が得られるためである。
一般に、等速ジョイント用樹脂ブーツには、エラストマー材が使用され、使用中は弾性変形するので、これに異部材を接合させる場合には、接合部が変形しづらいために応力が集中し、剥がれや割れが生じやすい。ゆえに、接合面を溶かし合わせて溶着接合させた方が剥離が生じにくいので、径大側取付部と同質あるいは同系の材質で、硬度調整したものが好ましいのである。
【0012】
また、グロメットおよび/または径大側取付基部の接合面に係合部を形成すれば、接着剤を使用した場合や、接合面同士が十分に相溶していない場合においては、係合部による係止効果で係止されるため、剥がれが生じづらい。
これは、グロメットと径大側取付部に相溶性の良い材質を使用しなかった場合や、接合時に一方が十分に溶融していない場合、あるいは相溶させるほど強度を必要とされない場合などに適する。
通常、本発明のようにパリソンを使用したブロー成形の場合、パリソンはブロー成形されて形状が固定されるまで、溶融状態か、少なくとも半溶融状態を保つように温度調整されるが、別途成型するグロメットは、あまり加温すると形状崩れを生じるので、あまり加温できず、又は、接合面だけ溶融させることは難しいが、本発明の如く係合部を設けた場合には、少なくともパリソン側の樹脂が係合部に適応して変形するので、硬化後十分な接合力を確保しやすいのである。
【0013】
また、請求項4記載の本発明にかかる製造方法は、異形外周面を有するアウターケースの外周に取り付けられる軸方向一端側の径大側取付部と、上記アウターケース内に設置される屈曲機構に接続されたシャフトに取り付けられる径小側取付部と、上記両取付部間の蛇腹部とからなる樹脂ブーツの製造方法において、上記樹脂ブーツの外形に応じた表面部を備えたキャビティを形成する開閉自在な割型の中心位置に、下端部が開口している筒状のパリソンを保持部材によって保持し、上記径小側取付部の内周側の表面部を外周面に備えた径小側マンドレルを、上記パリソンの上端部に差し込み、上記パリソンの下端部に複数の爪部材を係合して、この爪部材を半径方向へ移動させて、上記パリソンの下端部を拡径し、別途成型されたグロメットを取り付けたホルダを上記下端部が拡径されたパリソン内に移動させ、上記径大側取付部に対応した割型および蛇腹部に対応した割型を閉じて、上記グロメットを径大側取付部の内周部に接合させて、径大側取付部を形成し、次に、上記パリソンの内部に空気を吹き込み、上記割型によって形成されるキャビティの形状に一致させて上記蛇腹部を形成し、取り扱い可能な程度まで冷却したのち、製品を取り出すこととしたものである。
【0014】
また、請求項5記載の本発明にかかる製造方法は、異形外周面を有するアウターケースの外周に取り付けられる軸方向一端側の径大側取付部と、上記アウターケース内に設置される屈曲機構に接続されたシャフトに取り付けられる径小側取付部と、上記両取付部間の蛇腹部とからなる樹脂ブーツの製造方法において、上記樹脂ブーツの外形に応じた表面部を備えたキャビティを形成する開閉自在な割型の中心位置に、下端部が開口している筒状のパリソンを保持部材によって保持し、上記径小側取付部の内周側の表面部を外周面に備えた径小側マンドレルを、上記パリソンの上端部に差し込み、上記パリソンの下端部に複数の爪部材を係合して、この爪部材を半径方向へ移動させて、上記パリソンの下端部を拡径し、
径大側取付基部の内周側の接合面を形成するための表面部を外周面に備えた径大側マンドレルを上記下端部が拡径されたパリソン内に移動させ、上記径大側取付基部に対応した割型を閉じて、径大側取付基部を形成し、次に、上記パリソンの内部に空気を吹き込み、上記割型によって形成されるキャビティの形状に一致させて上記蛇腹部を形成し、上記径大側取付基部に対応した割型を開いて、上記径大側マンドレルを降下させ、次に、別途型成形したグロメットを上記径大側基部に配置し、上記蛇腹部および径大側取付部に対応する割型を閉じて、上記径大側基部とグロメットとを接合して一体となして径大側取付部を形成し、取り扱い可能な程度まで冷却したのち、製品を取り出すこととしたものである。
【0015】
さらに、請求項6記載の本発明にかかる製造方法は、請求項5記載の発明に加えて、上記径大側マンドレルは、径大側基部の内周面を形成する外周面を有する表面部の上方にグロメットホルダを設けてなることとしたものである。
さらに、請求項7記載の本発明にかかる製造方法は、請求項4乃至6記載の発明に加えて、上記グロメットの外周面には、係合用凸部および/または凹部が形成されていることとしたものである。
【0016】
本発明の製造方法においては、径小側マンドレルを保持部材によって保持しているが、この保持部材が径小側取付部に応じた割型を兼ねることができるし、保持するとともに上端部側の開口を閉塞してもよい。
上記径小側取付部、蛇腹部、径大側取付部に応じた割型は、一体とすることもできるし、それぞれ別体として形成し、上下方向に重ねて動作させることもできる。別体として個別に動作させた場合には、径小側取付部を保持したまま、径大側取付部の割型をグロメットの接合に合わせて動作させることができるので、好ましい。
また、本発明にかかる製造方法の工程は、本発明の趣旨の範囲で、時間的にオーバーラップさせて動作させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る等速ジョイント用樹脂ブーツを示す図であり、(A)は、樹脂ブーツの縦断面図、(B)は、樹脂ブーツの下面図であり、図2は、図1に示すグロメットの斜視図である。
また、図3は、図1に示す樹脂ブーツの製造装置の一実施形態を示す概略縦断面図、図4は、上記樹脂ブーツの製造方法の工程を示す概略説明図である。
なお、説明の簡略化のため、従来技術と同様の部位においては、同じ符号を用いるものとする。
【0018】
図において、14は、本発明にかかる樹脂ブーツであり、特にトリポードタイプの等速ジョイントに取り付けられる樹脂ブーツ、即ちトリポードブーツである。このトリポードブーツ14は、下端側に内径が略円形を有した径大側基部15を備え、この径大側基部15の内径には、グロメット16が嵌合接合され、径大側取付部17を形成している。その他の構成は、従来技術と同様である。
上記グロメット16は、上記トリポードブーツ14が取り付けられる異形状外周部を有するアウターケースに適合する形状とされ、別途インジェクション成型などによって、上記径大側基部15と同一素材から形成されている。このグロメット16の形成は、別途、公知の多様な形成方法を採用することができるので、厚肉部16aなどに複雑なくり抜きや貫通孔などの造形部16bを形成することができ、アウターケースへ締結する時に生じやすい締結圧の偏りの緩和やシール性向上のための加工が容易である。また、上記グロメット16の外周面には、上記径大側基部15との係合力を高める目的で、係止部16cが設けられている。
【0019】
ここで、本発明にかかる等速ジョイント用樹脂ブーツの製造方法を適用した製造装置の実施形態を以下に説明する。
図3は、本発明に係る等速ジョイント用樹脂ブーツの製造方法を適用した製造装置の一実施例である。図4は、図3に示す製造装置の動作を説明する概略説明図である。なお、この製造装置は、図1に示した樹脂ブーツ(トリポードブーツ)のb−b断面と同様の断面を示す。
図において、18は、溶融した樹脂を割型の上方から射出する射出ノズルであり、この射出ノズル18は、リング状の口部を有し、内蔵する射出量調整ピンを上下させて、溶融状態で垂下されるパリソン19を、ブロー成形時に、蛇腹部に適合するよう肉厚を調整しながら略筒状に射出する。
上記パリソン19は、一定長さになったときに、保持部材20によって、射出ノズルから切り取られて、開いた割型21の中心位置に配置される。
上記割型21は、トリポードブーツ14の径小側取付部2、蛇腹部4、径大側取付部17を形成するための表面部を備えたキャビティを形成する割型であり、上記パリソン19を軸芯とし、複数に分割されて径方向に移動自在に配置されている。
22は、上記パリソン19の開口された下端部に差し込まれる爪部材であり、この爪部材22は、放射状に複数設置され、駆動部22aにより、径方向に適するタイミングで拡径動作する。23は、ブローピンであり、このブローピン23は、パリソン19の軸芯部位に位置し、駆動機構23aにより上下動可能に設置され、このブローピン23の下部には、グロメット16を取り付け可能なホルダ24が設けられている。
【0020】
図3に示す製造装置の動作を図3および図4(A)〜(D)に示す図を用いて以下に説明する。
本発明にかかる製造方法を適用した製造装置の上部に配置された射出ノズル18より射出されて形成された略円筒状のパリソン19を、保持部材20により、開かれた割型21の軸芯位置に配置し、径小側取付部2の内周面を形成する表面部を有する径小側マンドレル25をパリソン19の上端部に差し込む一方、上記パリソン19の開口している下端部に爪部材22を係合させる(図3)。次に、上記爪部材22を半径方向へ移動させて、上記パリソン19の下端部を拡径させる。上記パリソン19の下側に昇降自在に設置され、別途成形されたグロメット16を上部に載置したホルダ24を下端部が拡径されたパリソン19内に移動させる(A)。このとき、拡径を促し、グロメット16がパリソン19の内側に接触することなしに移動可能な程度に、ブローピン23から適当量のエアを吹き込む。
次に、上記割型21を閉じるとともに、上記パリソン19の上端部は、上記径小側マンドレル25および割型21の上端部によって型締めされ、割型21の下端部の内周面によって、径大側取付部17の外周面が形成されると同時に、上記グロメット16を内周部に接合させて、径大側取付部17を形成される(B)。
次に、上記パリソン19の内部にブローピン23からエアを吹き込み、上記割型21によって形成されるキャビティの形状に一致させて蛇腹部4が形成される(C)。
次に、取り扱い可能な程度まで冷却したのち、上記割型21を開いて、製品を取り出す。そして、上下端部に生じたバリをカットして、トリポードブーツ14を得る(D)。
【0021】
上記製造装置が実現する本発明にかかる製造方法は、拡径されたパリソン19の下端部に別途成型したグロメット16を挿入し、型締めすることによって、溶融または、半溶融状態のパリソン19の径大側取付部の内周に溶融接合させるものである。
したがって、グロメットと径大側取付部を強固に接合することができながら、蛇腹部は通常のブロー成形で形成することが可能であり、径大側取付部の異形状は、別途成形されたグロメットが適用されるので、極端な厚肉部の形成や、厚肉部と蛇腹部(薄肉部)の境界に生じやすい偏りを考慮した無理なブロー成形を行う必要がない。
【0022】
次に、本発明にかかる別の実施例である製造方法を図5を用いて説明する。
図5は、本発明に係る等速ジョイント用樹脂ブーツの製造方法を適用した製造装置の別の実施例の動作を説明する概略説明図である。
図において、26は、ブローピン23の下部に設けられた径大側マンドレルであり、この径大側マンドレル26の外周面には、径大側基部15の内径面に転写する表面を設けている。また、この径大側マンドレル26の上部には、グロメット16を保持するホルダ24が設けられている。27、28は、それぞれ主割型、副割型である。この主割型27は、径小側取付部および蛇腹部の外周形状を転写する内周面を有し、副割型28は、径大側取付部の外周形状を転写する内周面を有するものであり、主割型27と副割型28によって、図1に示す樹脂ブーツ(トリポードブーツ)のキャビティを形成するものである。
また、グロメット16の外表面には、係合部16cを設けており、この係合部16cは、径大側マンドレル26の外周面に設けた係合部に対応している。その他の構成は、図3に示した製造装置と同様である。
【0023】
以下に、上記製造装置の動作を図5(A)〜(D)を用いて説明する。
本発明にかかる製造方法を適用した装置の上部に配置された図示せぬ射出ノズルより射出され形成された略円筒状のパリソン19を、保持部材20により、開かれた主割型27および副割型28の軸芯位置に配置するとともに、径小側取付部2の内周面を形成する表面部を有する径小側マンドレル25をパリソン19の上端部に差し込む一方、上記パリソン19の開口している下端部に爪部材22を係合させる。そして、上記爪部材22を半径方向へ移動させて、上記パリソン19の下端部を拡径し、上記パリソン19の下側に昇降自在に設置され、上記径大側取付基部15の内周側の接合面を形成するための表面部を外周面に備えた径大側マンドレル26を上記下端部が拡径されたパリソン19内に移動させる(A)。このとき、径大側マンドレル26の上部のホルダ24に保持されたグロメット16とパリソン19が接触しないように、ブローピン23から適度に調整したエアを吹き込む。
次に、上記主割型27および副割型28を閉じ、上記パリソン19の上端部を上記径小側マンドレル25と主割型27の上端部によって型締めすると共に、上記径大側マンドレル26の外周面と副割型28の内周面によって、係合部を備えた接合面を有する径大側取付基部15を形成するとともに、ブローピン23よりエアを吹き込んで蛇腹部を形成する(B)。
次に、副割型28を開き、上記径大側マンドレル26を降下させ、上記グロメット16の係合部16cと上記径大側取付基部15の対応する係合部に合致させて、再度、副割型28を閉じる(C)。そして、上記径大側取付基部15とグロメット19とを接合し、一体となして径大側取付部17を形成する(D)。
なお、径大側マンドレル26を引き抜くときに、ブローピン23より適当なエアを吹いて抜き易くするとよい。さらにグロメット16と径大基部の内周面の接合を助けるために、副割型28やブローエアを温度調整することにより、半溶融状態を維持させるとよい。
次に、取り扱い可能な程度まで冷却したのち、製品を取り出す。
そして、上下端部に生じたバリをカットして、トリポードブーツを得る。
【0024】
本実施例においては、径大側マンドレル26の外表面に、グロメット16に設けた係合部16cに対応する表面部を設けているので、この表面部形状が径大側取付基部15の内周面に転写されて係合部が形成され、この径大基部側の係合部に係合部16cが嵌合するので、より強固な接合が可能となる。
【0025】
上記に説明した製造装置が実現する本発明にかかる製造方法らは、溶融または半溶融状態のパリソン19の内周面に、別途成形したグロメット16を接合することによって強固に固着したトリポードブーツを得ることができる。
つまり、パリソンが溶融または半溶融状態であるため、グロメットの外周面と一体となり易く、特に、グロメットの外周に係合部を設けている場合には、溶融または半溶融状態の樹脂が回り込んで強固に結合させることができ、接着剤を必要としないため、好ましい。その場合、グロメットの素材は、樹脂ブーツと同一素材に限定する必要はなく、例えば、硬質樹脂材やゴムなどの異素材としても良いし、グロメットが別途成形できるため、金具を内蔵させることもできる。
なお、本実施例では、グロメットに凸状の係合部を設けたが、これに限定せず、適当な係合組み合わせを採用しても良い。
また、より強固な結合を望む場合には、少なくともグロメットの外周面と径大側基部の内周面を同一の樹脂とし、グロメットの外周面に熱をかけて表面溶融させれば、グロメットの外周面と径大側基部の内周面が一体化するので、より強固な接合が得られる。
【0026】
上記の製造装置は本発明の製造方法を実施した一実施例であり、これに限定されない。
例えば、割型21を径小取付部、蛇腹部、径大側取付部の3つに分割しても良いし、その場合、割型の移動に時間差を設けることができ、さらに、径小側マンドレルの差し込むタイミングを型締めと同時にすることもできる。
また、本実施例においては、ブローピンを下部から差し込む形態としたが、上部にブロー口を設けて、上部から吹き込んでも良いし、上下両方とも使用しても良いことはもちろんである。
また、パリソンの成形のために金型を使用しないので、製造時の製造環境に応じて、成形条件を随時変化させることができるので、製造条件だしが簡単であり、製造環境の為の設備コストを低くすることができ、少量多品種の製造に適するまた、上述した実施例らでは、図示していないが、マンドレルやホルダにヒータを内蔵させたり、ブローエアに温風を用いるなどして、パリソンやグロメットの温度をコントロールすることができる。
また、本実施例らは、トリポードブーツを一例として説明したが、本発明は上記実施例に限定されないことはもちろんであり、自動車分野、あるいはジョイント用ブーツに限定されるものでもない。
【0027】
【発明の効果】
以上、詳細に説明した通り、本発明によれば、異形外周面を有する等速ジョイントのアウターケースに適合するグロメットを別途形成し、ブロー成形により形成した樹脂ブーツと接合して一体としたので、安価なブロー成形により形成した樹脂ブーツであっても異形外周面を有するアウターケースに適合する樹脂ブーツとすることができる。
また、従来より使用されているパリソンを使用したブロー成形機によって製造することができるので、インジェクションブロー成形製法に比べ、製造条件の変更が容易で、環境条件に即時対応可能であるので、特に、少量多品種生産に適する。
また、グロメットを別途成形するので、グロメットに複雑な造形を形成可能であるので、抜け止めや回り止めを目的とする係合部や、シール部や応力逃がしなどの造形を設けることが容易にできる。
さらに、製造工程において、パリソンが溶融または半溶融状態時に、別途形成したグロメットを径大側基部に嵌挿して接合することにより、高い接合強度を得ることができる。
また、製造工程において、パリソンが溶融または半溶融状態時に、径大側基部に係合部を形成すれば、グロメットに形成した係合部と対応させることができるので、強固な物理的接合を形成しやすいなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る等速ジョイント用樹脂ブーツを示す縦断面図および下面図である。
【図2】図1に示すグロメットの斜視図である。
【図3】本発明に係る等速ジョイント用樹脂ブーツの製造方法を適用した製造装置の一実施例の縦断面図である。
【図4】図3に示す製造装置の動作を説明する概略説明図である。
【図5】本発明に係る等速ジョイント用樹脂ブーツの製造方法を適用した製造装置の別の実施例の動作を説明する概略説明図である。
【図6】従来の等速ジョイント用樹脂ブーツを示す縦断面図および下面図である。
【図7】従来のトリポードブーツを示す図である。
【図8】図7に示すトリポードブーツの所謂インジェクションブロー製法による製造工程を簡略に示す、製造工程説明図である。
【符号の説明】
1・・・樹脂ブーツ
2・・・径小側取付部
3、6、17・・・径大側取付部
4・・・蛇腹部
5、14・・・トリポードブーツ
6a、16a・・・厚肉部
7・・・パリソン用割型
8・・・コア金型
9・・・注入ノズル
10・・・ブロー型
11、13・・・キャビティ
12・・・パリソン
13・・・キャビティ
15・・・径大側基部
16・・・グロメット
16b・・・造形部
16c・・・係止部
18・・・射出ノズル
19・・・パリソン
20・・・保持部材
21・・・割型
22・・・爪部材
22a・・・駆動部
23・・・ブローピン
23a・・・駆動機構
24・・・ホルダ
25・・・径小側マンドレル
26・・・径大側マンドレル
27・・・主割型
28・・・副割型[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a boot made of a thermoplastic resin that can be attached to a portion having an irregular outer peripheral surface, such as a tripod type constant velocity joint resin boot for an automobile, and a method of manufacturing the boot.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a resin boot for a constant velocity joint for covering a constant velocity joint of an automobile or the like shown in FIG. 6 has been known.
FIG. 1 is a view showing the resin boot for a constant velocity joint, in which (A) is a longitudinal sectional view of the resin boot and (B) is a bottom view of the resin boot.
In the drawing,
The above-mentioned resin boots for constant velocity joints of automobiles and the like are fastened to the outer peripheral portion of an outer case having a circular outer peripheral surface and the outer peripheral portion of a shaft connected to a bending mechanism installed in the outer case with metal bands. By doing so, the bending mechanism prevents dust and prevents the grease from running out.
The
[0003]
2. Description of the Related Art In recent years, constant velocity joints for automobiles and the like include those in which the outer peripheral surface of an outer case has a different shape in order to reduce the weight and size of the constant velocity joint. In particular, a tripod type constant velocity joint has been developed. A resin boot (referred to as a tripod boot) attached to this tripod-type constant velocity joint has been developed (see Patent Document 3).
[0004]
A resin boot corresponding to the outer case having the outer peripheral irregular shape as described above, for example, a resin boot (tripod boot) as shown in FIG. 7 is generally manufactured by a manufacturing method as shown in FIG. 8 and described below. You.
7A and 7B are views showing a conventional tripod boot, in which FIG. 7A is a longitudinal sectional view of the tripod boot, and FIG. 7B is a bottom view of the tripod boot.
In the drawing,
To simplify the description, in the following description, the same parts as those described above are denoted by the same reference numerals.
FIG. 8 is an explanatory diagram of the manufacturing process, schematically showing the manufacturing process of the tripod boot shown in FIG. 7 by the so-called injection blow manufacturing method. For the purpose of explaining the manufacturing method, other mechanisms, such as a driving mechanism of a molding machine and a resin injection mechanism, are omitted. These will be described with reference to the cross-sectional view taken along the line aa shown in FIG.
[0005]
In the figure, reference numeral 7 denotes a movable parison split mold divided into two in the left-right direction, 8 denotes a core mold having a blow nozzle (not shown), and 9 denotes a cavity formed by melting a molten resin. The
As a manufacturing process by the injection blow manufacturing method, first, (A) a
(B) Next, the parison split mold 7 is opened and replaced with a
(C) Next, air is blown from a blow nozzle provided in the
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-56-69127
[Patent Document 2]
JP-A-60-172519
[Patent Document 3]
EP 0 915 264 A2
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Resin boots, such as tripod boots, corresponding to the outer case having an outer peripheral irregular shape have a substantially uniform thickness at the blow portion in general blow molding, so it is difficult to mold the thick portion of the large-diameter mounting portion. It is necessary to use the injection blow method described above.
However, the injection blow manufacturing method is suitable for continuous mass production under constant environmental conditions because the parison is formed in a mold, but is suitable for the large-diameter side mounting portion to be injection-molded and the bellows portion to be blow-molded. It is difficult to determine the dimensional conditions of the parison mold that can uniformly mold the boundary and bellows wall thickness after blowing, and it is necessary to repeat the trial and error while correcting the mold, which requires a lot of man-hours to set the mold And it was expensive.
Further, at the time of manufacturing, it is necessary to constantly maintain a manufacturing environment such as temperature, humidity, and uniformity of the resin material, and there is a problem that the cost of environmental adjustment such as manufacturing environment maintenance equipment is extremely high.
[0008]
Therefore, an object of the present invention is to provide a resin boot for a constant velocity joint which can be adapted to an outer case having an irregular outer shape, but which is easy to adjust, and which does not require significant environmental maintenance equipment and adjustment costs. It is in providing resin boots.
Another object of the present invention is to provide a method for manufacturing a resin boot for a constant velocity joint, which can be manufactured with almost no modification to a general resin blow molding apparatus for a resin boot and is adaptable to an outer case having an irregular outer shape.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an invention according to
Further, the invention according to
Further, in the invention according to
[0010]
In the present invention, the large-diameter mounting base is a portion of the large-diameter mounting portion that has a joining surface for joining the grommet.
Since the grommet to be joined to the inner peripheral surface of the large-diameter mounting portion according to the present invention is separately molded, a material different from the small-diameter mounting portion, the bellows portion, and the large-diameter mounting portion can be used. This is because in the resin boot for constant velocity joints, a material suitable for bending deformation is used, but since the grommet only needs to connect and hold the outer case and the large-diameter mounting part, it is flexible like a bellows part. Since properties are not required, a material suitable for holding properties or a material having suitable hardness can be used.
[0011]
The grommet can be made of a material suitable for the function as described above, but is preferably made of the same material as the resin constituting the large-diameter mounting portion. This is because, in the case where an adhesive or the like is not used, particularly in the case of welding and joining, since compatibility is good, a stronger joining force can be obtained.
Generally, elastomeric materials are used for resin boots for constant velocity joints, and they are elastically deformed during use.When joining different members to this, stress concentrates because the joints are difficult to deform, and peels off. And cracks are likely to occur. Therefore, it is more difficult to cause peeling when the joining surfaces are melted and joined by welding, so that a material having the same or similar material as that of the large-diameter-side mounting portion and having hardness adjusted is preferable.
[0012]
Further, if an engaging portion is formed on the joint surface of the grommet and / or the large-diameter side mounting base, the adhesive portion is used when an adhesive is used or when the joining surfaces are not sufficiently compatible with each other. Since it is locked by the locking effect, peeling is unlikely to occur.
This is suitable when a material with good compatibility is not used for the grommet and the large-diameter mounting portion, when one is not sufficiently melted at the time of joining, or when the strength is not required to be compatible. .
Usually, in the case of blow molding using a parison as in the present invention, the parison is temperature-controlled so as to maintain a molten state or at least a semi-molten state until the parison is blow-molded and the shape is fixed, but is separately molded. Since the grommet loses its shape when heated too much, it cannot be heated much, or it is difficult to melt only the joining surface.However, when the engaging portion is provided as in the present invention, at least the parison side resin Is deformed in accordance with the engaging portion, so that it is easy to secure a sufficient joining force after curing.
[0013]
Further, the manufacturing method according to the present invention as set forth in
[0014]
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a manufacturing method according to the first aspect, wherein the large-diameter mounting portion at one axial end mounted on the outer periphery of the outer case having the irregular outer peripheral surface and the bending mechanism installed in the outer case. In a method for manufacturing a resin boot including a small-diameter side mounting portion mounted on a connected shaft and a bellows portion between the mounting portions, an opening and closing forming a cavity having a surface portion corresponding to the outer shape of the resin boot A small-diameter mandrel having a cylindrical parison having a lower end portion opened at a center position of a freely split mold by a holding member and having an inner peripheral surface of the small-diameter mounting portion on an outer peripheral surface. Is inserted into the upper end of the parison, a plurality of pawl members are engaged with the lower end of the parison, and the pawl members are moved in the radial direction to expand the lower end of the parison.
A large-diameter mandrel having a surface portion on an outer peripheral surface for forming a joint surface on an inner peripheral side of the large-diameter mounting base is moved into the parison whose lower end is enlarged, and the large-diameter mounting base is moved. Close the split mold corresponding to to form the large-diameter side mounting base, then blow air into the inside of the parison, and form the bellows part according to the shape of the cavity formed by the split mold. Opening the split mold corresponding to the large-diameter side mounting base, lowering the large-diameter mandrel, and then placing a separately molded grommet on the large-diameter side base, the bellows and the large-diameter side Close the split mold corresponding to the mounting part, join the large diameter base and grommet together to form a large diameter mounting part, cool to the extent that it can be handled, and take out the product. It was done.
[0015]
Furthermore, in the manufacturing method according to the present invention described in
Further, in the manufacturing method according to the present invention described in claim 7, in addition to the invention described in
[0016]
In the manufacturing method of the present invention, the small-diameter side mandrel is held by the holding member, but this holding member can also serve as a split mold corresponding to the small-diameter side mounting portion, and holds and holds the upper end side. The opening may be closed.
The split dies corresponding to the small-diameter side mounting portion, the bellows portion, and the large-diameter side mounting portion can be integrally formed, or can be formed as separate bodies, and can be operated by being vertically overlapped. It is preferable to operate separately as a separate body, since the split mold of the large-diameter mounting portion can be operated according to the joining of the grommet while holding the small-diameter mounting portion.
Further, the steps of the manufacturing method according to the present invention can be operated while overlapping temporally within the scope of the present invention.
[0017]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1A and 1B are views showing a resin boot for a constant velocity joint according to the present invention, wherein FIG. 1A is a longitudinal sectional view of the resin boot, FIG. 1B is a bottom view of the resin boot, and FIG. It is a perspective view of the grommet shown in FIG.
FIG. 3 is a schematic longitudinal sectional view showing an embodiment of the resin boot manufacturing apparatus shown in FIG. 1, and FIG. 4 is a schematic explanatory view showing steps of the resin boot manufacturing method.
For the sake of simplicity, the same reference numerals will be used for the same parts as in the related art.
[0018]
In the figure,
The
[0019]
Here, an embodiment of a manufacturing apparatus to which the method for manufacturing a resin boot for a constant velocity joint according to the present invention is applied will be described below.
FIG. 3 shows an embodiment of a manufacturing apparatus to which the method for manufacturing a resin boot for a constant velocity joint according to the present invention is applied. FIG. 4 is a schematic explanatory view for explaining the operation of the manufacturing apparatus shown in FIG. This manufacturing apparatus shows a cross section similar to the bb cross section of the resin boot (tripod boot) shown in FIG.
In the drawing, reference numeral 18 denotes an injection nozzle for injecting the molten resin from above the split mold. The injection nozzle 18 has a ring-shaped opening, and the built-in injection amount adjustment pin is moved up and down to melt the resin. During the blow molding, the
When the
The split mold 21 is a split mold that forms a cavity having a surface portion for forming the small-
[0020]
The operation of the manufacturing apparatus shown in FIG. 3 will be described below with reference to FIGS. 3 and 4A to 4D.
An approximately
Next, the split mold 21 is closed, and the upper end of the
Next, air is blown from the
Next, after cooling to the extent that it can be handled, the split mold 21 is opened and the product is taken out. Then, burrs generated at the upper and lower ends are cut to obtain a tripod boot 14 (D).
[0021]
The manufacturing method according to the present invention realized by the manufacturing apparatus described above includes inserting a separately molded
Therefore, while the grommet and the large-diameter side mounting portion can be firmly joined, the bellows portion can be formed by normal blow molding, and the irregular shape of the large-diameter side mounting portion is different from the separately formed grommet. Is applied, it is not necessary to form an extremely thick portion or to perform unreasonable blow molding in consideration of a bias that tends to occur at the boundary between the thick portion and the bellows portion (thin portion).
[0022]
Next, a manufacturing method according to another embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
FIG. 5 is a schematic explanatory view illustrating the operation of another embodiment of the manufacturing apparatus to which the method for manufacturing a resin boot for a constant velocity joint according to the present invention is applied.
In the figure,
An engaging portion 16c is provided on the outer surface of the
[0023]
Hereinafter, the operation of the manufacturing apparatus will be described with reference to FIGS.
The substantially
Next, the
Next, the split mold 28 is opened, the large-
When the large
Next, the product is taken out after cooling to the extent that it can be handled.
Then, burrs generated at the upper and lower ends are cut to obtain tripod boots.
[0024]
In the present embodiment, since a surface portion corresponding to the engaging portion 16c provided on the
[0025]
The manufacturing method according to the present invention realized by the manufacturing apparatus described above obtains a tripod boot firmly fixed by joining a separately molded
That is, since the parison is in a molten or semi-molten state, it is easy to be integrated with the outer peripheral surface of the grommet, especially when the grommet is provided with an engaging portion on the outer periphery, the molten or semi-molten resin wraps around. This is preferable because it can be firmly bonded and does not require an adhesive. In that case, the material of the grommet does not need to be limited to the same material as the resin boot, for example, it may be a different material such as a hard resin material or rubber, or since the grommet can be separately molded, a metal fitting can be built in. .
In this embodiment, the grommet is provided with the convex engaging portion. However, the present invention is not limited to this, and an appropriate engaging combination may be adopted.
Also, when a stronger connection is desired, at least the outer peripheral surface of the grommet and the inner peripheral surface of the large-diameter base portion are made of the same resin, and heat is applied to the outer peripheral surface of the grommet to melt the surface. Since the surface and the inner peripheral surface of the large-diameter side base are integrated, stronger bonding can be obtained.
[0026]
The above-described manufacturing apparatus is an example in which the manufacturing method of the present invention is implemented, and the present invention is not limited to this.
For example, the split mold 21 may be divided into three parts, a small-diameter mounting part, a bellows part, and a large-diameter mounting part. In this case, a time difference can be provided for the movement of the split die, The mandrel can be inserted at the same time as the mold is closed.
In this embodiment, the blow pin is inserted from the lower part. However, a blow port may be provided at the upper part and blown from the upper part, or both the upper and lower parts may be used.
In addition, since a mold is not used for molding the parison, the molding conditions can be changed at any time according to the production environment during production, so the production conditions are simple and the equipment cost for the production environment is simple. In addition, although not shown in the above-described embodiments, the heater is built in the mandrel and holder, or the parison is formed by using warm air for blow air. And the temperature of the grommet can be controlled.
In addition, although the present embodiment has been described by taking the tripod boot as an example, it is needless to say that the present invention is not limited to the above-described embodiment and is not limited to the automobile field or the joint boot.
[0027]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, a grommet that fits an outer case of a constant velocity joint having a deformed outer peripheral surface is separately formed, and is integrally formed by joining with a resin boot formed by blow molding. Even if the resin boot is formed by inexpensive blow molding, the resin boot can be adapted to an outer case having an irregular outer peripheral surface.
In addition, since it can be manufactured by a blow molding machine using a conventionally used parison, the manufacturing conditions can be easily changed compared to the injection blow molding method, and it is possible to immediately respond to environmental conditions. Suitable for small lot multi-product production.
In addition, since the grommet is separately molded, a complicated shape can be formed on the grommet. Therefore, it is possible to easily provide an engagement portion for retaining and preventing rotation, a seal portion, a stress relief, and the like. .
Furthermore, in the manufacturing process, when the parison is in a molten or semi-molten state, a separately formed grommet is inserted into the large-diameter side base portion and joined, whereby high joining strength can be obtained.
Also, in the manufacturing process, when the parison is in a molten or semi-molten state, if the engaging portion is formed on the large-diameter side base, it can correspond to the engaging portion formed on the grommet, so that a strong physical bond is formed. There are effects such as easy to do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a vertical sectional view and a bottom view showing a resin boot for a constant velocity joint according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the grommet shown in FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of one embodiment of a manufacturing apparatus to which the method for manufacturing a resin boot for a constant velocity joint according to the present invention is applied.
FIG. 4 is a schematic explanatory view illustrating the operation of the manufacturing apparatus shown in FIG.
FIG. 5 is a schematic explanatory view illustrating the operation of another embodiment of the manufacturing apparatus to which the method for manufacturing a resin boot for a constant velocity joint according to the present invention is applied.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view and a bottom view showing a conventional resin boot for a constant velocity joint.
FIG. 7 is a view showing a conventional tripod boot.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a manufacturing process, schematically showing a manufacturing process of the tripod boot shown in FIG. 7 by a so-called injection blow manufacturing method.
[Explanation of symbols]
1 ... resin boots
2 ... Small diameter side mounting part
3, 6, 17 ... large diameter side mounting part
4 ... bellows
5, 14 ... tripod boots
6a, 16a thick part
7 ・ ・ ・ Split type for parison
8 Core mold
9 ・ ・ ・ Injection nozzle
10 ・ ・ ・ Blow type
11, 13 ... cavity
12 ・ ・ ・ Parison
13 ... cavity
15 Large-diameter base
16 ・ ・ ・ Grommet
16b ・ ・ ・ Modeling part
16c ... locking part
18 ・ ・ ・ Injection nozzle
19 ・ ・ ・ Parison
20 holding member
21 ・ ・ ・ Split mold
22 ... claw member
22a ... Drive section
23 ・ ・ ・ Blow pin
23a: Drive mechanism
24 ・ ・ ・ Holder
25 ・ ・ ・ Small diameter mandrel
26 ... Large-diameter mandrel
27 ・ ・ ・ Main split type
28 ・ ・ ・ Split type
Claims (7)
上記径大側取付部は、内周が略円形状の径大側取付基部に、内周が上記アウターケース外周に対応した非円形形状を有するグロメットを上記径大側取付基部の内周面に接合して一体となしたことを特徴とする等速ジョイント用樹脂ブーツ。A large-diameter mounting portion at one axial end attached to the outer periphery of the outer case having a deformed outer peripheral surface; a small-diameter mounting portion attached to a shaft connected to a bending mechanism installed in the outer case; It consists of a bellows part between both mounting parts,
The large-diameter mounting portion has a grommet having a non-circular shape whose inner periphery corresponds to the outer case outer periphery on the inner peripheral surface of the large-diameter mounting base. Resin boots for constant velocity joints, which are joined and integrated.
略筒状に押出形成したパリソンの一端部を拡径し、
別途、型成形により上記アウターケースの外周に応じた内周面を備えたグロメットを上記拡径されたパリソンの一端部に嵌挿し、
上記パリソンを樹脂ブロー成形により、上記径小側取付部、上記蛇腹部、および上記径大側取付部の外形を形成すると同時に、上記グロメットを一体に接合したことを特徴とする等速ジョイント用樹脂ブーツ。A large-diameter mounting portion at one axial end attached to the outer periphery of the outer case having a deformed outer peripheral surface; a small-diameter mounting portion attached to a shaft connected to a bending mechanism installed in the outer case; A resin boot comprising a bellows portion between both mounting portions,
Expanding one end of the parison extruded into a substantially cylindrical shape,
Separately, a grommet having an inner peripheral surface corresponding to the outer periphery of the outer case is inserted into one end of the expanded parison by molding,
A resin for a constant velocity joint, wherein the parison is formed by resin blow molding to form outer shapes of the small-diameter mounting portion, the bellows portion, and the large-diameter mounting portion, and the grommet is integrally joined. boots.
上記樹脂ブーツの外形に応じた表面部を備えたキャビティを形成する開閉自在な割型の中心位置に、下端部が開口している筒状のパリソンを保持部材によって保持し、
上記径小側取付部の内周側の表面部を外周面に備えた径小側マンドレルを、上記パリソンの上端部に差し込み、
上記パリソンの下端部に複数の爪部材を係合して、この爪部材を半径方向へ移動させて、上記パリソンの下端部を拡径し、
別途成型されたグロメットを取り付けたホルダを上記下端部が拡径されたパリソン内に移動させ、
上記径大側取付部に対応した割型および蛇腹部に対応した割型を閉じて、上記グロメットを径大側取付部の内周部に接合させて、径大側取付部を形成し、
次に、上記パリソンの内部に空気を吹き込み、上記割型によって形成されるキャビティの形状に一致させて上記蛇腹部を形成し、
取り扱い可能な程度まで冷却したのち、製品を取り出すことを特徴とする等速ジョイント用樹脂ブーツの製造方法。A large-diameter mounting portion at one axial end attached to the outer periphery of the outer case having a deformed outer peripheral surface; a small-diameter mounting portion attached to a shaft connected to a bending mechanism installed in the outer case; In a method for manufacturing a resin boot comprising a bellows portion between both mounting portions,
At the center position of an openable / closable split mold forming a cavity having a surface portion corresponding to the outer shape of the resin boot, a cylindrical parison having a lower end portion opened is held by a holding member,
Insert the small-diameter mandrel provided with the inner peripheral surface of the small-diameter mounting portion on the outer peripheral surface into the upper end of the parison,
A plurality of pawl members are engaged with the lower end of the parison, and the pawl members are moved in the radial direction to expand the lower end of the parison,
Move the holder with the separately molded grommet into the parison where the lower end is enlarged,
Close the split mold corresponding to the large-diameter mounting portion and the split mold corresponding to the bellows portion, and join the grommet to the inner peripheral portion of the large-diameter mounting portion to form a large-diameter mounting portion,
Next, air is blown into the parison to form the bellows in accordance with the shape of the cavity formed by the split mold,
A method for manufacturing a resin boot for a constant velocity joint, comprising taking out a product after cooling to a manageable degree.
上記樹脂ブーツの外形に応じた表面部を備えたキャビティを形成する開閉自在な割型の中心位置に、下端部が開口している筒状のパリソンを保持部材によって保持し、
上記径小側取付部の内周側の表面部を外周面に備えた径小側マンドレルを、上記パリソンの上端部に差し込み、
上記パリソンの下端部に複数の爪部材を係合して、この爪部材を半径方向へ移動させて、上記パリソンの下端部を拡径し、
径大側取付基部の内周側の接合面を形成するための表面部を外周面に備えた径大側マンドレルを上記下端部が拡径されたパリソン内に移動させ、
上記径大側取付基部に対応した割型を閉じて、径大側取付基部を形成し、
次に、上記パリソンの内部に空気を吹き込み、上記割型によって形成されるキャビティの形状に一致させて上記蛇腹部を形成し、
上記径大側取付基部に対応した割型を開いて、上記径大側マンドレルを降下させ、
次に、別途型成形したグロメットを上記径大側基部に配置し、
上記蛇腹部および径大側取付部に対応する割型を閉じて、上記径大側基部とグロメットとを接合して一体となして径大側取付部を形成し、
取り扱い可能な程度まで冷却したのち、製品を取り出すことを特徴とする等速ジョイント用樹脂ブーツの製造方法。A large-diameter mounting portion at one axial end attached to the outer periphery of the outer case having a deformed outer peripheral surface; a small-diameter mounting portion attached to a shaft connected to a bending mechanism installed in the outer case; In a method for manufacturing a resin boot comprising a bellows portion between both mounting portions,
At the center position of an openable / closable split mold forming a cavity having a surface portion corresponding to the outer shape of the resin boot, a cylindrical parison having a lower end portion opened is held by a holding member,
Insert the small-diameter mandrel provided with the inner peripheral surface of the small-diameter mounting portion on the outer peripheral surface into the upper end of the parison,
A plurality of pawl members are engaged with the lower end of the parison, and the pawl members are moved in the radial direction to expand the lower end of the parison,
Move the large-diameter mandrel provided with a surface portion on the outer peripheral surface to form a joining surface on the inner peripheral side of the large-diameter mounting base into the parison where the lower end is enlarged,
Close the split mold corresponding to the large-diameter mounting base to form a large-diameter mounting base,
Next, air is blown into the parison to form the bellows in accordance with the shape of the cavity formed by the split mold,
Open the split mold corresponding to the large diameter side mounting base, lower the large diameter side mandrel,
Next, a separately molded grommet is arranged on the large diameter side base,
Closing the split mold corresponding to the bellows portion and the large-diameter mounting portion, forming the large-diameter mounting portion by joining the large-diameter base portion and the grommet together to form a large-diameter mounting portion,
A method for manufacturing a resin boot for a constant velocity joint, comprising taking out a product after cooling to a manageable degree.
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